1 :
真里党 :
矢口、いつも元気いっぱいだね
矢口、ずいぶん幼児体型だね
矢口、ちょっと呼んでみただけ……
2 :
三代目矢口真里 : 2001/04/14(土) 03:17 ID:WZR3ocFE
>>1 >矢口、ちょっと呼んでみただけ……
真里、ちょっと呼んでみただけ・・・・・・
の方が個人的にはツボ
3 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 03:21 ID:0pCV3Awc
(・∀・)チイサイ!
4 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 03:24 ID:Oxk4YdiQ
( ´D`)ノァーィ!
5 :
真里党 : 2001/04/14(土) 03:29 ID:3X1euTGk
とりあえず、お昼前に横浜駅前で待ち合わせ
矢口の方が先に着いていた
矢口はオレを見つけて
「おっそーい!」と声を上げて手を振った
あんまり大きな声だったから、周りの通行人がこっちを見てる
矢口は気にしてないけど、こっちの方が恥ずかしい……
6 :
江田島平八 : 2001/04/14(土) 03:31 ID:CE2HYB7M
石川とデート(横須賀編)も作ろう。
7 :
真里党 : 2001/04/14(土) 03:35 ID:3X1euTGk
とりあえず、矢口お勧めのパスタ屋とやらに行くことにする
さすがに休日のお昼ということで行列が出来ていた
行列嫌いなので、それを見て少々ウンザリしたけど
列に並んで、待っている間も
退屈しないように矢口はいろいろ面白い話をしてくれる
矢口はいい子だな……
8 :
真里党 : 2001/04/14(土) 03:40 ID:3X1euTGk
とりあえず、矢口が二人前をてきぱきと注文する
種類の違う二つのパスタを半分ずつ食べた
「ウマい!」と言うと
「まあね〜」
と、まるで自分でその料理を作ったかのように自慢げだ
そんな矢口がなんだか可愛い……
9 :
真里党 : 2001/04/14(土) 03:47 ID:3X1euTGk
とりあえず、山下公園を二人で歩くことにする
少し歩くと疲れたのでベンチに座った
二人ともしばらくの間、ぼんやり黙り込んでたけど
突然矢口が
「膝枕してあげる」と言って
頭を強引に自分の膝の上に持っていった
ちょっと照れくさかったけど、しばらくそのまま動かなかった
矢口の太ももはジーンズ越しに少し暖かい……
10 :
真里党 : 2001/04/14(土) 03:53 ID:3X1euTGk
とりあえず、目を覚ますとすっかり陽が落ちていた
どうやら眠ってしまったようだ
矢口は「起きた?」とのぞき込んできた
こんなに長い時間、膝枕をしていたら
きっともう足も痺れて、感覚も無くなっているだろう
ずっと我慢して、それを少しも顔に出さないなんて
それどころかこっちを笑顔で見つめている矢口……
11 :
真里党 : 2001/04/14(土) 03:58 ID:3X1euTGk
とりあえず、矢口がバイトの時間なんで
駅で分かれることに
「結局、今日はどこにも連れて行けなかったなぁ」と謝ると
「キミの寝顔可愛かったよ」と言った
こっちが照れて黙り込むと
「ヨダレ垂らしてたけどね」と笑って言った
「こいつ」と矢口を捕まえようとしたけど
逃げるように改札を越えて行ってしまった……
12 :
真里党 : 2001/04/14(土) 04:02 ID:3X1euTGk
とりあえず、階段を上っていって矢口が見えなくなったので
オレも駅を出ることにした
矢口の前で我慢してたタバコを吸おうと
ポケットに手を突っ込むと
記憶にない紙切れが出てきた
『今日は楽しかったよ! 愛を込めて 矢口まり』
13 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 05:25 ID:g9wtHB.2
今は亡きハンマープライスで、矢口とのデート券があれば。
14 :
まだダメ : 2001/04/14(土) 07:37 ID:RPhDY/dM
15 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 07:42 ID:yYG89O02
矢口うざい!
最近調子乗りすぎ!!
よって逝ってよし!!
16 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 09:10 ID:Nd/oKu1c
なんで”矢口まり”なんだよ
真里は漢字だろ
17 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 12:22 ID:m1D1kYbM
18 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 12:50 ID:7OEpMGv2
心が暖かくなったよ…優良スレだぁノノニバルに比べて。畜生!!
19 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 12:52 ID:a.D9eXgA
20 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 12:53 ID:7OEpMGv2
>>16 でもMari Yaguchi(筆記体)サインよかマシ。それ書かれたら
「おいおい今までの時間はforヲタってことかよ」と判って鬱
21 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 12:57 ID:sZWwla5w
うん、いいスレだ。センスいいよ。
サザンの歌がBGMだな
22 :
: 2001/04/14(土) 13:01 ID:.3zyUubQ
23 :
矢口派 : 2001/04/14(土) 13:01 ID:yNXZlaqY
矢口と一緒にランドマークタワーのところの観覧車に乗りたい。
24 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 13:08 ID:sZWwla5w
>>22 LOVE AFFAIR〜秘密のデートを思い出したんだが、
よく考えたらあれ不倫の歌だったわ。
25 :
矢口派 : 2001/04/14(土) 13:11 ID:yNXZlaqY
26 :
浜の名無し娘。 : 2001/04/14(土) 13:30 ID:DONU7Btc
27 :
矢口派 : 2001/04/14(土) 13:58 ID:yNXZlaqY
28 :
: 2001/04/14(土) 14:08 ID:YYN3v4p2
これって声は出ないの?
29 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 14:20 ID:hQRIxbt.
