1 :
名無し募集中。。。:
きっと素晴らしい高校生活が送れる
3 :
名無し募集中。。。 :04/09/22 22:27:11
矢口氏
(*・e・)<先輩のエッチ・・・
5 :
名無し募集中。。。:04/09/22 22:30:20
お、やっと立った
(*・e・)<先輩のスケッチ・・・
じゃあ、俺は新垣をスケッチするから
(*・e・)<先輩のブットイマン・・・!!
新垣お前・・・また、変なこと考えてるだろ?
(*・e・)<な、なんですか、いきなりぃ!だからエッチなことなんて考えてませんよぉ!?
11 :
名無し募集中。。。:04/09/22 22:49:53
立ったか落ちないように注意しないとな
(*・e・)<先輩が立ったとかいうからイケナイんじゃないですかぁ!
はいはい、つべこべ言わない。ポーズを決めて。
(*・e・)<(どんなポーズでいこうかなぁ・・・・)
(・e・*) <これはどうですか?
(つ/ )
|`(..イ
しし
う〜んもうちょっとコケティッシュな感じがほしいな
窓際に椅子があるから座ってみて、そう、横向いて頬杖、そう
(*・e・)<(椅子が低くて先輩にパンツが見えちゃいそう・・・)
スカートが短いね、大丈夫、見えないから。あ、そうだ、ちょっと(窓を)開いて。
(*・e・)<えっ!?
(*・e・)<ひ、開くんですか?で、でも〜・・・・・わかりました・・・・・え、えい!・・・
新垣ちょっと待てーーーー!!あのなぁ足を開くんじゃなくて窓だ窓!
(*・e・)<うわぁぁぁっ!?そんな〜だって先輩ひらいてって言ったから・・・
窓だったらあけてって言ってくださいよぉ〜・・・
あれ〜そうだったっけ〜?でも普通に考えたら足は開かないよな?
(*・e・)<先輩がスカート短いとか言ったからですよぉ!
だから新垣さんは変な事を考えちゃったんだ〜?
(*・e・)<・・・変な事なんて考えてませんってばぁ。もう〜先輩のバカバカ〜!
あ〜ごめんごめん。ほら、続きやりますよおませな新垣さん。
ヾ(*・e・)ノシ <もぉ・・・先輩のイヂわるぅ・・・
スマソ
締めはやっぱり先輩いじわるなんだなw
32 :
名無し募集中。。。:04/09/23 01:38:14
ヾ( ・e・ )ノシ
e・)
( *・e・)<ほっほー
35 :
名無し募集中。。。:04/09/23 03:04:32
e・)。oO(また朝方に落ちちゃうのかなぁ?)
モゥゥゥ ♪
e- )。oO(zzz '只'只......... '只⌒ .;, )
ヾ(*-e-)ノシ zzz...先輩だめですよぉ.....ムニャムニャ
(*=e=)<ハッ!
(*・e・)<違う違う、私先輩のことエッチだから嫌いだモン!
(*-e-)<嫌いだモン・・・zzzz
( *-e-)zzz...先輩落としちゃダメよ.....スヤスヤ
ヾ(*-e-)ノシ zzz
ヾ(-e-*)ノシ zzz
(-e-;*)ゞ<ウ〜ン、ポリポリ。zzzz
45 :
名無し募集中。。。:04/09/23 06:00:56
( *-e-)zzz..落ちませんように.....
(-e-*)ウーン
ワロタ
新垣、寝相悪いぞ
なあ新垣、いきなりだけどさ、置換(ちかん)って難しいよな?
(*・e・)<・・・な、なっ!?ホントにいきなりですよっ!なに言い出すんですかぁ、先輩っ!
おいおい、なんでそんなにあわててるんだ?
(*・e・)<そ、そんなの、難しいとか女のあたしがわかるわけないじゃないですかぁ!
はぁ?なんで?
(*・e・)<だ、だってあたしは、あの、その・・・さ、される側だし、って何言わせるんですか先輩っ!
なんかよくわからんけど、とりあえず置換じゃないと集まらないからな、気体は。
(*・e・)<だ、だから期待とかしちゃダメじゃないですか!あれだって、立派な犯罪なんですよっ!
なんで犯罪なんだよ?でもさ、置換って見てるだけでもけっこうおもしろいんだぜ?どんどん気体も増えてくし。
(*・e・)<せ、先輩っ!そんなの期待して見てないで助けてあげなきゃダメじゃないですかぁ!
新垣お前さっきから、なぁにわけわかんないこと言ってるんだ?
(*・e・)<さ、さっきから変なこと言ってるのは先輩ですよぉっ!
どこがだよ?まあいいや、よくわかんないけど、今から理科室行って、置換の実験してみようぜ?
(*・e・)<だ、だから先輩っ、痴漢の実験とか・・・で、できませんよ、そんなのぉ!
いいじゃん、試しにやってみようぜ?俺も一応やり方は知ってるから。新垣も勉強になるだろうしさ。
(*・e・)<せ、先輩!本気ですかぁ!?そんなの勉強することじゃないですってぇ!
あ〜、マジで?新垣そんなにイヤなのか?
(*・e・)<え・・・・あ、あたしだって、先輩だったらそういうことされてもいいですけど・・・
って、なに言わせるんですか!先輩っ!!
おいおい「してもらいたい」ってなんだ?新垣、お前なんか勘違いるだろ。置換って、あれだぞ?
(*・e・)<な、なんですかぁ・・・?
置換っていうのは化学の実験とかで気体を集める方法だぞ?水上置換とか上方置換とかっていう。
(*・e・)<えっ!?・・・・あ、そ、そういう話だったんですかぁ!?
・・・・・あれぇ?もしかして・・・新垣さん?
(*・e・)<な、なんですか・・・先輩。
新垣さんはもしかして置換って聞いて、電車とかの痴漢のことだと思ってたんですかぁ?
(*・e・)<なっ・・・・ち、違いますよぉっ!
わ〜新垣さんってヤラしー。どうも話がかみ合わないと思ったよ。
(*・e・)<だ、だから、違いますってぇ!
新垣って実はエッチな女の子なんだなぁ・・・・
(*・e・)<ちょっ、ちがっ、だから違いますってばぁ!・・・もお!先輩のイジわるー!!
79 :
名無し募集中。。。:04/09/23 10:03:52
ここはエッチスレじゃなくて、萌えスレなんだなw
読みながらニヤケまくってたよ
後輩保全
先輩保全
83 :
名無し募集中。。。:04/09/23 14:19:43
ヾ( ・e・ )ノシ <ほっほ〜
( *・e・)
85 :
名無し募集中。。。:04/09/23 16:15:30
痴漢ネタワロタ。
ヾ( ・e・ )ノシ ヾ( ・e・ )ノシ ヾ( ・e・ )ノシ
3人もいれば一人ぐらいお持ち帰りしてもいいよね?
新垣、今日の保健体育の授業どうだった?
89 :
名無し募集中。。。:04/09/23 18:47:54
ヾ(;*・e・)ノシ
ヾ(・e・*;)ノシ
91 :
名無し募集中。。。:04/09/23 20:20:08
( *-e・)
( *・e-)
93 :
名無し募集中。。。:04/09/23 22:11:21
期待age
e・)
95 :
名無し募集中。。。:04/09/23 23:04:21
・)
96 :
名無し募集中。。。:04/09/23 23:54:09
ガキさんがかわいいんだよ。
97 :
名無し募集中。。。:04/09/24 00:41:33
後輩保全
( ・e・)<先輩・・・・・
( *・e・)
100 :
名無し募集中。。。:04/09/24 02:36:47
( ・e・)zzz
ヾ( -e- )ノシ <zzz.....もうダメですよぅ......ウーンムニャムニャ
( ・e・)zzz
( *・e・)zzz
104 :
名無し募集中。。。:04/09/24 05:59:51
朝だよー
( ・e・)<先輩、一緒にガッコ行きましょー
106 :
名無し募集中。。。:04/09/24 09:53:40
( *・e・)
107 :
名無し募集中。。。:04/09/24 11:08:08
頑張れ
ヾ( ・e・ )ノシ <先輩おひるですよ〜
( ・e・)
110 :
名無し募集中。。。:04/09/24 13:41:54
後輩ガキさん
( ・e・)
ここで一句。
下校中 つなぐ手と手に 染める頬
ガキさーん!好きだーーーーー!!!
⌒ヽ、
)
)
ノ
)
; ノ
// )
| ドキドキ
| ノノハヽ ドキドキ
| 川*・e・) <せ、先輩・・・おやつ一緒に食べませんかぁ?
ヽ ( ∩∩
''''''''''''~~~~~~~~~~'''''~~''''''''''''''~~~~~~~~~~'''''''
今日のおやつはなんだい?
(*・e・)<お、おせんべとお茶です。
おいおい、でも、両方とも1つずつしかないじゃん。
(*・e・)<えっと、先輩とはんぶんこしようかなと思って。
新垣と煎餅とお茶か。 じゃ食べてもいいかな?
(*・e・)<ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ!!
なにそんな慌ててんだ?
(*・e・)<いいですかぁ私はおやつじゃないですからね?
