1 :
名無し娘。 :
なんだか娘。というボールが次々と飛んできて、それをたまにとり逃したりしつつ
1つ1つ着実に受け取っているといった感じです。
安いテープに3倍でとっているので経済的問題などはないのですが、収集のつかない状況に追いやられています。
What should I do?!!!
2 :
名無し娘。 : 2001/04/11(水) 17:48 ID:a7TajX/k
捨てなさい
もしくは売りなさい
3 :
名無し娘。 : 2001/04/11(水) 17:49 ID:Lw41yEb6
俺は標準で録ってるけど一昨日ヨドバシで安売りてたからまとめ買いした
4 :
アロエヨーグルトが手放せないののたん : 2001/04/11(水) 17:54 ID:G783emEQ
いまどきビデオテープなんて、1本100円で売ってるからね。
オーデオカセットテープより安いや。
経済的に負担は大したことないけど、部屋がテープで埋もれてしまいそう。
5 :
まだダメ : 2001/04/11(水) 21:51 ID:n./V4nXE
オイラも大変やけど(標準→3倍でCMカット録り・
ハロモニ用・おねモニ用・{モーたい用}・その他全部。1年間で
4本ずつとその他14本)いつか財産になるでよ。
10年後(モー娘。は居てるかな)観たら絶対おもろいよ。
6 :
名無し娘。 : 2001/04/17(火) 07:52 ID:mkZMZkFY
このスレもう死んだ?
誰も書き込まないですか?
返事がなけりゃ、ちょっと続きを書かせてもらおうと思います
ここで
7 :
名無し娘。 : 2001/04/18(水) 02:11 ID:sJxSc5Ao
返事がない
8 :
名無し娘。 : 2001/04/18(水) 07:43 ID:SeRHn44M
誰も見てないな
どの辺から、あげようかな
ガタンガタン ガタンガタン
石川「・・・・あれ、あたしいつの間に電車に乗ったのかしら?
・・・たしかクイズ番組の収録やってたんじゃ・・・?」
ガタンガタン ガタンガタン
石川「・・・・まあ、いいか・・・あたしなんかがいなくても・・・・何も変わらず、
普段と同じように番組は成立するものね・・・・・でも・・・・
この電車、誰も乗ってない・・・何か変ね?・・・ハッ、あなた誰?」
?「石川りかよ」
石川「それはあたしよ!」
?「あたしはあなたの中に居る、もうひとりのあたし、
人はみんな、自分の中に、もう1人別な自分を持っているのよ」
石川「あなた何言ってるの?電波ちゃんなの?
・・・・そういえば、数年前・・・日本中のヲタクちゃんが熱狂した、
なんとかってアニメに、こんなシーンがあったような・・・?」
?「フフ・・・そのヲタクちゃんと同じ様な人たちが、今のあなたを支持してるのよ、
あなた、その事知ってるんでしょ?」
石川「!・・・そんな事ないわ!それは・・・中にはそういう人もいるでしょうけど・・・
でも、それはごく一部の人よ・・・・あたしたちは、国民的アイドルよ、幅広い
世代に男女問わずファンがいるわ!」
?「フフフ・・・リカちゃん、必死だね?・・・・ヲタクちゃんがイヤなのね?
ヲタクちゃんに好かれるのが耐えられないのね?」
石川「そんなことない!あたしは・・・ファンの人達みんなを大切に思ってるわ!」
?「模範的なお答えだね・・・・フフ、そうね、確かにリカちゃんの言う通り
モーニング娘には、いろんな世代にファンがいるわね・・・・」
10 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:55 ID:Dy7ac1pk
石川「そうよ・・・あたしたちは、いろんな人達に愛されているのよ・・・」
?「フフ・・リカちゃん、勘違いしちゃダメだよ?いい? いろんな人たちに
愛されてるのはモーニング娘であって、リカちゃんじゃないんだよ?」
石川「・・えっ?」
?「つまり、娘自体は、小さい子供からヲタクちゃんまで、みんなが知っているし、
好かれてもいる・・・・でも、リカちゃん?石川リカという個人ではどうかしら?
リカちゃん1人だけでも、国民的アイドル って言えるかしら?
1人だけでも、みんなの人気者だって言えるかしら?」
石川「言えるわ!・・・・ぜったい・・・いえるわよ・・・」
?「フフフ、あたしはあなたなのよ?、自分にウソついたってすぐわかるわ・・・・
心の中での答えは違ったでしょ?自分1人じゃ、人気も知名度も歌唱力も
何もかも!・・・自分にはないって・・今、そう思ったでしょ?」
石川「そんな事ないもん!・・・確かに、他の人に比べれば、歌はヘタかもしれない、
世間にも知られてないかもしれない・・・・
けど、あたしだって、あたし1人にだって!人気くらいはあるわ!
人気だったら・・・他のみんなにも負けてないもん!」
?「フフ・・頑張るね?少しはポジティブになったのかしら?・・・リカちゃんの
言うとおり、リカちゃんは人気者よ、他の誰にも負けないくらいね・・・・・」
石川「そうよ、あたし歌はヘタだけど、スタイルいいもの!かわいいもの!」
?「ホントね、かわいいもんね・・・でもリカちゃん、そんな可愛いリカちゃんの事
が大好きで、リカちゃんが一番だって言ってる人たちが、一体どんな人たち
だか知ってるの?知ってて 自分は人気者だって言ってるの?」
石川「・・・・あ・・・」
11 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:55 ID:Dy7ac1pk
?「そう、自分でもわかってたの・・・自分は、限られた濃いヲタクちゃんたちにしか
人気がない、二言目には「石川ってウンコするの?」なんて、頭のおかしい事
を言うゴミみたいな人間にしか人気がないって知ってたのね・・・フフ」
石川「嘘よ嘘よ嘘よ!違う!違うわ!あたしはもっと、いろんな人達に
好かれているもの!みんなあたしのこと大好きだもの!!」
?「そうだね、みんなリカちゃんの事が大好きだよ・・・・みんな、リカちゃんが
つまらない事を言ったり、露出度の高い服を着たり、困った顔をしたり、
みんなにイジメられてるのを見て喜んでるものね・・・・リカちゃんは
人気者だよ・・・・リカちゃんの大嫌いなヲタクちゃん達だけにはね・・・」
石川「・・・もうやめて・・・・やめてよ・・・・あなた誰なの?」
?「言ったでしょ?あたしは石川りか
・・・もう1人のあなた・・いいえ、あなた自身と言ってもいいわね・・」
石川「・・・お願い、元の世界に帰して!あたしをここから帰してよ!」
?「何言ってるの、リカちゃんが勝手にココに来たくせに・・・
・・・・帰りたいなら、帰ればいいじゃないの・・・・」
石川「どっちへ行けば帰れるの?この電車は何処に向かってるの?教えて!」
?「さあね・・・・あたしが知ってるのは、リカちゃんの心の中だけ・・・・
みんなに聞いてみれば?リカちゃんの大好きな仲間、頼りがいのあるメンバー
のみんなにね・・・じゃあねリカちゃん、せいぜい頑張ってちょうだい・・・・フフフ」
ガラガラ
石川「待って!いかないで!」
ガラガラ
石川「・・・・・・いない・・・消えちゃった・・・・」
12 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:56 ID:Dy7ac1pk
ガタンガタン ガタンガタン
石川「どうすればいいの?・・・何時までもココにはいられないし・・・何とかして元の
世界に帰らなきゃ・・・とりあえず、前の車両に行ってみようかしら・・・」
ガラガラ
石川「あっ、誰かいる・・・・・・中澤さん?・・・・中澤さん!」
中澤「・・・・・石川か・・・」
石川「良かった〜、中澤さんが居てくれて〜、あたしスゴイ不安だったんですよ〜」
中澤「・・・・・いつまでや?」
石川「えっ?何です?」
中澤「・・・なあ石川、答えてや?ウチはいつまで、あんたの面倒見たらええんや?」
石川「・・・す、すいません!」
中澤「・・・・別に謝る必要あらへんで・・・けど答えてや・・ウチはいつまであんたの事
イジったり、あんたの寒いトークをいちいち拾ってやなあかんのやろ?」
石川「・・・中澤さん・・・あたし・・・」
中澤「・・・・ふう・・・まあええわ・・・ウチはもう、リーダーでもなんでもないからな・・・」
石川「・・・そんなことないです、中澤さんは・・」
中澤「石川も、もうウチにおべっか言う事あらへんで・・・
ホンマはせいせいしてんのやろ? うるさいのがおらんようになって・・・・」
石川「そんな事ないです、石川は・・・・」
中澤「いつまでやろな?」
石川「・・・・・・?」
中澤「石川、こんな話知ってるか?・・・昔・・その辺で野垂れ死にした死体を、
そのまま埋葬もせずにほっといたら、それが化けて出てきたっちゅう話・・・・」
石川「・・・・・中澤さん?」
13 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:57 ID:Dy7ac1pk
中澤「ウチはな・・・その化物は・・・自分の事を忘れて欲しくなかったから、
自分の事をかまって欲しかったら化けて出てきたと思うんや・・・」
石川「・・・・・」
中澤「いつまで、ウチをほっとくんや、いつまでウチに面倒見させるんや、いつまで、
いつまで、いつまで、いつまで、いつまで、いつまで、いつまで、いつまで!」
石川「中澤さん、止めてください!お願いです!止めて・・・」
中澤「・・・・そういや・・・石川は・・・鳥が嫌いやったよな?・・・・」
石川「・・・はい・・・」
中澤「・・・・それやったら、もう向こうへ行き・・・ウチの側におらん方がええわ・・・」
石川「えっ・・・どうしてですか・・・・」
中澤「さっきの話の化物なあ・・・・鳥の化物やねん・・・以津真天っちゅう名前の・・
石川は・・・そんな化物・・・見たないやろ?・・・・」
石川「・・中・・澤さん・・・まさか・・・」
中澤「・・・いつまでやろなあ・・・・いつまでこうしてられんのやろ・・・・いつまで・・・・
いつまでこうしてやなあかんのやろ・・・・いつまで・・・」
石川「中澤さん・・・・・」
中澤「・・・いつまで・・・・石川・・・・・・いつまで・・ウチの側におるつもりや・・・
いつまで・・・いつまで・・・・・・・ウチは・・・お前を・・」
石川「・・・な・・・か・・・・・」
中澤「・・・いしかわ・・・・いつまで・・・・おまえは・・・・いつまで・・・・うちに・・・・」
石川「いやあぁあああ〜〜」 ダダダダ
ガラガラ ビシャン!(隣の車両に逃走)
石川「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・何なのこれ!どうなってるの?
あたし・・なんでこんな目に!?・・・・あの中澤さんは・・・」
(笑い声)
石川「・・・誰か居る・・・隣の車両?」
14 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:58 ID:Dy7ac1pk
(石川 覗き見中)
保田「・・・へ〜、そうなんだ〜」
矢口「ホント、参っちゃうよ、あの石川って子には!」
保田「矢口はまだいいわよ!あたしなんて、あの子の教育係なのよ?
まったく冗談じゃない!なんであたしの担当があの子なのよ!?」
矢口「圭ちゃん歌うまいからね〜、あの子が、ほんっの少しでも歌が
上手くなるようにって、つんくの願いが籠もってんじゃない?」
保田「ムリ!ぜっったいにムリ!だって、あんな歌のヘタな子初めて見たもん!
最初はワザと音ハズしてんのかと思ったくらいよ!」
矢口「キャハハハ〜!それは言い過ぎだよ〜、
本人的には一生懸命やってるんだろうしさ〜、長い目で見てあげないと〜」
保田「矢口、そんな事言ってられんの〜?あの子タンポポのメンバーになるん
でしょ?あれじゃパワーアップどころか、思いっきり邪魔なんじゃないの〜?」
矢口「まあね〜、でも、もうタンポポはダメだよ、つんくもやる気ないみたいだし
どうでもいいって感じ?」
保田「そうなの?カオリが聞いたら激怒しちゃうよ、いいの?」
矢口「いいの、いいの、あんなのまともに相手してらんないよ!
適当に合わしとけばいいって」
保田「ふ〜ん、でさ、石川の話だけど、
なんで、あんな子オーディションに受かったのかな?やっぱコネ?」
矢口「さあねえ〜、どこが良かったんだろうね〜、歌はダメだし、喋りもグダグダだし
新人4人の中でも、統率力皆無だし・・・・いいとこ一つもないからね〜」
保田「それじゃあ・・・やっぱルックスかな?」
矢口「え〜、でもアレ黒いよ?
暗いから黒いのか、黒いから暗いのか知らないけどさ〜」
保田「アハハハ〜ホントだね!アレは黒い!そして暗い!」
15 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:58 ID:Dy7ac1pk
石川(・・・ひどい・・・あたしの事・・・そんな風に思ってたなんて
影で悪口を言ってるなんて・・・ひどいわ・・・)
安倍「リカちゃん、何してるの?」
石川「えっ・・・・安倍さん・・・」
安倍「どうしたの、泣いてるの?」
石川「・・・・いえ、何でもないです・・・大丈夫です」
安倍「誰かにイジメられたの?」
石川「・・・いえ、そんなんじゃないです、もう平気です・・・・」
安倍「イジメられたら、なっちに言うんだよ?なっちが守ってあげるから!」
石川「・・・安倍さん・・ありがとうございます・・・」
安倍「何言ってるの、リカちゃんは可愛い後輩だもん、そんなの当然だよ」
石川「安倍さん・・・あたし・・嬉しいです」
安倍「なっちもリカちゃんが、なっちに憧れて娘に入ったって言ってくれた時は
スゴイ嬉しかったよ」
石川「はい・・・」
安倍「だからリカちゃん、なっちに隠し事は止めて・・・どうして泣いてたの?」
石川「・・・・でも・・」
安倍「お願い、正直に言って・・・こんな、なっちでも何か力になれるかも
しれないし・・・ね?、お願い・・・他の誰にも、絶対に言わないから・・・」
石川「・・・はい、ありがとうございます・・実は・・さっき・・保田さんと矢口さんが
あたしのことを・・・何の取り柄もない・・・娘にいらない人だって話してるのを
・・立ち聞きしちゃたんです・・・」
安倍「矢口と圭ちゃんが?
・・・そう・・そうだったの・・・で、2人はリカちゃんの事、何て言ってたの?」
石川「・・・え?・・・あの・・・歌がヘタだとか・・・色が黒いとか・・・」
安倍「へえ〜そうなの〜フフッ、音痴に色黒ね〜上手いこと言うねえ〜」
石川「・・・安倍さん?」
16 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 06:59 ID:Dy7ac1pk
ガラガラ
矢口「あ〜あ〜、コイツあっさり言っちゃったよ!信じられね〜よな!」
保田「ホント!ヘタレな上、口まで軽いなんて、どこまで使ねーんだよ石川は!」
安倍「2人とも悪いね〜、賭はなっちの勝ちってことだね〜」
石川「・・・・安倍さん!賭って何ですか?」
安倍「2人と賭してたのよ、あたしがお前から、自分が2人の話を盗み聞きしてた
って事を聞き出せるかどうかってね!」
石川「・・そんな・・・」
保田「盗み聞きしてんだし、聞いた話の内容も、自分の悪口なんだから
絶対言わねーと思ったのによー!」
安倍「だから言ったじゃん、コイツ騙すのなんて簡単だって。ちょっと甘い顔して
親身になったフリしてやったらペラペラ喋る、喋る、フャハハ」
矢口「ちきしょう、そんな単純な手に引っ掛かんなよ!ホント役に立たねーな、
石川は!・・・・何こっち見てんだよ!?くれーんだよ!」
安倍「リカちゃん、ありがとね〜、コロッと騙されてくれて・・・でももう用済みだから
どっか行ってくれる?すげー目障りだから!」
石川「・・・・・信じたのに・・・・ひどい・・」
保田「何が、ひどい・・だ!ひでえのは、お前の歌だっつーの!早く消えろよ!」
石川「・・・・」
矢口「ケッ!もうこんなヤツほっといて行こうぜ?こっちまで気分黒くなっちまうよ」
安倍「そだね、ほっとこ、ほっとこ、石川、付いてくんなよ!?」
保田「あ〜気分悪い!全部石川のせいだよ!何でこんなヤツいるんだろ!?」
ガラガラ ピシャン
石川「・・・・ひどい・・・・みんな・・・・ひどいよ・・・・・もう・・・いや・・・」
17 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 07:00 ID:Dy7ac1pk
石川「・・・・あたし、何でこんな目にあうの・・・・みんなどうして・・・
あんなひどい事を・・・」
ガラガラ
石川「あっ・・・よっすぃー・・・・」
吉澤「んっ、ああリカちゃん、何してんの?」
石川「・・・・あなた・・本物のよっすぃー?」
吉澤「はっ?どういうこと?あたしの偽物がいるの?」
石川「・・・ううん、なんでもない・・・ごめんね、変なこと言っちゃって・・・」
吉澤「何かあったの?おかしいよ?」
石川「ありがとう・・・・よっすぃーは優しいね・・・
良かった・・・いつもと同じよっすぃーで・・・・」
ガラガラ
後藤「さあ、それはどうかな〜?」
石川「ごっちん・・・・」
後藤「ごっちんじゃねえよ!何だよ、何でココにいるんだよ!てめえはよ!」
石川「どうして?どうしてなの?」
後藤「はっ?何言ってんの?ワケわかんねー!
お前頭おかしいんじゃねえの?キショイんだよ、近づくんじゃねーよ!」
石川「どうして、どうして、みんなあたしをイジメるの?あたしが悪いんだったら
直すから・・・悪いトコ直すから・・・だから・・・」
後藤「フン!、そんな事言ってるから、余計にイジメられるんだよ!
イジメられたくなかったら、とっとと脱退して、田舎に帰りゃいいんだよ!」
石川「・・・ごっちんまで・・あたしをイジメるの・・・」
後藤「お前はあたしのこと、ごっちんって呼ぶんじゃねえよ!虫唾が走るんだよ!」
石川「・・・・よっすぃーは・・・よっすぃーは、あたしの事イジメないよね?」
吉澤「・・・・・」
18 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 07:01 ID:Dy7ac1pk
石川「・・・・ねえ、返事をしてよ・・・イジメないよね?ねえ、よっすぃー?・・・・」
吉澤「・・・・・チッ」
後藤「よっすぃ〜、ムリしない方がいいよ〜、
いつも言ってるみたいに言ってやればいいんだよ・・・この女にさ〜」
石川「・・・・・よっすぃー?・・・」
吉澤「あ〜もうイラつく!我慢できねえ!マジでウゼえ!お前キモイんだよ!」
石川「・・・よっすぃーまで・・・・ひどいよ・・・」
吉澤「ヒドイ?何がひどいんだよ!毎日、毎日、お前の相手しなきゃならねー
生活の方がひでえよ!お前の顔、仕草、態度、何から何まで生理的に
受け付けないんだよ!なのにお前は、二言目には、よっすぃーは?
よっすぃーは何処?よっすぃー何してるの?っていつもいつもいつも!!
もう耐えられないんだよ!!いい加減止めてくれ!!消えてくれ!!」
石川「・・・・・」
後藤「よっすぃー、よっぽど溜まってたんだね〜・・・でもこれで今日からは
安心できるね〜・・・・おい石川!わかっただろ!?これから二度と
仕事以外でよっすぃーに近づくなよ!?もちろん、あたしにもだ!」
石川「・・・・・そんな・・・」
後藤「それができねーならとっと辞めちまいな!わかったな!?
おい、聞いてんのか!?返事しろよ!ああ!?」
石川「・・・・・」
吉澤「・・・・ごっちん、もう行こうよ・・・これだけ言ったら、いくら鈍いコイツでも
わかっただろうし・・・あたし、もうこれ以上コイツと同じ場所に居たくないよ」
後藤「そうだね・・・・石川、わかったな!?金輪際馴れ馴れしく近寄るなよ!!
・・・・フン、何泣いてんだよ、気持ち悪ぃ・・・行こう、よっすぃー」
ガラガラ ピシャン
19 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 07:06 ID:Ma8pUcBM
石川「・・・もう・・・いや・・・帰らせて・・お家に帰して・・・ここから逃げなきゃ・・
でも・・どっちへ行けば・・・前へは・・・2人が行ったから・・・後ろ?・・」
ガラ・・ガラ・・
石川「・・・良かった・・・誰もいない・・・でも、この電車・・どこまであるの?」
ガラガラ
石川「・・・誰か・・いる・・・飯田さん?」
飯田「・・・・」
石川「・・・・・飯田さん?」
飯田「・・・・・ハッ!・・・石川?・・・カオリ、ボーッとしちゃってたよ・・・
どうしたの、ヒドイ顔してるよ?涙でクシャクシャじゃない・・・」
石川「・・・・・」
飯田「・・・・言いたくなければ、別に言わなくていいよ・・・ハイ、このハンカチで
顔拭きなさい?」
石川「・・・ありがとうございます・・・あの・・・
・・・飯田さんは、・・・・あたしをイジメないんですか?」
飯田「何それ?カオリはそんな事しないよ、弱いものイジメなんて絶対にしない!」
石川「・・・良かった・・飯田さんは、いつもと同じ飯田さんだ・・・」
20 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 07:06 ID:Ma8pUcBM
飯田「顔拭いた?きれいになった?」
石川「あ、はい・・」
飯田「ん、まだダメだよ、石川、まだ汚れてるじゃない・・・」
石川「え?・・・ちゃんと拭きましたけど・・・」
飯田「ううん、まだ汚れてる・・・
・・・あんたの顔も腕も足も、全身真っ黒に汚れてるじゃない!」
石川「!!・・・飯田さんまで・・・・」
飯田「しょうがないな〜、カオリが拭いてあげる・・・まずは腕出しなさい・・・
・・・このタオルで汚れがとれるまで拭いてあげるよ!一生懸命ね!!」
ゴシゴシゴシ
石川「痛い!飯田さん!止めてください!痛いです!」
飯田「なかなかヨゴレが落ちないね〜、もっとキツクしないとダメかな〜」 ゴシゴシ
石川「痛い!痛!止めて、止めてください!」
飯田「ヨゴレが染み込んでるね〜、全然取れないよ〜
・・・あれ、なんか赤いの出てきたね〜
でもヨゴレは全然取れてないから、もっとキツクこすらなきゃね!」
ゴシゴシゴシ!
石川「痛!痛いです!血が!血が出てますから・・もう・・もう止めて・・助けて・・・」
飯田「ヒャハ、気にしなくていいよ〜、一滴残らずふき取ってあげるから・・・
早く、きれいにならないかな〜♪〜」 ゴシゴシ!!
石川「・・・止めて・・助けて・・・これ以上・・・あたしを・・・イジメないで・・・」
飯田「・・・・・イジメ?・・・カオリが石川を?・・・イジメてる?」
石川「・・・ハァ・・・ハァ・・・」
21 :
名無し娘。 : 2001/04/19(木) 07:09 ID:Ma8pUcBM
飯田「お前今、イジメてるって言ったな? あたしがこれだけ、
お前の為を思ってやってんのに、キレイにしてやってんのに、イジメだと!?
このあたしの優しさをイジメって言うのか、てめえは!?」
石川「ごめんなさい!許して下さい!」
飯田「いいや、許さねえ!許せねえ!!
この口か!イジメって言ったのは、薄汚ねえ、この口か!?」 ガシッ
石川「ごめんなひゃい、ゆるひて、はなひてくらさい」
飯田「キレイにしてやるよ!この小汚いてめえの口をとびっきりキレイにしてやる!
この真っ白い石鹸を使ってな!・・・・さあ石川、口いっぱいに頬張りな!」
石川「止めて、離して!うえ、おええ」
飯田「ヒャハハ、遠慮せずに食べろよ!おかわりは幾らでもあるからよ!」
石川「ぐぅえ、げえ、ゴホ、ゲホ・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・」
飯田「どう、石川?少しはキレイになった?・・・それとも、まだ足りない?」
石川「・・・もう充分です・・お腹一杯です・・・キレイになりましたから、もう・・もう・・」
飯田「そう、残念、石川は小食ね〜・・・あれ、さっき拭いたとこなのに、また顔が
涙で汚れてるよ?カオリが拭いてあげようか?キレイにね・・・」
石川「イヤ・・もうイヤ!・・来ないで!側に来ないで!」
ダダダダ ガラガラ ガシャン!
飯田「きれいにならないかな〜♪〜ヒャハヒャハハハハハーーーー!!」
石川「・・・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・何で・・みんな・・こんな事・・ここは・・一体?
もう・・やめて・・やめてよ・・・たすけて・・」
22 :
名無し娘。 : 2001/04/20(金) 07:53 ID:N3hJjrSk
下がれ
23 :
名無し娘。:2001/04/20(金) 23:39 ID:kOKMBMZ6
ガラガラ
石川「ひいっ!飯田さんが追ってきた?」
ピシャン
石川「・・・あいぼんと・・ののちゃん・・?」
加護「あ〜あ〜、最近ウチらの人気も今ひとつやなあ〜」
辻「そ〜だね〜、やっぱりアレの影響は大きかったもんね〜」
石川「・・・2人とも何の話ししてるの?」
加護「アレはなあ〜・・・・いくら事務所が、「なんにもなかった、マスコミが
報道している事は全部デマ」や言うてもな〜」
辻「とても信じられないよね〜」
石川「ねえ、あいぼん!ののちゃん!ねえ!・・・・・聞こえないの?」
加護「ちょっとムリあるわな〜、実際本人いなくなってるしな〜」
辻「そうだよね〜、アレで世間は引いちゃったもんね〜、正式発表もないし〜」
石川「ねえ!ねえってば!2人とも・・・聞こえてないの?・・・それに・・
・・・あたしの事・・・・見えてもいない?・・・どうして?」
加護「な〜・・・・でも、ホンマの所は、どうなんやろ?のの、なんか知ってる?」
辻「ううん、だって事務所の人達、何にも教えてくれないし〜、マネージャーも〜
リカちゃんの名前出すだけで、忙しいとか言ってどっか行っちゃうし〜」
石川(え?あたし・・・あたしどうなっちゃたっの?)
加護「やっぱり、ののも知らんのか〜、ウチもテレビでの噂とかしか知らんねや〜」
辻「ああ、あれでしょ〜、なんかどっか山奥の精神病院で目撃!ってやつでしょ〜」
加護「いや、それもあるけど別のヤツ、リカちゃんの家族がこっそり喪服着て
出ていって、誰かの葬式やってた、ってヤツ」
辻「へ〜、それは知らなかったよ〜、それホント?、じゃあリカちゃん、
もう死んじゃってるの?この世にいないんだ〜・・・」
加護「いや知らんで、ホンマか嘘かはわからへんけど、
そういうウワサもあるっちゅう話らしいわ・・・」
石川(うそ!・・・あたし・・・・死んじゃったの?・・・・何で?・・・)
24 :
名無し娘。:2001/04/20(金) 23:40 ID:kOKMBMZ6
辻「・・・でも、あの事件が起きる前から、リカちゃん、だいぶおかしかったよね?」
加護「そやな〜、1人真っ暗な楽屋でブツブツ言うたり、
本番中に、別に笑うトコやないのにイキナリ笑い出したりして、
クスリやってんのちゃうかって言われたこともあったもんな〜」
辻「やっぱり、この世界に向いてなかったんだろうね〜、可愛そうに〜
いい人だったのにね〜」
加護「よう言うわ〜、説教しないで下さいって、本気で嫌ってたくせに・・・」
辻「そんな事ないよ〜、あたしはリカちゃんの事大好きだったよ〜」
加護「「だった」って思いっきり過去形やん!まだ生きてるって!たぶん」
辻「そ〜いうアイちゃんだって言ってたじゃん、タンポポで〜、いくら一生懸命
歌っても〜、隣で片っ端から音程ハズされたらやる気なくすって〜」
石川(・・・あたし・・みんなに嫌われてたのね・・・勝手に・・・みんなに
好かれてるって思いこんでたのね・・・そして・・・知らない間に・・・
死んじゃってた・・・)
加護「そうやったっけ?いや、とにかくリカちゃんはエエ人やったよ、ホンマに」
辻「アイちゃんだって過去形じゃない、リカちゃんまだ生きてるんでしょ〜?」
加護「生きてる・・・んちゃうかな〜、知らんけど・・・」
辻「でもリカちゃんは、いい人だったよ〜、優しかったし〜」
加護「エエ人やったわ・・・ホンマに惜しい人を亡くして・・・」
辻「・・・・死んじゃった人だけが、いい人って言われるんだよね〜」
加護「ホンマやな・・でもリカちゃんも、よっぽど思い詰めてたんやろな〜」
石川(・・・・・・・・思い詰めてた・・・・・そうかもしれないわね・・・でもあたしが
死んじゃっても・・・どうせ何も変わらないわよ・・あたし1人がいなくても・・・
あたしなんか・・・最初から娘に必要なかったのよ・・・・
・・・・あたしは・・・・どうせ・・みんなの邪魔もの・・嫌われもの・・・)
25 :
名無し娘。:2001/04/20(金) 23:43 ID:kOKMBMZ6
辻「・・・何もクビくくらなくてもね〜、一応アイドルなんだからさ〜」
加護「えっ?、のの、それちゃうで、リカちゃん手首斬ったんやで、右と左の両方」
辻「うそっ!あたしはネックハンギングって噂を聞いたけど〜?」
加護「ウチはリストカットって噂を聞いたんやけど・・・どっちがホンマなんやろ?」
石川(・・・あたし自殺したの?・・・・・自殺・・・最後まで・・
みじめな終わり方・・・あたしには相応しい最後かもね・・・)
辻「あたしたち、誰も、直接現場を見たワケじゃないからね〜」
加護「そやな〜、ある日突然、社長に「石川は脱退する事になったから」って
言われて、そのままリカちゃんとはそれっきりやからな〜」
辻「誰もホントの事教えてくれないのは、誰もホントの事知らないからなのかな?」
加護「・・・かもしれんな・・・リカちゃん、今、何処で、何してんのやろ?」
辻「・・・・・・そうだね・・・・」
加護「・・・・・・・・ホンマに・・・」
辻「・・・でも・・・あんなリカちゃんでも・・・いざ居なくなると・・・寂しいね・・・・」
石川(ののちゃん!)
加護「・・・・・・そやな・・・・・寂しいな・・・もっと仲良うしといたら良かった・・・」
石川(あいぼんも!・・・・2人とも・・・ありがとう・・・)
辻「・・・ホントだね・・・・もっと・・・リカちゃんと・・・・」
加護「・・・・・あっ、のの、次の駅で降りやなあかんわ」
辻「うん・・・またお仕事だね・・・リカちゃんのいない・・・お仕事・・・」
加護「あかんで、ウチらはいつも明るい笑顔でないと・・・リカちゃんの分まで・・」
辻「・・・・うん・・・・わかってる・・・・笑顔、笑顔と・・・」
石川(ゴメンね・・・寂しい思いさせて・・・わたしのせいで・・・)
キイイィ ガチャン
辻「行こっ、アイちゃん!」
加護「うん!頑張って行こか!」 タタタ
26 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 06:27 ID:y8ODtUHs
(駅?)
石川「・・・・2人とも行っちゃた・・・電車・・もう動かない・・・終点かしら・・・・
・・この駅も、誰もいないの・・・・・」
?「リカちゃん、どうだった?」
石川「ハッ!?・・・・・あなた・・あなた一体何なの!ここは何処なの!?
何であたしをこんな目に合わせるの!?」
?「・・・・その様子じゃ、メンバーのみんなには無事に会えたようね・・・・
どうだった?」
石川「・・・・・みんな・・・あたしの事・・・イジメた・・・イジメて・・・嫌いだって・・・
あたしは・・・・もう・・・いらないって・・・みんな言ってた・・・」
?「・・・そう・・・みんな、そんなヒドイ事を・・・辛い思いをしたのね・・・
でも、それだけ?・・・・ただ、イジメられただけだったの?」
石川「・・・・・・最後に・・・2人が・・ののちゃんとあいぼんが・・・あたしがいなくて、
寂しいって言ってくれた・・・・でも、もうその時、あたしは死んじゃってた
みたいだった・・・あたし・・知らない間に死んじゃったの?・・・」
?「・・・・2人に「寂しい」って言って貰えて・・・どんな気分だった?」
石川「・・・・・嬉しかった・・・すごく嬉しかったよ・・・・でも、あたしには・・もう何も
できない・・・2人に声も届かない・・・手も触れられない・・・それに・・・
他のみんなは あたしの事嫌いだって・・・いないほうがいいって・・・」
?「・・・・どうしてみんな、リカちゃんのことが嫌いだって言うの?」
石川「・・・・音痴だから・・・黒いから・・・・・暗いから・・・・気持ち悪いから・・・
・・・・・・・・・みんなが、イジメるのも当然ね・・・あたしも・・・
自分でそう思うもの・・・わかってるもの・・・・」
?「・・・・なにをわかってるの?」
石川「・・・知ってたよ・・みんなに嫌われてる事ぐらい・・・自分の事だもん・・・
最初から全部わかってた・・・でも・・どうしようもないのよ・・・・・あたしには・・
・・・あたしには何もできないのよ!」
27 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 06:28 ID:y8ODtUHs
?「可愛そうに・・・・・リカちゃん・・・・元の世界に帰りたい?」
石川「・・・・帰れるの?」
?「帰れるよ・・・リカちゃんが望めば、すぐにでも・・・・帰りたい?」
石川「・・・・わからない・・・帰っても・・・みんなが言うように、あたしは邪魔者・・・
役立たず・・・みんなに迷惑ばかりかけて・・・イジメられるに決まってる・・
・・・そんな・・・そんな辛い・・嫌な思いばかりするのなら・・・」
?「・・・どうして?」
石川「・・・・?」
?「どうして自分が邪魔者だって思うの?、どうしてイジメられるに決まってるの?」
石川「それは、みんな、そう言ってたから!みんながあたしをイジメたから!」
?「本当に?本当にみんなが、そんな事したの?
リカちゃんが勝手に、そう思いこんでるだけじゃないの?」
石川「そんなことないわ!みんな、あたしを嫌いだって、顔を見るのも嫌だって!
さっき電車の中で、みんなが、あたしに!」
?「電車?・・・そんなの何処にあるの?」
石川「何処って、すぐそこに・・・・えっ・・・・なくなってる・・・」
?「・・・・リカちゃん、ここはあなたの心の中の世界なの・・・ここで起こったことは
現実に起こった事じゃないわ・・・全てリカちゃんの心が作り出したモノなのよ・・
今喋ってるあたしも、さっきの電車も、メンバーのみんなも・・・・全部リカちゃん
の心の中だけに存在するモノなのよ・・・」
石川「・・・じゃあ・・・じゃあ、なんで!
なんで、みんな、あんなヒドイ事をあたしにするの!?
・・・・・あたしは、ただ・・・みんなに好かれようと一生懸命なだけなのに・・・」
?「・・・それは、あたしが答える事じゃないわ・・・・でも、リカちゃん・・・・
これだけは覚えておいてね・・・いままで起こったことは全部、リカちゃんが
自分で作り出したものなの・・・・現実じゃないのよ・・・・だから・・・」
石川「・・・・だから?」
28 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 06:28 ID:y8ODtUHs
?「・・・・だから・・・みんなのこと・・・嫌いにならないでね?・・・・リカちゃん・・
さよなら・・・・・・あたし、もう行かなきゃ・・・・」
石川「待って!あたしを1人にしないで!」
?「・・・1人が嫌なら・・・帰ればいいじゃない・・・みんなが・・仲間が・・待ってるよ?」
石川「でも・・・でも・・みんな、あたしはいらないって、必要ないって・・」
?「・・それは・・リカちゃんが・・・自分で、そう思ってるから・・・思いこんでるから
・・・・この世界で・・・心の中で起こっただけ・・・・・・ホントは・・・・みんな・・・
そんな事・・・少しも思ってないはずだよ?・・・」
石川「・・・でも・・でも、みんな、あたしの事嫌いって・・・あたしが・・あたしは・・
・・・あたしは、自分が嫌いだもの!・・みんなだって・・・」
?「・・・自分で・・・自分の事が・・・嫌いでも・・・・みんなが・・・リカちゃんのこと・・
嫌いかどうかは・・・わかんないよ?・・・・」
石川「・・・でも、でも、あたしは自分が嫌いだもの!好きになれないもの!
なのに・・なのに・・みんなが、好きになってくれるはずなんて・・・・」
?「・・・また、自分で思いこんでる・・・そんなの・・・わかんないじゃない・・・」
石川「・・でも・・・でも・・自信がないもの・・・自分で自分が嫌いなのに・・
・・・・あたし・・・みんなに・・好かれる自信なんて・・・」
?「・・・・・・リカちゃん・・・・」
石川「・・え・・・」
?「・・・・・・あたしは・・・リカちゃんのこと・・・好きだよ・・・・」
石川「・・・・・・・・・・・・・・・・あなた・・・いったい・・誰なの?・・・」
?「じゃあね・・・リカちゃんが、心の底から帰りたいと思えば・・・すぐに・・・みんなの
所に戻れるからね・・・・・・・・・・・・・・・リカちゃん・・・・・・・さよなら・・・・・・」
石川「待って!ねえ、待ってよ!!・・・・・・・」
?「・・・・・・みんなが待ってるよ・・・・バイバイ・・・リカちゃん・・・・」
29 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 06:29 ID:y8ODtUHs
石川「・・・・いっちゃった・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとう・・・・・・」
「・・・あたしは・・・やっぱり、あたしが好きじゃない・・・」
「・・・あたしは、あたしが、嫌い・・・」
「でも・・・みんなは、あたしが嫌いじゃないかもしれない・・・」 パリン
「・・・みんなは、あたしを必要としてくれるかもしれない・・・」 パリン
「・・・あたしは、みんなと一緒にいてもいいのかもしれない・・・・」 パリン
「・・・あたしは、まだ、メンバーで・・・モーニング娘でいたい・・・・」 パリン
「そう・・・あたしは、みんなと一緒に、モーニング娘にいたい・・・
嫌われるかもしれない・・・・必要ないかもしれない・・・・・・でも
・・・でも、あたしは、娘でいたい!・・・あたしは、此処にいてもいい!
モーニング娘にいてもいいのよ!!」 パリーン!!
30 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 06:30 ID:y8ODtUHs
ウワァーー パチパチパチパチ(歓声&拍手)
中澤「石川、おめでとうやで!」
保田「おめでとう!石川!」
矢口「リカちゃん、おめでとう!」
安倍「おめでとうだべ!」
飯田「石川、良くやったね!おめでとう!」
後藤「おめでとう!リカちゃん!」
吉澤「リカちゃん、良かったね!おめでとう!」
辻「おめでとー!!」
加護「リカちゃん!おめでとさん!」
石川「みんな・・ありがとう」
モ娘。板(羊)に ありがとう モーニング娘。に さようなら
そして 全ての モーヲタ達に おめでとう (完)
31 :
いたずら:2001/04/21(土) 06:56 ID:YSWmWZeo
上で完って言ってますけど、あともうちょっと続きます。
移動したんだから過去のモノ全て書こうと思ったけど700k以上あったので止めた
それと、次回から「名無し娘」で書きます
32 :
クズ学生:2001/04/21(土) 07:07 ID:YjAu97lU
>>31 いろいろ言われてたけど、そんなに気にしないでくれ。
まあ、納得いくところまで書いてくれ。読んでるから。
33 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 07:31 ID:y8ODtUHs
>>32 どもありがと。
クズ学さんのも読んでますよ。
34 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 07:32 ID:y8ODtUHs
あれ、すげー上がってる。何でだろ?
35 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 08:01 ID:EcANAg2Y
こんな所で「いたずら氏」の続きが見れるとは・・・
かなりの煽り出現で、休止してられた様なので残念だったのでウレシイです。
個人的にボブ氏以来の楽しめるネタ職人さんと思って楽しみにしていたので。
今後も楽しみにしてます。
後、「名無し娘」だと続きが分かり難いと思うので、出来ればコテハン若しくは
続きが分かるように工夫していただけると在り難いです。
応援してますのでガンバって下さい。
36 :
う6ぉ2:2001/04/21(土) 14:05 ID:wVk3hXNg
ホントにずっとこっちでやんの?
>いたずら
また会えて良かった……本当に良かった…………。
モー娘。妄想楽屋裏2からdできたけどオモロかった!!
これだけの量、ホンマ大変やったと思うけどお疲れさんです。
また次回作も期待してるのね〜ん♪
自分も「いたずら」コテハンでいってくれたらいいなぁ……と。
38 :
名無し娘。:2001/04/21(土) 16:11 ID:HI29Yz96
よかったよー
続きが読めたー
いたずらさん、向こうのスレにはもう帰らないの?
39 :
HG加護:2001/04/21(土) 23:37 ID:4t3jUrpE
いいで!自分、いい!誰がなんといおうといいもんはいい!
ファーストGもいい!ZGもいい!ZZは・・・見方によっては・・・。
40 :
いたずら:2001/04/22(日) 06:25 ID:ZzTnZIw6
じゃあこれからも「いたずら」でやっていきます。
もうしばらくは、ここで続きをやっていくつもりです。
あと、たぶん、もう妄想楽屋裏には書かないと思います。
自分はこっちで手一杯なので。
41 :
いたずら:2001/04/22(日) 06:26 ID:ZzTnZIw6
(一応、上の続き)
(楽屋)
矢口「・・・・・完だって・・・」
安倍「・・・思いっきり、パクリ丸出しで、話終わっちゃったね・・・」
飯田「・・・・カオリなんて気絶したままだよ・・・ニューリーダーなのに・・・」
保田「ざけんじゃないわよ!!何よ、この終わり方!クイズはどうなったのよ!?」
矢口「まあ、別にいいんじゃない?やってる最中から、反応薄かったし・・・・」
安倍「そうだね〜、ガンダムとか知らなきゃ、わけわかんないもんね〜」
保田「何納得してんのよ!あんたたち、こんなんでいいの!?」
矢口「いいんじゃない?、だいたい「妄想楽屋裏」だって言ってんのに、クイズ番組
なんかやってたし・・・そもそも、この話だけ、あのスレで浮いてたって!」
飯田「ホントだね、そのクセ、だらだらと長いわりに、ヲタネタばっかり
詰め込んでるし・・・・・タイトルも、まあ前のスレはともかく、2になってからは
誰もいたずらなんかしてないのに、しつこく「いたずら」のままだったし・・・」
保田「・・・・確かに・・異常に長文だし、1のスレがエラ−で書き込めなくなったのも、
コイツが状況考えずに、書き込みすぎたせいでもあるし・・・
ある意味、コピペ荒らしよりタチ悪いからね・・・・」
安倍「これ以上、逝ってよし! とか言われる前に、自分から辞める方が
賢明だと判断したんじゃない?、正直、読みにくい事この上なかったし」
矢口「まあ、どっちにしろどうでもいいよ、もう終わったことだし、こっちに
逃げてきたわけだし・・・これでお互いに、読みやすくなるんじゃない?」
保田「だといいけどね・・・けど、何なのよ、あのラストは!読んでる人の憤怒の
表情が目に浮かんでくるわよ!いったい何がおめでとうよ!
何がありがとうよ!あれじゃまるで、石川が主役じゃない!・・・
・・・・・・そういえば石川は何処?」
42 :
いたずら:2001/04/22(日) 06:27 ID:ZzTnZIw6
飯田「あれ?そういや、加護や辻もいないね?」
安倍「どこ行ったんだろね?」
ジャジャン! 特報!
次回より、この時間帯は「五色戦隊 モーニングレンジャー」をお送りします!
矢口「・・・・へ?・・・・何このナレーション?・・・」
ガチャ!(入室)
?「この子、も〜ろた!」 ガシッ
矢口「うわっ!?」
保田「矢口!?」
飯田「・・・・・・裕ちゃん、何やってんの?何その格好?」
中澤「ウチはそんな、裕ちゃんとか言うヤツと違うで〜、
ウチの役名は悪役モーニングブラックや!よろしく頼むで〜」
安倍「・・・・裕ちゃん、大変なのはわかるけど、もうちょっと仕事選んだ方が・・・・」
中澤「・・・おおきに・・・けど、引き受けたからには、何事にも全力投球や・・・
というわけで、この子は貰っていくで〜!」
矢口「コラ!、ちょっと!離せよ、裕子!高い高いすんなよ!」
中澤「ごちゃごちゃ五月蠅い子やな〜、
静かにせんと、粉末にして 甲子園球場の土に混ぜてまうで〜」
矢口「負けた球児の靴下に詰め込まれるなんて、いやあ〜〜〜!、助けて〜〜」
保田「早っ!矢口、もう役になりきってる!」
?「待てい!その子を離せ!!」
中澤「誰や!?」
ガチャン! (入室)
43 :
いたずら:2001/04/22(日) 06:28 ID:ZzTnZIw6
後藤「尊敬する人は、赤ペン先生! モーニング・レッド!」
吉澤「真っ赤な日でも、バイバイブルー! モーニング・ブルー!」
辻「黄色い救急車なんて、ホントはありません! モーニング・イエロー!」
加護「海老名ミドリ、うつみミドリ、辛島ミドリ! モーニング・グリーン!」
石川「ピンクの乳首を、おっ立てろ〜! チャーミー・ピンク!」
安倍・飯田・保田「・・・・・・・・・・・・乳首?」
中澤「あかん!間違ってるで石川!あんたの役名はモーニング・ピンクやろ?」
矢口「ええ!?ツッコミそっちかよ!おっ立てろの方じゃねーのかよ!?」
五人「五人揃って、モーニングレンジャー! いくぞ下等動物!」
中澤「ぐわあ〜〜、未来の大阪オリンピックに乾杯〜〜〜」(ガクッ) バタン(退室)
安倍「・・・裕ちゃん、まだ何もされてないべ・・・」
五人「さらばっ!とうっ!」 バタン(退室)
矢口「ありがとうモーニングレンジャー!
戦えモーニングレンジャー! ハロプロの平和を守れ!」
飯田「順応早っ!矢口、もうナレーションまで!?」
矢口(NA)「次回、五色戦隊モーニングレンジャー 第137話
「雨の御堂筋パレード さらば豹柄刑事!
13日金曜日 中澤脱退す!!」 に ご期待下さい!」
保田「マジ!?・・・・って言うか新番組じゃなかったっけ?」
44 :
いたずら:2001/04/22(日) 06:30 ID:ZzTnZIw6
安倍「・・・何だったんだべ?今の・・・・」
保田「・・・あいつら事前に打ち合わせしてたわね・・・・」
飯田「矢口、何1人だけ役もらってんのよ!?一体いつの間に!」
矢口「いやあ〜、嫌だって言ったんだけどね〜、ま、遊びだよ、遊び、
ハーフタイムのショーみたいなもんなんだってさ〜
それでは、本編の続きをお楽しみ下さ〜い」
安倍「まだ、やんの!?」
飯田「今更続けたって、誰も話の展開覚えてないって!
書いてるヤツだって、もう既に記憶があやふやなのに」
保田「それに、話の繋がりどうすんのよ?ありがとう、おめでとうで終わったのに
・・・あたし、やる気失せた・・・・もういいや・・・」
矢口「いいって、いいって、それに、そんな事言いだしたら、ここから読み始めた
人なんて、もう全然わけわかんないだろうしさ〜、そもそも最初から作者の
自己満足で終わってるんだから 気にしなくていいよ、たぶん。
え〜と、それでは、リカちゃんがネガティブ全開になって、加護が逃げ出して
、あたしと圭ちゃんとよっすぃーがタンポポの楽屋に向かってるあたりから、
続きをやるんで準備よろしくー」
安倍「え〜、じゃあ、なっちは辻とスタジオに向かう途中だね」
保田「あたしは矢口と一緒に、タンポポ楽屋前か・・・・」
飯田「カオリは石川に跳ね飛ばされて、楽屋内で気絶中か・・・やな役・・・」
矢口「ハイ、文句言わない!さっさと配置に付く!それでは続きどうぞ〜」
45 :
いたずら:2001/04/22(日) 07:49 ID:hW9I3VbE
(タンポポ楽屋前)
矢口「着いた!けど、間に合ったかな?」
保田「何これ?何でこんなにドアが黒いの?」
吉澤「心なしか、黒い空気がドアの隙間から漏れ出ているような・・・」
矢口「全部リカちゃんの仕業だよ、いい?、ドア開けるよ?」
保田「いいわよ」
吉澤「・・いいですよ(ホントはヤだなあ〜〜)」
ガチャ
矢口「あれ、開かない?ノブが回らない!?」 ガチャガチャ
保田「矢口、どいて、あたしがやる!」
ガチャガチャ!
保田「・・・ダメ、、開かない・・・中から鍵がかかってるみたい・・」
矢口「そんなハズないよ!
カオリは気絶してたし、リカちゃんはピクリとも動かなかったし・・・・」
吉澤「ちょっと!2人とも!・・・・なんか、中から声が聞こえません?」
保田「・・・そういえば・・・・声が・・・・これは・・石川の声?」
矢口「ホントだ、何か言ってる・・・何を?・・・・」
石川「・・・・・・・イヤ・・・・・・イヤ・・・・・」
吉澤「イヤって言ってますよ?」
矢口「何がイヤなんだろ?」
保田「わかんないわね〜」
46 :
いたずら:2001/04/22(日) 07:50 ID:hW9I3VbE
石川「・・イジメられるのはイヤ・・嫌われるのはイヤ・・音痴もイヤ・・黒いのはイヤ
・・暗いのもイヤ・・寒いのはイヤ・・放置はイヤ・・オンエアでカットされるのも
イヤ・・アドリブはイヤ・・「ほいっ」をアップで撮って貰えないのもイヤ・・
ヲタはイヤ・・マジファンもイヤ・・カントリーレンタルはイヤ・・脱退はイヤ・・
イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤァーーー!!」
保田「イヤだって言ってるよ・・・」
吉澤「イヤだって言ってますね・・・」
矢口「カオリはまだ気付いてないのかな?」
石川「・・・・・・・・・・・・わぁかぁったあーーーーーーー!!!」
吉澤「今度はわかったって言ってますよ?」
矢口「何がわかったんだろ?」
保田「わかったって言われても、こっちは全然わかんないわね〜、
ちょっと石川!聞こえてるんでしょ?ここ開けなさい!?」 ガチャガチャ
バダン!!
矢口「ええ!?」
吉澤「ドアが独りでに開いた!?」
保田「ぐふっ!」 ガクッ(ドア直撃)
矢口「圭ちゃん!」
吉澤「保田さん!大丈夫ですか!?」
保田「・・・・・」(気絶中)
石川「・・・・・・・・・・」 ゴゴゴゴゴ
47 :
いたずら:2001/04/22(日) 07:51 ID:hW9I3VbE
矢口「なに、このリカちゃんから漂う、新手のスタンド使いのような雰囲気は?」
吉澤「・・・矢口さん・・リカちゃん、身体になんか纏ってません?
・・・何だろ?・・・黒い・・鎧みたいな・・・モヤ?」
矢口「ちょ・・ちょっと、リカちゃん・・何、その身体の周りのモヤは・・・」
石川「・・・敗北に次ぐ敗北・・・何故だ!?・・なぜ勝てない!?」
吉澤「・・・・何言ってんの?・・・リカちゃん?」
石川「・・・・私は騎士の出のはずだ!!」
吉澤(矢口さん、リカちゃん、おかしいですよ?騎士とか言ってるし・・・)
矢口(うん、分かってる・・・とりあえず、様子見といてよ、そのスキに
あたしはカオリを起こすから・・・)
吉澤(すっごいイヤですけど、わかりました・・)
石川「・・・・・・地上人め!」
吉澤「へ?ちじょうびと?」
石川「・・・・・・よくも、このバーン・バニングスを!」
吉澤「はあ・・・(誰だよ、ばーんて? 口調も変だし・・・
この全身黒ずくめの人絶対おかしいよ!矢口さん、早くして下さいよ〜)」
矢口「カオリ!しっかりして!カオリってば!・・・・・・・・・あれ?カオリ何時の間に
着替えたんだろ?・・・この黄色と黒のちゃんちゃんこ、どっかで見たこと
あるような・・・・それに、さっきまでブーツ履いてたのに、今は裸足で・・・
下駄履いてるし・・・」
飯田「・・・うっ・・う〜ん・・・」
矢口「ハッ、カオリ!気が付いた?大丈夫?」
飯田「ううん・・・・此処は何処だ?」
48 :
いたずら:2001/04/22(日) 07:52 ID:hW9I3VbE
矢口「大丈夫?怪我してない?」
飯田「ああ・・・やっとエンジンがあったまってきたところだぜ・・・」
矢口「は?・・・カオリ?」
飯田「カオリだ?「さん」を付けろよ デコスケ野郎!」
矢口「・・・(アキラ?金田だったっけ?)・・・何言ってんのよ、目を覚ましてよ!」
飯田「ハッ!カオリは今まで何を!」
矢口「良かった、まともになって!よっすぃーを助けて、リカちゃんを元に戻して!」
飯田「そうだ!石川!さっきはよくもやってくれたわね!」
吉澤「飯田さん!」
石川「・・・何だ貴様、この私のオーラ力に勝てるつもりか!」
矢口「ね、さっきからリカちゃんおかしいんだよ、変なことばっか言うし
どこから出て来たのか、周りになんか変な黒いモヤが漂ってるし・・・」
飯田「その黒い仮面と鎧・・・あんた黒騎士ね!そうでしょ!?」
石川「私を黒騎士と知って向かってくるのか、おもしろい!
私のハイパー化を見せてやる!」
吉澤「・・・・(くろきし?はいぱーか?何だそれ?矢口さん、知ってます?)」
矢口(さあ〜?でもどうせまたヲタネタだよ、それより圭ちゃんを見てこようよ・・・)
飯田「石川、今度は負けないわよ!父さんに貰った、この下駄と、祖先の力が
籠もった、このちゃんちゃんこを身につけたカオリが退治してあげる!」
石川「なに!オーラ力が押さえ込まれる!?」
飯田「あきらめなさい!悪しきオーラ力は、このちゃんちゃんこが封じ込めている!
もう、あんたにハイパー化はできない!」
49 :
いたずら:2001/04/22(日) 07:53 ID:hW9I3VbE
矢口「・・・・何言ってんだろ?あの2人・・最終回?」
吉澤「完璧に2人の世界に入ってますね、・・・・保田さん、大丈夫ですか?」
保田「うう〜ん・・・」
石川「おのれ!ハイパーできなくとも!」
飯田「貴様!その怨念で何を手に入れた!?」
石川「力と狡猾さだ!さすれば 勝つ!!」
飯田「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!!」
石川「ぐはあ!」 (ガクッ)
飯田「ぐう・・・浄化を・・・!」 (ガクッ)
保田「・・・よくやってくれました・・・・これより、バイストン・ウェルに帰還します!」
矢口「はあっ!?圭ちゃん? どうしよ、よっすぃー!?
圭ちゃんまで、おかしくなっちゃった!」
吉澤「・・・この話、どれだけの人がわかるんだろ?」
ピカァ! ゴゴゴゴゴ
矢口「なに!?圭ちゃんの身体が輝いてる!これは・・・光が・・広がって・・・」
吉澤「ヤバイ!なんかヤバイ!!矢口さん!この部屋から逃げましょう!」
矢口「でも、圭ちゃんたちが!」
吉澤「そんなのほっときゃいいですよ!あの光!あれは憎しみの光かも!
ソーラレイかもしれませんよ!?あの人達なら大丈夫ですって!」
矢口「そうだね・・・3人とも学芸会やってるし・・・逃げよう!!」
吉澤「はい!」
バタン!
50 :
名無し娘。:2001/04/22(日) 14:19 ID:yT7K2hHs
いたずらマンセー
51 :
詠み人:2001/04/22(日) 21:37 ID:kWCD69Sw
あぁ〜ネタが全部解る・・・・
俺は立派なヲタだ、鬱だ健になってガードマンしよう
52 :
名無し娘。:2001/04/22(日) 22:06 ID:HlfdCmDA
すげー面白い
53 :
いたずら:2001/04/23(月) 06:42 ID:t23YC23Q
(廊下)
後藤「さーて、スタジオに行かなきゃね〜・・・あれ、前から走ってくるのは・・加護?」
加護「てーへんだ!てーへんだ!!」 タタタ
後藤「ちょっと加護、何処行くのよ?」 ガシッ
加護「おっと、そこ行く、魚屋さん!ちょいと、こちらを聞いてくれい!」
後藤「は?・・・なによ?」
加護「・・・・セロリくらい食べれろよ バカヤロー!!」
後藤「?・・・おい、アイのバカ野郎!しっかりしなさい?」 パシッ
加護「・・・ぶったね!?・・・お父ん(実父)にも殴られたことないのに!」
後藤「殴ってナゼ悪い!」 パシッ
加護「ハッ!ウチは一体今まで何を? まさか余りの恐怖で気が変に!?」
後藤「正気に戻ったようね?あんたドコ行く気よ、もうすぐ収録始まるわよ、
ホラ、スタジオに行くから、着いてきなさい」
加護「・・・・ところで、あそこで、口の端からヨダレを垂らしながら、頭抱えて
ブレイクダンスしてんの、後藤さんの弟さんでは?」
後藤「・・・・あんな狂人知らないわよ・・・それより、行くわよ、おいで!」
加護「あかんて!この局内はもうすぐ暗黒の世界に包まれることに・・・・!
ドラクエTの最後で、竜王の「世界を半分やる」の問いかけに、イエスって
答えた時みたいな、真っ黒な世界になることに・・・!
その前に、はよ逃げやな!」
後藤「加護・・それ、カオリのマネ?・・・う〜ん、ちょっと電波が足りないね
もうちょっとテンパった雰囲気ださなきゃね〜」
加護「ちゃうって!マジや!マジやって!
はよせな、オバQの中に入ってる人みたいに真っ黒になってまうて!」
後藤「おっ、加護〜、オバQの中身が黒いの、よく知ってるね〜、
さすがあたしの弟子だね〜」
54 :
いたずら:2001/04/23(月) 06:43 ID:t23YC23Q
加護「・・・・(そりゃそうやん、あんたから教えられたんは、
藤子不二雄FとAの作品の違いとか、Fはファンキー、Aはアナーキーの略や
、とか、そんなんばっかしやったやんか・・・)」
後藤「とにかく行くよ、めんどくさいけど仕事だからねー」
加護「イヤや!絶対イヤや!ウチ、国産タンポポなんてどーなってもエエけど、
自分が黒いタンポポになんのだけはまっぴらや!」
後藤「も〜何ワケわかんないこと言ってんのよ!いいかげん怒るよ?
いいからついといで!」 ガシッ
加護「離せ!離さんとソロシングルのPVのコンセプトが、「給料日まであと2日、
なけなしの500円玉をうっかり砂場に落としてしまい、それを必死で
捜しているネズミ男」や ちゅうんを、みんなにバラスぞ!」
後藤「・・・・あのマヌケなコンセプト、つんくに吹き込んだの、あんただったの?
最初聞いたとき、酔っぱらってるのかと思ったわよ!」
加護「ええから離せ!ウチは後藤さんの為をも思って言うてんのや!
離してくれたら、ホンマは、後藤さんのソロシングルが初登場一位とってへん
の みんなには黙っとくよってに!ホンマは、シイナリンゴに圧倒的に
ボロ負けしたん黙っとくよってに!」
後藤「・・・・あんた・・・それどこで聞いたの?」
加護「え・・と・・・(しもた!これはトップシークレットやったんや!!
ホンマは売り上げ「中澤ゆうこ」レベルやったってバラしたら、事務所クビに
されるぐらいの秘密事項やったんや!)」
後藤「・・・・・まあいいわ・・・けど、あたしは室蘭の二の舞はゴメンよ・・・・
もし、あんたが、この事喋ったら、その時は、そのちっこいお目目を・・・・!」
加護「言えへん、言えへん!絶対言えへんから!!」
後藤「・・・・良し!・・・・じゃあ加護、スタジオ行くわよ?今度行くのを渋ったら
その可愛いお鼻が、コピーロボットのように真っ赤に染まることに・・・・」
加護「・・・行きます・・・・(この場で殺されるよりマシや・・・スキ見て逃げたる・・)」
55 :
いたずら:2001/04/23(月) 07:52 ID:t23YC23Q
(タンポポ楽屋前)
ゴゴゴゴゴ
矢口「スゴイ音鳴ってるよ?大丈夫かな?」
吉澤「さあ・・・でも、逃げ出してよかったですよ・・・、あのまま楽屋に居たら
あたしたちも巻き込まれるとこでしたね」
矢口「そうだね・・・」
辻「あれ、矢口さんとよっすぃー、こんなとこで何してんですか〜?」
安倍「もしかして逢い引き?いやらしいべ・・・」
矢口「違う!・・・ちょっと今、楽屋が大変な事になってんだ・・・」
吉澤「そうですよ!この音、聞こえませんか?」
辻「・・・・なんにも聞こえないけど?」
吉澤「え?・・・・ホント・・音が止まった、静かになってる・・矢口さん」
矢口「うん・・・ドア開けてみよう・・・・開くかな?」
ガチャ
矢口「開いた・・・中は・・・?」
(4人入室)
吉澤「リカちゃん!」
矢口「カオリ!大丈夫!」
安倍「・・・カオリとリカちゃんの2人が、ガス自殺したみたいに倒れてるね?」
辻「そうですね〜、でもそれ以外は、別にどうってことないですね〜
・・・飯田さんの服装が、ゲゲゲルックになってますけど・・・・
(あっ、安倍さん、ちゃんと飯田さんに装着してくれてますね〜?)」
安倍(当然だべ!なっちはやるって言ったら、やるべ!ダイエットもそうだべ?)
辻「・・・・矢口さん、何があったんですか〜?、
もしかして、タンポポのセールス不振を苦にしての無理心中ですか〜?」
56 :
いたずら:2001/04/23(月) 07:53 ID:t23YC23Q
矢口「激しく違う!!・・・・いろいろね・・・それよりカオリ、しっかりしてよ!?」
飯田「ああ・・・矢口?」
矢口「やった、気付いた!よっすぃー、リカちゃんは?」
吉澤「気絶してますけど、大丈夫みたいです、黒いモヤも消えてますし・・・」
飯田「あ〜疲れた!でももう大丈夫・・・石川は元に戻ったよ・・・」
矢口「ホント?良かった〜〜」
吉澤「いったい、どういうことなんですか?・・さっきのリカちゃんは?」
飯田「さっきの石川は、石川だけど石川じゃない・・・石川の黒い内面だけが
表に出てきてたのよ・・・ネガティブな石川だけが・・・・」
矢口「・・・・ネガティブにしちゃあ、やけに強そうだったけど?
普段は、あんなヘナチョコなのに・・・」
飯田「あの子、真面目なんだけど、根が暗いからね〜、だからネガティブ石川の
方があんなに強力なのよ・・・カオリもダメかと思ったよ・・圭ちゃんがいなきゃ、
負けてたかも・・・・」
吉澤「そうだ、忘れてた!保田さんは!?」
矢口「あたしも忘れてた!いない!圭ちゃんがいないよ!?」
飯田「・・・・・」
安倍「・・・プッチの楽屋に帰ったんじゃないの?」
矢口「そんなハズないよ!だってドアの前には、あたしたちがいたし
誰も楽屋から出るのを見てないし!・・・・・カオリ、どういうこと?」
飯田「・・・・圭ちゃんは「あっち」に連れていかれたんだと思う・・・」
吉澤「飯田さん?「あっち」ってドコですか?」
飯田「うん・・・石川が、ネガティブ石川が、あまりにも強すぎて・・・
カオリは相打ちになりそうだったんだ・・それで、圭ちゃんに助けを
求めたのよ・・・その後は 2人も見てたと思うけど・・・・」
矢口「圭ちゃんの身体が光りだして、あたしたちは外に逃げた・・・」
57 :
いたずら:2001/04/23(月) 07:53 ID:t23YC23Q
飯田「それで良かったのよ・・・あの光に包まれてたら、今頃2人とも「あっち」に
連れて行かれてた・・・あの光は、触れたモノを「あっち」に連れていく力が
あるの・・・だから圭ちゃんは、もう・・・」
吉澤「・・・でも、リカちゃんは?飯田さんは?どうやって助かったんですか?」
飯田「・・カオリはこの、先祖の霊毛で作られたちゃんちゃんこが守ってくれたのよ
・・石川は、あの時、外に出てきてたネガティブな石川が連れて行かれたの・・・
だから、今は元の石川に戻ってる・・ネガティブじゃない石川に・・・」
安倍(辻、カオリたち何言ってんだろうね?「ロシナンテ」で主演女優賞取った
なっちに憧れて、ドラマの練習でもやってるのかな?)
辻(・・・・・・・・わからないですね〜、でもなんか保田さんが消えちゃったらしい
ですよ。 これはラッキーかもしれないですね〜)
安倍(・・辻は圭ちゃんが心配じゃないの?)
辻(安倍さ〜ん、いいですか〜?頭の中に保田さんを思い浮かべて下さいよ〜
あの人がそう簡単に消えちゃうと思いますか〜?)
安倍(・・・・思わないべ)
辻(そうでしょ〜、例え殺されたって、ペットセメタリーに葬られなくても、次の日には
鉄下駄履いて家から走ってくるくらいの人ですよ〜、心配いらないですよ〜)
安倍(そだね、言われてみれば、その通りだべ)
辻(そんな事より、スキを見て飯田さんにアンクレットを装着させようと
思いましたけど、無理っぽいですね〜、飯田さん、さっきよりパワーアップ
してますし〜、リモコン下駄まで履いてますよ〜)
安倍(うん、仕方ないね、じゃあ、とりあえず、様子を見てるべ)
辻(そうしましょうか〜)
58 :
いたずら:2001/04/23(月) 07:54 ID:t23YC23Q
矢口「じゃあ圭ちゃんはどうなるの?何処に行っちゃったの?」
飯田「残念だけど・・・「あっち」に連れて行かれちゃったら、カオリにも、もう
どうすることもできない・・・」
吉澤「そんな!嘘ですよね?冗談ですよね?中澤さんが辞めたばっかなのに、
保田さんまでいなくなっちゃうなんて、そんな・・・・」
飯田「・・・吉澤・・・残念だけど、いくらカオリの力でも「あっち」の世界には
通用しないの・・・圭ちゃんは・・もう二度と・・・・」
安倍(・・・「あっち」ってドコなんだろね?辻、わかる?)
辻(たぶん千葉の下の方、電車が1時間に1本しかない山奥じゃないかな〜)
吉澤「保田さん・・・・保田さんのいないプッチモニなんて・・・
あたしたち、これからどうすれば・・・・」
矢口「よっすぃー・・・・・とりあえず、この事、ごっちんに報せに行こうよ・・・
いつまでも、ここでこうしてられないし・・・・ね?」
吉澤「・・・・・・・・わかりました・・・・」
飯田「カオリも一緒に行くよ・・後藤は?楽屋に居るの?」
吉澤「・・・いえ、さっきはいませんでしたけど、もう戻ってるかも・・・」
矢口「じゃあプッチの楽屋に行ってみよう・・・なっちたちはどうする?
一緒に来る?」
安倍「え?・・う〜ん、どうしよ?」
辻(安倍さん、ついて行かないって、返事して下さい)
安倍「えっ?わかった・・いいや、行かない、カオリたちだけで行ってきて」
飯田「そう・・・じゃ、ね」
吉澤「保田さん・・・どうして・・・」
矢口「よっすぃー・・・元気出してよ・・・」 バタン
>いたずら
本編続き再開はこの上なく嬉しいーーーッ!!
また楽しみな日々が始まりそうだ……。期待sage!
60 :
名無し娘。:2001/04/23(月) 23:33 ID:Ny.0ChQY
なんかもう・・・すごいな。
61 :
いたずら:2001/04/24(火) 07:23 ID:ngaVCLFc
安倍「みんな、行っちゃったべ・・・辻、なんでここに残ったの?」
辻「さっきから放置されっぱなしの、このブラックウィドゥーに用があったんですよ〜」
安倍「あっ、リカちゃん!そういやリカちゃんの事忘れてたね?」
辻「登場人物が多いと、どうしても、ね〜」
安倍「で、辻はリカちゃんに何するつもりなの?まだ気絶してるけど?」
辻「さっきから、わたしのアンテナがピリピリしてるんですよ、どうも、この人、
まだ、まともに戻ってなさそうなんですよね〜」
安倍「えっ、でもカオリはもう元に戻ったって言ってたけど?」
辻「飯田さんは、いつも力で解決しようとしますからね、それじゃダメですよ〜
で、いい機会だから、リカちゃんのネガティブパワーを利用させて貰おうと
思いましてね〜、よいしょっと・・・・・・
安倍さん、10円玉とサインペン、持ってます?」
安倍「持ってるよ、ハイ」
辻「ありがとうございます〜、この10円玉をリカちゃんのおへその上に置いて、
次にお腹に50音字を書いて・・・・・・・最後に、リカちゃんの平面な顔に、
アンテナを立てて、っと」
安倍「なんか手伝おうか?」
辻「じゃあ〜、リカちゃんのネガティブパワーを増大するために、リカちゃんの耳に、
何か黒を連想させる言葉を囁いて下さい」
安倍「わかったべ・・・え〜と、あんころ餅、あんぱん、あんまん、あんドーナッツ・・・」
辻「別に食べ物じゃなくってもいいですよ〜っていうか「あん」から離れて下さい」
安倍「じゃあ・・・黒豹、黒牛、黒羊、黒キリン、黒豚、・・・・黒豚?
失礼な!なっち太ってないべ!」
辻「・・・・・・もういいです、こっち来て10円玉の上に指を乗せてて下さい」
安倍「おやすいご用だべ、それから?」
62 :
いたずら:2001/04/24(火) 07:24 ID:ngaVCLFc
辻「わたしの言うことを、後について繰り返して下さいね〜、いいですか?
じゃあいきますよ〜・・・・イシカワさん、イシカワさん、おいでになりましたら、
イエスの方に 進んで下さい・・・」
安倍(こっくりさん?こっくりさんだな!?)
石川「・・・・・」 ススス
安倍「あっ、10円玉が勝手に・・・・」
石川「・・・・・」 ススス ピタッ
辻「右乳首に止まりましたね〜、どうやら、おいでになられたみたいですね・・」
安倍「・・・・右乳首がイエスなんだ・・・・」
辻「そうなんですよ〜、じゃあまずは簡単な質問から・・・イシカワさん、イシカワさん、
あなたの名前を教えて下さい・・・」
石川「・・・・」 ススス
安倍「・・・ち・や・あ・み・い・い・し・か・わ・・・チャーミー石川だって、これは?」
辻「この人、ホントは気付いてるんじゃないでしょうね〜?まあ、あのキャラは
出しゃばりだから、気絶してても出てくるのかもしれませんね・・それじゃ、
本題に入りましょうか・・・イシカワさん、イシカワさん、クイズに勝つのは
どのチームですか?教えて下さ〜い・・」
石川「・・・・」 ススス
安倍「・・・わ・た・し・・・・私?私って事は、タンポポが勝つって事なのかな?」
辻「・・・聞いてみましょうか・・・わたし、とはタンポポの事ですか〜?」
63 :
いたずら:2001/04/24(火) 07:25 ID:ngaVCLFc
石川「・・・・」 ススス
安倍「・・・10円玉が左乳首に・・・辻、これは?」
辻「右がイエスだから、左はもちろんノーですよ・・・・タンポポのことじゃないみたい
ですね〜、じゃあ、質問したわたし、つまり安倍・辻チームが勝つってことですか
〜、 答えて下さ〜い・・・」
石川「・・・・」 グルグル
安倍「・・・左乳首の周りを回ってるね・・・・ノーってことだべ・・・」
辻「う〜ん、勝つのがわたしたちでも、タンポポでもないとすると、プッチモニって
ことですかね〜・・・イシカワさん、勝つのはプッチモニですか〜?」
石川「・・・・」 グルグル
安倍「また、左乳首の周りを・・・じゃあ、いったい誰が勝つんだべ?」
辻「・・・・・まさかと思いますけど、わたしって、リカちゃん個人の事じゃないでしょう
ね〜・・・・一応聞いてみましょうか〜、え〜と、イシカワさん、イシカワさん・・・」
石川「・・・・」 スススー グルグルグル!
