だろ?
2 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:03
ののたん党宣言
3 :
サヨナラ三段締め ◆KeiY4XNpGA :02/10/10 17:04
インターチンコネンタルホテル
4 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:04
逆。
グリルビーフにエスニカン、バター醤油もあるよ♪
このCMなんだっけ
6 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:04
/∴∵∴∵∴ヽ
/∴∵∴∵∴∵∴ヽ /⌒\
./ / \ ヘ∴∵ヽ ( )
| (・) (・) ヽ ∵ | \_/
| ⊂ ヽ∴ | / |
| ___ l∵|ヽ/ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩ 人 ヽ_/ / ノ / < ゴマキヲタ死ね!
| ⌒ヽ / \ ,ノ/ / \___________
| |´ |ニ―--―,ニヽ _/
\_ _/-―――.|  ̄ ̄ ̄ `l ヽ
7 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:04
後藤の微笑みはTHEY FORGOT
8 :
サヨナラ三角絞め ◆DWSWS/Y2/U :02/10/10 17:05
喧嘩芸骨法
9 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:06
プロレタリアってマッドカプセルマーケッツになかった?
10 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:06
ペンキ屋の娘必死だな
11 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:07
MUSIX MAKES A ABE AND GOTOU
12 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:07
ブルジョワジー安倍がなんでも引っくり返します
13 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:07
15 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:09
きんたま=俺
16 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:10
あくせくと昼も夜もなく働く後藤をごつい黒塗り高級車の後部座席から
通りすがりにあざけ笑う安倍を想像してむかついてきた
17 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:12
安倍「人間には奪う者と奪われる者の2種類がいるべ。なっちは前者っしょ」
後藤「まるで豚!豚ね!」
18 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:12
ブルジョワジー安倍とプロレタリアート後藤
19 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:13
なっちはマリーアントワネットなんだよ
20 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:13
蟹工船
21 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:13
安倍=グリーン車 後藤=自由席
石川=特定旅客
22 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:15
はたして豚と呼ばれ忌み嫌われてまで金を手にすることにそれほどの
価値があるのだろうか?後藤は悩むのだった。しかし答えは一つ。
彼女にはどうしてもその日をしのぐ為のパンが必要なのであって、本当は
それ以外に重要なことなどないとわかっていたし、何よりもう三日も彼女は
何も口にしていなかったから。
プロレタリア、大いに結構(藁
24 :
名無し募集中。。。 :02/10/10 17:15
石川は貨物車
25 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:16
安倍「パンが無いんだったら、ポテチ食えばいいっしょ」
後藤「…」
26 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:16
マッチ売りのごちむ
27 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:16
28 :
名無し募集中。。。 :02/10/10 17:17
飯田レボリューション21
29 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:17
「プロレタリアートに生きる価値なんて殆どないべ」
安倍がそう言い放つと同時にパワーウィンドウがするすると閉まった。
「あいつ等は所詮道具でしかないっしょ。役に立つか立たないかだけだべ」
30 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:18
後藤はともかく、安倍がブルジョワってのはなぁ。
31 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:18
小 説 ス レ で す か ?
32 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:18
資本主義の豚どもを皆殺せ後藤
33 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:19
娘と、ブルジョワが結びつきません。
34 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:19
どうしてマッチが売れないんだろう?後藤は悩んだ。唾をつけてぼさぼさの
髪をとかしてみたり、汚れた裾を折り込んでみてはちょっとでも古すぎる
スカートを綺麗にみせようともするのだが、やはり買ってくれる人どころか
立ち止まってくれる人すらいなかった。
頭上を通る電車が、ガード下の暗やみを空気ごと揺らした。
35 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:20
赤臭えぞ
36 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:20
37 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:20
ブルジョワってプレステしすぎてブクブク肥太った人のこと?