は?何言ってんだ新垣
(*・e・)<だって先輩「新垣と煎餅とお茶か」って言ったんだもん。
それは新垣と一緒に、煎餅とお茶をって意味だ。
(*・e・)<そ、そ、そうだったんですかぁ・・・あぁびっくりした。
まったく新垣はいつも変な方向に話を持っていくな。
(*・e・)<・・・・・もぉ先輩が悪いんですよぉ。
もうわかったからそう怒るなって、ほら煎餅一緒に食べようぜ。
(*・e・)<・・・・じゃこれどうぞ。・・・あの〜明日も一緒におやつ食べてくれますか?
ああいいよ。 じゃあ、おやつは俺に決めさせてくれ明日は・・・・・・・・・新垣(笑)
ヾ(*・e・)ノシ <もぉぉぉぉぉぉぉ先輩のイヂわるイヂわるぅ!!
132 :
名無し募集中。。。:04/09/24 17:24:03
類まれなる萌えスレだな、ここは。後輩ガキさんに萌え死にさせられそうだ。
げ、ageてしまった・・・・orz
新垣をエロの対象としては見れないが、萌えの対象としてなら、
今ではもうヤバいくらい完璧に、ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!!だな。
135 :
名無し募集中。。。:04/09/24 18:27:41
e・*)
>>132>>134 同意。ガキさん写真集もむちゃくちゃ楽しみだよ。
セーラー服とかブレザーみたいな後輩ガキさんな写真があったら、マジ萌え死にしそうだ。
137 :
名無し募集中。。。:04/09/24 18:46:57
着物ー和服ー
ヾ( ・e・ )ノシ
139 :
名無し募集中。。。:04/09/24 19:49:15
( ・e・)
140 :
名無し募集中。。。:04/09/24 20:26:31
( ・e・)zzz
お、新垣は早いな。もう寝ちゃったのか。
Σ(;・e・)zzz
(;・e・)zzz
zzzz.....
(*・e・)<あ、あれ?先輩・・・寝ちゃってる・・・・?
zzz 。oO(やっぱり嘘寝だったか。)
(*・e・)<いたずらしちゃおうかな?
(*・e・) ソー
ヾ( ・e・ )ノシ
150 :
名無し募集中。。。:04/09/25 00:17:18
浮上
151 :
名無し募集中。。。:04/09/25 00:47:26
( ・e・)<先輩、最近冷たくないですか?
(*・e・)<先輩、保全よろしくお願いしますっ!
ど、どっちが本物の新垣なんだ・・・・ははは夢だ夢なんだ・・・・・ バタン
154 :
名無し募集中。。。:04/09/25 01:32:21
ヾ( ・e・ )ノシ
( ・e・)<ひとりぼっちの私・・・・・・
どうした新垣
いじわる先輩保全
ほほほ
159 :
名無し募集中。。。:04/09/25 05:37:04
( *-e-)zzz...落ちませんように.....ムニャムニャ
ねるho
新垣、朝ごはん食べに行かない?
162 :
名無し募集中。。。:04/09/25 11:59:22
( *・e・)
後輩ガキさん
h
ここで一句。
通り雨 ふたりぼっちの 雨やどり
ガキさーん!好きだーーーーー!!!
ヾ(*・e・)ノシ
(*・e・)
168 :
名無し募集中。。。:04/09/25 16:59:41
( ・e・)
169 :
名無し募集中。。。:04/09/25 17:58:30
( ・e・)<先輩・・・・・
170 :
名無し募集中。。。:04/09/25 18:19:52
モウダメポ
171 :
名無し募集中。。。:04/09/25 19:04:37
( ・e・)
172 :
名無し募集中。。。:04/09/25 19:23:29
age保
173 :
名無し募集中。。。:04/09/25 19:52:44
潮時か
( ・e・)<先輩は来てくれるもん
175 :
名無し募集中。。。:04/09/25 21:01:06
参上
新垣、遅れてごめん。
お詫びと言っちゃなんだけど、はい、これプレゼント。
(*・e・)<うれしいですぅ。 これなんですか?
178 :
名無し募集中。。。:04/09/25 21:41:30
いいからアソコに入れてごらん
(*・e・)<アソコですか。・・・・えええええぇぇっ!そんなことできませんよー
後輩じゃなくても萌える
(*・e・)<はい。 ってただのキーホルダーじゃないですかぁ!
ははは、いや新垣がいつも変な反応するからからかってみただけ。
(・e・*)<もぉ、先輩ひどいですよぉ・・・・・
わりぃ、だって慌てる新垣ってかわいいじゃんか。
ヾ(*・e・)ノシ<もぉう、だからってひどいですぅ・・・
ほんと悪かったって。 じゃあ、代わりになんでも言うこと聞いてやるよ。
(*・e・)<ほんとですかぁ〜。じゃあ、う〜んと・・・・・・・・・
ちょっと待って、えっちな事はダメですよぉ新垣さ〜ん。
プンプン
ヾ(*・e・)ノシ <もぉぉぉぉ先輩のいじわるぅ〜!
191 :
名無し募集中。。。:04/09/25 23:27:28
急浮上
192 :
名無し募集中。。。:04/09/26 00:08:23
ヾ( ・e・ )ノシ
某月某日
うちの野球部にもやっとこ新入部員が入ってきた。チームとしての戦力云々以前の問題である
我が校野球部にとって、実力なんか大した問題ではない。入ってくれるだけでもありがたいのだ。
新入部員に混じって、一人の女子生徒がいた。どうやらマネージャー志望らしい。
「はじめまして!新しくこの野球部でマネージャーやることになりました、新垣里沙です。よろしくお願いします!」
新垣里沙と名乗ったこの少女は野球部三人目のマネージャーになった。はきはきした喋りの子のようで、初対面の
部員にも積極的に話しかけてくる。
「先輩、はじめまして。これからよろしくお願いします」
「ああ、よろしく」
「先輩はどこ守ってるんですか?」
「俺?ピッチャーだよ」
俺は1年生の秋からこの野球部のエースを任されている。まあ先輩がピッチャーから外野にコンバートされたから
なのだが。ただ幸いにも実戦で投げる機会には恵まれたのでそれなりにいいピッチングができるようにはなった。事実、
練習試合ではかつて県大会ベスト8までいった高校を完封したこともある。その事が学校内に広がり、俺は周囲ではち
ょっとした有名人になった。一年の新入部員も当然、俺のことを知っていた。だが…
「ピッチャー?それってどこですか?」
彼女は俺に向かってこう言い放ったのだ。俺は思わずずっこけそうになった。
「あ、一応試合で投げてるのは俺なんだよ」
「あ、そ、そうだったんですか!ごめんなさい、わかんなくて…」
「この新垣という子はポジションもろくに知らないのか…こりゃ大変なことになるぞ…」
俺は心の中で言い聞かせていた。(つづく…のか?
