リレー小説 『HERO(娘バージョン)』

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107名無し娘。
「ちょっと待ってくれ!」
先程まで玄関に居た、厚手のコートを着た二人の男が部屋に掛け込んで来た。
「私は厚生省薬務局の麻薬取締官だ、そっちの二人も仲間だ」
そう言うと大魔人に駆け寄った。大魔人は手錠の掛かった手で、
胸に刺さった弾丸を抜き取った。「ふう、弾チョキのお陰で助かったよ」

「えっ!って事は私達の方が不審者だったの?私のどこをどう見たら
 犯罪者に見えるってんだよ。 こんな美人捕まえてさ。それに・・・」
保田は殴られた頬をさすり、大魔人を睨み付けた。

「えっ!女だったのっ?」
慌てて口を手で覆った大魔人の目が、点に成っている。保田はスカートを履いている。


   ( >>101は目が血走ってるけど・・・が正解だったな)