1 :
名無し募集中。。。:
2 :
名無し募集中。。。:04/05/05 14:24
え?落ちたの?
3 :
名無し募集中。。。:04/05/05 14:24
2
4 :
名無し募集中。。。:04/05/05 14:25
嵌めまくります
5 :
名無し募集中。。。:04/05/05 14:46
ちなみに前スレの最新分
312 匿名 04/05/04 21:01
>>80 リレー逝かせて頂きます。
次の土曜日の朝、まいは同じ階のひとりの住人に声をかけた。
まいは笑顔で声をかけた。 「こんにちは」。
その人は、幼い感じの少年。一人だった。
「ちょっとお姉さんと遊ばない?」「ボクお使いに行くんだよ」
「お使い済んだら、***号室においでよ。」
「ウン」「キミいくつだっけ?」「5年生」
「じゃ、今うち留守だから、後でいいことしようね。」
そして、お使いを終えた少年は***号室にやって来た。
どなたか続きをどうぞ。
6 :
名無し募集中。。。:04/05/05 15:36
まいたん新スレおめ
7 :
名無し募集中。。。:04/05/05 16:48
ほ
8 :
名無し募集中。。。:04/05/05 18:15
ぜ
9 :
名無し募集中。。。:04/05/05 19:04
ん
10 :
名無し募集中。。。:04/05/05 20:04
ほ
11 :
名無し募集中。。。:04/05/05 21:07
ぜ
12 :
名無し募集中。。。:04/05/05 22:10
ん
13 :
名無し募集中。。。:04/05/05 23:17
ほ
14 :
名無し募集中。。。:04/05/06 00:03
ぜ
15 :
名無し募集中。。。:04/05/06 01:03
ん
16 :
名無し募集中。。。:04/05/06 01:51
ほ
17 :
名無し募集中。。。:04/05/06 02:41
ぜ
18 :
名無し募集中。。。:04/05/06 09:22
ん
19 :
名無し募集中。。。:04/05/06 12:27
ほ
20 :
名無し募集中。。。:04/05/06 14:06
ぜ
>>5 無垢な少年は何をされるかなど予想もせず、ノコノコと里田の待つ部屋の前まで足を運んでいた。
呼び鈴を鳴らし、里田が玄関を開けるまでほんの数秒とかからなかった。
里田は待ち詫びたわよ、と口に出さずとも顔に出ている。
含みのある微笑を浮かべ、少年を部屋に招きいれた。
少年は綺麗に片付いたリビングに通され、ソファに座ってお茶が入るのを待った。
里田は少年から見ても、本当に綺麗でほっそりとした体格の割に出るところはちゃんと
出ているな、という印象だ。
しかし、かといってそれが直に性的なものには繋がらないお年頃でもある。
ドキドキしながら彼女の戻ってくるのを待ち詫びていると、ある物が目についた。
これは里田の使用済みバイブレータ―であったが、少年にはこれが何であるかは理解不能であった。
触るとまだ生暖かく、少しベトベトとした感触もある。
気持ちが悪くなってすぐに手放したが、手にした気持ち悪さはすぐには消えてくれなかった。
そうこうしていると、里田が紅茶をのせた盆をもって戻ってきた。
まいってなってたんだ・・・書き終わった後に気づいたよ
リレーみたいなんで続きを頼む
23 :
名無し募集中。。。:04/05/06 14:59
>>5 なんか前までの流れと急に変わってしまったから
前の流れはあえて引き継がないで欲しい
あっちはどっちかっていうと真面目な路線だったし・・・
24 :
名無し募集中。。。:04/05/06 17:20
>>23 わかりました
もっとメチャクチャなノリで引き継いじゃって良いのかな
25 :
名無し募集中。。。:04/05/06 18:25
ほ
26 :
名無し募集中。。。:04/05/06 19:22
ぜ
27 :
名無し募集中。。。:04/05/06 20:12
ん
28 :
名無し募集中。。。:04/05/06 21:06
ほ
>>5の「名無し募集中。。。」さまへ
え?落ちてたんですか?フォローして頂いたみたいで・・・
ありがとうございました。
PART2で「吉澤さんとのレズ」ネタを書かれた方は、
「まい」とされてたようでしたけど、「里田」でよかったんでしょうか・・・?
ではこのあと連弾になりますが、21の方。
続き逝きます!
30 :
名無し募集中。。。:04/05/06 21:34
ほ
>>21 里田はテーブルに紅茶を置き、少年に笑顔を見せた。「さ、飲んで。」「いただきます」
その少年の名は、大輔(仮名・だいすけ)と言った。同じ階で隣に住む、稲葉さん家の息子さんである。
大輔の母・貴子(あつこ)を含め、家族ぐるみで付き合っている。
部屋はすでに、二人だけの世界である。少年は、バイブレータ―のことを里田に振った。
「なにこれ?」
「ちょっとヤダァだいすけくん、何聞いてるのよぅ。お姉さんだけの秘密なのにぃ・・・」
「ごめんね。ちょっとぬるぬるしてたもんだから。」
「だいすけくん、あれのこと、秘密よ。誰にも言わないで。」
「わかったけど、何に使うの?」
「それ、お姉さんが夜寝る前とかに使ってるの。大切なところに当てて、気持ちよくなるためのものなの・・・」
里田は顔を高潮させて、声を次第に上づらせていた。
「ねぇ聞いて。パパがねぇ、お姉さんのこと大事にしてくれなくて困ってるんだ。」
「え?」
「ねえ、だいすけくん。5年生って言ったよね?学校で性教育あるんでしょ?」
「うん・・・」
「パパの代わりになって、お願い。」
32 :
名無し募集中。。。:04/05/06 22:35
乙です
これは、前の吉澤・アヤカが出てくる話とは別って事かな
33 :
名無し募集中。。。:04/05/06 22:47
34 :
名無し募集中。。。:04/05/06 22:48
>>33 俺がログ保存してあるから、後で転載してあげるよ
35 :
名無し募集中。。。:04/05/06 23:34
ほ
36 :
名無し募集中。。。:04/05/06 23:57
ぜ
37 :
名無し募集中。。。:04/05/07 00:29
ん
38 :
名無し募集中。。。:04/05/07 01:05
ほ
39 :
名無し募集中。。。:04/05/07 02:06
ぜ
40 :
名無し募集中。。。:04/05/07 03:55
ん
41 :
名無し募集中。。。:04/05/07 03:56
じ
42 :
名無し募集中。。。:04/05/07 05:46
ほ
43 :
名無し募集中。。。:04/05/07 09:12
ぜ
44 :
名無し募集中。。。:04/05/07 12:15
ん
ざ
46 :
名無し募集中。。。:04/05/07 12:35
