isikawa

ピピピピピ・・・

目覚し時計の音が鳴った。
目覚ましを止める。
眠い。昨日も遅かったからなァ。
時計を見るとすでに１１時だった。
（やばい、完璧に遅刻だ）
眠い目を開けるといつもと違う部屋がそこにあった。
「なんじゃこりゃ」
思わず声を上げる。
昨日寝る前に見たあの汚い部屋とは違いきちんと整頓されている。
ピンク形の色が多い。どうやら女性の部屋のようだ。
（これは夢だ）そう思いもう一度布団に入る。

ジリリリリ・・・
違う音の目覚ましが鳴る。
こんどは自分の部屋にあるいつもの目覚ましの音だ。
（ほらやっぱり夢だった）
そう思って布団から起き上がる。
しかし回りの風景は変わらない。
違う目覚ましが鳴ってるだけだった。
ふと横を向くと鏡があった。
覗いてみるとそこには俺が一番モーニング娘。の中で好きな石川の顔があった。
しかし、寝起きでパニクってる俺には誰だか理解することはできなかった。