1 :
名無しモニ:
を目指したいと思います。
2 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:32
・・・頑張って考えたけど、モー板では無理でした。
★★★★★★★★★★終了★★★★★★★★★★★
3 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:33
新スレ立てろ!
4 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:33
スレ立てる前に気づけよ
5 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:34
まんこ
6 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:35
モーヲタが爽やかじゃないから無理
7 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:35
8 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:36
俺を風がそっとなでた
9 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:37
誰か爽やかなこと言ってみろ
10 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:37
日本一爽やかな娘。は明らかによっすぃ〜
11 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:38
12 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:38
走ろうゼ!
13 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:38
14 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:39
15 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:39
16 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:39
蠢く10体の魑魅魍魎に群がるヲタ共の掲示板、それがモー板
17 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:40
よっすぃは俺にこう言った。「一緒にこの大地を駆け抜けよう」
俺は駆け抜ける前にやってやってやりまくった。
青春の日々だ
18 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:41
ああ!そうめん喰いてぇ!
19 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:41
スポーツ刈り
20 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:41
なかやまきんにくんか?
21 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:42
22 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:42
ネクスト君は何処に逝ったのか教えてください。
23 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:43
24 :
名無し娘。:2000/12/11(月) 22:44
爽やか←眩しいんだけど暗くしてくれる
25 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:44
26 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:45
part2に負けるな!
27 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:46
28 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:46
>>25 なんつぅか・・・秘密の花園でやってる感じ?
29 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:47
30 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:49
今日は日曜日。俺は今日田舎に着ている。
外は青く晴れ渡った空。緑色の草原。うまい空気。
食べ物もうまい。動物が野山を駆けめぐっている。
バンビがこちらをみている。犬が俺の股下をくぐる。最高だ。
保田が朝御飯を作ってくれている。
31 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:55
ネクスト君は何処に逝ったのか教えてください。
32 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 22:56
だめじゃん
33 :
名無し募集中。。。:2000/12/11(月) 22:58
うんこ、まんこ、ちんこ
34 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:01
風のようにメイン争奪戦
草原のように売名行為
青空のように覚醒剤
朝日のようにプレステ2
35 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:02
ネクスト君は何処に逝ったのか教えてください。
36 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:02
37 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:04
38 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:04
39 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:05
40 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:06
41 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:06
42 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:07
43 :
名無し娘。:2000/12/11(月) 23:09
メールでおまえと呼ばれたとして、
中学生が中学生を金属バットで殴る。
被害者は頭蓋骨折。
携帯メールらしいけど。
「オマエモナー」にも覚悟が必要か?
44 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:10
川のせせらぎ、俺の隣には梨華。
もう他には何もいらない・・・。
45 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:11
46 :
名無し募集中。。。:2000/12/11(月) 23:15
みんな大好き!!
47 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:16
48 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:16
♪愛は奇跡を信じるチカラよ〜
49 :
JOLJO:2000/12/11(月) 23:17
貴様それでも軍人か!!
50 :
a:2000/12/11(月) 23:18
age
51 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:19
僕は良いから先に弟を!
52 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:22
時刻は朝の6時。朝日がまぶしい。俺は河原を走っている。
いっそこのまま旅に出てしまおうか?そんなことも考えた。
コンビニに寄った。スポーツドリンクを買い半分ほど飲み干した。
そしてまた走り出す。夕日に向かって。
後ろからは保田がせまってくる。
53 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:22
学校の屋上で、その曲を聴くのが好きなんだ。
頬をなでる風が心地よくて、初恋のころを思い出す。
54 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:23
55 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:24
ネクスト君は何処に逝ったのか教えてください。
56 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:27
57 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:30
ネクスト君ね・・・ウヒャヒャヒャ
58 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:40
ネクスト君は何処に逝ったのか教えてください。
59 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:45
60 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:48
本当にネクスト君は何処に逝ったのか教えてください。
泣きそうです(漠漠爆 __ 爆漠漠)
61 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:51
糞固定死ねとかいったから逃げたんだろ
62 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:52
あっはっは
63 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:53
64 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:55
ネクスト君がGMに移住したって本当ですか????
泣きそうです(漠漠爆 __ 爆漠漠)
65 :
。。。:2000/12/11(月) 23:56
ネクスト君てチキン野郎か?
66 :
名無し募集中。。。:2000/12/11(月) 23:56
心があったかくなるスレッド
67 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:59
感動的な話しだ(泣)
68 :
名無しモニ:2000/12/11(月) 23:59
ネクスト君がGMに移住したって本当ですか????
泣きそうです(漠漠爆 __ 爆漠漠)
69 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 00:01
70 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 00:02
爽やかな荒らしだな〜
71 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 00:18
( `.∀´)<私のためにあるようなスレね!