イイヨイイヨー
続いて欲しいなぁと思う
195 :
名無し募集中。。。:04/09/26 01:20:46
作者さん乙 GJ !! 続き読んでみたい
すまんageちまった orz
ども、へんてこな名前の作者ですw
続きは今大急ぎで作ってますんでしばらくお待ちを。2時までにはうpする予定です
あと話の流れ上他メンも出ます
ではまた〜
人が少ないとこだががんがってください
(つづき)
新入部員が入部して1週間が過ぎた。俺は練習試合、さらには夏の地区大会に向けて練習に励んでいた。
俺の武器は130キロ台中盤の真っ直ぐと、テレビの大リーグ中継のテープを擦り切れるほど見て覚えたカットボール、そして
最近試し始めたなんちゃってナックルだ。ただ、あくまでなんちゃってなのでタイミングを外す事はできてもそれで抑えるの
はまだ難しかった。
「今のちょっとは変化した?ダメ?じゃあもうちょっと投げてみるか…」
あてもない投げ込みが続く。いつの間にか日は暮れていた。
「今日はこれくらいにしよう。お前もあんま投げすぎるなよ。肩壊すぞ」
キャッチャーの哲哉が俺に言った。1年の秋からバッテリーを組んでいる俺の女房役だ…って別にホモじゃないけど。
「ああ、そうするよ。ありがとう、また明日な」
哲哉はそのまま部室に向かったが、俺はまだ壁に向かって投げ込みを続けた。
「もう少し、もう少し…」
ひたすら投げ込んで部室に戻ると、時計は七時半を指していた。
「さすがにもう誰もいないだろう…」
そう思いながら更衣室の扉を開けようとすると中から小さな声がする。(つづく)
(つづき)
「誰だ?」
扉を開けると…中にいたのは新人マネージャーの新垣だった。高校では持ち込み禁止の携帯電話で喋っている。それを隠す
ためだろう、シャツで覆って喋っているのだが…扉に背を向け、部屋の奥で喋っている新垣の姿は…
上半身はブラだけ、下半身はスカート姿というものだった。しかも、彼女はまだ俺の姿に気がついていない。
「あ、お母さん?…うん…うん…今部活終わったとこ。今から帰るから…え?バス?たぶんあると思う…
うん、じゃあ」
ようやく電話が終わったようだ。今まで声をかけるのをためらっていたが、俺はここでやっと声をかけた。
「お疲れ様」
「あっ、せ、先輩、お疲れ様でした!」
新垣は俺のほうを向いて挨拶した…つまりは、上半身ブラ姿の新垣が俺の前にさほど大きくない(失礼!)胸をさらして
いる訳だ。
「お、おいおい…」
新入生の女の子が上半身ブラ姿で俺の前にいる…ありえないシチュエーションだ。だが、興奮せずにはいられないシチュ
エーションでもある。
「先輩、どうかしたんですか?」
「新垣さん、服、服」
「えっ!?あっ!ちょっちょっと、あーっ!」
ようやく気がついたらしい。新垣はてんやわんや、上を下への騒ぎだ。
「俺が部屋に入ったら、お前その格好で電話してたから…言おうかと思ったけど、電話してたし…」
「あっ、す、すいません!」
別に謝る事はないと思うのだが…俺もちょっと興奮したし。
「まあ、とにかく早く着替えなよ。俺、後ろ向いてるから」
そう言って俺は後ろを向いた。それから数分後。
「先輩すいません、着替えました!」
新垣がやっと着替えたらしい。(つづく)
上半身脱いでるの忘れてて慌てるおっちょこちょいなのイイ
作者さん乙でした頑張ってください
(つづく)
そして
「あ、今度は先輩着替えますよね。私、後ろ向いてますから」
そう言って彼女が後ろを向いた。俺はその間に着替えたが、ズボンを下ろした瞬間。
「やば、かなり起ってるし」
興奮したおかげで、俺のそれはかなり大きくなってしまった。少なくとも、これは絶対新垣には見せられない。
「まずいなぁ…」
慌てて俺は着替えた。そして、二人は部室を出た…のだが、俺はここでとんでもないことを口走ってしまった。
「なぁ、今日帰り、バスなんだろ?」
「えっ?は、はい」
「この時間だと30分に1本しかないぞ。今日は俺が送ってやるよ」
「いいんですか?」
「あ、ああ」
こうして俺は新垣と一緒に帰ることになってしまった。
「じゃあ、私部室の鍵返してきますね!」
「わかった、その間に自転車取りに行って来るよ」
俺は自転車を取りに行く間、必死に自分を落ち着かせようとしていた。
「いくら下着姿見たからって、別に付き合ってるわけじゃないんだし…い、今から何かあるわけじゃないし…大体何を期待してんだよ俺は」
そんなことを自分に言い聞かせながら、俺は自転車に乗り込んだ。そして…
「お待たせ」
「あ、先輩。じゃあ、失礼します」
そう言って新垣は俺の後ろに乗り込んだ。俺は心の中で高まる興奮を抑え切れなかった。
「俺飛ばすから、しっかりつかまっとけよ」
「はい!」
笑顔で答える新垣はとてもかわいらしい。そして細い腕が俺の背中を抱きしめるようにして伸びてきた時、俺は冷静を保つ(ようにに見せかける)のが必死だった。
「やべ〜、これならまだ試合でノーアウト満塁のほうが楽だよ…」
俺がそうつぶやくと、新垣には聞こえていたのか、
「何か言いました先輩?」
と声が返ってきた。
「何でもない、何でもねえよ」
俺は心の中でこの状態が早く終わってくれという気持ちと、できればもう少し新垣と一緒にいたいという二つの相反する気持ちが駆け巡っているのを感じていた。(つづく)
え〜最後のところが改行大杉って言われちゃったので
ちょっと改行を削りました。読みにくくなってるかと思いますが
そこは勘弁してください。
PS:「新垣里沙と送る高校生活」シリーズの住人の方いませんか?
前スレ落ちちゃったんで、新スレ立てていただくとありがたいんですが…
ではまた明日お会いしましょう
割り込む形になってしまったすまぬ orz
いい感じ
206 :
名無し募集中。。。:04/09/26 02:50:06
キテター良い仕事
おつ
スレ立て無理でした orz
寝る前に…
実は「高校生活」スレでちょろっと作品を書きました
その中では同級生なのですが、まあ気休め?にでもドゾー
ではまた明日
俺はとある高校に通う1年生。短かった夏休みも終わって2学期の始まり…と言いたいところだが、
俺の高校は今年から二学期制になったとかで、まだ1学期の続きがある。
でも夏休みの課題テストだけはきっちりあって…って、勉強なんかろくにしてない俺がわかる訳ないっちゅーに。
「やれやれ、また長い毎日だな…」
まだまだ陽射しの強い街中を自転車で走り抜けて学校にたどり着くと、いつもの仲間が待っていた。
「久しぶりー」
「元気だったかよ」
他愛もない会話を交わしながら下駄箱のところまで歩いていく…と、そこで俺は自分の下駄箱がふさがっているのを目にした。
「また女子かよ、いい加減うぜーな」
この年頃の女子は大概がグループで集まって行動する。いい年して一人じゃ動けないのもどうかと思うが、まあそれは今どうでもいい。
「ねえ、ちょっと邪魔なんだけど」
俺はそう言ったが、彼女たちは話に夢中で俺に気がついてない。
(続き)
俺は暑い日に朝からイラつかせるなよと思いながらもう一度言った。
「あのー、そこ俺のとこなんだけど」
さっきよりちょっと声色が変わっているのが自分でもわかる…と、やっと彼女たちは俺の存在に気がついたらしい。
「あ、ごめんなさい」
俺の下駄箱の右にいた女子がまず気がついたようで、隣にいた二人の女子に声をかける。
「ちょっとちょっと、邪魔みたいだよ、私たち」
それを聞いて、俺の下駄箱の前―ちょうど俺に背を向けていた女子が俺のほうを向き、そこで俺の存在に気がついたようだった。
「うぇっ!?あっ、ごめん…」
「ああ、別にいいけど」
俺はそう答えながら思い出そうとしていた。
少し黒く焼けた肌のこの女子は俺と同じクラスなんだが…やばい、名前度忘れした。何だったっけな…
「りさちゃん、もう教室上がろうよ」
俺の下駄箱の左にいた女子がそう言った。それからその三人は教室の方へ向かった。
俺は下駄箱に自分の靴を入れながら思い出した。そうだ、新垣…新垣里沙だ。しかし、俺あいつと話したことないな…そんな
ことを考えながら俺はあることを思った。
「あいつ…案外かわいいじゃん」
この時、俺はまさか後に里沙と自分の関係が大きく変わるとは全然思っていなかった…
(続く)
(続き)
始業式が始まった。もっとも、1学期の続きなら始業式じゃないか。しかし、炎天下のグランドは半端じゃなく暑い、
何もしなくても汗びっしょりになる。ったく、全員入れるんなら体育館でやりゃあいいものを…と思いながら、俺は列に並んだ。
周りを見回すとクラスの連中は結構黒くなっていた。まぁ、夏に美白ってのも変な話か…そんなことを考えていると、横から声がした。
「さっきはごめんね〜、話に夢中になっててさぁ」
新垣だ。
「ってゆーか、お前は俺の隣じゃないだろう?」
さっきふと思ってしまった気持ちに気づかれたら嫌だなと思った俺は答える代わりにぶっきらぼうに言った。
「今日さ〜、絵里休みなんだ〜。何か風邪引いたらしくてさ」
『絵里』というのは亀井さんと言って、いつもは俺の隣に並んでいる人だ。一度隣の席になった事もあるが、
何かいつもボーっとしている感じであんまり話した記憶はない。
だから、今日は私がここに並んでんの」
「ああ、そうなんだ」
俺は前を向いたまま答えた。どうも新垣のほうを向いて喋ろうという気は起きなかった。
「あんましゃべってると、怒られるぞ」
言った後で俺は後悔した。しまった、もっと気の利いたこといえないのか、俺は。
「あ、そっか、そうだよね」
新垣はそう言うと黙ってしまった。やば、怒っちゃったかもしれない。そう思い始めると(もともと長いが)始業式がものすごく
長く感じられた。
俺は途中でいたたまれなくなって、チラッと新垣のほうを見た。一瞬新垣と目が合った。彼女は笑顔で俺の方を見てくれた。
「なんだ、怒ってないじゃん」
心の中で俺はそっと胸をなでおろした。と同時に、これまで意識なんかした事もなかった新垣の事が少しずつ気になりだした…
だが俺はそんな事より、クソ暑いこの状況から逃れる事のほうが大事だと思っていた…
