1 :
名無し募集中。。。:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:04/07/21 03:30
ちんぽさす
3 :
名無し募集中。。。:04/07/21 03:50
前スレ落ちたか
__
,,r‐''"~~´:::::::::::::゙~''''‐-、,
,,r''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙丶、
/:::::::::::::::::::::::::::::,r、::::::::::::::::::::::::::::::::\
/ ......::::::::::::ィ::::::::// ヽ:::::ト、::::::::::::::::........ヽ
/:::::::::::,r::::::/ |:::::/ / ゙、::l ヽ:::::::::、::::::::::::::゙、
/:::::::::::/i::::/,,,,l:::/ / ヽト‐-、:::::|',::::::::::::::::i
i::::::i:::::/'|::/ |/ / ! ヽ::|ヽ:::::i:::::::::l
l:::::::|:::/ .i/ ヽ:| ゙、::::i:::::::::|
|:::::::|/ ゙'! ヽ,!:::::::::|
|::::::;;;;i ┳━ ┳━ |;;;;:::::::::|
|::::::;;;;;| |;;;;:::::::::| また虐められるのか・・・
|::::::::;;;;l l;;;;:::::::::|
|:::::::;;;;;| |;;;;::::::::|
_,,,r-┴、::;;;;;ヽ、 ノ;;;:::::-‐-、
/ 、 、 ヽヽ-,;;;゙ヽ、 ---- ,,,イr/´/ ,r ゙'ヽ、
 ̄ ̄\,,,ヽ、,,i、,,,i、ノ' ̄ ゙゙̄'''‐- ...,,,,,,,,,,,,,,,,.... -‐'''~  ̄(,,しL,/,,,r'~,,,-‐' ̄
5 :
名無し募集中。。。:04/07/21 05:15
作家さん降臨キボン!
6 :
名無し募集中。。。:04/07/21 06:02
ho
7 :
名無し募集中。。。:04/07/21 06:07
◆■さくらももこ エッセイ さるのこしかけ■◆(5月 16日 22時 45分)
落札者は「 非常に悪い 」と出品者を評価しました。
コメント:取引はスムースでしたし商品自体には何も問題ありませんでしたが、何と言いますか、
表紙と1ページ目の間に明らかに陰毛と思われるものが挟まってました。きちんと発送前に確認
していただきたかったです。(5月 22日 7時 32分)
返答:それは本当ですか?大変申し訳ありませんでした。こんなことで許してもらえるか分かりま
せんが、私は20代前半の女性です。証拠にメールの方に私の画像を送りました。 (5月 23日 5
時 51分)落札者は「 非常に良い 」と出品者を評価しました。
コメント:家宝にさせていただきます。 (5月 23日 1時 56分)
8 :
名無し募集中。。。:04/07/21 07:19
前スレ450以降になんか来ましたか?
落ちたのか(´・ω・`)
>>8 なかなかいじめシーンに入れなかったけど
やっとはじめられた感じですよ
12 :
proxy215.docomo.ne.jp:04/07/21 09:37
乙
乙
乙
15 :
名無し募集中。。。:04/07/21 12:05
ソレはそうと、ママンすれ、また落ちているじゃねぇか
カタカナが安定してないなw
17 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 13:55
乙
18 :
proxy208.docomo.ne.jp:04/07/21 14:44
19 :
名無し募集中。。。:04/07/21 14:47
余裕って形容詞じゃないよね?名詞だよね。
20 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 15:35
誤爆か
21 :
名無し募集中。。。:04/07/21 16:11
22 :
proxy207.docomo.ne.jp:04/07/21 17:03
23 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 18:11
24 :
名無し募集中。。。:04/07/21 18:56
前スレの480以降持ってる人いませんか?
25 :
名無し募集中。。。:04/07/21 19:05
だれか〜いないの〜?
26 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 19:05
>>24 481までじゃないか?俺が481で最後に保全して1時間立たずに落ちてた
27 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 20:03
ほ
ぜ
落ちてたか↓
hozen no hanamiti
30 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 21:55
ほ
ぜ
32 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 23:21
ん
お尻ペンペンスレまた落ちたじゃないか
せっかく作者が2人も来たのに台無し
34 :
名無し募集中。。。 :04/07/21 23:29
一時間もたず落ちるってのはたまらんな
35 :
名無し募集中。。。:04/07/21 23:36
36 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 00:01
ほ
37 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 00:16
ぜん
誰か、前スレの導入部の続きを書いてやろうという人はいませんか
火曜日
結局お弁当用の箸は見つからなかったから
今日は割り箸を入れといた
みきの箸はどこに行ってしまったんだろう・・・
キティちゃんの絵が描いてあってすごいかわいかったのになあ
中学のときからずっと使ってて、けっこう愛着もあった
まあなくしたものは仕方ない
今日の帰りにでも新しい箸でも買って帰ろうっと
「いってきます」
今日もひとりで家を出る
今日もひとりで学校に向かう
美貴「おはよう」
女子生徒1「おはよう」
女子生徒2&3「・・・おはよう」
考えはじめるといろんなことが気になってしまう
だから何も考えないことにした
朝はさっさと席に座って、ゆっくりしてよっと・・・
ん?
机に小さな落書きがしてある
机の右上の角っこに、小さな字で
「バカ」
とだけ書いてあった
えっと・・・意味わかんないんですけど
なんでいきなりこんな落書きがされているんだろう?
授業を真面目に聞いてないからかな?
たしかに昨日の数学の時間とかボーっとしていた気がする
でもわけわかんないよ
しかも油性じゃん、これ
とりあえず消しゴムでこすってみる
あ、ちょっとだけ薄くなった
へー、油性のマジックって消しゴムでもちょっとだけ消えるんだ
女子生徒1「藤本さん、なにやってんの?」
話しかけられたときのみきは
小さな消しゴムで机の角っこを一生懸命こすってた
確かに不思議な光景だったかも
美貴「うぅん、なんでもないよ」
女子生徒1「そ、ならいいんだけどさ」
気にしてくれたのかな?
みきが転校してきて初めて話したクラスの人は彼女だったと思う
リーダーシップもあるし、女子3人組のいいまとめ役って感じだ
・・・って男子3人組のことを忘れてた
初めて話したのってあっちか、はぁ・・・
机に書かれた小さな落書きは
消しゴムをたくさん使っちゃったけどいちおう全部消えた
43 :
名無し募集中。。。:04/07/22 00:41
切ない〜もうだめぽ
昼休み
女子生徒3「藤本さん、今日は割り箸なんだ」
女子生徒2「箸はどうしたの?」
美貴「あ、うん。なくしちゃったみたい」
でもいつどこでなくなったのか、さっぱりわからない
昨日の朝、確かにお弁当箱と一緒に包んだ・・・と思う
いつも自然にやってる動きだし、そうそう違うことはしないと・・・思う
でも箸はなくった
どこでなくしたのかはわからない
でもなくしちゃったのは事実なんだ
気にしない
考えない
今日の帰りに新しい箸を買えばそれで終わりなんだ
女子生徒1「じゃあさ、今日の帰りに一緒に買い物行こうよ」
女子生徒3「あ、そうしよそうしよ」
美貴「あ、うん、ありがと」
女子生徒2「でも藤本さん、今日も大事な用事があるんじゃないの?」
美貴「あ、そっちは大丈夫」
女子生徒2「ふーん・・・」
大事な用事、か
昨日ひとりで学校に来たとき・・・
昨日ひとりで家に帰ったとき・・・
今日の朝ひとりで学校に来たとき・・・
実はみきにとって、本当に「大事な用事」だったのかもしれないと思った
気にしない・・・
考えない・・・
放課後
女子3人組と一緒に地元のスーパーに向かう
お弁当用の箸を買うくらいならこういうところの方がずっと安い
女子生徒1「ね、これかわいくない?」
差し出されたのは花柄の箸
もの凄い派手な花の模様の箸
うーん、なんか違うんだよなあ・・・
女子生徒2「あ、かわいー」
女子生徒3「これにしなよ、藤本さん」
美貴「えっと・・・」
やっぱり仲がいいな、この3人
みきもこの3人と仲良くやっていきたいな
美貴「うん、かわいいね」
花柄の箸を買って店を出る
う、結構高い
あそこに並んでた箸の中じゃ一番高かったんじゃないかな?
しかもあんまり趣味じゃないし・・・
女子生徒1「じゃ、わたしたちこっちだから」
美貴「うん、バイバイ」
女子生徒たち「バイバ〜イ」
分かれ道で3人と別れる
とたん、自然とため息が出た
不思議と一緒にいたときよりも気が楽になったように思えた
なんでだろう?
みきたち、友達なのにね
今回はここまでです
ではまた
ノシ
そういえば昔ジャンプにいじめの漫画があったよな。
50 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 00:47
「元気やで」だろ?
よしりんとか
52 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 00:54
それはそうと乙
乙!
女の子たちはわざと高いのを選んだのか?
考えすぎかな
いやそうだろ
ってか読んでてつらすぎる
確かにスレタイ通りだが
なんだこの胸のもやもやは
56 :
名無し募集中。。。:04/07/22 01:14
ねちねちいじめるよりすっきりいじめたい俺。
>>56 それは男のイジメ
女のイジメって大変だよ
作者さんは女性ってこと?
59 :
名無し募集中。。。:04/07/22 01:28
それはどうかな
60 :
pl454.nas926.o-tokyo.nttpc.ne.jp:04/07/22 01:47
渇
61 :
名無し募集中。。。:04/07/22 01:59
はぁ・・・
いじめられるってこういう気持ちなのか?
ようわからんけどすっげー変な気分・・・
今から本格的に来るのかな
とにかく乙
62 :
名無し募集中。。。:04/07/22 02:29
ほ
63 :
名無し募集中。。。:04/07/22 02:35
こんなのまだじょろ口だろと思った漏れはマヒしてるな
作者さんはよくわかってると思う
じょろ口なのか
寝る前ほ
ぜ
67 :
名無し募集中。。。:04/07/22 06:37
ん
ho
69 :
名無し募集中。。。:04/07/22 08:01
だめだ!高橋スレみてるせいで、もっと酷いイジメがみたくてたまらん
ほ
し
72 :
名無し募集中。。。:04/07/22 12:13
の
73 :
名無し募集中。。。:04/07/22 12:44
>>69 向こうはHなイジメだから見ててもそんな気にならないけどこっちは見てて辛い
俺はエッチないじめよりも
読んでてミキティに同情できる方がいいな
辛くても
75 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 13:53
ほ
ホシュ
77 :
名無し募集中。。。:04/07/22 16:10
ほ
78 :
名無し募集中。。。:04/07/22 17:04
ぜ
79 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 17:54
ん
80 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 18:40
ほ
81 :
名無し募集中。。。:04/07/22 18:47
も
82 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 19:18
だ
hozen no hanamiti
84 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 20:00
ぜ
85 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 20:28
ん
87 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 21:30
88 :
名無し募集中。。。:04/07/22 21:49
ネタ切れ,or終了
89 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 22:05
わかりやすく灰
90 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 22:32
91 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 22:57
ぜ
92 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 23:28
ん
93 :
名無し募集中。。。 :04/07/22 23:49
いじめ
94 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 00:18
られっこ
95 :
名無し募集中。。。:04/07/23 00:55
だったら
96 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 01:20
ほ
97 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 01:21
ゴールデンタイム以降こことぺんぺんスレの保全の半分以上が俺という事実
99 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 02:06
ほ
初めて来たけどなんだこの切ない気持ちは
また来るぜ ノシ
水曜日
お弁当箱といっしょに
昨日買った花柄の箸をつつんだ
なんど見てもちょっとどぎつい花柄
みきはもっと、こう、かわいいのが好きなんだけどなあ
もしくはかっこかわいいの
でもあの3人はこれがかわいいって言ってたし・・・
みきのセンスはおっちゃんっぽいってたまに言われる
今はあの3人に合わせておくことにしようかな
美貴「いってきまーす」
ひとりで歩く通学路
今日も自然と早歩きになる
なのに、なんで学校をこんなに遠く感じるんだろう?
「よっ、おはよう」
突然後ろから声をかけられた
振り向いたら・・・・・誰もいない?
「こっちだよ、こっち」
また後ろから声がする
「こっちだってば、こっち」
振り向いても振り向いても後ろから声がする
その場でグルグル回り続けるみき
なんかムカついたから真後ろに裏拳を放ってみたら
綺麗にアゴに入った
ばーか
「痛ーな、グーはないだろグーは!」
美貴「なに子供みたいなことやってんのよ、もう」
そのまま並んで歩き始めた
あいつはまだ頬を押さえてる
「でもおまえ、いい右持ってるな」
美貴「嬉しくないわよ」
「ツッコミの世界で生きていけるぜ」
美貴「嬉しくないってば!」
そういいつつ、みきの右手はしっかりつっこんでた
「ほいじゃ、またな」
美貴「うん、バイバイ」
校門にたどり着くまで相変わらずのバカ話
なんか久しぶりだとか思ってしまったけど、
たった4日会わなかっただけなんだなあ
男子生徒2「よう、ミキティ」
男子生徒は下駄箱のところに座り込み、
なんだかニヤニヤしてる
相変わらずいやらしい目つきだ
美貴「・・・」
いつものように無視を決め込み、
上履きに履き替え教室に向かう
男子生徒2「ミキティって胸小さいよな」
すれ違いざまに言われた
お前はそういうところしか見てないのかよ!!
・・・小さいけどさ
美貴「おはよー」
女子生徒1「おはよう」
女子生徒2&3「おはよう」
いつもの挨拶をし、自分の席に向かう
机は・・・落書きで埋まっていた
バカ
アホ
チビ
ハゲ
死ね
貧乳
2文字悪口で埋め尽くされたみきの机
しかも全部油性だし
頭が混乱する
わけがわからなかった
それなのにやけに冷静な自分が、
雑巾つかんでトイレに向かって歩かせようとする
濡らした雑巾をしぼりつつ、トイレの鏡を見たとき
目が少し潤んでることに気づいた
泣いてたまるか
泣かないって決めたんだ
いつも笑顔でいる
どんな状況でも楽しむ
それがみきのモットーなんだ
教室に戻って机をこする
雑巾をどけると少しだけ薄くなってた
うん、なんとか消えそうだ
誰がこんなことをしたんだろう?
みきは何か悪いことをしてしまったのだろうか?
気にしない
考えない
きっとこのくらい、たいしたことないはずなんだ・・・
たいしたこと、ないよ・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夏休みは昼くらいに起きるやつが多いが、俺は違う
夏休みは早起きして公園で遊ぶのが俺の日課だ
朝の公園は太陽が少し低くて、
木の間からキラキラってしててすごい綺麗なんだ
これが昼すぎになると真上から照らしだす地獄の熱光線になる
だから俺は毎朝早起きして公園に出かけてた
そして誰もいない公園ですべり台の上から景色を眺めるのが好きだった
今日も夏のにおいを胸いっぱいに吸い込み・・・
どかっ!!
