<これより第9章 後編における自粛部分の補完部分>
「梨・・・華・・・ちゃ・・・ん」
「イヤッ・・・、ダメよ、よっすぃ〜。キスだけ・・・」
「気持ちよくない?」
「アッッ・・・、でも・・・ダメなの」
トレーナーの上から探る梨華の体は、それだけで吉澤に伝わる程、豊かでいて、
悩ましかった。吉澤は梨華の首筋に舌を這わせながら、その肢体をさすり続けた。
膝を崩し座り込む梨華の下半身にその手が伸びる。トレーナー越しに梨華の臀部
を優しく愛撫する。梨華は高まる自分の鼓動を必死に抑えながら、その身をくね
らせて、叫んでいた。
「ダメ!・・・よっすぃ〜、もうやめようね。もう、ダメだよぉ」
「梨華ちゃん。私の事嫌い?」
「ウウン。そんな事ないよぉ。でも、そういうのと違うの。だから・・・アッ!」
言葉で吉澤の行為を拒絶する梨華。しかし吉澤の掌がジャージ越しとはいえ、梨
華の秘めた部分の上に置かれる。吉澤は、その秘めた部分を厭らしくさすり続け
ると、梨華の口からは、喘ぎ声しか伝わらなくなっていた。
「アッアッ・・・。よっすぃ〜、・・・アン」
「脱がしてあげる」
吉澤はいきなり立ち上がると梨華のトレーナーを一気に脱がし、そのまま部屋の
片隅に放り投げた。
「よっすぃ〜止めて!・・・ダメ、見ないで。・・・恥かしい」
「そんな事ないよぉ。梨華ちゃん、キレイ・・・」
吉澤は、天井にぶら下がる電燈のスイッチを数回引っ張り、豆電球だけを燈した。
部屋の中は、暗闇に薄オレンジ色が混ざり、視界を曇らせる。梨華の眼は、自分
の前で立ちすくみ、ゆっくりと着ているカッターシャツのボタンを外している吉
澤の姿をどうにか捉えていた。
吉澤はボタンを外し終わると、そのシャツを梨華のジャージ同様、部屋の片隅に
放り投げた。肩紐の無い白いブラジャーが梨華の眼を射抜く。梨華は必死に自ら
の両手で自分の乳房を隠していた。しかし吉澤は、薄紅色のブラジャーの下で激
しく息づいている梨華の豊かな乳房をしっかりと見つめていた。
「梨華ちゃん、私の身体、見える?」
「・・・」
「ほら、見て!」
「・・・ウン。見えるけど・・・」
「どうかな?梨華ちゃん、教えて?・・・ねっ!」
「・・・キレイだよぉ。よっすぃ〜の肌の色、透き通るみたいにキレイ。
それの比べて私なんか・・・。地黒だし、それに汚くて・・・」
「そんな事ない、梨華ちゃんもキレイだよぉ。でも嬉しいな、梨華ちゃんに誉めて
もらって!」
吉澤は膝まづき、梨華の顔を優しく撫でた。そして頑なに乳房を露にするのを
拒み続ける梨華の両腕を少し強引に押さえ込んだ。すると吉澤の眼には、ブラ
ジャー越しながらピンと張った豊かでいて弾力のありそうな梨華の乳房が飛び
込んできた。
「どうして、隠すの梨華ちゃん。こんなに、おっぱいキレイなのに。」
「そんな事ないの。わたしの裸、キレイじゃないよ、よっすぃ〜みたいに・・・」
「そうかな?比べて見るぅ?・・・梨華ちゃん、見たい、私の胸?」
「えっ!?そんな・・・。いいの、そういう意味でいったんじゃないから」
「ふふふっ。いいから、私から見せちゃおう!」
そういうと吉澤は立ち上がり、自分でブラジャーを外し、更に着ていた赤の巻
きスカートのホックを取り、オフホワイト色のパンティー一枚の姿を梨華に晒
した。
「触っていいよ、梨華ちゃん」
「え?でも・・・」
「いいから、ホラ・・・」
吉澤は、再び膝まづくと梨華の顔の前に露になった自分の乳房を晒した。そし
て梨華の両手を引っ張り、その乳房に宛がった。梨華は、されるがままにその
