1 :
名無し募集中。。。:
田中が俺の髪がウザイというので切ってもらう事にした。
後頭部から亀井と道重の「あ!」っていう声と田中の「シッ!」って声が聞こえた
2 :
名無し募集中。。。:04/11/06 23:32:18
はいはい
3 :
名無し募集中。。。:04/11/06 23:32:22
不細工矢口氏ね!
4 :
名無し募集中。。。:04/11/06 23:33:07
川VvV)<名スレの予感
5 :
名無し募集中。。。:04/11/06 23:40:01
日曜日の朝、久しぶりに遅くまで寝ていたら、ドサッと藤本が布団の上にいきなり乗っかってきた。
「おーい、いつまで寝てるんだよ!」
「…日曜くらいゆっくり寝かせてくれよ」
「あっそ…じゃあね」
あまりに素直に去っていったのに拍子抜けしたが、これでゆっくり寝られる。
一時間後、起きてきた自分が居間のテーブルの上で見たのは冷めた味噌汁だった。
ごめんね。
6 :
名無し募集中。。。:04/11/06 23:41:30
(・∀・)イイヨイイヨー
7 :
名無し募集中。。。:04/11/06 23:58:53
部屋で本を読んでいると少し尿意を覚えた。
階段を降りてトイレに行くと誰かが入っている。
藤本は居間に居るし、田中、亀井はまだ帰ってきていない。
どうやら道重のようだ。
ドアの前で待つこと数分、案の定ドアを開けて出てきた道重は、俺の顔を見るなり
「あの…私のすぐ後に入るのやめてください…」
!!
「いや、でも」
「とにかくダメ〜!」
…どうやら変に誤解されたようだ。
そうだよね、女の子だもんね、などと自分を納得させつつ渋々部屋に戻る。
仕方なく少し時間をあけて入ることにした。
我慢がほぼ限界寸前の三十分後、再びトイレに行くとまた誰かが入っている。
勘弁してくれよ、と内心叫んでいた俺を、出てきた藤本は俺の顔を見るなり
「変態!」
ビンタ一撃。
でもなんとか漏らさずには済んだ。
8 :
名無し募集中。。。:04/11/07 00:24:18
11月に入るなり、亀井はすぐに押し入れからコタツを出してきた。
お茶とみかんとせんべいと、そしてコタツがあれば彼女曰く「ちゃいこー」なのだそうだ。
今日も猫背でヌクヌクと和んでいる亀井の姿を見て
「私っておばあちゃんっぽいですか?」
コタツをウキウキしながら出していた彼女に、そう聞かれた去年の冬を思い出す。
冬もすぐ差し迫ったある日、俺が夜遅くに家に帰ると、四人は仲良くコタツで寝ていた。
コタツの上に残されたミカンの皮とせんべいの袋の量が、四人が俺の帰りを待っていた時間を寂しく物語る。
ごめんと思いつつも四人の寝顔を見て、少し幸せな気分になる単純な俺。
「こんなところで寝ると風邪ひくよ」
道重と田中はすぐ起きて、俺におかえりなさいと一言言って部屋へと帰っていった。
亀井はコタツへ全身を埋め、亀みたいに寝ている。
仕方なく無理矢理起こすと、亀井は少し悲しそうな目で俺を見つめた。
「ずっと待ってたんですよぉ〜…」
その悲しそうな目は、むしろ『ちゃいこー』の時を俺に奪われたことに抗議してるように思われた。
さて、残った猛獣の寝起きの悪さに、俺がその後小一時間辟易されたのは言うまでもない。
9 :
名無し募集中。。。:04/11/07 00:57:08
俺が家路に就こうとした時、携帯電話がメールが着たことを知らせる。
「家のトイレットペーパーが切れたので帰り道買ってくるように。忘れたら晩メシ抜き!by MIKI」
彼女は何故か自分でトイレットペーパーを買おうとしない。
…羞恥心?
