1 :
名無し娘。:
。
2 :
はんぺら:2001/05/12(土) 21:22 ID:tTZgMUKM
一瞬だがランデイー・バースって読んじゃったよ・・。
全然スペル違うけどね・・。
3 :
なっちもに。:2001/05/12(土) 21:52 ID:HeftD.52
マターリと小説やります。基本的にsageで。
目標3日で1更新。
「よっすぃー、後ろ頼むね」
「はーい―――うりゃー!」
吉澤が怪物に向けて正拳を突き出すと怪物は反対側の壁に向かって吹っ飛んだ。
後藤はそれを確認することもなく、吉澤と背中を合わせて自分の目の前の怪物と
正対している。
隣では保田が黙々と大剣を振るっていた。
「圭ちゃん圭ちゃん、後藤的にはねー、これは罠だったと思うよ?」
盾を掲げ、目の前の怪物に長剣を振り下ろしながら問い掛ける。
「そんなのわかってるよ!
それよりもここを突破しないとみんなのところに戻れないでしょ!」
「いやー、まー、そーなんだけどさー」
両手持ちの大剣をブンブンと音が鳴るくらい豪快に振り回し、保田が目の前の怪
物を両断した。
だが、すぐさま別の怪物が保田の前を塞ぐ。
「……なんでプッチモニとタンポポで別れたんでしょうね……」
「そんなのカオリに言ってよー、あー、もー、うっとうしいなー、これ」
吉澤の呟きに視線を合わせることなく返事をする保田。
「圭ちゃーん、よっすぃー、なんかおっきいのが来たよー」
ふと保田と吉澤が後藤の方を振り向くと、後藤の目の前に今までの怪物とは二周
りも大きさの違う怪物が現れた。
後藤の声こそいつものようにのんびりしたものだが、目はいつになく真剣だ。
「どーする?」
「どーするって……倒すっきゃないでしょーが!」
「それにしても……無意味に大きいね」
「そうですね……」
「何々、それってカオリンのこと? その言い方って酷いよね」
「いや、飯田さんのことじゃないと思いますよ」
四人が目指す部屋の中には黒色の鱗を持つ巨大な竜がいた。
部屋に入ってこない四人には何もしてこないようだ。
「カオリ……ボケてる場合じゃないと思うんだけど……」
矢口が飯田の顔を睨む。
「いやー、やっぱり?」
「「はぁ……」」
飯田の返事に加護と石川がため息をつく。
「でさ、どうなの? あんなにでかいのウチらだけで倒せるの?
怪物の弱点を調べるの、カオリの仕事でしょーが」
「あ、そうそう、えーっとね……」
飯田がウエストポーチから手の平サイズのコンピュータを取り出し、タッチペ
ンで操作を始める。好奇心からか加護が覗きこむ。
「あ、あったあった。うーん……ブラックドラゴンってやつだね。
モンスターレベル34、主な攻撃は爪と尻尾。特殊能力として炎の息を吐く。弱
点は……特になし。いやー、強いね、勝てないかもね」
笑いながら頭をかく飯田。泣きそうな顔をする石川。そんな飯田を睨む矢口と加
護。
「ま、でも後ろの扉はこのとおりですし、行くしかないんですよね」
加護が後ろを振り向き、目の前の扉を蹴飛ばす。鉄の扉はガツッと鈍い音をたて
た。鉄の扉には取っ手も鍵穴もない。押そうが引こうが開かないのは散々挑戦済み
だ。
「魔法が効かない怪物じゃなくてよかったです、本当に」
「ちょっと石川、本当に良かったの? このメンバーだと前に出るのあんたと加護
よ?」
にこやかに呟く石川に矢口がツッコミをいれた。
「えっ?」
笑顔のまま凍り付く石川。慌てて周りを見まわす。諦めたようにため息をついて
いる加護と「ウンウン」と力強く頷く飯田。
「しょーがないでしょ、ヤグチとカオリは基本的に前で戦う職業じゃないし、魔法
を唱えるには誰かに前で牽制してもらわないといけないんだし。まぁ、逃げ回って
るだけでいいからさ。魔法で後ろから倒すから」
「逃げ回ってるだけでいーんですね? ホントですねっ?」
「あんたと加護じゃ、あの鱗相手に攻撃したって効かないでしょ。どっちにしろ、
タンポポのメンバーじゃ魔法攻撃しかできないしね。」
矢口の言葉に安心したように息をつく石川。飯田が全員に出発するように促す。
ふと石川が思い付いたように前を進む三人に声をかけた。
「ところで……あの怪物を倒す前にみんなのマジックポイントが無くなったら?」
「あぁ、そりゃそこでゲームオーバーね」
飯田が軽く返事をし、振り返りもせずに進む。その後ろで再び凍る石川。
「ど、どうなるんですかぁーーーーーーーーーーーーー!!!」
「辻ちゃん、暇だね……」
「そうれすね、安倍さん……」
