◆カオリンきれいすぎる〜不死鳥伝説第45章〜◆

>>123
いや、もう買ってきたよセクシー８。
つーかかなり良い。べつにおどる１１と比べてってんじゃなくて。
これは意欲作だ。地味めだけど静かな感じがいい。
初ﾛｸと同じ路線だけど、飯田不在ってことを除けばタメ張る出来。
ちょっと抑えめの歌唱とメロディ、編曲も良い。こういう鬱めのR＆B的ﾌﾟﾛ
ﾀﾞｸｼｮﾝは本家ＡＫＩＲＡよりこの鈴木Daichi秀行のほうがいいかもなあ。

まず出だしの後藤のｾﾘﾌ、いわゆる「こっ恥ずかしさ」と「萌え」の狭間で悶える
というｱｲﾄﾞﾙｿﾝｸﾞならではの特殊効果がﾌﾟﾗｽのほうへ昇華されてる。あくまで控え
めに。まぁ確かにﾗｯﾌﾟ部分は初聴きの段階ではかなり引く（特にｽﾃｰｼﾞを見ると萎
えるね）けど、この違和感は地味っぽい曲調における良い意味での刺激点となって
る。あと平家の吐息声と石川のｱｲﾄﾞﾙ声が要所で良い使われ方をしてるね。
切な系ｱｲﾄﾞﾙｿﾝｸﾞとｱｰﾃｨｽﾄ的ﾌﾚｰﾊﾞｰの折衷は旧タン同様、つんくの十八番だな。
すばらしい。

俺がﾘｽﾍﾟｸﾄする宇多丸（ﾓﾁﾛﾝその意見にいつも納得するわけじゃないが）の
マブ論（BUBKA連載）に次号３枚まとめてとりあげられると思うけど、この
セクシー８はマブ３.５〜４の評価を得るだろう。俺なら４。

シャッフル的雑多感やどうしても纏わりついてしまう安っぽいイメージに
俺の耳･目は曇らされない。良いものに対してはいつでも真正に評価したい。
もしMUSIXのｽﾃｰｼﾞを見て駄作と決めつけてしまってるのならそれは誤りだ。
買い控えている人がいるなら、ぜひ強くおすすめする。
もしそれでダメったら思いっきり俺を罵倒してくれ。