ミステリー小説「安倍なつみ殺人事件!!」

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94大河好き
エレベーターは屋上で止まった

ソニン「ユウキ! あたしは階段から上に行くからアンタはエレベーターで行って!!」

ユウキ「了解!!」

一階にいる捜査員たちもそれぞれエレベーターや階段、非常階段などを使って上に昇って行った

エレベーターに乗ったユウキは懐から銃を取り出した

ユウキは銃を両手に構えた

エレベーターは猛スピードで屋上に向かって行った

チンッ!

エレベーターは屋上に着き扉がゆっくりと開いた

ユウキは銃を構えながら ゆっくりと 全神経を緊張させなが屋上に出た

雨が降り出した

(どこだ・・・いったい?)

階段から人が昇ってくる音がした ユウキは銃を階段に向けた

「ユウキ刑事!!」

昇ってきたのは警官だった

警官「ユウキ刑事 来てください!」

「何だ?」

警官「こっちに人が倒れています!!」

「何!?」

ユウキは駆け寄った そこには毛布にくるまれた人がいた

ユウキはしゃがみこみゆっくりと毛布を開いた

ヒトがはいっていた

女性ではなかった 少し白髪まじりの中年男性だった

ユウキはしばらく見つめていた

「はっ!!」

ユウキは振り返った

先ほどの警官がユウキに銃口を向けていた

「しまった!!」

ドキュン ドキュン!!

二発の銃声が雨空にこだました