Berryz工房のエロ小説を書こうよ!!!

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501名無し募集中。。。

「佐紀ちゃんって、生理来たの?」
 清水佐紀はホテルのシャワーを浴びながら溜息をついた。
 さっきまで夏焼雅と一緒に、部屋に遊びに来ていた菅谷梨沙子に聞かれた時、心臓が止

まるかと思った。梨沙子の言うことだから、深い意味なんてないんだろうけど……
 それでも、まだはじまってないことを気にしている自分を、見抜かれたような気になっ

て、思わず泣きそうになってしまった。
 水滴が流れ落ちていく自分の体を見下ろす。
 凹凸のない、完璧としか言いようのない幼児体型。
 膨らんできてもいいはずの胸に手を当てる。膨らんでいるどころか、柔らかさすら感じ

られない。皮膚の下には、骨の硬さがあるのみだ。
 さらに目線を落とすと、引き締まってはいるけれど、くびれのない腰の下、産毛すら生

えてないそこに辿り着く。
502名無し募集中。。。:04/09/06 13:59

 はあ、と大きな溜息を吐く。
 女っぽさが雫ほども滲んでこない自分の体。
 佐紀は自分の体が好きじゃなかった。
 個人差があるのはわかっているけど……
 シャワーを止めて、バスタオルで体を拭く。新しいタオルで髪を拭きながら、ユニット
バスを出る。
 ドライヤーも使いたいところだけれど……と、二つ並んだベッドの方に目を向ける。二
つとも、遊びに来ていた雅と梨沙子のおかげで、シーツは乱れている。せめて、もう少し
マシな状態にして帰ってほしかった。
 佐紀がドライヤーを使うことを躊躇ったのは、窓側に近いベッドでは、浴衣姿の須藤茉
麻が、寝息を立てているからだ。
 地方に泊まる時は、たいてい2人か3人で相部屋になる。決め方はくじ引きとか、けっ
こう適当。
 髪を拭きながら自分のベッドに座って、穏やかに眠る茉麻を見る。
 体が大きい子は、はじまるのも早いということを聞いたことがあるけれど……
503名無し募集中。。。:04/09/06 14:00

 ぼうっと茉麻の寝姿を見ていると、うぅん、と寝息を吐いて寝返りを打つ。シーツが乱
れて爪先に引っかかっているだけの状態になった。
 先はそれを直してやろうと茉麻に近寄る。
 シーツをかけ直そうとして、手が止まった。
 浴衣がはだけて、ほとんど帯を巻いているだけの状態になっている。
 佐紀はゴクリ、と喉を鳴らした。茉麻の膨らみかけの胸と、その先っぽのピンク色が、
はだけた浴衣の隙間から見えた。
 確かに茉麻は、佐紀よりも頭一つ分大きい。けれど、胸の大きさで言うなら、つい最近
までそんなに変わらなかったはずだった。けれど、最近では差がつけられた気がする。
 それは佐紀が自分の体型に劣等感をもっているから、そこから来る思い込みなのだろう
けど。
 でも、羨ましい……
504名無し募集中。。。:04/09/06 14:00

 佐紀の小さな手が、乱れた浴衣の内側へ伸びていく。
 経験したことのない感触。柔らかいのに、指を押し返してくる弾力がある。自分の体に
は、こんな感触の部分はない……
 膨らみは小さなものだったけれど、佐紀の手がそもそも小さいのだから、ちょうどいい
大きさなのかもしれない。
 茉麻の、少し熱いくらいの体温が、佐紀の鼓動を落ち着かなくさせる。胸に当てた手を
動かしたまま、佐紀は自分の胸に手を置いた。
 指を真っ直ぐ伸ばした手を当てて、ジャストフィット。溜息をつきたくなるほどの差。
 そして実際に溜息を吐いた頃には、佐紀の掌の中で、茉麻の胸に変化が現れていた。
 柔らかかった掌の中に、“固さ”が感じられる。
 そっと手を離して覗き込んでみると、ピンク色の乳首がプックリと膨らんでいる。
505名無し募集中。。。:04/09/06 14:01

