あいぼん小説(?)書きます。

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36名無し娘。
あいぼんは公園の土管の中から首を出す、父輝義が冷たくなっているのを発見した。真冬の寒気から輝義の死は凍死であることがあいぼんにも分かった。
彼女は江頭のアパートへ土足のまま駆け込んだ。
「エガちゃん、パパが死んじゃった」
江頭は黒いタイツの中からろうそくを取り出すと
「ぱぱを火葬にするか」
そう言って、あいぼんと江頭の二人は公園の土管に戻ると、父輝義の姿はなく、二人の前を清掃車がゆっくりと通り過ぎた。
「ぱぱは、もう土葬されたんだ」
江頭はあいぼんの肩を叩くなり優しくささやいた。
「うん」
あいぼんは江頭の助手になりましたとさ。