●(#´▽`)´〜`0 )Love〜いしよし PART3●

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589たまご
入った私達はカバンをおいて置いてあったパイプ椅子に腰掛けた。
他のメンバーはまだ私たちに気を使ってか話し掛けてくることすらしなかった。
けど、梨華ちゃんとはずっと手は握りっぱなしだ。
なぜだかもの凄く幸せな気分だー♪
と、顔がにやけた直後梨華ちゃんがボソッと・・・
「ちょっとさ・・・外でない?」
「あ、うん・・・」

梨華ちゃんに誘われてビルの屋上までやって来た。
なんか妙に寒い・・・。
「ひ、ひとみちゃん?」
「ん?なに?」
「さっきはホントにありがとう・・・すごくうれしかったよ・・・・。」
「梨華ちゃん・・・・」
「わ、私ね・・・ここまで人に優しくしてもらったのひとみちゃんが初めてだと思うんだ・・・。」
「え?なんで?」
「な、なんでって言われても・・・・。」
つくづく嫌になるよ・・・こんな馬鹿なことを聞いてしまった自分が・・・。
「ひとみちゃん・・・・聞いて欲しいことがあるんだ・・・・」
梨華ちゃんのいつになく真剣な眼差し・・・・。こっちまで真剣になってきちゃったよ。