そんなもん石川梨華以外誰でもするもんだブツブツ…などと独り言を呟いてはみたものの、なにより空腹の俺は彼女の命令に従うほかなかった。
家の近くの薬局で買って帰ると、藤本は
「よく忘れないで買ってきたじゃん」
などと俺に言う。
「だってメシ抜きにするなんて脅すしさ」
「偉い偉い、誉めてつかわすぞ」
(…お前は白百合つぼみかコラ)
「で、何で自分で買わないのさ?」
「いいじゃん、別に」
「そういえばお前日頃からティッシュもいつも大量に使うよな、人に買わせるのにさ」
「…だって」
それ以上突っ込むのは野暮と考えた俺は、何か藤本にイタズラできないものか考えながら夕食を平らげた。
日付が変わろうとする頃、藤本はコタツで寝ていた。今日は早くに三人が寝たから独占状態だ。
いつもみたいに寝起きが悪く悪態をつかれるのも嫌だな、風邪ひかないように掛け布団でも持ってきてやるかなと思った瞬間、ひらめいた。
次の日の朝、体中にグルグルとトイレットペーパーを巻いたミイラ人間みたいな
格好をしてコタツで寝ていた藤本の姿を見て、三人は大爆笑している。
日頃からあの格好で暮らしていれば、温かいだろうし、なによりペーパーに困らない。
俺の心の篭もったイタズラ作戦は大成功だ。
10 :
名無し募集中。。。:04/11/07 01:37:30
今夜は焼肉だ。
道重との買い物から帰ると、藤本が待ってましたと言わんばかりに食材を持っていってしまった。
藤本、こいつは鍋奉行ならぬ焼肉奉行である。
肉の焼き方、野菜の焼き方、タレなど、全てに細かく指示をだしてくる。
さすが「焼肉大好き」を公言し、親戚に焼肉屋を持つこの女はひと味違う。
テキパキと手際よく肉を焼いていく姿を見て、さすがと感心した。
しかしそれに真っ向から楯突く者もいる。
田中だ。
「美貴ネェ自分ばっかり肉食べてズルかよ!」
「博多じゃそんな食べ方知らんばい!」
「こんな甘口のタレじゃ美味しくなかと!」
しまいには
「れいなが焼くとね!」
焼肉奉行へ挑戦状を叩きつけた。
俺は福岡ってそんな焼肉が盛んなところだっけ?などと思っていたが、どうやら田中も焼肉に関しては一言あるようだ。
普段は仲がよい二人だが、このときばかりは自分の主張を譲らなかった。
壮絶な焼肉バトルのスタートである。
二人はよく喋り、よく焼き、よく食べた。
あれほど買ってきた肉がどんどん無くなっていく。
残った三人は、なすすべなくひっそりと野菜を突っついていた。
11 :
名無し募集中。。。:04/11/07 01:37:52
しかし決着は思いの外早くやってきた。
藤本は
「ペースを考えずに食べ過ぎた」
と言い満腹でダウン。
田中は
「肉が少し生だったとね…」
と具合が悪くなりこちらもダウン。
そうして二人が席を一端離れようとしたとき、道重が俺の方を向いてニヤッと笑った。
…そう、実は肉はまだ残っているのだ。
道重は一枚数千円の大きな高級サーロインステーキを冷蔵庫から出してきた。
二人で買い物に行き、これを最後五人で分けて食べようと相談して買ったものだ。
「二人はもうごちそうさましたんですよね〜」
道重が嬉々として二人に言った。
その時の二人の唖然、憮然とした顔と言ったら、正にカメラに残しておくべきだった。
五人で分けるはずだったステーキは、結局三人で美味しく頂きました。
12 :
名無し募集中。。。:04/11/07 06:12:19
保全
13 :
名無し募集中。。。:04/11/07 08:18:13
何気に今回も面白い作品が出来てるじゃん
14 :
名無し募集中。。。:04/11/07 10:05:13
空っ風が落ち葉を鳴らす秋の家路、日が暮れるのが早くなったな、などと
思っていると、俺の少し前の方を道重が歩いていることに気がついた。
声を掛けて一緒に帰ろうとも思ったが、いい機会だからと、俺は道重を少し観察してみることにした。
歩くペースとしては少し早い方か。こちらも遅れじとヒタヒタと歩いていく。
道重は時々、立ち止まっては常に持ち歩いている鏡をのぞき込んでいる。
常に自分の顔かたちを気にしているところが、いかにも年頃の女の子らしい。
「自分が一番可愛い」
「自分の可愛すぎるところが嫌い」
と公言する彼女。