うん、midiだからね。曲だけだよ。
普通に聞きたかったらCD買えばいいよ。
30 :
矢口派 : 2001/04/14(土) 14:25 ID:yNXZlaqY
ぼくはインストゥルメンタルの方が好きだな。ここでは。
>>9 とりあえず、寿町を二人で歩くことにする
少し歩くと疲れたので道ばたに座った
二人ともしばらくの間、ぼんやり黙り込んでたけど
突然通りすがりの浮浪者が
「膝枕してやろう」と言って
頭を強引に自分の膝の上に持っていった
ちょっと体臭くさかったけど、しばらくそのまま動けなかった
浮浪者の太ももは作業着越しに少し暖かい……
32 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 14:30 ID:e575kgPc
夜遅くハマボールのゲームセンターで遊んだ後、ビブレの横を通ったら、
いつもたむろしてるチーマー兄ちゃん達に絡まれかける。おれは真里を
小脇に抱えて猛ダッシュ。駅について振りかえると連中まだ追ってきや
がる。オーバースローで真里を相鉄の改札に投げ込んだ後、俺もひたす
ら逃走。
真里、無事に帰れたかな・・・
33 :
矢口派 : 2001/04/14(土) 14:32 ID:yNXZlaqY
>>31 浮浪者は「ちょっと」じゃないぞ。「むちゃくちゃ」くさいぞ。
以前、電車に浮浪者が乗ってきて2両先まで臭ってきたんだから。
34 :
かおりん命 : 2001/04/14(土) 14:46 ID:zAFC8fro
今日は二人でデート。久しぶりに真里が横浜で二人になりたいって言うから
海にいくことにした。まだ春の海には人気はない。僕は海の近くに住んでいるから
待ち合わせの海岸沿いまで自転車できた。
仕事でここ1ヶ月ほど真里とはあってなかった。ぼくの仕事が忙しかったんだ。
二人で海辺を散歩する。僕は真里に「ごめんね。最近あえなくて」といった。真里は
「いいよ。何も言わなくて良いよ。」そういってくれた。
夕方駅まで真里を自転車で送った。僕の背中をつかんで真里は「いつまでも
あなたの真里だからね。何も心配しないでね。」僕はもう真里を離さないと決めた。
ごめんね。もう蔑ろにしたりしないから・・・。
以上。私のかんがえるセンチメンタル南向きでした。この歌聴くと矢口ファンに
なりかけるなぁ。どうしたんだ?わたしは?
35 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 15:29 ID:lHHyfWh2
真里とデート。
唐突に新子安で下車。真里は嫌がったけど小脇に抱えて無理矢理降ろした。
何もない街なので、国道沿いに座って通りすぎるダンプを見ていた。
真里はすぐに逃げようとするので、そのたび捕まえて座らせた。
座ってる間中、ずっとギャーギャー鳴いていた。
帰りにラーメンを食べた。胡椒をかけすぎたのかクシャミ連発する真里が可笑しかった。
36 :
名無し : 2001/04/14(土) 15:50 ID:P.4DuAWI
センチメンタル南向きってなんですか?
37 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 15:52 ID:d9JYefhI
TANPOPO1に収録されている石川のソロ曲です
38 :
名無し娘 : 2001/04/14(土) 15:59 ID:ZOvjvabM
39 :
名無し : 2001/04/14(土) 16:02 ID:P.4DuAWI
サンクス!
40 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 16:06 ID:d9JYefhI
41 :
かおりん命 : 2001/04/14(土) 16:08 ID:3RMf9W6Y
42 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 16:09 ID:d9JYefhI
43 :
かおりん命 : 2001/04/14(土) 16:19 ID:izAIinGQ
44 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 16:23 ID:PIl8exxo
45 :
かおりん命 : 2001/04/14(土) 16:25 ID:izAIinGQ
>>44 これって矢口そのものといった感じの歌詞がいいね。チャ−ミー
はもっと歌がうまければ矢口系の歌い手でしょうから。ほんとかわいいね。
この歌。
46 :
名無し : 2001/04/14(土) 17:48 ID:P.4DuAWI
本当はセンチメンタル南向きって何なんですか?
47 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 17:54 ID:e8j7uT0s
サザンのヒットソングだ。
騙されんなよ
48 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 17:58 ID:ZOvjvabM
>>46 元モーニング娘。の矢口真理さんのソロ曲です。
ちなみに今矢口真理と呼ばれてモーニング娘。にいる人は
知・ビンバ・真王里という沖縄出身の元兵隊ヤクザ。
沖縄女性と米兵の間にできたハーフです。
49 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 18:01 ID:0Ojza19c
50 :
名無し : 2001/04/14(土) 18:05 ID:P.4DuAWI
ネタで言ってるのかと思われるかもしれませんが、本当に知らないんです。お願いしますm(_ _)m
51 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 18:10 ID:0Ojza19c
センチメンタルバスのボーカルとサザンの桑田のデュエットだよ
52 :
かおりん命 : 2001/04/14(土) 20:08 ID:6iSnVS4w
TANPOPO1に入ってる矢口のソロ曲だよ。まったく。
53 :