(うわっ、ど、どうしよ!?)
 慌てて茉麻の顔を見ると、くっきりした眉が歪んでいる。どこか悩ましげに見えるのは
気のせいだろうか。
 乳首が固く起き上がる。それが何を意味しているのかは、わかる……つもりだ。
(き、気持ち良かったのかな……?)
 佐紀は、からからの喉を、ゴクリと鳴らした。ツバなんて出てないのに。
 そして、その小さな桃色を、震える手で、指先で、摘んでみる。
「んっ」茉麻の寝息が乱れた。
 驚いて、手を引っ込める。
 起きたのではないようだ。
 とりあえず、胸を撫で下ろすが、すっかり呼吸を乱している佐紀は、それで落ち着ける
ほどの冷静さも失ってしまっていた。
 タガが外れる、とでも言うのだろうか。
506名無し募集中。。。:04/09/06 14:01

 佐紀の視線は、茉麻の体の表面を滑り降りて、浴衣の乱れから見え隠れする、下着に辿
り着く。
(これ以上は、ダメ、だよね……)
 頭の中ではそう言いつつも、佐紀は静かにベッドの上に乗る。
 もう、止められない。
 茉麻の脇に腰を下ろして、浴衣の中に手を伸ばそうとするが、少しやりにくい。
 そこで、開き気味の足の間に移動する。さすがに腰をおろせるほどの隙間となると、足
と足の間を、もう少し広げないといけない。
 茉麻の顔を窺いながら、そろりと広げて、一人分の隙間を作る。
(うわぁ、なんか、え、えっちなかっこ)
 いくら佐紀が小さいとはいえ、人が一人座っているのだから、隙間というよりは空間と
いう方が正しい。
 その空間から、佐紀は浴衣の中に手を潜り込ませて、下着のゴムに指をかけた。
507名無し募集中。。。:04/09/06 14:01

「んぅ」茉麻の寝息が、まるで抗議でもするように乱れた。
 佐紀はその格好のまま固まって、茉麻の顔を覗くが、瞼は閉じられたままだった。
 しばらくその格好で様子を窺ったが、どうやら目を覚ますことはないようだ。それを確
認して、
(ごめんね、まあ……)心の中で謝罪しつつも、作業を再開する。
 浴衣の中の手を抜き出すと、するすると下着が下りてくる。正確には下ろしているのだ
けど、佐紀の感覚としては、自分の手について下りてきた、という方が近い。
 膝の少し上のあたりまで下着を下ろすと、佐紀は浴衣を広げた。
 あ、と思わず声が出そうになって、口を抑えた。
 茉麻の白い肌に、広げられた足の間に、黒っぽいものが張り付いていた。いや、生えて
いた。
 薄く、だけど、産毛とは違うものが、確かにある。触ってみると、髪の毛とは質が違う
けれど、柔らかくって気持ちいい。
508名無し募集中。。。:04/09/06 14:02

 佐紀は視線をそのまま下に移す。
 茉麻のピッタリと合わさった亀裂が目に入る。
(たしか、ここを触ると、もっと気持ち良くなるんだよね……)
 何回目になるかわからないが、とにかく、喉を鳴らした。それで落ち着くわけでもない
けれど。
 伸ばした人差し指を、割れ目に触れさせる。
(熱い……それに、ちょっと……)
 湿ってるような気がする。寝汗かもしれない、けれど、この部分が湿っているというの
は、佐紀の頭の中では、“そういうこと”に直結させてしまう。
 茉麻のヒミツの場所に密着した、自分の指を動かす。茉麻が、ビクッと体を震わせたけ
れど、相変わらず目は閉じられたままだった。瞼には、少し力が入っているように見えた
けれど。
509名無し募集中。。。:04/09/06 14:02