以前は単なるナルシストなのかと思っていたが、最近は俺も日に日に道重が
大人の女性になっていくのが肌で感じられるようになった。
「とぉっ!!」
「うげっ!」
次の瞬間、背後に激痛が走った。
一体何が起こったのかわからなかった。
思わず声が漏れたが、どうやら誰かに背中を膝蹴りされたようだ。
犯人は藤本だった。
思わずあげた俺の声で、少し先を歩いていた道重が後ろを歩いていた俺たちに気がついた。
15 :
名無し募集中。。。:04/11/07 10:05:34
道重は道を引き返して、俺たちのところへやってきた。
苦笑いする俺と藤本。
「ずっと…後をつけてたんですか?」
「…俺は少し前からね」
「ストーカーか変質者かと思って鏡で後ろを見ながら警戒してました」
そうだったのだ。度々鏡をのぞき込んでいたのは、背後を警戒していたからだったのだ。
ニヤリと俺の方を見る藤本、苦笑するしかない俺。
「でも安心しました。三人で帰りましょ。」
道重のその一言に救われた気がした。
「道重ちゃんに何か変なことするつもりだったんでしょ?」
「お前も母親に膝蹴りされてたからって、いきなり道ばたで俺にすることねぇじゃねぇかよ」
そんな会話をしながら、三人で仲良く帰ると、田中と亀井は既に家で待っていた。
キッチンから香るシチューの匂いに、もうそんな季節かと時間の経つ早さを感じた。
時が止まればいい、俺はそんな風に思った。
17 :
名無し募集中。。。 :04/11/07 10:22:45
このスレを読んでいるときの幸せな気分はなんだろう
19 :
名無し募集中。。。:04/11/07 11:07:35
過去スレを見て自分の才能の無さを痛感した…
つまらんものを読ませてスマソ
遅筆だけど、オリジナリティを織り込んでいけるようにがんばります
>>19 全作の中で背景描写とか心理描写とか一番小説っぽく丁寧に書けてると思うよ、がんがれ!
21 :
名無し募集中。。。:04/11/07 12:13:11
面白いよー
保守
>>19さん
ほんと描写がうまいと思いますよ〜
ネタ書く大変さはわかっているつもりですが
まあスレがあれば書く人も居るだろうと思います(多くは無くとも)
お互いがんばりましょ〜
今日の夜また頑張って書きますんで、遅筆ですが気長に待ってくださいな
二つボツにしました
今晩練り直します
あんまり根詰めないのと、「良いのができたら書こう」ぐらいで良いと思いますよ
一時期凄い勢いで書いてたこと有りましたが、今は滅多に思いつきませぬ・・・
ほ
ちょっと今までとは違った感じでいいかも
ほ
ぺ
今年はひどく夏が暑かったせいか、11月に入ってから、特に夜になるとひどく寒く感じる。
自然と、朝夕はコタツにあたる機会が多くなった。
最近の亀井はとても幸せそうだ。コタツにあたっている姿を見ると、まったり、という言葉がよく似合う。
近頃、道重田中藤本の三人が欠かさずに見るようになった番組がある。
天気予報だ。
今日も三人の視線はふるさとの天気を気にしている。
道重と田中の視線の先はほぼ一緒。山口と福岡は海を挟むが隣接している。
道重が言うには、天気予報とは理不尽なもの、なのだそうだ。
確かに、全国ニュースで福岡の天気は報じても山口の天気を報じる機会はあまり無い。隣接する福岡や広島の天気から想像することは容易だが。
「明日も晴れやね」
そう言うと田中は満足気に席を立った。
残された道重の視線は田中の背中に投げかけられていた。
そうしてそのうちに携帯電話を取り出して『天気』を調べだした。意外と意地っ張りなのだ。
やがてフフッと笑って足取りも軽く立ち去っていった。宇部も明日は晴れなのだろう。
「雨、か…」
ブラウン管を見つめ、そう呟き溜め息を吐いた藤本の横顔は、とても寂しそうなものだった。
「夜は雪になるよ」
俺はまだ北海道の冬を知らない。全てを被い尽くす銀世界を知らない。
「でもさ、ここの空は滝川まで続いてるんだよな…」
心なしか元気が無さそうに見えた藤本に、励ましの意味を込めて言ってみたものの
「そうだね…」
そう言ったきり、藤本は押し黙ってしまった。
パラパラと音が聞こえてきた。外は雨が降ってきたようだ。
「大変!」
ボンヤリしていた亀井が立ち上がった。
「洗濯物干しっぱなしだった…」
!!