72 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 00:22
74 :
名無し娘。:2000/12/12(火) 00:40
もう、闘いははじまっている。最後の夏、最後の甲子園を目指すオレ達の
闘いは。
グラウンドに気合が響き渡る。
飛び散る汗を乾いた土が吸い込んでいく。
スライディングされた膝のキズがヂクヂク痛む。
そんなオレをいつも癒してくれる。
圭の笑顔は…
75 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 00:47
76 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 00:48
吉澤か、石川を登場させてよ
77 :
石川編:2000/12/12(火) 01:13
退屈な授業をただぼんやりと聞いていた。
期末試験が近いけど、頭の中は夏の部活の試合のことでいっぱいだ。
ふと後ろの席から俺の脇腹をつつく指。同じテニス部で部長の石川だ。
2つ折りの紙切れを渡してきた。何だ? 紙を開くと米粒のような文字で
(今週の土曜日2人でプールに行こうよ)
「コラッ!そこの2人!何してるの!」
俺は一瞬、ガタン!と机を揺らし、クラスメートがこちらを振り返った。
みんなに「オールドミス」と呼ばれる英語の女教師がこっちを睨んでる。
教室のみんながクスクスと笑う声が聞こえる。
照れ隠しに覗いた窓の景色は入道雲が高くわき上がる7月の空・・・
78 :
名無しヲタ。:2000/12/12(火) 01:18
青い春と書いてセイシュンだな〜
79 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 01:27
青春と言えば保田
80 :
名無し募集中。。。 :2000/12/12(火) 01:30
高校生活は灰色だ ハイスクール
81 :
男子高じゃゴルァァ:2000/12/12(火) 01:35
>>77 こんな爽やかで甘酸っぱい口腔生活を送ってみたかった
82 :
厨房@(修行中):2000/12/12(火) 02:30
いきなり背中を押されて俺はつんのめる。
誰だ?朝っぱらから、と思って振り返ると、そこにはいつもの笑顔。
「お早う。今日も冴えない顔してるわね」
いつもの軽口に、俺も軽口で返す。
「うっせ。お前に言われたくねえよ」
「はぁ、何いってんのよ( `.∀´)」
そして、いつもの1日が始まる。
83 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 04:29
おー
84 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 04:33
皆さんはモー娘。のファンではないんでしょうか?
別に何でもいいというわけではないんですが、なんかあると必ず批判する。メンバーの言葉を素直に受け止められないんですか?
全て新メンが悪いんでしょうか、全部新メンのせいなんですか?
メンバーは全てのファンのことを聞かなきゃ行けないんでしょうか?
一生懸命やろうとしてるとは思いませんか?
全てモー娘。が正しいとは言いませんが、もっと暖かく見守ってあげたいです
85 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 06:09
age
86 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 06:52
授業がかったるくて、誰もいない屋上で仰向けに寝転がっていた。
春の日差しと、風のにおいが心地よくて目を閉じてそれを感じていた。
「コラッ、なにやってるんだ!!」
一瞬、その声にビックリしたけど、すぐに誰だか分かった。
目を閉じたまま、俺はそいつに言った。
「石川、さぼってるんじゃねーよ。不良になるぞ。」
閉じていたまぶたに感じていた陽の光がふいにどこかに行ってしまった。
目を開けると、春の日差しと同じくらい爽やかなあいつの笑顔がそこにあった。
「さぼってるんじゃねーよ。」
あいつは悪戯っぽく、俺と同じ言葉で返してきた。
「あ、・・・。」
ドキッとした。
87 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 07:05
いいね
88 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 07:08
青に姦と書いてセイカンだな〜
89 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 15:44
爽やかな気分になりました。ありがとう。
90 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 16:54
いい気分だ・・・・・・
みんなの知ってるモーニング娘のメンバーの住所や携帯番号を教えてね
92 :
光の中で:2000/12/12(火) 17:57
「ちきしょー、かったるいなあ。」
吐く息も白くなるような季節の朝、俺は昨日忘れたスパイクシューズを取りに学校の体育館に足を運んでいた。
ガードマンが閉め忘れたのか、いつもならこの時間に閉まっているはずの校門は開いていた。
さっさと用事を済ませようと俺は足早に体育館の方へ向かって校庭を横切る。
そして朝日に照らされた体育館外側の入口を入ると、中から人の気配がした。
「こんな時間に誰が・・・。」
入口を入ってすぐの場所にあった自分のシューズを手にしてから中の様子をのぞいて見た。
すると、窓からの差している朝日の中、ひとつの人影が白く輝くように光に包まれていた。
近づいてみると、それは女子バレー部キャプテンの吉澤ひとみだった。
「あ、おはよう。」
彼女は俺に気がつくと、笑顔でそう言った。
93 :
光の中で:2000/12/12(火) 17:58
「お、おはよう。」
俺は何故かドキドキしていた。その瞳に吸い込まれそうな・・・。
「あれ、今日は試合じゃなかった?」
「いや、これを昨日忘れて帰っちゃったから。」
そんなふうに応えながら、俺は彼女から目を離せないでいた。
「なあに?」
俺がいつまでも見つめているので、照れたような感じで彼女が言った。
「い、いや、なんでもない。じゃ、俺、急ぐから。」
俺は慌ててきびすを返し、そのまま歩き出した。
「がんばってね。」
後ろからそう声をかけられた俺は振り返らずに、右手で拳をつくって合図した。
そしてそのまま体育館を出ると、何故だか急に俺は走り出していた。
そうせずにはいられなかったのだ。
94 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 18:05
あげ
95 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 20:36
いい感じ
96 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 20:38
ここはモー板ですか?
