▼モー娘。が最近の女子中・高生に与える影響とは?

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84まだダメ
         M2ファイリング
  CHAPTER 2 「どうにかして土曜日」

 3月25日(土)、更なるターゲットを求めて、再び「ドラムロ」
へとやって来た。準備万端、話しのネタに、途中で色の変わるペン
なぞ購入、アンケートも刷り上がった。軽く内部を1周。おあつらえ
向きに、我が母校の制服の女子高生3人組がいた。所在なげにダベっ
ている。ウチは伝統的に体育会圭の校風である。自分が10年先輩
だと告げれば、2工程ぐらいは省けるかも知れない。「ラッキー!」
 調査の前にトイレに入り、最終チェックをする。第1印象の為、
鏡を入念にのぞく。髪型は行き付けの理容室で兄ちゃんに
「今風にして」と頼んだ為、寝グセともオシャレともいえるように
なっている。 でもオレは知っている。使い慣れぬが、ジェルで
アタマを固めている、その事実だけで,他人に与える印象は素のまま
のヒッキー状態なオレより断然、違ってくる。物ゴゴロ付いて以来、
パンク・ファッション(ライブ・ステージに上がる時)以外の
オシャレと言う物にほとんど縁がなく、逆に意味無く憎んでいるオレ
だが、調査の為と割り切れる程、今回は入れ込んでいる。もっとも
その服装はユニクロレベルなのだが。
 アゴを上げて鼻毛もチェック。鼻をつまんだりして、飛び出す子供
がいないか確認。今朝、出血する程刈ってきたので大丈夫だろう。
鏡に「ニィッ」とやって歯と周辺も見る。鼻毛もそうだが、他の人と
話している時に、彼の口腔に異物を発見した場合、気になって話
どころではなくなる。自分が同じ轍を踏む事の無いよう、
ヨッスィーの要チェケラッチョ!だ。
 名も知らぬが、後輩達が相手という事で2回目といえど、精神的
には楽だった。しかし、ここに5分も居なかったというのに………。
 トイレを後にして、彼女らの座っているテーブルへ向かう。…?…
 ヤツら、もう居ないんでやんの!!