突然後ろから誰かに押された
頂上にいたはずの俺は、すべり台をすべって砂場においやられる
「なにしやがるんだよ!!」
美貴「あはははは、バーカバーカ」
隣んちの美貴は生意気なガキんちょだ
何かと俺の後をついてきてはいつも俺の邪魔をする
「なんで美貴がここにいるんだよ」
美貴「おばさんに聞いたらここだって言ってたよ
ね、なにしてたの?ねえ、ねえ?」
またはじまった・・・
美貴のいつもの質問攻めだ
どっかで俺を発見すると何をしてたのか詳しく聞いてくる
美貴「ねー、何してたのー?」
「太陽見てた」
美貴「それって楽しいの?」
「うん」
美貴「じゃあ一緒に見よう!ほら、早く登って登って!!」
「お前が押したんだろうが!!」
美貴「あははははは!気にしない気にしない!」
いつも最後は美貴のペースに乗せられる自分がいる
結局この日から、俺の朝の楽しみはひとりだけのものじゃなくなった
夏休みの朝は美貴とふたりですべり台の上に座って
木漏れ日を見ながらなんか話してたんだ
・・・すべり台から落とされたりしたのは一度や二度じゃないけどな
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・夢か
懐かしい夢を見た
みきのやつ、俺と一緒に太陽見るとか騒ぐくせに
すぐに飽きて俺をすべり台から突き落としてばかりいたなあ
つーか頭から砂場にすべってった時はさすがに怖かったぞ!!
時計を見ると7時半
いつもよりだいぶ早く目が覚めちまった
だれだよ、早起きは3文の得とかいった昔の人は?
なんだか知らんが、無駄な早起きは損した気分になるぞ
2度寝して遅刻しなかったことのない俺だ
今日はちょっと早いけど出かけることにしよう
しばらく歩いてると前方に美貴発見
なんだよあいつ、こんなに早く出てたのか
一緒に学校行く約束してないけど、
たまたま一緒になるんなら文句はあるまい
友達と一緒に登校してるわけでもなさそうだし
ん?
つーか誰とも約束してないんなら、
なんで俺と登校するのをわざわざやめたんだろ?
実はすげー嫌われてたりして・・・ ○| ̄|_
ちょっと声かけるのに勇気がいるな・・・
美貴のやつこころなしか早歩き気味だし、
早く声かけないと学校についちまう
「よっ、おはよう」
変に緊張する自分を抑え、声をかけた
振り向く美貴の動きにあわせ身を隠す俺
「こっちだよ、こっち」
なんか楽しくなってきた
美貴のやつ、うまくするとこのままずっと
グルグル回り続けるんじゃないだろうか?
「こっちだってば、こっち」
美貴の動きが止まった
まさかこのまま俺を放置していくつもりか?!
そう思った矢先、
俺のあごには美貴の裏拳が入っていた
女ならせめてビンタにしろっ!!
久しぶりの美貴は相変わらずの美貴で
10年前となんにも変わってない気がした
今回はここまでです
ではおやすみなさい
ノシ
ふぃ〜 おつです
続きが気になりすぎる
116 :
名無し募集中。。。:04/07/23 03:19
おおーーつ
いいカンジですな
118 :
名無し募集中。。。:04/07/23 03:47
キタ━━━━○| ̄|_━━━━!!
119 :
名無し募集中。。。:04/07/23 03:53
悲しい・・・
ミキティが自殺しようとか思っちゃったりする展開になるのだろうか?
ぶっちゃけ何度かログ削除しようとした
もうすでに見てて辛すぎる
121 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 03:56
嫌味な女友達に散々精神的に追い詰められてぼろぼろになったすえに
最後は不良集団に林間されたりするのかな
122 :
名無し募集中。。。:04/07/23 05:35
ほ
乙です
124 :
名無し募集中。。。:04/07/23 07:23
ぜ
126 :
名無し募集中。。。:04/07/23 07:57
ミキティがもっとイジメられるのが読みたいと思うのは俺だけか?
127 :
proxy201.docomo.ne.jp:04/07/23 09:29
お出かけ前保全
子供時代の夢が何だか微笑ましい
「俺」よ、ミキティの心の支えになってくれ
131 :
名無し募集中。。。:04/07/23 13:58
かつてこれほどまでに支持されそうな
男性主人公はいただろうか
最初はただのエロいじめを期待してたが
これから
>>121な展開になったら俺が自殺してしまいそうだ
134 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 14:42
きっと不良に挿入される直前に泣きじゃくって「俺」の名を呼ぶと思うよ…
135 :
名無し募集中。。。:04/07/23 14:47
136 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 15:42
作者の士気は高い 大丈夫だ
137 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 16:33
ほ
ぜ
んや
140 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 18:25
ほ
142 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 18:33
青の炎のキャッチのパロだろ
THX!!
144 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 19:58
ほ
ミキティには今は悲しんでもらうことになる
146 :
名無し募集中。。。:04/07/23 20:31
ho
147 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 20:31
今はというか当分
148 :
名無し募集中。。。:04/07/23 20:38
永遠に
149 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 20:52
川;VoV从<ミキガナニシタッテイウノヨ!
150 :
名無し募集中。。。:04/07/23 21:05
気にしない
考えない
151 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 21:37
ほ
152 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 22:03
ぜ
153 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 22:12
ん
154 :
名無し募集中。。。:04/07/23 22:34
h
155 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 22:46
気にしない
156 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 22:51
考えない
157 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 23:19
ほ
158 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 23:32
ぜ
159 :
名無し募集中。。。 :04/07/23 23:45
ん
160 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 00:19
161 :
名無し募集中。。。:04/07/24 00:38
ほ
ぜ
163 :
名無し募集中。。。:04/07/24 01:03
し
保全のタイミング、やけに早くない?
MステPJと来たから念のため
166 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 01:50
落ちてしまっちゃ元も子もない
ほ
今夜は更新できそうもないです
待ってる人、ごめんなさい
169 :
名無し募集中。。。:04/07/24 03:11
謝る必要はない
作者をいじめるスレじゃないから安心しろ
ho
保全
174 :
名無し募集中。。。:04/07/24 07:44
ほぜ
む
いやだ これ以上読みたくないのに来てしまう いやだ
hozen no hanamiti
178 :
名無し募集中。。。:04/07/24 12:24
もぜん
ほ
ze
181 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 16:12
ん
hozen no hanamiti
昼休み
女子生徒2「あ、藤本さん早速その箸使ってるんだー」
美貴「う、うん」
女子生徒3「かわいいよねー、私も欲しい〜」
美貴「ははは・・・」
やっぱりみきのセンスがずれてるだけなのかな?
やけに派手な花柄の箸を使いつつ、そう思った
思うことにした
女子生徒2「次の時間体育だからちょっとはやめに食べよ」
女子生徒3「だね、おなかいっぱいだと気持ち悪くなるもんね」
そっか体育か
体育の時間は好きだな
男子いないし
隣のクラスの人と一緒だし
バレーボールは楽しいし
美貴「ごちそうさま」
女子生徒1「藤本さん食べるの早いね」
女子生徒2「うん、早い早い」
美貴「そっかな?」
きっとみんなはしゃべりながら食べてたから遅いんだろうな
みきは食べてるときあんまりしゃべってなかったから・・・
女子生徒1「ごちそうさま」
女子生徒2「じゃあ着替えにいこーよ」
女子生徒3「うん、いこいこ」
みきがボーっとしてる間に3人組は食べ終わってるみたいだった
女子更衣室でジャージに着替えて体育館に向かう
この学校の体育は
夏は体操着とハーフパンツ、冬は体操着と長袖ジャージでやるみたいだ
今は夏だけど、バレーボールは長袖じゃないと痛いから
みきは下はハーフパンツ、上はジャージを着ている
・・・ちょっと暑いかな?
隣のクラスの女子1「藤本さん、本当にバレーうまいね」
美貴「そ、そう?」
隣のクラスの女子1「これで身長があったら、バレー部から勧誘きまくりだよ〜?」
美貴「ははは・・・」
6人制バレーボールだけどチームは7人
ポジションがローテーションでグルグル回ってて、みきは今休憩中だ
その間に隣のクラスの女子とちょっと仲良くなった
やっぱりスポーツを通して仲良くなるっていいなぁ
美貴「ホントはね、中学のときバレーボールやってたの」
隣のクラスの女子1「なんだ、やっぱりそうだったんだ〜」
美貴「実はさ・・・」
話しやすい人だったから思い切って打ち明けてみた
ダンスのバレーとバレーボールを勘違いしたこと・・・
そのことに体育の時間まで気づかなかったこと・・・
言い出せないままだったこと・・・
全部話したら凄い楽になった
・・・力いっぱい笑われまくったけど
隣のクラスの女子1「普通間違えないよね〜」
美貴「うん、体育館入った瞬間に気づいたけどさ、超恥ずかしかったよ」
隣のクラスの女子1「あはは、藤本さんって面白いね」
ピッ
隣のクラスの女子1「あ、あたしの番だ」
隣のクラスの女子2「こーたーい」
隣のクラスの女子1「よっしゃ!まかせといて!」
スラっと背の高い彼女が立ち上がり、
もう一人とハイタッチをする
隣のクラスの女子1「話しちゃえばいいじゃん」
美貴「え?」
隣のクラスの女子1「今みたいにさ、笑い話にしちゃえばいいんだよ」
美貴「うん・・・」
隣のクラスの女子1「ま、連中と仲良くやってるみたいだし、心配ないか」
視線の先には3人組
ああ、いつも一緒にいるとこ見られてたのか
コートに入っていった彼女は豪快にスパイクを決めていた
バレー部とか入ったら、みきも楽しくやっていけるのかな?
ふとそんなことを考えたりしていた
とりあえずここまでです
ではまた
ノシ
乙!
何だか隣のクラスの子が頼もしいな
191 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 18:29
乙
192 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 19:19
ほ
193 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 19:39
敢えて言いたい
「がんがれ三人組」と
194 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 20:24
ho
195 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 21:22
ぜ
196 :
名無し募集中。。。 :04/07/24 22:06
n
197 :
名無し募集中。。。:04/07/24 23:29
○| ̄|_
200 :
名無し募集中。。。:04/07/25 01:24
200と言えば・・・
俺の体重
200c?
200tだろ
ポンドだとありそうだな
200kB
データ?
ほ
木曜日
今日も体育があるし
かばんにジャージ入れなきゃ・・・ってあー!
ジャージ学校に忘れた・・・
体操着は3着買ったけど、ジャージは一着しかないんだよなあ
でも逆に置きっぱにしておいたほうが便利かな?汚い?
ま、いっか仕方ない
次からはちゃんと持って帰るとして、
今日は荷物軽くなったってことでよしとしよう
美貴「いってきまーす」
外は夏の日差しがきつくなってきた
夏の太陽を見るとあいつを思い出す
あいつは太陽が好きだった
みきはあいつと一緒に太陽を見るのが好きだった
美貴「おはよう」
女子生徒1「おはよう」
女子生徒2&3「おはよう」
3人組はいつも一緒にいるなあ
ひょっとして一緒に登校とかしてるのかな?
そういえば買い物にいった帰りは
みきだけ方向が違った気がする
そんなことを考えながら机に向かうと
消したはずの落書きがまた復活してた
毎日消してるのに毎日復活してる
一体誰がいつ書いてるんだろう・・・
気にしない・・・
考えない・・・
机の落書きを消してるせいで
朝はいつもゆっくりできない
明日からもうちょっと早く来てみようかな・・・
ん?
あれ?
机の横にかけておいたはずの袋がなくなってる
昨日着てたジャージが入れっぱなしになってるはずなのに・・・?
やば、ひょっとして昨日持って帰ったっけ?
かばんには・・・入ってない
ロッカーにも・・・入ってない
女子生徒2「何か探し物?」
美貴「うん、ちょっとジャージが・・・」
女子生徒2「えっ、藤本さんジャージ忘れたの?!」
美貴「えっと、、、うん・・・」
女子生徒2「えー、やばいよそれって」
やばい?
ジャージがないとそんなにまずいかな?
そんなことを考えてたら彼女は他の2人を呼んでた
女子生徒2「藤本さんジャージ忘れたんだって」
女子生徒1「うそー、まずいよそれ」
女子生徒3「この学校ってジャージ忘れるとブルマで体育しなきゃいけないんだよ」
美貴「うそっ!!」
女子生徒3「本当だよ〜」
女子生徒2「あ、でも藤本さんブルマ持ってる?」
美貴「うぅん、持ってないけど・・・」
女子生徒2「じゃあたしの貸すてあげるよ」
女子生徒3「借りときなよ、ブルマも持ってないと
パンティのまま体育やらされるよ」
凄い学校だ・・・
ジャージ忘れるのってそんなにまずいことだったのか
ていうか忘れたってわけでもない気がするんだけどなぁ
みきのジャージはどこいっちゃったんだろ?
美貴「じゃあ・・・お願い」
女子生徒2「うん、じゃあ着替えに行こうか」
女子生徒3「いこいこ」
女子更衣室でブルマに履き替える
みきは身体が小さいから
なんだかサイズが少し大きくてぶかぶかする・・・
まるでちっちゃい子が履くカボチャパンツみたいだ
恥ずかしいよ・・・
すっごく恥ずかしい・・・
体育教師「ふ、藤本、なんだその格好は」
ブルマ姿で現われたみきを見て先生は驚いてるみたいだった
つーかジロジロ見すぎだよ!
美貴「えっと、ジャージ忘れてしまいました・・・」
体育教師「今日はその格好でやるのか?」
美貴「え?」
女子生徒1「せんせー、キューバとかのオリンピック選手は
みんなそんな格好ですよー」
体育教師「む・・・そ、そうだな」
多少ざわいてたけど、体育の時間は普通にはじまった
キューバのオリンピック選手、か・・・
言われてみればキューバのバレー選手はブルマだ
ロシアとかもそうだなあ
動きやすかったりするのかな?
隣のクラスの女子1「藤本さん、気合入ってるね!」
ウォームアップをしてたら上から声をかけられた
本当に大きいなぁ
美貴「あ、おはよ」
隣のクラスの女子1「今日は負けないよ」
美貴「それはどうかな?」
隣のクラスの女子1「ははは」
彼女とは妙に気が合う
なんだか自然に話せるし、気も使わなくていいって感じ
・・・友達って、普通こういう感じだよね?
隣のクラスの女子1「ところでなんでブルマ履いてんの?」
美貴「今日、ジャージ忘れちゃって・・・」
隣のクラスの女子1「ジャージ忘れてるのにブルマ持ってるなんて・・・
レアだよ、藤本さん」
そういうと彼女は豪快に笑いながら去っていこうとした
美貴「ちょ、ちょっと待って」
隣のクラスの女子1「ん?」
美貴「この学校ってジャージ忘れたらブルマで体育するんじゃないの?」
隣のクラスの女子1「は?どこの世界にそんなわけわかんない学校があんのよ?」
・・・
頭が混乱してきた
目の前に広がる景色が少しゆがんで
ゆっくりとグルグル回ってる感じ・・・
隣のクラスの女子1「ちょっと、どうしたの?顔色悪いよ?」
美貴「う、うん、平気。大丈夫だよ」
隣のクラスの女子1「そ?」
美貴「ありがとう・・・」
なんだろう
意味がわからないよ
考えすぎてるのかな?