97 :
名無しモニ:2000/12/12(火) 22:00
マジでいいよ・・・ハァ・・・
98 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 22:08
99 :
名無し募集中。。。:2000/12/12(火) 23:07
みんな頑張って書いてくれ
がんばって
それぞれ続きがあるなら書いてよ
その小さな紙切れは爆弾だった。
中間試験で赤点取った事よりもショッキングな出来事だった。
なんだかいけない事をしているような気分で俺はうろたえた。
(なんで石川が? 2人でプール!?)
(ゴメンねー・・・)
申し訳なさそうな小さな囁き声が背中から聞こえた。
俺は変な汗をかきながら肩越しに無言でそうっと頷いた。
性格も明るく顔も声も可愛い石川はモテる。女子テニス部長で1番手、
しかも成績は学年でも一桁の常連ときている。目立たないほうがおかしい。
うちのガッコのミスターと呼ばれる誰もが石川の彼氏の座を狙ってる。
バスケ部で派手なダンクを決める身長180cmのアイツも、
「将来はプロか」と周りも期待するサッカー部のエースのアイツも、
モデルばりの甘いマスクでギターがメチャ上手いアイツも。
(あ・・・なにか返事しなくちゃ!)
石川の紙切れを握りしめながら俺は唐突に我に返った。
周りにバレないように背中を掻くフリして丸めた紙切れを石川に渡す。
渡した後で俺は猛烈に自己嫌悪に陥っていた。
(部長、土曜は練習じゃないのか?)
あろう事に俺はこんな気の利かない事しか書けなかった。
暫くしてまた石川が俺の脇腹をつつく合図。
ギクリとしつつ、慎重に紙切れを受け取る。
教科書の影でそっとひらいた紙切れには、また米粒のような字で、
(試験前で今週は休みよ そっちもでしょ だ・か・ら)
一瞬、めまいを起こした気がしたのは、クーラーのない教室の暑さと
校舎の壁で鳴く騒々しいアブラゼミのせいだけじゃなかった。
104 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 06:30
105 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 12:16
どうでもいいけど、石川の字って萌えるよね・・・
106 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 13:47
リアクションの仕方がまるで分らない。今まで気になる娘ぐらいはいた。
でもこんなこと言うと石川に失礼だけど、石川はハッキリ言って対象外だった。
そりゃ憧れはあるけど、要するにどうせ俺の人生には一生関わる事など無い人だと思ってた。
その石川から誘いを受けるなんて、たとえ天地がひっくり返っても予想すら出来なかった。
優等生タイプだけど、気さくな性格の石川の可愛いらしさは、男ならどんな奴でも認める。
だけど成績も超低空飛行、上手くないけど、それなりに熱心にやってた部活のテニスでも
足を怪我して以来、満足に練習すら出来なくてスランプに陥ってる、外見も平凡で、
いやむしろきっとクラスのみんなには存在感が無いなんて思われているだろう男とは
住む世界が違う人間だと思っていた。それくらい俺にとっては遠い存在の女の子だった・・・
そこで4時限目終了のチャイムが鳴った。みんながバラバラと席を立つ。
でも俺は教科書と辞典を開きっぱなしのまま席を立つ事が出来なかった。
思考能力が完全に停止していた。ただ、周りにも聞こえそうなほどの勢いで
鼓動だけがただガンガンと早鐘を鳴らしていた。
(・・・やばい・・・どうしよう・・・)
「ねぇねぇ・・・」
呼ばれるがまま無意識に声のする方に顔を上げると、30cmぐらいの至近距離に、
はにかんだような笑顔で俺を覗き込む石川の顔があった。視線同士がガツンッとぶつかりあった。
その瞬間、俺の中に僅かに残っていた自制心みたいなものが跡形も無く吹っ飛んだ。
109 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 14:38
面白いっす。頑張ってください。
「!」
3秒間ぐらい、見つめ合った。ヘビに睨まれたカエルのようだった。
石川はさらに追い打ちをかけるように問いかけた。
「ねぇ、お昼いつもどこで食べてるの?」
「へ?・・・・・え、あ、ああ、俺はいつも部室だけど・・・」
全く余裕の無くなった俺は間の抜けた返事をするのが精一杯だった。
遠くの男どもの視線が痛い。こっちをしきりに気にしているのを感じる。
普段とは明らかに違う俺の戸惑いを浮かべた表情に石川は悪戯っぽく笑った。
「そうなんだー、私もいつも部室でお弁当なんだ」
俺は視線を泳がせながらあたふたと机の上を片付けながら、
「石川よくあんな埃っぽいとこで食えるな」
とやっとの思いで絞り出した。石川はころころと笑った。
「えー、自分だってー」
部活が一緒だからたまには言葉を交わす。
でも学校中のアイドル的な存在の石川になんだか気後れがして
いつでも素っ気ない態度でしか接せなかった。
でも本当は、俺は石川に対する興味を意識的に隠していたのかもしれない。
そんな誰にも知られたくない気持ちを当の本人に晒されてしまった。
そして自分の素直な気持ちに、たった今、気付いた。
腹を括って心の中で(サン、ニイ、イチ・・・)と唱えた。
たぶんこの勇気は、俺が70の爺さんになっても、きっと忘れないだろう。
「あのさー、良かったら今日は俺と一緒に、お昼食べる?」
「うん、いいよ。屋上にでも、行く?」
「それじゃ5分後!」
自分が今どんな顔して笑っているのか想像がつかなかった。 (いちおうおしまい)
114 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 16:14
高校性もう一回やりたくなった
115 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 16:18
116 :
高校性:2000/12/13(水) 16:20
117 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 16:23
何だこのスレは?
