作者さん乙です。
か弱なミキティに、なんか頼れそうな彼
いいですねーミキティの弱い一面に守ってやりたくなりますw
話の流れも自然だし文句のつけ所がありません。
けど、ミキティも「昔はここに住んでて、彼は幼なじみだ」って言えばいいのに
なんて思いながら読ませて頂いてますw
hozen no hanamiti
>ひょっとして先に帰ってたりして・・・ ○| ̄|_←これワロタ
いやぁミキティかわいそうだ
これ読んだあとは妙に切なくなる
でも更新が待ち遠しい、読まずにはいられないそんな魅力があるなぁ
作者さんこれからも楽しみに待ってます
SAIKOUDAZE!
317 :
名無し募集中。。。 :04/07/17 11:09
更新乙
なんかバレーとカバンのとこがいじめられっこののたんを髣髴とさせる
名作の予感
318 :
名無し募集中。。。 :04/07/17 13:16
ほ
319 :
名無し募集中。。。:04/07/17 13:18
も
や
321 :
名無し募集中。。。:04/07/17 13:59
最高だな
322 :
名無し募集中。。。 :04/07/17 15:30
ぜ
323 :
名無し募集中。。。:04/07/17 16:40
これで男の子が頼りがいがなかったら二人でいじめられることになるわけ?
324 :
名無し募集中。。。:04/07/17 16:43
ほ
326 :
名無し募集中。。。 :04/07/17 19:23
ぜ
327 :
proxy220.docomo.ne.jp:04/07/17 19:23
ぜ
n
329 :
名無し募集中。。。:04/07/17 20:28
乙です、けど、
何か悲しくなる
文章が良いからかも
330 :
名無し募集中。。。:04/07/17 20:28
ho
332 :
名無し募集中。。。 :04/07/17 22:12
ぜ
nn
334 :
名無し募集中。。。 :04/07/18 00:01
ほ
ぜ
336 :
名無し募集中。。。 :04/07/18 01:36
ん
ほ
ほ
土曜日
今日は学校がお休み
ちょっと行きづらいと思ってたし、
ある意味ではちょうどよかったかもなあ
・・・でも、ただ問題を先送りにしてるだけのような気もする
早く誤解を解かないと、
早く本当のことを打ち明けないと、
後で問題になりそうな気がする
これって考えすぎかな?
今日は部屋の掃除でもしながらゆっくりしよう
引っ越したばかりでまだ散らかってる部屋を見てそう思った
ベッドの横にはまだ開けてないダンボールが置いてある
本、CD、洋服・・・
ダンボールから少しずつ物をだしていく
整理とかするの、ちょっと苦手なんだよなぁ
基本的には綺麗好きな性格してると思うんだけど、
思い出のあるものが出てくるとつい見入ってしまう
あ、むちゃくちゃ大好きだぁ
こんなとこにしまってたんだ
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・いかんいかん
何を読みふけってるんだ
でもいい話だよね・・・
似合わないといわれようとなんと言われようと、
少女漫画は感動するよ
いいものは、いい
ん、鼻水出てきた
ちょっと鼻炎気味の鼻がうらめしい
次のダンボールをあける
「あ・・・」
アルバムだ
中学校の卒業アルバム
小学校の卒業アルバム
遊んでるときとか、学校行事のときに
親が撮った写真が入ってるアルバム
そしてそれ以前に撮った写真が入ったちいさいアルバム
このちいさなアルバムに一枚だけ、
あいつとツーショットで写ってる写真がある
本当に小さかった頃のふたり
まだ愛とか恋とか知らなかったころのふたり
でもきっと、このときには、もう・・・
(飾っちゃおうかな)
ふとそんな考えが頭をよぎる
いいや、どうせ誰が入ってくるわけでもなし
えーっと写真立てはどこに置いたっけ?
あ、あったあった
2枚のガラスの間に写真をはさむみ、
小さなブロックでそれを立てる、
ちょっとおしゃれな写真立て
中学の卒業記念にもらったものだ
中学の担任「中学時代の思い出の一枚を飾っておきなさい
成長して、大人になって、いろいろ忘れると思うけど、
この写真を見れば中学時代を思い出せる
そんな写真があったら飾って置きなさい
あなたたちが成長するほどに、
中学時代がどんなに大切なときだったか思い出すはずよ」
中学卒業の日、
教室に戻った担任の最後の言葉を思い出す
先生があまりにも泣きながらしゃべるから、
みんな逆に冷静になっちゃって泣けなかったなあ・・・
でも先生、ごめんなさい
中学時代のじゃない写真を飾らせてもらいます!
