1 :
娘。さんだよもん:
2 :
2:2001/06/14(木) 15:36 ID:6lyFmzHI
2
3 :
名無し娘。:2001/06/14(木) 16:34 ID:DiOLHZ5k
4でおねがいします。よすぃー
4 :
名無し娘。 :2001/06/14(木) 17:12 ID:RKTeWNL.
4をキボーン
5 :
名無し娘。:2001/06/14(木) 23:20 ID:0F1p09K2
2
6 :
名無し娘。:2001/06/14(木) 23:32 ID:iUCarJD2
矢口が寂しがってるので(爆)3で!
7 :
ベタ:2001/06/15(金) 01:31 ID:J0BtoyYs
コンコン
「あのさー、入っていい?」
声をかけると、ドアが開いた。
「やっと来た。
矢口の所には来てくれないのかと思ってた。」
「そんなことは無いよ。」
「じゃあ何で、来てくれなかったのよ!
どうせ、他のコと遊ぶのが忙しかったんでしょ!」
「じゃあ、帰る。」
しかし、矢口さんが俺の手をつかんで引きとめた。
「ごめんなさい…。
こんな事、言うつもりじゃ無かったのに…。」
「わかってるよ。」
「私のこと、嫌いになった?」
「そんな事、無いさ。
俺が嫌いなら、そんな事しないだろ。
どちらかと言えば嬉しいかなー。」
ちょっと照れながら、言ってみた。
気が付くと長いこと話し込んでいた。
「いけねー、もうこんな時間だ!
急いで当番に行かないと。」
「ホント、もっと話して居たかったのに。」
急いで厨房に向かった。
8 :
ベタ:2001/06/15(金) 01:31 ID:J0BtoyYs
「さて、お昼は何にする?」
「ハンバーグなんて、どう?」
「矢口さん、いいね。
グッドアイディアだよ。」
「そうね、昔から好きだったもんね。」
矢口さんが、なっちを羨ましそうに見ている。
「『先輩の好物はハンバーグ』っと。」
「吉澤さん、何かいてるの?」
「何でも無いですよー。」
「俺は何をすれば、いいのかなー。」
「じゃあ、ニンジンの皮むき―」
「矢口さん、ダメだよ。」
「安部さん、何で?」
「だって、左利き用の包丁無いんだもん。
危ないから、ダメ。」
「左利きって…、右利きでしょ。
この前は、怪我で左使ってたけどさ。」
「違うのよ、何でか知らないけど、昔から左で包丁使うのよ。」
「昔から…。」
「あっ!」
急に吉澤さんが大声を出した。
「だからこの前、手切ったんだ!」
「「この前?」」
吉澤さんに包丁を取り上げられてしまった。
「大丈夫だよ、気をつけてやれば何でも無いから。」
「「「ダメ!」」」
「はい…。」
3人に言われてしまった。
9 :
ベタ:2001/06/15(金) 01:31 ID:J0BtoyYs
昼食が済んだ。
夕食当番は、保田さん、石川さん、後藤さんになった。
凄く心配だ…。
部屋に戻ると知らない間に眠ってしまい、気が付いたら夕方になっていた。
疲れが、たまっていたかな?
勿体無いことしたかな、まあいいや、夕飯だ。
食堂に行くと準備が出来ていた。
まともな料理だ、3人を疑って悪いことしたかな。
「いただきます。」
あれ?この味付けどこかで…。
「いいかしら、今日からって言っても、あと2日だけどゲストを紹介するわね。」
「飯田先輩、ゲストって?」
「いいから、黙って聞きなさい。
入って下さい。」
「ウッ!
義姉さん、どうしてここに!
それに、希美に加護ちゃん!
が、学校はどうしたの。」
「がっこうは、かいこうきねんびれす。」
「明後日は、土曜日で休やで。」
「どう、美味しい?」
「じゃあ、義姉さんが夕食作ったの?」
どうりで、知った味のはずだ。
10 :
ベタ:2001/06/15(金) 01:32 ID:J0BtoyYs
義姉さんに、いつも使っているからと、部屋を追い出されてしまった。
しょうがないので、なっちの横の部屋に移動した。
チビ達は3階の部屋にしたらしい。
お子様2人が加わったので、ホラー映画の鑑賞会から映画の鑑賞会になった。
「どれを見る?」
1>飯田先輩、特選
2>裕ちゃん、特選
3>なっち、特選
4>チビ達、特選
11 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 02:13 ID:9NxmqqnU
待ってましたの4番で
12 :
ふぁーすと。:2001/06/15(金) 02:23 ID:U4/qVJR2
3>なっち、特選 で、お願い!。
なっち特選で恋愛ものを見よう。3。
14 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 02:27 ID:zbMSsKMg
4で。
15 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 02:28 ID:kYkGCV2w
1で。
16 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 02:32 ID:3BVzzbcE
1でお願いします。
新スレおめでとうございます。
選択は…んんん…3で。
18 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 09:01 ID:VJpIcoCM
・・・3かなぁ?
っていうか3で!
19 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 09:06 ID:Bmx2Ah4M
4でお願いします。
20 :
名無し娘。 :2001/06/15(金) 12:15 ID:oFRkgs4g
1でお願いします。
21 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 14:29 ID:RKr9qaxE
なっち以外に考えられないので3で。
22 :
名無し娘。 :2001/06/15(金) 18:33 ID:oFRkgs4g
1をきぼんぬ
23 :
あ名無し娘。:2001/06/15(金) 20:00 ID:g3wwvOmo
2、ぜってーおもろい
24 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:20 ID:8dYF7fMI
4でしょー。ちび希望
25 :
聞:2001/06/15(金) 23:32 ID:kMwRzCrU
>>8 吉澤さんがメモ取ってる。
いつの日にか作ってあげるのかなぁ。
26 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 00:01 ID:LHMmyq.U
4で! ちびマンセー!
27 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 00:36 ID:TyDZl52.
4で
28 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 02:13 ID:TWfZLORk
4
30 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 11:51 ID:pA3pAf.E
はははははははっはははははははっはhっははははh
げえげげげgっげげげgg
しししししししいっしし
くうくくくくくうっくうくうくくくk
4でお願い
31 :
名無し娘。 :2001/06/16(土) 20:24 ID:dqvcT7Rs
1でお願いします!
32 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 23:20 ID:FZgc4iqg
2で
エロエロ希望
33 :
ベタ:2001/06/16(土) 23:51 ID:jp3E9LFo
「どれを見るって…、ごちゃ混ぜになってるじゃないですか!
じゃあ、これ。」
1本のビデオテープを手にとった。
テープを再生し始めた。
アニメ!?
「ののたちのれす!」
そんな気はしたよ…。
希美達は喜んでるだろうけど、他の人達はつまらないだろうな。
「そこでガツンとやったれや!」
「頑張って…。」
「あっ!」
「この魔術、やってみようかしら。」
みんな見入ってる…。
終わった。
「まあまあ、やったな。」
「しっかり、入り込んでたくせに。」
「なんか言ーたか。」
「別に何も言ってないです。」
34 :
ベタ:2001/06/16(土) 23:51 ID:jp3E9LFo
部屋に戻ってきた。
ガチャ
「お兄ちゃん、こんどのにちようび、ひまれすか?」
「希美、勝手に入ってくるなよ。」
「ごめんなさいれす…。」
「日曜日か。」
土曜日で合宿終わるから、日曜日はゆっくりしたいな。
「日曜日は、忙しいから。」
「そうなんれすか…。
でも、ゆうはんまでには、かえってくるれすよね。」
「どうかなー。」
「わかったれす…。」
淋しそうに部屋から出て行った。
よく寝たなー、今日の朝食は何かなー。
まてよ、朝食当番は誰か決まってなかったよな。
1>気にせず、ランニングに行く
2>気にせず、二度寝
3>気になるから、厨房に行く
35 :
名無し娘。:2001/06/17(日) 02:54 ID:hAXXy/G.
3で誰かと接触きぼん
3だろ。なんかハプニング起きそう。
3で。ちびっこ二人がホットケーキとか焼いてそう。
しかも生焼けで
38 :
ふぁーすと。:2001/06/17(日) 03:39 ID:bI1dRR5c
なっちが、率先して朝食を作ってるはずと思うので、
3>気になるから、厨房に行く を希望!。
39 :
名無し娘。:2001/06/17(日) 09:51 ID:a2TkADJ2
3
無人のキッチンでゆで卵が煮立ってる。
40 :
名無し娘。:2001/06/17(日) 11:09 ID:eNUhPCxg
3にしよう。こっそり誰かが料理してるかも・・・
41 :
名無し娘。:2001/06/17(日) 11:23 ID:9Fy/ETak
3で。どうなるかわくわく♪
42 :
名無し娘。:2001/06/17(日) 18:21 ID:.2MBM7PY
じゃぁあえてランニングでよっすぃ〜と接触希望!
43 :
42:2001/06/17(日) 18:39 ID:.2MBM7PY
すいません。番号書き忘れました。
1です。
44 :
名無し娘。 :2001/06/17(日) 19:50 ID:DXphgi5k
3が面白そうってことで3をきぼんぬ。
45 :
名無し娘。:2001/06/17(日) 22:59 ID:Sc7QA8Nk
3で。
せっかくだから厨房へ>3
47 :
名無し娘。 :2001/06/18(月) 00:13 ID:h6himPfc
3でお願い。
48 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 02:08 ID:hoeAJd4Q
厨房には厨房(辻加護)が! 3で。
49 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 02:16 ID:e1b08e4s
1でおねがいします
50 :
ベタ:2001/06/18(月) 02:26 ID:IvXwZudE
気になる、このまま朝食無しなんてことに…。
厨房に行こう!
「あれ?彩さん。
何で、朝食作ってるの?」
「何でって、みんな食べるでしょ。」
「そりゃ食べるけどさー。
そうゆうことじゃなくて、何で彩さんが一人で作ってるの?」
「作るの好きだから。
それに一人じゃないわよ。」
俺の後ろを指差した。
「へー。
先輩、家じゃ『彩さん』って呼んでるんだー。」
恐る恐る振り返る。
「ご、後藤さん!」
51 :
ベタ:2001/06/18(月) 02:27 ID:IvXwZudE
「何で、ここに居るの?!」
「お義姉さんのお手伝いです。
昨日、聞いてたから一人じゃ大変だと思ってー。
そ・れ・よ・り、家では彩さんって呼んでるんですか?」
よりによって、後藤さんに聞かれるなんて…、他の人に聞かれるより良かったかも。
後藤さんに耳打ちする。
「誰にも言わないよね。」
「どうしよっかなー。」
「デートでも何でもするから。」
泥沼に嵌っていく気はするが、デート1回ですむなら…。
「じゃあ、私のことを真希って呼んで下さいね。」
「えっ、それはちょっと…。」
「『何でもする』んですよね。」
小悪魔のような微笑を浮かべる。
「わかったよ。
真希ちゃんでもいいよね?」
「いいですよ。」
「ねえ、後藤さんちょっと手伝ってもらえる?」
「はい、お義姉さん!」
「後藤さんって、ほんと、いいコね。」
なんでこっち見るの…。
「お、俺も何か手伝うよ…。」
「いいわ、殆どすること残ってないから。」
「そう、じゃあ一度、部屋に戻るね。」
ここに何時までも居ると、ろくなことにならない。
食堂から出て行く俺に、2人で仲良く手振って送ってくれた。
52 :
ベタ:2001/06/18(月) 02:27 ID:IvXwZudE
部屋に戻ってきた。
ベットに横になり、ボーっと天井を眺めていた。
ふっと、目の前に顔が現れた。
さっと避けると、頬に何か感触が…。
「裕ちゃん!
何するの?!」
「なんや、起きとったんかい。
目ー開けたまま、寝とるかと思ったわ。」
「そんな訳、無いでしょ!
まったく、油断も隙も無いんだから。」
「なあ、ウチもうすぐ誕生日やねん。
なー、なんか買ーてーな。」
「誕生日って…。
????」
誕生日?
「今度の火曜日なん。
忘れんといてー。」
「そうだ、誕生日!」
「どうしたん?
急に立ったりして。」
「裕ちゃん、ありがとう!」
「???」
「火曜日ですね。
なんか良い物差し上げますから、期待していてくださいね。」
部屋を後にした。
「なんや、慌てて出てって。
つまらんから、部屋に戻ろ。」
53 :
ベタ:2001/06/18(月) 02:27 ID:IvXwZudE
希美の部屋に着いた。
トントン
「希美、起きてるか?」
ドアノブを回してみる。
開いた、そーっと覗いてみる。
「希美、居るのか?」
ベットルームに行くと、希美が目をこすっている。
「なんだ、起きた所か。」
「お兄ちゃん、おはようれす。」
「おはよう。
希美、明後日の日曜日は暇か?」
「なんれすか、きゅうに?」
「なあ、一緒に遊園地に行かないか?」
「どうしたんれすか?
きのうは、いそがいいって、いってたれすのに?」
「希美と遊園地、行くのに忙しいってことさ。
ただ、疲れてて希美の予定、聞くの忘れてたんだよ。」
「お兄ちゃんは、だめれすね。
ののも、お兄ちゃんと、ゆうえんちいくのれ、ひまじゃなくなったれす。」
「こいつー。」
「てへてへ。」
54 :
ベタ:2001/06/18(月) 02:28 ID:IvXwZudE
朝食が済んだ。
昼食当番は、裕ちゃん、彩さん、矢口さん、希美になった。
昼までに、2人の誕生日プレゼント買いに行きたいけど、どうしようかな。
誰かに見立ててもらった方が、いいかな。
1>なっちと加護ちゃん
2>保田さんと吉澤さん
3>さやかと真希ちゃん
4>飯田先輩と石川さん
5>やっぱ一人で
55 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 02:42 ID:hoeAJd4Q
5で。 ゆゆ×ののをどちらも良く知る彩姉さんに遭遇出来ればベスト。
56 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 02:59 ID:86i/1Et6
ゴア!
ののたんかわいいなーーー。
5の一人。
57 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 03:15 ID:7R7wAmZU
4で。
58 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 03:22 ID:L38plc2o
3かな。
59 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 03:43 ID:ld5UoJzQ
一番波乱を呼びそうな1の組み合わせも見たいが、
とりあえずココは一番被害が少なそうな組み合わせの
3で。
61 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 04:15 ID:5HkfvDaA
4でお願い
3で。
63 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 05:13 ID:g/zRaubY
加護の反応が見たい 1で
64 :
ふぁーすと。:2001/06/18(月) 06:11 ID:msMb0Sac
このコンビをみたかった、
1>なっちと加護ちゃんで、お願い!。
65 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 06:16 ID:0DDGlwgc
3で。
66 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 06:17 ID:0DDGlwgc
妙にリアルタイムなのが良い(w
67 :
名無し:2001/06/18(月) 06:55 ID:.k3viqYI
3で。
68 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 09:14 ID:b3no3ggc
5で。
69 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 09:27 ID:K9lHr6s2
かおりかで、
4でお願いします。
70 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 17:51 ID:SA0sET5s
3も捨てがたいが、ここは1で!
71 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 19:20 ID:iRItFQPA
5でお願いします。
72 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 19:54 ID:Tmz.W2C.
彩っぺに出て欲しいので5!
73 :
名無し娘。 :2001/06/18(月) 20:28 ID:h6himPfc
4がいいな。
74 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 20:48 ID:96LhCDOI
3でお願いします
75 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 21:00 ID:0PcfTCro
5でお願い
76 :
あ名無し娘。:2001/06/18(月) 21:12 ID:kCC4vcpk
4嫁はんと
77 :
ベタ:2001/06/18(月) 23:09 ID:bhzTmVEw
1>2
2>0
3>7
4>5
5>7
保田がらみは、なんて人気無いんだろ。
強制イベントでもやろうかな
78 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 23:32 ID:Tmz.W2C.
>>77 いやはや、なんというか保田は他のメンバーに比べて、
主人公にそんなに気があるように思わないんですわ。
だから、かなぁ?
79 :
ふぁーすと。:2001/06/18(月) 23:45 ID:msMb0Sac
>>77 >>78の言うとおりですね。
それそうと、市井&後藤なんてベタすぎる。
80 :
名無し娘。:2001/06/19(火) 00:41 ID:NwWxQJik
>>79 だってベタさんが書いてるんだもん!
とりあえず1で
81 :
ベタ:2001/06/19(火) 00:51 ID:9MxI2kLQ
>ふぁーすと。
すみません、名前通りなんで。
実は、書いてるとき飯田、石川忘れてたんで1、2作って残ってるのは市井、後藤かなって。
コピペの時、思い出して4を5にして飯田、石川を足したんです。
>>78 そんなイッソップ(?)の狐みたいなこと言わないで、高い所に有る葡萄は美味しいかも。
82 :
ベタ:2001/06/19(火) 01:18 ID:lnQUc0yY
どうしようかなー、誰に頼もうかなー。
「あら、まだ居たの?
みんな遊びに行ったわよ。」
「えっ、いつの間に。」
そうだ、聞いてみよう。
「実は希美と裕ちゃんに、誕生日プレゼントあげようと思うんだけど、迷ってって。
彩さん、何がいいと思います。」
「そうゆうのは、自分で考えないと。」
「そんな事、言わないでお願いします。」
「しょうがないわね。
希美ちゃんは、『ぬいぐるみ』かな、
裕ちゃんは、『インテリア類』、『アクセサリー』でもいいかなー、
私は、―。」
「待った!
私って…。」
「だって、貰ってないから。」
「先月でしょ、忘れてたけど。」
「大丈夫、前後6ヶ月受け付けてるから。」
「…。」
「私は、『洋服』でいいわよ。」
「行ってきます…。」
83 :
ベタ:2001/06/19(火) 01:19 ID:lnQUc0yY
とりあえず俺の趣味だけどプレゼントも買った。
見つからないように隠して、お昼に行くか。
「お兄ちゃん、もうきたのれすか。」
慌ててたので、時間を間違えた。
どうしようかな。
1>せっかくだから、手伝う
2>しょうがないので、部屋に戻る
3>どうせなら、ラウンジに行く
手は足りてるだろうから3で。
一応、こちらの目標は萌える女保田を書く事なので
自分も保田を選択する人が増えるような努力したいです。
85 :
ふぁーすと。:2001/06/19(火) 06:10 ID:EO7Vt38E
3>どうせなら、ラウンジに行くで、お願い!。
ならば、書いてみましょうと保田編
どうしよかなー、誰に頼もうかなー。
悩んでいると、目の前を吉澤さんと保田さんが通る。
「ああ、ちょっと待って。二人ともヒマ?」
「えっ?ええ、ご飯も食べたしちょっと体操でもしようかと
思ってたところですから」
「じゃ、じゃあさ。ちょっとばかり買い物に付き合って欲しいんだ」
二人が顔を見合わせてる。
「どうします?保田さん」
「そうねぇ、私達への仕事の依頼は高いと判って頼んでるようだし」
「や、保田さん。先輩困ってますよ」
「冗談よ。さ、早く行きましょう」
道すがら、二人に買い物の目的を説明する。
「へー、中澤さんと妹さんの誕生日ですか。なんか、グットタイミング
だったんですね」
「で、何買うか決めてんの?アンタ」
「いや、それはまだ。というか、そのために二人にきてもらったんだよ」
「先輩。思い出に残るようなプレゼント選んであげましょうね」
軽井沢銀座に到着。
「あっ、この間のお店」
「そういえば、あれ付けて見た?」
「先輩からのプレゼントだし、もったいなくて、まだ…」
「二人とも仲がいいわねー。なんだか私妬けちゃうわ」
「ああっ、や、やですねー保田さん。ふ、二人とも陸上部ですし、
それに同じ幅跳びですし、それにそれに…」
「わかったわかった。じゃあ、ここにする?二人とも」
「そ、そうですねー。ここなら色々とありますし。ねぇ先輩」
吉澤さんが顔が赤くなってるのをごまかそうと一気にまくし立てる。
「先輩、これなんか」
吉澤さんの手には『やっしー人形』が。
「た、確かに思い出になりそうだが、それはちょっと…」
「そうですね、じゃあ、これなんか」
今度は夫婦茶碗。
「か、観光地にはつき物だけどねぇ。第一夫婦じゃないし」
(いや、確かに二人とも別の意味で大喜びしそうだが…)
「あっ、コレは止めましょうやっぱり。これは……」
ああっ、吉澤さんとしゃべったりしてるうちに、もうこんな時間。
まだどっちのプレゼントも選べてないよ。
「何やってんのよ。ほら、選んどいてあげたわよ。コレなんて
中澤さんにどう?」
保田さんがガラス製のオルゴールボックスを差し出す。
「でも、俺の財布にはちょっと高いような?」
「今回の旅の宿を紹介してもらったお礼も兼ねて私が少し出してあげるわよ。
それにみんなからのプレゼントってことにすれば、後でみんなもお金
出してくれるはずだわ。」
「あ、ああ、なるほど」
「妹さんにはコレよ」
今度は15センチくらいの平たい植木鉢に入った植物の苗が出てきた。
「これは?」
「アロエよ。毎日お水をあげて植物を育てれば、命を慈しむ心が自分の
中に育つわ。きっと妹さんも心のキレイな女性になるわ」
「な、なるほど。選んでくれてありがとう保田さん」
「いいのよ。さっさと買ってきなさい。時間ないわよ!」
プレゼントを買って、無事別荘まで戻った。
帰り道、オルゴールの中に宿を手配してくれたお礼に全員が
それぞれメッセージを書いた紙を入れようと話し合った。
「じゃあ、吉澤さん。俺の部屋だとばれるかもしれないから、
プレゼント預かっておいてよ。その間オルゴールに入れるメッセージを
二人でみんなから集めておくから」
「はーい、わかりました」
すたすたと吉澤さんが別荘に入っていく。
「じゃあ、私達もみんなを探しに行きましょ」
「あっ、保田さん待って」
「なに?」
吉澤さんにプレゼントの入った袋を渡すときにこっそり抜き取っておいたモノを
取りだす。
「ほらっ、この程度しか払えないけど依頼料だよ」
「えっ?」
保田さんが包みを開けると中澤さんのものには到底及ばないが、小ぶりの
ガラスに入ったオルゴールが出てくる。
「こ、これって」
「ほらぁ、保田さんがお金出してくれたおかげで少し浮いたからさ。まあ、
感謝の印だよ。吉澤さんと二人だったら、まだプレゼント探してただろうしね」
「ば、ばかねぇ。それなら、もっと誕生日プレゼントにお金かけて
あげなさいよ。まったく。…………………あ…ありがとう」
そう告げると保田さんは顔を真っ赤にして別荘に走って行った。
食堂の前を通ると矢口さんにであった。
「ねぇ、圭ちゃんどうしたの?見た事ないぐらい、すっごい嬉しそうな
顔して部屋に入っていったけど?」
「さァ…ね」
「お兄ちゃん、もうきたのれすか。」
慌ててたので、時間を間違えた。
どうしようかな。
1>せっかくだから、手伝う
2>しょうがないので、部屋に戻る
3>どうせなら、ラウンジに行く
90 :
名無し娘。:2001/06/19(火) 09:17 ID:Z4FVwzk2
>カオレンジャーさま
保田萌えました(笑)
これからも期待します!
で選択肢は3でお願いします。
ラウンジで誰かと絡むのを期待。3。
92 :
名無し娘。:2001/06/19(火) 20:56 ID:GqJgihHI
カオレンジャー、保田がすごく乙女チックだった!感動した!
選択肢は3で。
93 :
名無し娘。 :2001/06/19(火) 23:07 ID:sVKmFtOo
3をきぼんぬ
94 :
名無し娘。:2001/06/19(火) 23:54 ID:b5RUGsgI
ヤッスーラブリー。
3をきぼー
95 :
ベタ@裏:2001/06/20(水) 00:32 ID:tWZxNRvQ
96 :
ベタ@裏:2001/06/20(水) 00:37 ID:tWZxNRvQ
>>95の飛び先は、カオレンジャーさん作です。
カオレンジャーさんは、いつ寝てるんですか?
私は、もう寝ます。
圭ちゃん萌え
最近とみにかわいいしね>3
スミマセン。見にくい文章を作ってしまって。あれでOKです。
自分は早寝早起きしてます。加護編と保田編の間も少し寝てました。
書くのは時間かからないけど、ほぼ文章が頭の中で出来てから実際に
書くんで寝ながら考えてました。
ところで、多分ベタさんの考えてたのと別の方向行っちゃいましたね。
スミマセン。やっぱりこっちが続き書くべきですか?完成は夜になると
思いますが。
99 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 07:24 ID:vgegGsoU
3キボンヌ
100 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 08:19 ID:oPtoEqOU
2
思ったより早くできました。これなら、どちらのルートもOKかと思いますが
彩さんもいるし、ココは手伝わなくても大丈夫だろう。
俺はラウンジへ向かった。
石川さんと吉澤さんが一人所在なげにしていた加護さんに
話しかけていた。
「あっ、王子様ァ〜〜」
俺を見つけた加護さんが抱き付いてくる。
「どうしたの加護さん?」
「あっ、あたし達は何もしてないですよ。信じてください先輩」
石川さんと二人、当惑した顔をして吉澤さんが答える。
「ははっ。もちろんわかってるよ。多分一人で不安だったんだよねぇ?」
加護さんは抱き付いたままで無言でコクコクとうなづく。
「ねぇ、お取り込み中悪いんだけど」
ふり向くと彩さんが立っていた。
「今晩、誕生日のパーティをやろうと思うのよ。希美ちゃんだけじゃなくて、
裕ちゃんもすぐ誕生日だし。たくさんの人に祝ってもらった方が二人も
嬉しいでしょ?」
「あっ、俺もそれ考えていたんですよ」
「ほんとなの〜ん?」
「いや、さっき二人の分のプレゼントも買ってきましたし」
「へぇー、もう。ふ〜ん」
「えっ、ええまあぁ」
「じゃあ、あたしも聞きたい事があるけど、もっと聞きたい事がある人達が
3人いるみたいだから、お昼の後に打ち合わせしましょ」
「あ、彩さん…まって…」
ふりかえるのに少し勇気がいりそうだ。
昼食後、彩さんと相談した結果、俺と彩さんのどちらかが裕ちゃんと
希美を連れ出して、予定の6時まで時間稼ぎをする。その間に、
飾り付けとケーキを含めた料理を用意しようというのだ。
さて俺は、
1>後藤・吉澤・加護・石川と飾り付け
2>安倍・飯田・市井・矢口・保田と料理
3>中澤・希美と出かける
このシチュエーションで出かける以外の選択があるのか?
つーワケで3。
104 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 13:30 ID:y6zux0rQ
3!これしかないでしょ?
105 :
ふぁーすと。:2001/06/20(水) 13:42 ID:J/DthJjY
>カオレンジャーさん、ご苦労様です。
今回は、これしかないでしょ!
3>中澤・希美と出かける で、お願い!。
106 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 14:10 ID:8V29ZOZc
ここは勿論3で。
107 :
名無し娘。 :2001/06/20(水) 14:33 ID:N4/dMj2k
3をきぼんぬ。
108 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 18:09 ID:6FEUo8/w
3で。
109 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 19:14 ID:IxUxu7to
>加護さんは抱き付いたままで無言でコクコクとうなづく。
最高でございます・・・。
選択肢は3以外はありえないデス。
110 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 22:23 ID:QC7zLYmo
3で
111 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 23:20 ID:3aFzFgz6
やぱ3でしょ
辻・中澤って組み合わせはあんまりないよね
期待してます>3
「ゴメン、裕ちゃん。車出して欲しいんだけど…」
「どないしたん?」
「彩さんが足りないものがあるから、希美と一緒に探しに行って来て
欲しいって。で、裕ちゃんを足代わりに使えって言われたんだけど……」
「何言うてんねん、あの女!まあええわ、玄関で待っとき」
玄関前にはベントレーが止まっていた。いつもながら、どっから出てくるんだ
この自動車の数々は。
「で、どこ行くんや?」
「ええーと、鈴園の水と言うのを汲んできて欲しいと」
「聞いたことあらへんなぁ、まぁ近場から探そか〜」
しかし、一向に見つからない。
「なぁ、なんでその水必要なん?」
「さぁ?なんででしょう?」
「ああっ、なんか知ってる顔やなぁ。白状しぃや!」
中澤さんが冗談で首を締めてくる。
「おばさぁぁん、やめてくらさぁぁーーい。おにいちゃんを
いじめないれーーーーーー!!」
「だれがおばさんやーーーっ!!!!」
「ケホッ、ケホッ。……白状しますよ。なんでも美肌を保つ効用の
ある名水だそうです。この事は黙ってろといわれたんですが……」
「ほぉ〜、そんなら気合いれて探さなあかんなぁ。よっしゃ飛ばすでぇー」
「ののにはまだ必要のないものれすね」
「黙っとかんと舌噛むで、嬢ちゃん」
結局、鈴園の水は見つからなかった。実在はするのだが、中国の奥地の
さらに山奥にあるらしい。
「あちゃあ、あの女にかつがれたわ。ココまで何時間かかる
思ってるのや、あんたもはよ気づきぃや」
中澤さんが携帯から別荘に電話する。
「おっかしいなぁ。文句言うたろ思ったのに電話つながれへんわ。
彩っぺやったらともかくなんで誰もでぇへんのやろ」
6時過ぎに別荘近くまで戻ってきた。確かに何か様子がおかしい。
遠目で見える別荘は明かりが一つもついておらず、別荘の外には
誰の姿も見えない。
それは、別荘の目の前に来ても同じ事。まったく人の気配がしなかった。
「あれ?鍵がかかってるやん?なんでやろ?」
中澤さんがキーケースの中から鍵を探し始める。
「そういえば、こんなゲームありましたね。スキーから帰ってくると
ペンションの客が全員殺されてるって」
「え、縁起でもない事いわんといて!」
「お、おにいちゃん、やめてほしいのれす」
中澤さんが震える手で鍵を回す。
ギ、ギィー
ドアの音をいつも以上に大きく感じる。
「おーい、だれかいてへんかー?」
「いないれすかー」
返事どころか、物音一つしない。
玄関のチャイムを鳴らしてみた。
ピンポーーン、ピンポーーン
むなしく音が響くだけだった。
「あ、あいちゃん。ころされてしまったのれすか?」
希美が泣きそうになりながら聞いてくる。
「そうだ!部屋なら誰かいるかも!」
3人はそれぞれ、みんなの部屋に行ってみたがノックしても返事はない。
裕ちゃんの持ってる鍵でいくつかの部屋を開けてみたが、荷物すら
なくなっている。
「だ、だれもいない!」
携帯を取り出して、みんなのところにかけてみる。
矢口さん、さやか、後藤さん、………。
しかし、誰一人として呼び出し音が鳴っても出る気配がない。
「あいちゃん。ののはあいちゃんのぶんまでおにいちゃんとしあわせに
なるれすよ」
「なんでだれもおれへんねぇーーーん!」
(きゃぁぁぁーーーーーーー)
そのとき、叫び声が聞こえた。食堂の方だ。
3人で食堂に走りこんだ。日光の加減で中は暗い。
(バタンッ!)
すると突然、後ろで入り口のドアが閉まる。
慌ててドアに飛び付くが開かない。
(ガチャガチャ…ギィ…ガチャガチャ…ギィ)
ドアノブを廻す音に混じって、なにかが厨房の方からこちらに向かってくる
音が聞こえる。
「なあ、死ぬんか?、…ウチら死ぬんか?」
「お、おにぃぢゃああぁぁぁ〜ん!」
(ギィ…ギィ…ギィ…ギィ…)
うっすら見える明かりからワゴンを押している人影が見える。
ワゴンが止まると、シュっとマッチを擦る音がして炎で顔が照らされる。
あ、彩さん!
彩さんの持ったマッチがワゴンの上に動くと
次々とケーキの上のたくさんのろうそくが灯って行く。
「♪ハッピバ〜スデートゥユ〜、ハッピバ〜スデートゥユ〜…」
いつのまにか、行方不明のはずのみんながギターに合わせて歌ってる。
「♪ハッピバ〜スデェ〜、ディア中澤さんアンド希美ちゃん〜〜。
ハッピバースデ〜〜トゥユ〜〜〜〜……」
(イェ〜イ!キャ〜〜!)
(パンッ!パーンッ!パーンッ!)
明かりがつくと同時にクラッカー。みんな口々のおめでとうを言ってる。
彩さんがニコニコしながら、へたり込んでる俺たち3人の元へ来る。
「な、なんやねん、これは!!」
「びっくりパーティーよっ」
「び、びっくりさせすぎやろっ!」
「ひどいれす〜〜」
「なんで俺まで、知らせて貰えてないんですか?」
「敵をだますにはまず味方からってね。さぁ、2人とも火を消して」
それから、中澤さんと希美には気を取りなおしてもらって、
パーティーが始まった。
余興のトップバッターは
1>加護のマジック
2>市井のギター
3>飯田矢口の腹話術
4>石川吉澤の漫才
5>安倍の人形劇
116 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 06:44 ID:bEnMSO0w
4希望。
なんとなく展開が読めるが、見てえ(w
117 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 07:01 ID:xpbC9NZk
やっぱり、4。
118 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 09:07 ID:y.kw.CPA
3でお願いします。
119 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 09:43 ID:bIfISFGE
3がみたいです。お願いします。
120 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 10:10 ID:iec9sN/s
1で
121 :
名無し娘。 :2001/06/21(木) 10:57 ID:B8.MlCDI
3が面白そうだから3をきぼんぬ。
122 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 11:59 ID:/kZw5.hg
4で。
ツッコミがいそうだけど。
い、1で…。
4から…
125 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 19:36 ID:Q5Kipl5E
1でお願いします
これ全部見たいんですが…
>1>4>3>5>2の構成かな?
