331じゃないけと、ちょっとつくってみた。
ひまつぶしにどうぞ。
俺はあるテレビ局傘下の製作事務所のAD。まだまだ、下っ端だ。
数ヶ月前からモーニング娘。の番組を担当している。
マネージャーの目もあって、あまり、スタッフと娘。は親密にはならないが、
収録の合間には雑談ぐらいはしたりする。でもまあ、世間話ぐらいだが。
最近は後藤と石川とよく話をする。
俺のことをいいお兄さんと思っているのだろう、そんな風に思っていた。
ある日、番組の収録が終って、後片付けをしていたとき、
石川と後藤がスタジオの隅で手招きしているのに気づいた。
あたりを見回しても俺しかいない。
不思議に思って、彼女たちのほうへ歩いていった。
「あのー、今週末空いてますか?」
石川は上目遣いですこし媚びるように俺に向かっていった。
「え?」俺は突然の質問におどろいた。
「いや、温泉に行こうと思うんですよ。」後藤が続ける。
俺は何を彼女たちが言っているのかよく分からなかったが、
よく話を聞いてみると、どうやら、マネージャーに内緒でいくらしい。
何か向こうで問題が起ったら困るし、また16歳ぐらいの女の子2人で
とめてくれる宿もない。もちろん車の運転できない彼女たちは、足もないわけだ。
だから、保護者兼、運転手でついてきて欲しいと。
まあ、そういうことなら、と軽い気持ちで了解したが、
一応、テーフディレクターに相談することにした。
俺だって社会人。有名人になんかあっては、
自分のくびもあぶない。世の中不景気だし、
くびになったら再就職だってむずかしいだろう。
俺は、チーフディレクターに経過を説明した。
彼は困った顔をしていた。しばらく考え込んだ後、俺にこういった。
「まあ、俺は何も聞かなかった。それだけだ。」
「え、それじゃあ、やっぱやめといたほうが・・・。」
「いや、それだと彼女たちが納得しないだろう。事務所にも内緒なんだしな。
おまえはきちんと彼女たちの言うとおりにしろ。あの二人がゴネたら、
うちの製作事務所なんて吹っ飛んじまう。ただ、何かあっても、
俺は何も聞いていないということだ。」
「そ、そんな・・・。」
「分かったな。じゃあ、忙しいからいくぞ。」
そういうと彼はスタジオのほうへ行ってしまった。
所詮、チーフも自分のくびが一番大事なんだということがよく分かった。
まあ、社会人なんてこんなもんだ。彼女たちのほうが俺やチーフなんかより、
よっぽど権力者なんだ。
週末になった。俺は友人からスモークフィルムの貼られている、
ワゴン車をかりて、石川のマンションに向かう。一応有名人が乗るわけだから、
外から中が見えないほうがいいだろうと思ってのことだ。
それに、長距離を走るのだから、後部座席の広い車のほうが、
仕事で疲れている彼女たちにもいいだろう。
後藤はすでに石川のマンションに来ているらしい。
俺は携帯を取り出し、石川に連絡をする。しばらくすると、
帽子にサングラス姿の二人がワゴン車の後部座席に乗り込んできた。
「うわ、なにこの車?私ベンツとかリムジンとか乗りたかったのに−。」
石川が口を尖らせる。
「私たちも安く見られたものね。」
後藤も不機嫌そうにいう。
一生懸命言い訳をする。
彼女たちの機嫌を損ねたら製作事務所の存亡の危機になる。
俺には結婚を控えた彼女がいるのだ。路頭に迷うわけにはいかない。
だが、俺の言い訳を二人は聞いていないようだった。俺はあせった。
「あ、ごっちん。これフルフラットになるよー。」
「あ、どれどれ。本当だ。毛布も積んである。」
そういうと彼女たちは嬉しそうに後部座席をベッドのように
フルフラットにして二人で毛布に包まって横になった。
機嫌が直ったようだ。全く16歳の女の子はよく分からない。
自分も歳をとったのだろうか。
とりあえず、路頭に迷う危機は去ったことにホッとしながら、
俺は車を走らせた。
行く場所は北関東にある、ひなびた温泉。露天風呂のある古い和風旅館だ。
おそらくあまり人気のない場所だとおもう。
なにせ、急なことなのに、予約がすぐ取れたのだから。
でも、彼女たちが予約したのでどんな雰囲気なのかはよく分からない。
俺は事故だけは気をつけないと思いながら車を走らせていた。
そのとき、俺の携帯がなった。彼女からの電話だった。
俺は電話を取った。
「ねえ、今日休みじゃなかったの?」
仕事が忙しいので最近彼女ともご無沙汰だ。
彼女もストレスが溜まっているかもしれない。まあ、俺は違うものが溜まっているんだが。
くだらない冗談はさておいて、彼女は至極不機嫌そうな口調だった。
「い、いや。ちょっと仕事が入ってね。」
俺はうそをついた。いや、半分仕事みたいなものだ。
なんでおれは16歳の小娘たちに言われるがまま車を走らせているんだろう。
そんなことを思っていた。
「えー?仕事?仕事なの?」携帯のそばで甲高いアニメ声がした。
石川が嬉しそうに運転席の後ろにやってきた。
こういう電話に、すぐ反応する。16歳だから人の恋愛に興味津々なんだろう。
まあ、かわいいもんだな、そういう風に思っていた。
「え?なに?女の子と一緒なの?ホントに仕事?」
それが聞こえたのだろう。彼女の怒りの声が電話越しに聞こえた。
「今からダーリンと温泉に行ってきまーす。チュッ。」