気にしないようにしてるのに、
考えないようにしてるのに、
まだ考えすぎてるのかな?
美貴「ねえ・・・」
女子生徒2「どうしたの?藤本さん」
女子生徒3「顔色悪いよ?」
(この学校って、ジャージ忘れたらブルマって・・・嘘だったの?)
たった一言
そのたった一言が搾り出せない
それを言った瞬間に友達じゃなくなりそうで・・・
でも今までも友達だったっけ?
気にしない・・・
考えない・・・
女子生徒1「ブルマで体育なんて嘘に決まってんじゃん」
!!!
女子生徒1「あんただって今まで散々嘘ついてきたんだから、
ちょっとしたお・か・え・し」
女子生徒2&3「あはははははははは」
言葉が出てこない
のどがからからに渇いてる
確かに美貴は嘘をついたよ
でも・・・
だけど・・・
何がなんだかわからないよ!
気づいたら身体が勝手に動いて、
体育館を飛び出していた
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
帰りたい
頭にあるのはただそれだけ
女子更衣室にもどって体操着も脱がずにそのまま上から制服着て、
走って家に帰った
あ、かばん置いてきちゃった
お弁当ダメにしちゃったな・・・
ベッドの上でうずくまりながら
妙に冷静が自分がそんなことを思い出していた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
商店街を歩いてたら風船をもらった
自分でふくらました風船はふわふわしてるけど、空は飛ばない
なのに商店街でもらった風船は空を飛んでる
凄い不思議だ
商店街のおじさんは魔法使いなのかもしれない
魔法使いなら空を飛べるかな?
俺も空を飛んでみたいなあ
美貴「あー風船!!」
家に帰る途中で大きい声が聞こえた
隣の家の美貴だ
美貴「ねー、どうしたのこれ、ねー、ねー」
「商店街歩いてたらもらった」
美貴「いーなー」
「おまえも行って、もらってくればいいじゃん」
美貴「ねーねー、一緒に行こうよ!」
「めんどくs・・・」
美貴「ほら、早く早く!!」
断ろうとした俺の手を握って歩き出す美貴
まったく、しょうがねえやつだよ
商店街のおじさん「おっ、また来たのかい?」
「おじさん、風船まだありますか?」
商店街のおじさん「あーごめんな、もう配り終わっちゃったんだよ」
美貴「ええええええ」
「だとさ」
美貴「ずるいよぉ」
商店街のおじさん「ははは、じゃあおにいちゃんに貸してもらいなさい」
美貴「おにいちゃん?」
「おじさん、俺たち兄妹じゃないですよ」
商店街のおじさん「ん、そうだったのか。ははは、ごめんごめん
でもね、兄妹じゃなくてもおにいちゃんって呼んでもいいんだよ」
俺&美貴「???」
商店街のおじさん「おばあちゃんは自分のおばあちゃんじゃなくてもおばあちゃんだろ?
おじさんだってそうだ」
なるほど、妙に納得してしまった
さすがは商店街のおじさん、俺の見込んだ男だ
結局、美貴の分の風船は手に入らず、
泣く泣く俺の分の風船を美貴にあげた
いや、あれは強奪に近かったかも・・・
うれしそうに風船を握った美貴の風船を持ってない手は
しっかりと俺の手を握っていた
帰りも手つないで帰ることになるとはな
美貴「・・・お」
「なんだ?」
美貴「・・・おにいちゃん」
「は?」
美貴「おまえ今度からおにいちゃんね」
「おいおい、それならもっとおにいちゃんらしく扱ってくれよ」
美貴「かわいい妹の頼みは全部聞きなさい」
「それじゃ今までと変わんねーじゃん!!」
この日から俺はおにいちゃんって呼ばれるようになった
相変わらず美貴のペースで遊ばされてるわ
命令口調でいろいろやらされるわで
どこらへんがおにいちゃんだったやらわかんねーけどさ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・夢か
しかしあの美貴が今の美貴に成長したんだもんな
女って変わるもんだ
・・・でも性格はあの頃のままって感じだよな
外見はかなりの勢いで変わったりするけど
中身まではそうそう変わらないのかな?
さて・・・と、今日もちょっと早く目が覚めちまったなあ
またちょっと早く学校行くかな
そしたら途中で美貴に会えるかも・・・なんてね
そんなこと考えてる俺の顔は妙にニヤニヤしていた
今回はここまでです
おやすみなさい
ノシ
>>225 ちゃいこーです!
段々物語の流れが動いてきましたね。乙です!
227 :
名無し募集中。。。:04/07/25 04:56
賞をあげたい
ホシュ
ホシュ
ho
徐々にきてますね
ほ
ミキティがついた嘘って何?
ログ嫁
236 :
名無し募集中。。。:04/07/25 12:51
キテマスキテマス!!
神父さんがいるな
ほ
作者さん乙です。
ミキティがなんだかとっても可愛いそうですね。
てか、隣のクラスの子良い人っポ
hozen no hanamiti
241 :
名無し募集中:04/07/25 15:16
お尻ペンペンスレ落ちた?
242 :
名無し募集中。。。:04/07/25 15:59
うん。お兄ちゃん以外にも正義感ある人が数人は居たほうがいいね
243 :
名無し募集中。。。:04/07/25 16:12
>>241
なんで俺がお気に入りに登したとたんに落ちるんだ・・・。orz
だれか再建キボンぬ。
>>235 ログよめねーからきいてんの。
前スレは今のが始まる前までしかログ持ってないし。
?
>>244 3人組と一緒に帰らなかった時の理由と「バレー経験がない」と言ったことのことだと思う。
お尻ペンペン立て直そうとしたけど駄目だった
他の誰かお願いしますだ
>>246 一応そのつもり・・・でしたけど
わかりにくかったり無理があったりしますねぇ
>>248 いやいやそんな事はないと思うぞ
十分楽しませてもらってるし
ほ
ミキティけっこう陰湿にいじめられてるな。
この後どうなるんだろ。
253 :
名無し募集中。。。:04/07/25 19:48
みきみき
255 :
名無し募集中。。。:04/07/25 20:59
2chブラウザ使ってれば自分で見たところまでは落ちても読めるんだが
256 :
名無し募集中。。。:04/07/25 21:56
尻ペンスレ1つ完結したな、こっちも盛り上げないと・・・
でも方法がわからん
ho
ze
ほ
hozen no hanamiti
ほ
保全
ホシュ
ho
ze
m
ホ
270 :
名無し募集中。。。:04/07/26 14:58
ほ
早く正義の味方の登場を!
272 :
名無し募集中。。。:04/07/26 17:32
ミキティがレイプされるのとか辛すぎだからやめてホスィ
むしろレイプ大歓迎
ギリギリまではいいけど犯されるのはマジでNG
作者は美貴ヲタだからレイプはないと思う
278 :
名無し募集中。。。 :04/07/26 20:44
レイプがなくてなんのいじめスレか!
279 :
名無し募集中。。。:04/07/26 20:53
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
282 :
名無し募集中。。。 :04/07/26 22:24
やぁアク禁食ってるのにわざわざダイヤルアップでつないで保全しにきたよ
284 :
名無し募集中。。。 :04/07/26 22:29
9は例の広告荒らしがあったスレだな
俺の手持ちじゃ235で落ちててネタはAAの人のごまっとうのだけ
ぺんぺんスレの誤爆しちまった…
286 :
名無し募集中。。。 :04/07/26 22:42
ミキティがレイプされるのはUFAが映画化して
わざわざそのカットを宣材に盛り込むほどのオフィシャルイメージ
288 :
名無し募集中。。。 :04/07/26 23:43
そこがまたいい
続きまだ〜
290 :
名無し募集中。。。:04/07/27 00:42
イジメage
291 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 01:25
ほ
292 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 02:07
ぜ
293 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 03:02
n
ほ
296 :
名無し募集中。。。:04/07/27 07:25
ほ
297 :
名無し募集中。。。:04/07/27 09:04
ぜ
金曜日
母「朝だよ!ほら、起きなさい!!」
なんか知らんが今日は起こされた
まだ遅刻をするような時間でもない
朝くらいゆっくり寝かしてくれよな・・・
ま、でも早く家を出れば美貴に会えるかもしれない
美貴のやつ、意外と早く家を出てるっぽいからなぁ
昨日もけっこう早く出たつもりだったけど会えなかったしなあ
今日はもうちょっと早く出てみるのもアリかな
眠い身体を起こして制服に着替えた
下の部屋に降りると、美貴が朝ごはんを食べてた
美貴「あ、おはよー」
軽く挨拶をしてまたごはんの続きを食べる美貴
つーかなんで美貴がいるんだ?
母「ほら、早く顔洗って食卓につきなさいな」
「お、おう」
わけがわからん
母ちゃんもなんか普通にしてるし・・・
美貴は一言もしゃべらない
なんか俺が飯食ってる様子を観察してる感じだ
美貴「じゃ、行こっか」
「お、おう」
俺が朝ごはんを食べ終わった瞬間、でかけようとする美貴
反射的に返事してしまう俺
「いってきます」
美貴「いってきまーす」
母「いってらっしゃい」
「突然どうしたんだ?」
美貴「んー、べつにー」
先週の金曜日、一緒に登校するのは最後とか言ってた美貴
今日来たのは単なる気まぐれなのか?
無邪気な笑顔で話しかけてくる美貴
ときおり裏拳でツッコミを入れてくる美貴
突然笑い出して笑いが止まらなくなる美貴
すげー元気じゃねーか
なのに、なんで寂しそうに見えるんだよ
お前の笑顔、ぜんぜん元気じゃねーよ
「なあ、なんかあったのか?」
笑顔で振り向いた美貴は大丈夫だよといって、笑った
木曜日・午後
美貴の母「美貴、帰ってるのかい?」
お母さんがパートから帰ってきた
いつの間にか流れていた涙をぬぐい、ベッドから身体を起こす
余計な心配は絶対にかけたくない
美貴の母「どうしたんだい?」
美貴「ちょっとおなか痛くなって早退しちゃった」
美貴の母「大丈夫なの?」
美貴「うん、だいぶ楽になったし大丈夫」
美貴の母「明日は学校行ける?」
明日、か・・・
明日は金曜日だし、そしたらまた休みだ
なんとかなるよね
きっと
美貴「うん、大丈夫。心配かけてごめんね」
美貴の母「そう?ならいいんだけど・・・」
この日の夕ごはんは消化のいいものばかりだった
金曜日
朝起きて制服に着替える
制服の横に脱ぎ捨てたブルマが目に入る
あー、学校に行きたくなくなってきた・・・
あいつの顔がみたい
あいつの声が聞きたい
勝手に身体が動いて、
隣の家のチャイムを押していた
母「あら、あららららら」
美貴「おはようございます」
母「美貴ちゃんじゃないの〜、どうしたの?」
どうしたと言われても特に用事なんてない
なんとなく来てしまっただけのみき・・・
美貴「いえ、あいつまだ寝てるかな・・・って」
母「あーあー、まだ寝てるよ。
ちょっと起こしてくるから待ってて!」
美貴「あ、いや、寝てるんならいいんです
たいした用でもないんで・・・」
なんでみきはここに来てしまったんだろう
朝の約束なんてしてない
特に用事もない
なのに・・・なんで・・・
ぐー
母「あら?」
うあ、お腹がなっちゃった
そういえば昨日は病人みたいな食事だったし
今日の朝もふらふらとここに来ちゃったし
お腹ペコペコになってる・・・
美貴「す、すいません、あの、家に帰って朝ご・・・」
母「ははは、ウチで食べていきなさいよ」
美貴「え?」
母「美貴ちゃんのご両親、たしか朝早いでしょう?
うちで食べて行きなさいな」
美貴「でも・・・」
母「美貴ちゃん、子供のうちはへたに遠慮なんてしないの
・・・それとも、嫌?」
美貴「そそそ、そんなことないですよ!」
母「あはは!冗談よ。ささ、あがってあがって」
うーん、おばさんには敵わないなあ
あいつもうちのお母さん苦手とか言ってたけど、
みきはあんたのお母さんが苦手だよ!
おばさんは10年前のみきをよく覚えてて、
未だにその頃のイメージを引きずってるみたいだ
子供扱いされちゃうのがなんだかくすぐったい
母「はい、どうぞ」
美貴「あ、すいません」
母「こういうときはありがとうって言うのよ
すいませんなんてそんな他人行儀な・・・悲しいわ」
美貴「・・・ありがとうございます」
母「ふふ、たくさん食べなさいね」
そういうとおばさんは二階へ上がっていった
あいつを起こす声はここまで聞こえるくらい大きかった
あいつは大きい音がしないと起きないからなあ
目が覚めるとやけに目覚めがいいくせに、
熟睡してるとちょっとやそっとじゃ起きないんだよなあ
ホント、変わらないなあ
美貴「あ、おはよー」
制服姿のあいつが降りてきた
まだ早いし寝巻きのまんま降りてくると思ってたけど、
もう学校に行く気にはなってるっぽい
母「ほら、早く顔洗って食卓につきなさいな」
「お、おう」
少し慌てた感じで洗面所に消えてったあいつは
5分もせずに食卓に戻ってきた
やっぱ男の身支度は早いなあ
みきも女子の間じゃ早いってよく言われるけどね
「いただきます」
もくもくと食事をはじめるあいつ
みきの方が先に食べ終わっちゃったけど
なんか変に緊張してきて会話のきっかけがつかめない・・・
食べ終わった瞬間とか狙って、
なんか言おうかな・・・
・・・なんて言おうかな?
あ、もう残り少ない
ってみきは何を観察してるんだ
あー頭の中が真っ白になってきた
なんて言えばいいのかぜんぜんわかんない
あ・・・食べ終わった
美貴「じゃ、行こっか」
「お、おう」
しぼりだした言葉は学校への誘いだった
ホントは学校なんて行きたくない
でもそんなわがままなことも言ってらんない
「いってきます」
あいつはさっさと家を出て行ってしまった
不思議とあいつの背中を追いかけて登校すれば、
学校もそんなに嫌なところじゃないような気がしてくる
小さい頃追いかけ続けた背中
追いかけても追いかけてもなかなか追いつけなくて、
そんなときは待っていてくれた、やさしい背中
美貴「いってきまーす」
母「いってらっしゃい」
おばさんに見送られ、あいつの家を出た
「突然どうしたんだ?」
美貴「んー、べつにー」
本当になんの用事もなかった
みきにもなんで行ったのかよくわからない
でも、ここに来なかったら今日は学校に行けなかったかもしれない
こいつと一緒にいるとこんなに楽しい
こんなに笑顔でいられる
みきはまだ大丈夫
「なあ、なんかあったのか?」
「大丈夫だよ」
心配そうな顔で聞いてくるあいつ
なんか全部見透かされてるような気がしちゃうけど
それがまた心地よかった
今回はここまでです
ではまた
ノシ
乙です
おちょ
セカチューよりおもしろいです乙
乙〜
モツカレ
次回更新時あたりに動きがありそうな予感
316 :
名無し募集中。。。:04/07/27 13:41
セックスより面白いです
おはティ
318 :
名無し募集中。。。:04/07/27 14:55
ほ
319 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 15:49
ゼ
スカイハイの新山千春の回を思い出した。
321 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 18:15
マラソンの話だっけ?形見のマスコット持ってるとかいう
ん
いや、転校生がいじめられて自殺。
で、イズコのところで復讐を選ぶって話。
324 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 20:05
あ、そっちか下着姿が出てくるやつで
マラソンは佐藤藍子だった
「誰にも弱みを見せたくない」みたいなプライドが高い強がりの子がイジメられると
我慢してしまうものなのかもね
何をされても我慢するミキティ(*´д`*)ハァハァ
ハァハァ
328 :
名無し募集中。。。 :04/07/27 22:37
どんなに打たれても心が折れなきゃ大丈夫って鴨川会長が言ってた
早くミキティの心が折れるところが見たいな
329 :
名無し募集中。。。:04/07/27 23:14
このスレ見てる奴でSかMかで感じ方違うんだろか
イジメの回のスカイハイは俺的にかなりツボだったよ
332 :
名無し募集中。。。:04/07/28 00:34
クンニ保全
333 :
名無し募集中。。。:04/07/28 00:35
キティ
334 :
名無し募集中。。。 :04/07/28 01:39
ほ
ホシュ
男子生徒2「よう、ミキティ」
またかよ
思わず心の中でツッコミを入れる
この男は下駄箱の前にいるのが趣味なんだろうか?