127 :
ふぁーすと。:2001/06/22(金) 00:44 ID:Ccj1FEb2
5>安倍の人形劇 でお願い!。
128 :
聞:2001/06/22(金) 01:13 ID:V1ctw2s6
4でお願いします。
129 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 01:54 ID:2O48ZSKM
4からお願いしまーす
先に謝っておきますが、今回作った3つは世界観壊しまくってるかも。次からは
萌えるシナリオ書きますので今回はご勘弁を。
テーブルのないところに小さな舞台が作られていた。
トップバッターは石川さんと吉澤さんだ。
石「どうも〜、チャーミー石川で〜す」
吉「ヨッスィー吉澤で〜す」
「二人合わせて、ブリザード・プリンセス!」
石「誕生日って事なんですけれども」
吉「誕生日?」
「えぇ、誕生日ですよ」
「やだね〜」
「どうしてですか?誕生日、おめでたいじゃないですか」
「だって、歳とるんだよ?」
「いや、でも…」
「あのね、女の誕生日は二十歳までがおめでたいの」
「なぜなの?」
「二十歳こえてみなさいよ、お肌はボロボロ、仕事でボロボロ、男も寄りつかないってば」
「そんなことないですよ〜、格好いい女性もいるじゃないですか〜」
「いないいない、大体ね二十歳こえてからの誕生日なんて、三十路へのカウントダウンよ?」
「え〜、30はイヤです〜考えたくもな〜い」
「でしょ?30になった時、独り身だったらつらいよ〜」
「……あ、あの、よっすぃ〜?」
「え?なに?」
「あの…さっきから鋭い視線を感じるんですけど……」
「え?どこ?………あっ!」
「………」
「………」
二人「すみませ〜ん」
中澤「ええ度胸してるやないの〜」
みんな「あはははははははははは!!!」
「き、気を取りなおして。ねぇ、よっすぃ〜最近は……」
:
:
:
「どうも〜ありがとうございました〜〜」
じゃあ矢口。
134 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 17:33 ID:jLxK44pA
中澤で。
135 :
名無し娘。 :2001/06/22(金) 17:45 ID:ECMxzJ3M
飯田がぜんぜん出番がないので飯田をきぼんぬ。
136 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 18:39 ID:zMyrU7Ms
加護で。
137 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 19:01 ID:88n.FzKU
よっすぃー。
中澤に借りてんだしナカザー
139 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 21:07 ID:oHT618t.
石川がダメなら飯田だ!
140 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 22:28 ID:LLBTxqwE
加護〜。
141 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 22:30 ID:S1SeoM.2
とりあえず飯田
142 :
名無し娘。:2001/06/22(金) 23:15 ID:q5yoI6yc
よすぃーでしょ。
143 :
そう:2001/06/23(土) 00:06 ID:v7kn2O5g
144 :
名無し娘。 :2001/06/23(土) 00:32 ID:aPK4EbHg
やっぱり飯田!
145 :
名無し娘。:2001/06/23(土) 02:39 ID:OuTYxC4.
よっすぃーで。
146 :
名無し娘。:2001/06/23(土) 03:15 ID:V.2Ezmzg
中澤きぼん
147 :
ふぁーすと。:2001/06/23(土) 03:21 ID:fZO15JoQ
なっちで決まり!。
飯田、吉澤編はちょっとまとまらないので後で石川のやつと一緒に
アップします。雛型に作っておいた中澤、市井編でしばし我慢を。
ドアの前に立っていたのはビールの缶を持った裕ちゃんだった。
「今日はお疲れさん」
「どうしたんですか?」
「なんやねむれへんでなー」
彩さんが来たので、この部屋に移ったのだがココは他の部屋と違って、
テラスがあるのだ。テラスの先は50m四方ほど芝生になっている。
「ここな、ウチの両親の思いでの部屋なんや。めったな事では使わせへんのやぞ」
「へー、そうなんですか。光栄ですね」
裕ちゃんはふらふらとテラスのほうへ歩いて行く。
「今日はお月さんがとってもキレーやし、こっちきいや」
テラスにおいてあるテーブルに裕ちゃんと向かい合う。
「今日は本当にありがとうな。彩っぺに聞いたけどパーティやろうって
アンタが考えてくれたんやってな」
「いや、アレは半分誘導された言ったようなもんだし……」
「まあ、ええやん。感謝してるんやから自分の手柄にしときー」
涼しい風が吹いてくる。遠くの方で樹木がゆれる音がする。
「なあ、お礼に裕ちゃんがキスしたるわ」
「でも、なんか結構キスされてるような」
「はは、こんな気分の時にしかしてやれん特別なキッスやぞ」
裕ちゃんが月を背に座ってる俺の横に立つ。左手が俺のあごを持ち上げ
上から覆い被さるようにキスをしてくる。
んん?裕ちゃんの舌が俺の唇を割って入ってきた。俺の舌を絡め取るように
ねっとりと動き回る。
俺の驚いた表情を薄目をあけて裕ちゃんが見て取ると、あいていた右手を
俺の頭を抱きかかえるようにまわし俺の目をふさいだ。ビールの味が口に広がる。
「ん…んん………んんん……んん……」
「プハー。どや、よかったやろ?」
「えっ、ええええ??????」
「ほんならな、パーティーありがとうな」
裕ちゃんはそのまま部屋に帰ってしまった。
その夜は結局興奮して朝まで眠れなかった。
さあ、一週間の合宿も終わった。ウチに帰ろう。ひい、ふう、……あれ13人?
よく見ると裕ちゃんがいない。
「ああ、なんでももう一泊して帰るってさ」
彩さんがそう教えてくれた。
>>151
ドアの前に立っていたのはさやかだった。
「お〜っす」
「どうした?」
「なんか眠れなくってさ」
「へぇ、この部屋テラスもあるんだー」
さやかは俺が答えるヒマも与えず部屋をどんどん奥に入っていく。テラスの椅子に座ると、手を振って俺を呼ぶ。
「ほらぁ、なんやかんやで積もる話もしてないからさ」
俺は、二人分のソフトドリンクを持ってさやかの向かいに座った。
時々吹く涼風が周りの樹木をかすかに揺らしている。
さっきまでうるさいほどに話していたさやかが急に黙って、ほおづえをつきながらこっちをニコニコ見ている。
「どうしたんだ?急に黙って?」
「ねぇ、もっと顔よく見せて!」
さやかに言われるまま、あちらを向いたり、こちらを向いたりする。
「さわっていい?」
さやかの手が2・3度ほほをなでる。
「なんだよ、さやか。なんかへんだぞ……!……おまえ、泣いてるのか?」
顔は笑顔のままだけど、月明かりで涙の筋がほほに幾筋も光ってる。
「えへっ。……あたし、帰ってきたんだね。あなたのところに…」
「ああ、そうだな」
「あたし、心配だったんだ。なっちとうまくいってるんじゃないかとか…、そうじゃなく他の人と付き合ってるん
じゃないかとか…。あたしはずっとずっとあなたの事を思っていたんだよ。でも、会ってみたらあなたは誰とも
付き合ってなかった。きっとこれは運命なんだって思った。あなたはそうじゃないって言うかもしれないけど…、
私はそう信じていたいの」
さやかはぽろぽろと涙をこぼしながらしゃべりつづけた。
「ねぇ、しようか?」
「えっ?」
「あっ、今やらしいこと考えてたでしょ。違うわよ。キスよキス!」
「あ、ああそうか」
「忘れたの?子供頃こう言ってはなっちに隠れてよくキスしてたじゃない」
あれから十数年たって、今また俺はさやかとキスしてる。
「おやすみ。明日から、今まであなたと過ごせなかった分取り戻すんだからね」
小さかった頃の事を思い返しながら、俺は眠りに入った。
一週間の合宿も終わった。帰りの電車の中でさやかはいつもと変わらない行動をしてる。
でも合宿の終わりに来て、さやかと少し心が近づいた感じがする。
合宿から戻り、一夜空けた。今日は希美と遊園地に行かなければ。しかし、
少し天気があやしそうだ
1>行ってみる
2>ウチにいる
3>映画に変更
152 :
名無し娘。:2001/06/23(土) 07:23 ID:WJljqtgA
しおらしいちゃむマンセー。
辻の意見も聞きたいとこだが・・・1で。
153 :
名無し娘。:2001/06/23(土) 13:11 ID:HJBTSvxc
一応行ってみなきゃ。1で。
ちゃむ…とりあえず逝ってみるべし。1。
155 :
ふぁーすと。:2001/06/23(土) 18:38 ID:fZO15JoQ
1>行ってみる で、お願い!。
156 :
名無し娘。 :2001/06/23(土) 18:41 ID:aPK4EbHg
1で逝ってよし
157 :
名無し娘。:2001/06/23(土) 20:49 ID:hzaEcV0I
1以外に何がある?
158 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 00:48 ID:H4QspaFU
もちろん1でしょ。お願いします
ちゃむ萌え…>1
>157
そうですねぇ。デート権の溜まりまくってる後藤さんが迎えに来るとか
合宿のアニメにいたく感動したなちまりが続編を見に劇場に来るとか
色々ですね。
雨が降りそうだけど大丈夫かなぁ?
「希美。天気悪そうだけど、どうする?」
「大丈夫れす。昨日の帰りあいちゃんとこれを作ったのれす」
希美の手には二つのてるてる坊主が握られていた。
「ののとあいちゃんの顔を書いたののぼうずとあいぼうずです」
遊園地についてみると、うそみたいに天気は晴れてきた。てるてる坊主のおかげか?
「二人のパワーはすごいんれすよ!」
今日は希美の希望する乗り物になんでも乗った。希美は平気そうだがジェットコースター3連荘はきつかった。
「お兄ちゃん最後はあれれす」
希美が指差したのは、この遊園地の売り物の大観覧車。
「あいちゃんが乗るとスゴイ事がおこるっておはなししてたのれすよ」
「スゴイ事ってなんなの?」
「さあ、よくしらないのれす」
観覧車に二人で乗りこむ。四分の一ほど来たところで後藤さんが弁当の時に話してた事を思い出した。
「希美。思い出したぞ、この観覧車の事!」
「おにいちゃん、なんだったんれすか?」
希美がワクワクしながら聞いて来る。
「あのな。この観覧車、カップルで乗ると必ず別れるって有名らしいんだ」
「えっ……………」
希美はしばらく固まったままだった。
「いやれすーーーー!おりるのれすーーーーーーーー!!!」
泣きじゃくって、外に出ようとする希美を止めるのには苦労した。
「グスッ……グスッ………ののは…お兄ちゃんと……わかれるのはいやれすーー……」
「希美泣くなよ。俺はどこへも行かないよ。おまえのそばにいつまでもいてやるさ」
「…本当…れすか?…」
「ああ、本当さ。希美がイヤって言うまでいっしょにいるさ。さあ、泣きやんだらホットドック食べに行こう」
「へへっ、ののはイヤなんていわないれすよ。おにいちゃん、ホットドックが待ってるのれす」
(あれ?俺たちカップルか?まあ、希美が泣きやんだからイイか)
その日は閉園時間まで、希美と遊園地で遊びまくった。
合宿からもどって幾日かたった。
「ねぇ、お昼食べよっ」
いつものように、昼休みにみんなが集まり始める。しかし、なんか大所帯になったよな。
最初は矢口さんや安倍さんと食べていたのにいまや、保田さんに後藤さん、それにさやかまでいるのだ。
キャーキャー言いながら、仲良くみんなでご飯を食べている。
合宿のおかげでずいぶんみんなの仲も深まったようだ。
「あれ?どこいくの?」
「飯食ったから、ちょっとトイレ」
「イヤーー、ごはんのときにーーーー」
「さてと」
トイレから教室に戻ろうとした時、後ろから呼びとめられた。
「よう、いつもおまえのトコはにぎやかだなぁ」
あっ、こいつは……。
こいつの名前は押尾。見てくれはイイのだが、女のコに中絶させたとか、Hの途中の写真を
ばら撒いて女のコを自殺未遂させたとか、あまりイイうわさを聞かないヤツだ。
保田さんに言わせると俺も同類と言うのだろうが……。
「なあ、あんなに沢山のコと飯食ってるけど、どのコが本命なんだ?教えろよ」
俺は……
1>幼なじみの安部さん
2>みんなのアイドル矢口さん
3>まさかの保田さん
4>可愛い悪魔後藤さん
5>フィアンセのさやか
6>関係ないだろ
6! お塩なんぞに答えてやる必要はない!
164 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 10:47 ID:Ug6nar8s
6だ!友達相手ならまだしも、お塩に答える義理はなし!
文句言うようならのめしてしまえ!
165 :
名無し娘。 :2001/06/24(日) 11:29 ID:OtF8WnvI
6’「氏んでね(はぁと」と可愛く言ってあげる
166 :
名無し:2001/06/24(日) 12:53 ID:YHk75AsM
6!!
・・・・ひょっとしてなっちがピンチか!?
167 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 12:54 ID:EStvoja2
6で
お前は翁で十分だろがっと言う
168 :
ふぁーすと。:2001/06/24(日) 16:36 ID:XOjtbcPE
1>幼なじみの安部さん 、で決まり!!!・・・。と言うか、
おまえには関係ないだろう!手を出したらただじゃすまないぞ!氏ね!
6を選択。
>カオレンジャー さん、
安部さんでなく、安倍さんですよ。間違わないでね。
かつてないほどの意見の統一が見られますな
ええ当然お塩は逝ってよし!ですよ>6
6以外の選択肢を選ぶ奴がいるわけないだろ!糞お塩は逝ってよし!!!
6!!!!!
171 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 19:10 ID:P7lP7iU.
俺も6で
しかしヒールですなぁ、お塩・・・。
172 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 21:00 ID:KCjq8fFk
6以外を書くわけないよね。カオレンジャーさん・・・。
6の10乗
しかし初対面の奴になぁ
ここまでイワンでも・・・
一波瀾ありそう
175 :
名無し娘。 :2001/06/24(日) 22:37 ID:Zj54NShU
7.>飯田さん
176 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 23:07 ID:wdcALA7o
何が悪いって名前が悪い。
もちろん6で
177 :
喜喜:2001/06/24(日) 23:13 ID:7ENGhDO.
お塩、お前に言うことなんぞ一つもない。みたいな気分になったので6番。
178 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 03:02 ID:vj//54LE
179 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 03:37 ID:bTIQq3uQ
お塩登場か(w
もちろん6キボン。ドキュソに答える必要はないよね
180 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 04:08 ID:.HV3zIR.
名前が押尾じゃなかったら1〜5のどれかでいいんだけど
みんなと同じく
6>関係ないだろ
「おまえには関係ないだろ」
俺は押尾にそう告げた。
「ふぅ〜ん。そうか、俺には教えないか。じゃ、おまえの本命取っちゃっても簡便な」
「それはダメだ。なぁ、おまえの噂、本当なのか?」
もう行こうとする押尾の肩を俺はつかんで聞いた。
「さあな、どんな噂か知らないがある部分では本当だろうし、ある部分ではウソだろうな。じゃ、俺はもう行くぜ」
「あっ、待て……」
俺の手を振り払って、押尾はさっさとどこかへ行ってしまった。
押尾の言った事を考えながら教室に向かう途中、安倍さんに出会った。
「どうしたの怖い顔をして?」
「いやぁ、ちょっと…ね…」
「ふ〜ん。あっ、そうだ。さっき押尾君に声かけられちゃった。『今度の休みヒマ?』って」
「まさか、OKを!?」
「あのね、ビックリしてなっちは答えられなかったんだけど、矢口が『その日は一緒に出かける用事があるの』
とか言ってくれたから大丈夫だったよ」
「ハァ〜ー、そうか」
「いくらなっちでも知ってるよ。あの人あんまり評判よくないって話。なっちはあんまり人を疑いたく
ないんだけどね。矢口とかが信じちゃダメって言うから……」
「いや、矢口さんが正しい!それは絶対正しい!!」
「そうなの?でも、なっちちょっとうれしかったよ。押尾君が声かけて来たって事はなっちかわいいって
ことだよね。なっち魅力的?ナハハハハ」
「そう言う冗談は止めてくれ!」
「ゴメン。あとね。なっちの事心配してくれたから、そんな真剣な顔してるんだよねぇ?それもうれしかった……」
教室に戻ってみると押尾は午後の授業はふけていた。
午後の授業は今回の事を色々と考えてるうちに終わってしまった。さて、今日はどうしよう。
1>陸上部
2>オカ研
3>教室に残る
4>素直に帰る
182 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 09:35 ID:c4UKb8xg
3で。
183 :
名無し娘。 :2001/06/25(月) 13:44 ID:pWpLoZws
2をきぼーん
184 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 16:29 ID:lJnwa5v6
3ぎぼ〜ん
185 :
ふぁーすと。:2001/06/25(月) 17:24 ID:VfCGQolc
なっちが心配。
3>教室に残る をお願い!。
186 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 17:50 ID:3Gf9soMA
3で。
187 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 18:03 ID:weH0qHgE
1がいい。よっすぃーLOVE
188 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 18:36 ID:FO8zjG6o
このままなっちルートをたどるべきでしょう。
3でお願いします。
189 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 18:47 ID:TER7K8xE
おっ新ネタや。3で。
190 :
どっちの名無しさん?:2001/06/25(月) 19:01 ID:bUc6JNwA
このままだとなっちが危ないだろうな…一波乱ありそう。3で。
192 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 19:48 ID:SbpMGWYU
2で。
4を希望。
3で
なっち危うし!
ぷれ捨てには気をつけろ!>3
196 :
名無し娘。:2001/06/26(火) 00:55 ID:LB2qhFHA
怖い伏線だ・・・3。
最近誘導されてる気がするなぁ(w
197 :
喜喜:2001/06/26(火) 01:41 ID:44qIA6SA
いざこざ希望!
三番でお願いします。
誘導どころか逆に自信ないなぁって選択を選ばれる事の方が多くて
四苦八苦してやってます。まあ、考えるの楽しいからいいんですが
授業終了後、周りを見るとなっちや矢口さんの姿がない。校内を一回りしてみるが、結局見つからなかった。
放課後の教室には、保田さんとさやかが残っていた。
「なぁに、悩んだ顔してるのよ!」
「ちょっとな…」
「ふーん、そう。でね、圭ちゃん、あそこのフレーズは……」
二人の側に座ったが会話に参加せず、なっちが声をかけられたことで自分の中に湧き上がった思いについて
何度も反芻していた。
「……だと思うわけ。……ねぇ、そういえばさ、もうイイでしょ、あの押尾ってイイ男は結局ナニモノなの?」
「さやか!!おまえも声かけられたのか!!」
思わず立ちあがって聞いてしまう。
「違うわよ、なっちが声かけられた時アタシも圭ちゃんも居たから。というか、あんたが居ない時にソイツが
アタシたちのトコに来たんだけどね。ねぇ、圭ちゃん。もう教えてもらってもイイでしょ?」
「まぁあ、そうね。もう人もいないし」
保田さんの口から女子の間で伝わってると言う押尾の噂を聞いた。やはり、あまりイイ噂ではなかった。
「へぇ、そんなヤツなんだ。相当ワルだねぇ」
「でも、あくまでも噂ってことでね。あんまり学校にも来ないし被害にあった女のコもよその学校らしいし、
真相は闇の中よ。外見はイイし、口も上手いし、一部の子には人気あるのよね」
「ワルの魅力ってヤツかぁ。まあ、市井にとっては関係のない話だけどね」
「あら?さやか、タイプじゃない?」
「だって、私にはアナタと言う夫が居るんですもの。ねぇ、アナタっ!」
さやかが俺にパチパチとウィンクをする。
「アッハハハ、そういう圭ちゃんこそ、もしかしてタイプゥ〜?」
「違うわよぉ。そんな沢山の女のコに手を出すようなヤツって大っ嫌い。女の敵よ!」
ジロリと保田さんが俺を睨む。
「まあ、なっちって素直だからねぇ。そういうヤツならコロッと騙されちゃうかも」
「そうね、しかもそう言う時に頼りにしなきゃいけないのが、これまた浮気男じゃねぇ」
「だぁぁぁぁああ、俺だってなっちの事、心配してるんだよ!!」
「あれ?あんたがなっちって言うの初めて聞いたわ。アンタたちまさかもうそんな仲になってるとか?」
「それは、子供の頃にそう呼んでたから、つい。な、なぁ、さやか?」
「そうねぇ、でも久しぶりに会ったら『安倍さん』とか言って妙によそよそしかったはずなのにあやしいわねぇ?」
「な、なんにもないってばぁ」
そう、幼馴染だから。兄弟みたいなものだから心配してるんだよな、俺…。
次の日の朝、少し早めに目が覚めたので学校へも早い時間に向かった。
通学路を歩いていると後ろから
1>加護さんが
2>吉澤さんが
3>矢口さんが
4>後藤さんが
201 :
名無し娘。:2001/06/26(火) 09:05 ID:oUXMj.6U
1で。
はやっ。
ああ、「周りを見るとなっちや矢口さんの姿がない」は
「周りを見るとなっちや矢口さんはもう帰ったようで姿が見えない」に修正ね
203 :
名無し娘。:2001/06/26(火) 12:43 ID:whbfNh8o
なっちがどうなったか心配
矢口は
>>181 でなっちを助けてくれたし
なっちと矢口は仲いいらしいから
矢口からなっちの情報を聞き出すのを期待して
3>矢口さんが
でお願いします
204 :
名無し娘。:2001/06/26(火) 12:48 ID:VdHDBVNo
3でお願い。
205 :
ふぁーすと。:2001/06/26(火) 14:42 ID:JG2uz2mw
206 :
ポルノ:2001/06/26(火) 16:39 ID:2qstsBP.
できれば3で
207 :
名無し娘。:2001/06/26(火) 19:40 ID:6mGWGRUA
3でいってみよう!
うむ、同意。3だべ。
じゃあ僕も3で(迎合野郎でスマヌ)。
210 :
名無し娘。:2001/06/26(火) 23:43 ID:MWHpDYso
2でおねモニ
211 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 00:20 ID:w7LqFFQM
1を〜。
矢口の情報に期待>3
「おっはよー」
後ろから声をかけてきたのは、矢口さんだった。
「ああ、おはよう矢口さん。昨日は、な…安倍さんを助けてくれたそうだけど、ありがとう」
「いいよー、別にたいした事じゃないし、なっちが変な事になったら私も困るしさー」
そのまま、矢口さんと話しながら学校へ向かった。
「そういえばさ、昨日は授業の後すぐいなくなってたけど、安倍さんと帰ったとか?」
「違うよ。……ねぇ、さっきからなっちの事ばっかり聞いてるけど。やっぱり心配?」
「そ、そりゃあ。幼馴染だからね」
「そうなんだ。さやかも転校してきて幼馴染二人が相手じゃ矢口の恋も前途多難だね。ははは」
俺の顔を見ていた矢口さんの視線が一瞬、後ろにそれた。
「じゃあ、矢口は先行くよ」
「あ、矢口さん…」
矢口さんを追おうとすると、後ろから声が。
「おはよ〜。ねぇ、走ってったの矢口?」
なっちだ。
「ああ、おはよう、なっち。……そういえば、昨日は早く帰ったみたいだけど…」
「あぁ〜、昨日は用事があったから早く帰ったんだよ」
「用事って?」
「えっ?お母さん出かけてたから、ウチで留守番しなきゃならなかったんだけど…。昨日は部活
でなかったの?」
「部活?」
「矢口といっしょに教室出たんだけど、矢口はオカ研に行くって…。聞いてると思ったよ。
『矢口を頼りにしてくれたんだからオカ研行かなきゃ』って言ってたし」
そうなんだ。矢口さん、オカ研に出てくれてるんだ。
教室についた。矢口さんは自分の席で一人で何かを考えている。話しかけようしたが始業のベルが鳴った。
今日は押尾は来てなった。というか、来る方が珍しいのだから、それはあたり前なのだが…。
さて、昼休みだ。いつものようにみんなが……。あれ?矢口さんがいない。
「矢口さんは?」
「今日はお昼食べないんだってさ」
「そう……」
1>お昼を楽しく食べる
2>購買に行く
3>屋上に行く
4>オカ研の部室へ
214 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 06:48 ID:B9EcrBGs
4だべさ!
降霊会?>4
216 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 09:04 ID:/xTcrv/w
4で。
217 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 10:56 ID:0FXR0iKQ
4しかないです。
218 :
ふぁーすと。:2001/06/27(水) 13:39 ID:pleuTSSw
3>屋上に行く で、お願い!。
3
屋上には誰が!?
220 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 19:09 ID:M8XJOoA2
>>219 屋上はなっちだと思う
参考資料:DISC1の375
221 :
ふぁーすと。:2001/06/27(水) 20:11 ID:pleuTSSw
222 :
名無し娘。 :2001/06/27(水) 20:43 ID:8u37EISg
4で逝ってよし
ヤグタン…4だべ。
224 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 21:56 ID:tjkZbEpY
飯を抜いたということは矢口もあれをやるのかな?4希望
225 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 21:57 ID:tjkZbEpY
あげてまった
226 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 23:14 ID:nbdyplsw
4です!
227 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 23:29 ID:lNh1qISY
こりゃ4だわ。
228 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 02:25 ID:hwg1dhRg
みんなが可愛く見えてしょーがない。
4で
やっぱ…4だよね……。
230 :
kaorennzya-:2001/06/28(木) 06:47 ID:hNwgQsaw
ううっ、俺ってなんか文章力ないですね。矢口が弁当食わないのは主人公の心がなっちに
傾いてると思ってなっちと一緒にいるのがつらくなったから、それと矢口以外は教室で
弁当食ってるというつもりで書いてたんですが、現在、みなさんの書きこみ見てすごく
実力ないの実感してます。こんな私でも続けてイイですか?
「ゴメン、ちょっとオカ研に行ってくるわ」
オカ研に行ってみると、鍵が開いている。
「矢口さぁ〜ん」
扉を空けると、、中にいたのは飯田先輩だった。
「あら、まだ部活の時間じゃなくてよ」
「先輩、矢口さん来ませんでした?」
「忘れ物を取りに今来たところだけど、矢口さんは来てないわよ。アナタ、こんなお昼じゃなくて
ちゃんと部活の時間に顔だしなさい」
「そうですか。…失礼します」
「矢口さんを見習ってアナタも真面目に………。いない!ちゃんと私の話を聞きなさぁぁぃ………」
矢口さんはどこへ行ってしまったのだろう。昼休みをなかばまで過ぎた辺りで購買の前を
通りかかった。もう、パン等も売り切れたらしく。購買の前は閑散としている。
そうだ!裕ちゃんにも矢口さんを見なかった聞いてみよう。
「裕チャ……」
奥のほうにいる裕ちゃんを呼び出そうとしたところ。中から人の話し声が聞こえた。
「……ません中澤さん。こんな相談」
「ええよ、私はあんたらの姉さんみたいなもんやと思ってるんやから。それに裕ちゃんでええよ」
「あのー、私…の友達がですね。ある男のコを好きになったんですけど、男のコに幼馴染がいて、
その幼馴染の事を男のコは好きみたいなんですよ」
「ふんふん、ドラマとかではよくありそうやね」
「ところが最近、もう一人幼馴染が現れて、そのコはもう男のコにゾッコンみたいで」
「ほうほう、ええ男なんやろね」
「ところがそれだけじゃなくて、男のコを追っかけまわす中学生もいるらしくて」
「なかなかモテモテやなー」
「で、他にも色々あって、矢口…の友達はどうしたらいいんだろうと困ってるんですよ」
矢口!!ココにいたのか矢口さん!!
「そうやなー、恋愛経験豊富な裕ちゃんからのアドバイスはな……」
(ガタンッ!!)
しまった。もっとよく聞こうと思って、売り物を落としてしまった。
ひとまず俺はその場を逃げてしまった。
「ああ、矢口さん。どこ行ってたの探したよ」
しばらく後、教室に戻ろうとした途中で同じく教室に向かう矢口さんに出会った。
「ちょぉっとね。悩みを聞いて貰ってたの」
「へぇー、答えは出た?」
「うん。矢口絶対負けないから!…あっ、ちょっと先行く」
走って行った矢口さんに遅れて教室に入ろうとしたところで、自分の教室に帰ろうとする
後藤さんに呼びとめられる。
「ねぇ、先輩。矢口さんどうしたんですか?戻ってきたと思ったら、安倍さんと市井ちゃんに
『矢口二人には負けないよ!!正々堂々勝負だァ!!』ってなんか燃えてたんですけど」
「さぁ、俺にもよくわからないんだよ」
(裕ちゃんは一体、矢口さんに何言ったんだ?)
教室の中では『誓いの握手』とか言って矢口さんがなっちとさやかの手をブンブン振り回していた。
さて、今日も無事授業は終わった。放課後はどうしよう。
1>陸上部
2>オカ研
3>教室に残る
4>素直に帰宅
出ろって言われたからなぁ…2だべさ。
234 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 09:03 ID:DhPZbnU.
3で。
235 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 09:16 ID:gGsXnWzc
5で。
236 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 09:19 ID:U0qoUU5Y
2で。
237 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 09:31 ID:OTItrQdA
そうだな。2だな。
そろそろよっすぃ〜に会いたいので1。
239 :
名無し娘。 :2001/06/28(木) 10:40 ID:/OCENWe.
2をきぼんぬ
240 :
ふぁーすと。:2001/06/28(木) 14:32 ID:rmOi117.
2>オカ研 を希望!。
なっちたちが待ってるぞ!。
241 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 18:13 ID:9FZxVVm.
ココは素直に2で。
242 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 19:21 ID:KOfea8jo
2で
243 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 20:17 ID:U86.302s
可愛い知。2で
244 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 23:27 ID:X0e/H0wU
2だす。
245 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 03:04 ID:kViNsJuI
久々にいしよしの2人が見たい。1で
オカルト研究部に行ってみると、先に矢口さんが来ていて何やら本を読んでる。
「あれぇ、矢口さん何読んでるの?」
矢口さんの見せてくれた背表紙には『前世の記憶』と書かれている。
「あら、2人とも、もう来てたの」
飯田先輩も現れた。
「ねぇ、やってみようよ」
矢口さんは読んでた本の内容を早速試してみたくてやる気まんまんだ。
「そぉね。じゃあ今日の活動はそれをやってみましょう」
「なら、誰で実験を……」
2人の視線が俺に向かってる。
「いやぁ…、俺は……ちょっと……」
イスから立ちあがって逃げようとしたが飯田先輩が後ろに回って肩を押さえ付けられた。
「観念して、素直に実験台に成りなさい!」
矢口さんが目の前で糸に付けた5円玉を振り始める。
「そぉ〜れ、眠くなぁる眠くなぁ〜る」
いわゆる退行催眠てヤツだ。催眠でどんどん小さい頃に戻して行けば前世に辿り着くと言う話だが。
「どぉ〜んどん、若返りまぁす。10歳…、9歳…」
光を受けてピカピカと光る5円玉を目で追ってるとたしか…に…ねむ。
「もぉ〜っともっと、6歳…、5歳…」
(ズシっ!!)
