90 :
名無し募集中。。。:04/03/30 07:32
保
91 :
名無し募集中。。。 :04/03/30 07:33
あいぼん、おはよう
92 :
名無し募集中。。。:04/03/30 08:10
>>87 2月11日、この日俺は中学の同級生達5人と一緒にディズニーランドへ遊びに来ていた。
日も暮れ、もう少しで帰ろうかというときに俺は一緒に来ていた同級生の一人、高橋愛と二人きりになっていた。
他の4人はまだ別のアトラクションに行っていたが、俺と高橋は疲れていたのでベンチでお茶しながら休んでいた。
二人でたわいもない話をずっとしていたのだが、ふいに高橋が話題を変えてきた。
「ねえ伊藤君って好きな人とかいるの?」
「え...まあ、いるといえばいるけど。」
「その人とは付き合ってるの?」
「別に付き合ってるってわけじゃ...(亜依とはそうだよな確かに)」
「私、前から伊藤君のこといいなあって思ってて、よかったら私と付き合ってくれないかな?」
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
「伊藤君!?」
「あ、ごめん(ヤバッ、いつもの亜依と話してるときのクセで、ショージさんみたいなリアクションしちゃったよ)」
「とにかく考えといてくれる?」
「うん、わかったよ。」
そう言うとほぼ同時に他の4人が戻ってきて、家に帰ることになった。
93 :
名無し募集中。。。:04/03/30 08:51
兄ちゃんもてるな
( ゚Д゚)裏山…
94 :
名無し募集中。。。:04/03/30 09:58
>>92 その頃、家には同じく小学校の友達と遊んで一足早く帰ってきていた亜依が一人でいた。
ちなみに父さんと母さんは村上ショージさんの一人芝居を見るために昨日からわざわざ大阪に行っていた。
うちの家族っていったい...
帰ってきてから亜依はずっと窓の外を眺めていた。
「兄ちゃん、おっそいわ〜。まさかうちというものがありながら浮気しとんちゃうやろな。兄ちゃん、押しに弱いタイプやからなあ。めっちゃ心配やわ。
それにしてもあのオババン、さっきからずっとうちの家の方見とるけどなんやろいったい?まさかおとんの愛人ちゃうやろな。」
そして亜依の視界からその女が消えたと思った瞬間、家のインターホンが鳴る。
「やっぱそうなんか〜。おとんも兄ちゃんと一緒で情に弱いタイプやからなあ。『愛の種』のCDもメンバーの家族でもあらへんのに30枚買うたゆうてたしな。
よっしゃ、ここはうちが一つ文句言うたるわ。」
そして亜依は何の応答もせずにいきなりズバッとドアを開けた。
「ズバッとの振りは腕と足をしっかり伸ばすことが重要やねんで。って言うとる場合やないな。
あんた、さっきからうちの家の方ずっと見とったやろ。おとんの愛人か?
ならこの城みちるの『イルカに乗った少年』のサイン入りレコードやるからもう二度と会わへんでもらえるか。」
その亜依の言葉を無視するかのようにその女性は亜依に近づいてきた。
「な、なんや、これだけじゃあかんか。ほなら元忍者の正木君のサイン色紙も付けたるで〜。」
「亜、亜依。あんた、亜依やねんな?」
その女性は亜依の前で涙を流しながら、つぶやきシローよりは大きく、太平シローよりは小さな声でつぶやいた。
95 :
名無し募集中。。。:04/03/30 10:47
この後どうなるんだろう
∧_∧
( ´∀`) ドキドキ
( ∪ ∪
と__)__)
96 :
名無し募集中。。。:04/03/30 11:04
あいぼんいろいろ詳しいなw
97 :
名無し募集中。。。:04/03/30 13:10
>>94 「誰やねんオバハン?なんでうちの名前知ってんのや?」
女性は亜依の言葉などまるで耳に届かないらしく言葉を続ける。
「うち、亜依を生んだんや。」
亜依は一瞬耳を疑った。急に振られたネプチューンの原田泰造のように動揺を隠せないでいる。
「(うちのおかんは裕子や。このオバハンなわけがない。)」
とそこにタイミングよく父さんと母さんが帰ってきた。
「ん、亜依が誰かと話してるな。」
「あ、あの人は...」
「なんだ、裕子の知り合いか?」
と父さんに聞かれた母さんのテンションがみるみる下がっていく。このときの母さんはまるで