とりあえず無視して上履きに履き替える
男子生徒2「お前って胸小さいけど、いい足してるんだな」
ニヤニヤと笑いながら気持ちの悪いことをいう
お前はおっさんかよ!
男子生徒2「昨日のブルマ姿、そそられたぜ」
!!!
気がつくと息のかかるような距離までつめよられていた
やけに息が荒い・・・
男子生徒2「今日もスカートの中にはいてるのか?
なぁ、ちょっと見せてくれよ」
美貴「ちょっと、近づかないでよ」
慌てて離れようとしたけど、
スカートを捕まれてて自由に動けない
ていうか動いたら見えちゃう
美貴「離しなさいよ!」
ピシッ
男子生徒の手を思いっきりひっぱたいてやった
スカートを掴んでた手はあっさりと離した
とりあえず逃げとこう
男子生徒2「あんまり走ると見えるぜ」
後ろから聞こえた声はとりあえず無視
・・・一応スカートをカバンで押さえつつ全力疾走したけどね・・・
教室ではいつものように
女子3人組が固まって行動してるみたいだった
でも今日からは挨拶なんてしない
そう決意を固め、自分の席に向かう・・・
女子生徒1「おはよう」
女子生徒2「藤本さん、おはよっ」
女子生徒3「おっはー」
美貴「お、おはよう」
・・・つもりだったけど、彼女たちから挨拶されたんじゃ無視できない
はぁ、損な性格してるよね・・・
今日は机の落書きは無いみたい
みきが無視してたから、飽きたのかな?
やっぱりこういうことする人は無視するに限るよね
そう思いつつ席に座り、時計を見ようと顔を上げた
そのときやっと、黒板にいろいろ書かれてることに気づいた
「藤本美貴はブルマで授業に出て体育教師に媚びるような女」
ブルマを着た女が、首から笛をぶら下げた男と腕を組んでる絵まで描いてある
他にも淫乱とか、頼めば誰でもヤラせてくれるような女とか
そんな落書きで黒板は埋め尽くされていた
周りを見ると、クラス中の人がチラチラとこっちを見ていた
ひょっとしたら教室に入った瞬間からチラチラ見られていたのかもしれない
消さなきゃ
何がなんだかよくわからないけど、
落書きは授業が始まる前に消さなくちゃいけない
冷静な自分が身体を動かそうとする
立ち上がって、まっすぐ歩いてるはずなのになんでだろう?
少しふらついて、まっすぐ歩けない
それでも黒板までたどり着き、
一生懸命黒板の落書きを消す
クラスの誰か「やっぱり本当だったのかな?」
クラスの誰か「うわー、信じらんねー」
クラスの誰か「お、おれ今度頼んでみようかな?」
黒板を消してる最中、ボソボソと噂話が聞こえる
どうせなら聞こえないように話せばいいのに・・・
全部聞こえてしまうのが妙に悲しかった
黒板を全部消して、何事もなかったように席に着く
そうだ、変に反応しちゃいけない
こういうことする人は、徹底的に無視するんだ
噂話なんて聞こえない
そう、何も聞こえないんだ
居心地の悪い朝の教室で、ひたすら担任の来るのを待った
今回はここまでです
ではおやすみなさい
ノシ
342 :
名無し募集中。。。:04/07/28 04:05
あぁぁぁあああっぁあっぁあぁぁあ
ツライよぉぉぉおぉぉぉおおぉおおぉぉ
中学時代いじめた子にすごく謝りたい気分orz
とにかく乙です
次待ってますノシ
みきちゃん・・・
>>342 今あなたが反省したってあの子はもう帰ってこないんだよ
346 :
名無し募集中。。。:04/07/28 05:50
>>341 乙!
必死に耐えるミキティ。・゚・(ノД`)
347 :
名無し募集中。。。 :04/07/28 06:12
作者と三人組と不良乙
ハロモニ劇場の制服姿を見て脳内補完して読むとまた格別
348 :
名無し募集中。。。:04/07/28 07:21
ほ
349 :
名無し募集中。。。:04/07/28 08:37
ぜ
ん
ほ
作者さん乙
あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
負けないでミキティ!!!!
ze
ほぜんやよ。
n
356 :
名無し募集中。。。 :04/07/28 16:47
考えない
勃起しますた
358 :
名無し募集中。。。 :04/07/28 18:15
359 :
名無し募集中。。。:04/07/28 19:18
ほ
360 :
名無し募集中。。。:04/07/28 19:56
ぜ
む
hozen no hanamiti
マジで正義の味方の登場を・・・_| ̄|○
364 :
名無し募集中。。。:04/07/28 21:55
「俺」
从VvV从<もっといじめなさいよ!
孤立無援
367 :
名無し募集中。。。 :04/07/28 23:41
四面楚歌
弱肉定食
ミキティは強食の方だな。肉ばっか食ってるよ
370 :
名無し募集中。。。 :04/07/29 00:55
ほ
371 :
名無し募集中。。。:04/07/29 01:06
も
お
だ
め
375 :
名無し募集中。。。:04/07/29 02:58
ほもおだほもお完成させたかったのにorz
俺も372でほもおだほもお狙ってたんだがよくネタがわかったな
>>373 「だ」が来た時はちょっとにやりとしたぞ
>>376 ほもお
ときて、俺的に思い浮かぶのがそれしかなかった
すっごい面白いな
実家にいる実姉にもこのスレ教えておきました
作者さん頑張って
更新はー?
380 :
名無し募集中。。。 :04/07/29 07:52
よっしゃ朝一でミキティの机に落書きしてくる
381 :
名無し募集中。。。:04/07/29 08:04
>>380 犯人はお前かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
おぉ!
ほぜんやよ。
ほ
ぜ
386 :
名無し募集中。。。:04/07/29 15:54
nn
ho
388 :
名無し募集中。。。 :04/07/29 18:08
キティ
川V-V从。o0(考えない・・・)
早くいじめよーぜ
おぉ!
昼休み
相変わらず女子3人組はみきのまわりにやってきて
机をくっつけて一緒に食べはじめる
何気ない普通の会話をしながらお弁当を食べる
本当に何気ない会話なのに
胸にチクチクと刺さるものを感じる
一緒にいるのに一緒にいない感じ
ここにみきの居場所はあるのかな?
本当に何気ない普通の会話
みきはそこに参加できていない
美貴「ごちそうさま」
女子生徒3「藤本さん相変わらず食べるの早いね」
会話をしながら食べる彼女たちに比べ、
黙って食べているみきは早く食事が終わる
女子生徒2「あんまりがっつくと太るよ?」
女子生徒3「あはは、藤本さんやせてるから
ちょっとくらい太った方がちょうどいいんじゃないの?」
チクリチクリと胸に刺さる言葉たち
最近、少しネガティブになっている気がする
余計なことは考えない方がいいのに・・・
気にしなければ楽なのに・・・
美貴「ちょっとトイレいってくるね」
この場所は居心地がよくない
ひとりになりたい
3人は箸でバイバイのポーズをとる
答えるように小さく手を振ってトイレに行くことにした
少しでも教室にいる時間を短くしようとする自分がいる
途中、男子3人組が一緒に食事してるのを見た
やっぱりグループで固まるのは男子も女子も一緒なんだなあ
そんなことを考えつつ通りすぎようとした
でもその食事風景にひとつ奇妙なものがあった
ひとり、やけにかわいい箸を使ってるやつがいる
あの箸は・・・
男子生徒2「よう、どうしたよミキティ」
ニヤニヤとした笑いを浮かべてる
相変わらずの嫌な笑い方
あんたの使ってるそのキティちゃんの箸、それって・・・
男子生徒2「なんだよ、俺のおかずが欲しいのか?」
違う、そんなはずはない
あの箸はただなくしただけ
どっかに消えた
それだけのはずだ
男子生徒3「てめー何ガン飛ばしてんだよ」
美貴「ねえ、その箸どこで買ったの?」
暴力的なやつはとりあえず無視
今用があるのは箸を使ってるやつだ
男子生徒2「もらったんだよ」
美貴「・・・誰に?」
男子生徒2「へっへっへ、これミキティが使ってたんだろ?」
美貴「・・・誰にもらったのよ?」
男子生徒2「俺たち、間接キスだな!ぎゃはははは」
美貴「・・・誰にもらったのよ!!!!」
思わず大きい声がでる
教室中から視線が集まる
なによ、なんなのよ!
男子生徒2「まあそう怒るなよ、ちゃんと大事に使ってるぜ?」
わけがわからなくなって教室を飛び出した
どこに向かってるのか、自分でもわからない
廊下ですれ違う人たちに何度もぶつかりそうになりながら、
全力でどこかに走る
人の顔なんて見ちゃいない
ここに居たくない、どこか別の場所に行きたい
邪魔・・・邪魔だよ!
どいてよ!
心の中で何かを叫びながら昼休みの人ごみをよけて走った
どん!!
よけたつもりの男子が、道をさえぎるように横移動してきた
しまった、思いっきりぶつかっちゃったよ
美貴「ご、ごめんなさい!」
「まったく、何をそんなに急いでんだよ」
反射的に謝っといた相手はみきのよく知る顔だった
398 :
名無し募集中。。。:04/07/29 21:01
相当キテル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
美貴「あ・・・」
「お前もうメシ食ったのか?」
えらく安心できる笑顔
教室にはなかったみきの居場所
周りを見ると一年生の校舎からはだいぶ離れていた
「おーい、何ボーっとしてんだよ」
脳天に軽いチョップが落ちてくる
なんだよ・・・お前こそ何やってんだよ・・・
「うわ、突然泣き出すなよ!!」
オロオロしてんじゃねーよ・・・ばーか・・・
みきだって泣きたくてないてんじゃないよ
あーあ、もう泣かないって決めたのにな
見知った顔のいない3年の校舎の廊下のはじっこで
昼休み終了のチャイムがなるまで窓の外をながめて過ごした
その間、こいつが何も聞いてこなかったのがありがたかった
昼休み
食い飽きた学食を避け、購買でやきそばパンを買った
購買のやきそばパンは近くのパン屋が
わざわざ焼きたてを届けてくれている特別製だ
下級生どもはまだその味を知らないからあんまり買わないが、
3年生ともなるとやきそばパンの奪い合い抗争が起こる
ちなみに今日の俺は勝ち組だった
自販機で牛乳パックを買って屋上に行く
夏の太陽をあびながら夏の風をあびて過ごす昼休み
友達は暑いからとかいって付き合ってくれないが、
俺は昔っからなんか太陽が好きだ
・・・たしかに最近は暑いって思うけどな
なんか知らんがガキのころよりも暑い気がする
やきそばパンとの至福のときを終え、教室に戻る
あーあ、午後は現国か
なんで理系クラスとかに進んでるのに国語があるんだよ
しかも現国といいつつぜんぜん現代じゃねーし
そんなことを考えながら歩いてると
前方からものすごい勢いで走ってくる女子発見
うまいことそこらへんの生徒をよけながら走ってくる
俺にはわかる
あのおでこは・・・美貴だ
うつむき気味に走ってるせいでおでこが全開になってる
何をそんなに急いでるやら
どん
美貴は俺のこともよけようとしたが、
わざとぶつかってみた
美貴は背が低い
ちょうど俺の胸あたりにおでこがつっこむ形になった
凄いスピードだったけど、あんまり衝撃はない
想像してたよりちっちゃかったんだなあ、こいつって
・・・って俺は何を想像してたんだろうg;ldgじゃldgはlh
美貴「ご、ごめんなさい!」
深々と頭を下げて謝る美貴
あれ?思ってた反応とだいぶ違う
絶対に「ちょっと、なんでよけないのよ!」とか怒り出すと思ったのに
大人になったなあ、美貴のやつ
まあ一部分だけ成長してな(ry
「まったく、何をそんなに急いでんだよ」
美貴「あ・・・」
顔をあげた美貴はなんだか弱弱しく見えた
腹でも減ってんのかな?
「お前もうメシ食ったのか?」
美貴はなんの反応もしない
なんだよ、思いっきり走ってたと思ったら急にボーっとして・・・
と思ったら急にあたりをきょろきょろし始める美貴
こいつ、まさか無視するつもりか?!
「おーい、何ボーっとしてんだよ」
脳天に軽いチョップを放つ
当然、この後殴られるのは覚悟の上だ
でもカウンターのパンチは帰ってこなくて
代わりに・・・美貴が泣いた
「うわ、突然泣き出すなよ!!」
そんなに強くチョップしたつもりはない
つーか強くチョップしたって泣くようなやつじゃない
美貴は痛みぐらいじゃ絶対に泣かない女だ
間違いない
だったらなんで?
通りすがりの3年生「おい、見ろよ」
通りすがりの3年生「あ、泣いてる」
通りすがりの3年生「今あいつチョップしてたぜ」
通りすがりの3年生「あの娘、まだ一年生じゃないの?」
通りすがりの3年生「うわ〜最低〜」
周りがざわついてきた
くそ、友達呼んでんじゃねーよ!野次馬ども!
美貴は周りなんて見えていない様子で、
まっすぐに俺のほうを向いてただ泣いていた
とりあえず歩く人の邪魔にならないように端によった
何があったんだろう
とてもじゃないがバカ話ができる空気じゃない
ボーっと外を眺める美貴の横で
同じく外を眺めることしかできないでいた
ただ、バカな俺にもひとつだけわかったことがある
今の状態で美貴をひとりになんてできないってことだ
だから昼休みが終わるまで隣にいた
でも隣にいたってだけで、他には本当に何もできなかった
言葉のひとつでもかけるべきだっただろうか?
