「うぅ…!」
俺はあまりの気持ち良さに目をつぶり声を出さないように歯をくいしばった…すると…
「先輩!気持ち悪いんですか?」
「いや、気持ち…悪くないよ…」
[んふっ、気持ち良いんですよねセンパイ?]
「気持ち良いワケないでしょ!こんな苦しそうな顔してんじゃん!!」
「いや…ちが…。うっ!で、出るっ!!」
美樹の手の動きがさらに速くなった…
「で、出るって『大』ですか『小』ですか!」
「いや、違う方が…!」
「違う方って…あ!」
ビニール袋が俺の顔の前に出された…
「いや、そうじゃなくて…」
「ええ〜!!オシッコでもウン…大きい方でも『戻す』わけでもない出るものって…」
「いや、もう…いいよ矢口。ああ…!」
〔んふふふっ!〕
「あ!わかりました先輩、これですね!?」
おもむろにカバンの中からティッシュを取り出した矢口・・・
「〔!〕な、なんでわかったのかな・・・?」
万事休すというやつだ…なぜこの事が矢口にバレたのか…
覚悟を決めた俺は…というかもう限界だ!!
「出るっ!!」
ドクンドビュ!…ビュルビュルルルッ!