い
47 :
名無し募集中。。。:04/05/07 13:40
ほ
>>31 里田は、着ている服のボタンを一つ多く外し、胸を見せつけるように大輔に寄り添った。
「えっ?パパの代わりってどういうこと?・・・」大胆になった里田に、とまどう5年生の大輔。
「ねえ、お姉さんの部屋においで。性教育してあげる。さ…」バイブレーターを握り締めて自分から寝室に誘った。
セックスに飢えていた里田の中から、その時理性は消えた。
愛する主人にかまってもらえない日々は、彼女にはあまりにつらすぎた。
その朝も、妊娠中であるにもかかわらず、起き抜けにも激しいオナニーをするほどであった。
寝室に入り部屋を暗くし、内カギをかけた里田は、ベッドの端に大輔を座らせ、唇を奪った。
「だいすけくんのかわいい、食べちゃう・・・」そして半ズボンを下ろし、小さな男性器を口に含んだ。
何ヶ月も主人のものすら見ていなかった里田は、狂ったように男性器をしゃぶり続けた。
「あぁー、おねえちゃーん。ウウッ」初めてのフェラチオで感じた大輔は、女性のような声で叫ぶ。
そして里田の頭を押さえ、必死に歯を食いしばっていた。
「グググ、おしっこが出る、おしっこー」その言葉で、里田は口を離した。
「いいのよ、おしっこして。」しかし、おしっこどころか、大輔の男性器はいきり立っていた。
「お姉ちゃんがおしっこ飲んであげるから、いいよ。」理性を失った里田はもう一度男性器を口にした。
次の瞬間、里田の口の中に熱い物が大量に流れ込み、里田はすべて飲み干した。
>>48
「お姉ちゃんがおしっこ飲んであげるから、いいよ。」
理性を失った里田はもう一度、大輔のいきり立った男性器を口にした。
次の瞬間、里田の口の中に熱い物が大量に流れ込み、里田はすべて飲み干した。
「…なんか、どろどろする。」大輔の熱い物の一部が種汁であることを直感した里田。
居ても立ってもいられなくなり、大輔に最後の一線を超えることを告げた。
「セックスしよう、だいすけくん。」里田はブラウスもスカートもすべて脱ぎ捨てた。
「だいすけくんのは、お姉さんが脱がせてあげるね。」大輔はあっという間に裸にされた。
里田は目に涙を浮かべ、ベッドの端に体を横たえた。「だいすけくん、おいで。おチンチンがほしい。」
「おチンチン?」「そうよ、お姉さんとセックスしてほしいの。だいすけくん、来て。」
里田は足を大きく開き、両手を突き出した。おマンコはぐっしょり濡れていた。
「お姉ちゃん、おチンチン入れるよ。」大輔は小さいながら極限まで固くなった男性器を入れた。
「あああー、気持ちいいー、ああああ」里田はこらえ切れず泣き叫んだ。
しかし大輔はその声を聞きながら、あまりの気持ちよさに射精してしまった。
50 :
名無し募集中。。。:04/05/07 15:59
匿名さん乙
51 :
名無し募集中。。。:04/05/07 17:15
ほ
52 :
名無し募集中。。。:04/05/07 18:18
ぜ
53 :
名無し募集中。。。:04/05/07 20:03
ん
>>49
里田は本気で興奮しながら、大輔の初めての射精をナマで受け止めた。それだけで里田は楽になったようだ。
おチンチンを離した後立ち上がった里田の美脚を、愛液と種汁の交わった白い液がつたう。
「だいすけくん、ピューッって何か出なかった?それが種汁よ。おマンコに入るの、パパとのハネムーン以来。
でも大丈夫。私、妊娠してるから種汁平気。いくらでもおチンチン入れてOKよ。」
「え?種汁?マジで?中で出していいの?」
「いいよ。だからお願い、きょうはちょっとお姉さんと不倫してほしいな。」
「不倫?どうして?小学生だよ、ぼくは。」
「実はね、パパがね、私の友達のみうなって女の子とセックスしちゃったみたいなのね。悔しかったの。
パパが不倫するんだったら私も不倫してもいいでしょ。」
そう言いながら里田は、何度か目の大輔のおチンチンをしゃぶり始めた。小学生の勃起するさまが、
里田を興奮させた。里田は、かたわらのバイブレーターを大輔に渡した。
「お姉さんのおマンコ、これでかき回して。」言われるままにおマンコに差し込み、スイッチを入れる大輔。
「あっああっ、ああーん、ああ、ああ、あん、だいすけくんもっとぐちゃぐちゃにして、やめないで。あああ」
大輔はバイブレーターをそのままにして、里田の美しい胸を愛撫し始めた。
つづけ
55 :
名無し募集中。。。:04/05/07 20:28
ほ
>>54
***号室に響くのは、寝室に濡れ雑巾を叩くような音、バイブレータのうなり、そして二人のあえぎ声だけだった。
5ヶ月目の赤ちゃんを身ごもっている二十歳(はたち)の里田と、5年生の大輔。
大輔は里田の美しい胸を愛撫している。左胸を下で転がし、右胸を右手でもんでいた。
「ああん、だいすけくんやめて。まだお乳出ないの、ああああ・・・」大輔の耳には入らない様子だ。
大輔は思うところあって、里田のおマンコに入っているバイブレーターをゆっくり動かした。
「ああ、いい、いきそう、もっとぉ・・・」大輔は、バイブレーターのレベルを最高にした。
「いやあ、だめ、だめ、イク、イク、イクー」里田は軽く気をやった。それでも大輔はぐしょ濡れのおマンコをなめ、
おチンチンを差し込んだ。もうやさしくなんてできなかった。大輔の腰付きは段々早くなる。
「あああー、お姉ちゃん気持ちいい、もうだめー」腰を激しく使い、裸の里田の上にゆっくりと倒れこんだ。
里田は本能的に横向きになり、大輔はダブルベッドに倒れ込んだ。
>>49訂正
失礼ながら、「里田はブラウスもスカートもすべて脱ぎ捨てた。」について。
× ブラウスもスカートも・・・
○ ワンピースもブラもパンティーも
>>56 大輔は、里田からのほほへのキスで目を覚ました。気がつくと、カーテンのすき間から夕焼けがのぞいていた。
慌てた彼は服を着ようとしていた。「早く帰って宿題をやらなくては。」そう考えた時、里田は言った、
「だいすけくん、帰る前に一緒にお風呂に入ろうよ。私も後で入れてね。」
里田は、彼が風呂に入っているすきに彼の洋服をたたんで脱衣所に置き、ネグリジェを用意して、裸のまま風呂に入った。
「お姉ちゃん、きょうは気持ちよかった?」「うん、でも最後にもう1回セックスしよ。」
大輔を寝かせた里田は、立った彼のおチンチンを見逃さず、おマンコに入れて腰を上下させた。
「ああ、最高。」身重な体が大輔の上で揺れ、里田の中で快感が突き上げる。
「出るよー」「一緒にイってー」 こうして、里田の不倫初日は終わった。
続編考えてます、お楽しみに。
59 :
名無し募集中。。。:04/05/07 22:53
続き楽しみ
60 :
名無し募集中。。。:04/05/07 23:36
ほ
61 :