名無し募集中。。。 : 2001/04/14(土) 20:19 ID:qTEKUfrY
オイオイ、いい加減誰か本当のこと教えてやれよ。
どいつもこいつもしょうがないな。
54 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:21 ID:XSC0Z.cY
>>50 ノハヽヽ
( ´D`) <ののれす、てへてへ
/ \
⊂ ) ノ\つ
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
55 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:23 ID:985E0kNw
56 :
かおりん命 : 2001/04/14(土) 20:25 ID:k.yk7.0E
私のレスは本当だよ。まったくみんなウソ教えて。
57 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:26 ID:QduWrWyg
どーいつもこーいつも。
58 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:27 ID:985E0kNw
こーんなだーしあーんなだーし。
59 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:38 ID:4wzhgfbQ
だから、サザンのアルバムの三曲めだよ。
「恋人が逝きたい江ノ島へ逝ってみたい〜」
と歌ってる。
60 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:39 ID:XSC0Z.cY
>>56 ノハヽヽ
( ´D`) <なにもしらないしょうねんに
/ \ うそをおしえるなんてあくまなのれす。
⊂ ) ノ\つ おになのれす。
(_⌒ヽ せいかいは
>>28なのれす。
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
61 :
名無し娘。 : 2001/04/14(土) 20:44 ID:fO.htzIA
かおりん命のはネタとしても中途半端で笑えないな
62 :
2 : 2001/04/15(日) 00:56 ID:jA7Nkbyc
>>17 うっせーな、どのスレに書き込もうが勝手だろ
氏ねや厨房
お帰りはこちら↓
http//yahoo.com
63 :
センチメートル南向き。 : 2001/04/15(日) 01:20 ID:JDe/H0JA
〔横浜スタジアム〜中華街編〕
〜歓声が聞こえる。
しかし、その歓声も俺にはただの雑音にしか聞こえない・・・
野球に全く興味が無いのに、最低月に2回はここにいるんだ。
横浜スタジアムの外野自由席、レフト寄りの最後尾列。
ここで今日も真里を待ってる。
そう、ここは俺たちのデートの待ち合わせ場所なんだ。
いや、デートの場所そのものといった方が正確だな。
だっていつも、ここで会ってここで別れるんだから。
真里が『モーニング娘。』に入ってからというもの、俺たちが
会うのは決まってこの横浜スタジアム。
あいつの話によると、写真誌などのマスコミに見つからない
ようにするには、人気(ひとけ)の無いところよりもこれくらい
ヒトがたくさんいる方が安全なんだそうだ。観客の視線は
試合に注がれているし、確かに一度もバレた事ない。
「小枝は森に隠せ」ってか。昔の人は巧い事を言ったものだ。
「待ったあー?」
元気な声だ。時計は7時15分。茶色の帽子にサングラス、
精一杯?変装して真里が現われた。
「いや、いつもどおりだよ。」
もう待たされるのは慣れてる。いちいち突っ込んでもしょうがない。
「あのね。あのね。今日はさぁ、ごっつあんがさぁ・・・」
俺の隣にちょこんと座り、俺の上着の袖を握って今日の出来事を
話しはじめる。これがいつものスタイル。
そう、俺はいつも聞き役なんだ。
ひとしきり真里が話を続けた。そしてそのちょっとした隙を突いて
俺はこう切り返した。
「あのさ。今時野球場でデートなんて珍しくないか?野球興味ない
のにさ。それでここでサヨナラだろ?なんかつまんなく無いか?」
「ううん。わたしは楽しいよぉ。こうやってたくさんの人の中に混ざって
ると普通の子と同じだなあって・・・。それで、こうやって話ができるん
だもん。もうこれで充分なんだよ」と真里。
「ふ〜ん。そんなもんなのか。でもこの後にさ、中華街とか行ったり
できないのか?焼肉でもいいぞ」
「だめだよ。今日はこれからラジオの録音があるんだもん。
とばしちゃったらクビになっちゃうよぉ」
そう言うと真里は携帯を取り出し、メールチェックを始めた。
これもお決まりのパターンだ。仕事のメールもひっきりなしに入ってくる。
真里はアイドルだから仕方無い。わかってはいるんだけどね。
夜風はまだ冷たくて、たまに強風が二人を襲う。
心まで冷めていく感じがした。
8時30分。着メロの音。
真里は俺の顔を見上げてちょっと困ったように眉を下げて携帯に出る。
「はい、もしもし、矢口です。お疲れ様です・・・」
これも定型パターンだ。マネージャは決まってこの時間にかけてくるんだ。
俺たちの貴重な時間の終幕のベル。
電話を切った真里は苦笑いでこう言った。
「今日は9時30分入りだって。もういかなきゃ。・・・ごめんね。」
「ああ。わかった。早く行けよ。」俺は素っ気無く答えた。
「ホントにごめんね。いつもは10時入りなんだけどね・・・」
「うん。わかったから。遅刻するぞ!」
「ごめんね。じゃいくね。いぇい」
真里は右手でピースを作って目の横に持っていくミニモニポーズで
おどけてみせた。
そして足早にスタジアムの通路へと消えてった。
真里が握っていた上着の袖が変な形になっていてそれが妬けに悲しかった。
-2週間後
俺はまたこの場所にいる。思えば関内も詳しくなったものだ。
暇つぶしを兼ねて街をブラブラするんだ。
駅から馬車道をかすめて山下公園へ、外人墓地を横目に見ながら元町公園。
その後、中華街を抜けて横浜スタジアム。
そこらじゅうカップルばっかりじゃんか!