安倍「まだ質問してないのに!?」
辻「・・・・スゴイ勢いで右乳首の周りを全力疾走してますね・・・・」
安倍「この質問にイエスってことは、リカちゃん個人が優勝するってことなの?」
辻「・・・イシカワさんはダメですね〜、低級霊が降りてきちゃったのかな〜
もう一回聞いてみましょう・・・イシカワさん、イシカワさん、今度はちゃんと
答えて下さい、クイズはこれからどうなるんですか?
一体どのチームが優勝するんですか?正直に答えて下さい・・・・」
64 :
いたずら:2001/04/24(火) 07:26 ID:ngaVCLFc
石川「・・・・」 ススス
安倍「・・・ど・う・な・る・ん・で・す・か・あ・あ・・・・どうなるんですかー?
何だこれ?歌詞だべ、茶番、茶番以下だべ」
辻「使えないですね〜イシカワさんは〜、わかんないならわかんないって
最初から言えばいいのに〜」
石川「・・・・」 ススス
安倍「あっ、また勝手に動き出した・・・・ほ・い・つ・ほ・い・つ・ほ・い・つ・ほ・・・・」
辻「・・・・今度は「ほいっ」ですか・・・ホントにイシカワさんは・・・・
安倍さん、これ以上やってもムダみたいです スタジオに行きましょうよ〜」
安倍「えっ、でも、こっくりさんは終わったら、ちゃんと鳥居から帰って貰わなきゃ
駄目なんじゃないの?じゃないと取り憑かれたりするんだべ?」
辻「それはこっくりさんでしょ〜?わたしたちがやったのはイシカワさんだから
全然大丈夫ですよ〜、それに最初から鳥居なんて書いてないし〜」
安倍「そうだけど・・・呪われたりしない?平気?」
辻「安倍さんは心配性ですね〜・・・じゃあ、このイシカワさんに使った10円玉を
御祓いすればいいですよ、それでいいでしょ〜?」
安倍「うん、でもどうするの?神社の賽銭箱にでも入れるの?」
辻「そんなめんどくさい事しませんよ〜、ただ保田さんにあげるだけですよ
シーサーは沖縄の守り神なんですよ〜」
安倍「・・・そんなんでいいの?」
辻「いいんですよ〜、じゃあ、スタジオに行く前に、プッチモニの楽屋に寄っていき
ましょうか、そうだ、ついでだから、この10円玉にちょっと細工をしとこ〜っと」
安倍「また悪事を・・・(でも圭ちゃん消失したんじゃなかったっけ?)」
バタン
65 :
いたずら:2001/04/24(火) 07:56 ID:ngaVCLFc
(プッチモニ楽屋前)
吉澤「・・・・」
飯田「・・・・」
矢口「・・・・(空気重いな・・・でも、仕方ないか・・・圭ちゃんが消えちゃうなんて
信じられないよ・・・・)」
〜♪〜辱めて〜〜小粋な〜言葉で〜♪〜
吉澤「・・・これは!保田さんの声!?」
飯田「まさか!」
矢口「圭ちゃん中にいるの!?(でもなんで「真夜中は純潔」なんだ?、この歌、
娘内では発禁なのに・・・ソロデビューしたごっちんへの当てつけか?)」
ガチャ!
保田「〜♪〜私は〜今夜 ただ 攻められた〜い〜♪〜」
矢口「(誰も攻めねえよ!)圭ちゃん!無事だったの!?」
吉澤「良かった!・・・」
飯田「・・・・・・」
保田「2人とも何言ってんのよ?
無事に決まってるじゃない、ただ楽屋で歌ってただけなんだから」
矢口「え?でも「あっち」に連れてかれたんじゃ?」
保田「?、矢口、「あっち」ってドコよ?何の話?」
矢口「いや・・・ドコって言われても・・・ドコだろねえ・・・」
飯田「・・・・・」
吉澤(矢口さん、あたしたち飯田さんに担がれたんですかね?保田さん、
全然無事じゃないですか?)
矢口(うん・・・・でも、あたし達が知らない間に、圭ちゃんがタンポポ楽屋から
消えたのは確かだし・・・・なんか・・・どっか・・・引っ掛かるな・・・)
66 :
いたずら:2001/04/24(火) 07:57 ID:ngaVCLFc
保田「なに内緒話してんのよ、仲間ハズレにしないでよ」
矢口「・・・・圭ちゃん、さっきタンポポの楽屋に来たこと、覚えてる?」
保田「え?知らない、行ってないよ。だって、あたしずっとここで、
シイナリンゴメドレーを歌ってたから」
吉澤「何言ってるんです、保田さん!さっき、あたしと矢口さんの3人で、
リカちゃんを助けに、タンポポの楽屋に行ったじゃないですか!?」
保田「・・・?・・・ごめん、あたし覚えてないのよ」
飯田「・・・・・」
矢口「圭ちゃん?・・・圭ちゃんだよね?・・・どうして覚えてないの?」
保田「・・・・たぶん、あたしは3人目だから・・・」
吉澤「・・は?・・意味わかんないんですけど・・・
(もしやアヤナミか?アヤナミレイか!?・・・なんてミスキャストな!!)」
矢口「・・・じゃあ一人目と二人目の圭ちゃんは?ドコにいるの?」
保田「・・・(ニタア)・・みんなの想い出の中にいるわ・・!」
吉澤「(うわっ!臭!その質問待ってました!みたいな顔しやがって!)」
矢口「ねえカオリ?、説明してくれる?、これはどーいうこと?」
飯田「さあ〜、この世には、科学で説明の付かない事が、まだまだ存在する
ってことだね・・・・・・あっ、石川の事忘れてた!カオリ、石川を起こしてくるね?
じゃあね〜」 バタン
矢口「・・・科学なんて全然関係ないじゃんか・・・・あのゲゲゲロボ・・・
さんざん煽ったくせに・・・・」
吉澤「ホンットに!
・・・でも保田さんが無事で良かったですよ、何時の間に此処に来たんです?」
保田「・・・私が死んでも、変わりはいるもの・・・・(ニタア)」
矢口「それはもういいって・・・」
吉澤「・・・(こいつ・・ホントに殺してやろうか?)」
67 :
いたずら:2001/04/25(水) 07:28 ID:NFrVU..A
ガチャ
辻「あれ〜、保田さん、ちゃんといるじゃないですか〜?」
安倍「消えちゃったんじゃないの?」
吉澤「・・・見ての通り、とっても健康体ですよ、憎たらしいほどに!」
保田「吉澤何怒ってんのよ〜、サブリーダーのかわいい茶目っ気じゃない〜」
矢口「・・・・ところでなっちたち、何しにきたの?」
辻「保田さんが心配で見に来たんですよ〜、ね、安倍さん?」
安倍「え?、う、うん・・・(そんな気さらさらないくせに!)」
保田「ありがとね、でも、あたしなら大丈夫、完全体よ!」
辻「保田さん、これあげます、とっといてくださいね〜」
保田「なに?10円玉?・・・どういう意味?」
辻「やすらさんへの おみまいれす ののは おこづかいがすくないので じゅうえん
しか あげられないのれす ごめんらさい」
保田「辻・・・・ありがと、喜んで受け取るわよ」
安倍(辻の白痴口調に、簡単に騙されてる!)
矢口(確か圭ちゃんは、辻の本性を知ってたんじゃなかったっけ?、おかしいな?)
吉澤(見た!あたしは確かに見た!今、保田さんに10円を渡したとき、辻の目が
冷たく光った!あの10円玉に、どんな秘密が?・・・)
辻「やすらさん そのじゅうえんらまは ののの きもちれす らから はだみ
はなさず いつも もっててくらさいね〜
・・・・それじゃ安倍さん、遅刻しないようにスタジオに行きましょうか〜」
安倍「う、うん、早めにいくべ・・・」 バタン
68 :
いたずら:2001/04/25(水) 07:29 ID:NFrVU..A
保田「なんだかんだ言っても、辻もしっかりしてきたわね〜」
矢口「・・・圭ちゃん、辻の事、どう思う?」
保田「何?、辻がどうかしたの?」
矢口「・・・いや・・辻のいたずらについて、どう思ってんのかな〜と思って・・・」
保田「まだ子供だからね〜、ある程度は仕方ないわよ、ま、他愛ないいたずらだし、
それくらい多目にみてやんなきゃね〜」
矢口「そう・・(圭ちゃん、忘れてる!?辻加護に一服盛られて、ホセみたいになって
入院してたのに!?・・・まさか、ホントに3人目?・・・・)」
吉澤「(保田さんもヤバイけど、あの10円玉は何か・・・もっとヤバイ!・・・
用心しなければ!)」
保田「さっ、じゃあ2人とも、あたしたちもスタジオに行こうか?」
(スタジオ)
後藤「ちょっと早く来すぎたみたいだね、ま、始まるまで一眠りしてよっと」
加護「・・・・・・(くそ!逃げられやんかった、アホ力でがっちりキープしやがって!
・・・ウチの腕力では、まだこの人には勝てやんからな、今に見とれよ!)」
後藤「加護、始まったら、起こしてね〜・・・グゥ」
加護「・・・・・もう寝てしもた・・相変わらずノビタやな・・そのまま、永遠に寝とれ!
こんなトコには、さっさとオサラバや!」
タタタ
69 :
いたずら:2001/04/25(水) 07:30 ID:NFrVU..A
(廊下)
加護「この世の全てが黒く染まってまう前に、東京から脱出しやんと・・・
とりあえずは実家に帰ろ!」
タタタ
辻「あれ〜アイちゃん、ドコいくの〜?」
安倍「もうすぐ収録再開するべ?」
加護「いや安倍さん、収録は永遠に再開されませんから、安倍さんも早よ室蘭に
帰る準備をした方がエエですよ?」
安倍「何で?」
辻「アイちゃん、なんか変だよ〜?」
加護「そんな事より、ののも急いで、こっから離れ!できるだけ遠くの親戚に、
疎開させてもろたらええわ・・・・せやないと、あんたの姉ちゃんみたいな、
えらい顔になることに・・・・!」
辻「・・・・その話は止めようよ・・・・お互い家族の話はしないって約束したのに・・」
加護「あっ・・・・ごめん・・・・けど、緊急事態なんや!今やったら、人殺しても
緊急避難とかで許して貰えるかもしれん、ってくらい一大事なんや!」
安倍「加護どうしたの?あんた今日おかしいべ、何があったの?」
加護「楽屋に・・タンポポの楽屋に・・今、魔王が降臨してはるんですよ!黒い人の
皮を被った女の魔王が!・・飯田さんは、もう既にやられてしもた・・
ジャブローに散ってしもた・・」
辻(・・・ジャブロー?)
安倍「でも、なっちたち、さっきカオリと会ったけどピンピンしてたよ?」
加護「え?ホンマに!?」
安倍「ホント、ホント、ちゃんちゃんこ着て、
カラコロ下駄の音させながら、夜は墓場で運動会するくらい元気だったべ」
70 :
いたずら:2001/04/25(水) 07:31 ID:NFrVU..A
加護「と言うことは、また目玉の力で復活したんか・・・そしたら、あの黒砂糖は?
リカちゃんはどうしてました?」
辻「リカちゃんは楽屋で気絶してたよ〜、たぶん、まだそのままだと思うけど〜」
加護「・・飯田さんが動いてて、リカちゃんが動いてないってことは、
復活の飯田さんが リカちゃんを叩きのめしたっちゅうことかな・・・」
安倍「?、よくわからないけど、そうなんじゃない?」
加護(しもた!ウチとしたことが、パニくってた!いくら飯田さんが、弾き飛ばされた
とはいえ、リカちゃんなんかにビビリすぎてた・・・どないしよ、ウチまだなんの
手も打ってない・・・今から裏工作するんは、もう無理やな、時間もないし・・・)
辻「アイちゃんどうしたの〜?」
加護(ののは、もうなんか悪巧みしたんやろな〜、とすると、それを何とかして
阻止せんと勝てやんな・・・プッチはどうでもええとして、問題はウチらか・・
ののがウチらの誰に、何をしたかやけど・・・やっぱりロボか?
それとも黒胡椒か? まさかミクロマンにも?)
安倍「加護!聞いてる!?」
加護「ふえ?あっ、はい、聞いてますよー」
安倍「そろそろ時間だから、スタジオに行くよ、一緒に行こう?」
加護「あっ、はい、行きましょか」
辻(アイちゃん、必死に考えてたみたいだけど、わかったのかな〜、あたしが飯田
さんを操れるようになったってことを・・・でも、万が一失敗したら、その時は・・)
加護(なんかウチ、さっきからスゴイヘタレや・・こんなヘナチョコな役は、
リカちゃんがお似合いやのに、なんでウチがやらなあかんねや・・
この奈良の第六天魔王と呼ばれたウチが!くそう!)
71 :
名無し娘。:2001/04/26(木) 00:45 ID:g8ClkzRE
続き期待sage
ネタが尽きないね。
>シーサーは沖縄の守り神なんですよ〜」
↑ワラタヨ
72 :
いたずら:2001/04/26(木) 07:23 ID:ZrWjbcpc
(タンポポ楽屋)
カチャ
石川「・・・・」
飯田「まだ気絶してるわね・・・石川!起きなさい!」
石川「・・・・う・・ん」
飯田「石川?気がついた?・・・・・あれ、石川の服、こんなデザインだったっけ?・・・
前面に、丸い子供の字で50音がびっしりと、書かれてるけど・・・何この服?
耳ナシホウイチモデル?最近の若い子には、こんなのが流行ってるのか〜」
石川「・・・あっ・・飯田さん・・・チャーミーは・・今まで何を?」
飯田「気付いたのね?、石川、今までのこと覚えてないの?」
石川「う〜ん、チャーミーにはわからないですね〜」
飯田「(チャーミー?)・・・石川、あんた石川だよね?」
石川「そうですよ、何言ってるんですか飯田さ〜ん、チャーミー石川に決まってる
じゃないですか〜」
飯田「いやそうじゃなくて・・・あんた石川リカだよね?」
石川「リカ?誰です、それ?チャーミーの姉妹かなんかですか〜?」
飯田「えっ?(おかしい!この子おかしいぞ!)
何寝ぼけてんのよ・・・あんたの名前じゃない、石川リカって・・・」
石川「も〜う飯田さん、冗談はやめて下さいよ〜、あたしの名前はチャーミー
ですよ〜、姓は石川ですけど、名前はリカじゃなくてチャーミーですよ〜」
飯田「そう・・・だっけ? (どんな名前よ!そんなカタカナの名前、片田舎に
住んでる髪の色原色のドキュンカップルだって子供に付けないわよ!)」
73 :
いたずら:2001/04/26(木) 07:25 ID:ZrWjbcpc
石川「そうですよ〜、チャーミーは昔からずうっとチャーミーですよ〜」
飯田「・・・(本物の石川が消えてる?あの時、圭ちゃんの光に連れて行かれた
のが、本物の石川だったの? どうしよう!?)」
石川「あれ〜、あたし、服にヘンな落書きされてる〜、でもいいわ、
あたし何着ても似合うもん!レッツ・ポジティブ!アハハハ〜〜」
飯田「・・・(この子、ポジティブになってる!本物のネガティブな石川が
消えちゃったから?・・・さっきの黒騎士なのも超おかしかったけど、
今の石川は それに輪を かけて変だ!)」
石川「アハハ〜、あたし最高!ポジティブ!ポジティブ!超ポジティブー!
さあ、飯田さんもご一緒に〜!」
飯田「カオリはいいよ・・・(ハイになってる!似合わね〜こんな石川イヤだ〜!
さっきより、絶対始末悪ぃよ!)」
石川「ああー!飯田さ〜ん!そろそろスタジオ行かないといけませんよー!
どっちが早く着けるか競争しましょうよー!」
飯田「え?」
石川「行きますよー!よーい、ドン!アハハ〜飯田さん、早く早くー!
早くチャ−ミーを捕まえてーー!!アハハハ〜〜〜〜!!」 タタタ
飯田「・・・・ハイっていうより、躁状態みたい・・・精神病院の看護婦って、こんな
気持ちなのかな・・・・マジックマッシュ食った俳優みたいになってる・・・
どうしよ?・・・もう一回、ブン殴れば元に戻るかな・・・・」
74 :
いたずら:2001/04/26(木) 07:52 ID:kYkVGsIE
(スタジオ)
中澤「・・・は〜い、休憩も終わり、後半戦が始まりま〜す。皆さん張り切って
いきましょう・・・では、問題の前に、Pの確認をしときましょうか・・・
タ プ A/T 中澤
12 8 4 2億
以上のようになっておりま〜す」
飯田「・・・2億って・・・」
矢口「もう突っ込む気も失せたよ・・・」
加護「あのオバチャン、まさか本気で自分が勝つつもりとちゃいますよね?」
石川「中澤さんダントツですねー!でもチャーミーも負けないもん!
レッツ・ポジティブ!ポジティブ最高ーー!!」
矢口「(カオリ、リカちゃん、どうしちゃったの?ついにキちゃった?)」
飯田「(・・・・ノーコメント、収録終わったら何とかするよ・・・・)」
加護(このポジティブの一つ覚えはほっとくとして・・・勝つためには、前半のリード
を守らんとあかんな・・・これからも加護問題が続けばええけど、それは期待
薄やし・・・、後はののがどんな策略を使てくるかやけど・・・
やっぱり飯田さんに何かしくんでんのかな?) チラ
飯田「何、加護?何か用?」
加護「いえ・・(けど、あのちゃんちゃんこはかなり強力そうやな・・・あれ着とったら
大抵の攻撃には耐えられるやろ・・・まあ、なるようにしかならんか・・・)」
中澤「では後半戦の第一問!・・・あ〜臭い、問題考えんのメンド臭いわ〜
ちゅうわけで最終問題です!この問題に正解致しますと、特別に
3億ポイント差し上げます!
早押し問題ですので、皆さん粉骨砕身努力して下さい!」
75 :
いたずら:2001/04/26(木) 07:54 ID:kYkVGsIE
矢口「最後の問題か、これで決まるね?」
飯田「勝つ!何が何でも勝つ!!いいわね、みんな?」
加護「はい!(ウチが今まで稼いだポイントは何やってん・・まあ、別にええけど・・)」
石川「はーい!チャーミーに任せて下さいよー!いえーい!ピンク大好きー!」
矢口「・・・うん、頑張るよ」
飯田「よーし!さあ来い!」
保田「最後の問題だって!、後藤、吉澤、気合い入れなさいよ!!」
後藤「はーい、でも意外と早く終わりそうだね〜、早く帰れそう、良かった〜」
吉澤「そうだね・・(けど、とてもじゃないけど、今の保田さんの邪魔は出来ないな・・・
辻の指令(脅迫)だけど、無理だよ・・辻はサイン送ってきてんのかな)」チラ
(あれ、目つぶってる・・目つぶって・・ブツブツ言ってるみたい・・?)
後藤「でもさあ〜、なんでこういう三流クイズ番組は、最後の問題を答えたチーム
に、法外な得点をあげて、優勝〜なんて構成なんだろね?こんなんだったら、
前半まるで無意味じゃん、バカまるだしだね〜」
保田「・・・テレビはそういうもんよ・・・テレビ番組なんかに意味なんて元々ないのよ
あと、あんまり人前でそういうこと言うんじゃないわよ?」
後藤「は〜い」
吉澤「(保田さん、燃えてるかと思ったら、意外と冷静だな・・・さすが二十歳・・)」
76 :
いたずら:2001/04/26(木) 07:55 ID:kYkVGsIE
安倍(辻!最後の問題だって!、どうするの?答えられるの?)
辻(まさか、こんなに早くクイズが終わるなんて予想外でしたね〜)
安倍(これに答えられれば、勝てるけど・・・いけそう?)
辻(そうですね〜・・・・・じゃあこれから、わたしが「ロボ操縦セット」(通称ジオング)
を使って、全力で飯田さんを操ります。それで、他のチームが答えるのを
邪魔しますんで、問題に答えるのは安倍さんにお任せしますよ、
いいですか〜?)
安倍(わかった、・・・なっちの実力を見せてやるべ!)
辻(それと、ジオングを起動して飯田さんを操るのには、少し時間がかかるんで、
まだ中澤さんが問題を出さないように、時間稼ぎしててもらえますか〜?)
安倍(えっ?そんなの、どうすりゃいいの?)
辻(他の誰かとトークでもすればどうですか〜?、あたしたち負けないわよ!
とかなんとか・・・じゃあ、わたしは、これから準備にかかりますんで・・)
安倍(うん、分かった、それじゃ・・・)
段々と肩温まってきたのか、すげー快調に飛ばしてきてる。
いい感じだ!読んでて楽しい♪
でもそろそろクライマックスなのか……最後まで期待sage!
78 :
いたずら:2001/04/27(金) 07:30 ID:fFxuDm1E
中澤「ではいくで〜!・・・最後の問題です!・・・」
安倍「ちょ、ちょっと待ってよ、裕ちゃん!」
中澤「ん?何や、なっち?質問か?」
安倍「いや〜、最後の問題の前に、それぞれのチームに、
意気込みとか聞いとかなくてもいいのかな〜?、と思って・・・」
中澤「そやな〜、その方が盛り上がるかもしれんな・・・なっち、おおきに」
安倍「いや〜、たいしたことないべ・・・(良し!これで少しは時間が稼げたはず・・)
中澤「そしたら、まずは安倍・辻チーム!勝つ自信はありますか〜?」
安倍「はい、一生懸命頑張りま〜す!」
中澤「(自分からふっといて、平凡なコメントやな〜)・・・はい、ではプッチモニの
皆さんはどうでしょうか〜?」
保田「信賞必罰!因果応報!私利私欲!よってあたしたちが勝つ!!」
中澤「(・・・リアクションに困るコメントしよってからに)・・・・そうですね〜、
頑張って下さ〜い、では最後にタンポポの皆さん、どうぞ〜」
飯田「カオリは、負けたくないのよ!タンポポで一番になりたいの!
タンポポが一番になりたいの!だから絶対に勝ちます!
リーダーとして必ず勝ちます!」
中澤「は〜い、熱いコメントありがとうございました〜・・・では・・・」
石川「はい!」
中澤「・・・・・・(また、この出しゃばり女が!司会の邪魔すんなよ!
だから、いつも一言多いって言われんねん!)」
79 :
いたずら:2001/04/27(金) 07:31 ID:fFxuDm1E
石川「はい!はーい!はい!はいはいはーい!!」
中澤「・・・・え〜、石川さん、何か?」
石川「チャーミーも勝ちたいです!勝負事は勝たなきゃダメだと思います!」
中澤「は〜い、そうですね〜、おっしゃるとおりです・・・では・・・」
石川「あと、チャーミーはお腹が空きました!」
中澤「は?」
矢口「リカちゃん、何言ってんの?」
石川「お腹が空いたんです!だからパンが食べたいんです!食べたいんです!」
中澤「(なんや、この子?何で2回言うねん?ダウンタウンか?
ちゅうか、なっちでも本番中、こんな事言わへんで!大丈夫か?)
・・・・え〜と、そういうのは、収録が終わってからに・・・」
石川「ダメです!チャ−ミーはポジティブだから、自分の意見はハッキリ
言うんです! お腹が空いたんで、パンが食べたいんです!」
飯田(チャーミーが暴走してる・・・やっぱり、本物の石川が消えちゃったから・・・?)
石川「パンが食べたいんです!チャーミーは
あそこにいる、顔がパンの人のパンを食べたいんです!」
吉澤「へ?・・・ええ!?あたし!?」
後藤「・・・よっすぃ〜、顔がパンの人だったんだ〜」
加護「アンパンマンや!よっすぃーアンパンマンやったんや!」
安倍「それよりベーグルパンマンの方が合ってない?」
加護「アハハハハ!ええわ、ベーグルパンマン最高!よっすぃー似合いすぎ!
ジャムおじさんに作って貰いたいな〜」
矢口「ちょっと加護、笑いすぎだよ・・・・プッ」
石川「チャーミーは、あそこにいる、顔がパンの人のパンを食べたいんです!」
吉澤(こいつ!あたしの丸い顔をアンパンマンだと!公衆の面前で・・・殺す!!)
中澤「・・・そういや似てるわ・・・プハハ、石川、おもしろいこと言うな〜」
80 :
いたずら:2001/04/27(金) 07:33 ID:fFxuDm1E
保田「ちょっと石川!ひどいじゃない!、吉澤に謝りなさいよ!」
石川「机の中でカチカチになった給食のパンマンは黙ってて下さい!」
保田「・・・あたし?あたしが、机の中でカチカチになった給食のパンマン!?
失礼な!!」
安倍「ブフッ、リカちゃん、言い得て妙だね〜」
加護「アハハハハ!おもしろいわ〜、あ〜涙出てきた〜」
矢口「・・・なんかスゴイ毒舌なんですけど・・・」
保田「石川!誰の顔が、カチカチになったパンみたいだって言うのよ!
冗談でも、許さないわよ!」
中澤「まあまあ、保田さん、落ち着いて・・・・
ホンマの事言われたからって、そうムキにならんと・・・」
後藤「そうだよ〜、よっすぃーも圭ちゃんも落ち着きなって〜、ホンの冗談だよ
ね?、リカちゃん?」
石川「く、くさい〜!、魚のお頭マンは黙ってて下さい!魚臭いんです!!」
後藤「・・・・・」
加護「・・・・プヒャハハ、魚臭いやて!、魚のオカシラマンやて!!」
後藤「・・・・加護・・・何か言った?」
加護「!!、いえ!・・・何も・・・」
飯田(石川・・普段、そんな風に思ってたんだ・・・・あんたの内面が垣間見えたよ・・
て言うか、自分の思ったことを、ハッキリ言うのはポジティブかもしれないけど、
今のは、ただの罵詈雑言だね・・・・)
81 :
いたずら:2001/04/27(金) 07:34 ID:fFxuDm1E
後藤「・・・裕ちゃん・・・ちょっと五分だけ、時間くれる・・・?」
保田「あたしからもお願い・・・」
吉澤「あたしからも・・・」
中澤「え〜・・・はい・・・わかりました・・・皆さん、5分間、休憩です・・・
(プッチモニ得意の焼き入れパーティーやな・・・けど石川、自業自得やで?)」
石川「わーい!休憩だー!顔がパンの人ー!パン食べさせてーー!!」
吉澤「・・・リカちゃん、ちょっとこっちへ・・・・」
保田「・・・向こうで、一緒に美味しいパン食べようか・・・・?」
後藤「・・・とっても美味しいパンだよ・・行こう・・・?」
石川「うわーーい!ありがとー!みんなで楽しく食べましょーーよーー!」
タタタ
矢口「リカちゃん、何て恐い物知らずな発言を・・・」
加護「・・・明日からは、ウチら8人ですね・・・」
飯田「恐るべしチャーミー石川・・・全然違う意味で・・・」
82 :
いたずら:2001/04/27(金) 07:35 ID:fFxuDm1E
石川「・・・・早くパンちょうだい!「ボクの顔をお食べ」って言って、
パンの顔ちょうだい! そのプクプクしたホッペタちょうだい!
・・・・(ガシッ)・・・あれ、何するんですか・・顔がカチカチのパンの人?
離して下さいよー・・・・・(ガシッ)・・・ちょ、ちょっと、魚のお頭マンまで・・・
なんなんですかー!あなたたちー!やめてーー!離してーー!
・・・え、なにを・・・チャーミーどうなるんですかーーーー!!・・・・
きいやああああぁあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
保田「・・・裕ちゃん、ありがと、待たせたね・・・」
後藤「・・さあ、続き始めようか・・・・」
吉澤「・・タンポポさん、リカちゃんお腹一杯になったら、急に眠っちゃいましたんで、
ここに座らせておきますね・・・よいしょっと・・」
ドサッ
石川「・・・・・・」
加護「・・・リカちゃんの髪が・・」
矢口「・・茶髪になってる・・・」
飯田「・・またネガティブになっちゃったのかな?」
83 :
いたずら:2001/04/27(金) 07:47 ID:XqhXxrp6
4月中に終わるかと思ったけど、ちょっと無理かな。
毎日書き込む量を間違えたっぽい。
明日からはガンダム知らない人は、つまんねーと思うけど
今更書き直すのは面倒くさいので、ご勘弁を。24
84 :
名無し娘。:2001/04/27(金) 14:44 ID:bm.rpTKI
クイズage
85 :
いたずら:2001/04/28(土) 07:05 ID:TfrlkPNk
安倍「・・・リカちゃん、なにされたんだろ?」
辻「ハード折檻プレイじゃないですかね〜」
安倍(あっ辻、もう準備出来たの?)
辻(できましたよ、あとは、飯田さんを操るだけですよ〜)
安倍(でも、大丈夫なの? そのロボ操縦セット、ジオングだっけ?
それ、まだ80%しか完成してないんだべ?)
辻(80%? 冗談じゃありません!、
現状で、ジオングの性能は100%引き出せます!)
安倍(えっ?でもそれは、ピアス・カチューシャ・アンクレットの3つで1セットでしょ?
カオリの足にはアンクレットがついてないべ?)
辻(足?あんなの飾りですよ!偉い人には、それがわからんのですよ!)
安倍(飾り?、偉い人?・・・・辻、何言ってんの?口調変わってるべ?)
辻(気休めかもしれませんが、大佐なら、うまくやれますよ!)
安倍(辻?、大佐って誰?)
辻(安倍さんに決まってるじゃないですか〜、このセリフ言うために、
ものすげー前から80%とか前フリしてたんですからね〜〜
あ、いえ、こっちの話です、気にしないで下さいね〜、
こういうネタを喜ぶ人もいるみたいですからね〜)
安倍(・・・ねえ、誰が喜ぶの?)
辻(そんなことより、いきますよ〜、安倍さん、クイズの回答は任せましたからね〜)
安倍(ラジャ!)
辻(よ〜し・・・サザビー出ます、サザビー発進!)
安倍(・・・ジオングでしょ?)
86 :
いたずら:2001/04/28(土) 07:06 ID:TfrlkPNk
石川「・・・・・」
矢口「リカちゃん、使い物にならなくなっちゃったね?」
加護「まあ、さっきのエキセントリックなリカちゃんより、うるさくないぶん、
ええんとちゃいます?」
飯田「そうだね、元々あんまり戦力にならなさそうだ・・・・ピー」
矢口「カオリ?、ぴーって何?、何の音?キスケ?」
飯田「・・・・なんでもない・・・れす・・・」
加護「れす?」
飯田「・・・・・」
辻(やりましたよ〜!これで飯田さんは、もう、わたしの操り人形ですね〜)
安倍(ラジャ!後は、なっちが答えるだけだべ!)
保田「さ、気を取り直して・・・用意はいい?」
後藤「イエスサー!」
吉澤「アイアイサー!」
保田「良し!」
中澤「え〜、なんかゴタゴタがありましたが、最後の問題行きます!
なお、この問題に限り、各チーム、回答は1回のみとさせて貰います!
間違えた場合は、即失格となりますので、皆さんよくお考えになって、
お答え下さい!宜しいでしょうか?では・・・問題!
現在、人気絶頂のモーニング娘の皆さんですが、
今後、最も将来性があると思われるメンバーは、いったい誰でしょう?
誰と、個人名をお答え下さい、どうぞ!」
87 :
いたずら:2001/04/28(土) 07:07 ID:TfrlkPNk
矢口「うう〜ん、また微妙な問題だな〜、1回間違えただけで失格するんじゃ、
うかつに答えられないしね〜」
加護「そやね〜、将来性か・・・誰やろ・・・飯田さんは、誰やと思います?」
飯田「・・・・しばらく・・・ようすを・・・・みる・・・・・・」
矢口「うん、そうしよっか〜(・・・・なんでカタコトなんだ?)
保田「将来性・・・一体誰だ?・・・後藤、お前の意見は?」
後藤「あたし!」
保田「(即答しやがって!)・・・吉澤、お前は?」
吉澤「あたし!」
保田「お前ら〜・・・真面目に答えろよ!」
後藤「圭ちゃん、何言ってんの〜、将来性だよ?後藤に決まってるじゃん、
ソロデビューもしたし、これから娘でもソロでも、バンバンやっていくんだよ?」
保田「そりゃ、絶対違う!とは言い切れないけど・・・」
吉澤「いえ、あたしは、ごっちんじゃないと思います。確かに、現時点では
娘=ごっちんだけど、今人気ある人じゃないんですよ?、将来性ですよ?、
あたしは新メンバー4人の内の誰かだと思います!」
保田「あたしも、そうかな〜、とは思うんだけどね・・・」
後藤「2人ともわかってないな〜、ソロデビューシングル初登場1位だよ?1位!
ぜ〜ったい、あたしだって!」
吉澤(いや、ホントはリンゴにボロクソに負けてたって・・・)
保田(後藤、CDショップに行ってないの?あんたのCD余りまくってるじゃん・・・
再販じゃないわよ、初版よ!初版!)
後藤「どしたの、2人とも口をへの字に曲げちゃって?・・・・わかった!
あたしの意見に納得したんだね〜、じゃあ、あたしが答えてあげる!」
88 :
いたずら:2001/04/28(土) 07:08 ID:TfrlkPNk
辻(ロボレーダーに反応!プッチモニさんが回答しようとしてます!)
安倍(その前に、なっちが!)
辻(大丈夫です、その必要はありません、ここからがクライマックスですよ〜
・・・・・さあ飯田ロボ、お前の力を見せてやれ!・・・・なぎ払え!巨神兵!)
飯田「・・ピー・・・・のわあああ〜〜〜〜〜〜!!」 ガタン
矢口「カオリ!どしたの!? 何処行くの!?」
飯田「・・プッチモニ!コロス!!」 ダッ
加護「まさか!暴走!?」
保田「・・ちょ・・ちょっとカオリ?」
飯田「・・シネ・・・イイダアロー!」 ピーー
後藤「熱っ!」
吉澤「イスが、回答席が熱い!」
保田「っていうか溶け始めてるって!」
加護「イイダアローや!あれをまともに浴びたら、電子レンジに入れられた
グレムリンみたいに、弾け飛ぶ事に!」
矢口「カオリ!止めてよ!何してんのよ!」
中澤「カオリが暴走してる!スタッフの皆さん、あのロボを止めてや!
なんやったら破壊してもかまへんで!」
飯田「・・邪魔スルモノハ全テ排除!・・イイダスマイル!」 ニカッ
バタバタバタ
中澤「スタッフの皆さんが!?」
加護「イイダスマイル!あれをまともに見た者は、良くて発狂、悪くて即死すると
言われてるんや!飯田さん、あれを出すとは本気やな・・本気でヤる気や!」
矢口「即死?それじゃ大量殺人じゃん!・・・って言うか誰がそんな事言ってるの?」
89 :
いたずら:2001/04/28(土) 07:10 ID:TfrlkPNk
安倍(ちょっと辻!やりすぎじゃない?殺すとか言ってるよ!?)
辻(・・・わたしじゃないですよ、あれ勝手に動いてるんですよ)
安倍(えっ、でも辻がプッチを襲うように命令したんでしょ?)
辻(そうですよ、きっかけを与えたのは、わたしです。けど、辻はあそこまで
やんないですよ・・・たぶん、飯田さんの心の奥に潜んでいた、プッチモニへの
長年の恨み辛みが、これ幸いとあふれ出てきたんじゃないですかね〜)
安倍(ですかね〜、じゃないって!なんとか止められないの?)
辻(ムリです、ああなったら目的を果たさない限り、止まらないですよ)
安倍(そんな無責任な・・・)
辻(安倍さん、そんな事言ってますけど、ホントは後藤さんがやられちゃったら、
嬉しいんじゃないんですか〜?)
安倍(な、なに言うのよ・・・この子は・・・そんなはずないじゃない・・嫌な子ね・・)
辻(ふ〜〜〜ん、ま、何とかなりますよ、プッチモニさんは強いですからね〜
いくら飯田さん相手でも、3対1ならたぶん勝てるでしょう〜、それに
ひょっとしたら 生でジェットストリームアタックを見れるかもしれませんよ〜)
安倍(え、ホント?、ビデオ持ってくりゃ良かったべ)
保田「カオリ!何すんのよ!」
後藤「死ぬとこだったじゃない!」
吉澤「飯田さん!やめて下さいよ!」
飯田「・・イツモ、イツモ、アッサリ1位取リヤガッテ!生意気ナンダヨ!
後カラ入ッテ来タクセニ!後カラ出テキタクセニ!!」
中澤「カオリ・・やっぱり、タンポポが1度も1位取れてない事、
かなり根に持ってたんやな・・・その気持ち、わからんことはないけど・・」
90 :
いたずら:2001/04/28(土) 07:11 ID:TfrlkPNk
保田「そ、そんな事言われたって、知らないわよ!
それはあたしたちが、一生懸命やった結果なんだから!」
後藤「そうよ、そうよ!嫉妬しないでよ!」
吉澤「飯田さんも、タンポポも今度1位取れますよ、きっと!」
飯田「・・ウルサイ、ウルサイ! オ前ラサエ居ナケレバ、オ前ラサエ、
コノ世ニ居ナケレバ!・・・・コロス!、絶対、コロス!!」
吉澤「飯田さん・・・」
後藤「カオリ、聞こえてないよ・・圭ちゃん、どうする?」
保田「・・・このままじゃ、こっちがやられちゃうわね・・やるしかない!
後藤、吉澤、カオリにジェットストリームアタックをかけるわよ!?」
後藤・吉澤「おう!」
飯田「コロス!抹消!コノ世カラ髪ノ毛一本残サズ消滅スベシ!!」
保田「・・カオリ・・ごめん!・・2人とも行くわよ!!」
後藤・吉澤「おう!」
安倍「さっきから、あの2人、「おう!」しか言ってないね?」
辻「まあ、本物も、あんなもんでしたからね〜」
保田・後藤・吉澤「うりやあああーーーー!!!」 ポカポカポカ×3
加護「出た!プッチモニのジェットストリームアタック!ウチ初めて見た!」
矢口「ええ!?、こんなのが!? 3人でカオリを囲んで、
タコ殴りしてるだけじゃん! しかも、3人の息が全然合ってないし!」
飯田「・・・ぐ・・うぅ・・・・・」 (ガクッ)
>>85 >>安倍(・・・ねえ、誰が喜ぶの?)
σ(^ ^)
92 :
名無し娘。:2001/04/28(土) 15:03 ID:w2FmvfUU
>安倍(・・・ねえ、誰が喜ぶの?)
大喜び!
93 :
名無しさん:2001/04/28(土) 15:31 ID:lcQQzRx.
あげ
94 :
名無し娘。:2001/04/29(日) 02:35 ID:zZ96B1zw
>>85 >安倍(・・・ねえ、誰が喜ぶの?)
( ´D`)ノ<へい!
なぜ「ロボ操縦セット」が通称ジオングなのか、ようやくわかった。
95 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:16 ID:o/SJ2o1Y
保田「フッ・・連邦のモビルスーツ、違った、カオリ・・噂ほどではないわ・・」
後藤「・・ふう・・やっと、止まった・・」
吉澤「・・飯田さん・・ごめんなさい・・大丈夫ですか?」
飯田「・・・・・・ぐうおおおおーーーーーーん!!!」
安倍「カオリが!? 再起動!?」
辻「勝ったな・・・!」
飯田「・・・・・・・・フンッ!」 ブチッ
矢口「カオリのちゃんちゃんこが千切れ飛んだ!?」
加護「拘束具が!?まさか、自らの手で!?」
中澤(・・・なんやねん、この話・・・ウチ、もうついていけやん、ワケわからへんわ・・
・・・・ジェネレーションギャップやろか?)
96 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:17 ID:o/SJ2o1Y
飯田「・・・ディヤァ!」 バッ
保田「カオリが跳んだ!?」
後藤「よっすぃー!逃げて!」
吉澤「ぐっ!?」
飯田「・・吉澤・・あんたの物真似・・
・・カオリの「ねえ、笑って」の物真似・・自分で似てると思ってんの?」 ガシッ
吉澤「えっ、いや、自分では、まあまあかなと・・(飯田さん、なんてスゴイロボ力!)」
飯田「・・微塵も似てねえ!あたしはあんなに睨んでねえよ!
・・お前、全然歌うまくねえくせに、後からポッと加入したくせに、
なんの苦労もせずに、2曲連続1位取りやがって!・・」
吉澤「すいません!もう二度と飯田さんのマネしませんから!」
飯田「・・お前はパンツ見せる前に、やる気見せろ!、根性入れて歌のレッスンに
励め!・・このヨゴレ芸人!・・お前みたいなパンチラ大王は、死にさらせ!!
くらえ!イイダチョップはパンチ力!!」 ボゴッ
吉澤「ぐえ!・・やっぱ、あたしヨゴレ?・・パンチラに・・栄光あれーーー!」(ガクッ)
矢口「よっすぃーーー!!」
加護「・・飯田さん、わりと冷静にダメ出ししてから、殴りましたね・・・・
・・・リーダーになったからやろか?」
保田「マッシュのドムが、や、やられた・・・」
後藤「ジェットストリームアタックをすり抜けるなんて・・・信じられん・・・!」
安倍「・・マッシュ?・・ドム?・・よっすぃーが?まあムチムチした身体してるけど・・」
辻「安倍さんには敵いませんよね〜、っていうか、ジェットストリームアタックは
思いっきりヒットしてましたよ〜、効いてないけど」
97 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:18 ID:o/SJ2o1Y
飯田「ディヤアァ!」 バッ
保田「また跳んだ!後藤!?」
後藤「しまった!?」 ガシッ
飯田「・・後藤・・あんた、後輩のくせに、何自分1人ソロデビューしてんのよ?」
後藤「そ、それは、事務所の方針で!・・仕方なく・・・」
飯田「・・事務所の方針だ?仕方なくだ〜?・・じゃあ、何で断らなかったんだよ?」
後藤「え、いや、それは・・・・」
飯田「お前が二つ返事で引き受けたから、ソロデビューしてんだろ!?
だいたい、何であたしがソロデビューできねえのに、お前はできるんだよ?
何でオリジナルメンバーのあたしを差し置いて、お前がソロデビュー
できるんだよ?」
後藤「そ、それ・・は・・歌が・・うまいから?」
飯田「から?、じゃねえよ!質問してんのは、このリーダー様だよ!
質問を質問で返すな!・・・・お前、あたしをバカにしてるだろ?」
後藤「そんなことない!そんなことないよ!」
飯田「いいや!絶対バカにしてる! 「プッチモニまた1位だよ〜、あたしも
たまには1位以外取りたいな〜、ソロも1位だったし・・・・あ〜タンポポが
羨ましい〜」 とか嫌味な事思ってんだろ!?」
後藤「そんな事全然思ってないよ!被害妄想、激しすぎだって!」
飯田「いいや絶対思ってる!ていうか今決めた!そう思ってるって、今あたしが
決めた!! お前生意気なんだよ!一目会ったその日から生意気なんだよ!
お前は、男とスノボに行く前に、毎日真面目に学校に行け!!
くらえ! イイダキックは破壊力!!」 ボムッ
後藤「ぐえ!・・アイドルなのにケリ入れるなんて・・しかも下駄で・・
・・ていうかスノボっていつの話だよ?・・古い話蒸し返しやがって・・・」(ガクッ)
98 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:19 ID:o/SJ2o1Y
加護「後藤さーーーん!(ザマミロ!魚!)」
矢口「・・またダメ出ししてた・・カオリ、ホントは暴走してないんじゃあ?・・・」
安倍「良しッ!良くやった!カオリ偉い!!胸がスーッとしたべ!」
辻「安倍さん、喜びすぎですよ〜(・・・・安倍さんは、ホントに後藤さんが
憎いんですね〜・・過去の栄光が忘れられないんだな〜・・可愛そうに〜)」
保田「オ、オルテガが・・・おのれ〜〜!」
飯田「ディヤアアァ!」 バッ
保田「来た!」 ガシッ
飯田「・・保田・・お前・・何、地味〜にサブリーダーなんかになってんだよ?」
保田「な、何よ!いいじゃない、あたしの統率力がみんなに認められてるからよ!」
飯田「・・何が統率力だよ!だいたい、前はそんなポジションなかったじゃねえか!
・・お前・・あたしがリーダーじゃ、頼りないとか思ってるだろ?」
保田「何言ってんのよ!誰もそんな事言ってないじゃない!カオリ、さっきから
被害妄想キツイわよ!?」
飯田「・・お前、自分でプッチモニのリーダーだと思ってるだろ?・・
そして、プッチモニはタンポポより上だと思ってるだろ?見下してるんだろ?」
保田「だから、そんな事思ってないってば!」
飯田「タンポポ<プッチモニ=リーダー<サブリーダーとか思ってるだろ?
つまり、実質的には、自分がモーニング娘の支配者だと思ってるんだろ!?」
保田「何よ、その無茶苦茶な理論は!? どんな計算よ!?」
飯田「どっちが本当のリーダーか、白黒ハッキリつけてやるよ!
くらえ! イイダカッターは岩砕く!!」 ヒュッ
99 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:20 ID:o/SJ2o1Y
加護「イイダカッター!あれを喰らったら、死なない程度にリストカットされて、
手首に二度と消えない自殺未遂痕が残ると言われてるんや!
このままでは保田さんは、夏場でも、一生長袖を着続けるハメに!?」
矢口「・・・ねえ、だから誰がそんな事言ってんの?聞いたことないんだけど?」
保田「ハッ、危ない!何すんのよ!ホントに殺す気!?」
飯田「よくかわしたわね・・やるな・・・さすが自称サブリーダー・・・!」
保田「そっちがその気なら、こっちも手加減しないわよ!くらえ!ヤスダウインク!」
パチッ
矢口「うわっ!キツッ!」
加護「おえ〜〜〜」
バチィン!
保田「跳ね返された!? 効いてない!? 届いてないの!?」
飯田「フハハハハハ! このイイダカオリには、長距離ビームなど
どうということはない! このイイダカオリが量産の暁には、
プッチモニなど、あっという間に叩いてみせるわ!!」
安倍「二本足のヤツ・・・圧倒的だべ!」
辻「人間は普通みんな二本足ですよ〜、
そうか〜飯田さんはビグザムだったんだ〜」
加護「・・・飯田さんが量産やって・・・・・」
矢口「恐っ!カオリがいっぱい並んでる絵、想像しちゃったよ・・・」
100 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:21 ID:o/SJ2o1Y
飯田「くらえ!対空防御!」 ヒュッ ヒュッ! ボゴッボゴッッ!
保田「ぐえ!・・なんで・・ただの下駄が・・クリーンヒットすんのよ?・・」
安倍「下駄が圭ちゃんの後頭部に向かって、キレイに一直線に!?、
あれ、リモコン下駄だべ!」
辻「とすると、下駄は、ビグザムの足のツメなんですかね〜」
保田「・・・マッシュ・・オルテガ・・・・・す、すまん!」 (ガクッ)
飯田「カオリの勝ちィ!つまりプッチモニよりタンポポ!グレイトフル・タンポポ!
うぃあーざ・タンポポ!そしてリーダーは、このあたし以外にあり得ない!
我を称えよ!我を崇めよ!勝利を我が手に!」 ダッ
安倍「マズイ!カオリが回答席に向かって、ダッシュしてる!」
辻「心配いりませんよ、わたしに任せて下さいね〜、では、パワー全開!」
飯田「ピー・・・うお!?・・・たった1機のモビルスーツに・・このイイダカオリが・・
やられるのか?・・やられはせん!やられはせんぞ!!」
辻「う〜〜、予想以上に飯田さんの抵抗が強い〜、安倍さん・・早く答えて下さい〜」
安倍「わかった!ハイ!」 ポーン
中澤「はい安倍さん!答えをどうぞ!、間違えたら失格ですよ?」
矢口「・・・そうか、すっかり忘れてたけど、これクイズだったね〜」
加護「そんなん今更どうでもエエですよ、プッチモニの3人は気絶してるし、
リカちゃんは完全放置されてるし、飯田さんなんてドズルやし」
101 :
いたずら:2001/04/29(日) 07:23 ID:o/SJ2o1Y
飯田「やらせはせん!やらせはせん!!やらせはせんぞ!!!
タンポポの栄光!このオレのプライド!!貴様如きに、やらせはせん!!
やらせはせん、やらせはせん、やらせはせん、やらせはせんぞーーー!!」
辻「ううう〜〜〜、安倍さん、早くう〜〜〜」
中澤「さあ安倍さん、最も将来性のあるメンバーは誰でしょう?答えをどうぞ!?」
安倍「答えは決まりきってるべ!・・・・・答えは・・・安倍なつみ!!!」
辻「(このアマッ!?最後の最後まで、性懲りもなく!!)」
中澤「・・・・・正解・・・」
加護「ウソやん!?」
中澤「・・なわきゃねえだろ!ハズレ!不正解!よって、安倍・辻チーム失格!」
安倍「はずれた!? 何で!?」
辻「・・・・・・・・・もう操る必要ないですね・・・ジオング解除・・・」
飯田「ピー・・・・システムダウン・・・」 (ガクッ)
矢口「カオリが止まった?オーバーヒート?」
加護「それとも電池切れ?、内蔵電源がなくなったんかな?」
安倍「えへ、間違っちゃった・・・・・ごめん・・・・辻、怒ってる?」
辻「・・・・・・・・・・室蘭の赤い彗星も地に堕ちたもんですね・・・・・」
安倍「ごめんね・・・・・今度、アロエヨーグルト買ってあげるから!・・・・怒ってる?」
辻「・・・・・・・・・・・・・・・別に怒ってませんよ・・・・・・・
ただ、安倍さんを信頼しすぎた自分のバカさ加減に呆れてるだけですよ・・・・」
安倍「ごめんってば!・・・・アロエヨーグルト5個買ったげるから・・・ね?」
辻「・・・・・・・・・・・まあ、問題聞いた時点で、こうなるのは予想できましたけどね・・」
102 :
名無し娘。:2001/04/29(日) 16:17 ID:e4SR4b6A
ネタが全部わかるってのも鬱だが。面白い。
103 :
名無し娘:2001/04/29(日) 20:04 ID:GChrzkic
まだまだネタがぬるいよ、もっとコアなネタが見たいよ
104 :
ナマコ娘。:2001/04/29(日) 21:23 ID:RSPP6mbg
ますます期待sage
105 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:17 ID:dN49YUL6
中澤「安倍・辻チームは失格!プッチモニは死亡(気絶)!と言うことで、
残るはタンポポだけです!さあ、タンポポさん、お答えをどうぞ!」
矢口「えっ?あたしら?」
加護「矢口さん、チャンスですよ!これ当てたら、ウチらの勝ちですよ!」
矢口「うん!けど、カオリは止まってるし、リカちゃんは茶髪だし・・・何て答えよ?」
加護「う〜〜ん・・・」
矢口「あたしは・・・アンタか辻のどっちかだと思うな・・・、一番若いし、
普通に考えれば、若いんだから、これからまだどんどん成長するだろうし・・・」
加護「じゃあ、答えはウチでええですか?」
矢口「う〜〜ん・・・・・・けど、辻かもしんないよ?」
加護「・・・・ウチでは役不足やと?」
矢口「そうは言わないけど・・・・わかんないな〜〜」
加護「やっぱり、答えはウチって答えますよ?いいでしょ?」
矢口「そ〜だね〜〜、いくら考えたって、わかる問題じゃないからね・・・いいよ」
加護「よし!ハイ!」 ポーン
中澤「はい、タンポポさん!答えをどうぞ!最も将来性のあるメンバーは!?」
加護「答えは・・・・(矢口さん、ウチでエエですね?)」
矢口「・・・・(決めた!うん、いいよ!)」
中澤「そのメンバーの名前は!?」
加護「メンバーの名前は・・!」
石川「石川リカーーーーーー!!!」
矢口「え?」
中澤「残念!不正解!タンポポ失格!!!」
106 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:18 ID:dN49YUL6
石川「あ〜ん、残念〜」
加護「残念と違うわ!なんやねん自分!いきなり起きてきて、何言うてんのや!?」
石川「いや〜だ〜、あいぼん恐〜〜い!矢口さん助けて〜〜」
矢口「・・・こんなオチかよ・・・」
加護「負けたん自分のせいやぞ!わかってんのか!?」
石川「あいぼん、何言ってるのよ〜、また答えればいいだけのことじゃない〜?」
矢口「・・リカちゃんこそ、何言ってんの、
この問題は、1回間違えたら、それで失格になっちゃうんだよ?」
石川「ウソ!ホントですか〜?」
加護「ホンマや!そやからこんな怒ってんねん!」
石川「あたしそんなの聞いてないです!
中澤さん、あたしにちゃんと説明してくれてませんでした!!」
中澤「アホウ!ちゃんと言うたわ!自分がちゃんと聞いてないだけやろ!」
石川「いいえ!あたしはちゃんと聞いてました!中澤さんのミスです!
あたしは少しも悪くありません!!」
加護「・・そんなんやから、クレーマーとか、全然成長してないとか言われんねん・・」
矢口「・・・・・ホントに厄介なのは、味方の中にいる敵って言うしね・・・
でも、まあ、リカちゃんが元に戻ってよかった・・・かな?」
加護「さあね〜〜、けど、こんな負け方したって
飯田さんが知ったら、リカちゃん確実にシバかれますよ?」
矢口「あ〜、それは仕方ないね〜、でもリカちゃんそういうキャラだから」
石川「石川は悪くありません! ちっとも悪くありません!!
ぜ〜んぜん、悪くありません!!!」
107 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:19 ID:dN49YUL6
中澤「え〜、一言多い出しゃばりは、放っておくとして、残念ながら、
チームタンポポは失格です!・・・と、言うことで残るはプッチモニだけですが、
プッチモニの皆さんは気絶中なので答えられる状態ではありません!
よって、このクイズ・・」
保田「・・・・・ちょっと待ったーー!」 ガバッ
安倍「圭ちゃんが立ち上がった!?」
辻「おかしいですね、飯田さん、無意識に手加減してたのかな〜?」
保田「う・・頭、痛っ・・・・・あたしらはまだ、答えてないわよ・・・・
ここで、当てればあたしたちの勝ちよね?」
中澤「はいその通りです、では、プッチモニの保田さん、答えをどうぞ!」
吉澤(・・・保田さんも、気が付いてたのか・・・・、なんだかんだ言って、飯田さん、
ちゃんと手加減してくれてたんだ・・・けど、もう少し死んだフリしてよ・・・
今、起きていったら、後で辻に何言われるかわかったもんじゃないし・・・
ごっちんも、そろそろ気が付く頃かな?)
チラ
後藤「・・・・・」
吉澤(白目剥いて、赤色の泡吹いてる!・・・・飯田さん、ごっちんにだけは
マジで蹴り入れたんだ・・・やっぱり、先にソロデビューしたこと、かなり根深く
恨んでるんだ・・飯田さん、プライド高そうだからな・・・・恐ろしい人・・・)
108 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:20 ID:dN49YUL6
安倍「あ〜、これで圭ちゃんの答えが当たっちゃったら、プッチの優勝だね〜?」
辻「・・・・・当たればね・・・いえ、保田さんが答えられればね・・・・・」
安倍「えっ、どういう意味?」
辻「・・・・・・・・(ニヤリ)」
安倍「!(恐い!この子恐いべ!)」
中澤「では、これで決まります!保田さん、保田さんのお答えをどうぞ!」
保田「・・・・・答えは・・!」
辻「・・・・」(カチッ)
ボガーン!(爆発)
保田「ぐうえ!?・・・・何が・・起こったの・・・?」 (ガクッ)
石川「保田さんが!?」
矢口「何!?圭ちゃんのポケットが!?」
加護「いきなり火吹いた!爆発した!!」
安倍「何だべ!? 一体何が!?・・・・・・辻?」
辻「・・・・・キラークィーン・・・第一の爆弾・・・」
安倍「え?・・・なに、それ?」
加護「ののや・・・ののの仕業や!のののキラークィーンや!」
石川「?、あいぼん、それ何?、きらーくぃーんって何?」
矢口(またヲタネタを・・・JOJO知らねーとワケわかんないよ・・・)
109 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:21 ID:dN49YUL6
安倍「辻、あんた何したの?」
辻「・・・この手が触れた、この世のありとあらゆる物質は、全て爆弾に変化する・・・
さっき、保田さんに渡した10円玉を、既に爆弾に変化させておいた・・・
そして、それを爆発させたんですよ・・・・」
安倍「・・・・・・・それは漫画の話だべ?ホントは何したの?」
辻「ホントは、さっきの10円玉に、ちょ〜っと、爆発物を仕組んでただけですよ〜」
安倍「・・・爆発物?・・・辻、確実に圭ちゃんを殺す気だべ・・・」
辻「そんなことないですよ〜、ただサブリーダーになったからって調子に
乗らないように、緩〜い釘を刺しただけですよ〜」
安倍「・・・・・ゆる〜い釘?
・・・・・・10円玉の破片が思いっきり深々と身体に突き刺さってるけど・・・」
吉澤(やっぱり!あの10円玉には、そんな秘密が!・・・
死んだフリしてて助かった〜〜、あやうく、身体中の肉をこそぎ落とされる
トコだったよ・・・・でも、それはそれでラッキーかも?)
加護「いや〜キラークィーンか〜、滅多に見れへんもん見れて良かったですね?」
矢口「良くねえよ!圭ちゃん焦げてるじゃねえか!?」
石川「人の燃える匂いってこんなのなのね〜、
こういうのを火葬場の匂いって言うのかしら〜」
加護「これも滅多に嗅げやん、臭いやで〜、良い悪いは別にして」
矢口「・・・ダメだ、こいつら・・・」
110 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:33 ID:32iI8kpk
中澤「・・・え〜と、残念ながら保田さんは爆死!残る2人はいまだ気絶中!
ということで時間切れでプッチモニは失格!これにてクイズは終了で〜す、
お疲れさまでした〜・・・・・それでは結果発表〜〜!
皆さん最終問題に正解致しませんでしたので、得点に変化ナシ!
と言うことは・・・2億ポイント獲得した中澤さん!中澤裕子さんの優勝です!
おめでとうございます!!」
矢口「もう、どうでもいいよ・・・・」
加護「・・・・クソ婆・・・」
石川「さすが中澤さんですねー!石川尊敬しちゃいますー!!」
中澤「石川おおきに・・・では、ここで優勝した中澤さんに喜びの言葉を
聞いてみましょう・・・中澤さん、おめでとうございます!」
中澤(一人二役)「いや〜どうもありがとうございます!」
中澤「どうですか?問題難しかったですか?」
中澤(一人二役)「そうですね〜、でも実力を発揮できて良かったと思います、はい」
中澤「どの問題が一番難しかったですか?」
中澤(一人二役)「そうですね〜、高めのスライダーだったと思います、はい」
中澤「狙ってましたか?打った瞬間にわかりましたか?」
中澤(一人二役)「正直狙ってました。打った瞬間ホームランだと思いました、はい」
矢口「・・・・なんで1人コントやってんの?」
加護「ていうかヒーローインタビューになってるやん・・」
石川「おもしろーい!中澤さん最高ーー!」
111 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:35 ID:32iI8kpk
辻「・・・まあ、負けちゃったけど〜、中澤さんの優勝なら、別にいいか〜」
安倍「負けてもいいの?じゃあ別に圭ちゃんを爆破しなくても良かったんじゃ?」
辻「それとこれとは話が別ですよ〜、
わたしが入れなかった、プッチモニが勝つのは許せませんからね〜」
安倍「辻、プッチに入りたかったの?」
辻「昔、ちょ〜っとだけね〜、でも今は全然ですよ〜、
今更あんなのに入れられたら、あんなアクシズみたいな辺境に導かれた
日にゃあ、商売上がったりさ! ですからね〜」
安倍「・・・あくしず?(誰だ?わかんないべ・・・・あっ、シーマ?シーマかな?)」
中澤「は〜い、今夜のヒーローは、見事4番の務めを果たした
中澤裕子さんでした〜、中澤さん、どうも有り難うございました〜」
中澤(一人二役)「はい、ファンの皆さん、応援有り難うございましたー!」
中澤「はい、どうも〜、それでは本日はこの辺で、ここ大阪ドームから
お別れ致します。本日の「中澤裕子VSモーニング娘」の試合は、2億対24、
2億対24で中澤裕子が圧勝致しました。まあ当然の結果やね。
それでは皆さん、また明日も熱いゲームに期待しましょう!
EDテーマは、ご存じこの曲、中澤裕子「悔し涙ポロリ」です。
では、さようなら〜〜〜〜〜!」
中澤「・・・はい、終わった!お疲れさまで〜す」
矢口「お疲れさまじゃねえよ!ツッコミどころ満載で、
もうどこからツッコんでいいかもわかんねーよ!!」
加護「・・・・中澤さん、クイズがどんな展開になっても、
結局最後はムリヤリ自分が勝つつもりやったんでしょ?」
中澤「何のこと〜?あ、ウチ次の仕事あるから、行かなあかんねや!
じゃあ、お先に!みんなに宜しく言うといてな?ほな、お疲れ〜〜〜」バタン
112 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:36 ID:32iI8kpk
石川「中澤さん、お疲れさまで〜〜す!」
加護「・・・・・・あほくさ・・帰ろ・・」
矢口「そだね・・・・・・・・・・あっ、カオリを運ばなきゃ・・・2人とも手伝ってよ?」
石川「は〜〜い」
加護「めんどくさいな〜・・・次から、いつでも予備のバッテリー持ち歩きましょうよ?」
矢口「今度からね・・・リカちゃん、カオリの頭持って、あたしらで両足持つから」
石川「え〜あたし1人で頭ですか〜?重いですよ〜?、持てるかな〜」
矢口「いくよ?・・よっと・・・」
加護「なんで、この人こんなおっきいんやろ?持ちにくいのに・・・・」
石川「あれ、あいぼん知らないの? 飯田さんはモビルアーマーだからよ
MAはMSより、大型の機体なの。だから強いのよ〜」
矢口「その分燃費悪いけどね・・・だから、しょっちゅう停止するんだよ」
加護「そんなん今時流行りませんよ、これからは、ウチみたいな小型で
スピーディーなんが主流になるって、絶対に」
矢口「それはどうだか知らないけど、ホラ、ちゃんと持った?早く行こうよ?」
石川「は〜い」
加護「これからはウチの時代やって、アナハイムの人も言うてたし・・・」
バタン
113 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:36 ID:32iI8kpk
辻「さ〜て、そろそろわたしたちも帰りましょうか〜」
安倍「うん、帰ろ、帰ろ」
辻「そうだ安倍さん、さっきした約束通り、
後でわたしにアロエヨーグルト50個買って下さいよ〜」
安倍「えっ50個!?なっち5個って言ったのに・・・」
辻「安倍さん、何か言いましたか〜?」
安倍「・・・ううん、何でもないべ・・・・」
辻「じゃ、帰りましょうか〜」
バタン
吉澤「・・・・・辻は出ていったね・・・ふぅ・・終わった、終わった・・・さて、と・・・
ごっちん大丈夫?」
後藤「・・・・・」
吉澤「まだダメか・・・飯田さん、よっぽどキツク喰らわしたんだな・・・
仕方ない、ごっちんを背負って行くか・・・よっと・・・あっ、保田さんは?」
キョロキョロ
吉澤「・・・あれ?・・・・さっきまで、保田さんここでくすぶってたのに・・消えてる・・
床には保田さんが焦げた跡が残ってるのに、保田さんだけがいない・・・・
どういう事?・・・・・・!!、まさか、また!?」
バタン!
ダダダダ
114 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:37 ID:32iI8kpk
(プッチモニ楽屋)
ガチャ!
吉澤「保田さん!?」
保田「〜♪〜よみがえる〜よみがえる〜よみがえる〜〜がんだむ〜
きみよ〜〜走れ〜♪〜」
吉澤「・・・・・やっぱり!・・・・保田さん!」
保田「あっ吉澤、遅かったわね〜」
吉澤「保田さん、何時の間に?・・・・そういえば、身体の焦げ跡もなくなってるし・・
・・・保田さん、いったいどうやったんですか?」
保田「・・・・たぶん、わたしは4人目だから・・・・(ニタア)」
吉澤「いや、それは前にも聞きましたから・・・・ホントの事教えて下さいよ?」
保田「(ニタア)〜♪〜まだ怒りに燃え〜る 闘志が〜ある〜なら〜 巨大な〜
敵を〜 撃てよ〜 撃てよ〜 撃てよ〜♪」
吉澤「・・・保田、お前ホントに撃ってやろうか?」
保田「ホンの冗談よ、冗談の通じない子だね〜、あたしはもう帰るけど、吉澤は?」
吉澤「・・・え〜、ごっちんまだ気絶してるんで、家まで送っていきますよ」
保田「じゃあ、あたしも手伝ってあげるわよ、行こう?」
吉澤「あ、はい、行きましょうか
(・・・なんか納得いかないな〜、話に無理がありすぎるからかな?)」
115 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:38 ID:32iI8kpk
(安倍・辻帰り道 ファミレス)
安倍「・・・・・・・ホントに50個も注文するなんて・・・」
辻「約束したじゃないですか〜?」 パクパク
安倍「約束はしたけど・・・・怒ってないって言ってたくせに・・・・・」
辻「ホントに怒ってませんよ〜、
そんな、たかがクイズに負けたくらいで〜」 ムシャムシャ
安倍「じゃあ、なにも50個も注文しなくてもいいべ?」
辻「・・・・・・・・・・これは駆け引きなのだよ・・・安倍さんは、わたしの要求を
無視した・・・安倍さんは、その報いを受けねばならないのだよ・・・・・
・・・・ミサイル発射!!!」 ペロペロ
安倍「あの〜辻?辻さん?ミサイルって何?(マか?、マ・クベか!?)」
辻「いえ、こっちの話ですから気にしないで下さいね〜
あ〜お腹いっぱいになった・・・ごちそうさまで〜す、後、お金払っといて
下さいね〜〜、それじゃ安倍さん、お疲れさまでした〜〜、」
116 :
いたずら:2001/04/30(月) 07:40 ID:dN49YUL6
安倍「・・・・ホントに1人で50個も・・・・・でも、クイズに勝てなかったのは、
なっちのせいだけじゃないべ? 半分くらいは辻のせいだべ?」
辻「そうかな〜、まあ終わったことはいいですよ〜、大切なのは次ですよ、
次に何をするか、どうやって勝つかですよ〜」
安倍「次?次もあるの? またクイズとかなの?」
辻「さあね〜、無い頭絞って考えてるのかもしれませんね〜」
安倍「・・もういいべ・・・これで終わりで・・・
だいたい、なっちたちの人気もいつまで続くかどうか・・・」
辻「安倍さん・・・・戦いはこの一戦で終わりではないのだよ・・・・・
・・・考えてもみたまえ・・・我々がヲタどもに送り届けた「萌え資源」の量を・・・・
モーニング娘はあと10年は戦える!・・・・フフフフフ・・・・・」
安倍「え?・・・・無理、絶対無理だべ・・・・」
(最後までガンネタ!?、これがオチ?、こんなオチ、オチてないって・・・・・)
辻「こういうネタの方が、ウケがいいみたいなんですよね〜」
安倍「・・・・・・誰に受けるの?」
辻「まあ、ビデオの「08小隊」じゃ、なにげにサラっと「あと半年」ってことに
なってましたけどね〜 それじゃリアルすぎるんでね〜」
安倍「・・・・・・・・あと半年?・・・・マジ!?」
辻「・・・・・・・・・お疲れさまで〜す さよなら〜〜」
安倍「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さよなら」
117 :
名無し娘。:2001/04/30(月) 14:27 ID:iQapdso.
( ^▽^)< age
118 :
いたずら:2001/05/01(火) 07:10 ID:zXkJA9n2
(終)を書き忘れてたけど 話終わってます。
「終わってねえじゃねえか!!」って言われても終わってます。
では、失礼します。
119 :
名無し娘。:2001/05/01(火) 15:55 ID:iCyfdzrI
もう書かねえのか?
120 :
クズ学生:2001/05/01(火) 23:55 ID:U5L9oDHM
お疲れさん。最後の方は全然ネタが
わからんかったよ(w
次回作の予定があるんだったら引き続いて
ここで書いて欲しい。どうすんの?
121 :
ナマコ娘。:2001/05/02(水) 00:17 ID:lxyK3md.
いたずらの独特の世界続ききぼんぬsage
122 :
いたずら:2001/05/02(水) 07:18 ID:asWGYv9E
>クズ学生 最後の方は全然ネタが わからんかったよ(w
まあ非常にヲタ臭いネタばっかりだったから
わかる人はあんまり多くなかったかもしれません
て言うかこんなスレ ガンヲタしか見てねーかなと思ってたので
次のネタも現時点で140k程書いてはいますが 自分は14日くらいまでしか
ここを見られないので、今、ここで続けるかどうかは未定です。
もし始めたとしても、恐らく途中で終わってしまうことになると思います
それは見てくれてる人に申し訳ない気がするので
123 :
ナマコ娘。:2001/05/02(水) 15:54 ID:hzqnsm.c
>>122 ガンヲタです。(藁
途中で終ってもゐゐから続けてくれ
続きはきっとクズ学さんが続けてくれると思う(w
124 :
名無し娘。:2001/05/03(木) 02:32 ID:Mjk2UZho
>>122 ガンヲタでは無いけど、楽しめたよ。娘其々のキャラ立てが非常に面白かったです。
途中で終ってしまうのでは残念な気もするけど、やはり続けて欲しいですね。
125 :
いたずら:2001/05/03(木) 07:34 ID:nYICQTEg
>123 124
それじゃ 明日からでも書かせてもらいます
たぶん中途半端で終わってしまうと思いますが。
あとガンヲタで無い人、特に「0083」を知らない人には
ワケわからないと思いますが、どうぞご勘弁を。
自分にはもう、こんなのしか書けません。
126 :
名無し娘。:2001/05/03(木) 10:44 ID:cm.AjUz.
何でもええから書いてくれりゃええんやって。
127 :
名無し娘:2001/05/03(木) 11:16 ID:yKbB2vnQ
>いたずら
休みだからビデオ屋で0083借りてきて予習しときます(藁
128 :
名無し娘。:2001/05/04(金) 04:36 ID:mcskMaKE
保全sageします♪
ガトーでも出んのか?(w
130 :
いたずら:2001/05/04(金) 06:33 ID:.5dl0w.U
(楽屋)
石川「・・・・みんな遅いな〜・・・・それとも、わたしが早く来すぎちゃったのかな〜」
カチャ
飯田「・・・・」
石川「あっ、飯田さん、おはようございま〜す」
飯田「よしっ、計算通り、石川が一番早く来てるね・・・」
石川「?、どうしたんですか?」
飯田「石川、あんた今日何するか、知らないでしょ?」
石川「はい、なんにも聞いてませんけど・・・」
飯田「あんた、カオリの弟子だよね?、リーダーの言うこと何でも聞くわよね?」
石川「はい、できることなら、なんでもしますけど・・・?」
飯田「石川、その言葉にウソ偽りはないわね・・・・信じるわよ?」
石川「飯田さ〜ん、石川を信用して下さいよ〜」
飯田「・・・これから話す事は、誰にも言っちゃダメよ?