ままの姿勢で吉澤の乳房の上に手を置き、心臓の鼓動を感じていた。
すると吉澤は、自分の掌を梨華の掌の上に置き、ゆっくりとその手を動かし始
めた。
「!!・・・よっすぃ〜」
「いいから・・・このままで」
少しだけひんやりする梨華の掌の中で吉澤の乳房は、激しく息づいていた。乳
首は次第に大きく突起し、吉澤の口からは、唾液と共に歓喜の喘ぎ声が漏れ始
めた。
「アン、アン・・・。梨華ちゃん・・・、気持ちいいよ」
「よっすぃ〜・・・」
「もっと・・・。もっと強くぅ!ホラ、梨・・・華・・・ちゃん・・・」
「・・・どうしよう。よっすぃ〜。こうなの・・・」
梨華は、困った顔つきで吉澤の乳房をさすり続けていた。しかし次第に自分の
愛撫によって吉澤の身体が捩れ、くねり始めるのを目の当りにして、徐々に自
分が能動的になっていくのを感じていた。
いつの間にか梨華の上に置かれていた吉澤の手は、梨華の背中に回り、くすぐ
るようにその肌をさする。梨華は、自分の意思で吉澤の乳房を揉み始めていた。
吉澤は歓喜の表情を浮かべ、更に梨華の背中への愛撫を激しくする。その手が
良くくびれた腰の辺りに到達すると、堪らず梨華は叫び声をあげた。
「キャッ!、よっすぃ〜、ダメダメ!くすぐったいよぉ」
「梨華ちゃん・・・、もっとね・・・」
吉澤の手は、次第に梨華の身体の前方に伝わる。吉澤は梨華の愛撫に激しく捩
らせながらも、今にも弾けそうな薄紅色のブラジャーで包まれている梨華のた
わわな乳房に視線を合わせていた。
吉澤は、その手の先を梨華の下腹部辺りに移した。指の先で触れるか触れない
か微妙なタッチでその辺りを吉澤は擦り続ける。じらすように、弄ぶ様に、吉
澤は指先だけで梨華の身体を犯していた。
たまらぬ刺激は、梨華の全身を激しく貫く。顔を左右に激しく振りながら梨華
は、快楽の喘ぎ声を出した。
「ウンッ!アアアッ!よっすぃ〜!」
「梨華ちゃん、どう?」
「よっすぃ〜・・・気持ちイイよぉ・・・もっとして」
梨華が初めてみせた歓喜の叫びを聞き終え、今まで辛うじて抑えていた吉澤の
欲望は遂に爆発した。我が手を梨華の下腹部から乳房に到達させると、いきな
りブラジャー越しに梨華の豊かな乳房を揉みしだき始めた。そしてそのブラジ
ャー越しながら梨華の乳房にむしゃぶりついた。
ブラジャーごと激しく揉まれる梨華の乳房。そのあまりの激しい愛撫に、梨華
の身体は小刻みに震え、声にならない声を出し、吉澤の欲望を受け入れた。
「どう、梨華ちゃん・・・。気持ちいい?」
「ウン!もっとして、・・・もっと、もっと!」
吉澤の眼に妖しい光が満ちた。その瞬間、あっという間に梨華のブラジャーを
剥ぎ取り、投げ捨てると、その勢いのままジャージをも脱がしにかかった。
吉澤は敢えて乱暴に脱がそうと、梨華の身体を持ち上げず、そのままの体勢で
脱がしにかかる。
なかなか脱げない梨華のジャージを思い切り引っ張る吉澤。遂に梨華は自ら腰
を上げそれを即した。吉澤は梨華のそうした行動に興奮の度合いを高めていた。
すると脱がされる勢いに押され、同時に梨華の薄紅色のパンティーが少しずれ、
恥丘の部分を露にさせてしまった。
梨華は、慌ててパンティーを上げようとしたが、吉澤の手がそれを制止させた。
「いいよ、このままで・・・」
「恥かしいよ・・・、ダメだよ、よっすぃ〜」
「いいから、良く見せて・・・」
吉澤はその露になった恥丘に優しくキスを重ねた。梨華は、驚きのあまり、腰
を浮かせてのけぞろうとしたが、吉澤の両腕がそれを抑える。舌を這わせそこ