38 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:21
後藤はバリカンを取り出すと、鏡も見ずに自らの髪を剃り上げ出した。
頂点のみをのこしてちょうどモヒカンの形にそれを仕上げると引出しから
黒光りする拳銃を取りだし、ゆっくりと、確かめるように握り締めた。
…コロしてやる
39 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:21
マルクス経済学は取る意味無かったな
40 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:21
飯田は悩んでいた。
41 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:22
きょうの晩飯はパッピョワーン
42 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:22
(・∀・)パッピョ 。・゚・(ノД`)・゚・。 ワーン
43 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:23
俺もマル経取ったが無駄だった
44 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:23
45 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:23
安倍はただひたすらに笑い転げて、それは部屋中どころか重いドアを
突きぬけて廊下中に響き渡るのだった。キンキンした笑い声の中で
後藤は自らの計画の失敗と、後悔、そしてある種の覚悟が脳内を
あわただしく駆け回るのを感じた。
46 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:24
皇帝石川
47 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:24
後藤が金庫を漁っていると、
安倍がニヤニヤ笑いながら入ってきた
後藤「誰っ!?」
安倍「安倍」
ターン
48 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:25
(●´ー`●)
49 :
名無し募集中。。。:02/10/10 17:26
そんなの悲し過ぎるッ!
石川が見守る中、後藤はついに決
後藤の右ハイキックが安倍の側頭部に命中した
安倍はうめいた
「今日びマッチなんて誰も買わねーよ」
女神のようなその顔で花をちぎる後藤に対して
雌豚のようなその梅毒で鼻をちぎる安倍だった。
「なっちが買ってやるっしょ」なっちは言った。なっちは札束を後藤に
向かって放り投げた。無造作な軌道で後藤の膝に着地したその
札束は軽く見ても100枚、もしかしたらもっとあるのかもしれないけれど
彼女には何もわからず、ただチカチカする頭を正気に保つので必死だった
なっちのクリトリスを舐めながら後藤は思った
「こいつは資本主義の豚だ。だけど、あたしはそれなら何なんだろう
…まるで犬じゃないか?お腹を空かせた、野良犬じゃないか?」
どうしてあたしばっかりこんな目に遭うのだろう、石川は思った
…貧乏だから?貧乏が悪いのかなと、そんな風におもってはみたものの
すぐに虚しくなってしまって、いつもの様に考えるのをやめた
なっちはあたしが拳銃を持っていることまではきっと知らないだろう。
なっちがいくらお金を持っていて、何人のボディガードがいるのかは
知らないけれど、だけど頭を吹き飛ばしちゃえばおんなじだ、
人間なんだから、死ぬときは死ぬ。
後藤はそんな考えをそっと胸の中で繰り返した。
冷たい金属の感触がとてもあったかく感じたのはその時だった。
「なっちだけにマッチ買ってやるっしょ。……どした、さっさと笑うべ」
木枯らしが後藤の顔を、体を否応無しに冷ましていった。胸に抱いた
札束が、正確には家族の喜ぶ顔が、心までは冷まさなかった。
通りを照らす街灯が、その横顔を祝福するかのように赤く照らした。
白い椅子を買おう。靴だって買える。パンも…いつもみたいに固いやつじゃ
なくって、ふかふかしたやつを。毛布だって。これからはもう寒くても
ぐっすり眠れるだろう。後藤は頬をほころばせた。こんなことは今までに
なかったのだろう、誰かとすれ違うたびに緩みつづける顔を
引き締めなければならなかった。
その頬を伝う涙が何故なのかまでは考えなかった。
まっくろでつやつやした、見るからに高そうな車。一体こんな
汚い街に何の用があるって言うんだろう?
訝しげに顔を上げた後藤の目の前でゆっくりと、黒い窓が開いていった。
「いいからなっちの言う通りにするっしょ」
安倍の眉間にみるみるシワがよっていく、威圧的な表情をとる。
「頭の悪い娘はこれだからイヤだべ、何をするにでもなまら遅くてさ…
大事なことは、どうしたいかじゃなくって、何をしなくちゃいけないか、てこと」
後藤はしかし、そういうことを考えるにはなんだか
疲れてしまっているのだった。
だから返事もできずに、ただ頬がピクピク揺れるのを見つめていた。
「…あぁ!愚鈍だね。愚鈍」
安倍はもう苛々を隠そうともしていなかった。荒々しく懐に手を入れると
後藤の抱えているマッチの入った籠を指差した。
汚れちまって優しさも無くしたBANBOOZLEに囲まれて
後藤はいつのまにかMIDNIGHTRUNNER!と叫んでいた
「どうして…マッチに」
それは搾り出すような声だった。細かく震えていた。
「たかがマッチにそんないっぱいお金をはらってくれるのかわかんない」
それだけ言うと、後藤は目を伏せた。弱々しい素振りを安倍はただ
満足そうに見下ろしていた。
「別に心配するようなことじゃないっしょ。とりあえず今日は帰って
お腹すかした(ここで安倍はわざとらしくニヤニヤした)家族にうまい
飯でも食わせてやればいいべ、してゆっくり眠れば落ちつくっしょ。
考えるのはそれからでもいいよ、よく考えたら大事なことだから、さ」
とろけるような声を後藤はただ、黙って聞いているのだった。
いやぁ良スレみつけちゃーた!
