石川梨華 第57章

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同士である、いや既に俺は裏切り者で同士なんかとは呼べないのかも知れない…
とにかく石川ヲタのみんなに謝らなければならない。

石川を好きになったのはいつのころだったか。
空虚な日々、モーニング娘。もモーニング娘。という集合体でしか見れなくなっていたあの頃、
とことん空回りをし、目立とう目立とうと無理にがんばってる人が目に付いた。
そう、もちろん石川梨華。
そして一度気になってからはすぐにはまっていった。
あの声、あの性格、あの怪しい動き、全てが滑稽であり、しかし人を惹きつける何かがあった。
それからは再びモーニング娘。を見ることが楽しくなり、金は使わないがテレビなどは
ちゃんと見るようになった。
しかし、そんな生活にも終わりが来た。

戻って来たんだ。
市井紗耶香が。
とびきりの笑顔をふりまきながら。
そう、俺は市井ヲタだった。
でも姿を見れないままでは長くは持たない。
石川という逃げ道を見つけ、新しい生活を送っていた。
市井紗耶香を思い出すことはもうないと思っていた。

それは幻想だったよ。
あの記事を見た瞬間。
俺の中に市井紗耶香が舞い戻ってきた。
さよなら、石川梨華。
そして、
おかえり市井紗耶香。