後ろで俺を押さえつけていた飯田先輩が全体重を俺にかけてきた。そのまま前に倒れこむ。
「うわあぁぁ、飯田先輩どうしたんですか!?」
「もしかして、先輩の方がかかっちゃった??」
とりあえず、飯田先輩をイスに座らせる。
「先輩。せんぱぁい。」
「う、う〜んん」
「よかった気がついたみたいね」
うっすらと飯田先輩が目をあけて行く。
「先輩、大丈夫ですか?」
目をあけた先輩は、ビックリした様子でイスから転げ落ちた。
「せ、先輩!痛くないですか?」
「お、お兄ちゃんたち誰?ここどこ?カオリ、おうちに帰るぅ」
「マジ?」
「マジかかっちゃったみたい」
矢口さんと顔を見合す。
「ヤーー、カオリ帰るのぉー」
突然、立ちあがって飯田先輩がドアの方へ向かう。
「待てぇー」
2人してなんとか飯田先輩をひきとめる。しばらく暴れていたが、腰に抱き付いて止めている
矢口さんを見て、ピタリと動きが止まった。
「あっ、おねえちゃん。おねえちゃんなのにカオリより小さい!もしかして、絵本に出てた
小人さんや妖精さん?わぁぁ、カオリ会いたかったんだァ」
「こ、小人…………」
うわぁ、矢口さんはそうとうショックだったらしくガックリと肩を落としてる。
「こんにちわー、掃除終わったよー」
掃除当番を終えた安倍さんが部室に来る頃には、飯田先輩は立ち尽くす矢口さんの手を持って
「妖精さん!妖精さん!」
と飛び跳ねていた。
「ああ、安倍さん、イイトコに来てくれた。実は飯田先輩が……」
「わかったよぉ。なっちが相手してるから矢口と早く調べて」
なっちは矢口さんの周りを飛び跳ねまわってる飯田先輩の相手をしてもらう事にした。その間、
本を矢口さんと二人で調べて、催眠術をかけた本人に解く方法もやってもらう事にした。
「飯田せ……カオリちゃん。妖精さんは別のお仕事があるから、お姉ちゃんとちょっと遊んでようねぇ」
しぶしぶ、飯田先輩は矢口さんを解放してくれる。
〜2時間後〜
「カオリちゃん、もう一度これ見てくれる?」
先ほどの5円玉を飯田先輩の目の前にぶら下げる。
「いやー、妖精さんと遊ぶのー」
もう一度催眠術をかけようと言う事に決着したのだが、子供に返った飯田先輩がまったく集中力が
なくなってしまい、さっきからちっとも上手くいかない。
(キーンコーンカーンコーン)
そろそろ、学校自体が閉まってしまう。うむむむ。
そうだ!本は飯田先輩が家から持って来た一部だから、飯田先輩の家ならもっと詳しい本があるかも。
二人にそれを話すと共に納得してくれた。
「じゃ、矢口疲れたから帰る」
「おつかれ〜」
しかし、飯田先輩の
「妖精さん、かえっちゃいやー」
の一言で、結局矢口さんと四人で飯田先輩の家に向かう事になった。
「カオリ疲れたよー、おんぶ、おんぶ〜」
矢口さんはもちろん、なっちにも飯田先輩を背負う事は無理だ。もちろん俺が背負う事に。
「おにいちゃん、ありがとー」
飯田先輩が背中でニコニコしながら叫んでる。
結局、飯田先輩の家ではそれほど収穫がなく、なっちと遊びつかれた飯田先輩が
「カオリねむいー」
と言い出したので、先輩を寝かし付けた後、解散となった。
1>おつかれさま。矢口さんを送ってく
2>ありがとう。なっちを送ってく
3>疲れた。一人で帰る
249 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 06:50 ID:29NFjeVo
おはようございます。毎朝早いですねぇ。
『前世の記憶』って出たときはまさかついにアレが…と思ったけど違ったようで(謎
昨日飯田のラジオでマターリしたので今日の内容はかなり満足ですわ。
選択肢は1を。
250 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 08:52 ID:CRxC8tD.
2でお願い。
251 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 09:12 ID:rGofRPIY
3で。
>249に同意。前世の記憶で・・・。
できれば、二人とも送りたいけど、
2>ありがとう。なっちを送ってく を、お願い!。
253 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 13:28 ID:1JBYTrJQ
254 :
ポルノ:2001/06/29(金) 13:36 ID:6lX/0eEo
1で
255 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 18:43 ID:qBbBXB5E
1で
256 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 18:57 ID:dhYi91/g
1でお願いします。
257 :
名無し娘。 :2001/06/29(金) 20:56 ID:A.aAPF66
3で
1だべ。
>>253 一応上のときモニの製作者です。
ホームページの情報で続編依頼あるって知ったけど俺はもう作りません。
作らない理由は俺自身もうDISK2からこのスレ見てないからです。他にもありますが…
他の人が残り作るのなら全然問題ないので自由に使ってください。
一応付属のテキストに簡単に作り方は説明してあります。
260 :
名無し娘。:2001/06/29(金) 22:13 ID:OC8vVUOE
1でお願いします
>カオレンジャーさん
おんぶの時には背中に当たるふくらみの描写は必須ですよ(藁
矢口ありがとう>1
262 :
名無し娘。:2001/06/30(土) 04:13 ID:dSnjgw82
3で
断固として1。
264 :
名無し娘。 :2001/06/30(土) 13:35 ID:0tgcB206
3で
265 :
名無しっぺ:2001/06/30(土) 14:43 ID:TGAH2a3U
1でいくべさ。
266 :
名無し娘。:2001/06/30(土) 19:33 ID:7EoIlaL2
ココ最近でDISC1から全部読ませてもらってたんですけど、
今までの廃棄ルート書かせてもらってもいいですか?
(全くのトーシローですが)
267 :
名無し娘。:2001/06/30(土) 22:41 ID:ScMvm5Ec
3で
268 :
11:2001/06/30(土) 22:41 ID:p6VMmARA
269 :
名無し娘。:2001/06/30(土) 22:57 ID:YU6PvruI
( ´_ゝ`)ふーん
270 :
名無し娘。:2001/07/01(日) 01:16 ID:doQ2wCt6
>266
書いてくださいな。自分は1で
271 :
名無し娘。:2001/07/01(日) 01:17 ID:EZ9SkWek
272 :
お:2001/07/01(日) 03:11 ID:8sgCaUEk
>>248 誰かに会い今までのことを話すに期待して3でお願いします。
273 :
266っす:2001/07/01(日) 03:18 ID:yGeXiUgw
>270
そう言ってもらって嬉しいっす。
「ときモニ。」の完成のお手伝いしたくて書こうと思いました。
でもどのスレ使えばいいのでしょうか、
下の方のヤツ勝手に乗っ取ってOKなのですか?。
(しょーもない質問ですんません、初心者板いくのコワくて)
※肝心なの忘れてた、ボクは「3」で。
ちょっと意表を突いて、夜道であの娘の幻と出会ったり?
あ、なんか一日開けたら色々おこってる。
>149、ふぁーすとさん
前世の記憶はトルゥーエンドの条件でしょうからまだまだ。『前世の記憶』は誰かのトルゥーエンドの小道具と言う事で。
>娘。さんだよもんさん
俺の背中の飯田先輩は、歩いてくださいといわんばかりに元気に主人公の頭をぺしぺし
たたいてたので。まあ、行間はみなさんの心の中で埋めて下さい。つたない文章でゴメンナサイ。
>253
おれもあそこ見てココに書き始めようと決意したので、誰か続き作ってくれるの俺も希望。
>266
書いてください。俺も初心者なのにコレやってるんですから。まずはやるべし。
「じゃあ、矢口さんが疲れてるみたいだから、ちょっと送ってくるよ」
「うん、わかった。矢口おつかれ」
「おつかれ〜」
矢口さんは声にすらもう力がなくなっている。
「今日はご苦労様、妖精さん」
「その呼び方はやめて〜」
「フフ、でもさぁ、飯田先輩ずっとあのままだったらどうしよう?」
「え?」
「やっぱり原因は俺と矢口さんだから、責任をとって二人で飯田先輩を育てるか」
「え、…あっ、……それ…ちょっと……いいかも…」
「なんてね。まあ明日には元に戻ってるでしょ。……あれ、矢口さん、どうしたの?」
「…ん、なんでもない。元に戻ってるとイイね」
ほどなくして、矢口さんのウチに着く。
「じゃあ、矢口さん。さようなら」
「あ、あのさー、よかったらお茶…飲んでかない?」
「う〜ん、もう遅いしなぁ」
悩んでると後ろから声が。
「お〜い、真里。ただいま」
「お父さん!」
「あっ、こ、こんばんわ」
「こんばんわ。真里、この人は?」
「真里さんと同じクラスの者です。遅くなったので、真里さんを送ってきました」
「そうか、ありがとう。さあ、真里。ウチに入ろう」
「じゃあ、矢口さん。また明日」
「あっ、まってぇー……」
矢口さんのうちの扉が閉まったのを確認してから俺もウチに帰った。
「明日は出かけるから希美ちゃんと留守番ヨロシク」
夕飯の時、彩さんがそう言ってきた。まあ、予定もないしイイだろう。
「希美ちゃんの期末が近いみたいだから、勉強見てあげてね」
そうか、そう言われると俺も……。
次の日、2時間目の休み時間、後藤さんがやってきて俺を手招きしてる。
「アレ、後藤さん。まだお昼じゃ…」
「マキちゃんって読んでくれる約束じゃないんですか?」
「二人の時は、じゃなかったっけ?」
「そうでしたっけ?まあ、いいです。先輩コレ行きましょ?」
後藤さんの手にはチケットが握られていた。
「今日、新しいクラブが開店するんですよ。で、オープン記念の招待状」
「今晩かぁ〜」
「私とのデートの約束結構溜まってますよぉ〜。じゃあ、帰りまでに返事下さいね」
後藤さんが手を振りながら、帰って行く。
すれ違いに、どこかに行ってたなっちが戻ってきた。
「ねぇ、大変、飯田先輩、今日来てないんだって。なっち心配になってきたよー」
「ほ、本当!?」
「ねぇ、今日の帰りにお見舞いに行こうよ」
「う、うん」
さて、放課後はどうしようか
1>なっちと見舞い
2>後藤とデート
3>ウチで留守番
4>陸上部
あ、149じゃなくて249だ
249さんすまん
人としてお見舞い>1
279 :
名無し娘。:2001/07/01(日) 10:34 ID:HnUWSpdU
気持ち的には2かも知れないが
飯田が気になるので1
後藤にはいつか大きな埋め合わせを・・・
280 :
名無し娘。 :2001/07/01(日) 10:53 ID:1d9pPQgo
1をきぼんぬ金沢イボンヌ
>>274 そうだったんだ…カオレンジャー さんは俺のページから流れてきたのか…
それならもう少し俺が「ときモニ。」作るよ…
俺が今作っているもう1つのIMAGEゲームのようにグラフィック強化するよ…
あと名前・あだ名入力ね…この辺は同じだから修正は簡単に終わります。
多分一週間ぐらいじゃないかな?
ここでは宣伝しないので一週間ぐらい経過したら来てみてください。
1>なっちと見舞い を希望!。
283 :
266っす:2001/07/01(日) 16:19 ID:CdHOtekw
284 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 00:40 ID:jWrZAgkc
とりあえずデートでしょ
2で
>>281 すごいうれしいです。画面写真も見てきましたが、大期待してます。
>さるぶんごうさん
こちらこそよろしく、俺も書きたい廃棄ルートあるからたまには本編も書いてね。
やっぱり飯田先輩の事が心配だ。お見舞いに行こう。
約束を断るため、お昼を食べている時に後藤さんにそっと耳打ちする。
「ゴメン、他の用事があるから今回は許してくれ」
後藤さんはしばらく悩む。
「またですかぁ〜。わかりました。でも、次は許しませんよ〜」
いやにあっさり引き下がってくれてので正直ビックリした。
「そこ!何コソコソやってんの!」
「な、なんでもないよ、保田さん。さあ、美味しいお弁当食べよ〜」
放課後になり、お見舞いに向かう。矢口さんも誘ったが別の用事があるということで
なっちと二人で行く事となった。
「飯田先輩大丈夫かなぁ?」
「う〜ん、大丈夫だといいけど」
飯田先輩のウチに到着してチャイムを鳴らす。
(ピンポーーン、ピンポーーン)
誰も出てこない。
(ピンポーーン、ピンポーーン)
「どうしたんだろ?」
(ピンポーーン、ピンポーーン)
と、突然目の前の扉が開く。
「アナタたちうるさいわよ!!」
「あっ、飯田先輩!大丈夫ですか?」
頭に氷嚢を当てたパジャマ姿の飯田先輩がつらそうに立っていた。
「大丈夫よ、まだちょっと頭が痛いけど。それにしても部室に行ったはずなのに、
なぜか気がついたら自分のベットで寝てたのよね……。アナタたち何か知ってるかしら?」
「え、ええまあ。具合も悪そうですし、また今度説明します」
「そうね。…イタタ」
「お大事にしてくださいね。よかったら、なっち看病に残りますか?」
「ううん、大丈夫よ。お見舞いありがとう。じゃあ、妖精さんによろしく」
「妖精さん?」
「あら、アタシ何言ってんのかしら」
首をかしげながら飯田先輩はウチの中に入っていった。
「じゃあ、なっちさようなら」
「さよなら〜」
一度なっちをウチまで送ってから自分のウチに戻る。
「おにいちゃん、おそいれすよ〜!」
「ゴメン、ゴメン」
居間のテーブルの上を見ると二人分の湯呑みとおかしと希美の勉強道具が散乱している。
「誰か来てたの?」
「亜依ちゃんれすよ。しけんも近いんれすからべんきょうれす」
「ああ、そういえば、彩さんが勉強見てくれって言ってたな」
「そうれす。まってたんれすよ。特別に亜依ちゃんにもおにいちゃんに会うのを
ゆるしてあげたのに、がっかりしてたれす」
「そうか、それは悪い事したな。じゃあ、ご飯の後希美の勉強見てやるか」
「わぁ、やったれす〜。早く食べるれす」
その日は希美の勉強に付き合って、遅くまで起きていた。そういえば、俺たちが
起きている時間に彩さんは帰ってこなかった。一体どうしたのだろう。
さて、今日は休みだ。
1>希美の勉強に付き合う。
2>誰かをデートに誘う。(希望書いてね)
3>一人でふらりと出かける。
288 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 09:07 ID:CUI4kB3o
3でお願いします。
>カオレンジャーさん
どうも自分の場合(このレスからも分かる通り)放っておくと説明くさい
文章になってしまうようで、読み手が入り込み易く想像を膨らませ易い様
に「要点を完結に」という読み手ありきのこのスレのスタンス(あくまで
私見ですが)は自分にとってかなり大変なことでして、もう少し修行が
必要みたいですね。(歴代の本編作家さんのコトは大変尊敬しております)
ってコトで本編書くのはも少し向こうで実力つけてからってコトで…
※選択肢は>2で
(後遺症が残るいいら先輩が…)
290 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 13:45 ID:1W8jwaO.
3で、ふらりと飯田のところに行くってのは・・・ダメ?
291 :
名無し娘。 :2001/07/02(月) 17:17 ID:mU2spkEw
>>290 おでも3で飯田さんの所へ行ってほしいな・・・・
最近飯田放置気味だから
292 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 18:38 ID:v58unu.o
選択肢は>2で 後藤
293 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 21:03 ID:yecx8.h2
3でよろしこ
294 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 22:36 ID:7/cpvSaY
2でごっちんとデート
295 :
名無し娘。:2001/07/02(月) 22:51 ID:Yh.FpaEs
1石黒が心配だ―
296 :
ベタ:2001/07/02(月) 23:44 ID:igPvBwF6
297 :
名無し娘。:2001/07/03(火) 01:52 ID:Z01PlR22
1でよろすこ〜。加護カモン!!
3>一人でふらりと出かける。をお願い!。
希美の勉強も大切だが、ここは、自分の勉強もということで、
なっち、保田さん、矢口さんと、勉強!!。
299 :
名無し娘。:2001/07/03(火) 03:30 ID:b0ajwow2
2で石川。最近出てないからなんとなく
楽しい日曜日。昼頃に目を覚ました俺は天気もいい事だし、出かける事にした。
パンダ公園の近くまで来たところでなっちを見かけた。でも、声をかけようとしたがなっちの様子が
何かおかしいぞ。周りをキョロキョロしながら公園の方へ向かっている。どうしたんだろう?
まあ、今日はヒマなんだしちょっと後をつけてみるか。
なっちは周りを見まわしてからパンダの中に入っていった。公園の反対側に回った方が中がよく見えるので
こっそりそっちに周り、茂みに隠れてなっちの方を見てみる。パンダの中には小さなダンボール箱らしき物が
置かれている。なっちは懐から何かを取り出すとその箱の中にいれた。しばらくすると、なっちは
箱の中から手を出す。その手には何かフワフワした毛玉のようなものが抱かれていた。
ああ、捨て猫か捨て犬でも拾ったのか。でも、どうすんだよ、なっちのウチじゃコレ以上何匹も
動物育てられないだろ。そんな事を思っていると、公園の入り口に矢口さんが。矢口さんは迷うことなく
パンダの中を覗く。なっちと二言三言会話をすると二人でダンボールを抱えて駅の方へ向かっていった。
すぐに、二人を追いたかったが今立ち上がると、隠れていたのがばれてしまう。二人の姿が見えなくなるのを
待って追跡を開始した。
ところが公園を出てみると本当に二人の姿が見当たらない。どうやら見失ってしまったようだ。あちこちを
見まわしながら探しているうちに、駅に到着した。駅の周りをうろうろしていると、やっと例の
トーテムポールの近くに二人がいるのが見える。しかし、その場には二人ばかり人が増えていた。
保田さんとさやかだ。保田さんがダンボールから毛玉を抱き上げてニコニコしてる。
へぇー、保田さんてあんな笑顔するんだ。おもむろにさやかがギターケースからギターを取り出し
爪弾き始める。それに合わせて、駅の雑踏の中に保田さんの歌声が聞こえてくる。
音楽に引き寄せられ人々が集まり始める。なっちと矢口さんが何かを言いながらペコペコしている。
どうやら、集まった人にあの毛玉を引き取ってもらおうと言う事だろう。そのうち、ぴたりと音楽が
止まった。もう一人、よく知った顔が増えたようだ。あれは後藤さんだ。さやかと保田さんと後藤さんの
歌声がさらに人を集めている。
しばらくすると、矢口さんに袖を引っ張られ歌声になっちと矢口さんも加わる。立ち止まって、
五人の歌に聞き入る人で広場がぎっしりになるほど埋まってしまった。
そのうち、五人の『ありがとうございました』の合唱が聞こえてきた。どうやら、毛玉は全部
引き取ってもらえたようだ。よかったよかった。
遊びで尾行ごっこをやってるうちに、なんか出づらくなってしまったのだが、今日は女の友情というか
なんかいいもの見せてもらったようなイイ気持ちになった。俺はそっとその場を後にした。
「ああっ、おにいちゃん。今日も遅いれすよー。亜依ちゃん、またがっかりして帰ったれすよ」
「そうか、ごめんな希美。…なぁ、希美」
「なんれすか?」
「加護さんを大切にしろよ!」
「…う、うん。たいせつにしてるれすよ。一番のともらちれす」
「そうかぁ」
翌朝の通学路でなっちにあった。
「おはようなっち」
「おはよ〜〜。ねぇねぇ、なっち警察に捕まっちゃったぁ〜〜。すごいでしょ〜」
「……は?」
「昨日ねぇ、矢口と捨て猫を拾ってくれる人探しに行ったら圭ちゃんとさやかに会ったんだ」
「うん」
「で、後藤さんも加わって、駅前でみんなで歌って猫をもらってくれる人探したんだけど、
人集め過ぎちゃって、おまわりさんに怒られちゃったよ」
「そ、それで?」
「初めてだからって、注意だけで許してもらえたよ。もう二度とこんな事しませんて」
「そうかぁ、よかったなぁ」
「でも、さやかはちょっとヤバかったみたいだよ。あそこで時々ギター弾いてたみたいだから」
「ああ、そういえば、そうだな」
「なんとかごまかしてたみたいだけど、後で『また新しい演奏場所探さなきゃ』とか言ってたんだ」
「ふーん、たいへんだなぁ」
今週はテスト前と言う事で授業も早く終わる。部活も当然休みだ。
お昼の時間も放課後の試験勉強の話しだ。
「んあ〜、数学はやぐっつあんの教えてもらうとして、他の先輩がたも後藤に勉強教えてくださいよ〜」
「そうね、勉強会とかか、いいわね、場所は?」
さて、今日のおれは
1>図書室で独り勉強
2>ウチで独り勉強
3>みんなで勉強会
先に言っとくと弁当組から何人かが独りで勉強してると加わります。一応リクエストも考慮
303 :
名無し娘。:2001/07/03(火) 09:12 ID:XEmrsi6Q
1で。
休日のいい話を聞かせてもらったので、
ココは引き続いて、3>みんなで勉強会 をお願い!。
305 :
名無し娘。:2001/07/03(火) 17:56 ID:n9iuTFBA
2
306 :
名無し娘。:2001/07/03(火) 18:03 ID:rNnZRCgM
1で矢口。
307 :
名無し娘。:2001/07/03(火) 23:47 ID:Z01PlR22
がやがやしてるのが好きなので3で。
308 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 01:49 ID:V1suIvbA
1で保田
309 :
名無し娘。 :2001/07/04(水) 01:51 ID:SILQQIoU
1で飯田
310 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 02:29 ID:G1epMNP2
2でののたん!
311 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 02:50 ID:J1PWDbLU
2で加護と希美。
3でこのまま少しの間、ほのぼのといってほしいのです。
313 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 08:10 ID:4WFRntq.
3で。
314 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 08:41 ID:cpJKn/4g
2daro
「俺は今日は図書室に行って勉強するわ」
「じゃあ、一人へって五人かぁ。誰のウチに集まる?矢口んとこは大丈夫?」
「ウチ?あ〜、いいけどさぁ」
「いやぁ、お菓子何もってこうね」
「なっち?一応勉強するんだからね」
放課後となり、図書室へ向かう。さすがにみんな考える事は同じでいつもは閑散としている図書室の
中は生徒で半分以上のテーブルが埋め尽くされている。適当に開いている場所を探そうとすると…。
「先輩、ここですぅ!」
多少のざわつきがあるとはいえ、静かな図書室に声が響く。石川さんがこっちに手を振っている。
「せんぱ〜〜い」
石川さんの隣では吉澤さんが顔を赤くしながら石川さんの制服を引っ張って、辞めさせようとしている。
早く行ってあげなきゃ吉澤さんがかわいそうだ。
「せんぱ〜い、ここに座ってくださ〜い」
石川さんが騒いだせいでそのテーブルにいた数人の生徒が別のテーブルに移って行った。
俺が来たせいで迷惑かけちゃったな。誰か知らないがスマンと心の中で思う。
誰もいなくなったテーブルで吉澤さんと石川さんの間にイスを持ってきて座る。
「石川さん、一応図書室なんだから静かにしなきゃ」
「ごめんなさぁ〜い」
「吉澤さんも苦労するね」
「ははは、いつものことですよ」
吉澤さんは力なく笑う。ふと周りを見てみるとみんなこちらを睨んでる。
「と、とにかく静かに勉強しよう」
「せんぱ〜い、ここなんですけど〜」
「ええと、そこはね」
もう何度目かの質問が石川さんからされる。
「りかちゃん、先輩だって自分の試験勉強あるんだから…」
「はぁ〜い、よっすぃ〜」
気づいてみると石川さんのイスが始めの頃より俺に近づいてないか?吉澤さんはそれが気になるらしく
チラチラとこちらを見ている。二人にはさまれ勉強できないし図書室は失敗か?
そんな事を考えていると、図書室の入り口に保田さんと後藤さんの姿が見えた。
「おぉ〜………ぃ」
思わず立ちあがって手を振ってしまったが、またもみんながこっちを睨んでる。
「まったくアンタたち何やってるのよ」
俺たち三人の向かいに座った保田さんが開口一番に聞いて来る。
あの後すぐに図書委員が飛んできて、次やったら出入り禁止にすると注意された。保田さんたちも
わけのわからぬまま一緒に謝らされたのだ。
「いや、ホント返す言葉がないよ。…ところで二人とも勉強会のほうは?」
「アタシは図書室で調べる事があったし、後藤もアタシに教えて欲しいトコがあったみたいだしね」
保田さんの隣に座った後藤さんがキョロキョロしてる。
「図書館ってこんなトコにあったんですね。後藤、初めて知りましたよ」
さあ、追い出されないように静かに勉強を続けよう。
「せんぱ〜い、ここを…」
石川さんがまた質問してくる。
「石川さん。そこは私が教えてあげるわ。奥にイイ本があるから、あっちへ行きましょう」
「え、あ、はい、そのー、……わかりました保田先輩……」
保田さんが石川さんを連れて図書室の奥のほうへと入っていった。
「ねぇねぇ、りかちゃんていっつもあんな感じなの?」
後藤さんが吉澤さんに質問をする。
「今日はちょっとはしゃいじゃってるというか、いつもはそんなことないんですよ。イイ娘なんですよ、
りかちゃんは」
「ふぅ〜〜ん。…あっ、せんぱぁーい。あたしもココ教えてください」
後藤さんは教科書を持って石川さんの座ってた席に移ってくる。
「ああ、ここはね…」
「へぇ〜、なるほどねぇ。せんぱいありがとうございました。ほら、よっすぃーもわからなかったら
聞いたほうがイイよ」
「え?あ、あのー、ココを……」
吉澤さんは照れながら質問してくる。石川さんに遠慮してたのかな?結構色んな所を聞かれた。
「せんぱーい、ココは?」
「こっちも教えてください」
いつのまにか二人の席は俺を挟んでピッタリとくっつくほどに近づいている。
「……ざいます。保田さんのおかげで石川わかっちゃいました」
奥のほうから石川さんと保田さんが戻ってきたようだ。
「せんぱ……ああ!私の席なのにぃー!!」
石川さんの声に図書委員が飛んできた。
なんとか、平謝りして出入り禁止は勘弁してもらった。ウチに戻って問題集を開く。結局、図書室では
あんまり勉強できなかったからな。
あれ?おお!答えがわかる!なぜだ?そうか、一年生三人に山ほど質問されたせいで俺も基礎を
十二分に復習したのか。おかげで思ったよりスラスラと問題が解けた。
次の朝、矢口さんと通学路であった。
「おはよう、矢口さん」
「おは……プッ、キャハハハハハハハ」
「な、なんだよ矢口さん、人の顔見て急に笑い出して!…もしかして、なんかついてる?」
「ハハハ……ち、ちがうの……ヒヒヒ……」
矢口さんの笑い声にみんなこっちを見てる。
「じゃあ、なんなのいったい?」
「ハハ…あのね、昨日二人に聞いたの……フフ…キミの…子供の頃の話…」
「いったい何聞いたの!?」
「いっぱい。…色んな話を聞いたよ」
(なんだ?あの時の事か?いや、あれはさやかは知らないはずなんだが?なっちが?いやまさか!?)