重かった雰囲気は一瞬にして吹き飛んだ。
急ぎ三人はベランダに走った。
「天気、少しは気にしてよね…」
そう言う藤本のいつもの姿を見て、少しだけ気分が晴れた気がした。
ho
ほ
保
今年度再開分のログがありません・・・どなたかください
(確か2スレ一応ありましたよね)
>>18の言うスレのログは、ちょうど400までなら持ってるが、それが最終レスかどうかはわからない
俺の記憶が正しければ、その前と後に1つずつは立ったと思うが、どちらもログは残してない
前者は俺も起爆剤になればと、しょーもないネタを1個書いたけど、その後もネタが書かれないまま
落ちた記憶がある
後者も多分速攻で落ちたと思う
ストーリーに辻褄を合わせるのは当たり前のようで難しい
その点秀逸だと思う
描写がうまいね
40 :
名無し募集中。。。:04/11/10 04:44:22
(●´ー`)
保全
ほぉ
43 :
名無し募集中。。。:04/11/10 15:02:09
>>33 俺がベランダで洗濯物を取り込み藤本に渡す
藤本は部屋の中の亀井に渡し順序良く部屋に干していく
セーター・タオル・ジーパン・スカート、どんどん取り込む
なかなか良いコンビネーションだ
シャツにパジャマにハンカチ、靴下
白とかピンクとか水色とか黒とか花柄とかキティちゃん
・・・ん?きてぃ・・・ちゃん??
微笑む猫のプリントと目が合ったとき背後に物凄い殺気を覚えた
この季節、雨夜のベランダは酷く寒い・・・
44 :
2代目ミヤビンビン:04/11/10 21:28:50
oノハヽo ノハヽo∈
从*・ 。.・)_____(´ヮ ` 从
( つ| 良 ス レ |と )
(_)_) ̄ ̄||~ ̄ (_(_)
"""" """" "" "" """" """
午後の早い時間から藤本が帰ってきた。
「あ、お帰り…早いね」
「…」
バタン!
返事はその憮然とした表情と部屋のドアを思い切り閉める音。
どうやら相当荒れているようだ。
少し前に体調を崩してたからなぁ…まだ本調子でなくてつらいのかなぁ…などと思いを巡らしてみる。
今日家には藤本と俺二人きり。イタズラばかりしている俺だが、ここで彼女の気分を変えてあげられることは出来ないかと真摯に考えた。
ロマンティック
恋の花咲く
浮かれモード
史上最大の
恋が始まりそう…
俺は自分の部屋で『ロマンティック浮かれモード』を大音量でかけ始めた。
そして俺が、唄う。
数分後、俺の部屋のドアがもの凄い勢いで開く。
ドアを開け、その前に立っていた彼女の目からは殺気すら感じた。
「ちょっと!人の歌音痴に歌ってんのよ!」
「…じゃあさ、どうやって歌ったらいいか教えてよ」
殺意を浮かべていた目が一瞬キョトンとした。
こうして、俺は藤本をカラオケに誘い出すことに成功した。
もちろん観客は俺一人、申し訳ないほど贅沢なソロコンサートである。
ロマンティック浮かれモード
ボーイフレンド
銀色の永遠
会えない長い日曜日
ブギートレイン'03
満月
:
藤本は次々と俺のリクエストに応えていく。
約二時間、彼女は完璧なソロアーティスト藤本美貴を演じきった。
その真剣味と歌唱力に、聴いていた自分は何度身震いしたことだろう。
俺は圧倒され、そして感動していた。
「あースッキリした」
それはよかった。
今の俺に出来るのはこのくらいだと思う。
機嫌も良くなったみたいだし、思い切って聞いてみた。
「…今日何かあったの?」
「えっ?」
「帰ってきたときかなり荒れてなかった?」
「ああ、帰り際に自販機の下に百円玉落としちゃったんだよね、それがなんとしても取れなくて」
…ガック死。
なんだそりゃ。心配した自分が馬鹿みたいじゃないか。
でも、まぁいいか。
れいな誕生日おめでとう
ほ
ぜ
作者は美貴ヲタか?