いやぁ良スレみつけちゃーた!
配役が逆すぎ。ま、一人でがんばれよ
翌朝後藤は独り、街角で佇んでいた。懐には少し減ったとは言えやはり
充分な(後藤に言わせれば分不相応な)札束が入っていたのだが、しかし
彼女はマッチを入れた籠を持ってくるのを忘れなかった。
ショーウィンドウに映った、ゆうべ眠れずに赤く腫らせた目をごしごしと
擦った。その向こうには綺麗な靴があって、それは買えないものじゃなかった
けれど、後藤はそんなことは考えもしなかったし、自分のはいている薄汚れた
スニーカーを見下ろして溜息をつくことすらしなかった。
後藤はいつものように声をかけた。声が震えないように気を付けて。
誰が立ち止まることもなく、たまにちらりと見やると舐めるような目を
向けて来る一部の好色な手合い(後藤がそういった商売でないとわかって
照れくさそうにマッチを買っていくこともあるが)すらも朝はいなかった。
忙しさを妨害された人々の刺すような視線が痛みだけを胸に残した。
それは全くいつもと同じだった。
それでも朝から街角に立つ、後藤もいつもと同じだった。
太陽が頭の真上にきて、張り詰めた空気が緩む頃に決まって空腹を
おぼえた。その頃には人は全て建物に飲み込まれて人通りもなく、
籠を置いてなけなしのパンをかじりながら物思いにふけるのが常だった。
その日の後藤はしかし、なんとなく様子が違った。
マッチ売りのごちむ
名すれ保全
人通りが完全に途切れた、ガード下で後藤はついに意を決したような表情を
見せた。籠を置くと、シャツの間から包みを取り出した。ぼろぼろの新聞紙に
包まれたそれは、さらに輪ゴムで十字に括られていた。
後藤は震える手で輪ゴムをゆっくりと外して、何度も確かめるように辺りを
見まわしながら注意深く一枚一枚数えていった。
99枚。それが正確な数だった。眠れずに何度も数えた数字はもう頭に
焼きついていたのに、ちょっとするとまた数えたくなってしまうのだった。
綺麗に端を揃え、ゴムを付け直して慎重に包んで、ベルトにはさんだ。
そのまま後藤はゆっくりと歩き出した。
マッチの籠を置き去りにして。
裏通りを抜けた後藤は通りに沿ってふらふらと歩いた。そのままいけば
街の中心部に出るはずで、そこに最後に行ったのはもう何年も前、まだ
後藤が小さな頃の記憶しか残っていなかった。大きな広場で彼女は
その頃まだ生きていた父親に手を引かれていた。すれ違う人が、廻りの
建物が、その全てめずらしくて彼女ははしゃいだり、父親の手を引っ張っ
たりした。それは最後の父親との思い出でもあった。
思い出すこともなかったそんな記憶が今になって彼女の胸に帰ってきた。
冷たい風が吹いてきて、後藤の髪をすこしだけ揺らした。
広場では身なりのいい若者が何人か輪になって、楽しそうにはしゃぎ
続けていた。赤いレンガで綺麗に舗装された路上には例えばヒビだとか
雑草だとかはまるで見当たらなくて、街灯は全く等間隔に並んでいた。
そこにはいくつもの店がひしめきあうようにして並んでいた。
ぴかぴかに磨き上げられた靴、きらきら光るアクセサリー、そして
モデルの人着ているような服──そこにはなんでもあるはずだった。
しかし後藤は見ているだけで、なかなか店には入らなかった。いざ入ろうと
するとなんだか足がすくんでしまって、ドアに手をかけようとしてはその手を
引っ込めて、そのまま離れてしまう、その繰り返しだった。諦めて違う店に
向かってもそれは同じことだった。
すれ違う人は皆後藤に対して好奇の視線を浴びせた。その度に彼女は
逃げ出しそうになる両足を必死で押さえ込まなくてはならなかった。
彼女は頻繁にお腹の包みに手をやった。固い確かな感触はしかし緊張
こそやわらげてはくれるけれど、決心まではくれなかった。
とくに、ショーウィンドウに映った自分を改めて見たりしてしまうともう
駄目だった。こんな調子で彼女は、もう何軒も廻っていたけれども
まだ一軒も入れずにいたのだった。
いつしか陽はすっかり傾いた。あかくなった空を後藤は悲しげに見上げた。
彼女はまだ何一つ手にしていなかった。広場にはもうかなりの人通りが
あって、それはこれからどんどん増していくに違いなかったし、それは
彼女にもわかっていたけれど、しかし立ち去ろうとはしなかった。
店に入る決心もつかずに、しばらく入り口でうろついては戻って、頼りなく
包みを探って、悲しげにうつむく。おなじことを繰り返すだけだった。
まるで仕掛けのついた人形みたいに。
( ´ Д `)<マッチ買ってよ…。
(●´ー`●)<買ってやるっしょ
..