ここを真里と二人で歩けたらどんなに楽しいだろう。
そんな叶わぬ夢は捨ててしまおう。あーだんだん凹んでくる。
そして、いつものポジション、いつもの時間。
売店で買ったチクワをかじりながらゲームを観る。
嫌、正しくはゲームをやってる方向をただ見てる。
どっちが勝とうが全然関係無いからさ・・・
「お。ま。た。せー」
元気な声だ。時計は7時10分。俺の後ろで立ったまま携帯チェックを済ませ、
携帯をポーチの中にしまうと隣に座る。慌ただしい奴だな。
「きょうはさ。CM撮影でね。大変だったんだよお・・・」
独り喋りがはじまった。俺は聞き役に徹する。
いつもの時間が流れていった。
8時35分。
いつもならこの辺で悪魔の携帯電話が鳴るはずなのだが
今日はまだ鳴らない。
「あれ。今日は鳴らないな。歓声で音聞こえなかったかな?」
俺がそう言うと真里はポーチから携帯を取り出して着信チェック。
横から覗き込んだが、ナイターの照明が反射してよく見えない。
「エッチ。」
「なんでやねん。」
「今日は入ってないみたい。そういえば次のラジオの録音はスペシャル
だから、別のヒトが喋るらしいし・・・」
「そっか。じゃ今日はフリーなんだな!」
「うん!そう!」
「スペシャルか!こんな日もあるんだな。よし早速中華街へ!」
ふいに立ち上がった俺にちょっと驚いた様子だったがすぐに笑顔に
なった。右手は俺の袖をつかんだままで不自然に右手が上がってる。
そんな真里がおかしくてちょっと吹き出した。
「あのさ。袖掴む癖、何とかならない?伸びちゃって変になってるだろ。」
「うん。ならない。」
頑固だからね。多分これからもずっと俺の右の袖は変な形なんだろうな。
横浜スタジアム出て中華街を北門から入る。
短い距離だけど二人で歩くのは本当に久しぶりだ。
「ねー。歩くの速いって!もう」
いっしょに歩くの久しぶり過ぎて勘が鈍っていた。
俺はなるべく人が少なく、客席のボックスに衝立が立っている店を選んだ。
「ここが落ち着きそうだな」
「でもマズいかもー」
ちょっと真里を睨んでみた。
「マズくてもいいよ・・・あはは」
その店でオススメコースを注文した。
俺たちは他愛も無い話で盛り上がった。
普通の恋人同士が普通にやってる事なんだけどね。
なんでこんなに楽しいんだろうね。
ふと時計を見ると日付が変わろうとしていた。
「電車無くなるな。そろそろ出ないと・・・」
俺はそう切り出すと、真里はトイレへ行くと言って立ち上がった。
立った拍子にテーブルに置いてあったポーチが床に落ちて・・・
***ガシャーン***
中のものが床に散らばった。化粧道具やらメモ帳やら財布やら。
俺の足元に携帯電話が転がってきた。
携帯を拾い上げて、ヒビが入ってないか確認したら、
電源が切れてる。なんで?
「なあ。これ電源切れてるぞ」
「え?あ。その・・・えへへ」
「なんだよ。今日電話鳴らないと思ったら・・・」
「う、うん。いいの。」
「ヤバイだろ?もしかしてラジオも飛ばしちゃったんじゃ無いのか?」
「あはは。バレた?」
「いいのか?」
「うん。今日はスペシャルだから・・・ 二人の・・・。
あ、そうそう。ねぇこれから山下公園いこーよ。ね、いいでしょ?」
「もーどうにでもなれ!」
言葉は自棄になってるが、気持ちは充実していた。
関内に吹く風は暖かかった。南向きの風・・・春だね。
真里は店の外で俺に向かっておどけてミニモニポーズ。
「いぇい」
THE END
71 :
: 2001/04/15(日) 01:37 ID:O.nQLUr.
(・∀・)イイ!!
72 :
江田島平八 : 2001/04/15(日) 01:42 ID:Z8RfzXGM
良いね
73 :
矢口派 : 2001/04/15(日) 01:48 ID:O.ITGyCQ
74 :
空条丞太郎 : 2001/04/15(日) 01:50 ID:wMFDLphY
ええなぁ〜、矢口ファンのヤツに見せたろ。
これからもここってこんなのが増えてくんやろか?
そうやったらええなぁ。ふわ〜っとした気分になれるからな。
75 :
名無し娘。 : 2001/04/15(日) 02:27 ID:qa0BekkQ
娘9人のルックスの好き嫌いはあるだろうけど
娘が普通の女の子で、自分の彼女だったら
一緒にいて、一番楽しいのは矢口
仕切り上手で流行に敏感なので、色んなトコに連れてってくれる
76 :
かおりん命 : 2001/04/15(日) 03:04 ID:kOdiprL.
なんだか矢口ファンになりそうだ・・・。
>>63〜
>>70読んでると。かわいいなぁ。まさにセンチメンタル南向きだね。矢口ファンのみなさん?
77 :
江田島平八 : 2001/04/15(日) 03:06 ID:Z8RfzXGM
>>75 ほぼ同意。
わしとしては矢口みたいなタイプは彼女より親友として付き合いたいが。
78 :
名無し娘。 : 2001/04/15(日) 03:14 ID:yY1C0Ic2
>>63〜
>>70 いい仕事しますね〜。
関内を溜まり場にしている俺にはビンビン来るものがあった。
矢口ヲタになりそうだ。
79 :
ナン : 2001/04/15(日) 03:23 ID:Ler242M2
80 :
名無し娘。 : 2001/04/15(日) 11:07 ID:a/PZ.NvE
萌えー
81 :
名無し娘。に石川梨華。 : 2001/04/15(日) 11:45 ID:oyUQ/Xbc
いいですね。「一緒に暮らすなら〜」に書き込んでる人より、
具体性があって。こっちが男になりきれます。
82 :
名無し娘。 : 2001/04/15(日) 11:58 ID:w6tOCE/E
ハマ市民の自分としては情景がモロ具体的に浮かぶ〜!
こういうのは「俺」に自分を当て嵌めればいいんですよね?
携帯画面がナイター照明の反射で見えないって伏線が可愛らしい(笑)
グッジョブです。thanxxx!
83 :
空条承太郎 : 2001/04/15(日) 12:11 ID:wMFDLphY
さぁ、みんな、恥ずかしがらずに自分に当てはめるんだ!
ほーら、気持ちよくなってきただろう?そう、このスレは
中毒性があるんだ。もっと妄想しようぜ!
84 :
矢口派 : 2001/04/15(日) 12:18 ID:Me5wnBro
ここは羊の中でも「過激派極羊スレ」やね。
85 :
名無し娘。に新加入は松浦亜弥。 : 2001/04/15(日) 12:33 ID:oyUQ/Xbc
違うパターンも書いて欲しいね。鎌倉あたりとか。
86 :
かおりん命 : 2001/04/15(日) 15:24 ID:oVET2wyw
矢口に乗り換えるときは近そうです。許可されますか?