藤本ネタがヲタのツボにハマりすぎるんだが
うたばんほ
52 :
名無し募集中。。。:04/11/11 22:46:54
ほ
1/3
今日は4講目サボって帰ってきた。
れいなの誕生パーティの買出しのためだ。
「あれ?早いんじゃない?」
「俺まだプレゼント買ってねーんだよ・・・。焼肉の方はよろしくな。」
そう藤本に言って荷物を置いて家を出た。
と、れいなが帰ってきた。
「おかえりー!どっか出掛けよーと?」
「お、ただい・・・って逆だろ。・・・ちょっとな。」
「まって、まって、れいなもいくー」
「お、おい!それは・・・」
聞く耳持たずといった感じで駆けてゆく。
バタン、ドタドタ、「いってきまーす」と声がしてれいなが走ってきた。
(プレゼント買いづらいな・・・)
とも思ったが、れいなのにっこりと笑いかけてくる顔を見てどうでも良くなった。
2/2
黙っていてもしょうがないので、ケーキとオードブルセットの買出しと、
プレゼントを買いに出たことを話した。
「まだ時間あるとよね?原宿にいこー」
店先でアクセサリーに夢中になるれいな。
(値段も手ごろだな・・・)そう思って「これなんかどう?」一つ選んだ。
「えぇ〜これぇ!?好かんっちゃけどー・・・」
そう言い掛けてから急に黙って考え込んだ。
「・・・よかよ。これプレゼントよね?」
なにか釈然としない俺は尋ねた。
「なあ、ホントにそれでよかったのか?遠慮したりしてないか?」
「・・・あんたがれいなに選んでくれたけん、これがよか!」
そうれいなは答えて、ペンダントを夕日にかざしはしゃいでいた。
そんなれいなを見ておれはとっても幸せな気持ちになった。
3/3
「・・・そろそろケーキ引取りに行かないと」
そう告げると、れいなはふっと無言になった。
さっきまでの様子とは一転して悲しげな顔をしている。
「どうした?」
「・・・もうちょこっと・・・」
「遅れちゃ悪いだろ?みんな待ってるし」
「・・・もうちょこっと、れいなだけの兄ちゃんでおっとって・・・」
普段の仕事や元気な様子から、すっかり独り立ち出来ていると思っていたが、
れいなもまだ中学生。まだまだ甘えたい年頃だったのだ・・・。
「・・・少しぐらいいいか。遠回りで駅戻ろうな」
「・・・うん!!」
駅とは逆方向に歩き出す俺たち。駅に着く頃にはすっかり元のれいなに戻っていた。
「はよー!はよーせんと、みんなまっとるよ!!!」
「ぜぇぜぇ・・・ちょっとは休ませてくれよ」
まあ、とりあえず良かった・・・かな?
乙
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
(*^ー゚)b グッジョブ!!
ほ
ぜ
き
孤島見るので保全な訳で・・・
ほほほ
ほ
ひるほ
从 ´ ヮ`)<ほ
重さんと二人でTV見ていた。
「涙が止まらない放課後」が流れ出したので
「重さん、この曲かわいいよね?」
と話を振ると、重さんは首を傾げて・・・んのかな?
「・・・なにしてんの?」
「えっと、自分の心臓の音聞こうとしてるんですけど・・・」
「・・・いや、あれはドキドキし過ぎてそれが向こうにも聞こえちゃいそうだってことだろ?」
「・・・んー、でも今聞きたいです・・・ちょっといいですか?」
と、突然俺に体を預けてきた。
俺の胸に耳を当てて聞いているようだ。
「あ、あの、それ俺の心臓の音だけど・・・」
「・・・あれ?結構速いですね?」
「え、えーっと、さっきトイレ行ったとき走って戻ってきたからかな?」
俺は必死で誤魔化した。
(そりゃ、これでドキドキしない奴は居ないだろ!)