滅茶苦茶萌えたぞ
118 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 16:31
この男、ちょー羨ましい。。。
119 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 16:41
「石川編」てくらいだから、他のメンバーもやってくれ。
120 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 16:58
俺、普通科の共学だったけど高校3年間で女子と話した回数は両手で足りる程度だった。
それも内容は「眩しいからカーテン閉めていい?」「あ、いいよ」とかそのレベル。
121 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 17:02
俺は男子高じゃゴルァァァ!(号泣)
122 :
名無し娘。:2000/12/13(水) 17:03
>>121 おいらも。。。。ゴラァァァァ!
でも今は楽しい大学生だからいいや
まぁがんばりたまえ
123 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 17:04
124 :
俺も男クラじゃボケェェェ!!:2000/12/13(水) 17:10
125 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 17:36
濁世に咲く一輪の野菊のようなスレだ
126 :
名無し:2000/12/13(水) 17:57
最高.あげ
127 :
感動君:2000/12/13(水) 18:01
続き書けやボゲェェ!
128 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 18:13
129 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 18:33
久しくこんなにドキドキしたこと無かったなー
( `.∀´)
チームのみんなと解散した後、俺は一人学校に残っていた。
「勝てるはずの相手だったのに・・・。」
俺がバレー部の新キャプテンになってから、今日が初めての試合だったのだ。
夕日に赤く照らされている校舎を見つめながら、グランド脇に置いてあったタイヤの上に腰を降ろしてみる。
校舎の左の方には、帰宅途中の生徒らしきいくつかの人影が夕日の逆光を浴びて黒ずんで見えている。
その時、そのいくつかの人影の中の一つが離れてこっちの方に歩いてきた。
俺は右手で陽をよける感じにし、その影を凝視した。
「あ・・・。」
吉澤だった。
「どーしたの、独りぼっちで。」
俺はその問いかけに対する言葉をさがしていた。
「ちょっと一人で反省会を・・・ね。」
少々女々しかったか。彼女の表情が少し翳った様にみえた。
「負けちゃったんだ・・・。」
何も言わないでいると、彼女の方が先に口を開いた。
「落ち込んでるんだ・・・。じゃあ、私が元気になれるおまじないをしてあげる。」
俺はその予想外の申し出に内心慌てていた。
「『おまじない』って、なにをやる気だよ。」
「まずはですねぇ、目をつぶって下さい。」
「え!」
自分の鼓動が彼女に聞こえるんじゃないかと思うくらい、ドキドキした。
「『え!』じゃないよ。早くしてくださいな。」
彼女の勢いに、俺は頭が混乱したまま目を閉じた。
「そのまま目を閉じていてね。ぜったい、ぜったい開けちゃダメだからね。」
心臓がバクバク鳴ってる。どんな緊迫した場面でのスパイクよりも緊張している。
「・・・そのままよ。」
耳のすぐ近くで彼女の声が聞こえた。と、思った瞬間、俺の唇に何かがあたった。
俺は驚いて、座っていたタイヤから落ちそうになって思わず目を開けた。
「やったー! ビックリしてるぅ。」
俺の唇に触れたものは彼女の右手の人差し指だった。
「なっ! ビ、ビックリするじゃないか!」
「ねえねえ、キスされたと思った?」
彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべているが、少し照れくさそうだ。
「勘弁してくれよ〜。」
俺は照れ隠しの膨れっ面で彼女に向かって言った。
「でも、元気出たでしょ?」
さっきまでの落ち込んだ気持ちは何処へやら。
俺は試合に負けたことなんか、すっかり忘れていた。
「・・・確かに。」
彼女は満面の笑みで、そして得意そうに俺の顔をのぞき込んでいる。
「ありがとうは?」
「あ、ありがとう。」
「元気になったよね。完全復活だーねー。」
俺の顔はおそらく真っ赤だったと思う。でもそれは夕日が隠してくれる。
試合は惜敗だったのに・・・。どうやら彼女には完敗したようだ。
一応、これにて終了。
こんなもん、初めて書いたから文章変かも。
失礼しました。
135 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 19:45
せっ、せいしゅんなんだな
おっ、おなかがすくんだな
136 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 19:52
いやいやおもろい
ていうか軽勃起した
137 :
無し募集中。。。:2000/12/13(水) 20:19
よっすぃー小悪魔ちゃんだなぁ
138 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 20:23
>>133 好きな娘にこんなことされたら気が狂いそうだ
139 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 21:52
スレの名の通りの内容だ
140 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 23:24
マジ良いよ、これ
141 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 23:26
ハァハァハァ・・・
142 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 23:47
未完っぽいものがいくつかあるけど、出来れば完成させてくれ。
143 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 23:49
他メンできぼーん!