石川は携帯電話のそばで三人祭のポーズをした。
そしていたずらっぽく俺のほうをみた。
「温泉?もーいい、分かった。あんたなんか知らない。」
そういって彼女からの電話は切れてしまった。
なにが起こったかよく分からないで呆然としている俺をみて、
石川はクスッとわらい、後部座席に戻って後藤が包まっている毛布に潜り込んだ。
後藤とふたりでクスクスわらっている。
なんてことをしてくれるんだ、こいつは。
俺は怒りが込み上げてきたが、彼女たちに何もいえるわけはない。
ここで怒ったら、路頭に迷ってしまう。
そうしたら彼女にもホントに振られてしまうだろう。俺は車の運転に集中しようとした。
「ねー、ふられたの?私のせいでふられた?」
後部座席で毛布に包まっていたはずの石川がいきなり俺の座席の後ろから耳元でささやく。運転に集中しようとしているのに、なんて奴だ。俺はそう思った。
「梨華ちゃん、聞くほうが野暮だよ。」
そういいながら後藤はまだ笑っていた。
「あー、振られちゃったかモナー。まあ、いいよ。」
おれは、できるだけ平静を装うことにした。
「へへ、石川って悪女でしょ。試してみたかったんだあ。」
石川は嬉しそうに黒目がちな瞳を輝かせていた。
なんてやつだ。ただ試したいだけで、俺たちの幸せを壊そうとしてやがる。
16歳の小娘に馬鹿にされているんだ。おれはかなり不機嫌だった。
「あ、なんか怖い顔してる。石川のせい?」
すこし顔にでてしまったのだろうか。ふとミラー越しに石川の顔をみる。
石川は悲しげな表情で俺をみる。黒目がちな瞳はうるうると光っている。
女の子らしい仕草がまたドキッとさせる。
なんてやつだ・・・。芸能人ってみんなこんなのなんだろうか・・・。
この表情で見つめられたら許すしかないだろう。
「いや、違うよ。気にしないで。今日は楽しく行こうね。」
俺はいい兄貴分を演じようと、そういった。
石川はまた嬉しそうな表情をすると、後ろに戻ってまた後藤と一緒に毛布に包まった。
どれぐらい走ったのだろうか。後部座席は静かであった。
ミラー越しに見ると二人ともくっついて毛布に包まっている。
多忙な彼女たちである。きっと疲れているのだろう。
寝てしまったのか、そう思い、カーステの音量を少し下げた。
「う、うん・・・・。」
「ダメ、ごっちん・・・。声でちゃうよぅ・・・。あん・・・。」
音量を下げると、後ろから声が聞こえる。俺は耳を疑った。
そしてミラーをよく見た。横になって毛布に包まっている二人の下半身の
部分がもぞもぞと動いている。
「くっ・・・、ふっ・・・・。梨華ちゃん・・・。そこ気持ちいい・・・。」
「あん・・・。くっ・・・。ダメ、声でちゃう・・・。」
俺は胸の鼓動が速くなるのが分かった。
モーニング娘。の人気のある二人が車内でそんなことをしている。
毛布の中を想像するだけで、俺の下半身は硬くなってしまった。
思わず、もう一度ミラー越しに二人の顔を見る。
石川が切なそうな顔をしている。後藤も目をつぶりながら快感に身をゆだねて
いるようである。
「梨華ちゃん、あっ・・・。イキそう・・・。ああっ・・・。くっ・・・。」
後藤の体が少しのけぞる
「あん・・・、あん・・・。ダメェ、イッちゃう・・・。」
そして石川は後藤にしがみついた。
二人の荒い息の音がきこえた。どうやら、終ったようである。
俺の下半身はこれまでにないぐらい硬くなっていた。
しかし、何をするわけにもいかない。これは仕事なんだ。
無事この温泉旅行を遂行しなければならない。
俺はなにも見てないし、聞いていないんだ。
そう言い聞かせて、車を走らせ続けた。
どうやら二人は本当に眠ってしまったようである。
寝ている姿は普通の16歳の少女である。
やっぱり女性だけの世界にいると、こういうことをしてしまうのかと思っていた。
そう考えているうちに車は温泉旅館に到着した。
彼女たちを起こして、旅館に入る。かなり古い造りである。
眠そうだった彼女たちははしゃいでいた。
「とうとう来たねー、ごっちん。」
「温泉どんなんだろ。楽しみ−。」
無邪気に笑う二人は普通の16歳の少女だった。俺もつれてきた甲斐があったというものだ。
しかし、俺は旅館の受付けで驚いた。彼女たちは俺の分の予約をしていなかった。
まあ、そこまで気がまわらなかったのだろう。しょうがない。
しかし、彼女たちはすでに俺のことなど気にせず、自分の部屋へ行ってしまった。
そんなもんだ、芸能人なんて。
でも、とりあえず車で寝るなんて、せっかく温泉にきたのにもったいない。
そう思って、空いている部屋はないか旅館の中居さんに聞いた。
しかし、結構な値段がする。俺はとりあえず一番安い部屋をお願いした。
古い旅館である。俺の通された部屋は薄暗く、少しばかり汚かった。
しかしADは貧乏なもの。結婚も控えてるし、無駄遣いはできない。
そう思っていると、仲居さんがお茶を持ってきてくれた。
そこには小柄で色白な女の子いた。年のころで言えば13、4歳。
モーニング娘。の加護にそっくりな女の子であった。
とりあえず夕食までには時間がある。少し彼女に話相手になってもらうことにした。
「おっちゃんは、テレビの仕事してるんか。ほんなら芸能人とかと会うの?」