弱弱しく手を振って去っていく美貴を見ながら
そんなことを考えていた
今回はここまでです
ではまた
ノシ
更新にリアルに立ち会えて感激。
乙です。
乙です
バカ話←この言葉が最近ウザイ、なんだよバカ話って感じ
なんか妙に腹立つんで改訂してくれよ
読まなきゃいいじゃん
乙です
くぅ・・・
バカ話←俺は好きだぞ作者〜ノシ
作者さん頑張って!
実は俺もバカ話はどうかと思う派
だからといって批判じゃないよ!頑張って作者タソ!
417 :
名無し募集中。。。:04/07/29 23:26
正直イイ話だと思うのだが
3文字でだいたいのイメージが湧く便利な言葉じゃないか
強いて言うならなんだ?
下らない(たいした意味も無い、他愛の無い)笑い話とか?
いじめ根絶の啓蒙小説として教科書に載りそうな勢いだな。
420 :
名無し募集中。。。:04/07/29 23:37
バカ話でいいよ。ってか細かいこと気にしすぎ。お前らは国語の形象読みしてるのかっての。
421 :
名無し募集中。。。:04/07/29 23:37
作者乙
女子3人組のいじめ(ブルマー関連)が、転校生に対する単なる
「洗礼」というのはあまりに楽観的ですか?
こういう心の支えは救いのようで時に余計な頑張りを招く
>>420 同意。なんでそんなとこに噛み付くのか意味不明
ってことでこの話題は終了
作者さん乙
作者乙。これからもいい作品を世の中に送り出してください
そんな終わったみたいな・・・w
くそ〜作者さんイイヨイイヨー
男子生徒2のきもさ加減が絶妙だよ
箸のくだりなんて殺意を覚えてしまった
428 :
名無し募集中。。。:04/07/30 00:13
「キティ」乃箸 手言宇乃我、値都、貧乏臭居気藻駿河、真亜、井伊可。
ほ
430 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 00:57
あいかわらず良い仕事してやがる
ho
432 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 02:36
も
尾
434 :
名無し募集中。。。:04/07/30 02:59
田
保
436 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 03:55
も
お
ホシュ
440 :
名無し募集中。。。:04/07/30 07:22
ほ
441 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 08:09
机に落書き保全 禿
キティちゃん誕生30周年だってね
川V-V从。o0(考えない・・・)
川V-V从。o0(気にしない・・・)
美貴様…。
みきたん
まだまだ暑いな
ho
449 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 16:56
ぜ
450 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 17:48
も
451 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 19:12
と
452 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 19:44
み
ん
454 :
名無し募集中。。。 :04/07/30 21:20
ぎ
455 :
名無し募集中。。。:04/07/30 22:07
ゃ
る
?
458 :
名無し募集中。。。 :04/07/31 00:03
fo
(*^ー゚)b
460 :
名無し募集中。。。 :04/07/31 01:33
ほ
俺作者が誰だかわかっちゃった
462 :
名無し募集中。。。:04/07/31 02:33
そのまま胸に秘めとけ
そうしとく
ももも
465 :
名無し募集中。。。:04/07/31 04:09
もやしっくす
466 :
名無し募集中。。。:04/07/31 04:25
おはよう
こんな時間に目が覚めちったよ
また寝よう
おやすみ
467 :
名無し募集中。。。:04/07/31 04:32
川V-V从。o0(・・・そういや最近胸しぼんだな前はもっとでかかったのに)
そんな嘘ついてミキティはなんでハブられてるかまだ十分にわかってないみたいだね
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
471 :
名無し募集中。。。:04/07/31 13:05
ageちゃう!
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
sage
ほ
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<モグモグモグモグ☆
うぇーうぇー。
久々に
hozen no hanamiti
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
479 :
名無し募集中。。。 :04/07/31 20:15
ほっくる
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
481 :
名無し募集中。。。 :04/07/31 21:49
482 :
名無し募集中。。。 :04/07/31 22:34
ほ
483 :
名無し募集中。。。 :04/07/31 23:07
川;V-V)<……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どこに遊びに行っても必ずついてくる美貴
でもそれを自然に感じるようになっちまってる俺がいる
うちの近所には年の近いやつがいなかったから
前まではひとりで遊んでるのが普通だったのに
今じゃ美貴と遊んでない日がすごく退屈に感じる
美貴「ね、コレよくない?」
美貴が大きなスーパーボールを差し出してきた
中にキラキラした星みたいのが入ってて、
でっかくてよく跳ねそうだった
「かっけー!」
俺も手にとって見る
その場で床に叩きつけると、物凄い勢いで俺のアゴに帰ってきた
「いって〜!!」
美貴「あはは、バーカバーカ」
「なんだよ、くそ・・・」
でもこのスーパーボール欲しいな
値段は・・・300円か・・・
美貴「うーん、300円か・・・」
美貴も同じように悩んでるみたいだった
俺たちにとって300円はかなりの大金だ
300円あれば10円のお菓子が・・・
えっと・・・
30個も買えてしまう!!
美貴「ねえ、お兄ちゃんは今いくら持ってる?」
「・・・150円」
美貴「そっか・・・」
「美貴はいくら持ってんだ?」
美貴「150円」
「そっか・・・」
美貴はいつも俺と一緒に遊んでるから所持金も似たようなもんだった
つーか俺が何か買うと、まねして同じもんを買おうとする
美貴「そうだ、ふたりで買おうよ!」
物凄くいいアイディアを思いついたように
キラキラと目を光らせて言った
おいおい、全財産だぞ
でも・・・スーパーボール・・・
うーん悩むなあ
美貴「ほら、はやくお金出して」
「うわ、変なとこ触んなよ」
美貴が俺のポケットに手をつっこんできて
無理やり財布を強奪する
まったく、しょうがねえやつだ
でもこんなことされても笑ってられる俺の方が
しょうがねえやつなのかもなあ
この日はずっとスーパーボールで遊んだ
すべり台の頂上から落としたり、
壁に思いっきりぶつけたり、
太陽に透かしてキラキラしたのを眺めたり・・・
スーパーボールだけですごい長い時間遊べた
すげえよ、スーパーボール
伊達にスーパーじゃないな!
「で、普段はどっちが持ってるんだ?」
美貴「あ・・・」
でもこのスーパーボールはふたりで買ったもの
どっちが持っててもなあ
美貴「そうだ!」
何を思いついたのか、美貴は走り出す
美貴「ね、ついてきて」
美貴は公園の裏手にある山をぐんぐん登っていく
途中で木の根っこに足をとられて転びそうになったりしつつ、
獣道みたいなところを進んでいき・・・
美貴「へっへっへ、ここならどうだ!」
そこは神社の裏みたいだった
この神社は表から裏側には回れないつくりになってるのに
こんなところから裏に回れたのかあ
美貴「ここはねえ、みきの秘密基地なんだ」
自慢げに語る美貴
正直ちょっとうらやましかった
こんなとこ、全然知らなかったもんなあ
美貴「ね、スーパーボールはここに隠しておこうよ」
「おっ、ナイス」
神社の裏にある大きな木に
ちょうどいい大きさの穴が開いていた
手を突っ込むとひんやりしてて、ここなら物を隠せそうだ
美貴「このことはふたりだけの秘密だからね」
「おう」
美貴「誰にも言っちゃダメだよ!!」
「おう、約束だ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めると目の前には変なおっさんが立ってた
現国の教師「・・・・・」
って、先生じゃん!!
やべ、俺寝てた?
現国の教師「・・・よだれ、拭いとけよ」
クラス中から微妙な笑い声が聞こえる
あーあ、またやっちまったな
この先生の授業で寝たのは一度や二度じゃない
つーか昼飯食った後に現国とかマジ無理だし・・・
目は覚めたけど、授業をちゃんと聞く気にはなれなくて
窓の外をぼんやり眺めながら物思いにふけった
約束・・・
そういえば美貴がまたこっちに引っ越してくるときの手紙に
10年前の約束がどうとか書いてあったな
まさかスーパーボールのことじゃねーよな?
放課後
男子生徒2「ミキティ、一緒に帰ろうぜ」
さっさと教室から出ようと早歩きでドアまで行ったのに
ドアを開こうとした手を掴まれた
やっぱり一番窓際の席ってのがマズいなあ
美貴「離してよ!」
手を振り払ってドアを開ける
男子生徒2「おー怖い怖い」
そのまま早歩きで学校を出たけど
ニヤニヤと笑いながら後ろをついてくる
気づいたら男子3人組が全員ついてきてる
あ゙ー、しつこい!!
ていうかこのまま家まで付いてくるつもり?
3人組は近づいてこないけど、離されもしないくらいの微妙な距離で
とうとう公園の前までついてきてる
ここらへんで逃げないとまずい気がしてきた
小さい頃の記憶を呼び覚ます
ここら辺ってどっか隠れられそうなところあったっけ?
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・そうだ!
公園の中にダッシュする
後ろから3人組がダッシュしてくる気配もしたけど
この道は知らないはずだ
急に頭をよぎったスーパーボールの思い出
みきの秘密基地なら誰も知らないはずだ
公園の裏手にある林の中に入っていく
山を登っていって・・・って、フェンス?!
やばっ、道ふさがってるし
男子生徒2「なんだよ、誘ってんのか?」
道がフェンスで途切れてて少しボーっとしてる間に
3人組が追いついてきてた
男子生徒2「こ、ここなら誰もこないよな・・・ハァハァ」
なに息きらしてるのよ!
男子生徒1「・・・」
男子生徒3「お前の目つき、気にいらねえんだよ」
じりじりと近づいてくる3人組・・・
何気にやばいかも・・・
「何やってんだ?」
どこからともなく聞こえた声にキョロキョロする3人組
みきも声の主を探す
間違いない、みきがあの声を聞き間違えるわけがない
男子生徒3「どこだ?!」
「ここだよ、ここ」
声は上から聞こえた
あいつはフェンスの上にいた
「よっと・・・」
美貴「お兄ちゃん!」
いいタイミングで来てくれたよ、ホント
とりあえず後ろに隠れる
男子生徒1「・・・帰るぞ」
男子生徒2「え、まじで?」
男子生徒1「いくぞ」
男子生徒2「ちぇっ」
男子生徒3「つまらん」
3人組は何もせずに帰っていった
よかった、けんかとかにならなくて
こいつなんだかんだで弱そうだからなあ
「おい、あいつらなんなんだ?」
美貴「クラスの人」
とりあえず簡潔に答えといた
「あとお兄ちゃんってなんだよ」
美貴「いいじゃん、前はそう呼んでたんだし」
とっさに出てしまった昔の呼び方
ちょうどスーパーボールのことを思い出したせいかな?
今思うととんでもなく照れくさい
美貴「さ、帰ろ」
ふさがれてしまった山道
この向こうにあった美貴の秘密基地はどうなったんだろう?
ちょっと気になるけどスカートでフェンスを登るのも気がひける
「美貴」
振り返るとあいつはなんか投げてきた
反射的にキャッチしたものはスーパーボールだった
もう透明感もなく、中のキラキラは見えないけど、
あのとき買ったふたりのスーパーボールだ
美貴「どうしたの?これ」
「いや、ふと思い出したから気になっちまって・・・」
美貴「わざわざ取りに行ってたの?!」
「けっこう残ってるもんだな」
美貴「うん」
偶然だけど、こいつも同じことを思い出していたらしい
なんだか心が通じ合ってるみたいでちょっとうれしかった
この10年間、こいつは一度もスーパーボールを取りにいかなかったらしい
みきとふたりで買った、ふたりのスーパーボール
次に取りに来るときは一緒にって約束を覚えてたのかな?
いや、それは覚えてなさそうだ
だって、それならあと2つもちゃんと覚えてるはずだよね
ひとりで取りに行っちゃってたし、きっと忘れてるんだろうなあ
10年前、みきが引っ越すときした3つの約束
完全に忘れちゃったのかな・・・
今回はここまでです
ではまた
ノシ
更新乙!!!!!
小林大地みたいだ
∋oノハヽo∈
( ´D`)<やくそくってなんれすかぁ?
>>502 ∋oノハヽo∈
( ´D`)<ののにもおしえてくらさい
>>503 ののたん以外にもまだ教えてないから無理だよ
あと5回分くらい更新まってね
∋oノハヽo∈
( ´D`)<はい、まつのれす
ののたんは素直だね
卒業おめでとう
507 :
名無し募集中。。。 :04/08/01 01:30
更新乙ほ
508 :
名無し募集中。。。:04/08/01 02:03
頑張れミキティ負けるなミキティ
509 :
名無し募集中。。。:04/08/01 02:20
がんがれめけてー
がんがれさくしゃ
なんつーか・・・
普通にエエ話やん(*^ー゚)b
寝る前ほぜん
ほ
514 :
名無し募集中。。。 :04/08/01 06:21
じぇ
ホシュ
いい話だ
>すげえよ、スーパーボール
>伊達にスーパーじゃないな!
↑これワラタ
何か「お兄ちゃん」っていう呼び方が仲いい感じでいいなぁ
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
みきてぃ悪戯されちゃやだよ・・・
頑張れみきてぃ
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
523 :
名無し募集中。。。:04/08/01 14:28
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
524 :
名無し募集中。。。:04/08/01 14:47
川;VoV;)<ちょっと美貴のおっぱい返せよ!あいぼん
525 :
名無し募集中。。。:04/08/01 15:06
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
526 :
名無し募集中。。。:04/08/01 15:27
家の人、そして友達へ
突然姿を消して申し訳ありません。
くわしいことについては飯田とか矢口とかに聞けばわかると思う
俺だってまだ死にたくない。だけどこのままじゃ「生きジゴク」になっちゃうよ。
ただ俺が死んだからって他のヤツが犠牲になっちゃたんじゃいみがないじゃないか。
だから、君達もバカな事をするのはやめてくれ。最後のお願いだ。
平成一六年八月一日
藤本美貴
527 :
名無し募集中。。。:04/08/01 16:24
ほ
529 :
名無し募集中。。。:04/08/01 17:52
と
530 :
名無し募集中。。。:04/08/01 18:11
全力で保全します
531 :
名無し募集中。。。:04/08/01 18:47
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
532 :
名無し募集中。。。 :04/08/01 20:01
み
533 :
名無し募集中。。。:04/08/01 20:06
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃっ、ちゃっ、ちゃ、ちゃいこーです☆
534 :
名無し募集中。。。:04/08/01 20:42
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
535 :
名無し募集中。。。:04/08/01 20:59
保全の嵐
536 :
名無し募集中。。。:04/08/01 21:09
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
537 :
名無し募集中。。。:04/08/01 22:07
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
538 :
名無し募集中。。。:04/08/01 23:02
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
539 :
名無し募集中。。。 :04/08/01 23:50
ちゃいこがんだむ
540 :
名無し募集中。。。:04/08/02 00:28
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
ちゃいこーだね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
542 :
名無し募集中。。。 :04/08/02 02:55
川;V-V)<……
543 :
名無し募集中。。。:04/08/02 03:37
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
土曜日
昨日家に帰ったら母ちゃんにめちゃくちゃ怒られた
制服を泥だらけにしちまったせいだ
制服姿のまんまフェンスよじ登って、
山道登ってったまではよかった
でもスーパーボールを隠してあるはずの木が思いのほか成長してて、
穴の位置が高くなってるなんて計算外だった・・・
まさか制服で木登りする羽目になるとは思わなかった
この季節、日がけっこう長くなったと思ってたけど
夕方の森ってけっこう暗いんだよなあ
おかげで帰りは何回か転んじまったよ
何度か迷いそうにもなったし・・・○| ̄|_
でも実はスーパーボール以外にも収穫があった
神社の裏をちょっと探索してたら、
やけに古いダンボール箱がでてきたんだ
暗くてよく見えなかったけど、きっと美貴のものだろう
そんなわけで今日も神社の裏に行くことにした
「よっ・・・はっ・・・」
今日はTシャツにGパン
昨日よりも断然動きやすい格好だ
しかも時間は昼すぎの明るい時間帯
フェンスが死ぬほど熱くなってたけど
念のため持ってきた軍手のおかげで助かったりしたし
明るいだけでかなり歩きやすいとはいえそこは獣道
俺が成長したおかげでそれなりに歩けるけど
フェンスでふさがれたせいなのか、
以前よりも荒れた、道とは呼べないようなところをつっきることになる
・・・俺はこんなところに制服で来たのか
昨日の俺って本当になにも考えてなかったんだなあ
それもこれも美貴のせいだ!!