144 :
名無し募集中。。。:2000/12/13(水) 23:58
1の野望どおりじゃないか
145 :
1:2000/12/14(木) 00:00
>>144 いや、俺は絶対にそうならないと思ってネタのつもりで立てたんだよね・・・。
146 :
名無し募集中。。。:2000/12/14(木) 00:03
このスレ、シリーズ化しないかなぁ…はぁ…
147 :
名無し募集中。。。:2000/12/14(木) 06:11
爽やか感動
148 :
ぎっち:2000/12/14(木) 06:13
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/⌒ (6 つ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | / ___ | < すっきり爽快
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\⊇ /干\| | _||||||||| | < すまん皆さッ・・・ん、ひぎィッ!
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パンパン| 丶/⌒ - - \
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/ ノ\__| |__三_ノ| |
/ /パンパン| | | |
/__/ | | | |
⊆ | | ⊇
>>148 あーあー、朝っぱらからヤッちゃったよ・・・。
ぎっちはこのスレを見ている全員を敵にまわしたな。
151 :
名無し募集中。。。:2000/12/14(木) 10:17
朝から爽やか〜
152 :
ぎっち:2000/12/14(木) 10:20
爽やかになっただろ?
153 :
モーリガン:2000/12/14(木) 11:47
ぎっち、氏ね
154 :
77:2000/12/14(木) 14:40
石川編の続きと他メンバー編とどっちがいいすか?
157 :
77:2000/12/14(木) 17:36
>>155-156
じゃ取りあえず続きの筋と題を考えます
159 :
名無し娘。:2000/12/14(木) 22:25
こんな素晴らしいスレのある狼板に乾杯!
160 :
名無し募集中。。。:2000/12/14(木) 23:01
完敗
161 :
名無し募集中。。。:2000/12/14(木) 23:03
うん
162 :
名無し募集中。。。:2000/12/15(金) 09:24
爽やか期待あげ
163 :
名無し募集中。。。:2000/12/15(金) 09:44
このスレいいね(親指をグッと
期待sage
辻出演で、クリスマス絡みの話し考えたんだけど、需要ありますか?
166 :
sage:2000/12/17(日) 00:13
あるよ〜ん
例え一人でも需要があるようですので、制作にとりかかります。
時期的にイブの前までには完成させたいと思います。
期待せずにお待ちください。(藁
168 :
名無し募集中。。。:2000/12/17(日) 23:16
期待あげ
169 :
名無し募集中。。。:2000/12/18(月) 13:42
まだですか?