彼女は関西弁を話していた。両親の離婚で母親が住み込みでココに働いているらしい。
彼女も家計に負担を掛けないように学校のないときは働いているとのことだ。
「ああ、それが仕事だからね。君はどんな芸能人が好きなの?」
おれは軽い気持ちでたずねた。
「そうやねー。モーニング娘。とかすきやなー。ほら、うちと同じ年ぐらいやん。
うちもあんなふうになれたらええなって思うねん。」
加護にそっくりな彼女は小さ目のつぶらな瞳を細めながら言った。
「そうかあ、じゃあいいこと教えてあげるよ。」
そういって、ここにモーニング娘。の後藤と石川が来ていることを教えた。
俺は苦労している彼女を少し不憫に思ったのかもしれない。
それに彼女たちは隠密で来ているのだが、こんな中学生ぐらいの女の子だったら
大丈夫だろうと思った。
「ほんまに?ちょっとあとでいってみるわ。」
彼女は嬉しそうな顔をした。
しばらく話しているうちに彼女は大分俺に打ち解けていた。そして、彼女は自分の悩みを
俺に打ち明けた。
「なあ、おっちゃん。今度修学旅行があんねんけど、うちいかれへんねん。」
「え、どうしてだい?」
「いや、うち貧乏やから・・・。まあ、おっちゃんにいうてもしゃあないねんけどな。」
彼女は寂しげに笑った。
俺は彼女に同情したのだろう。思わずたずねた。
「いくらあったらいけるんだい?」
彼女はおどろいた。
「いや、ええねん。そんなん。今日会ったばかりのお客さんにそんなん・・・。」
「いいから言ってみなって。」
「3万円・・・。」彼女はうつむきながら行った。
俺は財布をみた。5万円ほどある。2万円残れば別に帰りも困らないだろう。
まあ、彼女には怒られるかもしれないが、加護似の彼女にいい思い出が出来るならいいか。
そんな風に思っていた。
俺は彼女にお金を渡そうとした。しかし彼女は頑なに受け取ろうとしなかった。
「遠慮しないでいいって。どうせおっちゃん無駄遣いするだけだし。」
そういって無理に渡そうとしていた。すると彼女は突然俺の股間をさわりだした。
「ど、どうしたの。」
「ただで、お金もらうのわるいやろ。男の人ってココ触ったらきもちいいんやろ。
うち、しってんねん。よく番頭さんにしてあげておこずかいもらうねん。」
彼女はニコッと笑いながら言った。俺はそんな彼女の境遇を不憫に思いながらも、
中学生とは思えないなれた手つきに下半身が次第に硬くなるのがわかった。
「うち、おっちゃんのことなんか好きになったみたいやし、あんま気にせんといて。」
そういって彼女は微笑むと、俺の熱く硬くなった棒をとりだして、おもむろにくわえ込んだ。
「うう・・・。」俺は思わずうなった。
小柄な口を大きく開けて俺の棒をくわえ込む。
口が小さいのか強い刺激を亀頭に感じる。
熱く、ヌメッとした感触が伝わる。
そして、舌を硬くしながら、亀頭の周りに絡めるように舐める。
下半身に快感が徐々に押し寄せるのが分かる。
じゅぷっ、じゅぷっ、といやらしい音が寂れた和室に響く。
「あ、ダメだよ。」俺は声にならない声をあげた。
加護似のその子は黒目がちなつぶらな瞳を上目づかいにして、俺を見ながら、
動きを早くした。片手は竿をつよくしごいている。
どんどん自分のものが硬くなっていくのが分かる。
大きくなればなるほど、舌の動きを敏感に感じる。
亀頭の周りがしびれてくる。少し彼女は苦しそうな表情で俺をみた。
俺の下半身に快感の塊がおしよせる。
「あ、イキそう。離して。」俺は叫んだ。
「大丈夫・・・。そのままだしてええよ。」
しかし加護似のその子は眉間にしわをよせ、苦しそうな表情で言う。
そしてさらに激しく口を上下させる。
快感の塊は俺の下半身から竿へとつたわり、彼女の口の中へと爆発した。
ずぴゅっ、ずぴゅっと何度も快感が波打つ。
「ぐっ・・・、けふっ・・・、ごふっ・・・。」
彼女はむせながらも亀頭をくわえ込んだまま舌を動かす。
小さな目には少しだけ涙が溜まる。
快感の余韻が亀頭につたわる。
快感の波はしばらくつづいた。かなりの量がでただろう。
それがおさまるころ、彼女はやっと亀頭から口をはなした。
「うっ・・・。ごくっ・・・。」
彼女は少しだけ白濁した液を唇から溢れさせながら、
苦しげな表情をして、口に溜まったものをのみこんだ。
俺は放心状態だった。彼女はティッシュで口の周りをふくと、
小さくお辞儀をして、部屋を出て行った。
「ねえ、ごっちん、ちゃんと撮れた?」
「うん、ばっちし。ほら、みて。」
石川と後藤は俺の部屋のまえにきていた。
二人の手には数枚のポラロイドがあった。
そこには俺が加護の仲居いお金をわたしているところ、
そして彼女が俺の棒を咥えているのがはっきりうつっていた。
「これって淫行だよねえ。」後藤はニヤニヤと笑っていた。
「そうだよねー。わるいやつだよねー。それに私たちがここに泊まってるって
ことも言ってたし。」石川も甲高い声を押さえながら笑っている。
「ちょっとこらしめたやろうか、この二人とも。」後藤はニヤリと笑い、石川を見た。
「ごっちんもわるよのうー。」少しふざけたフリをして石川も笑い、後藤に腕をからませた。
がんがれ・・・読者はおるぞ
がんがれ、ここにもいるぞ、ただ石川は17歳だろ?