って美貴のせいなのか?!
変な自問自答をしつつも
とりあえず神社の裏には転ばずにたどりついた
さっそく昨日探索したあたりを調べると、
ぼろぼろになったダンボール箱が出てきた
恐る恐るふたを開けると、
いるわいるわ、ダンゴ虫たちが・・・
ガキの頃は平気で触れたのに、
なんで今はこんなにキモイんだろう?
素手では絶対に触りたくない感じだ
とりあえず軍手をはめて中身を物色する
ビー玉・・・
チョーク・・・
パチンコ・・・
やけに見慣れた感のあるものが大量に出てくる
ん?
これ俺のじゃねーか!!!
美貴のダンボールだと思っていた箱はどうやら俺のものだったらしい
こんなところに隠した記憶全然ないんだけど・・・
思い出を頼りに物を探すのって得意じゃないんだよな
逆に物を見るとけっこういろいろ思い出すかもしれない
たとえばこのビー玉
一個10円だけど、6個買うと50円だった!
よし、俺の記憶鮮明
そういえばここはふたりの秘密基地だった気がする
一緒にスーパーボールを買ったあの日、
美貴の秘密基地からふたりの秘密基地になったんだよなあ
もう少し探索すれば美貴のものも出てくるかもしれないな
でもけっこう日も落ちてきたし、今日はそろそろ帰ろうかな
明日ヒマだったらまた来よう
・・・俺、受験生だよな・・・
気にしない
考えない
ハッ
なんだ今頭をよぎったのは?!
「よっと」
山を降りてフェンスを越えると
あたりはすっかり夕焼け色に染まっていた
こんな色の太陽も好きだなあ
公園で立ち止まり、ベンチに座る
俺がガキだったらすべり台の上に上って、
母ちゃんが探しに来るまでずっと、太陽を眺めてるんだろうなあ
なんとかと煙は高いところが好きだとかって言われたけど、
ただ俺はできるだけ太陽に近いところに行きたいだけだったんだよなあ
パイロットになりたいとか、宇宙飛行士になりたいとか
そんな夢を見てたころが懐かしい
受験・受験いうけど、俺ってなにになりたいんだろう?
ベンチに座り西の方を眺めながら俺は・・・寝てしまった
土曜日
一週間分の疲れのせいか、昼まで寝てた
こんなんで来週も乗り切れるのかな?
まあいいや
どうせなるようにしかなんないし
今日は買い物でもいこっかな
なんか買うものあったっけ・・・
服は先週整理したらけっこうあったし、
最近はほしい漫画もないし・・・
あ、消しゴムがなくなりかけてたっけ
半分にされちゃった上に、落書き消すのにけっこう使ったからなあ
・・・今思い出しても、ちょっとへこむ
この季節は昼間の太陽が照ってる時間には
外に出ないに限る
お店は夕方までやってるし、
もうちょっと家で過ごそう
みきの家にはクーラーがない
でも家の中はそれなりにひんやりしてて、
扇風機の風があればけっこう涼しい
美貴「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙・・・」
扇風機で遊ぶのも、けっこう楽しい
美貴の母「なにやってんだか」
美貴「あ、お母さん」
美貴の母「楽しそうね」
美貴「うん、買い物行こうと思ったんだけど、暑いから夕方にしよっかなって思ってさ」
美貴の母「ふぅん・・・」
夕方
消しゴムだけ買いに行くのもちょっと寂しいもんがあるから
ついでに食材の買出しもしてきた
半額シールが貼られるまで待ったし、完璧だ
おかげでけっこう暗くなってしまったなあ
おなかもすいたし、早く帰ろっと
男子生徒2「よう、待ってたぜ」
帰り道で聞こえた嫌な声
顔をあげるとニヤニヤした笑いを浮かべて、
男子3人組のひとりが立ってた
ん?ひとり?
いつも一緒に行動してる残りの2人はどうしたんだろう?
男子生徒2「昨日さ、一緒に帰ったろ?
家この辺だと思って探してたんだよ」
じりじりと近寄ってくる
みきの家からちょっとだけ歩いたところにある住宅街
周りには誰もいなかった
この時間はみんな夕ご飯を食べてるのだろうか?
なんにせよ・・・最悪・・・
男子生徒の腕が伸びてくる
よけようとしたけど、買い物袋が重たくてよけきれなかった
がっちりと腕をつかまれた
美貴「ちょっと、離しなさいよ!!」
男子生徒2「いいから、ちょっと来いよ」
凄い力で引っ張られる
こいつ、こんなに力強かったの?
学校では簡単に振りほどけた手が、
今は全然振りほどけない
男子生徒2「おらっ!」
美貴「うわっ」
急にひっぱる力が強くなったと思ったら、
路地に投げ出された
男子生徒2「・・・女ならもっと別の悲鳴あげろよな、ミキティ」
余計なお世話だ!
あー買い物袋が散らばっちゃってる
もう、どうしてくれんのよ!!
あわてて拾い集める
卵買わなくてよかった
男子生徒2「ハァハァ」
路地が急に暗くなった
違う、光が差しこむ方に立ちはだかってるんだ
と思ったら急に抱きついてきた
うわっ、キモイ!キモイ!
男子生徒2「お前、たまんねーんだよ・・・ハァハァ」
肩のあたりと腰のあたりに腕を回されて、
立ったまま壁に押し付けられた
頬ずりするような感じで抱きしめられ、
耳元で荒い呼吸が聞こえる
美貴「ちょっと離しなさいよ!!」
男子生徒2「やわらけぇ・・・ハァハァ」
全力で腕を伸ばそうとするけどびくともしない
美貴「頭おかしいんじゃないの?!」
男子生徒2「うるせぇ!!!」
美貴「!!!」
怖い
この人、何をするつもり?
美貴「何してんのよ!」
男子生徒2「ハァハァ」
片手で抱きつかれたまま
もう片方の手で自分のパンツを脱ぎはじめた
情けないことに、美貴はその片手さえふりほどくことができなかった
美貴「ちょ、やめて!やめてよ!!」
男子生徒2「たまらねぇぜ・・・」
ふとももに固いものがこすりつけられる
よくわからない
何が起こってるの?
美貴「やめて!やめてってば!!」
みきは必死で抵抗したが
男子生徒はみきが暴れるたびに気持ち悪い笑顔でうれしそうにしていた
男子生徒2「ミキティの太もも、すべすべだな」
美貴「やめてよ!変態!!」
男子生徒2「うぅ・・・はぁぁぁ・・・」
男子生徒の深いため息と同時に
ふとももの辺りに生暖かい感触が広がる
その瞬間、男子生徒の力が抜けていくのがわかる
(今がチャンスだ)
男子生徒を振り払い、
さっき集めた買い物袋を持って、ダッシュした
男子生徒2「あ、おい待てよ!!」
パンツを中途半端におろした男子生徒は
後ろのほうで無様に転んでいた
けっこう走ったな・・・
ここらへんまで来れば、追いつかれることはないだろう
太ももを見ると、よくわからない白くて濁った変なのがついてた
生臭いにおいがする
接着剤?スライム?
何が楽しくてこんなわけのわからないことをするのだろう
でもこんなのつけたまま家には帰れない
公園の水道ででも洗って帰ることにしよう・・・
夜の小さな公園
なぜかベンチにはあいつが寝てた
美貴「・・・ばーか」
視界がゆがむ
美貴「・・・みきのピンチにはちゃんと駆けつけろよ」
のんきに眠る顔を見て、なぜか涙が流れた
備え付けの水道でふとももを洗う
ネバネバしててなかなか取れなかったけど
なんとか洗い流せた
あいつ、起こしたほうがいいのかな?
気持ちよさそうに寝ている顔を見ると、
起こすのもなんだか悪いような気もしてきた
とりあえず、隣に座った
「くかー・・・・・・・・・」
よく見ると泥だらけだ
鼻の上にも泥がついてる
ハンカチを濡らして顔を拭いてやった
「・・・んっ」
あ、起こしちゃった
「おー・・・おはよう・・・」
美貴「おはようじゃないわよ、何時だと思ってんの?」
「・・・ん?どこ?」
美貴「公園よ」
「・・・・・・・おー!そうだった!」
美貴「まったく、なにやってんのよ」
「そうだ、ちょっと聞いてくれよ、あのさぁ・・・」
秘密基地のことをいきいきと語りはじめた
あーあ、ムードもなにもあったもんじゃないなあ
ベンチくらいしかない公園
陽はとっくに落ちてる
どっから見たって恋人じゃん
変な関係・・・
ホント、変な関係・・・
今回はここまでです
ではおやすみきてぃ
ノシ
お疲れ
おもしろい
リアルタイムで追って読んだよ 毎度のごとく乙
そして男子生徒2も乙そしてGJ
男子生徒2氏ね
900万回氏ね
具体的になってきましたね・・・
乙です
ぶっ掛けられて意外と冷静なみきてぃ
何なのか分かってなかった意外に初心なみきてぃ
566 :
名無し募集中。。。 :04/08/02 07:08
ミキティのフトモモ
その状況で良く素股で許して貰えたじゃないか
ラッキーだよミキティ
ho
作者乙。イイヨイイヨー。
おもしろい
571 :
名無し募集中。。。:04/08/02 11:33
ラッキーなのは男のほうかと
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
>>563 禿同
玉を潰して使い物にならなくしたらいいのに
何にしても作者乙!
適度に刺激的でいいですな
575 :
名無し募集中。。。:04/08/02 14:42
VERY GJ!
誰も幼なじみに反応してないことにびっくりしますた
577 :
名無し募集中。。。:04/08/02 16:59
後が恐い罠
>>576 うまいこといれてきてるよなー。作者さんすげーわ。
579 :
名無し募集中。。。:04/08/02 17:34
ぶっ掛けはさすがにやりすぎでは…
エロ小説にならない事を願います。
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
気が強い子が嫌いな男に力で無理やり屈服させられるのに興奮するとか
おまいらレイプ魔にだけはなるなよ
いやそういう俺も興奮したわけだが
てゆーかなんかこのスレ異様にマジヲタが多いな
いやそれともレイプ嫌悪の女ヲタか
それに加えて職人一人の一神教の状況がアレな空気を醸成してる
マジヲタデスマン_ト ̄|○
あー言葉足らずですまんマジヲタじゃ言い方おかしいか
今の展開の賛否はあって当然だろうがレイプは犯罪みたいな
当たり前のつまらんこと言ういい子ぶりっ子の馴れ合い空気とかは
兆候が見え始めたんで勘弁してほしいということで
マジヲタっていうか、イジメ以外のストーリーが一つの小説として通用するぐらいの
ものであるところに、普通に何もしていない主人公がイジメられてしまうという展開
だからこそ入り込めているわけよ
この職人がうますぎるとしか言いようがない
(・∀・)ヒョー
いい子ぶりっこと言われようがミキティがレイプとかマジ辛すぎ。
それでもこのスレは読むが。
結局俺らはマゾだから
>>587 そういうキャラへの感情移入なら構わんだろ
作者も嬉しいだろうし
>>587 禿同
行き過ぎたら2行目は微妙だが
それにしても話作るのうまいなぁ
ただの妄想ですよ
終わってから感想言おうぜ
幼なじみのごく初期にミキティがレイープされる話あったな。
最後はハッピーエンドだからまだ救われたが。
594 :
名無し募集中。。。 :04/08/02 22:12
川*V。V)
∋☆ノハヽ∈
ノノ*^ー^)<ちゃいこーです☆
ho
597 :
名無し募集中。。。:04/08/03 00:47
sa
ka
599 :
名無し募集中。。。:04/08/03 02:30
na
hozen no hanamiti
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美貴が泣いてる
神社の裏にあるふたりの秘密基地に俺が着いたとき
美貴はひとりでしゃがんで声も出さずに泣いてた
おい、何があったんだよ
泣いてちゃ何もわかんねーよ
転んだのか?
目にごみでもはいったのか?
祭りでとった金魚が死んじまったのか?
山で拾ったセミの抜け殻こわしちまったのか?
思いつく限りいろいろ聞いてみたけど
美貴は泣きながら首を横にふるばかり
くそ、なんか言えよ・・・
太陽がだんだん沈んでいく
もう帰らないといけない時間だ
俺は美貴の横にずっと座ってることしかできなかった
泣き続ける美貴の涙が出なくなるまで、
ただ座ってるだけしかできなかったんだ
なんかしゃべったほうがよかったのかな?
でも何しゃべればいいのか全然わかんねーよ・・・
美貴「お兄ちゃん・・・」
やっとしゃべった美貴
いつもより鼻声の美貴
美貴「みきね、ひっこすんだって」
「え?」
美貴「遠い街にね、ひっこすんだってさ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
603 :
名無し募集中。。。:04/08/03 03:01
キター(・∀・)-----------------
ィィョーィィョー
日曜日
すっげぇ寝汗だ
朝からけっこう暑いんだな・・・ってもう昼かよ!
時計を見てひとりツッコミをする
そういえば昨日はベンチで昼寝しちまったから
夜あんまり寝つけなかった気がする
それにしても今の夢
美貴ってあんまり泣かないイメージだったけど
あの時はすげえ長いこと泣いてたなあ
それも声を上げて泣き叫ぶんじゃなく、
何時間も何時間も・・・
なんで急にこんな夢見たんだろ?
昨日ずっと神社にいたせいかな
あ、そうだ昨日の続き
明るいうちに秘密基地の探索に行かないと・・・
外はあきらかに昨日よりも暑い
つーか日に日に暑くなってるよ、絶対
あーコンビニでガリガリくんでも買ってこようかな・・・
そんなことを思いつつも足はまっすぐに公園に向かう
日曜の昼だからけっこう子供たちが遊んでた
サビたすべり台には見向きもせず、
すべり台の下にある砂場で遊ぶ子供たち
そういえば俺ってあんまり砂遊びはしなかったな
山とかトンネル作っても、誰かさんにすぐ破壊されてたし
泥ダンゴ作っても、誰かさんにぶんどられて投げつけられたし
落とし穴を掘っても、誰かさんは掘ってる最中に後ろから押してくるんだ
・・・情けねーな、俺って
今の子供たちは親の監視の元、
あんまり泥だらけにならないように遊んでるみたいだ
俺と美貴みたく、山奥に秘密基地作ったりとかしないのかな・・・
「よっと」
フェンスをよじ登って山側に着地する
こっち側に子供たちが来ないようにフェンスを張ったのだろう
いつ張られたのかはわからない
俺もこの場所にあんまり来なくなってたって証拠だな
神社の裏にあるふたりの秘密基地
昔はここで、何して遊んだっけ・・・?