87 :
名無し娘。 : 2001/04/15(日) 15:53 ID:ZH2wzJlw
妄想かっこイイ
88 :
顔も名前も出さずに毎月100万円 : 2001/04/15(日) 15:55 ID:jdcAK1qY
この仕事の第一の特徴は、一切あなたの顔も名前も出さずに
お任せして進めることができることです。
即収入になりアップもダウンも組織も無く、
何人入らないと収入にならないとか
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89 :
: 2001/04/15(日) 16:26 ID:6NSCnr3w
>>27 昨日は行けたのに、行けなくなったんだけど・・・どうして?
90 :
: 2001/04/15(日) 21:45 ID:1mhTrU8E
91 :
センチメートル南向き。 : 2001/04/15(日) 22:52 ID:Ykj4h4gU
好意的な感想が多くて嬉しいです。
「俺」はそれぞれ自分に当てはめてくださいー
調子に乗ってもう一個いってもいいですか?
下手ですが。。。
92 :
名無し娘。 : 2001/04/15(日) 22:53 ID:ZctFlFDU
1は放射能で病気になった
93 :
かおりん命 : 2001/04/15(日) 22:53 ID:rPSu8IJ2
>>91 逝ってくれ〜。私を矢口ファンにしてください。
94 :
矢口派 : 2001/04/15(日) 22:54 ID:6ypFDYlU
95 :
空条承太郎 : 2001/04/15(日) 22:59 ID:6my1haNY
イエス!そのままいってくれ!オラァッ!
じゃ行きます。
でも期待はずれだったらスマソ。
だってタイトルが「加護とデート?(大阪編)」。(藁)
あ、お話はつながってます。
描写や土地感、薄いです。細かいところは気にしないでください。(逃げ)
97 :
センチメートル南向き。 : 2001/04/15(日) 23:06 ID:Ykj4h4gU
「マジですか!?ちょっと待ってくださいよ」
俺はプロデューサーに縋(すが)りついた。
「しょうがないだろ。業界にはいろいろツキアイってもんがあるんだよ。
ツベコベ言ってないでとっとと支度しろ!」
「あ、はい・・・」
ここはとあるラジオ局の会議室。今はミニモニのラジオ収録の最中。
俺は今、ADのバイトとしてここにいるわけだが、それもこれも真里と
少しでも長く同じ場所に居たかったからだ。
学校、親、親戚、あらゆるコネを使って、なんとかここにこうして
潜り込んだ。でもね、入ってみたら雑用ばっか。
お茶くみ、コピー、CDライブラリーへのパシリなどなど。
勤務時間は無制限、夜昼無く働かされて体はボロボロだ。
どうやらこの業界の人たちは『ロードーキジュンホー』というものを
知らんらしい。
そういえば最近、真里との横浜デートもしてないな。
---俺、いったい何やってるんだろう?---
この収録が終われば俺も開放される手筈になっていた。
真里の方も今日はこれで仕事上がりだと言ってたし、久しぶりにデートでも・・・
と思っていた矢先の出来事だった。
「加護亜衣の里帰りになんで僕がついていくんすか?」
「だ・か・ら!人手不足で一緒に行ける奴がいないんだってさ。
事務所からもお願いされちゃったんだから仕方ねーんだよ」
「でも、新幹線で新大阪まで行ってそれから大阪駅までならひとりでも・・・」
Pは俺が言い終わらないうちに被せてきた。
「天下のモーニングだぞ。それも中学生に一人旅させられるか?ボケ。
大阪で家族の方と待ち合わせだからな。」
こうして俺は東京発の「のぞみ」で「あい」を送り届けることになった。
副調整室からスタジオの4人を見る。真里も俺の午後の事の成り行きを知っ
ているらしく、それとなく目で合図を送ってきた。悪戯っぽく小首を傾げて・・・。
(いい気なもんだな。まあゆっくりOFFを楽しめよ。)
俺も苦り顔で片目をつぶって見せた。
二人の関係はスタッフもメンバーも、マネージャさえも知らない。
こういう公共の場での二人だけの合図をちょっとしたスリルに感じて
楽しんでいるんだ。俺も真里も・・・。
収録終了。
「おつかれさまでした〜」 4人がスタジオから出てくる。
俺は出てくるなり加護の手を掴んでこう言った。
「亜衣ちゃん。今日は僕が大阪まで一緒に行くことになったから。実はもう時間が
無いんだ。急ぐよ」
加護もマネージャから話を聞いていたらしく、さほど驚きもせず小さく頷いた。
「よろしくおねがいします。エーディーさん」
小さな声でそう言うと身支度のため廊下に歩いていく。
「加護ぉー。あんまメーワクかけんなよー」
真里が加護の背中に向かってそう声をかけた。
俺にも一言欲しいところだが、それは状況が許さない。
(俺も「あんまって何だよ?」って真里に突っ込んでやりたかった。)
「はいやぐちさん。しずかにしてますー」
廊下から声だけが返ってきた。
タクシーの中。
俺はマネージャから受け取った二人分の「のぞみ」のチケットと握り締めて
タクシーの車中にいる。加護と一緒に。
加護が座るとタクシーのシートがやたらと広くみえるな。
思わず吹き出した。
加護は俺が吹き出した理由がわからずに、不思議そうな顔でこっちを見てた。
マネージャが用意したのぞみのチケットはグリーン車だった。
座席はちょうど車両の真中あたり、窓側に加護、通路側に俺が座る。
この時間のグリーン車をそう混んではいない。いや、ガラガラに近いかな。
この車両に客は俺たちを含めて10人程度。
