●(#´▽`)´〜`0 )Love〜いしよし PART3●

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599ブラインド・ウォッチメイカー
さっきのようにすぐに追い上げられることもなく、ただぬるま湯に浸るよ
うな緩い快感がいつまでも続く。
石川はうっとりとして目を閉じた。
「気持ちいい?りか」
吉澤の問いに、石川は無意識のうちに首を縦に振っていた。
もう、逆らう意思も思考も残されていなかった。


結局石川は初めてのセックスの後、そのまま吉澤に抱かれて寝てしまった。
なんだかひどく、疲れていた。
(ひとみのバカ、ひとみのバカ、ひとみのバカッ…!)
そんなふうに何度も念じながら、でも居心地がいいのはなんでなんだろう。
不思議に思いながら、石川は吉澤の腕で眠りについた。