alone

このエントリーをはてなブックマークに追加
5361-2

−Chapter1−

嬉しさや切なさや悲しみや喜びを、遥か遠く北の大地に残した
まま、夢の為、自分の為、置き去りになった想い出の欠片を集
めながら、ただひたすらに歩いていく。

都会の風に吹かれながら。悩み傷つき立ち止まる。言われ無き
中傷と嘲笑の嵐の中、夢の為、自分の為に、ただ歌う。

何かを失い、何かを得て、そして傷つき倒れる。それでも前を
見つめながら、見えないゴールを見つめながら。

小さな頃の自分を見つめながら。
537名無し娘。:2001/08/12(日) 23:51 ID:2aY.1/2U
ほぜん。
5381-3:2001/08/13(月) 02:08 ID:ubU0Lohk

♪小さな頃から 叱られた夜は
いつも 聞こえてきてた あの小さなじゅもん
静かに流れる 時にいつの日か
あたしは 眠れぬ森に 連れ去られてた
5391-4:2001/08/13(月) 02:09 ID:ubU0Lohk

♪小さな頃から 見えない力で
あたしを強くさせる あの小さなじゅもん

たくさんの傷と 争う夜にも
抱きしめるたびに いつも震えて響く

すりきれた 言葉達の かけらさえも もう
どこかへ 消えたわ
5401-5:2001/08/13(月) 02:10 ID:ubU0Lohk

♪壊れそうなのは 夢だけじゃないの
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・

かわいた風に ゆきづまっても
こわくはないわ 1人じゃない

すりきれた言葉達を きっといつかまた
愛せる時がくるかしら

少し眠ったら 朝はまたくるわ
窓から差し込む光 もう行かなくちゃ・・・・・

ただ 歩く ひとごみにまぎれ
いつも なぜか 泣きたくなる
541稲葉:2001/08/13(月) 21:30 ID:Y3wmpbKA
もうなくなっちゃったかと思った。

よかった、残ってて。

はじめのほう忘れてるんで最初からゆっくり読ましていただきます。
542名無し娘。:2001/08/14(火) 00:02 ID:I3OCpduY
hozen
5431-6:2001/08/14(火) 02:30 ID:eA3PU34w

ライバルとは、憎まなければならないものだと決めたのは、
一体誰なのだろう。私もそうだと思い込んでいたんだ。

でも、それって本当は違うんだね。その事を教えてくれた
この歌を胸に抱きながら、私は私と言い聞かせ、好きな唄
を歌い続ける。

それだけの事なんだ。心が通う、心が通じ合う、何も言わ
なくても、分かってくれる筈だと思っているんだ。

私は今、少しだけ大人になった。
5441-7:2001/08/14(火) 02:31 ID:eA3PU34w

♪もっと遊んで 指を鳴らして 呼んでいる声がするわ
本当もウソも 興味が無いのヨ
指先から すり抜けてく 欲張りな笑い声も
ごちゃ混ぜにした スープに溶かすから

夜に堕ちたら ここにおいで……
教えてあげる 最高のメロディ
あなたはいつも 泣いてるように笑ってた
迷いの中で 傷つきやすくて
地図を開いて いたずらにペンでなぞる
心の羽根は うまく回るでしょ

音に合わせて 靴を鳴らして
あたしだけの 秘密の場所
走る雲の影を 飛び越えるわ
夏のにおい 追いかけて
あぁ 夢は いつまでも 覚めない
歌う 風のように……

夜に堕ちたら 夢においで……
宝物を 見つけられるよ……信じてるの
愛しい日々も 恋も 優しい歌も
泡のように 消えてくけど
あぁ 今は 痛みと ひきかえに
歌う 風のように……

走る雲の影を 飛び越えるわ
夏の日差し 追いかけて
あぁ 夢は いつまでも 覚めない
歌う 風のように……
5451-8:2001/08/14(火) 02:33 ID:eA3PU34w

私は唄う。その歌を、ただ好きな唄を歌い続けると、心に
決めた。前を向いて、ただひたすらに前だけを見つめて。

<−Chapter1 end/ for ×××− >
546参照:2001/08/14(火) 03:54 ID:eA3PU34w

Thanks for J&M