しばらくして、すっと重さんが離れた。
「さゆのも聞いてみます?」
「・・・」
頭が真っ白になる・・・それはマズイ!いや、オイシイ。違う!
いくらなんでも!でも、重さんが良いって言ってるよ?
触れないように心臓の音を聞くこと出来るのか?いや!無理だよな!?
つーか、俺の心臓の音が重さんにまで聞こえそうなぐらいバクバクいってるよ!
どのくらいの柔らかさなのか?などと妄想をめぐらせていると
「はい!」と声がした。
・・・重さんは背中を向けていた。
「さゆの心臓の音聞いてみてください」
(・・・そうだよな、背中から聞くんだよな・・・)
「どれどれ・・・」
頭を背中に押し付けようとすると、地獄の底から響くような声がした。
「・・・何をしようとしている・・・このド変態!!!」
その声を聞き終らないうちに、俺は頭部に回し蹴りを喰らって気絶した。
グッジョブ!
イイナーイイナー!
73 :
名無し募集中。。。:04/11/14 01:58:58
このスレ愛してるよ
ほ
ぜ
ぜ
77 :
名無し募集中。。。:04/11/15 06:43:51
ん
ん
79 :
名無し募集中。。。:04/11/15 17:28:45
ほ
80 :
名無し募集中。。。:04/11/15 18:12:52
ん
81 :
名無し募集中。。。:04/11/15 18:13:47
>>1
俺も髪切ってもらいたい
ん
83 :
名無し募集中。。。:04/11/16 06:30:36
ほ
ん
85 :
名無し募集中。。。:04/11/16 22:02:19
こ
こたつみかん
ん〜?
88 :
名無し募集中。。。:04/11/17 16:01:38
ほ
89 :
名無し募集中。。。:04/11/17 19:25:06
新小説まだぁ(_д_)?
新幹線ほ
91 :
名無し募集中。。。:04/11/18 07:31:36
ほ
ぜ
93 :
名無し募集中。。。:04/11/18 15:55:57
ん
家に着くと前にトラックが停まっていた。
大きな荷物を入れようとしている。
「おかえり〜」
藤本がニコニコしなが出迎えてくれた。
「おいおい、プラズマTVじゃないかよ・・・」
「そ、今日からウチもハイビジョンが見れるよ」
「・・・藤本が買ったの?」
「まさか?もらったの」
「・・・はぁ!?もらった?」
「いいでしょ?番組の景品だよ!」
「すげぇな・・・」
「でもさぁ、ハイビジョンって大変なんだよ」
「何が?」
「綺麗に撮れすぎちゃうからさ、メイクとかも気を使うの。
普通のステージ用のメイクだと派手過ぎちゃったり」
「へー」
「モーニングでもおばさん連中なんて大変だよ?
シワとかシミとかさぁ・・・まあ、若くても大変なのも居るけどね(笑」
「ふ、ふーん」(『お前ももうすぐだぞ』ってのは言わないほうが賢いんだろうな・・・)
「なんか言った?」
続きを途中まで書いていたので書き込んだのですが、
それがまとまりませぬ・・・かなりお待ちください
(続きなり、別ネタは大歓迎です)
96 :
名無し募集中。。。:04/11/19 05:31:25
乙ほ
97 :
名無し募集中。。。:04/11/19 05:32:38
キモイから保全するなよ
98 :
名無し募集中。。。:04/11/19 07:47:46
黙れ
ほ
99 :
名無し募集中。。。 :04/11/19 15:52:55
ぜ
100 :
名無し募集中。。。:04/11/19 22:27:34
保
101 :
名無し募集中。。。:04/11/19 22:37:28
おお、待っていたぜ!このスレを!