少しはゆっくりできそうだ。俺は久しぶりのグリーン車の乗り心地を堪能した。
『ピロポロパロピロロロ〜ン』
俺の携帯メールの着信音が鳴る。
「うふふ。」
その音がおかしかったらしく加護は隣で笑ってる。
〜メールは真里からだ。
「加護のボデーガードしっかり頼んだよ。あなたのMARIより」
なんだこりゃ。突込みどころ満載だな。
思わず苦笑した。
「あ、あのー」
加護が隣で声をかけてきた。
「何?」
「着信音、おもしろいですね。」
「やってみる?」
「うん!」
俺は着信音の再生方法を教えて携帯を加護に渡した。
『ピロポロパロピロロロ〜ン』
「うふふふ。」
『ピロポロパロピロロロ〜ン』
「アハ。変なの」
どうやら俺の携帯の着信音は13歳の少女のハートをガッチリ捕らえたらしい。
そのうち着信音にも飽きた加護はボタンに割り当てられた音階でメロディーを
作り始めた。♪ピーポーパーポーピー
「ダメだよ亜衣ちゃん。ホントに電話かかっちゃうからさ」
液晶画面には適当に打たれた文字列が並んでる。
「えへへ。ベーだ。」
俺の手元に携帯が戻ってきたのはそれから1時間後だった。
でもこうやって俺と加護は少しずつ打ち解けていった。
新大阪に着いたのはPM7時前。
俺と加護はレストラン街で軽く食事を済ませ、中央口からタクシーに乗り込む。
下手に環状線乗ってバレたらパニックだからな。
大阪駅に着いた頃にはすっかり日が落ちて、帰宅ラッシュの波が駅周辺に押し
寄せていた。
「待ち合わせ何時だっけ?」
「うんと8時半。」
「そっか。まだ時間あるね。・・・あの観覧車にのろうか!」
俺はファッションビルの屋上の真っ赤な観覧車を指差した。
「うん。」
観覧車に乗り込むと加護がすぐに聞いてきた。
「エーディーさんはカノジョいるんですかあ?」
俺は突然のことで少し驚いたが、まあ13歳といえば興味無いはずないしね。
少し間を置いてこう答えた。
「ううん。いないよ」
(本当は矢口さんだよ。って言いたかったけどね。)
「ふ〜ん。そーですかあ・・・じゃ加護がカノジョになってあげる」
満面の笑みを浮かべて加護がそう言った。
ちょっとドキリとした。でも気を取り直して・・・
「えぇ。あ。あー。いいね。で、でもね。ADって大変なんだよ。デートする
時間も全然無いんだよ。きっと俺のカノジョになってもつまんないぞー!」
「そーですか・・・」
加護は寂しそうに下を向いてしまった。
(なんかまずい雰囲気になってきた!暗いぞ。)
「あ、あのさ!ま真里、矢口真里ってどんな人?」
俺はこの雰囲気を断ち切るためにこう振った。
「あ、ヤグチサンですかあ?よく怒られてますう。
でもそれは加護たちがいたずらばっかしてるからで、
ホントはいいヒトですよー。」
「ふーん」
「ハッピーなヒト。ヤグチさんは幸せモノですう」
ハマッタ。その通りだよ。流石加護ちゃん。
「鋭い!そーだよね、1年中ハッピーって感じだよねー。
あ、いい意味でね。あははは」
「うふふ」
俺たちは真里を肴にして盛り上がった。
観覧車から見える梅田のネオンが俺たちをハイテンションにしていた。
待ち合わせ場所である大阪駅中央口の歩道橋の上に着いたのは15分前だった。
アマチュアバンド演奏の音が聞こえる。
帰宅を急ぐ人やこれから街へ繰り出す人の雑踏の中で、手すりに持たれかかり
道路を眺めてる変な二人づれ。それが俺たちだ。
二人でモノマネバトルをしながら時間が過ぎるのを待った。
俺の少ないレパートリーの中でもルパンと田中邦衛は大受けした。
時間が近づく。
「そろそろ、迎えにくるな。」
「うん。」
加護は頷いただけで黙ってしまう。
「どうしたのさ?元気無いじゃん。」
「まだ一緒にいたい・・・」
「何言ってんだよ。また東京で会えるじゃん。毎週、いや2本録りだから隔週か。」
(妙に現実的なこと言ってるな俺。動揺してるぞ)
「うん。でも・・・」
加護はまた黙り込む。
俺も返す言葉が見つからなくて・・・。
105 :
空条承太郎 : 2001/04/15(日) 23:15 ID:6my1haNY
「亜衣。亜衣」
ふいに背中から女性の声がした。
加護の母親だった。
加護はすぐに母の腕にしがみついて、母を見上げて微笑んだ。
「時間どーりやね。もっと遅くても良かったんやけどなあ」
ちょっとすねたような表情を浮かべたが、その顔は安心しきった子供の顔。
俺は加護の母親と大人同士の挨拶を済ませて、加護の前で中腰になり目線を
合わせた。
「じゃーな。」
「うん。ばいばい。」
母親は深々と頭を下げてる。
俺も軽く頭を下げて、そして踵を返す。
10歩ほど歩いたところで声がした。
「ありがとう」
関西のイントネーション。
振り返ると加護がすぐ後ろに立ってる。
加護は照れくさそうに右手を差し出してる。
「握手、しよ。」
「ああ。」
俺は加護の右手を握った。
普通の握手。
すると加護はその手を握ったまま俺の手の甲が真上に向くように手をねじる。
そして、そっとその手の甲に顔を近づけて・・・。
俺の手の甲に加護の柔らかい唇の感触が伝わる・・・。
3秒後には二人の手は離れて、加護は母の方に駆け出した。
そして振り返って、「メッセージ・・・」
一言そういい残すとまた駆け出していった。
俺は暫くその場を動けずにいた。
ただ呆然と小さくなっていく加護の姿を追いかけていた。見えなくなるまで・・・
帰りの「ひかり」の中。
俺は加護の「メッセージ・・・」という言葉を思い出した。
メッセージなんてもらったっけ?
ポケットの中やメモ帳を見返してもそれらしいものは何も見当たらない。
なんのことだろ?