170 :
名無し募集中。。。:2000/12/20(水) 06:38
待ちきれません。
171 :
名無し募集中。。。:2000/12/21(木) 18:09
172 :
名無し募集中。。。:2000/12/21(木) 18:17
@ @
( ‘д‘)<ここは悪の巣や 爽やかスレはなかなか育たんぞ
>>172 あいぼんありがとう( ● ´ ー ` ● )
「お兄ちゃん。」
雑貨屋のウインドウを見ていた俺に声をかけてきたその相手は別に妹などではない。
「こんな所で何をしてるの?」
家も隣同士で兄妹同然で育ってきた俺と希美は本当の兄妹以上に仲がよいと近所でも評判だ。
「イヴにあるパーティー用のプレゼントを探しているんだよ。」
すると希美はちょっとムッとしたような表情をして俺に言った。
「なーんだ、私へのプレゼントじゃないのか。」
「あ。」
そう言われて思わず反応してしまった。
「あーっ。何よその『あ』っていうのは。まさか私のことを忘れてたんじゃないでしょうね!」
「あ、いや、・・・忘れてた。」
俺は「正直すぎる」と、友人達によく言われている。
「ひっどーい。毎年ちゃんとくれてたじゃない!」
「わるいわるい、ちょっと忘れていただけだよ。それで、今年は何が欲しいのかな?」
希美は左斜め上を向いて頬を膨らませている。
自分の怒りを分かりやすく表現しているつもりらしい。
「えーっと、何でも好きなものを買ってやるから機嫌直せよ。」
「本当?」
この変わり身の早さはどうだ。
目をクリクリと輝かせ、その無邪気な笑顔でそう言われたら、この世に存在している男達は頷くことしか出来ない。
俺が頷くのを見ると、希美は満面の笑みをうかべて俺の制服の袖を掴んで走り出した。
「わっ、何処に行く気だよ。」
「欲しい物があるの!」
引っ張られて着いたその先は、人形やヌイグルミがたくさん置いてあるような店だった。
「・・・あのなあ、お前はもう中学生だろう。まだヌイグルミとかが欲しいのか?」
「えへへへ。」
希美は照れながら、ショーウインドウの中にある自分と同じくらいか、それ以上にも見える程の大きなクマのヌイグルミを指差した。
「これが欲しいんだけど・・・。」
急に申し訳なさそうな口調になったのは、その対象物の値段が影響している。
「・・・2万5千円!?」
「なんだけど・・・ダメ?」
その目で見つめるのも止めてくれ。やっぱり首を縦に振るしかないじゃないか。
「分かった、買ってやる。」
「ホント! ねえ、ホントなの? ヤッター!!」
飛び跳ねるほど嬉しいらしい。
しかし、ファーストフードのバイト代だけで何とかなるか不安だ・・・。
「今日はあまりお金持って無いから今度な。」
「うん!」
痛い出費だが、この笑顔と引き換えなら安いもの・・・だと思うことにしよう。
翌日から俺はバイト三昧という状況になった。
バイト先の店長に事情を話したら、年内は遠慮なく扱き使ってくれるとの事。
そういえば店長は希美のファンだった。嬉しくて涙が出てくるよ。
バイトが終わる頃、希美が店にひょっこり顔を出した。
「お兄ちゃん、今日はもう終わりでしょ? 一緒に帰ろ。」
「部活、終わったのか。ちょっと待ってろ、すぐに着替えてくるから。」
「うん、外で待ってるね。」
夜も更けて、街灯に照らされた歩道を俺達は歩いている。
「ねえ、この前イヴにパーティーがあるとか言ってたけど・・・。」
「うん、クラスの奴らが企画して、それに誘われたんだ。」
希美は少し間を置いてから言った。
「・・・彼女が出来ると良いね。」
「彼女いない歴15年にも終止符が打たれるのか? なーんてね。」
「そうなの?」
希美は何故かビックリした表情で聞き返してきた。
「お前、俺に彼女がいないことなんか知ってるだろうが。」
「そうじゃなくって、彼女を探すつもりなの?」
何かやけに食い下がってきて突っ込んでくる。しかも真顔で。
「いや、それは別に意識してないよ。冗談、冗談。」
実際はちょっと期待しているのだけど、ここで認めると希美に「不純」だとか責められそうなので誤魔化した。
でも、希美は疑惑のまなざしを俺に向けたままだ。話しを逸らそう。
「あ、お前にあげるクリスマスプレゼントのことだけどさー。」
希美の顔が笑顔に変わった。単純なやつで良かった。
「1日早いけど、渡すのは23日の夜で良いか? 昼間はバイトなんだよ。」
「えーっ、24日じゃないの〜。」
「24日もバイト。そして夜はパーティーだから・・・」
ヤバイ、逸らしたはずの話しがまた元に戻ってしまった。さらに誤魔化そう。
「23日は夜一緒にプレゼントを買いに行こうか。」
一瞬、希美はムッとしたのだけれど、すぐに笑顔に戻った。
「じゃあさ、夕ご飯も一緒に食べようよ!」
「なにぃ〜、夕メシまで俺に奢らせようってか?」
「えへへへへ。」
俺はつくづく希美に弱いらしい。いや、甘いのかな?