俺はしばらく部屋で呆然としていた。
そしてあの子の境遇、手馴れた手つきを思い出していた。
同じ13、4歳の子なのに、かたやアイドルとして脚光をあび、
充実した生活を送っている。もう一方は、薄暗い旅館で身を粉にして働き、
そして、番頭やお客の性の玩具となっている。でも彼女はモーニング娘。に
自分を投影して頑張っているのかもしれない。
俺は柄にもなく、そんなことをかんがえていた。
気が付くと食事の時間になっていた。俺のところには質素な和風料理が
並んでいた。きっと彼女たちは豪華な船盛りでも食べてるんだろうなんてことを
考えながら食べていた。
食事はあっというまに済んでしまった。やることのない俺は、温泉でもつかりに
行こうと思い、浴衣に着替えて部屋を出た。
俺の部屋からずっと歩いていくと、豪華な客室が並んだ一角があった。
ここに彼女たちは泊まっているはずだ。やはりちがうなあ、と思っていた。
廊下の中ほどまで進むと、女性の悲鳴らしい声が聞こえてきた。
「いややー!」
また悲鳴が聞こえた。
周りをみわたすが、だれもお客がいないようである。
仲居さんも用がない限りすこしはなれたこの一角には来ないみたいである。
悲鳴が再度きこえる。
俺は意を決して声のする部屋のふすまをあけた。
するとそこには信じられない光景があった。
ふすまをあけると、そこには先ほどの女の子が
着物をはだけて横たわっていた。そして石川が脚をおさえている。
後藤はポラロイドでその姿を撮っている。
そう、ココはモーニング娘。の石川と後藤が泊まっている部屋だった。
俺は分からなかった。なんで石川と後藤がこんなことをしているのか。
見てはいけないものを見てしまった気がした。
「あ、おっちゃん、た、たすけて・・・。」
加護似の少女が俺をみつけて、懇願する目をする。
下半身は剥き出しにされ、石川の手がそれをまさぐっている。
「あ・・・、あうっ・・・。いやや・・・、いやー!」
はだけた胸元から、真っ白な、体の割に大きめの乳房がみえている。
体をそらすたびにそれがゆれる。
石川は執拗に下半身を触りつづけている。その表情は恍惚としており、
その黒目がちな瞳の奥には異様な光を感じた。
「おい、扉閉めて、入りなよ。」後藤が俺にきづいた。
俺はいわれるがまま部屋に入った。
中には豪華な食事が半分ぐらい手をつけられていない状態で置かれていた。
「な、なにしてるんですか?」おれは思わず尋ねた。
「えー?ちょっとおしおき。」後藤は顔色を変えずに答えた。
そんな会話をしている間にも、石川は加護似の少女の下半身を責めつづける。
「あっ・・・、くふっ・・・。いやや、おねえちゃん、やめてえな。」
「うふふ・・・。ダメよぅ。あなたわるいことしたんだからねぇ。」
石川は恍惚とした表情を変えないまま答える。
少女の下半身の奥は光っていた。そして、石川の指も天井の照明が反射して
ヌラヌラと光っている。
部屋には、加護似の少女から発せられる、女性独特の臭気が充満している。
俺はそれを嗅いで脳天がクラクラとした。
そしてその異様な雰囲気に驚きながらも下半身が熱くなってくるのがわかった。
「あっ・・・、ううっ・・・。おっちゃん・・・。」
小さな瞳には涙が溜まっている。快感なのか苦痛なのかは分からないが、
苦しげな表情で俺をみる。それをみて、俺は理性が少し戻った。
「石川さん、後藤さん、嫌がってるしやめたほうがいいんじゃないですか?」
「はあ?なにいってんの?あんたのせいだよ。」後藤がおもむろにポラロイドを取り出す。
そこには俺と、いま石川に弄ばれている、加護似の少女との姿が映っていた。
俺はあせった。こいつら、なんてことするんだ。怒りが込み上げていた。
「これって、淫行だよねぇ。会社に言ったらどうなるのかなぁ?」
後藤がへラヘラと笑いながら俺に尋ねる。
「ご、後藤さん・・・。」俺は答えに困っていた。
おれはそんなつもりはなかったんだ、と言い訳しても世間は信用してくれないだろう。
それにモーニング娘。の人気メンバーが言うのである。どちらを信用してくれるかは
自明の理だ。
「痛いっ・・・。おねえちゃん、指いれんといて!」
沈黙を破って、加護似の少女は急に叫んだ。
「うふふ、もしかして、シタことないの?」
石川の表情が嬉しそうになる。
まるで新しいおもちゃを与えられた子供のように。
俺はその表情をみて背筋が寒くなった。いったいどうして彼女にココまでするのだろう。
「別にその子は悪くないです。俺が悪いんです。すみません。」
俺はとりあえず謝った。
「えー、そんなことないよぉ。だって私たち、隠密で来てるのに、
わざわざサイン下さいって来たんだよ。普通だったらそっとしておいてくれるのが
仲居さんてもんじゃないのぉ?」
石川は少女の下半身から指を抜いて、俺に向かって言った。
俺がその子に言ったからだ・・・。俺は後悔した。
「援助交際させるような子だもんね。そんな悪い子にはおしおきしなきゃね。」
後藤がつづける。
「いや、でも・・・。」
俺はなんとか彼女を解放してあげたいと思った。
しかしその思いも後藤の一言で崩れ去った。
「まあ、あんたも同罪だよね。いや、もっとひどいかも。この写真どうしようかなあ。」
俺は何もいえなかった。石川はまだ執拗に攻めつづけている。
「ううっ・・・。おっちゃん・・・。たすけて・・・。」
加護似の少女は眉間にしわを寄せて俺のほうをみる。
俺にはどうしようもなかった。
「ごっちん、じゃあ、こうしようよぅ。」
石川が微笑みながら後藤に向かっていった。
「この子どうやら処女らしいしぃ。こいつに処女うばってもらおうよぅ。」
石川の眼の奥の怪しい光はさらに輝きを増している。
「え?」後藤は少しおどろいた。
「なにごっちん、びびってんのよぅ。おもしろいじゃん。」
石川はもう誰にもとめられないような表情で後藤に言った。
「あ・・・、うん。」後藤は石川のその異様な雰囲気に飲まれるように頷いた。
俺は加護似の少女の顔をみた。恐怖におびえたように小さく首をふっている。
体が震えている。しかし、なぜかおれの下半身は硬く熱くなっていた。
