いいっすか?

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77TONBA

手術中のランプが消え、執刀医が出てきた。
マネージャーが、医者に、心配そうに聞いている。
「あ、先生。安倍は・・・・・。」
医者は、落着いて言った。
「命に別状はありません。ただ、いつ起きるかわからないし、起きても
 後遺症が残るかもしれません。」
それを聞いたメンバーは、さらに動揺した。
飯田が、さらに混乱した。
「・・・・・そんなぁぁ!!なっちぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「かおり、落着いて!さ、向こうの部屋で休んどこう。」
矢口が、待合室に飯田を連れて行った。
「あんたのせいだよ!馬鹿!馬鹿!」
飯田が、廊下を曲がる瞬間に、加護を鋭い目で、睨んで、行った。
加護は、黙ってそれを見ているしか出来なかった。