いしよし!第4章

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236日曜(最2)
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「…保田さんからだ」
石川からでなかったことに正直ちょっとガッカリしながらも、
吉澤は緊張の面持ちで本文を開く。

《吉澤!これであんたももう厨房じゃないんだから、
 これからもっと厳しくするわよ。
 なーんて、たまには一緒にマターリ過ごそうよ。
 圭ちゃんて呼んでってば。ねえねえ。
 でも仕事の時はキリキリ逝くわよ!
 プッチのリハがあんた待ちだから早く来なさい!
 ( `.∀´)KEI》

「…保田さんも慌てて打ってくれたんだなあ。日本語めちゃめちゃ。
 厨房って…中坊のことだよね。マターリってなんだろう。わかんないや。
 キリキリ?逝くってのも…死んじゃうってことかなあ。
 てゆうか、何よりもこの保田さんの似顔絵?みたいなの…
 保田さんわざわざこれ単語登録したんだ…しかし似てるわ…」