名無し募集中。。。:04/05/08 00:14
ぜ
62 :
名無し募集中。。。:04/05/08 00:57
ん
生後3ヶ月になる息子がよくオッパイを吸うので痛いんです。
64 :
名無し募集中。。。:04/05/08 01:40
ほ
65 :
名無し募集中。。。:04/05/08 02:10
ぜ
66 :
名無し募集中。。。:04/05/08 03:00
ん
67 :
名無し募集中。。。:04/05/08 03:43
ほ
68 :
名無し募集中。。。:04/05/08 05:09
ぜ
69 :
名無し募集中。。。:04/05/08 09:56
70 :
名無し募集中。。。:04/05/08 11:07
ほ
71 :
名無し募集中。。。:04/05/08 12:23
ぜ
72 :
名無し募集中。。。:04/05/08 13:31
ん
73 :
名無し募集中。。。:04/05/08 14:33
ほ
74 :
名無し募集中。。。:04/05/08 14:35
ほ
75 :
名無し募集中。。。:04/05/08 15:36
ほ
76 :
名無し募集中。。。:04/05/08 16:28
ほ
吉里のやつの続編もよろ
78 :
名無し募集中。。。:04/05/08 17:36
ほ
79 :
名無し募集中。。。:04/05/08 19:05
ぜ
80 :
名無し募集中。。。:04/05/08 21:09
ん
81 :
名無し募集中。。。:04/05/08 23:24
ほ
82 :
名無し募集中。。。:04/05/09 03:16
ぜ
83 :
名無し募集中。。。:04/05/09 10:46
ん
84 :
名無し募集中。。。:04/05/09 10:53
ほ
85 :
名無し募集中。。。:04/05/09 11:07
過去ログまだーーーー?
86 :
名無し募集中。。。:04/05/09 13:34
ほ
87 :
名無し募集中。。。:04/05/09 15:48
ほ
88 :
名無し募集中。。。:04/05/09 18:45
ぜ
ん
90 :
名無し募集中。。。:04/05/10 01:43
お待たせしました、吉里小説のログを貼っていきたいと思います
「私が気づいてないと思ってるの、あなた最近みうなと・・・・・・・・・」
「俺疲れてるんだよ・・・もう寝かせてくれ・・・」
そういうと旦那はそそくさと寝室に行ってしまった。
まいは仕方なく、夫の脱ぎ散らかしていったスーツを片づけハンガーにかける。
広めのリビングにはまいが一人取り残された。
まいは急に淋しくなり、夫を追いかけ寝室に向かった。
そしてダブルベッドでこちらに背を向けて寝る夫の隣に潜り込んだ。
「ねえ・・・」
夫からの返事はない。
「ねえ・・・まだ起きてるんでしょ?・・・・・・ごめんネ疑ったりして。」
まいがそう言うと、夫はぶっきらぼうに
「わかればいいんだよ。それよりもう寝かせてくれ。」と布団を引き上げた
まいはそれでも夫に後ろから抱きついた。
「抱いてくないの?」
夫はこっちを向かない。
「明日早いんだよ。それにお前もつわりひどいんだったら寝ろよ。」
まいは構わず後ろから夫の手を取った。
「でもホラ、触ってみて。お腹もう少し膨らんできたの。」
まいは夫に最近ふくらみが目立つようになってきたお腹を触らせ
その手を少しずつ上に引き上げ、胸のあたりに持ち上げた。
まいの胸はもともと豊満な方であったが、今は妊娠中とあって更に大きくなっていた。
しかし、夫はそんなまいになんとなく嫌気がさし
「明日早いんだよ!!それに俺だってお前の身体心配してしないんだからな!」
とまいを一喝した。
けれどその言葉に心という心はこもってなかったようにまいには聞こえた。
その日、まいは仕方なく泣き寝入りした。
そしてそんなある日、買い物途中に気分が悪くなったまいは
帰り道の途中にあるバス停のベンチに座り込んでしまった。
自宅のマンションまではまだかなり距離があり
タクシーで帰るにしてもこの辺りにはタクシーの通りがない。
途方にくれていると、頭上から誰かの声がした。
「具合でも悪いんですか?」
みあげると、そこには金髪で男性らしい顔つきをした
とても美しい女性がたっていた。短く切られた髪はやけにさわやかで
顔立ちからして女性だとはわかるものの、なんとなく男性的な雰囲気が漂っていた。
「あ、いえ・・・大丈夫です」
まいは何とかそう返事をしたが、とても大丈夫ではない事は一目瞭然だと思われた。
その女性はちょっと考え込んでいたが、やがて意を決したように
「私の家はこのすぐ近くなんですが・・・ちょっと休んでいきませんか?」
と言った。
まいはビックリしたように顔を上げ
「いえ、そんなにお手数をかけてしまっては・・・」
と言ったが、その女性は
「いいんですよ。私も帰る途中なので・・・さ、どうぞ」
と、まいに向かって手を差し出した。
「どうも・・・有り難うございます」
まいは、いつもならばそう簡単に見ず知らずの人に付いて行くような事はしないのだが、今日ばかりは特別だった。
それだけ、気持ち悪さは耐え難いものになっていたのだ。
「気を付けて下さいね」
その女性は、まいの体を優しく気遣った。
その好意が、まいの渇いた心に水を与えてくれたような気がして、まいはとても安らいだ気持ちになっていた。
「あの、貴方のお名前は・・・」
まいはおずおずと訊ねた。
「申し遅れました、私は吉澤ひとみと申します」
その女性はそう名乗った。
ひとみのマンションは本当にすぐ近くだった。
たった徒歩3分ほどの距離だったけれど、ひとみはその間もずっとまいの様子を気遣って
手を取りながらゆっくりと歩を薦めた。
そして大通りの裏に通り一本入ったとろこにある近代的な建築のマンション。
そこがひとみの住まいだった。
マンションに入るとひとみはオートロックを開け
中のエレベーターで5階まで進み、2重になっているロックをまた開けた。
まいはそのやけに厳重なセキュリティに驚いていた。
中に入ると殺風景ではあったが整理整頓された10畳はあるリビングが広がっていた。
ひとみは部屋の様子に驚いて中に入ることを躊躇しているまいの背中に優しく手をあてがうと
「中にソファでもあるんで休んでいって下さい。何か飲み物でも入れます。」
と言って、キッチンに向かった。
まいは遠慮しつつも、気分がまだ悪かった為にその黒い革張りのソファに腰をかけた。
するとキッチンの方から声がした。
「貧血?」
まいは、それに対して何故か
「あ・・・はい。」
と嘘をついた。
どうしてなのだろうかまいにもわからなかったけれど
妊娠している事をそして結婚している事をひとみに知られたくなかった。
そして、左手の薬指にあった指輪をこっそりと外し鞄にしまい込んだ。
