2003/12/01 付のオリコンWeeklyでミニハムず/プリンちゃんはオリコンWeekly初登場22位だった。
ミカ「つんくさん、申し訳ありませんでした。」
つんく「仕方ないな、今週は他のアーティスト達がのほうが1枚上手やった。」
高橋愛「でも私、悔しいです。 2003/12/01 付のオリコンWeeklyで初登場1位になったMr.Childrenは私達と同じ人間でしょう、それなのに何で278912枚もCD売上げ枚数に差が出るんですか。」
つんく「高橋………。」
加護亜依「<泣き崩れながら>悔しいで、オリコンWeeklyで初登場1位になりたいで。」
つんく「………よし、お前達、その悔しさを忘れるな、オリコンWeeklyで初登場1位になれるようにいっしょに努力しよう。」
翌日
つんく「当たり前の事だがオリコンWeeklyで初登場1位になるには他のアーティストより売上げ枚数が多くなくてはいかん、そのためにはこれまで以上の努力をしなければならんのや、いいか、今日から俺は鬼になる、今まで以上に厳しくいくから覚悟しとけ、いいな!」
安倍なつみ以外のモーニング娘。のメンバー「はい!」
つんく「よし、今からダンスレッスンや。」
数十秒後
つんく「安倍、何をしとるんや?」
安倍なつみ「あの…、これ……」
つんく「なんだこれは? 本気か? 本当にモーニング娘。を辞めるつもりなのか?」
安倍なつみ「………はい。」
つんく「ちゃんと顔を上げて返事をしろ!」
安倍なつみ「辞めます。」
つんく「理由は何や? 言ってみろ、あれほど歌やダンスが好きだったなつみがなぜ急に辞める気になったんや?」
安倍なつみ「……なっち、自信が無くなったんです。 いくら一生懸命やったって、だってそうでしょう、なっちはどうしてもダメなんでしょう。
2003/12/01 付のオリコンWeeklyでミニハムず/プリンちゃんはオリコンWeekly初登場22位だったのはもとはといえばなっちが。」
安倍なつみ「<泣き崩れながら>ダメなんですよなっちは………。」
つんく「………わかった、この辞表、確かに受け取った。」
安倍なつみ(えっ?)
つんく「どうしたんや、なつみがモーニング娘。から脱退することを認めるといっとるんや。」
その日の夜、つんくが住んでいる部屋に押尾学と安倍なつみがやってきた。
押尾学「つんくさん、あなたは一体どういうつもりなんだ? 2003/12/01 付のオリコンWeeklyでミニハムず/プリンちゃんはオリコンWeekly初登場22位だったのはなつみ一人の責任ではないはずだ、
それなのにつんくさんはなつみが原因であるかのように責めたてて。」
つんく「だれもなつみ……じゃなくて安倍一人を責めちゃいませんよ。」
押尾学「だったらなんでなつみを辞めさせたんだ?」
つんく「辞めると言ったのは安倍本人やで。」
押尾学「だからそういうときは慰め励ましてひきとめるのがつんくさんの役目じゃないのですか。 そうでしょう、それを簡単に辞表を受理するなんて……、それが人の上に立つ人間のやる事ですか。」
つんく「押尾君、あなたのそういう甘い態度が安倍をダメにしてるんやで。」
押尾学「何!」