安倍と辻が二人で壁にもたれ、膝を抱えながら座っている。
床にはビニールシートが敷かれ、目の前にはたいまつが置かれている。
たいまつとは言っても、実際に火が炊かれているわけではなく、炎のイミテーシ
ョンが綺麗なライトだ。
とはいえ、炎のイミテーションは本物のように揺らめいている。
実際に触ってみれば熱くないことが判るが傍目には本物の炎のようだ。
「辻、チョコレート持ってきたんれすよ、食べます?」
「あ、貰う貰う。ありがとー」
辻が懐から取り出した板チョコを二人で分け合う。
「ユユも食べれればいいのにねー」
安倍が辻の隣に寄りそい寝転ぶ小さい竜に声をかける。
「本当にそうれすね」
辻がユユと呼ばれた小さな竜の喉を撫でながら、答える。
ユユは気持ちよさそうに首を振りながら、再び眠るように丸くなる。
それを見守りながら安倍が再び呟く。
「それにしても……暇だね……」
「そうれすね、安倍さん……」
二人ともそのまま黙り込む。ふと思い出したように呟く安倍。
「やっぱ、プッチモニとタンポポって分け方はよくなかった気がするよ、なっちは」
それはマネージャーの突然の一言から始まった。
「来月、1ヶ月間CM取りだから」
「「「はぁ?」」」
それを聞いたみんなの返事も気の抜けたものだった。
そりゃあそうだろう。1ヶ月もかかるCMの撮影なんて聞いたことない。
それについさっきミュージカルが終わったばかりなのだ。
1ヶ月間ほぼ休み無しの、1日2回公演ミュージカル。
入学したての学校にもほとんど行ってないのに、それからさらに1ヶ月撮影なん
て、それは無理ってもんだろう。
「えっと、それはどこかに行って、ってことですか?
長期の海外ロケとか……」
カオリがマネージャーに聞き返す。
裕ちゃんが卒業した後、リーダーを引き継いだカオリはこういうことを率先して
聞くようになった。最初のうちこそぎこちなかったが、この1ヶ月の成果か、今で
は不自然さはまったくない。
「いや、具体的な日程は明日集まってもらってそこで話します。
日程こそ長期だけど、国内だし、他の仕事はほとんど入れてないから、そんなに
キツイ日程にならないと思うよ。
ま、今日のところは疲れてるだろうからこれで解散。
明日は18時に事務所ね。そこで詳細を話すことになるから。」
「そうですか……。
まぁそれだったら……」
カオリはいまいち納得いかなさそうな顔をしている。
当然だ。メンバーで納得のいった顔をしている子は1人もいない。
まぁでも疲れてるのも事実だし、明日になればわかるのであれば今日は寝たい。
集合が18時ってことは、明日は夕方までオフってことだろう。
もっとも私は学校に行かないといけないけどね。なっちとかは一日中寝てるんだ
ろうなぁ。ちょっと羨ましい。
でも、芸能活動と学校生活を両立させると決めたのは自分だから、口に出して文
句は言わないつもりだ。
「なっち、疲れてるからって明日の夕方に遅刻しちゃダメだよ」
「ごっちん、いくらなっちでも18時集合で遅刻はないよー」
まぁこれくらいのイヤミは言わせてよ。
みんな思い思いに片付けを始めてる。
「「「お疲れ様でしたー」」」
とりあえず、明日のことは明日考えよう。今日は寝たい……。
「うぃーっす、みんな早いねぇ」
「圭ちゃん、おはよー」
「保田さん、おはようございますぅー」
辻、加護、よっすぃー、ごっちんの学生組は学校から直接来たんだろう。
昨日までミュージカルだったというのに本当に大変だ。
ちなみに私は昼まで寝てた。年を取ると疲れの回復が遅いのよ。
なーんて、裕ちゃんが聞いてたら殴られちゃうな。
「学生組以外では、私がトップかい?」
「さっき、安倍さんから10分遅れるって連絡がありましたぁー」
あちゃーまたかい。18時集合でどうして遅れるかね。
まぁ10分ぐらいだったら勘弁してやるか。お小言をいうのはカオリの役目だし
ね。
結局、全員揃ったのは18時15分頃だった。10分遅れるって連絡したのに1
5分遅れるなよ〜。
全員が揃って、マネージャーがやってきた。
明日以降のスケジュールを説明するとのことだ。
「明日から一ヶ月間は基本的にCM撮影に掛っきりになります。
他の仕事は一切入ってません。レギュラー番組の撮影も4月、5月で撮り終わっ
てるからね。
で、CMの内容はあるアミューズメント施設です。
ディズニーランドとかUSJとかそんな感じのやつ。敷地面積はそんなに広くな
いけど、かかっている費用はその2つに負けないほどみたいです」
おぉ、アミューズメント施設?