・・・実は、今日はこれから、あたしたち全員で、企画会議をするのよ」
石川「企画会議、ですか〜?」
飯田「そう、まあ、簡単に言っちゃえば、一人一人何をやりたいか意見を出し合って
いって、その中から一つ選んで、それを番組でやるってだけなんだけどね」
石川「へ〜、今日はそんな事するんですか〜、
でも飯田さん、なんでそんなこと知ってるんですか〜?」
飯田「カオリはリーダーだからね、いろいろ情報入ってくるのよ・・・そんなことより、
カオリは絶対やりたい企画があるの!、だから石川、協力してくれない?」
石川「いいですけど・・・飯田さんは何がやりたいんですか〜?」
飯田「ちょっと耳貸して・・・・・」
131 :
いたずら:2001/05/04(金) 06:34 ID:.5dl0w.U
石川「・・・・え〜、そんな事するんですか〜・・・・でも、それだったら
別にわたしが協力しなくても、企画が通るんじゃないですか〜?」
飯田「・・・・・ただ企画が通るだけじゃダメなのよ!」
石川「どうしてですか〜?」
飯田「・・・・カオリはこの企画を使って、後藤を亡き者にしたいの・・・・・!」
石川「!!・・・・飯田さん・・・・」
飯田「・・・この飯田カオリは3年待ったのだ!・・これ以上 一般世間や後藤ヲタの
ような分別のない者共に、我々の理想を邪魔されてたまるか!!」
石川「(我々?・・あたしも入ってるのかな?)・・・・・・飯田さん?」
飯田「ゴメン、ちょっと興奮しちゃったわね・・・・けどね、石川
カオリはメインになりたいの!もう人の影に隠れてるのはイヤなの!!
カオリが主役に成るためには、どうしても後藤が邪魔なのよ・・・・
・・・この事聞いた以上は、あんたにも絶対に手伝って貰うわよ・・・・・
もしイヤだと言ったら、その時は・・・・!」
石川「は、はい・・・・(どうしよう!大変なこと聞いちゃった・・・・)」
飯田「・・それにこの話、石川にとっても悪い話じゃないはずよ、
石川、最近吉澤が冷たいって言ってたじゃない?」
石川「そうなんですよ〜!、近頃、よっすぃー全然相手にしてくれないんですよ〜、
よっすぃー、一緒に帰ろうって言っても、いっつも忙しいとか、約束がある
とか言って、すぐ何処か行っちゃうんですよ〜」
132 :
いたずら:2001/05/04(金) 06:35 ID:.5dl0w.U
飯田「そうでしょ?・・・で、その吉澤が、いつも約束してる相手は誰?」
石川「ハッ!!・・・・ごっちんだ・・・・」
飯田「そうでしょ?・・・石川、ここからは例え話よ?、もし、もしもの話だからね?
・・・・もし、後藤が居なくなったら、吉澤寂しくなるでしょうね・・・
同い年の、一番仲の良かったメンバーが消えちゃうんだから・・・・」
石川「・・・?」
飯田「わからない?・・・その寂しくて心に隙間のできた吉澤を、ここぞとばかりに
石川が優しく慰めてあげるのよ・・・そうすれば、吉澤は、「ああ今まで
気付かなかったけど、リカちゃんてこんなにいい人だったんだ・・・・・」
石川「こんなに可愛い人だったんだ! ああ、もうあたしはリカちゃんさえいれば
他には何も要らない!! リカ、もう二度と君を離さないよ!!」って事に
なるわけですね!? そうでしょ飯田さん!? さすが飯田さん!!」
飯田「(絶対ならねえよ!!)・・・・まあ、それは石川次第っていうことだけど・・・・
・・・・・なるかもしれないわね・・・もしかしたら・・・・」
石川「やりましょう!是非やりましょう!!わたしも前から、ごっちんは、いいえ、
あの後藤ってヤツは気にくわなかったんですよ!!」
飯田「・・・そうなの?」
133 :
いたずら:2001/05/04(金) 06:36 ID:.5dl0w.U
石川「そうですよ!この世に、年下の先輩ほどやりにくいモノはないですからね! ブッ殺してやる!」
飯田「・・・わかった、けど、ヤルと決めたら後戻りはできないよ?いい?」
石川「もちろんです!姉貴!後藤をブッ殺してやる!!」
飯田「・・・ペッシ、さっきから「ブッ殺す」「ブッ殺す」ってうるせーぞ?・・・
オレたちに、そんな言葉は必要ねえ・・・オレたちが心の中で「ブッ殺す」と
思ったとき、その時スデに行動は終わっているんだからな・・・・
「ブッ殺した」なら使ってもいい・・・・!」
石川「あ、姉貴・・わかったよ・・・(ペッシ?)」
飯田「良し・・・じゃあ、打ち合わせよ・・・カオリが、企画会議の司会をやって・・・・・
上手いこと誘導するようにするから・・・」
石川「・・はい・・・わたしは、飯田さんの意見に賛成すればいいんですね?」
飯田「うん、そういうこと・・・・じゃ、あたしは一端外に出て、しばらくしてから
何食わぬ顔で遅れてくるからね・・・・
分かってると思うけど、石川、この事は誰にも言っちゃあダメよ?」
石川「わかりました・・・飯田さん、そちも悪よのう・・?」
飯田「いえいえ、石川さんには構いませぬ・・・フッフッフッフ・・じゃね」 バタン
石川「・・・これで、よっすぃーをあたしのものに・・・あたし1人のものに・・フフフ」
134 :
いたずら:2001/05/04(金) 06:37 ID:.5dl0w.U
?「ツッコミ役のいない、ボケ2人の会話ほど、見苦しいものはないですね〜」
石川「誰なの!?」
ガチャン
辻「辻ですよ〜」
石川「ののちゃん!・・・・なんでロッカーの中から出てくるの?」
辻「こないだ通販で買った、「ののでもドア」を使ってみたんですよ〜、
でもやっぱり安物はダメですね〜、ロッカーなんかに出口が通じちゃいました
からね〜」
石川「・・・・どんな通販なのよ? それに、まだ21世紀が始まったばかりなのに、
どこでもドアなんてあるはずないじゃない・・・」
辻「どこでもドアじゃなくて、ののでもドアですよ〜」
石川「・・・・そんな事より、今の話聞いてたの?」
辻「きいてないれすよ」
石川「・・・ホントに?」
辻「ホントですよ〜、肝試しなんて、つまんなそうな企画に乗じて、飯田さんと
リカちゃんが後藤さんを抹殺しようと画策してる、なんて全然知らないですよ〜」
石川「・・・・全部聞いてるじゃない・・・・」
辻「暗いですね〜、そもそも発想が暗いんですよ〜」
135 :
いたずら:2001/05/04(金) 06:38 ID:.5dl0w.U
石川「ののちゃん?、この事誰にも言っちゃダメよ? わかってるわね?」
辻「別に言いませんけどね〜・・・・でも、わざわざ今、後藤さんを抹殺しなくても、
あの人の人気もそう長くは続かないですよ〜?、
もうちょっと待ってれば自然に消えると思うけどな〜」
石川「それじゃダメなのよ!あたしは今よっすぃーを手に入れたいのよ!!・・・
・・・て言うか、もちろん、一番の理由は飯田さんの為だけど・・・」
辻「別にウソつかなくてもいいですよ〜」
石川「ウソ?何のこと?あたしは飯田さんに頼まれて仕方なく・・・・・ね?」
辻「ね?って言われてもねえ〜」
石川「いいじゃない!辻!あんたちょっとは年上に気を使いなさいよ!?」
辻「このアイドル業界、年功序列が通用しませんからね〜、
で、具体的にどうやって後藤さんを破壊するんですか〜?」
石川「え、それは知らない・・・・飯田さんが考えてるんじゃない?」
辻「ふ〜〜ん・・・」
136 :
名無し娘。:2001/05/05(土) 03:48 ID:QWJEi8vg
保全sageします♪
137 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:33 ID:.s0PwfmU
(会議室)
飯田「・・・え〜、今回、この企画会議の司会を務めます飯田です。リーダーです。
宜しくお願いしま〜す」
矢口「企画会議?」
後藤「何するの〜?」
飯田「うん、これからやってみたい事を、みんなで話し合って、企画を一つ
決定するのよ。そしでそれを番組内で実現させるの、わかった?」
保田「つまり、自分がやりたいことを言えばいいってことね」
飯田「そう、その通り。じゃあ、1人ずつ意見を聞いていくからね〜、まずは
圭ちゃん、圭ちゃん何やりたい?」
保田「あたしはね〜、そうだな〜何か資格を取りたいわね」
吉澤「資格ですか?」
矢口「例えばどんなの?」
保田「そうね〜、なんかこう社会に出て生きていく時に役に立つ資格がいいわね」
加護「大検とか?保田さん高校中退でしたよね?確か〜」
保田「・・・・・・・まあね」
飯田「でも、それじゃあんまりおもしろくないんじゃないかな〜、
だって絵的に勉強してるトコばっかになるだろうし、結果が出るまでに時間が
掛かりすぎるんじゃない?」
保田「そりゃまあ、1年くらいは掛かるんじゃない?よく知らないけど・・・」
飯田「じゃあちょっと無理だね、これ一回限りの企画モノだし」
保田「そうなの?じゃあダメね・・・それなら、あたしの意見はこれで終わり、次は?」
138 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:34 ID:.s0PwfmU
飯田「次はなっち、なっち何やりたい?」
安倍「・・え?何?・・ごめん聞いてなかった」
石川「安倍さ〜ん、安倍さんが番組でやってみたい事を言うんですよ〜
安倍さん何がやりたいんですかー?」
安倍「なっちはね・・・・・・・健康診断を受けてみたい・・・・」
吉澤「どこか調子悪いんですか?」
後藤「大丈夫〜?」
安倍「うん・・・・みんなには黙ってたけど、最近体の調子が良くないの・・・・」
石川「あたし全然気付きませんでした〜」
加護「どっか痛いんですか?」
安倍「ううん、そんなんじゃないの・・・・・けど、どうも最近食欲がないのよ!」
8人「・・・・・えっ?」
安倍「いつもはドンブリ5杯6杯当たり前なのに、近頃はお茶碗3杯食べるのが
やっとなんだべ・・・・・こんなに小食になるなんて、きっとなっちの身体に
異常があるせいだべ!!」
飯田「・・・・・・え〜次、矢口」
矢口「う〜ん、オイラはね〜」
安倍「ちょっと!、なっちの意見はどうなったんだべ!?、
みんななっちの事が心配じゃないの!? みんなひどいべ!!」
加護「・・・安倍さん、それは病気とちゃいますよ」
飯田「それに健康診断するのなら、その前に、身体測定する事になるよ?」
安倍「身体測定?」
飯田「身長、体重はもちろん、スリーサイズも測ることになるわね。
それでもいいんだったら、健康診断するけど?」
安倍「あっ、なっち急に体調良くなったべ!
身体測定なんて、なっちには未来永劫必要ないべ!」
139 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:35 ID:.s0PwfmU
飯田「そう、良かったね〜・・・・で、矢口は何をやりたいの?」
矢口「そうだね〜・・・高級エステ1日体験とかやってみたいかな〜?」
吉澤「あっ、それいいですね〜、飯田さん、あたしもそれやってみたいです
・・・特に顔痩せとか・・・」
飯田「2人とも同じ意見だね。・・・けど矢口、ホントにそれでいいの?」
矢口「?・・・・カオリ、どういう意味?」
飯田「これは一応番組だから、カメラに映されるのよ?当然、エステの最中もね・・・」
矢口「ハッ!!やっぱりヤメ!この話なかったことにして!ね?ね!?」
吉澤「矢口さん、急にどうしたんですか?」
飯田「そう残念ね・・・・吉澤もこの話ナシでいい?」
矢口「よっすぃーもナシでいいよね?ね!?」
吉澤「矢口さんがそこまで言うなら、ナシでいいですけど・・・・」
飯田「そう、わかった・・・じゃあ次は・・・後藤、何やりたい?」
吉澤(矢口さん、なんでエステ止めちゃったんですか?
あたし、かなりやりたかったんですけど・・・・)
矢口(よっすぃー何言ってんの、エステだよ?エステやってるトコをカメラに
撮られるんだよ?・・・・エステはすっぴんじゃなきゃできないじゃん・・・・)
吉澤(そうか!もし、あの企画が通っていたら、あたしたちのすっぴんが
全国ネットで放映されるハメに!!)
矢口(・・・そういうこと・・・・危ないトコだったよ・・・・)
140 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:36 ID:.s0PwfmU
後藤「そだね〜〜、みんなで、誰が一番長く寝続けられるか、競争しようか〜?」
加護「・・・それ、具体的にどうすんですか?」
後藤「やり方は簡単だよ〜、部屋に9個ベッドを並べてね、そこでみんな眠りに
つくの。そいで、いちばん最後に起きてきた人が勝ちってゲームだよ」
保田「・・・じゃあ何、その間、番組は延々と、
あたしたちの寝顔を何時間も放送しろってことなの?」
後藤「あ〜そういうことになるね〜、どう?いい企画でしょ〜?
あたしの可愛い寝顔に、ヲタもマジファンも大喜びだよ、きっと〜」
保田「そんなの放送できるか!!
放送事故じゃないか、って抗議の電話が鳴り響くことになるわよ!」
後藤「え〜〜、カメラも固定して回しっぱなしにしときゃいいし、
あたしたちの疲れも取れるし、一石二鳥なのに〜」
飯田「・・却下!・・・え〜吉澤はさっき聞いたから・・・石川は?」
石川「はい、あたしは飯田さんの、リーダーの意見に従います!(ニヤッ)」
矢口「え?でも、まだカオリの意見は聞いてないけど?」
石川「いいんです!あたしは飯田さんを信じます!一生付いていきます!!」
飯田「じゃあ石川は、カオリの意見に無条件で賛成、っと・・・・じゃ次は・・・加護」
141 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:37 ID:.s0PwfmU
加護「ウチは、旅行に行きたいです!」
飯田「旅行?・・・どこへ?」
加護「旅行と言えば、奈良に決まってるやないですか〜、どうです?ええでしょ?」
吉澤「・・・・なんで奈良に決まってるの?て言うか、奈良なんて何もないじゃん」
加護「おいベーグル!!
お前今なんて言うた!? ホッペタ膨らましてなんて言うた!?」
吉澤「・・・別に膨らましてないわよ・・・
奈良なんて田舎、な〜んにもないって言ったのよ」
加護「お前、奈良のことなんも知らんくせに、でかい口叩くなよ!
おっきいんは、丸い顔だけにしとけ! ホオの肉だけにしとけ!!」
吉澤「だから、これは地顔だってんだろ!
だいたい、あんな鹿臭いトコ行きたくないのよ!
お土産も、「生八つ橋」とかマズイのばっかしだし!」
加護「アホウ!生八つ橋は京都じゃ!奈良と京都は違うわ!!」
吉澤「あ〜ら、それはごめんなさい〜、
どおりで、泥臭い奈良土産にしては品がありすぎるものね〜」
加護「うっさい!お前なんか、大仏の鼻の穴くぐり抜けようとして、そのデカいケツと
ホッペタが引っかかれ!!」
吉澤「はあ?何言ってんの!?あんたの奈良語通じないのよ!」
142 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:37 ID:.s0PwfmU
矢口「まあまあ、よっすぃーも加護も落ち着きなよ・・・
加護、あんたちょっとおかしいよ?どうしたの?」
加護「・・・・・・・・・なんでもないですよ」
辻「・・・アイちゃんは、ちょっとホームシックにかかってるんですよ」
飯田「今まで一言も喋らなかった辻、それホント?」
吉澤「・・ホームシック?」
辻「この、ハイエナどもが虎視眈々と獲物を狙う大都会東京は、
いたいけな13歳の少女の心を徐々に蝕んでいっていたんですよ・・・・
かくれんぼしてただけで、写真撮られて雑誌に載せられて、いい年した大人が
「萌え〜」とか言う狂った世界ですからね〜・・・・・」
安倍「・・・でも辻も加護とおない年だべ?」
辻「わたしは、ホラ、元々東京だし、
小さい頃から身近にスゴイのが居ましたからね〜、耐性があるんですよ〜」
安倍「スゴイの?それって辻のお姉・・・」
辻「それ以上は口を動かさないほうがいいですよ、わかってますね?安倍さん?」
安倍「・・・・はい」
飯田「そうか・・加護はお家が恋しいのね・・・
じゃあ、今回の企画は奈良旅行に決めようか〜?」
石川(ちょっと飯田さん!? 「肝試しのどさくさに紛れての後藤抹殺計画」は
どうなったんですか!? 飯田さんが言い出しっぺなんですよ!?)
飯田「(あっ、忘れてた!けど、もう言っちゃったしね〜)」
143 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:38 ID:.s0PwfmU
加護「ええですよ、ウチに気ぃ使てくれやんでも・・・・
ちょっと奈良をバカにされたんでムキになっただけやから・・・」
吉澤「・・・・加護・・ごめん」
加護「もう、ええねや・・・(ニカッ)」
矢口(窓辺のマーガレット? サニーさん?)
保田「加護、ホントに大丈夫なの?」
加護「大丈夫ですよ・・・さぁ続きやりましょうよ」
飯田「そう? じゃ最後は辻、辻は何やりたい?」
辻「・・・コロニー落とし、それかG3散布・・・」
矢口「・・・・えっ、なんて言った?(今ギレンみたいな事言ったような・・)」
辻「いえ、なんにも〜、辻も飯田さんとおんなじ意見でいいですよ〜」
飯田「ホント? 辻、ありがとね〜」
保田「で、カオリは何をやりたいの?」
飯田「・・・・肝を試したい、略して肝試しをやりたいの!」
矢口「肝試し?何でまた?」
飯田「季節的にもピッタリだし、テレビ的にもおもしろそうでしょ?」
後藤「・・季節はまだちょっと早すぎるんじゃない?」
飯田「こういうのは早い目にやっとくもんなのよ、みんな、いいでしょ?」
安倍「・・どこで、どんなことするの?」
飯田「そりゃまあ、肝試しだから、廃校とか廃病院とか墓地とか心霊スポットとかで
肝を冷やして貰うんじゃない?たぶん」
144 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:39 ID:.s0PwfmU
矢口「けど、あんまり恐いのはヤだよ?」
飯田「大丈夫だって!適当にキャーキャー怖がってりゃ、テレビ見てる人は
喜ぶんだから〜、あ、あと辻と加護には泣いて貰うからね?」
加護「・・・他のことはなんも決まってないのに、そーいうんだけは決まってんの?」
辻「今の子供は、化け物なんか見ても恐がらないですよ〜?
この現実世界の方が、よっぽど恐いの知ってますからね〜」
飯田「そこら辺はカオリに任せといてよ・・・・・カオリが失禁させてあげるから・・
ってわけで、みんな肝試しでいい? いいね? じゃ決定〜〜!」
保田「ちょっとありがちな気もするけど・・・ま、いいか・・・」
矢口「そうだね、まあ、普通におもしろそうだし・・」
安倍「でも大丈夫かな?・・もし・・本物のお化けが出たりしたら・・」
後藤「本物なんかこの世にいないって〜、いたら見てみたいくらいだよ〜」
加護(今、目の前に本物のゲゲゲが居てるやん!)
飯田「じゃあ、そういうことで決まりだね! ロケの日程は後日発表するとして
カオリはスタッフにこの事伝えてくるから、また明日ね〜」 バタン
石川「よっすぃー、楽しみだね?・・肝試し・・・ウフフフ」
吉澤「え、・・そう?・・・(なんか非常にイヤ〜〜な予感が・・・)」
辻(アイちゃん、さっきのホームシックの演技すごかったね〜?)
加護(なんや気ぃついてたんか〜、ウチ結構うまいやろ?
これでメンバーに、ウチが精神的にまいってるって思い込ませれたやろ?)
辻(うん、ホントかと思っちゃったよ〜、でね〜、ちょっと打ち合わせを・・・・)
加護(えっ、なになに・・・・・) バタン
145 :
いたずら:2001/05/05(土) 07:40 ID:.s0PwfmU
(廊下)
加護「・・・ふ〜ん、飯田さんとリカちゃんがねえ〜」
辻「まあ後藤さんが居ても居なくても、どっちでもいいけどね〜」
加護「ウチも、あの人には恨みあるよってに、どっちか言うたら
ヤってしまいたいけど、ホンマにヤってまうんはアホやで?」
辻「でもあの人たち、たぶん、ホントにヤル気だよ、飯田さんの後藤さんへの恨みは
本物だからね〜、こないだのクイズの時にそれがよく分かったよ〜」
加護「ジオングで操った時な?あの暴走したときやろ?あれは迫力あったもんな〜」
辻「うんそう、あれはあれでおもしろかったんだけど、
やっぱり安物はダメだったから〜、今度はちょっと高いの買ったんだ〜」
加護「どんなん?見して?・・・・金色でピカピカやな、「百」って書いてるけど・・」
辻「これは高そうでしょ〜? 新型だよ〜。
それに前のと違って、このチョーカー一つで完全にロボを操縦できるんだって」
加護「それはスゴイな〜、で、これどこのメーカー?なんて商品?」
辻「え〜っとね〜、カンボジアの「エウーゴ」ってメーカーの〜
「そんな大人、修正してやる!(バキッ)・・・これが・・若さか・・!(涙)」
って商品だよ〜」
加護「・・・まあ百歩譲って、カンボジアはエエとして・・・その商品名狂ってるで?」
辻「そうだね〜、けど説明書の日本語訳も狂ってるから、
商品名も間違ってるのかもね〜、東南アジア産のにはよくあることだし」
加護「そやな・・で、それを飯田さんにつけて・・・この機会に全てを無に・・」
辻「うん・・わたしたちも、いつまでもウダウダやってはおれんのさ!・・だしね・・」
加護(アレン?・・「0083」のやなくてダンバインの?・・またマイナーなネタを・・)
146 :
いたずら:2001/05/06(日) 00:00 ID:HbzrV4mA
(翌日)
(?)
?2「リーダー、お待たせしました」
?1「ベルザローザ、調子はどう?、計画通りすすんでる?」
?2「はいリーダー、全て予定通りです・・・ただ・・」
?1「・・・ただ?」
?2「ただ、この計画を辻に知られてしまいました・・
立ち聞きされてしまったんです、申し訳ありません、私のミスです」
?1「それは厄介だね・・・・当然、口止めはしたんでしょうね?」
?2「はい・・しかしあの八重歯の事です、信用できるかどうか・・・」
?1「そうだね・・・一度辻に言い聞かせてみるか、後藤が消えたときのメリットを・・
あの子だって、後藤が消えれば喜ぶかもね・・・」
?2「はい・・では私はこれから、加護を仲間に誘いに行きます」
?1「・・あの子も内面では、後藤に対して穏やかならぬモノを持ってるみたいだし、
今はホームシックにかかってるみたいだからね、母親の様に優しく接して
あげれば、この計画にすぐに賛成するよ、きっと・・・」
?2「わかりました・・・既に安倍さんは、
私達に全面的に協力する事を約束していますし、後は矢口さんだけですね?」
?1「カオ・・違う・・リーダーは、矢口には、この事黙っとこうと思うんだ・・・」
?2「・・どうしてですか、リーダー?」
?1「信用しないわけじゃないけど・・矢口は八方美人なトコがあるから・・・、
もしかしたら、圭ちゃんとかにバラすかもしれないからね・・」
?2「・・わかりました・・さすがリーダー・・では、私はこれで・・」
?1「うむ・・よしなに・・」
147 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:42 ID:J6Dif9bo
保田「・・・なんか昨日のカオリの様子、変じゃなかった?」
吉澤「いや、それよりもリカちゃんの方がおかしかったですよ・・あの目つき・・・
思い出しただけで、実刑覚悟でダムに沈めたくなりますよ・・・」
矢口「・・・ダム?・・(そんなに嫌いなんだ・・)」
後藤「あたしは全然気付かなかったけどね〜、気のせいじゃない?」
安倍「・・・・(お前の命も後わずか!・・せいぜい残りの人生を楽しむことだべ!)」
保田「そうかな〜・・・ま、そうかもね・・カオリ元々変わったトコあるし」
矢口「それは確かにね」
吉澤「でも肝試しか〜、飯田さんも変なこと言いますよね?」
保田「あたしは、あんまり恐いの得意じゃないからホントはイヤなんだけどね・・」
後藤「へ〜圭ちゃんにも恐いモノがあったんだ〜」
矢口「オイラも恐いのは好きじゃないけど・・どうせスタッフが仕掛け作って
脅かす程度でしょ〜、あんまり心配することもないかな〜って・・」
吉澤「そうですよね、ホントにヤバイトコに連れていったり、
ヤバイ事させられたりはしないでしょうからね〜」
後藤「そうだよ、あたしはむしろ楽しみなくらいだな〜」
安倍「・・・・(楽しみ?・・ホント、楽しみだべ!
お前がなっちの前にひれ伏して、許しを乞う姿を見るのが!!)」
矢口「・・・なんか、なっち、さっきからすげーニヤついてるんだけど?」
安倍「・・・・・フフフフフフ」
148 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:43 ID:J6Dif9bo
(加護邸)
ピンポーン!
加護「・・・・・・・誰や・・・こんな日曜の・・・朝っぱらから・・・・・・」
ピンポーン!
加護「・・・・・婆ちゃん・・・出えへんのか・・・・・・・?」
ピンポーン!
加護「・・・・・あっそうや・・・昨日から旅行へ行ってんのやったな・・・・」
ピンポーン!
加護「せっかくの休みやのに・・・・・・無視しよ・・・・どうせ・・・しょうもないもんやろ
・・・・・もっかい・・寝よ」
ピンポン!ピンポン!!ピンポン!!!ピンポーーーン!!!!
加護「・・・・・無視や!無視!!」
加護「・・・・静かになった・・・・やっとあきらめたんか・・・・・」
カチャカチャ・・・・ドンドンドンドンドン!!
加護「・・・っそ〜・・なんやねん!・・・・ストーカーか!・・・早よ帰れよ!・・・
絶対出たれへんねん!」
・・・・ギュゥィ〜〜〜〜ン ズガガガガガガ!!
加護「なんや、なんや!なんの音や!!道路工事か!?」
ズガガガガガ・・・ガゴン!!
加護「・・・・ドア破られた!? ヤバイ! 拉致られる!?」
カツーン カツーン
加護「・・・・(こっちに来てる・・・この部屋に入ってくんなよ・・・)」
カツーン カチャ ギィ〜〜 バタン
加護(うわ入ってきた〜〜、なんでウチだけ一足先に肝試されやなあかんねん!)
149 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:43 ID:J6Dif9bo
?「おはよう、アイ、あなたのママよ〜」
加護「へ?・・・・この一度聞いたら二度と忘れられやん特徴のある声・・・
リカちゃんやんか!!」
石川「おはよう、アイ、御機嫌いかが?」
加護「最悪じゃ!!なんやお前!!なに勝手に入って来てんねん!?」
石川「あらあら、今日のアイは御機嫌斜めね〜、あの日かしら?」
加護「違うわボゲェ!、だいたいなんや! その右手に持ってる電気ドリルは!?
お前ドアに穴開けて入ってきたな!?」
石川「ダメよアイ、そんな汚い言葉遣いしちゃあ? ママ悲しいわ〜」
加護「・・・なんであんたがウチのオカンやねん・・・」
石川「アイ、ママはいつでもアイの事見守ってるのよ〜、愛してるのよ〜」
加護「・・・ウチのオカン、そんなんちゃうわ・・て言うか、もう帰れ!!」
石川「え、違うの?似てないの?・・・ちょっとリサーチが甘かったかしら・・・
あいぼんのママなら、もっとアバズレ風にした方が良かったかな〜」
加護「失礼なこと言うな! 早よ出て行け!!」
石川「そんな事言わないで〜・・・今日は大事な話が合って、あいぼんに会いに
来たのよ〜・・・・アイに会いに来た・・・おもしろい?」
加護「(黙殺)・・・・なんの用やねん?」
石川「(笑うトコなのにな〜)・・・実はね・・今度の肝試しで・・・」
加護「リカちゃんと飯田さんの2人で、後藤さんをバラスっちゅう話やろ?
そんなんとっくの昔に知ってるで〜」
石川「辻から聞いたのね?なら話は早いわ・・・どう、あいぼん?協力してくれる?」
加護「ええよ〜」
石川「ホントに?良かった〜〜、ありがとね!」
150 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:44 ID:J6Dif9bo
加護「ただし!ウチの出す条件を聞いてくれたらやで・・・」
石川「条件?・・どんなの?」
加護「たいしたことちゃうよ・・リカちゃんが、ウチの言うこと何でも聞いてくれるん
やったら、ウチもリカちゃんに協力するで?」
石川「・・いいわよ、何でも言うこと聞いてあげる・・じゃ、契約成立ね・・・」
加護「ホンマに?・・ウチのリカちゃんへの命令は、
飯田さんの指令よりも優先して貰うけど、それでもエエん?」
石川「・・・・それは・・」
加護「なぁリカちゃん・・よ〜く考えてみてや〜・・・ウチと飯田さんと・・・
どっちに付くんが得か・・・わかるやろ?」
石川「わかんない」
加護「ウチや!ウチに決まってるやん!・・・仮に、飯田さんの計画通りうまいこと
行って、後藤さんが居なくなったとして、その後どうなると思う?」
石川「邪魔者が消えて、あたしとひとみのベストカップルが誕生する!!」
加護「(もう呼び捨てか!?)・・・・まあ、それはええとして・・・
飯田さんがメインになるハズやろ?」
石川「たぶんそうなるでしょうね〜、その為にヤるんだから」
加護「そんな曲が売れると思うか? 答えは当然NOや!」
151 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:45 ID:J6Dif9bo
石川「なんで? 飯田さん、歌上手だよ?」
加護「リカちゃん、ちょっと考えたらわかるやろ?、
ウチらの出す曲なんて、正直、歌の上手いヘタは、あんまし関係ないんや。
その証拠にカントリーのデビュー曲、何位やった?」
石川「4位!!」
加護「な?、わかったやろ?
・・・ウチらのCDが、売れるか売れへんか決まるんは歌唱力と違うんや」
石川「じゃあ何が決めるの?」
加護「見た目や、見た目!と言うことは、飯田さんが曲のメインを張ってたんでは
売り上げはまるで期待でけへん、ちゅうことや」
石川「飯田さんのビジュアルではダメってこと?」
加護「あの人パッと見キレイやけど、ちょっと注意して見てたら、すぐアタマ変なんに
気付くやろ? それに長いこと居てるから、ウチらのCDの8割を買うてくれてる
ヲタさんらにもとっくに飽きられてるし」
石川「そうね、いまだに飯田最高!って言ってる人は限りなく限られてるもんね〜」
加護「な?ちゅうことやから、飯田さんよりもウチにつく方がリカちゃんも得するで?」
石川「わかったわ、あいぼん、これからも仲良くしましょうね〜」
加護「よっしゃ!それが「賢い行い」や・・・・・・
これで用は終いやな? ほな、ウチはもっかい寝るよって、おやすみ〜」
石川「うん、おやすみ〜・・・・・バイバ〜イ」
加護「あっ、ドア元通りに直しといてな?・・・・って逃げたな!?オイ!!」
152 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:46 ID:J6Dif9bo
(路上)
〜♪〜(着メロ:「燃えよ若鷹軍団」(ダイエーホークス応援歌))
石川「はい、リカ・・あっ、コードネーム、ベルザローザです・・・はい・・・はい・・・
いやあ〜・・ちょっとわからないですね〜・・あっ加護に聞いてみました?・・・
出ない?・・電源切ってる・・・じゃあ、あたしこれからもう一度加護の家に
行ってみます・・はい・・・では、後で電話します・・・はい・・・」
153 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:47 ID:J6Dif9bo
(加護邸)
ピンポーン
加護「・・・・・・・ん〜・・・・・・またか・・・・なんやねん・・・休みの日くらい寝やな・・・
いくらウチでも死んでまうわ・・・・」
ピンポーン
加護「・・・知らん・・・出えへんで・・・・ウチはお疲れやねん・・・・」
ピンポーン
加護「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ピンポンピンポンピンポンピンポーーン!!
加護「・・・・・・・て言うか・・ドア穴開いてたんとちゃうんか?・・・・」
加護「・・・・・静かになった・・・・・帰ったんかな?」
ガチャン!ドタドタ バシャーン!!
石川「わしや!アイ!お前のオカンや!金くれ!!」
加護「石川!! またお前か!? なんやねん!?」
石川「アイのお母ちゃんやで〜! 金くれ!! 新し男に貢いだるねん!!
あっそや!今まで黙っててゴメンな〜? 今のアンタのお父ちゃん、あれ、
血繋がってないねん!アンタの兄弟もみ〜んなお父ちゃん別!知ってた!?」
加護「せやから、ウチのオカンはそんなんちゃう っちゅうてんねん!!」
石川「え?これも違うの? おかしいわね〜、今度は完璧だと思ったのに〜・・・
やっぱり、もっとアバズレさを全面に押し出した方が良かったかしら〜〜」
加護「微妙にリアルな事言いやがって・・・お前、ウチのオカンをなんやと
思てんねん!?・・・・・・・・・・で、今度はなんや!?」
154 :
いたずら:2001/05/06(日) 06:48 ID:J6Dif9bo
石川「そうそう、聞きたいことがあったのよ〜、
あいぼん、ののちゃんのお家がドコにあるか知ってる?行ったことある?」
加護「・・・・場所は知ってるけど、行ったことはない・・・・・なんでそんな事聞くん?」
石川「辻に話があるから、直接会って話したいんだけど、どこにお家があるのか
わからない って飯田さんから電話があったのよ〜、それで、あいぼんなら
知ってるかな〜と思って」
加護「どうせ、ののを「後藤消失計画」に引き込もうと思ってんのやろ?・・・・
けど、ののの家に行くんは止めた方がええ・・・絶対に・・・」
石川「なんで?」
加護「・・・ののの家族の話はタブーやねん・・・
あの子の家庭は、ウチのトコ以上にいろいろあんねや・・・」
石川「いろいろって? どんなの?」
加護「それはウチの口からは言えやん・・・ののとの約束やからな・・・
ののやったら、携帯で呼び出したらええわ」
石川「?・・よくわからないけど、わかったわ・・・ありがとね〜
あっ、あいぼんも一緒に来る?これから秘密集会をやるんだけど・・」
加護「・・・それなに?」
石川「反後藤派が集まって、これからの計画、方法、手順、役割なんかを決めるの。
あいぼんも出た方がいいよ? でないと、新学期のクラスの係り決める日を
休んだイジメられッ子が、勝手に学級委員に決められてるみたいに、
実行役を押しつけられてるかも・・・」
加護「・・・ちょっと待っててや、着替えて準備するよって・・・」
155 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:48 ID:HbzrV4mA
(秘密集会 会場(ファミレス))
店員「いらっしゃいませ〜〜、ご注文お決まりでしょうか〜〜?」
辻「え〜と、アロエヨーグルト8つ」
店員「(この小娘が1人で8個も!?)・・・かしこまりました〜〜」
辻「・・・・人を呼んどいて、遅刻するなんて・・・飯田さんも、安倍さんみたいだな〜」
辻「・・・・・まだかな〜、暇だな〜〜・・・そうだ、さっき買った雑誌を・・・(ガサガサ)
・・・(パラパラ)・・・あっ、新しいのが出てる・・・「キュベレイ」か・・・え〜と・・・
「ついに登場!ユタ州の新進気鋭メーカー、「アクシズ」社のニューモデル!
前機種「L雌」での、問題点(某ブランドメーカーからのクレームにより、
名前の使用不可、等)を改善したパワーアップバージョン!
付属のイヤリング(ファンネル)による遠隔操作もOK!
カラーヴァリエーションは白、黒、赤の3色をご用意致しております!
この俗物を圧倒するパワーをお求めの方は、今すぐお電話を!!」
(尚、この商品はニュータイプ専用商品となっております。予めご了承下さい。)
ふ〜〜ん、結構良さそうだな〜〜・・・・他には・・・・(パラパラ)・・・・これは・・?
156 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:49 ID:HbzrV4mA
「ロボ操縦アクセサリー(リボンタイプ)の定番、ジムシリーズに新型が登場!
いままでのやられ役のイメージを返上するこの凛々しさ!
性能は飛躍的に向上していながら、従来通りのリーズナブルな価格設定を
実現致しました! 特徴の無いのが特徴のこの商品、「ジムカスタム」の
お求めは、是非この機会に!!
(尚、商品の開発には万全を期しておりますが、稀に操ったロボの腹部が
爆発する事があります。 そのような事態に陥った場合は一言
「バニング大尉!あきらめないで!!」とお叫び下されば、
直ったり直らなかったりします。ご了承のほどを。)
・・これ欠陥商品じゃない・・・だから安物イヤなんだよね〜・・・え〜と他には・・・
飯田「お〜い、つ〜〜じ! ごめん、ごめん、待った?」
辻「いいえ〜待ってないですよ〜。ところで飯田さんはリボン好きですか〜?」
飯田「は?りぼん?漫画本の?」
辻「いえ、こっちの話です。・・・で飯田さんは辻に何の用なんですか〜?」
飯田「・・辻は、カオリが後藤を葬ろうとしてるの知ってるよね?」
辻「はい、知ってますよ〜」
157 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:50 ID:HbzrV4mA
飯田「じゃあ話は早いね・・・ぶっちゃけた話、辻は後藤とカオリ・・・どっちが好き?」
辻「もちろん(どっちも好きじゃないですよ〜)・・・いいらさんれすよ〜
その しょうこに このちょーかーを いいらさんに あげるのれす」
飯田「ありがと〜〜・・・・・どう似合う?」
辻「すごい にあうのれす ぴったりなのれす
まるで いいらさんのために つくられたかのよーなのれす」
飯田「そ〜う? まあ、当然かな〜!、ありがとね、カオリも辻の事、大好きだよ〜」
辻「(迷惑千万ですけどね〜)ののもうれしいのれす、てへてへ」
飯田「よ〜〜し、いい子、いい子!じゃあこれから先の話は、
みんな揃ってからにしようか? ところで辻、さっき何の雑誌読んでたの?」
辻「「ぷれじでんと」れす」
飯田「ふ〜ん、渋いの読んでるね〜・・・・あっ来た!こっち、こっち!」
石川「リーダー、遅れてすいません」
加護「何でこんな人目に付くトコで・・・・これで全員ですか?」
飯田「ううん、後はなっちだけ。もう来る頃だと思うけどね・・・・」
店員「お待たせしました〜(コトッ×8)・・・・・・ではごゆっくりどうぞ〜〜」
飯田「ま、みんなでヨーグルトでも食べながら、なっちを待とうよ」
安倍「おう食うべ、食うべ!早い者勝ちだべ!」 ガツガツ」
加護「早っ!」
石川「安倍さん、いつの間に?」
辻「・・・・・この人見てると食欲なくなりますね・・・」
安倍「ふぅ・・一息ついたべ・・・・・あっ、遅れてごめんね〜〜」
158 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:51 ID:HbzrV4mA
飯田「・・・・・では、これより「後藤抹殺計画」、作戦名「星の屑作戦」の
要旨を説明します・・・・が、その前に、この作戦に参加してくれる事になった
2名の新人を紹介します、辻と加護です、はい拍手〜」
パチパチパチ
辻・加護「よろしくお願いしま〜〜す」
石川「リーダー、2人のコードネームはもう決まってるんですか〜?」
飯田「あっ、そうだね。 まずはそれを決めないといけないね〜」
辻「コードネーム?」
加護「なんです?、それ?」
飯田「こういう秘密結社じゃ、お互いの素性がバレないように、コードネームで
呼び合うもんでしょ? ちなみにカオリのコードネームは「リーダー」よ」
安倍「なっちは「室蘭の赤い彗星」だべ」
石川「あたしは「ベルザローザ」」
加護「・・・・・・・素性がバレないようにって、ウチら思いっきしお互い知ってますよ?」
辻「それに、リーダーとか室蘭とか、そのまんまじゃないですか〜?」
飯田「別にいいのよ、細かいことは。カオリは形から入るタイプだからね〜
2人とも、何にする?」
加護「え〜〜〜〜・・・・・・なんにしよ?・・・」
辻「・・・・・どーしても、決めなきゃダメですか〜?」
飯田「何ならカオリが決めてあげようか?・・そうだね〜・・・ソドムとゴモラか・・・・
おぼん・こぼん、か・・・・それとも・・・ダンケルとラムサスか・・・・それか・・・
ギガンとガッシャ・・・・・何がいいかな〜〜迷うな〜〜」
安倍「ドム・トローペンとトロピカル・ドムはどうだべ?」
石川「シンプルに、プルとプルツーはどうです〜?」
加護「・・・・・・・・・・ウチ、黒目でエエです・・・・」
辻「・・・・・・・・・・・じゃあ、わたしは八重歯で・・・」
159 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:53 ID:HbzrV4mA
飯田「そんなんでいいの?もっといいのがあるのに〜・・・・・ま、いいか
それじゃ、まずは・・・・この紙を見て頂戴」
ペラ
石川「・・・演説台本?・・・何ですこれ?」
飯田「これは後藤の脱退会見の時に、カオリが演説する内容を書いた台本よ。
みんなのセリフもあるから、会見までにちゃんと覚えといてね?」
加護「・・・・こんなん作る前に、具体的にどうやって後藤さんを消すか
考える方が先とちゃいますか?」
飯田「加護、言ったでしょ?カオリは形から入るって〜
まずは後藤亡き後の事を考えたのよ。じゃ、セリフ割の確認するからね〜」
辻(・・・この作戦、確実に失敗するだろうな〜)
飯田「え〜っと、「ギ」って書いてあるのがカオリのセリフね。
で、「ブ」っていうのが加護のセリフ、「シ」がなっちのセリフで、
石川と辻は「群衆」っていうのお願いね〜
・・・・それじゃいっぺん通してやってみようか? いくよ?」
飯田「・・・我々は今、1人の英雄を失った・・・これは敗北を意味するのか?
否!! 始まりなのだ!!」
安倍(ギレンだべ!ガルマが死んだ時のギレンだべ!!)
辻(と言うことは〜、「シ」っていうのはシャアかな?)
加護(ウチの「ブ」っていうんは誰やろ? そんなん居てたかな?)
石川(あたしのセリフ・・一行しかない・・・)
160 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:54 ID:HbzrV4mA
飯田「諸君らが愛してくれた私の後輩!後藤マキは死んだ!!何故だ!!」
安倍「ソロデビューしたからさ (・・・なっちのセリフこれで終わり?)」
飯田「・・・この悲しみも、怒りも忘れてはならない!
それを後藤は、死をもって我々に示してくれたのだ!
我々は今、この怒りを集結し、事務所に叩き付けて 初めて真の勝利を
得ることができる!この勝利こそ、戦死者すべて(福田・石黒・市井・中澤)
への最大の慰めとなろう!!
国民(ヲタ)よ立て!! 悲しみを怒りに変えて 立てよ国民!!!
ジーク・ジオン!!!」
石川・辻「ジーク・モーニング! ジーク・娘! ジーク・カオリ!」
(・・・・国民?・・・ジオン?)
加護「・・・何を言うか! 娘の独裁を目論む女が、何を言うのか!!
(あっ、「ブ」っていうんはブライトか・・けど、なんでウチなんやろ?・・・・
まさか、黒目繋がりか? 2人とも黒目しかないからか!?)」
パチパチパチ
飯田「は〜い、良くできました〜、初めてにしちゃあ上出来よ」
石川「飯田さ〜ん、これは置いといて、肝試しの計画を練りましょうよ〜?」
辻「そうですよ〜、どうやってヤルんですか〜?」
飯田「ちゃ〜んと考えてるって! いい?
まずは番組の収録と偽って、メンバー全員をとある洋館に集合させるのよ」
石川「あたし達もですか?」
161 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:54 ID:HbzrV4mA
飯田「もちろん!後藤たちに怪しまれないようにね。それでみんなが館に入った
ところで、一斉に扉や窓を閉ざして閉じこめちゃうのよ。そして1人ずつ
バラバラに引き離して・・・その後は・・・・ゆっくり・・じわじわと・・・」
加護「・・・なんか穴が開きまくりな計画やけど?とある洋館ってなんです?」
辻「それに扉や窓を閉じたくらいじゃ、すぐに逃げられちゃうと思いますけど〜?」
飯田「洋館は、イメージ的には「バイオハザード1」を頭に浮かべてもらえばいいわ。
場所は秘密。あと扉と窓も大丈夫!スタッフに頼んで、一度閉めたら
女の力じゃ二度と開かないように細工をしといて貰ったからね〜」
安倍「・・・そうなんだ〜(まだちょっと無理があるけどな〜)」
加護「・・・ま、細かい事には触れやんときますよ」
辻「どうせ、後でボロが出てくるに決まってますからね〜」
石川「飯田さん、1人ずつバラバラにした後はどうするんですか〜?」
飯田「そっから後は、その時になってから指令を出すよ
今はまだ、どういう風になるか わかんないからね〜」
石川「わかりました〜」
飯田「・・・みんな、いい? 後藤が消えるのは事故よ?あくまでも事故だからね?
わかってるわね? 私達は何もしてない、何も知らない、何も見てない、
・・・・・いいね?」
安倍「わかってるべ・・・ただの事故・・不幸な事故だべ・・・・フフフフ」
辻「は〜い(そんなんだから、いつまでたってもメインに復帰できないんですよ〜)」
石川「承知してます・・・よっすぃー悲しむでしょうね〜〜・・・でも安心して・・・
すぐにあたしが後藤の事なんて忘れさせてあげる・・・・」
加護「わっかりました〜(リカちゃんの狙いはやっぱしベーグルか〜・・・
けど、あんなんのドコがええんやろ?・・・「理解して女の子」って言われても、
ウチには理解でけへんわ・・・)」
162 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:56 ID:HbzrV4mA
飯田「それじゃ、今日はこれまで!各自準備を怠らないように!解散!!」
安倍「準備ってなんだべ?」
飯田「いろいろあるでしょ〜、武器を用意したり、使い方を練習したり・・・
カオリはこれから「Mk−82」を買いにいくんだ〜」
石川「まーくはちにい?何ですかそれ?」
飯田「それは石川にも言えないね〜、非核三原則に引っ掛かちゃうからね〜」
加護(・・・のの、あの人、あの2号機・・・・核を使うつもりやで?)
辻(そうだね、飯田さん、ホントに本気だね〜・・・・でも核なんて使ったら、
わたしたちまで巻き添えになっちゃいそうだね〜)
加護(もしもの時は頼むで? 例のチョーカーでロボを・・・・)
辻(オッケイ!まかしといて〜)
飯田「じゃあね〜〜、石川たちもスタンガンくらい用意しときなさいよ?
腕力には自信ないんでしょ?」
石川「はい、なにか用意しときます」
安倍「なっちは何にしようかな〜、辻と加護はどうすんだべ?」
辻「わたしは、雑誌の通販で何か買うつもりですよ〜」
加護「ウチはどうしよかな〜〜、久々にクスリでも作ろうかな〜」
飯田「ま、そこらへんは適当にやっといてよ・・・そいじゃ〜ね〜」
タタタ
163 :
いたずら:2001/05/06(日) 07:56 ID:HbzrV4mA
石川「飯田さん行っちゃった・・・ののちゃん、その雑誌の通販ってどんなの?
あたしにも使えそうなの売ってる?」
辻「まあ一応、普通の人用なのも売ってるよ〜、見せてあげようか〜?」
石川「うん、お願い」
安倍「それじゃ、なっちも行くべ、お疲れ〜〜」
加護「あっ、ほなウチも行くから 安倍さん待って下さいよ〜ちょっと話が・・・」
タタタ
石川「あたし達も出ようか?ののちゃん、あたしのお家に来る?」
辻「そうですね〜、お邪魔しましょうか〜・・・あっ、お勘定お願いしま〜す
わたし先に外で待ってますね〜〜」 タタタ
石川「えっ、ちょ、まっ・・・・・・・・・・・・・あたし何にも食べてないのに・・・・・・」
164 :
名無し娘。:2001/05/06(日) 07:58 ID:HbzrV4mA
やっと3分の1くらいか
書き込むの面倒臭いな 間に合うかな?
165 :
名無し娘。:2001/05/06(日) 13:08 ID:BCuk7s92
相変わらずいたずらさんのネタオモロイっす。
がんばって!
これで1/3なのか.
って何に間に合わせるんだ?
( ^▽^)ノ<ガンガレガンガレ、い・た・ず・ら!ガンガレガンガレ、い・た・ず・ら!
168 :
いたずら:2001/05/07(月) 06:41 ID:FGkxAPe.
(加護邸)
ガチャ
加護「まあ遠慮せんと上がって下さいよ、今日はウチ以外誰もいてませんから」
安倍「お邪魔するべ・・・・何でこのドア穴開いてるの?」
加護「ちょっと今朝、黒いミスドリラーに襲われて・・・・・」
安倍「?・・・ナムコのゲーム?・・・ミスターじゃなかったっけ?」
加護「そんな事より安倍さん・・・・ウチ安倍さんに聞きたいことあるんですよ・・・」
安倍「なに?どうやったら、なっちみたいに可愛くなれるかって?それはね〜・・・」
加護「いや、それはまた今度の機会にでも伺いますから・・・」
安倍「違うの? じゃあなんだべ?」
加護「・・・・安倍さん・・・なんで飯田さんに協力する気になったんです?
だいたい安倍さんと飯田さんて、そんな仲ええことなかったでしょ?」
安倍「!・・・それは、カオリと目的が一致したから・・・」
加護「安倍さん、ウソは言わんといて下さいよ・・・そりゃ安倍さんも後藤さんは
邪魔でしょう・・・それまで 「安倍なつみwithモーニング娘」
やったんが、後藤さんが入ってきたせいで
「後藤マキwithモーニング娘(+元エース安倍なつみもまだいるべさ!)」
になってしもたんやから・・・憎いんは当然ですよ・・・・」
安倍「・・・・・」
加護「そこまではわかるんですよ・・・けど、そっからがわからへん・・・なんで、
この計画に乗ったんです? 後藤さんを抹殺して、飯田さんがメインになる
っちゅう計画に・・・安倍さん、飯田さんがメインになってもええんですか?」
安倍「・・・いいべ・・カオリがメインで・・・」
加護「ウソや!安倍さんウソ言うてる!安倍さんは自分が主役でないと
我慢できへん人や!飯田さんがメインなんて、後藤さんがメインやんのと
おんなじくらい許されへんはずや!!」
安倍「・・・・・そんなこと・・ないべ・・・・・」
169 :
いたずら:2001/05/07(月) 06:42 ID:FGkxAPe.
(安倍 回想シーン)
ガチャ ウィィーーーン(ビデオデッキの音)
ビデオ「・・・・・・・これは決して世辞ではない。君のメインへの復帰を期待している。
ついに我々が再起すべき時が到来したのよ。
・・君にだけ教えよう、カオリは近々、あるメンバーを抹殺しようと思ってるの。
その時は、是非、なっちにも協力して欲しいのよ。 捲土重来、
またソロモンの・・じゃなくて、昔の5人だった時のように、共に轡を並べよう?
なっちとカオリのツートップでどう? 悪い話じゃないでしょ?
良き返事が戻らん事を願って・・・親愛なるケリィ・レズナ・・・違う・・・・
親愛なるなっちへ・・・・・・アナベル・ガ・・・間違い・・・飯田カオリ・・・・・・・」
安倍「・・・・・・・カオリ・・・・・貴様は今何をしている・・・・・?」
170 :
いたずら:2001/05/07(月) 06:43 ID:FGkxAPe.
加護「・・・安倍さん、正直に言うて下さいよ・・・正直に言うてくれたら、
ウチは飯田さんよりも、安倍さんに味方しますよ?」
安倍「・・・・・・なっちは後藤が許せない・・・ただそれだけだべ」
加護「・・・ウチは安倍さんに信用されてないんやな〜・・・悲しいな〜寂しいな〜
もう奈良へ帰ろかな〜・・・」 チラ
安倍「・・・・・・」
加護「(なかなか口を割らんな〜〜・・よし・・)・・・安倍さん、ウチ・・ホンマは・・
飯田さんのこと・・嫌いやねん」
安倍「!・・・なんで?」
加護「・・・安倍さんは知らんやろけど・・タンポポで・・
ウチとリカちゃんイジメられてんねん・・・知らんかったでしょ?」
安倍「ホントに?」
加護「・・うん・・ウチ・・一生懸命やってるだけやのに、
生意気やとか、目立ちすぎやとか言うて・・ホンマはツライねや・・・・」
安倍「・・矢口は? 助けてくれないの?」
加護「(あっ、そんな人居てたな・・・どうしよ?、どんな設定にしよ?)・・・・
・・矢口さんは・・見て見ぬ振りして 助けてくれへんのや・・
ウチらがタンポポ入る前は・・・矢口さんがイジメの対象やったみたいやし・・・」
安倍「そうだったの・・・なっち全然知らなかったべ・・」
加護「(よっしゃ!信じた!)・・この計画も・・ウチ嫌や言うたのに・・・
参加せんかったら、リーダーの権限で脱退させるって言われて・・渋々・・・」
安倍「加護・・・」
加護「(もう一押しやな・・)・・せやからウチ・・この計画に、安倍さんが参加する
って聞いて・・嬉しかってん・・ウチ・・安倍さんに助けて欲しかったから・・
安倍さんともっと仲良うなりたかったから・・・」 チラ
安倍「加護・・・・そんなになっちの事を・・・」
171 :
いたずら:2001/05/07(月) 06:44 ID:FGkxAPe.
加護「(よしっ!落ちた!)・・と言うわけで・・安倍さん、この計画に乗ったフリして
、ホンマはどうするつもりなんですか?」
安倍「うん、最初はホントにカオリの味方して、そいで、うまく後藤を消した後には
裏切って、カオリを破壊するつもりなんだべ。 カオリはなっちと2人で
ツートップって言ってたけど、なっちはそれじゃ我慢できないべ!
メインはなっち1人で十分だべ!!・・・ハッ、言っちゃったべ!!」
加護「やっぱりね〜〜、そんなことやと思いましたよ〜〜
安倍さんは悪いな〜〜、この、この〜、この裏切りもん!!」
安倍「加護?・・さっきと態度が全然違うんだけど・・・?」
加護「ごめんなさ〜〜い、さっきの話、ぜ〜〜んぶウソで〜〜す!」
安倍「ウソ!?・・2人がカオリにイジメられてるっていうのも!?
カオリの事嫌いっていうのも!?」
加護「そうで〜す!あっ、リカちゃんがイジメじゃなくていじられてるのは
ホンマですけど〜〜・・・・・でももう遅いですよ、本心聞いてしもたから」
安倍「・・・・・・カオリにこの事言うの?」
加護「言いませんよ〜〜、ウチは安倍さんの味方ですからね〜」
安倍「ホント!?」
加護「ホンマですよ、ウチは奈良県民一の正直者ですからね」
安倍「・・・正直者?・・・・たった今、思いっきりウソついたべ・・・」
加護「なんか言いました〜?」
安倍「いや・・奈良県警最悪って言ったんだべ・・・」
加護「あ〜あれはね〜・・・けどまあそれは置いといて、
飯田さんを破壊するかどうかはともかく、飯田さんに釘を刺すって
いうんは賛成ですよ、あの人リーダーになってから偉そうになりましたからね」
安倍「ホントになっちに味方してくれるの?」
172 :
いたずら:2001/05/07(月) 06:45 ID:FGkxAPe.
加護「任せといて下さいよ! じゃあ、その為の道具を用意しましょか〜?
安倍さん、さっき買ってきたモノ出して下さい」
安倍「あ、うん・・・これで何すんだべ?」 ガラガラ
加護「まずは安倍さんの武器・・・と違ってブレスレットを作りましょう・・・
その前に・・安倍さんの好きな色は水色でしたよね?」
安倍「? うん、そうだべ」
加護「オッケ! おんなじ青系統やからエエか・・・・」
安倍「・・・青色が関係あるの?」
加護「まあ色なんてどうでもエエんですけどね〜・・・あっ、それから安倍さんの
コードネームは今から、「室蘭の赤い彗星」改め「室蘭の青い巨星」で
お願いしますね〜」
安倍「・・・青い巨星?(なっち、ランバ・ラル!?)」
加護「このブレスレットは強いですよ〜、電気ビリビリやからね〜」 カチャカチャ
安倍「・・・・青い巨星なんて、原作じゃ、誰も、ひとっ言も言ってないべ?」
加護「それ言い出したら話始まりませんよ、あんなん後付設定ばっかしなんやから」
安倍「・・・・・・・加護は何使うの?」
加護「ウチは安倍さんの部下やから、軽めのもんを・・・・クラッカーにしときますよ」
安倍「クラッカー?」
加護「そう、クラッカー。食べて良し、投げて良しのヤツをね〜
あ〜計画実行の日が楽しみになってきましたね〜?」
安倍「う、うん(・・・・けど、確かランバ・ラル隊の最後は・・・・・?)」
173 :
いたずら:2001/05/07(月) 07:58 ID:zVEXbmZo
前にも言いましたが、自分は あと一週間もここにはいられません
だから、ここに来れるうちに終わらそうと思ってんですが、どうも・・・無理
でもがんばる
174 :
名無し娘。:2001/05/07(月) 22:06 ID:NjzykpLs
頑張れ!お願い!
175 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:15 ID:zVEXbmZo
(石川邸)
ガチャ
辻「お邪魔しま〜す」
石川「どうぞ、どうぞ、汚いところだけど・・・・」
辻「ホントにね〜」
石川「・・・・・ま、座ってちょうだい、何か飲むでしょ? 何がいい?」
辻「飲むアロエヨーグルト」
石川「(この子の主食はアロエヨーグルトか!?)・・・そんなのないんだけど・・・」
辻「飲むアロエヨーグルト!」
石川「・・・だから、それはないって・・・・」
辻「飲むアロエヨーグルト!!」
石川「・・・・・・だからね・・・・・・・・」
辻「飲むアロエヨーグルト!!!」
石川「・・わかったわよ・・・買ってくればいいんでしょ・・・・・・行ってくる・・・・」
辻「リカちゃんありがと〜〜、お礼に後でいいものあげるね〜〜」
石川「えっ、なにくれるの?」
辻「それは後のお楽しみ・・・早く帰ってきてね〜〜」
石川「任せて〜〜、ダッシュで行ってくるから!」 バダン! タタタ
辻「いってらっしゃ〜い・・・・・さてと・・・ホントに汚い部屋だな〜〜・・・
まあ、忙しいから無理ないけど・・・それじゃ、ガサ入れターイム・・・・」
(キョロキョロ)
辻「・・壁には・・・よっすぃーのポスターか・・・・なんで唇のトコふやけてるんだろ?
他は・・・なにもナシか・・・・机の上は・・・あっ日記だ・・・」
「ピンクの日記帳」
辻「どれどれ・・・」
176 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:16 ID:zVEXbmZo
○月×日
今日はみんなでダンスレッスン。うまく踊れないリカに、みんなが優しく
教えてくれたの。そのお陰で、どうにかみんなと同じレベルで踊れるように
なったわ。みんなありがとう。やっぱり持つべきものは、頼れる仲間よね。
お礼にみんなに何か御馳走しましょう。何がいいかしら。やっぱ肉?
○月×日
今日はクイズ番組の収録日。一生懸命頑張ったけど、負けちゃった・・残念。
でもタンポポのみんなは、頑張ったからいいじゃん って慰めてくれたの。
嬉しい。みんな優しい人。リカは幸せです。そうそう、今日、番組の休憩中に
プッチモニの3人に髪を染めて貰ったの。最初はちょっと不安だったけど、
リカちゃんなら絶対似合うよって言ってくれたので、思い切って染めちゃった。
ママに怒られちゃうかな?少し心配。黙って染めてごめんなさい。
177 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:17 ID:zVEXbmZo
辻「・・・どうも内容が・・・・現実世界と微妙に違ってる気がするけど・・・
ま、普通の日記だね〜・・・じゃ今度は引き出しを・・・」
ガラ
辻「・・・写真・・・に・・・・自分のCD・・か・・・」
ガラ
辻「・・・・卒業アルバム・・・ここも変わったものなし・・・と・・・」
ガン!
辻「?・・・鍵が掛かってる・・・フフ・・こんな鍵くらい・・・
ブラウ・ブロの万能有線開錠アームを使えばすぐに・・・・・(カチャ)・・・・」
ガラ
辻「・・・・なんだ〜、なんにも入ってないじゃ・・・あ・・引き出しの底が・・・二重に・・」
ガタッ
辻「・・これは! ネットでお馴染みの!・・あの有名な!」
「黒い日記帳」
辻「・・・・ホントにあったんだ・・・・とすると、中身はやっぱり・・・」
警告
これ以上読み進むことは、誰であろうと許さない。 この日記は私、石川リカ
以外決して目にすることの無い日記帳である。この警告を無視して読み続ける
愚か者は、死すら生温い生き地獄に陥ることになるであろう!
私には見える! 永遠に終わらぬ悪夢の中で苦しみ続ける貴様の姿が!!
私は、泣いて許しを乞う貴様のその怯えた姿を見て、口の端を歪めて小さく
笑うであろう・・・・
辻「・・・・最初から、黒魔術全開な文章だな〜・・・・・」 パラ
178 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:19 ID:zVEXbmZo
(キャパのものすご〜く広大な リカ様が ブッ殺してもいい奴リスト)
中澤・・・・消去完了。
安倍・・・・過去の因習に囚われた者共と、デブ専に絶大な人気あり。
今しばらく必要か?
飯田・・・・お情けでリーダーになってから、ますます電波が強くなった。
もはや違法トラック無線の比ではない。早急に対策を練る必要あり。
が、後藤抹殺計画終了まで執行猶予。
保田・・・・私の認識以上に、この世にはブス専とやらが多いようだ。
よって、その手のヤツらの人気維持の為、執行猶予。
矢口・・・・必要無し。かつてはロリのハートを鷲掴みにしていたが、今は見る影も
ない。若い2人にロリ加減で敵うはずもなし、次回消去第二候補。
後藤・・・・許すまじ!コイツが人気bPだからではない!私のひとみに手を出す
薄汚い雌猫だからだ!次の誕生日を迎えられると思うなよ!虫螻が!
ロボの手により、三枚に下ろされるが良い!! 次回消去第一候補。
ひとみ・・・私のモノ。心も体も。
加護・・・・執行猶予。私より歌がうまく、年上の私を少しも敬っていないが、
人気はある。 今は適当に話を合わせといてやろう。
しかし、いずれは思い知るだろう、この私が石川リカだということを。
辻・・・・・ののちゃん、後ろを見てごらん
179 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:20 ID:zVEXbmZo
辻「?・・・わたしのトコだけ、変なこと書いてる・・・・・・後ろ?」
ゴゴゴゴゴゴ
辻「ひぃっ!!」
石川「・・・・・・・あれほど見るなと書いてあるのに・・・・辻!・・・貴様・・見たな!?」
辻「・・・ちょ、ちょっとだけ・・ね・・・ごめんなさ〜い」
石川「・・・・・・いいのよ、ののちゃん・・・けど、この物語は、ここでお終いよ・・・・
ううん、違うわね・・・ののちゃんの出番はココでお終いよ・・・」
辻「・・・なんで?」
石川「・・・何故なら・・・ののちゃんは・・・ココで・・・あたしに・・・殺されるからよ!!」
辻「!!・・・・・・・フン・・・できるの?・・勝てると思ってるの?このわたしに?
このわたしが、石川リカなんかに負けるって? 冗談じゃないですよ!!」
石川「・・・ウフフ・・・強がってもムダよ・・・あたしの力を思い知らせてあげる・・・
その小さな身体に深く深く刻み込んでね・・
ののちゃんのお姉ちゃんみたいに、二目と見れない容姿にしてあげるわ・・・」
辻「・・わたしの家族の話はしないで下さい、気分が悪くなるから・・・・・
・・それに・・・バカバカしい!・・アンタなんかに何ができるんですか〜? 力?
笑わせないで下さいよ〜?」
石川「・・・じゃあ見せてあげる・・・ののちゃん・・
その黒い日記帳の、今日の日付のページを見てごらん?」
辻「・・・・(ペラペラ)・・・・・これ、は!?」
○月×日
辻希美 ファミレスでアロエヨーグルトを8つ注文する
飯田カオリにチョーカーを装着させる
飯田・安倍・加護・リカ様との集会に参加
リカ様の邸宅を訪問
リカ様に飲むアロエヨーグルトを買いにパシらせる
180 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:20 ID:zVEXbmZo
辻「今日の出来事が書かれてる!・・・・いつの間に・・・・」
石川「フフフフ・・・・ののちゃん・・まだ続きがあるでしょ?」
辻「・・・(パラパラ)」
リカ様の黒い日記帳を盗み見る
リカ様に見つかる
リカ様に生まれてきたことを後悔するような目にあわされる
リカ様に一生忠誠を誓い 下僕となる
辻「・・・・・なにがリカ様なんだか・・・これがなんだって言うんですか〜?」
石川「・・その日記帳はただの日記帳じゃないのよ・・・その黒い日記帳には、
未来を予知する力があるの・・そしてそこに書かれた出来事は必ず起こる
ことなのよ・・」
辻「・・フン! 寝言は寝てから言って下さいよ〜? 大丈夫ですか〜?」
石川「・・ののちゃん・・黒い日記帳の予言は絶対なのよ?・・誰が、どんなに
抵抗したって、日記帳に書かれたことは絶対に起こるのよ・・
それは、この世の如何なる力でも止めることはできないの・・」
辻「・・リカちゃん、わたしはリカちゃんの御遊戯に付き合う気はないんですよ〜
今ここで決めて下さい・・私の言うことを聞いて、今すぐ戯言を言うのを止めるか
それとも、私に叩きのめされて物言わぬ物体になるか・・どっちがいいです〜?」
ゴゴゴゴゴ
石川「なっ、何言ってるのよ!?(なに!?なんなの、この子の迫力は!?
優位なのは、上に立ってるのはあたしのハズなのに・・・圧されているの!?)」
181 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:21 ID:zVEXbmZo
辻「リ〜カちゃ〜ん・・・・ど〜っちがいいですか〜〜?」
石川「だ、黙りなさい!! あんた、文子みたいな顔になってもいいって言うの!?
(落ち着け、落ち着くのよリカ・・・・あたしの黒い日記帳の予言は、
トト神の予知は 絶対実現するのよ!100%起こるのよ!今までだって
そうだったもの! 中澤の脱退も、カントリー放逐も全て予言してきたもの!
大丈夫!・・・自分の力を信じれば・・・)」
辻「・・・文子の・・姉の話はするなってお願いしたでしょう?・・
・・あと1分だけ待ちます・・・1分経って返事がなければ、リカちゃんは・・・・」
石川「!!(・・・100%のハズなのに、なんなのこの不安感は!・・・
あたしがこの小娘に敗北するっていうの?そんなはずは!・・けど・・・・)
・・・・ののちゃん、その日記帳、ちょっと返してくれる? お願い」
辻「・・・・・・・どうぞ」 バサッ
石川「ありがとっ!・・・・・(パラパラパラ)・・・ええっ!!予言が消えてる!?
さっきは確かに、辻があたしの下僕になるって書いてたのに!?」
辻「どうしたの〜? 顔色悪いよ〜?」
石川「そんなバカな!・・・じゃあ、あたしの未来は?あたしのページには何が!?」
(パラパラ)
○月×日
石川リカ様 辻をビビらすも 何時の間にか逆にビビらさせる
辻に最後通牒を突き付けられる
黒い日記帳を読む 愕然 戦意喪失
辻に心底ビビる ヘタレ丸出し ポツダム宣言受諾
辻に詫び入れ
182 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:22 ID:zVEXbmZo
石川「!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの〜、ののちゃん?」
辻「なんですか〜?」
石川「ごめんね、あたしちょっと夢でも見てたみたい、許してくれる?」
辻「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
石川「・・・・ののちゃん?(さあ詫び入れしたわよ・・
けどこの先は?・・日記には出てなかったけど・・?)」
辻「・・・・日記帳に書かれてなかったのは、その先が・・未来が、ないからですよ・・」
石川「え?・・・どういうこと?・・・ののちゃん?」
辻「・・つまり、黒い日記帳にリカちゃんの未来が予言されてなかった、と言うことは
リカちゃんには、ココより先の未来がないってことですよ・・・」
石川「?・・・!!、まさか!?それって・・・」
辻「そうその通り・・リカちゃんは、ここでわたしに叩きのめされて再起不能になる
ってことですよ〜・・調子に乗って、文子がどうのこうの言ってなきゃ良かった
のに・・ちょっと遅かったですね〜、1分過ぎちゃいましたよ〜 」
石川「ひいぃぃぃ!! 許して! あ、あたしののちゃんの手下になるから!」
ゴゴゴゴゴ
辻「NoNoNoNoNoNoNoーーーーーー!・・・・・どっちみち、
わたしの家族の話をした時点で、こうなることは決まってたんですよ!」
石川「いやあぁぁーーーー助けてーーーーー!!」
辻「のの!のの!のの!のの!のの!のの!のの!のの!のの!のの!のの!
ののーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
バッゴオォーーーーン!
石川「バカな!?こ、このディオが!!このディオがァァァーーーー!?・・・・・・・・・」
辻「・・・・・・てめーはオレを怒らせた(ディオ?)」
↓ To Be Continued
183 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:23 ID:zVEXbmZo
辻「・・・ちょっとムキになっちゃいましたね・・・・この黒い人見てると、あの人(姉)を
思いだしてイラつくんですよね〜・・・・ま、死んじゃいないでしょうけど、しばらくは
再起不能だな〜・・・・・「星の屑」には使えなくなっちゃった・・・・・どうしよ?」
石川「・・・・・」
辻「・・・・そうだ!この前ジオング買った時にオマケで付いてきたアレを使おう・・・
えっと、リカちゃんの頭の旋毛は・・・・・・あっ、あった!」
石川「・・・うぅ・・・」
辻「この旋毛の部分に・・オマケで付いてきた・・2色ボールペン、「ニタ研」で・・・
こう・・「強化」って書けば・・・」
(ガリガリ)
石川「・・痛い!頭が・・痛い!!」
辻「リカちゃん、お目覚め〜?」
石川「ハッ!あたしは何を!?・・・・あっ、お姉ちゃん!」
辻「は?」
石川「お姉ちゃん! ののお姉ちゃん!!」
辻「わたしがお姉ちゃん?・・・・・・(強化しすぎたのかな?)」
石川「うっ!頭が痛い・・・・あたしの記憶を返せ!・・・お姉ちゃん助けて!」
辻「・・・・・・(だから安物はヤなんだよな〜)・・・フォウ、ガンダムを倒せば
あなたの記憶を返してあげます、ガンダム(後藤)を倒すのです!
(あの研究所のメガネのオバチャンってこんなのだったっけ?)」
石川「・・後藤は敵・・・倒すべき敵・・・・わかったわ、ののお姉ちゃん!」
辻「よ〜しリカ、偉いですよ〜、さすがリカ・・・・・
(わたしこんなのの面倒見るのか〜、ヤだな〜・・・ていうか、これフォウ?
それともロザミア?どっちだろ? 青で強化すればフォウ、赤ならロザミアって
説明書に書いてたと思うけど・・・・わたし、どっちで書いたっけ・・・・?)」
石川「闘いたい!誰か私にモビルスーツを!!」
辻「・・・・はいはい、飴あげるから、少し黙ってようね〜?(後で、もっとちゃんとした
強化グッズ使おう・・・それで、もう一回強化しなおそうっと・・)」
184 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:25 ID:zVEXbmZo
(露店 「茨の園」)
飯田「・・・・・・」
店員「いらっしゃい! どうぞ見ていってや〜、他じゃお目にかかれへん
すっごい掘り出し物があるでー!」
飯田「・・・・・・」
店員「お客さん美人やねー、何でも見て行ってよ、今日は何をお探しで?」
飯田「・・・・・・・・・サイサリス一つ・・・」
店員「!!!・・・・お客さん、どこでそれを?」
飯田「・・・・・閣下に・・・いえ、父さんに・・ね」
店員「・・・・・・・・閣下?・・・・あっ、あの!・・・・・わかりました・・・どうぞ・・・
これが「GP02」のソフトです」
飯田「・・ありがとう・・」
店員「ご存知でしょうけど、弾は1発だけです・・・ですが威力は絶大ですので
取り扱いには十分注意して下さい・・・」
飯田「わかってるわ・・・・じゃあ・・・この機体と核弾頭は頂いていく!