あいつとみきの、たった一枚だけのツーショット写真
みきの5歳の誕生日にケーキを前にして撮った写真だ
あいつはろうそくの火を吹き消そうとしてて、
あわてたみきが先に吹き消そうとしている
・・・なんだかキスする寸前みたいだ
美貴の母「美貴、お客さんよ」
美貴「う、う、うわあああああああ!!!!」
突然お母さんが入ってきた
ノックくらいしてよ!!
美貴の母「なによ、お母さんにむかって悲鳴をあげることはないでしょ?」
美貴「ご、ごめん」
ちょっと寂しそうな顔してたから謝っといた
お母さんは怒らせたりするとちょっと怖い
飛び蹴りとかしてくる
美貴の母「そ・れ・よ・り、お客さんよ
玄関で待ってもらってるから行ってあげて」
一瞬で機嫌を直す単純なお母さん
だからこそ、ふとしたことで突然怒るという怖さもある
てゆーかお客さんって誰?
聞くの忘れてた
「よう」
ってこいつしかいないか
この町にみきの家を知ってるやつはこいつくらいしかいない
美貴「どうしたの?」
「ん、いや暇だったから町でも案内してやろうかなーっと思ってさ」
美貴「ふーん」
「美貴が忙しいなら無理にとは言わないけどさ」
美貴「引越し後の整理してたとこだけど・・・
うん、お願いしよっかな」
考えようによってはこれはデートだ
休日に一緒に出かける口実ができてしまった
ちょうどダンボールから物を出しまくったところで、
出した物を整理していないから部屋はものすごいことになってる
帰ってきたら片付けないと寝るスペースもない
何しろベッドの上に物を広げてるし
でも・・・
だけど・・・
美貴「どこに案内してくれるの?」
土曜日
そろそろ受験勉強をしないといけない高校3年にとっては
予備校に行く奴が多い日だ
俺はまだ志望校が決まってないし、予備校も行ってない
つーか自分のやりたいことがなんなのかよくわからない
友達に言うと「考えすぎだ」と言われる
やりたいことが決まってる奴なんていないと、
みんなそう言う
理系とか文系とかそういうのはなんとなくわかってても
将来何になりたいって決めてるやつって、あんまりいないみたいだ
中学出て美容師の専門学校に行ったあいつは
ちゃんと美容師になれたのだろうか・・・
自分にはまだ夢が無い
でもいい加減に進路を決めたくない
「これってわがままなのかなあ・・・」
ひょっとしたら自分に都合のいい言い訳をして、
時間を無駄に使ってるだけなのかもしれない
進路が決まってないとか決められないんじゃなく、
実は決める気がないだけだったりして・・・
あー、頭がこんがらがってきた!!
散歩でもして気を紛らわすか
うだうだと横になってたベッドの上から降り
部屋の真ん中らへんに立つ
伸びをしながら何気なく窓の外を見た
窓の外にあるのは隣の家の窓
緑のカーテンの向こうは美貴の部屋のはずだ
そういえばあいつ、この町の地理はわかるのかな?
学校への道は昨日までに覚えたらしいけど
学校だけ知っててもなあ
よし、ついでにいろいろと案内してやるかあ
ピンポーン
美貴の家のチャイムを鳴らす
ちょっとするとおばさんが出てきた
美貴の母「あらあら、えーっと、どなただったかしら?」
「あ、隣の・・・」
美貴の母「あー!そうそう、ちょっと待っててね」
おばさんは用件も聞かずに2階に上がっていった
・・・・・・俺は放置ですか?
美貴「う、う、うわあああああああ!!!!」
美貴の悲鳴が聞こえた
まったく、女の子ならもっと別の悲鳴をあげろよな
普通は「キャー」とかそういうのだろ
「うわあ」は無いよな
階段を降りてきた美貴と目が合う
「よう」
美貴「どうしたの?」
「ん、いや暇だったから町でも案内してやろうかなーっと思ってさ」
美貴「ふーん」
「美貴が忙しいなら無理にとは言わないけどさ」
美貴「引越し後の整理してたとこだけど・・・
うん、お願いしよっかな」
そっか、引っ越した初日から学校だったもんな
土日で片付けないとまた学校がはじまっちまう
うわー、気が利かねーな俺って
でも・・・
美貴「どこに案内してくれるの?」
成長した美貴はやっぱりかわいくて、
一緒に歩くとドキドキしたりする
それでいて昔みたいにバカな話とかできて楽しい
どこに案内してやろうかな・・・
今からそんなことを考える自分の段取りの悪さに頭をかかえつつ
俺たちは美貴の家をあとにした
今回はここまでです
我ながら展開遅いなぁって感じですねぇ
ではまた
ノシ
乙華麗
夜明け前更新乙です!
展開の遅さなど気になりませんから思うように書いてください
GJ!!!
次も期待してるよ!
乙です
起きたら更新キテター
乙
乙〜
ho