でも、東京都内にそんなのを作ってるなんて聞いたことないぞ。
「場所は中央線の立川駅。ただ、そこから結構距離があるから、事前に行ってくれ
れば、事務所から車を出します。
明日以降の撮影スケジュールなんだけど、明日は朝10時に事務所集合。そのま
まロケバスで現地に行きます。
それで撮影の具体的な説明と遊具施設の案内等を行い、2時間程度実際に遊んで
もらうそうです」
「「やったー!」」
歓声は辻と加護だ。嬉しそうだなー。
仕事だぞ。無制限に遊べるわけないだろうに。
「そして明後日以降のスケジュールですが、ここからが特殊なのでよく聞いて。
まず、最初の一週間は必ず一日二時間以上はその施設で遊んでください。
それ以外の時間は何してもOKです。ようするにオフってこと」
「「「おおぉーっ」」」
今度は全員から歓声があがる。
そりゃそうだ。今まで働き蜂のように働かされてきて、ここに来て実質一ヶ月の
オフを貰えるなんて。
大丈夫か? 戻ってきたら仕事が無い、なんてことは無いのか?
そこまで豪気だと、いらん心配しちゃうな。
「まだ続きがあります。
残りの3週間はその施設で遊ばなくても良いそうです。
まぁ出来れば遊びに来て欲しいとのことだったけど……。
事務所としてはモーニング娘。9人を1ヶ月拘束するギャラは貰っています。
だから、出来るだけ顔を見せるようにして欲しいけど、その辺は自己責任に任せ
ます。
あちらが言うには『心の底から楽しんでないような絵を撮ってもCMにならない
ので意味が無い。楽しんでる様子をCMにしたい』のだそうです」
ほぉ、まぁそりゃそうだわな。
1ヶ月間ミュージカルをやっててアレだが、正直、あたしらは演技には自信はな
い。幾ら楽しそうな演技をしても、わかる人にはわかるだろう。
特にアミューズメント施設のターゲットになるだろう、子供たちはそういうのに
は敏感だ。
「あのー。質問なんですけどー。
ということは、私達は1ヶ月間その施設で好き勝手に遊んで、その様子を撮影隊
が勝手に取るってことですか?」
矢口が質問をした。それはあまりにも都合が良すぎないか?
「そうです。施設のあちこちにセキュリティ用に設置してあるカメラがあるので、
実際に遊んでる様子の撮影には、それを使うそうです。ま、2、3コマはCM用に
ポーズを取ってもらうとは思うけど、そういうのは明日中にやるそうですから。」
「はーい、私もしつもーん。
ごっちんとかよっすぃーは学校があるから、学校帰りからの参加になると思うけ
ど、私達は朝から立川に行くの面倒だから、そっちに宿泊施設とかないんですか?」
なっち……面倒って……仕事でしょうが。
まぁ確かに毎日立川まで行くのは面倒だけどね。
「施設の近くにホテルがあります。
こちらは施設のオープンと同時にオープンするホテルなので、今は施設の関係者
と撮影隊しか止まってません。こちらは借りることは出来るそうです。学生組以外
は最初の1週間は泊まりっぱなしでもいいかもね」
「あ、それならそこに泊まります。
みんなもそうするよねっ」
「いーんじゃない?