娘再興の為に!・・・・いくら?」
店員「お代は結構です・・・・
・・・兵達の憧れである少佐に使っていただけるなら本望です!」
飯田「いいの?・・・・・・ありがと・・・・・・じゃ」
185 :
いたずら:2001/05/07(月) 23:26 ID:zVEXbmZo
店員「どうぞ・・・星の屑作戦に栄光あれ・・・・全機、突撃ーー!」
飯田「・・・ドコへ?」
店員「少佐!ここは私が支えます!行って下さい!」
飯田「(だからドコへ?・・・ヲタコントかな?)・・・しかし、ザメル一機では!」
店員「どうせこのデカブツは、回収艇には積めませんぜ! さあ!!」
飯田「・・すまん!・・・・・・・・って、あんたかなりのヲタね?」
店員「お客さんノリいいっすね〜・・・いやあホンマ楽しかったですよ・・・
お礼に、このソフトをオマケしときますよ」
飯田「これは! このパッケージは!・・・・
素晴らしい・・・まるで娘の精神が形となったようだ・・・いいの?」
店員「どうぞ、どうぞ」
飯田「ありがと・・・感謝する!後は行くのみ!」
店員「少佐!御武運を!・・・・・・ありやとやんした〜」
飯田「フフフ・・・核に加えて、このMAまでも手に入れたカオリには、もう恐いもの
なんて何もないわね・・・後は、後藤を・・・・フフフフフフ」
186 :
名無し娘。:2001/05/08(火) 00:32 ID:Yl5zg0q.
つーか、もう何がなんだかわかんねーけど
なぜか面白いんだよ。
がんばれ。骨は拾うから(ワラ
( ^▽^)ノ<ペース早なってない?大丈夫?ガンガレガンガレい・た・ず・ら!無理はするなよ、い・た・ず・ら!
188 :
いたずら:2001/05/08(火) 07:11 ID:jmNyGMqs
(プッチモニ楽屋)
後藤「あ〜あ〜、今日は他のみんなは休みなのに、あたしらだけ仕事か〜〜」
吉澤「そうだね〜・・・休み欲しいね〜」
保田「・・・・・・・どうも・・ね」
後藤「? 圭ちゃんどうしたの? 変な顔して・・」
保田「・・・明日のロケ、カオリの言ってた肝試しのロケ・・なんか変だと思わない?」
吉澤「何が変なんですか? 明日朝9時出発でしたよね?」
後藤「そうそう、なんか家の前まで、バスで迎えに来てくれるんだよね〜」
吉澤「いつもそうだったら楽なのにね〜」
保田「その迎えに来るっていうのも変だけど、朝9時っていうのもおかしくない?
肝試しだよ? 普通、夜暗くなってからやるもんじゃない?」
吉澤「・・・そう言われればそうですね・・・・・でも、移動に時間が掛かるのかも?」
後藤「バスで片道、6時間とか〜」
保田「ドコまで行く気よ!?6時間もかければ、九州までついちゃうわよ!」
吉澤「そうか・・・じゃあ、なんでだろ?なんか他のロケも一緒に撮るのかな?」
後藤「あ〜そうだね、絶対そうだよ! 仕事ばっか詰め込みやがって!」
保田「・・・・・・・怪しい、うまく言えないけど、なんか怪しい・・・・・今思えば、
カオリの態度がいつもと違ってた・・・あれは何かを企んでる顔だった!」
吉澤「まさか・・・・考え過ぎじゃないですか・・・?」
保田「・・吉澤、甘いわよ!
あんたこの前のクイズの時、カオリに何されたか忘れたの!?」
吉澤「!・・それは・・・覚えてますけど・・」
189 :
いたずら:2001/05/08(火) 07:12 ID:jmNyGMqs
保田「あれはウイルスのせいで暴走したってことになってるけど、あたしは
そうは思わない・・・あの時、カオリは正気だったのよ!カオリのプッチモニへ
の恨みは本物よ!・・・特に後藤への恨みはね・・」
後藤「あたし?・・・かもしれないね・・・今でも後藤のお腹には、カオリの
下駄の跡が クッキリついてるからね・・・」
吉澤「そんなこと・・・」
保田「吉澤、いつまでもいい子ちゃんぶるのは止めなさい・・
でないと、明日殺されるわよ?」
吉澤「・・でも・・信じられないですよ・・・」
後藤「・・・・じゃあ、カオリは置いといて、リカちゃんはどう?
よっすぃー、リカちゃんの目つきが物の怪じみてたって言ってたじゃない?」
吉澤「それは確かに! あれは性犯罪者の目だったよ・・」
保田「でしょ?たぶんあの2人は手を組んでるよ・・・企画会議の時も、まだ何の
意見も言ってないカオリに賛成するとか、不自然だったし・・・・あいつら
何か企んでる・・・何かはわからないけど・・・」
後藤「・・もしかして、あたしら以外全員敵なのかな?」
吉澤「そんな!辻加護はともかく、矢口さんや安倍さんまで!?」
保田「とりあえず、用心するに越したことはないわね・・・ちょっと探ってみようか?」
後藤「どうするの?」
保田「今日は他のみんなは休みでしょ? 明日何かするつもりなら、今頃
準備してるはずよ。だからちょっと電話をかけてみるの、うまくいけば相手が
動揺してボロが出るかもしれないし」
吉澤「なるほど・・それじゃ、まず誰にかけます?」
後藤「カオリは120%敵だと思うから、他の人にしようよ?」
保田「じゃあ、限りなく黒に近い地黒の石川に・・・・
190 :
いたずら:2001/05/08(火) 07:13 ID:jmNyGMqs
(ピポペパ・・・・・・・ガチャ)
はい、石川です、ただいま留守にしております。メッセージを残す方は
あたしの歌をフルコーラスで聴いた後に、メッセージをどうぞ・・・・
それでは、石川リカで「大井追っかけ音次郎」です、どうぞ〜〜〜
プチッ!
保田「(なぜに氷川?)・・・・・留守だった・・まあ、たぶん敵でしょ、石川は」
後藤「じゃあ、次はあたしがなっちに電話するよ・・・」
吉澤「安倍さん、考えてる事がすぐに顔に出るから、これは期待できますね?」
保田「まあ、なっちがカオリと手を組むなんて事はないだろうけど・・・」
ピポポペ・・・・・・・・・・ガチャ
安倍「はい、室蘭の青い巨星」
後藤「へ?・・・・・なっちでしょ?」
安倍「!!、うん、なっち・・・(後藤!?何の用だべ!?)」
加護(えっ、お魚さんからですか?・・探り入れにきたんかな?)
後藤「なっち今何してるの?」
安倍「え〜〜・・加護の家に居るんだべ」
加護(なに言うてるんですか! 適当に誤魔化して早よ切って下さいよ!)
後藤「加護の家・・・そこに加護もいるの? 代わってくれる?」
安倍「・・うん・・・加護・・ごっちんが変わってだって・・・・」
加護(アドリブの効かん人やな〜・・・・)
191 :
いたずら:2001/05/08(火) 07:14 ID:jmNyGMqs
後藤「もしもし加護? なっちと2人で何してんの?」
加護「いや〜何って、たいしたことしてませんよ〜
ただ安倍さんに遊んで貰ってるんですよ〜」
後藤「何の遊び?」
加護「イヤやな〜、後藤さん疑ってるんですか〜、ウチを信じて下さいよ〜」
後藤「何の遊び?」
加護「(しつこいな〜)・・・あれですよ、ゲーム、プレステ、プレステ2ですよ、
ウチこないだ買うたんですよ」
後藤「ふ〜ん、で、何のソフト? 2人プレイできるソフトなんでしょ?」
加護「え?(ヤバイ!なんて言うたらええんや? 確かにプレステ2は持ってるけど、
2人でできるゲームなんて家にあったかな?)」
後藤「ねえ、教えてよ? 何てソフト?」
加護「え〜あれですよ、あれ・・・何ていうたかな〜
(ピンチ!ウチは人の死にまくる1人用のゲームしかプレイせえへんのに!)」
後藤「加護・・ホントにゲームしてたの? まさか別な事してるんじゃ・・・?」
加護「! イヤやな〜、何言うてはるんですか〜、ウチらゲームしてましたって・・・
ねえ、安倍さん!?」
安倍(えっ、いきなりこっちに振らないでよ!)
192 :
いたずら:2001/05/08(火) 07:15 ID:jmNyGMqs
後藤「・・ホントに?・・・・で、何てソフト?」
加護「(コイツ食いついたら離せへんな!)・・あれですよ・・あの・・「バトルシティ」?」
後藤「・・・・昔ファミコンであった、戦車のゲーム?」
加護「ハハ、冗談ですよ! ホンマは・・・・「ジッピーレース」?」
後藤「・・あの車とバイクのレースゲーム?」
加護「と違って、ホンマは・・・「エレベーターアクション」?」
後藤「全部ファミコンじゃん!って言うか、アンタ何でさっきから疑問形なの?」
加護「イヤ!そう、思い出した!ホンマはアレやってたんですよ!殴り合うヤツ!
え〜と・・・・・確か・・「バーチャファイター」!!」
後藤「そりゃドリームキャストだよ! もういい! わかった! アンタら敵!!」
プチッ!!
加護「・・・切られた・・しもた・・・もっとゲームに詳しなっとけば良かった・・・」
安倍「最後は「アーバンチャンピオン」って言えば良かったべさ〜」
加護「おまえっ!安倍さん! そういうんはもっと早よ言うて下さいよ!?
ていうか、それもファミコンやで? 上から植木鉢落ちてくるヤツでしょ?」
安倍「そうだっけ? いやあ〜、なっちも自信なかったんだべ」
加護「けど、これで後藤さんは、ウチらに対してかなり不信感を強めたでしょうね
ちょっとマズイな・・・・」
安倍「計画実行するのが困難になっちゃうべ・・・どうする?」
加護「・・・まあいいさ・・どうせ難儀を背負い込むのはガトーさ!」
安倍「ガトー?・・カオリでしょ?(・・ここにもシーマが!)」
193 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:06 ID:ShxyfrsA
後藤「はい、安倍・加護は敵! 決まり!!」
保田「決まりなの?・・けど、なっちはカオリと手を組んでるのかしらね・・・
それとも2人は別々で動いてる?」
吉澤「安倍さんと飯田さんは、そんなに仲良くなかったですよね?」
後藤「たぶんね」
保田「じゃ、やっぱり2人は別々かな・・・残るは矢口と辻か」
吉澤「矢口さんにはあたしが電話しますよ、
矢口さんはそんな、あたしたちを強襲しようだなんて考えてないでしょうし・・」
後藤「さあ、それはわかんないよ〜」
吉澤「・・・大丈夫、あたしは矢口さんを信じてる・・・」
パポプペ・・・・・・・・・ガチャ!
吉澤「あっ、矢口さん?」
矢口「・・・このターンXスゴイよ! さすがターンAのお兄さん!!」
吉澤「・・・・・・・」 プチッ!
保田「吉澤? どうしたの?」
吉澤「・・・・いえ、ちょっと番号間違っちゃったみたいで・・・もう一回かけますね・・」
パポプペ・・・・・・・・・ガチャ!
吉澤「・・・もしもし・・矢口さん?」
矢口「・・・・そんなにディアナが好きかーーーーーーーー!!」
吉澤「・・・死ねっ!」 プチッ!!
194 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:10 ID:QwlT.7XM
後藤「どしたの よっすぃー? また間違い?」
吉澤「・・いやなんか、電話が混線してるみたいで・・・変な声が聞こえてきた・・」
保田「? じゃあ、あたしの携帯でかけてみるね・・・」
パポプペ・・・・・・・ガチャ
保田「もしもし矢口?」
矢口「あっ圭ちゃん、 何? 今日、仕事なんじゃないの?」
保田「うん、けど今は休憩中。 ところで、矢口は今、何してるの?」
矢口「矢口はね〜今DVD見てるんだ〜、ラジオの仕事のヤツ」
保田「ああ言ってたわね、何だっけ、「インビジブル」だっけ?」
矢口「ううん違うよ、「2000人の狂人」と「気狂いピエロ」ってやつ」
保田「(狂ってばっかじゃん!)・・・・・そうなの?・・そんなDVDあるんだ・・・」
矢口「で、圭ちゃんは何の用なの?」
保田「いや、たいした用じゃないのよ、ちょっとね・・・あ、ちょっと吉澤に変わるね?」
吉澤「矢口さん、さっきあたしが電話したとき、変な事言ってませんでした?」
矢口「なに、よっすぃーいきなり? 変なこと? どんな?」
吉澤「いや、どんなって・・・ギンガナムみたいな・・・」
矢口「? ごめん、わかんないや」
吉澤「・・・・そうですか・・わかりました、変なこと言ってすいません それじゃ」
矢口「えっ、もう切るの?
もうちょっといいじゃない、なんか今回、矢口ものすげー影薄いんだけど?」
吉澤「そう言われても、あたしには どうすることも・・・」
矢口「そだね・・ま、今後に期待するよ・・それじゃ、仕事頑張って」
吉澤「はい、さよなら〜」 ピッ
195 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:11 ID:QwlT.7XM
吉澤「矢口さんはシロですね」
後藤「とすると、後は辻か・・・」
保田「辻はどうだろね〜、あの子がカオリの味方するかな〜」
吉澤「アレは誰にも味方しないでしょう〜
て言うか、辻を味方にしたらしたで、後が厄介そうですし」
後藤「・・・だいたい、なんであの子あんなに悪なんだろ?」
保田「そう言えばそうよね・・・家庭環境かしらね? 虐待されて育ったとか?」
吉澤「ちょっとありがちですね、それくらい、今時珍しくもないですし」
後藤「生まれつきの性格じゃない? アレは。
生まれつき悪人なのは、この世に確かに存在してるしね」
保田「そう?・・・で、どうする? 辻に電話する?」
吉澤「・・一応しときましょうか?・・・・あたしはヤですけど・・」
後藤「あたしもイヤ!絶対何も聞き出せないだろうし・・・あの子が心を許してる
のは加護くらいだって!」
保田「そうよね、あの2人は仲いいわね・・・それも不思議な話なんだけど」
吉澤「そうですね・・何でだろ?
同い年だからっていうだけじゃ、説明できないくらい仲良しだし」
後藤「まあ、あの2人にしか通じない何かがあるんじゃない?・・・悪の波動とか・・
それより、誰が電話する?」
保田「そうね・・・・吉澤!アンタがやりなさい」
吉澤「ええ!? 何で!?」
保田「ブダー(サブリーダー)の命令! アンタ同期でしょ?気心しれてるでしょ?」
吉澤「そりゃ確かに同期ですけど・・・(考えてみれば、同期にロクなのいないな・・
四六時中、あたしに色目使う黒魔導師とか、好きな言葉は「破壊」と「絶望」
って平気で卒業文集に書く怪力八重歯とか、あたしをバカにする事を
ライフワークにしてる奈良漬けとかだもんな・・・)」
196 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:11 ID:QwlT.7XM
後藤「よっすぃー頑張って〜」
吉澤「うん、けど、期待しないでよ・・・・・」
パペポポ・・・・・・・ガチャ
吉澤「・・・もしもし・・・辻?、あたし、吉澤・・」
辻「・・・・・・・何ですか?」
吉澤「(愛想悪いな〜)いや、別に、これといった用はないんだけど・・・・」
辻「用がないなら電話しないで下さい、切りますよ?」
吉澤「(感じ悪〜)そんなこと言わないでよ・・辻は今何してるの?」
辻「・・・・・」
吉澤「辻? もしもし辻?」
辻「・・・・・・」
石川「宇宙が落ちる! Zガンダムは宇宙を落とす敵!!」
吉澤「今リカちゃんの声が聞こえたけど! 辻! そこにリカちゃんがいるの!?」
辻「・・・いいえ、気のせいじゃないですか?」
石川「頭が!・・・割れるようだ!記憶を・・返せ!!」
吉澤「ホラ、また聞こえた!! リカちゃんそこに居るんでしょ!?」
辻「・・・・いませんよ、ここには石川リカなんて人は・・・」
吉澤「え・・・どういうこと? 辻?」
辻「強化の途中なので・・・・いえ、わたしは忙しいので、これで」 プチッ
吉澤「辻!? もしもし!? 辻!辻!?・・切られた・・」
197 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:12 ID:QwlT.7XM
後藤「どうだった?」
吉澤「うん、辻と一緒に、リカちゃんが居るみたいだった・・けど、様子が
おかしかった・・辻・・・強化とか言ってたけど・・」
保田「強化?・・まさか強化人間を!?」
後藤「何それ?」
保田「要するに人間を改造して強くするのよ、力とか頭とかを強化するのよ」
吉澤「恐らく・・リカちゃんはもう・・・辻の手にかかって・・・」
後藤「・・て言うか、辻は何のためにそんな事を?」
保田「そう言えばそうね・・何の為だろ?目的は?」
吉澤「・・とにかくこれでハッキリしましたね・・矢口さん以外は、全員敵っぽいって」
後藤「どうしよ〜! いくらあたしでも、
そんな大勢に、いっぺんに襲われたらやられちゃうよ〜」
保田「あたしらも、なんか武器でも準備しといた方がいいかもね・・・
帰りに、セキュリティグッズでも買って行く?」
後藤「う〜ん、そこまでする必要無いんじゃない・・思い過ごしかもしんないし・・」
吉澤「けど、人数的に不利だから、矢口さんに仲間になって貰いましょうよ?」
保田「そうね、後でもう一回電話してみよう・・他に、何か打つ手は・・・・」
後藤「う〜〜ん、なんかあるかな〜」
吉澤「そうだ!あれを持っていきましょうよ!こないだ3人で買ったお揃いの!」
保田「あ!あれね〜・・・あれが、あたしたちの奥の手ってわけね・・・」
後藤「・・・・・・あんなのが?・・・・でも、アレはただの鏡・・・」
198 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:14 ID:QwlT.7XM
(石川邸)
辻「・・・・・ふぅ・・やっと終わった・・・これで普段は、普通の人間と変わりないはず・・」
石川「・・・・」
辻「・・・ちょっと黒さがパワーアップしちゃったけど、ま、気にならない程度だし・・・
いいや・・・・さて・・・リカちゃん、起きて下さ〜い」
石川「うぅ〜ん・・・・あっ、ののちゃん?・・・あたし寝ちゃってたの?」
辻「そうだよ〜、リカちゃん疲れてるんだね〜」
石川「ごめんね、ののちゃんをほうって置いて、1人眠っちゃって」
辻「いいんですよ〜、それより気分はどう〜?」
石川「いい気分よ、眠ったから、疲れもとれたし・・・何で?」
辻「別に〜(強化はうまくいったみたいだな〜・・・後は・・)
そうだ、リカちゃんにこのヘアピンあげるね〜、2個あげるよ〜」
石川「くれるの?ありがと〜・・・・なんか字が書いてるね?・・・
「ムラサメ」?・・と「フラナガン」?・・」
辻「リカちゃんによく似合うよ〜、茶髪にピッタリだね〜」
石川「えへへ、そう?」
〜♪〜(着メロ:「ポケベルが鳴らなくて」)
石川「あっ電話だ!・・・(ピッ)・・・はいベルザローザ・・・・あっリーダー・・・・はい
集合ですか?・・・はい・・わかりました、今八重歯と一緒にいるので、すぐ
そちらに向かいます・・・・・・・では・・・・」
辻「飯田さんから?」
石川「うん、集合だって、行こ?」
199 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:15 ID:QwlT.7XM
(?)
?1「よくぞ集まってくれた!いよいよ明日、かねてよりの計画を実行に移すわよ!
みんな準備はいい? ベルザローザ?」
?2「お任せを、リーダー。全ては計画通りです」
?1「宜しい・・室蘭の青い巨星は?」
?3「任せるべさ! なっちのヒートロッドは無敵だべ!」
?1「頼りにしてるよ・・・黒目はどう?」
?4「問題ないですよ〜 ウチと安倍さんのランバ・ラル隊は最強です!」
?1「よし・・・ガルマ様の仇討ちを、見事果たすのよ?・・・最後に八重歯は?」
?5「大丈夫ですよ〜・・・・わたしの操る黒いサイコが全てを焼き尽くすでしょう・・・」
?1「?・・・よくわからないけど・・・・とにかく! 何が何でも後藤を破壊するのよ!
それが最優先の目的!・・・まあリーダーは、ついでにプッチモニも葬るつもり
だけどね・・・」
?2「リーダー、よっすぃーだけは破壊せずに、捕獲して下さいね?」
?1「わかってるって、約束だもんね、ちゃんとアンタにあげるって」
?2「ありがとうございます、さすがリーダー」
?4(・・・そんな上手いこと行くと思ってんのか、このクロマティは?)
?5(そんなわけないのにね〜)
?3(・・・・・目標は後藤!・・・そしてカオリ!!・・・最悪でも・・例え失敗しても
なっち1人が生き残れば、モーニングは再起できるべ!!)
?2(・・・・みんなには悪いけど、あたしには、よっすぃーさえいればそれでいいの・・
そう・・あたしとひとみの2人だけがいればね・・・・フフフ)
200 :
いたずら:2001/05/09(水) 00:15 ID:QwlT.7XM
?1「それじゃ、全ては明日ね・・・・・明日、朝9時頃にカオリがバスで迎えに
行くから、忘れ物ないようにね? それと・・言っとくけど、明日スタッフは
誰1人来ないからね・・・当然撮影もなし・・」
?3「どういうことだべ?」
?1「つまり、明日の撮影はウソなのよ・・そんな番組なんてホントはないの」
?2「えっ!それじゃ最初の企画会議から、全部ウソだったんですか?」
?1「ううん、あれはホント、肝試しの企画もホント・・・だったの。 ただみんなには
黙ってたけど、スケジュールの都合で没になっちゃったのよ・・・
リーダーはそれを利用したのよ・・企画が続いてるように偽ってね」
?5(・・・なんか話ガタガタだね〜、やる気あるのかな〜?)
?4(断言できるな・・・確実にない!!)
?2「じゃあ明日、バスは誰が運転するんですか? もしかしてリーダーですか?」
?1「ダメよ、リーダーは原付免許だけしか持ってないから。
大丈夫!心配ないわよ、リーダーの父さんが運転してくれるからね!」
?4(目玉や!目玉の親父のことや!?)
?5(・・・なんかそのまま、あの世に連れて行かれそうだね〜)
?2「そうですか〜、じゃあ安心ですね!」
?3「良かったべ〜〜」
?4(安心してるで!? この女ら!)
?5(なんか、もう、バカばっかりだね〜)
?1「と言うわけで、話は終わりね・・・・みんな、明日はヤルわよ?」
4人「ラジャ!」
201 :
名無し娘。:2001/05/09(水) 00:18 ID:QwlT.7XM
200行ったし、キリのいいとこで止め。
202 :
名無し娘:2001/05/09(水) 23:16 ID:hxLI7Rmc
「ポケベルが鳴らなくて」とはまたまたマニアックなとこ突いてくるな〜
裕木奈江萌え〜
203 :
私です:2001/05/09(水) 23:40 ID:VOuR74yQ
「ポケベルが鳴らなくて」歌ってた人って片足切断して引退したんだっけ?
204 :
名無し娘。:2001/05/10(木) 23:45 ID:2rVcGiHo
(ガ・・ピ・・ガガ・・ガ・・)
更新停止!? バカなーーーーーーーーーー!!!
205 :
し:2001/05/11(金) 01:41 ID:NFByxIMU
206 :
し:2001/05/11(金) 01:41 ID:Wvm4xBxU
207 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:02 ID:MyUxcbUA
(翌日)
(バス車内)
飯田「え〜無事、みんな揃いましたね?
それでは目的地に到着するまでの間、ごゆっくりおくつろぎ下さい・・・」
キュルキュルキュル・・ガガガ・・ブゥオーーン
吉澤(・・・・ねえ、矢口さん、なんで運転席に誰もいないのに、アクセル全開で
バスが動いてるんですか?)
矢口(・・・・・・・・やっぱ、よっすぃーも運転席に誰も見えない?
オイラの目の錯覚かと思ってたんだけど・・・これがホントのインビジブル?)
保田(・・・・おかしいわよね?・・このバスも・・なっちや石川たちの雰囲気も・・)
後藤(ホラ、またハンドルが独りでに動いてる!・・・なんで?)
吉澤(・・・それに、なんかこのバス・・変な臭いがするし・・・これ・・線香の臭い?)
保田(・・ねえ・・目的地に着く前に、何とかして、降りた方がいいんじゃない?)
矢口(そうだね・・・けど・・なんかさっきから・・周りの風景おかしくない?
山道なのはいいとして・・さっきから一台も他の車とすれ違わないし・・・)
後藤(そう言えば・・・やけにお寺とかお墓とかが目に付くね・・・)
吉澤(うん・・・それに・・安倍さんは、さっきから、ごっちんと飯田さんをチラチラ
見てニヤついてるし・・リカちゃんは瞬きもせずにあたしを凝視してるし・・・)
矢口(辻と加護は、一っ言も喋らないしね・・・・・だいたい、スタッフの車は後から
来るっていうのも怪しいもんだよ・・・ホントに来るのかな?)
保田(・・もしかして、あたしらカオリ一味に誘拐されたんじゃ?)
208 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:03 ID:MyUxcbUA
飯田「・・・どうしたの?・・そこの4人・・そんな一番後ろで固まっちゃって・・・
もっと前の方にくれば? こんなに広いんだし・・・」
矢口「う、うん・・でも・・ここでいいよ・・・ね?」
保田「そう・・気にしないで・・」
飯田「・・・・そう?・・・じゃ、景気づけにカオリが歌でも歌ってあげるね・・
では、活動中止という名の引退を記念して、Coccoの歌を・・・
まずはデビュー曲「カウントダウン」から・・・・ミュージックスタート!・・・・
〜♪〜血迷った過ちに 気付いて 泣き叫ぶがいい
跪き、手をついて わたしに 謝りなさい
吉澤(・・・何でよりによってこんな暗い曲を・・・・・)
飯田「〜♪〜3つ数えるまでに 天使に会える さぁ 目を閉じて
撃ち殺して あげる 3.2.1.」
安倍・石川・辻・加護「・・・・」(パチパチパチ)
後藤(・・・あいつら拍手してるよ?)
保田(・・・まさか本気で撃ち殺す気じゃないわよね?)
飯田「・・・・ありがとう・・・・続いては・・Coccoで「Raining」を・・・・」
矢口(またCoccoかよ!?)
209 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:03 ID:MyUxcbUA
飯田「〜♪〜髪が無くて今度は 腕を切ってみた 切れるだけ切った
暖かさを感じた 血にまみれた腕で 踊っていたんだ 」
吉澤(・・・だから何でこんなキチガイじみた曲なんだよ!?)
安倍・石川・辻・加護「・・・・・」(パチパチパチ)
保田(・・・・また拍手してる・・・なんでこんな雰囲気で拍手できんの?)
後藤(・・この雰囲気イヤだ〜〜、逃げだしたい〜〜)
飯田「・・・では次は、気分をガラっと変えて明るい曲を聞いて下さい・・・
Coccoで「けもの道」・・・・
〜♪〜 ねじるように 捕まえて 飛び散るまで 目を開けて
誰かわかる? わかるでしょう?
たどり着けばきっと 見せてあげるわ 最後まで瞬く 悪い夢 」
後藤(全然明るくねえじゃねーかよ!?)
保田(むしろ真っ暗よ!)
矢口(見せて欲しくねー! 悪い夢なんて見たくねーよ!!)
飯田「〜♪〜むせるような けもの道 終わりのない 迷い道
震えるでしょう? 苦しいでしょう?
息を削りながら さぁ逃げなさい 闇が続く限り もがく星
嘘には罰を 月には牙を あなたに報いを 」
210 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:04 ID:MyUxcbUA
吉澤(震えてるよ!)
保田(苦しいわよ!!)
後藤(ホントだよ! ホントに逃がしてくれよ!)
矢口(なんでうちらが報いを受けなきゃなんないの!? 何の報い!?)
安倍・石川・加護・辻「・・・・」(パチパチパチ)
保田(・・・・・で、こいつらはまた拍手してるし・・・)
吉澤(・・なんで?・・ていうか死ねっ!!)
(1時間半後)
飯田「・・・盛り上がってきた所で残念ですが、もうすぐ目的地に到着します・・・
次が最後の曲になりますが、皆様何かリクエストは・・・・?」
矢口(良かった・・やっと解放されるって・・・)
後藤(1時間半も1人でマイク握って、ずーっとCoccoを歌い続けやがって・・・)
吉澤(あと30分続けられてたら、格子のついた病院で一生を過ごすとこだったよ・・)
保田(・・・矢口、なんかリクエストしなさいよ・・でないとまたCoccoを聞くハメに・・)
矢口(わかった・・・もうCoocoは一生分聞いたからね・・・・)
矢口「はい、カオリ、リクエスト!」
飯田「・・・なに・・矢口?」
矢口「え〜と・・(無難なのにしとくか・・)タンポポの「恋をしちゃいました」、お願い」
飯田「・・・わかった」
211 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:05 ID:MyUxcbUA
吉澤(良かった・・通った・・)
後藤(普段はどうでもいいあんな歌でも、この状況じゃ助かるよ・・・・)
飯田「では、矢口のリクエストにお答えして・・・・Coccoのラストシングル
「焼け野が原」を歌います・・・皆さん、心して聞いて下さい・・・」
保田「ええ!?」
矢口「ちがっ!? そんな事言ってな・・・!!」
飯田「〜♪〜 私が消えれば 楽になるんでしょう?」
吉澤(イヤだ〜〜 ツライ〜〜 楽になりたい〜〜)
後藤(・・・ホントだよ! ホントに消えてくれ〜〜)
飯田「〜♪〜どこまでも 行けるような気がしてた
でも 寒くて とても 寒くて 歩けない もう 歩けないよ 」
安倍・石川・辻・加護「・・・・・」(パチパチパチパチ)
後藤(・・・あいつら・・涙流して拍手してるよ?)
吉澤(・・・・なんで?)
矢口(・・なんとかギリギリ耐えられたよ・・・)
保田(・・・・歌聞いて失神するなんて、「ドラえもん」の中だけだと思ってたけど・・・)
飯田「・・・暖かいご声援ありがとうございました・・・当機はまもなく目的地に到着
致します・・・皆様、お降りの際は、傘などお忘れ物の無いようご注意下さい
・・・次は、喜連瓜破、喜連瓜破・・・」
保田(きれうりわり?)
吉澤(飛行機?・・電車?・・JR?)
212 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:06 ID:MyUxcbUA
キイイィィ! バタン
飯田「はい、とうちゃ〜く! さぁ降りて、降りて! みんな大丈夫?
バスに酔ったりしてない?」
後藤(お前の歌に酔ったよ! 違う意味で!)
石川「はい、大丈夫です」
加護「さあ、楽しい肝試しの始まりやね〜?」
矢口「・・・・ねえ、どこでやるの?」
飯田「アレよ、アレ!・・見えるでしょ?・・・あそこのお屋敷を使ってね・・・」
吉澤「へえ〜、かなり大きいですね〜」
保田「うん・・で、スタッフの人たちは? もう来てるの?」
飯田「(ニヤリ)・・・さあね〜・・・
ま、とりあえず、あの屋敷に入ろうよ、中見てみたいでしょ?」
辻「みてみたいのれす」 タタタ
加護「ウチも、ウチも!」 タタタ
安倍「行ってみるべさ!」 ドスドス
飯田「・・・来ないの?圭ちゃんたち?」
保田「・・・ううん、行くよ・・」
石川「よっすぃー、早く行こうよ〜?」
吉澤「・・うん・・」
後藤「・・そうだね・・ずっとここにいるってわけにもいかないしね・・」
矢口「・・・・・だね」
飯田「じゃあ、みんなでしゅっぱーつ!・・・・」
213 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:07 ID:MyUxcbUA
(屋敷 玄関ホール)
ギイイイィィィ ガチャン
飯田「お邪魔しま〜す・・・・」
矢口「誰もいないみたいだね? スタッフさんたちはまだ来てないか・・・」
吉澤「でも思ったより、全然キレイですね、まるで昨日まで人が住んでたみたいに」
安倍「・・・カオリ、これからどうするべ?」
飯田「そうね・・・とりあえず、スタッフが来るまで待ってなきゃいけないから・・・
それまで、その辺でブラブラしてようか?」
保田「・・それじゃ、どっかに荷物置いとこうよ? ずっと持ってるの重いし・・・」
後藤「そうしようよ、あたし、この中見て回りたいな〜」
加護「ウチも探検したい!」
飯田「じゃ、そっちの部屋・・・・そこ、客間かな?・・・そこに荷物まとめて
置いとけばいいわね・・・ついでにカオリが荷物番しといてあげるよ、
ここなら誰か人が来たってすぐわかるでしょ?」
保田「・・・・カオリだけに任せるのは悪いから、あたしも残るよ・・いいでしょ?」
矢口(圭ちゃん、カオリを監視する気だな・・・信用してないな・・・)
飯田「・・・もちろんいいわよ、・・・それじゃ荷物はカオリたちに任して、
みんなは自由に屋敷の中を見てくれば?」
加護「はーーい! 安倍さん、荷物置いて早よ行きましょうよ?」
安倍「え? うん、行くべ・・・」
214 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:07 ID:MyUxcbUA
(1階 客間 荷物置き場)
ドサッ ドサッ
飯田「これで良しっと・・・あれ、矢口はみんなと行かないの?」
矢口「うん、ちょっとバスに酔っちゃったみたいでね・・・」
保田「大丈夫?」
矢口「うん、少し休めば、すぐ直るよ・・」
飯田「矢口、クスリ飲む? さっき加護が持ってたから、貰ってきたげようか?」
矢口「(加護のクスリ? ヤバイ!)・・・・いらない」
飯田「・・そう・・・」
ガチャ!
石川「大変です! 飯田さん!!」
飯田「どうしたの?」
石川「さっき入ってきた玄関のドアが開かないんです!
他の窓も全部、雨戸が閉まっていて開かないみたいなんです!(棒読み)」
保田「・・・何その文章読んで喋ってるみたいな口調は?」
飯田「それは大変、一大事!すぐ行くわ!」
矢口「圭ちゃん、うちらも行こうよ!」
保田「うん!(・・・これ番組の仕掛け?それとも・・まさかカオリが!?)」
215 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:14 ID:ebS6Seik
(玄関扉)
飯田「どうしたの? ホントに開かないの?」
吉澤「ダメです・・さっきは普通に開いてたのに、
・・・・まるで溶接されたみたいにビクともしませんよ」
辻「あっちの まども ひらかなくなったのれす」
矢口(白痴口調!・・・・てことはこれはヤツらの仕業か?)
安倍「大変だべ!この屋敷に閉じこめられちゃったべ!!」
後藤(・・・なっち、なんでニコニコしてるんだろ?)
石川「こっちの窓も開きませんよ!(棒読み)」
加護「エライこっちゃやで!!」
保田「・・・カオリ、これ肝試しのロケの仕掛けかなんかなの?
ホントは何か知ってるんじゃないの?」
飯田「知らないよ〜、何にも聞いてないよ〜」
保田「・・・・そう・・・・じゃ、とりあえず客間に集まりましょう? これからのことは、
あそこで考えようよ?」
飯田「いいよ〜」
吉澤「・・行こう、ごっちん」
後藤「・・うん」
石川(ここまでは計画通りだね?)
辻(けど、保田さんは相当飯田さんを疑ってるよ〜)
安倍(近いうちにバレちゃうかも?)
加護(その時はその時ですよ〜・・・そろそろウチの出番かな〜)
216 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:15 ID:ebS6Seik
(1階 客間)
保田「玄関から出れないのは確かみたいね・・・」
飯田「非常事態だね〜・・・・なら、みんなで他の出口を捜そうか?」
加護(自分で出れやんようにしたくせに・・・)
吉澤「そうですね、二階とかからなら外に出られるかもしれないし・・・」
矢口「けど、スタッフもここに向かってるんでしょ? だったら今あわてなくても、
スタッフが到着したら助けてもらえばいいんじゃない?」
後藤「そうだよ、それまでのんびりしてようよ〜」
石川「それに、ヘタにこの中うろついたら危ない目に遭うかもしれませんよ〜?」
飯田「そうだね〜、ここで大人しくしてようか〜? どう、みんな?それでいい?」
保田「・・・・(カオリが何か企んでるとすれば、みんなをバラバラにして1人ずつ襲う
方法を採ると思ってたけど、今のセリフじゃ、逆にみんなを一カ所に留める
事になるわね・・・とすると・・カオリは何も企んでないのかしら?・・・・)」
飯田「圭ちゃん、どう?
スタッフが来るまで、みんなでここで待ってた方がいいと思う?」
保田「(あたしの思い過ごしかな?)・・・そうね、みんなで固まってた方が安全ね
ここでしばらく待ってようか・・・」
飯田「うん、じゃ、みんなでココ居よう? 大丈夫、すぐになんとかなるよ〜」
217 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:17 ID:ebS6Seik
(30分後)
後藤(ねえよっすぃー、カオリ別におかしくないよね? 一応リーダーっぽいし・・)
吉澤(うん、そうだね・・保田さんの考えすぎだとは思うんだけど・・・)
保田(・・・・・・矢口・・・カオリたちを・・・どう思う?)
矢口(今のところ・・別に・・・この状況も・・ホントに単なる事故かもしんないし・・)
保田(・・・うん・・・・・けど・・・・さっきの石川の棒読みのセリフが引っ掛かるな・・・)
矢口(・・・だね・・・・辻やなっちも・・・・妙に落ち着いてるみたいだし・・・)
安倍(みんな喋らないべ・・・辻?・・寝てるの?)
辻(起きてますよ・・・わたしのアンテナで、これから飯田さんがどうするつもりか
探ってるんですよ〜)
安倍(ああ、例の髪の中のアンテナね・・・で、わかったの?)
辻(だいたいはね・・・・そうか、飯田さんはそんな事を・・・・恐い人・・・・)
安倍(恐い人?・・・・辻、カオリは何を考えてるんだべ?)
辻(・・・・・)
安倍(辻? なっちにも教えてよ?)
辻(教えない)
安倍(・・・・・意地悪)
辻(今頃気付いたんですか〜)
安倍(・・・・・・)
218 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:18 ID:ebS6Seik
石川(・・・・リーダー・・これから、どうするんですか?)
飯田(・・・30分程経ったね・・・加護、そろそろよ?)
加護(わかりました・・・)
石川(リーダー?)
飯田(石川、アンタは加護を追いかけるのよ、いいわね?)
石川(?・・は、はい)
飯田(じゃあ、加護・・・演技スタート!)
加護「(了解)・・・・イヤや! ウチもうこんなトコに居てんのイヤや!!」
矢口「加護? どうしたの?」
後藤「大丈夫?」
加護「いつになったら、こっから出れんねん!! ウチこんなトコにずっと
閉じこめられるんはイヤや!! もう家に帰る! 奈良に帰んねん!!」
バタン!! ダダダダ
保田「加護!ドコに行くの!?加護ー!?」
飯田(よし石川、追っかけるのよ!)
石川「(ラジャ!)あいぼん待ってー!1人じゃ危ないわよー!」
バタン!
矢口「リカちゃん! 部屋の外は危険かもしれないよ!?」
吉澤「矢口さん、あたしが連れ戻してきますよ!」
後藤「あたしも行く!」
バダン!
219 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:19 ID:ebS6Seik
辻(安倍さんも行った方がいいんじゃないですか〜?)
安倍(なんで?)
辻(安倍さんとアイちゃんの2人でランバ・ラル隊でしょ〜? それに、後藤さんは
部屋の外に行っちゃいましたよ?なら、後藤さんが1人になった時を狙って・・・)
安倍(なるほどね〜、なっちと加護の挟み撃ちができれば・・・)
飯田「・・・加護はホームシックにかかってたからね・・・
この状況に耐えられなかったのかも・・・・可哀想そうに・・・」
矢口「そんな事より、追っかけなくていいの? 早く捜さないと!」
安倍「そうだべ、なっちも探しに行ってくるべ!加護が心配だべさ!」
バタン!
辻「いってらっしゃ〜い」
保田「あたしも行くわよ、人手は多いほどいいし! カオリは行かないの!?
カオリは加護が心配じゃないの!?」
飯田「いや、カオリはここで待ってるよ、ひょっとしたら戻ってくるかもしれないし・・・」
保田「・・それもそうね、じゃ、矢口とカオリと辻はここに居てね?お願い!」
バタン!
220 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:22 ID:ebS6Seik
飯田「・・・・行っちゃった・・・・フフフ・・・・加護が見つかるといいね〜」
辻「・・・・そうですね〜」
矢口「・・・(なんかヤな感じ)」
飯田「・・ところで矢口、最近どう?」
矢口「・・どうって・・・何が?」
飯田「最近の娘について、どう思ってるのってこと」
矢口「・・・別に・・人気も安定してるし・・・裕ちゃんは辞めちゃったけど・・」
飯田「カオリのリーダーはどう? リーダーに相応しいと思う?」
矢口「・・・相応しいんじゃない?・・・みんなより年上だし・・圭ちゃんよりは
年下だけど、それも1コだけだし・・・それに・・オリジナルメンバーだし・・」
飯田「そう!カオリはオリジナルメンバーなのよ!! いまや2人しかいない
由緒あるオリジナルメンバー!・・・・矢口よくわかってるじゃない・・」
辻「矢口さんはお利口さんですね〜」
矢口「・・・・・」
飯田「・・その偉大なるオリジナルメンバーよりも、目立ってるヤツのこと、
人気があるヤツのこと・・・・矢口はどう思う?」
矢口「・・・それってごっちんのこと?」
飯田「・・矢口はどう思ってるの?」
矢口「・・・・そりゃ、たまには生意気だと思う時もあるよ、後輩のくせに、いつも
メインで歌って!とか・・・・けど、それはごっちんが一生懸命やってるからだし、
矢口より歌がうまいからで・・・才能だか、練習のせいだかは知らないけど・・・
ごっちんが矢口より優れてるから・・・仕方ないじゃん・・・」
221 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:23 ID:ebS6Seik
飯田「矢口はそれでいいの? 後藤に負けっぱなしでいいの?」
矢口「・・仕方ないじゃん・・・・・・・・それに、ごっちんは仲間だよ?
勝つとか負けるとかそんなんじゃないじゃん・・・」
飯田「カオリはね・・・・・・・・カオリは後藤が憎い・・・・・
なっちがメインからハズされたとき、正直、カオリは嬉しかった・・・
やっとカオリに出番が回ってきたんだって・・」
矢口「カオリ・・・・」
飯田「けど違った!!・・ドコの馬の骨ともわからない金髪の小娘に、
あっさり奪われたのよ!やっとカオリがメインになれると思ったのに!」
矢口「・・・・・」
飯田「この気持ち・・矢口だってわかるでしょ?・・タンポポでずっと一緒にやってきた
矢口なら?・・・プッチモニに負け続けてるタンポポの矢口なら?」
矢口「・・・・・・・カオリはごっちんをどうしたいの?」
飯田「・・・カオリがリーダーになったモーニング娘には、後藤はいらないの、
必要ないのよ・・・そしてプッチモニもね」
矢口「まさか!?」
飯田「・・・ま、大人しく脱退するなら命までは取らないわよ・・・
大人しく辞めるならね・・けど、抵抗するなら、その時は・・・・フフフ」
矢口「・・・・・」
222 :
いたずら:2001/05/11(金) 07:23 ID:ebS6Seik
飯田「どう矢口? カオリに協力してくれない?
もちろんタダでカオリに協力してって言うワケじゃないわよ・・・
事が無事成功したら、矢口には、圭ちゃんの代わりにサブリーダーに
なって貰うつもり・・・どう?」
矢口「・・・矢口が?・・・・けど、なっちはどうするの?」
飯田「・・・フフフ・・・なっちはもう、過去に十分スポットライトを浴びたわよ・・・・
もうそろそろお役ご免じゃないかしら?・・・・」
矢口「カオリは!なっちも消すつもりなの!?」
飯田「・・・オリジナルメンバーはカオリ1人で十分!最早、なっちなど必要なし!」
矢口「カオリ・・・あんたは!
・・見損なったよ!!カオリがそんなこと考えてたなんて!!」
飯田「・・・・・矢口はカオリに味方してくれないの?・・・残念ね・・・・
矢口なら、きっとわかってくれると思ったのに・・・・・・矢口はもう、
タンポポの矢口じゃないのね・・・ミニモニリーダーの矢口なのね・・・」
矢口「そんな事無いよ! けど、こんなことに協力なんて・・・」
飯田「もういい!!・・・辻!」
辻「へい」
飯田「・・・・矢口を捕まえておいてね・・・カオリは、もう行くから」
辻「へい!」
矢口「ごっちんたちを始末する気!? 止めてよ!そんな事!」
辻「・・・・・」 ガシッ
矢口「辻!? 離せ! 離せよ!」
飯田「辻のバカ力は矢口だって知ってるでしょ?ムダよ、逃げられないわ・・・
諦めて、大人しくしてなさい・・・じゃあね」 バタン
矢口「カオリ待って!待ってよ!?お願いだから止めて!辻!離せよ、離せー!」
辻「・・・・・」
223 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:13 ID:ebS6Seik
(廊下)
保田「・・・みんなドコ行ったんだ〜・・・・・・矢口1人で置いてきたけど
大丈夫かな?・・・・・まさかカオリと辻にシバかれてないよね?
・・・・・・・まさかとは思うけど・・・一端、元の部屋に帰ろうか・・・・」
(1階 客間)
矢口「離せよ辻! 離せ!!」
辻「・・・・・じゃあ離してあげますよ」 パッ
矢口「えっ?・・なんで?」
辻「もう飯田さんが行っちゃったから、捕まえてる必要ないからですよ〜」
矢口「・・・辻はカオリの味方じゃないの?」
辻「・・矢口さん、矢口さんはわたしが、本気で飯田さんなんかに従ってると
思ってるんですか〜?」
矢口「・・・思わない、けど」
カチャ
保田「いや〜忘れ物しちゃったよ・・・・」
矢口「圭ちゃん・・」
保田「あれ、矢口、カオリは?」
辻「後藤さんを排除しに行きましたよ〜」
保田「排除?・・・やっぱりカオリは後藤を!?」
辻「あと保田さんとよっすぃーも標的ですよ〜」
保田「!!・・・やっぱり・・カオリはそこまでプッチモニのことを恨んで・・・・・
こうしちゃいられない!矢口、2人を助けに行こう!」
矢口「う、うん!」
224 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:14 ID:ebS6Seik
辻「ちょっと待って下さいよ〜、相手はあの飯田さんですよ〜?
ソロモンの・・じゃなくてモーニングの悪夢ですよ?
素手で敵うと思ってるんですか?」
矢口「・・・けど、武器なんて何も持ってないし・・・・」
辻「・・・あそこにある飯田さんの鞄、アレを探ってみたらどうです?
何か入ってるかもしれませんよ〜?」
保田「そうか、カオリなら何か予備の武器でも持ってきてるかも!」
矢口「・・・けど、なんで? 何で辻はそんなこと教えてくれるの?」
辻「わたしは話の修正役なんですよ〜、
て言うか、もう修正できるレベルじゃないですけどね〜」
保田「話の修正?・・・何それ?」
辻「そんな事より急いだ方がいいんじゃないですか〜?
飯田さんは、もう動いてますよ〜?」
矢口「そうだった!早く捜そうよ!」
保田「よし!・・・・(ガサゴソ)・・・・・あ、これなんだ?」
辻「あ〜それはスタンガンですね〜 ビームサーベル型の〜」
保田「スタンガン?・・これドコがビリビリするとこなの?」
辻「その握り手のところにボタンがあるでしょ? それを押して下さい」
保田「これ?・・(カチッ)」 ビュィーーン
矢口「わっスゴイ!光が出た・・・
ねえ、この光の剣の部分に触れると、ビリッって来るの?」
225 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:15 ID:ebS6Seik
辻「いいえ〜、それはただの光、飾りですよ〜、痺れるところはココ、
この光の出てる付け根のトコだけですよ〜 電極が見えるでしょ〜?」
保田「・・じゃあ、なんでこんな光の剣みたいなのがわざわざ出るわけ?」
辻「決まってるじゃないですか、カッコイイからですよ〜」
矢口「・・・・・カッコイイからなの?」
保田(・・・・こんな、アタマいい理系のガンヲタがマジで作ってそうなアイテム、
カオリはどこで手に入れたんだろ?)
矢口「・・・他には・・・・なんだコレ?・・・瓶に入った砂?と・・壺みたいな・・
竹トンボみたいな・・・何だろ?」
辻「あ〜それはリーダーですよ、アッザムリーダー」
保田「リーダー?・・・カオリがリーダーだから?
・・・・・もしかしてリーダーとリーダーをかけてるの?」
矢口「くだらねっ!!・・・・・ってもう一組、似たようなのがあるよ? これは?」
辻「それもリーダーですよ、それはプラズマリーダー、新製品ですよ〜
ヴァルヴァロにくっ付いてたヤツですね〜」
保田「ヴァルヴァロ?・・・・それはなっちの役なんじゃないの?」
辻「さあね〜 もうどうでもいいですよ〜・・・ま、それだけあれば飯田さんにも
勝てるんじゃないですか〜? 頑張って下さいね〜」
矢口「よし、じゃあ圭ちゃん行こう!」
保田「うん、急ごう!・・・・辻はどうするの?」
辻「・・・・・・・さあね〜」
矢口「・・・・・そう・・・・じゃ」 バタン
保田「ま、一応お礼を言っとくわ・・」 バタン
辻「・・・・・」
226 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:16 ID:ebS6Seik
(2階 廊下)
後藤「加護はドコ行ったんだろうね〜?」
吉澤「あの子以外と足早いね〜、普段楽屋で走り回ってるからかな?」
後藤「先に出ていったリカちゃんも居ないし・・・・・」
(物陰)
石川「ねえあいぼん、これからどうするつもりなの?」
加護「ウチが錯乱したと思て、後藤さんたちはウチを探しに部屋から
出てきてるやろ? 今がチャンスやんか」
安倍「来た来た・・後藤とよっすぃーがこっちに向かってきたべ!」
石川「え、よっすぃーも? 安倍さん、早くよっすぃーを捕獲しましょうよ?」
加護「リカちゃん、ウチらの目的は後藤やで?」
安倍「そうだべ、よっすぃーなんてオマケだべ・・・
じゃあ加護、なっちが前に回って注意を引きつけるからね?」
加護「そのスキに、ウチが後ろからクラッカーで・・・」
石川「あたしは? あたしはどうすれば?」
加護「ついでに、よっすぃーを捕まえればええやん・・自分で何とかして」
石川「そうね・・・やっぱり愛は自分の力で勝ち取るものよね! あたし頑張る!」
安倍「(愛?)・・・・よ〜し・・・それじゃ行くべ・・・出撃するぞ!アコース!コズン!」
加護「ハッ、ラル大尉!」
石川「・・・あたしコズン?・・(そんな顔も思い浮かばないような役イヤよ!)」
227 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:18 ID:ebS6Seik
後藤「ねえどうする〜? このまま捜してても見つかりそうにないよ〜?」
吉澤「そうだね・・・・」
ピカッ! ガラガラガラ ガシャーーーン!(雷の音)
後藤「きゃっ!」
吉澤「びっくりした〜〜・・・なんでいきなり雷が落ちるのよ・・・」
後藤「空が急に暗くなったね・・・・・あ、前に誰か居るよ・・・・?」
吉澤「ホントだ・・・誰?・・加護?・・・にしてはシルエットが太いね・・・」
安倍「・・・・後藤!覚悟!!」 ダッ ヒュンヒュン
後藤「えっ!? なっち!?」
吉澤「安倍さん何するんですか!? そんなブレスレットを振り回して!?」
安倍「問答無用!食らえ!」
後藤「うわっ!」
吉澤「ごっちん危ない!」 バシッ
安倍「ちっ・・・ブレスレットを、その手を離せ!!」
吉澤「離しませんよ!安倍さんが止めない限り!」
安倍「・・ならしょうがないべ・・・・・スイッチオン!」 ビリビリビリ
吉澤「ぐわあぁ〜〜〜なに・・これ・・・・こいつ違うぞ・・・安倍さんとは・・
ザクなんかとは 装甲も、パワーも・・・・」 (ガクッ)
安倍「ザクとは違うのだよ! ザクとは!!」
228 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:18 ID:ebS6Seik
後藤「よっすぃー!? ザクって何!?・・・よくもよっすぃーを!!」
安倍「フン! 出てこなければやられなかったのに!」
後藤「キチガイカミーユみたいな勝手な事言いやがって!
なんでこんな事すんのよ! いくらなっちでも許さないよ!!」
安倍「お前に許して貰う気なんて最初から無いべ!!
フッ・・・君はいい後輩だったが、君の人気がいけないのだよ!
恨むなら、なっちを脇役に追いやった、自分の人気を恨むがいいべ!!」
後藤「なっち!謀ったな!?・・・・って、まだ昔の事に拘ってんの!?
もうアンタの時代は終わったのよ!?」
安倍「聞く耳持たないべ!! アコース!クラッカーだ!」
加護「ほ〜れ」 ヒュルヒュルヒュル〜〜 ボカーン
後藤「うわっ!? 前が見えない!・・目にクラッカーの破片が・・・・」
安倍「しまった!? なっちの目にも入っちゃったべ!!
メガネかけときゃ良かった!!」
加護「あちゃ! 安倍さんにもダメージを与えてもた・・・まあ、ええか・・・
あっ、リカちゃん、ドコ行くねん!?」
石川「決まってるでしょ、今のうちに、ひとみを捕獲するのよ!」
加護「あかん、危険やて! 後藤さんも、まだ動いてるし!」
石川「心配ないわ! 見返りを求めない無償の愛は、何者にも勝るもの!!」
加護「(カラダ目当てのくせに!)・・・・・・・・まあ、好きにやってや・・・」
後藤「くそ・・ドコだ・・・あいつは?」
安倍「・・・前が、見えないべ・・・・ピンチ!」
229 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:19 ID:ebS6Seik
石川「(ズルズル)・・・・ひとみ・・・ちょっと重すぎるわよ・・・
明日から、ダイエットしましょうね〜・・・・・ホント・・・重いわ・・・・(ズルズル)」
吉澤「・・・うぅ・・・うっせぇ・・・・」
石川「ひとみ、気絶してるんじゃないの?」
吉澤「・・・・・・・」
後藤「・・・よし・・・目が・・見えてきた・・・安倍!そこだな!」
安倍「マズイ!後藤の方が回復が早い!アコース、もいっかいクラッカーだ!」
加護「ラジャ!」 ヒュルヒュルヒュル〜〜 ボカーン
後藤「また!けど、同じ手に引っ掛かる程、バカじゃないわよ!」
安倍「あっ目を閉じた!・・なっちも最初に目を閉じとけば良かったべ!」
加護「あかん!クラッカーはもう効けへん!」
後藤「加護!後ろにいるのは加護ね!? アンタブッ殺されたいの!?」
加護「ひぃ!見つかった!?」
石川「あいぼ〜ん、ひとみを運ぶの手伝ってよ〜・・・すっごい重いのよ〜」
吉澤「・・・・うぅ・・重い・・重いって・・しつけーよ・・・・・」
加護「よっしゃ!手伝うわ!と言うわけで安倍さん、後は1人で頑張って下さいね〜
リカちゃん、早よ逃げようや!」
石川「オッケイ〜」
230 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:20 ID:ebS6Seik
安倍「え!? ちょっと!? アコース? おいコズン!? どうした!?
返事をしろアコース!?・・・やられたのか?」
後藤「逃げたんだよ!! どうすんの? 1人でもまだあたしとやる気?」
安倍「フン!舐めて貰っては困るのだよ!・・・・くらえ!ヒートロッド!」
後藤「遅い!その重い体で!!」 ボコッ
安倍「ぐえっ!・・・・・ぐぅぅ・・・まさかな!・・・坊やみたいなのがパイロットとは!
だがこちらとて、まだまだ操縦系統がやられたわけではない!」
後藤「(坊や? 操縦系統?)・・・・何言ってんのよ?」
安倍「死ねい!」 チャッ(ナタ抜刀)
後藤「ちょ、ちょっと、何よその刃物は!? まさか本気なの?」
安倍「本気に決まってるべ!! 覚悟!」
後藤「・・・ああっ、なっちの足下に、「きのこの山とたけのこの里」が!」
安倍「え? どこどこ? どこだべさ? それなっちのだべ!
さっきなっちが落としたんだべ!」
後藤「あるわけねえだろ!!」 ボゴッ!
安倍「ぐうえぇっ!・・・・なんて汚い女だべ!・・・
不覚!・・このランバ・ラル・・戦いの中で戦いを忘れた・・・・」
後藤「うっせえ! 素手の人間相手に鉈振り回すようなヤツに、汚いなんて
言われたかないわよ! さあ、答えて! なんでこんな事したのよ?
よっすぃーをドコに連れていったの?」
安倍「わかったべ、正直に話すべ・・・と見せかけて、うりゃ!」 ボム!
後藤「くっ! またクラッカー!?」
安倍「・・・見事だ! だが自分の力で勝ったのではない! そのモビルスーツの
性能のお陰だという事 それを忘れるな!!」
ダダダダ
後藤「負け惜しみを! 待て!・・・・・・・・・逃げられたか・・・よっすぃー・・・
ってモビルスーツなんて関係ねえじゃねえかよ!?」
231 :
いたずら:2001/05/11(金) 23:20 ID:ebS6Seik
加護「・・・ここまで来たら、もう大丈夫やろ・・・・ハァ、休憩しよや・・」
石川「そうね・・・ああ〜重かった・・・・一体ひとみは体重何キロあるのかしら?」
加護「・・そやな・・自分でボヨヨ〜ンて言うてるし・・・パッと見、66くらいかな?」
吉澤「・・・・・そんなにねえよ!!」
石川「ひとみ、気がついたのね? 気分はどう?」
吉澤「カフカの「変身」より、わりーよ!! 何でこんな事すんだよ!?
この縄早くほどいてよ!?」
加護「それはできませ〜ん、ボヨヨンはウチらの捕虜やからね〜」
石川「でも安心して、あたしが付きっきりでひとみのお世話をしてあげるから・・・
箸の上げ下げから、下の世話までたっぷりとね・・・ウフフフ」
吉澤「!! イヤだ!助けて! 誰かーー!!」
加護「遠慮はいらんて、こう見えても、リカちゃん結構優しいで〜?」
吉澤「冗談じゃない! そんな目に遭うくらいなら、舌噛んで死んでやる!!」
石川「そうはさせないわよ、その為にあたしが、この特製ゆで卵型猿轡を
徹夜で作ったんだから・・・さあ、着けてみましょうね〜」
吉澤「イヤだー!やめろーー!・・・・」 カチャカチャ
加護「ピッタリや! ホオが一段と膨らんで!!」
石川「まるで膨れっ面したシンデレラのようね! お似合いよ〜」
吉澤「・・・・・・・(くそっ、喋れない!?)」
加護「さ、ほな、放送室に運ぼうか、飯田さんが待ってるで?」
石川「うん・・・ところで安倍さん、どうなったかしら?」
加護「さあ?、やられてしもたんと違うかな? 後藤さんとは地力が違うし・・」
石川「・・・ま、どうでもいいわね・・・・行きましょう」
吉澤「・・・・・・・(後で絶対殺してやる!!)」
232 :
名無し娘。:2001/05/12(土) 01:08 ID:nJLUpWc.
アッザムリーダーって。
最高だよ!いたずら
「いたずら」おもしろい
234 :
いたずら:2001/05/12(土) 06:58 ID:Td3.EtIo
(1階 廊下)
矢口「ごっちんたちドコに行ったんだろ?」
保田「加護や石川もいないしね・・・」
ピィーーー
「あー、あー、テス、テス、ただいまマイクのテスト中・・・・・・
・・・・USJはあと8年で潰れるに3000点・・・・・倍率ドン! さらに倍!・・・」
矢口「なにこの放送?昔懐かしクイズダービー?・・・・これ、カオリの声だけど・・」
保田「シっ!」
飯田「・・・・え〜、皆さん、私は飯田カオリ モーニング娘のリーダーです・・・・・
静かにしてよ〜く聞いて下さい・・見よ! これが我々の戦果だ!!・・・」
保田「見よ!って言われても何も見えないんだけど・・・?」
矢口「・・・・何を見ればいいんだろ?」
石川「リーダーしっかりして下さいよ〜 これは音だけですよ〜?」
飯田「わかってるわよ!ちょっと間違えただけよ!・・・・・え〜仕切直し・・・・
聞け! これが我々の戦果だ!!・・・・・」
吉澤「・・・ぷはっ!誰かー!助けてーー!この人たち、頭おかし・・・・・」
飯田「どう聞こえた?・・・吉澤ひとみは我々が預かっている・・・
無事に返して欲しければ、今から30分後に玄関ホールに来なさい!・・・
そしたら、吉澤には何も手を出さないでいてあげる・・・・」
235 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:01 ID:Td3.EtIo
矢口「罠だよ! 絶対に罠だ!!」
保田「そうだろうね・・・・けど、吉澤を見捨てるわけには・・・」
飯田「わかった? 30分後だからね?・・・もし、1分でも遅れた場合は、この話は
無かったことになるからね?・・・その時は、今、吉澤の隣で舌なめずりしてる、
黒い看護婦が吉澤の身体を思う存分診察する事に・・・・・」
石川「・・・フフフ・・まずはお熱を測りましょうか・・・ドコで測ろうかな〜」
吉澤「止めろーー!ホッペタで谷間を作って、その間に体温計を挟むなんてー!」
飯田「・・・・吉澤を助けたかったら、遅れないように玄関ホールに来ることね・・・
ま、助けたくないならいいんだけどね・・・ゆ〜っくり考えて頂戴・・・・・
あ、決めゼリフを忘れるトコだった・・・・」
矢口「決めゼリフ?」
飯田「・・我々は3年間待った・・
もはや我が軍にためらいの吐息を漏らす者はおらぬ!
仮初めの平和への囁きに惑わされる事無く、繰り返し聞こえてくる
カオリの名誉の為に・・・ジーク・カオリ!・・・・以上、放送終わり」
保田「・・・・今のセリフ全然いらないじゃない・・・・だからガンヲタはヤなのよ・・」
矢口「うん・・・それはさておき・・・行くしかないね?」
保田「当然よ!吉澤を見捨てるわけにはいかないからね!」
(廊下)
後藤「カオリ・・・何て汚い手を! もう怒った! 行ってやろうじゃない!
あいつら全員ブチのめしてやるよ!」
236 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:02 ID:Td3.EtIo
(2階 放送室)
飯田「・・・・フフフ・・後は、一カ所に集めたヤツらを核で一網打尽にするだけ・・・
たわいないものね・・・」
吉澤「卑怯者! そんな事までして自分がメインになりたいの!?」
飯田「・・・・・・・吉澤・・アンタ、何のためにモーニングに入ってきたの?
アンタ自分が一番になりたくないの?」
吉澤「そ、それは・・・・」
飯田「みんなと仲良し子良しするために、わざわざ入ってきたわけじゃないでしょ?
みんなホントは自分が一番になりたいはずよ?・・・
カオリはその気持ちが、人よりちょっと強いだけ・・・」
吉澤「でも!・・こんな方法で一番になったって!」
飯田「じゃあ他にどうしろって言うのよ?・・・この飯田カオリは3年待ったのだ!
これ以上世間や事務所に、「後藤あっての娘」などと、禍々しい物言いを
許すわけにはいかないのよ!・・・・・・・・・・
もう一度聞くわよ?・・吉澤・・アンタ、一体何のために娘に入ってきたのよ?」
吉澤「・・・・・・けど、こんな方法は間違ってます! もっと、別なやり方が・・・」
飯田「もういい!・・・もう貴様に話す舌など持たん! 闘う意味さえ返せぬ女が!」
吉澤「それでも あたしは、娘のメンバーです!」
飯田「それは一人前の娘のセリフだ!!」
吉澤「くっ・・・・・」
飯田「所詮は、プッチモニという看板が無ければ 何もできんヤツが!」
吉澤「・・・・・・・」
飯田「・・・・石川、吉澤の見張りは頼んだわよ?」
石川「ラジャ!丁重に扱います・・・・ベッドの中で・・・ウフフフ」
吉澤「!! イヤだ! こんな女のオモチャにされるなんてイヤ・・・・」 カチャカチャ
石川「ひとみ、大人しくしてなさいね〜」
237 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:03 ID:Td3.EtIo
飯田「じゃあ、行ってくるか・・・ところで加護、辻はどうしたの?」
加護「さあ〜? まだ客間に居てるんかな?」
飯田「そう・・それじゃカリウス・・じゃなくて加護、出撃よ!」
加護「少佐 お供します!」
バタン
吉澤「・・・・・(イヤだ! このヘルナースと2人っきりは! 置いてかないでー!)」
石川「いってらっしゃ〜〜い・・・・さあ、ひとみ、既成事実を作りましょうか・・・?」
吉澤「・・・(助けてーー!!)」
ガチャ
石川「リーダー、忘れ物ですか〜?」
安倍「石川!! よくもなっちを置き去りにしたな!?」
石川「何だ安倍さんか・・・・無事だったんですね・・・てっきり後藤に
ヤられちゃったと思ってましたよ〜」
安倍「何でなっちを見捨てたんだべ!? なっちあってのモーニングだべ!?」
石川「・・・・安倍さん・・・まだそんな夢みてるんですか〜? いい加減 目を
覚まして下さいよ〜」
安倍「何だべ、その態度!? オリジナルメンバーに向かって!?」
石川「はいはい、すいませんでした・・・・そうだ、安倍さんが帰ってきたら
これを渡すようにリーダーから言われてたんです、どうぞ」
安倍「何このトランク?・・・開けていい?」
石川「どうぞ、どうぞ お受け取り下さい・・」
238 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:04 ID:Td3.EtIo
安倍「(カチャ)・・・(中身:食べる飲茶楼×100)・・・こんなに・・・いいのか?」
石川「な〜に、あたしたちに協力してくれた、代金とでも思っていただきましょう・・
予備大尉どの・・」
安倍「(予備大尉?)・・・これで腹ごしらえをして、メインに復帰しろと?
なかなか気が利くべ!」
石川「おやおや、勘違いされちゃ困りますよ・・・一緒に封筒が入ってるでしょう?」
安倍「え?・・・あ、ホントだ 封筒があるべ・・・・中身は・・・航空券?」
石川「室蘭行きのチケットですよ・・意味は・・言わなくてもわかりますね?」
安倍「・・・どういう事だべ・・・なっちに、故郷に凱旋しろってこと?」
石川「安倍さん・・はっきり言わないとわからないんですか〜?
・・・じゃあ言いましょう!
後藤の消えた新生モーニング娘には、安倍さんは必要ないんですよ・・・」
安倍「えっ!? けど、カオリは、なっちと2人でツートップでやるって!」
石川「フフッ・・それは安倍さんを味方に引き入れるための嘘ですよ、
騙しちゃってすいませんね〜」
安倍「ウソ!?・・・なっちを騙したの!?
カオリは最初から・・なっちを辞めさせるつもりで・・・・」
石川「フッ、わざわざ 人気のピークがとっくの昔に過ぎ去った太った女に
メインを任すほど、落ちぶれちゃあいませんよ・・・・」
安倍「!!・・・・」
吉澤「・・・・(かわいそうに・・安倍さんも騙されてたのか・・・)」
石川「さあ、これでわかったでしょう? 後はリーダーが後藤一味を葬り去るだけ・・
そして、あたしとひとみは いつまでも末永く幸せに暮らしましたとさ・・・・
めでたし、めでたし・・・・」
239 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:04 ID:Td3.EtIo
ガチャン
辻「なに勝手に「漫画日本昔話」風に、話終わらせてんの〜?」
石川「ののちゃん!・・・今までドコに居たの?」
辻「いろいろね〜・・・
そんな事より、さっきの石川的ハッピーエンドは実現しませんよ〜」
石川「なんで?リーダーは核を持ってるのよ?2号機をインストールしてるのよ?
どんなに後藤が強くたって、核には敵うはず無いじゃない!」
辻「核が本物だったらね〜」
安倍「え?」
石川「本物だったら・・? ええ!? じゃあ、あの2号機のソフトは偽物なの!?」
辻「2号機自体は本物だよ〜たぶん。 けど、あの核は偽物だね〜」
石川「そんなの嘘よ! 第一、なんで辻がそんな事知ってるの!?」
辻「・・・リカちゃん、そんなのちょっと考えればわかるでしょ〜? 核だよ?
例え崩壊したロシアでも、露店なんかで核が売ってるわけないじゃな〜い」
安倍「・・・言われてみればそうだべ・・核なんてそうそうあるはずないべ」
石川「そんな!!!・・・・今までさんざん、核、核言ってきたのに、
今更こんな展開だなんて!」
辻「もう、あきらめた方がいいよ〜」
石川「と、すると・・リーダーは、飯田さんは後藤一味に負ける?・・・・
はっ! よっすぃー大丈夫!?」 カポッ
吉澤「ぷはっ・・・・助かった・・やっと喋れる・・・」
石川「いったい誰がよっすぃーにこんなヒドイ事を!?
ご丁寧に、よっすぃーにお似合いの、手製のゆで卵形猿轡まで用意して!?」
吉澤「確実にお前だよ!! あっち行け!」
240 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:05 ID:Td3.EtIo
辻「よっすぃー、良かったね〜、リカちゃんに犯されないで〜」
石川「ののちゃん何言ってるの? あたしがそんな事するはずないじゃない〜」
吉澤「・・・そうだ!早くごっちんたちのトコに行かなきゃ!飯田さんを止めなきゃ!」
辻「あっ、後藤さんの所に行くなら、これを渡してきてね〜」
吉澤「なにこれ・・・ごっちんのソロCDじゃん・・なんで?」
辻「・・・それを持ってれば、MAの飯田さんとも互角に戦えるハズだよ〜」
吉澤「?、よく分からないけど・・ありがと・・急がなきゃ!」
石川「あ、よっすぃー待って〜!あたしは飯田さんよりも、よっすぃーの味方よ〜!」
吉澤「うっせぇ! ついてくんな!!」 バタン!
石川「待ってよ、よっすぃー 一緒に飯田さんをやっつけましょうよ〜」 バタン
辻「・・・リカちゃんは節操がないな〜 コロコロ裏切って・・・・」
安倍「・・・・・・辻は知ってたの?・・・・・カオリがなっちを用済みだと思ってた事を?」
辻「知ってましたよ〜」
安倍「・・・・・そう・・・・・なっち・・赤っ恥だべ・・・・」
辻「安倍さんは、これからどうするつもりですか〜?」
安倍「・・・・どっちみち、後藤を始末した後に、 カオリも
破壊するつもりだったんだべ!・・最後に勝つのは、このなっちだべ!」
辻「勝てるんですか〜? 後藤さんにも、飯田さんにも」
安倍「・・・そんなの やってみなきゃわかんないべ!
けど、なっちは負け犬にはならないべ! どんなことがあってもな!!」
辻「・・・・・・(ケリィさん?)」
241 :
いたずら:2001/05/12(土) 07:06 ID:Td3.EtIo
安倍「・・元々ゲリラ屋のなっちだべ・・・なっちはなっちの方法でやるべ!」
辻「・・・・(今度はランバ・ラル?・・・さっきやられたんじゃ?)」
安倍「辻はどうするの?」
辻「わたしは、わたしの考えで動きますよ〜・・・でないと話終わりませんからね」
安倍「?・・そう、じゃ、なっちはもう行くべ!」
辻「ああ、待って下さい・・・安倍さんには、いろいろお世話になりましたからね、
これをあげますよ、使って下さいね〜」
安倍「・・・これ、犬の着ぐるみじゃない・・・「102」のCMのヤツ?」
辻「いいえ〜、似てますけど別物ですよ〜 色が違うでしょ?