(続く)
(続き)
うちの高校は夏休みが終わるとすぐ体育祭の練習に入る。俺たち一年生は何か踊らされるらしい。まあ見た事ないからやってみるまでわかんないけど。
「一年生集合〜」
体育教師の声がする。今日も炎天下グランドに集合だ。ったく、朝から練習させるなっつーの。
だるさを感じながらグランドに行くと、早くも新垣がいた。今日は亀井さんと一緒だ。
「ちぃーっす!」
「おはようございます…」
新日の永田ばりの敬礼ポーズを決める新垣に対し、亀井さんは相変わらずおとなしい。あ、でも俺、亀井さんに挨拶されたの始めてかも…それなら満更
悪い話でもないな。
「朝から元気だな、お前」
大体、俺が新垣とまともに話しをするのは今日で二回目だ。にもかかわらず、これほど明るく接する新垣はいい奴なのかただの能天気なのか…まあ考え
てもしょうがないか。
「だってさー、体育祭だよ?楽しいじゃん!」
「まあ、そうだな」
我ながら気の抜けた答えだ…って、亀井さんがおいてけぼりになってるよ。ちょっとは話し振らないと。
「亀井さん、こないだ風邪でいなかったよね。治ったの?」
「えっ?…ああ、うん、治ったよ」
相変わらずの様子だ。これじゃあこれ以上話発展させるの難しいな…そう思って俺は新垣に話を振った。
「今日何やるの?踊るだけ?」
「わかんない。でも楽しみだな〜」
やれやれ、こいつはどこまでポジティブ&ハッピーなんだか。そう思いながら俺は列に並んだ。
(続く)
(続き)
「えー今日は1年生の団体種目の練習をします」
体育教師のひび割れた声が拡声器から鳴り響く。そして言われるまま所定の位置についた俺の耳に聞こえてきたのは…
「ボンバヘッ!ボンバヘッ!ボンボンボンバヘッ!」
…何でmcATなんだよ。しかも何故か朝礼台の上に立ってる体育教師がノリノリだし。これで踊れってのかぁ〜?勘弁してくれよ…
でも踊らないわけにはいかない。周りの様子を見ながら動く俺の目に飛び込んできたのは…
「うぉお〜」
周囲がびっくりするくらい激しいダンスを踊る新垣の姿だった。ステップやリズムとかは素人の俺が見ても滅茶苦茶だが、取りあえず物凄く一生懸命なのは
伝わってくる。新垣の隣にいる亀井さんは驚きのあまり動きがほとんどなくなってしまっている。
「あいつ…」
俺は言葉を失ってしまった。
軽く2時間の練習で、俺はすっかり疲れきってしまった。まったく、野球部やサッカー部の連中はよくこんな長い時間試合とかできるよな
―俺には絶対無理だ。そんな事を考えながら着替えていた俺の耳に飛び込んできたもの。
「さっきの練習おもしろかったなー」
「ああ、新垣だろ」
女子は別の部屋で着替えているので、今この教室には男子しかいない。まあそれはいいのだが、問題は次の言葉だった。
「あいつバカだよな、リズム滅茶苦茶で一人で踊ってんだから」
「頭おかしいんじゃねーの(笑」
俺は別に新垣を弁護したいとは思わなかったが、その言葉に何だか腹が立った。いくら本人がいないところとはいえ、言っていいことと悪いことがある。
それに、新垣だってわざとリズム狂わせてたわけじゃない。あいつはあいつなりに一生懸命やってるんだ…
そう思うと俺は(どうしても)いてもたってもいられなくなり、自然に彼らのほうへ足が向いていた。
「あいつ、いつもああじゃね?まあ頭が足りないんだろ」
「そうそう」
「おい…それはちょっと言い過ぎなんじゃないの」
俺の言葉に、さっきまで散々新垣をバカにしていた二人の男子のしゃべりも止まった。
(続く)
(続き)
「そこまで言うことはないんじゃねーか」
「何だよお前、新垣の味方すんのか」
相手は半分ケンカ腰だ。俺もさすがにここでケンカはしたくない。俺は金持ちじゃないが、痛い目には遭いたくないのだ。
「そうじゃねーよ。ただあいつはあいつなりに一生懸命やってんだろうからバカにするのはやめてやれよって言ってんだ」
俺の言葉に二人はそれ以上新垣の事を話すのはやめた…が今度は俺が周囲の男子に訊かれる羽目になった。
「な、新垣さんとどうなんだよ」
「どこまでいったんだ?もう付き合ってるとか?」
「そんなことねーよ」
俺は質問の数々を適当にはぐらかしていた…が、運悪くそこへ女子たちが帰ってきた。もちろん、その中には新垣もいる。
「盛り上がってんじゃん、何の話?」
新垣が食いついてきた…当然俺と話していた男子たちはみんな離れていく…その目は明らかに俺と新垣のことを恋人として見ている。
「ちょちょちょ、何?何の話?」
新垣が俺のほうを見てたずねる。俺は自分の置かれた状況に、思わず逃げ出したくなった…
(続く)
214 :
名無し募集中。。。:04/09/26 03:30:58
ヾ( ・e・ )ノシ
( ・e・)
ガキさんがかわいい
キテタ━━━━━━━(・e・)━━━━━━!!!!!
218 :
名無し募集中。。。:04/09/26 05:28:22
( *-e-)zzz
ヾ( -e- )ノシ zzz.....落ちませんように.....ムニャムニャ
220 :
名無し募集中。。。:04/09/26 05:57:07
ほじぇ
寝ようそうしよう
後輩ガキさん
(つづき)
高まる気持ちを抑えるのに苦労しながら、俺は何とか新垣の家の近くまでやって来た。
「この角曲がったところ?」
「はい、あ、でもこの辺でいいですよ。あとは一人で帰れますから」
「そう?じゃあ、俺はこの辺で」
俺はそう言って元来た道を戻ろうとした。すると新垣が俺を呼び止めた。
「あの…先輩、今日はありがとうございました。
ピッチャーって…大変なんですね」
俺は内心はて?簡単なポジションなんかあったっけ?と思いながら答えた。
「ああ、俺も2年になったし、チームの柱にならなきゃいけないって思ってるからな」
俺がそう言うと新垣は大きく頷いた。
「頑張ってください。私も精一杯頑張ります」
「ああ、頑張れよ」
俺はそう言うと新垣に向かって一度手を振ってから、元来た道を戻って家に着いた。
家に帰ってテレビをつけると野球中継がまだ続いていた。それを見ながら遅い夕飯を食べていると俺の携帯が鳴った。
「♪〜」
俺の携帯の着信音、「GetWild」が鳴り響く。いまやすっかり懐メロだな。シティーハンターのエンディングだった
とか言っても野球部の連中には通じない。まあ、それはともかく。
「誰だ〜?」
携帯の通話ボタンを押す。
「もしもし?」
「あ、もしもし?私」
その声で誰だかすぐに分かった。野球部の正マネージャー、紺野あさ美だ。
(つづく)
紺野も登場か。
イイね〜。
(つづき)
紺野は俺と同級で一年のときからマネージャーをやっている。野球部の中ではほぼ唯一といっていいほど勉強が出来
るので同じクラスの俺も大いにお世話になっている。
まあお世話になるってのは別の意味もあるんだが…それはともかく。
「どうした?何かあった?」
「いや別に何もないけど…今家?」
「そうだよ。結局8時くらいまでやってたかな…」
「じゃあ最後までいたんだ。部室の鍵返してくれた?」
「ああ、新垣さんがやってくれたよ」
紺野と新垣の関係は知らないが、今のところ仲良くやっているみたいである。まあ紺野はいっつもボーっとしてる上
に天然ボケだし、新垣も周りと仲良くできるタイプみたいだから、心配することもないか。
「あ、あの子もいたんだ」
「うん、まあマネージャーの仕事を覚えようとしてるみたいよ」
紺野にさっきの一件を話そうかと思ったがやめた。別に下ネタだからという訳じゃない(まあそれもあるけど)。
余計な?事は話さなくてもいいかな、と思って思いとどまったのだ。
「ところで、明日の小テストの範囲教えてよ」
俺は話題を変えた。
「えーっ?また?たまには自分で勉強しなよ。身につかないよ」
紺野のこのセリフはいつもの口癖だ。まあ、試験前になると野球部の同級生全員で紺野のノートを回し読みするから
紺野がこう言うのも無理はない。
「そう言わずに教えてよ。ね、今回だけ!」
「もう、しょうがないな…」
いつもこの展開である。そして結局今日も長電話になってしまった。
「どうもありがと。じゃ、今夜勉強するよ、多分。おやすみ〜」
「おやすみ」
電話を切ると10時過ぎだった。やば、紺野にかなり電話代使わせたな…明日謝っとかないと。さて、冷え切った親子
丼を食べないと…と思ったらまた携帯が鳴った。
「♪〜」
今度は「LoveTrain」か。ってことは俺が電話帳に登録してない奴だな…誰だろう?業者だけは勘弁してくれよ。
「もしもし」
「せんぱーい、今まで誰と話してたんですか〜?遅すぎますよ〜」
新垣だった。(つづく)
(つづき)
「もう、かけてもかけても話し中だし、何なんですか〜」
いや、そこで何なんですかって言い方はおかしいだろ。少なくともテストの間違いを探す問題なら確実に点が取れる
ぞ。ってまあそれはどうでもいいんだが。
「ごめんごめん、ちょっと友達と話しててな。んで、どうしたの?」
「今日は…ありがとうございました」
さっきお礼を言ったはずなのに、わざわざもう一度電話をかけてきて言ってくれた。いい奴だな、やっぱり。
「先輩の家、反対方向なのに…わざわざすいませんでした」
「いいよ、だってバスを30分待つよりいいかなと思ったからさ。
んで、どう?学校には慣れた?」
別に先輩面しようとは思わないが、一応ここは聞いておいたほうがいいな、うん、そうしよう…と俺は往年の長嶋
監督ばりのカンピュータを駆使して決めた…まあわざわざそんなことしなくても普通訊くか。
「はい、毎日楽しいですよ。友達も出来たし」
新垣は始まったばかりの高校生活をとても楽しそうに俺に話してくれた。まあ、何年も学校にいれば楽しいことばか
りじゃないんだけどな…って、俺は居酒屋でクダ巻いてるオヤジかよ。
「そっか、良かったな。まあ明日からも頑張ろうな」
「はい!」
ここまでは返事が良かった。ところが…
(つづく)
(つづき)
「あの…それと先輩、お願いがあるんですけど」
突然新垣の声が曇った。一体何だ?もしかしてさっき俺が下着姿を見たことが関係してるのか?