その方が楽そうだし」
私はカオリの提案に乗る。
みんなも依存なさそうだ。
「いいなぁ。わたしらは毎日学校終わったら立川まで行くのか……」
「まぁまぁごっちん、遊びに行くと思えば気も楽でしょ?」
「そうですよぉ、後藤さん。辻と加護ちゃんは待ち合わせして一緒に行くつもりで
すけど、よっすーと後藤さんも一緒に行きましょうよ」
「そうねぇ。そうすれば毎日行くのも楽しいかな?」
ごっちん達はごっちん達でまとまったよう。
「えっと、説明は以上です。何か質問はありますか?」
ま、本番は明日ってことだろう。
実際の撮影隊とか施設に行かないと分からないだろうし。
「はーい、一つだけー。」
石川が手を上げている。
「なんでしょう?」
「その施設の名前はなんてゆーんですかー?」
「えっと……確か……『dream a dream』と、いう施設だそうです」
事務所に到着したのはビリから2番目だった。
やっぱり安倍さんがまだ来てない。
まぁ遅れるって連絡があったわけでもないから、時間ぎりぎりにはくるだろう。
昨日の夜は楽しみであまり眠れなかった気がする。
ディズニーランドみたいなところに行くなんて、いったい何ヶ月ぶりだろう。
芸能人になってから、あまり外で遊ぶということもしなくなったし、そもそも遊
ぶ時間もあまり取れなかったから。
やがて事務所に全員が集合し、ロケバスに乗る。
撮影隊やスタッフがいないロケバスはちょっとした遠足気分だ。
よっすぃーと梨華ちゃんはおしゃべりをしてる。その横で矢口さんは相変わらず
よっすーにちょっかいを出している。
安倍さんと飯田さんがおしゃべりをしている横で保田さんが窓の外を見ている。
後藤さんは……あ、後ろで寝てる……。
ぐるぐる見まわしていると、横に座っていたあいぼんが声をかけてきた。
「楽しみやなー、ののは何に乗りたい?」
「えっ、亜衣ぼん、何があるか知ってるの?」
「いや、知らん。でもディズニーランドみたいなんやろ。色々な乗り物があるんと
ちゃうの?」
「そうなのかなー。だったら、ジェットコースターみたいなのに乗ってみたいなー」
そんな話をしているとロケバスは田舎風の景色の場所へ入っていった。
「おぉー、東京って言ってもこんなところもあるんやなー。ごっつい田舎やん」
「本当だねー、なんか懐かしい感じ」
「懐かしいって、来たことあるんかいな」
「いや、ないけどー、なんかテレビとかのふるさととかいう風景って、みんなこん
な感じだよね」
外の景色を見ながらそう答える。
「あ、ねぇ、あれじゃない?」
同じように外を見ていたよっすぃーが声をあげた。
「え、ほんと? 見える?」
みんながよっすぃー側の窓を覗き込む。
寝ていた後藤さんも起きて、窓の外を見ている。
「あの塔がシンボルタワーみたいな感じなのかなー。結構大きいよねー。」
すみません、飯田さん、そういう風に立たれると私に見えないんですけど。
片側に集まった私達は窓の取り合いみたいな感じになっている。
「あ、ののちゃん、場所変わってあげるよ」
私が窓を見ようと四苦八苦していると、後藤さんがこっちを見て場所を変わって
くれた。
「あ、ありがとうございますぅー」
後藤さんの席から見えるその施設は茶色い古臭い塔が1つ建ってるだけ。
他の建物はまだ見えない。
「なんかさー、パッとしない建物だよねー。
ディズニーランドのシンデレラ城だっけ? あんな派手な建物じゃないし」
矢口さんがつぶやく。
確かにそう。古めかしい雰囲気は漂うけど、確かに派手ではない。
みんなでわいわい言いながら窓の外を見ていると、塔の下の建物も見えてきた。
塔の下の建物はみんなさほど大きくなく、なんかのゲームに出てきそうな中世的
な雰囲気だ。
遠くから見る限りでは、昨日マネージャーさんが言ってたように、敷地はあまり
大きくないみたい。
ロケバスは大きな駐車場の脇を抜けて『dream a dream』と書かれたアーチをくぐ
った。あれ、直接入っていいのかな?
「あれ、駐車場に止めるんじゃないの?」
保田さんが誰ともなく呟く。マネージャーさんがそれに答えた。
「まだ正式オープンしているわけでもないからね。
直接、事務施設までいけるようになってるわ。駐車場から歩くのも面倒でしょ?」
ロケバスは会場をゆっくりと走り抜けている。
窓から見える景色はゲームの中の世界みたい。
歩いている人も鎧を着て剣を持ってたり、杖を持って裾の長い服を着ていたりす
る。
「ねぇねぇ、亜衣ぼん、あれってアトラクションのスタッフかな?」
「おぉー、そうやねー、なんかファンタジーって感じやなー」
そんな人の間をヘルメットを被った工事のおじさんやスーツを着た人が歩いてた
りして、なんか……変な感じ。
みんな無言でぼーっと外を見ていると、やがてロケバスは大きめの建物の前に止
まった。
15 :
名無し娘。:2001/05/13(日) 16:43 ID:nGFBckgo
( ^▽^)< age
16 :
名無し娘。:2001/05/13(日) 18:58 ID:a0tg9thM
17 :
名無し読者:2001/05/15(火) 06:28 ID:n1R4M7YU
モーニング娘。板名作集の方であげさせていただきます。
18 :
名無し娘。:2001/05/15(火) 23:47 ID:qaTK6ivU
小説総合スレッドに更新情報を掲載してもいいですか?
19 :
名無し娘。:2001/05/16(水) 02:53 ID:SQS4sVDQ
3日たった
続きはまだ?