「はやくしてよぅ。温泉は入れないじゃない。」石川は俺を手招きする。
俺はもう彼女たちの言いなりなるしかなかった。
あの写真を公開されたら、おれの人生は終わりだ。犯罪者として一生過ごさなければならない。
16歳の少女たちの手のひらに俺の人生はあるんだ・・・。
(;´Д`)ハァハァ
俺はふらふらとその少女の両足の間に体を入れた。
脳はすでに機能していなかった。もう何も考えられない。
石川と後藤、この二人の言いなりになるしかないんだ。そう思った。
しかし、下半身はそのおびえる少女をみてますます硬くなっていった。
心の中のサディストな一面が、石川の異様な雰囲気によって引きずり出されたのだろうか。
すでに加護似の少女の下半身はベトベトになっていた。俺は大きく怒張した棒を浴衣から出すと、少女の熱く、濡れぼそった割れ目へとあてがった。
「お、おっちゃん・・・。いやや・・・、いややよぅ・・・。」
加護似の少女は震えた声で懇願する。しかしやめるわけには行かなかった。
おれは、これ以上なく怒張した棒に手を添え、腰に力をいれ、前へと突き出だした。
入り口で熱い感触がつたわる。そしてすぐ固い抵抗を亀頭に感じた。
「いやーっ!痛いっ!痛いよう!あーっ・・・・。」
少女は苦痛に顔をゆがめながら必死に首を振る。
「ほらぁ、いたがってるよぉ。はやく貫通させてあげないとぉ。」
石川がいつもの声でいたずらっぽくいう。
目は面白い動物を見つけたようなひかり方をしている。
俺は少女の痛みに耐えてる姿をみた。下半身が早くおくまで突けと命令している。
もう、考える余裕などなかった。
俺は少女の下半身へ腰を沈めた。亀頭に強い衝撃が加わる。
その後、プチッとした感触を感じた後、
ヌルッと、一気に俺の熱く硬くなった棒は少女の割れ目の中心部へ入っていった。
「ああーっ!痛いっ!ううっ・・・。」
加護似の少女は叫んだ後ぐったりとした。
亀頭に伝わる刺激はものすごく強い。
処女であることのほかに、小柄な体格が影響しているのだろう。
俺はがむしゃらに腰を振った。
「ううっ・・・。くっ・・・。くふっ・・・。くふっ・・・。」
腰の動きに合わせて、苦痛のためか嗚咽が漏れる。
少女の目は閉じられていた。俺を見ようともしない。目からは涙が流れている。
大き目の白い胸が、少女のあどけない顔とは対照的に大きくゆれる。
亀頭に伝わる熱い感触と締め付けられる感触が下半身から脳につたわって、
俺の腰にもっとはやく、もっとはやくとせかしている。
浅めの加護似の少女の秘部は熱く、そして血か愛液か分からないぐらいグショグショに
なっていた。
「すごぉい。ごっちん、みて。血が出てるよぉ。処女だったんだ、やっぱり。」
石川はうっとりとした表情で、俺の棒が出入りしているところを眺める。
後藤はちらりとそれを見たが、すぐに目をそむけた。
先ほどよりも強い快感が下半身の奥から湧き上がってくる。
「あ、イクよ。」俺はそういって外に出す準備をした。
「だめぇ。中に出すの!」石川が強い口調で言う。
「ええ?」
「この子にはね、お仕置きが必要なの。中で出してあげてっ!」
石川の表情は何かに取り付かれたようになっていた。
「いや、それは。」
おれは押し寄せる快感をこらえながら言った。
石川はいたずらっぽく笑いながら、先ほどのポラロイドを目の前にヒラヒラと見せる。
俺はなにも反論できなかった。
「じゃあ、中で出したらそれ、返してもらえますか?」
おれは真剣な表情で石川に向かって言う。
石川は後藤のほうをみる。後藤はまあ、いいんじゃないって表情をした。
「いいよ。」石川はそういってまた少女の秘部をながめた。
「おっちゃん・・・。いやや・・・。かんにんして・・・。」
少女はそれを聞いて涙を流した目で俺に訴えてきた。
しかし俺は腰を動かすスピードをあげる。
加護似の少女の表情が恐怖に変わる。
「ううっ・・・。いやあ・・・。おっちゃん・・・。子供できたらいやや・・・。おねがい・・・。」
小さなつぶらな瞳で俺をみる。しかしもう俺には何もできない。
この子の人生もまた、16歳の少女たちによって弄ばれているんだ。
俺は少女から目をそらし、小さくゴメンっとつぶやいた。
それを聞いた少女は悲しげに俺を見て体の力を抜いた。
快感の波がまた下半身に押し寄せる。少女の内部の襞が俺の亀頭を吸い込むように動いている。
そして、その波が俺の下半身全体から怒張した血まみれの棒に集中した。
「うっ・・・。」
ずぴゅっ、ずぴゅっ、ずぴゅっ。そんな音が部屋に響いた気がした。
俺は先ほど出したのとは思えないぐらいの白濁液を加護似の少女の中に放出した。
何回快感が波打ったのか、俺にもよく分からなかった。
少女は中に熱いものを感じた瞬間、悲しげな表情をした。
「すごーい。アソコがビクン、ビクンってしたんだ。あ、白いの出てきた。」
石川が嬉しそうに言う。
後藤はまたそれをちらりとみて目をそむける。
俺は加護似の少女から少し小さくなった棒をぬく。
コプッとした音を立てて、少女のなかに放出された白濁液が、割れ目から滴り落ちる。
「血とまじってなんかピンク色だね。わたしピンクすきなんだあ。」
その目は幼い子供がアリをみつけて、夢中で脚をもぎ取っているときのような雰囲気だった。
「ねえ、梨華ちゃん、もういいんじゃない。温泉はいろうよ。」
後藤が石川にむかっていう。
「えー?そう?じゃあ、ごっちんがいうなら。」石川はもう少し見ていたかった様子であったが、しかたなく、立ち上がった。
「はい、ポラロイド。もう、わるいことしたらだめだよ。」
後藤がまだ呆然としている俺と少女に向かって、ポラロイドを投げつけた。
「行こう、梨華ちゃん。」
二人は部屋を出て行った。
(;´Д`)ハァハァ
後藤はともかく、ここでの石川はまるで悪魔の様だ・・・
>>392 いや、多分今日の夜書く人たちは、若い人だろうし、
甘い系なやつ書く雰囲気だったから。
黒石川、黒ゴマにして、ちょっとドロドロしたのにしてみた。
そんで、主人公の年齢を20代後半にしてみた。
ちょっと痛くて萌えられんかもしれないなー。