サイズも3Lだから、安倍さんでも入りますよ〜」
安倍「・・・いい、いらない・・・そんなマヌケな格好できないべ・・・・・・」
辻「そんな事言っていいのかな〜 それはタダの着ぐるみじゃありませんよ〜
世界に3つしかない、あの「バウンド・ドッグ」なんですからね〜」
安倍「・・何それ?・・犬の種類?」
辻「ヲタ臭い説明は面倒くさいからしませんけど、この着ぐるみさえ着れば、
安倍さんは、もう、エリート集団ティターンズの一員ですよ〜」
安倍「・・・・それで? 一員になってどうなるの?」
辻「何でもいいから、着ればいいんですよ、ホラ、早く!」
安倍「ちょ、ちょっと待ってよ・・・・・(カポッ)・・・・・これは・・
この可変MS(着ぐるみ)さえあれば・・・ライラやカクリコンの仇を討てる!!」
辻「・・・・・・・安倍さん? 大丈夫ですか〜?」
安倍「待ってろ後藤! いやさカミーユ!!」 バダン!
辻「・・・・・・・・・・やっぱり、おかしくなったか・・これだから中古はヤなんだよな〜
なんか「じぇりど」って名前が書いてたし、かすかに血の臭いがしてたし・・・
自分で使わなくて良かった〜〜・・・・さてと、次は・・・・」
242 :
名無し娘。:2001/05/12(土) 11:42 ID:nJLUpWc.
ニュータイプ用じゃなかったか?
バウンド・ドッグ
243 :
名無し娘。:2001/05/12(土) 19:43 ID:nlgPbZpo
>>242 ジェリド機だし。
目をかけてもらっても結局オールドタイプって事で安倍にはぴったり?
244 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:09 ID:Pt5WdWDI
>242 243
いきあたりばったり適当に書いてるんで、細かいことは気になさらずに
それと、やっぱりこの話未完のままで終わる気がします。
最近全然続き書いてないので。
で、とりあえず書き貯めてる分を、今日明日くらいでここに書いてしまいます。
245 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:10 ID:Pt5WdWDI
(1階 玄関ホール)
保田「・・・カオリは、まだ来てないみたいね?」
矢口「うん、ドコから現れるつもりだろ?」
後藤「おーい!」 タタタ
保田「あ、後藤! 今までドコに居たの? さっきのカオリの放送聞いた?」
後藤「うん、聞いたよ・・・あいつら こんな汚い手を!」
矢口「でも何でよっすぃーは捕まっちゃったの?
ごっちん、よっすぃーと一緒に部屋を出ていったじゃん?」
後藤「・・・・ごめん・・・・あたしら、いきなり、なっちと加護に襲われて・・・
そのスキに、石川に連れ去られたんだ・・・・よっすぃーは電撃喰らって
気絶してたから・・・・あたしは、なっちをブチのめそうとしたんだけど・・
逃げられた・・・」
保田「・・・そっか・・」
矢口「けど、ごっちんが謝ることないよ! 悪いのは、なっちたちなんだから!」
後藤「・・うん、ありがと」
保田「・・・・カオリは、あたしたちをここに集めてどうするつもりだろ?」
後藤「どうせ卑怯なことするに決まってるよ!!」
矢口「・・・カオリたち、どうしてこんな事を・・・」
飯田「・・・ちゃんと時間通りに来たみたいね・・・・偉いわよ・・・」
保田「カオリの声?」
後藤「ドコよ!? 出てこい!?」
246 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:11 ID:Pt5WdWDI
飯田「あわてなくても、後で出ていってあげるわよ・・・・ところで矢口は
どうしてそこにいるの? よく辻から逃げられたわね?」
矢口「カオリ、よっすぃーは!? 無事なんでしょうね!?」
後藤「ドコにいるのよ!? 出てきなさいよ!?」
飯田「安心して・・吉澤は無事よ・・ことが済んだら返してあげるから・・・・
もっとも、あんたたちが生き残ってたらの話だけどね・・・フフフ」
保田「どういう意味よ!?」
後藤「卑怯者!! 悪魔!! 妖怪!! 電波!! 歪み顔!!」
飯田「やかましい!・・・貴様・・邪魔をするな!・・・これ以上その魚臭い口を
パクパクさせたら、助かるモノも助からなくなっちゃうわよ?」
後藤「くっ!・・・・」
保田「・・・・・・・・・」
飯田「そう、それでいいのよ、お利口さんね・・・・さあて、星の屑を成就させる・・
その前に・・矢口?」
矢口「・・何よ?」
247 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:12 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・・カオリは矢口の事、巻き添えにしたくないの・・・ずっとタンポポで一緒に
やってきた仲間だしね・・・だから、矢口だけは助けてあげる・・・・・階段の上、
2階の踊り場の所を見てごらん・・・加護がいるでしょ? 見える?」
加護「矢口さん、ここやで〜〜」
後藤「あいつ、あんなトコに・・・」
保田「・・・あの子のホームシックは、最初から演技だったのか・・・・・」
矢口「・・・・見えるよ」
飯田「階段を上って、加護の側まで行きなさい矢口。 そしたら、これから起こる
出来事にも耐えられるわ・・・加護の亜依フィールドが守ってくれるからね」
後藤「・・あいふぃーるど?」
保田「・・・どんなフィールドだよ?」
矢口「・・・・・・」
飯田「・・・・どうしたの矢口? 早く行きなさい? そのままその場に居たら
矢口も一緒に・・・・・・・・死ぬわよ!?」
矢口「イヤだ! 圭ちゃんやごっちんを見捨ててまで、自分1人助かるなんて!
そんなの絶対イヤ!! (くぅ〜、矢口カッコイイ! 最高!!
ねぇ聞いた? 今の矢口のセリフ? 好感度アップ間違いなし!! )」
248 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:13 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・・・・・・・矢口、もう一度だけ言うわよ?・・・・・・・・もし、カオリと一緒に
来てくれる気があるなら・・・階段を上りなさい・・早く上りなさいよ!!」
矢口「・・・そんな決定権が貴様にあるのかな・・ハマーン!!」
保田(・・・ハマーン?・・矢口、クワトロ?)
後藤(・・またガンヲタネタかよ・・・)
飯田「・・口のききかたに気を付けて貰おう!!・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・そう・・・残念ね・・・わかった・・・・さよなら矢口!
ディヤアアァァ!!」
後藤「ガンダム2号機!?」
保田「ドコだ!?」
矢口「上です! コンペイ島・・・じゃなくてシャンデリアの!!」
飯田「・・・待ちに待ったときが来たのだ・・・
多くの英霊(脱退者)が無駄死にで無かった事の証の為に!」
矢口「あんなトコ、どうやって登ったんだろ?」
保田「なんかもう無茶苦茶ね・・・」
後藤「ブツブツ言ってないで、降りて来なさいよ!」
249 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:14 ID:Pt5WdWDI
加護「いよいよやな!・・飯田さんに味方しといて良かった・・・・
おっと、巻き込まれやんように 亜依フィールドを張り巡らしてっと・・・」
飯田「再びジオンの理想を掲げる為に! 星の屑成就の為に!!
ソロモンよ! 私は帰ってきたーーーーーー!!!」
後藤「・・・・・本物とまるっきりおんなじセリフ言いやがって!」
矢口「・・・・これじゃ別に娘でやんなくてもいいじゃん・・」
保田「ていうか何も起こらないんだけど?」
飯田「・・・・・・・・あれ?・・・説明書には、このセリフを合図に核が発射されます
って書いてたのに! 何で!?」
加護「少佐! どうしたんですか!? 核を撃たないんですか!?」
飯田「ちょっと! これおかしいわよ!? 何でよ!? 何で核が出ないのよ!?」
プシュ〜〜〜
飯田「ちょ、な、何よこの煙!? これ壊れてんの!?」
後藤「なんかカオリ、うろたえてるよ? 煙吹いてるし・・」
保田「・・・・結局、なにをしたかったんだろ?」
矢口「あ、煙が、なんか文字みたいになってくよ?・・・何だろ?・・え〜と・・」
「スカ」
250 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:14 ID:Pt5WdWDI
加護「飯田さん! 煙がスカって文字を作ってますよ!? そんな機能
あったんですか!?(なんかヤバイ雰囲気になってきたな〜)」
飯田「・・・・・偽物掴まされた・・・あのクソ店員め〜〜! 騙しやがったな!!
核は発射されなかったのに、ご丁寧に左腕は動かなくなってるし・・・・
変なトコだけ、本物に忠実に作りやがって!!」
保田「・・よく分からないけど、カオリの計画は失敗みたいだね」
後藤「オイ! てめー、降りてこい! 今なら半殺しで許してやるよ!」
矢口「カオリ、もうあきらめて! よっすぃーを返してよ!」
飯田「・・・このリーダー様にはまだ奥の手が残ってるのよ!
今に見てなさい!そして覚えておくがいい! カオリの理想を阻む者は、
いつか必ず、カオリの手によって葬り去られるということを!!」
矢口「まだ、あんな事言ってるよ・・・」
保田「しょうがない、ちょっと痛い目見なきゃわかんないようね・・・
後藤、これをカオリにぶつけてちょうだい」
後藤「わかった・・けど、これ何?」
矢口「辻にもらったんだ・・・圭ちゃん、それを使うの?」
保田「まあ死にはしないでしょ。 これでカオリが大人しくなってくれればいいけど・・
後藤、お願いね?」
後藤「オッケイ!、行くよ〜・・・ていっ!」 ヒュー パリン!・・パラパラ・・
251 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:15 ID:Pt5WdWDI
飯田「痛っ!何すんのよ!?・・・・・・なにこの砂・・・・どっかで見たような?」
加護「飯田さんが砂まみれに?・・・まさか、あの砂は!?」
後藤「よっし、命中!」
保田「さすが後藤・・で、次はこのリーダーのスイッチを入れて・・・・リーダー発射!」
ウイィィィィィン バリバリバリ!
飯田「ぐうぁぁ!・・・これは・・・カオリの鞄に入れておいたアッザムリーダー!
お前ら盗んだな!?・・・・泥棒!!」
加護「飯田さーん!(非常にヤバイ!見捨てて逃げよかな?・・けど、飯田さんには
まだあのMAのソフトがあるしな・・・まだ、勝負はわからへんか・・)」
矢口「すごいね・・・・タマネギみたいに格好悪いモビルアーマーが使った、
マイナーな武器だけど、かなり効いてるみたいだね?」
後藤「・・・ていうか、これどういう原理? 電子レンジ? 最初にカオリにまぶした
あの砂なに?」
保田「さあ? 20年以上たった今でも謎のままよ・・・・恐らく永遠に謎のままね・・
あ、リーダーの威力が弱くなってきた・・・」
252 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:16 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・・貴様ら・・リーダーでもないのに、勝手にリーダー使いやがって・・・・
リーダーはリーダー専用なんだよ!」
保田「何よ! あたしだってサブリーダーよ! 使う資格あるわよ!」
矢口(リーダー、リーダーややこしいな〜)
飯田「だったら、アッザム・サブ・リーダーを使えよ!・・・・・
こんなもので、カオリの理想を阻めると思うなよ! ディヤアァ!」 ボガン!
矢口「リーダーを壊した! まだ動けるの!?」
保田「まさか!? ザクならばとっくに弱ってるはずなのに!?」
後藤「・・・・だからザクって何?」
飯田「・・・くそ・・・だが、このままでは負ける・・・荷物置き場に行って・・
あのソフトを・・・ノイエ・ジールをインストールしなければ!」 ダッ
保田「逃げた?」
矢口「ちょっと、よっすぃーはドコにいんの!?」
後藤「逃がすかよ! 待て!」
加護「(しゃあないな・・ここまできたら、飯田さんに恩を売っとこか〜)
少佐、ここはウチにお任せを! コンペイ島へ、いえ、ソロモンへ!」
飯田「カリウス・・頼む!」 ダダダ
253 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:17 ID:Pt5WdWDI
後藤「待て! カオリ!」
加護「あ〜らよっと」 ヒュルヒュルヒュル〜〜 ボカーン
保田「うわ!?」
矢口「痛!目に破片が・・・」
後藤「また!けどそんなもの二度と通用しないわよ!・・・・
加護! アンタあたしに喧嘩売る気!? ブチのめされたいの!?」
加護「さすがにもうクラッカーは通用せえへんか・・
けど、ウチの武器がクラッカーだけやと思たら大間違いやで!
悔しかったらココ(二階)までおいで〜〜〜〜〜、このアホ女子高生!!」
後藤「アイドルに偏差値なんて必要ねーのよ! 加護、そこ動くなよ!?
今すぐあの世を見せてやるよ!」 ダダダダ
加護「今や! スイッチオン!」
後藤「なに!? しま・・・」 ボガボガボガボガボガーン(爆発音)
加護「・・やった! 後藤をやった!
ハハハハ!戦いをまともにやろうとするから、そういう目に遭うのだよ!」
矢口「ごっちーん!」
保田「まさか!、後藤が・・・・」
254 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:18 ID:Pt5WdWDI
加護「見たか、ウチの実力を! では、お達者で〜〜!」
後藤「ドコ行く気だよ?」
加護「ひぇ!! いつの間にウチの後ろに!?」
後藤「お前ら、さっきから汚い手ばっかり使いやがって・・今度はマ・クベかよ・・え?
・・つうことは今のはギャンの爆弾か? ハイドボンブだったか? おい?」
加護「・・・(最高にヤバイ!・・このままでは、この女にウチのプリティフェイスが
張り回されるハメに!!・・何とかして回避せな!!)」
後藤「・・加護ちゃん・・覚悟はできてるわよね?・・
黒目がちな加護ちゃんに、白目をプレゼントしてあげる・・・」
吉澤「お〜い、ごっち〜ん」 タタタ
後藤「え? よっすぃー? 無事だったの!?」
加護「(今や! 最後の一個のクラッカーを!)ほいっ!」 ボム!
後藤「甘い! 二度と効かないっていっただろ! うりゃあ!」 ボゴッ!
加護「うげっ!・・・しもた・・・やっぱり掛け声・・「ほいっ」は止めといたら良かった・・
黒いタンポポのヘタレが・・うつってしもた・・・・・・」
後藤「だから、タンポポはダメなのよ」
加護「おっしゃるとおりで・・・・・・・・・・ウラガン・・・あの壺を・・キシリア様に
届けてくれよ・・・・・・あれは いいものだーーーーーー!!」 (ガクッ)
後藤「・・・もうツッこむのもバカらしいからツッこんでやらねーよ!
勝手にやってろ!・・・・・死んだか・・けど、アンタが悪いのよ?」
255 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:18 ID:Pt5WdWDI
吉澤「ごっちん、加護ホントに死んじゃったの?」
後藤「まさか〜、こんな話で誰もホントに死なないよ〜 気絶してるだけだって」
矢口「よっすぃー、良かった! 無事だったんだね!」
保田「カオリたちに捕まってたんでしょ? 良く逃げ出せたわね?」
吉澤「・・リカちゃんが解放してくれたんですよ・・・・
まあ、あたしを捕まえたのもリカちゃんなんだけど・・」
矢口「?・・・とにかく、よっすぃーが無事で良かったよ〜、で、リカちゃんは?」
吉澤「このままじゃ、みんなに信用して貰えないだろうから、飯田さんを倒して
あたしたちに認めて貰う、って言って、どっか行っちゃいましたよ」
保田「石川1人で? あのカオリに勝つつもりなの? 大丈夫かな?」
矢口「・・心配だから、一応様子を見に行こうか?」
吉澤「・・そうですね・・正直、心底どうでもいいですけど・・・
あっ、そうだ、ごっちん、ハイこれ」
後藤「何これ、あたしのソロCDじゃん、どうしたの?」
吉澤「辻がごっちんに渡してだって、なんか特別製なんじゃない? 知らないけど」
後藤「大丈夫かな?・・・まさか、いきなり爆発したりしないよね・・・」
保田「たぶん大丈夫よ、さ、カオリを追っかけるわよ!」
飯田「・・くそう・・・カオリがこんな目に遭うなんて・・・世の中間違ってるわ!・・
早く、客間へ行って・・インストールしなければ・・・そしたらあんなヤツら・・」
タタタタ
256 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:19 ID:Pt5WdWDI
(1階 客間)
カチャ
飯田「えっと、カオリの鞄は・・・あった!・・ソフト、ソフト・・(ガサゴソ)
・・・あれ・・・無いぞ・・ドコにしまったっけ?・・・おかしいな・・・・
確かこの辺に入れといたのに・・・・・・」
「〜♪〜 捜し物は何ですか〜? 見つけにくいモノですか〜?
鞄の中も 机の中も 捜したけれど 見つからないのに 」
飯田「誰!?」
「〜♪〜 まだまだ捜す気ですか〜? それよりリカと踊りませんか〜?
夢の中へ 夢の中へ 逝ってみたいと思いませんか〜? 」
飯田「この音程が桁外れに外れた音痴な歌い方は・・・石川!?」
カチャ
石川「〜♪〜 ウフッフ〜 夢の中へ ウフッフ〜 夢の中へ
ウフッフ〜 さ〜あ〜〜〜
・・・・・・・・・・・リーダー・・・いえ、飯田さん、夢の中へ逝ってみたいですか?」
飯田「何言ってんのよ!? そんな現実逃避を誘う歌なんてどうだっていいのよ!
カオリは今、ソフトが見つかんなくて焦ってるんだからね!」
石川「・・・飯田さん、どうして戻ってきたんですか? 負けたんですか?
核で後藤たちを葬るんじゃなかったんですか?」
飯田「・・・予想外の事は起こるものよ・・・いいからアンタもソフト捜すの手伝って!」
石川「ソフトってコレですか?」
257 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:20 ID:Pt5WdWDI
飯田「そう!それ! なんだ石川が持ってたのか〜、カオリ石川に預けてたっけ?
忘れてたよ〜。 さっ、早くそれ渡して!」
石川「・・・・イヤです」
飯田「え?・・・・石川、冗談は止めなさいよ、早く渡しなさい!」
石川「フフフ、予想外の事は起こるもの・・・
動くな!・・それ以上一歩でも動いたら、このソフトを真っ二つに割ります!」
飯田「!!・・石川、どうしたのよ? 何のマネよ!? それがなきゃ、カオリたちは
後藤に勝てないのよ!? アンタそれでもいいの!?」
石川「別にいいですよ〜、後藤に負けても・・・あたしは、ひとみが側にいれば、
ひとみの側にいられればそれでいいのよ・・今はそれで我慢してあげる・・」
飯田「石川! 何言ってんのよ! 吉澤なんてどうだっていいのよ!
カオリは後藤を倒したいのよ! メインになりたいの!!
アンタだって、そう言ってたじゃない!? 賛成してたじゃない!?」
石川「そうでしたっけ〜? けど、勝つ見込みのない方に味方するほど、あたしは
お人好しじゃありませんの・・・残念ですけどね・・フフフ」
飯田「貴様!! カオリを裏切るの!? あれほど面倒見てやったのに!
あれほど優しくしてやったのに! いつもイジってやったのに!・・・石川!!」
石川「裏切り?・・・ま、そういう事になりますね・・・飯田さん、ごめんなさいね・・
あたしにはとっては、飯田さんよりひとみの方が大事なんですよ、フフッ」
飯田「貴様! それでもタンポポのメンバーか!?」
石川「・・・・・・あたしは、こうやって生きてきたんだ!
タンポポに温々と うずくまるお前の顎で扱われ、カントリーに飛ばされ!
・・・あたしは、故あれば寝返るのさ!!」
飯田「シーマ!・・・・・獅子身中の蟲め!!」
石川「(シーマ?)・・・フフフ・・動くなよ?・・・敗軍の将は潔くな・・・・
プッチモニへの土産を傷つけたくはないからな・・・ウフフフフフ・・
飯田さん、惨めですね? 無様ですね? ざまあないですね?
・・そしてお似合いですね!」
258 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:22 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・おのれ・・・石川・・!」
ガチャン
石川「誰よ!?」
飯田「・・・・辻・・」
辻「・・・・・逝け、ガトー・・・・」
飯田「!?」
石川「・・・ののちゃん? ガトーって誰?」
辻「・・・・・ガトーよ・・・意地を通せ・・・・・現にコロニーはあるのだ・・・・・」
石川「狂ったか? 何言ってるのよ? コロニーなんてドコにも無いわよ?」
飯田「・・・辻・・・じゃなくて・・閣下・・」
辻「逝けガトー! わしの屍を踏み越えて!!」
飯田「閣下!」
石川「ちょっと! 2人で何言ってるのよ!?
辻! アンタいきなり入ってきて何の小芝居やってんのよ!?」
飯田「ガトー! わしを宇宙のさらし者にするのか!? 逝くのだガトー!!」
石川「・・・冗談じゃない!! こんな狂った三文芝居やってられないわよ!
こんなソフト叩き割ってやる!」
辻「ジーク・ジオン・・間違い・・ムラサメ起動、スイッチオン」 ポチッ
石川「ぅうぅあぁ〜〜・・痛い!・・・・頭が・・割れる!!」
飯田「今だ! うおおおおおおおおお!!」 ボォゴッ!
石川「ぎいやあぁぁ!・・・・くっ・・・・辻・・・・・・・あたしのバクチを・・・!
お前は一体、どっちの味方だーーー!」 (ガクッ)
259 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:23 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・・・・・・・辻、ありがと・・助かったわ・・」
辻「いいえ〜、飯田さんにはいっぱいお世話になりましたからね〜」
飯田「そう?・・・・後はこのソフトをインストールして・・・・・・」(カチャカチャ)
辻「・・・・(あっちのソフトは本物なのかな〜?)」
飯田「・・・・インストール完了・・・どうやらこれは本物みたいね・・・・良し! 」
辻「飯田さん、頑張って下さいね〜 辻は飯田さんの勝利を信じてますよ〜」
飯田「任せなさい!・・・いまだに戻ってこないところを見ると、加護はやられちゃった
みたいだし・・・石川は裏切るし・・・・残るはカオリと辻だけだからね!
あっ、なっちはどうしてるんだろ?」
辻「安倍さんは、1人でヤるつもりみたいでしたよ〜」
飯田「そうか・・当てにはできないね・・・元々騙して味方に引き込んだんだし・・
そうだ辻、ミネバ・・・じゃなくて、加護の救助、お願いね?」
辻「・・ラジャ!
(ミネバ?・・・またドズル?、確か前のクイズの時、ビグザムは沈んだんじゃ?)」
飯田「・・・辻!残ったモビルスーツを戻させろ!ソロモンの水際で敵を殲滅する!
MS隊の編成を急げ! 決戦用リックドム、ザク出撃用意!
ガトル戦闘隊、ミサイルの補給の済んだものから発進させい!
ビグザムの用意はどうか!? 決戦はこれからである!!」
辻「・・・リックドムもザクもガトルもビグザムもココにはありませんよ〜・・・
飯田さん、大丈夫ですか〜、そのソフト?」
飯田「ハッ!・・ちょっとドズルの背後霊(スタンド)に憑かれちゃってたわね・・・
けど、もう大丈夫! カオリの力は絶大よ!」
辻「・・・ホントですか〜?」
飯田「・・・ここから何度、連邦の目を欺いて出撃したことか・・・・!」 バタン!
辻「・・・・ま、いいや・・・じゃ、次はリカちゃんを・・・・」
260 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:26 ID:Pt5WdWDI
(2階 廊下)
矢口「カオリはどこ行ったんだろ?」
保田「加護が目を覚ませば、わかるんだろうけどね〜」
吉澤「おい、加護? おーい(ペチペチ)」
加護「・・・・・・・うぅ・・」
後藤「おっ気が付いたかな?」
加護「・・・・・・・・・」
矢口「ダメか、しょうがない、地道に捜すしかないね・・・」
後藤「でも、この屋敷の中ってどうなってるんだろね〜?」
保田「適当に決まってるわよ・・・繋がりとか、位置関係とかメチャメチャだし!」
吉澤「加護? おーい加護? 起きろー!(ペチペチペチ!)」
矢口「よっすぃー、そんなにホッペタ叩いたら、加護のホッペタ腫れちゃうよ?」
吉澤「イヤだな〜矢口さん。 あたし別に、加護のホッペタ、
あたし以上に 膨らましてやろうなんて思ってませんよ。
あたし別に、普段ホオ膨らみすぎ、って加護にバカにされてることを恨んで、
この機会に復讐してやろうなんて思ってませんよ〜」
矢口(・・・・・思いっきり、思ってんじゃん)
加護「・・・・うぅ・・・婆ちゃん・・婆ちゃんの・・その大きなホッペタには、
何が詰まってんの?・・・・それはねベーグルじゃよ(裏声)・・・・」
後藤「は?・・加護、目が覚めたの?」
加護「・・・婆ちゃん・・・なんでホオにベーグルなんか詰まってんの?・・・・・
それはね・・お前のホオを膨らますためだよーーーー!!(裏声)」 (ガクッ)
261 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:26 ID:Pt5WdWDI
保田「・・・1人芝居で赤ずきんちゃん? また気を失ったけど・・・」
吉澤「・・コイツは〜、気絶してても、あたしをバカにすんのかよ!」
矢口「ホントは、ず〜っと前から気付いてるんじゃないの?」
吉澤「おい加護!ホントは目、覚めてるんだろ!?なあ、おいって!?」ペチペチ!
後藤「止めなよ、よっすぃー、ホントに気絶してるって〜
それより圭ちゃん、カオリはどっちに行ったと思う?」
保田「う〜ん・・どっちかな〜・・・・」
?「・・フッ・・・「圭ちゃん」?・・・・男の名前なのに・・・何だ、女か・・・・・・・」
「何だ女か」 「何だ女か」 「何だ女か」 「何だ女か」 「何だ女か」(リフレイン)
保田「(プッツーン)・・・・・・・舐めるなーーーー!」 ダッ
矢口「圭ちゃんドコ行くの!?(圭ちゃんに、そんなコンプレックスあったっけ?)」
安倍「何だ? サインでも欲しいのか?」
保田「「圭」が女の名前で何で悪いんだ! あたしは女だよーーー!!」 バキッ
安倍「ぐっ!・・・貴様! ティターンズに刃向かうのか!?」
矢口「あっ、なっちだ・・・・けど、何? あのなっちの着ぐるみは?」
後藤「あ〜、アレは犬だよ、犬の着ぐるみ」
吉澤「いや、そういう意味じゃないって・・・・・あっ!加護がいない!?
あいつ、やっぱり気付いてたんだ!」
262 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:27 ID:Pt5WdWDI
加護「へん! ウチの亜依フィールドを見くびんなよ! オールドタイプどもが!
そんな、お魚屋さんのヘロヘロパンチ、へでもないわ!」
後藤「加護! 手加減してやりゃ、いい気になりやがって!
こんどは本気のパンチをブチ込まれたいの!?」
加護「やれるもんやったら、やってみい! けど、陸で魚が走れるかな〜?
ウチに追いつけるかな〜?」 ダダダ
後藤「うっせえデコ助! お望み通りヤってやるよ! 待て!」 ダダダ
矢口「ごっちん!待ってよ!・・・・・・・
もう、これ以上ないっていうくらいわかりやすい挑発に乗って・・・・・・・
今、フッと思ったけど、ごっちんって呂布みたいだね」
吉澤「それより、どうします? 保田さんは、安倍さんとコントやってるし
ごっちんは保田さんと反対方向に行っちゃいましたし・・・・」
矢口「まあ、うちらをバラバラに引き裂くのが狙いなんだろうけど、どっちも1人に
しておくわけにはいかないからね・・オイラは圭ちゃんの方に行くよ!」
吉澤「じゃあ、あたしはごっちんの所へ!」
矢口「うん、気を付けて!」 タタタ
吉澤「矢口さんも!」 タタタ
263 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:28 ID:Pt5WdWDI
保田「なっち・・邪魔するんなら、しばらく痺れてもらうわよ?
このビームサ−ベル型スタンガンでね・・(カチッ)・・うりゃあ!」
安倍「フン! そんな事で、このバウンド・ドッグは墜ちないべ!」 ガシッ
保田「早い! 受け止めた!? 普段あんなに鈍重な、なっちが!?」
安倍「ライラの仇を撃たせて貰う!」
保田「・・・・・誰?」
安倍「カクリコン、見ていてくれ!」
保田「・・だから、それ誰?」
安倍「貴様!よくもマウアーを!」
保田「だから誰だって言ってんだろ!?」
安倍「オレは貴様ほど、人を殺しちゃいない!」
保田「オレは人殺しじゃない! お前のようなのがいるから、
戦いは終わらないんだ! 消えろ!!」 ビリビリビリ!
安倍「なにい!? カミーユ!貴様、オレの・・・・・・・」 ガクッ
保田「・・・この設定・・バウンド・ドッグを出したのは、ミスだったわね・・・
話がまるで膨らまなかったわよ!」
タタタ
矢口「圭ちゃん、無事だったの? なっちは?」
保田「あっさりやられて、そこで痺れて倒れてるわよ・・・・・・え? いない!?」
矢口「犬の着ぐるみだけ、抜け殻だけだ!」
保田「なっち本体がいない!? どこ!?」
安倍「後ろだべ! ヴァルヴァロクロー!」 シャキン チャキーン!
矢口「うわっ!? 危ない!」
保田「・・・・何よ、そのTVショッピングで売ってそうな、高枝切りバサミは!?」
264 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:29 ID:Pt5WdWDI
安倍「・・・なっちは負けないべ! 絶対に!!・・・このクロー(6800円)で
髪を切ってやるべ! メンバー全員「ヘアサロン ふるさと」の餌食だべ!
丸坊主にしてやるべ!! なっち以外は全員丸坊主だべ!!!
そしたら、なっち1人だけものすごく目立つべ!! 注目の的だべ!!」
シャキーン!
矢口「なに、「バタアシ金魚」の主人公みたいな事言ってんのよ!?」
保田「古っ!矢口よくそんなの知ってるわね?ハマ高スイミングクラブだっけ?
そういやなっちも、室蘭スイミングスクール所属だったわね・・」
矢口「圭ちゃんだって知ってるじゃん・・・それはさておき、止めてよ、なっち!?」
安倍「辞める?・・・辞めないべ!なっちはモーニングを死んでも辞めないべ!!」
保田「いや、字が違うよ・・・その辞めるじゃないって!」
矢口「なっち、どうしてこんなことするの!? あたしら友達でしょ!?
仲間でしょ!?」
安倍「甘いぞウラキ! 戦いに状況など選べやしない!!」
保田「・・うらき? 誰? ていうか何で標準語喋ってんの? セリフ?」
矢口「止めてよ、なっち! こんな戦いなんて・・・!」
安倍「戦いは、生か死だ!!」
保田「また標準語・・・・やっぱセリフ?」
矢口「・・・命を懸けてまでの目的は・・価値は何なんですか!? ケリィさん!?」
保田「・・・矢口?・・(ケリィさん?・・これもセリフ?)」
安倍「なっちがメインに復帰するためだべ! メインはなっち1人のものだべ!!」
265 :
いたずら:2001/05/13(日) 00:30 ID:Pt5WdWDI
保田「・・・カオリとおんなじような事言ってるよ・・仕方ない、矢口アレを使うよ?」
矢口「アレ?・・・ああ、リーダーね・・・わかった・・・・じゃあ投げるよ?・・・えいっ!」
ヒュ〜〜ン カン!
安倍「痛ッ・・・・・フッ、その距離からのビーム砲では、このヴァルヴァロは
倒せはせん!!」
矢口「・・・・ビーム砲だって・・・」
保田「・・・・・・・言ってろ・・・・・スイッチオン!」 バリバリバリ!
安倍「!?・・・これはプラズマリーダー!?・・・これ、なっちの武器だったのに!
ホントは、なっちがリーダーになるはずだったのに!! ぐわあぁ!」
矢口「・・・・なっちがリーダーだって・・・」
保田「・・・・・もう好きにしろって感じだね・・・・あ、なっちが弱ってきた」
安倍「・・ぐうぁ・・・・・・うぅ・・・コウ・ウラ・・・もとい、矢口マリ! 聞こえるか!?・・」
なっちは後悔してないべ!!」
矢口「(言いたくないけど、一応セリフだしね・・・)なっち! 脱出装置を!?」
安倍「フッ、そんなもの、最初から積み込んじゃいないべ・・・・・・・・」 ガクッ
保田「あ、なっちが倒れた」
矢口「ま、しばらくすれば気がつくでしょ・・・それじゃ、ごっちんたちの所へ行こ?」
保田「そうね、カオリはだいぶ弱ってたみたいだから、あんまり心配いらない
だろうけど・・」 タタタタ
266 :
名無し娘。:2001/05/13(日) 00:32 ID:Pt5WdWDI
残りは明日にでも。
話は盛り下がる一方だけど。
いやいや盛り上がってるさ.
俺の中では確実にボブと互角だよ.
268 :
名無し娘。:2001/05/13(日) 01:57 ID:Orr.8rkk
いたずらネタかなり壷です。
地下にモビルスーツ隠してください。
269 :
名無し娘。:2001/05/13(日) 07:36 ID:Pt5WdWDI
>267 そうですか〜? ありがとうございます。
けど、自分じゃあんまりおもしろいとは思えないんで
>268 ごめん、ムリ
270 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:37 ID:Pt5WdWDI
(2階 廊下)
後藤「待てー! 待ちやがれー!!」
加護「待てって言われて待てるか、アホッ! 胸が重くて走れやんのか〜?」
後藤「やかましい! 無いよりマシだろ!?」
加護「お前のは乳やのうて、脂肪やろ!
背中の肉をムリヤリ前に回して来て、ブラに詰め込んでるくせに!」
後藤「うっせ!
お前の前髪こそ、なんで風もないのに、いつもなびいてるんだよ!?」
加護「生まれつきじゃ、ボケェ! 奈良の娘はみんなこうなんや!」 ダダダ
後藤「なわけねだろ! デコッパチ!!」 ダダダ
吉澤「・・・・・悪口言い合ってるだけじゃん・・・子供みたいだな・・・
お〜い、ごっち〜ん・・待ってよ〜〜 単独じゃ危険だよ〜〜」 タタタ
加護「・・・・・・よっしゃ、この部屋やったな・・・・さらば!」 タタタ カチャ バタン!
後藤「部屋に入った? 観念したの? いい覚悟ね!」 タタタ
271 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:37 ID:Pt5WdWDI
後藤「・・・この部屋だったよね?、確か・・・・」
タタタ
吉澤「ふぅ、やっと追いついた・・加護は? この中なの?」
後藤「うん・・けど、加護のことだから、絶対罠をしかけてると思うんだ・・」
吉澤「そっか、うかつにドアを開けるのはマズイね・・・」
後藤「・・・加護! 大人しく出てきなさい!
出てきて素直に謝ったら、許してあげなくもないわよ?」
吉澤「・・・・・・・・・・返事がないね?・・・」
後藤「・・うん・・中で震えてるのかな・・・しょうがない・・開けるか・・」
カチャ バタン
後藤「加護!この中に居るのはわかってんのよ!?」
吉澤「真っ暗だね・・・・明かりは・・(パチッ)・・・つかないか・・」
後藤「加護?・・いるんでしょ?・・出てきなさい?・・・・・・・・!!・・・誰かいる!!」
吉澤「え? 誰!?・・このでかい影は!!」
飯田「・・・・・・・・・・・・・・・ディヤアァァァ!!!」 ダッ
後藤「出た! オバケ!!」
吉澤「恐い! 逃げよう! 部屋を出よう!」
バタン!
272 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:39 ID:Pt5WdWDI
飯田「逃がさん! 沈めえぇーーーー!!」 ピーー (ビーム発射音)
ボガン!(爆発音)
吉澤「ドアが吹っ飛んだ!! 何これ!? マジでビーム!?」
後藤「そんな軍事兵器にだって、まだ実用化されてないのに!?
ビームだなんて!? そんな妄想兵器・・・あるわけないわよ!?」
飯田「信じようが信じまいが、これがノイエ・ジールの、カオリの本当の力なのよ・・・
そしてぇ! 貴様に話す舌など持たんと言ったはずだ!!」 ピ、ピーーー
ボガン、ボガン!!
吉澤「のわあっ! 止めてくださいよ!飯田さん!?」
後藤「あたしたちに何の恨みがあるって言うのよ!?」
飯田「・・全ての戦いは怨恨に根ざしている・・・当然のこと・・・・
しかし、怨恨のみで戦いを支える者に、カオリは倒せん!!」
後藤「そりゃお前だよ! 勝手に、こっちを恨んでるのはお前だって!!」
吉澤「飯田さん、マジでヤる気なんですか!?」
飯田「・・・なぜならカオリは義によって立っているからな!
歯車となって 闘う貴様らには わかるまい!!」
後藤「全然わかんねーよ! そして、わかりたくもねーよ!!」
吉澤「義なんて、ドコにもないですって!!」
273 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:40 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・・・しょせん、貴様らとは価値観が違うようだな・・・・お喋りはお終いよ・・・
覚悟なさい!」
後藤「目がイってる!」
吉澤「ネジがゆるんでる! それかキツク締まりすぎてる!」
加護(・・・飯田さん、スゴイ迫力やな・・普通の人間は、アレには勝てんわ・・・)
飯田「まずは・・・・ボヨヨンこと吉澤! 一歩前へ!!」
吉澤「あたし!? イヤだ! まだ死にたくないよー!
ボヨヨンのまま死にたくないよーー!!」
後藤「よっすぃー走って!逃げて!!」
飯田「ディヤアアアア!」 ウイィィーーーン ボムッ!
吉澤「ぐえっ!・・・・なんで腕が・・肘から先が・・・コード付きで・・・、
おまけに猛スピードで・・・・飛んでくんの?」 ガクッ
後藤「よっすぃー!・・・・・・カオリ!、お前の腕はロケットパンチかよ!?」
飯田「そんな古い呼び方止めろ! カオリは最新型のMAだ!
有線クローアームって言え!」
後藤「どっちだっていいわよ!・・カオリ、本気なのね?」
274 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:41 ID:Pt5WdWDI
飯田「やっとわかったの?・・・後藤・・この日が来るのをどんなに待ったことか・・
かつて、これほど躍る心で、アンタを眺めた事があっただろうか・・・・・?
お前はビームで灰にしてやる! さよなら後藤・・・くらえ!!」
ピ、ピ、ピ、ピ、ピーーーー!!
後藤「やられる!? 畜生!!」
バァシィン!
後藤「へ?・・・何ともない・・・外れたの?」
加護「Iフィールドや!? ウチの亜依フィールドのパクリや!」
飯田「バカな!?・・・・・でも、なんで!? 後藤! なんでアンタにIフィールドが
付いてんのよ!?」
後藤「は?・・・あいふぃーるど?・・そういや、さっきCD貰ったけど・・・
「愛のバカやろう」のCDを・・・・まさか、それが・・・?」
飯田「愛フィールドか!?・・なんて用意周到な女・・・・お前、降水確率0%でも、
いつも折り畳み傘を鞄に入れとくタイプだろ!?」
後藤「このCDは貰ったって言っただろ!? けど、どうやら、アンタのビームは
効かないみたいね? てことは、あたしにも勝ち目が出てきたってことね?」
275 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:41 ID:Pt5WdWDI
飯田「黙れ! カオリは負けん! 死ねい!!」 ピ、ピ、ピーー
パシン、パシン!
後藤「ムダよ! ビームのバリアがあるのよ!」
飯田「くっ、ビームが、こう弾かれては!」
加護「少佐、お下がり下さい! ビーム主体のその機体では!」
飯田「邪魔をするなー!」
後藤「動きが止まった? 今だ、堕ちろーー!」 ボゴッ!
飯田「ぐっ!?・・・だが、まだまだぁーーーーー!」 ウィィーーン ガシッ!
後藤「また腕が伸びた!? しまった、CDを!!」 パキン
飯田「よし! 忌々しいソロCDをブチ割ってやったわよ!
フフフ、このCDが無ければ、愛フィールドは発生しないはずよ・・・つまり、
カオリのビームが直撃するってこと・・・・・意味わかるわよね?」
後藤「・・くそう・・ビデオ見てないヤツにはワケわかんないわよ!こんな与太話!」
飯田「今更、そんな事言ったって、もはや手遅れよ!
これで、アンタがカオリに破壊されれば、やっと話を終わらす事が
できるのよ!・・・さあ、幕引きと行こうかしらね?」
後藤「ちくしょう・・・原作と話が全然違うじゃねえか・・・・」
276 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:42 ID:Pt5WdWDI
タタタタ
保田「おーい、後藤ー!」
矢口「あっ、よっすぃーがヤられてる!」
飯田「チッ、うるさいヤツらが・・・・地球軌道艦隊か?」
後藤「チャンス! こんな狂乱モビルアーマーの相手なんて、
まともにしてらんないわよ!」 ダダダ
飯田「逃がすかーーー!」 ガシッ、ガシッ!
後藤「なっ、捕まった!?・・離せ! 離せよ!!」
飯田「どうだ! 分離もできまい!!」
後藤「元々できねーよ!!」
保田「ヤバイ! 後藤!、鏡よ! 例のコンパクトをこっちに投げなさい!」
矢口「よっすぃー、目を覚まして! 圭ちゃんが鏡を出せって! 意味わかる!?」
吉澤「・・・うぅん・・鏡?・・・・あ、はい!」
加護「カガミ?・・・・・まさか!?」
飯田「?・・なんの鏡よ?」
後藤「そうか、鏡があったんだ! いくよ!? それっ!」 ポーン
277 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:50 ID:Rkb0fm6g
保田「よしっ、(パシッ!) はい、矢口、これ持って、使って!」
矢口「へ?・・・うん・・・でも、どう使うの、これ?」
吉澤「簡単ですよ、そのコンパクトを開くボタンの隣に、「ソ」って書いた
小さなボタンがあるでしょ?」
矢口「あ、うん」
吉澤「そのボタンを、保田さんの合図で3人一斉に押すんですよ。 大丈夫、
矢口さんなら、簡単にできますって!」
保田「いくわよ2人とも? 後藤、カオリの身体の影に隠れてなさいよ!?」
後藤「わかった!」
飯田「・・・何をするつもりかしんないけど、無駄なことを!
カオリの勝ち戦に、華を添えるだけよ!!」
保田「よーし・・発射5秒前! 軸合わせ、照準セット!」
吉澤「基本ターゲット、ゲルドルバ!」
矢口(げるどるば?・・・・えっ、この鏡、ソーラ・レイ?)
保田「・・・3・・2・・1、撃てーーーー!!」 ポチッ×3
ピィカッッ!!!
278 :
いたずら:2001/05/13(日) 07:50 ID:Rkb0fm6g
飯田「なにぃ!! 何事だ! レーザーとでもいうのか!?・・・・・・・」
後藤「うぅぅ〜あっちいよ〜」
加護「飯田さんが!・・・・焼かれてる!?」
吉澤「・・・眩しい!・・けど、これで!」
保田「見たか! あたしらの奥の手! ソーラ・システムを!」
矢口「・・・・ソーラ・システム?・・・・たかが、手鏡3つのソーラ・システム?
あれって、鏡何十万枚も必要なんじゃなかったっけ?・・・」
吉澤「あ、光が弱くなってきた・・ごっちんは・・飯田さんは?」
保田「後藤! 生きてる!? 返事しなさい!?」
後藤「・・・・・生きてるよ〜〜、あ〜、ものすげー熱かった!
カオリを盾にしてなきゃ、今頃、生きたまま火葬されてたよ・・・・・」
矢口「よかった〜〜、で、カオリはドコ? いないよ?」
吉澤「まさか、燃え尽きちゃったんじゃ!?」
後藤「・・・ううん・・・生きてるよ・・けど、どっか行っちゃった・・・あたしにトドメを
刺そうと思えば刺せたハズなのに・・・刺さないで行っちゃったよ・・・」
保田「そっか・・カオリもやっとわかってくれたのかな・・自分が間違ってる事に・・」
吉澤「・・・そうですね・・・」
矢口「(え〜そうかな〜違うと思うけどな〜)・・そういや加護もいなくなってるよ?」
保田「ホントだね、カオリが回収していったのかな?」
後藤「それか、逆に、加護がカオリを回収していったのかも・・・」
279 :
名無し娘。:2001/05/13(日) 16:37 ID:nGFBckgo
( ^▽^)< age
280 :
はんぺら:2001/05/13(日) 19:26 ID:6FrNLV7k
いたずら。あんた最高だ。
それにしても0083やZネタならまだしも
ギガンとガッシャなんて相当なガンヲタじゃないと分からんぞ・・。
281 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:32 ID:Rkb0fm6g
>はんぺら あんがと。わかってくれて嬉しいよ。
さ、これから最後まで書いていきます。
時間がなかったんで、やっつけ仕事な終わり方だけど、未完よりマシなんで。
282 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:33 ID:Rkb0fm6g
(1階 倉庫)
加護「リーダー、しっかりして下さいよ!」
飯田「・・ありがとう・・加護・・よくここまで運んできてくれたわね・・・
けど、カオリもうダメ・・動けそうにないわ・・」
加護「何言うてるんですか、リーダーあっての娘やないですか!」
飯田「・・・フフ・・ありがと・・・・・・・それより後藤は?・・後藤はどうなったの?」
加護「・・・後藤は・・・・ウチが破壊しました!・・・クラッカーで・・・」
飯田「・・・・フフフ・・バーニィ、ウソがヘタだな・・・・」
加護「(ばーにぃ?)ウソちゃいますよ! ウチ・・ホンマに・・・・
・・・けど、なんで?・・・なんで後藤にトドメを刺せへんかったんですか?
ヤろうと思たら、ヤれたはずでしょ?」
飯田「・・・・・・・・・・・・カオリには、もう・・・・そんな力が残ってなかっただけよ・・・
残念ね・・あともうちょっとだったのに・・・・」
加護「ウソや・・ホンマはヤれたハズやのに・・・・ハッ!! まさかウチを
助ける為に!? ウチをソーラシステムの光から庇ったせいで!?」
飯田「そんなことないわ・・カオリの力が足りなかっただけよ・・・
それより・・ごめんね加護・・せっかく後藤を・・プッチを倒して、
あたしたちが・・一番になるはずだったのに・・・」
加護「そんな・・また・・・・またチャンスがありますよ! いつか、きっと・・・・・」
飯田「・・・そうだね・・・・・・加護・・アンタはここから逃げなさい・・・」
加護「!!、飯田さんは!?」
飯田「戦力をズタズタにされすぎた・・・遺憾ながら、ソロモンを放棄する!」
加護「リーダー!」
飯田「・・・フフフ・・・こうも簡単にソロモンが落ちるとはな・・・・・・!」
283 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:33 ID:Rkb0fm6g
加護「飯田さんはどうすんですか?」
飯田「・・カオリには、リーダーにはまだやることが残ってるの・・・・
アンタが逃げる、時間稼ぎもしなきゃならないしね・・」
加護「そんな・・飯田さんも、ウチと一緒に逃げましょうよ!?」
飯田「生き恥を晒せと!? 冗談じゃない・・・」
加護「ほんなら、ウチも!」
飯田「ダメよ!加護は逃げなさい!・・・生きてこそ得ることのできる栄光を、
その手で掴むまで!・・・・辻と一緒に早くお逃げ!」
加護「飯田さん・・」
カチャン
飯田「・・辻」
加護「のの、今までドコにおったんや? ウチら、もう負けそうやで?」
辻「ちょっと、リカちゃんに細工をね〜・・・」
飯田「石川?・・・あの裏切り者に?」
加護「強化したんやろ?・・・けど、あのサイコでも勝てるかどうか・・」
辻「ううん、もうサイコガンダムじゃないよ〜、 さっきフラナガン(ヘアピン)を
使ってリカちゃんの黒さをパワーアップしておいたから・・
ひょっとしたら勝てるかもしれないよ〜」
加護「フラナガン?・・・・とすると、リカちゃんは、ラ?」
辻「そう、ラ」
飯田「ラって何? ラ王?」
辻「まあ、そういうわけで、リカちゃんが後藤さんたちを迎え撃ちに行きましたから
飯田さんが時間稼ぎをしに行かなくてもいいですよ〜
わたしたちと一緒に逃げましょうよ〜?」
284 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:34 ID:Rkb0fm6g
飯田「・・言ったでしょ?・・カオリは退かないわよ!・・・だいいち ここまで、
後藤たちに喧嘩吹っ掛けといて、今更ドコへ退くっていうのよ!?」
加護「・・・・素直に謝れば、たぶん、許してくれますよ・・・だから・・」
飯田「イヤよ! 負けた上に頭まで下げるなんて! そんなことするくらいなら、
ここで最後まで闘って死ぬわよ!!」
辻「・・もう何を言ってもムダみたいですね〜」
飯田「・・・・もしも、カオリがヤられる時は、この屋敷もろとも爆破してやる!
アンタ達は、巻き添え食わないように、さっさと逃げなさい!」
加護「飯田さん、そこまでやんのですか?」
飯田「・・石川など当てにはできん! やるのよ! カオリのこの手で!!」
辻「・・じゃあ、わたしも途中までお供しますよ、リカちゃんの様子も見てみたいし〜」
飯田「・・・絶対途中までよ? ヤバくなったらすぐ脱出するのよ? いい?」
辻「へい」
加護「ほなウチも途中まで!」
飯田「ダメ・・・アンタはさっき、後藤に殴られたダメージがまだ残ってるでしょ?」
加護「けど!、ウチも・・・・」
飯田「ダメよ!・・加護は脱出ルートを確保して置いて・・
何かあってもすぐに逃げ出せるようにね・・・・」
加護「・・・ラジャ・・・のの、飯田さんを頼むで?」
辻「うん、わかった・・じゃあね」
飯田「・・加護、大丈夫、心配いらないわよ・・明日からは、あたしたちが一番よ!
・・・・・・さよなら・・元気でね」 バタン
加護「・・・・・・うそつき・・・・・・あんな身体で・・・勝てるわけないやんか・・・・・・」
285 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:35 ID:Rkb0fm6g
(2階 廊下)
矢口「・・・なんか上の話聞いてると、矢口たちが悪者みたいだね〜?」
保田「ワケわかんない上に、中途半端な、お涙頂戴話してるし・・」
後藤「・・・2人とも、何の話してんの?」
吉澤「それより、飯田さんたちはドコに隠れてるんでしょうね〜?
いい加減捜すの飽きてきたし〜」
矢口「そうだね〜、もうあんなのほっといて、出口捜して先に帰っちゃおうか〜?」
保田「それもいいわね〜 そうしようか?」
後藤「そうしよう、そうしよう! 適当に窓でもブチ壊せば、外に出れるよ、きっと」
吉澤「じゃ1階に降りようか?」
矢口「そうだね、階段のところへ戻ろう」
タタタ
後藤「あ、ねえ見て、この部屋!」
「ヘンデルとグレーテルの間」 ・・ラ・ラ・・・ラ・ラ・・
286 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:36 ID:Rkb0fm6g
吉澤「・・・・・・なにこれ? この、場違いにメルヘンなピンクの部屋は?」
保田「・・・中からなんか音が聞こえない?・・ラ・ラ?」
矢口「ホントだ、「ララ」って聞こえる・・・開けないほうがいいと思うけど・・・」
後藤「でもヘンデルとグレーテルだよ?
あたしはこの中に、御菓子の家があると思うな〜」
保田「絶対ないわよ! こんなの無視して、下に降りるよ!」
吉澤「ホラ、ごっちん行こうよ? 指くわえてないでさ〜」
後藤「え〜〜、
中には見たこともないようなスゴイ御菓子があるかもしれないのに〜」
矢口「・・・ないよ、天地がひっくり返っても、ないって・・・それに御菓子の家には
誰が住んでたっけ?・・・行こ、行こ」
タタタ
バダーーン!!
石川「待ちなさい! あたしをシカトしてかないでよ!!」
保田「あ、石川だ」
矢口「やっぱり魔女が住んでた・・・ね、開けない方が良かったでしょ?」
後藤「うん」
吉澤「・・・リカちゃん、そんなトコで何してたの?
ていうか、飯田さんをやっつけに行ったんじゃなかったの?」
石川「・・・フフフ、美しいものが嫌いな人がいるのかしら?」
287 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:37 ID:Rkb0fm6g
吉澤「は?」
後藤「・・・なに言ってんの?」
保田「・・・石川だよね? アンタ・・なんかいつもより黒いわよ?」
石川「・・黒いモビルスーツが勝つわ・・あたしには わかる・・」
保田「?・・・誰が誰に勝つって?」
吉澤「・・・(矢口さん、リカちゃんおかしいですよ? いや、いつもおかしいけど・・)」
矢口「(うん・・・でも、なんかいつもと違う・・プレッシャーを感じるよ・・)」
石川「なぜ? なぜなの? なぜ、あなたは今になって現れたの?・・・・
あなたの来るのが・・遅すぎたのよ!」
後藤「?・・・誰に向かって言ってんの?」
吉澤「・・ほっといて、出口探しにいきません?」
保田「そうね、相手してらんないわね・・行こう・・」
石川「悪い人だ! あたしをイジメる悪い人!!」
矢口「え?・・うちら別にリカちゃんをイジメてないよ?」
吉澤(ええ!?・・いや、イジメてますよ・・この人自覚なしでやってたのか・・)
石川「リーダーを傷つける いけない人!・・・あなたを倒さねば、シャア・・・
今の無し・・・・あなたを倒さねば、飯田さんが死ぬ!!」
ラ ラ ラ ラ
288 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:37 ID:Rkb0fm6g
矢口「さっきの「ララ」だ!」
保田「この音は、石川が出してたのか・・けど、これ何?」
吉澤「もしかしてリカちゃん・・・・・・・ララア?」
後藤「だから、あんなに色が黒かったんだ!!」
石川「フフフ・・あたしの歌を聴いてみたい?・・あたしの御自慢の・・
とっておきの歌を・・聴かせてあげる!!」
〜♪〜
吉澤「どーせ「理解して女の子」とかの失笑ソングでしょ?」
保田「・・何この安っぽい音楽?」
矢口「ハッ! この伴奏は・・まさか!?」
石川「〜♪〜 今はいいのさ すべてを捨てて 一人残った 屍の俺が
この戦場で もがき苦しむ地獄の炎 シャア! シャア! 」
289 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:38 ID:Rkb0fm6g
矢口「やっぱり! 「シャアが来る」だ!!」
保田「なんてマニアックな!? 誰も知らないわよこんな歌!!」
後藤「なにこの珍曲? コミックソング?」
吉澤「・・マジでそんな歌あるんですか?」
石川「〜♪〜 ビーム 輝く フラッシュバックに 奴の影
シャアシャアシャア (シャアシャアシャア)←合いの手
一人で死ぬかよ 奴も奴も呼ぶ
狙い定める シャアがターゲット 」
後藤「この歌を止めろ〜・・耳が、頭が!」
吉澤「痛い!!・・なんてひどい歌詞と歌唱力なんだ!!」
保田「石川の、
「よくもそんな歌唱力で自分のこと歌手って言えるわね?この恥知らず!」
なマッドボイスが、脳天を直撃する!?」
矢口「こんなテレビ版で、
しかもたった1回しか流れなかった挿入歌にヤられるなんて!!」
後藤「てめえ・・・その歌を止めろってんだよ!!」
石川「なぜ? なぜなの!? なぜあなたはこうも戦えるの!?
あなたには、守るべき人も 守るべきものもないというのに!!」
後藤「ふざけんな! 何勝手に決めつけてるんだよ!? 狂ってんのか?」
290 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:39 ID:Rkb0fm6g
石川「・・あたしには見える!
あなたの中には家族(父親)も ふるさともないというのに!!」
後藤「家族は居るよ! 実家もちゃんとあるっつーの!!
あと、「ふるさと」は なっちの持ちネタなんだよ!!」
石川「守るべきものも無しに闘う・・・それは不自然なのよ!
・・と・こ・ろ・で・・・ああ、ひとみ・・これが運命なのね?
あたしたちが出会ってしまったことが運命・・・ああ、ひとみ!」
吉澤「・・・なに言ってんだ、この人? 基地の外? キモっ!」
後藤「もうこれ以上、こんなくだらねー話に付き合う気はねーんだよ! 黙ってろ!」
ボゴッ!
石川「きゃああああーーーー!!」
矢口「あ、わりと あっさりやられたね?」
保田「もういい加減、とっとと終わらせたいのよ、きっと」
石川「・・・・人は変わっていくのね・・・・・・ああ、ひとみ・・時が見える!」 ガクッ
吉澤「ラリってんだろ?・・・ていうか、お前もちょっとは変化しろよ、成長しろよ?」
後藤「さっ、出口を探しに行こ」
吉澤「このララアはどうします? 置いてきます?」
矢口「・・・・・・・一応、メンバーだし、連れて行こうか?」
保田「そうだね、一応メンバーだしね・・・一応ね・・・・吉澤、お願いね?」
吉澤「わかりました・・ヤだけど、背負っていきますよ・・・よいしょっっと・」
291 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:40 ID:Rkb0fm6g
(物陰)
辻「しょせん、リカちゃんはリカちゃんか・・・
せっかく強化して、ララアもどきの力を与えてあげたのに〜」
飯田「・・・これで、もう・・屋敷を爆破するしかなくなったわね・・・
辻、アンタは加護と一緒に逃げるのよ? わかってるわね?」
辻「・・・ホントに逝くんですか〜? 死んだら負けですよ〜?」
飯田「カオリは何が何でも星の屑を、コロニーを落とさなきゃならないのよ・・・」
辻「・・さっきから言ってますけど、コロニーなんてドコにあるんですか〜?」
飯田「ココよ、ココ。 辻の目の前にあるでしょ?」
辻「・・・・・・・まさか、飯田さん自身がコロニーだって言うんじゃないですよね〜?」
飯田「違うわよ! これよ、この屋敷がコロニーなのよ!」
辻「へ?・・この屋敷がコロニー?・・・・・・
この屋敷がコロニーなら、落とすもなにも最初から、安倍さんのように、
地面にどっしりと建ってるじゃないですか〜?」
飯田「・・・・ああもうわからない! 目が霞んで何もわからない!!」
辻「・・・・(ちょっと都合悪くなるとすぐこれだからな〜)・・わかりましたよ〜
コロニーを落とすんですね〜?」
飯田「そう! その通り!・・じゃあカオリは行くよ・・ヤツらが屋敷を脱出する前に
片を着けなきゃならないからね!」
292 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:40 ID:Rkb0fm6g
辻「・・・飯田さん」
飯田「辻・・早く加護に、アクシズ艦隊に回収してもらいなさい・・・残された時間は、
あとわずかしかないのよ・・阻止限界点まで、あとわずか・・」
辻「・・・・・(なんかこれ以上ないってくらいデタラメな話だな〜、
無理に辻褄合わせようとするから、こういうことになるんですよ〜)」
飯田「・・例えカオリがここで倒れても、この星の屑を成し遂げることによって、
後に続く者が必ず現れてくれるハズよ・・・
全ては新しきモーニングの為に! 娘の為に!!・・・・・
辻・・辻こそが、星の屑の真の目撃者かもしれないわね・・・」
辻「・・・・・・・」
飯田「・・さよなら辻・・・・・加護に謝っといてね・・・・・・・・・
1番にしてあげれないで、ごめん、って・・・・・・・・さぁ・・逝くか・・・」 タタタ
辻「・・・・・・・リーダー・・さよなら」
(非常口)
加護「・・・・・こっから外に出れるけど・・・・
ののは・・飯田さんは・・・まだけえへんのかな・・・・」
(コロニー(屋敷) コントロール室)
飯田「・・・・・(ピッ)・・・これで、あと10分後には、この屋敷は跡形もなく・・・・」
・・辻、加護、早く逃げるのよ・・・・・・・後はヤツらの足止めを・・・」
293 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:41 ID:Rkb0fm6g
(1階 玄関ホール)
ガチャ ガチャ
矢口「やっぱ、玄関は開かないか・・」
保田「とすると、他の出口・・裏口とか勝手口を捜そうか?」
後藤「そうだね〜 とにかく早く外に出たいよ」
ボカドカドガーン!!(爆発音)
吉澤「何だ!?」
後藤「爆発!? 2階から!?」
矢口「プロパンガス自殺失敗!?」
保田「何言ってんの! 早く出口を捜さないと焼け死ぬわよ!」
矢口「うん!逃げよう!」
ダダダダ
(2階 廊下)
安倍「・・・うぅ〜ん・・・もう食べられないべ・・
あ、なっちタッパー持ってるべ、残りはそれに詰めて欲しいべ・・・・
用意がいい?・・・室蘭じゃ常識だべ・・・テーブルマナーの初歩だべ・・・」
ボガーン!
安倍「ハッ!・・なっちは何を?・・なんだべ? スゴイ煙いべ!
燻されてる? 早く逃げないと、スモークサーモンみたいになっちゃうべ!」
ダダダ
294 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:42 ID:Rkb0fm6g
(非常口)
ボガーン!
加護「始まった!・・やっぱり リカちゃんじゃ あかんかったか・・・・・
2人とも早く・・早く来てや!」
(1階 廊下)
保田「ドコよ!? どっから出れるのよ!?」
後藤「窓は全部、鉄格子に塞がれてるし! 刑務所かよ、この屋敷は!?」
吉澤「ヤバイよ・・このまま出口が見つからなかったら・・あたしたち・・」
矢口「空気が・・煙たくなってきた・・早く出口を見つけなきゃ!」
「そうはさせない・・もう手遅れよ!」
矢口「!! カオリ!」
保田「まさか、さっきの爆発も、この火事もカオリがやったの!?」
飯田「・・コロニーの落下は、もはや誰にも止められん!!」
吉澤「なんで・・なんでここまでするんですか!?」
後藤「そんなにあたしが憎いの!? 嫌いなの!?」
飯田「・・・・・・もはや語るまい・・後藤・・1対1の勝負・・受けてもらうわよ?」
後藤「・・・・・・・・わかった・・それでカオリの気が済むんなら・・・・・いくよ?」
295 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:42 ID:Rkb0fm6g
飯田「ディヤアアアア!!」
後藤「うおおおおおお!!」
矢口「止めて!カオリ!!」
吉澤「ごっちんも止めて!」
グシャッ!!!
飯田「・・・・・・・・・後藤・・・・・・・・見事だ・・・・・・・・・・・!」 ガクッ
後藤「カオリ! そんな弱った身体で、なんで・・?
勝てないって、負けるってわかってたハズなのに!!
もっとファンネルを使えば・・・・」
飯田「フフ・・言ったでしょ?・・・1対1の勝負って・・・・
それにカオリにはファンネル付いてないのよ・・・うぅっ・・・・」
ボカドカボガドカーン!
矢口「また爆発!? 今のは近いよ!」
保田「後藤!ここもヤバイわよ! 逃げるわよ!早く!」
296 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:43 ID:Rkb0fm6g
後藤「けどカオリが!」
飯田「・・・・・・行きなさい・・後藤・・アンタに助けられるほど・・・
落ちぶれちゃいないわよ・・・」
後藤「でも!」
飯田「・・・・・・行けって言ってるのよ!・・行かないなら、ビームで燃やすわよ!」
後藤「え?・・まだそんな力が残ってたんなら、なんでさっき使わなかったの!?」
飯田「・・・・・・・・・・・・・矢口!吉澤!! 後藤を連れて行きなさい! 早く!!」
吉澤「ごっちん!早くこっちに! 走って!!」
矢口「カオリも早く!!」
後藤「う、うん!・・カオリも一緒に行こう?」
飯田「・・・・・・・・・・・・・さよなら・・」 ダッ
後藤「カオリ!」
ボカーン!
後藤「うわっ!カオリ! カオリーー!!」
吉澤「ごっちん!早くこっちへ!」
後藤「でもカオリが!」
保田「あきらめなさい! あんなに燃えてちゃもう向こうには行けないわよ!」
矢口「圭ちゃん!? そんな!?」
保田「仕方ないわよ! このままじゃ、あたしたちまで助からない! 行くわよ!」
矢口「・・わかった・・・行こう!」
吉澤「・・はい・・さ、ごっちんも・・行くよ?」
後藤「うん・・カオリ・・・」
タタタ
297 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:44 ID:Rkb0fm6g
(非常口)
加護「エライ燃えてきたで・・・・・・まだか・・何してんねや・・・・・
もうそんな長いこと持たへんで・・・・早よ、早よ来てや!」
(2階 廊下)
安倍「階段燃えちゃってるべ! このままじゃなっちも丸焼きに! ヤだべ!
早く逃げないと! けど、どっから出れるんだべ!? ここは二階だし・・・」
キュィーン(ガンダム最終回のアムロのアレの音)
安倍「・・・誰だべ?・・・・辻?・・・・・え?・・・・でも、出口が分からないべ・・・・
え?・・・・・ここをまっすぐ行って・・・右?・・・・その先に非常口が?・・・
梯子で・・外に・・・出られる?・・・・・・わかったべ!」
(1階 裏口)
ガチャ ガチャ!
吉澤「ちきしょ! ここも閉まってる! 鍵が掛かってる!」
矢口「どうしよ! もう他に出口なんて!」
保田「あきらめちゃダメよ! 考えるのよ! どこか他に出口が・・・・・・」
後藤「でも、ドコに・・・・・」
キュィーン
298 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:44 ID:Rkb0fm6g
後藤「誰?」
保田「・・・辻?・・・・・退艦命令を出さないと・・全滅する?」
矢口「・・連邦軍は優勢?・・ここで逃げても勝つ?・・・意味わかんないんだけど?」
吉澤「・・次に銃撃が止んだら・・走り抜けられる?・・・銃撃なんてないんだけど?」
後藤「・・・・・え?・・・・左の部屋に・・鍵?・・・・・・・裏口のドアの鍵がある?」
保田「・・・それを使って・・裏口から逃げろ?・・・わかった!」
後藤「・・あと5分で・・屋敷は・・燃え落ちる?・・・圭ちゃん、急ごう!」
矢口「・・・・なんで、オイラには意味不明の声しか聞こえなかったんだろ?」
吉澤「・・あたしもですよ・・・特別に嫌われてるんですかね?・・別にいいけど・・」
(1階 客間)
飯田「・・・・・・・・・・どうやら・・カオリも・・ここまでみたいね・・・・・・
・・・・・・・ララアのところに逝くのか・・・・・・・・・・
辻・・・加護・・・・もう逃げ出したよね?」
キュィーン
飯田「・・・・辻?・・・・・・・なにやってるの・・・・・・早く脱出しなさい・・・え?・・・
カオリは・・・・・・そう・・・そうね・・・・・・・カオリはまだ・・・・・・いいの?・・・
ありがと・・・・・・まだだ・・・まだ終わらんよ!・・・・・・・」
299 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:45 ID:Rkb0fm6g
(非常口)
加護「早く、早く出てきてや! もう時間が・・・・」
キィューーン
加護「・・・のの! ドコに居てるんや! もう屋敷が崩れるで!?」
辻(アイちゃん・・飯田さんがゴメンだって・・一番にしてあげれなくてゴメンだって)
加護「そんなんええよ・・けど飯田さん・・やっぱりヤられてしもたんか・・」
辻(・・・・飯田さんは、わたしがなんとかするから・・心配しないでね・・)
加護「ののは? ののはどうすんねん!?」
辻(・・アイちゃん・・先に逃げてて・・わたしも後からいくから・・)
加護「イヤや!みんな一緒に逃げんのや! ののが来るまで待ってるよってに!」
辻(・・先に行ってて・・わたしも後から逃げるから・・・・・約束するから・・・)
加護「けど!・・・・わかった・・約束やで? 絶対やで!?」
辻(うん・・・・・・・アイちゃんと友達になれて楽しかったよ・・・)
加護「ウチもや!・・せやから、待ってるで! また一緒にいろんな事しよや?」
辻(・・・・・・さよなら・・あいぼん)
加護「さよならて何や!? また会えるやんか!? のの? ののー!?」
安倍「加護!そんなトコで何してんの!? 早く外に逃げるべ!!」 ガシッ
加護「安倍さん離してや! のの!返事せえ! のの!のの!!」
安倍「何言ってるべ! こんなトコに居たら焼け死んじゃうべ!? さあ!!」
加護「離せ! 離せて!? 飯田さんが! ののが!!」
300 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:49 ID:Pt5WdWDI
(屋敷外)
ボガボカボガーン メラメラメラ
矢口「あともうちょっと逃げるのが遅れてたら・・・
今頃は、うちらは・・あの屋敷の中で焼かれてたね・・・」
吉澤「・・安倍さんや飯田さんたちも、ちゃんと逃げ出せてますよね?」
保田「・・・・・・・」
後藤「・・・カオリ・・何でこんなこと・・」
加護「おーい! おーーーい!!」 タタタ
保田「加護? 無事だったの!?」
矢口「なっちも居る! 良かった〜〜・・けど・・」
加護「5人だけ? 他には? 飯田さんとののは!?」
保田「・・あんたたちと一緒じゃなかったの?」
加護「・・・・やっぱし・・・2人はまだ中に!!」 ダッ
安倍「加護!ドコ行くの!? もう手遅れだべ!」 ガシッ
加護「離せ!イヤや!ウチそんなんイヤやーーーー!!」
吉澤「じゃあ飯田さんと・・辻は・・・・・・・・」
矢口「・・あの火の勢いじゃ・・・もう・・」
後藤「・・・・・カオリ・・辻・・」
加護「飯田さーん! ののーー!! 返事を!・・・・返事を・・・・・・」
矢口「・・・加護・・」
安倍「・・・・・」
加護「誰か・・誰かののの居場所わからへんのか? 飯田さんは!?」
保田「・・・・・加護の方が・・加護が一番わかるんじゃないの? 辻のことは・・」
加護「ウチが?・・・・そやな・・のの返事してくれ・・ウチ、ののがおらんと・・・」
301 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:50 ID:Pt5WdWDI
加護「・・・あかん・・なんも聞こえへん・・なんでや!?」
後藤「・・屋敷を脱出するまでは・・あんなに辻の声が聞こえてたのに・・・」
安倍「人が・・・・そんなに便利になれるわけ・・・ないべ・・・」
吉澤「・・あっ、屋敷が・・・・・」
後藤「崩れていく・・・」
ガラガラガラガラ ガシャーーーーン!!
加護「ののーー!! 飯田さーーーん!!!」
矢口「そんな!?・・・・」
安倍「・・カオリ・・・・・辻・・・・・こんなのイヤだべ!」
吉澤「・・・・まさか・・こんな事になるなんて・・・・・」
後藤「どうして・・なんで・・昨日までは・・みんなで仲良くやってきたのに・・・・」
保田「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ、石川は?・・・・・・・・・・
さっきまでそこで気絶してたのに?」
石川「・・・(モグモグ)・・・皆さん、何泣いてるんですか〜?
あたしが居なくて寂しかったんですか〜?・・・・(モグモグ)」
吉澤「何言ってんの!? こんな時に!?・・・・
飯田さんと辻が死んじゃったんだよ!?人がいっぱい死んだんだぞ!?」
石川「フン! お前もその仲間に入れてやるよ!!・・・・・どう似てる?
ヤザンのマネ? 似てたでしょ〜〜?(モグモグ)」
302 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:51 ID:Pt5WdWDI
吉澤「・・・・・・・・・(怒りに震えてる)・・・・」 パチン!
石川「イタ〜イ・・・・よっすぃーひど〜い!」
矢口「・・リカちゃん、今のは殴られても仕方ないよ・・・・で、それ何?
さっきから何1人で食べてるの? パン?」
石川「そうです、揚げパンですよ、矢口さんも食べます?