そして、まいは
「どうせいずれバレちゃう事なのにね・・・」と自嘲気味に笑い
まだ外からじゃわからないお腹の子供に小さな声で話しかけた。
それが聞こえたのか聞こえなかったのか
「え?」
とひとみは言うと、マグカップに2つ暖かい紅茶を入れて運んだ。
そして、ソファに座っているまいの隣に腰掛けた。
ひとみはまいにマグカップを渡し、まいをマジマジと眺めた。
「細いねぇ〜・・・」
ひとみは半ば呆れ気味にそう言って笑った。
「え・・・?」
「だから貧血なんて起こしちゃうんだよ。」
ひとみはマグカップを取るとそれを一口飲んだ。
「ごめんなさい・・・」
謝るまいに吉澤はこう言った。
「謝る事ないよ。何?身体弱い?」
「ううん・・・全然平気。」
「じゃ、たまたま?」
「うん・・・まぁ・・・・。」
まいはそう言って言葉を濁した。
するとひとみがまいの右手をそっと取り上げた。
まいはそんなひとみの行動にドキドキした。
「え・・・?何?」
「いやぁ・・・ちゃんと家事こなしてる手だなぁって思って。
一人暮らし?」
まいはそんな事を聞かれて、何故か慌てて首をブンブン縦に振った。
そんな不自然なまいを見て、ひとみはさも気にすることなく笑った。
「なんだよぉ〜、そんな変な事しないよ!しかも独身の一人暮らしの女性にさ。」
まいはその言葉を聞いてゴクリと唾を飲み込んだ。
そして無意識に視線はお腹の上にいってしまっていた。
「ん?なんだぁ?」
それに目ざとくひとみは気付いたが、まいは
「ううん。何でもない。」
と言って、慌てて紅茶を一口飲んだ。
と、その時ピンポーンとインターホンが鳴った。
その音ひひとみは立ち上がり
「ちょっとごめん。」とソファを立ち上がった。
そして、インターホンを取ると「おう。」と一言言って戻ってきた。
「お客さん・・・?」
まいがそう聞くと、ひとみは
「ううん、同居人。」と返した。
すると間もなくドアのベルが鳴り、ひとみはまた立ち上がり
玄関のロックを開けた。
「ただいまー。ってアレお客さん?」
「あ、そこで貧血起こした女の子。しんどそうだったから連れて帰ってきた。」
「貧血ってそんな事言っちゃって、またかわいい女の子連れて帰ってきたんでしょ?」
「本当だって顔色真っ青で気分悪そうだったんだ。」
振り向くと、そこにはスタイルのやけにいい髪の長い女性がひとみと一緒にいた。
まいは慌てて立ち上がり
「すいません、お邪魔してます。でも、帰ります。もう。」
と鞄を取り上げ、帰ろうとした。
すると、ひとみはまいの肩を掴み、「あー、まだ休んどきなって・・・」
とまいをまたソファに押し戻した。
ひとみはもう一人の女性を指さし
「アヤカ。同居人」と紹介すると、今度はそのアヤカという女性にまいを紹介しようとした。
ところが、まいはまだ自分の名前を名乗っていない。
「えっと〜・・・名前聞いてなかった。」
まいは敢えて自分の旧姓の名字を名乗る事にした。
「まい。里田まい。」
ひとみは、それを聞いてアヤカに同じ口調で
「まい。里田まい。」と言うと、ニヤッと笑い
「まいちんかぁ〜・・・。幾つ?」と年まで聞いてきた。
「二十歳。」まいが答えるとひとみはそのニヤニヤしたままの顔で
「二十歳の一人暮らしって事は・・・学生?」と聞いてきた。
まいは思わず首を振ってしまい、ひとみに「じゃ、何?」と聞かれ
その後、すんなり嘘をつけなくなってしまった。
そして、その場に居づらくなったまいは鞄を持ち、「失礼します。」
と言って、二人をよけて玄関を飛び出した。
残された二人は顔を見合わせるとお互い首をかしげあった。
まいはエレベーターを待っている事ができずに
階段を降り、そしてマンションの外に出た。
まいは、マンションの外で息を整えると、さっきの5階あたりを見上げた。
不用意な嘘。
どうして夫の事や子供の事を隠してしまったんだろう。
まいは急に罪悪感にかられ、お腹にそっと右手を当ててさすってみた。
服の上からじゃわからなけど、触るともう膨らみを感じる。
まいはその見えない胎児に向かって「ごめんね・・・」と謝った。
そして何故か「もう少し・・・もう少しだけこのまま待って・・・」とも呟いた。
あと半年後には生まれてくる子供。どんどん大きく膨らんでいくお腹。
それでもまいはバレるまでひとみに嘘をついていたいと思った。
「また、会えるよね?」
最後に今度は5階の方を見上げて心の中で呟くまい。
そしてゆっくりと歩き出しマンションを離れ自宅に戻っていった。
その日、夫は帰ってこなかった。
夕食の支度もして待っていたが、連絡も全くなく
気が付くと、まいはソファでうたた寝をしていた。
目が覚めたまいが時計を見ると、長針は1時と2時の間だった。
まいは立ち上がり、自分の携帯を確かめるとメールが一件入っておりそれは夫からのものだった。
『今日は接待で帰れない。』
それだけの短いメッセージ。
まいは仕方なく、シャワーを浴びた。
シャワーを浴び、脱衣所に戻るとそこには洗面所の鏡があった。
まいは裸のままその前に立ち、自分の身体をマジマジと眺めた。
こうして見ると、体つきが少しずつ変わってきている。
まいは大きくなってきた両胸を右手でそっとさすると、
左手で円をなすように胸を優しく揉み、そして乳首にそっと触れた。
その時点でまいは妙に敏感になってしまい、
今度は右手をお腹から下へ移動させ、秘部にあてがった。
そこはすでに十分な湿り気を与えており、まいはその一番敏感な部分を指で弄んだ。
「ハァッ・・・」
まいの口元から吐息が漏れる、少しずつ大きくなっていく快感にまいは溺れそうになった。
そして、まいは目を開け目の前の鏡を眺めた。
すると目に入ってきたのは自分の膨らんだお腹だった。
まいは急に正気に返った。
「あたし一人で何やってんだろ・・・」
そして昼間会ったひとみの事を思い出した。
「こんなお腹じゃ・・・きっと・・・」
まいはひとみの前で裸になった自分を想像し、ひどく気が沈んでいった。
「それに・・・人妻って知ったら・・・」
まいは鏡から立ち去り、パジャマを着ると部屋のあかりを消していき
そのままベッドに潜り込んだ。
そして眠りにつくまでずっとひとみの事を考えた。
「明日・・・会いに行こうかな・・・。」
まいはゆっくりと眠りに落ちていった。
「目が腫れてる…」
翌朝、まいは洗面所の鏡に映った自分を見てそう呟いた。
いつもは早起きして朝食を作り旦那を送り出すのだが、
今日はその旦那が居なかったので、朝寝坊してしまった。
そのせいだけで腫れてるのではない事を、まいは分かっていた。
「フゥ…」
簡単に朝食を済ませ、少ない洗濯物を干し終わったまいは大きなため息をついた。
いくら優しくされたとはいえ、何故女性に対して変な感情を持ってしまったのだろう…?