「なっちの話?」
「さあね〜」
(まてよ、さやかと一緒だったあの話かも)
「さやかとの事?」
「どうかな〜〜」
「うわぁ〜〜、気になるぅぅーー」
「おしえな〜い。だって秘密で教えてもらったんだも〜ん」
試験前なのに俺を悩ませるような事はやめてくれよ、ふたりとも〜。今日は全然授業に身が入らなかった。
さあ、今日の放課後はどうしようか
1>図書室で独り勉強
2>ウチで独り勉強
3>みんなで勉強会
318 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 12:57 ID:HgCFUR7o
2でお願いします。
319 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 16:51 ID:742ByM1U
3やろ
320 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 17:49 ID:ThIz80zY
3で。
321 :
名無し娘。 :2001/07/04(水) 22:47 ID:SILQQIoU
(゜ё゚)<3で逝ってよし
322 :
名無し娘。:2001/07/04(水) 23:33 ID:SyqE17TQ
3で
323 :
望蒸須:2001/07/05(木) 00:58 ID:OPZnMa9I
主人公ことを考え、2でお願いします。
引き続き、
3>みんなで勉強会 で、お願い!。
325 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 01:34 ID:fakpTfMU
2で加護、のの。
326 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 01:49 ID:H2WG7wyY
後藤は白血病ってことで
327 :
ベタ:2001/07/05(木) 02:18 ID:XgGSj6bA
ご要望にこたえ、後藤を白血病にしました。急いで書いたので
ヘたれてるかもしれんがご勘弁を。
「今日の勉強会は俺も参加したいんだけど、何処?」
弁当を食ってる時にみんなに聞いてみた。
「ああ、矢口んとこよ。場所わかる?」
「知ってる。この間送ってったからさ」
「えっ、キミ来るの?どうしよう、早く帰って部屋かたずけなきゃ」
「矢口、いまさらあせっても無駄だよ」
一度ウチに戻ってから矢口さんのウチに向かう。
(ピンポーーン)
「は、はぃーーーい」
幾分いつもより高めの矢口さんの返事が聞こえた。
矢口さんに居間に通される。
「矢口の部屋はちょっと汚くて見せられないから、居間にしたの」
中に入ると制服姿のままのさやかと保田さんが来ていた。
「あれ、二人とももう来てたんだ」
「ウチ帰ると遠回りになっちゃうからね、矢口と一緒に3人で来たんだ」
しばらくすると後藤さんも現れる。
「せんぱいがた。今日はよろしくお願いしまぁす」
最後におやつを持ってなっちが登場した。
「いやぁ、みんなの分作ってたら、ちょっと遅くなっちゃったよ」
「あっ、今月号もう出たんですね。やぐっつあん、コレ読んでいいすっか?」
後藤さんは矢口さんの学生かばんの中にあった雑誌を見つけ、ページをめくり始めた。
「いいけどさぁ、後藤。試験大丈夫なの?」
「後藤は突発性白血病にかかってしまって、明日にも死ぬ運命なのです。
だから、勉強なんて意味がありませ〜ん」
「ああっ、後藤昨日のドラマ見たんでしょ、試験前なの本当に大丈夫なの?」
「あれ、そう言う圭ちゃんこそ見たって事じゃ?」
「わ、私はイイのよー」
後藤さんのおどけた態度にみんな笑ってる。どうやら、みんなドラマを見ていたようで
全員がその話題でしばし盛りあがった。
でも、俺はみんなとは別の事を考えていた。
『おにいちゃん。あたしね、治ったらいっぱい勉強するんだぁ。それでね、私みたいな人を
たっくさん助けてあげるんだぁ』
『ああ、絶対治るさ。それで明日香は世界中の人から感謝されるんだ』
『ねぇ、死んだら今までの勉強無駄になっちゃうね』
『バカヤロー、おまえは死なないんだよー!死ぬなんて言うな!』
『あたし、もっと勉強したかったなぁ』
『何言ってんだよ、これから沢山出来るってば』
次々と、白いベットの上に横たわる明日香と交わした会話が蘇ってくる。
「ごめん、俺、今日はちょっと帰るわ」
「どうしたのよ、アンタ急に」
「え〜、せんぱい。もっと一緒に勉強しましょうよ〜」
「後藤、アンタ全然勉強してないのにそのせりふ言うかぁ」
なっちには俺の考えていた事がわかったらしい。さやかも何となく感づいてるようだ。
二人とも表情に出ている。多分俺の顔にも……。
「ごめんな。じゃあ、また明日」
自分の家にトボトボと帰る。最近楽しかった事が多かったせいか、明日香の事を忘れていた。
『死んだ人はね、ゆっくり忘れられて行くものなの。だから、無理して覚えてなくていいよ、おにいちゃん』
明日香が苦しげな息でしゃべっていた事を思い出す。はは、本当だな明日香。お前の事絶対に忘れないと
思ってたのに……。
「ただいま…」
「あら、おかえりなさい。もうご飯よー」
「彩さん。俺、今日はいらないです」
「え、あっ、ちょっとぉーー……」
「おにいちゃんおかえりれす」
「ただいま」
「おにいちゃん、またべんきょうを…」
「希美。今日はちょっと一人にしといてくれ」
「ええ〜っ、おにいちゃん」
「たのむ、今日は一人に…」
その晩は断片となってしまった明日香との思い出を一枚の絵に仕上げるように一つ一つ思い出して過ごした。
翌朝、通学路に後藤さんが待っていた。
「おはよう、後藤さん」
「せんぱい、ごめんなさい。安倍さんと市井ちゃんから聞きました。あたし本当にデリカシーないですね。
ははは」
「いや、いいんだよ。後藤さんは知らなかったんだし…」
「許してくれるんですか?…よかったぁ。あたしせんぱいに嫌われたらどうしようと…」
ほっとしたのか後藤さんの目に涙がにじむ。
「せんぱい、あたしもう、ああいう冗談は2度と言いません。誓います!」
「いやぁ、そんな無理しなくていいよー」
そう、後藤さんが悪いんじゃない。明日香の事を忘れかけていた、俺が悪いんだ。
明日香、早くおまえに会いたいな。また沢山思い出作ろうな。今度は楽しい思い出を。
教室の前では矢口さんと保田さんが待っていた。やはり昨日の事を詫びてくれた。
明日香の出来なかった分、俺もがんばらなきゃ!そう思うと自然と授業に身が入った。
さあ、今日の放課後はどうしようか
1>図書館で独り勉強
2>ウチで独り勉強
3>みんなで勉強会
独り勉強時のリクエストは引き続き考慮します
332 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 09:08 ID:/0WoQXy2
1で。
333 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 14:54 ID:kh/rmrKI
1で矢口と2人っきりで。
334 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 15:44 ID:fYXP2GP6
1dana
カオレンジャーさん、ご苦労様です。
まさかココで、明日香のこと思い出すとは・・・。本当にうまいです。
昨日のつづき。
なっちとさやかが心配して家にくるという事で、
2>ウチで独り勉強 でお願い!。
336 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 20:10 ID:8GOrMTLI
2でお願いします。
337 :
名無し娘。 :2001/07/05(木) 22:42 ID:GdwxB.JM
1で飯田と
338 :
326:2001/07/05(木) 22:50 ID:Vrnz9ThU
ゆってみただけやったのに(w
ありがと。
で3かなぁ
ここらへんからどっち行っても後藤でそう
本当にいい話だ…
明日香はこのストーリーの切り札なんですよ、きっと。
誰かに転生しているかもしれないし、やっぱりしてないかも知れないし、
それが誰かはネタ職人さん達で決まっているのかも知れないけど、
エンディングごとにそのキャラに実は転生していましたっていう
オチにだけは使って欲しくないです。
>1
図書室で裕ちゃんに遭遇したい
340 :
名無し娘。:2001/07/06(金) 00:15 ID:aji569kA
カオレンジャーさん、いい話でした。思わず涙が・・・
2で加護、希美
341 :
名無し娘。 :2001/07/06(金) 00:25 ID:cRSFhfJ6
342 :
名無し娘。:2001/07/06(金) 00:27 ID:NvjakekY
1でよすぃー
343 :
名無し娘。 :2001/07/06(金) 01:22 ID:cRSFhfJ6
1で飯田をきぼーん
344 :
名無し娘。:2001/07/06(金) 01:39 ID:UWzyAKug
2で加護、希美、中澤、彩の年齢ギャップを
イイ話をありがとう、自分も向こう頑張ります(やっとオカ研入部)
1でよしこに優しくしてもらいたい。
346 :
名無し娘。:2001/07/07(土) 02:05 ID:/uSrayYI
明日香の話はずっと出てなかったので忘れられてるのかと思ったよ(w
2のちびっ娘。で
今日は図書室に行く事に決めた。
受付の前を通るとカウンターの中には先日の図書委員が……。
こちらに気づいたらしく俺を睨んでいる。俺は愛想笑いを浮かべて
図書室の中へと入っていった。
中に入ると矢口さんがいるのが見えたので、隣の席に座る。
「よっ!矢口さん。…あれ?今日は勉強会は?」
「今日はウチじゃないの。たまには矢口もさ、図書室利用しようと思って」
「ふぅん、あっ、そうだ!矢口さんてさ、数学得意なんだよね?ちょっと教えて
くれるかな?」
「えっ!うんうん。いいよ〜。この天才矢口にお任せあれ」
矢口さんに教えてもらったおかげで、ずいぶんと数学がわかるようになった。
「矢口さんココは?」
「それはさすがの矢口にもちょっとわからないなぁ」
俺はその問題についての本を探すため書庫の奥のほうへ入っていった。
俺の身長よりはるかに高い本棚の間を歩いていると、書庫の奥にある個人用の
読書スペースが目に入る。そこは、一人で勉強しようとする生徒で席が
ほとんど埋められていた。いつもは、誰もいないので昼寝をするには最適な場所だ。
ふとみると、飯田先輩の姿が…。一応、声をかけておくか。
「こんにちわ、先輩」
「……」
あれ?反応が全然ない。
「先輩?飯田先輩?」
手に触れてみると妙に体温が低い。呼吸は?…な、ない!?先輩もしかして死んで……。
声も出せず、矢口さんのところに飛んで帰る。
「や、矢口さん。せ、先輩が…」
「先輩がどうしたの?」
「奥で、し、し、し……」
「ああっ、飯田先輩こんにちは」
ふりかえると、いつもの飯田先輩が立っていた。
「先輩!奥にいましたよね?」
「ええ、いたわよ」
「で、でも、息を……」
「そう、それよ。まったくちょっと身体を離れていただけなのに、うるさいんだから」
「えっ、身体を…離れて?」
飯田先輩は幽体離脱というのをしてたらしい。
「他のみんながどんな勉強してるか知りたいなぁって思ってね」
だから、魂だけになって他の席にいる生徒達のノートとかを覗いてたと。
「それなのに、アナタが急に邪魔するから…」
「スミマセン…」
矢口さんはなにか考えた後、飯田先輩に質問をぶつけた。
「先輩!その幽体離脱って矢口にも出来ますか?」
「そうね、練習次第かしら」
「どうすればいいんですか?」
飯田先輩は自分のかばんの中を漁りだした。
「矢口さん、そんなの練習してどうするんだよ?」
「うまくやれば、隣の解答とか見れるじゃない」
「それは、カンニングじゃ…」
「えらい人が言ってたよ、ばれなきゃカンニングじゃないって」
「そりゃ、ばれないだろうけど…」
「はい、これね。この本を読めば、一週間くらいで前の人の分くらいは覗けるようになるわ」
「やりぃー」
矢口さんは早速本を抱えて帰っていった。
「先輩。先輩もやっぱりテストの時にそういうことしてるんですか?」
「あら、私はしないわよ。結構体力要るし、私には必要ないもの」
「そうなんですか。でも、矢口さんは大丈夫ですか、あんなことしても?」
「隣を覗くくらいなら危険はないんじゃないかしら、ただね…」
「ただなんですか?」
「あんまりやりすぎると魂の力で動いているから、身体に影響出るかも…」
「…影響ってなんですか?」
「背がちぢんだりとか…」
矢口さん、アレより小さくなったら見えなくなっちゃうよ。
矢口さんの携帯に早速電話してみたが、試験に集中するためと言う理由で電源が
切られていた。
翌日、通学路で矢口さんに出会う。
「おっはよー」
「おはよう矢口さん。あれ、試してみた?」
「うん!もうちょっと練習すれば上手くいきそう」
「いや、でも矢口さん実は……」
話を聞いた矢口さんは、今回の計画を断念したようだ。
一時間目の休みに飯田先輩に本を返しに行っていた。
さて、明日は試験前の休日。今晩は徹夜しても大丈夫だ。
1>本番前に一休み
2>ウチで勉強
3>みんなで勉強会
別に小説かいてたら、一日開いてしまったよ。
>>339 娘。さんだよもんさん。
それはけっこうきついですね。他の方はともかく、俺は明日香の転生が真のエンディングへの
条件だと考えてましたから。一応、今2つほどそうじゃないパターンを考えましたが。
351 :
名無し娘。:2001/07/07(土) 17:51 ID:7MZmJy5s
1で吉澤となんかする
近頃の吉澤のキャラがかわいいんで。
なんか序盤に比べて石川と吉澤が逆になってきた気がする
352 :
ベタ:2001/07/07(土) 18:08 ID:sWaQe0nI
>カオレンジャー
昨日カキコ無かったから、七夕ネタでも書こうかと思ったけど、
図書館独りから七夕は強引すぎるんでやめちゃいました。
1で加護あまりにも出なさすぎ(俺のせいですね…)
353 :
名無し娘。:2001/07/07(土) 21:07 ID:a.KWsYQw
2誰か来るやろ
>>350 個人的に予言・宿命・前世ネタが好きじゃないってだけなんで
全然気にしなくていいですよ。
建前っぽく言うと明日香の転生エンディングにしちゃうと
せっかくの娘達の個性が死んじゃうし、なによりエンディング
がワンパターンになってしまいますから。
選択肢は1でお願いします
2>ウチで勉強 で、お願い!。
356 :
名無し娘。:2001/07/08(日) 02:55 ID:xIz.Euu2
1でよすぃーと
357 :
名無し娘。:2001/07/08(日) 04:14 ID:5/UxcLxA
1の加護をお願い。
ベタさん七夕ネタいただきました。とりあえず、書いてみたんですが
中澤さんはともかく飯田先輩の存在を忘れてました。不覚。
みんなのおかげで試験前の勉強は割と上手く行った。
あんまりがんばりすぎても、失敗しそうだから休日くらい休もう。
そう決めるとなんだか気が楽になった。ブラブラと歩きながら、帰っていると
学校がえりの小学生達とすれ違う。みんな手に手に短冊のぶら下がった笹を
持っている。そうか!七夕なんだ。試験勉強の事で周りを見る余裕もなく
過ごしていたが、そんな時期なんだ。商店街も七夕用のディスプレーが
されている。
そういえば、ココ数年のウチの七夕の飾りは大きいよな。彩さんがウチに
来てからかな?そんな事を考えながらウチに到着すると玄関先には今年も
かなり大きな笹が。
「彩さん今年の七夕もずいぶん大きな笹ですねぇ」
「ああ、裕ちゃんがね、毎年自分の所の山で取れる分を分けてくれてたのよ」
そうか、そう言われると以前友達が山持ってるからと言ってたけど、アレは
裕ちゃんの事だったのか。
あれ?そういえば毎年彩さんと兄きは七夕にパーティーって言って出かけてたよな。
「もしかして、毎年行ってるパーティって裕ちゃんのところですか?」
「そうよ。今年はアナタにも招待状が来てるんだけどねぇ…」
「どうしたんですか?」
「今年はうちの旦那様もいないし、私はどうしようかなぁって」
ちょうど、会話が途切れたところで、希美が帰ってきた。
「おにいちゃん、おねえちゃん、たらいまれすぅ〜」
「あっ、王子様。こんにちわ」
「加護さん、こんにちわ」
加護さんがウルウルと俺を見つめている。
「亜依ちゃん!ウチの七夕はすごいれしょう!」
「…せやね…」
「亜依ちゃん!そっちは笹れはないれすよ!」
希美は加護さんの顔を持って強引に笹のほうに向かせる。
「イタタタタ。のの!わかったから離しいや」
「これれすよ」
希美は笹の方を指差す。
「ほんま、大きな笹やなー。願い事もしきれんくらいや。…王子様。王子様との事、
沢山お願いできそうですね」
「亜依ちゃんのお願いを飾ってもイイとは言ってないれす」
「なんでや、のの。さっきまではええゆうてたやないか」
「気が変わったのれす」
「ええやんか、な?ののぉ」
「彩さん、俺は裕ちゃんのパーティには行けないみたいだわ」
「そうね。今年はウチでゆっくり七夕を祝いましょう」
加護さんはいったんウチに戻って、浴衣に着替えてくると言って帰ってしまった。
希美も彩さんに手伝ってもらって浴衣に着替えている。俺は笹を庭の方へ移動させようと
していると、後ろから声がする。
「へぇー、今年も大きいね。七夕飾り」
なっちだ。隣には矢口さんもいる。どうやら、これから勉強会らしい。
「おにいちゃん、どうれすかぁ〜?」
浴衣姿の希美が玄関から駆け出してくる。
「かわいいれすか?」
「ほら、希美ちゃん。走ると危ないわよ」
その後ろから、やはり浴衣に着替えた彩さんがやってくる。さすがに、大人の色気が
におってくる。
「ねぇ、ののかわいいれすか?」
彩さんの方に向いてる視線を自分のほうに向けようと希美が一生懸命俺の気を
引こうとしてる。
「ああ、かわいいよ」
「やったれすぅ〜」
希美が大喜びしてると、小走りの下駄の音が近づいてくる。加護さんだ。
「おーじさまーぁぁ」
叫びながら走って来られるのは、かなり恥かしい。
「王子様、どうです?亜依の浴衣姿」
加護さんが俺の前でかわいくクルリと回る。
「かわいいね」
「え〜、ののも、ののもぉ〜」
希美も俺の前でクルリと回って見せる。
「希美も可愛いよー」
しばらくコレが繰り返される。
「ねぇ」
それまで黙っていた矢口さんが聞いて来る。
「矢口たちも後で合流してイイかなぁ?」
そろそろ、周りが暗くなり始めた頃に勉強家を開いていたメンバーがやってきた。
保田さん以外は浴衣に着替えている。俺も人の事は言えないが勉強してたんじゃ
なかったのか、みんな。
「おじゃましま〜す」
「先輩、やぐっつあんの足見てください。下駄まで厚底なんですよ」
「わぁ、後藤。ばらすなよー」
「ハハハハハ、そういえば、保田さんだけ浴衣じゃないんだねー。
保田さん貧乏だから?」
「張り倒すよ、アンタは!アタシはこう言う可愛いのが似合わないからさ」
「そんなことないだろ、いやぁ見たいなぁ保田さんの浴衣姿」
「アンタは人を笑い者にしたいんだろうけどね」
そこへ彩さんがやってくる。
「ああ、保田さん。ラフな格好してるからちょっと手伝って欲しいんだけど…」
保田さんと彩さんが家の中へと入っていく。
「さあ、みんなは庭の方へ移動して」
俺は希美達のいる庭の方へみんなを誘導する。
庭に出たところで携帯が鳴った。表示を見ると石川さんだ。
「もしもし」
「あっ、先輩。…あの〜、今日は七夕ですね…。私の家で七夕を…」
「王子様ぁ〜」
俺の姿を見つけた加護さんが飛び付いてくる。通話口を押さえて加護さんに注意する。
「加護さん、今、電話中だから後でね」
「はぁい、王子様ぁ」
「もしもし、石川さん」
再び、石川さんとの電話に戻る。
「せ、先輩、今の声は?」
「ああ、実は今ウチに……」
「私たちの愛の巣は変わらないのね」
久しぶりの俺のウチを見て周っていたさやかが目の前に現れる。
またもや、通話口をふさぐ。
「今電話中。後で案内するから」
「なに?妻の私以外にこんなに女の子がいるのにさらに浮気?」
「違うって」
さやかがいなくなったのを確認して電話に戻る。
「ゴメン石川さん」
「先輩のウチ、何かやってるんですか?」
「うん。七夕だからみんな集ま……、!?!??!!?キ、キレイだよ保田さん…」
縁側に浴衣姿に着替え、うっすら化粧もして格段にキレイになった保田さんが
現れた。後ろから彩さんが顔を出す。
「どう?結構イイ出来でしょ。私のお古の浴衣だけど」
「いや、見違えたよ。スゴイ綺麗だ」
庭にいたみんなが保田さんの変身ぶりにビックリして、保田さんを取り囲んでる。
あっ!石川さんの電話。
「ツー、ツー、ツー、ツー…」
切れちゃってる。
20分後、ウチの前に大きな車が止まり、中から石川さんと吉澤さんが出てきた。
「せんぱ〜い、ひどいですよぉ、私も呼んでくださぁい」
石川さんはやっぱりピンクの浴衣を着て現れた。
「先輩、よかったんですか、急にお邪魔して」
「吉澤さん心配しなくていいよ。人数が多い方が楽しいでしょ。さあ、
二人とも庭の方へ行って」
それから、みんなで楽しく七夕の夜を過ごした。
一夜空けて、庭に出てみる。昨日の片付けをしなければ。庭をキレイにして
笹を見上げる。そう言えばみんな、どんな願い事をしたのだろう。
『一緒に大会に出たいな』吉澤さんだな
『早く帰ってきて』コレは彩さんだ
『もっと私の事見て欲しいな』石川さんかな
『おにいちゃんとけっこん』希美だ
『王子様、早く迎えに来て』加護さんか
『もっとキレイになりたい』保田さん(涙
『先輩とラブ×2に』後藤さんだな
『私の想いよ届いて』矢口さんかな
『いつまでもいっしょだよ』なっちだろう
『もう2度と離れたくない』さやかだ
そして、
『もう一度明日香に会いたい』俺だ。
みんなの願いがかなうように近くの神社に笹飾りを焚き上げしに行く。
大きな笹にみんなの願いが鈴なりにぶら下がっているので、持っていくのに
結構苦労した。
俺たちの願いを乗せて焚き上げの煙が空へ昇っていく。あっ、明日から
テストなんだから、成績あがれとかも書けばよかった。少し後悔。
さあ、テストだ。昨日は充分に寝て体調バッチリ。
>誰に調子を聞く?(任意)
365 :
名無し娘。:2001/07/08(日) 08:46 ID:SG3ZDqRc
実は、幽体離脱で来ていたかも知れない飯田先輩で
366 :
名無し娘。 :2001/07/08(日) 16:32 ID:lrBBjiT6
飯田先輩をきぼんぬ
367 :
名無し娘。:2001/07/08(日) 16:42 ID:5/UxcLxA
同じくいいら先輩で
368 :
名無し娘。:2001/07/08(日) 23:21 ID:WUnxf7dE
お詫びの意味をこめて、飯田先輩
369 :
名無し娘。:2001/07/09(月) 00:10 ID:6iudicSA
餅飯田
370 :
名無し娘。:2001/07/09(月) 01:46 ID:pJy/9zZQ
飯田先輩age
情景がうかぶような七夕でしたね。
なっちと言いたいとこだけど、
一人参加してない飯田先輩を希望!。
372 :
名無し娘。:2001/07/09(月) 02:41 ID:myYfb.R6
本当はROMってるだけなんで
こんなこと言う資格はないんですけど、
カオレンジャーなのに飯田先輩を忘れるなんて…
飯田先輩に何かしらのフォローをお願いします。
373 :
名無し娘。:2001/07/09(月) 04:28 ID:lZsdW4NM
つまんねえな確かに
「おはよう」
通学路で飯田先輩に会った。
「おはようございま…あっ!」
そういえば七夕の日、自宅でパーティーをやってる裕ちゃんはともかく、飯田先輩にだけ
声をかけてなかったぞ。
「どうしたの?」
「いえ、なんでもありません」
とりあえず、このまま黙っておこう。
「そう。ところで七夕は楽しかったみたいね」
バレテル。そうだよな、飯田先輩なら、幽体離脱とか使い魔とか水晶とか色々な方法で
俺の行動はお見通しだもんな。
「いやぁ、そのー、すみませんでした。先輩だけ仲間はずれにして。
でも、ずるいですよ。先輩の能力で俺の私生活覗いて文句言うのは」
「あなた何言ってるのよ。私はあなたが笹を持って神社に入っていくのを見かけただけよ」
「ああ、焚き上げしに行ったときですか。なら、声をかけてくれれば…」
「私を守ってくれてるものと相性が悪いから、私は神社には近寄れないの!
…ところで、仲間はずれって何?」
俺は七夕の日の出来事を正直に飯田先輩に話した。
「そう、私だけ呼ばなかったのね。オカ研にもあんまり顔出さないし、
カオリのこと嫌い?」
「そんなことはないです。ちょっとバタバタしすぎて、飯田先輩の事をほんの
ちょっと忘れてしまって……」
飯田先輩はしばし考える。
「じゃあ、カオリの事をちゃんと思い出せるようにしてあげる」
そういうと、人差し指を俺のおでこに当て、小さく何かを唱えた。
「さ、これで大丈夫よ。テストがんばりなさいね」
飯田先輩は柔らかく笑ってそう言った。
さあ、テストだ。まずは国語。割と自信がある教科だ。
最初の問題は『文中の三ヵ所に当てはまる言葉を次の四つから順に答えて行きなさい』
選択問題だ。
一問目。『イ』だな。
二問目。これも『イ』だ。
三問目。『ダ』ダ?おい、ア〜エなのになんで『ダ』。おかしいぞ俺!
そうコレはココだけにとどまらなかった。
解答用紙に自分の意思とは別に、『飯田』とか『カオリン』とか、はては記号問題に
( ゜皿 ゜)なんてものが埋まってしまってる。飯田先輩のしわざだ。
顔は笑ってたけど、そうとう怒ってたんだ。
テスト終了後すぐさま、飯田先輩の教室へ走る。
「せんぱーい、ひどいですよー、全然テストになりませんでしたぁ」
「あら、それならずいぶん私の事を忘れてたんじゃないの?あなたの忘れてる
度合いが激しいほど、アレは強く出るのだから」
痛いところを突かれた。
「と、とにかく謝りますから、何とかしてください!」
飯田先輩はしぶしぶながら、元に戻してくれた。
試験勉強の成果もあり、他の科目はまずまずの出来だった。
今日の試験は終了。明日は得意科目が揃ってる。問題は最終日の三日目に不得意科目が
固まってることかな。
じゃあ、俺は
1>最終日に向けすぐ帰る
2>明日は余裕だ。寄り道だ
3>教室に残って、今日の分の答え合わせ
377 :
名無し娘。:2001/07/09(月) 12:45 ID:U5X.jG3c
3で。
3>教室に残って、今日の分の答え合わせで、お願い!。
379 :
名無し娘。:2001/07/09(月) 18:47 ID:y9CIrSgg
2>加護きぼー
380 :
名無し娘。 :2001/07/09(月) 21:10 ID:JFAAoCUk
3をきぼんぬ金沢イボンヌ
381 :
名無し娘。 :2001/07/10(火) 00:19 ID:7t5Ohu92
「Clone RIKA/03」はカオレンジャー作だったのか・・
もうBMしてたよ(w 続きがんがれ
こっちは2かな。
382 :
名無し娘。:2001/07/10(火) 02:45 ID:KZ4Vac1Q
3キボーン
1で。
384 :
名無し娘。:2001/07/10(火) 05:41 ID:CaNJBvmg
3がいい
385 :
名無し娘。:2001/07/10(火) 06:10 ID:SmK/KLtI
2でお願い
日々のこまめな積み重ねが大切だよな。学校に残って今日の試験の
答え合わせをやっていこう。
でも、その前に腹減った。試験ということで弁当も持ってきてないし、
ちょっと購買に行ってみよう。
購買を覗いて見ると、誰もいない。さすがに試験中だから、ココもやってないのか?
帰ろうとしたところで、肩を叩いて呼びとめられる。
「よ!あんたなにしてるん?」
裕ちゃんだ。
「お腹減っちゃったんで、何か食べるものはないかと…」
「ないでー。試験中やから、食べ物の類は今日はなしや」
「そうですか…」
「ああ、でも、アンタなら特別や。中入りーな」
裕ちゃんの促され購買の中に入る。
「今買ってきたんやけど、コレで我慢しときや」
アツアツのたこ焼きが俺の前に置かれる。
「コレ、裕ちゃんの分でしょ、いいの?」
「かめへんよ、ほらお茶もあるで」
「じゃあ、遠慮なく」
「そういえば、あんた七夕の日は何してたん?」
「あっ、えっ、みんなでウチで慎ましやかに七夕してました」
「ええなぁ、家族水入らずか。そら、うちんとこ来るより大切やな。楽しかったか?」
「え、ええ。それはもう。そういえば、笹を毎年ありがとうございます。今年は
大人数だったんで、アレだけ大きくなかったら……」
「ん?アンタんとこの家族ってそんなに多くないやろ?彩っぺの旦那が
帰ってきてって話も聞かんし」
げっ、俺ってバカだ。自ら墓穴を掘るとは…。素直に話しておこう。
「す、すみません。実は……」
「なんで、うちも呼んでくれへんのや〜」
「でも、パーティーがあったんじゃ…」
「それでも、呼ばなダメなんや〜〜」
そんな無茶な。
「お詫びにな、キスしいや」
うっ、またキスか!今回は仕方ない。俺に否もある事だし、コレで許してもらえる
のならば。
「わかりました」
裕ちゃんにゆっくりと顔をを近付ける。裕ちゃんはそれに合わせまぶたを閉じ……
ずに、いきなり俺の顔を押さえ付ける。
「どうしたの裕ちゃん?」
「いややぁぁぁぁぁぁーーーーー」
「裕ちゃんがキスしろと」
「あんた鏡見いいや」
俺は鏡を手に取る。口を開けてみると一目瞭然。歯には青海苔が沢山付いてる。
「もう、雰囲気台無しやわ。試験中なんやろ、はよ帰って勉強しぃ」
たこ焼きのお礼をして俺が帰る間際、裕ちゃんが言った。
「この埋め合わせしてくれるのまっとるでぇ」
教室に戻ると。なっちと矢口さんが答え合わせをしていた。
「あれ?まだいたんだ。今日の試験どうだった?」
矢口さんが聞いて来る。
「うん。まあまあかな。…どうしたの、な…安倍さん?」
なっちは鼻をヒクヒク動かして、匂いをかいでいる。
「なんかね。ソースの匂いがするの。なんか食べてきた?」
「うっ、ちょっとたこ焼きを」
「へぇー、近くにそんなものあったんだ。帰りに食べてこうよ、矢口」
どうやら、俺がどこにあるかわからないたこ焼きやまで案内するらしい。
「ねぇ、国語得意だったよね。3問目の2番て答え何?」
「いや、それが今回の国語はおそらく赤点なんだ」
二人に今朝の飯田先輩とのことを話す。
「すごいねぇ、そんな事出来るんだぁ」
なっちは素直に驚いてる。
「いいなぁ、矢口もそれ教えてもらおうかなぁ」
矢口さん、なんて恐ろしい事を。
三人で学校の外に出ると、案外早くにたこ焼きやを見つける事が出来た。
二人ともおいしそうに食べている。
「なんか、最近こういう屋台系のものが直前で食べれない夢見るんだよね」
「あれぇ、矢口もなの!なっちもそうだよ!なんでだろうね」
2日目は得意科目と言う事で前日も軽く復習しただけだったが、わりと問題は
解答できた。さあ、明日が山場なんだが、
1>ウチに戻って勉強
2>焦ってもしょうがない寄り道
3>積み重ねが重要、教室で答え合わせ
389 :
名無し娘。:2001/07/10(火) 18:07 ID:Jf4u5k4.
2だべ
390 :
名無し娘。:2001/07/10(火) 23:42 ID:I5MkeFiM
もちろん2で
391 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 00:23 ID:WitqOgkg
苦手教科だから1で
家に帰ってもきっとジャマされて勉強できないので、
3>積み重ねが重要、教室で答え合わせ で、お願い!。
393 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 08:45 ID:MaDtv/BM
1で
誰か来るのを期待しつつ
394 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 09:06 ID:DtrTvKH.
3で。
明日の試験は苦手科目ばかりだ。でも、まあ焦ってもしょうがないし、
まずは本屋によって参考書の類でも適当に見ておこう。
本屋について、店内を参考書のコーナーに歩いていると加護さんを見つけた。
「こんばんわ、加護さん」
「わあぁ、王子さま。こんばんわです」
加護さんの手には夏休み特集の情報誌が握られていた。
「へぇー、もう夏休みの事考えてるんだ。試験のほうは大丈夫?」
「明日は、割と自信ありますよって、大丈夫ですわ」
「そうなんだ。…じゃあ、俺は明日ちょっと不安なんで参考書を見に行くよ」
加護さんと別れて参考書を見始める。と、いつのまにか加護さんが側に立っていた。
「あれ?どうしたの加護さん?」
「王子様、お側にいてもよろしいでしょか?」
「う〜ん、いいけど結構時間かかると思うんで適当に帰ってイイからね」
俺はめぼしい参考書を手にとってページをめくり始める。
ずいぶん経ったのだが、あいかわらず加護さんは俺のほうを胸のところで手を合わせて
瞳をキラキラさせながら見ている。俺のほうもある程度の目星をつけた。選んだ
数冊を持ってレジに向かう。
「じゃあ、行こうか加護さん」
「はい!」
外に出ると辺りは真っ暗だ。中学生には一人歩きさせられないかもなぁ。
「加護さん、かなり暗くなっちゃったけど…」
「ウチは大丈夫ですよ。それより王子様…アレ」
加護さんの指差した先には、ゲームセンターがあり店先に全身プリクラが置かれている。
「王子様。ウチのお守りにしたいんやけど、一緒にとってくれます?」
まあ、別に減るもんじゃなし、いいけど時間大丈夫なのかな?
「もう、遅いしそれを撮ったら帰ろうね、加護さん?」
「はい、わかりました!」
プリクラの機械に入る。
「あのー、王子様。後ろから抱っこするポーズがええんやけど」
早く済ませて加護さんを返してあげる方が大切だもんな。素直に従おう。
加護さんの後ろに回り、加護さんのお腹の辺りの手をくんでプリクラを撮る。
出来あがったプリクラでは加護さんが満面の笑みを浮かべている。
「じゃあ、一枚をココに貼ってと…」
加護さんがプリクラコーナーの一角にある掲示板に一枚を貼る。
「ココに貼るとラブラブになれるんですよ」
駅まで加護さんを送る。加護さんはそこまででイイと走って行ってしまった。
本当に大丈夫かな?
ウチについて夕食後、買ってきた参考書を開く。加護さんを気にしながら
選んだ参考書だから、中をそれほど吟味できなかったが、まずまず役に立ちそうだ。
試験最終日に向けて、その夜は遅くまで勉強をした。
肝心の試験は、参考書のおかげでいつもよりは多少マシだった。赤点ではないとは
思うのだが……。
さあ、終わった事を悩んでもしょうがない。試験も終わったしパァッと
1>矢口さんたちとカラオケ
2>吉澤さんたちとゲーセン
3>飯田先輩とショッピング
4>希美達と映画
397 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 13:11 ID:DtrTvKH.
3で。
1>矢口さんたちとカラオケをお願いだべ!。
399 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 13:58 ID:t3L6b6kU
3でお願いします。
400 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 14:01 ID:WitqOgkg
2で、昨日の加護とのプリクラが見つかってしまい、ひと騒動!
401 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 15:09 ID:bKAR7A8Y
3きぼーん。
402 :
名無し娘。 :2001/07/11(水) 15:18 ID:eqlnzCok
3をきぼんぬ
403 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 15:32 ID:O9E3PrDQ
七夕のお詫びに、3で。
404 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 18:00 ID:lhMAnfj2
1
ゴトーはどしたい
405 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 19:04 ID:sB9wUXFs
2カモン
406 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 20:30 ID:rC6kP2DA
出番少ないので4
407 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 23:41 ID:mAo9S3Ms
3でお願いします
408 :
名無し娘。:2001/07/11(水) 23:56 ID:vtAOYIYs
よっすぃ〜とゲーセンに
2で
吉澤・石川・後藤の1年生トリオきぼーん>2
410 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 03:55 ID:UAdVbfjA
1で
411 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 04:58 ID:FLnTFM8E
2がいい
412 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 05:08 ID:QT3R.iJI
いしよしが見たいので2
『2』でひさびさに(#´▽`)´〜`0 )がみたいス。
414 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 10:29 ID:kBWVaakQ
やっぱり3でしょ。
415 :
名無し娘。 :2001/07/12(木) 10:35 ID:mludhrQI
3しかないでしょ
よし、今日は飯田先輩と過ごすことにしよう。
飯田先輩は放課後は必ず部室に一度は顔を出してるようだから、部室に行ってみよう。
「あら、今日は活動するつもりはないわよ」
先輩は部室で山積になってる本の整理をしていた。
「先輩手伝いますよ。今までオカ研にもあんまり顔出せなかったし、お詫びに一日
飯田先輩にお付き合いしようと思ってきたんですから」
「そう。じゃあ、その山をあっちの本棚に入れて」
飯田先輩は暗くてよく表情は見えないが、声のトーンが少し高くなったので嬉しいのだろう。
「じゃあ、部室の整理も出来たし、お出かけしましょう」
「どこにいくんですか?」
「あなたも来年はこの部を継ぐんだから、教えておかなきゃね」
飯田先輩と、駅前の方へ行く。しかし商店街を抜けてしまった。あれ、この先は
飲み屋とかしかないんだが…。飯田先輩はさらに構わず進みつづける。
「飯田先輩、この先は…」
「そう、この先にイイとこがあるのよ」
この先は、風俗とかラブホテルがひしめいてる場所だ。教えてくれるって、まさか……。
「いやぁ、先輩、なんか、心の準備が出来てないって言うか、そのー、いきなりなんて…」
「あなたなに言ってるの?ついたわよ」
見上げてみると、店の上に大きく『大人のおもちゃ』の看板が。入り口の前には
ボンデージの衣装を着せられたマネキンが立っている。ドアには『SM専門店』とも。
「せ、先輩。そう言う趣味のひとだったんですか!俺はちょっと…痛いのは…」
「ばかねぇ。アタシ達のようがあるのは下よ」
よく見てみると、店の横に地下への階段があり『魔法用具各種アリマス』と書かれた看板が
立っていた。
地下におりて、店内に入ってみると以外にも想像と違ってその中は明るかった。
「あら、いらっしゃい、カオリちゃん。今日はどうしたの?」
品のよさそうな30代半ばの女性が出てきた。
「こんにちわ。彼が次の部長なんで今のうちからココの場所を教えておこうと思って」
「そう、よろしくね。次期部長さん」
握手を求めてきた手は、とても柔らかかった。
飯田先輩が部室に補充する道具を探してる間、俺は店内の一角にあるハーブを見ていた。
へぇ、色々あるもんだな。このキレイなのはなんだろう。近くを通りかかった飯田先輩に
聞いてみる。
「ああ、それ、毒草よ。あんまり素手で触らない方がいいわ」
うわぁっ。あんまりなんでも触るもんじゃないな。
飯田先輩は質のイイ物を揃える事が出来て、嬉しそうだ。俺も飯田先輩のこんな笑顔を
見れて嬉しい。
「はい、コレあげるわ。夏休み中怪我しないようにお守りよ」
飯田先輩から小さな人形のようなものを渡された。
「いい!これを肌身離さず持っているのよ。あなたの身代わりになってくれるわ」
「あ、ありがとうございます」
「だからって無茶しちゃダメよ」
飯田先輩を家まで送って、ウチに戻った。
さあ、今日からテストも帰ってくる。一体どんな結果が出てるだろう。
まあ、国語は赤点確実なんで補習は決定なんだが……。
「おっはよー」
通学路で、矢口さんに出会った。
「おはよう矢口さん。今回のテストの自信は?」
「う〜ん。まあまあかな。だいたいできたと思うから」
矢口さんと楽しく話しながら、校内に入ると掲示板の辺りでザワザワしている。
「なんだろ?」
「ちょっと見てくるよ」
矢口さんは小さな体を生かしてスルスルと人垣の中に入っていく。俺もなんとか人を
掻き分けて掲示板の前に出てみた。
掲示板には新聞部の出版物が貼られ、『本校生徒A君の乱れた生活』と書かれた記事が
載っている。記事にはいくつかの写真が添えられているのだが、一番大きな写真は
俺が裕ちゃんにキスを迫ってる写真だ。もちろん、二人とも目線がかけられ人物の
特定は出来なくなっている。が、見る人が見れば一目瞭然だ。たこ焼きの時の写真だ。
誰がどうやって撮ったんだ?他の写真も後藤さんとクラブに入っていくものや、
飯田先輩と大人のおもちゃの看板の前にいる写真だ。
「ねぇ、あの写真、後藤だよね。……二人ともアタシに内緒で…つきあっ…て…」
矢口さんが口元を手で押さえ、走って行ってしまった。
そこへ携帯が鳴る。吉澤さんだ。
「もしもし」
「先輩。新聞部の友達に話は聞きました。記事も見せてもらいました。先輩って
やっぱり……。もう2度と私たちの前に現れないで下さい」
そう言って電話が切れる。俺はただ呆然とするしかなかった。
「ほぉ、どこのどいつか知れないが悪いやつがいるんだなぁ」
その言葉に正気に戻る。この声は押尾!まさかヤツが。
押尾につかみかかろうとしたところで、生活指導の先生が現れ、生徒達に早く教室に
行くように指示し始めた。別に先生が掲示板のアレを剥がし始める。俺の事を
見付けると、「校長室に行くように」とひとこと言った。
「失礼しました」
俺が校長室に近づいたところで、中から裕ちゃんが出てきた。ひどく疲れた顔をしている。
「あっ、裕ちゃん!」
「おう、少年。アンタも大変やなぁ。フォーカスされてもうて。ウチまで呼び出しや」
「もしかして、クビになっちゃうとか?」
「そんな事あらへん。ちゃあんと校長と話しおうたしな。アンタも大丈夫や、しっかりしぃ」
「…裕ちゃん、まさか、お金で解決したとか?……」
裕ちゃんは、疲れながらも笑顔を保っていたのだが、その一言を聞いて烈火のごとく怒り出した。
「アンタがそんなこと言うヤツとは思えへんかったわ。アンタはそんなのと関係ない…男……
やと……」
中澤さんは涙を一粒ポロリとこぼすと、購買のほうへ走り
校長室に入ると、校長と教頭が待っていた。裕ちゃんが上手く話していてくれたのだろう。
二人の間には何らやましい事もないし、アレは偶然そうなったのを誰かに撮られてしまったと。
実際、キスは未遂に終わってるし。他の写真についても一通りの弁明をした。
校長は説明を聞いた後、ある程度の節度を持って行動してくれとクギを指して来た。
いっしょにするのは癪だが、俺や押尾のような生徒や裕ちゃんがいられるのもこの校長の
『自分の意思を尊重する教育』とやらのおかげだ。最低限のルールを守っていれば、文句は
言わないということだ。
教室に戻ると、保田さんが睨み付けてくる。なっちと矢口さんの姿はない。さやかはガックリと
うなだれている。保田さんはツカツカと俺に歩み寄ってきた。
「話があるから、ちょっと来なさい」
保田さんについて行くと、非常階段の踊り場に到着した。
バチィィィィィーーーーーン
保田さんが振り向きざまにビンタする。
「いってぇぇー」
「痛い?当たり前でしょ!矢口を傷つけたら容赦しないって。ましてや、なっちとさやかまで…」
矢口さんとなっちは、ショックでトイレで泣いているらしい。さやかは信じていた後藤さんが
自分に隠れてデートした事がショックらしい。
保田さんが顔をグシャグシャにしながら、何度も殴ってくる。
「アンタは……アンタだけは…私信じてたのに……」
俺のせいで職員会議が開かれている。これで一時間目が潰れてしまった。校長のやり方が
気に入らない先生方に校長潰しの格好の道具を俺は与えてしまったらしい。
ちくしょう
1>自分の教室へ
2>1年の教室へ
3>3年の教室へ
こんな感じでどうでしょう、ふぁーすとさん。
もしかして、風呂敷広げすぎたかしらん。
422 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 13:00 ID:boktL0W2
展開すごすぎ!