これ、ののちゃんに貰ったんです」
安倍「ええ!? 辻に!?」
保田「辻は生きてるの!? ドコに居るの!?」
石川「どこって、そこの麦畑に居ますよ〜〜
ホラ、あそこで炭化した麦を握りしめて、揚げパン食べてるじゃないですか〜」
辻「・・・ガトー・・・・(モグモグ)・・・・・揚げパンうめえ〜〜、メエ〜〜〜」
後藤「・・ホントだ・・幸せそうな顔して呑気にパン食ってる・・」
安倍「・・・・なっちの涙はいったい・・・・・」
矢口「・・あ、パン2個目を食べ出した・・・・」
保田「コラア!辻!! 何してんだ! こっち来い!!」
吉澤「・・・コイツは!・・・・・・・・・あれっ? そういや加護がいない?
さっきはあんなに泣いてたのに?」
石川「あいぼんはあそこだよ〜(モグモグ)」
加護「ヒャヒャヒャヒャヒャ!! あ〜おもろ! おもろいわ〜〜!!
のの見た? みんなのマジ泣き顔? ええ顔してたわ〜〜」
辻「わたしは真っ先に逃げ出してたのにね〜、
みんな純粋だね〜、ちゃんとビデオに撮ったよ〜」
303 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:52 ID:Pt5WdWDI
安倍「ビデオ?」
吉澤「加護・・お前まさか・・・さっきの全部・・」
加護「ウソで〜す! 演技で〜す! ウソ泣きで〜〜す!」
辻「みんなコロッと騙されて・・・もうちょっと人を疑うことを覚えた方がいいですよ〜」
保田「何言ってんのよ!! 本気で心配したんだからね!?」
後藤「おいビデオって何だよ!? なんでそんなもの撮ったんだよ!?」
辻「ビデオはビデオですよ〜、ビデオカメラ、知らないんですか〜?」
加護「まあウチらもこんなことやりたなかったんやけど、仕方ないねん、
わかってや〜」
安倍「やりたくないんだったら、やらなきゃいいべ! なっちまで騙して!」
矢口「そうよ! こんなドコにも放映できない、ドッキリみたいなビデオを
自主的に撮って!」
加護「仕方ないねん、このスレに来たときから、こうなるんは決まってたんや」
辻「問題です、このスレのタイトルは?・・・・・・はい、ボヨヨン、答えをどうぞ?」
吉澤「は?・・すれ?・・・何それ?」
保田「吉澤、スレも知らないの? ダメね〜」
矢口(・・・・2ちゃんねら〜は圭ちゃんだけだって・・)
保田「えっと、確か「ビデオ録りが止まりません」だったわよね?・・・・・・・
まさか!?・・だからか!?」
304 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:53 ID:Pt5WdWDI
辻「保田さん正解! おめでと〜う、はい、賞品の揚げパン1コ」
保田「いらねーよ!」
石川「おいしいのに〜(モグモグ)」
吉澤「黙れ! お前もいつまでパン食ってんだよ!!」
加護「まあ、そういうわけやから、わかった? 納得した?」
保田「納得できるか! こんなオチ!!・・・・・
まさか、このスレに引っ越してきたのは、このオチの為だったのか!?
こんな手間かけて・・・なんてヒマな!!」
矢口「いや、絶対適当だって・・・これ書く5分前まで、
そんなこと考えもしてなかったって・・・間違いなく!」
吉澤「・・・・・・・やってらんねえ! マジで!!」
後藤「・・ねえ、辻は無事だったのはわかったけど、カオリは?
カオリも無事なんだよね!?」
安倍「そうだべ、カオリだべ! カオリはどこ?」
加護「・・・・」
辻「・・・・・・後藤さん・・・これを」
後藤「・・この金色の「百」の字・・これは・・カオリのしてたチョーカー・・
こんなに焦げちゃって・・・・・・・」
安倍「・・カオリのチョーカーが・・燃えちゃってるってことは・・・・・」
保田「カオリも・・・・・・」
矢口「ウソだ! ウソだよね? ねえ辻? 加護? ウソって言ってよ!?」
加護「・・・・・・・飯田さんは・・・もう・・・(泣)」
辻「・・・・・・・・・・・・・・・・もう・・・・いないの・・・(泣)」
吉澤「ホントなの?・・・まさかホントに!?」
305 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:54 ID:Pt5WdWDI
石川「・・・・・・・(ジーーー)・・・・・いいわ〜、いいシーンよ〜・・・・
あっ、よっすぃー目線ちょうだ〜い!」
吉澤「・・・・・お前は何ビデオ回してるんだよ?・・・・・・おい!辻加護!!
これもウソだろ!? ウソなんだな!?」
加護「全然そんな事ないで〜〜」
辻「ひゃくぱーせんと しんじつれす まごうことなき じじつれす」
吉澤「信じられるかっ!!」
「え〜テス、テス・・ただいまマイクのテスト中・・・議会の方と、この放送を
お聴きの方には、突然の無礼をお許し頂きたい・・」
保田「カオリの声だ!!」
矢口「(議会?)・・・なんか前にも、こんな放送あったような・・・・でもドコから?」
後藤「あそこだ! 麦畑の向こうにいる!」
安倍「・・どこにあったんだべ、あんなスピーカーなんか持って?」
飯田「・・わたしはモーニング娘のリーダー、飯田カオリです・・」
306 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:55 ID:Pt5WdWDI
矢口「・・・自己紹介してるよ?」
後藤「誰にだろ?」
安倍「・・知ってるべ、何年一緒に居ると思ってんだべ?」
後藤「カオリ! 生きてたんだね!・・良かった・・」
吉澤「そうだね、飯田さんも、ようやく改心してくれたのかも・・・」
飯田「・・話の前に、もう一つ知って置いて貰いたい事があります・・・」
保田「?」
吉澤「・・謝ってくれるのかな?」
後藤「そうだ、きっとそうだよ!」
飯田「・・私はかつて、飯田カオリと呼ばれたことのある女だ!!」
安倍「・・・今でもそう呼ばれてるべ?」
矢口「・・もしかしてクワトロ? ダカールの日?」
飯田「・・今や後藤ヲタの半数が 我がノイエ・ジールの輝きによって宇宙に消えた。
この輝きこそ飯田カオリの正義の証である!」
保田「・・また演説口調が変わったわよ?」
矢口「ギレンが混じってきた・・・ダカールの演説詳しく知らないんだ、きっと・・」
安倍「だったら、言わなきゃいいのに・・」
吉澤「・・・・謝る気・・なさそうだね?」
後藤「全然ね・・」
307 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:56 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・決定的打撃を受けた親後藤派にいかほどの戦力が残っていようと
それはすでに形骸である・・あえて言おう! カスであると!!」
石川「(ジーーー)は〜い、いい感じですよ〜、名ゼリフですね〜
今度はもうちょっとオーバーアクションでお願いしま〜す」
飯田「石川、ちゃんとキレイに撮ってよ?
後で「飯田カオリ演説PV集」をDVDで出すんだからね?」
石川「わかってます、既に編集スタッフと工場は手配済みですもんね〜」
飯田「よし、じゃあ、次は・・シーン14から・・・辻加護、出番よ?」
辻「へい!(飯田さんメインのPV集じゃね〜〜)」
加護「ラジャ!(ウチらの未公開映像でもオマケに付けやな、売れへんやろな〜)」
飯田「・・それら軟弱の集団が、このア・バオア・クーを抜くことはできないと
私は断言する!! モーニング娘は、選ばれた優良種たる飯田カオリに
管理運営されて 初めて生き延びることができる!
これ以上後藤の人気に頼っては、娘そのものの存亡に関わるのだ!
事務所・世間の無能なる者共に思い知らせ、明日の未来のために
我がイイダ国国民は立たねばならんのである!!!」
辻・加護「ジーク・リーダー! ジーク・イイダ! ジーク・カオリ! 」
308 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:57 ID:Pt5WdWDI
保田「全然反省してないわね・・」
後藤「満足そうな顔しやがって!!」
安倍「・・カオリ、あんなに演説好きだったけ?・・説教はよくやってたけど・・」
矢口「PV集とか言ってるし・・もうデタラメにも程があるよ・・」
吉澤「・・結局、あの人たちは何をやりたかったんだろ?」
後藤「ガンヲタ話じゃない?」
吉澤「ああ、なるほど・・」
保田「馬鹿馬鹿しい!ああ馬鹿馬鹿しい!! 帰るよ!?カオリたちもおいで!!」
飯田「え、帰るの?
これから「宇宙要塞ア・バオア・クー」の予告を撮ろうと思ってたのに〜」
矢口「・・それは今度、うちらのいない所でやっといてよ・・・帰ろ?」
飯田「ちぇ、しょうがないか・・石川、もういいよ、ビデオ止めて」
石川「はいリーダー・・・(ピッ)・・いい画が撮れましたよ〜」
飯田「そうでしょ〜、これで全3部作が揃うわね・・タイトルは何にしようかな〜」
加護「やっぱし「亜依戦士」でしょ?」
辻「ストレートに「めぐりあい宇宙」はどうです〜?」
石川「意表をついて、「飯田の野望 カオリの系譜」もいいんじゃないですか〜?」
吉澤「・・もう付いていけない・・」
後藤「だね・・あたしは、遙か以前に物語を放棄すべきだったと思うよ!」
安倍「なっちは「逆襲のなっち」がいいと思うべ〜」
吉澤「え!・・安倍さん、話を膨らませないで下さいよ・・」
後藤「・・・いつになったら帰れるんだろ?」
309 :
いたずら:2001/05/13(日) 23:59 ID:Pt5WdWDI
飯田「・・う〜ん・・どれも捨てがたいけど、決め手に欠けるわね〜・・・・・
・・良し! 決めた!!」
辻「どれにしたんです〜?」
飯田「聞きたい?・・じゃあ教えてあげる・・タイトルは
「飯田カオリ0083 スターダスト・カオリ」に決定!! これは売れる!
ダブルミリオン確実・確定!!」
石川「すご〜い! さすがリーダー!」
7人「ぜってー売れねーよ!!」
(完)
310 :
名無し娘:2001/05/14(月) 00:03 ID:8XHtKc5Y
おぉ!リアルタイムで最後が見れるなんて!
いたずらご苦労さん、でも「シャアが来る」を知っているとは、あんた25前後の
の年だね?じゃないと解らなよこのガンヲタネタ。
でも面白かったよ、久々にガンダムのビデオ見たくなった。
また、気が向いて時間があったら書いてね、お疲れさん
311 :
いたずら:2001/05/14(月) 00:16 ID:n3Cv4dEA
>310 年はもうちょっと若いですけどね
初代ガンダムは「ヒーローは眠らない」(関西ローカルかな?)
で初めて見ました。
で、やっと終了。 読んでくれた人、どうもありがとう。
わざわざレスくれた人もありがとう。
自分は、もう、ここで話を書くことは無いと思います。
正直、ネタ切れだし、そんな環境でもないので。
今後のこのスレの行く末は、
誰かがネタを書いてくれるも良し、このまま消え去るも良し、成り行きに任せます。
あと、次の2つは、最後に付け足そうかどうか迷ったけど、
自分の感想みたいなもんなので止めました。
でもせっかく書いたので、オマケとして書いときます。
312 :
いたずら:2001/05/14(月) 00:17 ID:n3Cv4dEA
飯田「さぁ、それじゃ帰ろうか?」
後藤「やっと帰れるよ・・」
吉澤「ホントだね〜」
保田「帰りもあのバスか・・・」
矢口「気が重いね・・」
安倍「誰か「食べる飲茶楼」食べる?」
石川「ねえねえ、あいぼん」
加護「ん、なに?」
石川「今思ったんだけど、この話の主人公は誰だったの?」
辻「辻に決まってるじゃないの〜」
加護「ウチとののな? 主役は2人、2枚看板やな、たぶん」
石川「あたしも最初はそう思ってたのよ・・
けど、途中からスゴイ勢いで飯田さんが出張ってきたでしょ?」
加護「そやな・・2号機になったり、MAになったり、派手やったな」
辻「まあ、飯田さんがガトーにならなきゃ、この話は無かったからね〜」
石川「そうでしょ?・・・・で、あたしは気付いちゃったのよ・・・
とても恐ろしいけど、すごく重要なことに・・」
加護「・・なんなん?」
石川「・・いい?・・飯田さんは、一般世間にはともかく、
これを見てるような濃ゆ〜いファンの人には、あんまり人気ないのよ・・」
辻「そうだね〜、そんな気がするね〜」
石川「・・そうでしょ?・・それで、ここからが大事よ?・・飯田さんが
活躍しだしたのと時を同じくして、なぜか感想のレスが減ってきたのよ・・」
313 :
いたずら:2001/05/14(月) 00:18 ID:n3Cv4dEA
加護「・・何が言いたいん?」
石川「・・つまり・・飯田さんが話の中心になってきたのと同じ時期に、
このスレを読んでいる人が極端に減ったんだと思うのよ・・・・それはなぜか?
・・・・答えは一つ・・これを読んでる人達は、例え文章ででも、飯田さんを
認識したくないのよ! それほど飯田さんは嫌われてるのよ!
その証拠に、飯田さんが活躍するこのお話は、ごく少数の人しか読んでいない
・・・どう? あたしの推理? 当たってると思わない?」
加護「そんなことないで! 飯田さんはスゴイ人気もんや!!」
辻「そうれす! いいらさんは ひるいなき にんきものれす!!」
石川「?・・2人ともどうしたの?・・ハッ、背後に殺気!」
飯田「・・・・・・・・・・・・・・・・ふ〜ん・・石川はそんなこと考えてたんだ〜」
石川「ひいいぃぃ!! い、いつのまにぃ!?」
飯田「・・誰も読まないのは 文章がヘタだから、とか思わないの?
ダラダラとクソ長い話だから、とか思わないの? マニアックなネタばっか
詰め込んでるから、とか思わないの? ガンヲタだから、とかは夢にも
思わねーのかよっ!! ええっ!? おいっ!?」
石川「そ、その通りです! リーダーの仰るとおりです!!
あたしが間違ってました! 許して下さい!」
飯田「許してあげる・・・・・わけねーだろっ! 人のせいにするんじゃねーよ!!
沈めええぇぇぇーーーーーー!!」
バッゴォン!!
石川「はぐぅあっ!!」 ヒューー ドサッ
加護「黒い身体がキレイな放物線を描いて飛んでったな〜〜」
辻「その後を鼻血が虹を作りながら追いかけて行ったね〜〜」
飯田「赤と黒のコントラストが見事だったわね〜〜、さ、帰るわよ」
辻・加護「は〜い」
石川「・・・・そんな・・・・・あたし・・置いてけぼり・・・放置オチ?」 ガクッ
314 :
名無し娘。:2001/05/14(月) 00:47 ID:TFMeAHTA
楽しすぎるよ。ガンヲタ路線でまたどこかで書いてくれ。
315 :
はんぺら:2001/05/14(月) 01:52 ID:xuk9z6z2
面白かった。
ガンヲタ世代にはたまらんね。
これだけガンダム知ってて20代前半?
俺は初代からリアルタイムで見てた世代だよ・・。
316 :
名無し娘。:2001/05/14(月) 03:19 ID:qcXKxvmc
>>いたずらさん、お疲れ様でした。
おもしろかったです。っていうか濃すぎ。
ののがおいしかったね。
317 :
山本:2001/05/14(月) 03:47 ID:/cyWETFg
318 :
名無し娘。:2001/05/14(月) 16:52 ID:U5uVrJu2
ガンダムよくわかんないけどおもしろかったです。
お疲れ様でした。
319 :
名無し娘。:2001/05/14(月) 23:14 ID:KohGbgxo
よかったよ。いたずらさん。
飯田カオリのダカールの日最高。どっかでまた書いてくれ。
>いたずら
あなたの小説に対するその姿勢そのパワーに敬意を。。。
今まで本当にありがとぉーーーーーッ!!
またネットができる環境になったら会いたいです。。。
321 :
いたずら:2001/05/16(水) 07:27 ID:pbH5e4lk
あー、いや、ネットはできるんですが ネタがね・・・
元々ガンダムのネタの量は限られてるし、もうあんまり覚えてないんですよ。
これ書くためにビデオ見直すってのもめんどいし、
なぜかZのビデオは途中からなくなってるし・・
もし次があるなら、0080、逆シャア、F91、08MS小隊とか
見直すのに時間が掛からないヤツのネタが増えるんじゃないかな、と
ていうか、これ見てくれてた人たちは全てのガンダム作品知ってるんですか?
VとかGとかWとかXとターンエーとかまで?
322 :
HG加護:2001/05/16(水) 14:55 ID:5CRh1pW6
もちろんです。もっとも平成シリーズはGジェネが主な情報源だけど。
あ、Vはわかるっす。おかしいですよ!飯田さん
323 :
名無し娘。:2001/05/16(水) 16:05 ID:W0hEe0nw
VとかGとかWとかXとかは全然わかりません。
OVAシリーズは大丈夫だけど。
324 :
名無し娘。:2001/05/16(水) 18:00 ID:L3SEytYQ
このスレどーなるの。
いたずらはもう書かないのか?
325 :
名無し娘。:2001/05/17(木) 03:39 ID:v6sefCow
つーか初代しか知らんがそんなのと関係無くおもろいんだYO!
毎朝7:00くらいにワクワクしながらここ開くんだYO!
>いたずら
なぁーんだ、それ聞いてちょっと一安心。
ネタなんて書きたい時書いてくれればイイ(・∀・)し、
好きなモン書いてくれればイイ(・∀・)YO!
自分もガンダムはZくらいまでしか分からんかったけどすごく楽しめた!
いたずらの小説は元ネタなんか知らなくても全然楽しめるんで、
あんまり気にすることないと思うYO!
327 :
いたずら:2001/05/18(金) 07:52 ID:.jRnolYQ
皆さん質問に答えてくれてありがとうございます。
話書く気はあるんですが、しばらくは無理。1,2週間は。
あと、もしここで「書く」って断言しておいて
書けなかったら、皆さんを騙すことになるので
今は「書く」って言い切りません。
それと自分は一応、ガンダムの作品は全部見たことあると思うんですが、
よく覚えてない。 あ、でも自分もVは覚えてる。それ以降はちょっと・・
次のは少し書きかけて、話続かなかったのでボツにしたヤツ。
328 :
いたずら:2001/05/18(金) 07:53 ID:.jRnolYQ
(場面転換)
(真っ暗なステージ上)
テロップ「・・ようこそおいで下さいました・・・
今宵語りますのは、心打ちひしがれた方の事・・・
それではさっそく・・皆さんに一言ずつお願いしましょうか・・・
まずは最初の方から・・どうぞ・・・・」
パッ(安倍にスポットライト当たる)
安倍「なんで室蘭の赤い彗星が、都会もんに手を貸すんだべ?」
パッ(安倍へのライトが消えて、今度は飯田に当たる 以下同じ)
飯田「お前が見せてくれた様に、メンバー全員がメインになれるものか!!
・・その前に、人類(ヲタ)は娘の人気を食いつぶすよ!」
パッ
石川「老いたな・・リーダー・・・・・時既に遅いのだがな・・・・・」
パッ
加護「(携帯に向かって)左舷弾幕薄いぞ! 砲撃手! 何やってんの!?」
パッ
後藤「・・・あたしが・・一番・・ガンダムを・・上手く使えるんだ・・!」
329 :
名無し娘。:2001/05/18(金) 07:54 ID:.jRnolYQ
パッ
辻「何だこいつ・・馴れ馴れしくないか?(オーディション合宿時の加護に対して)」
パッ
矢口「連邦も、小型で強力なモビルスーツを開発していたか・・・」
パッ
保田「フッハハハハハハ!! 恐かろう!(顔が)」
パッ
吉澤「・・・・・・・・・ええ!?、あたしがオチ!?、こんなガンネタでのオチなんて
できませんよ!」
パサッ(カンペが吉澤の元に飛んでくる)
吉澤「・・・・・・・・(これ読むのか?、意味わかんないだけど・・・つうかこの文章、
日本語おかしいぞ!?)」
吉澤「・・・・えっと・・・・すごい!エネルギーゲインが5倍以上だ!・・・・?
(ねえ、なんの? 何が何より5倍以上なの?・・ワケわかんねえ!)」
(舞台暗転)
330 :
名無し娘。:2001/05/18(金) 17:54 ID:0ecfkuKU
噂ではハロの5倍らしいが……
331 :
名無し娘。:2001/05/19(土) 13:40 ID:FpYpGEuo
( ^▽^)< age
ガンネタいいぞ〜。
俺は初代・Z・ZZ・逆シャア・F91・OVAシリーズは分かる。
あと、MSVシリーズとかもね。
これからも期待してるYO
333 :
名無し娘。:2001/05/21(月) 07:37 ID:3t/HrPik
MSVか
334 :
名無し娘。:2001/05/21(月) 17:46 ID:.EpnRMFE
もうこのスレ死にかけてない?
335 :
いたずら:2001/05/22(火) 07:32 ID:gWRTSfY6
まだ前の話が終わって 一週間しか経ってないからね
そんなに早く書けませんよ。
最近は家庭の事情であんまり書けないし。
家族にこんなキショイの書いてるってバレたくはないから。
336 :
名無し娘。:2001/05/22(火) 15:34 ID:W/4NyI5.
次もガンヲタ物書くのか?
337 :
名無し娘。:2001/05/23(水) 00:03 ID:bY2UpUPg
安倍「ねぇ辻ちゃん。アルパアジールって何?」
辻 「なんでそんなこと聞くんれすか?」
安倍「さっきごっちんに、なっちはアルパアジールに似てるねって言われたの」
辻 「えーと、かわいいってことれすよ」
安倍「じゃあ、バウンドドッグは?」
辻 「それはきれいだねってことれす」
安倍「ふーんそっか。ありがとね」
辻 「デブは単純で楽なのれす」
338 :
名無し娘。:2001/05/25(金) 07:56 ID:ml9iAQ22
遅れをとったな・・しかし私はいつまでも君を待つ
・・・誰より君を知っているのだからな・・・ウソ
339 :
名無し娘。:2001/05/28(月) 21:37 ID:/bGcZx1I
このスレ死んだね。
・・・サヨナラ・・・
340 :
名無し娘。:2001/05/28(月) 23:15 ID:glzRpeE2
そう言って貰えると嬉しいです
341 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:47 ID:/eJBvOr6
自分で責任取って、エラーが出るまで続けようか
342 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:50 ID:/eJBvOr6
(楽屋)
保田「ねえアンタ達、こないだのアレ、あのお屋敷での「肝試し」のドッキリ、
アレを収録した「演説DVD」、あれ、そこそこ売れてるって知ってた?」
後藤「あの「スターダスト・カオリ」が!?・・あのガンヲタ臭がプンプンしてた
アレが?・・・・世の中異常だね、あんなの誰が買うんだって思ってたけど・・・」
吉澤「世の中には娘とガンダムの、
2つの十字架背負った重複ヲタが多いのかな〜?」
保田「かもしれないわね〜・・・それで、カオリがスゴイ喜んじゃっててさ〜、
また似たようなのをやろうっていろんな人に言いまくってるみたいなのよね〜」
吉澤「マジすか!? そんな企画が進んでるなんて!?」
保田「・・どうもマジみたいなのよ・・・なんか今回は、南の島を舞台にするとか
しないとか・・・あたしもハッキリしたことは知らないんだけど・・・」
後藤「もういいよ〜、
前に話終わらすのにメチャクチャ苦労したの、もう忘れたのかよ〜!」
吉澤「ホントだね! アタマ悪いね〜」
保田「・・で、今、本当のところを、矢口たちに探りに行って貰ってるのよ・・・
矢口率いる、ミニモニ改めサイクロプス隊に・・」
後藤「もうガンヲタネタかよ!?」
吉澤「保田さんノリノリじゃないですか!?」
保田「フフフフ・・作戦目的はカオリプランの奪取、もしくは破壊!
・・・頼んだわよ、シュタイナー・・・」
後藤「は〜あ〜(溜息)・・結局やることになるんだろうね〜?」
吉澤「・・だろうね〜・・・・・せめていい役ならいいけど・・・」
343 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:51 ID:/eJBvOr6
(飯田邸 近所)
矢口「・・各機へ、全機身長150p以下を維持して目標に向かう、
誰に何を言われても、自分は身長150p以下だと言い張れ!」
3人「了解!」
矢口「カオリの部屋は妄想毒電波が充満している、注意しろ。
辻、腹ごしらえもいいが、程々にしておけ」
辻「あ〜い(モグモグ)」
加護「隊長、前方に飯田ルームを発見! 敵モビルアーマーは在宅の模様!」
矢口「よし、辻加護、あんた達は予定どおりの行動を!
オイラとミカはあの中に突っ込む!」
辻・加護「ラジャ!」
ピンポ〜ン
飯田「は〜い、今、開けま〜す」
ガチャ
辻・加護「こんにちは〜」
飯田「何だ、アンタ達か〜、どうしたの? カオリに用事?」
加護「いや〜、実はウチは1日一回飯田さんの顔を見やんと、
寂して寝れやんのですよ〜」
辻「いいらさん、ののたちと くりーむぱんを かいにいくのれす」
飯田「口の周りに砂糖をいっぱい付けて、辻は何言ってんの〜
あんまり食べ過ぎると太るよ?」
344 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:51 ID:/eJBvOr6
加護「ええやないですか、行きましょうよ〜?」
辻「おねがいれす いっしょにいってくらさい
とってもおいしい ぱんやさんを みつけたのれす」
飯田「え、ホント?・・・じゃ、ちょっとだけ行こっか?」
加護「さすがリーダー! 行きましょ、行きましょ」
辻「りーだーは やさいしいのれす らいすきれす」
飯田「まあね〜、カオリはリーダーだからね〜・・・
じゃ、出て行く前に、警備システムのスイッチをオンにして・・・・行こうか?」
辻加護「は〜い」
バタン カツコツカツコツ(靴音)
矢口「・・・辻加護はうまくカオリを連れ出したね・・・ミカちゃん行くよ?」
ミカ「ラジャ!(やっとセリフ貰えた・・・)」
ガチャン
矢口「さっ、早く作戦計画書を!
オイラはキッチンを捜すから、ミカちゃんはリビングの方を・・・」
ミカ「ラジャ!(・・・このセリフばっか・・)」
ガサゴソ
ミカ「隊長、テーブルの上には見あたりません、
本棚にあるのも、全部ダミーと思われます」
矢口「了解、じゃあ次は奥の部屋を見てきて、オイラはお風呂場を捜すから」
ミカ「ラジャ」
タタタ
345 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:52 ID:/eJBvOr6
ファン!ファン!ファン!ファン!(警報)
「侵入者 発見!
敵ハ ごっぐたいぷ2機 至急シャトル(ロケット花火)発射用意」
矢口「見つかった!? セコムか!?・・え、ゴッグ?・・なっちじゃあるまいし・・」
ミカ「隊長、ヤツらシャトルを用意してました!ブツは既に積み込まれてる模様!」
矢口「ミカ! シャトルの発射を阻止しろ!
ダニエル脱退の真相を暴露する事を許可する!」
ミカ「ラジャ! 実はダニエルは・・うわあっ!?」
ダダダダダ(銃撃音)
ミカ「護衛が付いてます! ラジコンのジムがBB弾を撃ってきます!」
矢口「え?・・ザクのラジコンなら見たことあるけど・・ジム?
・・ていうかザクのラジコンもまだ発売されてないんじゃ?・・・・」
ミカ「隊長! ここから動けません!」
矢口「オイラが援護する! しばらく待て!」
ミカ「間に合いません!シャトルはカウントダウンに入ってます! 強行します!!」
矢口「待て!ミカ!」
ダダダダダダ!
ミカ「うわっ!?」
矢口「アンディ!?」
346 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:53 ID:/eJBvOr6
「・・2・・1・・発射!」
ゴゴゴゴゴ ガチャン! キィイユュゥゥゥーー(窓を破ってロケット花火発射)
ミカ「・・・わたしは・・ミカ・・です・・・アンディ・・・違います・・・・」 ガクッ
矢口「・・・アンディ?・・・・アンディィィィィィ!!」
ミカ(ミカだっつってんだろ!?・・開始5分で死ぬなんて・・何て扱いだ!!)
キィイィィン・・・・コツッ
飯田「イテッ・・・誰かカオリの部屋に進入したな〜。けど、こんなこともあろうかと、
作戦計画書はシャトルに積み込んでおいたのよ、
そいでいざというときは、カオリの元に飛んでくるように
セットしといたんだよね〜、カオリ頭いい〜!」
辻(矢口さんは、失敗したみたいだね〜)
加護(サイクロプス隊もたいしたことないな〜)
飯田「どれ、中身は無事かな〜・・(シュルシュル)・・・・」
「星の屑作戦 計画実施要項 (カオリ以外見ちゃダメ!)」
飯田「ああっ!!これ前の作戦のヤツだ!・・間違えてシャトルに積んじゃった・・」
辻(バカだね〜)
加護(アホやな〜)
347 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:53 ID:/eJBvOr6
(加護邸)
TV「キャアアアァァァァーーーーー(叫び声)」
加護「・・・・(カチャカチャ)」
辻「・・・・・・(ペラ)」
TV「ギィャァアアァァーーーーーー(断末魔の声)」
加護「・・・・(カチャカチャ)」
辻「・・・・・・(パラ)」
加護「いやあ〜、やっぱし「影牢」はええゲームやな〜、この叫び声、
このサウンドテスト、言うこと無しやな、なあ、のの?」
辻「・・(パラ)・・なんで今頃、そんな古いPSのゲームなんてやってんの〜?」
加護「リカちゃんに貸して貰ってん、このゲームやるとスッとするから、言うて」
辻「スッとする?、そんな侵入者を罠にはめて虐殺してよくやったって
誉められるゲームが? リカちゃんも暗いね〜」
加護「きっと敵を、嫌いなメンバーに見立てて殺して喜んでんねやで、
ギロチンで死ね後藤!とか、電気椅子で感電して死ね保田!とか」
辻「あ〜目に浮かぶね〜、その内、ゲームと現実がごちゃ混ぜになって、
溶岩花ビンとか大タライを楽屋のドアに仕掛けるようになるかもね〜」
加護「そう遠い話とちゃうな〜、で、ののはさっきから何で静かやったん?」
辻「・・・・・・(ペラ)」
348 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:54 ID:/eJBvOr6
加護「ちょ、黙って雑誌読むん止めてや、Wコウジの楽屋と違うんやから・・」
辻「・・・・・・これからあんまり喋らないようにするんだ〜・・」
加護「?・・何で?・・ちょっと前の、口を開けばサブイことばっかし言うてた
リカちゃんみたいに、トーク禁止令でも貰たん?」
辻「ううん・・
けど、最初からいろいろ喋ると、後で辻褄合わせるのに苦労するからね〜」
加護「・・前の話の事?・・飯田さんに金色のチョーカー(百式)着けたのに、
その前振りが全然生かせやんかったこと気にしてるん?」
辻「ちょっとだけね・・まあわたしが悪いんじゃないけど・・」
加護「そやで、もう終わったことなんやし、気にしてもしゃあないで?
・・自分で自身で「つまらん」とか「おもろない」って言うんは
誰も聞きたないんやから・・そんな暇あったら話進めたらええねや・・
それより次は何するんやろな〜?」
辻「さあね〜、上のオープニングじゃ、南の島がどうのこうのって言ってたけど・・」
加護「ウチらサイクロプス隊や、って言われてもな〜」
辻「ねえ〜、ミカちゃんはすぐ死んじゃうし、矢口さんがリーダーだし〜」
加護「メンツが悪いよな〜・・・・けど、アレがこのまま続くとすると、
ミカちゃんの代わりの補充メンバーが来るんかな?」
辻「そうだね・・誰が来るんだろ?・・身長でいうと・・安倍さんかな?」
加護「いや、元の話通りやと、補充兵は新米のハズやろ?、だから・・・」
辻「よっすぃーかリカちゃんのどっちかか〜・・・・とすると・・・」
加護「・・リカちゃんやな」
辻「リカちゃんだね・・・・ヘタレだから」
349 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:57 ID:/eJBvOr6
(楽屋)
保田「ご苦労だったわね、矢口」
矢口「いや〜、まさかカオリの部屋に、あんな警備システムがあるなんて
思わなかったよ〜・・・で、手に入れたのは、これだけなんだ・・・」
パサッ
保田「・・・半分焼けてるわね?」
矢口「しょうがないよ、
それ手に入れたミカちゃんは、ジムの攻撃喰らって燃えたんだから」
保田「(えっ、焼死!?)・・・じゃ見せて貰うわよ・・・・えっと・・・
「K・Dの島」を舞台にする・・・・2人一組で行動・・・
目的地に早く着いたチームの勝ち・・・・お互いの妨害OK・・殺人NG・・
・・パートナーチェンジもあり?・・・賞品は超豪華・・・賞品は・・・・・・
・・・後は焦げてて読めないわね・・」
矢口「気になるのは「2人一組で行動」ってトコだね?」
保田「・・・・・島の名前とか、賞品とか、殺人NGとかは気にならないの?」
矢口「だって賞品はいつも、つまんないもんばっかじゃん、今更期待してないよ。
それに島の名前はアレだよ、「K・D」でしょ? アレしかないじゃん」
保田「えっ、わからない・・・何の略なの?」
矢口「K・D=ククルス・ドアン・・・の島」
保田「ただのサブタイトルじゃん! そんな島ドコにあんのよ!?」
矢口「インドシナ辺りかな〜」
保田「・・・マジ?」
350 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:57 ID:/eJBvOr6
矢口「ま、そんなことより2人一組だよ、
自分のパートナーってどうやって決めるのかな〜?」
保田「そうね、自分の好きな人どうしとかクジとかかな?
けどそれよりも、誰とチームを組むかの方が大事よ・・・」
矢口「うん、頼りになるメンバーと組めればいいけど、ハズレを押しつけられたり
したら・・」
保田「ハズレ? 具体的には?」
カチャ
安倍「あれ、2人だけ? そんな隅っこで何やってんだべ?」
石川「睨めっこですか〜?」
351 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:58 ID:/eJBvOr6
矢口「・・・・具体的には・・・・」
保田「もういい、言わなくていい!・・・・わかったから・・・」
安倍「何がわかったんだべ?」
石川「安倍さん、それより続き教えて下さいよ〜、
「子供の棺」はドコにあるんですか〜?」
矢口「子供の棺?・・何の話?」
石川「スゥイートホームですよ、あのカプコンから出てた名作の」
矢口「・・あの皇居より広い廃屋を駆けずり回されるホラーゲーム?」
保田「・・・・ファミコンの? よく980円で投げ売りしてた?」
安倍「アレ結構おもしろいのにね〜」
石川「あたし最近ホラーゲームにハマってるんですよ〜、
こないだまでは「ゾンビハンター」やってたんですけどね〜」
矢口「・・・・(古っ! ハイスコアだったっけ?)」
保田(だから21世紀にもなって、なんで16の小娘がファミコンなのよ?)
石川「あ、それで安倍さん、子供の棺はドコにあるんですか?」
安倍「うん、まずは心の力をね・・・・・」
保田「(2人で言ってろ!)・・・行こう、矢口」
矢口「うん・・」
352 :
名無し娘。:2001/05/29(火) 23:59 ID:/eJBvOr6
(後藤邸)
TV「・・・・・・・・・・ファイナルアンサー?」
ユウキ「・・・・ケッ、どーせCM挟むんだろ〜、さっさと答え言えよな・・・」
ガチャン
後藤「ただいま〜」
ユウキ「あ、姉ちゃんお帰り」
後藤「あっ、てめっ、なに60過ぎた婆に臆面もなく「お嬢さん」って呼びかける
脂ぎったクソ爺が司会のクイズ番組なんて見てるんだよ!?」 ボコッ
ユウキ「痛っ!帰って2分も経たない内にオレを殴んないでよ!」
後藤「木曜夜7時半は「チンプイ」って決まってんでしょ!?」
ユウキ「そんなの、もう何年も前に終わったって!・・・・だいたいそんな
藤子・F・不二雄末期のアニメなんて誰が知ってるんだよ・・」
後藤「うっせえ! チンプイはネズミなんだよ! 科法が使えるんだよ!」
ユウキ「・・・そだね、チンプイ2001とか始まるといいね〜」
後藤「適当に返事すんな! テレ朝に、放送再開希望のハガキを
毎日50枚送ってから、そういうセリフを言え!」 ボコッ
ユウキ「痛! もう止めてくれよ! ゆっくりテレビ見させてくれよ!」
後藤「・・で、なんでユウキは1人お家で呑気してんのよ?新曲出したんでしょ?
あの躁鬱病を促進させるような? こんなトコに居ていいの?」
ユウキ「ああ、大丈夫大丈夫、今EEJUMPは活動休止中だから」
後藤「なんで? 売れないから? もう撤収?」
ユウキ「・・・それもあるけど、今、ソニンが怪我して入院してるんだ。
オレ1人じゃ番組には出れないし・・・それで引きこもりしてるわけ」
後藤「ふーん・・ソニンはなんで怪我したの?」
353 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 00:00 ID:6f25q6is
ユウキ「バク宙失敗。前歯上下3本と鼻を折って全治1ヶ月」
後藤「・・・あり得ない話じゃないわね・・・アクロバティックな動きに頼るから・・
歌で勝負してりゃよかったのに・・・・あたしらみたいに、ねえ?」
ユウキ「・・そうだね・・・
(極端にヘソを出した衣装止めてから、そういう事言えよ!?)」 ボコッ
後藤「じゃ、姉ちゃんは風呂入ってくるからね、風呂上がりの冷たい飲み物でも
用意してなさい、ユウキ、返事は?」
ユウキ「・・はい・・(すげー久々に心読まれた・・なんでだ?・・・そういやオレんち、
この前までテント生活だったような・・いつから普通の家に戻ったんだ?)」
ボコッ!
後藤「つまんないことに気付いたわね・・・黙ってりゃいいのよ・・・どうせそんな
古いこと、誰も覚えてないんだから・・・わかった・・オルバ?」
ユウキ「?・・おるば?・・何それ?」
後藤「違う!あたしのことはシャギア兄さん・・・もとい、姉さんって呼べ!いい?」
ユウキ「・・はい、姉さん・・(ガンダムXか?また微妙な・・リサーチ結果じゃ、
平成ガンダムシリーズは1人しか知らないって言ってたのに・・・・
何のためのリサーチだったんだよ!?)」
ボゴッ!
後藤「・・客に媚びてちゃ、話は進まないのよ・・・私の愛馬は凶暴だからな・・
さっ、お風呂入ろっと」
タタタ
ユウキ「・・(Xはあまりに低視聴率だったんで放送時間変更されたあげく、
結局打ち切られたんだよ・・姉ちゃん、それ知ってんのか?)」
後藤「百も承知よ!」 ヒュルヒュルヒュル カコーン!
ユウキ「はがっ!・・練乳瓶がオレの頭にストライクッ・・・・・・・」 ガクッ
後藤「黙ってかき氷にそれでもかけてな!・・・さっ、お風呂お風呂っと・・・・・」
354 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 00:04 ID:6f25q6is
(電車内)
ガタンゴトン ガタンゴトン
吉澤「・・・・・・・・・・・(うたた寝中)」
?「起きなさい吉澤、次アンタの降りる駅よ?」 ユサユサ
吉澤「・・・・・・・ぅ・・ん・・あ、ホントだ・・・
は、誰だか知りませんがありがとうございます・・・」
?「いいのよ、気にしなくても」
吉澤「え!!・・・(なんだこの人!?、お面・・いや、仮面か?
ヤケに顎のとがった仮面だけど・・なんでこんなの被ってるんだ!?
・・・・・ていうか)・・飯田さん?」
?「・・違うわよ、カ・・あたしは飯田なんて人じゃないわよ」
吉澤「はあ・・(今カオリって言いかけたじゃん!)・・で、飯田さんは
何でそんな仮面被ってるんですか?・・罰ゲーム?」
?「違うわよ!・・この仮面は、今までの自分を捨て去るために必要なもの・・
そして、あたしは誓ったの!・・目的を達成するまでは、この仮面を
二度と外さないと・・・・それと、あたしは飯田カオリなんかじゃないってば」
吉澤「そうですか〜・・・(ワケわかんないこと言ってるし、周りの乗客はチラチラ
こっち見てるし・・恥ずかしいな〜、あたし、こんな変な人と知り合いだと
思われてるんだろうな〜、早く駅に着かないかな〜)」
?「そうそう、自己紹介を忘れてたわね・・あたしのことは鉄仮面って呼んで頂戴」
吉澤「てっかめん?・・(F91か?、うわ〜、あんな人気無い映画の悪キャラを
好き好んで語るなんて・・ネタ切れも深刻だな〜)」
仮面「で、あたしは吉澤に話があってここに来たのよ・・その話ってのはね・・・」
吉澤(ヤバイ! クロスボーンバンガードに引き込まれる!?)
355 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 00:05 ID:6f25q6is
キイィィ ガチャン!
吉澤「あっ! 電車、駅に着いた! あたしここで降りなきゃ!
話はまた今度聞きますね!? じゃ飯田さんお疲れさまで〜す!!」
ダダダダ
仮面「あっ、ちょ、吉澤!?・・・・逃げたか・・・しかし、もう決定してんのよ
あたしのパートナーが「吉澤ひとみ」だっていうことは・・・フフフ」
吉澤「あ〜ヤバかった・・ホント飯田さんて何考えてるかわかんないよ〜
あんなゲテモノな仮面被って、よく人前に出れるな〜・・・正体バレバレだし・・」
(吉澤邸)
カチャ
吉澤「ただいま〜」
吉母「お帰り、ひとみ、あ、アンタの友達が来てるわよ、アンタの部屋に上がって
待って貰ってるから」
吉澤「え?、うん・・誰だろ?」
タタタ カチャ
356 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 00:06 ID:6f25q6is
吉澤「ごめんね待たせちゃって〜」
仮面「ううん、今来たトコ〜」
吉澤「はあっ!? 飯田さん!? 何でココに居るんですか!?」
仮面「飯田?誰それ? あたしは鉄仮面よ?」
吉澤「何であたしより先に家に着いてるんですか?・・・あたしが電車降りたとき、
飯田さんは確かまだ、電車に乗ってたハズなのに・・」
仮面「・・それがカオ・・鉄仮面の力ってことよ・・・吉澤、これからアンタだけに
重大な秘密をバラすけど、他の誰にも言っちゃダメよ?」
吉澤「秘密?・・わかりました・・」
仮面「よし・・・(カチャカチャ)・・じゃーん!謎の人物、鉄仮面の正体は、実は
モーニング娘のリーダー、飯田カオリその人でしたーーー!!」
吉澤(一目見たときから知ってるよ!!・・・・・けど、ここは驚いてあげた方が
いいのかな? 変に機嫌を損ねて、また打倒プッチモニ、後藤粛正!、
とか言い出されたら困るし・・)
飯田「・・驚いて声も出ないようね・・
無理もないわ、我ながら完璧な変装だったから」
吉澤「そっすね〜(呆れてるんだよ!)・・・で、飯田さんは、なんでそんな
変装をしてたんです? あっ、「欽ちゃんの仮装大賞」に出るんですか?」
飯田「誰があんな落ち目まっしぐらな番組に!・・・カオリが変装してた事、そして
吉澤に秘密を打ち明けた事にはちゃんとワケがあるのよ・・聞きたい?」
吉澤「いや、あんまり・・・・」
飯田「聞いてくれるまで帰らないわよ?」
吉澤「是非聞きたいです! 教えて下さい!」
357 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 00:07 ID:6f25q6is
飯田「しょうがないな〜、じゃ特別に教えてあげる・・
・・実はね、今、前の肝試し企画の第二段が進んでるのよ」
吉澤(保田さんが言ってたヤツだな・・噂は本当だったのか・・)
飯田「で、今度は小さな無人島を借り切って、そこでオリエンテーリングみたいな
事をやる予定なの、2人一組でチームになってね」
吉澤「・・2人一組?・・・まさか飯田さんのあたしへの話っていうのは!?」
飯田「フフフ、御名答〜・・吉澤にはカオリの相棒になって貰いたいのよ〜」
吉澤「ええっ!・・でも何であたしなんです?・・・・ユニットも違うし・・・
正直そんな仲良くもないし・・・飯田さんには、リカちゃんとか矢口さんとか
安倍さんとか辻加護の方がピッタリはまるんじゃ・・・?」
飯田「まあ、普段の様子から見れば、そう思うでしょうね・・けど、今回のコンセプトは
、「普段あまり見られないコンビでゲームをやってみる」なのよ・・
だから、カオリは吉澤をパートナーに選んだわけ・・わかった?」
吉澤「少しは・・けど、それなら何もあたしでなくても、ごっちんや保田さんでも
良かったんじゃ?」
飯田「・・・人には恥ずかしさを感じる心というものがあるのよ・・・それに、カオリが
アンタを選んだのには理由があるのよ・・今は言えないけど・・」
358 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 00:08 ID:6f25q6is
吉澤「・・でも、あたしと飯田さんじゃ会話が続かない気がするんですけど?
こんな状況説明文ゼロな上、会話だけで進行する物語モドキなんかで
2人っきりにされた日には、ずーっと「・・・・・」が続く最悪な事態に・・・」
飯田「ごちゃごちゃうるさいわね?・・
アンタ何だかんだ言って、ホントはカオリと組むのがイヤなんでしょ!?」
吉澤「!・・そんな事無いですよ・・・ただ、あたしは今後の展開を心配して・・・」
飯田「それはアンタが心配する事じゃないわよ!・・・これ以上文句言うなら、
カオリと組むのはヤメにして、なっちと組ますわよ?」
吉澤(あっ、そっちの方がまだマシかも・・・・・)
飯田「フフッ、そしたら面白いことになるわね?・・画面狭しと並ぶ
ふくよかな2人組を見て、口さがない人々は何て言うかしら?
・・・・十中八九こう言うでしょうね・・・・「デブモニ。」と!!」
吉澤「ハッ!・・そう言えば最近安倍さんスリムになってきてるような・・・・・
今のあたしの体型で、チョバムアーマーを脱ぎ捨てつつある
安倍さんの隣に並ぶのはマズイ!!
おデブちゃんキャラを安倍さんからバトンタッチされてしまう!」
飯田「わかったようね?・・なら、カオリと2人で「デカモニ」としてやっていく方が・・・」
吉澤「賢明だと・・・・・わかりましたリーダー、宜しくお願いします」
飯田「うむ・・・じゃ、詳しいことはまた後で・・・・・」
359 :
名無し娘。 :2001/05/30(水) 10:31 ID:ZetSxxn.
360 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 10:33 ID:JhL.U1Cw
祝!復活。がんがれ。
361 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 11:27 ID:VgdedsPE
俺はASAYANのシャ乱Qオーディション始まった時からビデオ録ってるからなぁ・・・。
362 :
なない:2001/05/30(水) 11:32 ID:2w6BDc92
363 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 22:30 ID:TSiSlo7k
鉄仮面の副官はたしか裏切られて殺されるんだヨナ?
吉澤あわれ
364 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:14 ID:6f25q6is
(ミニモニ楽屋)
矢口「・・・・(ヌリヌリ)」 (メイク中)
加護「・・・矢口さんのメイク術はいつ見てもスゴイな〜」
辻「メイクって言うより、メス入れたみたいに変わるからね〜」
加護「これで、デパートとかで化粧品の実演販売やったら売れるで〜」
辻「ホントだね〜、半端じゃないもんね〜、
わたしたちの声も耳に入らないくらい、左官工事やってるし〜」
矢口「・・・・(ペタペタ)」
加護「コテ使いうまそうやな〜、手首がポイントかな〜」
辻「これなら、いつ脱退しても、タイル職人としてやってけるね〜」
矢口「・・・・(ペシペシ)」
加護「そや、前に言ってたアレ、
南の島で何かやるっちゅう話、アレ本決まりみたいやで?」
辻「ああ、2人一組でゲームってヤツね〜、
アレ、普段仲良しな人とは組んじゃいけないんだってね〜?」
加護「そうらしな、せやからウチとのののコンビはあかんねん、残念やけど・・・」
辻「ね〜、どうせ事務所的には、滅多に見れない組み合わせを実現させて、
ヲタさん達に、誰と誰が仲いいとか悪いとか盛り上がらせて
また儲けようって魂胆なんだろうけど・・」
365 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:15 ID:6f25q6is
加護「な〜、またDVD出すつもりやで、絶対。 前の肝試しで味しめたみたいやし」
辻「前の肝試しのDVDって、一般販売はされてないんでしょ〜?
ファンクラブとコンサート会場での、限定販売だったよね〜?」
加護「うん、数はそんなに出てないみたいなんやけど、内容が内容やから、
なんかカルトアイテムとして話題にはなってるらしいわ」
辻「そうだね〜、アレはTVじゃ放映できないだろうしね〜、
「殺す」とか「必要ない」とか そんなセリフばっかりだったもんね〜」
加護「あと飯田さんと安倍さんは、演技やのうて、マジで殺す勢いやったからな〜」
矢口「半分はアンタ達が仕組んだくせに・・・」
辻「あっ矢口さん、変身完了ですか〜?」
加護「30分前とは別人ですね〜、なんか日に日にメイク時間が短なってません?」
矢口「オイラだっていつまでもダラダラしてないってことだよ・・・
そう・・もうツッコミ役は懲り懲りなんだ! 今度の話の主役は、この矢口!
矢口マリが貰った!!」
辻「・・矢口さん、何かあったんですか〜?」
加護「人にはそれぞれ役割っちゅうもんが・・・」
矢口「うるさい! もういい人役はヤなの! これから矢口は地を出してくよ・・・
底意地の悪い独居老人のような矢口の本性を見してやる〜!!」
辻(・・アイちゃん、矢口さん気付いちゃったみたいだね?悪役の方が目立つことに)
加護(・・せやな・・けど、このままやと悪人だらけの話になってまうな〜)
366 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:16 ID:6f25q6is
カチャ
石川「石川リカ、入ります!」
矢口・辻・加護「・・・・・・・・・・」
石川「・・・・あの〜」
辻・加護「・・・・・・・」
矢口「・・・・どうした、そこに座れ」
石川「は、はい!」 ガタン
辻「・・・・・・(この展開は・・)」
加護「・・・・(サイクロプス隊やな・・)」
矢口「よし・・ほらっ」 ヒュッ
石川「あっ、(パシッ)・・・・ミニモちゃん?・・のバッジ?」
矢口「本日より君は我が部隊に編入された、隣に居る黒目がガルシ・・加護。
向こうの八重歯がミハイ・・・辻だ。 オイラが隊長のシュタイ・・矢口だ」
石川「はあ・・・知ってますけど・・(何で3人とも、わざわざ名前
間違いかけるのかしら? お約束とはいえ、ムリヤリすぎるわ〜)」
加護「「はあ?」だ〜」
矢口「・・言葉が不明瞭だな・・ハッキリしないヤツは死ぬぞ?」
石川「はあ・・(いまいち役柄が飲み込めないな〜)」
矢口「・・じゃあ、今回の作戦を説明する・・今回の任務は、ククルス・ドアンの島で
行われるゲームでオイラ、つまり矢口マリに勝利をもたらすことだ」
石川「へ?・・そんなのイヤですよ〜、あたし自分が勝ちたいですもん」
矢口「別に協力してくんなくてもいいよ〜
・・・けどその場合、矢口が優勝した時には、リカちゃんに脱退して貰うよ〜?」
石川「えっ!?・・冗談ですよね? 矢口さんにそんな権限ありませんよね?」
辻・加護「・・・・・」
367 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:16 ID:6f25q6is
石川「・・どうして2人とも黙ってるの?」
矢口「・・2人は知ってんだよ、今、娘を実質的に仕切っているのは誰かって事を・・」
石川「矢口さん・・何でそんな悪〜い顔するんですか〜?」
矢口「これがオイラの地顔だよ・・裕子が辞めて、表向きは、飯田・保田の
リーダー・サブリーダー体制になったけど、ホントにメンバーを把握してるのは
この矢口なんだ!」
石川「・・・・・(普段、あんまりいい人そうに見えない矢口さんが、より一層、
受刑者みたいな顔つきに!!)」
矢口「・・矢口がいなきゃ、娘はとっくの昔に崩壊してたよ・・
矢口が潤滑油の役割を果たしてきたから、ここまでやってこれたんだ・・・・
なのに、カオリや圭ちゃんがリーダー、サブリーダーになって、
矢口には何の権力も与えられなかった! これでいいのか!?
いいや良くない!!」
加護(・・・なぜに反語的表現を?)
辻(矢口さん、今まで小太りなお腹の中に、権力志向を隠してたんだな〜)
矢口「建前のリーダーなんて必要ないんだ・・リーダーの座は、実際に娘を
掌握してる人物、つまりこの矢口にこそ相応しい!・・そうは思わない?」
石川「ええ、まあ・・(なんか飯田さんみたいな事言ってる〜)」
矢口「と言うわけで、みんなには矢口のチームが勝つようにアシストして
貰いたいんだ、お願いしていい? もちろん、事が成功した暁には、
それ相応の待遇をさせて貰うつもりだけど?」
辻「例えばどんな〜?」
矢口「・・辻には、番組の賞品として用意された食べ物を、優先的に食べさせて
あげる・・当然、残った食べ物も全部辻のもの・・・」
辻「ほ〜う・・・」
368 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:17 ID:6f25q6is
矢口「加護には、ラジオやテレビのトークのとき、矢口が必ず加護の事を
話題にしてあげる・・もちろん好感度アップな、「萌え〜」な話題をね・・・・
あと、当然、物真似ネタも振ってあげるよ・・・」
加護「ほ〜〜・・・」
石川「あたしには? ねえ矢口さん、あたしには、どんなのですか?」
矢口「・・リカちゃんには・・・・よっすぃーをあげる・・・」
石川「ええ!ホントにくれるんですか!?」
矢口「うん、何でも好きにしていいよ、持ってけドロボー!」
石川「やったーー! 矢口さん、あたし頑張ります!」
矢口「頼りにしてるよ〜」
加護(リカちゃん、アホやな? 本人いないトコでそんな約束したって・・なあ?)
辻(無効だよ、無効・・・よっすぃーが納得するわけないじゃんね〜)
石川「ところで矢口さん、チーム分けはどうやってやるんですか?
あたしたちの好きにできるんですか?」
加護「そうや、それを教えて下さいよ〜」
矢口「うん、矢口がカオリの部屋で入手した作戦計画書によると、
もう既に組み合わせが決められてるチームと、ホントにクジで決める
チームがあるみたいなんだ」
辻「・・既に決まってるのは誰と誰なんです〜?」
矢口「ハッキリとは書かれてないけど、企画のコンセプトが
「普段あまり見られないコンビでゲームをやってみる」 らしいから、
このIとYってのはカオリとよっすぃーの事だと思うよ」
加護「・・確かにあんまし見やんコンビやけど、Yっていうんは保田さんかも
しれませんよ? 飯田さんと保田さんかも?」
矢口「あっ、そうかもしれないね〜、華の無いコンビだね〜・・
で、他に決まってるのはGとG2だけで、後はクジ引きで決めるみたいなんだ」
369 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:17 ID:6f25q6is
辻「G2っていうのは、わたしのことかな〜?」
石川「Gはごっちんで間違いないよね?」
加護「・・・けど、なんかおかしない? ウチら9人しかいないから、
2人一組で組んでいったら1人余ってまうやん、どうすんのやろ?」
矢口「そうなんだよ、この計画書にも何にも書いてないし・・・・・
2・2・2・3でやんのかな?」
辻「・・・ところで矢口さん、その計画書焦げてませんね〜?
保田さんに見せてたのは、半分燃えてたんじゃありませんでしたっけ〜?」
矢口「フフフ・・この矢口自ら危ない橋を渡って手に入れた秘密書類を、
楽屋でふんぞり返ってただけの圭ちゃんなんかに見せると思う?
・・・圭ちゃんに見せたのは、中途半端なダミーの作戦計画書だよ!」
石川「さすが矢口さん! 石川尊敬しちゃいます!」
加護(このチビ黒サンボも わりかし汚いな〜)
辻(リカちゃんはさっそく おべっか使ってるし〜)
矢口「とにかく、どんなチーム分けになるかはクジ運次第・・・・
けど、どんなチームになったとしても、矢口チームへのアシスト宜しくね?」
石川「具体的にはどうすればいいんですか〜?」
矢口「ま、矢口以外のメンバーとチームになった場合、そのパートナーの足を
引っ張ってくれりゃいいよ・・・・例えば闇討ちしたりしてね・・・フフッ」
石川「わかりました〜」
370 :
名無し娘。:2001/05/30(水) 23:18 ID:6f25q6is
矢口「それとこの計画は、うちらサイクロプス隊以外には内緒だよ。
うちらが裏で手を組んでるってことは誰にも知られちゃいけない・・だから、
もしチームがバラバラになった場合に、島でお互いが遭遇した時は、裏では
味方同士とはいえ、表向きのパートナーにバレないために攻撃するかも
しれないからね? それだけは覚悟しといてね?」
辻・加護「ラジャ!」
石川「え〜、仲間なのに?、それじゃ味方にヤられちゃうかもしれませんよ〜?」
矢口「味方の弾にヤられるようなマヌケは、オイラの部隊には必要ない!」
石川「・・・・(スキが有ったら後ろから撃ってやろうかしら〜)」
加護「あ、矢口さん、その計画書は本物なんですよね?
せやったら優勝賞品も書いてるんでしょ? 賞品は何なんです?」
矢口「え、や、それは書いてなかった・・・まだ決まってないんじゃないかな・・・」
加護「ふ〜〜ん・・・・」
辻「・・・なんか動揺してません〜?」
矢口「そんな事無いよ! 何言ってんの、辻ちゃんは!」
加護「ま、ええですけどね〜、いずれわかることやし」
矢口「何か含みを持たせた言い方するね? 何にも隠してないってば!
それより頼むよ? オイラの優勝への援護?」
3人「はーい」
矢口「では最後に決めゼリフを・・・この作戦のコードネームは「ルビコン計画」
本日00:00より発動、各自、準備を怠るな!」
3人「ラジャ!」
371 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 00:40 ID:dgKxUAVQ
アレックスは出てくるのか? sage
372 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 06:13 ID:bkgaW53I
(安倍邸)
TV「 ドーーーーン!!! 」
「うわああああ〜〜〜〜〜」
安倍「・・・この世は老いも若きも、心の寂しい人ばかり・・
そんな皆さんの、心の隙間をお埋めして差し上げます・・・
いいえ、お金は一銭も頂きません・・
お客様が満足されれば、それが何よりの報酬です・・・
さて、今日のお客様は・・・オッーーホッホッホッ!」
保田「・・・・・・なっち、1人で何やってんの?・・笑うせえるすまん?」
安倍「ほわっ!?圭ちゃん!?何時の間に!?」
保田「・・いや、何度チャイム押しても返事が無かったから・・・悪いとは思ったけど
約束の時間だったし、ドアも開いてたし・・・・」
安倍「・・そっか、もうそんな時間だったんだ・・・あ、座って・・・」
保田「う、うん」
安倍「・・・・・・」
保田「・・・・(見てはいけないものを見てしまった・・・この沈黙・・気まずい・・)」
安倍「・・・ごめんね、せっかくの休みなのに、わざわざ呼び出して・・・」
保田「ううん、いいよ、暇だったし・・・・
けど珍しいね? なっちがあたしと2人で会うなんて?」
安倍「・・・・・・」
保田「・・・・(また黙っちゃった・・なんかマズイ事言っちゃったかな〜?)」
安倍「・・圭ちゃん・・なっち相談があるんだべ・・」
保田「相談? 何でも言ってよ、あたしにできることならなんでもするよ?」
373 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 06:14 ID:bkgaW53I
安倍「うん・・・けど、その前に・・・・・」
保田「その前に?」
安倍「・・なっちが大昔の「ぎみあぶれいく」のビデオ見ながら、ビシッと黒いスーツ
まで着込んで、喪黒福造のマネしてた事、誰にも言わないでいてくれる?」
保田「う、うん!もちろん言わないわよ・・(やっぱり気にしてたのか・・)」
安倍「良かった!ありがと!」
保田「・・・それより、相談って?」
安倍「・・あ、この前はゴメンね? 丸坊主にしてやる とかなんとか言って・・」
保田「いいよ、全然気にしてないから。 それより相談って何?」
安倍「うん・・・・・・圭ちゃん・・・・なっち・・太ってると思う?」
保田「(一目瞭然じゃん!!)・・・いや、そりゃ、まあ、昔よりは・・・・」
安倍「・・・やっぱりデブなんだべ・・・・」
保田「や、けど、最近はまたスリムになったわよ!絶対!! ちょっと前に比べりゃ
雲泥の差よ!? ちょっと前はそりゃもう見るもむざ・・・・・」
安倍「見るもむざ・・・・何だべ?、その後に続く言葉は?・・見るも無惨だべ!?
・・・・・・圭ちゃんはそんな風になっちのことを・・・・・」
保田「いや!でもそれは昔の話よ! 最近は、なっちは痩せてグラマラスになって
キレイになったって2ちゃんねるでも評判に!!」
安倍「え、ホント!? あの負け犬の巣窟2ちゃんねるで?」
保田「・・・・まあね・・・(ヒドイ言われようだな〜・・あたし結構見てるんだけど・・)」
安倍「そっか〜、ドコの放送局か知らないけど、分かる人は分かってんだべ!
なっちの可愛らしさが永遠に不滅だって事を!!」
保田「・・・まあ、分かる人だけね・・・」
374 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 06:15 ID:bkgaW53I
安倍「やっぱりね〜、で、相談っていうのはね、
なっちはなっちのデブキャラと食いしん坊キャラを、他の人に譲り渡そうと
思ってるんだべ」
保田「・・誰になすりつけるの?」
安倍「うんっとね、デブキャラはよっすぃーにあげて、食いしん坊キャラは
辻にあげるつもりだべ」
保田「2人が拒否したら? ていうか断固拒否すると思うけど?」
安倍「だから圭ちゃんに相談してるんだべ〜、なんかいい方法ない?」
保田「う〜〜ん、そんな虫のいい話あるかな〜・・・・デブキャラとか貰っても
少しもプラスにならないからね・・無理じゃない?」
安倍「頼りにならないべ! 何のために相談したんだべ!?」
保田「無理よ、無理・・・まあ、なっちが昔のように痩せて、食いしん坊な面を
出さないようにしてれば、テレビ見てる人達は自然と、
「あれ、なっちとよっすぃーが並んでるの見たら、
なっちよりもよっすぃーの方が遙かに太ってんじゃん!」
とか思うようには、なるかもしれないけど・・・」
安倍「それだべ圭ちゃん! そのアイデアいい! 相談したかいがあったべ〜」
保田「え? そんな地道な努力を?」
安倍「一度身体に染み着いた、忌むべきキャラを葬り去れるなら、
なっちは努力を惜しまないべ! さっそく明日から、カメラが回ってるときは
いつもよっすぃーの隣に立つようにするべ!
あと番組で食べ物が出てきた時は辻の隣に座って、物欲しそうな顔の辻を、
「何この子?そんな真顔しちゃって・・・育ちがバレるわよ?」って感じに
冷ややかに眺めてやるべ!」
保田「・・・あんまりいい方法じゃないんじゃない?」
375 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 06:16 ID:bkgaW53I
安倍「フフフ・・・・なっちからデブキャラと食いしん坊キャラを消し去れば、なっちに
残るは「不死身!」 「不老不死!」 「スタンドパワー!」の3つのみ!」
保田「は?・・・・それはDIOでしょ?」
安倍「訂正・・なっちに残るは「人気!」 「歌唱力!」 「可愛らしさ!」のみ!!・・・
この3つを使って、支配してやるぞ、取るに足らない人類(ヲタ)ども!!」
保田「なっち大丈夫? アタマ打った?」
安倍「愚かな他メンヲタよ! 偉大なるなっちの足下にひれ伏すがいい!!
ハハハハハ!! 最高にハイってヤツだべさっ!!」
保田「・・・しっかりしてよっっと!」 パシッ
安倍「ハッ!・・なっちは何を?・・・まさか知らない間に肉の芽を植えられて!?
ひょっとして、なっちが太ったのも肉の芽のせいでは!?」
保田「いや、それは自前の肉襦袢を着込んでるからよ・・・・・・
あ、もう用は済んだ? 帰っていい?」
安倍「うん、ご苦労ノリス・・アプサラス完成の暁には、ノリスにも存分に働いて
貰うことになるべさ、それまでは身体を大事にするべ」
保田「・・のりす?(何だ?いきなり08小隊ネタ?)・・なんであたしがノリス?
あのパイナップル頭とあたし、どっか似てるトコある?」
安倍「頬骨」
保田「やってらんねっ!あたし帰るからね!?」
安倍「あっ待ってよ! 圭ちゃんノリス、ダメ?」
保田「絶対イヤっ! あんな、ほとんど1話こっきりで死ぬ役、
見せ場も何もあったもんじゃないわよ! さよならっ!」
バダン!
安倍「・・ハマリ役だと思うけどな〜・・しょうがないべ・・じゃ、なっちは何の役に
しようかな〜。 う〜んと・・・やっぱ なっちは室蘭の赤い彗星?
逆襲のなっち?・・ピッタリだべ! いい役だべさ〜」
376 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 06:18 ID:bkgaW53I
畜生、間違えた!
>371 アレックスはたぶんでない からみにくい、キャラが薄い
あと、期待しないほうがいい
377 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 23:36 ID:bkgaW53I
(海辺のホテル)
(ホテル内の一室=楽屋)
カチャ
飯田「おっ、みんな揃ってるね〜、
じゃ早速今回の企画について説明させて貰います・・
まずはお手元の地図をご覧下さい・・・」
8人「・・・・・(パラ)」
飯田「既にある程度の情報が漏れてるようなので、知ってる人も居るみたい
ですが、今回は、その地図にある島、通称ククルス・ドアンの島を舞台に
して、オリエンテーリーングをやって貰います・・・
あ、オリエンテーリングって知ってる? 簡単に言うと、野山に幾つかの
チェックポイントを作って置いて、其処を探して通過して、最終的に
ゴールに早く着いた人が勝ち、っていう地味なスポーツっていうか
ゲームっていうか、まあそんなもんよ・・・わかった?」
保田「それは知ってるけど・・・そのククルス・ドアンの島ってドコにあるの?
日本国内? それとも海外?」
飯田「それは秘密・・・ま、ジオンの勢力圏内とだけ言っとくわ・・・
けど、大丈夫だって!無人島だから! 元ジオンの脱走兵が現地妻と共に
子供を育てつつ農業を営んだりはしてないわよ〜、あと隠し持っていた
ザクにパンチされる恐れも無いから心配しないでね〜」
加護(・・・また変な事言うてるな〜?)
辻(だいたいあのエピソード、話の流れから浮いてるんだよね〜)
飯田「・・それで・・今回は2人一組でチームを作って貰うから。
で、気になるチームの組み合わせは、公平にクジで決めます、
文句ないでしょ?」
378 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 23:37 ID:bkgaW53I
矢口「・・そのクジ誰が作ったの?」
飯田「・・矢口、カオリを疑ってるの? 何か細工してると思ってる?」
矢口「別に〜〜・・ちょっと聞いてみただけだよ〜」
飯田「・・・まあいいわ・・・
クジはスタッフさんが作ったから安心して、カオリはクジにはノータッチ」
吉澤「・・・・(飯田さん、あたしと組むって言ってたけど、どうするつもりだろ?
まさか運頼みじゃないだろうし・・・やっぱりクジに細工してるのかな?)」
石川「あの〜飯田さん、2人一組だったら、誰か1人余っちゃうんですけど〜?」
飯田「良く気がついたわね? そうなの・・・誰か1人は、パートナー無しで、
独りぼっちでゲームに参加しなきゃならないのよ!」
石川「そんな〜〜」
安倍「・・その誰か1人って誰だべ?」
後藤「それもクジで決めるの?」
飯田「ううん、これはメンバー全員の多数決で決めるんだ、民主主義だからね・・
じゃ、まずは誰が1人になるかを決めようか?」
石川「・・・・(民主主義?・・・なんかイヤな雰囲気・・・・)」
飯田「それでは皆さん、賛成の人は挙手をお願いします・・・
これからカオリが名前を言う人が、1人になればいいと思ったら手を挙げて
下さい・・挙手は1人一回のみです・・宜しいですね?・・・では・・
石川リカが1人でゲームに参加すればいいと思う人手を挙げて!!」
8人(除石川)「ハイ!(×8)」 ババババッ!
石川「いやあああ〜〜〜〜!!」
飯田「はい、満場一致で石川に決定! おめでと〜う!」
石川「ちょっと待って下さいよ〜! あたし1人なんてイヤですよぅー!」
飯田「しょうがないじゃない、みんなの意見なんだから! これが民主主義よ?」
石川「ドコがですか!? これは民主主義じゃなくて、タダのイジメですよ〜!?」
飯田「民主主義っていうのはこういうもんよ・・一つ利口になったわね?」
石川「そんな〜、あたし1人なんてぇ〜〜(例の困り顔&ダメ顔)」
379 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 23:38 ID:bkgaW53I
飯田「ハイ、オッケイ! 石川、もういいよ、これからホントのチーム分けするから」
石川「ホントの・・? じゃあ今のはウソなんですか?」
矢口「今のはリカちゃんのダメ顔を撮る為の、プチドッキリだったんだよ」
加護「リカちゃんの困り顔はヲタさんにエライ受けるからな〜」
辻「必ず収録するように、との事務所命令だったんですよ〜、
ホラ、あそこに隠しカメラがあるでしょ〜?」
保田「さっきカオリが配った地図の裏側に、石川をハメる手順が書いてあったのよ」
吉澤「もちろん、リカちゃんのには何も書いてないけど」
後藤「リカちゃん、人気ものだね〜?」
安倍「いや〜、いい顔だったべ〜。 加虐心が刺激されるべ」
石川「皆さんヒドイですよ! みんなで石川をからかって!」
飯田「はいはい、それじゃホントのクジ引きをやるよ・・・それと1人余っちゃう件は
心配いらないから、スペシャルゲストが助っ人に来てくれてるからね!
あ、言い忘れてたけど、今回のコンセプトは「普段あまり(以下略)」だから、
あんまり仲良しコンビばっかりだと、事務所からダメ出しされて、クジ引きを
やり直すこともあり得るから・・・そこんとこは我慢してね?」
8人「・・・・(クソ事務所が!)」
飯田「じゃ運命のクジ引きを始めましょうか・・・おっとクジの説明忘れる所だった、
え〜、クジには1から5までの数字が書いてるから、クジを引いた人は、
自分が何番を引いたか他のメンバーに分からないようにして、この部屋を
出ていってね? それで、隣に1から5って番号を打った部屋があるから、
そこに入ってパートナーが来るのを待ってて頂戴。 あとはそのまま
アナウンスがあるまで、其処で待機しててね? わかった?」
保田「・・つまり自分たちのチーム以外、他のメンバーが誰とチームを組んでるか
わからないんだ?」
矢口「厄介だね・・でもなんで?」
380 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 23:39 ID:bkgaW53I
飯田「さあね?・・カオリが考えたんじゃないから・・・・じゃ引いて貰うわよ・・・
あ、カオリはリーダーだから一番最後でいいよ・・・どういう順番で引こう?・・
みんな、年の順でいい?」
8人「・・・・」
飯田「・・いいね?・・・よし、じゃあ圭ちゃん、なっち、矢口、石川、吉澤、後藤、辻
加護、カオリの順番で引くことにするよ・・・では圭ちゃん、どうぞ!」
保田「うん・・それじゃ、お先に・・・(ガサゴソ)・・これでいいや(スッ)」
飯田「じゃ、そのクジを誰にも見せないようにして部屋を出て、クジと同じ番号の
部屋で待っててね?」
保田「わかった・・」 バタン
飯田「次はなっちね・・」
安倍「・・・(誰と組めば得だべ?・・「なっちデブ・食いしん坊キャラ抹殺計画」を
実行するなら、よっすぃーか辻だけど・・・)・・・(スッ)」 バタン
飯田「次、矢口・・」
矢口「・・・(うまいこと、サイクロプス隊の誰かと組めればラッキーだけど・・・
いや、それよりサイクロプス隊のメンバーを他チームに潜り込ませる方が
得策か?・・・・どっちだ・・明日は・・どっちだ〜♪・・)・・・・(スッ)」 バタン
飯田「次、石川・・」
石川「は、はい!・・・・」
381 :
名無し娘。:2001/05/31(木) 23:39 ID:bkgaW53I
(廊下)
矢口「・・・えっと、オイラは3番か・・今のオイラの立場を表してるかのような
中途半端な番号だな・・・けど、このゲームが終わる頃には矢口は・・・フフッ」
コツコツ(足音)
(3番部屋)
矢口「3番・・ここか・・・まさか・・まだ誰もいないよね?」
カチャ
安倍「あっ矢口〜」
矢口「!!・・・なっち・・・(何いぃ〜! パートナーはなっちだとぉ!!・・・
こんな旧式モビルスーツ・・・オイラ一機の方がまだマシだよ!!)」
安倍「・・なっちと矢口のコンビか〜・・・ちっ、まあまあだべ・・・」
矢口「・・そう・・(そりゃこっちのセリフだよ!?このシャア専用リックドムが!!)」
382 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 07:43 ID:UMFeOK5k
(再び楽屋)
石川「・・・よっすぃー、あたし よっすぃーを待ってるよ〜」 バタン
吉澤「ハハ・・・・・(お前なんかとチームを組んだら、寝込みを襲われちまうよ!!)」
飯田「・・・次、吉澤」
吉澤「はい・・・・(これで他の人とパートナーになっちゃったらどうすんだろ?)」
(ガサゴソ)
吉澤(あれ、紙が無い?・・・え?クジが入ってない?・・まさか飯田さんの仕業?)