確かにひとみは中性的というか、どちらかといえば男性っぽい美しさがある。
だからといって、彼女の前で裸になる事まで想像するとは…
ブンブン
まいは頭を左右に二、三度振って、パンッと両の手で頬を挟んだ。
「だめだめ。この子の為にもしっかりしないと」
少し大きくなったお腹をさすりながらそう言うと、まいは物置から掃除機を取り出し、
帰ってくるやも分からない主の為に我が家をキレイにし始めた。
それから1週間くらい経ったある日、まいは近所のショッピングセンターに来ていた。
夕食の材料を選んでいると、不意に肩を叩かれた。
「まい…さんでしたよね?」
その少し拙い女性の声に振り向くと、あの日ひとみのマンションで会ったアヤカだった。
「…アヤカさん?」
「あーやっぱりそうだ。あれから具合はどう?」
「ええ、まぁ」
まいは突然の出会いに驚き───いや、アヤカを通してひとみを思い出して、
鼓動が少し早くなっていくのを実感した。
「よっすぃが心配してたよ。ちゃんと帰れたのかなぁ…大丈夫かなぁ…って」
「ひとみさんが?」
アヤカは笑顔で頷いてこう続けた。
「ああ見えて彼女、結構繊細で気を遣うコなんだよ」
ひとみがあの後も自分の事を気にしてくれていた。
その事実がまいにとってはとても嬉しかった。
やっぱりダメだ…彼女の事は考えないようにしていたのに、
そんな事を聞いちゃうとダメだ…
もう一度会いたい…
「ひとみさん、今は家に居るの?」
まいはドキドキしている自分を悟られないように、アヤカにそう言った。
するとアヤカは少し眉間に皺を寄せてこう言った。
「昼間はずっと家にいるわよ。でも夜になったら出て行くから。」
まいはそのアヤカの表情の変化が少し気になった。
そういえばひとみは普段何をしているんだろう。
まいは自分自身の事をひとみに隠していたが、ひとみの事もまいは何も知らなかった。
まいはふと厳重なセキュリティだったひとみのマンションを思い出した。
「ひとみさんって・・・何のお仕事されてる人なんですか?」
途端にアヤカの表情が曇る。
聞いちゃいけなかったんだろうか・・・。
それでもアヤカは心配そうな顔になったまいを見てもう一度笑顔を向けた。
「いずれわかるわよ。」
まいはみぞおちのあたりがキュッとなる感覚を覚えた。
そして、反射的に手を下腹部のあたりにあてがった。
そんなまいの行動にアヤカが気付いたかどうか定かではなかったが
まいはそんな自分の行動に気付いて、もっていた鞄であわてて腹部を隠した。
あれから一週間。
胎児も成長したのかお腹も一回り大きくなってはいる。
ただ元から痩せてたおかげで今の段階だと外から見ても注意して見ないと察しがつかない程度だった。
けれども来週になると5ヵ月になり、辛いつわりから解放される代わりにお腹の方は目に見えるほど大きくなる。
今のまいにとっては日々つきまとっていた吐き気よりも、大きくなる妊婦のお腹の方が大問題だった。
まいは考えた。いずれバレるかもしれない。それにあと半年後にはこの子を出産して益々会えなくなる。
それでも今の自分の気持ちを優先させたい。会いたい。
バレるまでの間・・・短い間でも夢が見たい・・・。
まいはもう一度聞いた。
「アヤカさんはこれから・・・?」
「あ、あたしは今日は今から仕事よ。」
今行くと二人きりで会える・・・。
まいはひとみに会いに行く事にした。
まいはアヤカと別れると、お腹の周りを締め付けないワンピースを着ていたが
あえてそれを脱ぐと、お腹の目立たなくなるような服を選んだ。
まいはそれを着たせいで、腹部を少し締め付ける事になった。
するとその瞬間に突然吐き気が襲ってきた。思わず口元を押さえ屈み込みそうになる。
それでもまいは「ごめん・・・苦しいけど我慢して・・・バレちゃうまで夢見させて・・」
と言うと呼吸を整え、そのまま家を飛び出しひとみのいるマンションに向かった。
ひとみのマンションに向かう道中、まいは道中にあるパン屋でいくつかのベーグルを買っていった。
時間的にちょうどひとみのマンションに着く頃には昼食を取る時間になるはず。
まいはつわりでここのところ食欲がなかったが、この日は珍しく何か食べれそうな気がしていた。
少しの距離を歩きマンションの下に辿り着くと、まいは小さく深呼吸をした。
そして、締め付けられているお腹に触れる。
「こんなママでごめんね・・・」
まいはそう呟くとマンションの中に入り、偶然にも覚えていたひとみの指先通り部屋番号を押した。
ピンポーン
程なく受話器を取る音が聞こえる。
このマンションにはインターホンにモニターがついている為ひとみにはまいの姿が確認できたらしい。
「おお!!」
ひとみはインターホン越しにそう言うと、マンションのオートロックを開けた。
まいはそのひとみの声を聞いた瞬間に一瞬だけ息が止まりそうになった。
そして、その緊張感を抱えたままエレベーターに乗って5階へ向かった。
5階へつきエレベーターの扉が開くと、そこにはひとみがもう待っていた。
まいは予想外の事に動揺したが、一呼吸置いて
「こないだはお礼もろくに言わず帰ってしまってすいませんでした。」
とペコリを頭を下げた。
ひとみはそんなまいを見て
「元気になったんならそれでいいんだよ!」
と笑い、まいの背中に手をあて廊下を通りマンションの中に招き入れた。
まいは背中から伝わってくるひとみの体温を感じながら、
少しずつお腹の子供への罪悪感が何故か和らいで行くのを感じていた。
部屋に入ると早速買ってきたベーグルを差し出した。
「これ・・・こないだのお礼・・・。」
ひとみはそれを受け取ると中を見て歓声をあげた。
「うぉー!ベーグルじゃん!好きなんだよ、ココの!」