2で。
423 :
ベタ:2001/07/12(木) 13:24 ID:EfcfMrmA
>カオレンジャー
『後藤さんとクラブ』は廃棄ルートで本編は飯田先輩のお見舞いですよ〜
424 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 13:25 ID:BU8/60ck
飯田さんに会いに3
425 :
名無し娘。 :2001/07/12(木) 13:59 ID:mludhrQI
2で逝ってよし
おお急展開。
こんな時に頼りにするのは飯田先輩。3
カオレンジャーさん、ご苦労様です。
早速、採用して書いていただきありがとうございます。
私の経験からしてココは、よけいな行動をしないで、
冷静に話を聞いてくれる時間が少し必要なので、
1>自分の教室へ でおとなしくしてるを、お願いだべ!。
でも、押尾とかがさらにあおってきそうだが・・・。
>「…裕ちゃん、まさか、お金で解決したとか?……」 この一言はよけいでしたね。
428 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 17:52 ID:Dq0XtrVw
3de
429 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 19:09 ID:i9jmP2Wg
1で
反省!
ほとぼり冷めてナッチにちかずく
お塩を・・・!!!
430 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 19:15 ID:LRMf9E5g
2で。なぜお塩がこんなに腹立つのだろか?
431 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 19:21 ID:LRMf9E5g
2で。
432 :
名無し娘。:2001/07/12(木) 21:07 ID:AinqQc9Q
2で
お塩じゃなく奥田がやったのでは・・・
>ベタさん
そうですね。過去の分を調べる手を抜いてしまいました。後藤のの写真は苦しいけど
Disc2の42の『修学旅行中に主人公の部屋に入る後藤』に差し替えで。
目が離せない展開ですね!
やっすーに激萌え
カオリンに頼ればお塩を消滅させてもらえますか?>3
435 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 00:14 ID:DfkqnQvw
難しいなぁ。
2で
436 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 00:24 ID:HngLOltI
3で、一緒に写真撮られた子が味方になってくれるから飯田先輩を頼る。
437 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 03:38 ID:Xb1cLPMc
438 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 07:23 ID:gxVxiio.
押尾、新聞部 VS オカ研(主人公、飯田、後藤)
飯田「オカ研を敵に回すとはいい度胸ね。」魔術炸裂!ということで3
439 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 08:47 ID:3LC1Ftbc
新聞部は奥田で
440 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 09:18 ID:GVWWr0W6
オカ研を怒らせるとどうなるのか見てみたいので3で
いつのまにか、オカ研の話が、盛り上がってきてますね。
これはコレデ、おもしろいのですが、
わたしとしては、人を信じる難しさをだして欲しいのですが・・・。
そういえば、あんな写真を撮られてしまった二人はどうしているだろう。
ココから近いし、まずは飯田先輩の様子を見に行こう。
廊下を一般教室のある方へ差し掛かった時、階段を上の方から降りてくる影が
俺にぶつかる。
「イテテ…。あっ、後藤さん!」
後藤さんは一瞬ホッとした表情をしたが、すぐに顔をこわばらせて俺から離れた。
そのまま、走り去ろうとする。俺は立ちあがって、なんとか後藤さんの手をつかんだ。
「後藤さん。どうしたの?何があったの?」
「離して、離してください!先輩は中澤さんとああいう仲だったんですね。だから、
合宿にも関係ないあの人が来てたんだ。あの人に比べたら私なんて子供ですもんね。
先輩には遊びだったかもしれないけど…、私本気だったんですよ」
強引に俺の手を振り解いて後藤さんは走り出す。
「あっ、ま…」
「来ないで下さい!来たらますます先輩の事嫌いになっちゃう」
俺はただ走って行く後藤さんを見送るしかなかった。
「クスクス……後藤さんて見た目通りダイタンな人よねぇ……」
「……あんまり学校に来ないで遊びまくってるんでしょ……」
階段の上の人影から声がする。カッとなって階段を上る。が、声の主は
どこかに走り去ってしまった。
飯田先輩のほうは大丈夫だろうか。3年の教室へ急ぐ。
3年の教室をそっと覗いてみると、飯田先輩だけが後ろの方の席でぽつんと座っていた。
他のクラスメイトはそれぞれ固まって噂話をしている。そのうちの一人が俺に気づいた。
「あれ?なんの用事?」
「えー、飯田先輩に用があるんですが…」
「ふぅ〜ん。…あれ、もしかしてキミが例のA君?」
「えっ、いや、ちが……」
「飯田さぁ〜ん。A君がお呼びよぉ〜」
一斉に俺に注目が集まる。飯田先輩は無表情のママ、俺のところにやってきて
「ついてらっしゃい」
低くそう答えた。
先ほど、後藤さんとぶつかった階段には半地下になった用具室に続く階段がある。
そこに飯田先輩と二人で来た。
「すみません、先輩までこんなことになってしまって」
「いいのよ、カオリのほうはいつもと変わらないわ。私のことを気味悪がって
近寄らない人も元々いたみたいだし、友達はカオリの事信じてくれてるから
問題ないよ」
「そう言ってくれると助かります」
「でも、やっかいよね、新聞部に目をつけられて」
そう、新聞部は今年の部長が球技大会寸前でダウンして部の存続が、かなり
危うかったのだ。球技大会の方も結果は散々だったようで、予算も相当低い。
なんとしても実力で部のことを認めさせねばと現部長代理は躍起になっているのだ。
それでセンセーショナリズムを狙ったネタを探しまくっているのは、聞いていたのだが
なぜ俺がターゲットに?
「あの店は、歴代の部長にのみ伝えられきた秘密の場所なのに!」
「俺の心配じゃないんですか!」
「自業自得でしょ。まったく、あなたもなにやってるのよ。中澤さんにまで手を
出していたとはね」
「ちがいますよぉ、むしろ手を出され……いや、それより新聞部の部長はどこに
いるんですか!」
飯田先輩に教えられ、新聞部部長代行のいる教室に向かう。飯田先輩の二つ隣のクラスだ。
「あのー、村田さんて方を呼んでいただきたいんですが…」
「村田さんなら今職員室よ。…ところでキミA君でしょ?災難ねぇ。今年に入って
ずいぶん来てるわよ、キミみたいな子。…あっ、帰ってきたわ。村田さん!
この子あなたに用事だって」
細身の少し目の釣りあがった女性が立っていた。
「俺が誰だか判りますよね?」
「ええ」
「どうしてこんな事するんです?」
「校内ではびこるふしだらな行為を摘発するのはマスコミの使命よ!」
「なぜ、俺なんです」
「ちょっと興味があってね。調べて欲しいって人もいたし」
「誰が……」
(キンコーンカーンコーン)
「じゃあ、私忙しいから、またあとでね」
村田先輩は自分の教室にさっさと入っていってしまった。俺も自分の教室の戻らねば。
2時間目からは通常通り、テストの採点結果が配られる。その際、俺は放課後に
残るようにこっそりと言われた。関係者を集めて再度、今回の事を検討すると言うのだ。
さらに情報を集められるのは次の休み時間しかない。
1>教室で保田さんの痛い視線に晒される
2>1年の教室で吉澤さんたちに会う
3>3年の教室で村田に再度
445 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 14:48 ID:TZIghcp6
どれも見たいけど、
1で。
446 :
ふぁーすと。:2001/07/13(金) 17:06 ID:IklZkcBg
1>教室で保田さんの痛い視線に晒される をお願いだべ!。
447 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 17:41 ID:ejTEAltI
一人くらいかばってくれる人は居ないの?
2で
448 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 19:44 ID:SOI7s5CE
3
むーーらーーたーーー
話しがややこしくなりそう
喜!
450 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 19:52 ID:/iqnA6ts
やっぱり村田に会いに3
451 :
名無し娘。 :2001/07/13(金) 20:37 ID:H6.dLTcw
3で
452 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 21:22 ID:hrkrovYI
2が良いです。
453 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 22:09 ID:OrTRG5wY
とにかく情報収集しないと、3で
454 :
名無し娘。:2001/07/13(金) 22:29 ID:azwj4gKk
2で
456 :
名無し娘。:2001/07/14(土) 01:06 ID:oo3xvvmo
3でお願いします
457 :
名無し娘。:2001/07/14(土) 03:09 ID:Ynm9RqII
3で情報収集
今回文章グダグダ、風呂敷も戻しきれてないと思う。ニュアンスだけ
感じてください。
もう一度、あの村田先輩に話を聞いてみよう。俺はそう心に決めて再び3年生の
教室に向かった。
村田先輩のクラスにたどり付くと、教室の入り口で村田先輩と他に三人ほどが
固まっていた。先輩は俺に気づくと何かを三人に話して解散させた。三人は
2年の大谷と斎藤、それと石川さんと居るのを何度か見かけた事があるので、
おそらく一年と思われる女の子だった。
「あら、また来たの?」
「さっき聞き忘れたことがありましたからね。誰が俺を調べろって言ったんですか?」
「ネタ元をばらすわけないでしょ。報道の命よ!」
「…押尾ですか?」
「は?」
「押尾に頼まれたかって聞いてるんですよ!」
「だれそれ?」
(村田先輩は演技してる様子がない。じゃあ、違うのか?)
「ああ、思い出した!押尾ってこの子でしょ」
(なんだ知ってるのか、じゃあやっぱり)
村田先輩は懐から写真を取り出す。
写真には、他校の女子生徒とファーストフードで話してる押尾が写っていた。
「あなたの次のターゲットよ!なかなか尻尾を出さないのよねぇ」
「コイツから頼まれたんじゃないんですか!」
「彼となんかあるの?だいたい身内からのネタしか…おっと!」
「身内からってなんですか!」
「あっ、チャイム鳴るわよ。じゃあねぇん」
押尾がネタ元じゃないらしい。一体誰が…。テストの解答を聞きながら考える。
そして、運命の時間がやってきた。
放課後、進路相談室に呼び出された俺達の処分はあっけなく決まった。
飯田先輩の写真の方はオカ研の顧問の証言により、疑いが晴れた。学校の予算を
使うのだから場所を知っていて当たり前だ。
後藤さんの写真も過ちがなければ良しという事になった。
それと言うのも校長と裕ちゃんのおかげだ。
学校生活とは、勉強だけでなく友情や淡い恋、その他色々な経験をする場所のはず。
それを戦争によって奪われたこの学校の創設者が、そう言うものも大切にできる
学校を作ろうとした精神が今も受け継がれているのだそうだ。
そして、そこに裕ちゃんが大きく関わっているのである。
問題の裕ちゃんとの写真により、意外な事がわかった。
数年前からテレビなどで『キレル十代』とか言う特集が組まれたりするわけだが、
それらの問題に対し文部省がスクールカウンセラーなるものを学校に置くようにした。
ウチの学校にも一応いるのだが、目に見えるほどの成果は上げられなかったらしい。
ところが、今年に入って今まで生徒間で起きていた問題が格段に減ったらしい。
原因を調べたところ、購買で働くお姉さんが相談に乗ってくれたおかげだと生徒たちは
異口同音に証言したそうだ。そう、学校側の意図せずして裕ちゃんの存在は起こり得る
問題を解決しつつ学校の精神を守る事となっていたのだ。
さすがに厳然たる事実の前に反校長派も裕ちゃんを辞めさせる事は出来なかったのだ。
裕ちゃん本人はそんな役割をしてたとは微塵にも思ってなかったようで、逆にびっくり
していた。
そんな裕ちゃんの口から後藤さんは軽はずみに行為に及ぶ生徒ではないと言われれば
納得せざるを得なかったようだ。
俺との写真に関してもあくまでも偶然を故意に切り取られただけで、何もなかったと
話した。意外な事に新聞部もそれを素直に見とめてくれたのだ。俺の疑いは晴れたようだ。
むしろ、問題となったのは新聞部のほうであった。プライベートを暴かれた生徒からの
苦情がかなりあったらしい。以後、このような記事ばかりを追いかけるのは自重する
ように注意を受けていた。
さすがに学校を騒がしたとして、双方とも無罪と言うわけには行かず夏休み中に
奉仕活動を義務付けられた。俺は再試の後、市民プールの監視員をすることとなった。
夏休み中ずっと…。
「先輩、今回は上手く言い逃れたみたいですけど、絶対尻尾つかみますからね。
2度と吉澤さんの邪魔できないようにしてあげますから」
進路相談室から出たところで、新聞部の一年生が俺にそう告げて帰って行った。
「あぁ、自分で言っちゃってるよ、柴田」
いつのまにか新聞部の大谷さんが隣に居た。
「アタシの事知ってる?」
「ああ、2年の大谷さんだろ」
「そ、よろしく。まあ、アタシはずっとアンタを写真のために追っかけてたから
よく知ってるんだけどね」
大谷さんの話だと、事の発端は吉澤さんだった。石川さんと吉澤さんと柴田さんは
中学時代からの友達だったらしい。ゆくゆくはオリンピック間違いなしと期待を
かけられていた吉澤さんはスポーツ推薦を蹴ってこの学校に来た。その理由は
俺が居るからだった。そこで興味を持った柴田さんは入部後、最初の仕事を俺を
調べることにしたらしい。
ところが、調べるうちに矢口さんや後藤さん達など複数の女のコの影が見える。
さらに、石川さんまで俺に惚れ始めてしまった。男性恐怖症の石川さんまで
騙してしまうとはとんでもないヤツの違いないと判断したそうだ。決定打と
なったのはこの間の大会で、吉澤さんの記録が良くなかったことだった。
このままでは、吉澤さんにも石川さんにも良くない未来が待っている。ここは
ペンの力で悪い男を告発せねばとなったらしい。
「まあ、可愛い後輩の頼みだからね。コレからもあんたを追うから」
「かんべんしてくれよー」
「部長もアンタに惚れちゃってるからさ。といっても、アンタの運動神経だけどね」
村田先輩は、2年続けてオカ研がかなりの予算を獲得出来てるのは俺が理由だと
確信しており、オカ研をぶっ潰してでも俺を予算獲得時の助っ人に欲しいらしい。
オカ研の不利になる情報は大歓迎ということだ。
教室に戻る途中の階段で、飯田先輩が立っていた。
「結果はどうだった?」
「夏休み中、プールで奉仕活動と言う事になりました」
「そう、その程度ですんで良かったじゃない」
「先輩は、俺よりも店のほうが心配じゃなかったんですか?」
「あら、店のほうが心配よ。新聞部はなにかとウチを眼の敵にしてるし。あなたなら
心配しなくても大丈夫だもの。カオリの弟子だし、信じてるわよ」
「先輩てっきり写真の事で俺を見放したかと…」
「アナタが女のコと色々あるのは、オカ研に連れてきたのが女の子しか居ない時点で
判ってるわよ。それに、今が二人の試練の時とカードにも出てたしね。この程度なら
アナタへの思いは変わらないわ」
「えっ?」
「さ、もう帰るわよ」
翌日、掲示板に俺を含め被害を受けた生徒への謝罪文が掲示板に張られた。
それから数日が過ぎた。
しかし、みんなとの関係は壊れたままだ。なっちやさやかすらよそよそしい。
押尾を含めた男達はいい気味だと笑っている。後藤さんは学校に来てないようだ。
吉澤さん達にはもちろん会えていない。
今日の放課後は
1>陸上部
2>オカ研
3>教室に残る
4>素直に帰る
ゲームオーバーをたまに混ぜて行こうと思います。その時は再度選択肢まで戻るということで。
463 :
名無し娘。:2001/07/14(土) 20:31 ID:hIGyV88k
1で
464 :
名無し娘。:2001/07/14(土) 21:31 ID:V28LitwQ
4で
後藤に会って話さなきゃ
465 :
名無し娘。:2001/07/14(土) 21:36 ID:sw4hAVIw
3>教室に残る で。
466 :
名無し娘。:2001/07/15(日) 00:02 ID:SubgWtR6
事の発端だった吉澤さんに会う。「俺、迷惑かけてたんだね、陸上部にいないほうが、
いいのかな?」ということで、1で
467 :
名無し娘。:2001/07/15(日) 00:07 ID:EthNUBiU
4でなっち、矢口と話す
468 :
名無し娘。:2001/07/15(日) 02:10 ID:OVoFywWs
1キボン
469 :
名無し娘。:2001/07/15(日) 03:02 ID:6f2mu24k
4でしばらくおとなしく
カオレンジャーさん、見事にまとめましたね。
あらためて感心しています。
幼馴染のなっちと話したいが(信じていた分だけショックが大きいと思うので)、
>466のいうとおり、まずことの発端の人に会うべきということで、
1>陸上部 をお願いだべ!。
471 :
ゴビンダ28号:2001/07/15(日) 05:25 ID:.NE81iFA
1逝っときましょう。
sage忘れた…鬱死。
473 :
名無し娘。:2001/07/15(日) 08:41 ID:VudY4ZXg
1でお願いします。
474 :
名無し娘。 :2001/07/15(日) 15:05 ID:oFRkgs4g
1で
475 :
名無し娘。:2001/07/15(日) 17:45 ID:P2ygVUL6
4で。みんなの出方をうかがってみよう
なかざ――…・
どうしよか・・
4で彩さん?
1で!
よっすぃーは地雷な気がする…
後藤が気になるので>4
何度か吉澤さんに会いに行こうと教室に行ったりしたが、その都度柴田さんに
邪魔されていた。陸上部なら、直接話せるだろう。
今日は陸上部に出てみよう。
新聞部の謝罪文が出たとはいえ、内容は偏向報道があった事を詫びるものであり
今回の事の経緯について書かれていたわけではなかった。あくまでも特定個人の
秘密を暴いていた事に対する謝罪だったのだ。事件の概要を知ってるのは、俺と
新聞部だけだ。吉澤さんには話しておこう。
グランドの出て、陸上部の集まってる辺りに向かう。吉澤さんは石川さんに
記録を取ってもらって、練習をしている。
「おぁーい、よし……」
突然、複数の男の手が現れ、俺の口をふさぎ校舎の影にズルズルと引っ張って
行かれる。男たちの正体は……陸上部の奴らだった。
「うわっ、お前ら何するんだよ!」
「まあまあ、怒るな。ちょっと頼みがあるんだがな。おまえしばらく陸上部、
休んでくれないか?」
いきなりの話に言葉も出ない。
「おまえは見てないから知らんだろうが、吉澤の記録が段違いに伸びているんだ。
あの事件以後な。やっぱり、おまえのせいで伸び悩んでるって本当だったようだ」
「な、なんで、その話を!?」
「あいつらに教えてもらった」
指差した先には新聞部の斎藤と大谷が手を振ってる。
「あ、あいつらぁ!!」
「頼むよ!部のため、学校にため、いや国のためにおまえは身を引いて辞めてくれ。
…なんてことは冗談だがな、おまえもウチにとっては大事な戦力だからさ。
しばらく自宅で自主トレしといてくれよ。絶対に近いうちに
呼び戻すからさ。吉澤もおまえもどっちも大切なんだから、なにか上手く行く
方法を考えておくよ」
8月半ばの合宿まで、遅くとも2学期の始まるまでにはという話で俺は、その話を
飲んだ。ちらりと見せてもらった吉澤さんの記録が俺に決心をさせたのだ。
「お前らなんでココにいるんだよ!」
陸上部と別れ新聞部の二人のいるところに向かった。
「取材よ。各部の一学期の総括と2学期に向けての話とか」
「なんで、あの話をしたんだよ!」
「だって、吉澤さんの記録の爆発てきな伸びに首を傾げていたからさ。理由が
わかって記録が伸びつづければ、学校も喜ぶ、私達の活躍の場も増えると
いうわけよ」
「ところで、吉澤さんに今回の事は話さない方がイイと思うわよ」
「なんでそこまで指図されなきゃならない」
「図星だったみたいだけど、柴田の話しだと吉澤って子はまっすぐな子
みたいだからね。責任感じて陸上止めるとか言うんじゃないかしら?」
言われてみると俺もそんな気がしてきた。
「まあ、そしたらアタシ達の仕事が減っちゃうからさ。気をつけてよ!」
学校からの帰ろうと、下駄箱に手をやると靴の上になにかが置かれている。
手紙だ。読んで見るとそこには
「話があります。あの場所で待ってます」
とだけ書かれていた。
俺の向かった先は
1>パンダ公園
2>トーテムポール
3>喫茶店
4>オカ研
5>陸上部
6>購買部
正解は一応、2つ予定。
482 :
名無し娘。:2001/07/16(月) 21:04 ID:4CT3HnFk
1と3が、くさい。
3で
483 :
名無し娘。:2001/07/16(月) 21:22 ID:ZIyLTbS.
3・・・後藤?かな?
ちゃむ、後藤、飯田、石川、中澤……か?
3で。
485 :
名無し娘。:2001/07/16(月) 21:53 ID:I/6YYXMk
2って誰だろう???
486 :
名無し娘。:2001/07/16(月) 22:22 ID:xfihCa7.
5は、出入り禁止。4,6は、事情を知っている人。となると1〜3かな?後藤を
フォローしたいけど、ここは、主人公と長いつき合いの人「やっぱりあの人は、そん
な人じゃない。確かめなくちゃ。」よって1か2なので、1にします。
パンダ公園はなっちでしたね。
忘れてた。
488 :
名無し娘。:2001/07/16(月) 23:26 ID:S5CuFvzc
関係が有りそうなのが
1>安倍・市井 2>市井・保田・加護・後藤
3>後藤・彩 4>飯田・安倍・矢口・後藤
5>吉澤・石川・新聞部 6>中澤
手紙が関西弁じゃないので、加護(元から関係ないかな?)・中澤は外して、
5は危険、飯田と矢口が一緒なら問題なさそう、2で保田が一緒だとやばそう。
よって、1か3だけど、3だとマスターしか居ないかもしれないから、
1で
1>パンダ公園に急げ!急げ!急げ!。
バクチで2
ちょっと待ちぼうけを食らってみたい気分
その後の展開が醍醐味でもあるし
491 :
名無し娘。:2001/07/17(火) 00:24 ID:/v3ltmqo
後藤狙いの3
492 :
名無し娘。:2001/07/17(火) 00:42 ID:1mDuHc.6
1で
「あの場所」ってくらいだからよっぽど思い入れのある場所だと思う。
だから3,4,5はまずないんじゃないか。
493 :
よすけ:2001/07/17(火) 01:08 ID:8y8lSf2Y
はじめまして。
上に同意だけど、同じ理由で6も無いように思う。
っていうかその前に中澤があんな口調の分けない。
1は当然なっちだと思う。
2はなんか後藤のイメージが強いんだけど市井もいたね確か。
まあでも待ち合わせの場所という事なら後藤かな?
ってわけで2です。
494 :
名無し娘。:2001/07/17(火) 01:33 ID:u84OhF06
2で。
495 :
名無し娘。:2001/07/17(火) 03:02 ID:UN0ZLJqo
なっちは、いじめの辛さを知っている。今度はなっちが助ける番だ。
さあ、なっちよ救いの手を主人公に差し伸べるのだ!よって1で
496 :
名無し娘。 :2001/07/17(火) 09:04 ID:m2cbF8iE
1で。
497 :
名無し娘。 :2001/07/17(火) 23:14 ID:u84OhF06
1かな。
498 :
492 :2001/07/17(火) 23:36 ID:e9mA9RQE
>>493 よく考えてみると「あの」場所ってことは、「いつもの」場所ではないんだよね。
だから6もないね。ちなみに私も関西人ですが手紙は普通に標準語で書きますよ。
あの場所とは、パンダ公園だ。
そう思った俺は、知らず知らずのうちにパンダ公園へ走り出していた。
公園の入り口に立つが誰もいない。おそるおそるパンダの方へ近づく。
多分、なっちがパンダの中で待っていると思うのだが……。
ゆっくりとパンダの中を覗いてみる。……いない!
違ったのか、あの場所ってココじゃなかったのか。落胆して外に出ようとすると。
「みぃつけた」
外から声がする。慌ててパンダの外に出てみるとそこにはなっちが立っていた。
夕日の中でニコニコして立っている。
「この手紙、なっちがくれたの?」
「うん」
なっちが笑顔で答える。
「やっぱ、一番になっちのこと思い出してくれたんだね」
「ああ」
「ねぇ、ブランコに乗ろうか」
なっちに手を引かれ並んでるブランコにそれぞれ座る。
なっち達と四人でよく遊んでた公園。ブランコにも沢山乗った。
コレに乗っていれば、遠くへ行けるような気がしていた。そのブランコも
今見るととても小さく感じる。
ギィー。なっちが漕ぎ出す。
「なっちもね。あの写真ショックだったんだ」
ギィー
「矢口とさやかだけじゃなく、なっちの邪魔する人がいるのかって」
ギィー
「すっごいショックだったんだよ」
俺の返事を待たずになっちはしゃべりつづける。おそらく面と向かって
言えない事をこうして吐き出してるのだろう。
ギィー
「なっちね。みんなを傷つけて、独りぼっちになったあなたを見て
正直イイ気味だと思った」
ギィー
「でもね、なっち思い出したんだァ。なっちが独りぼっちになった時、
いっつもあなたが助けてくれてた事」
ギィー
「あなたが独りでいるのを見て、なっちがつらかった時を思い出したの」
ギィー
「だからね、なっち決めたの。手紙を書いてなっちのこと思い出してくれたら
あなたを許して今度はなっちが力になってあげようと」
ギィー
「なっちね。あんまり強くないから、影でしか応援できないけど、なっちがいつも
そばにいること忘れないでね」
ギィー。俺もブランコを漕ぎ出す
「…ぁりがとぅ……」
「何か言った?」
「ありがとう!!」
今度はブランコの音に負けないくらい大きな声で叫んだ。
多分、他から見ればバカみたいな光景だったろうが、なっちと俺は子供に帰って
天までとどけとブランコを漕ぎ続けた。
「よかった。なっちだけのもとに戻ってきてくれて」
「へ?」
「なっちね、本当はあなたが独りぼっちになって嬉しかったんだ」
ベンチに移ってなっちと話していると、急にこう言い始めた。
「なっちのものにならないなら、みんなに嫌われてる方がイイって…」
なっちの言葉にあっけにとられてしまう。
「ごめんね、なっちさっきからひどい事ばかり言ってるよね。でもね、
コレもなっちの本心なんだ」
「……」
「なっちもただの女のコだもん。あなたが他のコたちと楽しそうにしてたら
嫉妬するよ。でも、こんなこと言うなっち嫌いにならないで欲しいんだぁ」
「……」
「わがままだよね。でも、あなたにはなっちの全部を好きになって欲しいの。
良いトコも悪いトコも全部ひっくるめてなっちの丸ごとを好きになって欲しいの」
俺はなっちの姿を思い返す。元気ななっち、ドジななっち、妹のようななっち、
女らしいなっち……。いつも俺のそばにいたんだよな。
「嫌いになんかならないさ。今までずっと一緒だったろ。それに、嫌いになるなら
さやかと二人で俺を池に突き落とした時に嫌いになってるよ」
「あーー、アレは何回も謝ったっしょや」
「俺、すげぇショックだったんだぜ」
なっちと二人、子供に帰って楽しい時を過ごした。少し楽になった。
教室での俺を取り巻く状況は変わらない。ただ時々なっちが俺に小さく
合図を送ってる。
じゃあ、今日の昼はどうしよう
1>教室で
2>中庭で
3>屋上で
4>購買へ
502 :
名無し娘。 :2001/07/18(水) 13:13 ID:K9lHr6s2
なっち、いいね・・。
1で。
503 :
名無しっぺ :2001/07/18(水) 13:31 ID:nckXLIGw
3で。
なっちありがとう。(●´ー`●)
1>教室でお願いだべ!。
505 :
名無し娘。 :2001/07/18(水) 15:41 ID:0DDGlwgc
なっちと修復したが、他はまだ気まずい。ここは一人寂しく屋上で昼食を!
そこに誰かが歩み寄ってきて・・・ということで3で
506 :
名無し娘。 :2001/07/18(水) 16:24 ID:Jcmn9t02
謝罪と御礼はしておくべきだと、4で
なっちの好意に甘えちゃえ>1
「3」でなっちと屋上で弁当ってのもアリかな?
509 :
名無し娘。 :2001/07/18(水) 22:48 ID:h6himPfc
3がええな
>>508 ありでしょう(爆)。ってことで、おっさんも「3」ですな。
一人で弁当食うならどこでもイイや。今日は屋上にした。
屋上に出ると、階段の上に上った。以前は飯田先輩に止められたが、もう身体も
完治してるし大丈夫。誰も来ないのでゆっくりと弁当を広げた。
「ねぇ、矢口。いつまでアタシ達ここでお弁当食べるよ」
半分ほど弁当を食べたところで下の方から声がする。
「だってぇ、教室だとなんか居づらいんだもん」
保田さんと矢口さんだ。
「まったくもう、何でアイツのためにアタシらが逃げ回らなきゃならないのよ」
「圭ちゃんまでつきあわせてゴメンね」
「いいよ、矢口とはつきあい長いしね」
「あ〜あ、せっかく一緒のクラスになれたのになぁ」
「矢口の入学式の時からの願いだったもんね」
「一年はクラス違ったし、同じクラスになってみれば幼馴染二人だもんなぁ」
「しかも次から次と女の子が出て来るんだもんね」
「まさか後藤まで出てくるとは思わなかったよ。あ〜あ、紹介するんじゃ無かった」
「でも、さやかの知り合いだったんでしょ。いずれアイツがちょっかい出してたわよ」
「あ〜〜あ、入学試験の時、矢口を助けてくれたの忘れてるのかなぁ」
「ああ、多分95%くらいで忘れてるね。なんか女のコの事は端から忘れて
手を出してるみたいだから…」
「そんなことない…よ…多分…」
(ひどいな保田さん俺だってちゃんと覚えてるよ。矢口さんだった事は忘れてたけど
入学試験の時に絡まれてるコを助けた事くらい。そういえば、結構おどおどした
感じのコだったはずなのにずいぶん今の矢口さんと印象が違うなぁ。高校デビュー?)