まあ、後で完結させるから、宜しくね。
俺は頭が真っ白になっていた。性行為が終った後の独特のけだるい疲労感と、
いままでこの場所で行われていた、現実とは思えない出来事が
俺の思考回路を止めていた。
どれぐらい時間が経っただろう。加護似の少女ははだけた着物を自分で直し、
散らかった部屋を片付け始めた。そして料理のお膳をさげていた。
「す、すまない・・・。」俺は彼女に謝った。とりあえず、何を言っていいか分からなかった。
「いえ、いいんです。」少女は俺とは目をあわせようとせずに、黙々と部屋を片付けていた。
俺はどうしたらいいか分からなかった。
とりあえず、こんなことをしてしまった責任は、社会人としてとらねばならない。
そう思っていた。
「これ、俺の名刺。別に君がどこで、何を言っても構わない。もう覚悟はできてるから。」
俺は精一杯の強がりだったかもしれない。しかしこういわずにはいられなかった。
加護似の少女は名刺をうけとった。
「うちは今日のことだれにもいわへん。おっちゃんも、モーニング娘。
のおねえちゃんもお客さんやし。うちがいったところでどうにもならへんねん。」
彼女はそういってうつむいた。ポタッポタッと涙が床に落ちる。
俺が引き止めて話し相手になってもらわなければ・・・。いまさらながらに後悔していた。
「とりあえず、なにかあったら連絡してほしい。遠慮せずに。」
「わかった。おっちゃん。気にせんといて。こんなもんやねんから、うちの人生。
モーニング娘。みたいな子らとは違うねん。住む世界が。」
少女は涙を拭いた。
「はよ、いってえなあ。いまから布団引くねん。じゃまやねん。
あとでおっちゃんのとこも引いといたるから。」
そういって少女は少しだけ微笑んだ。
俺は胸が締め付けられる思いで部屋をでた。
俺は自分の部屋に戻った。
全身に疲労感が漂う。手元には石川と後藤が撮ったポラロイドがあった。
俺はそれを灰皿に入れ燃やした。
あたりにはプラスティックが燃える独特の臭いがした。
それをかぎながら俺は思った。
ひどい、ひどすぎる。16歳の少女のあまりにもひどい仕打ち。
しかし、彼女たちには悪気はないのだろう。
それにモーニング娘。の人気メンバーだ。
怒ったところで俺には何も出来ないのだ。
やるせない疲労感が俺を包む。
「温泉に入るか・・・。」
おれは温泉旅館に来て温泉に入っていないことに気づいた。
石川と後藤の部屋の前を通ったのも温泉に入るためだった。
俺はもう一度温泉へと向かった。
この旅館の自慢の露天風呂らしい。露天風呂自体はかなり広く、
湯煙で奥までは見えない。おれは風呂の一番奥で湯船に使っていた。
体が筋肉痛を起こしているのだろうか。あちこちが痛い。
温泉が俺の体を癒してくれる。このまま心まで癒してくれないだろうか。
そんなことを考えていた。
ガラッという音がして、二人の女性の姿が湯煙の向こうで動いている。
そうか、ココは混浴だったのか。俺はまずいなと思った。しかし、
今から出ても女性二人に見られてしまう。相手に気を使わせるのも悪いだろう。
そう思って俺は彼女たちが出るまで湯船の隅でじっとしておこうと決めた。
「ふふふ、ごっちんの太ももすごい綺麗。ウエストもくびれてて。胸なんかおおきいよねぇ。」
「あ、梨華ちゃん。だめだよ、そんなところ触っちゃ。また濡れちゃうよ。」
「いやぁん。そんなこといわないでぇ。」
「梨華ちゃんもスタイルいいじゃん。胸なんか私より大きいよ。」
どこかで聞いた声だ。ふと我に返る。二人は石川と後藤であることに俺は気づいた。
石川と後藤は湯船い腰を掛けているようだ。脚は湯船につけている。
後藤の裸体は白く、胸はツンと上を向いていて、ピンク色の小ぶりな乳輪が華奢な体に
合っている。
石川もやや色は浅黒いが、後藤より一回りは大きい乳房を、
まるで見せ付けるかのように背筋をピンと伸ばしていた。
そう思うといきなり石川が湯船につかり、座っている後藤の股間に顔を近づけた。
「う・・・、うん・・・。あ・・・、梨華ちゃん・・・。そこ・・・・。」
後藤は切なく鼻を鳴らしながらあえいでいる。
石川の腰が湯船に浮かんだり沈んだりしている。股間には彼女の手がもぞもぞと動いている。
「ねえ、ごっちん・・・、きもちいい?あん・・・。あたしのもさわってよぉ。」
石川がアニメ声で甘えた声をだす。
「じゃあ、部屋に戻ろうよ。」後藤はそういって立ち上がる。
「あん・・・。お部屋でするのぉ?」石川は湯船から出た。
「やっぱ女の子同士が一番だもんね。」後藤が石川に言う。
「えー?男の人も結構いいもんだよ。」石川が不思議そうに言う。
「今日だってさ、AD。私たちの言いなりだったじゃん。男なんて大体権力に弱いんだよね。
おどおどした表情とか面白かったよね。」
「面白かった−。でも結構いい物持ってたよね、あいつ。」
「えー、キショッ。そういえば梨華ちゃん、一生懸命見てたよねえ。気持ち悪くないの?」
「全然。というか、すごい興奮したー。でもあの子ホントに処女だったよね。」
「まあ、ああいう、男に媚びうったり、体売ったりする子はやられちゃったほうがいいのよ。」
「そうだよねー。なんか貧乏くさかったよね。やだやだ。」
「あんな子はあの貧乏ADがお似合いなのよ。うちらのファンだなんてねー。
まあ矢口さんも言ってたキモヲタよりましだけど。」
二人はそんなことを話しながら脱衣場で浴衣に着替えていた。二人の声は結構大きく、
それは俺にも充分聞こえていた。俺は怒りを押さえることがどうしても出来なかった。
俺は気づいた。後藤が俺たちのほうを見なかったのはただ、男のモノが嫌いだったからだ。
決して俺たちに気を使っていたわけじゃない。だいたい写真をとっていたのは後藤だ。
おれは頭に血が上って湯船から出て、脱衣場のドアをあけた。
「な、なに?」後藤はおれを見て驚いた。
俺は後藤を脱衣場の床に押し倒した。
「あんた、こんなことしたらどうなるかわかってるでしょ?」
後藤は冷めた目で俺をみた。
「うるさい。おまえに、あの子の気持ちがわかるか!」
俺は感情の赴くままに浴衣をはぎとる。もうどうなっても良かった。
