●(#´▽`)´〜`0 )Love〜いしよし PART3●

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214ドラム
>>53の続きです。
彼女はしばらくの間石川の寝顔を見つめていた。
が、やがて彼女の枕元にひざまづく。
右手を伸ばすと、さっき乾かしたばかりの栗色の髪にそっとふれる。

「綺麗な黒髪だったのに、ちょっともったいないかな……」
 石川の髪をすくように撫でる彼女の右手。
 髪をいじりながら、いつしか妖しく高鳴ってくる吉澤の胸。
 思わずいたずらしたくなって、右手の指をそのまま石川の顔に持っていく
吉澤。

「梨華ちゃんて、ホント可愛いな。お肌もツルツルだし、シミとかも
ないし……」
 おでこの生え際から鼻すじ、頬にかけて指をすべらせていく。
「羨ましい……あたしなんか、ホクロいーっぱいなのにさ」
 人差し指で石川の鼻の頭を撫でる吉澤。
 赤ちゃんみたいなすべすべの白い肌、長いまつげ、綺麗なピンク色の唇……
つぶらな彼女の瞳は、今は閉じられていて見えなかった。

「ううーん……」
石川の顔が、ゆっくりと左右に振れた。あわてて右手を引っ込める吉澤。