あ、そーだ。携帯だ!
そういえば「行きの電車」の中でなんか文字打ってたっけ。
俺は携帯を取り出してそこに映ってる液晶画面の文字を読んでみた。
「8973107949」
なんだこれ。どっかの電話番号かな。しかし桁があわん。
あの年代の子が考えることはよくわからん。
なんかの暗号か?
8は「や」か?。9は「く」かな?
「やくしちさんとなくよく?」
「やぐちさんとなかよく」か!なるほどー。
え?。・・・って事は・・・加護は最初から知ってたんだ!
ちょっと目まいがした。
(ヤグチさんは幸せモノですう)
俺の頭の中で加護の声がリフレインしている。
電波状態が良くなったところで、さっそく真里に電話をかけてみた。
「もしもし、あの、俺だけど・・・」
「ん。あ、おつかれさーん。今どこどこ?」
相変らずのハイテンションだ。
「まーいいから。あのさ、加護ちゃんさ、俺たちのこと知ってるみたいだぞ」
「え、うん。だってわたし言っちゃったよ」
またちょっとクラっときた。
「マジかよー。なんでさ?」
「え、だってー。加護に捕られたら困るもん」
「バカ。」
思わずそう言った。
「もー。そのバカを好きになったのはだれなのよ」
俺はその問いに返答できなかった。
「ひかり」は少し減速して新横浜の街の灯の中に包まれていった。
THE END
これでおしまい。長かったかなー?
じゃまた。
111 :
: 2001/04/15(日) 23:31 ID:1mhTrU8E
マジでいいよ。まさかこんな流れを作るとは・・・携帯の文字も。定期的に書いてほしいな。
112 :
空条承太郎 : 2001/04/15(日) 23:33 ID:6my1haNY
>>110 「え、だってー。加護に捕られたら困るもん」
っくーぅ!いい!思わず「ポッ」ってなるわ。
ありがとうな。ええわー・・・
113 :
モーニング名無し娘。 : 2001/04/15(日) 23:34 ID:oyUQ/Xbc
さいこさいこーさーいこー
114 :
名無し娘。 : 2001/04/16(月) 00:54 ID:V6NNBHZ6
なぜsageでやんの?
優良スレは上げとかないと……
115 :
名無し石川 : 2001/04/16(月) 01:01 ID:0jwQzlrE
>>114 ageでやると荒らされやすいからとかかな。
116 :
名無し娘。 : 2001/04/16(月) 03:02 ID:BU5X1j7o
ほのぼのして良いですね。
俺は今、難波のロケット広場で裕子を待っている。
モーニング娘。脱退から2年、裕子は週に一度テレビのレギュラー番組
収録のために大阪にやって来る。
いつもは俺の部屋でしか会っていないのだけれど、今日は久しぶりに
外で会おうということになった。
待ち合わせの時間は18:00。ふと時計に目をやると、いつの間にか
18:00を20分ほど過ぎてしまっている。
(きっと番組の収録が延びてるんだな……)
俺は5本目の煙草に火をつけた。
それから更に時間は過ぎていった。裕子から連絡はない。
時刻は19:00になろうとしている。
いい加減俺は疲れてきて、座って柱にもたれながらうつむいていた。
すると、そんな俺の肩を誰かがポンポンと叩いた。
俺はゆっくりと顔を上げる。
「いやー、ゴメン、ゴメン!!ちょっと収録延びちゃって、ホンマに
待たせてゴメン」
両手を胸の前に合わせていたずらに笑う裕子がそこにいた。
「いや、俺も遅れちゃってさ、さっき来たとこなんだよ」
「そっか、それならよかったわ。ほな、どこ行こ?」
俺を引っ張って起こしながら裕子が言った。
「裕子が行きたいとこならどこでもいいよ」
「うーん、そうやなー、とりあえずお腹空いたしな。お酒も飲みたいし。
どっかええ店知ってる?」
「うーんとね、アメリカ村にいい店あるんだけど。どう?」
「ええよ。ほな、そこに決まりやな」
そうやって、行き先はすんなりと決まった。
心斎橋筋を二人で歩く。
裕子は帽子を深くかぶりサングラスをしているけれど、芸能人のオーラが
出ているのかあっさりバレて、俺達の後ろに人だかりができている。
戎橋に差し掛かる頃には、団体旅行みたいになって収集がつかなくなった。
「やっぱりアカンな。またあそこ行かへん?」
不意に裕子が言う。
「あそこ?それどこ?」
「ほら、人があんまりおらんと、酒飲んで騒げるトコや!」
そこまで聞いて、ようやくわかった。
「そうだね。そうしよう」
俺はちょっと残念に思いながらもそう答えた。
戎橋を越えると左に曲がり、俺達は御堂筋へと出た。
そこでタクシーを捕まえると、目的地へと向かう。
水曜の千日前通りは比較的空いていて、あっさりとそこへついた。
大阪ドーム上段内野自由席3塁側。
ここで俺と裕子は一度野球を見たことがあった。その時は火曜日の
ロッテ戦で、俺と裕子以外はほとんど誰もその辺りにいなかった。
ようするにガラガラだったのだ。
そして、今日は水曜日の日本ハム戦。ましてや人は少ない。
本当に俺と裕子だけしかいなかった。
「ふー、やっぱりここは落ち着くわ。とりあえずビールでも飲もか!」
席に座るやいなや、裕子が言った。
「そうだね、乾杯しよう」
俺は答えた。
周りを見渡すと、客が全くいないので売り子がいない。
買いに行くのはもちろん俺だ。
俺は売店でビール2つとたこ焼き、お好み焼きを買った。
そして席に戻ると、二人で乾杯した。
「ぷはぁーっ!やっぱり仕事後の一杯は最高やね」
裕子は一気に半分くらい飲み干すとそう叫んだ。
俺は酒に弱いのでちょっとずつしか飲めないけれど、そんな豪快な
裕子を見ているととても嬉しい気持ちになる。
「ほな、ウチが先にたこ焼き半分食べるで」
そう言うと裕子はたこ焼きを一つ一気に頬張り、それをビールで流し込む。
これまた元アイドルとは思えないほど豪快だった。