後藤の白く形のいい胸が目の前に現れる。それが俺の肉棒を熱く、硬くした。
「なにそれ?本気?」後藤の表情にあせりが見え始める。
俺は後藤の下半身に手を伸ばした。
そこはすでに先ほどの石川との情事ですでにグッショリとぬれていた。
「ちょっと、さわらないで!梨華ちゃん。たすけて!」後藤の声が大きくなる。
俺は石川のほうをみる。どうやら腰を抜かしているようだ。震えながら俺を見ている。
俺はすでに濡れている後藤の割れ目に大きくなった肉棒の先端をあてがった。
後藤の表情が青ざめる。なにか先ほどの光景を見ている気がした。
「い、いやっ・・・。やめてっ・・・。」後藤は必死に抵抗した。
しかし男の力にかなうわけはない。
俺は少しだけ大きめな突起を肉棒で刺激した後、
下半身に力を入れ肉棒を後藤の中心へとつきたてた。
強い抵抗が俺の亀頭に伝わった。それに負けまいと俺はさらに強く腰を押し付けた。
前と同じようにプチッと言う音がして、俺の肉棒は後藤の中心の中へズズッと入っていった。
「うぐっ・・・。くっ・・・。」後藤は苦しげな表情をした。
俺はがむしゃらに腰を動かした。後藤の中はかなりきつい。襞の上がざらざらして亀頭に強い刺激を感じる。快感が俺の亀頭のなかをぐるぐるまわり、それが脳まで届いていく。
おれは頭の中が真っ白のままだった。
「うう・・・・。ひっく・・・・。うくっ・・・。ひっく・・・。」
ふときづくと、後藤が俺の胸の下で泣いていた。泣いていたというより、
泣きじゃくるといったほうが良かったかもしれない。俺はふと自分の分身が入っている後藤の秘部を見た。
そこにあったものは・・・、鮮血だった。
先ほどの加護似の少女との情事の時に決して結合部を見なかったこと。
テレビなどでみせる、体毛などの男性をイメージするものに対する嫌悪感。
そして、挿入時の抵抗感。そして鮮血。
「処女か・・・。」俺はおどろいき、そして思わずつぶやいた。
後藤ははっと我に返った。そして涙を拭いて俺の目を見据えた。
「処女じゃない、処女じゃないもん。私は後藤真希だよ。そんなわけない。」
後藤のこの状況でも自分のイメージを壊したくなかったのだろうか。
そして、吐き捨てるように後藤は言った。
「早く逝っちゃいなさいよ。気持ちいいんでしょ。」
俺は無言で腰を振った。処女なのに処女じゃないふりをする後藤真希。
やはり、彼女には勝てない気がした。
肩越しにしなやかな女性の腕の感触を感じる。
驚いて俺が振り返ると、浴衣を自ら脱いで上目遣いに俺を見る石川がいた。
(;´Д`)
402 :
石川信者:02/03/06 14:48 ID:NADDio6H
続きを…ハァハァ
「ねえ、すごいねぇ。もう2回も出してるのに・・・。おっきぃ。」
俺は石川の瞳に先ほど少女と俺の情事を見ていた、あのときの光をみた。
石川は床にひざまづいて俺に懇願する。
「ねえ、もうごっちんはいいよぅ。あとで私がしてあげるからぁ。ねえ、わたしとしよぉ。」
いつもの高い声で甘えてくる。その声は男をとろけさせる魔力があるようだ。
俺は石川をもう一度みる。石川はその大きな胸とくびれたウエストをくねらせ、
しなやかな動きをする腕を俺の肩に絡み付けてきた。
「ね?ごっちんより、私のほうがきもちいいって・・・。」
うるんだ黒目がちな瞳で俺を見つめた。石川の妖艶な雰囲気に飲み込まれるように俺は
怒張していた肉棒を後藤の中から抜いた。石川はそれを見て嬉しそうな笑顔で俺を押し倒し、
まだ、後藤の血でベトベトになっている、俺の肉棒を、しなやかな指でつかみ、
熱い液体が滴り落ちる自分の中心へとあてがった。
熱い、そして、ものすごく強烈な刺激が俺の亀頭を包んだ。石川はゆっくりと腰を静め、
肉棒を奥までくわえこんだ。石川の内部は今まで経験したことのないぐらい、
いやらしい動きをしていた。それは彼女の天性のものかもしれない。
俺はまるで自分のものが彼女の秘部によって食べられてしまうのではないかと感じた。
石川はゆっくりと腰を前後に動かす。その柔らかな腰使いは、内部の生き物のような動き
とあいまって俺の亀頭だけでなく、肉棒全体に強烈な快感を与える。
石川は腰の動きをはやめる。
「あん・・・。あん・・・。いいよぅ・・・。きもちいいいよう・・・。」
甲高く、かわいらしい声をあげる。そして何かに取り付かれたように腰を振る。
まるで、ザ☆ピースのソロのダンスの時の腰の動きのようだった。
俺は上を見上げた。石川は恍惚の表情をしていた。
形のいい、後藤より一回り大きめな胸が目の前でゆれている。
浅黒い肌は汗でじっとりとぬれ、光を反射して輝いている。腰からしたが、まるで
違う生き物のように激しく動いている。
「ああん・・・、あん、あん、うんっ・・・。はぁっ・・・、はぁっ・・・。」
甲高い声が吐息といっしょにもれてくる。ものすごく強い快感が押し寄せる。
まるで肉棒が取れてしまうかもしれない。そんな気がする。
突然、俺の顔の前に後藤の下半身が現れる。
「ねえ、あんたのせいで汚れちゃったの。舐めてきちんときれいにしてよ。」
後藤はそういいながら、自分の秘部を俺の口元へ押し付けた。
血なまぐさい臭いがする。俺は血のついた後藤の割れ目を舐めとるようにして下を這わせる。
鉄さびの味が口の中に広がった。
「うっ・・・、くふっ・・・。」後藤が少し嗚咽をもらす。
俺は後藤の少し大きめの突起を口に含み、それを吸い上げながら舌で刺激した。
「あっ・・・、うっ・・・。くふ・・・。」後藤の腰が舌の動きに合わせ、ピクッ、ピクッと動く。俺は両手で後藤の腰をしっかり押さえて、刺激を続けた。
「くっ・・・。いいっ・・・。もっと強く・・・。強く吸って!」後藤は叫んだ。
俺は負けないように固く尖らせた舌で後藤の突起を強く吸い上げながらしげきする。
「ああっ・・・、うっ・・・、あうっ・・・・。ああっ・・・。」後藤の声が大きくなる。
「あん・・・、はぁん・・・。あっ・・・、あっ・・・。」石川のアニメのような喘ぎ声も激しくなっていく。
俺は強い快感を下半身に感じていた。その塊はすでに爆発寸前であった。
