もしも矢口がエッチな幼馴染だったら 2

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405やぐラブ ◆yagu8XjKM.
頼むから余計なこと言わないでくれよ…僕は切実に願った。
「そうだね…確かに勉強はしてたけど、外で遊んだり、友達と遊んだり普通の子だったよ。」
少し安堵した…カオリさんは僕の母親代わりといっても過言じゃない。
つまり、僕のことなら何でも知ってる。僕が忘れたいことも…
「ただ…アレはビックリしたなぁ…」
僕の第6感が非常に嫌な予感を察知する。冷汗が滲んでくる。
「小学校6年生の時まで一緒にお風呂に入ったりしてたんだけど…」
僕は凍りついた。嫌な予感が的中する。しかし、本当に恥ずかしいのはこの先だ。
「いきなり『カオリさんのおっぱい柔らかそうだね』って言ってきた時は…
 カズ君も男の子なんだなぁって思ったよ、子供とばかり思ってたからね。」
僕の毛穴が一斉に開き、汗を噴出する。体内の血液が全て蒸発しそうだ。
矢口さん達は興味津々だ。僕は俯きランチセットを口に掻き込む。
「更に『おっぱい揉ませて』なんて言ってきたからね。まぁ、子供の言う事と思って揉ませてあげたけど。」
僕は水を飲んだ、脱水症状の人みたいに…他の行動をして脳を少しでもその話題から逸らす為に。
「山本君…カオリさんの良かった?」
矢口さんは真剣な眼差しで聞いて来る。僕は矢口さんの眼を見れない。刑事に尋問される犯罪者の気分だ。
「いや…小学生の頃だし、覚えてないよ。」
僕は上手く誤魔化した。しかし、実際は鮮明に覚えている。
女性の胸を揉んだのはあれが最初で最後だったが、カオリさんの胸は非常に気持ちよく、
僕の手に卑猥な柔軟性を感じさせた。5分くらい僕は揉み続けていたと思う。
翌日、僕はクラスの男子にその旨を伝えた。暫く僕は英雄扱いされていた。
なんせ、同年代じゃなく年上の女の人の胸を揉んだのだから…すごく美人な…
「あと、カズ君ファーストキスもカオリだよね。」
もう止めてくれ!僕の身体は石の様に硬直した。