 胸とは違う、未知の感触だ。
 熱くて、柔らかくて、なんというか、いつまでも触っていたい感覚。
(あれ……?)
 さっきまで感じていた汗のような湿り気が、もっと濃いものに、つまり、“濡れて”い
るような感覚になってきている。
 豊富とは言えない、性に関する知識をフル稼働させて出た答えは、
(こ、これって、つまり、その……か、“感じてる”んだよね……)
 それ以外には考えられなかった。
 そして、その答えを思い浮かべた途端、自分の身に起こった異変に気付いてしまった。
 足の間に隠れている場所、今指先が触っているのと同じ場所が、妙にむずむずする。
 おそるおそる、自分の下着の中に空いている手を滑り込ませた。
 指先がそこに触れた瞬間、
(!!)
 電気が走ったような不思議な感覚、それから、目の前がちかちかした。
(い、今のが“気持ちいい”ってコト?)
510名無し募集中。。。:04/09/06 14:02

 想像していたものとはずいぶん違う。
 もっと“ふわふわ”するものかと思っていたけれど、“びりびり”という感じがした。
 こんな感覚を茉麻も……
 茉麻に触れている指先、そして、自分の太腿の間にある指先を、同時に動かした。
「んふっ」
(っ!)
 茉麻が声を立てたのと連動するように、佐紀の体にも“びりびり”が走った。
 どういうわけなのか理解できないけれど、それが佐紀を高揚させる。
 茉麻と自分、両方に触れている指を、同時に動かす。
 背中を、何かが登ってくるような感覚。
 体がどんどん熱くなる。
 息が乱れて、鼓動もダンスレッスンの後みたいに激しい。
 茉麻にあてがっていた指先が、ぬるぬるの潤滑液に滑り、思うより大きく、深く動いて
しまった。
 割れ目の上の方へ跳ね、感触の違う部分を擦っていった。
(なんか、芯みたいな……)
 瞬間──
511名無し募集中。。。:04/09/06 14:03

「ふぅっ……んんっ!」
 茉麻の体が、ビクン、と跳ねるように反り返り、パタ、と糸が切れたみたいにぐったり
と落ちてきた。
 思ったよりもベッドが揺れて、佐紀の割れ目に押し付けていた指が、自身の“芯”を擦
りつけられた。
「ふあ……っ」
 思わず声が漏れていた。
 それで茉麻が目覚めなかったか、なんてこと、考えられなかった。
 頭の中が、真っ白……
512名無し募集中。。。:04/09/06 14:03

 全力疾走したあとのような疲労感。けれど、どういうわけか、全身にまだむずむずした
感覚が残っているような、変な気分。
(ひょっとして、今の、イっちゃった、のかな……)
 荒い息で肩を揺らしながら、茉麻を見下ろした。穏やかだった寝息が、佐紀と同じよう
に、すっかり乱れてしまっていた。
 けれど、ここまでしても起きないものなのか、と、佐紀は安心するのと同時に、ちょっ
ぴり呆れる。
(あ、いけないっ)
 茉麻の太腿の内側はすっかり、濡れてしまっている。
 佐紀は慌ててティッシュ数枚の引っ張り出して拭き取り、下着を元に戻した。それで一
旦手を止めてしまったが、浴衣をあわせて、シーツをかけてやった。
513名無し募集中。。。:04/09/06 14:03

 続いては自分だけれど……
(もう一回シャワー浴びようかな……)
 股のところだけじゃなくて、しっかり汗をかいてしまって、全身がベタベタする。
 佐紀は自分の荷物から、多めに持ってきたタオルと、Tシャツと短パン、それから下着
を持って、再びバスルームに向かった。
 扉の前で立ち止まり、ベッドで眠ったままの茉麻に目を向けて、
(……ホントにごめん、まあ)
 心の中で、もう一度謝った。
514名無し募集中。。。:04/09/06 14:04


515名無し募集中。。。:04/09/06 14:04

 バスルームの扉が閉じる音を聞いて、ベッドの上で、茉麻はぼんやりと目を開けた。
(あ、あたし……今、佐紀ちゃんに、何されたんだろ……)
 寝たフリをしてやり過ごそうとした茉麻は、初めての体験の戸惑っていた。
 そして、疲労感に瞼を下ろされて、そのまま眠りについた。
(また、佐紀ちゃんと同じ部屋がいいなぁ……)