を舐め回すと、今度はパンティー越しにうっすらと見える秘めた部分に息を吹
きかけた。
その息に激しく身悶える梨華。その反応を見てますます吉澤の行為は厭らしさ
を増してきた。舌をパンティーの淵沿いに這わせ、薄く茂る陰毛の生え際を唾
液でたっぷりと湿らせる。
そして微かに伝わる梨華の喘ぎ声を聞きながら、ゆっくりとパンティーを下ろ
した。しなやかに伸びる梨華の脚にキスをしながら、最後まで下げきると、そ
のまま投げ捨てた。
「梨・・・華・・・ちゃん。舐めるよ・・・」
「よっすぃ〜・・・、もう、どうにでもして・・・」
梨華はそう言い放つと、自分の意思で思い切り自分の両足を広げて吉澤に秘部
を晒した。梨華の喘ぐ声を聞き終えるな否や、吉澤は梨華の陰部に食いついた。
ピチャピチャと吉澤の唾液が梨華の割れ目に絡みつく厭らしい音が響く。梨華
はその音に合わせるかの様に、リズミカルに腰を動かし、吉澤の舌を受け入れ
ていた。
その舌先が梨華の割れ目の中に侵入する。舌腹でひだの一枚一枚を確認するか
の様に舐め回す。唾液まみれのその舌で梨華の陰部を貪る。
吉澤の舌は、ペロペロと割れ目の中を舐め切ると、今度は指先を陰部に押し当
ててそこを軽くパンパンと叩きながら、刺激を加えていた。
「アンアンッ!そんな事しないでぇ!!、おかしくなっちゃうから・・・」
「梨華ちゃん、オイシイよ・・・」
妖しい吉澤の声が梨華の脳裏にこびりつく。堪らず梨華は身体を上下左右に大
きく振って、イヤイヤをした。しかしその刹那、梨華の割れ目の奥からジワッ
とした液が絡み出てきた。
その液は一筋の雫となって梨華の太腿を伝う。吉澤は喜色満面の面持ちでその
液を舌で掬った。
「梨華ちゃん・・・。感じているんだね。嬉しいな・・・」
「もう・・・よっすぃ〜。恥かしいから・・・。そんな事言わないで・・・」
「恥かしがる梨華ちゃん、可愛いから、もっと、もっと、しちゃうもん!」
「やめて、よっすぃ〜。もう私、おかしくなるの。だから・・・ウッ!」
吉澤はペロリと自分の指を舐めると、梨華の陰部にその指を差し込んだ。ジワ
ッとした感触が吉澤の指に纏わりつく。暫くその感覚に酔いしれた後、ゆっく
りと上下に動かして見せた。
梨華の身体は、指が挿入されたと同時に、腰がピクン!とさせ、自ら小刻みに
腰を上下させ始めた。
ハァハァ、という梨華の喘ぎ声が次第に大きくなる。声につられて吉澤の指は、
そのストロークを大きくさせて、梨華の膣内を撹拌させていた。梨華は、かつ
て経験した事のない快感を全身で味わっていた。
梨華は今まで自分にとって苦痛でしかなかったセックスを楽しみ始めていた。
快楽に酔いしれ始めた梨華は、遂に自らの手で自分の乳房を揉み始め、乳首を
引っ張り、体全体で歓喜を表現し始めた。
「梨華ちゃん、気持ちいい?どう?」
「ウン!アッ、アアアン・・・。もう・・・」
吉澤は梨華の答えを聞き、満足そうな表情を浮かべると、更に激しく梨華の膣
内を掻き乱した。挿入する指の本数を3本に増やし、梨華の身体を壊し続ける。
梨華は、相変わらず自分で自分を愛撫し続ける。甲高い声で喘ぎ続ける梨華の
顔は、次第に紅潮し始めた。そして体全体の肌の色も赤味を増してくる。自分
の手で揉まれている乳房は赤く染まり、可愛らしく勃っている乳首は、少し大
きくなり始め、薄いピンクに色づき始めていた。
「よっすぃ〜、もっと・・・もっと・・・」
「梨華ちゃん。厭らしいね(笑)」
「だって・・・だって・・・」