「い、いくっ・・・。」後藤の腰が痙攣する。そのまま前に倒れこんだ。
再び視界の開けた起き上がり、俺は石川を正常位に押し倒して、挿入する。
これ以上あの激しい腰の動きをされたら、もう逝ってしまいそうだった。
しかし、正常位だからといってその動きが衰えることはなかった。
俺が挿入するリズムにあわせて石川は、そのやわらかく、そして大きく動く腰を
少し浮かして、おれの下半身にぶつけるように動かしていく。
その動きは動物的で本能的に動いているように思えた。
俺はもう押し寄せる快感を我慢することが出来なかった。
肉棒全体に押し寄せていた快感は一度根元に集められ、その後大きく肉棒全体に爆発した。
「あん・・・、あん・・・。あっ・・・、あたってるぅ・・・。」
石川は甲高い声をあげる。
俺は石川の中に白濁液を放出した。石川の内部はそれを飲み込むように、ピクピクとうごいている。
まとわりつく刺激が亀頭全体を快感の海へといざなう。
石川は、その細くしなやかな腕を肩にからめて、俺の唇に長いキスをした。
ことが終ると俺をおいて、後藤と石川は自分の部屋へと去っていった。
俺はもう一度温泉に入り、体をあらってから、自分の部屋へと戻った。
部屋にはすでに加護似の少女が引いてくれた布団があった。
おれはその上に横になった。
ふと見るとかわいらしい、いかにも中学生という文字で書かれた手紙があった。
おっちゃんへ。
今日のことほんまにきにせんといてな。
ちょっとこわかったけど、おっちゃん優しい人やし、
うちもいつかはこういう日がくるんやし、
その相手がおっちゃんでよかったとおもうてるよ。
会ったときにもいったけど、うちなんかおっちゃんのこと好きみたいやし。
また、あえたらええね。
それじゃあね。
俺は少女の強さに驚いた。
俺はいったいどうなんだろう。
世間や上司の目を気にする、女々しいやつじゃないか。
そして、結局自分の欲望にまけて、女性たちを傷つけている。
なんてやつなんだ・・・。
翌朝
チェックインを済ませた石川と後藤がワゴン車に乗り込む。
彼女たちは疲れた様子であった。それはそうだろう。ただでさえ多忙なのに、
こんなことをした次の日である。
帰り道の間中、彼女たちは後部座席で二人で毛布に包まって眠っていた。
俺も眠気と疲労感と戦いながら、家路を急いだ。
石川のマンションに無事到着する。彼女たちは荷物を抱えて後部座席を降りる。
「大丈夫。何も言わないから、心配しないで。」
後藤は降り際におれにいった。
少し遅れて石川が降りる。
「きもちよかったよ。」語尾にハートマークがつくような口調で、
石川は、クスッとわらいながら耳元でささやいた。
二人は軽く俺に手をふるとマンションの中に消えていった。
それをみとどけたあと、俺は複雑な気持ちで自分の家へと向かった。
よっしゃ。あとはエンディングだけだ。
どうでもいいけど、連続投稿規制はつらいね。
数日後、俺の気分は重かった。なにせ、あの現実とは思えない
温泉旅行以来初めて彼女たちに会うのだから。
しかし、仕事だから仕方がない。俺は朝早くから、スタジオ入りしていた。
忙しいセッティング作業に気を紛らわせていたとき、彼女たちの声がした。
「おはようございまーす!」
モーニング娘。13人。いつもどおりの元気な声だった。
石川と後藤は一番最後に入ってきた。俺は彼女たちに目を合わせる勇気がなかった。
俺はもうほとんど終っている作業に没頭している振りをしていた。
今日は朝1番に歌収録。新曲そうだ!We're Aliveが収録だった。
キュー出しとともに歌が始まる。
俺は舞台を眺めていた。石川の「カモーンナ!」という声がスタジオ一杯に響く。
加護亜依のソロがくる。少し憂鬱そうな表情が、温泉のあの少女に重なる。
彼女ももしかしたら不幸な過去をもっているのだろうか。そんなことを考える。
後藤は、俺の胸の下で泣きじゃくっていた後藤は、天性の歌唱力でソロパートを
しっかり歌いきっていた。あのときの怯えた表情はどこにもない。
石川は、浴衣を脱ぎ捨てて俺にひざまずき肉棒を懇願した石川は、
しなやかなで張りのあるダンスを見せていた。腰の動きがあの日を思い出させる。
しかし、その表情はあの日の妖艶なものではなく、アイドルの見せる、
さわやかな笑顔であった。
彼女たちは強い。いや、女性は強いといったほうがいいのだろうか。
彼女たちはプロだ。それにくらべて、俺は・・・。まだ気にしている。
なんてちっぽけなやつなんだ。
歌が終わってもしばらく俺は呆然としていた。
チーフディレクターが俺のほうに来て何か言っている。それに気づいたのは
しばらくしてからであった。
「おい、何ボーっとしてんだ。そんなことより、温泉旅行は無事だったんだろうな。」
ああ、こいつも俺と一緒だ。権力におびえている。男って弱い生き物だ。
そんなことを考えていた。
「あ、はい。大丈夫です。無事滞りなく遂行しました。」
俺は答えた。
「そうか、ならいいんだ。ならいい。お勤めご苦労。」
そういって彼は去っていった。
いったん楽屋に捌ける娘。たちを俺は見送った。後藤も、
石川も、一度もこちらを振り向くことなく、楽屋へ戻っていった。
16歳の少女、彼女たちの強さ、そして貪欲さに俺は驚いた。
そして自分の小ささを気づかさせてくれた。もう、昔の弱い自分とは決別しよう。
おれはそう決心した。
「さあ、もう少し仕事するか。」
おれは、気を取り直して仕事場へ戻った。
おしまい。
お疲れさん
やっと完結。長文すまんかった。えらく長くなってしまったよ。
俺今日休みなのよ。ひとりでなにしてるんだか。
とりあえず、最初と最後が決まってたからね。
後藤が泣きじゃくって、石川が浴衣脱いで懇願するんだから、
あんな感じにしました。ショマキファンにはわるいことした。
あとは、加護のネタは、ただ、薄幸そうなやつは加護かなって思っただけ。
黒石川、黒ゴマだから、甘いの好きな人には嫌かもね。
レスくれた人、そして読んでくれた人ホントに有難う。
このスレ好きだから、違うネタも楽しみにしてるよ。
それじゃ、次の人がんがってください。