「私がさっき部室で携帯使ってたこと、黙っててくださいね」
俺はそれを聞いて何故か笑ってしまった。そのことを心配している新垣が何だかとてもおかしかったのだ。
「ちょ、ちょっと何で笑うんですか、ひどいですよ。人が心配してるのに…」
「ごめんごめん、大丈夫だよ。俺が言う訳ないじゃん」
「ホントですかぁ?ならいいけど…」
新垣の声が元に戻った。
「じゃあそのことは黙っといてやるから、俺が今日お前の下着姿見たことも黙っとけよ。あれ、わざとじゃないんだから」
「えっ?あ、ちょっと、言いませんよ、恥ずかしいじゃないですか…」
新垣の顔、きっと真っ赤になってるな。しかし、これだけ下ネタに免疫がない高校1年も珍しいな。まあ、そのうち
野球部の空気に染まっていくか。いや、染まんないほうがいいのかもしれないけど。
「お前が言わないんなら、俺も言わないよ。約束するからさ」
俺がそう言うと新垣も安心したようだった。
「分かりました。じゃあ、約束ですよ」
「ああ、約束だ。もう遅いから早く寝ろよ。また明日な、おやすみ」
「おやすみなさい」
電話を切るともう11時を過ぎていた。結局俺が親子丼を食べることはなかった…
(母親がその後おいしくいただいた…らしい)(つづく)
とりあえずここまでうpりました
作者はこの後野球見に行くので
つぎのうpは夜になると思いますが今日中には頑張ってうpります
>>226さん
スレ立てありがとうございました
230 :
名無し募集中。。。:04/09/26 12:50:19
乙これからまとめて読みます
ヾ(*・e・)ノシ
232 :
名無し募集中。。。:04/09/26 14:47:41
( -e-)
233 :
作者:04/09/26 14:49:26
某球場から保全
雨が降って来た…
ヾ( ・e・ )ノシ
235 :
作者:04/09/26 16:52:30
負けた…(T-T)
がんがれ
237 :
名無し募集中。。。:04/09/26 17:43:45
( ・e・)
( ・e-)
(*・e・)<涼しいですね
そんなカッコしてるからだよ
だって、ノースリーブ着てるんだもんね。
涼しいはずだよ。
ほれ、上着貸してやるから。
(と言って新垣に上着をかけてあげる)
ヾ(*・e・)ノシ
ヾ(・e・*)ノシ
244 :
名無し募集中。。。:04/09/26 22:01:07
後輩ガキさん
なにか言ってよガキさん
ヾ(*・e・)ノシ <先輩・・・・・ポ
野球は負け、ふてくされてその後寝てしまったので遅くなりましたが
続きをドゾー
翌日。朝、家を出て学校までもう少しというところで紺野に会った。
「おはよ」
「ぁあ、おはよぅ…」
紺野はやけに眠そうだ。まあ昨日俺とさんざん長話したんだし、無理ないか。
「今日小テストだよ〜」
「あち、勉強してねえ」
「もう!誰のために私が昨日教えたと思ってるの?勉強するって言ったじゃん」
紺野がふくれっ面をして俺に言った。もっとも、その目はよく見ると「仕方ないな」という感じだ。本心では呆れている
んだろう。
「まあしょうがないね。できなくても私に泣きつかないでよ」
「はいはい」
そんな会話をしながら、俺と紺野は学校へ向かった。そして、ちょうど学校前のバス停に自転車が差し掛かった時。
「あ、おはようございます!」
ちょうどバスから降りた新垣が俺たちに気がついたらしく、挨拶してきた。
「おはよう」
「おはようお豆ちゃん」
紺野は何故か新垣のことを「お豆ちゃん」と呼ぶ。紺野曰く「豆に似てるから」らしいのだが、俺には豆というより東南
アジアの人のほうが似ていると思う。
「じゃあ、今日も部活でな」
「はい!」
礼儀正しい上にルックスもよい新垣は早くも部内のアイドルになっていた。まあ、男所帯の暑苦しい部活だから女子という
だけでもそれなりに人気にはなるだろうが。
「お豆ちゃん、部活になじんだみたいだね。よかった」
「ああ」
そして、今日も俺の学校生活が始まった。(つづく)
(つづき)
勉強のできない俺にとってテストの時間は一番過酷なものの一つだ。ったく、別にこんな図形の公式なんか卒業してから
一回でも使うことあったらいいくらいじゃねーかよ。何でこんな使えそうもない事を勉強しなきゃいけないんだよ?
そんな事を考えているうちに俺は思わず
「勉強なんて大嫌いだ〜!」
と叫びたくなったが、ここで叫んだら生徒指導室連行確定なのでやめとこう、と何とか思いとどまった。そして空白だら
けの解答用紙を眺めるのにも飽きた俺は視線を自分の前方へ向けた。
目の前には紺野がいる。まあ俺と違ってこいつは秀才だからこんな問題苦もなく解くんだろうな…そんな事を考えながら
紺野の背中を見ているうちに、俺は昨日のことを思い出した。
昨日の新垣の下着姿…何か今から考えると俺は物凄いものを見たような気がする。でも…正直に言えばもうちょっと見た
かったような気もする。しかし、俺があそこで言ってなかったらあいつ、まだあのままだったりしてな。そうなってたら最
高だったかも…
でも、あいつ奥手そうだからな。ひょっとして、まだ彼氏とかいなかったりして…やば、また興奮してきた。新垣とあん
な事やそんな事やこんな事して…って俺、ただのバカだな…ああ、だけどひょっとして、俺が初めてだったりして。だった
らいいなぁ…
「ねえ、後ろから解答用紙来てるんだけど」
紺野の声で、俺は危険な妄想の世界から引き戻された。ヤバいヤバい、一歩間違えると犯罪者になるところだった…俺、
まだ田代みたいにはなりたくないぞ。
そして、俺は結局数問しか埋められず解答用紙を出す羽目になった。あーあ、こりゃ赤点確定かもな…(つづく)
(つづき)
授業が終わって練習の時間だ。ストレッチ、ランニング、ノックと一通りのメニューをこなして、後は投げ込みだ。今日
も落ちないナックルをひたすら投げ続ける。
他の部員はティー打撃を始めたらしい。まあ、打てるようになってくれればいいけどな…と思いながら俺は練習を続けた、
が…
「うわっ!」
何が起きたのか分からなかった。とにかく気がつくと俺は保健室のベッドに寝かされていた。猛烈に頭が痛い。一体なぜ
なんだ?と思っていたところへ新垣が現れた。
「あ、先輩…大丈夫ですか?」
いまどき珍しい太い眉をひそめ、低い声で尋ねる。
「大丈夫も何も、俺何でここにいるの?」
「え?分かんないんですか?先輩、打球が頭に当たっちゃったんですよ」
ああ、だからこんなに頭が痛いのか…
「先生は、病院に行ったほうがいいって言ってましたよ」
まあ、普通ならそう言うわな。でもとてもじゃないが今は動く気になれない。
「悪いけど俺、まだ動けそうにないよ」
「そうですよね…分かりました。じゃあ私、部室から先輩の荷物取ってきます」
「ごめんね、よろしく頼むよ」
新垣が荷物を取りに行っている間、俺は寝るに寝られない状況になっていた。時計を見ると5時前。今日は一体いつ帰れる
んだろう…
「先輩、お待たせしましたー」
新垣が俺の制服と荷物を持ってきてくれた。
「あ、保健室の先生が今から会議に出るから何かあったら二階まで言いに来て、だそうです」
こんな状態で二階まで上がれとはよくよく生徒に冷たい教師だなと俺は思ったが、すぐに考えを改めた。そうか、って事
は今この部屋には俺と新垣しかいないって事か…おいしい状況じゃねーか!
「ありがとう。あ、新垣さんもこっちおいでよ」
ベッドに少しスペースを作る俺。新垣が座れるようにスペースを空けたつもりだった。が…
「えっ?うーん、じゃあ、少しだけですよ…」
そう言うと何と新垣はベッドに入ってきた。おい、何を勘違いしたんだこいつ!でも今俺…
添い寝してもらってる!?…最高のシチュエーションだよ、これは!(つづく)
GJ!!
今日はこれで終わりかな?
ほ
>>251 今日はここまで(のつもり)です。姉妹スレの分も書かないといけないんで…
ただひょっとしたら寝る前にこそっと続きをうpるかもしれません
その時は明日にでも読んでやってくださいw
乙ですよー (*^ー゚)b グッジョブ!!
あっちもがんがれ!
乙!!!最後のがきさんの行動は作風からしてちょっと意外だった。
どんな展開に転がるか期待してます。
高校生活スレに続きをのっけました
引き続きよろしくおながいします
256 :
名無し募集中。。。:04/09/27 00:47:42
あげ
GJ !!
イイヨー
_, ,_
(*・e・) <愛ちゃんも、かわいい・・・・・もう恥ずかしいじゃない!
誤爆った_| ̄|○
ワロタ
その内容ってことは、あのスレかw
(・∀・)ニヤニヤ
あのスレだよ orz
キテタ━━(・e・)━━ !!