「フフフッ。じゃあ、こうしちゃおう・・・」
吉澤は妖しい微笑を浮かべながら指の動きを早めた。上下に指を動かすごとに、
膣の中からは、ドクドクと愛液が滴り落ちる。梨華は一層甲高い喘ぎ声を出し、
快感に身を寄せていた。
漸く吉澤は梨華の割れ目から指を引き抜くと、今度は唇で貪った。すでに愛液
でズボズボになったその中を舌先で掻き乱すと、ジュルジュルとわざとらしい
厭らしい音をたてて責め立てる。舌先で探し当てたクリトリスを甘噛みすると
同時に、梨華の体が宙に少しだけ浮いた。
「キャアアア!!!!」
梨華の甲高い声による絶叫音が部屋中にこだまする。その声と同時に、梨華の
割れ目からは勢い良く愛液が弾けとんだ。床上に、テーブルの上に、そして吉
澤の顔中に梨華の愛液が乱れ飛ぶ。梨華は、慌てて自らの秘部を手で隠したが、
それは無駄な抵抗に終わった。
「梨華ちゃん、凄いね!こんなに出るんだぁ?」
「イヤ・・・どうしよう・・・恥かしいよ」
梨華は顔を手で隠し、吉澤に背をむける様に体を横向きにして羞恥心を全身か
ら感じさせる様に身体を丸めた。吉澤は、梨華の背中越しに身体を密着させる
と、その赤みを帯び続けている肌に軽くキスを交わす。そして脇の下から梨華
の乳房に触れると、今だ勃ち続けている両方の乳首を摘んだ。
「イヤ!アン・・・!ダメ、よっすぃ〜」
「何で?梨華ちゃん可愛いんだもん!」
吉澤は梨華の肩を抱くと、その肢体を力強く身体を反転させた。梨華の身体は、
事も無げに吉澤の方へ向け正対する。プルプルと震える乳房と、息づく下半身
が吉澤の眼に飛び込んでくる。
吉澤は何も言わず梨華の唇にキスを重ねた。そして徐々に舌先を首筋に這わせ、
梨華の身体を舐め回した。
吉澤の舌先が遂には乳房の辺りにまで及ぶ。一呼吸置いた後、今度は両手で梨
華の乳房を鷲掴みにして、その中央でツンと勃つ乳首目掛けて、獰猛に吸い付
いた。
唾液塗れにされた梨華の乳房は、激しく波を打つ。吉澤は前歯で、そして奥歯
で梨華の乳首を、乳輪を甘く噛みながら、両手で梨華の乳房を掻き乱していた。
「アンアン!よっすぃ〜!!もっと・・・もっと・・・」
「梨華ちゃん、どうして欲しいのぉ?」
「もっとね・・・もっと・・・強く噛んで!!」
吉澤はその返事に呼応し、乳首というよりも、乳房全体を噛んでみた。激しく
捩れる梨華の体。そしていつの間にか、梨華のか細い指が吉澤の秘部を弄り始
めていた。
「梨華ちゃん、私も・・・気持ち良くさせてくれるのぉ?」
「ウッ・・・アッアン!」
梨華は喘ぎながらも吉澤の秘部にスッと指を入れ、軽く上下に動かして見た。
既に吉澤の割れ目は、愛液で充満しており、その滴りが太腿付近に垂れ流れて
いる。
梨華は、揉まれ噛み続けられる自分の乳房への刺激を忘れるかのように、吉澤
の陰部への行為に没頭し始めていた。
「よっすぃ〜・・・。わたしも舐めてあげる」
「梨華ちゃん・・・」
今まで全てにおいて受動的だった梨華が、立ち上がって身体を180度回転さ
せると一目散に吉澤のパンティーを脱がしに掛かった。そして早速、露にされ
た陰部へ食らいついた。当然ながら、吉澤の顔の付近には、まだビクツキが収
まらない梨華の割れ目が宛がわれている。
不器用なまでの梨華の陰部付近へのキスに吉澤は、かつて無い興奮と快感を味
わっていた。その気持ちのお返しとばかり、梨華の陰部に再び指を入れ、何度
も何度も出し入れを繰り返す。
「よっすぃ〜、ダメ、ダメなのぉ。今は私がする番だから・・・アン、ウッ!ウウウ・・・」
