圭茶

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164名無し娘。
「いやぁ!」
突然後ろから大きな声がした。
そして、後藤が私を後ろから抱きしめてきた。
「いやぁ…圭ちゃん…そんなぁ」
見えなくても分かった。後藤が泣いている事に。
私は後藤の手をそっと握った。
「さようなら」
私は一言だけ、そう言った。