弁当を食い終わったので、いつまでも二人の話しを聞いてるのは悪趣味だと思いそっと
はしごを降りる。保田さんにばれたら何されるかわかったもんじゃないしな。
教室に戻った時、休み時間の半ばを過ぎた頃だった。弁当の空箱を閉まって、どうしようか
考えたところで目の前に人影が現れサンドウィッチが机に置かれる。
「ねぇ、お昼付き合って」
さやかだ。
「いいでしょ、たまには夫婦水入らず」
いつものさやかだ。
「おまえどうして……」
「あら、結婚の誓いの時に言ったでしょ、『病める時も健やかなる時も共に』って」
「でも…」
「どんなピンチも夫婦二人なら乗り越えられるでしょ」
「そうか…な?…」
「いっつもね、本妻だ愛人だって言っててアナタが別のコと話したり遊んだりするのも
平気だと思ってた。でも、さすがに後藤と一緒にいるのを見ちゃったら、アタシも
ダメージでかかったわ。後藤は弟子というか妹というか特別な存在だからね」
「そうか」
「あたしもピンチになっちゃった。あの掲示板に新聞が貼られた日、後藤からね電話が
あったの。でもね、アタシ後藤にひどい事言っちゃった。きっと後藤が学校来てないの
アナタだけじゃなくてアタシのせいでもあるんだ」
「……」
「ずっと、アナタを想い続けたからどんなことでも大丈夫だと思ってたけど、アタシも
まだまだ修行が足りないね、ハハ」
「俺も後藤さんに謝らなきゃな」
「でしょ?じゃあ、今度一緒に謝りに行こうよ」
約束ねとさやかは投げキッスをして教室を出ていった。入り口には矢口さんが固まっている。
今の見たのか?後ろの保田さんが怖い顔をしてるからきっとそうだろう。
あっ!!慌てて振りかえってみると、なっちも自分の席で固まっている。なっちはずっと
教室にいたから俺たちの事をずっと見てたはず。話の内容は聞こえなかったにしても、
さやかと仲良くしてるのを目撃している。
さやかがニコニコしてクラスの戻る頃には、俺は三人分の痛い視線を受けながら
自分の席でおとなしくしていた。
さて、今日の放課後は
1>オカ研
2>教室に残る
3>まっすぐ帰宅
4>購買に行く
514 :
名無し娘。:2001/07/19(木) 14:03 ID:oELhtlzI
後藤が気になるが4で
515 :
名無し娘。:2001/07/19(木) 15:08 ID:TWaRLzZo
2で。
今から謝りに行く?
2で
いちごまは萌えるな〜
後藤に謝りに行って来よう>3
518 :
名無し娘。:2001/07/19(木) 21:25 ID:HlYBVzXQ
3で。一言言わなきゃ。
2か?
520 :
名無し娘。:2001/07/19(木) 22:42 ID:o4v01iKE
学校に来ていない後藤に夫婦で謝りにいこう!教室残る→市井さそう→後藤のとこへ
よって2で
姉さんには、ひどいことを言ったので、早めの修復がいい!。
後藤はその次、ということで、
4>購買に行くをお願いだべ!。
522 :
名無し娘。 :2001/07/20(金) 02:13 ID:N4/dMj2k
3で
523 :
よすけ:2001/07/20(金) 02:18 ID:.KhGoV4c
3でお願いします。
2でどうでしょう。
525 :
名無し娘。:2001/07/20(金) 06:17 ID:WES6KV86
4でお願いしたいです。
526 :
名無し娘。:2001/07/20(金) 07:46 ID:NNooGZoE
527 :
名無し娘。:2001/07/20(金) 10:04 ID:t.nAB2nc
4で
2でお願いします
529 :
名無し娘。:2001/07/20(金) 14:01 ID:pEUl9zaQ
2がよろしいかと思います。
2ですな。何かありそうな予感がする・・・
531 :
名無し娘。:2001/07/20(金) 23:29 ID:bIl9Thc2
4でお願いします
放課後になって、教室の中には三日後に迫った夏休みの予定を話し合う生徒が
かなり残っていた。さやかも残っているので一緒に後藤さんのところに謝りに
行こうか…。が、誘いにくい。今さやかと一緒にいるのはなっちと矢口さんと
保田さんだ。
「ねぇ、さやか、彼を許したの?」
「まあ、矢口さん。少しくらいの浮気なら許す妻の器量っての?ホホホ」
「すごいなぁ、さやかは。なっちにはみんなの前であんな事できないなぁ」
「ホホホホ、やっぱり助け合うのが夫婦って言うの?」
「まったくあんなのどこが良いんだか」
「あら、保田さん。アレでベットの上では優しくてよ。コレって妻の欲目かしら、ホホ」
ぺシペシ
「イタっ!さやか!人を殴りながら話さないでよ。でも、アンタ達もう……」
(さやか変なウソつくなよ。矢口さんがまた落ち込んでるし、なっちまた固まってるよ。)
「ちょっとまてぇ、俺はまださやかになんにもしてないぞ!」
つい話の輪に入ってしまった。
さやかはニコニコしてるが、保田さんは明らかに不機嫌なカオしてるし、矢口さんは
どうしていいかわからない様子だ。なっちも表情がこわばってる。
「あっ、いや、ホント何にも無いよ。…さやか誤解を招くようなこと言うなよ!」
「えー、アタシも他の人みたい誤解されたいよ。っていうか、あたしとじゃ不倫じゃないけど」
「誤解されたいって…」
「だって、飯田先輩との写真、あの地下のオカルトグッズの店の前でしょ?」
「し、知ってるのか?」
(先輩、代々の秘密の場所だったんじゃ)
「ストリートミュージシャンにどこも優しいわけじゃないからね。逃走経路は確保
しとかなきゃ。だから、あのへんの道はだいたいわかるよ」
「えっ、じゃあ飯田先輩と何にも無いの?」
矢口さんが少し表情が明るくして聞いてきた。
「ないよ。全部騙し討ちみたいな写真ばかりだからさ」
「でも、あの中澤さんの写真は?」
(うっ、痛いトコつくなぁ保田さん)
「あ、あれはぁ…」
「あぁ、アタシも聞きたァい!」
4人ともあの写真に関しては、非常に興味があるようだ。
「ぐ、偶然だよ。偶然ああなったところを新聞部に撮られちゃっただけさ。ははははははは」
「本当ぉ?」
ああ、全員が疑いのまなざしで見ている。
「ほら、そんな事ホントにやってたら今、俺ココにいないだろ。いるってことは
何にも無かったってことさ。はっはははは」
「えーーー?」
「ああ、そうだ。さやかちょっと用事があるから一緒に帰ろう」
「めずらし〜。…じゃ、みなさん、旦那がデートに誘ってくれましたので、お先に。ホホホ」
「さやか、なんだよそのしゃべり方は?」
「あら、ちょっと愛人のみなさんを牽制しておこうかと」
「愛人って…」
「大丈夫よ。なっちとは長いつきあいだし、圭ちゃんと矢口は気心しれてるから冗談だって
わかってるもの」
「おまえ、刺されても知らないぞ」
「その時はあなたの腕に抱かれて死にたいわぁん」
「はいはい。じゃあ、さやか、早い方がイイから後藤さんのトコに行こうよ」
「ああ、そうね。じゃ案内して」
「へ?おまえの弟子と言うか妹というかってヤツなんだろ?」
「そうよ。でも知らないわ。あのコとは駅前で歌ってる時にあったんだから、アタシが
ココに転校した時にあのコがウチに来たくらいかしら、そういうのは」
「どうすんだよ。俺、学校にはちょっと戻りたくないぞ」
「それは自分で墓穴掘ったんでしょ。なら、喫茶店いってみましょ。あそこの帰りに
あたしのトコに来てたみたいだからちゃんと働いてるんじゃない?」
喫茶店の前に立つ。そういえば、俺がココに入るたびに後藤さんに会ってたな。
結構マメに出勤してるのかな?
店内に入ってみると、後藤さんの姿が見えない。注文ついでに聞こうとマスターを
呼ぼうとしたところで、従業員更衣室から後藤さんが現れた。
二人の姿を見て小さく驚いている。
「マキちゃん。お客さんに注文聞いて」
「あっ、はい!」
表情をこわばらせた後藤さんが俺達のテーブルにやってくる。
「ご、ご注文は?」
さやかが頭を下げた事で後藤さんもビックリしたようで、おとなしく話を聞いてくれた。
中澤さんとは何も無かったと説明したが、事実があんな感じなのでイマイチごまかしきれず
クラスでの四人の反応と似たような結果になってしまった。でも、俺たち二人の顔を見て
安心したらしく後藤さんはいつもの笑顔に戻ってくれた。
「ゴメン後藤。アタシも本妻として大人気無かったわ。たまには旦那が別宅に行くのを
大目に見なきゃね」
「市井ちゃぁぁん」
「おいで後藤!」
さやかと後藤さんがひしと抱き合う。
「いい?後藤。月曜は矢口、水曜がなっち、木曜が圭ちゃんよ。あんたは変わらず
火曜担当ね」
「うん。わかった市井ちゃん。…先輩火曜は後藤と楽しい事しましょうね」
「いや、ちょっと、俺の一週間を勝手に決めるなよ」
「んもー、そんな事わかってるわ冗談よ。感動の再会に水ささないで。…ねぇ、後藤?」
「うん、市井ちゃん」
二人で抱き合ってるが、俺の立場は?
いや、もっと蚊帳の外の人がいた。マスターだ。注文を取りに行ったはずの子が
客と抱き合ってるのだものビックリするのは当たり前だ。
話を聞いたマスターは、何やら感じ入ったようで『違いのわかる男のブレンド』って
コーヒーをご馳走してくれた。すみませんマスター、俺違いがわからなかったです。
後藤さんも笑顔で二人を送ってくれた。明日は一学期も最後の授業だけど、
出席してくれるだろう。
「おはよう…」
翌朝、通学路で後ろから声がする。誰だろう?
1>なっち
2>保田
3>加護
なんか、海の日は運気最悪だったんで駄目っぽい話になってしまってスミマセン
537 :
名無し娘。:2001/07/21(土) 10:48 ID:IZiCwDSg
最近見ないから3で
538 :
名無し娘。:2001/07/21(土) 11:08 ID:h132Nduo
やっぱなっち、1!
1、なっち。
もう登校前は、幼馴染の特権でなっちでいいよ。
2日後の夏休みに前に全員との修復をはかって欲しいです。
ただ夏休みは、市民プールの監視員で予定はうまってしまいましたが・・・。
それはそうと、国語の再試はどうなりましたか?ほかにも再試の人いるのかな?。
540 :
名無し娘。:2001/07/21(土) 14:00 ID:DG7uf5I6
1!
541 :
名無し娘。 :2001/07/21(土) 14:20 ID:B8.MlCDI
2のダーヤスで早く誤解を解いてほしい
たまには1対1でヤッスーと話がしたい。「2」
543 :
名無し娘。:2001/07/21(土) 17:39 ID:Oe7BprAE
3を
544 :
名無し娘。:2001/07/21(土) 18:42 ID:0dWwbNLE
2でマンツーマンの会話を
お、なんか圭ちゃんで盛り上がってるな
乗ったぜ!>2
546 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 01:39 ID:rizMAGJg
1ですな。
547 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 02:04 ID:.lt6GP4c
1。
548 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 02:44 ID:Glk3QMuI
1で
549 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 06:13 ID:q0olOrwc
2でお願いします。
550 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 06:22 ID:X2xuuCR2
2で
551 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 08:47 ID:Z8xfu15A
2.
552 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 10:02 ID:RBsL7Gxw
1です。
553 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 10:29 ID:ZZcuEWqc
2
554 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 11:08 ID:LrRKksp.
ヤッス−がいい 2でお願いします
555 :
よすけ:2001/07/22(日) 12:43 ID:ZKDyr4dE
登校時なら1でお願いします。
ところで、みんなすっかり忘れてそうだけど
夏休みに石川の別荘に行くって約束がありましたよね。
556 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 13:01 ID:0vRXX2Lo
2でよろしく。
557 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 14:15 ID:.OXASr0E
2.
558 :
名無し娘。 :2001/07/22(日) 14:51 ID:ECMxzJ3M
2でヤッス―
559 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 15:03 ID:mmvmC.vQ
1で
560 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 15:22 ID:Ccj1FEb2
1です。
561 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 15:25 ID:W1NqF6b6
1で
562 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 18:00 ID:D/YR/Wz.
2いいです
563 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 19:34 ID:X2xuuCR2
2お願いします
564 :
名無し募集中。。。:2001/07/22(日) 20:16 ID:YJPeBzoI
1de
565 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 21:10 ID:f..vff9U
3であいぼん。久しぶりに
566 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 21:16 ID:S1SeoM.2
2dana
1でしょ
1■■■■■ ■■■■■ ■■■
2■■■■■ ■■■■■ ■■■■■
3■■■
569 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 00:47 ID:ldt515eE
やっぱ圭ちゃんっしょ!2がいいです。
570 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 01:21 ID:gmb7Cjxw
>>555 そういえばたしかに石川の別荘に行く約束をしてたな。予定は埋まってるけどどうなるのかな?
で、2でよろしくお願いします
571 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 01:22 ID:jOA5/cI2
1も捨てがたい
572 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 02:48 ID:fZO15JoQ
1でしょ
573 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 06:10 ID:d0sxAPKk
2がいいです
574 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 09:19 ID:HWioy0Mg
2で。
575 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 10:43 ID:yQLvQWhI
かぎょちゃんで!!!
1!
お待たせしました。海の日からかなり凹む3日間だったので、遅れちゃいました。
元気になったので、おわびにあとで廃棄ルートの方に一つ話書いときます。
ところで、別荘行きの話はちゃんと覚えてますよ。ご心配なく。
あと、再試はさらっと流すつもりだったんだけど、何かあった方がいいですか?
というか、再試受けそうなの後藤くらいしか浮ばんのだが…。
「おはよう」
「あっ、おは…」
振り向くとそこに立っていたのは保田さんだった。
「お、おはよう保田さん」
「何、身構えてるのよ。何にもしやしないわよ」
「でもさ、もうアンタとさやか仲直り?早いわよねぇ」
「まあ、全て誤解だったわけだから」
「あやしいのよねぇー。……でも、うらやましいわ、あんな風に誰かの事を
信じつづけられるって」
「さやかのこと?」
「ううん、みんなよ。さやかもなっちも矢口も。どうして、アンタの
ことを信じてられるのかしらねぇ」
「保田さんは俺の事信じられない?」
「全然!まったくなんで惚れちゃったのかなぁ…」
「矢口さんねぇ、なんでだろ?」
「そ、そう矢口がよ。まったくアレでいて一途だからさ、付き合って
くれってやつは結構いたのに全部断ってさ」
「じゃあ、元彼と別れて、この学校に入ってから誰とも付き合ってなかったんだ」
「うん、そうなんだ。…ってアンタ入学試験の時、矢口を助けたの覚えてたの?」
「え?ああ、最近思い出した…かな?」
あの時の記憶と保田さんの話を総合すると、矢口さんに絡んでたのは元彼。というか
中学生の付き合いだから2・3度映画に行ったくらいだったらしいが、フィーリングの
合わなかった矢口さんが別れを切り出したところ、半ストーカーになってたらしい。
ウチの学校に落ちれば、すべり止めで受けていた高校に一緒に行けると言う事で矢口
さんの邪魔をしに現れたということだ。
丁度あの日の俺は、仲良くなりかけていた希美とやきそばを食った食わないという
あまりにも些細な事でケンカしてひさしぶりにむしゃくしゃしていた。相手は誰でも
良かった。矢口さんに絡んでたやつはスポーツをやってたらしく結構ガタイが
良かったが、俺にとっては物の数ではなくあっけなく逃げ帰ってしまった。
あの時に矢口さんが「ステキ!絶対ゲットする!」とか言ってたけど、試験にきて
問題起こしたらヤバイと思って俺はさっさとその場を離れたので矢口さんの顔すら
キチンと覚えていなかったのだ。
矢口さんはあの時から俺の事をずっと探していたらしい。
ちなみに、矢口さんの元彼を殴ってスッキリした俺は素直な気持ちで希美に謝る事が
出来た。おかげで希美と今はイイ関係を築けているのだ。少しあの男に感謝している。
「矢口もさ、なっちやさやかに負けないくらいアンタを想ってるんだからさ、
ちゃんと矢口の事も忘れないでやってよ」
「あ、わかりました。とりあえず、その握りこぶしを下げてよ」
「3度目の正直ってヤツよ!」
「2度あることは3度あると」
「なぁにいいぃぃ!!」
「じょ、冗談だよー」
「ねぇ、ところでさ、去年の夏のこととかは覚えてない?」
「去年って何かあったかなぁ?」
「あっ、ううん、何でもないんだ忘れて」
それから、学校への道で矢口さんだけでなく、なっちとさやかも泣かせないと
約束させられた。
いよいよ、1学期最後の弁当だ。どこに行こうか?
1>教室で
2>屋上で
3>中庭で
4>購買へ
581 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 18:28 ID:FIvNqCbw
ほったらかしは、まずいので4
582 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 18:28 ID:HWioy0Mg
3で。
581に同意!!
そろそろゆゆたんのとこに行った方がいいと思うので4
584 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 18:51 ID:HUSDUqOA
>581、583
同意!
4で!
4ですな。
586 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 22:29 ID:We2FDyIs
4じゃないと、さすがにマズイと思うんで。
587 :
名無し娘。:2001/07/23(月) 22:53 ID:b.PVAUeQ
4で。ゆゆたんに謝らねば
588 :
名無し娘。:2001/07/24(火) 01:12 ID:jEvvoqXQ
4
残念、登校時のイベントはなっちじゃなかったか!
でも、廃棄ルートも見ましたが圭ちゃんかわいいぞ!。
姉さんにはひどいことを言ったので、早めにあやまってください。
4で、お願い!。
590 :
名無し娘。:2001/07/24(火) 19:29 ID:E4JLEvzs
4
そうだ、一人忘れてはならない人がいた。あの人のおかげで俺は助かったような
もんだもんな。意を決して俺は購買へ向かった。
昼時なのであいかわらず購買は混んでいる。
裕ちゃんの周りに生徒がいなくなった一瞬を狙って近づく。
「あの〜、裕ちゃ……」
「なんや生徒のクセになれなれしいのー」
俺を一瞥すると、裕ちゃんはそう言い放つ。まだ怒ってるらしい。
「あの、あやま……」
「何も買わんのなら出て行きぃ」
俺は手近にあるパンを取って代金を渡す。
「毎度ありぃ」
そのまま、俺を無視して裕ちゃんは他の生徒への接客を始めた。
俺はいったん購買を離れかけたが、夏休みに入ってしまえば裕ちゃんとは
2度と会えないような、そんな予感がして生徒が少なくなるのを待った。
「中澤さん、コレもお願いします」
俺は手に持っていた牛乳をレジに出す。もう生徒もほとんどおらず実質、
裕ちゃんと俺だけの状態だ。
「ありがとさん」
裕ちゃんは事務的にお釣りを返してくる。
「あ、待ってください、中澤さん」
裕ちゃんはうるさそうな顔をしてこっちを見ている。
「実は…、ある女のコとの事で悩みを聞いて欲しいんです」
裕ちゃんは少々考えた後、
「まあ、ええか、私のおかげで学校の平和が守られてるらしいからな」
と、面倒くさそうに答えた。
購買の奥へと通される。
「で、どんな事なんや?」
「相手は俺より年上なんですけど、何か可愛らしい人で……」
俺は相談と言う形を借りて、裕ちゃんにいかに感謝してるかをありったけの言葉で
話し、心から非礼を詫びた。
「……と言う事なんですけど、俺はどうすれば良いんでしょう、中澤さん」
「……」
「中澤さん……?」
「裕ちゃんでええよ」
「へ?」
「裕ちゃんって呼びぃって前も言うたやろ。他人行儀やなぁ」
「でも、さっきまで……」
「もう!何で来てくれへんかったんや。さみしかったでぇ」
「いや、なんか、来にくくて」
「あんたの言葉で傷ついとったんやでぇ。私はココの給料だけで慎ましやかに
生活しとるだけの女やのに」
「でも、別荘や車は?」
「あれは買うてもうたもんやから、使わなもったいないやろ」
「他にも商売をしてるという話も彩さんから……」
「あぶく銭は、衣装部屋を借りたり、服とかアクセサリーに消えてるからなぁ」
(あぶく銭って……)
「給料やりくりして普通のマンションに暮らしてる私が、お金で物事をどうこう
するような女に見えるか?ひどいわぁ、アンタ」
(なにか、金銭感覚が大いにずれてるような気がするぞ)
「本当にすみませんでした」
「ホンマか?」
「いや、裕ちゃんを傷つけてお詫びのしようも…」
「お詫びはきまってるやないか」
裕ちゃんは目をつむってキスを待ってる。
(また?)
「まだか?はよしー」
目をつむったまま聞いて来る。
(さすがに、この間の事もあるからな……あっ、そうだ!)
「ダメだ裕ちゃん。向かい側の校舎に何か光ってる。また写真部だよ、きっと」
「どこやー」
窓の方に裕ちゃんが駆け寄って、周りを見まわしてる。その隙に……。
「じゃ、裕ちゃん。夏休み電話するから。さよなら」
急いで購買の外に出た。
『電話まっとるでェ―』の声を後ろに聞きながら、教室へ戻る。
教室に戻る途中、後藤さんと出会う。
「あっ、先輩。今日はどんな事するんですか?」
「え?」
「先輩も知らないんですか?さっき市井ちゃんに呼ばれて先輩がたの教室に
行ったんですけど、先輩と仲良くなりたかったら放課後に付き合って
くれっていわれたんですよ」
「いや、俺は何も聞いてないんだけど」
「そうですか。なんだかよくわからないけど、アタシ楽しみにしてます、
それじゃあ」
教室に戻ってさやかのところに行く。
「さやか、おまえ一体何するつもりだ?」
「あ、アンタに言おうと思ってたけど、今日の放課後はアタシに付き合いなさいよ」
「俺だって色々忙しんだよ!」
「この市井様がみんなとの仲を取り持ってあげようと企画した事なのに?」
「それは、ありがたいけど……」
「きっと、来たらアタシに感謝するわよ」
じゃあ、放課後の予定は
1>さやかに付き合う
2>飯田先輩と夏休み中のオカ研について
3>陸上部の様子をこっそり覗きに行く
4>再試があるし帰宅部
595 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 05:57 ID:gp3S0TNA
吉澤&石川が気になるので3で
ちゃむにおまかせ>1
597 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 08:22 ID:P8/DZvyU
1です
598 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 08:29 ID:2Ws1ifiw
素直に言うこと聞いて1で
599 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 09:05 ID:c4UKb8xg
4で。
600 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 11:22 ID:bEPLgLRk
1でしょ
1>さやかに付き合うで、お願い!。
602 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 17:34 ID:3jCuePfk
仲を取り持つ会に主役が出ないでどうする。ということで1です。
603 :
名無し娘。 :2001/07/25(水) 17:39 ID:pWpLoZws
市井ちゃん・・・・・・(気分は完全に後藤真希)
ってことで1をきぼ〜んぬ
604 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 18:51 ID:rqUN0Y66
1でしょ
605 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 19:09 ID:6pLAWBYs
1がよろしいかと。
606 :
名無し娘。:2001/07/25(水) 20:22 ID:I4XraF92
お願い!いちーちゃん!
1で!
607 :
ぼかあねえ:2001/07/26(木) 01:41 ID:v/VbTI7E
1
608 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 01:53 ID:S.pxLHFk
1で
609 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 02:14 ID:T998WVJI
1でしょう
610 :
よすけ:2001/07/26(木) 02:15 ID:Fid.H0Gg
1でお願いします。
611 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 06:07 ID:E7VqlY.2
もう決まりだろうが>1で。
ちょっと、俺自身の息抜きな話でゴメンナサイ。あんま上手く行かなかったけど
全員との関係の崩壊と修復で、ちとがんばったので
さやかがみんなとの仲を取り持ってくれると言うなら、付き合うか。
一度帰って、さやかに言われたとおり黒系の動きやすい服に着替えて
駅前に集合する。みんな微妙にわだかまりがあるらしく俺にあまり話し
かけてこなかった。
遅れてきたさやかは大きな荷物を抱えてきた。
「さ、今日はみんなしっかりやってもらうわよ」
?
「いいから、アタシについて来なさい」
さやかの案内で保育園に到着する。入り口には『こどもなつまつり』と書かれた
看板が立っている。見てみると小さな舞台が庭に作られていて、その裏にある
教室の中に案内される。
「さやか、ここで俺達何をするんだ?」
「コレよ」
さやかは俺たち五人に台本を渡す。
「ゲッ、コレは」
「私達はこんな役なのー」
目の前には俺たちの衣装も用意される。
「時間無いから早く覚えてね」
さやかはさっさと自分の用意を済ませて外に出てしまった。
開演時間となった。矢口さんが舞台に飛び出す。
「こんにちわぁ、モーニング保育園のみんな元気ィ?」
「げんきぃー」
「まだ声がちいさいなー。げんきぃーー?」
「げんきぃぃーーー」
「よぉし、じゃ、今日はお姉ちゃん達といっぱい歌って踊ろうね」
いよいよ、俺達の登場だ。
「ウハハハハハ、そうはさせんぞー」
「あっ、アナタ達は何者!?」
「俺達はチビッ子の元気な声を聞くのがダイッ嫌いなんだ。2度と歌えないように
改造手術をしてわが軍団の戦闘員にしてやるわ。ものどもやれ!」
俺の掛け声に、サングラスをした保田さん、なっち、後藤さんが客席に飛び出す。
三人の追いかけられ、園児たちが園内を逃げ惑ってる。
その時!
「まてぇい!」
声と共にギターの音が聞こえる。
「ど、どこだどこだ、さがせぃ」
俺たち4人は辺りを見まわす。
「あ、あそこだ!」
なっちの指差す先には、ジャングルジムがあり、その上にさやかが立っていた。
「子供をいじめるだけでなく、改造して夢を奪おうとは許せません。
この美しくて強い市井ちゃんが退治してあげましょう」
「いちいちゃぁぁん」「おねぇちゃぁん」
さやかの出現に園児たちが喜んでいる。
「ええぃ、小生意気な娘め。……」
さやかが次のせりふを言うように目で合図を送ってる。
「…少しばかりキレイで少しばかり強いからといい気になるな。やれ!」
さやかがジャングルジムから飛び降りた。
四人を相手にさやかが大立ち回りをする。蹴りを入れられたりして一人づつ
舞台からはけて行く。
ここから、なっち、保田さん、後藤さんの順でさやかと一対一で戦うのだ。俺は
大ボスだからしばし舞台袖でそれを見ている。
(さやか、自分の脚本だからって美しく強い市井ちゃんって……)
後藤さんとたちまわりの途中、睨み合ったさやかがしゃべり始める。
「ああ、おまえは生き別れの私の妹じゃないか。畜生、洗脳されてるんだな。
おねえさん、セクシービームをお願い!」
「え?はい!わかった。セ・ク・シー・ビィーーーーム」
矢口さんの声に合わせて、ビビビビビビと言う効果音が。
その音に苦しんでいた後藤さんがサングラスを取り顔を上げる。
「はっ、アタシは今までなにを…。あっ、市井ちゃん、ひさしぶりぃ」
俺の出番だ。
「くそぉーよくも洗脳をといたな、ものどもやれー」
保田さんとなっちも舞台に現れる。
「待って、市井ちゃん。他のみんなも洗脳されているの。アイツをやっつけよう」
「よしわかったわ!…いくわよ!いちごまダブルキィ〜〜ック」
二人の蹴りが入る。同時になっちと保田さんもサングラスを外して顔を上げる。
「く、くそー。全員の洗脳がとけるとは……」
「まだやられないわね。全員で協力してヤツを倒すわよ。お姉さんも協力して!」
舞台袖で実況してた矢口さんも舞台の真ん中に来る。
「いくわよ、全員でキックよ!…せぇ〜の、モーニングファイブキィ〜〜〜ック」
周りを囲まれて、俺の身体に五人分の靴跡がスタンプされる。
「く、くっそー!この次はこうは行かんからな。おぼえてろー」
俺が走り去ったアトで舞台の上では子供達の『いちいちゃん』コールが
響き渡っていた。
「あら?こんなところでなにしてんの?」
楽屋となった教室に一人でいる俺の元にさやかがやってきた。
あのアト、五人は園児たちと歌ったり踊ったりおやつを食べたりと楽しい時を
過ごしていた。俺は園児たちの前に姿をあらわすと、悪いボスだとおやつを
ぶつけられたりしたのでココに退散していたのだ。
「ひでぇよ、子供って容赦しらねぇな。水ヨーヨー何個ぶつけられたか」
「あははははは」
「ひどいって言えばみんなもだよ。少しは手加減してくれよ、見ろ買ったばっかり
なのに、全員分の靴跡がはっきりついちゃって」
さやかに自分の着ている物を見せる。
「本当だ。矢口のとかすぐわかるね」
「さやか、さっきココの人に聞いたけど、俺達のためとか言って実はおまえが
引きうけた話の手伝いじゃないかよ」
「えへへ、ばれたか。でもね、みんな言ってたよ『浮気男を蹴っ飛ばして
すっきりした』ってね」
「……」
「あなたはともかく、みんなはあなたと仲良くなる気になったわよ。この市井様の
言った事にうそは無かったでしょ」
「そ、そうなのかぁ?」
「じゃ、もうそろそろお開きだから後片付けヨロシク」
「俺一人で?」
「そ。みんな園児に大人気だからね。あんたしかヒマじゃないのよ」
そのあと、一人寂しく片付けを始めた。
さて、誰を送って帰ろうか
1>なっち
2>矢口、保田
3>さやか、後藤
4>一人
617 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 14:51 ID:3Z3KqRxE
3がいい
変更
5>任意のくみ合わせ(人数制限無し)
もプラス。
619 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 15:18 ID:oUXMj.6U
1で。
620 :
名無し娘。 :2001/07/26(木) 15:31 ID:1GmE20gg
4で
621 :
名無し娘。 :2001/07/26(木) 15:33 ID:1GmE20gg
>>620 俺のID、Gmっだてさ。何だよむかついてきたよ。
後、書き忘れたけど一人で帰ってハプニングきぼ〜ん
622 :
ん:2001/07/26(木) 15:45 ID:7E4ZbHzQ
3でおねがい
623 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 16:32 ID:e4N12MFg
せっかくなかよくなったから、みんなで一緒に帰ろう(流れ解散的に)
よって5で全員。
624 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 17:35 ID:KzBj23lw
4でファイナルアンサー
625 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 18:47 ID:ppwdYTTI
5で市井と安倍
626 :
よすけ:2001/07/26(木) 18:49 ID:NJoy9gLs
623に同意。
というわけで5で皆で帰る。
627 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 19:05 ID:wp.sa646
4
一人で帰ったら誰かが待ってる
628 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 19:15 ID:VO85oq8s
4で陸上部の2人か飯田きぼー
629 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 20:48 ID:2316pHoY
626に激しく同意。。。
630 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 21:00 ID:uU7eenIY
4で
いちごまダブルキック萌え>3
632 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 23:05 ID:hjhb0j2s
627の言う通り
4で
633 :
名無し娘。:2001/07/26(木) 23:55 ID:dmR2kt2.