「いいの。もっと腰を動かして梨華ちゃん。そうすると奥まで見えるんだから!」
「やめて、そんなトコみないで・・・。私も見ちゃうよ!」
「いいよ、見て、もっと見て梨華ちゃん!そして、気持ち良くさせて!!」
吉澤の呼び掛けに梨華の舌は応えた。細長い梨華の舌が膣の奥にまで到達する。
そして舌先を指の替わりに何度も何度も抜き差しさせる。その都度、吉澤は脚
を上げ、腰を浮かして応える。そして刺激が貫かれる毎に梨華の可愛らしい臀
部をパンパンと平手で叩いた。
梨華は叩かれる度に甲高い叫び声を上げたかと思うと、次第に厭らしさを増さ
せつつ、吉澤の陰部を堪能し始めていた。自分で舐めた指を入れ込む。その瞬
間、吉澤の口から小さな喘ぎ声が漏れた。
梨華は吉澤の体が自分の指先でコントロールされているのを実感すると、その
出し入れの速度を急速に速めた。
「よっすぃ〜、どうかな?」
「アアアアッ!梨華、やめて!」
吉澤は、梨華の事を呼び捨てにして、快楽を表現した。梨華は、その反応に満
足感を覚え、更に厭らしく吉澤を責め立てる。今度は挿入の本数を増やし、わ
ざと乱暴に膣内を掻き毟って見る。梨華の予想通り、吉澤は反応した。
「ダメだよ、梨華!・・・壊れちゃう〜」
「よっすぃ〜・・・。出てくるよ、凄い、凄い!」
「もう、凄いよ!アアア、初めて!こんなの初めて!!」
今、吉澤の膣に梨華の指全てが挿入された。梨華はぎこちなくだが、その指を
ひたすら上下に動かして、吉澤の割れ目を、陰部を、責め続ける。そしてドク
ドクと流れ出る愛液を舌で掬いながら、うっすらと生え揃う陰毛をチロチロと
唇で梳いた。
「アン、ウン・・・アアア!出るぅ!!」
「よっすぃ〜、凄い、一杯、一杯・・・」
梨華の舌先がクリトリスに触れ、そこをやや強く噛んだ刹那、吉澤の割れ目か
ら愛液の塊が一斉に放出された。まるで噴水のように止め処なく流れる液を梨
華は顔面で受け止め、出切る限り飲み干そうと口を大きく開けていた。
「アウ・・・、」
「梨華・・・チャン・・・凄いよ・・・」
唾液と愛液で床一面がぐっしょりと湿る中、二人の少女は終わる事のない愛の
宴を繰り返していた。何度も絶叫をし、互いの陰部を弄りあい、互いに乳房を
寄せ集め、乳首同士を摺り寄せる。
その度に二人は愛液を飛ばし、卑猥な言葉を連発し、愛欲と快楽の海に身を沈
めていた。
「もうダメ・・・もう・・・」
「よっすぃ〜、わたしも・・・」
吉澤は全裸で寝転ぶ梨華の身体全体を優しく撫でた。そして唾液塗れの口を舌
で舐め取る。梨華はまるで赤子のように、吉澤の乳房から顔を離そうとしなか
った。そして時折、母乳を欲しがる子供のように、吉澤の乳首に吸い付いた。
コロコロと舌先で吉澤の乳首を弄ぶ。吉澤はその度に梨華の髪の毛を擦りなが
ら、胸に抱き続けた。
「梨華ちゃん、もう忘れられたよね?」
「ウン・・・。もう全部忘れたもん・・・。何も知らない。何も聞かなかったの・・・」
「そうだね、私もみんな、忘れたからね。」
「ねぇ、よっすぃ〜。もう少し、こうしていてもいい?」
「勿論だよ、梨華ちゃんがいいと思うまでね」
「よっすぃ〜。・・・今日は私の事、さっきみたいに梨華って呼んで。お願い・・・」
「わかったよぉ。・・・梨華、いつまでこうしていて、いいよ」
「ウン、ひとみちゃん・・・」
互いに傷を舐め合う二人の饗宴は、朝日が昇るまで続いた。街が漸く目覚めて、
起き始めた時、全裸の少女二人は互いに抱き合いながら、湿りきった床の上で
スヤスヤと眠りについていた。
<自粛部分補完 了>