思い出がいっぱいつまってるはずの場所なのに
不思議とあまり思い出せない
少し歩けば思い出すかも
そう思って神社の裏から少しだけ歩いてみた
目の前に不思議な風景が広がっている
ずっと続いていた森が突然なくなってるところがあって、
太陽の光が差し込んでいた
そこには真っ白い花が一面に咲いていた
ワクワク(・∀・)
「ここは・・・」
見たことあるような、初めて見るような・・・
俺はここに来たことあるような気がする
でもこの不思議な風景は初めて見る
あー頭がこんがらがってきた
とりあえずここはいいところだ
今度来るときは美貴も連れてきてやろう
花をつぶさないように寝っ転がってみる
光がさえぎられがちな森の中で
一箇所だけスポットライトを浴びたように光の差すこの場所
全身に太陽の光を浴びれるこの場所
そうだ、思い出した
ここは・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美貴が泣いてる
大きな声を出して、きっと心のそこから悲しんでいた
今日、幼稚園のウサギが死んだ
動物好きの美貴は飼育係をやってて、
だからこそ誰よりも先にウサギの死体を見ちゃったんだ
幼稚園を抜け出し、
走っていった美貴
大人たちは美貴の居場所がわからなかったけど
俺にはすぐにわかった
ふたりだけの秘密基地
そこで美貴は大きな声を出して泣いていたんだ
ドコドコ???(´・ω・`)???
「もう泣くなよ」
美貴「だって!だって!」
顔が壊れちゃいそうな勢いで泣きじゃくる美貴
美貴「なんでウサギさん死んじゃったの?ねえ、なんで?」
「それは・・・」
美貴「ウサギさん、なにもしてないよ?」
「しょうがないんだよ」
美貴「なにがしょうがないの?ねえ、みきわかんないよ!!」
泣き叫ぶ美貴は何を言っても聞いてくれない
俺も何を言ったらいいのかわからない
だから何も言わずに美貴の手をひっぱった
美貴「何するのよ、離して!離して!」
凄い力で暴れる美貴
俺の手をひっかく美貴
でも俺は離さない
ミキティかわぃぃな
薄暗い森の中で、一箇所だけ太陽が照らされる場所
味気ない雑草しか生えてないけど、
太陽が大好きな俺の、とっておきの場所だ
泣いていた美貴が泣き止んで
光の中心に座った
俺も隣に座った
「美貴、ここに花でも植えようぜ」
美貴「花?」
「うん。ウサギは何色だった?」
美貴「・・・・・白」
「じゃあ白い花を植えるんだ」
美貴「・・・・・」
「そんで俺たちで一緒に育てようぜ」
美貴「・・・うん」
「もう泣くな」
美貴「・・・・・うん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうだ、ここは"俺の"とっておきの場所だったんだ
あまりにも変わりすぎてて全然わかんなかった
いや、変わったのは俺の方なのかな
美貴が泣いたのって、このときと引越しのときだけだった気がする
代わりに俺が泣かされそうな目にあいまくったけどさ・・・
植えた花はたしか2、3本だったと思うけど
この10年間、ずっと増え続けてたんだなあ
・・・
・・・・・
・・・・・・・・あぶね
あまりに気持ちよくてまた眠りそうになってしまった
こんなところで寝たら、帰れなくなっちまう
今日はそろそろ帰ろうかな
夏の日差しが心地いい
家を出たときは暑いなんて思ったけど、
やっぱり俺は夏が好きだ
ガリガリくんが無くてもまだまだやっていける
「よっと」
フェンスを超えての公園側に着地する
あーあ、今日も泥だらけになっちまったなあ
男子生徒1「あの・・・」
今日の晩飯なにかなあ
さっぱりしたもんもいいけど、
夏はやっぱりカレーだよな
男子生徒1「あの、すいません」
ん?俺?
俺が呼ばれてるっぽかったから振り返ってみたら、
そこには見知らぬ男が立っていた
前が見えなくなりそうな邪魔くさい前髪
茶色に染まった髪の毛から、チラチラとピアスが見え隠れする
えっと・・・誰?
男子生徒1「あの、藤本さん・・・ですよね?」
「いや、違うけど」
わけわからん
男子生徒1「え?でもこの前ミキテ・・・美貴さんがお兄ちゃんって・・・」
おー、あの時の人かぁ
俺が来た瞬間帰っていったし、
暗かったから全然顔覚えてないや
「美貴のクラスの人かぁ」
男子生徒1「美貴さんのお兄さんですか?」
「え?いや違うけども」
えーっと、美貴よ
お前のせいで変な誤解が生じてるぞ
かわぃぃ。可愛すぎる、、、
男子生徒1「えっと・・・お二人は付き合ってるんですか?」
どきっ
なんだよ、なんで俺こんなにどきっとしてんだ?
あ、美貴と付き合ってるなんて悪い冗談言われたせいかな?
そうだよな
うん、そうだ
「いや・・・」
男子生徒1「じゃあ二人はどんな関係なんですか?」
まくし立てるように聞いてくる
おいおい、なんなんだよ
「俺と美貴は幼なじみで、なんつーか・・・妹?みたいな感じ・・・かなぁ」
ひどくあいまいな答えだ
でもそれが俺と美貴との関係・・・なんだと思う
妹でもあり、気の合う親友でもあり、幼なじみ
美貴と話してると楽しいけど、それ以上の関係ではない・・・と思う
男子生徒1「じゃあ俺と美貴さんが付き合っても関係ないですよね」
「へっ?」
我ながら間の抜けた声がでた
続き楽しみだね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
男子生徒1「俺は美貴さんのことが好きです」
「えっと・・・」
男子生徒1「一目ぼれなんです」
何を言ってるんだろう?
つーかなんでそれを俺に言うんだよ!
男子生徒1「でも安心しました。
先輩と美貴さんが付き合ってたら、勝ち目なさそうだったから」
どういう意味なんだろう?
俺たちが付き合ってるように見えたってことか?
男子生徒1「じゃ、俺失礼します!」
「お、おう」
男子生徒は大きく手を振って去っていった
俺は小さく手を振り返すのがやっとだった
えっと、今回はここまでです
ミキティが回想シーンでしか出て来れなかった・・・
ではおやすみきてぃ
ノシ
おう。おやすみきてぃ
624 :
名無し募集中。。。:04/08/03 03:23
乙
男生1は何なんだろうか・・・
気になるな
あと悪く言うつもりはないんだけど
小説更新中に書き込むの止めて欲しい
すごく個人的な意見なんだけどね
乙
いろいろ意見もあるけど作者さんのお好きなように進めて下さい
ほ
629 :
名無し募集中。。。:04/08/03 07:25
ぜ
ム
>>624 >あと悪く言うつもりはないんだけど
>小説更新中に書き込むの止めて欲しい
俺も思った。
わざとだろ
男子生徒1が言ってることは本当なんだろうか
男子生徒2が「一目惚れ」とか言っても「ウソつけぇ!」ってなるけど
1はあんまり出てこなかったから微妙だな
1って2みたいなイジメしてたっけ?
1が嘘ついてまたミキティを傷付けようとするんだ!!
きっとそうなんだ!うわぁーん!!ミキティ〜
ho
連投規制とかの手助けにもなるからいいと思う<更新中の書きこみ
連続投稿できるようにだろ?
今までに一度でも連投規制で困ってそうなことあったっけ?
まあ連投規制で本当に困ってる時は書き込めないわけで
640 :
名無し募集中。。。:04/08/03 15:07
\ヽ のの sage保全でいいんやで //
丶──────v─────.' グイグイ \ おちそうなのれす ageるのれす /
@ノハ@∩ノハヾo∈─v───────────'
(;,,‘д‘)つ)´D`)
( つ ((と )
( しへ,__) し'~ヽ,__))
プニプニ
この話おもしろいね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
エディタで書いたのを書き込み欄にコピペしたあと、
ちょろっと読み直しておかしいところを直してから投稿してるんで
その微妙なタイムラグのおかげで連投規制には引っかかってないですね
ex2鯖とかだったころはAAで連投とかしてると速攻で規制きたけど、
度重なる移転の末規制の甘い鯖に来てるっぽいので連投規制についてはあんま問題なさげです
更新中の書き込みは俺は別にキニシナイけど、
嫌な人がいるならやめてあげるのが大の大人なのかなぁとか言ってみるテスト
俺も更新中の書き込みは全く気にならん
ただ、後でまとめる人がいたらその人はちょっとだけ面倒くさいかもとは思う
644 :
名無し募集中。。。 :04/08/03 19:23
ほ
645 :
名無し募集中。。。 :04/08/03 20:19
じぇ
川VvV)<ウサギウマー
食って供養したのか…
川VvV)
649 :
名無し募集中。。。 :04/08/03 22:00
川*V。V)
650 :
名無し募集中。。。 :04/08/03 22:57
ho
651 :
名無し募集中。。。:04/08/04 00:00
日本代表バンザイ!ほ!
652 :
名無し募集中。。。:04/08/04 00:13
日本代表バンザイ!さ!
653 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 01:27
日本代表バンザイ!か!
654 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 02:41
653 名前:名無し募集中。。。 投稿日:04/08/04 01:27
日本代表バンザイ!な!
655 :
名無し募集中。。。:04/08/04 02:43
またペンペンスレが落ちてるわけだが。
656 :
名無し募集中。。。:04/08/04 02:57
保坂の完成はなかなか難しいな
月曜日
今日は家庭科で調理実習があるからお弁当はない
みきはこうみえても料理が得意(なつもり)だったんだけど
どういうわけかみんな包丁を持たしてくれなかった
なんか「目が怖い」とか言われた・・・
軽くショック
それにしても調理実習で焼肉が無いのは残念だなあ
やっぱり肉を焼くだけだと授業にならないのかなあ・・・
今日の調理実習はご飯と肉じゃがとサラダ
包丁をとりあげられたみきはやることがなくなっちゃったから
とりあえずレタスを手でちぎることにした
家庭科の時間は班ごとで活動するから、
男子生徒たちは近寄ってこない
たまにむこうから視線を感じて気持ち悪いけど・・・
女子生徒2「よし、後は煮込むだけね」
女子生徒1「味見してからちょっと調整すればいいっしょ」
女子生徒3「いいにおいしてるし、上出来じゃない?」
美貴「おつかれ〜」
みきは結局サラダしか作ってない
お米は無洗米だったし
ていうかお米とぐのも実習でやった方がいいんじゃないかな?
なんでこの学校は無洗米使ってるんだろ?
女子生徒たち&美貴「いただきまーす」
ご飯はちゃんと炊けたし、肉じゃがもいいにおいがする
お弁当もいいけど、やっぱり出来立てのあったかいものっていいね
ご飯も炊きたてだしおいしそう
女子生徒2「ね、肉じゃがはちょっとだけ七味かけるとおいしいよ」
美貴「ありがと」
七味唐辛子が渡された
煮物系はちょっとかけるとおいしいんだよね
ふたを開けて軽く一振り・・・
ばさっ
美貴「え?」
七味唐辛子がどっさりと出てきた
よく見ると、中ブタがないし
女子生徒2「あーあ、やっちゃった」
女子生徒3「藤本さんって本当にどじだよねえ」
たしかに確認はしなかったけど・・・
美貴「なんで中ブタが無いの?」
女子生徒2「さあね?」
みんなの肉じゃがにはちゃんと
ちょっとずつ七味唐辛子がかかってる
みんな気をつけながら上手にかけたってこと?
それとも・・・
だめ
また考えすぎてる
そんなことない
きっとないよ
美貴「ははは、上のほう捨てればまだなんとか食べれるよ・・・」
流しにお皿を近づける
上のほうに溜まってる赤い部分を捨てれば、
なんとか下のほうは食べられそうだ
女子生徒1「藤本さん、食べ物を粗末にしちゃだめだよ」
美貴「え?」
いきなり後頭部を掴まれたかと思うと、
肉じゃがの入ったお皿に顔を押し付けられた
顔中が七味唐辛子だらけになる
辛い熱い辛い熱い辛い熱い辛い
押し付けられててしゃべることもできない
下手に呼吸すると鼻からも七味が入ってくる
女子生徒2「わたしたちがせっかく作ったんだからさ〜
たっぷり食べてよね〜」
この人はいったい何を言ってるの?
手を離してみきの顔を覗き込み、
笑顔で話しかけてくる
女子生徒3「あはは、藤本さん顔中七味だらけになっちゃった」
口の周りがひりひりする
鼻の入り口も赤くなってることだろう
みきは慢性鼻炎っぽいからあんまり鼻をいためたくないんだけど・・・
美貴「・・・顔洗ってくる」
みきがそう言って家庭科室を出るときも
女子3人組は笑っていたと思う
女子トイレで顔をばしゃばしゃと洗う
口が、鼻が、ひりひりする
まったく、マク○ナルドの人みたいな口になったらどうしてくれるのよ!!
女子生徒2「藤本さん、大丈夫?」
後ろを見ると女子3人組が来ていた
心配してくれてるのかな?
でもあんなことやっといて心配とかするものなのだろうか・・・
美貴「う、うん、平気。なんともないよ」
本当は少しひりひりする
でもいいんだ
きっと冗談かなにかでやってるだけなんだ
女子生徒1「へえ、平気なんだ」
つかつかと歩いてきて顔が凄い近くまで寄ってきた
本当に目の前、5センチくらいの距離に彼女の顔がある
目を覗き込まれてるような感じ・・・
女子生徒1「あんたってさ、何されても怒らないわけ?」
彼女はなんだかイライラしているようだった
あれ?
あんた?
彼女が顔を離すと、
残りの2人がみきのわきの下あたりに手を入れてきて、
がっちりと腕を組んできた
なんだか連行されてる感じだ
美貴「え?え?」
わけがわからないままに個室に連れ込まれる
彼女たちはいったい何をしてるんだろう?
みきはいったい何をされてるんだろう?