102 :
名無し募集中。。。:04/11/19 22:41:16
キテマス(*^_^*)
103 :
名無し募集中。。。:04/11/20 11:02:35
ほ
104 :
名無し募集中。。。:04/11/20 19:57:09
ろ
105 :
名無し募集中。。。:04/11/20 21:39:38
に
106 :
名無し募集中。。。:04/11/21 03:01:27
が
107 :
名無し募集中。。。:04/11/21 10:09:47
い
108 :
名無し募集中。。。:04/11/21 17:25:31
こ
109 :
名無し募集中。。。:04/11/21 17:36:13
|
110 :
名無し募集中。。。:04/11/21 17:58:05
ひ
111 :
名無し募集中。。。:04/11/21 18:17:46
|
112 :
名無し募集中。。。:04/11/21 21:39:28
み
113 :
名無し募集中。。。:04/11/21 23:17:24
か
114 :
名無し募集中。。。:04/11/22 09:27:51
ん
115 :
名無し募集中。。。:04/11/22 15:54:46
ジ
116 :
名無し募集中。。。:04/11/22 15:59:50
ュ
117 :
名無し募集中。。。:04/11/22 16:16:50
|
118 :
名無し募集中。。。:04/11/22 18:55:46
ス
119 :
名無し募集中。。。:04/11/22 19:04:15
懐かしいな
初代スレでネタ書いてた俺がきたよ
120 :
名無し募集中。。。:04/11/22 21:29:23
お願いします書いてください
みんな帰ってきた。
「うわー、ばり大きかー!!」
「すごい!すごい!」
「・・・ぶちいかぇー・・・」
とても驚いているようだ。
揃ったところで、この大画面を堪能しようと言うことになった。
普通にTVを見ていても綺麗だし、楽しめるのだが亀井がいい物があるという。
「友達に借りたんですけど、一人じゃ見れないからまだ見てなかったんです」
『着信アリ』
「あー!!美貴も見たかったんだー」
亀井と藤本は楽しそうだが、れいなは引きつりながら合わせ笑いをし、
重さんにいたっては明らかに青ざめている。
映画が始まると、れいなが俺の横にやってきた。
反対側には亀井もいつの間にやら居る。見ると重さんは藤本に寄り添っている。
なんだか見るのに集中出来なさそうな感じだな・・・と思っていたら・・・
「きゃー!!」「うわー!!」「ぎゃぁー!!」の合唱大会が始まった。
悲鳴に音は打ち消され、全然わけわからんうちに終わってしまった・・・。
その後も、風呂を二人ずつ入ったり、居間から全く動かなかったり、映画の影響は結構残っていた。
いい加減時間も遅くなり、みなコタツでウトウトしだしたので、無理矢理部屋に押し込めて寝かさせた。
居間に戻り「やれやれ」と一人ごちると、後ろから「まったくよねー」と声がした。
「うわぁ!!!」
見ると藤本だった。
「何驚いてんのよ!」
「い、いやなんでもない」
「・・・さて、見よっか?」
「・・・何を?」
「『着信アリ』もっかい見よ。さっきのじゃ全然わかんなかったでしょ?」
「・・・」
「怖いの?」
「・・・なわけねーだろ!」
と言うわけで、二人で『着信アリ』を見た。
冷静に見てみると、(ホラーというより怪獣映画に近いな)とか思った。
映画も終わると、藤本が押し黙っている・・・
「藤本、寝ないの?」
「・・・」
(さっきのお返しとばかり)「怖いのか?」
「・・・うん」
いつもと違う殊勝な態度に驚いたが、そんな藤本をかわいいと思った。
「もうちょっと付き合ってよ・・・」
「・・・わかったよ」
それから1時間半、横で本人も歌う
『藤本美貴 FIRST LIVE TOUR 2003 SPRING 〜MIKI@〜』を見させられた。
123 :
名無し募集中。。。:04/11/22 22:35:43
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
124 :
名無し募集中。。。:04/11/22 23:22:07
125 :
名無し募集中。。。:04/11/23 07:11:37
乙ほ
ぜ
ん
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
129 :
名無し募集中。。。:04/11/23 23:25:30
こういうの待ってました!乙です。最高。
ageはダメなんでしたっけ…すいません。
でも乙です。スゴク良い!これからも期待してます。
こんだけスレあるのでageてもあっという間に埋もれますから(1分おきにでもやらない限り)
どちらでも良いと思います。
sageてるひとは前からの癖なのでは?(といいつつsage)
132 :
名無し募集中。。。:04/11/24 18:06:37
そうですね!あげます!
小説待ち
133 :
名無し募集中。。。:04/11/24 21:04:34
かなりイイネ
早く続き書いてください
134 :
名無し募集中。。。:
age