20 :
なっちもに。:2001/05/16(水) 21:35 ID:sZGOdkKk
あ、ごめん、なんか思い付きで別のスレにネタ書いてた。
今のヤツうぷすると中途半パンなので、キリのよいとこまで。
21 :
名無し娘。:2001/05/16(水) 23:25 ID:FCpeJKuo
なかなかおもしろくなりそう。期待。
22 :
名無し娘。:2001/05/18(金) 02:31 ID:eBZVTo.g
保全はやはり1日1回必要のようだ
最終書き込みが「001/05/15(火) 23:33」のスレが
今見たら消えてた
23 :
なっちもに。:2001/05/18(金) 07:22 ID:Z2FTw322
保全サンクスです。3日ぐらいは持つと思ったんですが。
ちなみに今夜うぷします。
24 :
名無し娘。:2001/05/19(土) 12:33 ID:7kjaWGDI
hozen
25 :
名無し娘。:2001/05/20(日) 11:43 ID:IWz/zWhI
保全
26 :
名無し娘。:2001/05/21(月) 11:12 ID:EQFFZMF6
h
27 :
名無し娘。:2001/05/23(水) 11:12 ID:P32TT5NM
o
28 :
ふぁーすと。:2001/05/23(水) 14:04 ID:fZO15JoQ
29 :
名無し娘。:2001/05/25(金) 00:47 ID:z2vpcJdI
z
30 :
名無し娘。:2001/05/26(土) 08:28 ID:B/ns6KEg
e
31 :
名無し娘。:2001/05/27(日) 10:10 ID:BAofPvhU
n
読んでますよ〜。頑張ってください
33 :
なっちもに。:2001/05/28(月) 04:15 ID:AzjPiomM
保全してる皆様方、ありがとうございます。
泣き言を書くようで恐縮なんですが、実はものはソコソコ出来てはいるんですけど、なんかしっくりこないんです。
編集者がいない小説書きって本当に難しいですね。
いつもは編集者に校正して貰ってるから。
具体的には
情景描写>1人称
冒険>3人称
で書こうと思ってたんですけど、書いてみたら1人称の箇所で娘たちの差別化が出来てないんすよね。
こんなことだったら最初から3人称で書けばよかったと後悔しきり。
んなわけでもうちょっと寝かしてからうぷしたいと思います。
更新したら小説更新スレに報告しますんで。
34 :
名無し娘。:2001/05/28(月) 19:56 ID:GN8aCApc
待っております。
35 :
sage:2001/05/30(水) 02:15 ID:KpV1.ci6
保全
36 :
35:2001/05/30(水) 02:17 ID:KpV1.ci6
間違えた…
鬱…
37 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 15:47 ID:ZePiZXoE
( `.∀´)<保全するわよ!
38 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 00:10 ID:rrCOtxDU
(●´ー`●)<保全した方がいいだべか?
39 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 01:30 ID:EiBobiU.
このスレはゴミ箱逝きにして
3人称に書きなおして新しいスレを作ったほうがいいんじゃないの?
40 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:33 ID:1AtPP.Sw
べつに次回更新でいきなり3人称でも全然問題なし
41 :
名無し娘。:2001/06/04(月) 16:42 ID:lBCjSUd.
hozen
42 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 02:46 ID:3vJDJX32
保全
43 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 22:06 ID:tIcuGJ56
sage
44 :
名無し娘。:2001/06/08(金) 23:02 ID:DVXliJNo
hozen
45 :
名無し娘。:2001/06/10(日) 14:05 ID:GcTuikDs
hozen
46 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 19:09 ID:D8eMeIgI
hozen
47 :
名無し娘。:2001/06/14(木) 18:37 ID:IZXdZZPE
hozen
48 :
なっちもに。:2001/06/15(金) 11:42 ID:ZjDBIrik
保全感謝。
1ヶ月ぶりになりますが、感謝更新。
結局第2章は全部書き直しました。
階段を下りるとそこは薄暗い通路になっていた。
「へぇー、結構雰囲気あるんだ……」