チラ
飯田「・・・・(うりゃ!)」 ウイィィン
吉澤(えっ!?飯田さんの腕が伸びた! また有線クローアーム!?
・・・・まさか、さっきからこうやって相手にクジを引かせてたのか?・・・
クジに細工するんじゃなくて、クジを引かす方法の方に細工するとは!
・・・だから、このクジ引きの箱、こんなにバカでかかったのか・・・
あたしたちの座ってた位置からじゃ、全然気付かなかったもんな・・・)
飯田(ホラ吉澤、カオリの伸びた手からクジを受け取りなさい?
これであんたとカオリはパートナーになれるわよ・・・)
吉澤「・・(はい・・わかりました・・・)・・・・(スッ)」 バタン
飯田「(ニヤリ)・・次は後藤ね・・」
後藤「うん・・(今、カオリが微かに笑ったような・・・・?)」
飯田(え〜と・・・後藤にはコレね・・・よっと!・・・・・アンタにゃ悪いけど、
これは事務所命令だからね・・・量産型MSと組んで貰うわよ・・・)
後藤「・・・あっ、あった・・・(スッ)」 バタン
飯田「・・え〜、次は辻」
辻「はーい」
383 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 07:44 ID:UMFeOK5k
(廊下)
後藤「・・・え〜と・・あたしは1番か・・・1番人気のあたしに相応しい番号ね、
幸先いい感じ!」
コツコツ
(1号部屋)
後藤「ここか・・・もう先に誰かいるのかな〜?・・ま、誰と組んでも、
相手があたしのツマになるのには変わりないんだけどね・・・・」
ガチャン
後藤「誰かいる〜?・・・・なんだ、誰もいないや・・・
今、ここに誰もいないとすると、あたしのパートナーは辻加護かカオリか・・
・・・カオリはちょっとヤだな、気使いそうだし・・」
ガタン!
後藤「何だ!今の音!?・・・・ロッカーの中から聞こえたような・・・?」
ガダ、ゴドン!
後藤「また!・・ロッカーの中に・・何か・・いる!!」
ススス(忍び足)
後藤「誰よ! そんなトコに隠れてあたしを脅かそうとして!」
ガチャ!(ロッカー扉開ける)
ユウキ「ウ〜、ウ〜〜!(この声は姉ちゃん!?)」
後藤「ユウキ!?・・・・・アンタ、こんなトコで何やってんの?
・・・・手錠・目隠し・猿轡の拉致監禁スタイルまでしちゃって・・・?」
ユウキ「フガホガ!(いいからコレをハズしてくれよ!)」
後藤「まったく世話が焼けるわね〜・・・・ホラ、じっとしてなさい(カチャカチャ)」
ユウキ「ぱはっ!・・やっと助かった・・・昨日の夜から一晩中、ずっとココに
閉じこめられてて死ぬかと思ったよ・・・」
384 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 07:44 ID:UMFeOK5k
後藤「そういや〜、アンタ昨日の夜 家に居なかったわね?
・・確か、ビッグコミックオリジナルを立ち読みに行くとか言って、
出ていったまま、それっきり帰ってこなかったような・・?」
ユウキ「そうだよ、苦笑いしながら「あぶさん」を読み終えたところで、
後ろからいきなり襲われたんだ・・・」
後藤「あ〜「あぶさん」はね〜、ハッキリ言ってあの作者、現実と妄想の
区別ついてないもんね〜、もう末期よ末期・・・・で、アンタはそのまま
さらわれて、今までココに閉じこめられてたってワケなの?」
ユウキ「うん、あっという間にヤられちゃって
・・・次に気がついた時は、もうロッカーの中だったんだ」
後藤「ふーん、それで誰にヤられたの? 相手の顔は見たんでしょ?」
ユウキ「見たのは見たんだけど・・・そいつ・・仮面・・鉄の仮面を被ってたんだ・・・」
後藤「は?鉄仮面?・・この東京の街中で、鉄仮面被った人間にヤられたって?
そんな変人、居るわけないじゃん!・・・アンタ頭大丈夫? 病院行こうか?」
ユウキ「ホントだって!! 鉄仮面を被った髪の長い女にヤられたんだよ!
、赤い髪をした大女だったんだよ! 信じてくれよ!?」
後藤「そんな狂人、居るわけな・・・・・・ハッ!?・・・・いや居るぞ、1人居る!・・・・
1人だけ思い当たる人物が!・・まさか!?・・・ねえユウキ、その人、何か
言ってなかった? 娘がどうとか、メインは自分のモノだ、とか・・?」
ユウキ「いや別にそんな事は・・・・・けど、そういえば・・連邦の雑魚共がっ! とか
来るべきコスモバビロニア建国の為、お前には人柱になって貰う とか、
呟いてたような・・・?」
後藤「・・・・間違いない・・ヤツだ! ヤツの仕業だ! ヤツが再び悪巧みを・・・」
ユウキ「ヤツ?・・姉ちゃん、オレをヤった相手に心当たりあんの?」
385 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 07:45 ID:UMFeOK5k
後藤「まあね・・・ってお前は、あっさりヤられてんなよ!? この根性無しが!」
ユウキ「そんな!根性なんて関係ないよ!・・有無を言わさず後ろから、
鋼鉄のムチみたいなので、後頭部を強打されたんだから・・・」
後藤「ムチ?・・まさか、テンタクラーロッド!?・・・・カオリは既に、あのMAを
手に入れているの?・・・あの世界最大の華を・・・・」
ユウキ「MA?・・花?・・・カオリ?・・・え? オレをヤったのは モーニングの
モビルアーマー、飯田カオリなのかよ?」
後藤「当ったり前だ! 今頃気付いたのかよ!?・・・・しかし、このままじゃ
マズイわね・・・カオリは強力なMAを持ってるっていうのに・・・・あたしの
パートナーがこんな頼りないジムなんかじゃ、勝負にならないわ!」
ユウキ「・・オレ、ジム? オレそんなヤラレ役やだよ!」
後藤「うるせえ! こっちだって願い下げだ!・・・・・・けど・・どうしよう?・・・」
ユウキ「・・・逃げよう!・・だいたいオレはモーニングでもないし、ましてや娘でも
ないから、オレはこのゲームに参加する資格ないはずだ! だから!」
後藤「お前姉ちゃんを見捨てて1人で逃げる気かよ!?
軟弱者!(バキッ) あなた、それでも男ですかっ!?」
ユウキ「痛っ!・・ごめん・・(え、セイラさん?・・オレ、カイ・シデン?)」
後藤「・・そうだ!いいこと思いついた! え〜と確か、鞄の中に・・・(ガサゴソ)」
ユウキ(ヤだな〜、姉ちゃんが「いいこと思いついた」って言う時は、絶対ロクな事
思いついてないもんな〜・・・しかも必ずオレが不利益を被るし・・・)
後藤「・・あ、あった、あった・・・これを使ってユウキを改造すれば・・・
ユウキ、ちょっとコレ持ってなさい・・・で、後はメガネ、メガネっと・・」
ユウキ「・・何これ?・・古い本だな・・・中は・・(パラパラ)
・・・なんだ何にも書いてないじゃん、姉ちゃんコレ白紙だよ?」
386 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 07:46 ID:UMFeOK5k
後藤「フフッ、素人には白紙に見えるでしょうね・・・けど・・・お、あった・・
このメガネを通して見ると・・・・あ〜ら不思議! なんと文字が
浮き上がって見えるのよ! どう? 驚いたでしょ〜?」
ユウキ「・・・まさか、これって「キテレツ大百科」か!?そのメガネは神通鏡か!?
・・・・こんな漫画の中のアイテム、ドコで手に入れたんだよ!?」
後藤「フッ、売れてる芸能人に不可能は無いのよ! 鳴かず飛ばずのアンタにゃ
無理な話でしょうけどね・・・・さっ、ユウキ、そこに横になりなさい?」
ユウキ「えっ? なっ、何の話?」
後藤「これから、この奇天烈大百科を手本にして、アンタを改造するのよ・・・
アンタがジムのままじゃ、あたしたちには勝ち目無いからね、わかった?
わかったら早く横になりなさい?」
ユウキ「わかんねーよ!!そんなのイヤだよ! だいたい改造ってなんだよ!?」
後藤「・・・・抵抗すると無駄死にをするだけだって、何でわからないんだーー!!」
バゴン!!
ユウキ「がはっ!?・・・カミーユって冷静に観察してると、
ホント、キチガイレベルの我田引水ヤローだよな・・・」 ガクッ
後藤「・・さて始めるか・・せめてネモかジェガン・・ううん、うまくいけば
ヘビーガンやガンイージくらいの性能まで出るかもしれないけど・・・
失敗したらコロ助になっちゃうんだよね・・・その時はゴメンね〜
・・・それじゃ、頼むわよ奇天烈斎様・・・・」
ユウキ(・・・・・うぅっ・・・仮面ライダー1号な気分だ・・・・・)
387 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 07:55 ID:VU7BdYoU
今で420kくらいだから、あと200kも書けば消え去るのかな
よく知らないけど
388 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 16:53 ID:MtY4QzS.
楽しすぎるぞ、これ。
某漫画家ネタとか、大百科とか。
389 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 23:37 ID:VU7BdYoU
(1番部屋の外)
辻「(室内覗き見中)・・・・そっか〜、G2って、わたしの事じゃなくて、
「後藤Mk−U」の事だったのか〜・・・・
けど後藤さんが、あの「キテレツ大百科」を持ってるなんてね〜
・・・・まあ、あの人見掛けによらず料理とかするみたいだし、
案外、改造手術も成功するかもね〜」
コツコツ
(4番部屋)
辻「・・・・えっと、わたしは4番だから・・この部屋か〜・・・・パートナーは誰かな〜
まあ、相棒が誰だろうと、わたしの操り人形になって貰うだけだけど〜」
カチャ
辻「お邪魔しま〜す・・・」
石川「いらっしゃ〜い!」
辻「ふおぅっ!? 石川!?」
石川「そうよ〜、ののちゃん一緒に頑張ろうね〜?」
辻「(ガーン!! なんてクジ運だ!)・・・・・・・・・・・・・・最悪ッ!!!」」
石川「今なんか言った?」
辻「・・別に〜・・・頑張ろうね って言ったんだよ〜」
石川「そう?、サイとか灰汁とか聞こえた気がしたんだけど・・・まあ、いいわ・・・」
390 :
40:2001/06/01(金) 23:39 ID:VU7BdYoU
辻(あ〜あ〜・・・なんかもうどうでもいいや〜、これからこの新米の面倒見なきゃ
ならないかと思うと、死にたくなるな〜・・・これなら、まだジムとコンビを組んだ
後藤さんの方がマシだよ〜)
石川「どうしたの? そんな死期を悟った老象のような顔して? お腹空いたの?」
辻「・・・・いいえ、むしろ違う気持ちでお腹一杯だよ・・・(そう、殺意で・・!)」
石川「?・・ところで、これからあたしとののちゃんがチームを組むわけだけど、
まずは どっちがリーダーか決めておかない?」
辻「・・リーダー? 2人っ切りなのに?」
石川「うん・・で、あたしの提案としては、ののちゃんよりも3つも年上なんだから
当然、あたしがリーダーになるべきだと思うんだけど〜?・・・どう?」
辻「・・・なりたいの?」
石川「うん! あたし、いっぺんリーダーって呼ばれてみたかったんだ!お願い!」
辻「じゃあリカちゃんがリーダーでいいよ〜」
石川「ホント!? ありがと〜!
それじゃこれからののちゃんは、あたしのことリーダーって呼んでね?」
辻「じゃあリーダー、足揉め!」
石川「え?」
辻「聞こえなかったの? 足揉めって言ったんだよリーダー!」
石川「あの〜、ののちゃん? リーダーっていうのはね・・・」
辻「あ〜聞こえない、聞こえない! 足揉めって言ってんだよ〜!」
石川「でも、あたしリーダーなのに〜・・・」
辻「うっさいな〜、もう一回言うよ? リーダー!、わたしの足を揉め!」
石川「・・・ののちゃん?・・なんかさっきからガラ悪いわよ?」
辻「・・・今のわたしのテンションは、貧民時代に戻ってんだよ! 冷酷! 残忍!
その私が、お前に命令する! あ・し・を・も・め!!」
石川「(この子恐い・・)・・・はい・・・・(リーダーなのにぃ〜〜)」 モミモミ
391 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 23:43 ID:VU7BdYoU
(楽屋)
飯田「・・次は加護・・それで最後に残ったクジがカオリのだね」
加護「どっちがええかな〜・・・(ガサゴソ)・・・・よし、これや!(スッ)」
飯田「じゃ先に楽屋を出て、同じ番号の部屋に行ってなさい、
カオリはちょっと間を空けて外に出るから。
アンタがどの番号の部屋に入るか、カオリが見ないようにね」
加護「は〜い」 バタン
飯田「・・・と言っても、カオリには全員の組み合わせがわかってるんだけどね・・
加護は・・・圭ちゃんとコンビか・・」
(廊下)
加護「え〜ウチは2番か・・・相手は誰やろ?・・・・
ちゅうか・・なんか今回ウチ影薄いから・・パートナーは派手な人がええな・・」
コツコツ
(2番部屋)
加護「ここやな・・失礼しま〜す・・」 ガチャ
保田「やっと相棒が来た、待ちくたびれちゃったよ〜」
加護「・・・宜しくお願いしま〜す(・・なんでウチの相方がシーサーやねん!?
・・・あかん、今回は脇役決定や・・・これは目立てへんわ・・・)」
保田「・・アンタ今、あたしと一緒じゃ目立てないとか思ったでしょ?」
加護「!!・・な、何言うてるんですか〜?
イヤやな〜、そんな事思うはずないやないですか〜・・・
(なんでわかったんや!? シーサーならではの動物的直感か!?)」
保田「・・・・・・」
加護「ちょ、黙らんといて下さいよ! ホンマはちょっとだけ、そう思いましたけど・・」
392 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 23:43 ID:VU7BdYoU
保田「・・別にアンタに怒ってるわけじゃないわよ・・・・
ただ、あたしのパートナーがアンタって事は、なっちの提案した役を、
どうしてもやらざるを得ないような状況に追い込まれつつあるな、
と思ってね・・・」
加護「安倍さんが提案した役?・・・・どんな役ですか?」
保田「・・・・・・グフカスタム・・・に乗ってたノリス・・・」
加護「ノリス・・でも何で?
何でウチが保田さんの相方やったら、ノリスをやらんとあかんのですか?」
保田「・・・・・アンタの名前が加護アイだからよ・・・・アイ・・な?」
加護「あい・・な?・・・あいな・・アイナ!? アイナ・サハリン!?
あの色ボケ!? やたら血ぃ吐く狂った兄ちゃん居てたアイナ!?」
保田「なんだ、知ってんじゃん・・・」
加護「ウチ、イヤや! あんな失敗OVAのヒロイン!
だいたいアレ全然おもんないねん!」
保田「あたしだってイヤよ!・・・けど、しょうがないじゃん・・・
とりあえずは与えられた役をやりつつ、なんとか別キャラを見つけることね・・・
そうすれば、事態が好転するかもしれないし・・・・・・
ていうか、アンタはまだいいじゃん、ヒロインなんだから・・・あたしなんて・・」
加護「・・・・保田さん・・・(けど、そういや、なんとなくノリスに似てる・・かな?)」
保田「・・アンタ今、あたしとノリスがちょっと似てるかも、って思ったでしょ?」
加護「!!・・そんなことないですよ・・・(なんやコイツ!? 何でわかんのや!?
・・・・・まさかニュータイプか?・・いや、それはありえへん、
NTはウチら新メンバーだけ(除石川)なはずや・・保田さんは、ただ戦い慣れ
してるだけや・・プレッシャーは感じへん、ただ強いだけや・・)」
保田「あんた今、あたしがオールドタイプ最強のヤザンみたいだって思ったでしょ?」
加護「・・・保田さん、何でウチの考えてることわかるんです? 強化しました?」
保田「・・・・・・・・・フッ、アンタの悪態くらい想像つくわよ・・・」
393 :
名無し娘。:2001/06/01(金) 23:50 ID:3365I5JU
おもろすぎ・・・
他の人はみんな新メン加入の話題ばかりで
ネタスレ放置かと思ったら・・・
ここだけは違うのね
394 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 01:24 ID:k/LtqJI2
いいねぇ。
ヤザン=オールド最強説の基本まで……。
ユウキ=GMってことはやっぱりゴマ=RX-78なのか?
( `.∀´)=ヤザンって意外にいいかも.
ヤザンオールド最強説を支持してるのって2chだけだし
( `.∀´)が1番人気なのも2chだけだし
396 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 06:59 ID:asWGYv9E
>393 新メン加入の話題
初耳です。自分、他はほとんど見ないんで。
>394 ヤザン=オールド最強説の基本 ←基本だったんですか、知らなかった。
>395 ( `.∀´)が1番人気なのも2chだけだし ←これも知らなかった。マジ?
397 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:33 ID:asWGYv9E
(5番部屋)
吉澤「・・もうクジ引きは終わったのかな?・・今、この部屋に誰もいないってことは
あたしと飯田さんがコンビを組む計画は、成功したみたいだね・・・」
(楽屋)
飯田「・・そろそろか・・スイッチオン!(ポチッ)
・・・え〜テステス・・・ただいまマイクのテスト中・・・・聞こえるか!?
我がネオジオンの諸君!!・・・・このコロニーは密閉型とオープン型を
繋ぎ合わせて建造された、極めて不安定なコロニーである・・」
(3番部屋)
矢口「・・また演説してるよ・・・コロニー?・・スウィートウォーターか?」
安倍「ずるいべカオリ! それはなっちの役だべ!」
飯田「・・私の父ジオン・ダイクンが、スペースノイドの自治権を要求したとき、
父ジオンはザビ家に暗殺された! そしてそのザビ家はジオン公国を騙り、
地球に独立戦争を仕掛けたのである!・・」
(1番部屋)
後藤「フフフ、気分はマッドサイエンティストね・・・さてドロス・・うまくやれよ・・」
ユウキ(・・・・・・・・ドロス?・・・ギレン?・・姉ちゃん、放送聞いちゃいないな・・)
398 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:34 ID:asWGYv9E
飯田「・・その結果は諸君が知っている通り、ザビ家の敗北に終わった!
それはいい!!・・・・・・しかしその結果、ティターンズのような反連邦政府
運動を生み、ザビ家の残党を語るハマーンの跳梁ともなった!!・・」
(4番部屋)
辻「わたし、みんな知っていたな」
石川「・・・・(クェス?・・髪型は似てるけど・・)」 モミモミ
飯田「・・・以上、娘とはまるで関係ないシャアの演説(途中)でした・・・、
マイクテスト終わり・・・え〜では皆さん、リラックスしたところで
こちらの御説明をお聞き下さい・・・」
(2番部屋)
保田「・・関係ねー話をダラダラしやがって!」
加護「まあまあ・・・あの人も、好きでやってるんと違いますよ、たぶん」
保田「絶対好きでやってるって!!」
飯田「では、これからさっそく現場に移動してもらいますが、その前に各自
部屋のロッカーを開けて下さい・・・中にリュックが入ってますね?
そのリュックの中には、島で役立つアイテムとか武器とが入ってる
はずなので、皆さん有効にお使い下さい・・・・
で、次に、自分の持ってきた荷物をそのリュックに移し替えて下さい
そのリュックには発信器が仕組まれていて、非常事態の際は、それを
便りに捜索隊が出る手筈となっています・・・・」
399 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:34 ID:asWGYv9E
(4番部屋)
辻「リーダー、ロッカーの中だって〜。もう足揉まなくていいから持ってきて〜」
石川「リーダーなのに〜・・(ガチャン)・・・あれ?・・リュック一つしかないよ?
もう一つは・・・・ランドセル?しかもピンクの・・」
辻「・・・ヤな予感」
飯田「あ、言い忘れたけど 辻と加護のはリュックじゃなくてランドセルに
なってるからよろしく〜〜、なんかこういうのがマニアに受けるんだってさ〜
それと、出発時間は30分後、それぞれのチームごとに、別々の船で
島に向かうからそのつもりで・・では皆さんの御健闘を祈りつつ次回予告・・
・・次回、機動娘モーニング 「ククルス・ドアンの島」・・・・
君は生き延びることができるか?(NA風)・・・・・・放送終わり・・(ブツッ)」
400 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:35 ID:asWGYv9E
(2番部屋)
保田「・・・・加護、似合うわよ・・(プッ)」
加護「くっそう〜〜・・・・こんなカッコできるか!!
なんでウチが中2にもなってランドセル背負わなあかんねん!!
何考えてんねや! 誰考えたんや!? ド変態!!」
保田「いいじゃない可愛いわよ? それに、違和感全然ないし・・・」
加護「ホメ言葉になってへんっちゅうねん!ウチ死んでも嫌や!!
ご丁寧に黄色い通学帽と名札まで用意しやがって! 何やこの名札!?
何で平仮名で 「2ねん1くみ かご あい」 って書いてんねん!!
ウチは知恵遅れか!?特殊学級在籍か!? ウチの頭の回転の速さを
舐めんなよ!!・・・・・・なあ保田さん、そっちのリュックと交換せえへん?」
保田「・・この二十歳のあたしにランドセルを担げと?・・・アンタいい度胸ね?
そんな姿、直視する勇気ある?・・ほとんど発禁よ?」
加護「・・それは・・・そやけど・・・・こんな小学生ルック・・・くそう!・・
これ考えたヤツ、絶対ロリコンやで! キモイヲタに決まってるで!
せやから女とまともに話もできへんロリヲタはイヤやねん!!」
保田「加護、あきらめなさい。 アンタの人気は、そういう人達に頼るところが
大きいんだから・・・・自覚してるんでしょ?」
加護「そりゃまあ、少しは・・・・けど・・ちきしょう!・・・・・あ、ののはどうなんやろ?
あのののが素直にランドセル担ぐとは思えやんけど・・・・」
401 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:36 ID:asWGYv9E
(4番部屋)
石川「は〜いののちゃん、あなたのランドセルよ〜
(ふふん、いい気味! この新メンの中でのリーダー的存在である
リカ様に、そのぶっとい足を揉ませた罰が当たったのよ!!)」
辻「・・・・いらない」
石川「ダメよ、我が儘言っちゃあ・・・これは、ののちゃんのランドセルよ〜?
早く担いで見せてちょうだいよ〜? きっとよく似合うわよ〜〜」
辻「・・・・・いらねえってんだよ!」 バシッ
石川「・・ちょっと優しくしてあげればつけあがって・・辻・・アンタ、
このあたしを怒らせたいの? 早く素直にランドセルを背負いなさいよ!
これはルールなのよ!?」
辻「フン、バカらしい・・・・そんな格好できるもんか・・」
石川「お黙り!! 辻!アンタはあたしの言うこと聞いてればいいの!
さぁ、この こっ恥ずかしいピンクのランドセルをお背負い!!
そして思う存分ペド野郎共に媚び売ってりゃいいのよ!!
アンタのメリハリに欠けた幼児体型なボディには、これ以上ないって
くらい似合うハズよ?・・・・さぁ、早く背負いなさいよ!!」
辻「イヤだっつってんだ!!・・・ランドセル背負うのは、もう何年も前に
卒業してるんだよ!・・・・・・・・・・・・それと、わたしの身体は幼児体型じゃない
、ちょっと人より発育が遅いだけだ・・・」
石川「フフ・・「発育が遅いだけ」、ねぇ〜・・遅れてるだけならいいけど、
永遠に発育しなかったら大変ね〜〜・・・ののちゃん、あなた一生、
幼児体型のままかも・・・フフフッ」
辻「・・・・おい!石川!! お前言ってはいけないこと事を言ったな?
わたしの気にしてることを言ったな!?」
402 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:37 ID:asWGYv9E
石川「あらあら怒ったの? 気にしてたの〜? その割には、カメラの前じゃ
必要以上にお子様キャラを演じてるわね? その幼児体型も、アンタが
望んだ結果なんじゃないの? アンタが不自然極まりないロリキャラを
続けているから、そんな平坦な身体のままなんじゃないの?」
辻「黙れ!それがわたしの役割なんだよ!みんながわたしに望む事なんだよ!!」
石川「・・・ノコノコとペド共に媚びを売って! そんなにロリコンの人気が
欲しいのか!?」
辻「は?・・・・・・アンナマリー?・・・また黒い人?」
石川「でっち上げのロリヲタ人気を戴いて、人類の粛正などとっ!!」
チャッ(リュックからビームサーベル抜刀)
辻「フッ、ビームサーベルで私を討つことに拘るのか・・・」
石川「一緒に死ねええぇーーー!!」 ブン!
辻「見込んだだけの事はあるが!(ガシッ!)・・・・・共に死ねば、お前の
口惜しさは消えるのか?、お前がロリヲタ人気を得る事ができるのか?」
石川「なにっ!?」
辻「のの!のの!のの!ののォォォ!!!」 ボゴボゴボゴボゴッッ!!
石川「ぐゆわぁ!?」
辻「・・・ヲタの需要や要望に応えられない娘は、ゴミだと教えたはずだ・・」
石川「・・・そんなの教わってないわよ・・・・・」 ガクッ
辻「・・前に出るからっ!・・・最初から、わたしにリュックを譲ってりゃ
良かったのに・・・・そうすれば無駄な殺生をせずに・・・」
石川「まだ死んでないわよ!・・イタッ・・ののちゃん、あなたちょっと凶暴よ?」
辻「あれ、生きてたの? リカちゃんも打たれ強くなったね〜?」
石川「普段あれだけ、みんなにイジメられてたら、あたしだって強くなるわよ!」
辻「へ〜、ちょっと見直したよ〜・・・で、そういうワケだから、このリュックは
わたしが使うよ〜。ランドセルはリカちゃんにあげるからね〜」
403 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 07:38 ID:asWGYv9E
石川「・・・イヤだって言ったら、また殴るんでしょ?」
辻「うん!」
石川「わかったわよ・・・ま、あたしは誰かさんと違って細いから、ランドセルも
苦もなく担げるし・・・何よりピンク色だし・・今回だけ我慢してあげるわ・・・」
辻「誰かさん?・・ああ、安倍さんやよっすぃーの事ね・・・あの2人じゃね〜
肩紐が肉に食い込んで、はち切れんばかりにキツキツだろうしね〜」
石川(アンタだよ!アンタも横にばっかり伸びずに、ちょっとは縦に伸びなさいよ!)
辻「伸びてるよ」
石川「はう!!・・・(心を読まれた!?・・これがニュータイプの力なの?)」
辻「・・・・当たらずとも遠からず・・・ってトコかな〜」
石川「・・・・(恐ろしい・・さすが中2にもなって、テレビで「うんこ」を連呼する
白痴演技を貫くだけのことはある・・・・・ていうか、よくよく考えてみるとロリ
人気を維持するんなら、自分でランドセル背負った方が良かったんじゃ?)」
辻「わたしにも、我慢できることと、できないことがあるんだよ〜」
石川(じゃあ何? ののちゃんは、ピンクのランドセルを背負って小学生の格好を
することより、全国ネットのテレビ番組で、あからさまに嘘泣きしたり、
バカ丸出しな自分をさらけ出す方がマシって言うの?)
辻「そゆこと」
石川(・・あたしさっきからずっと、心の中で思ってるだけで会話ができてる!
こりゃ楽でいいわ〜〜って違う!そうじゃない!こいつ、ただ者じゃない!
・・・・ハッ!・・今のあたしの「ただ者じゃない」という感覚・・・この感覚が
無意識の内に反感になる!・・・これが、オールドタイプということか・・!)
辻「モビルスーツの装甲越しに、敵の殺気を感じるんだよ!」
石川「・・・あの〜〜・・ワケわからないんだけど?・・・ライラ?」
辻「だから、あのオバチャンはすぐヤられちゃったんだよ〜
・・・・さ、そんなことより早く荷物を詰め替えようよ〜?」
石川「そうね、急ぎましょうか・・」
405 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:12 ID:asWGYv9E
>404 ほほ〜う、勉強になりました。 わざわざありがとう。
406 :
50:2001/06/02(土) 23:23 ID:asWGYv9E
(5番部屋)
ガチャン
飯田「よしっ!計画通り〜!」
吉澤「あっ飯田さん、うまくいきましたね?」
飯田「うん、後は吉澤と2人でゲームに勝つだけよ・・・じゃ、島に出発するまで
まだしばらくあるから、今のうちに準備しとこうか?」
吉澤「え?、はい・・けど、着替えとか食べ物とかは、もうリュックに詰め込ん
じゃってますし、今更用意するものなんて、ありませんけど・・?」
飯田「違う違う、カオリたちが勝つための準備、敵を蹴落とす為の準備だよ
・・・いろいろ持ってきたから、どれでも好きなの使ってよ?」
(ガラガラ)
吉澤「・・・あの〜・・・この怪グッズ群、何ですか?」
飯田「なんだ吉澤知らないの? じゃ、説明してあげる、どれ知りたいの?」
吉澤「・・え〜、じゃあコレを・・・・」
飯田「あ、それはグラブロのツメだよ、
地上でも使えない事はないけど、真価を発揮するのはやっぱ水中だね!」
吉澤「は?・・ぐらぶろ?・・
(あの旧ジオン軍の水中用モビルアーマー? ブーンの乗ってたグラブロ?)」
飯田「それにする? 他にも いいのいっぱいあるけど?」
吉澤「・・・・・じゃ、コレは?」
飯田「それはビグロのクチバシ、それ結構強いよ、ビーってビームが出るから」
吉澤(トクワンが乗ってたMA?・・確かに、わりとガンダムを苦しめてたけど・・)
飯田「けど、ビグロは宇宙専用だからね〜、
地上でも一応は使えるけど、あんまりお勧めはできないかな〜」
407 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:24 ID:asWGYv9E
吉澤「はあ・・・・・あ、この黄色いカマは何ですか?」
飯田「!!・・・それはダメよ・・世界観を壊してるから・・消去したい過去だもの・・・」
吉澤「?・・けど、これ、どっかで見たような・・・なんだっけ?」
飯田「吉澤、それは止めといた方がいいわ、実用テスト中に廃棄されたものだし」
吉澤「あっ、思い出した!これザクレロのカマだ! そうでしょ?」
飯田「あ〜あ言っちゃった・・・言ってはいけない名前を・・・・・
そうよ、正解・・・それはザクレロのカマよ・・よく知ってたわね?
吉澤、アンタ、デミトリー?」
吉澤「まさか、やめて下さいよ、あんな出っ歯のブサイク・・・・
ただ、なんか記憶に残ってたんですよ、確か、ザクレロはガンタンクと
戦ったんですよね? しかも宇宙空間で?」
飯田「そうね、アレは記憶に残るかもしれないね・・マジで度肝抜かれたから・・・
あの戦いは、初代ガンダムのベストゲテモノファイトだからね」
吉澤「あ〜思い出してきましたよ〜、なんで宇宙なのに、ガンタンクなんだよ!
とか思ってましたよ、キャタピラ意味ねえじゃねえか! とか」
飯田「ま、カオリの中ではアレは無かった事になってるからね・・・・
で、結局吉澤は何を使うの?」
吉澤「え、あ、そう言われても、何が何だか・・・
ところで、何でMAグッズばっかりあるんですか?」
飯田「それはカオリたちがMAサイズだからよ、決まってるじゃない」
吉澤「・・カオリたち?・・たち?・・ええ! あたしもですか!?」
408 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:24 ID:asWGYv9E
飯田「そうよ、何のためにカオリがアンタを選んだと思ってんの〜?
娘の中で、カオリの次におっきいからじゃ〜ん」
吉澤「・・・そんな単純な理由で選んだんですか?
(ていうか、あたし、純生の人間なんだけど?)」
飯田「納得してないみたいね?・・じゃ、吉澤、いい言葉を教えてあげる・・
「大は小を兼ねる」!!、この言葉を心に刻んでおきなさい」
吉澤「(はあ?意味と意図がわかんねえよ!)・・・・そっすか〜、あ、あたしMAとか
よくわかんないんで、飯田さん適当に選んでくれます?」
飯田「ダメね〜、じゃカオリが選んであげる! そうね〜吉澤には何がいいかな〜
サイコMk−2は良く知らないし・・・クインマンサはMSだかMAだかハッキリ
しないし・・・となると残るは・・・αだね、決定!
吉澤、今からアンタはアルパだから!」
吉澤「「アルパだから!」って言われても・・・・どれがアルパなんです?」
飯田「これよコレ! この口紅、
これを塗ったその瞬間から、あんたはもうアルパ・アジールよ!」
吉澤「は?・・確かに、アレの口は赤かったですけど・・・」
飯田「細かいことは気にしなくてもいいの! どうせ読み手のイメージに
頼りまくってんだから! それより、ファンネルの扱いには注意なさいよ?
ヘタしたら自爆しかねないからね?」
吉澤「・・そんなに危険なんですか?」
飯田「ま、使い方は後で説明してあげる・・・けど、そろそろ出発の時間だからね、
行くよ?」
吉澤「あ、はい・・(・・しかし、あたしはこの人についていっていいのか?
どんどん狂人の仲間に引き込まれていくような・・・・)」
409 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:25 ID:asWGYv9E
(3番部屋)
矢口「・・・よし、詰め替え完了っと」
安倍「あ〜、このリュック小さいべ、荷物が入りきらないべ!」
矢口「そう? 標準サイズじゃない? 何が入んないの?」
安倍「遺伝子組み替えオー・ザックとアポロが入んないべ〜」
矢口「両方とも御菓子じゃん! そんなの置いていきなよ、遠足じゃないんだよ?」
安倍「・・わかったべ・・・・断腸の思いで、お別れするべ・・・と思ったけど、
置いてくくらいなら、今食べちゃうべ!(ムシャムシャ)」
矢口「なっち緊張感ゼロだね・・・・遊びじゃないんだよ? 戦争なんだよ?」
安倍「えっ、これ、ただのオリエンテーリングじゃないの?(パクパク)」
矢口「知らなかったの?呑気だね〜〜・・・これはカオリ発案の企画で、カオリは
何かを企んでるハズだよ・・恐らくゲーム中に何か仕掛けるつもりだと思う、
それが何かは、まだわからないけどね・・」
安倍「・・また後藤抹殺とか言い出すんじゃない?それだったら、なっちにとっても
万々歳だべ! カオリを応援するべ!・・・前は裏切られたけど・・」
矢口「うん、たぶんそれもあると思うけど・・・・ねえなっち、矢口と手を組まない?」
安倍「?・・手を組むも何も、なっちと矢口はパートナーだべ?」
矢口「そんな場当たり的なのじゃなくてさ、もっとこう、何だろ?・・・何て言うか、
心の友って感じな結びつきを、矢口は期待してるのよ、なっちに」
410 :
名無し娘。:2001/06/02(土) 23:25 ID:asWGYv9E
安倍「心の友?・・ジャイアン?・・・タケシ!店番サボって何やってんだよ!?」
矢口「オレは母ちゃんの奴隷じゃないっつーーの!」
安倍「・・・失礼な! なっち、ジャイアンのママほど太ってないべ!?」
矢口「・・自分から言ってんじゃん?・・とにかく、矢口はなっちと手を組みたいのよ
何があっても、決して裏切らない、強い繋がりが欲しいんだ・・」
安倍「・・そだね、考えてみれば矢口は、娘ん中で一番仲いいくらいだからね・・・
こっちからもお願いするべ、宜しく頼むべ?」
矢口「うんありがと、なっちならきっとわかってくれると思ってたよ・・・
じゃ、今の状況を説明しとくよ?・・・矢口は一応、石川・辻・加護の
サイクロプス隊の協力を取り付けてるんだ・・だから、あの3人は表向きは
うちらの優勝をアシストしてくれるはず・・」
安倍「表向き?」
矢口「・・ハッキリ言って、あの子達を100%は信用できない・・辻は超根性悪だし、
加護は調子のいいことばっか言ってるし、リカちゃんは、裏切り役が
似合いすぎてるからね・・・・・あの3人を信じすぎるのは危険だよ」
安倍「そっか〜・・そうだね〜、矢口の言うとおりだべ」
矢口「・・・・だから矢口は、つき合いが長くて気心の知れたなっちを
頼りにしてるんだ・・一緒に頑張ろうね? 頂点目指そうね?」
安倍「おう!任せるべさ!! 頂点は再びなっちのこの手に!!ハハハハ!!」
矢口「その意気だよ、さすがなっち!・・・・・(フッ、今は おだてておいてあげる
・・・そして、せいぜいオイラの役に立って貰うとするか・・・)」
411 :
名無し娘:2001/06/03(日) 00:22 ID:yKbB2vnQ
ザクレロまで出てくるのか、あんな15分も出てこないのに。
でも、富士急ハイランドのアトラクションでも出てきたな>ザクレロ
412 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 01:19 ID:vxQ9XQxs
ザクレロは登場時間は短くても、語ったら長くなる
少なくともトクワン隊長のビグロよりは・・・
413 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 02:00 ID:TTgzKRMo
娘。の中のMA
飯田・吉澤組に期待。
なっちもMA?
辻加護はデナン・ゾン,デナン・ゲーの方向を
415 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:51 ID:2f68PHG.
ザクレロは あれで終わりのつもり。
安倍は、MAじゃなくてシャア関係の役割のつもり。
とすると、後藤はアムロ方面になるな。
辻と加護は・・まだ決まってないと思う。
416 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:53 ID:2f68PHG.
(1番部屋)
後藤「・・オペ終了・・うまくできたと思うけど・・あたしもブラックジャックみたいに
無免許医になろうかな〜、儲かりそうだしね〜」
ユウキ「・・・・・・・うぅぅ・・・」
後藤「目が覚めた? 気分はどう?」
ユウキ「・・あ、オレは・・・今まで・・何を?」
後藤「アンタは何にも心配しなくていいのよ・・・で、どう? 身体の奥から力が
沸き上がるような感じがしてこない?」
ユウキ「別にこれといって何にも変わらないけど・・・て言うかオレに何したんだよ?」
後藤「・・・・おかしいわね?・・失敗したのかな?・・・・いや、そんなはず無いわ」
ユウキ「なあ、オレに何したんだよ? ちゃんと言えよ?」
後藤「・・大出力のジェネレーターと、最新型のバイオコンピューターを
搭載したんだし、ユウキのバイオリズムとの相性も問題はなかったはず・・」
ユウキ「おい答えろよ! 何だよバイオコンピューターって!?」
後藤「・・ヴェスバーのコンデンサーもちゃんと組み込んだし、
ビームシールドだって、標準装備なんだから異常があるはずないし・・・」
ユウキ「・・・姉ちゃん?・・・ハッ!何だこの両肩の赤い文字は?・・・・・F・・・9・・1?
F91!? ガンダムF91か!?」
後藤「・・やっぱり元がジムだったからかな〜・・・ま、作りたてだから、
調子が出ないのかもしれないし、しばらく様子を見るか・・・・」
ユウキ「・・・・こんな素っ頓狂な話・・・・ありえねえ! ありねえんだよ!!」
417 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:53 ID:2f68PHG.
後藤「アンタさっきからうるさいよ? 無駄口叩いてる暇あったら、
さっさとリュックに 荷物を詰め替えな! ホレ!!」 ドサッ!
ユウキ「重っ!何でオレに2個も渡すんだよ!? 自分の分くらい自分で持てよ!」
後藤「アンタ男でしょ? 最新型でしょ!?
だったら、リュックの1個や2個、軽い軽いって!」
ユウキ「軽くねえよ! 我が儘ばっかり言うな! そんなんだから、やる気ゼロを
通り越してマイナス域突入、とか、高校入学即停学とか悪評紛々なんだよ!!」
後藤「うっせえ! 女王様は気まぐれなんだよ! お前は、黙って、
このベラ・ロナこと マキちゃんに跪いてればいいんだよ!
わかったか!?、この出来損ないの二番煎じ!!」
ユウキ「・・・は?・・・・姉ちゃん、ロナ家の女?・・・・そんな!
途方もないデタラメじゃんか!? だいたい性格全然違うじゃねえかよ!?」
後藤「いいのよ・・・・どうせ、あんな10年前の映画なんて誰も覚えてないんだから」
ユウキ「そうか〜?」
後藤「とにかく! あたしとアンタの2人で、あのモビルアーマーをブッ倒すのよ!
じゃなきゃ、こっちが殺されかねないからね! わかった!?」
ユウキ「けど、相手はモーニングのリーダーだろ?・・・・・・いいのか?」
後藤「いいわ・・・・鉄仮面は倒さねばならない相手・・・・仮面を着けなければ、
何もできない女・・それが世直しを言うなんて!」
ユウキ「・・そうか・・けど、こんなことを考えた敵は恐いぞ・・・・」
後藤「・・・あ〜もう、この先思い出せない! さっ準備急げ! シーブック!!」
ユウキ「はいはい・・やりゃいいんでしょ・・・・・逃げ回りゃ、死にはしない・・・」
後藤「逃げ回んなよ! てめえはよっ!!」 ボゴッ
418 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:54 ID:2f68PHG.
(5番部屋)
吉澤「・・どうです? 口紅歪んでません?」
飯田「大丈夫よ、うん、上出来上出来! じゃそろそろ出発アナウンスをっと」
パチッ
飯田「・・あ〜テス、テス・・・本日は曇天なり・・・聞け!エンドラの勇者達!!・・」
吉澤(はあ? また演説?・・・えんどら?)
飯田「・・グレミーは反逆者だ・・悪いヤツと言うことだ!・・ヤツに味方する者は、
例えかつての仲間であっても容赦するな!・・」
吉澤(・・・アレか?・・ひょっとしてマシュマー?・・なんでまた・・・しかも、あんな
最初と最後でキャラが全然違う、コメントしづらいキャラを・・・?)
飯田「・・悪には悪の報いが、罪には罪の報いが下るのだ!・・
悪には悪の報いが! 罪には罪の報いが!!・・(チラ)」
吉澤(あっ!飯田さん今こっち見た!・・・後に続いて言って欲しいのか〜
・・・イヤだけど、これからの人間関係考えたら、飯田さんの期待に
応えておく方がいいか・・・御機嫌取るのも楽じゃないな〜〜)
飯田「・・悪には悪の・・(チラ)」
吉澤「(わかってますよ・・)・・報いが!」
飯田(ニヤッ)・・罪には罪の・・(チラ)」
吉澤「(大丈夫ですよ、言いますって!)・・報いが!!」
飯田「(ニヤリ)・・・・以上、マイクテスト終わり・・・さて、船の用意もできたようで・・
・・・それでは出発時間と致しましょうか・・・皆さん準備はいいですか?
・・ダメって言っても待たないけどね・・・
では出発出航!、まずは1番部屋のお二人さんから!
・・その後、3分ずつ遅れて、2,3,4,5の順に出発していただきます、
わかりましたか?・・では1番さん、どうぞ!」
419 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:55 ID:2f68PHG.
(1番部屋)
(カチッ)
ユウキ「?・・何の音だ?」
後藤「鍵が開いた音じゃない?
・・・今まで気付かなかったけど、扉に鍵が掛かってたんだよ、たぶん」
ユウキ「手の込んだことしやがって!・・・何があっても逃がさないつもりだな・・・」
後藤「だね・・・・さ、行くよ? 荷物持った?」
ユウキ「持ったよ・・2個もね・・ていうか1個持ってくれよ?」
後藤「(黙殺)・・そいじゃ行くよ〜」
ユウキ「・・・・(チイィィィ!!)」←舌打ち
ガチャン
(2番部屋)
(カチッ)
保田「鍵が開いたみたいだね・・加護、行くよ」
加護「・・・・・・」
保田「何よ、まだランドセルの事気にしてんの?いつものアンタらしくないわよ?」
加護「・・・・・・こんな恥ずいカッコ・・・」
保田「大丈夫だって! 普通に可愛いってっば! 誰もロリヲタの魂を
鷲掴みにするために、そんな格好してるだなんて邪推しないわよ!
・・・・・アンチ加護のヲタ以外は」
加護「・・・・ウチは・・・・いったい・・何のために・・・こんな事を・・・」
保田「・・アンタ、ネガティブってるね?・・・・・・なんか石川みたい・・」
420 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:55 ID:2f68PHG.
加護「!!!・・・・・・・イヤな事言うね?・・・ウチがリカちゃんみたいやと?・・
ほ〜お〜・・・・アホぬかせっ!! あんなんと一緒にされてたまるかっ!!」
保田「・・加護?」
加護「石川なんかとは違うわ! 覚悟が違うわ! 性能と才能が違うわっ!!
あ〜任せとけ! こんなペド好みのカッコするぐらい、何ともないわ!!
どうせ今までも、わざとパンツ見せて、ロリヲタを喜ばせて来たんや!!
それでここまでのし上がって来たんや!! 今更、ランドセル背負って
小学生のカッコするくらい、ちぃとも恥ずかしないわ!!」
保田「・・アンタ、わざとパンチラしてたの?」
加護「当たり前や! けどな、それはつんくやらスタッフやら、周りの人間
み〜んな承知でウチにやらせとんのや!・・・だいたい、あんな短い衣装で、
あんな振り付けやったら、パンツ見えへん方がおかしいわ!!」
保田「・・・・けど、そんなことして人気取ったって・・・」
加護「キレイ事は止めてや! 保田さんとこにかって居るやないですか?
パンツ見せてナンボの女が?、今なら30%増量中の娘が!?」
保田「吉澤のこと?・・けどアレは・・その・・不可抗力って言うか・・・」
加護「・・・保田さん、ウチ知ってんねやで?、ボヨヨンが自分からパンチラ要員に
志願したん・・・・・ボヨヨンも必死なんや・・・ウチもそうや!・・・
元々ある程度出来上がってる組織に、後から入れて貰うんたんや、
生半可な事では人気なんて出えへん事くらいわかってんねや!!」
421 :
60:2001/06/03(日) 07:56 ID:2f68PHG.
保田「・・加護が、そんなに激しい上昇志向を持ってるとは知らなかったよ・・」
加護「・・・・・・・・・ちょっと興奮してもた・・気にせんといて下さい・・・」
保田「・・・・・・・あ、船に行こうか? 時間みたいだし・・・」
加護「行きましょか・・・その前に保田さん、ウチから一コだけ忠告させて下さい・・
保田さんは、同じプッチモニのメンバーやから、後藤さんもボヨヨンも
自分に対して、何も攻撃してけえへん とか甘いこと思ってません?」
保田「攻撃?・・え?、これはただのゲームでしょ?」
加護「表向きはね・・けど、薄々勘付いてるんでしょ?
これはゲームはゲームでも、サバイバルゲームみたいなもんですよ、
オリエンテーリングなんて嘘っぱちや!」
保田「・・まあ、ちょっと変だな、とは思ってたけど・・・」
加護「とにかく、同じユニット仲間やからって、油断せんといて下さいよ?
・・・油断したら、真っ先に寝首かかれますよ・・・・みんな、自分だけが
一番になりたい、強突張りな人間ばっかしやからね」
保田「・・アンタが言うの? そのセリフを?」
加護「・・・ウチは保田さんがパートナーやからアドバイスしただけですよ・・・
いまは信じられやんでも、そのうちわかりますよ・・・・自分の身で持って・・
イヤっちゅう程ね・・・・・」
保田「・・・・とにかく船に乗りに行こう、遅れちゃマズイし」
加護「・・・・・・・戦場までは何マイル?」
保田「・・さあ?・・・河を渡って木立を抜けて・・・ってサブタイトルで
問答やってる暇ないよ! 行くわよ!?」
加護「は〜い、行きましょか〜」
ガチャン
422 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 07:59 ID:2f68PHG.
これからしばらくの間、朝にしか更新できなくなると思うので
見てくれてる人は、そのつもりで覗いて見て下さい。
更新遅れ気味になるかもしれませんが。
423 :
名無し娘。:2001/06/03(日) 11:05 ID:90XNi25U
OKです。
無理せず頑張ってください。
424 :
名無し娘。:2001/06/04(月) 07:46 ID:aNwZ.JX.
>423 ありがとう。あなたみたいに誰かが返答してくれないと
正直、キッツイものがあるんで、答えてくれて救われました。
今後の更新は、書き貯めた分が続く限り、これくらいのペースでやってきます。
今のところ120くらいまでは書き貯めてます。
425 :
名無し娘。:2001/06/04(月) 07:47 ID:aNwZ.JX.
(3番部屋)
(カチッ)
矢口「開いた!」
安倍「良し! 行くべ!!」
矢口「・・・大佐、ノーマルスーツを着ては頂けませんか?」
安倍「なっちは、MSに乗っても、必ず帰ってくる主義だ・・・だから、
ノーマルスーツは必要ないのだべ!」
矢口「あっそう、じゃ、いざというときは真夏の金魚鉢の金魚みたいに
口をパクパクさせながら、酸欠で逝っちゃってね〜〜」
安倍「・・・・・どうしてもって言うなら、着てもいいべ?」
矢口「別に〜〜、好きにすれば〜〜」
安倍「冷たい言葉・・・やっぱいらないべ! これから船に乗るのに、
そんなサウナスーツみたいなの着てらんないべ! 行くべ、行くべ!」
矢口「了解! 行こう!」
安倍「フフフ、モビルスーツの性能差が、戦力の決定的差で無いことを、
思い知らせてやるべ! MSの扱い方というものを、教えてやるべ!!」
矢口「・・・・(MSなんて、この現実世界には影も形もないって・・・・・なんか
さっきから、うちらの文章量少ないな・・・・絡みにくいか、この2人?)」
ガチャン
426 :
名無し娘。:2001/06/04(月) 07:47 ID:aNwZ.JX.
(4番部屋)
(カチッ)
石川「・・ねえののちゃん、あたしランドセル似合う?」
辻「似合う、似合う〜、まるで しんでれらの よーれす」
石川「やっぱり〜? ののちゃんもそう思う〜?
あたし何着ても似合っちゃうのよね〜〜、持って生まれた輝きは、
何者も曇らすことはできないのかしら〜〜?」
辻「・・そのクソ臭い減らず口の上下運動を、今すぐ止めな!!」
石川「今なんか言った?」
辻「別に〜〜、その靴とっても似合ってるね、って言ったんだよ〜〜」
石川「・・・・「そのク」しか合ってないわよ?」
辻「何だ、聞こえてんじゃん、リカちゃんは性格ブスだね〜?」
石川「アンタに言われたくないわよ! あたしは内面も、当然外見も美しいわよ!
これは自惚れじゃない、真実よ! そう真実・・・その証拠に、誰もが口を
揃えて言うわ、「あの可愛い女の子は誰?」 「あのオカチメンコたちの
中で1人だけ素晴らしく美少女な娘は誰?」、と・・・」
辻「・・・・(また石川脳内妄想劇場が始まったよ!)」
石川「・・そしてその質問に、お供の見窄らしい少女、辻希美が、恭しく答えるの・・
「あの聡明な女性は、石川リカ様です」と・・・それを聞いた人々は、驚くと
同時に納得をするわ・・「あのお方が石川リカ様・・・お噂通りお美しい・・」
と・・・・あたしは、その賛美と賞賛の声を聞きながら、下々の愚民どもに、
神々しい微笑みをくれてやるのよ・・・・ウフフフ・・・どう、目に浮かばない?」
辻「・・・(パラパラ)・・・え?、あ、もう妄想童話終わった?」
427 :
名無し娘。:2001/06/04(月) 07:48 ID:aNwZ.JX.
石川「ちょ、こっ、辻!! アンタなに人の話を無視して、ソファに寝っ転がって
本なんか読んでるのよ!?」
辻「そんな愚にもつかない話聞くくらいなら、「世界奇形全集」でも読んでた方が
マシだからね〜」
石川「よくもあたしの ためになる話を、そんなフリークス満載な見世物本で
シカトして・・・・ののちゃん、あなたにはお仕置きが必要みたいね?」
辻「何? わたしとヤろうって言うの? ついさっき負けた事、もう忘れたの?」
石川「フフ・・さっきは手加減してあげたのよ・・・
あたしが本気出せば、ののちゃんなんて赤ん坊よ?・・・恐いでしょ?」
辻「ぜ〜んぜ〜ん・・・リカちゃんの本気なんて、たかが知れてるしね〜〜」
石川「そう・・・・・・じゃ、あたしの力に恐怖してちょうだい、
そしてあたしに恐怖のサインを見せてちょうだい!・・・その時こそ、
我が「エニグマ」は絶対無敵の攻撃を完了させる!!」
辻「・・・JOJOネタ?・・・ジョジョネタは反応薄いよ〜、って言うかゼロだよ〜?」
石川「反応が薄いとか濃いとか、誰が見てるとか見てないとか、
そんな事はもうどうでもいい!! これはあたしのプライドの問題なのよ!
もうアンタなんかに二度と負けたくはないのよ!!」
辻「フン・・なら、死ぬしかないね・・」
石川「くどいぞ辻! あたしは元々1度死んだ身、お前のスタンドの正体を
見極めてから死んでやるわ!!」
辻「無駄ァ!」
バダーーーン!!!
石川「飯田さん!?」
飯田「安心するんじゃ、ポルナレフ・・・・・・って何言わせんのよ!?
てめーら!何ノロノロしてんだよっ!? 扉の鍵はとっくに開いてんだよ!
後がつかえてんだっ!! さっさと船に乗りに行けーーーーっ!!」
428 :
名無し娘。:2001/06/04(月) 07:49 ID:aNwZ.JX.
石川「いえ!、あのっ! これは、辻が・・・」
辻「りかちゃんが ののの らんどせるを ののから とりあげたのれす」
飯田「えっ! ホントだ! 石川がピンクのランドセルを背負ってる!」
石川「これはっ! 違うんです! あたし取り上げたりなんて・・・・」
辻「りかちゃんが 「あたしはピンク色した物は、全て自分のモノにするって
決めてるの!」っていって ののから むりやり・・・・(涙)」
飯田「石川! アンタ年上でしょ!? 小さい子に何やってんのよ!?」
石川「ちちち、違います! むしろあたしが無理矢理ランドセルを
押しつけられたんですよ!? この子ウソ言ってるんです!」
辻「りかちゃんが・・りかちゃんが・・・(涙)・・・いいらさ〜ん」
飯田「可哀相に・・・辻、こんなに震えて泣いて・・・・石川! アンタ自分が
普段イジられてるからって、替わりにこんな小さい子をイジメて鬱憤を
晴らすなんて・・・最低ね!!」
石川「そんな!イジメなんて! あたし人にイジメられた事はあっても、
人をイジメた事は一回も無いんです!」
辻「・・プッ(ニヤリ)」
石川「ホラ、今、辻が吹き出した! ニヤッって笑ってましたよ!?」
辻「いいらさ〜ん たすけてくらさ〜い(涙)」
飯田「嘘おっしゃい!! アンタに怯えて、こんなに涙ポロポロしてるじゃない!」
石川「嘘泣きですよ! 飯田さん、騙されないで下さい! よく考えて下さいよ!
辻みたいな顔した小娘が、性格いいはずないじゃないですか!?」
429 :
65:2001/06/04(月) 07:50 ID:aNwZ.JX.
飯田「うるさい! 素直に御免なさいすれば、パンチ一発で許してやろうと
思ったけど、もう怒った!! 貴様の腐った性根を叩き直してやる!
喰らえ! バグ射出!!」 チュィィィン!
石川「痛い痛い痛い痛い!!」
辻(え?これがバグ?・・・トゲトゲの付いた、ただの無線ヨーヨーじゃん・・・・)
飯田「とどめ! 爆発!」 ボガン!
石川「ぐぅあっ!・・・人間だけを殺す機械かよ・・・・・・!」 ガクッ
辻(・・・ヨーヨーが爆発した・・・え?、ビルギットさん?
・・・けど、アレが同時にいっぱい出てきたら厄介だな〜〜)
飯田「辻、仇はとってあげたからね? もう泣くんじゃないよ?」
辻「うれしいれす ありがとうなのれす さすがいいらさんは りーだーなのれす」
飯田「うん、それじゃカオリは部屋に帰るから、
辻は石川を連れて、船に乗るんだよ? 4番って書いた船だからね?」
辻「はーい」
飯田「そうそう辻・・・・地図を見たら分かると思うけど、島にある廃墟群には
近づかないほうがいいよ、辻はまだ死にたくないでしょ・・・・・それじゃね」
バダン
辻「廃墟・・そんなのあったっけ?・・・ま、行けばわかるか・・・
さてと、リカちゃんを引きずってっと・・・」(ズルズル)
石川「・・・うぅぅ・・・嘘だと言ってよ・・・バーニィ・・・」
辻「・・「0080」の主人公のガキ、好感度ゼロだよね〜〜」(ズルズル)
バタン
430 :
名無し娘。:2001/06/05(火) 01:34 ID:A4Qxk.uU
ジョジョネタ!イイ!スゴクイイ!!
ののかおは心が休まるね
432 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 07:00 ID:HbzrV4mA
(5番部屋)
バタン
飯田「さっ、カオリたちも行くよ?」
吉澤「飯田さん、ドコへ行ってたんですか?」
飯田「な〜に、ちょっと悪を成敗しにね・・・・それより船に乗るよ?
いい加減話進めないと、また最後に慌てる事になるからね・・・・」
吉澤「?・・はあ・・・」
バタン
(船上)
ブオ〜〜〜ン!
飯田「いや〜潮風が気持ちいいね〜〜」
吉澤「・・船って言うから、クルーザーとかヨットとか想像してたのに、
これただのモータボートじゃないですか?」
飯田「え? 何? 何か言った? モーターの音がうるさくて聞こえないよ?」
吉澤「いえ・・何でもないです・・・それより、何で飯田さんが運転してるんですか!?
免許とか持ってるんですか!? ちゃんと運転して下さいよ!?」
飯田「ハッハッハッハ! お〜るおっけ〜! 問題なし!
ちゃんと原付免許持ってるわよ〜!」
吉澤「・・免許の種類がちげーよ・・・他のみんなは、ちゃんと島に着いてんのかな?
まさか、その辺で沈没してるんじゃないよね・・・・」
飯田「大丈夫だって! これ半分は自動操縦で動いてるんだし、
まっすぐ走ってりゃイヤでも島にブチ当たるんだから! それ〜〜!!」
グオ〜〜〜ン!!
433 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 07:01 ID:HbzrV4mA
吉澤「ちょ、あんまりスピード出さないで下さいよ!? 危ないですよ!?」
飯田「な〜に言ってんの! カオリが やっさんを競艇場で負かしたときは、
時速800キロは出てたわよ! それに比べりゃこれぐらい、遅い、遅い!」
吉澤「・・・・それは「さんまの名探偵」の中の話でしょ? ていうかゲームじゃん!」
飯田「日本一の漫才師、死ぬっ!って「ごっつええ感じ」のコント見た次の日に、
横山やすし死去のニュース見たときは爆笑したわね〜〜」
吉澤「爆笑?・・笑えねえよ!」
飯田「死ぬ前は、さんざん悪人だ、狂人だって悪口言いまくってたくせに、死んだ
途端に天才扱いするテレビ局の変わり身の速さにも爆笑したわね〜〜」
吉澤「それはあたしもおもしろいと思った!」
飯田「でしょ〜? さすがカオリの見込んだ相棒だね〜〜・・・・・・そうだ!
吉澤に良い物あげる! もしもアルパが落とされた時のため、念のために
これを持っとくといいわ、ハイ」
吉澤「(パシッ)・・・何ですか?・・ハンカチ・・じゃない・・白い布・・マスクかな?」
飯田「そう白いマスク、ちょっと被って見せてみてよ?」
吉澤「え・・じゃあ、ちょっとだけ・・(モゴモゴ)・・何か・・このマスク変ですよ?
これ・・・もしかして・・ジャンプの裏表紙の裏の通販広告なんかによく載ってた
「これであなたも憧れの小顔に! あなたの弛んだ顔を引き締める、
ダイエット効果抜群のシェイプアップマスク!!」
みたいなマスクなんじゃないんですか!?」
飯田「違うよ、誰もアンタの頬を引き締める為のマスクなんて言ってないじゃん、
気にしすぎだよ? それはアレだよ・・ペスパ特製の防塵防臭マスクだよ、
それしてると、臭いとか全然しないでしょ?」
吉澤「あ、ホントだ、潮の香りが全然わからない・・・・・え?ベスパ?
Vガンネタですか?」
飯田「その通り!」
434 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 07:04 ID:J6Dif9bo
吉澤「・・・・あの〜飯田さん・・・・Vネタは控えた方がいいんじゃないですか?
皆さんあんまり知らないみたいでしたし・・・」
飯田「皆さんって誰よ? 誰に気を使ってるのか知らないけど、どうせ世界中の人
全てに分かるネタなんて、あろうはずがないのよ? だったら・・・」
吉澤「・・・だったら?」
飯田「クロノクル! 来いっ!!・・・とか言ってるのを見て、1人くらいはニヤッって
なる人が居れば、それでいいのよ・・・」
吉澤「・・そうですか〜? なんかよく意味がわからないんですけど・・・
あ、このマスクもう取ってもいいですか? スゴイ暑くて・・・」
飯田「別にいいよ〜、それは最後の手段だからね〜、切り札は最後まで
取っとくもんだし・・・お、島が見えてきた!・・・・」
吉澤「・・・ボートはちゃんと4つありますね・・・みんな無事に島に着いたんだ・・・」
飯田「よ〜し、さっそくヤツらを追っかけよう! 先回りして待ち伏せだ!」
吉澤「追いつけますかね? 波止場には、もう誰もいないし・・・・
だいぶ遅れを取りましたね?」
飯田「フフフ、大丈夫!すぐ追い越せるわ! カオリに抜かりはない!
ちゃんとオプションを用意してるんだから・・・・さ、到着っと・・・」
435 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 07:06 ID:J6Dif9bo
(波止場)
吉澤「いい天気〜、ナマコ狩りて〜〜・・・あれ?飯田さん?」
飯田「ちょっと吉澤〜 手伝ってよ〜」(ザクザク)
吉澤「・・・スコップ持って何やってんです? そんな砂浜に穴掘って?」
飯田「カオリが前もって、ここにオプションを埋めといたのよ、
ハイ、吉澤のショベル、 早く掘り出すの手伝ってよ?」
吉澤「あ、はい・・(ザクザク)・・・で、何が埋まってるんです?」
飯田「それは見てのお楽しみ・・・あ、出てきた・・・・ちょっとそっち持って?
持った? じゃ、せえのっと!」
ザザザザザ〜〜
吉澤「これは・・原チャリ!・・・スクーピー!?
ホンダの社員が見たら泣きますよ? こんな処理に困った盗難車みたいに
砂浜に埋めて! ボロボロじゃないですか!?」
飯田「知ったこっちゃないわよ!・・・エンジンかかるよね?・・・よっと」
キュルキュル・・・バボン!バババババ
飯田「良しっ!さすがホンダ!世界のホンダ!!・・・この辺ちょっとCMよ・・
さあ吉澤、後ろに乗りなさい?」
吉澤「え?ダメですよ! 原付は2人乗りしちゃいけないんですよ!」
飯田「それは日本の法律でしょ? ここは日本じゃないから関係ないわよ、
さ、早く?」
吉澤「はあ、そうですか・・よっと(ドサッ)・・・じゃあ、ここはドコの国なんですか?」
飯田「前も言ったじゃん、ジオンの勢力圏内だって。 位置的には、ソロモンと
サイド3の中間地点かな?」
吉澤「・・そっすか〜〜・・・(聞いたあたしがバカだった・・・)」
飯田「じゃ、行くわよ〜、吉澤しっかり掴まってなさいね?・・・では・・・
アクセル全開! ガンダムよ! 天に昇れ!!」
吉澤(・・・スクーピーだろ?)
ブ〜〜〜〜〜ン!!
436 :
名無し娘。:2001/06/06(水) 09:01 ID:ojHlJpy.
ガンネタよくわからんけど、オモロイ
ののに脅しかけて返り討ちに遭うヘタレいしかーおもしろい
もっとやって
438 :
70:2001/06/07(木) 07:43 ID:FGkxAPe.
(島 道路)
テクテク
安倍「・・ふぅ・・ねえ矢口、ちょっと休憩しない?」
矢口「ダメだよ、こんな見通しのいいトコじゃ。 周りから丸見えじゃん」
安倍「何でそんなに警戒してるんだべ? 誰かに狙われる心当たりでも?」
矢口「用心するに越したことはないよ・・・・・他人を始末しようとする人間は、逆に
、相手に始末されるかもしれないって事を常に覚悟しとかなきゃね・・・」
安倍「・・始末?・・・矢口は、誰を始末しようとしてんだべ?」
矢口「・・・・・・・・・オイラに従う者以外全て!」
安倍「・・なっちも始末するの?」
矢口「なっちはしないよ〜・・なっちは娘に必要な優秀な人材だからね〜」
安倍「まあ、なっちあっての娘だべ、当然だべさ!」
矢口「(フッ)・・・そだね・・・・・・・で、地図によると、そろそろチェックポイントの
建物があるはずなんだけど・・・」
安倍「う〜ん(キョロキョロ)・・・あ、アレかな? あのデッサン狂ったビル?」
矢口「・・・ズムシティ?・・・・たぶん、そうだと思う・・行ってみよう!」
タタタタ
439 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 07:44 ID:FGkxAPe.
(ズムシティ内)
矢口「・・・・・」
安倍「・・・・・ねえ、やぐ・・」
矢口「シッ!」
安倍「え?・・(どうしたの?)」
矢口(声を出さないで!・・・誰か中に居る・・・上から・・階段を下りてきてる・・・)
カツーン カツーン
安倍(ホントだ・・誰だべ?・・・先についた1番か2番のどっちかだべ?)
矢口(うん・・・でも、相手を見極めないとね・・・そっちの部屋に隠れよう!
うかつに動いちゃダメだよ?)
安倍(わかってるべ・・)
矢口(・・誰だ?・・・・声が聞こえれば・・・) バタン
カツーン カツーン
後藤「あ〜腹立つ!騙された!カオリめ!!」 ボコッ
ユウキ「痛っ! オレにあたんないでくれよ!? 悪いのは鉄仮面だろ!?」
後藤「うっせえ!! さっさと来い! 遅えぞ!?」
ユウキ「だったらリュック1コ持ってくれよ?オレに全部荷物持たせやがってよ!?」
後藤「アンタならできる! 持てる!!」
ユウキ「こんな時だけ調子いいこと言って・・・」
後藤「・・男はブツブツ文句言うな! 早く急げ! 他のヤツらに
追いつかれちゃうよ!?」
ユウキ「わかってるよ・・・後ろから撃たれるのはゴメンだからな・・・」
後藤「そうよ・・いくらあたしがエースでも、背後から不意打ちを食らっちゃ、
やっぱり不利だからね・・・行くよ?」
440 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 07:45 ID:FGkxAPe.
矢口(・・後藤姉弟か・・)
安倍(チャンスだべ矢口! 今ならヤツらの背中を撃てるべ!
後藤に仕掛けるべ!?)
矢口(待て! 今はマズイ! 一撃で落とせればいいけど、もしハズしたら、
今度はこっちが不利になる・・・この建物の中じゃ逃げ場はないしね・・)
安倍(けど!こんなチャンス滅多にないべ!?)
矢口(ダメだよ! 今、無理に危険に身を晒す必要はない・・・
それに後藤ブラザーズなら、わざわざうちらがヤらなくても、
カオリが倒してくれるはずだよ? だから・・・)
安倍(でもなっちは、後藤をこの手で倒したいんだべ!!)
矢口(・・・我々も、バグや鉄仮面のようになるつもりか?)
安倍(は?・・どういう意味だべ?)
矢口(なら、後藤姉弟くらい見逃せよ?・・・さ、うちらもチェックポイントに行くよ?)
安倍(・・何が「なら」だべ?・・・・ワケわかんない話してる内に、
あいつら行っちゃったべ・・・しょうがない、ポイントに向かうべ・・・)
ガチャ
441 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 07:45 ID:FGkxAPe.
矢口「なんか、あの2人、騙されたとか言ってたけど・・・」
安倍「うん、チェックポイントはココじゃないのかな?・・・地図が適当だったとか?」
矢口「わかんないね〜・・・まあ、行けばわかるよ」
安倍「そうだべ行くべ!・・ってまさかこの階段上るんだべか!?」
矢口「もちろん! エレベーターなんてあるはずないじゃん」
安倍「・・・・なっちココで待ってるべ・・・矢口1人で行ってきて?」
矢口「甘ったれんな! たかが10階や20階、自分の足で上れ! 行くよ!?」
安倍「・・・うっ!・・持病のシャクが!・・・・なっち動けないべ・・・・」
矢口「嘘臭いんだよ! 古いんだよ!! 文句言わずに付いてきて!!」
安倍「・・・わかったべ・・行けばいいんだべ?行けば?」
矢口「こんなトコでぐずぐずしてらんないよ・・それに、これ以上後藤ブラザーズに
離されたら、追いつけなくなっちゃうよ? 負けちゃうよ? いいの?」
安倍「イヤだーー!! 勝つのはなっちだべっ!! 矢口! 早く来るべさっ!
うりゃああああ!!!」 ダダダダダ!!
矢口「速っ!!、ま、待ってよ〜〜」 タタタ
442 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 07:46 ID:FGkxAPe.
(ビル近くの木陰)
保田「・・・・・おぇ」
加護「保田さ〜ん、ええ加減しっかりして下さいよ〜?