何が起こってるのか全然理解できない
洋式便器に座らされ、腕は2人にがっちり掴まれたままで・・・
女子生徒1「あんたさ、オシッコしたくならない?」
彼女はとんでもないことを聞いてきた
美貴「別に・・・」
あごの辺りを掴まれて、無理やり上を向かされる
女子生徒1「あんたさ、自分の立場考えてしゃべったほうがいいよ」
そういうと彼女はみきのスカートをまくり、
一気にパンティを下ろされた
こんなことされると思ってなかったから油断しまくってて
ふとももに力を入れるとかもできなかった
美貴「ちょっと何す・・・」
パンッ
いきなりのビンタ
美貴「痛っ・・・」
パンッ
またビンタ
その後もみきが何かをしゃべろうとするとビンタが飛んできた
女子生徒1「あーあ、顔赤くなっちゃったね」
・・・あんたのせいだろうが
そう思うが口には出さない
ビンタが飛んでくるからしゃべることもできない
女子生徒1「これ以上顔殴るとやばそうだね」
じゃあ離せよ・・・
みきはもうお腹ぺこぺこなんだよ
彼女はそんなみきのお腹に手のひらを乗せて、
体重をかけて押してきた
女子生徒1「うーん、なかなかオシッコでないね」
美貴「あんた頭おかしいんじゃな・・・」
パンッ
女子生徒1「直接刺激を与えた方がいいのかな?」
そう言うとみきのふとももの間に手を入れてきた
美貴「ちょっとやめなさ・・・」
パンッ
女子生徒1「うるさいわね、少し黙ってなさいよ」
彼女の指はしつこく、ねちっこくみきの大事なところをいじくる
指の腹の部分を使ってオシッコの出る穴を上下にこするように撫で回された
ふとももを閉じようとするとビンタをされる
逃げようにも両腕がつかまれてて動けない
美貴「おねがい、もうやめて・・・」
パンッ
美貴「やめて・・・ください・・・・」
女子生徒1「やっと言葉遣いがわかってきたみたいね」
ビンタは飛んでこなかった
でも指の動きが止まることもなかった
ずっと刺激され続けたせいで
本当にオシッコがしたくなってきたし・・・
もういや・・・やめて・・・
女子生徒1「切ない顔してるね、ひょっとして感じてんじゃないの?」
女子生徒たちの笑い声がトイレに響く
隣のクラスの女子1「あんたたち何やってんの?!」
顔をあげると隣のクラスの子が立っていた
女子生徒1「行くよ」
隣のクラスの女子1「ちょ、待ちなさ・・・」
3人組は何事もなかったかのように去っていく
良かった、終わったんだ
ジョロロロロロロ・・・・・・
緊張感から開放された反動で
オシッコが出てしまった
トイレを流して音を消すとかも思いつかなかった
隣のクラスの女子1「うわっ、ごめん!」
彼女はあわてて個室のドアを閉めてくれた
隣のクラスの女子1「・・・で、何をやってたの?藤本さん」
美貴「・・・・・わかんない」
ひとまず中庭に移動した
彼女は本当に心配そうな顔でみきの話を聞いてくれた
机の落書き、黒板の落書き、体育の時間のブルマ・・・
さすがに路地裏の話とかはできなかったけど、
最近あったつらい話しは全部打ち明けてみた
誰かに話すと少しだけ楽になる
重い荷物を半分持ってもらってるような、そんな感覚だ
彼女はうなずきながら黙って話を聞いていた
途中で自分の意見を挟むでもなく、
最後まで黙って聞いていた
最後まで聞いて彼女が出した結論
隣のクラスの女子1「それって、いじめだよね」
やっぱりそうなのかな・・・
美貴「いじめ・・・か」
初めて口にしてみた
みき以外の誰かがいじめにあったときの話とかは聞いたことがある
だけど自分がやられるのは初めてだ
だから実感がなかった
口にして初めて、ああそうかって思えてきた
みき、何かしたっけ?
悪いことをした覚えはあまりない
じゃあ生理的に嫌いとかそういうことなのかな?
隣のクラスの女子1「"出る杭は打たれる"ってやつかな
あたし、このことわざ大嫌いなんだけどね」
彼女はつぶやくように言った
隣のクラスの女子1「日本人ってさ、自分と違うところがあると攻撃するんだよね
仲間意識が強いって言えば聞こえはいいんだけどさ
目立つ子はすぐに標的にされちゃうんだよ
藤本さん、かわいいし明るいし、目立つもんね」
苦笑しながら話す彼女
なんだか複雑な表情をしている
隣のクラスの女子1「あたしもさ、中学のときはいじめられてたんだ」
え?
少し驚いて顔をあげると
彼女は満面の笑顔でこっちを見ていた
隣のクラスの女子1「あたしってさ、背が大きいでしょ?
中学のときはそれこそ、男子とかと比べてもクラスで一番大きかったんだよね
目立ってるとさ、いつの間にかいろいろやられるんだよね」
なんで彼女はそんな話を笑顔でできるのだろうか
急に彼女がすごい年上に感じられた
隣のクラスの女子1「でもね、学校ってそんな人たちだけじゃないからさ
いじめる人がいても、その人たちと付き合わなきゃいいだけだよ」
そういうと彼女は立ち上がった
と同時に昼休み終了のチャイムが鳴る
隣のクラスの女子1「少なくともあたしは、藤本さんの味方だからね」
美貴「ありがとう」
立ち上がって握手をする
きっとこの学校に来て初めてできた友達だ
美貴「でも明日のバレーボールは負けないよ?」
隣のクラスの女子1「え?あーそっかそっか」
藤本さん先週途中で帰ったもんね」
美貴「え?なに?どういうこと?」
隣のクラスの女子1「バレーは先週で終わりだよ」
ガーン
今回はここまでです
ではおやすみなさい
ノシ
(´;ω;`)
677 :
名無し募集中。。。:04/08/04 03:55
>>675 乙です
なんかいい。
隣のクラスの女子いい奴だw
乙です
いじめが酷くなってきたけど
ミキティに理解者ができてよかった。・゚・(ノд`)・゚・。
679 :
名無し募集中。。。:04/08/04 03:56
ミキティー、負けるな
680 :
名無し募集中。。。:04/08/04 03:57
おつ。このスレは盛況だなあ。何回も落ちてる尻ぺんスレと比べてさ。
時代はいじめスレって感じだな。もう尻ぺんスレもいらねーなw
こんな時間に人イパーイ
>>680 このスレも前スレはけっこう早く落ちた罠w
最近読者増えてきた希ガス
682 :
名無し募集中。。。:04/08/04 04:02
ごめん
ちょっと勃起しかけた
ちなみに明日は帰宅しないんでたぶん更新できません
>>680 俺はどっちも好きなんだよ。何いらねーとか勝手に決めてんだよ。
何様だ、てめえ。釣りか?
どうでもいい話だけど自分は隣のクラスの人を吉澤と思って読んでる
>>685 でも読者がまったくいないスレがいつまでも残っててもねえw
688 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 04:10
更新乙
あと他所のスレのことは他所でやってね
689 :
名無し募集中。。。:04/08/04 04:19
変なのがいるね
作者乙
やはり女のいじめは違う怖さがある
690 :
名無し募集中。。。:04/08/04 04:28
おれはなぁ・・ここも一緒だけど、ずっとペンペンスレ保全してたんだよ。
職人がつくのをずっと待ちながら。一晩の保全が全部オレだったこともあった。
でも、ちょっと今夜うっかり目を離してたら落ちてた。こういうことが今までにも2、3回あった。
でも、そんなときにこのスレには職人がついてて、おまけに感想もいっぱいついて盛り上がってた。。。
それ見てて、あっちのスレはもういらないって言われてるみたいですごくさびしかった。
だからさっき、わざと変なこと書いて反応見てみたけど、やっぱり、あっちはもういらねーみたいだな。
これからはこのスレでがんばってくれ。俺はもう二度と来ないから。
熱い人だな
あ、上のレスはオレね。
じゃバイバーイ・・・
ノシ
上の上かよ。
694 :
名無し募集中。。。:04/08/04 04:33
君の気持ちは良くわかった!読んでないけど!!!
勃っちゃった・・・
696 :
名無し募集中。。。:04/08/04 05:11
だから裸なのか・・・
〃ノ_,ハ,_ヽ
川VvV)<しぬなんてかんたんにゆーな
>>680
698 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 07:19
おもらし美貴ちゃん
そういうオモチャがありそうだね
胸が苦しい
抜いちゃった・・・
隣のクラスの女子に話すことが出来たのはいいことだな
ミキティこれからも負けるな
704 :
名無し募集中。。。:04/08/04 12:07
軽勃起者続出
ほ
706 :
名無し募集中。。。:04/08/04 14:44
まさか隣のクラスの子もグルなわけないよな?
ヤバイ、女子生徒1をいじめたくなった・・・w
これで隣のクラスの子もグルならみきてぃは自殺するしか・・・
709 :
名無し募集中。。。:04/08/04 17:58
保全だこの野朗
>>706 >>708 だとしたら・・・(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
711 :
名無し募集中。。。:04/08/04 18:23
上げて落とすっていう戦法か
712 :
名無し募集中。。。:04/08/04 18:25
なんか俺が代わりに3人組にいじめられたくなってきた
>>675 今更だが超GJ!
味方は学年が違う男とクラスが違う女だけか・・・
まだまだ辛いことは続きそうだな
714 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 20:00
ほ
716 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 21:22
z
717 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 22:12
n
718 :
名無し募集中。。。 :04/08/04 23:06
ほ
719 :
名無し募集中。。。:04/08/04 23:32
味方なんていらないさ!
いじめられっこは孤独なんた!
720 :
名無し募集中。。。:04/08/04 23:33
ミキティのいじめられっこ役はまりすぎ
梨華ちゃんもだが
ho
722 :
名無し募集中。。。:04/08/05 00:30
sa
723 :
名無し募集中。。。 :04/08/05 01:29
ka
724 :
名無し募集中。。。 :04/08/05 02:10
na
( ´ Д `)<んぁ?
保坂直輝への道はいまだ遠く
727 :
名無し募集中。。。:04/08/05 03:51
保
坂
直
輝
唐突に完成してるな
ho
733 :
名無し募集中。。。:04/08/05 09:05
ミ
キ
テ
736 :
名無し募集中。。。:04/08/05 12:29
737 :
名無し募集中。。。 :04/08/05 12:33
ミキティをいじめまくるあいぼん
738 :
名無し募集中。。。:04/08/05 13:20
721 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 00:20
ho
722 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 04/08/05 00:30
sa
723 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 04/08/05 01:29
ka
724 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 04/08/05 02:10
na
725 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 02:51
( ´ Д `)<んぁ?
726 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 03:05
保坂直輝への道はいまだ遠く
727 名前: 名無し募集中。。。 投稿日: 04/08/05 03:51
保
728 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 03:55
坂
729 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 03:56
直
730 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 05:28
輝
731 名前: 名無し募集中。。。 [sage] 投稿日: 04/08/05 07:14
唐突に完成してるな
ほ
740 :
名無し募集中。。。:04/08/05 16:08
と
は(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
742 :
名無し募集中。。。:04/08/05 18:31
ら
743 :
名無し募集中。。。:04/08/05 18:46
と
744 :
名無し募集中。。。:04/08/05 19:32
お
尻ぺんスレまた落ちた
>>745 しばらくたてんのやめたほうがいいよ。
見たところ、最近あっちマンネリ状態だったから。
soudana
748 :
名無し募集中。。。:04/08/05 20:07
さすがにほとはらドキドキは無理か
ほ
っ
か
む
753 :
名無し募集中。。。 :04/08/05 22:12
ら
754 :
名無し募集中。。。:04/08/05 22:37
た
755 :
名無し募集中。。。 :04/08/05 23:34
め
お尻ぺんぺんはなんだかんだでオチが一緒になるから
最終的にネタが出尽くした形になってしまったな
お尻ペンペンというシチュエーションが究極につまらない俺には意味のないスレ
あれ読んでも何の衝動も湧き上がらない
そして、ミキティいじめられてるこの小説
俺はエロ物としてでなく普通の小説として読んでる
他スレを批判するくらいなら何も発言しない方がいいと思うよ
立ててる人がいるってことはそれなりに需要があるってことだろうし
自分にとって必要ないなら読まなきゃいいだけの話だしさ
まぁ少なくともスレ内ではスレの話題でもしてりゃいい罠
そもそもここで立てる立てない・必要不必要を語ることがナンセンス
やっぱこういうレスついたか
>>759 この空気なんだよ俺が
>>584で危惧したのは
「俺は一般人で常識人よ!?」オーラって得てして独善的、排他的、攻撃的になるからな
頼むからこれから意に反してここでエロいシチュがあっても
「俺はこの路線気に入らんから消えるわ」とか憎まれ口叩くのはやめてくれよ
オレはスパンキングスレのもいじめスレのも普通の小説として読んでるんだが。
べつに読んでどうこうしようって気にもならんし。
だな。おかずになるようなものじゃない。
む
767 :
名無し募集中。。。:04/08/06 01:45
ペンペンスレ、せめて保全くらい協力してくれないか・・・。おまいら・・orz
努力はする
ペンペンはミキティをイジメたいって人
ここはミキティを守りたいって人
がいるんじゃないの?
770 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 02:13
人生いろいろミキヲタもいろいろ
まあ、ここの小説もそんなにおもしろいもんじゃな(ry
少なくとも俺は話に惹きこまれるから読んでる
773 :
名無し募集中。。。:04/08/06 02:38
ほ
ム
775 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 03:30
ら
っ
ぱ
778 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 07:23
ん
ち
780 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 09:56
ら
781 :
名無し募集中。。。:04/08/06 10:48
更新ないね・・・
";ヾ*;;@;ヾ;;"/"*;";^"i";ヾ
ヾ*;";"i";*;ヾ;"i";*;ヾ;"i" (
|i;;ii ;iiメソ"i";*;;,* ( 更新がない = いじめられない
|l!|| ll|リ/i;^* ○
l;l!ll |l| o (
|:l||| |l| /ノハヽヽ 。
|;l!l| ||l 川VvV)っ ♪
|ill|| ll|. ■コ⊂(\∀/ノ
l|il|l l!| ∠」」」」>
|::l|| !!|,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,∪∪,,,,,,,,
ノ;;i!! !!ヽ"
,,,
783 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 12:21
ミキティ調子に乗るともっといじめられるよミキティ
ho
785 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 15:07
じぇ
786 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 16:30
む
み
た
789 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 17:58
ら
790 :
名無し募集中。。。:04/08/06 17:59
し
791 :
名無し募集中。。。:04/08/06 18:28
だ
792 :
名無し募集中。。。 :04/08/06 19:01
ん
ご
794 :
名無し募集中。。。:04/08/06 19:21
完成リスト
・ほもおだほもお
・保坂直輝
・みたらしだんご
795 :
名無し募集中。。。:04/08/06 20:36
ミ
796 :
名無し募集中。。。:04/08/06 21:36
うんこ
797 :
名無し募集中。。。:04/08/06 21:51
大
798 :
名無し募集中。。。:04/08/06 22:17
田
光
800 :
名無し募集中。。。:04/08/07 00:35
>>758-
>>765 おまえら2chが生き甲斐なのか?
そんなに討論しなくてもいいだろ
っと思わず笑ってしまった
いまさらそんなこと突っ込んでるお前も、結構な暇人だな。
ほ
803 :
YahooBB219020222010.bbtec.net:04/08/07 02:01
ほ
804 :
名無し募集中。。。:04/08/07 02:13
ほ
り
806 :
名無し募集中。。。:04/08/07 02:24
け
む
ら
た
め
ぐ
812 :
名無し募集中。。。:
ろ