5で全員で。
634 :
名無し娘。:2001/07/27(金) 00:15 ID:q/ikzkLY
635 :
名無し娘。:2001/07/27(金) 08:08 ID:Ni9autoY
4で
636 :
名無し娘。:2001/07/27(金) 11:08 ID:gmKjkQ5s
5でみんなで…
637 :
名無し娘。:2001/07/27(金) 18:28 ID:7xJ5GgWM
もう遅いかもしれんが4で
>>637 確かに遅かったですねぇ。拮抗してたし、ネタも浮んだんで二つかいちゃいました。
園児たちに色んな物ぶつけられたし、汗もかいたから先に帰らせてもらおう。
舞台の袖から顔を出して、近くにいたなっちを手招きする。
「あのさ、俺ちょっと先帰るわ。挨拶して行きたいけどまたの子供達に
物投げられるからさ」
「うん、わかったよ。おつかれ。さやかにちゃんと言っとくよ」
こうして俺は、こっそりモーニング保育園を後にした。
しばらく歩いたが一向に駅につかない。さやかに連れられて歩いた時に何となく
道を覚えた気になっていたが、昼間と夜では見えている風景が違って見える。
よく知らない場所なのに、一人で帰ろうなんてマズイ選択だったかな。
歩いているうちに、高架下のトンネルにぶつかった。その向こうにぼんやりと
町の明かりが見えている。向こうに行けば、たとえ見当違いの方向に出てたとしても
タクシーとかを拾えるだろう。そう思ってトンネルに近づいていった。
トンネルまでの一本道を数十メートルのところまで歩いて行くと入り口の側に
小さなロウソクの明かりが灯っているのが見えた。なんだろ?そう思いつつも
近づく。
あと、十メートルに近づいた所でローソクの側に白い顔が浮んで見えた。
「キナサァイ、コッチヘキナサァーイ」
白い顔が手招きをしている。
俺はじりじりと後ずさりを始めた。
(うわぁ、飯田先輩と行動してたら、俺まで見えるようになったか)
「マチナサァーイ」
白い顔が消え、その後ロウソクの火も見えなくなった。状況を把握しようと周りに
神経を集中させていると、ヒタヒタとこちらに近づいてくる足音がする。
「なんで逃げようとするの、カオリ悲しいよ」
「へ??」
近づいてきた黒い影をよく見てみると飯田先輩だ。
「せ、せんぱぁ〜い」
へなへなと力が抜ける。
「ひどいよ、カオリ見て逃げようとするなんて」
「そ、そうじゃなくてですねぇ……」
飯田先輩は夏の間のお小遣いを稼ぐために、ここで占いをしているのだそうだ。
「でも、先輩。こんなところで人来るんですか?」
「大丈夫。カオリの占いを必要とする人が自らの運命で導かれてくるから」
「へぇ〜」
「あなたもここに来たって事は何かカオリに占ってもらう事があるんじゃないの?」
「いや、べつにないんですけど…。そうですね、じゃあ夏休みの運勢を」
飯田先輩は国利とうなづくとカードを手に取った。
「まあ、あなた今年は水と女性で何かよくない事が起こりそうよ」
「水と女性ですか?」
「そう、特に二つが重なると大変みたいね」
「先輩、俺の今年の予定はプールで働くんですけど……」
「最悪ね。死なない程度にがんばりなさいね」
「し、しぬ?」
「かもしれないわよ」
飯田先輩の言葉に一抹の不安を覚えながら、先輩に教えてもらった帰り道をたどって
何とかウチについた。なんか、冷や汗までかいてもう服もグシャグシャだ。
「彩さぁん、お風呂は〜?」
「沸いてるけど……」
それを聞いてすぐさま浴室の方ヘ行く。汚れてしまった服を洗濯機の中に放りこんで
急いで風呂の扉を開く……。あっ!
洗い場で希美が身体を洗っていた。しばらく二人で見詰め合ったまま沈黙が続く。
「きゃぁぁぁあああああああああああああ」
希美の声が、浴室の反響してウチじゅうに響く。
「おにぃちゃんのえっちぃ」
希美が手桶で風呂の水を俺にかけてきた。慌てて外の出たところで、ずぶ濡れの俺に
彩さんがバスタオルを渡す。
「ちゃんと言ったのに、聞いてないんだから」
「…そうですね」
「それともわざと?もう、それなら希美ちゃんみたいな子供の身体じゃなくて私が
バッチリ見せてあげるのにィ」
「ちがいますよ。彩さん!」
俺は自分の部屋に戻って、お風呂が開くのを待つ。
コンコン。ノックの音がする。
「おにいちゃん、お風呂あきましたれすよ」
「わかったぁ」
扉を開けると、パジャマ姿の希美が立っている。
「あっ、希美さっきはゴメンな。入ってるのわからなくてさ」
「もう、いいれす」
希美はうつむいたまま、目をあわせてくれない。
「いや、何も見えなかったよ。ほら、お風呂の湯気のせいって言うの?そういうので
希美の身体なんて全然…」
「ののはみえてたれす」
「あ、そう……。いや、でも、びっくりしちゃって何にも覚えてないって言うか…」
「おにいちゃん。いってくれれば、ののもちゃんと見せてあげます。ののも
おねぇちゃんに負けないくらいないすばでなんれすよ」
そう言うと希美は自分の部屋に駆け込んでいった。
湯船の中で、ぼんやり見えた希美の胸の膨らみ具合とかを思い出してしまった。
子供だと思ったけど、結構成長してるんだなぁ。一人前に悲鳴とか上げて…。
はっ!これが先輩の言う水と女性に気をつけろってことだったのか?
>>644
642 :
5で全員:2001/07/27(金) 19:53 ID:MbkSVnmg
せっかくイイ雰囲気になったようだし、みんなで帰ろう。
園児たちもお迎えがきて、帰っていった。継いでだからと祭の後片付けを少し
手伝って、全員で帰る事にした。
後藤「いや、たのしかったですねぇ、先輩がた」
オレ「なんか俺は踏んだり蹴ったりだったぞ」
保田「なに、アンタ、子供の喜ぶ顔見て幸せになれないの?ちょっと矢口、例ので
こいつの性根を叩きなおしてやんなさい」
矢口「え?やんのー。…じゃあ、セクシ〜ビ〜ム」
市井「どう?効いてきた?」
オレ「べつに」
市井「じゃあ、キックも必要みたいね。みんな用意はイイ?」
オレ「ああ、効きました、効きました。いやぁ、幸せ〜」
安倍「ふふふ、そういえばさ、さやか、今日は何であそこであんな事することに
なったわけなの?」
市井「ああ、うん、前にね、駅前で歌ってるときにあのコらに会ったの。なんかさ、
昔の事を思い出すと、あのコらを他人に思えなくてね。ハハハ」
さやかとは子供の頃はずっと一緒に遊んでた。さほど悩みを抱えてる様子も
なかったし、俺たちと別れた後に何かあったのだろうか?
後藤「あっ、先輩がた。公園がですよ。せっかくだからあれやってきましょうよ」
みんな、荷物の中から何かを取り出している。花火だ。
オレ「へぇ、花火なんて貰ったんだ。で、オレの分は?」
保田「ないわよ。正義の味方に子供達がくれたんだから」
オレ「えー、そんなぁ」
安倍「ウソだよぉ。あなたの分もちゃんとあるわよ。アタシ達には子供達が
わけてくれた分があるから、少し多いだけだよぉ」
俺が舞台裏にいたときに俺たちの分もおやつが配られて、その中に花火も
入っていたのだ。
公園の中で、花火を始めた。
後藤「ねぇ、先輩。面白い事しましょ」
ほとんどの花火をやり終え、後は線香花火を残すだけとなった時に、後藤さんが
近寄ってきてこう言った。
オレ「なにするの?」
後藤「占いですよ、占い。お互いに火をつけた線香花火を近付けて長く
持たせられれば、その恋は長く続くんですって」
俺は言われるまま、後藤さんと線香花火をくっつけてみる。
二つの花火が一つになって、少し大きくなった火種が赤く燃えつづける。
後藤「……、19、20、21、あっ、あ〜ぁ」
矢口「じゃあ、次はあたしね。長く続きますように…」
さっそく矢口さんと新しい線香花火をくっつける。
矢口「……、21、22、23、24、あー、おちちゃったよー」
安倍「なっちもー。なっちもやりたぁい」
なっちは深呼吸してから線香花火に火をつける。
安倍「……32、33、34、35、あ〜ぁ」
矢口「幼馴染の強さかァー」
市井「フフ、じゃあ、ここは婚約者の絆の強さを見せつけてあげましょう」
自信まんまんのさやかの線香花火に俺のを近付けたのだが……。
市井「7、8、9、10、あああ!落ちた!」
さやかがすごいくやしそうな顔をしている。
市井「あんた、わざと揺らしたでしょ」
オレ「そんなことしてないよぉ」
市井「ホント?…じゃあ、次は圭ちゃんの番よ」
保田「あ、あたし?イイよ、別に関係ないんだから」
市井「何いってんよ、コレは女の意地をかけた勝負なのよ」
矢口「そうよ、圭ちゃん!」
何か、目的が別の方向に向かっているような。
保田「じゃ、じゃあ、しょうがないからやるよ。多分すぐ落ちるよ」
保田さんが差し出した花火にオレのを近づける。
保田「……、21、22、あっ、やっぱダメだったよ」
あれ?保田さん。今、わざと揺らした。みんなに遠慮する事ないのに?
後藤「先輩、もう一度やりましょう。今度は大丈夫ですから」
オレ「いや、遊びなんだから、そんなムキにならないでも…」
市井「ダメよ!納得いかないもん」
矢口さんもなっちも無言でうなづいてる。
その後、線香花火を使い切ったところでお開きにしたが、さやかは結果に不服らしく
コンビニにまで花火を買い足しに行きそうな勢いだった。
>>645 やべえ、計算間違った。上のも645だ
次の日、一学期の終業式を終え、夏休みに入った。
再試の方も、元は得意科目と言う事で問題なくクリアーした。
いよいよ、プールで働く事になった。再試のせいで俺は途中参加となるわけだが
みんなと仲良くやれるだろうか?
「あのー、今日からこちらで働く事になってる……」
「ああ、キミか。話は聞いてるよ。がんばってくれよ」
見るからにスイマーと言うガッチリした男の人が出迎えてくれた。
どうやら偉い人らしく、その人から朝礼で俺が今日から働くと言う事で
みんなに紹介される。
「じゃあ、キミは体力自慢だそうだからキッズとメインと両方を手伝って
貰おうと思うんだ。今日はキッズの方をやってくれ。こっちは女のコ
ばっかりだから、力仕事は頼むよ!」
その人について、キッズの方のプールに行く。
「ああ、二人とも来て。彼はさっき紹介したよね。今日は彼にこっちを
手伝ってもらうことにしたから。…えーっと、この二人はまず彼女が松浦さん」
「松浦です。よろしくお願いします」
(あれ、なんか見た事あるような)
「で、彼女が清水さん」
「…よろしくお願いします、清水です」
(清水?髪形違うけど、石川さんじゃ?違うのか?そっくりだなぁ)
「じゃ、ナンパとかしないでしっかり仕事してね」
そう言って、その男の人は去って行った。
二人とも気になるけど
1>松浦さんに話しかける
2>清水さんに話しかける
3>仕事を始める
646 :
名無し娘。:2001/07/27(金) 20:46 ID:QtXZ/UsE
1で
648 :
名無し娘。:2001/07/27(金) 22:18 ID:9pROnXQ6
ナンパすんな、って事でとりあえず3で
安全策として3かなぁ〜
650 :
よすけ:2001/07/28(土) 00:09 ID:NT9gQFd2
とりあえず様子見。
と言う訳で3。
651 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 00:17 ID:gbQIP3pA
危険な香りがするので3
652 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 00:19 ID:CpmtW7S6
やっぱ>3だな、ここは。
653 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 00:20 ID:tnEcLk7g
清水さんが気になるので 2
654 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 00:37 ID:C3j4eFnI
3でしょ。
655 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 00:58 ID:d8H2NS7w
2で
656 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 01:15 ID:vPpCApaQ
3でお願いします
残念。
仕事の為、
>>616に、参加できなかったよ〜。
今回は、石川さんとはあの事件以来話していないので、
とても清水さんが気になるが、飯田先輩の占い(水と女難に注意)を聞いていたので、
3の仕事を優先!。
死ぬなんて、飯田先輩の占いがあたらない事を祈るが、
>>417で、お守りをもらっているので安心ですね。
658 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 02:54 ID:nEmZWuG6
2かな
659 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 03:18 ID:CgOTGNMQ
2 清水!
660 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 04:57 ID:xMvj09zc
先輩の忠告に従って、3。
661 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 06:35 ID:apy4FcsY
写真集発売記念で
2の石川・・・じゃなくて清水さん。
662 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 06:47 ID:j8Gtcuas
清水って誰だ? 2で
663 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 06:48 ID:jYv99fXM
2だ
664 :
禿げ:2001/07/28(土) 09:35 ID:8eIEd39.
test
665 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 10:42 ID:r4uLxSfw
2で
666 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 13:09 ID:1WX5mwBg
大人しく3で。
667 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 15:18 ID:i04rNLrY
668 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 18:24 ID:W74P6V1I
2
669 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 20:22 ID:GSFVzvvo
3で
清水さんが気になります。「2」で。
671 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 21:30 ID:AlD.TfV.
ここま真面目に3で
672 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 22:04 ID:5s5ZcmAI
2で「後輩によく似たコが居て」ってホローが入れば大丈夫だと思うけど、
吉澤or新聞部が乱入してくるとバッドエンドになりそうだから3
673 :
名無し娘。:2001/07/28(土) 23:29 ID:WYZ/oF8o
>>672 う〜ん、その可能性があったか
しかしやっぱり気になる 2で
674 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 00:11 ID:R/zWS9/2
ここはおとなしく3で
675 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 01:00 ID:tqDatcww
清水たん、ハァハァ
2で
676 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 08:34 ID:IMuz2Q1c
3でお願いします。
677 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 10:19 ID:3Fo.QJX2
2で
678 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 15:15 ID:pfmRE0yE
3でお願い
むうう、ままならぬ。まさか、全然考えてなかった3が選ばれるとは。
でも、それが、ここの醍醐味なんだけどね。ということで、もう少し後で
登場予定だった加護さんに出てもらいました。
これでやっと俺も投票行って外食できるよ
まずはおとなしく仕事しよう。
午前中の仕事を終え、プールを見まわしてみる。この数年の内に作られたので
オレは来た事はなかったが、ここのキッズ用のプールは所々にヤシの樹が置かれ、
スカイブルーに塗られた壁や天井には雲も描かれていたりして、ちょっと
トロピカルな雰囲気を出している。併設されてる乳園児用のほうはパステル
ピンクを基調に動物たちが描かれている。
午後になると夏季講習を終えた子供達が来て、プールはどっと混み始める
という事でビート板の補充とかを始めた。ビート板を持ってプールの脇を
何度か往復するうちに、見知った顔と出会った。
「あれ、加護さん?」
「やー、王子様ァ。やっぱ二人は運命で結ばれてるんですね」
加護さんは、希美の姿を見てこの夏にがんばってやせようと決意したらしく
プールに泳ぎに来てるらしい。
「ののには内緒にしといて下さいね。2学期になってメッチャスリムになった
ウチを見せつけたるんやから」
しかし、その後の加護さんは泳ぐ事もそっちのけで俺に付いて回った。
「加護さん、泳がなくてイイの?」
「もう、今日の分は終わりですゥ。それより王子様とひさしぶりにお会い
できたんやから、もっとお話したいわぁ」
「俺まだ仕事中だしなぁ…」
「子供と遊んでないでちゃんと仕事してください!」
清水さんが俺たちに見かねて現れた。
「ああ、ゴメンナサイ、石川さん」
「い、石川って誰ですか!私は清水です!」
「あれぇ、ホンマや。合宿ん時のお姉ちゃんやろ?」
「ち、違います!合宿なんて知りません」
「わかりました、清水さん。…ほら、加護さん。俺もちゃんと仕事しなきゃ
ならないからさ」
「王子様ァ、何時に仕事終わりますやろか?」
「う〜ん、5時頃かな」
「じゃあ、加護それまで待ってますから。ロビーに来てください」
加護さんはプールでまた泳ぎ始めた。
「じゃあ、清水さん。仕事に戻りましょうか」
「ずいぶん仲がイイんですね」
「いやぁ、妹の友達ですから…」
「どうして私じゃないんだろー」
「え?」
「な、なんでもありません」
さて、初日の仕事はまあ無難にこなせたかな。
じゃあ、加護さんが待ってるだろうし……
「ちょっと待ってください」
清水さんに呼びとめられた。
「これからの事もありますから、亜弥ちゃんと一緒にミーティングしたいんで
残ってくれませんか?」
1>加護を迎えに行く
2>ミーティングに参加
3>疲れたからまっすぐ帰らせて
清水サン意地悪やな・・・
1で
約束したモンね
683 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 16:31 ID:wIS4WY8g
1を。ここでほったらかしは鬼畜っス・・・。
そうじゃな。またほったらかすと、かわいそうなので1ですな。
685 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 18:07 ID:ZIm452q6
これは1だろうよ・・・。
686 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 18:09 ID:a10ocdJU
約束は守ろう。と言う事で1
687 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 18:12 ID:/IXVF0QY
加護放置は珍しい気がするので
あえて2。
688 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 18:54 ID:2UHXWpU6
約束は守らないと。
1で
689 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 19:19 ID:pGech/62
清水たん、ハァハァ だが1で
690 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 20:29 ID:NNa.uFlA
加護と言えば放置でしょ2で
691 :
名無し娘。 :2001/07/29(日) 20:33 ID:A.aAPF66
2でハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
692 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 20:43 ID:JAp4BDeM
2で決定しました。
2がいいな。
694 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 21:19 ID:R/zWS9/2
1でお願いします
695 :
名無し娘。:2001/07/29(日) 21:40 ID:U92I2aZM
加護に「遅くなるから」と声をかけてからミーティングがいいのだが・・・
>1で。
696 :
よすけ:2001/07/29(日) 23:24 ID:UDHf5A0w
どちらかというと石川押しですが、
ここはあえて1で。
人として『先にした約束の方を守る』という事で
1でお願いします
698 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 00:15 ID:uXZOqsig
約束したから1で。
699 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 00:20 ID:fBPmhiJk
2で
700 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 00:39 ID:0VmLDIdU
仕事大事ネ。
テナワケデ2
人として1。
702 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 02:16 ID:eM.Bvclw
1じゃないとかわいそうだよ
703 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 06:02 ID:j08E2L7.
2で
704 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 09:03 ID:kV0WiXes
1です
705 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 10:03 ID:dC6UZHxQ
1で。
706 :
名無し娘。 :2001/07/30(月) 10:31 ID:0tgcB206
2で
>695に同意。
加護ちゃんに一言いってから、
2>ミーティングに参加 !。
708 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 13:01 ID:tA250A6g
2で。
709 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 15:16 ID:3b9zQCiY
1で。
710 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 16:50 ID:eM.Bvclw
というか1やろ!!
711 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 17:28 ID:5SyolggY
1で。
712 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 17:52 ID:8pZBHw22
1だよ!
713 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 20:25 ID:KSo1Lqb2
1jya
714 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 23:26 ID:JiBoLAIE
2で。
色々詰めこみすぎて長くなっちゃった。一応1の選択ね。
「えーと、場所はどこですか?」
「まだ決めてないんですけど……」
「じゃあ、ロビーのほうにある喫茶コーナーにしましょう。
俺、先に行って待ってます」
「あっ、……」
ロビーで加護さんは足をブラブラさせながら、設置されてるテレビに流れる
高校野球をなんとなく見たり、外の風景を眺めたりしている。
「加護さん」
俺の声に笑みが広がる。
「待たせてごめんね加護さん」
「気にせんで下さい。王子様のためならいくらでも待ちますわ」
「でね、ちょっと悪いんだけど打ち合わせが入って一緒に帰れないんだ。ごめんね」
「え〜〜」
加護さんが不服そうに口を尖らせている。
「王子様、それってどれくらい時間かかるんやろ?」
「う〜ん、俺にもちょっとよくわからないんだけど……」
「王子様、加護は一応待ってます」
「でも、遅くなるかもしれないし…」
「あのー……」
そこへ清水さんと松浦さんが俺たちを見つけて近寄ってきた。
「あっ、じゃあ加護さん、適当に帰っていいからさ。…それじゃ行きましょうか」
俺は二人と喫茶コーナーの方ヘ行こうとした。
「いえ、ちょっとここではまずいんで場所を変えたいんですが…」
「ちょっとプールの近くではお話できない事なので…」
という、清水さんの言葉で結局加護さんもくわえて、学校近くのマックへ
移動する事となった。
「あのー、ここってどうすればいいんですか?」
清水さんが変わった質問をしてくる。
「私こういうところ来た事なくて。よ……友達には『今度つれてってあげるよ』
とは言われていたんですが…」
ふぅん、清水さんて箱入り娘なんだ。ますます石川さんっぽいなぁ。
とりあえず、清水さん以外の三人でファーストフードの買い方について教えた。
「ご注文をどうぞ」
「えー、ダブルチーズのセットで飲み物は……」
「ご一緒に可愛い矢口さんはいかがですか?」
「結構です」
ん?矢口?顔を上げると保田さんが目の前に。
「うわっ!なんでいるの?」
「夏はここでバイトしてるんですよ―、お客様」
保田さんはマックスマイルを保ったまま、返事している。目は笑ってないけど。
「そう…なんだ」
「また、新しい女のコですか?」
「違うよ。例の奉仕活動の帰りだよ」
「よく見たらお客様の妹さまの友達と石川さんじゃないですか」
「保田さんにもそう見えるよね。でも、本人は違うって言い張ってるんだ」
「そうでございますか」
保田さんは厨房の方へ注文を伝えると、バーガーは少し時間がかかるので席で
お待ち下さいと指示してきた。
「あれ、加護さん。そんなもんで足りるの?」
加護さんの前には普通のハンバーガーとオレンジジュースのSが一つづつ
置かれている。
「ウチ一応ダイエット中やから」
そうなんだと納得していると、清水さんが俺をじっと見ているのに気づいた。
「どうしたんですか、清水さん?」
「先輩!私会えなくて寂しかったです!」
いきなり俺の手を握ってきた。
「わぁぁぁ、ウチの王子様にいきなり何するんや!」
慌てて加護さんが横から手を振りほどかせる。
「い、いきなり何するんですか、清水さん」
「す、すみません。なんだかうれしくて。実はみなさん、驚くかもしれませんが
清水と言うのはウソで私の…私の本名は石川梨華なんです!!」
「やっぱり」×4
出来あがったハンバーガーを届けにいつのまにか後ろに来ていた保田さんも
加えその場にいた四人が口をそろえて合唱してしまった。
「あ、あれ?みなさん、驚いてはくださらないんですか?」
「ばればれだよー」
「そ、そんなぁ。せっかく変装もしたのにぃ……。
このカツラ結構高かったんですよぉ」
石川さんはそう言うとカツラを外して見せた。
あれ?そういえば、松浦さんも「やっぱり」って言ってたなぁ?
「あれ、何で松浦さんまで『やっぱり』っていうんですか?」
「梨華ちゃんとは前に会ってるんですよ」
「ええっ、そうなのぉ?どこぉーおしえてよー」
「えっ、り、梨香ちゃんは判ってるものと思ってたんだけど……。じゃ、じゃあ
ヒントね。『本日旅のお供をさせていただきます松浦亜弥でございます』」
「う〜〜〜ん。…あっ、修学旅行の時のバスガイドさん!」
松浦さんはさやかと石川さんの修学旅行の間、いっしょに行動していたバスガイド
さんだったのだ。二人から見せてもらった写真にかなりの数、一緒に写って
いたので、俺も見覚えがあったのだ。
「うわぁ、似合ってますわぁ」
加護さんが保田さんを見て声を上げる。
一応、目の端では追っていたのだが俺たちが話してる間、加護さんは石川さんの
カツラをかぶって保田さんに見せたりしていた。だが、加護さんに強引に
すすめられたらしく今は保田さんがカツラをかぶっている。
「な、なによぉー」
保田さんが俺の視線に気づいて、照れている。
「いやぁ、案外似合ってるよぉ…」
と、ここで保田さんの後ろに男性店員が立ってるのが見えた。
「保田君、いつまでお客様のところにいるのかな?」
「あっ、店長スミマセン」
あわててカツラを外そうとした保田さんを店長が止める。
『カツラをしばらく借りさせていただきます』と言い残して保田さんは
そのまま連れて行かれてしまった。
俺は石川さんのほうへ顔を戻す。
「そういえば、何で石川さん。清水なんて名乗ってプールなんかにいるの?」
「それはですねぇ。お父様が私にも社会勉強が必要だろって、あのプールなら
ウチが寄付したんで、融通が利くからって紹介してくれたんですよ。
でも、お勉強ですから清水と言う名前で普通の人として働いてるんですよ」
(プールを寄付するってどれだけかかるんだよ)
「実はあのプールを作る時、私もアイデア出してお手伝いしたんですよぉ」
(多分、乳幼児用のプールだ。目に痛いくらいのピンクは石川さんのセンスだ)
「り、梨華ちゃんてお嬢様だったの?」
松浦さんもはじめて聞かされたようでビックリしている。
「えー、そんなことないよー。あっ、お二人とも私の事はプールに人達に
内緒にしておいてくださいね」
「コレ、ありがとう」
なんとも言えない表情の保田さんがカツラを戻しに来た。
「どうしたの、保田さん?」
「ちょっとした罰ゲームを受けてたのよ」
「どんなことだったの?」
「そ、それはちょっと言えないわ」
そう言うと保田さんは急いでカウンターへ戻っていった。
帰りぎわ、入り口を見ると『調整中』と紙の貼られていたマック限定フレームの
プリクラが稼働していた。サンプルのところには、カツラをかぶって
セクシーポーズや両手でほおづえをつくようなポーズでウインクしてる保田さんの
姿があった。罰ゲームってコレだったのか。でも、結構嬉しそうだけど……。
さて、遅いしな。誰を送ろう。
1>加護
2>松浦
3>清水
>>719の13行目の頭に『店長は』って抜けてた。
あと、プリクラのサンプルは三人祭の例のポーズのつもり。
722 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 10:54 ID:lhj4Bkws
珍しいから2で
723 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 11:03 ID:l38yj5XY
>1で
石川さんは、試験後のあの事件はどう思ったのだろう?と、気になるが、
遅いときは小さい娘を送っていくべき、1>加護でお願い!。
725 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 12:23 ID:mxM9HRbU
1de
726 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 14:04 ID:D/WnoB9Q
3、清水もとい石川で
727 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 14:09 ID:IufjhjkQ
3で。
728 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 14:51 ID:ws48lyI.
1かな
729 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 17:34 ID:xS4mMWOU
3です
730 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 17:57 ID:syeXMMWw
プール以外は、石川でいいのでは?3で
731 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 18:02 ID:N1n4H9lk
3で
732 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 18:11 ID:lkGwfAkk
3deyorosiko
733 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 18:22 ID:fkDT7b7Q
1でしょ
734 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 19:49 ID:m./XwfXk
うん1だ
735 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 20:39 ID:nwz8j3I6
1で
736 :
よすけ:2001/07/31(火) 20:54 ID:p2JSL1.E
2で。
737 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 21:21 ID:5GuAu6n.
1以外にあるまいて。
738 :
名無し娘。:2001/07/31(火) 22:29 ID:49NV54uM
1で。あいぼん以外誰を送る?
夜の町には危険がイパーイ
1加護で
740 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 00:06 ID:ssILiP0c
3で
741 :
名無し娘。 :2001/08/01(水) 01:06 ID:1d9pPQgo
3かな
742 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 02:25 ID:he6JXzpA
1でおねが〜いフラッシュ
743 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 04:21 ID:qcHyBc0g
よすけ下げろよ。
744 :
名無しさん:2001/08/01(水) 04:45 ID:ugaxcA/E
3かな・・・
745 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 09:18 ID:/40GfrAQ
1で。
746 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 09:58 ID:nW/o8/dk
1で
747 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 12:37 ID:RZEkm2kU
1 加護で
748 :
よすけ:2001/08/01(水) 17:01 ID:NaU/2RXA
すんません。
確かsageってこれでいいんでしたっけ?
749 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 17:15 ID:doQ2wCt6
3だよ
750 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 17:35 ID:yX1s5y2s
お話的には3に行きたいが加護好きなので1を
751 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 19:44 ID:NFoWfNLg
>>748 OK,ばっちり下がってるぞъ( ゚ー^)
752 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 22:33 ID:1zUVDnxI
3で
そろそろ新スレやなァ・・・
>>753 そうですな。とりあえず、800超えてから考えましょう。
ってことで、1で。
755 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 01:02 ID:7LtBIOUU
3でお願いします
756 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 02:17 ID:fc8uvQaY
3お願い・・・
757 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 09:21 ID:afVOiF9w
1でお願いします
758 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 11:40 ID:/Squ2Tu2
プログマラ
特例を適用。4
「じゃあ、中学生を一人歩きさせちゃマズイし加護さんを送ってくよ」
「そんな、先輩…」
石川さんが不満の声を上げる。
「石川さんとは明日から毎日顔を会わせるわけだからさ、ねっ」
俺のその言葉を聞くと途端に石川さんの表情が明るくなる。
「そうですね。じゃ、先輩お疲れ様でした」
石川さんと松浦さんは一緒にプールの方向へ歩いて行った。
「王子様。加護も毎日プール行きます!」
「別に加護さんは、働いてるわけじゃないんだから無理しなくて来ないでも…」
「絶対行きますゥ」
「でもなぁ…」
「ウチのこと邪魔ですか?」
「そうじゃなくて、お金もかかるだろうしさ」
加護さんが泣き出しそうな顔をする。
「だって、…だってな、ウチと王子様は三つも歳離れてるやんか。
どんながんばったって一緒の学校はいかれへん。こうでもせな
一緒にいられへんやんか」
「そうか、…そうだね。でも、無理はしないって約束してくれるかな?」
「はい、王子様!」
加護さんがスッと小指を立てて右手を差し出す。
「約束や、王子様」
指切りをして、そのまま手をつないで駅まで加護さんを送っていった。
翌日は午前がキッズ、午後がメインのシフトとなった。
午前中はまだ子供も少ないし、石川さんが時々こっちを見てニコニコしてる。
「石川さん。俺じゃなくてプール見てなきゃ」
「でも、私嬉しくてしょうがないんです。学校ではあまり先輩にお会い
できないのに、今はこうして一緒にいられるなんて…」
石川さんはうっとりと右斜め上45度の方を見上げている。
「そういえば、先輩はどうしてここで働くことにしたんですか?」
「えっ、ああ。実は例の件の罰としてここで奉仕活動する事になったんだよ」
石川さんはきょとんとしている。
「例の件ってなんですか?」
(あれ、そういえば石川さん俺の顔見ても平気だったし、もしかして知らないとか?)
「石川さん、テストの終わった次の日に掲示板は見なかったの?」
「はい、見てません。人が沢山いて危ないからってよっすぃが見てきてくれたん
ですけど、何も言ってませんでしたよ。あそこに何か書いてあったんですか?」
そうか、吉澤さんは石川さんに何も教えてなかったのか。
さて、本当の事を言おうかどうしようか…。
と、そこへ小さな影が割って入った。
「もう!またウチの王子様にちょっかいだしとる。」
加護さんだ。
「王子様ァ、こんな女に騙されたらダメですよ。…おねえちゃん、ウチの王子様を
誘惑せんといてください」
「わたっ、私は誘惑なんて!!」
俺を挟んで石川さんと加護さんが睨み合ってる。
「二人とも辞めなよ。石川さんも大人気ないよ。…加護さんもほら」
「でも、先輩!」「だって王子様!」
二人とも同意を求める目でこっちを見ている。
「三人とも何やってるんですか!」
松浦さんが現れた。
「二人とも遊んでないでちゃんと仕事してください!ほら、子供たちも見てますよ」
松浦さんに言われて周りを見てみると、泳ぎを止めて何人かの子供達がこっちを
見ている。
「キミたち、もう何でもないからね。さあさあ、泳いだ」
松浦さんが来てくれたおかげで、その場は何とか納まった。
午後からメインの方へ移っった。
「王子様。午後はこっちなんですね」
加護さんも付いて来てしまった。しかし、こっちのプールはちょっと深めに作られて
いるので、加護さんでは足が届かないらしく水の中に入るのは諦めたようだ。
「あのね、加護さん。こっちじゃ加護さんの相手をしてあげる余裕がないからさ、
向こうのプールで泳いでなよ」
「でも、あのお姉ちゃんがおるし……」
「スリムになった加護さんをこの夏は見せてくれるんじゃなかったっけ?」
「……せやな、ウチ泳ぐわ」
「うん。でも、こっちだと危ないからね、向こうで…」
加護さんはおとなしくキッズのプールのほうへ歩いていった。
石川さんと仲良くやってくれるとありがたいんだけどな。
こっちは男の方が多いから、色々とキツイ仕事もあったが今日も無事仕事が終了した。
さあ、帰るか。
1>ロビーを見ていく
2>素直に帰る
3>喫茶コーナーで一休み
みなさんお待たせしました。マシンの調子が悪いが俺の調子も悪いと言う状況だったので
763 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 16:43 ID:lgTJajow
誰がいるかわからないけど3で
764 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 16:56 ID:HagYuxoE
3で
765 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 18:58 ID:FwnZc0F2
3で矢口。
たまには矢口とマターリして欲しい・・・
766 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 19:28 ID:vutX9LGc
誰かを待とうの3で
767 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 20:20 ID:PJCGv1J2
3で。
プールの奉仕活動は、ほかの人は知らないんでしょうか?
誰か出てきてくれ!。
特になっちと吉澤さん。
3>喫茶コーナーで一休みでお願い!。
769 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 23:36 ID:X9OT2FQA
3でよろしく
加護キッズプールワラタ
3
771 :
名無し娘。 :2001/08/03(金) 00:24 ID:rNRQnRbU
3
772 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 00:44 ID:25aCUPDA
梨華ちゃん狙いで3
773 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 01:07 ID:mW.LsomM
1で、ロビーに行くと携帯を手にして微笑んでる松浦さんに遭遇!