作者さんおつかれ
>>264 どもです
何とか今夜中にもう1話うpりたい…頑張らねば
頑張れ待ってる
(つづき)
新垣が何を勘違いしたかは知らないが、俺と新垣は一つのベッドに横になっている。
「きし〜むベッドの上〜やさしさ持ち寄り〜」
とでも歌いたいところだが、あいにく事態はそんなにロマンティックではないのである。
「先輩、大丈夫ですか?ヤバかったら明日病院行った方がいいですよ…」
新垣はホントに心配そうだ。まあ心配してもらえるのは大いにありがたいんだが、だからって痛みがすぐ引く訳ではない。
まあ、2,3日ゆっくりしてたら治るんだろうけど。
しかし、このシチュはマジ興奮ものだ。新垣って、無防備なところがいいんだろうな…って俺はスケベ親父かよ。川崎あ
たりのストリップに通いつめているおっさんみたいな事を考えちまった。いかんいかん、冷静に、冷静に…と思っても目の
前には昨日下着姿まで俺に見せて「しまった」女の子がいるのである…興奮するな、って言う方が間違っている。
「な、なあ新垣、お願いがあるんだけど」
「何ですか?」
俺はここでとんでもない事を口走ってしまう。
「頭がすごく痛いんだ…その、膝枕とかしてくれると…ありがたいんだけど」
「はいっ!?」
新垣の声のトーンが半音上がった。
「いや、頭痛いのは分かりますけど、枕あるじゃないですか。膝枕…するんですか?」
「い、いや、そのさ、この枕俺の頭に合わないんだよ。どうもさっきからしっくり来なくって…さ」
俺の言い訳は誰が聞いても苦しいものだと分かるものだったが、それでも新垣は何とか納得してくれたようで、
「じゃあ、ちょっとだけですよ…」
そう言って体を起こし、ベッドの上に正座してくれたのだ!しかも、(俺の荷物を取りに行った際に着替えたらしい)
制服姿。スカートの中が微妙に見えそうだったり…程よく肉のついた太腿、たまんない…って、またエロ親父モードになっ
てるよ、俺…
「じゃあ、先輩、どうぞ」
そして、俺は相変わらずガンガンしてる頭を新垣の太腿の上に横たえた。(つづく)
ヾ( ・e・ )ノシ
(つづき)
よく考えてみると俺の人生の中で、親以外の人間に膝枕してもらった経験はない。って事は、事実上人生初の膝枕って事に
なる。いや〜、極楽、極楽、このまま耳かきでもしてもらいたい…とでも言いたい所だが、今俺の頭は猛烈な痛みがまだ残っ
ており、そんな悠長な事言える状態ではなかったのである。
「先輩、マジで病院行ったほうがいいですよ…」
眉をさらに顰めて新垣が言う。
「大丈夫、大丈夫だから…」
俺は一応そう言っているが、ホントはあまり大丈夫ではない。ただ新垣に膝枕してもらっているうちに何かだんだん辛さ
は緩和されてきたのだから不思議である。
「ああ…ちょっと楽になったよ」
目を瞑ったまま俺はうわ言の様に呟いた。それが聞こえたのか新垣も
「よかった…」
と言いながら俺の髪を撫でてくれた…って、これじゃ昨日とまるっきり立場が逆のような…怪我して弱い部分見せるとこう
なっちゃうものなのかな…まあ気持ちいいからいいか。
それからしばらくして、新垣が言った。
「あの…先輩、そろそろ私、足が痛くなってきたんですけど…」
「えっ?ああ、ごめん。もういいよ、ありがとう」
俺は新垣の太腿の上からゆっくり頭を下ろし、再び枕の上に頭を置いた。それを見て新垣は立ち上がろうとした…が。
「あっ!」
足がしびれてバランスを崩し、新垣は俺の体の上に倒れてしまった。
「あ、ご、ごめんなさい…」
新垣が立ち上がろうとしたその時!
「お豆ちゃん、ちゃんと様子見てくれて…る!?」
運の悪いことに、片付けを終えた紺野がやってきてしまった。目が合う俺たちと紺野。
「うそ…そういう、仲だったんだ…じゃあ、私はこれで」
扉をバタンと閉めて出て行ってしまった紺野。元気なら俺も追っかけるところだが、生憎そんな体力はない。
「あさ美先輩…誤解…しちゃったみたいですね」
「ああ…」
どうしていいか分からず言葉を失う俺と新垣。ヤバい、これは大変な事態になるかも…とは思いながらも俺は何もできない
自分が情けなかった。(つづく)
主人公の名前が決まらない…(どっちの話も)
誰かいい案だしてくらさい…
271 :
名無し募集中。。。:04/09/27 05:10:49
ヾ( ・e・ )ノシ
272 :
名無し募集中。。。:04/09/27 05:37:08
乙GJ
名前か、誰か任せた思い浮かばん
せんぱーい
( ・e・)<せんぱーい!
275 :
名無し募集中。。。:04/09/27 09:52:34
膝枕キタワァ━━ヽ(´Д`;)ノ (Д`;ノ) ヽ( ;)ノ (ヽ;´Д) ヽ(;´Д`)ノ━━ン!!!!
276 :
名無し募集中。。。:04/09/27 11:48:13
( ・e・)<先輩保全は?
ヾ( ・e・ )ノシ <先輩!保全しておきますよ
278 :
名無し募集中。。。:04/09/27 13:12:07
ガキさんに膝枕してもらうのが俺の夢!!!!
いきなりすいません。。。(;´д⊂)
去年もやったのですが、今年も是非と思い誕生日企画をやることにしました。
残りわずかですし、少しでも誕生日メッセージを集めて里沙ちゃんに喜んでもらおうと思い
ここの皆さんにも協力してもらおうと思いまして書き込みさせて頂いております。
どうぞ里沙ちゃんのことが大好きな皆さん、是非是非里沙ちゃんへメッセージをお願い致します。
里沙誕プロジェクト2004(*´∇`)
http://cat.zero.ad.jp/~zap43277/
280 :
名無し募集中。。。:04/09/27 13:48:46
>>279 ウザいよ
ファンサイト様が2chにわざわざ出張してきて
いろんなスレにコピペしてまわんなやヴォケ
>>280 ごめんね。(;´д⊂)
ファンサイトが2ch様にわざわざ出張しちゃって。(;´д⊂)ごめんね
ヾ(*・e・)ノシ <せんぱ〜い♪おやつおやつ〜
ヾ(・e・*)ノシ <お〜や〜つ〜♥
284 :
名無し募集中。。。:04/09/27 16:42:55
(*-e-)<せんぱ〜い・・・もぉ。
( *・e・)
後輩保全
ヾ(*・e・)ノシ <先輩保全
h
290 :
名無し募集中。。。:04/09/27 21:21:26
浮上
( ・e・)
ヾ( ・e・ )ノシ
もう少ししたら続きをうpります
今日は近鉄ーオリックス戦の実況にかじりついてた…・゚・(ノД`)・゚・
今回は主人公と紺野の過去の話が主になるので
ガキさんの話は少なめになりますが
話のなりゆきなのでご了承ください
頑張れ
(つづき)
俺は正直途方に暮れていた。いくら誤解とは言え、入ったばっかりの新人マネージャーと折り重なってるところを見られて
しまったら、いくら弁解しても聞いてもらえないかもしれない。そうなれば俺、紺野に会わせる顔がない…
「どうしよう…」
だからと言って考えても何か案が出るわけではない。かといって何もしない訳にもいかない…どうしていいのか分からない
状態の俺はマジで困ってしまった…そういえば昔「そして僕は途方に暮れる」って歌があったな…今の俺にピッタリだな…
って、ピッタリじゃダメなんだけど。
「とりあえず、電話してみるか…」
俺は紺野のところへ電話を入れた。出てくれたらいいけど…
「Trhhhhhh…trhhhhh…」
呼び出し音ばかりが空しく鳴り続ける…ヤバい、いつもなら5コール以内に出るはずなんだが…出ない。まずい、嫌な予感
がする。しばらくして電話を切った俺はマジで凹んでいた。
まずい、こりゃ嫌われてる…な、きっと。(つづく)
(つづき)
「ああ、俺なんて事したんだろ…」
思い起こせば去年、俺が1年生ながらエースになった時、一部の先輩からきつい事も言われた。正直な話、練習に行くのが
嫌になった事も一度や二度ではない。辛くない訳はない。
「何で俺だけ…野手にも1年レギュラーはいるじゃないか…」
俺は半ば絶望しかけていた。それを救ってくれたのが紺野だった。
「大丈夫だよ。一生懸命やれば、みんなついて来てくれるって」
「ならいいけど…」
「私もできる事があったら手伝うから、ね?」
「ああ、ありがとう…」
俺は嬉しかったが、それ以上特に何も言わなかった。しかし…
変化は少しして現れた。明らかに先輩の態度が違っていたのだ。
「きっと、紺野が何か言ってくれたんだろうな」
と思ったが、特に何も言わずに毎日練習を続けた。そんなある日。
「おまえ、よかったな」
キャッチャーの哲哉が突然俺に言った。
「え?何が?」
「先輩方と、うまくやってけるようになったみたいだな」
「ああ…まあな」
「紺野さんも偉いよな、お前のためにさ」
「えっ?」
「知らなかったのか?」
俺はそこで初めて、紺野のしてくれた事を知った…(つづく)
取りあえずここまで。続きは今夜中にうpります
姉妹スレのこともあるので行ったりきたりになりますがお許しください!
多分作者の人と俺は同世代だと思うが。
主人公のピッチャーは「尚人」がいいんじゃないかな。分かるだろ?
>>298 失礼ですが、おいくつですか?