誰とも無く後藤がつぶやく。その声は心なしかわくわくしているようだ。
「本来は4人から6人くらいで冒険をするのが標準になっています。
それ以下でもそれ以上でも冒険できますが、少ないと危険ですし、多いと一人あたりの
収入が少ないですしね」
鉄製(に見える)鎧を来た案内役の男性が説明する。
「そうなんですか、それじゃ、この人数はかなり多いんですね。」
案内役の人の隣にいる飯田が返事をした。
現在の人数はモーニング娘。全員と案内役の人5人。総勢14人という大所帯になって
いる。
「ま、最初ですしね。とりあえず今回は我々についてきてもらって、どんな雰囲気の場所
なのかというのを感じてもらうのが目的ですんで」
そういうと案内役の人は通路を先に進みだした。
塔に入る前はワイワイ言っていた辻や加護も塔の雰囲気にのまれたのか、神妙な顔をし
てついていく。
魔法使いの格好をした女性が呪文を唱えると杖が明るく光りだした。
「『明かり』の魔法は最初からでも使えますが、レベルが低いうちはマジックポイントが
少ないので、たいまつを使うのが普通ですね。
レベルが上がってきたら、前の人がたいまつを持って、後の人は『明かり』を使うのが
色々と便利だと思いますよ」
「あ、ホントだ。私の使える魔法に入ってる」
矢口が手元のコンピュータを覗き込み、使える魔法のリストを確認する。
コンピュータには現在のマジックポイントも表示されている。確かに『明かり』の魔法
で4回使ったらマジックポイントがなくなってしまう。
「さて、では1階をとりあえず一回りしてみましょう」
―――汗……かいてる
夜中、ふと目が覚めた。
周りを見回すと見慣れない見慣れない鏡台に私が映る。
あぁ、そうか今日はホテルだったっけ。
長期のCM撮影のロケのためにホテル住まいをしてるんだった。
なんか……変な夢を見た気がしたけど、どんな夢だか忘れちゃった。
「……着替えよ……」
シャワーを浴び、嫌な汗を吸ったTシャツを取り替える。
ジャージに着替えると喉の渇きに気が付いた。
冷蔵庫に飲み物は入っているだろうけど、なんとなく気晴らしがしたい。
誰かの部屋に行こうとも思ったけど、時計を見ると午前2時。みんなはもう寝てるだろ
うな……。
「ロビーにでも行こ」
部屋を出て、薄暗い廊下をロビーに向かう。
廊下の窓から外を見ると、薄くライティングされた塔が見える。
工事や整備の方も大詰めなのだろう、所々に作業用のライトが点滅している。
自動販売機でスポーツドリンクを買い、ソファーに座ってプルタブを開ける。
冷たいスポーツドリンクが喉を潤すと、寝ぼけた体が目覚めたような気がする。
「ふぅ……」
スポーツドリンクを両手で抱えながら、今日の撮影を思い出す。
今まで、色々な撮影をやってきたけど、なんか今日のは特別だったなー。
「……矢口?」
「ひゃっ!」
ボーっとしていると後から声がかけられた。
びっくりしたな、もう。振り向くとオレンジ色のジャージを着たなっちが立っていた。
「どうしたの、こんな夜中に?」
「私は別に……ただ目が覚めちゃったから。なっちこそどうしたの?」
「私も目が覚めちゃって……」
なっちは自動販売機でオレンジジュースを買うと、私の横に腰をおろした。
「へぇー、こんな時間なのに工事、やってるんだねー」
「開園までもう少しって言ってたしね、一番忙しい時期なんじゃない?」
窓の外を見ながらなっちがつぶやく。
「そういえば、今日の撮影、どうだった?」
目をキラキラさせながら子供のように聞いてくるなっち。年上なんだけどやっぱりかわ
いいなー。
「うーん、驚いたってのが正直な感想かな。
怪物とかすっごいリアルで、魔法とかの炎も本当に燃えてるみたいだったし」
「そうだよねー、実はさ、なっち明日が楽しみなんだよねー、明日からみんなで好きに遊
べるわけじゃん。
今日もさ、みんなでやる役決めたり、服買ったりして楽しかったけど、やっぱり明日が
本番なわけでしょ?」
ニコニコ笑いながらいつものハイテンションで一気に話だすなっち。
なっちは本当に楽しみにしてるんだなーってのが良くわかる。
「ん?なんか矢口、元気ないね?どうしたの?」
「え、そんなことないけど……変な夢みちゃったからかな。嫌な汗かいちゃって」
「そうなの、大丈夫?どんな夢みたのさ」
心配そうに私を覗き込むなっち。
「いや、よく覚えてないんだけどね……枕が替わったからかな?」
「なっちもね、変な夢ってゆーか、なんかもうあそこで冒険してる夢みちゃった。
でも、なんか、娘。じゃない誰かと冒険してるんだよねー、いやみんなもいたんだけど
さ、みんな以外にあと一人誰かがいたの」
「へぇ、誰?」
私の夢もそんな感じだった気がする。
だけど、なっちみたいに楽しく話せる内容じゃなかったような……。
「わかんない、でも女の子だったよ。すっごく華奢でかわいいの」
まぁ夢だし、そんなもんかな。
「ところでさ、矢口は明日何時くらいに出発するの?」
「えっ、まだ決めてないけど……圭織とかはどうするって?」
「圭織はすっごく楽しみにしてたから、早めに出るみたい。圭ちゃんと梨華ちゃんが一緒
に行くようなこと言ってたかな?