それから裕子はたかじんがセクハラするだとか、遥洋子が自分とかぶってて
ウザイとか、つんくが駄曲ばかり渡すとかいろいろと俺に話しはじめた。
俺は黙ってそれを聞いている。二人とも野球なんてほとんど見ていなかった。
ちなみに大阪近鉄が序盤に投壊し、5回を終わって0−7で負けていた。
9回裏、2アウトランナー無し。中村紀洋が打席に向かう。
スコアは2−8、近鉄の勝利はもはやないだろう。
裕子はこの日5杯目のビールを飲んでいる。
俺は2杯で完全に酔っ払い、少し眠くなっていた。
すると、突然裕子が椅子の上に立ちあがって叫んだ。
「コラーッ!!ノリーッ、最後に一発かましたらんかいッ!!」
その声はドーム中に響き渡ったが、誰も気にしない。なぜならもっと
ひどい野次をオッサンが飛ばしているからだ。
裕子は俺の袖を掴んで立たせ、「一緒に応援せんかい!」と言った。
俺は眠気を振り払って、一緒に叫んだ。
「「かっとばせー!!ノーリヒロ」」
30秒後、カキーンという金属音のような音とともに高々と打ち上げられた
打球は、レフトスタンド上段席に突き刺さった。
が、続くローズがあっさりとセカンドゴロに終わり、近鉄が負けた。
試合終了後、ドームを出てタクシー乗り場へと向かう。
4月とはいえ、まだ少し肌寒い中、俺達は手を繋いで歩く。
「なあ、裕子、今日は俺の家泊まってくの?」
「ゴメン、明日朝から名古屋で仕事やねん。今から行かなあかんねん」
「そっか、それならしょうがないね。また来週会えるよね?」
「うん、もちろん会えるで」
そう言いながら裕子は俺を握る手を強めた。
俺も裕子の手を一層強く握り締めた。
やがてタクシー乗り場までやって来た。すると、裕子はタクシーに乗り込む
寸前、俺に耳打ちをするフリをして軽く頬に口づけをした。
「おやすみ」
唇を離すと裕子は微笑みながら言った。
「おやすみ」
俺も微笑み返した。
ドアが閉まり、タクシーは新大阪駅へと向けて走り出す。
俺は手を振り続けた。タクシーが見えなくなるまでずっと、ずっと……。
124 :
モーニング名無し娘。 : 2001/04/16(月) 18:59 ID:m9ppOAfA
きゃん ゆぅ せれぶれいと? って感じ。
次は誰と、どこのデート?
125 :
名無し娘。 : 2001/04/16(月) 20:38 ID:KbBq49IU
これで終わりっス
127 :
名無し娘。のおっかけ : 2001/04/19(木) 21:23 ID:4sYZwNMg
だれかかけよ。かいてくれ
128 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 21:53 ID:m8TMhzJE
>>いやあ、おもしろい!こういうの読むと、ますますモー娘が好きになっちゃうよな。次は辻編でひとつ。
129 :
顔も名前も出さずに毎月100万円 : 2001/04/19(木) 21:56 ID:kkkDcpWA
21世紀のインターネットビジネス
この仕事の第一の特徴は、一切あなたの顔も名前も出さずにお任せして進めることができることです。
即収入になりアップもダウンも組織も無く、
何人入らないと収入にならないとか
何段目から、オートシップ、片伸び、
一切関係の無いFuture-Webのご紹介です。
毎日少しづつ、掲示板とかMM、ML、等で
宣伝しているだけですが
一日に5件〜10件くらいの申し込みがあります。
即収入の欲しい方必見です
■詳細は今すぐこちらから
http://futuer-web.com/7823/
130 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 00:38 ID:SU5qH.eU
他メンのも見たいっす。
131 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 01:17 ID:x7k09Ra.
価題題題題題題題題題題題題題題訟
編題題聞授閑関醒題醒醒醒醒題題題題築
泊題題哲川川佼排召肝胡惚撤題醒題題題題」
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川翻似握顕柵醒翻凹握翻題澗醍醒醒題醒題醒) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
湘甑〔似∴氾\功翻湖題函排譜厩困\醒題翻 <あぶないでか
湖詔、´∵= ̄泊″氾醒詳刃穴三伯\醒題翻 \___________
《副句仏_山B穴 氾益題築築崩鋸題醒題巨
〈鵬∴=刀功伯) 氾据醒以V排握題醒翻)
〔∴∴∴沿穴山山晶題題題紐譜題題題翻
〈三三炎三  ̄羽聞醒聞紐排醒題題題翻
川川三∴∴ 〈川排握題崩醍題題題恥
〔氾川滋蓋晶晶題題題題題琶題題題)
‘勾勾潮聞醒怒国題題題題題題題題、
泊題函∴氾\題題題題題題題題醐翻
‘握鉛三/=Y困頭題題題題題頑題蓋
_雌醒盆B出晶講題題題題題秋酒題題題
_山題題題溺題晶題題題題題題題腎∴編題題題
山晶題題題題題〈澗醒題題題題題題稼∴湘題題題題
>>>>>>
>>131 意味不明 意味不明 意味不明
133 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 22:22 ID:SU5qH.eU
134 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 23:17 ID:2X9HZWjo
135 :
名無し娘。でヌイてます:2001/04/22(日) 11:27 ID:LCbp1NxQ
>131
凄い
136 :
名無し涙ぽろり:
石川編きぼん(テーマソング:山口百恵「横須賀ストーリー」or「I Came From Yokosuka」)