52 :
大河好き :
中澤は恐怖で体が凍りついた
受話器をまたたくまにとり、そしてボタンを押した
ピッポッパッポッ トュルルルー
ガチャッ!!
「あっ警察ですか!? ソニンさんお願いします・・・」
ピーッ!!
中澤「うっ!!」
またメールが入った
「あっソニンさんですか? 中澤です はい 安倍の部屋に誰かいます そうです はいっ 今安倍の部屋に誰かいるんです! すぐに はいお願いします」
ガチャン
中澤はパソコンを見た「またあのメールかしら?」
アドレスを見た「違う人からだわ・・・」
メールを開けた
すると音楽が流れてきた
中澤「`ふるさと`・・・だわ」
53 :
大河好き : 2001/02/25(日) 12:55 ID:I93RMaGA
中澤はしばらくその曲を聞いていた
しかしおもむろにパソコンの電源を切り コートを羽織った
「あたしも行ってみよう!!」
中澤はタクシーを拾った「すいません有明までお願いします」
タクシーは夜の街を走り出した
運転手「あっもしかしたらお客さんモーニング娘の方ですね?」
中澤「ええ そうですけど」
運転手「いやー うちの娘が大ファンなですよ」
中澤「ありがとうございます」
運転手「お客さんスミマセン これにサインしていただけませんか?」
中澤は運転手から色紙を渡された。そしてサインを書き、ふと窓の外を見た
タクシーはレインボーブリッジを渡っていた
「東京ってキレイやな・・・」
中澤は夜の東京湾に魅せられていた
そのとき一台のバイクがタクシーに並んだ
「なんや?」
バイクには二人の若者が乗っていた
「ソニンとユウキや!」
後部座席に乗っていたユウキは中澤にVサインをおくると運転席のソニンはスピードをあげサーッとタクシーを追い抜いていった
中澤「警察のくせにノーヘルでええんかいな」