「よかった。」
「それに昨日から何も食べてないし。何か飲み物入れるから座りなよ。」
ひとみはベーグルの入った袋を抱えキッチンに入っていった。
まいはそれを確認すると、こないだ座ったソファにゆっくりと腰をかけようとした。
と、まいはこの時初めて気付いた。
座る体勢になると、締め付けているお腹の部分が更に圧迫される。
どうしよう・・・。
途端に少し気分が悪なってくる。やはり少し無理があった。
するとキッチンの方から声がする。
「ジーンズ、似合うよね。」
「あ、そうかな・・・?」
まいは比較的冷静を装った声で答える。
「足も長いし、かっこいいんじゃん?」
「ありがとう。」
「モテそうだなぁ〜・・・・」
「そんな事ないない。」
まいは慌て首を振る。
そんな会話をしているうちにひとみがベーグルと飲み物を持ってこちらにやってきた。
「コーヒー、何か入れる?」
ひとみはテーブルにそれらを置いてまいに訪ねる。
「・・・・。」
「あれ?コーヒーダメ?」
まいは思わず黙り込んだ。医者から言われていた。「妊娠中はコーヒーは少し控えて下さい。」と。
「何か他のにしようか?」
ひとみがまいの顔を覗き込む。
覗き込んだひとみと目があったまいは、ふと我に返る。
「あ、あの・・・じゃ・・・ミルク・・・」
「オッケー。」
ひとみはまいの返事を聞くと、キッチンにミルクを取りに戻った。
絶対飲んではならない事はなかったが、念の為まいは妊娠がわかってからコーヒーを口にしないようにしていた。
けれどこの際そんな事は言ってられない。
少しくらいなら平気だって・・・。
キッチンから戻ったひとみはコーヒーのミルクを2つほどまいに投げてよこした。
まいはそれをキャッチすると、とりあえず1つだけコーヒーにそれを注いだ。
そしてひとみは「あー腹減ったよぉ。」と言いながら、こないだの時のようにまいの隣に腰掛ると
早速ベーグルに手を伸ばし、大口で一つ頬張った。
「うっめー。」
まいはそんなひとみに嬉しくなり、ホッと胸をなで下ろした。
ひとみはそんなまいを見て口を開く。
「食べないの?」
「え?」
「ベーグル・・・」
「あ、さっき食べて来ちゃった。」
正直、お腹のあたりが苦しくて食べ物を食べるような気分ではなかった。
「仕事先で・・・?」
「あ・・・いや・・・」
「嘘だよ、こないだそれ聞いて嫌われたからそういう事は聞かないよ。」
ひとみはサラッとそう言ってのけると、笑顔でまいの方を向いた。
ベーグルをあっという間に二つほど平らげ、ひとみはコーヒーを口に含んだ。
そしておもむろにまいに訪ねてきた。
「彼氏とかいるの?」
「・・・・ううん。」
「本当に?」
「・・・うん。」
「別れたばっかりとか?」
「・・・そうじゃない。」
「え?じゃ、全然?」
「うん・・・まぁ・・・」
嘘を突き通すまい。そしてまいは逆にひとみに聞き返した。
「ひとみさんは・・・?」
「ん?」
「誰か・・・付き合ってる人・・・」
「付き合ってる人はいないけれど・・・大切な人はいるよ・・・。」
ひとみの視線の先には一枚の写真。
まいはそれに気付いてひとみに恐る恐る訪ねた。
「あの写真の人・・・?」
「うん・・・真希っていうんだけど・・・」
「好きなんだ・・・。」
「うん・・・でも居なくなっちゃった・・・。」
「え?」
まいがひとみの方を見るとひとみは視線を写真に奪われているままだった。
「こないだね、まいちんが・・・俯いてバス停でぐったりしてるの見た時、
実は真希だと思ったんだ・・・。髪長くて背丈も近くて、顔あげるまでそう思ってた。」
まいはショックだった。
人違いだったんだ・・・。
ひとみは相変わらず遠い目をしていた。
さっきまでの話を聞きつつも、まいはそんなひとみの視線が淋しく
思わずひとみを抱きしめたくなった。
けれど、ちょうどその時お腹のあたりで何か蠢く感触を覚えた。
胎動・・・。
まいは思わずお腹に手を触れ、目を閉じる・・・。
ゴメン・・・
その時、まいの肩をゆっくりとひとみが抱きしめた。
まいはそんなひとみに動揺しつつも、お腹に触れていた手をひとみの背中に回した。
ひとみは何も言わずまいの手をとり、ベッドまで連れて行った。
まいの首筋辺りに顔をうずめる。
そしてひとみはまいをベッドに倒していった。
ひとみの息が髪にかかる。ひとみはもうさっきまでのひとみではなかった。
まいは言った。
「お願い・・・暗くして。それから・・・あんまりあたしの事見ないで。」
ひとみは何も言わずに立ち上がると部屋のカーテンを乱暴にしめていった。
そして部屋がお互いのシルエットが確認できるくらいの暗さになると
もう一度まいの元に戻ってきて、ゆっくりと服を脱がせていった。
どうなってもいい。
今、こうしていられるのなら・・・。
ひとみはまいを下着だけの姿にさせると
そのまま首筋のあたりに顔をうずめた。ひとみの熱い息がかかる。
そして、二人はゆっくりとベッドに倒れ込んだ。
まいは咄嗟に下腹部に負担がかからないように手で庇う。
けれども今のひとみにはそんなまいの様子も全く気にならないようだった。
何かがひとみを変えていた。
少し乱暴な手つきでブラジャーを外すひとみ。
まいは少しそんなひとみに戸惑いを感じていたが何も言わなかった。
いや、何も言えなかった。
そんな思考を巡らせる前に、体の感覚が頭を白くさせて行く。
ひとみはまいの妊娠して少し大きさのある胸を掴むと
それを少し乱暴にまさぐった。
「痛いっ・・・」
まいは思わず声を出したが、ひとみはおかまいなしだった。
ひとみはそのままその勢いで手をまいの足元へ伸ばしていった。
二人の呼吸は少しずつ速くなっていく。
