★再臨★シアターのつぼ◎2nd STAGE◎

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191名無し娘。
>後悔とか動揺とか、そういった気持ちがまったくないわけではなかった。
>けれども私は、本当は、より決定的な罪を犯したことに、むしろ満足して
>いた。
>
>殺人という重責を背負う梨華と、逃亡を幇助する私。今回私が人を撃って、
>その十字架がまた一歩、梨華に近づいたのだと私は考えていた。彼女と
>同等、もしくはより近い罪を私も犯したことで、梨華の重荷を半分背負っ
>たような、そんな気分になっていた。
>
>もっともこんなこと梨華が悲しむだろうから、絶対に言えないけれども。
>私の罪がいつかもっと大きくなって、梨華の殺人など覆い隠せるようにな
>ると良い。

「発砲」がアリかナシかの議論なんか吹っ飛んじゃうね。
これ読んで感動した。
第2部以降、ひとみはずっとこんな感情を抱いていたのか・・・。
撃って後悔?銃を持ってるのは不自然? とんでもなかったね。

最後の一文よく考えると凄いことを、さらっとひとみは言ってのけている。
梨華に対する想いの強さにゾクッとキた。
その想いを胸にひとみは梨華と往く・・・。