元ネタ…分かんないです。
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
勘違いですた。
ちなみに劇場で逆シャア見た世代です。
哲哉君の相方は尚人君と信じてるだけで…
>>300 なるほどw
僕は実は某地方の大学1年生w
TMN&80〜90sのJポップ大好きですが
一番好きなのはウツさんだったりします
あと「尚人」じゃなくて「尚登」さんですよ〜
姉妹スレの小説の中には
僕の好きな曲がたくさん出てきますのでそちらもドゾ〜
ひとまず乙
ヾ( ・e・ )ノシ
(*-e・)
305 :
名無し募集中。。。:04/09/28 02:15:48
ほほほ
(つづき)
「紺野さん、お前のためにわざわざ先輩に頭下げてたぜ、まあ、俺が見たのは1回だけだからその時だけかもしれないけど」
「そうだったのか…何て言ってた?」
「忘れた」
おい、そこが一番大事何じゃん!まったくお前は…だから一試合6パスボールとかするんだよ。
俺はその日の夜、紺野に電話をした。
「どうしたの?」
「今日、哲哉から聞いたよ」
「何を?」
「先輩に…いろいろ言ってくれたらしいな」
「私が?そんなことないよ」
「でも聞いたぞ、お前が先輩に頭下げてたって…」
「それは…違うから」
俺はどうしても紺野と直接話がしたくなった。
「なあ、今から会えないか?」
「えっ?でももう夜だよ」
「そうだけど…ほら、明日休みだし」
「うん…まあ分かった、駅前のコンビニでいい?」
「ああ、今から行くよ」
外はすっかり寒くなっていた。10月の夜は気温がマジで下がる。こんな田舎ならなおさらか…商店街も9時にはみんな閉
まるし。
俺は自転車を飛ばした。誰も通らない踏切を過ぎ、収穫の始まった田んぼを過ぎ、子供の頃によく探検した廃墟のビルを
過ぎ…駅前に着いた。ちょうど在来線の電車がゆっくりと発車するところだった。
コンビニの前に紺野が立っていた。早くもコートを着ている紺野は学校で見るよりももっとかわいく見えた。
「ごめん…呼び出して」
「ううん、別にいいよ。で?話って?」
「さっきの話の続き」
俺と紺野の長い夜が始まった…(つづく)
ガキさん出てこない…w
さらっと終わらせる予定だったこんこんとの思い出の回想ですが
もう少しかかりそうです…ガキさん目当ての方、すいません…
ただこの2人の話は絶対に書きたかったので
もう少し続けます。ガキさん目当ての方はもう少し待ってください。
一応姉妹スレでも書いたので
こちらでも話の展開を説明しておきます
主人公(名前決定)…野球部の2年生エース
新垣里沙…野球部の新入マネージャー
紺野あさ美…主人公と同学年のマネージャー、主人公と訳あり?
この3人が主人公です
後は他メン出すかどうかは未定です
一応主人公の最後の夏までは続けられ…たらいいなぁw
それでは駄文&長文失礼しました
もう少し主人公&紺野の過去編が続きます
ガキさんファンの方、もう少しお待ちください!
乙かれ。マイペースでがんがれ!
名前は上の方で話してたやつ?
310 :
名無し募集中。。。:04/09/28 03:10:58
あげ
オツカレ イイヨイイヨー
遅くなりました!
こんな時間まで起きてる方はいないとは思いますが
つづき行きます
つづき)
俺と紺野は紺野の家の近くの公園までやって来た。自転車のかごにはコンビニで買ったペットボトルとフランクフルト。
「で、話の続きだよね」
「ああ…」
俺は紺野の方を見ると言った。
「俺一人の力じゃ、絶対良くならなかったと思う。だからお前が…」
「私じゃないよ」
俺の話をさえぎるように紺野が言った。
「タカシ君と、チームのみんなのおかげだよ。みんなで一生懸命やったから、先輩にも分かってもらえたんだと思うよ、
きっと」
「じゃあ、その中にはお前もいる訳だ」
「えっ?」
「みんなで頑張ったんなら、その中にはお前もいる。そうだろ?」
「でも私、試合に出てるわけじゃないし、練習してるわけでもないし…」
「じゃあ、片付けをいつも最後までやってるのは誰?部室を掃除してくれるのは誰?試合の日程調整を手伝ってくれる
のは誰?
…ユニフォーム着てないから野球部じゃないなんて、俺は思わないよ」
俺はそう言ってさっき買ったライフガードを飲む。だが…紺野の返事がない。
「どうした…の?」
振り返って俺は紺野の方を見た…泣いていた。
「ごめん、そういう風に…言ってもらえることあんまりなかったから…嬉しくて…」
俺はもうたまらなくなって紺野を抱きしめた。
「ありがとう…ありがとう…」
紺野を抱きしめながら俺は言った。
「お礼言うのは俺の方だよ。ほんとにどうもありがとう」
それ以上お互い言葉が続かなかった。そのかわり、俺たちはずっと抱きしめあっていた。そして、それも解けてしば
らくして俺は言った。(つづく)
(つづき)
「なあ、紺野…」
「ん?」
「もし良かったら…俺と…付き合ってくれないか?」
思い切って、俺は告白した。当然、勝算もあった。だが…
「ごめん、タカシ君、もう少し…待って」
「え?」
思いもよらない紺野の発言に俺は戸惑う。
「私も、タカシ君の事、好きだよ。でも…今はまだ待って、お願い」
「何で?彼氏でもいるのか?」
「そうじゃない。そうじゃないけど…」
「けど?」
今にして思えば、このとき俺の口調はちょっと強すぎて、紺野を問い詰めるようになってたかもしれない。ただその
時の俺にはそんな事考える余裕がなかった。
「彼氏もいないし、タカシ君の事好きなんだけど…
今はね、野球部の事とか勉強の事とか…やらなきゃいけないことが多すぎて…そこまで考えられないんだ、ごめんね」
俺はまたそれ以上何も言えなかった。ショックだったのが伝わったのだろう、紺野が言った。
「…私、嫌いだとか、付き合えないとか一言も言ってないよ。ただ、今は時間がほしいだけ。だから…その準備できたら
その時は私から告白する…だから待ってて」
「分かった」
下を向いたまま俺は答えた。悪いとは思ったが、どうしても顔が上げられなかったのだ。(つづく)
(つづき)
「タカシ君、こっち向いて」
俺は顔を上げた…その瞬間、紺野の唇が触れた。俺の、ファーストキスだった。
「…!」
「ごめんね、私行かなきゃ。いい加減帰らないと、パパとママに怒られちゃうから」
「…ああ、そうだな。ごめん、こんな時間に呼び出して」
「ううん、いいよ。あとそれから…もう私の事、『あさ美』って呼び捨てにしていいから…学校以外、ならね」
紺野…いやあさ美はそう言って笑ってくれた。きっと、俺が落ち込んでいるのを見て言ってくれたんだろうと思った。
それなら尚更あさ美のやさしさに触れたような気がして、俺は逆に切なくなった。
「じゃあ、また来週ね」
「ああ、気をつけて帰れよ」
あさ美を見送って、俺も家路に着いた。冷えたフランクフルトを口にしたとき、俺はなぜか涙が止まらなくなった…(つづく)
GJ !!
(つづき)
…それからしばらくは時々一緒に出かけたりもした。でもだんだん二人の距離は遠くなっていく。俺は何も変わって
ないはずなのに。
クリスマスの日、久々にプライベートで会った。でも、前の彼女とは何かが違う…自然に会う回数も電話の回数も減っ
て、いつしか俺の呼び方も「あさ美」から「紺野」になり、ついには「紺野さん」になった。
俺はあさ美の事が好きなんだ。間違いない、それは自信がある。でも…だんだん自分で理由が分からなくなっていく。
なぜだ?俺、変わっちゃったのかな…(つづく)
(つづき)
自分で答えを見つけられないまま、4月を迎えた。新入生が入ってきたら、少しは俺の気持ちも変化するかもしれない…
…そして、確かに変化はあった。だがそれは自分が必ずしも望んだものではなかった。そう、新垣がやってきた事だ。
新垣と接していく内に俺は自分の気持ちが確実に変化していくのが分かった。そして今日の一件…俺は痛い頭で必死に
考えていた。
紺野への思いを断ち切って新垣に思いを寄せるなら今だ。でも、俺は紺野の事を嫌いになった訳じゃない、それにもし
かしたらまだ紺野も俺のことを好きでいてくれているかもしれない。でも、俺の思いは新垣へと変わったのかもしれない
…
その夜、紺野からは連絡がなかった。新垣からもなかった。そして、俺もどちらにもそれ以上連絡しなかった。鎮痛剤
を飲んでも治らない頭痛と二人への思いを抱えたまま…眠れぬ夜は更けていった。俺の枕元のコンポは小さな音でTMN
のバラードを流し続けていた―(つづく)
改行規制ウザ杉…2,3回分の原稿を毎回2回ずつ分けるはめになった…w
まず始めに謝ります。ガキさん出てなくてほんとにすいません!
本来ならスレなのかもしれませんが…ここはどうしても力を入れたかったのでこうなってしまいました
(おかげで2日連続徹夜ですが)
これから姉妹スレの新作に取り掛かります。頑張って昼前にはうpしたい…
あちらにはガキさん出てきますんでファンの方はそちらへどうぞ
最後に、このスレの話の主人公は「隆」でいきます(苗字は引きつづき募集中)
名前の由来のヒントは
>>301とかでw
それでは皆さん、また後ほど!
