1 :
名も無き読者:
ジャンルは何でもいいです だれか書いてくださいお願いします
2 :
名無し娘。:2001/05/25(金) 15:58 ID:KA89dSUo
いやどう考えてもエロだろ?
エロじゃねえと読む気しない
エロ小説たのむ!
3 :
名無し娘。:2001/05/25(金) 17:31 ID:S0iGPWek
誰も書かないの?
4 :
:2001/05/28(月) 01:59 ID:AncOkeyQ
朝、起き抜け一番にその女の冴えない面を拝むことさえなけりゃ、
私の1日もきっとより爽やかなスタートを迎えるに違いない。
だいたい、焼き立てのトーストと熱い1杯のコーヒーさえあれば
『朝』にその他の余計なおまけは必要ない(まして朝の後ろに『娘。』なんて
文字を持ってくるなんてなおさらだ)…そういうもんでしょ?
だが、それは無理な話だった。
まず、第一にあの女にいくら「頼むから起こしてくれるな」と言ったところで
聞く耳など持ちやしないこと。
第二に、…くやしいことにその女が私にとって生命線になっている
ということ。
第三に、私自身が女が来ないと不安になるということ。
まあ、つまりはうまくいってるんだ。
これ以上望んだら罰があたるだろう。
それでもこの生活にケリをつけられるのならばいくら払っても惜しくない…
というほどでもないのが複雑なところだ。
私はそのときまだ、眠りについていた。
いつものことだ。
そして、いつものように部屋の外から女のがなる声が聞こえた。
聞かなくてもわかっている。内容はいつも同じだ。
私は小さく舌打ちをして、素早く服を身に付けた。
女と、その夫である男に短く朝のあいさつをする。
男は聞いているのかいないのか、半ばズリ落ちた眼鏡で
新聞をにらみながら、「うん」とも「ああ」とも聞こえるような
意味不明の声をもらした。
あいさつはキチンと。基本的なことでしょ?
学校で教わらなかったのかしら?…まあ、どうでもいいか。
きっと、私の認識する社会のルールと
彼のそれには若干のズレがあるに違いない。
そして、そのズレがどれほどのものであろうと、
彼らが現にこうして毎日の食料と寝床を確保してくれているかぎり、
私にはそれを補正する気はない。
そのままテーブルに座り、すでに用意されていた
半ば冷めたトーストに噛み付く。こんな朝食とは呼べぬような
粗末な食事でも、私にとっては朝一番の至福のときだ。
…例の女さえ目の前にいなければの話だが。
こんな時ですら、容赦なく女は私をがなりたてる。
内容は私の生活態度と食事のマナー、
そして「仕事」の出来具合いについての若干の小言。
こいつだってそう、聞かなくてもわかってる。内容はいつも同じだ。
私にとっては、バターの染み渡った冷め切ったトーストを
より不味く感じさせるスパイスでしかない。
結局、私はその饒舌なおしゃべりの間、ただただ女の小じわだらけの顔を
ぼーっと眺めていた。この顔が鏡の前に1時間も座れば、
それなりに見られたシロモノになるんだからわからないもんだ。
神秘なる者よ、汝の名は女。
世の男がうまくだまくらかされても不思議はないのだろう。
そう、世の中はいつだって80%の嘘と20%の欺瞞で出来ている。
不意に目の前で新聞を読みふける男が哀れになった。
8 :
名無し:2001/05/29(火) 10:25 ID:jCXMz2iM
thank you
9 :
JAKEe:2001/05/29(火) 17:22 ID:6S5o/X3c
10 :
加護亜依:2001/05/29(火) 17:47 ID:vXbtBuCo
加護はいっつもお風呂に入るときにパンツを匂います。
とってもいい匂いです。
ののちゃんとお風呂はいる時絶対ののちゃんのアソコをなめます。
それはおいしいから。こんな加護ですが付き合ってくれますか?
11 :
:2001/05/30(水) 02:02 ID:mQ4zPB2c
そんなことをボンヤリと考えているうちに、
いつのまにかタイムリミットが近付いてきたようだ。
女の話に一段落つくまで従順な小羊を装っていた私は、この時とばかりに
すかさず絶妙のタイミングで席を立ち上がった。
悪いが、いつまでも1日中飽きる事ない不満の海に漬かっている主婦の
『愚痴』という名のセラピーに付き合っていられるほど、私はヒマではない。
私にだってキチンと課せられた義務があり、それを果たさなければならない
責任があるのだ。女もそれについてはしぶしぶ納得してくれているようだ。
時計を見て、「ああ、もうこんな時間」と小さくつぶやいた。
女の少し不服そうな顔を横目に、私はキビキビと支度を終えていく。
その動きはまるで訓練された軍隊のように的確で無駄がない。
当たり前だ。これと同じ朝を私はもう何百回と繰り返している。
それこそ、イヤになるほど、だ。
さあ、いよいよこの退屈きわまりない朝の儀式もファイナルだ。
家のドアを大きく明け放し、深呼吸をする。まぶしいくらい爽やかな朝日に
包まれて、1日の始まりを改めて実感する。
「じゃ、学校、気をつけてな」
「行ってらっしゃい、希美 」
後ろから聞こえる二人の声に、私は振り向きざま、
自分でもびっくりするくらいの大きな声で返事を返してやった。
「アーイ!おとーさん、おかーさん、いってきますれーす!」
その瞬間、柔らかい風が私の頬と髪を微かになでて、過ぎ去っていった。
私はてへてへ、と小さな笑いを浮かべると、通い慣れた道のりを
風を追い掛けて静かに走りだした。
13 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 02:16 ID:mQ4zPB2c
これで終わりです。ていうか、続きは書いてないので。
\(^▽^)/<ホイッ♪
15 :
ののたん命:2001/05/31(木) 00:16 ID:9wYEvlv.
何かいてんだ!貴様ら!ゴラアー!しばくぞ!
ののたんを変な風に言うな!
一行も読んでないけどな
17 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 00:21 ID:JTnusnXM
>>13 むぅ、上手いなー
どっかで書いてる人?
ちょっと感動
18 :
JAKEe:2001/06/01(金) 07:56 ID:89hpHxkc
誰か書けage
19 :
aln:2001/06/02(土) 22:23 ID:ICe3/016
agee
20 :
_/ ̄:2001/06/02(土) 22:41 ID:P1qAPswg
21 :
タヒチ:2001/06/02(土) 22:56 ID:lFs6u/Eo
>20 これ、よくできてるわぁ〜。
22 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:06 ID:WtMq8DLk
23 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 03:28 ID:6BVm0dLc
24 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 04:47 ID:SAUXwRVI
X-MENスレの人かな
25 :
名無し娘。: