SCHOOL LIFE

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部屋に、後藤の喘ぎが際限なく響く。
後藤はフローリンングの床に押し倒されていた。
市井は後藤のブレザーを脱がし、ネクタイを外して、シャツのボタンを外し、
ブラを手繰り、露わになった乳頭を舌で愛撫する。
「んぅっ……、ひゃぁ……あっ……うぅ……」
市井の舌で乳頭を転がされ、軽く歯を立てられ、吸われる度に後藤は声を上げ
た。収まらない震えを、市井は空いた手で必死に押し付ける。
後藤は市井をがむしゃらに抱きしめる。

全てを溢れさせないために

市井の頭の中で、その言葉が反芻する。
市井のとって、行為に溺れる事は、一時の「栓」でもあるのである。
市井は後藤のスカートの中に手を入れて、ショーツの中に指を滑り込ませる。
熱い粘液が、繁みを濡らしている。繁みの先に絡み付いている粘液を指に絡ま
せて、中心に辿りつく。
「いっ、やぁ…」
後藤は少しだけ身体をずらして指をずらさせる。
屋上での矢口と市井との事を思い出してしまったのである。