ほら、RPGってパーティバランスみたいなの、あるでしょ。二組に分けるんだったら
ちゃんと考えないと駄目だよねぇ」
そんなものなのか。ゲームとかってあんまりしないからわかんないんだよねぇ。
「圭織には行くときに起こしてっていってあるから、朝、一度みんなで集まってちゃんと
決めた方がいいかもね」
「そうだね、じゃあ私もそのとき起こしてよ」
「わかった。矢口ももう寝た方がいいよ。明日から、結構体使うことになりそうだしね」
「うん、そうする。じゃ、お休み」
なっちと分かれ、部屋に戻りベッドに倒れこむ。
明日はよっすぃーと一緒がいいかなー……よっすぃーの役は武道家だし、私は魔法使い
だから、バランスも取れてるよね……。
53 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 20:57 ID:85dLLeno
なっちもに。さん待ってたよー
54 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 00:01 ID:QNoFY7uE
おぉ、更新されてる!
正直ちょっと諦め気味だったから嬉しいっすわ
55 :
名無し読者:2001/06/16(土) 06:57 ID:GxJG4Rlk
モーニング娘。板名作集の方であげさせていただきます。
56 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 20:12 ID:c3Al37Lc
やった!更新されたYO!
57 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 18:49 ID:mLnnFy4o
hozen
58 :
名無し娘。:2001/06/20(水) 11:17 ID:IWz/zWhI
hozen
59 :
ふぁーすと。:2001/06/20(水) 17:58 ID:J/DthJjY
待ってました。
がんばってください。
60 :
名無し娘。:2001/06/21(木) 20:30 ID:xpbC9NZk
保全
61 :
名無し娘。:2001/06/24(日) 02:19 ID:NeKSTBEc
保全
62 :
名無し娘。:2001/06/25(月) 20:26 ID:SbpMGWYU
保全
63 :
名無し娘。:2001/06/27(水) 03:11 ID:wflGSr3I
保田
64 :
名無し娘。:2001/06/28(木) 04:16 ID:Taj/F77U
保全
65 :
ふぁーすと。:2001/06/30(土) 05:49 ID:3TURxB/E
hozen
66 :
くそったれ娘、:2001/07/01(日) 00:35 ID:S3LrEHDA
( ´D`)y-~~<晒しage
67 :
名無し娘。:2001/07/01(日) 16:48 ID:R4hVRlpQ
sage
68 :
名無しっぺ:2001/07/02(月) 21:41 ID:1W8jwaO.
保全
69 :
ふぁーすと。:2001/07/04(水) 00:26 ID:D6eDJpGA
sage
70 :
名無し娘。:2001/07/05(木) 18:27 ID:n9ynWyrY
age
71 :
名無し娘。:2001/07/07(土) 01:50 ID:CE22KU3E
hozen
72 :
ふぁーすと。:2001/07/09(月) 02:45 ID:ESTpK3Ic
保全
73 :
ふぁーすと。:2001/07/11(水) 13:36 ID:n5S6VFSU
保全
74 :
ふぁーすと。:2001/07/12(木) 16:58 ID:dafSKLYA
保全
75 :
名無し娘。:2001/07/14(土) 02:06 ID:hMfU/NY.
保全
そろそろ一ヶ月たつんだが・・・
76 :
ふぁーすと。:2001/07/15(日) 12:18 ID:U4/qVJR2
保全
77 :
ふぁーすと。:2001/07/16(月) 23:45 ID:g.HyQ942
保全
78 :
名無し娘。 :2001/07/18(水) 00:34 ID:Pnqqw8Yk
79 :
名無し娘。:2001/07/18(水) 23:37 ID:BSEfOlD.
作者さ〜ん。見てたらなんか反応返して〜
80 :
ふぁーすと。:2001/07/19(木) 06:08 ID:EO7Vt38E
保全
81 :
名無し娘。:2001/07/19(木) 06:19 ID:bagsvq3A
>>80 スレッドの数が700近くになるまで、保全はしなくても大丈夫だよ。
82 :
ふぁーすと。:2001/07/20(金) 00:04 ID:J/DthJjY
保全
83 :
名無し娘。:2001/07/21(土) 00:45 ID:LTcuPmFc
てゆーか放置なんじゃねえのか?