「じゃあ、バイトは夕方5時までだから、その後プレゼントを買って、そしてメシにしよう。」
「うん!」
サンタさん、こんな俺にもプレゼントを下さい。可愛い彼女とか。
妹とのデート当日、バイトも終わろうとしている頃、店に希美がやってきた。
俺を見つけると笑顔で手を振ってる。今日は赤いコートと白いマフラーだ。
着替えてから店を出ると希美が走って来て俺の腕にしがみつた。
「お疲れ様!」
とりあえずこういうときは服装を誉めておこう。
「その服はクリスマスだからか? 似合ってるじゃないか。」
「本当? へへへ。」
希美はこれ以上無いくらい照れてる。言った俺も照れくさい。
「さ、行こうか。」
俺がそう言うと、希美は大きく頷いて俺の腕に自分の腕を絡めて来た。
これじゃあ、他人が見たら恋人同士だよ。
「嬉しい、嬉しい、嬉しい!」
何がそんなに嬉しいんだか。
今日の希美はとにかくご機嫌だった。
ただし、それは目的地に着く前までの話しなのだが・・・。
「え。」
「あれ?」
俺達はお店に着くと、しばらく唖然としていた。
あのヌイグルミが・・・無い。
店の人に尋ねてみると、今日、店がオープンしたと同時に売れてしまったらしい。
希美の方を振り返ると先ほどから表情は固まったまま、呆然としている。
このままじゃ引き下がれない。俺は店員に次の入荷はいつなのか尋ねた。
店員は仕入先に電話で問い合わせてくれたが、回答は最悪のものだった。
生産は既に中止されていて、しかも、仕入先にも既に在庫はなかった。
俺達は店を出た。希美はうつむいたままトボトボ俺の後ろを着いてきた。
「悪かったなあ、クリスマスだもんな、先に買っておくべきだったよな・・・。」
俺はそう言って希美の方に振り返った。そして驚いた。
希美の目からポロポロと涙がこぼれて、赤いコートの胸のあたりに落ちていた。
「うわっ、お前泣いてるのか?」
「ううっ、ひっく。」
まさか泣くとまでは思っていなかった俺は慌てた。
「泣くなよ、何か他の物を買ってやるからさあ。」
「ご、ごめんなさい・・・今日、絶対に買ってもらえるつもりだったから・・・」
こんな時に俺はなんて声をかければ良い?
「うん、大丈夫、ごめんなさい。ちょっとビックリしちゃっただけだから。」
希美は顔を上げると、笑顔でそう言った。
でも、そんな笑顔は希美には似合わない。俺に気を使っているんだ。
俺達はその後、約束していた食事を済ませ、プレゼントについてはとりあえず保留となった。
今は何も思いつかないから、明日までに考えておくと希美は言った。
「何にしようかなあ〜。」
「なんだよ、恐いな。あれより高いのは止めてくれよ。」
そんな会話をしていた。でも本当はそんな事を言いたいんじゃなかった。
― 絶対にあのヌイグルミを買ってやる! ―
俺は本気でそう言いたかった。
翌日は雨だった。
せっかくのイヴだからといって、雪が降るほど世の中はロマンテックに出来ていない。
まだ雪が降るほど外の気温は低くないのだ。
夕方、希美が俺のバイト先に顔を出した。
パーティー前に俺に釘でもさしてやるつもりだったのかも。
でも、その頃俺は風邪をひいて自宅のベッドで寝ていた。
俺が咳き込んで苦しんでいると、家のチャイムが鳴った。
訪問者が誰なのかは想像がつく。そして階段を上がる音がした。
俺の部屋のドアが開いて、希美が心配そうな顔をして入ってきた。
「大丈夫?」
「う、あまり大丈夫じゃないかも。」
俺は冗談ぽく言ったのだが、希美は真に受けたようだ。
「何か欲しい物でもある?」
「うう、こんな時に看病してくれる優しい彼女が欲しいです。」
頭を叩かれた。病人なのに容赦ないな。
「それだけ元気なら死なないわね。」
「病人には優しくしようよ。」
「なによ、心配して来てあげたんだから。私以外、誰もお見舞いなんか来てくれないでしょ。」
希美は床に転がっているクッションをベッドの横に置き、そこに腰を降ろして言った。
「それにしてもなんで風邪なんかひいちゃったの? 昨日は元気だったじゃない。」
俺はちょっと考えたが、風邪で頭が回らなかったので、本当のことを話した。
「うーんと、朝から自転車で出掛けたら雨に降られた。」
「今日は朝からアルバイトじゃなかったの?」
「・・・用事が出来て、昨日のうちにバイトは休みをとってた。」
「用事って、何かあったの?」
俺は答えずに別のことを言った。
「うう、寝心地が良くない・・・。希美、押入れに大きな枕があるから取ってよ。」
希美は立ち上がると、話しながら振り返って、押入れの方に歩き出した。
「はいはい。で、用事って何だったの?」
希美は枕を取ろうとして押し入れを開けて一瞬止まった。
「用事は、それを探してた。」
俺は布団を頭から被ってそう答えた。
押入れから出て来たのは枕なんかじゃない。あの大きなクマのヌイグルミである。
すると、布団の上に重いものが降って来た。
「ぐっ、お、重いぃ。」
希美は布団を俺から引き剥がすと、抱きつきながら聞いてきた。
「どうして、あれがここにあるの?」
「・・・朝から玩具屋を探し回って見つけた。」
希美は驚いたような顔をしたと思ったら顔を近づけてきた。
「お兄ちゃん、だーい好きっ!」
身体が弱っていたため、希美のキスを避けきることは出来なかった。
キスって言っても、頬にだけど。
「な、何するんだよ。」
「あーっ、お兄ちゃん赤くなってるぅ。」
「ね、熱があるから赤いんだよ。」