繁華街特有の喧騒があたりを包もうとしていた。街の中心部である広場は
事実そんなにゆっくりするべき場所ではなかった。後藤の存在を不審そうに
もしくは一種好色な目付きで、眺める人間もどうやら増えてきていた。
彼女の身なりや行動は明らかに場違いなものだった。笑い声や視線を
感じるたびに彼女は身震いした。それが例え自分に向けられたものでは
なくても、彼女にとってはつらいものであることは間違いなかった。
人波に流されるようにして後藤はいつしか広場の隅の方へと追いやられて
いた。そこはもう繁華街というよりはほとんど裏通りで人の流れもあまり
できていなかった。そこにも何軒かの店があったけれどそれはおおむね
飲み屋や、商店でもいかがわしいものを扱う店だったりして、ぴかぴかした
靴はそこでは手に入らないはずだった。彼女は溜息をついた。
もう何度目になるんだろう、溜息ばっかりついて、こんなはずじゃなかった
のに…。そんな風にいくら思っても、あの人波の中をかき分けて
店へと飛び込む決心はつかなかった。
彼女はふと顔をあげた。
裏通りも一番端のちょっと汚れた店、その店先に見慣れないものがあった。
舗装されたレンガのほんの隙間からそれは生えていた。後藤の目を
ひいたもの、それは一輪のタンポポだった。
なんでこんな季節に、こんな場所で…?彼女は不思議に思いながら店へ
近付いた。近くで見てもそれはどうやらタンポポで、造花の類いにも見えな
かった。いかにも場違いな存在だったけれど、彼女はしばらくその場に
しゃがんだまま、タンポポから目が離せなかった。
「そんなとこにボーっと座り込んでると、邪魔なんだけど」
振り返るとやたらと背の高い女が、荷物を抱えていた。後藤は謝ろうかと
思ったが、その前に向こうが再び口を開いた。
「何、客?…じゃないか。ビンボーそうなカッコだもんね」
そう言うと豪快に笑った、その女の空気は後藤にちょっとした安心感を
与えた。後藤はその女に続くようにして店へと入っていった。
「んじゃ、なっちは帰るっしょ。いつまでもこんなとこいらんないよ臭くて」
「…あの、マッチ、マッチを持っていってください」
小さな声を後藤はやっとのことで搾り出した。反応するように
閉まりかけたウィンドウが止まって、またゆっくりと開いた。
「なんだべ」
「だから、マッチを…」
後藤はおずおずとマッチの入った籠を差し出した。
「マッチを買ってくれたのに、マッチを持っていかないなんて」
「…あぁ、これ。これね。」
安倍は窓越しに籠を受け取ると、振り回すようにしてそのまま壁に
叩きつけた。アスファルトに散らばったマッチを後藤は呆然と眺めていた。
「なっちにはこんなもの必要ないべ、そんなこともわからないのかい?
こんなもの、壁に叩きつけるくらいしか使い道が見当たらないべさ」
言い終える頃にはもう、黒い窓は完全に閉まっていた。
車が走り去ってからしばらくの間、後藤はその場にへたりこんだまま
膝の上の札束と、散らばったマッチをぼんやりと見比べていたが、やがて
のろのろと起き出すと、籠を拾い上げた。札束と、それから散らばった
マッチをひとつひとつ拾い集めて、籠に入れていった。ただでさえ暗い上に
視界が滲んでしまっていて、それはひどく骨の折れる作業だった。
全てのマッチを拾い終えると、彼女は籠をしっかりと胸に抱いて
ふらふらと頼りない足取りで歩き出した。
川‘〜‘)||<なんだ、客かよ。