320 :
名無し募集中。。。:04/09/28 07:52:31
後輩ガキさん
322 :
TK−Trap ◆Mb80Xu1HYE :04/09/28 10:44:27
保全
323 :
名無し募集中。。。:04/09/28 13:13:09
先輩保全
後輩保全
325 :
名無し募集中。。。:04/09/28 16:32:20
ヾ(*・e・)ノシ <ほっほ〜
326 :
名無し募集中。。。:04/09/28 16:56:19
ヾ(・e・;)ノシ
新垣保全
(*・e・)
ガンバレ
331 :
名無し募集中。。。:04/09/28 19:45:13
ヾ( ・e・ )ノシ
(*・e・) <先輩・・・・・
かわいい後輩
(つづき)
俺は翌日、学校を休んで病院に行った。まあ頭が痛かったというのもあるんだが、二人に会わなくてすむと思ったのも
事実だった。
「まぁ、軽い脳震盪でも起こしたんでしょう」
年寄りの医者はそう言った。病院を出たら外は雨だった。まずい、傘持ってきてないぞ。
「しょうがない、どっかで時間潰すか」
そう思って俺は近くのスーパーに入った。このスーパーの屋上がゲームセンターなのだ。
「相変わらず古い奴しかないな…」
もう5,6年以上新台を入れてないこのゲーセンはいまだに「ギャラガ88」とかある。だいたい最新の筐体が「KO
F95」って何だ?化石じゃん、それじゃ。
それでもまあ、時間は潰せる。俺は化石のようなゲームで時間を潰した。そして気がつくと雨はすっかり上がっていた。
「よし、そろそろ帰ろう」
俺はゲーセンを出て、自転車に乗り込んだ。その時…
「先輩!」
誰かに呼び止められた。振り返ると…新垣がいた。
「今日、私…休んじゃいました、学校」
「ああ、そうなんだ」
「先輩も、ですか?」
「うん」
「そうですか…」
どうも会話が重い。俺は一体どうしたらいいんだ…(つづく)
( ・e・)<がんばってね、一時保全
336 :
名無し募集中。。。:04/09/28 23:00:33
age保
(つづき)
「先輩…昨日はすいませんでした」
「えっ?ああ、いいよ、別に」
声が上ずっている事は自分でもわかる。
「なあ、新垣…」
「はい?」
「もし良かったら…今からどっか行かないか」
「え?どこに…ですか?」
「どこでもいいよ、お前の行きたいところに行こう。どうせ明日は休みだし」
「…わかりました。じゃあ…何か食べに行きたいです」
俺と新垣は電車に乗り込んだ。俺と新垣の(盛り上がらない)初デートが始まった…
「次は〜大学付属病院前〜大学付属病院前〜お出口左側に変わります〜」
「なあ、このまま終点まで行ってみるか?」
「えっ?ちょ、ちょっとそりゃ遠いですよー」
新垣がだんだんいつもの新垣に戻ってきた。それでいいんだ、今の俺にはそれが合うから。
「でも、せっかく出かけるんだし、たまには思いっきり遊ぶのもいいんじゃないか?」
「そうですけど…」
俺は新垣と一分一秒でも長くいたかった。そうすれば今の自分の置かれた状況を少しでも忘れられると思ったからだ…
ただ、自分の状況を新垣に押し付けているような気はしているが…今の俺はなりふり構わずにいる事しかできなかった。
「何食べたい?ごちそうするよ」
「い、いいですよ…先輩に悪いです」
「いいよ、今日は俺が誘ったんだし…な?」
「じゃあ…先輩にお任せします」
そう言って微笑む新垣はたまらなく可愛い。俺はすべてを忘れられるかも、と思っていた…(つづく)
ヾ( ・e・ )ノシ
339 :
名無し募集中。。。:04/09/29 01:14:14
§ノヽ§
( ・e・ ) <抜いてけホーケー達
/ , ヽ
 ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄
|\`、: i'、
\ \`_',..-i
\.!_,..-┘
イイヨイイヨー(*^ー゚)b グッジョブ!!
がんばってくださいね
(つづき)
俺と新垣は電車の中で隣りあって座っている。別に恋人でも兄妹でもないが、周りから見るとそんな風に見えるかもし
れないと思った。
どこまで行くかを決めずに電車に乗った俺は途中でふと眠くなり、いつしか眠り込んでしまった(らしい)。新垣の肩に
俺の頭がついてしまった。膝枕の次は肩枕である。
「先輩、寝ちゃった…」
そういう新垣の声はうっすらと聞こえたが、俺は眠気に勝てず再び眠ってしまった。そして…
「次は〜終点、新幹線口、新幹線口前です。お忘れ物のないようご注意下さい〜」
…やば、もう終点だ。起きなきゃ。てか新垣は何で起こしてくれなかったんだ?と思って隣を見ると…
「せぇんぱぁーい…ムニャムニャ…」
寝ていた。しかもいつの間にか俺の手をとって。その寝顔がとても愛しく思えて、俺は思わず頭を撫でた(本当はもっと
いろいろしたかったが…)。
「おい、もう終点だぞ。そろそろ起きろよ」
「ぇ…しゅうてん…って終点!?何で今まで起こしてくれなかったんですか!?」
新垣が飛び起きた。
「起こせる訳ないじゃん、俺も寝てたんだから」
「ああ…そうでした。まあいいや、何か食べに行きましょー」
まったく、切り替わりの早い奴だ。まあだからいいんだろうけど。改札口を抜けると街に出た。この田舎町では一番開け
たところである。
「じゃあ、あそこに行こうぜ」
俺が指差した店は俺が何回か行った事があるイタリアンの店だ…まあ、その何回かの大半が紺野と行った時なんだが。
「あ、いいですねー。行きましょう行きましょう」
新垣はそんな事知らずに無邪気にはしゃいでいる。ああ、俺もああなりたいよ…まったく。でも、今ぼやいたって仕方ない。
その事を忘れるために新垣を連れ出したんだし。
「よっしゃ、じゃあ行こうぜ」
俺と新垣は店に入った…(つづく)
今日は一応ここまでです
思うんですが
この話はスレ違いなのかな?と
一応姉妹スレと差別化するために
登場人物を変えたりはしてますが…
ここで書くのはやめた方がいいのかな…?
どうしてそう思うんだい?
もはや話が広がりすぎちゃったかな…と
ここでいいと思うんだけどな
そうですかね?ただ「ちょっとHな後輩」というのはもはや満たしていないから…
それにガキさんが主役になってないような気もするし…
悩むところです
考えなければいけない所かもね。
あっちとこっち、棲み分けないといけないと思うし。
正直に言えば当初はこんなに大きな話になるとは思ってなかった…
ただどうしても296〜318までの内容は書きたかった部分だったので
「スレ違い」を承知であえて書いたんですが…
これからどうするかはまだ何とも…
ちょっとHな感じが出てくるようならば
ここでもいいんじゃね?
ちょっとどころじゃないかも…w
この後の展開をばらすのはちょっとアレですが
行くとこまで行くかも知れません
それがダメだってことになればやっぱりスレ違いになるんだろうし
どの編までが許容範囲なんでしょうか?
( ・e・)
( *・e・)
353 :
名無し募集中。。。:04/09/29 05:04:57
ヾ( ・e・ )ノシ
( *-e-)zzz...ムニャムニャ
?
356 :
名無し募集中。。。:04/09/29 14:06:33
( *・e・)
>>350 Hしても何してもいいと思いますよ?ガキさんのキャラが立ってて、おもしろければ。
・・・とか言ってみるwまあ、スレが荒れるような展開じゃなければ大丈夫かと。
作者さんの好きなように書いてくださいませ。あっちでもこっちでも応援してます。
ヾ( ・e・ )ノシ
ヾ( ≧∀≦)ノシ
360 :
名無し募集中。。。:04/09/29 16:39:28
>>350 パンチラまで。モロは御法度。ただ、チンチン見て「キャッ!」とか言うのは許せる。
あからさまな行為はギャップの激しさからニィニィのイメージと結びつかなくなる。
制限が大きい程読者が妄想できる余地が拡がるように思う。
(人それぞれなんだろうな)
361 :
名無し募集中。。。:04/09/29 16:56:31
個人的にはおっぱいはOKかな。夏祭り編のおっぱい事件とか最高だったしw
(*-e-)
363 :
名無し募集中。。。:04/09/29 18:25:42
( *・e・)
364 :
名無し募集中。。。:04/09/29 19:11:10
( *-e-)
(-e-* )
ヾ(*-e-)ノシ
ヾ(*・e・)ノシ <せんぱ〜い
368 :
名無し募集中。。。:04/09/29 21:21:05
( ・e・)<(おっぱい、、、)
(・e・* )彡 キャ!
369 :
名無し募集中。。。:04/09/29 22:31:41
e・*)ノシ
>>357 >>360 >>361 貴重な御意見どうもです
自分ではファイナルフュージョンありの方向で考えてますが(そこまでどぎつくしようとは思わないけど)
やっぱり書かん方がいいのかな…
371 :
名無し募集中。。。:04/09/29 23:37:23
( ・e・)
372 :
名無し募集中。。。:04/09/30 00:04:07
( ・e・)
373 :
名無し募集中。。。:
ヾ(*・e・)ノシ <せんぱーい