まいを下に、のしかかる体勢になるひとみ。
まいは少し息のみ、バレないようにお腹を少し庇う体勢になった。
と、その時、
「力抜いて・・・」
「え?」
「脚、もっと開いて・・・」
とひとみが吐息交じりの声でそう言った。
ひとみの声は低く、少し掠れていて強い意志を持っていたが
すごく優しい響きにまいには聞こえた。
どうやら、まいがお腹を庇うのに力を入れたのがひとみに伝わったようだ。
そして、それをひとみは経験が浅い為だと読んだらしい。
後藤さん・・・って人はこんなに優しくされてたんだ・・・。
まいの脳裏をそんな事が頭をかすめていたが
体が勝手に反応したのか、にゆっくりと脚を開いた。
ひとみはそれを肌との触れあいで確認すると、細い指先で下着越しにまいの秘部に触れた。
ひとみはやさしくまいの恥丘を撫でると、
その割れ目にゆっくりと指を這わしてまいの秘部を刺激していった。
まいはその感覚に少しずつ飲まれて吐息を漏らし
手をひとみの髪の毛に絡ませていった。
そしてひとみはまいの下着を取り去り完全に全裸にしてしまうと
まいの子宮へ繋がる道に指をそっと入れた。
まいは思わず腰を上げ、
「んっ・・・」
と声を漏らした。
「もっと声出していいよ・・・。」
ひとみの囁きが耳元に響く。
まいの中で動く指先が少しずつ理性を失わせていく。
「はぁっ・・ハァハァ・・・ダメ・・・・」
指先は徐々に動きを激しくして、胸を揉む手の動きも大きくなる。
中指と人指し指で膣内を刺激して、親指でそっと核を転がした。
「んんっ・・・あああっ・・はあんっ・・・ハァハァ・・・」
ひとみは次第に濡れていく自分の指にまた興奮を覚え
喘ぎ声を漏らし続けるまいの唇を奪い、声を塞いだ。
口元から伝わるまいの吐息。
そして、感覚が自由を奪っているまいの舌の動きに翻弄され
ひとみはまいへの刺激を更に強く、激しくしていった。
漏れる声・・・
濡れる秘部・・・
絡みつく指先・・・
そして、交わる汗・・・
二人は少しずつ少しずつ上り詰めていった。
そして大きな波がまいの中を駆け抜けていく瞬間・・・
「あっ!!・・・・」
まいの体は小さく震えながらベッドに沈んでいった。
一方ひとみは体の疲労と戻ってくる理性に襲われそのまままいの横に仰向けに転がった。
まいの息づかいが聞こえる・・・。
ひとみはまいの長い髪をそっと撫で、重くなった体を起こし
窓のカーテンを一枚そっと開けた。
すると浮かび上がるまいのシルエット。
ひとみは再びベッドに戻りまいの体を優しく撫でた。
すると、妙な事に気付く。まいの下腹部のあたりの膨らみ。
「?」
気になったひとみがその膨らみにそっと手を触れた、その瞬間・・・
まいがその手を払いのけ、シーツを引っ張り自分の体を覆いお腹を隠した。
「見ないで!ていったじゃん!!」
あまりに剣幕な声を上げるまいにひとみは圧倒された。
そしてまい自身もそんな自分に驚き、咄嗟に頭を回転させる。
「ちょっと・・・太ったの・・・」
余りに稚拙な嘘をついた自分に冷や汗な流れてくるのを感じた。
しばらくの沈黙。
するとひとみは、少し安心したかのように微笑んでこういった。
「なんだ・・・女の子なら誰でも下腹のお肉は気になるもんさ。」
まいはひとみが本当にそんな嘘を信じてくれたのかまだ不安だった。
「大丈夫だって。そのくらいなら平気だよ。」
まいの散らばった服を集めてこちらによこす。
「でも胸はなかなかありやしたぜ。」
最後にひとみはそう言うと、自分だけベッドルームから出て行った。
まいは呆然とした頭を2・3度ブンブンと振ると、
膨らんだお腹を慈しむように優しくさすった。
ごめんね・・・。
次の土曜日の朝、まいは同じ階のひとりの住人に声をかけた。
まいは笑顔で声をかけた。 「こんにちは」。
その人は、幼い感じの少年。一人だった。
「ちょっとお姉さんと遊ばない?」「ボクお使いに行くんだよ」
「お使い済んだら、***号室においでよ。」
「ウン」「キミいくつだっけ?」「5年生」
「じゃ、今うち留守だから、後でいいことしようね。」
そして、お使いを終えた少年は***号室にやって来た。
↑これも続きなのかな?一応貼っておきます
117 :
名無し募集中。。。:04/05/10 02:20
というわけでとりあえずログはここまでですね
>>116 これは別の話となっちゃってんだろ?確か。
>>118 前スレのログを見てみたら、続きみたいな事を書いてあったから一応貼ってみた
じゃあこれは別の話って事でいいのかな
120 :
名無し募集中。。。:04/05/10 02:37
>>119 乙
小学生との絡みは別の話だと思ってた
121 :
名無し募集中。。。:04/05/10 09:18
ほ
122 :
名無し募集中。。。:04/05/10 14:36
ho
123 :
名無し募集中。。。:04/05/10 18:11
他のやつもキボン
124 :
名無し募集中。。。:04/05/10 22:38
ho
125 :
名無し募集中。。。:04/05/11 01:30
ほ
126 :
名無し募集中。。。:04/05/11 09:22
ほ
>>69・116-120
コメントありがとうございますた。
ご指摘どおり、私のネタは「吉里レズ」の続きですよ!
でも、それを言ったら話しの中の里田さんは、
妊娠5ヶ月ということになりますよね・・・
吉里の続ききぼんぬ
129 :
名無し募集中。。。:04/05/11 23:57
hozen
130 :
名無し募集中。。。:04/05/12 02:46
>>127 続きってイメージ違うから別の話にしてって誰か言わなかった?