84 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 01:37 ID:nbzSy5JQ
どうするよ?みんなでリレーとかしちゃう?(W
85 :
名無し娘。:2001/07/22(日) 06:38 ID:9w6A9IC6
普段作者がどんなモノを書いているのかを知りたい(
>>33)。
86 :
ふぁーすと。:2001/07/23(月) 23:27 ID:fZO15JoQ
保全
87 :
ふぁーすと。:2001/07/24(火) 05:33 ID:XOjtbcPE
保全
88 :
ふぁーすと。:2001/07/26(木) 06:14 ID:JG2uz2mw
保全
89 :
ふぁーすと。:2001/07/28(土) 16:37 ID:rmOi117.
保全
90 :
名無しっぺ:2001/07/29(日) 09:43 ID:MT5CK.B.
保全
91 :
名無し娘。:2001/07/30(月) 14:15 ID:.BL1gT12
1ヶ月半もたつともうだめかなと思う
92 :
:2001/07/31(火) 19:35 ID:fdhuvAb.
93 :
名無し娘。:2001/08/01(水) 00:56 ID:X6obSv9g
危なかった...
94 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 02:01 ID:XJEfOVu.
保全
95 :
名無し娘。:2001/08/02(木) 23:58 ID:e9vNKyV.
せっかく生き残ったんだし、更新してほしいね。
96 :
ふぁーすと。:2001/08/03(金) 00:39 ID:aOu/LdE6
保全
97 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 00:43 ID:bfmaT886
保全
98 :
名無し娘。:2001/08/03(金) 05:33 ID:8LxILXx6
>>95 つーかこのスレ、生き残った意味あんのか?
99 :
ふぁーすと。:2001/08/04(土) 01:17 ID:D6eDJpGA
保全
100 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 03:27 ID:T1xCVTao
とりあえず100とっとこう。しかし更新ねえなあ。
101 :
名無し娘。:2001/08/04(土) 15:27 ID:Cx5mQ3/Y
すげぇ良い設定だと思うんだけどなぁ。
文章もさすがに素晴らしいし。
俺はまだ期待してる。
102 :
ふぁーすと。:2001/08/05(日) 00:40 ID:3m7GiOTQ
保全
保全
お久しぶりですッ!
全然更新できなくて申し訳ありません。
本業の方(いや、普通のサラリーマンです)が尋常じゃなく忙しくなって
しまって、8月下旬まで、手をつけられそうにないです。
保全されている方に申し訳ないのですが、このスレは放棄しちゃってかま
いません。
ほぼ毎日更新してた某ネタスレをご存知の方は覚えているかもしれませんが、
3、4月は死ぬほど暇だったんですけどねぇ。
えっと小説の方はちこっと書きなおしてまとめたものをM-Seekかどこかで上
げるつもりです。時事的なものネタもあったので、新メンバーが落ち付く前
までには……9月頃になるかな?
えっと小説を書いてた的なことの質問があったので少し。
昔エロゲのテキストを2、3個とそのエロゲの小説(最近山のように出てる
がね)を2、3個手を入れてました(ワラ
何のゲームかは言えませんが、気合を入れて探せば文体からわかるかも?
105 :
予告編:2001/08/07(火) 01:19 ID:OL0sMg/k
―― 守る? 何を?
―――― 夢ってさ、見るだけじゃつまらないんだよね、やっぱり
―― 自分のために歌ってもいいじゃん!
―――― 私が少しでも力になれるといいんだけど……
―― 歌が好きで……色々言われるけど、それでもやっぱり歌が好きだし
―――― 私は『娘。』になれて良かったって思ってる
―――――― 私の声が聞こえますか ――――――
* * *
「ごっちん……」
「んぁ? なぁに、なっち。」
「これってさ、やっぱ夢や幻なんかじゃないんだよねぇ」
* * *
「あいぼん、危ないってば!」
「やらなしゃーないねん。ま、なんとかなるでしょ」
「でもでもでも……」
「ま、ののはあっちに逃げとき。」
* * *
「痛いの痛いの飛んでけ〜〜 ホイッ!」
「石川さー、怪我治してくれるのはいーんだけど、その呪文どーにかなんない?」
「いいじゃないですか。気分ですよ、気分。 ホイッ!」
* * *
「これって……飯田さん、これってもしかして……」
「うん、吉澤もわかったみたいね」
「これ、ここをこうすると……」
「そーゆーことみたい。手順さえわかれば簡単よね」
* * *
「圭ちゃん!」
「ごっちん、そんな心配そうな顔しなくても大丈夫だって。後から追いつくからさ」
「でも……それより、みんな待ってるでしょ、ここは任せて早く行きな」
* * *
「ノノチャン、コンニチハ」
「え、これって……この声って……」
* * *
―――――― あなたたちは歌が好きですか? ――――――
106 :
名無し娘。:2001/08/07(火) 01:33 ID:75ES6o7Q
!!完全に放棄だと思ってたのに・・・!
107 :
名無し娘。:
おおっ!ビックリしたぞ!