トークのときの安室奈美恵ぐらいテンションが下がっていた。
亜依が父さん達が帰ってきたことに気付く。
「おとん、おかん、このオバハン誰?なんかうちのこと生んだとか、
なんか島田楊子が自分で国際派女優です言うてるみたいな勘違い発言してんねやけど。」
「なんで来たんですか今さら。あなたは亜依を見捨てたんですよ。それなのになんで...」
母さんは怒りと悲しみが交錯しているようで言葉に詰まる。
「うちを見捨てた?どういうことやおかん?ちゃんと説明してや。」
「とりあえず家に入ろう。話はそれからにしよう。」
その場で一番冷静だった父さんが草野仁ばりの円滑な進行ぶりで母さんと亜依、その女性を家に入れた。
98 :
名無し募集中。。。:04/03/30 15:07
ほ
99 :
名無し募集中。。。:04/03/30 17:09
な
100 :
名無し募集中。。。:04/03/30 18:36
い
101 :
名無し募集中。。。:04/03/30 19:40
き
102 :
名無し募集中。。。:04/03/30 20:33
ま
っ
104 :
名無し募集中。。。 :04/03/30 22:44
し
せ
106 :
名無し募集中。。。:04/03/31 00:37
107 :
名無し募集中。。。:04/03/31 01:05
ho
保
109 :
名無し募集中。。。:04/03/31 02:18
険
殺
人
女
113 :
名無し募集中。。。:04/03/31 04:19
体
114 :
名無し募集中。。。:04/03/31 06:07
盛
115 :
名無し募集中。。。:04/03/31 06:08
>>97 ちょうどその頃俺は家へ帰る電車の中だった。
「(でもマジでびっくりしたなあ。高橋って今まで俺にそんな素振り見せてなかったのに。
でも悪い気はしないよな。高橋ってけっこうカワイイし、やさしいしな。
亜依との今後のこと考えたら高橋と付き合ったほうがいいのかもしれない。
どんなにお互い好きでも亜依とはけっして結ばれない運命なんだし。)」
舞台はまた家に戻る。リビングのソファーに父さんと母さん、亜依が座り、
テーブルをはさんだ反対側に亜依の実の母親だと名乗る女性が座っている。
ここに座ってからお互いに一言も発していない。しかしついに意を決したのか
女性が話し始める。
「さっきも亜依に言うたんですけど、私が亜依の生みの親なんです。私は、
裕子さんの亡くなられただんなさんと以前一度だけ関係を持ったことがあったんです。」
「関係ってあれか。不倫は文化by石田純一みたいな関係持ったってことか?
あんたが死んだおとんたぶらかしたんやろ?」
亜依は強い調子でまくしたてる。
「亜依、落ち着きなさい...続けてください、あ、ちなみにあなたのお名前は?」
父さんがここでも草野仁ぶりを発揮する。
「中澤裕子いいます。そちらの裕子さんと同じ漢字です。」
「な、なんやて〜。そないなことあるんかいな。正に奇跡体験アンビリーバボーやな。」
亜依は興奮状態でも田代まさしのごとく小ネタをはさむことを忘れない。
女性のみなさん、都立大学駅は要注意スポットですよ。
116 :
名無し募集中。。。:04/03/31 08:04
>>98-114 保全ありがとうございました。
あいぼんが何才のところまで続けようか今悩んでます。
たぶん実年齢の16才ぐらいまでかなとは思ってるんですけど...
更新は不定期ですのでその間に他のネタなりで保全していただいてかまいませんので
117 :
名無し募集中。。。:04/03/31 08:47
>>116 久しぶりになんかワクワクする小説なんだけど
CMの多い番組みたいでもどかしい・・・
早く続き読みたいよー
118 :
名無し募集中。。。:04/03/31 10:42
(・∀・)
119 :
名無し募集中。。。:04/03/31 11:02
>115
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正解!!」
中澤さんは亜依の反応に対して、みの溜めで返した。しかも目線の送り方までみのもんたと一緒だった。
確かにこの人が亜依の生みの母親というのが本当のようだ...
「うちは本当に好きだった人がいて、その人とclassことになったんです。『1993 恋をした oh 君に夢中』
って感じやね。それで亜依を生んだ後にそのことを亜依のおとんに相談したら、『俺が亜依のことちゃんと育てるから、
君はその人と幸せになってくれ。』って言われたの。うちもその時は『GET ALONG WITH YOU』って感じやったかったから、
彼の好意に甘えてしまったんや。今思えばその時んことめちゃ後悔してんねん。でも一度亜依の大きくなった姿を見ておきたかった。
だから今日こうして来てしまったいうわけなんです。」
中澤さんはまた例のごとく小ネタを交えて、ここに来た経緯を説明した。
(中澤さんは亜依の生みの親だ。間違いない!)長井秀和は確信した。
「でもどうやってここの場所を?」
父さんは至極当然の疑問を口にした。
「吉本興業に『村上ショージの北海道ツアーの参加者の中に加護って名前の人おりますかね?』って聞いたら、
『二人おりますよ。親子で参加されてますね。え〜住所は...』言うて、すぐわかりましたわ。
さすが吉本やわ〜。」
ってか母さんと亜依はツアーにまで参加してたのか...筋金入りだねホントに。
120 :
名無し募集中。。。:04/03/31 12:04
>>119 「え、でもその時は前の住所だったんじゃ?」
「あ、豊さん、そのツアーの時はもう豊さんと再婚すること決まってたから、今の家の住所で申し込んだのよ。」
母さんが八嶋智人のように補足トリビアを付け加えた。ちなみに八嶋智人の所属する劇団の名前は
カムカムミニキーナという。
「へぇ〜、へぇ〜。そうやったんや。でもなオバハン、うちのおかんは裕子やで。ってあんたも裕子か。
ほならあんたのことはこれから裕ちゃんって呼ぶわ。確かにおかんより裕ちゃんの方がべっぴんさんやから、
うちを生んだ言うのもわかるわ。でもおかんはおかんやから。裕ちゃんとは暮らせへんわ。ごめんな。
でも裕ちゃんええ人みたいやから、また家に遊びに来てや〜。」
亜依はなぜかこみあげてくる笑みを抑えようとして必死だ。
「(ってことは兄ちゃんとうちは血がつながってないんや。これで既成事実作れば兄ちゃんと結婚できる。
もう最高やわ〜。)」
亜依は母さんが実の母親で無かったことに微塵もショックなど受けていないように思えた。
121 :
名無し募集中。。。:04/03/31 12:08
既成事実(;゚∀゚)=3
122 :
名無し募集中。。。:04/03/31 14:13
>>120 でも亜依は急に涙目になりながら
「おかん、ごめんな。うち今だけ裕ちゃんのことおかんって呼ぶわ。」
と言うと「おか〜ん」と叫びながら中澤さんの胸に飛び込んだ。
「亜依、ごめんな。ずっと亜依のことほったらかしにして。うちは亜依のこと、
片時どころかけっこう忘れとったけど、『SMAPはずっと5人です』言うて
森君が最初からいなかったように亜依を思ったりするようなことは無かったんやで。」
「やっぱうちを生んだのは裕ちゃんやねんな。蛙の子は蛙、さんまの子はいまる、
たけしの子は井子いうぐらいやもんな。会えてうれしかったでおかん。でもこれからは
あんたは裕ちゃんや。そこんとこの区別は福田官房長官の分け目ぐらい付けてや。」
「うちも亜依に会えてうれしかったで〜。ならもうおかんとこ戻りや。ほならうち帰りますんで
裕子さん、亜依のことよろしゅうお願いします。」
そう中澤さんが言うと
「私は最初から亜依の実の母親のつもりでしたから。あなたに言われなくてもそうします。
もっとも亜依はしっかり者ですから心配しないで下さい。」
母さんは最初こそ取り乱していたものの今はすっかりおふくろシリーズの浜木綿子のごとく
落ち着き払っている。その時父さんはというと涙を流して感動していた。
もちろんその涙は徳光和夫のように一泣きいくらなどという風に計算されたものではなかったが
そういうバラ珍の感動の対面で島田紳助が「なんかええやん。」って言ってるようなところで
俺は家に帰ってきた。
「ただ今いくよくるよ。どっちやねん。」
ヤバイ、すっかり亜依に影響されてるな俺。
っていうかむしろピーマコ小川並みだな今の...ハァーーーーーーーーーーーーン
エロまだー
小ネタって ありすぎると
食傷・・・
ホゼ━━━━━ ;´Д` ━━━━ン!!!!