131 :
名無し募集中。。。:04/05/12 10:24
俺もそんな気がする
132 :
名無し募集中。。。:04/05/12 20:13
ほ
133 :
名無し募集中。。。:04/05/13 11:44
ぜ
134 :
名無し募集中。。。:04/05/14 00:40
ん
135 :
名無し募集中。。。:04/05/14 07:30
ほ
>>130・131
種明かしします。里田が妊娠している点は、「吉里」ネタと同じなんですよ。
「妊娠させた主人がみうなに手を出した」。それで「自分も不倫したくて小学生を誘惑して、
中出しセックスした」と言うことなんですよ。
まあ書きたかったのは、「吉里の影響を受けつつも」の「里田のプッチ不倫」です。
続編考え中。
137 :
名無し募集中。。。:04/05/14 23:32
ほ
お気に入りに入れますた
139 :
名無し募集中。。。:04/05/15 08:24
ほ
140 :
名無し募集中。。。:04/05/15 12:27
ho
141 :
名無し募集中。。。:04/05/15 18:20
ほ
142 :
名無し募集中。。。:04/05/15 21:03
ぜ
143 :
名無し募集中。。。:04/05/15 23:27
ん
144 :
名無し募集中。。。:04/05/16 05:29
ほ
145 :
名無し募集中。。。:04/05/16 11:29
146 :
名無し募集中。。。:04/05/16 12:30
ほ
147 :
名無し募集中。。。:04/05/16 18:15
ぜ
>>58
お待たせしますた。第2章逝きます。
大輔を誘惑したその夜。里田は妊娠に関する本を読んでいた。その中の「妊娠中のセックス」を見て、里田はハッとした。
「妊娠中・後期の激しいセックスは、胎児にとってリスクになります。早産の恐れがあるので、臨月の時はセックスをしないでください。」
その時、夫が帰ってきた。あれほど避けてきたとはいえ、夫である。
「お帰りなさい。」食事を済ませた後、夕方まで大輔と抱き合った寝室へ夫を導いていた。
「…してほしい…」里田はいきなり夫のズボンをずらし、大輔よりも大きい性器を口にくわえた。
「何すんだ、まい、ウアッ」脇目も振らずにフェラチオを続け、息継ぎのため口から離すと、突如種汁が顔に飛び散った。
夫をダブルベッドに寝かせ、自分でネグリジェとショーツを脱ぎ、馬乗りになった。
「アッ、アア、なんで私よりみうながいいなんていうのよ、アア・・・」大声を上げながら、里田は次第に登りつめていた。
「言えないなら勝手に一人でいっちゃうわよ、アア、アア、イクイクー」気をやって倒れこみ、そのまま寝入る里田であった。
>>148 日曜日。けさも夫は出勤していった。そして朝10時頃、玄関のチャイムが鳴った。
アヤカが立っている。ひとみの同居人。
「里田さん?ハロー。」「え、アヤカ来てくれたの?びっくりしたぁ。」
「ねえ、いきなりだけど、こないだひとみとしたでしょ?H。」「ウン・・・」
「私にも見せてほしい。まいの…」「…いいけど…ちょっと待ってくれる?」
里田が電話で誰かを呼び出した。きのうの大輔である。今日、大輔の予定は「珍しく白紙」。
母のあつこは、きのうから夫との温泉旅行で夜まで帰らない。
「だいすけくん、きのうはありがとう。一日ヒマでしょ?ちょっと家来て遊ばない?」電話をアヤカに渡した。
「ねえ、だいすけくん。女子大生の体に興味ある?」「ある…」「うちらといいことしよ、ね?」「ウン」
数分後、鍵を持って大輔が訪ねて来た。アヤカも寝室に通す。
「いらっしゃい。だいすけくん、きのう一緒にしたこと、アヤカに見せてあげようか?」
大輔と里田は裸になって、口付けを交わした。アヤカは驚きの目を向けていた。
「ええ?きのう?」「そ。いろいろ頭来て、だいすけくん誘惑しちゃった、きのう。」
150 :
名無し募集中:04/05/17 00:57
ほ
151 :
名無し募集中。。。:04/05/17 10:08
ぜ
152 :
名無し募集中。。。:04/05/17 15:00
ん
>>149 驚くアヤカ。「ええっ、ママに文句言われないの?」「全然…でも、言わないでよ。」
里田は妊娠5ヶ月のおなかを抱え、ベッドに座りながら言った。
「アヤカ、女子大生の体、だいすけくんに見せてあげてよ。だいすけくん、アヤカのこと裸にして喜ばせてあげなよ。」「いいの?」
「ゴム、出しとくね。」里田がタオルを巻いた。体を冷やすのは赤ちゃんに危ないのだ。
「だいすけくん、キスして、ゆっくり脱がせて。H見てるけど、気にしなくていいからね。」
どなたかつづけ。
154 :
名無し募集中。。。:04/05/18 01:47
>>153 吉里の話とは切って欲しいんだけどなぁ・・・俺は
イメージが・・・あっちの雰囲気とは違うんだよ
これはこれっで続けてくれて楽しんでる。
里田が妊娠しててアヤカと知り合いでっていう流れも引き継いでもいい。
けれどあくまであっちとは別として読みたい
あっちの作者さん戻ってこないかな?
>>154 そうですよね・・・
あなたの言い分も若干理解はできますけど、こちらからも、少し言わせてもらいたいことがあります。
「吉里」は、「一種の過ち」と解釈して書かせてもらってますけどね、こちら的にはね。
でも、こちらとて里田の「夫との馴れ初め」とか無視して書いてるので、迷走することが多いです。
154の方、そういうことでご理解を頂ければ幸いです・・・
157 :
名無し募集中。。。:04/05/19 01:55
ほ
158 :
名無し募集中。。。:04/05/19 11:26
ほ
>>153 大輔にコンドームを渡した里田は、アヤカとのセックスに見ないふりを決め込んでいた。
大輔はアヤカにキスすると、Tシャツをずらし、ブラのホックを外して胸をさわる。
「いや、ウウン・・・」アヤカがかすかにあえぐ。大輔は、アヤカの立った乳首を口に含み、ゆっくりかんだ。
「アアッ!だいすけくん、だめだめ、アア・・・」抵抗しながらも、アヤカの体は次第にメロメロになっていく。
大輔はアヤカのパンツの上から秘所を探り、指で突き上げた。
「アー、そこダメ!、おかしくなるぅ、アーン・・・」大輔はアヤカのパンツとパンティーを脱がせ、
足を開き、いきなりインサートしようとした。そのとき。
「ノー、ちょっと待ってよだいすけくん。まいのコンドーム着けて、危険日なのよきょうは。」「え?」
「コンドーム着けないと、だいすけくんのベビーができちゃうよ。お願い、着けて。」「いいよ。」
そう、里田とは違う。アヤカはまだ独身なのだ。大輔はとりあえず、コンドームを出した。
アヤカは、先っちょの袋を指で握り、まだむけていない大輔のおチンチンにそのままかぶせた。
>>159 アヤカが大輔のおチンチンにコンドームを着ける姿を食い入るように見つめていた里田は、床に愛液を流しながら自慰にふけっていた。
そのことを知らないつもりの大輔は「アヤカ姉ちゃんのおマンコだ」と言いながらクリトリスをつまみ、舌を入れた。
同級生の早貴や友理奈でも、こんなおマンコはありえない。一気になめていた。
「アアア、もうだめ、だいすけくん、おチンチン入れて」小学生とは思えぬ愛撫に耐え切れず、アヤカは両手を突き出して叫んだ。
十分すぎるほど勃起したおチンチンを一気に挿入した。ゴム越しにアヤカの熱さが伝わる。
「アアー、アヤカ姉ちゃん、気持ちいい、気持ちいい。」アヤカは大輔の後ろに腕を回し、ディープキスを交わす。
「アア、だいすけくん、まだ出さないで、もっと突いて!アア、アア・・・」大輔は顔をしかめながら腰を使う。
「アヤカ姉ちゃん、もうだめ、おしっこー」「出してー」二人は同時に達した。