1 :
名無し娘。:
石川梨華16歳
2 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 19:55 ID:3VauE1.I
ここ数週間ミカちゃんの様子の様子がおかしい事に
気が付いていない訳じゃなかった。
ただ、何とかしようとか、してあげられることは、とか
思ったことは全く無かった。
それどころか、うざい、ざまみろ、とか思いさえした。
人間って冷たいものなのだ。
特に嫌いと思っていなくても、
他人の不幸は面白いイベントになるのだと解った。
3 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 19:55 ID:3VauE1.I
ミカちゃんから誘ってくるなんて珍しい事もあるものね…
最近悩んでたみたいだし、やっぱ私が一番良い相談相手ってことかな。
無意識に浮かび上がる笑顔を、
理性で押さえつけて精一杯小難しい顔を作って
梨華はミカちゃんの部屋のドアを開けた。
4 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 19:56 ID:3VauE1.I
最初状況が全く理解できなかった。
目の前にある大きな脚立、
ミカの姿は無い。
脚立の足を床から上に追っていくと
突然司会一杯に拡がったミカの、思いつめた顔…
文字通り目から火花が出た。
5 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 20:01 ID:3VauE1.I
痛っ…
梨華は目を覚ますと慌てて自分の顔をチェックした。
もろに顔面と顔面でぶつかったのだ、
気絶するぐらいの激しさで。
幸いにして額の真中に若干タンコブが出来ているけど、
他は見た目は何とも無さそうだ。
首から下も見た感じ何とも無いようだ。
良かった… って、えっ?
6 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 20:08 ID:3VauE1.I
目の前は鏡ではないのだ。
じゃあ、何で私が私の前にいるのだろう…
遅ればせながら、ようやく、そのことに気が付いた梨華に
目の前の梨華が悪意の充満した満面の笑みを浮かべていった。
「おはよう、石川さん。 …まあ、今後はミカになるんだけどね…」
混乱する梨華に、目の前の梨華がさらに畳み掛けた。
「…リカ・トッド。ミカ・トッドと語呂も似てるし良いんじゃないの?ははは」
目の前の梨華は優雅に立ち上がり、
そして、これ異常無いほど冷たい視線を投げかけながら
梨華に吐き捨てた。
「ミカとしての人生を頑張ってね。ポジテブ、ポジテブ! あはははは」
7 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 20:10 ID:qBiqZ1fM
オッ!ミカリカか!
8 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 20:28 ID:u1mspH5w
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9 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 07:55 ID:9gKnzQrg
hozen
10 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 22:38 ID:Z2mopHgo
hozen
11 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 20:04 ID:EvQGErys
12 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 01:00 ID:/mnDIiUA
13 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 18:50 ID:LSjed.n6
14 :
名無し娘。:
hozen