3がよろしいのではないかと。
775 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 07:12 ID:5Vrwh1q2
3でお願いします
776 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 15:49 ID:.9F6l0J2
3de
777 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 21:01 ID:Ug1ibpA6
2で。
諸事情により前回の759の16行目は
「だって、…だってな。来年まで待たな、王子様と一緒に学校に行かれへんやんか。
王子様の学校に落ちるかもわからへんし…。こうでもせな
今は一緒にいられへんやんか」
に変更です。
帰る前に冷たい物でも飲んで、一息入れて行こう。
そう思って俺は喫茶コーナーに向かう。
そこには先客がいた。松浦さんだ。携帯?だろうか、何か手に持ったものを
見て、笑みを浮かべている。
「おつかれさま」
俺は自販機で買った紙コップに入ったジュースを片手に松浦さんのいる
テーブルに座る。
「おつかれさまで〜す」
俺に挨拶すると、松浦さんはまたもや手元の方に視線を戻す。
「何見てるの?」
「あっ、彼からのメールです。”仕事がんばれ”って」
「なんだ、松浦さん彼氏持ちか」
「残念でした。私なんかよりもあの二人の相手してあげたらどうですか?」
「う…、そうだね…。そういえば、松浦さんて石川さんの話じゃバスガイド
してたのに、どうしてここに?」
松浦さんの話では、定時制に通いながらバスガイドをしてたのだが、会社から
キチンと学校を卒業してからの方がイイだろうと言われ、学業に専念する事に
したそうだ。どうせなら、地元から出て世界を広げてみようとこの町に越して来て
今は親戚のツテでこの近くのアパートに住んでるらしい。
「だから、彼とは遠距離恋愛中なんですよ」
「彼と離れ離れでさびしくない?」
「毎日、沢山のメールをくれるから平気です。メールの文面から彼の想いが
伝わってくるから、さびしくなったら何度でも読み返しますから」
ピピピッ
「あっ、彼からのメールだ」
松浦さんは嬉しそうに携帯の小さな画面を覗きこんでいる。
「じゃあ、また明日。おつかれ!」
「はぁ〜い、おつかれさまです」
松浦さんは彼への返信を打ち始めたのを見ながら、俺はプールを後にした。
ここで働く事になって幾日かたった。結構仕事にもなれてきたかな。
今日はメインの方の担当だ。プールサイドを見て回っていると、
保田さんとさやかがベンチに座っている。
「あ、二人とも泳ぎに来たんだ。最近暑いからなぁ。今日は二人だけ?」
「もう一人ね、矢口がいるんだけど……」
保田さんの指差す先には柱の影からこちらを覗いてる矢口さんが見えた。
「何やってんの矢口さん?」
「ここまで来たのに、あんたの姿見たら『はずかしぃ〜』とかって隠れてんのよ」
矢口さんにこっちに来るように手振りしてみるが首を振ってイヤイヤをしてる。
「なんか、俺がいると出て来そうにないから、もういくわ」
「あなた、しっかり稼いでね!」
さやかの声援に送られその場を後にした。
が、数十メートル歩いたところで、ふと頭によぎるものがあった。
慌てて引き返す。
急に俺が戻ってきたので、柱から戻ってた矢口さんがビックリしてお腹を隠す。
「はずかしぃ〜〜。みないでぇ〜〜」
「いや、ちょっと矢口さん。二人だけで話があるんだ」
「ま!妻の前でナンパ?ひどいわねぇ。ねぇ、そう思うでしょ圭ちゃん?」
「そ、…そうねぇ」
「違うって。…じゃあ、矢口さん向こうで話そう」
矢口さんを連れて、少し離れたところにあるベンチに越しかける。
「矢口さん。あのさー」
「うん」
緊張のせいか、幾分矢口さんの顔が赤い。
「矢口さん、加護さんて覚えてるよね」
「えっ。あ、うん」
「言いにくいんだけどさ…」
「なに?」
「矢口さんと加護さんを比べてみて思ったんだ」
「な、なにを?」
「矢口さんより加護さんの方が……」
「もういいよ」
「えっ?」
「矢口、中学生に負けたんだ。そうだよね、加護ちゃん可愛いもんね。
矢口、高校生なのに魅力ないのかァ」
「ち、違うよ矢口さん。最後まで話聞いてよ。ここのプールって結構深いんだよ。
この間、加護さんが足届かなかったから、矢口さんも無理だと思うんだよ。
だから……」
「…だから?」
「高校生の矢口さんには言いにくいんだけど、キッズプールの方に……」
「もお!そう言う事は早く行ってよ!!矢口もうダメだと思ってすッごく
落ち込んだんだから!!」
ようやく話が見えて、矢口さんが可愛く怒ってる。
「じゃあ、キッズプールに」
「イヤ!」
「でも、危ないから」
「大丈夫だよ!圭ちゃんとかいるし」
その後、水の中で泳いでは保田さんに抱きつき、離れては泳ぐ矢口さんの姿があった。
「さやか、二人ともアレじゃ疲れないのか?」
「いいじゃない、そこまでしてアンタのそばにいたいんだよ。矢口の女心もわかって
あげなきゃ。じゃ、圭ちゃんだけじゃ大変だからアタシもね」
さやかもプールに飛び込んで行く。
さて、明日はプールの方も休みを貰えた。ならば、
1>中澤さんに電話
2>飯田先輩に電話
3>陸上部の友達に電話
4>ウチで休養
783 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 22:02 ID:Y4.7odi2
松浦が(・∀・)ナンカイイ!
取り敢えず2で
784 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 22:27 ID:IJsAb3Vw
近況が知りたいので3
785 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 22:31 ID:RYkugzvs
ゆうちゃんに電話すると約束したので1で。
786 :
ぼかあねえ:2001/08/03(金) 22:32 ID:4IumLiAA
1
787 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 22:59 ID:ThdAtVlg
3でよっすぃー
788 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 23:11 ID:6GxLKGoU
何となく直感で1
病気イベント期待>4
790 :
名無し娘。 :2001/08/03(金) 23:34 ID:rNRQnRbU
2で・・・最近飯田放置の極みに達してるよ
791 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 23:48 ID:Ss7ckD1c
3でよっすぃ〜を。
792 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 23:59 ID:ZEaB08iA
3で。
よっすぃ〜をそろそろだして
793 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 00:13 ID:JUIuJKUA
>2で・・・
794 :
よすけ:2001/08/04(土) 00:51 ID:QqrB85QE
3で。
ココは気になる、
3>陸上部の友達に電話でお願い!。
夏休みはずっと奉仕活動でしょうか?。
欲しいばかりになってしまいますが、
奉仕活動の努力が認められて奉仕期間を短くして欲しいです。後半に期待!。
その間できれば、なっちは「スキューバーのライセンス」をとりにいって欲しいです。
そして夏休みの後半、沖縄の約束「一緒に潜ろう!。」をはたして欲しいです。
いいだを〜〜キッズプールに〜〜
なんちゃって
797 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 14:43 ID:mzF8uID2
2で。
やっぱり3ですかな。
陸上部の進捗を聞かないと・・・
799 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 18:42 ID:rXElUNL6
そろそろDISK4ですな。
800 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 18:43 ID:rXElUNL6
801 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 19:53 ID:4Iz5HaZs
3
802 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 20:03 ID:VKWBD8nA
3で
803 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 22:44 ID:xwtN/WiI
裸にエプロンな梨華ちゃんの水着姿の登場に期待しつつ
3でよっすぃーの近況にさぐりもいれてみたいとおもわれ。
吉澤ほっとけないので「3」。
805 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 23:21 ID:dLlXyuYk
3でよっしぃーを
806 :
名無し娘。:2001/08/05(日) 03:20 ID:w/4FwSLE
休むのも大切。
4で。
あわよくば、誰かがうちに来るという設定で。
807 :
名無し娘。:2001/08/05(日) 09:25 ID:wTKQPoOQ
3でお願いします
808 :
名無し娘。:2001/08/05(日) 21:12 ID:3/rRtYRA
3で
809 :
名無し娘。:2001/08/06(月) 10:04 ID:x4z6u.G2
3で吉澤を
810 :
名無し娘。 :2001/08/06(月) 23:11 ID:cRSFhfJ6
2で・・・
811 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 01:02 ID:5C9w9zuI
って言うかまだかーーーー!!
812 :
ベタ:2001/08/07(火) 01:39 ID:HOpyOP.U
ずいぶん空いちゃいましたね、すみませんでした。ネタはとしては、
石川の別荘話の『タンポポ』
夏祭りの話の『チュッ、夏祭り』
オカ研の話の『墓場6:00集合』
北海道フラグ用の『恋がステキな季節』等など
夏休みの日数以上にあるんですが、書く時間がなくて……。
そのうえ、『クローン』の方はなくなるわ、まだ2日目ですが同じ時間に無言電話が
あったりして、ブルー入っちゃってダメでした今回は。
ついでに今週はアレがあるんで、多少更新が遅れますが勘弁下さい。
そういえば、陸上部の合宿に俺は出れるんだろうか。
陸上部の友達にちょっと現状がどうか探りを入れてみよう。
プルルルプルルル、カチャ
「もしもし、俺だけど」
「おう、ひさしぶり。自主練はどうよ?」
「一応はプールまで毎日走って通ってるかな。ところで、陸上部の方はどうよ?」
「ああ、…あのな。最近吉澤、来てないんだよ」
「えっ!どういうことだよ!!」
電話を切って、吉澤さんの携帯にかけてみる。
プルルル、プルルル、プルルル、……。
電話に出てくれない。
一度切ってもう一度かけなおすと、今度は電源が切られていた。
!そうだ。石川さんならば。
石川さんに電話して吉澤さんの事を聞いてみたが、俺とプールで仕事している
わけだから、ほとんど吉澤さんとは会ってないそうだ。石川さんもその後
何度か電話してみてくれたが、やはり吉澤さんは電話には出てくれなかった。
石川さんに吉澤さんの住所を聞いて、明日は直接訪ねることを決めて眠りに入った。
翌日、自分の携帯の着信音で目を覚ます。時計を見ると昼過ぎ。
連日のプールでの仕事は思ったよりも疲れを残してるらしく、グッスリ寝ていたようだ。
携帯を見ると見た事もない番号が並んでいる。誰だろう?
「もしもし?」
「もしもし、保田だけど」
「保田さん?どうしたの」
「アンタ、今からちょっと後藤のバイトしてる喫茶店まで来れる?」
「ああ、今日は休みだから。ところで、急に何?」
「いいから、はやく!」
数十分後、店に到着。
「あ、先輩いらっしゃいませ」
後藤さんが笑顔で迎えてくれる。
「保田さんは?」
「あそこです」
後藤さんが指し示した先には保田さんと一緒にこちらに背を向けて誰かが座ってる。
そちらに近づいて行くと、保田さんが俺に気づいた。
「おそいよ!」
「こっちだって準備があるんだからさ、大目に見……。あ!」
保田さんと一緒に座ってる人物の顔を見てみると、吉澤さんだった。
「吉澤さん、どうしてココに。陸上部も…」
「まあ、まずは座りなよ」
保田さんは俺の言葉をさえぎって、席につくように促す。
「ほら、吉澤さん、来たよ」
吉澤さんはうつむいたまま、消え入るような声で何とか声を発する。
「……先輩、ゴメンナサイ……」
「吉澤さんが謝る必要はないよ、元はと言えば、こいつが悪いんだし」
「でも…」
吉澤さんは他の一年生が話してることを偶然聞いてしまって、例の事と最近俺が
陸上部に出てこない理由は自分が原因だと知ってしまったそうだ。そこで、
吉澤さんは柴田さんを問い詰めたところそれが真実で写真も誤解を招くようにわざと
キャプションを捻じ曲げて書いていたとわかり、俺に対してすまないと言う気持ちと
陸上をやっていく自信をなくして落ち込んでいたのだ。
石川さんには、男性恐怖症が悪化しないように俺のことは黙っていたために
相談は出来ない。そんな時に同じ学年の後藤さんが、この喫茶店で働いてるから
遊びにおいでよと言っていたのを思い出したそうだ。
実際、来てみると保田さんがいて『この圭ちゃんにどぉ〜んとまかせなさい』
とかいって相談に乗ってくれ、で、結論として俺が呼び出されたと。
「先輩、アタシのせいであんな事になって、スミマセン」
「謝らなくてもイイよ、もう終わった事だしさ」
「アタシ、もう陸上辞めます。このままじゃ先輩に迷惑かかっちゃいますから」
「ダメよ、吉澤さん。こんなヤツのせいで辞める事ないわよ」
「こ、こんなヤツかよ。…でも吉澤さん、辞めるなよ。せっかく才能あるんだしさ」
「そうだよ、よっすぃ〜、せっかく今までやってきたんだからやめちゃダメだよ〜」
後藤さんも俺たちのところにやってきて話に加わる。
「でも、アタシのせいで先輩の練習の邪魔しちゃったし、そのー…、みなさんにも
迷惑かけちゃったみたいで……」
吉澤さんが申し訳なさそうに保田さんと後藤さんを見る。
「ア、アタシら?アタシらは誤解を招くとは言え、写真に撮られたように中澤さん
とかといたわけだから、こいつの悪行が暴かれて吉澤さんに感謝こそすれ、
迷惑だなんて思ってなんかいないわよねぇ」
保田さんは後藤さんに同意を求める。
「そうですね、後藤はもう先輩に2回も蹴り入れたからスッキリしました」
「蹴られたんですか、先輩!?」
「ああ、しかも全員にね」
「アタシなんて、ビンタもしちゃわよ」
「殴られもしちゃったんですか!?」
「ああ、おもいっきしね」
「なんなら、吉澤さんも蹴っといたほうが良いわよ」
「あ、あたしはいいですよぉ」
「と、とにかく吉澤さんが辞める事ないよ。むしろ……」
「アンタが辞めるとか言うんじゃないわよ」
また、保田さんが俺の言葉をさえぎる。
「アンタが辞めたら、吉澤さんがまた責任感じちゃうでしょ」
「そうです。先輩こそ辞めないで下さい」
今までうつむき気味だった吉澤さんが顔を上げる。
「そうか。そうだな。…じゃあ、俺も辞めないから吉澤さんも辞めないと
約束してくれよ」
「はい!」
元気になった吉澤さんの声が店内に響き渡った。
「いやぁ、でも元気なってくれてよかったよ。吉澤さんに辞められたら、陸上部の
奴らに何言われたか」
「あら、アタシも文句言うわよ。可愛い後輩を泣かすやつは許さないんだから」
「ということは……」
「そ、吉澤さんも泣かしたら殴るから……あ!」
振り上げた手を見て保田さんが声を上げる。
「アタシ、バイトの時間だから行くわ。じゃあ、相談料にコレね」
伝票を俺に押し付ける。
「あ、アタシが払います」
「ダメよ。コイツのせいなんだから、コイツに払わせなきゃ。…後藤、ちゃんと
コイツに払わせるのよ」
「あ〜〜い」
あっという間に保田さんは店を出ていった。
「先輩、やっぱりアタシが…」
「いいよ、原因はやっぱり吉澤さんじゃなくて俺のせいだしね。後藤さんが見てるし」
「そ、よっすぃ〜は金曜担当なんだから先輩を甘やかしちゃダメだよ〜」
「金曜?」
「後藤さん、止めようよ。吉澤さんは真面目だから本気にしちゃうよ」
「せんぱぁい、二人のときはマキって呼んでくれるって」
「マキ?」
吉澤さんは怪訝そうな顔をしてる。
結局、後藤さんの冗談だと分かると吉澤さんに笑顔が戻る。後藤さんとノリが
合ったのか、今まで見た事の無い笑顔だ。いつも石川さんを守らなきゃとか、
先輩の俺の前だからと緊張していたのだろう。
俺をネタに喫茶店に二人の笑い声が響いていた。
翌日は一日キッズプールの担当だった。
「おはよう、二人とも」
石川さんと松浦さんが話してるのをみつけて声をかける。
「おはようごいます」×2
ん?なんか甘い匂いと言うか、ちょっときつめの匂いがするぞ。
匂いの元は石川さんだった。
「清水さん、香水かなんか付けてきた?」
「そうなんです、今梨華ちゃんと話してたところなんですけど…」
「はい、先輩。お母様の香水をちょっと多めに付けちゃって」
「ちょっと、強すぎだね。何の匂い?」
「あのー、金木犀って書いてありましたけど」
そこへいつものように加護さんがやってきた。
「おはようございます、王子様」
「あ、おはよう」
「ん!なんですのん、この匂い」
加護さんも気づいたようだ。
「ああ、清水さんがちょっと多めに香水をつけ……」
「おねえちゃん、トイレの匂いがするわ」
ト、トイレ!!そういや金木犀の香りってあるよな。思わず笑ってしまう。
「そ、そんな。酷いよ加護ちゃん!…ねぇ、そう思うでしょ亜弥ちゃん」
「ゴメン、梨華ちゃん。アタシもちょっと思ってた。…ププッ」
松浦さんも我慢していたのか思わず噴き出してしまう。
「えーー、みなさんひどいですー」
清水さんは匂いを落とそうと、何度かシャワーを浴びたようだが結局一日、
うっすらとト…じゃなくて金木犀の匂いが漂っていた。
さあ、今日の帰りは?
1>ロビーを見ていく
2>素直に帰る
3>喫茶コーナーで一休み
819 :
ウッキー:2001/08/07(火) 08:04 ID:9o/n7yf6
これおもしろいです。直感で3>喫茶コーナーで一休み。
続き楽しみにしてます。
820 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 09:00 ID:v985Z4cI
3だべ
821 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 09:29 ID:oBvLaEO2
前回3だったので今回は1で。
無言電話は友人のイタズラだと認識しましょうヽ(´ー`)ノ
深く考えると怖いです(;´Д`)
822 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 09:39 ID:ttPgh3DU
2で。
823 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 09:44 ID:MyOMp0yk
1で
824 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 10:22 ID:Cyc2fB1A
1でお願いします!
825 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 13:16 ID:j6Ed5JHg
>>821 無言電話がかかっってきた時は相手を笑かしてやろう!
そうすりゃすぐ切れるから。
1>ロビーを見ていくで、お願い!。
3で清水たんハァハァ
828 :
名無し募集中。。。:2001/08/07(火) 18:48 ID:75BSdDi2
1>ロビーを見ていく!たのんますよ!
829 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 18:58 ID:nLuG//GQ
sageも知らないやつが増えてきました
1で
なつだなぁ・・
またーり3で
831 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 20:53 ID:O8qynN4Q
3で。
832 :
名無し娘。 :2001/08/07(火) 21:50 ID:c4FPx.SQ
Clone Rikaは残念だったなあ...また気が向いたら再開きぼん。
2で。
833 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 22:21 ID:FWWiZxpM
次は誕生日イベントの連続かな
1で
これは、1ですな。
プッチモニまんせー!
水着見物>1
836 :
名無し娘。:2001/08/08(水) 00:48 ID:hK.3CiXU
石川狙いで3
837 :
よすけ:2001/08/08(水) 17:12 ID:25oaq15A
松浦マンセーってわけで(?)1で。
石川で3
839 :
名無しっぺ:2001/08/08(水) 23:10 ID:2C4o4P0g
3で。
840 :
名無し息子:2001/08/08(水) 23:35 ID:na/AdRGc
1で・・。
841 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 00:44 ID:r4dMiWz6
あ〜いるね〜ばふぉ〜げっちゅ〜♪(ええ歌や(T▽T)・・・)
結論、3。
3desuna
843 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 16:28 ID:TXPKfn4M
1で
ちょっと、今を逃すと来週明けまで書けないかも知れないので、
不本意な内容ながら今回はコレで。後々、書き直すかも。
帰りに、ロビーの方を覗いてみると、よく見知った後ろ姿が水泳教室の
などの予定が貼られている掲示板の前でうろうろしているのを、見つけた。
「あれ、なっちじゃない」
振り返ったなっちの腕には幾種類かのパンフレットが抱えられていた。
「泳ぎにきた感じじゃないけど……」
「うん、あのね、矢口がここの新館でスキューバーの講習が始まるって
教えてくれたから、資料をもらいにきたの」
現在、工事中だが隣に新しい建物が建設されている。ここのプールの
新館だそうだ。そこでは、水に関するあらゆる競技の選手を育成する
のだそうだ。誰かが『世界水泳でも承知したいんじゃないのか』と
冗談を言っていたが、案外そうかも知れない。
「あれ、なっちってそういうの持ってたっけ?」
パンフレットを抱える腕にシルバーのブレスレットが光る。
「あ、矢口がね。誕生日プレゼントにくれたの」
あ、そういえば、なっちの誕生日か。俺も何かプレゼントしなきゃ。
ん?なっちが俺の顔を覗き込んでる。
「なに?」
「あ、今言われて、なっちの誕生日思い出したでしょ。ひどいなぁ
幼馴染なのに…」
「そ、そんなことないよ。ちゃんと覚えていたさ。子どもの頃は
一緒に誕生パーティやってただろ」
「…そうだね」
なっちはその頃のことを思い出したのか、微笑みながら小さく頷く。
「な!毎年祝ってたんだから、ばっちり覚えているさ。
じゃあ、なっち17歳になった感想は?」
なっちはちょっとムッとした。
「本当に覚えてるの?なっちの誕生日はあさってだよ」
あれ?今日じゃなかったっけ?……………あっ、飯田先輩だ。
今日が誕生日なのは飯田先輩だよ。ごっちゃになってた。
「…ほ、ほら、もう17歳になったも同然だろ」
ふと、頭の中にプレゼントのアイデアが浮かんだ。飯田先輩に
連れて行かれたあの魔法用具の店で、飯田先輩が欲しそうに
見ていたものがあった。海のように深い青色をしたパワーストーンだ。
その隣に少し離されてオレンジがかった赤色をした石があったのだ。
アレをなっちにあげることにしよう。なんだか、そんな直感が働いた。
「そうだ!!なっちにぴったりのプレゼントがあるからさ、今から暇なら
買いに行こうよ」
なっちと駅のほうへ向かう。
「ねぇ、どんなプレゼント?」
なっちはニコニコして聞いてくる。
「それは見てのお楽しみかなぁ」
「じゃあ、ヒントは?」
「人生を変える力があるって言うよな。フフ、この先にね、
イイトコあるんだ。楽しみにしてなよ」
ところが、段々なっちの口数が減っていった。
「あれ?なっち、どうしたの?」
「……」
おかしいな?
「なっち、どうしたの?気分悪いの?どっかで休もうか?」
「………ねぇ…」
「ん?なに」
「なっちをだましたの?」
「え?」
「ひどいよー、なっちのことそんな風に見てたんだ」
「?」
「なっちね、そういうことはちゃんと結婚してから出なきゃダメだと思うの」
「いや、どっかで休むくらい」
「うそ!」
なっちの指した方を見ると看板が…
『休憩120分1万円 宿泊2万円 プレステ・カラオケ完備』
げっ!丁度ホテル街のど真ん中!
見渡す限り、それしかない。
「ご、誤解だよ。この先、この先にあるんだよ」
さて、例の店の前についたのだが、また誤解されるのかな。
なっちのほうを見てみると、ボンテージのマネキンに驚いて
目を見開いている。
「なっち、あのー…」
「すごいねぇ、これ!どういう人が着るんだべか」
ちょうど、大人のおもちゃ屋の方から出てきた長身の女性が
それを見てクスリと笑って歩いていく。
「ああいう人が着るんだべか。ひゃあ、なっちももう少し痩せたら
あんなセクシーなの着れるんだべかね」
「なっち、俺たちの用事は下…」
なっちの声に何人かの通行人が微笑みながらこっちを見ていた。
さすがに俺も恥ずかしくなって、なっちを連れてすぐに下の店に
降りてしまった。
「いらっしゃい、次期部長」
店に入ると、店長さんが挨拶してきた。
挨拶を返して、あの石のあるところへ向かう。
ショーウィンドーの中で二つの石は変わらず輝いていた。
「あの、これプレゼントにしたいんで欲しいんですが…」
「これって、どっち?」
「二つとも欲しいんですけど、赤い方を彼女に」
なっちのほうを指す。
「青いほうを飯田先輩に…」
ほぉー、と店長が感心した顔をする。
なっちは自分以外の人へのプレゼントもあると聞いて
ちょっと不服そうだ。
「あなたちょっとこっちへいらっしゃい」
なっちが店長に呼ばれて近づいてゆく。
なっちの手相を見たり、顔をじっと見つめたりしてる。
「ありがとう。フフフ、こういうことってあるのね」
店長はこっちに顔を向けニコニコしている。
「どうしたんですか、なにがあるんですか?」
「持つべき人を石が呼び寄せるって、話よ」
なっちにあげようとした赤い石は『エイジャズ・レッド』と
呼ばれ、ローマで取れた太陽のカケラと言われる石らしい。
店長の見立てによると、まさになっちが持つに相応しい
らしい。
そして、飯田先輩に上げようとした青い石は
『バラージ・ブルー』と呼ばれ、やはり飯田先輩に
相応しい石らしい。
「へぇー、そんなことってあるものなんですね」
俺はただただ感心するばかりだった。
なっちは、自分に相応しいといわれた石をしげしげと見つめている。
「そういえば、お幾らになるんでしょうか?」
よく考えてみれば、値段も見ずに買うといってしまったが、まあ、
ただの石だし、それほ…ど…!!!!!
店長がそっと書いてよこした金額は、とても俺に払える額ではなかった。
「ちょっと、俺には払えないかも……」
「やっぱりそうでしょ、フフフ。今いくらなら持ってる?」
財布を取り出してみる。俺と希美には、両親共に不在の日々が多いと
いうことで、お小遣い兼生活費みたいな感じで月々お金が振り込まれている。
ちょうど、今日の昼間にそれをおろして来たところだ。
「あら、石も喜んでるし、これで勘弁してあげるわ」
財布の中身をごっそりと持っていかれる。
「も、もうちょっと負けて貰えませんか?」
「あら、あの石の本当の値段に比べたら全然足りないのよ」
「…、そうですけど…」
その後も、少し交渉したが結局全てのお金を払って石を二つ買うこととなった。
今月は希美に少しお金りようかな…。
先ほどのラブホテル街をもう一度通るのは嫌だとなっちが言うので、少し遠回りをして
ウチの方へ向かう。
なっちはさっきから嬉しそうに月明かりやネオンに反射させて石を眺めている。
「ねぇ、なっちの石なんだってさ」
本当に嬉しそうだ。
しばらく歩いていると、シャッターの閉まった店先にろうそくを灯して占いをしている
飯田先輩の姿を見つけた。
「先輩、こんばんわ」
「あら、いらっしゃい」
「今日はここで占いですか?」
「そうよ、あなたが私に何かを渡すためにここを通るって、言われたから」
「だ、だれにですか?」
「秘密よ。…で、カオリに何くれるの?」
ちょっと、ビックリしながらもポケットから石の入った小箱を取り出す。
「わぁああ、これカオリにくれるの?欲しかったんだよぉ、コレ」
いつも、あまり表情を出さない飯田先輩が満面の笑みを浮かべている。
よっぽど欲しかったんだろうな。
なっちを占ってもらったりして、飯田先輩と別れたがそっと振り返ってみると
ろうそくの炎に石を照らしてウットリしている飯田先輩の姿があった。
今週もそつなくこなして過ぎていった。例の新館との連絡路を作ったりするので
プールの方は人の少なくなるお盆をはさんでしばらくお休みだ。
そういえば、このあたりで
1>石川さんと別荘
2>オカ研の夏の夜の部活
3>家族を大切に
850 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 17:26 ID:4b2lP8lA
加護が絡んでくることを期待して、3
851 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 18:06 ID:uUdsaXHo
>>846 プレステ完備、てのにへこみつつもワラタよ。
852 :
sage:2001/08/09(木) 18:11 ID:11OSCq1k
安倍さんは波紋使い?
2で吸血鬼と対決。
853 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 18:14 ID:krQsfbJs
ありゃ、ごめんなさい。
854 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 18:20 ID:H77bIy6k
3で。
855 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 18:24 ID:pqMQNm/g
1。
856 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 18:35 ID:3gsIKlb2
1で清水たんハァハァ
857 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 18:40 ID:Zdj06VMk
加護3
858 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 19:00 ID:FEPvOteM
ヨッスィーが居そうだから1で
859 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 19:20 ID:GA8eIIC6
3
860 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 19:25 ID:dr7xX81.
清水さんはいつも会ってるし、石絡みでなんかあるかな?
で、2でお願いします。
861 :
名無し息子:2001/08/09(木) 19:28 ID:N6Pkj3R.
2っしょ!
862 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 19:38 ID:6rWe13rE
1で
863 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 19:43 ID:KLGgs2.Y
1が良いです。
864 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 20:03 ID:TXPKfn4M
3も捨てがたいがここは1で!
1だろ。
866 :
名無し娘。:2001/08/09(木) 21:25 ID:ZZLc4yPU
3です
「1」で。
868 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 00:55 ID:SbMFQFt.
1dana
869 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 01:05 ID:hd9l/UxM
3
870 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 01:17 ID:Eu5S393s
3れす
871 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 04:08 ID:Z6k8h.y2
3〜
872 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 04:56 ID:kHXgYTFE
1で石川の別荘に
873 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 05:30 ID:gwLQ7AvE
3でお願いします。
2>オカ研の夏の夜の部活で、お願い!。
二人の誕生日イベントとしては、ちょっとものたりないので、オカ研に期待です!。
スキューバーの件ありがとうございました。
ちょっと、プレステで、へこみましたけど。
「エイジャズ・レッド」・「バラージ・ブルー」どんな石なんでしょう?
875 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 09:15 ID:WpLauGZA
3
876 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 09:18 ID:mQg39vJ2
2で。
877 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 11:36 ID:T2R3Uf72
たまには家族とマターリと。3で。
878 :
よすけ:2001/08/10(金) 13:59 ID:njxgc1yI
1で。
879 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 14:11 ID:454LxZpc
1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!1!
絶対1!!!
880 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 17:04 ID:w4AN4pUM
1です
881 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 18:07 ID:ojaBMaQQ
1がいいですー
882 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 19:57 ID:YGxrNMoo
3
883 :
名無し娘。:2001/08/10(金) 20:01 ID:Dt3ADlUM
3がいいです。
別荘生活ってのもいい感じなので1ですな。
885 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 04:48 ID:R6w1jNrA
1で
886 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 05:20 ID:WTZkbyas
本当は2がいいのですが、無理そうなので3で。
887 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 07:35 ID:GtR19eaY
1
マンガ喫茶で校正無しで一発書きなので酷い内容でスミマセンでした。
石はラピスラズリとかちゃんと調べるつもりだったんですが、調べられなくて……。
ベタなパクリ名でしたね。今回もちょっと薄味。
では、お台場の方へ本を売りに行ってくるので、次は月曜更新予定です。
いない間にDisk4を誰か制作プリーズ。
さて、明日から休みだ。帰ろうとしたところで石川さんに呼びとめられた。
「先輩、明日からおひまですか?」
「そうだね、まだ何にも予定入れてないや」
「じゃあ、私と別荘に行きませんか?」
翌日、ウチの前に恐ろしくデカイ車が迎えに来て、俺は石川さんと別荘に
行く事になった。
「あれ、もしかして二人っきり?」
「よっすぃーはごっちんと用事があるって言ってましたし、亜弥ちゃんは
お家に帰省するって言ってましたから」
外に見える風景が次第に建物が少なくなり、山の中へと入っていく。
樹木の生い茂る山の中に入ったところで、車は止まった。
「先輩ココからは歩きになるんですけど……」
俺たちは人一人ぶんくらいに開けた獣道を歩いて登る。
20分くらい歩くと、急に視界が開ける。目の前には大きな塀に囲まれた
古びた洋館が建っていた。
「先輩ココです」
門を押し開けてはいると、そこには玄関までの道の両脇を、黄色い花が
埋め尽くしていた。
「この花は?」
「タンポポですよ」
「でも、ちょっと違うね」
「はい、町で見かけるセイヨウタンポポじゃなくて、在来種のタンポポなんですよ」
「じゃあ、奥にいる管理人さんを呼んできますね」
この建物を管理維持するために管理人が住んでいるそうだ。その人は俺たちの
宿泊中の飯を作ってくれたりするらしいのだが……。
石川さんが奥の方に行って30分くらいたったような気がする。ところが一向に
姿をあらわさない。どうしたんだろ?
「石川さ〜〜ん」
奥の方に叫んでみるが返事はない。
仕方がない。ちょっと行ってみよう。
廊下の先で石川さんが曲がり角を曲がって行くのが見えたので後を追う。
角を曲がると部屋が並んでいる。どの部屋を覗こうか?
1>管理人室と書かれた部屋
2>ドアが少し開いて光が漏れてる部屋
3>何やら人の話し声がする部屋
890 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 10:39 ID:fPkD04rw
コミケですか?2で
892 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 11:45 ID:8xSPP6qA
2
893 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 12:17 ID:KIhptmFw
3
894 :
名無し娘。:2001/08/11(土) 15:12 ID:GDOF8BsQ
2だな
895 :
名無し娘。:2001/08/12(日) 01:00 ID:7TVQrKps
弟切草チック。
3で
896 :
名無し娘。:2001/08/12(日) 15:05 ID:MBnrItns
3、かな
3だ