いけない、頭がボーっとして来た。
「だ、抱きつく相手が違うぞ、抱きつくならヌイグルミに抱きつけよ。」
「だって、すっごく嬉しいんだもん!」
なんだか答えになってない気がするけど、気のせいかな。
俺は希美の頭を撫でながら言った。
「良かったな、願いが叶って。」
「・・・お兄ちゃん、パーティーには行けなかったね。」
「しょうがないよ。まあ、来年があるさ。」
すると、希美が照れながら唐突に言った。
「じゃあ、希美がお兄ちゃんの彼女になってあげるよ。」
俺は急な申し出になんと答えて良いか、分からなかった。
「将来、美人になること確実!」
うーん、確かに。などと考えてる俺はどうなんだ。
「・・・考えとく。」
とりあえず、そう答えるだけで、いっぱいいっぱいだった。
しかし、希美は不満そうな顔をして食い下がる。
「考えとくって、いつまでよ。」
いや、いかんいかん。こいつは俺の妹みたいなもんなんだから。
俺はヌイグルミの方を指差して、
「あれがいらなくなるくらいまでだな。」
すると、希美は立ち上がってヌイグルミを押入れから取り出して抱きついて言った。
「ダーメ。この子とはずっと一緒にいるんだから。」
やっぱりまだ子供だよな。なんて自分に言い聞かせたりしてる俺がいる。
でも、この笑顔のためなら何でも叶えてあげたくなっちゃうんだよな。
「お兄ちゃん、ありがとう。」
「大事にしろよ。」
「今日は最高のクリスマスだよ。」
そう、その笑顔だよ。
もう少し、この関係を続けていたいと俺は思うんだ。
185 :
名無し募集中。。。:2000/12/24(日) 11:33
プレゼントあげ
186 :
名無し募集中。。。 :2000/12/24(日) 21:50
この日だからage
187 :
名無し募集中。。。:2000/12/24(日) 21:57
いい話じゃないか
188 :
名無し募集中。。。:2000/12/24(日) 23:24
今日、読むべし
189 :
:2000/12/25(月) 00:05
下がり過ぎage
190 :
名無し募集中。。。:2000/12/25(月) 00:19
( ´D`)
191 :
名無し募集中。。。:2000/12/25(月) 01:38
( ´D`)<ののが出演してるれす
192 :
:2000/12/25(月) 02:28
193 :
羊人:2000/12/25(月) 04:32
な、涙でPCがみれない……メ、メリークリスマスあげ。うっうっ…
194 :
くずは:2000/12/25(月) 04:40
アゲトクカ…
196 :
失敗したな:2000/12/25(月) 05:14
197 :
名無し募集中。。。:2000/12/25(月) 05:44
朝から良いのもを読ませてもらった。
短編だけど、心に届く何かがある。
モー板で感動したのは久しぶりっす。
196さんにも感謝。
198 :
名無し募集中。。。 :2000/12/25(月) 05:50
素晴らしい
他メンバーのもキボンヌ
199 :
名無し:2000/12/25(月) 05:58
市井のを喜望峰
200 :
名無し募集中。。。:2000/12/25(月) 06:51
今日はあげとけ
201 :
名無し募集中。。。:2000/12/25(月) 17:12
あげ
202 :
名無し募集中。。。:2000/12/25(月) 21:22
ここまで新メンバー3人でやってるんだから、
加護編も読みたい…
age
204 :
名無し泣き虫・・・:2000/12/25(月) 23:11
感動あげ
皆様、感想ありがとうございます。
投稿した後、まる1日感想らしい感想が無かったので、少々ヘコミ気味でした。(藁
お約束どおり、クリスマス前までに完成して良かったです。
>>202 加護は好きなんだけど、俺には無理かな。
だって、関西弁がわからへんねん。(藁
尚、引き続き感想の方はお待ちしておりますです。
206 :
:2000/12/26(火) 00:31
( ´D`)
207 :
名無し募集中。。。:2000/12/26(火) 10:50
208 :
感動:2000/12/26(火) 11:32
外は氷点下の気温だというのに部屋の中はなにかこう、
むっとした、異様な空気に包まれております
混迷の現代に残された、ただ一つの安らぎなのか
オナーニという名の近代オペラの序章が
今まさに始まらんとしているわけであります。
怪しく光るブラウン管を前に、たたずむその姿は
四畳半の要塞に住む、ダースベイダーといったところでしょうか
今夜用意されたオカズは、ネット社会の落とし穴、真性ロリサイト
彼にとってオカズというよりは、主食といっても過言ではないでしょう
さあ準備は万端、まさに遠足の前夜を迎えた小学生状態
はたして股間のバナナは、先生おやつに入るんでありましょうか
おっと、マウスを左手に持ち替えたか
そして、残った右手でまずはゆっくりと
ん!?
ああーーーーー!!ああーーーーーーーっ!!もうイってしまった!!!
溜まっていたのか!? それとも単に早漏なのか!!??
キャンタマの中で熟成された、遺伝子のブランデーが今!
大きな放物線を描いて、大量に放出されております!!!
しかしなんという量でありましょうか!
お前は、お前はザーメンの間欠泉なのかーーーー!!!
209 :
ななし:2000/12/26(火) 23:07