126 :
名無し募集中。。。:04/03/31 20:53
ほ
おもろい・・後からジワジワくる。
なんか紺野スレで書いてたブランキーの人を思い出す。同じ人?
ちょっと小ネタ多すぎかな・・・
129 :
大の大人が名無しだなんて。。。:04/03/31 22:30
>>127 その人はネタ書くのに飽きたので
石川スレでアホな事を書いています
ほ
131 :
大の大人が名無しだなんて。。。:04/04/01 00:26
ほ
133 :
名無し募集中。。。:04/04/01 02:50
血縁関係がよくわからん
誰か簡単に説明してくれ
保
135 :
名無し募集中。。。:04/04/01 05:49
>>133 基本的には
>>16でいただいた設定をもとに書いてます。
多少アレンジはしてますが
136 :
名無し募集中。。。:04/04/01 08:14
>>124 >>128 ちょっとネタを多くしすぎて話の内容自体がぼやけてしまってるなあと自分でも少し反省してます。
これからは亜依のセリフ以外には極力使わないようにしますので...あくまで極力ですけど
スレタイ通りのエロを希望される方はもう少しお待ちください。
そろそろそういうシーンも入れようかと思ってます。
ただ亜依のキャラからするとエロエロな感じにはならないと思いますので
その点はご了承ください。
137 :
名無し募集中。。。:04/04/01 09:27
この物腰の柔らかさといい、このギャグセンスといい・・・
はて?どこかでお会いしましたっけ?
138 :
名無し募集中。。。:04/04/01 10:39
ho
139 :
名無し募集中。。。:
>>122 「ただいま〜」俺は勢いよくリビングのドアを開けるとソファーに号泣している父さんと
凛とした表情をしている母さんが座っていた。
そして亜依はまるで日ノ出町のストリッパーのようなポーズで床に跪いていて妙になまめかしく見える。
さらに僕の知らない女性が一人今から帰ろうかという態勢のようだ。誰だろ、あのメグ・ライアン似の人は?
「(けっこうタイプだなあの人。だめもとで家庭教師頼んでみようかな。)母さん、そちらの方は?」
「あ、お邪魔してます。うち中澤裕子いいます。亜依の生みの親です。亜依のお兄さんですか?」
「(声もけっこうタイプだな。足もキレイだし。)って生みの親?」
俺は突然の告白に動揺していた。『天才たけしの元気が出るテレビ』の「勇気を出して初めての告白」のコーナーで
告白された人もこんな状態になってたのかな。あ、また話が逸れそうだから戻さないと。
「母さんどういうこと?」
「どういうことも中澤さんの言う通りよ。説明するとテコンドーの協会分裂騒動ぐらいややこしく
なりそうだから、あとで亜依から聞いて。」
母さんもついにネタを...俺はさらに動揺する。とそこに
「兄ちゃん2階行くで〜」
跪いていた亜依が立ち上がり、手をとって俺を2階へ連れていった。
「じゃあこれで失礼します。もう二度とお会いすることは無いと思いますけど...」
と言いながら中澤さんは玄関へ向かう。
「そう言わずにまた亜依に会いにきてあげてください。あ、今の『亜依に会いに』って
いうのはしゃれじゃないですから。」
父さんもついに言ってしまった。村上さん、この責任どう取ってくれるんですか?
中澤さんはその父さんの言葉には「それはキングコング梶原クラスですね。」と返して
玄関のドアを開けて帰っていった。