いつまで船酔いしてるんですか〜?」
保田「・・しょうがないじゃない・・・これでも、無理してここまで歩いてきたんだから・・
ちょっとだけ休ませてよ・・・」
加護「しんどいんはわかりますけど、さっきあのビルに安倍さんと矢口さんが
入っていきましたよ〜、うちら抜かれてしもたやないですか〜?」
保田「わかってるって、すぐに追いつ・・・あ、誰かビルから出てきた・・・
アレは後藤・・・・後藤と・・・」
加護「後藤さんの弟や!マークUや! 後藤さんの相方はマークUやったんか・・」
保田「・・スペシャルゲストとか言ってたのに・・・・しょぼいゲストだね〜」
加護「身内で安くあげてんな〜・・・・・・なんか、あの2人、言い争ってますね?」
保田「みたいだね・・・・あ、今、後藤の蹴りがマークUに入った・・・」
加護「続いて、首相撲からのチャランボ(膝蹴り)・・・・マークUダウン・・・」
保田「・・・・・あの2人、あのまま放って置いても良さそうだね?」
加護「そうやね・・・・でも何でケンカしてんのやろ?・・・・・あのビルの中で
なんかあったんかな?」
保田「う〜ん・・・そうだね・・・あのビルに、後藤の怒りを爆発させるような
何かがあったんだろうね・・・・」
加護「・・・・なんやろ?」
保田「さあ?・・・・・とにかく、しばらくここで様子を見ることにしようか?、
すぐに矢口たちも出てくるだろうし・・・」
加護「後藤さんたちの方はどうします?」
保田「構わない方がいいわよ、(一方的に)ドツキ合いしながら、先に進む
みたいだし・・・今は、あの建物の方に興味がある・・・」
加護「わかりました・・・・ん?」
443 :
75:2001/06/07(木) 07:47 ID:FGkxAPe.
〜♪〜
加護「何やこの歌? 後ろから?」
保田「・・・・石川・・・と・・・・辻かな?、この声は?」
辻「〜♪〜 漕げ 漕げ 漕げよ〜」
石川「〜♪〜 もっと漕げ〜〜」
辻・石川「ハァイッ!」
辻「〜♪〜 漕げ 漕げ 漕げよ〜」
石川「〜♪〜 もっと漕げ〜〜」
辻・石川「アァイッ!」 (エンドレスにリピート)
加護「・・・・なんの歌?・・」
保田「・・・この歌どっかで・・・聞いたような・・・・・ハッ!そうだ!
この歌は映画「ダーティハりー」で、幼稚園バスをジャックした犯人が、
幼稚園児達にムリヤリ歌わせていた歌だ(歌詞適当)!!」
加護「・・そんな30年も前の古い映画、ウチ知らんわ・・・」
444 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 07:47 ID:FGkxAPe.
辻「あ、アイちゃ〜ん」
石川「保田さんも〜〜、こんなトコで何やってるんですか〜?」
加護「ちょっと索敵中やねん・・ってなんでリカちゃんがランドセル背負ってんの?」
保田「また濃いぃヲタ人気をゲットしようとして・・・アンタ、ホントに計算高いわね?」
石川「違います! あたしはイヤだって言ったのに、この小生意気な坊主が・・・」
辻「もうその話はいいよ〜、で、誰を索敵してんの〜?」
加護「あそこにビルあるやろ? さっき、あん中に、シャアズゴとヤクトドーガが
入っていってん、もうそろそろ出てくる頃やと思うけど・・」
石川「・・・・シャア専用ズゴックが、安倍さんの事だっていうのはわかるけど、
ヤクトドーガって誰のこと?」
加護「矢口さん・・やぐち、やくち、ヤクチ・・・・ヤクト・・なっ?」
保田「語呂合わせじゃん! しかも無理矢理合わせてるし!?」
辻「ふ〜ん、矢口さんは安倍さんとコンビになってるのか〜・・・とすると、
組み合わせは辻・石川、保田・加護、矢口・安倍・・・で、飯田・吉澤だったから
残る後藤さんは・・・」
加護「あの陸戦型ガンダムやったら、さっきジム頭と一緒におったで」
石川「へ〜、ごっちんは、あの姉の七光りとパートナーなのね〜、
出来の悪いの押しつけられて大変ね〜」
保田「辻もね」
辻「まったく!」
石川「? 何言ってるの?」
445 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 07:54 ID:FGkxAPe.
加護「(お前のことやっ!気付けっ!アホウ!)・・・・
ところでのの、サイクロプス隊はどうなったん? あのまま立ち消え?」
辻「あ〜、そんなのあったね〜、けど、矢口さんから、何にも連絡ないよ〜」
保田「何なの、そのサイクロプス隊って?」
辻「リカちゃん、説明してあげて〜」
石川「保田さん、サ隊っていうのはですね(以下説明略)なんですよ〜・・
ハッ!説明削られてる!? あたしの出番をカットするなんて!」
保田「・・・なるほど・・・矢口がそんな裏工作してたとは・・・・あの子も野望家ね・・・」
加護「ねっ、言うたでしょ〜? みんな自分が一番可愛いって、目的のためには
手段を選べへん悪人揃いの集団やって・・わっかりました?」
保田「・・加護の言うとおりかもしれないね・・・・この分じゃ、後藤や吉澤も、
腹の中では何考えてるかわかったもんじゃないね・・・」
石川(保田さんの、普段滅多に周りに見せない、自分が一番になりたい
と言う欲望が解放されていく?・・・これは・・この力・・このオーラ力は!?)
加護(・・これでこの人も、自分本来の実力を、手加減なしに発揮できるやろ・・・
おもろいことになりそうや・・・・・せやけど、スゴイ面してるな・・こんな顔で
睨まれたら、大人でも半泣きになるな〜・・・)
辻(・・・保田さんも、自分の欲望の為に動くのかな・・・しかし・・どうかな?
大きすぎるオーラ力は、自分の身を滅ぼしかねませんよ〜〜)
446 :
名無し娘:2001/06/07(木) 18:35 ID:9tz3ipOE
ヲイヲイダーティーハリーまで出てくるのかよ〜
でも、それもわかる俺って一体・・・・
447 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 20:23 ID:92B0bxT2
チャランボって聞くと涙でそうだ。
448 :
名無し娘。:2001/06/07(木) 23:02 ID:CfEAIcZM
「オーラ力」ってダンバインだったっけ?
449 :
名無し娘。:2001/06/08(金) 01:25 ID:qQL5so5I
ハイパーヤッスーだけは見たくない・・・(w
MSに比べれば虫型のABは異形だからヤッスーに合ってる
451 :
名無し娘。:2001/06/08(金) 02:53 ID:3Yd72AwY
ヤッスーは現代のジャンヌ・ダルクだ!!
452 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:49 ID:ShxyfrsA
ここを見てくれてるのは6人か、結構多いな。
書き手入れて3人くらいかと思ってたけど。
453 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:51 ID:ShxyfrsA
(ズムシティ 最上階)
カツーン コツーン
安倍「・・ぜはあ〜、ぶはあ〜・・・もうダメだべ・・・」
矢口「最初に全力でダッシュするからだよ・・・ホラ、ついたよ」
安倍「ハア、ハァ・・もう限界・・しばらく動けないべ・・・」 ドサッ
矢口「もうしょうがないな〜、じゃココで待ってて、
オイラがチェックポイント捜してくるから」
安倍「・・すまないべ・・・ちょっとエネルギーを補給するべ・・・何にしようかな〜
・・・サッポロポテトバーベQ味にするべ!・・・・(ムシャムシャ)」
矢口「またオヤツ!?・・・まったく・・」
タタタ
矢口「・・さ〜て・・・ドコかな〜?(キョロキョロ)・・・・あっ、紙に何か書いてる!
・・・えっと・・・・なになに・・・
「この文章を読んでいる方へ
わざわざ階段を上って、ここまで来られて誠に御苦労様でした。
しかし残念ながら、チェックポイントはここにはございません。ていうか、
この島には、チェックポイントなどというものは一つも設置されておりません。
何故かと申しますと、事前に説明のあったオリエンテーリングなんてものは
タダの建前だったのでございます。 ウソです。虚言です。空言です。
・・・・・・つまりオメーは騙されたって事だよ! このアンポンタン!!
ざまあみやがれ、思い知ったかこの低能野郎! アッタマわるぅーーーー!!
悔しかったら、ゴール手前の廃墟群までやって来なっ!! この鉄仮面様が
御相手してやるよ! 但し! 来るなら死を覚悟してから入らして下さい。
確実に死にます。・・・・それではこの辺で、乱筆乱文御容赦下さい。
皆様の御健康と御多幸をお祈りして かしこ
初夏吉日 鉄仮面」
454 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:52 ID:ShxyfrsA
矢口「何だよこのアップダウンの激しい文章は!! 文脈も文法も言葉使いも
狂ってんぞ!?・・・・・って何ぃ〜!、オリエンテーリングは嘘だとぉ!?
・・・まさか、オイラがカオリの部屋で手に入れた作戦計画書も、
本物じゃなかったのか? これもダミーだったとは・・・・・ちきしょうめ!!」
安倍「どうしたの矢口? 何かあったんだべ?」
矢口「・・・・・・・・これ見てよ・・・・」
安倍「(読文中)・・・なんと!?・・・・・・・でも、この鉄仮面って誰だべ?」
矢口「カオリに決まってんじゃん! 他に誰がこんな事すんのよ!」
安倍「なるほど・・・・・・じゃあ、オリエンテーリングがデタラメだったって事は、
カオリは一体何をやるつもりなんだべ?わざわざこんな無人島にまで来て?」
矢口「・・たぶん・・うちらを・・モーニング娘を粛正するつもりだよ・・・!」
安倍「・・矢口、粛正の意味知ってて、言葉使ってる?」
矢口「そういうなっちは知ってんの?」
安倍「え、あ、いや〜・・・・ところで! これからどうするべ? とりあえずゴールに
先に着いたら勝ちってルールは有効みたいだけど、地図で見ると、ゴールに
着くためには、どうしても廃墟地帯を通り抜けなきゃならないべ?」
矢口「でも、その廃墟にはカオリが待ち受けてる・・・恐らく罠でも張ってね・・・」
安倍「・・・どんな罠だべ?・・ねえ矢口、なっちたち無事に通り抜けられると思う?」
矢口「恐いの? 自信ないの?
なっちは自分で自分がカオリに負けると思ってんの?」
安倍「・・人気と可愛らしさなら圧倒的に上回ってるけど・・・
力じゃ絶対に敵わないべ・・体格もカオリの方が、おっきいし・・・」
矢口「でかくって、リーダーをやってるヤツが偉いのかよ? 強いのかよ!?」
安倍「・・や、そういうわけじゃないけど・・・あのMAには勝てる気しないべさ・・・」
455 :
80:2001/06/09(土) 06:53 ID:ShxyfrsA
矢口「(腰抜けめ!・・すっかりビビってやがる・・しょうがないな・・・)・・・これは
言いたくなかったけど、なっちにだけ教えてあげる・・・」
安倍「何?」
矢口「・・このゲームの優勝賞品・・・何だと思う?・・実はね、
「自分以外のメンバー1人1人に、1つだけ何でも言うこと効かせる券」
、通称「ワガママ券」が貰えるんだ!・・・」
安倍「へ?・・・何それ?
その小さい子供が父の日にあげる「肩叩き券」みたいなのは?」
矢口「その名の通りだよ。 この券を持ってれば、他のメンバーに何でも言うこと
効かせられるんだ・・・辞めろって言うこと以外は、どんな無茶な事言っても
いいんだよ・・」
安倍「え!ホントに!? じゃあ例えば矢口に、すっぴんでカメラの前に立って
笑えって言っても・・・」
矢口「ルールだからね、従わなきゃいけないし、オイラも従うよ・・・
・・・・・・(おい、このブータイプ、普段そんなこと考えてたのか!?)」
安倍「じゃあじゃあ、後藤にメインを降りてなっちに譲れ、とか、
カオリにリーダー辞めてなっちに譲れ、何て事も・・・・」
矢口「可能だよ・・・それだけ、この「ワガママ券」はスゴイって事だよ・・・」
安倍「ホントにスゴイべ! それさえあれば、なっちの望みの8割は叶うべ!!
これは何が何でも優勝するしかないべっ!! 矢口! 先を急ぐべ!!」
矢口「・・うん・・行こう・・・・(・・けど、賞品がワガママ券だって書いてあったのは、
カオリの部屋にあった作戦計画書だからな・・・其処に書いてあった
オリエンテーリングが嘘だとわかった今、とてもじゃないけど信じられないよ
・・・・まあ、なっちがやる気になったからいいけど・・・・)」
タタタタ
456 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:54 ID:ShxyfrsA
(ビル側の木陰)
辻「ねえ〜、2人が出てきたよ〜、行っちゃうよ〜?」
保田「え?あ、どうしよう? 追いかけて、ビル内に何があったか聞いてこようか・・」
石川「教えてくれますかね〜?」
加護「さあ、どやろな〜?」
辻「早くしないと走って行っちゃいますよ〜、もう見えないし〜」
ブ〜〜〜ン!
保田「何だ? エンジン音?」
石川「でも、ここ無人島ですよ〜?」
ブ〜〜〜〜ン!!
吉澤「い、い、飯田さん! もっとゆっくり! 飛ばしすぎですって!」
飯田「ハハハハハハ!! マッハよ!マッハ!!」
ブ〜〜〜〜〜〜ン!!!
吉澤「危ない、危ない! こけるって! こんな砂利道! こけたら死ぬって!」
飯田「旧世紀以来のバイク乗りの伝統復活を願うこの私が、これしきの事でぇ!!」
加護「今もの凄いスピードで前の道を走り抜けていったん、飯田さんでしたよね?」
辻「よっすぃーも、その後ろにしがみついてたね〜」
石川「・・・宇宙でタイヤなど使うな!」
加護「・・・誰?・・・・・・マーベットさん?・・・」
辻「リカちゃん、黒い人の役ばっかりだね〜」
保田「加護!ワケわかんないこと言ってないでカオリを追っかけるよ!!」
加護「ラジャ!」
辻「わたしたちも付いていこうか〜、リカちゃん行くよ〜」
石川「ウッソ、あたしの後ろにつきなさい! あたしを盾にするのよ!」
辻「・・・だから・・Vガンは・・ちょっと・・ねえ?」 タタタ
457 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:55 ID:ShxyfrsA
(道路)
安倍「何か後ろから音が近づいてくるべ・・・何だべ?」
矢口「バイクの音みたいだね・・誰だ、誰が乗ってる?」
ブ〜〜〜ン!
吉澤「飯田さん! 前方に敵影! 数は2つです!」
飯田「わかってる!あれは・・・シャアズゴとアッガイ! なっちと矢口だ!」
吉澤(わざわざMSに例えなくても、最初から名前で呼べばいいのに・・・)
安倍「後ろから巨大な敵が! あれは・・・」
矢口「カオリと・・・・よっすぃーか!?」
ブィ〜〜ン、キキキイィ!!
飯田「おやおや、お2人さん、まだこんな所をうろうろしてたのかい?」
安倍「誰のせいだべ!?」
矢口「カオリがオリエンテーリングなんてウソ言って騙して、うちらに
ビルの20階まで無駄足踏ましたからでしょ!?」
飯田「ふふん、アレは矢口がカオリの部屋に忍び込んで、作戦計画書を
盗んでいったお返しよ!」
矢口「!!・・カオリ、気付いてたの?」
飯田「当たり前よ! あたしを誰だと思ってんの、あたしは飯田カオリだぞ!!」
安倍「・・・知ってるべ・・・・・で、カオリは何をしようとしてるんだべ?」
飯田「・・カオリは、娘をより良い方向へ導こうとしてるだけよ・・・・
増えすぎたメンバーは、娘をダメにするだけだしね・・・この気持ち、
なっちならわかるでしょ?」
安倍「・・わからんこともないべ・・お互いだいぶ、肝を舐めたべさ・・・」
458 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:56 ID:ShxyfrsA
矢口「またごっちんや、圭ちゃんを排除しようとしてんの?」
飯田「・・・黙秘します」
矢口「ヤる気なんだ・・・よっすぃーは? よっすぃーはそれでいいの?」
吉澤「・・・いいですよ、あたしは飯田さんに賛同します」
矢口「よっすぃー!? どうしちゃったの! そんなキャラじゃなかったじゃない!?」
吉澤「ごっちんと保田さんがいなくなれば、プッチモニは無くなるでしょう?・・・
そうすれば、あたしは、新しい自分を手に入れる事ができる・・・
あんなユニット、無くなっちゃえばいいんだ!」
矢口「よっすぃーおかしいよ!
プッチに入った時は、あんなに喜んでたじゃない!?」
吉澤「・・あたし頑張ったのに! 恥を忍んでパンチラ頑張ったのに!!
・・・なのに世間で話題にもならなかった! 耳目を集めたのは、いつもと同じ
ごっちんだけだった!! あたしのパンチラを喜んだのは、ホンの一部の
キモイヲタだけだったんだよ!! そんなキモヲタにだけ注目される
ユニットなんて、あたしが壊してやる!でなきゃ救われないんだよーー!!」
安倍「・・・・でも、それはしょうがないべ・・・そんな飛び道具で人気取ろうとしても・・」
吉澤「あのユニットは、あたしには向いてなかったんだ!もういらないんだ!!
アレはあたしにとって存在してはいけない存在!・・・ならば、この手で・・!!」
矢口「よっすぃー・・・カオリ! よっすぃーに何したの!?」
飯田「カオリは何も、ねえ吉澤?」
吉澤「そうですよ、あたしは正気です、ただ本音を話しただけですよ・・・・
そういう矢口さんだって、いろいろ暗躍してるんじゃないんですか?」
矢口「!・・・矢口は別に何も・・・」
飯田「嘘言わないで、カオリ達はちゃんと知ってんのよ?
辻加護石川に根回ししてた事くらい・・・影でコソコソと・・・汚いわね?」
矢口「・・・ああそうだよ! 矢口だって、いつまでも人の下についてる気は
ないんだ! スキ有らば、天下獲ってやろうと思ってるよ!!」
459 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 06:56 ID:ShxyfrsA
飯田「白状したわね・・・ホラ見なさい、吉澤も、矢口と同じ・・・・
自分の気持ちに正直になっただけよ」
矢口「・・・・・・・・・そうだね・・・・わかったよ・・・・」
安倍「結局・・遅かれ早かれ、こんな憎しみだけが広がって・・・・・・」
飯田「・・・もうカオリたちは行くよ・・今度会うときは、敵同士かもね?」
吉澤「最後にお礼を言っときます・・矢口さん、安倍さん・・・今まで色々お世話に
なりました・・・・・あたしの気持ちをわかってくれとも、味方になってくれとも
言いません・・・ただ、あたしたちの邪魔はしないで下さい・・・・
もし邪魔をするならその時は!・・・・・・・・・さようなら」
キュルキュル・・・・ブ〜〜〜ン!!
安倍「・・・・・・・・矢口、大丈夫?」
矢口「うん・・平気・・・・・ただ、よっすぃーがあんな事言うなんて・・・・そこまで
追いつめられてたなんて・・・知らなかったよ・・・・ちょっとショック・・・」
安倍「・・人生色々あるべさ・・・人それぞれだべ・・・
けど今は、自分のことだけを考える時だべ!!」
矢口「うん・・・・そうだね・・そうだよ! オイラとヤろうっていうんなら、
ヤってやるだけだよ! それで、うちらが勝てばいいんだし!」
安倍「そうだべ!勝てばいいんだべ! 勝者には全てを! 敗者には無を!!」
矢口「おーる おあ なっしんぐ! よっしゃあっ!!決めた! このゲーム、
勝つのはうちらだ!! うちらに逆らう者は、全て血祭り! 祭だ祭だ!! 」
安倍「なっちもやるべ! みんな追い落としてやるべ!
ついでに5thルナもアクシズも落としてやるべ!!
なっちに刃向かう者には、核の冬をプレゼントしてやるべ!!」
矢口「ヤるぞーー! 頑張って行きまーーー」
安倍「しょい!!」
460 :
85:2001/06/09(土) 06:57 ID:ShxyfrsA
(道路沿いの木陰)
保田「・・・なんかあの2人、テンション高すぎだね・・・」
加護「えらい物騒なこと言うてたし・・・ホンマ、悪人ばっかしな話になってきたな?」
辻「だね〜、今回は、わたし1人じゃ修正しきれないかもね〜」
石川「よっすぃーがあんな恐いこと考えてたなんて・・・本気なのかな?」
保田「あの子、自分からパンチラ志願したくせに・・・・逆恨みも甚だしいわね!」
加護「中途半端な覚悟でパンチラやるからや! パンチラ道を舐めてるから、
自分の未熟さを棚に上げて、人を恨んだりすんねん!」
石川「そうよ! パンチラを甘く見てたら、火傷するわよ〜!」
保田「・・ていうか、ただのヨゴレでしょ?」
辻「まあ、平たく言えばね〜〜・・・・・・・それより、これからどうしようか〜?」
保田「あたし達は、矢口達を追いかけるわよ、あの雰囲気普通じゃなかったし・・」
石川「・・じゃあ、あたしたちは飯田さんとよっすぃーを追いかける?」
辻「相手は原付だよ? とてもじゃないけど追いつくのは無理だね〜〜」
加護「ほな、どうすんの?」
辻「・・・・これより、我々ロンドベルは独自の行動をとります」
加護「へ?・・修正始まったん?」
保田「何にせよ、ぐずぐずしてらんないわ! 行くよ!加護!」
加護「ラジャ!・・・じゃあ、また後でな〜」
タタタ
石川「バイバ〜イ・・・・・・行っちゃったね?」
辻「そうだね・・わたし達もとりあえず、前に進んでおこうか〜」
石川「うん、で、ののちゃん、これから何をするつもり?」
辻「・・・・敵対勢力の撃破、バグの殲滅、アクシズの落下阻止、ってトコかな〜」
石川「そんなにいっぱいできるの?」
辻「できるよ・・リカちゃんの秘めたる力が必要だけどね〜」
石川「?・・・・あたしの力?・・どんなの?」
辻「この天使の輪っかを使ってね・・・さ、先行くよ〜〜」
461 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 07:21 ID:aUC6KwGM
はーい、7人目でーす!!
がんばれロンドベル
462 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 09:23 ID:SAKFDpDo
2人目かな?
結構見てる人いて驚いたよ。
463 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 10:51 ID:zgQMEtMU
ってこたぁ、俺が8人目だな。クェス吉澤かっけー
464 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 19:05 ID:H4XTivvk
9人目です。
鉄仮面頑張れ。
矢口は色といい形といいゴッグだと思われ
466 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:12 ID:Of/V4ttE
ガンダムは判らないけど面白いからずっと読んでるよ。
感想が少ないのはガンダム知らない人がむやみに書き込まないだけだと思うよ。
気にしないでがんばって。
467 :
名無し娘:2001/06/09(土) 23:24 ID:hxLI7Rmc
一人目です。
Vガンネタでシュラク隊も出てくるの〜
468 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:37 ID:QwlT.7XM
そろそろ500k越えたし、移転予定。
469 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:43 ID:QwlT.7XM
クェス吉澤はちょっと失敗。
矢口は、そう言われればゴッグっぽいかも。
シュラク隊は無理。 メンツ足らなさすぎ。
ガンダム判らなくても面白いって言ってくれるのは嬉しいけど、ちょっと不思議。 頑張ります。 ありがと。
470 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:44 ID:QwlT.7XM
(休憩小屋)
後藤「だいぶ歩いたし、ここら辺でちょっと休憩しようか?」
ユウキ「そだね・・・ちょうど小屋もあることだし・・・やっと荷物を下ろせるよ〜」 ドサッ
後藤「じゃ、御飯の用意をしよう! ユウキ、米を炊け!」
ユウキ「姉ちゃんは?」
後藤「お前を見守っててやる!」
ユウキ「は?何言ってんだよ? 手伝ってくれよ!?」
後藤「しょうがないわね〜、じゃあ・・・・あれ?、何だこの壁に貼ってる紙?・・
「お食事処への道」?・・な〜んだ、わざわざ作んなくても、ちゃ〜んと
用意されてんじゃ〜ん。 さっそく食べに行くよ?」
ユウキ「う、うん・・・けど、なんか怪しくないか?」
後藤「そう? まあ行くのがイヤなら、アンタ1人で飯の支度して貰うだけだけど?」
ユウキ「さっ、行こうか〜? 美味しいもんがあるといいな!」
タタタ
s
471 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:45 ID:QwlT.7XM
(小屋の外 茂みの中)
矢口「・・・・行ったね・・・・フフフ、罠とも知らずに・・・・・・あ、なっちに連絡
しとかなきゃね・・・・・このトランシーバー内蔵型のミニモちゃんバッジを
使って・・・(ピッ)・・ブラウエンジェルからバルフィッシュ、応答せよ?」
安倍「・・こちらバルフィッシュ・・」
矢口「・・予定通り、ヤツらは食料に釣られて、そっちに向かっている・・」
安倍「・・了解・・こちらも計画通りツメを装備して、既に洞窟に隠れてるべ・・」
矢口「・・了解・・ブラウエンジェルもすぐに洞窟に駆けつける・・それまで頑張って」
安倍「心配ないべ! この赤い彗星の辞書に、敗北の二文字はないべさ!」
矢口「(いや負けてばっかじゃん!)・・了解・・では通信終わり・・(プチッ)」
矢口「・・さて、なっちがうまく2人を倒せればいいけど・・・1人じゃ無理だろうな・・
ま、もともとなっちが「どうしても後藤をこの手で倒したい!」って言ったから、
付き合ってあげてるんだし・・・例え、返り討ちにあっても自業自得だからね
矢口にとっては、どう転んでもいいや・・・・」
タタタタ
472 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:46 ID:QwlT.7XM
(茂みの中より更に奥の茂み)
加護「聞きました? なんか洞窟に罠張ってるみたいやね?」
保田「・・矢口となっちは、カオリたちではなく、まず後藤を狙ってるのか・・」
加護「・・・保田さん、ウチにええ考えがあります・・
うまいこと行ったら、あの4人を一網打尽にできますよ」
保田「何するつもり?」
加護「・・まあ、ハッキリ言うたら汚い手ですよ・・・・けど、ウチらが勝てるんやったら
別にええでしょ? それは保田さんの望む所でもあるでしょ?」
保田「・・・・・・どんな手よ?」
加護「・・ノーコメント・・保田さんは、ちょっと先へ行ってて下さい、ウチもすぐに
追いかけますから・・・こっからは、しばらく別行動取りましょ?、ね?
あの4人の始末は、ウチに任しといて下さいよ?」
保田「・・・吉澤の事も気になるし・・アンタがいいなら、あたしはそれでいいけど
・・・・・1人で大丈夫?」
加護「だいじょぶですよ、子供と違うんやから! そしたら、ウチは準備があるんで
もう行きますよ、保田さんも気ぃ付けて!」
ダダダ
保田「・・あの子、何するつもりよ・・・
どうしよ? やっぱり、付いていってあげた方がいいかな?」
473 :
名無し娘。:2001/06/09(土) 23:47 ID:QwlT.7XM
(廃墟地帯・・にある倒産電気店「ザムス・ガル」)
ブィ〜〜ン キキィ!
飯田「到着! じゃあ吉澤、後の準備は頼んだわよ?」
吉澤「え? 飯田さんはドコ行くんですか?」
飯田「カオリはちょっと、みんなの様子を見てくるよ。 みんなのドロドロした
罵り合いを、この目で見ておきたいしね」
吉澤「・・・そんなの見たいですか?」
飯田「見たい見たい! というわけだから、準備お願いね?やり方わかってる?」
吉澤「あ、はい、このヨーヨーを充電しとけばいいんですよね?」
飯田「ヨーヨーじゃないわ、バグよバグ!」
吉澤「あっ、そうでした、間違えちゃいました・・・バグでしたね〜
(・・どっから見てもタダのヨーヨーなんだけど・・・)」
飯田「名前には気を付けなさいよ?
・・・で、このバグは100個あるから、それ全部を充電しとくのよ、いい?」
吉澤「ええ!100個全部ですか!? 充電器は1コしかないのに!?」
飯田「バグ1個の充電に、だいたい3分掛かるとして・・3×100だから300分ね」
吉澤「300分!? ってことは5時間も!? あたし1人で!?」
飯田「そうよ〜、簡単じゃない、楽勝でしょ?」
吉澤「無理っ! やってらんねえっすよっ!! こんな暇なこと!!」
飯田「やってみてから言うんだよっ!!・・・わかったわね? カオリはもう行くけど
、ちゃんと充電やっとくのよ? もしできてなかったら・・・・!」
キュルキュル・・・ヴォ〜〜〜ン!
吉澤「・・・一瞬とは言え、飯田さんについて行こうと決めたあたしがバカだった・・・
ていうか、こんなイジメられ役はリカちゃんのキャラなのに!!」
クェス吉澤はあんまりイメージわかないね.
やっぱ辻=クェスがいいかな
なんか加護のキャラってよくわからんくておもしろいな
策士のようでいて余裕なくいっぱいっぱいで
475 :
名無し娘。:2001/06/10(日) 04:57 ID:CWFaATAo
ここの辻は世界観司ってるからクェスは似合わないんちゃいますか?
476 :
名無し娘。:2001/06/10(日) 07:59 ID:2rVcGiHo
何もかもが行き当たりばったりなので。
で、このスレ500k越えたんですが、もうそろそろ移転した方が良いのでしょうか?
まだここで続けた方がいいですか? 大きすぎってエラーが出るまで。
誰か明快なお答え下さい。
レスが800〜900あたりで新スレ移行が慣習だからここでいいんじゃない?oh year!ユウキが炊事!
たぶん鯖への負担は「小さいスレ複数(新スレ立てること含めて)>大きいスレ1個」なんだと思う
478 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 01:47 ID:/OYV4jnQ
>>476 大きすぎのエラーが出ると移転先を知らない人間が出るから、適当な死にスレを見つけて早めに移動したほうがいいのでは?
479 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 05:48 ID:MyUxcbUA
>>477 >>478 意見が別れましたね。 どっちがいいんだろうか?
・・・確か昔、「妄想楽屋裏1」のスレが、560とか580とか越えた時点で
エラーが出て、書き込め無くなった記憶があるような・・・?
一応、移転先の死にスレは見つけてるんですが・・・
まあ、もうしばらくはココでやって行きましょうか。
480 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 05:49 ID:MyUxcbUA
(洞窟入り口)
後藤「なんか回りくどい道筋だったね〜・・・で、結局食べ物はこの中かな?」
ユウキ「小屋にあった紙に書いてた場所は、ここで間違いないと思うけど・・・
・・・この中真っ暗だな・・・ホントにココが食い物屋なのか?」
後藤「・・良し、ユウキ!斥候に出ろ! あたしはココで待ってる!」
ユウキ「ヤダよ!オレ1人でなんて! 一緒に行こうよ?」
後藤「このヘタレ! 何時になったら、姉ちゃんの手を借りずに独り立ち
できるんだよ!? そんなんだから、いつまで経ってもテレビで、
「ユウキ君は、あのモー娘の後藤マキさんの弟さんなんですよね〜」
って感じで、紹介されるんだよ!!」
ユウキ「・・・オレだって、自分なりに頑張ってんだよ・・・仕方ないじゃんか・・・・」
後藤「あ〜もう! 男のくせにヘコむな!
わかったわよ、一緒に付いてったげる、行くよ?」
ユウキ「・・ありがと・・(意外と優しいな・・珍しい・・蛙でも降るんじゃないか?)」
後藤「てめっ! 心の中で陰口叩く癖は治せっていつも言ってるでしょ!?」
パンッ
ユウキ「イテッ!・・・ごめん・・・けど、覚えておいてくれよ・・姉ちゃんの後ろには、
いつもオレがいるってことを・・・」
後藤「?・・背中を守ってくれるって言うの?・・・似合わないこと言っちゃって・・
あんたマウアーかよ、雌雄逆転してんじゃん! ホラ、行くぞ〜」
カツコツ(洞窟へ入る)
481 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 05:50 ID:MyUxcbUA
(洞窟外の茂み)
ガサゴソ
矢口「・・・さて、このまま、なっち1人放って置きたい所だけど、そういうわけにも
行かないしね・・・矢口の実力を、ヤツらに見せてやるか!」
タタタ(洞窟へ入る)
ガサゴソ
加護「・・・矢口さん、自分から死地に飛び込んでいったわ・・・・・さあ後は、洞窟の
入り口に爆薬をセットして・・・(カチャ)・・・これで良し!・・・フヒャヒャ・・・
ウチのアプサラス完成を邪魔するからや!・・・・貴殿が戦死されれば、
命令は永遠に本国に届かない・・・フッフッフッフ・・・
(・・・我ながらワケわからんセリフやな〜・・・08小隊知らん人はもっと
わからんやろな・・・まあ、そんなヤツはココには居らんか・・・・)」
(森)
キュゥィーン(例の直感の音)
辻「ハッ!・・・・この感覚・・・」
石川「ののちゃん?・・どうしたの?」
辻「この前に・・前の空域に・・強い力を感じる・・・・赤い・・赤い髪の女が・・・」
石川「赤い髪?・・そんな人、メンバーに居たっけ?」
辻「・・・赤い髪の女・・危険すぎる・・・・強すぎる力を・・・・リカちゃん、急ごう!」
石川「・・そんな強い、危険な人の近くに行きたくないんだけど〜・・?」
辻「あの強大な憎しみの力に勝てるのはリカちゃんしかいないよ〜、だから、
わたしたちが行かなきゃね〜、大丈夫、自分の力を信じれば・・・・・」
石川「う、うん・・あたし、やってみる! 行くわ!」
辻(でなきゃ話進まないからね〜〜) タタタ
482 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 05:51 ID:MyUxcbUA
(道路)
テクテク
保田「・・・1人で先に来ちゃったけど・・・ホントに・・これで良かったのかな・・・
やっぱり加護が心配だな・・・・戻ろうか?」
ブィ〜〜ン!
保田「またバイク! カオリだね!?」
キキキィ!
飯田「・・・カミーユ・・宇宙へ・・さよなら・・・」
保田「・・フォウ・・これで良かったのか? フォウ!?・・って何言わすのよ!?」
飯田「フフフ・・ノってたくせに・・・・ところで圭ちゃん1人なの? 加護は?
死んじゃったの?」
保田「死んでないわよ!・・・今は別行動をとってるだけよ・・」
飯田「そう・・・ま、圭ちゃん1人なら好都合だわ・・・カオリは圭ちゃんに話が
あるのよ・・聞いてくれる?」
保田「何の話?」
飯田「・・圭ちゃんは、後藤以下の新メンバーの事、どう思う?」
保田「どうって・・・別に・・可愛い後輩たちじゃない・・・・それがどうしたの?」
飯田「それが自分の立場を脅かす存在だとしても? ヤツらのせいで、次は
自分がクビにされるかもしれないとしても!?
・・・・・・圭ちゃんは、まだそんな風に言ってられるの?」
保田「カオリ?・・クビってどういう意味よ?」
飯田「そのままの意味よ・・不必要になった娘は、排除される運命なのよ!」
・・・・かつて娘は、カオリやなっち、圭ちゃん、矢口たちのものだったはずよ
圭ちゃんだって覚えてるでしょ?」
483 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 05:52 ID:MyUxcbUA
保田「今だってそうでしょ? あたしたちみんなでモーニング娘じゃない!?」
飯田「フッ・・圭ちゃん、それ本気で言ってんの?
・・圭ちゃんだってわかってるくせに! 今の娘は、後藤や吉澤、辻加護の
新メン人気で成り立ってるって、知ってるくせに!!」
保田「・・・・1人抜けてるわよ?・・・石川は?」
飯田「(黙殺)今の娘では、カオリたち旧メンは、ただのオマケでしかない!
そんな付属物扱い! カオリにはもう耐えられない!! そして、この上
まだ更に 新しいヤツらが入ってくるって話じゃない!? だから!・・・・
カオリはこの戦いで現在の新メンを倒して、旧メンの偉大さをヤツらに
思い知らせてやるのよ!!」
保田「・・・・でも、おかしいわよ? カオリは吉澤とパートナーでしょ?
吉澤は新メンじゃない! 矛盾してるわよ! どう説明すんのよ!?」
飯田「・・アレは、ただ利用してるだけよ・・吉澤は娘の中でキャラを確立できずに
悩んでいた・・・誰か信頼できる人間を求めていたのよ・・・
そしてカオリはそれを疎ましく思い、偽りの優しさを与えて吉澤を手下に
したの・・・あの子自身は、気付いちゃいないでしょうけどね・・・・」
保田「カオリ! カオリほどの女が、何て器量の小さい!?」
飯田「・・・吉澤なんてどうでもいいのよ!・・・ねぇ圭ちゃん・・カオリの意見に
賛成してくれない? 圭ちゃんならこの気持ち、わかってくれるよね?」
保田「・・・・・矢口となっちには?・・この事話したの?」
飯田「・・直接は話してない・・・けど、なっちは理解してるはずだよ・・
オリジナルメンバーの復権は、何よりもなっちの願うところだからね・・・」
保田「矢口は? 矢口はどうなの?」
飯田「・・矢口はダメだよ・・・・あの子は前の時も、タンポポのしがらみよりも、
自分を貫いたし、今回だって石川辻加護と何か密約してるみたいだし・・・
あの子は旧メンの結束を乱し、新メン人気に日和った裏切り者だよ!!」
保田「・・・・」
484 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 05:52 ID:MyUxcbUA
飯田「・・これでカオリの思いは全部話したよ?・・圭ちゃんはカオリと新メンたち
、どっちを選ぶ?」
保田「・・・答えは・・・これよ!(リュックからソード抜刀)覚悟ッ!」
飯田「何っ!?(ガキィン!)・・・どう言うことよ?・・・・カオリの言うことが
わからないの?」
保田「チッ、良く受け止めたわね?・・・あたしはカオリの味方はできない!
カオリの考えは間違ってると思う!!」
飯田「ドコが間違ってるのよ!? この非の打ち所のないカオリズムが!?」
保田「そんな自分勝手な屁理屈に、人がついてくるもんかっ!!」
飯田「・・・しょせん、追加メンバーか・・・・・オリジナルメンバーの栄光は、
オリジナルメンバーにしかわからないと言うことか・・・・」
保田「いつまでも過去の栄光に囚われてないで、今を直視しなさいよ!?」
飯田「・・・・・・・・カオリに味方してくれないなら、
始末するしかないね・・・このジャンヌの再来!21世紀のジャンヌ・ダルク、
飯田カオリがあの世に送ってあげるよ!!」 チャッ(ソード抜刀)
保田「なに突拍子も無いこと言ってんの!? 札幌の鼻つまみがジャンヌ・ダルク
なワケないでしょ!? でやああっ!」
ガキィン!(剣音)
飯田「くっ! 強い! このオーラ力は!?」
保田「いい加減に辞めたらどうよ!? カオリッ!!」
飯田「貴様、これだけ強圧的な力がありながら、なんで新メンに手を貸す!?」
保田「・・・地上で売れないサブリーダーをやってれば、こっちの生活が、
どんなに良いかわかるまい!?」
飯田「そんな理由で、世界を滅ぼそうとするヤツに手を貸すのか!?」
485 :
95:2001/06/11(月) 05:53 ID:MyUxcbUA
保田「今更旧メンをメインにして、娘を滅ぼそうとしてんのはカオリでしょ!?
・・・それに、日本人にそんな事言わせるかよっ!?」
飯田「え? 今なんて言った?」
保田「あたしは、フェイ・チェンカなんだぜ!?」
飯田「は?・・保田圭でしょ?・・それに圭ちゃんだって日本人じゃん・・って
そんなマイナーキャラを語んなよっ!?」
保田「黙れ!そして喰らえ!! ハンドグレネード!!」
ヒュ〜〜 ボバーーン!!
飯田「のわあぁ〜!」
保田「とどめーーっ!!」
飯田「くっ・・小癪なぁ! 舐めるなぁぁーー!!」 ピカァ! ゴゴゴゴゴ!
保田「何、このオーラ光!?・・バカな!!・・・レプラカーンが・・違う・・
カオリの身体が・・巨大になって見える!!」
飯田「ヒロインは、カオリ1人でいいのさっ!!」
ゴゴゴゴゴ!!(飯田カオリ 身長57メートル)
保田「何でこんな巨大に!?」
飯田「アハハハハハハハハ!!!
敵が小さく見えると言うことは、このあたしが、勝つと言うことだ!!」
保田「オーラの力は・・カオリの怨念は、身体をも巨大化するというの!?」
飯田「ショウ・ザマ! 今日こそはってヤツさ!!」
保田「(・・しょうざま?)・・ハッ!マズイ、潰される!? もう一回グレネードを!」
ヒュ〜 ボガーーン!!
飯田「ハハハハ!! そんな物が効くかぁっ!!」
保田「マジでヤバイ! あれは普通じゃない! 逃げなきゃ!」
飯田「逃げられやしないよっ!! 最後だよショウ・ザマ!!」
保田「あたしショウザマなんかじゃないって! カオリ、人違いしてるわよ!?
いやあ〜〜〜南無三!!」
赤い髪のロンドン女、ジェリル=クチビ!!
ガラリア=ニャムヒーも出してくれ!
487 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 07:48 ID:ebS6Seik
488 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 07:51 ID:ebS6Seik
すいません。上の文、予定が抜けてました。
移転予定先です。もうしばらくはこっちで続きやります。
489 :
1人目:2001/06/11(月) 09:18 ID:ymE8IhJk
ガンネタ、ダンバイン、ダーティーハリーと色々出てくるけど、この調子で
イデオンでも出てくるのかな〜
シ・シーラ様、じょ、浄化を〜っ!!
490 :
名無し娘。:2001/06/11(月) 09:44 ID:eUMUplWs
6人目っす。ジェリルネタのフライングしてスマソ。
491 :
8人目:2001/06/11(月) 22:28 ID:nZzBywlE
ダンバインがきたら次は是非エルガイムをたのむ。
492 :
エンリコ:2001/06/12(火) 00:04 ID:60aDCWqY
>>487 「ロボッ子ビートン」とか「忍者キャプター」が出てきたって構わん!
あんたの描く娘。世界にZokkon命なのよ〜ん!
>>493 ならジャングルくろべえやハクション大魔王もだしてくれ
黒ベエ=石川
魔王=矢口
あくびちゃん=辻
でたのむ
495 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 06:41 ID:Td3.EtIo
>>489 バレた!? いい勘してますね〜
>>490 気になさらずに。 それだけ、みんなが考え付くようなネタってことですよ。
>>491 ダンバインはビデオで見たんだけど、エルガイムは見たこと無いからね〜。
機会があれば見てみたいとは思ってるけど、今はムリです。
>>492 ジョジョネタに敏感に反応してくれる人も居るね。
「蛙が降る」しかなかったのに。 蛇が蛙に負けるはずがない!
>>493 あの〜、その2つは全然聞いたことないんですけど・・・
アニメ? わかんないっす。
>>494 黒べえは主題歌と「ウラウラベッカンコ〜」しか知らないな〜
ハクション大魔王は再放送で見た記憶が。 カンちゃん・・・だったっけ?
496 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 06:44 ID:Td3.EtIo
>>485 (飯田VS保田 近くの森)
石川「きいやあああ〜〜〜!! ののちゃん見て!見て!!
アレ! あのでっかいの!!」
辻「・・・・飯田さんだね・・・・ビルよりもおっきい・・・やっぱり赤い髪の女か・・・」
石川「何よアレ!? 普段から、おっきい人だけど、今はジャイアントロボと
背比べできるくらいバカでかいわよぅ!? やっぱりあの人、普通の
人間じゃなかったんだわ!! 伝説の巨人!イデオンだったんだわ!!」
辻「(いでおん?・・あのジムとガンキャノンを足して2で割ったようなアレ?)
・・・負の感情を爆発させて、ハイパー化してるだけだよ〜」
石川「・・・・ハッ!?・・・まさか、アンタはあたしにあのハイパージェリルを
倒せって言うんじゃないでしょうね!? 無理よ! 絶対無理!!
それよりもケツまくって逃げた方がいいわよ!?」
辻「何も力に力で対抗しろって言うんじゃないよ〜、ハイこれ、頭に着けてね〜」
石川「何これ?・・天使の頭の上に浮いてるリングみたいだけど?」
辻「それは、こないだわたしが雑誌の懸賞で当てた超レアアイテム、
「エンジェルハィロゥ」だよ〜、それさえ使えば、あのハイパーカオリも
おとなしくなるはずだよ〜」
石川「・・これが、あのVガンの最後の方に出てきた、ザンスカール帝国の最終
サイコ兵器、エンジェルハィロゥ?・・・サイズが圧倒的に違うんだけど?」
辻「だから超レアアイテムなんじゃない〜、ホラ、早く頭に着けてみてよ〜」 カポ
石川「きゃっ・・・あ、これ、ちょっと頭から浮いてるわよ?
スゴイ! ホントに天使の輪っかみたい!・・・・どういう原理?」
辻「・・ドラえもんの足がちょっと浮いてるのと同じ原理・・・って説明書に書いてた」
石川「・・でもなんで、これをあたしにくれるの? 珍品なんでしょ? いいの?」
497 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 06:45 ID:Td3.EtIo
辻「いいよ〜、どうせわたしには使えないからね〜・・・それ黒い人専用なんだ〜」
石川「黒い人専用?・・・まさか・・あたし姫様? シャクティ!?・・・
「次回、機動娘ヴィクトリーモーニング 「天使の輪の上で」 見て下さいっ!!」」
辻「次回予告やってる暇はないよ〜、今にも保田さんが潰されそうだからね〜
早く祈りを始めた方がいいよ〜、じゃあいくよ? スイッチオン〜(ポチッ)」
石川「・・ハッ!?・・・・・・・わかりました・・・・私と心を通わす2万人の
サイキッカーの皆様・・・私に力を貸して下さい・・・」 ホワホワホワーン
辻「さすが黒い人・・・予定通りの性能を発揮してるみたいだな〜」
飯田「ハハハハ! さよなら圭ちゃん!」 ガシッ
保田「しまった!捕まった!? 離せっ!!」
飯田「・・気の毒だが、運が無かったな! アレン!!」
保田「はあ?・・誰のことよ!?」
飯田「カオリに味方していれば、死なずにすんだものを!」
保田「・・なぜそうわかる! なぜこうも通じ合えるのよ!?」
飯田「オーラ力は生体エネルギーだ! 人それぞれに、オーラの色があるんだ!
それをお前は、自分の欲望の為だけに使った!!」
保田「それはカオリでしょ!? 自分の野望の為に、他の人を利用して!?」
飯田「うるせえ! 力のあるものが勝つんだ! 生き残るんだ!!
力の無い者は死あるのみ!! 潰してやるよっ!」
保田「止めろ〜! 助けてーー!!」
498 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 06:46 ID:Td3.EtIo
ホワホワホワ〜〜ン
飯田「何だ、この・・・・穏やか波動は?」
石川「・・そこの荒ぶる魂を持った大きい人よ・・・その勇ましい心を静めなさい・・・」
飯田「誰だ!? カオリの頭に直接話しかける奴は!?」
石川「・・静まれよリーダー・・この戦いの場から・・憎しみよ、消え去れ・・」
飯田「石川か!?・・くぅ、何だこの頭に響く声は!?・・この・・くそっ・・黙れ!」
石川「・・静まれよ・・静まれよ・・飯田さんよ・・争いを止めるのです・・」
飯田「頭がっ!・・胸がムカムカする!・・この飯田カオリが石川ごときに!・・
カオリの力が・・押さえ込まれる!?」
石川「・・飯田さんよ・・静まるのです・・そして穏やかな風に包まれよ・・」
飯田「おのれぇ!・・力が!抜けていく!?・・・ダメだ・・・」
シュウゥゥゥ〜〜〜
保田「・・カオリが縮んでいく?・・・助かった・・」
飯田「くそぅ! 元に戻っちまった!?・・だがまだ、カオリが有利なのには
変わりないわよ! 保田圭!覚悟!!」
保田「ちぃ! まだ来るの!?」
石川「・・静まれよ・・争い、血を流す人々よ・・
そのような恐怖と絶望の中に、身を投げ入れる必要はないのです・・・」
飯田「まただ! ちっくしょう・・・・ここは一端退いた方が良さそうね・・・
だが、石川・・・この屈辱、二度と忘れん!・・とうっ!(原付搭乗)」
キュルキュル ババババババ!!
保田「待てっ!・・・・・・・・逃げたか・・・
けど、何だったんだ?・・・なんで、カオリは急に元に戻ったんだろ?」
499 :
名無し娘。:2001/06/12(火) 06:47 ID:Td3.EtIo
ガサゴソ(木陰から登場)
辻「リカちゃんのお陰ですよ〜」
保田「辻・・・・石川も・・・」
石川「ウッソ、あのオバ様、どなた?」
保田「誰がオバ様よ!?・・・石川? アンタ、言葉遣いがやけに丁寧ね?」
辻「エンジェルハィロゥを かぶってるからですよ〜、これを取れば・・(スポッ)」
石川「あれ?あたしは何を?・・・何だか夢を見ていたみたい・・」
辻「ねっ?元に戻ったでしょ〜?」
保田「・・カオリの力が急に弱まったのは、その怪しげなリングを身につけた、
石川のせいだったのね・・・・」
辻「感謝して下さいね〜、
で、保田さんは、わたし達ロンドベルに味方してくれるんですよね〜?」
保田「それはできない・・・・・ロンドベルは鈴を鳴らしてりゃいいんだよ!」
石川「人に助けて貰っておいて、この言いぐさ! 何て恩知らずな人かしら!!
ののちゃん、こんな大人になっちゃダメよ?」
保田「何とでも言うがいいわ!!・・・これはチャンスなのよ・・やっと掴んだ
チャンス!・・・このゲームに勝てば、あたしが表舞台立てるかもしれない!」
辻「・・保田さんも、他のみんなのように、恩や義理よりも、自己顕示欲を
優先させるんですか〜?」
保田「・・そう受け取って貰っても構わない・・・・娘に入ってから今まで、
ずっと軽んじられてきたあたしにとって、他のメンバーを服従させる機会は
そう多くない・・・・だから、何としても負けるわけにはいかないのよ!」
500 :
100:2001/06/12(火) 06:48 ID:Td3.EtIo
石川「そうですね〜、サブリーダーでありながら、保田さんの権力順位は
下から数えた方が早いですもんね〜?」
保田「今の発言、しかと心に刻んだわよ・・・・
・・・・あたしが優勝した暁には石川、アンタを・・・・・・・飛ばす!!」
石川「また!?今度はドコへ!? やっとカントリーから帰ってきたトコなのに〜!」
辻「・・・わかりました・・・保田さんは、保田さんの好きにして下さい・・・、
あ、アイちゃんに宜しくね〜、アプサラスが早く完成するといいね〜、って」
保田「・・辻はアプサラスの事知ってたの・・・」
石川「ののちゃん、アプサラスって何?・・・インドかドコかの妖怪?」
保田「アンタは知らなくてもいいの!・・・・それじゃあね、あたしは加護の所に戻る・・
1人じゃ心配だし・・・・・助けてくれた事には、お礼を言っとくわ、ありがとう」
辻・石川「どういたしまして〜」
保田「けど!・・・あたしの夢の邪魔はしないでね?・・・・・もし邪魔するのなら、
容赦はしないからそのつもりで・・・・」
ダダダダ
辻「さ〜て、リカちゃんも以外と使えることがわかったし、わたし達も、行こうか〜」
石川「ドコへ?」
辻「そうだね〜・・・次の場面は・・鉱山跡の基地かな〜」
石川「鉱山跡・・・遠くない?」
辻「あ〜そうだね〜、ま、しょうがないよ〜、メンツが不足してるからね〜」
石川「・・・あたし達、損な役回りじゃない?」
辻「わたしは、ず〜っと前からこういう役だったからね〜、損か得かは微妙だね〜」
石川「微妙ね〜〜」
>>495 思いっきりジェネレーションギャップを感じてしまった…
「UFO戦士ダイアポロン」あたりにすべきだったか…
502 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:42 ID:Pt5WdWDI
>>501 あ〜、言いにくいんいですが、それも全然知らないんですけど・・・
ジェネレーションギャップですね・・・
503 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:45 ID:Pt5WdWDI
(洞窟内)
カツーン コツーン
後藤「暗い・・けど、所々に裸電球があるってことは、人の手が入ってるって事だね」
ユウキ「そうだね・・・・・ここ、かなり深い洞窟だな・・・天井も高いし・・」
後藤「・・どこまで続いてるんだろ・・・大丈夫かな・・」
ユウキ「ん?・・・何か・・食べ物の匂いがしない?」
後藤「(クンクン)ホントだ!・・・この先から匂ってくるみたい!」
ユウキ「良かった! これで飯の用意をしなくて済む! 早く行こうぜ!」
後藤「ようし!」
タタタ
後藤「あれ、行き止まり?・・池?・・いや、湖?・・・」
ユウキ「地下湖か・・あ! あそこになんかある!」
後藤「テーブルとお皿・・の上に・・ピザ?・・・違う、お好み焼きかな?」
ユウキ「何か書いてるぞ・・・お品書き?」
後藤「なになに・・・
「お好み焼き処 加護亭」
どうぞ御自由にお食べ下さい。 美味しすぎて、ホッペが落ちますよ〜。
そしてこのお好み焼きを食する者には、加護の御加護があることでしょう。
※合い言葉は 「ウチなんもしてへんで! 鍋のフタ取ってへんで!!」
504 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:45 ID:Pt5WdWDI
ユウキ「・・・何だ、この合い言葉って?」
後藤「毒カレー事件じゃん! マスミかよっ!? これ毒入りお好み焼き
じゃねえか!! こんなの食ったら、ホッペじゃなくて命落とすよ!」
ユウキ「久々の毒物混入だな・・・あれ? でもこれ、誰かが囓った跡があるぞ?」
後藤「ホントだ・・・けど、どうせネズミか何かだよ、
こんな露骨に怪しいの、普通の人間だったらまず食べないって!
超ド級のお馬鹿さんでも無い限りねっ!」
?「ぐわあぁ〜、食っちまったべ〜〜 おえぇえぇ〜〜〜」
後藤「誰だ!? 出てこい!?」
ユウキ「敵か!?」
?「うげえぇ〜・・(フキフキ)・・危うく後藤をヤる前にヤられちまうトコだったべ・・」
ユウキ「暗くて良く見えないけど・・ケロケロ吐いてるぞ・・・あれでもアイドルか?」
後藤「あの、ずんぐりむっくりなシルエット・・・そして、あの赤い色!」
ユウキ「姉ちゃん?・・・・どうしたんだ?」
後藤「・・洞窟内に湖がある、このシィチュエーション!・・そしてあの赤いモビル
スーツ・・ザクじゃないけど・・赤い色のMS!!・・・もしやココは!?」
ユウキ「ビビってんのか? ならオレがやってやる!あんな鈍重そうなヤツ!」
ダダダ
後藤「待てジム! うかつに近づくな! ここはジャブローだぞ!?」
505 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:46 ID:Pt5WdWDI
?「・・フッ・・」 ダダダ
ユウキ「速い!? このっ!」 ピュー、ピュー(ビームスプレーガン乱射)
?「うりゃあっ!!」 ズゴッ!!
(ズゴックがツメでジムの腹部を貫く、ジオラマ等で有名なシーン参照)
ユウキ「ぎぃやあぁ〜・・・もしかして・・オレはこのシーンの為に登場したのか?・・」
ガクッ
後藤「ユウキ!迂闊に近づくからっ!・・・・・やっぱり間違いない・・・ヤツだ!
ヤツが戻ってきたんだ・・・・・!」
安倍「フッ・・さて、見せて貰うべ・・連邦のMSの実力とやらを!」
後藤「来る!」
安倍「でやっ!」
後藤「このぉ!!」 ガシッ!(組み合う2人)
安倍「フー!(鼻息)・・・さらにできるようになったな、ガンダ・・後藤!」
後藤「なっち! なんでこんな事すんのよ!?」
安倍「お前達新メンバ−は、自分たちのことしか考えていない!
だから抹殺すると宣言した!!」
後藤「はあ?・・メンバーがメンバーに罰を与えるなどとっ!」
安倍「このモーニング娘の顔、なっちが粛正しようと言うんだべ! 後藤!!」
後藤「エゴだよ、それは!」
安倍「娘が持たん時が来ているのだ!!」
(岩陰)
(覗き見中)
矢口「・・なっち、なかなかやるね・・・これだったら、オイラが手を貸すまでも
ないかもね・・・・ていうか、いつの間にか、シャアズゴからサザビーに
なってるし・・・・」
506 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:47 ID:Pt5WdWDI
ボガボガーン!!
矢口「な、に!? 入り口の方から爆発音が!?」
「・・フヒャヒャ!・・聞こえてますか〜? そこの4人さん?」
矢口「この声は加護! ドコに居るの!?」
加護「・・洞窟の外ですよ・・・それにしても、見事に引っ掛かってくれましたね、
矢口さん・・・・皆さんがマヌケでウチは助かりましたよ・・」
矢口「どういう意味だよ!? 今の爆発は何!?」
加護「・・今の爆発で、洞窟の入り口は閉じさせてもらいました〜、
もうこれで、外に出る事はできませ〜ん・・そこでゆっくり小ミュージカル
でも何でもやってるがエエわっ!・・」
矢口「うちらを閉じ込めたの!? 何て事すんのよ!?
あんたサイクロプス隊でしょ!? 矢口の部下でしょ!?」
加護「・・フフン、今の娘の状況で、矢口さんなんかに付き従ってても、先が全然
見えてけえへんしね・・・・お先真っ暗な人とは一緒に居てられません!
・・・・・だいたいそんな影の薄い、滅び逝く部隊なんてやってられるかっ!」
矢口「ちきしょう! 騙したな!? 裏切ったな!?
ただの奈良臭い小娘だったお前を、ここまで育ててやった恩を忘れて!」
加護「ウチはお前なんかに育てられた覚えはないわ!
ここまでこれたんは、全部ウチの実力や! 勘違いすんなや!」
矢口「くそっ・・・お前なんか仲間にしなきゃ良かったよ!!」
加護「・・言いたいことはそれだけですか?・・・・そしたら、そろそろさよならや・・
・・・この洞窟は、あと5分後に跡形もなく爆破される!!」
矢口「な!? 加護! アンタは、うちらみんなを始末する気!?」
507 :
105:2001/06/13(水) 07:48 ID:Pt5WdWDI
加護「・・安倍、矢口、後藤のお3人さんは、名誉の戦死を遂げられた・・・フハッ」
矢口「(1人忘れてるぞ?)・・加護!! アンタは、この矢口をヤるのかよ!?
(自称)裕子から娘の将来を託されたこの矢口マリを!?」
加護「自分だけが特別やと思うなよ! 自惚れんなや!!・・・・・もう、ウチは
矢口さんと話す気はないねや・・・・あと5分、それまで其処にある
お好み焼きでも食べながら、ゆっくり過ごして下さい・・」
矢口「そんなもん食えるか!! てめえ、汚いぞ!? 卑怯だぞ!!」
加護「最後の食事、よく味わってくれたまえ・・・では諸君・・別れは辛いものだが・・
時が来た・・・ゆっくり休んでくれたまえ・・・スイッチオン」(ポチッ)
ゴゴゴ
矢口「待て!加護! ずるいぞ!? こんな事して勝つつもりかよ!?」
加護「・・フヒャハハハハ! アプサラスは、ウチ1人だけのもんや!!
・・・最後に、このセリフを矢口さんに贈りましょう・・・
「ルビコン作戦失敗! サイクロプス隊の生死は不明!以上!」」(ブチッ)
矢口「待てえ! 加護!? 加護ーー!!」
ゴゴゴゴ
矢口「あのクソガキ〜〜! ハッ!こうしちゃ居られない! 早く他の出口を
捜さなきゃ!!」
タタタ
矢口「なっち! ごっちん! 手伝ってよ!? 早く出口を見つけないと!
このままじゃココで死んじゃうよ!?」
508 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:48 ID:Pt5WdWDI
安倍「矢口! エース同士の間に入るな!
なっちは後藤を仕留めるまでは、戦いを止めないべっ!!」
後藤「なっち!何でアンタはいつも、あたしを目の仇にすんのよ!?」
安倍「お前みたいな女が娘に入って来なければ、モーニングは今でも
なっちのもんだったんだべ!」
後藤「情けないヤツ!」
安倍「何がっ!」
矢口「人の話を聞けって! ここから逃げなきゃ死んじゃうんだって!!
逆シャアゴッコは後で、いくらでもやってよ! けど今は出口を捜さなきゃ
死ぬんだってばよ!!」
後藤「貴様のような、ニュータイプのなり損ないのブータイプは、粛正される運命に
あったんだよ! なっち!!」
安倍「黙れぃ!・・・・お前なんかにわかるまい!! メインを貴様に奪われた、
なっちのこの苦しみ!・・・・わかるまい!? 娘を適当にダラダラ遊びで
やってるお前には、この、なっちの身体を通して出る力が!!」
後藤「身体を通して出る力?・・・フッ、
そんなものが、このあたしを倒せるものか!!」
安倍「なにっ!?」
キュゥィーーン(例のアレの音)
「・・なっちは、その力を発揮できる才能を持っている・・・」
「・・なっちありがとう(●´ー`●)」
「・・なっちは なあ!・・なっちは なあ!!・・・」
509 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:49 ID:Pt5WdWDI
後藤「なちヲタの声!?」
安倍「・・まだ、抵抗するのならぁっ!!」
後藤「ハッ!? この展開はヤバイ! このまま進んだら、あたしはZの先っぽに
押し潰されて、もの凄い顔して死ぬ事になる!?」
安倍「なっちの身体を、みんなに貸すべえぇぇぇーーーー!!」
後藤「このままじゃ、ヤられる!? なっ、身体が動かない!? 何でよ!?
話が狂ってきたぞ!? こんなハズじゃ!? なちヲタの怨念かよ!?
動け!ジ・オ! なぜ動かん!?」
安倍「ここから居なくなれえぇぇーーーーー!!!」
後藤「ダメだ! ヤられるっ!!・・え? ユウキ?」
ユウキ「姉ちゃーん!」
ドゴッッ!!
安倍「なっ!、自分の身体を盾にしたんだべか!?」
後藤「ユウキ! 何でよ!?」
ユウキ「・・守ってみせるって言ったろ?・・・ジェリド!」 ガクッ
後藤「(じぇりど?誰だ?)・・ユウキ!・・なっち、貴様!・・何でいつもお前はっ!!」
安倍「なっちだって、まだ死にたくないべ!」
矢口「おい2人とも!人の話を聞けっつーの!! Zゴッコはもういいからさ!
早く逃げるんだよ!! もうすぐここは爆発するんだってば!?」
ゴゴゴゴゴ!
矢口「マズイ!もう限界だ!・・・・仕方ない!一か八か、リュックに入ってた、
この「これで貴女も特殊破壊工作員! ジャブロー潜入もお手の物!
アッガイなりきりセット」(このセットにアカハナは付属しません)を
使って、あの湖に飛び込むしかない!!」
510 :
名無し娘。:2001/06/13(水) 07:51 ID:Rkb0fm6g
ゴゴゴゴゴゴ!!
矢口「なっち!いつまで猿芝居やってんの!
なっちも早く、シャアズゴセットを着けて!! 飛び込むよ!?」
安倍「え、あ、わ、わかったべ! けど後藤は?」
矢口「構ってる暇ないよ! いい!? 行くよ!? それーーっ!」
ザバーーン!
安倍「なっちも行くべ!・・後藤! 生きていたらまた会うべ! さらばっ!」
ドボーーン!!
後藤「あいつら、あっさりあたしを置いてきやがって!・・・けどどうする?
入り口がダメなら、やっぱり湖に飛び込むしかないか?・・・・
でも今のあたしに、しかもユウキを連れたままで脱出できるか!?」
ユウキ「・・・・・うぅっ・・姉ちゃん・・オレに構わず行ってくれよ・・・」
後藤「・・アンタを置いてくワケにはいかない!」
ユウキ「・・・だいじょうぶ・・1人で逃げられるから・・」
後藤「無理ね、見ればわかるわ・・・・アンタには、F91の改造費用で
金が掛かってる・・・今アンタを失うわけにはいかないのよ!・・・よし!
決めた! あたしならできるはずだ! 水中戦だってやれる!
ユウキ、姉ちゃんを信じなさいよ?・・・・マキちゃんの力は! てやあぁっ!」
ドボーーーン!!
毎朝、更新ありがとう・・・
ユウキの体、どんななってんだろ?
グラブロ=よっしーか?腕太いし
513 :
名無し娘。:2001/06/14(木) 04:37 ID:DqTXY7Ik
もしかしてビンゴだった?
515 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 07:02 ID:w0KQWX8I
そうでもない
516 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 07:04 ID:w0KQWX8I
(鉱山跡基地内)
加護「・・・・さ〜て、もうちょっとでアプサラスも完成やな〜・・・けど、
何とかならんのかな・・この不細工な外観は・・・いくらハンドメイドやから
っていうても・・なあ?・・・特にこのザクの頭は・・・」
保田「それがアプサラスなの?」
加護「あっ保田さん! 引き返して来たんですか〜?」
保田「・・・まあ、いろいろあってね・・・・それより、それはどう使うの?」
加護「まだ完成してないんですけどね〜。これはパッと見わかれへんでしょうけど、
こん中が空洞になってるんですよ、で、その中に頭と両肩を入れるんです、
早い話が、これを兜みたいに頭にかぶるんですよ」
保田「へ〜、そうなんだ〜、頭にかぶるのか・・・ってそれアンタが使うんでしょ?」
加護「何言うてるんですか〜? これは保田さんのもんですよ〜肩幅ピッタシやし、
保田さん専用モビルアーマーって説明書にも書いてましたもん」
保田「え?いいの? これは加護が一生懸命作ってたんじゃないの?」
加護「気にせんといて下さいよ、保田さんとウチはパートナーですやん。
保田さんの勝利は、ウチの勝利と一緒ですよ」
保田「加護はそれでいいの?・・・・なんか悪いわね〜」
加護「ええんですよ〜、これをホンマにうまく扱えるんは、ウチやのうて
保田さんやからね〜」
保田「ありがと、アンタ結構、いいトコあるわね〜?」
加護「ウチはいつも善人ですよ〜・・・けどまだ未完成やから、もうちょい時間
かかりますよ、完成まで待ってて下さいね〜」
保田「わかった・・・このアプサラスの力を持ってすれば、あのカオリを倒すことも、
そして娘全てを支配下に置くことも夢じゃないわね・・・
フフフ、完成が待ち遠しいわ、我が子アプサラスよ!・・・・」
517 :
110:2001/06/15(金) 07:05 ID:w0KQWX8I
加護(・・うまいことアプサラスを使う気になってくれて良かったわ・・・保田さんが
使うてくれやな、ウチが使うハメになるとこやったし・・・あんなブサイクなMA、
冗談でもかぶれやんわっ!・・・あんなブサイクマシンは保田さんに
お似合いや・・・ブサイクはブサイク同士、相性ええやろし・・・・)
(鉱山 基地外)
石川「・・鉱山跡に着いたけど、誰も居ないよ?」
辻「ちょっと早く着きすぎちゃったかな?
・・・ま、ここで待ってれば、すぐに誰か来るはずだよ〜」
石川「そうね・・・じゃそれまで休憩してようか? なんかオヤツ食べない?」
辻「そうだね〜、何があるの〜?」 スッ
石川「(この子はすぐ人に手を出す! 自分の食べなさいよ!? 意地汚いわね!)
・・・その前に、あそこの川で手を洗おうよ?」
辻「いいよ〜、リカちゃんも変なトコでお行儀いいね〜」
タタタ
518 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 07:06 ID:w0KQWX8I
チャプチャプ
石川「冷たくて気持ちいいね〜?」
辻「ま〜ね〜・・・・あ?・・なんか・・水に色が着いてきた?・・・上流からかな?」
石川「・・ホントだ・・何で急に、色着きの水が流れてきたのかしら?・・・ハッ!
まさか!?・・世紀末覇者ラオウがこの地に現れた合図では!?」
辻「・・・北斗の拳?・・そういや、そんな設定あったね〜・・・ハンとかヒョウとか
カイオウとか言ってた頃だったけ? ちょうど人気もダダ滑りの時だね〜」
石川「・・良く知ってるわね? ののちゃん生まれてたっけ?」
辻「・・フッ・・それよりアレ見てよ〜、上流から、なんか流れて来たよ〜?」
石川「何かしら?・・・あの、ぶっさいくな、半月状?・・違うわね、三角形の
おっきい物体は?・・・なんか・・こっちに・・・向かって来てない?」
ザザザザザザ ザバーン!
?「プッハアァーーー!!」
石川「ひいぃぃ! 出た〜〜! 水棲妖怪「がんぎ小僧」だ〜〜〜!!」
?「誰が、がんぎ小僧だよ! 失礼な!!」
辻「・・・じゃあ、誰です? わたしの知ってる人?」
?「ちょ、辻まで何言ってんの! オイラだよオイラ! 矢口! 矢口マリ!!」
辻「え?矢口さん?・・・(ジィ〜〜)・・・ホントだ、よく見ると矢口さんだ・・
顔の装甲(メイク)が剥げ落ちてるけど、輪郭は矢口さんだ」
石川「そっか〜〜、川の水に色が着いてたのは、矢口さんの化粧が溶けて
流れてたからだったのね〜」
矢口「・・・オイラのメイクは、川の色を変えるほど濃くねえよ!」
辻「そんなことより早くメイク直した方がいいですよ〜? 今矢口さんの顔には
モザイクかかってますからね〜、話はその後で聞きますから〜」
矢口「・・わかってるよ・・プロの手際の良さを見せてあげる!(ペタペタ)」
519 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 07:06 ID:w0KQWX8I
石川「スゴイ!矢口さんの顔が、見る見るフルアーマー化されていく!!」
辻「わたしは見慣れてるけど、それでも驚くよね〜・・・・あ、もう1コ流れてきた・・・
今度は赤い色した、わりと太めのだね・・・」
石川「・・今度も妖怪かしら?・・・また、こっちに向かって来てる・・」
ザザザザザ ドバーーン!!
?「ブゥフゥ〜〜〜!!」
石川「ひゃぁぁあ! 今度もやっぱり妖怪よ! 妖怪「河豚女」よ〜〜〜!!」
?「誰が「かわぶたおんな」だべ!? なっち豚じゃないべ!!」
辻「・・・「河豚」って書いて、「ふぐ」って読むんですよ〜・・
って安倍さんじゃないですか〜? 2人揃って何やってんです〜?
水遊びには、まだちょ〜っと早いですよ〜?」
石川「そうですよ〜、いくら水に入ると、身体が軽くなったような気がするからって
言っても、それは錯覚ですよ〜?」
安倍「何言ってんだべ? なっちと矢口は、危うく死ぬトコだったんだべ!」
矢口「そうだよ! もうちょっとで殺されるトコだったんだから!・・・加護に!」
石川「矢口さん速っ! もう矢口さんになってる! 5分前まで、あたしの目の前に
居た、がんぎ小僧と同一人物とは、とても思えないわ〜!」
矢口「・・お前さっきから調子に乗ってるぞ? 少し黙っとけ!」
石川「・・・はい・・・(ふん、メイク無しでは何も出来ん存在が!・・今に見てなさい)」
辻「で、アイちゃんに殺されかけたって、どういうことです〜?」
(説明中)
辻「へ〜、よく無事に逃げれましたね〜?」
安倍「なっちはリュックにズゴックセットが入ってたから、水の中でも平気だったべ」
520 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 07:07 ID:w0KQWX8I
矢口「問題はオイラだよ! 矢口もリュックの中に「アッガイセット」があったからさ、
それで逃げられると思ったんだ! ところが、いざ湖に飛び込んでみると、
なんか息が苦しいんだよ、で、よくよく見てみると、パッケージには確かに
「水陸両用MS アッガイ」って書いてるんだけど、中身はアッガイじゃなくて
「アッグガイ」だったんだよ!」
辻「・・・テレビに登場しなかったのに、バンダイの「世の中み〜んな銭や!」主義で、
恥ずかしげも無くプラモが発売された、あのアッグガイ?」
矢口「そう!」
石川「大きすぎる頭にバカでかいモノアイ、さらに両手がヒートロッドになってて
もう勘弁して下さい って言うほど使い勝手の悪そうな、あのアッグガイ?」
矢口「そう!!」
安倍「矢口、水の中で何度も死にかけてたべ」
矢口「なっ!? お前!気付いてたんなら助けろよっ!? 」
石川「あ、さっきのぶっさいくな三角形型の物体は、アッグガイの頭の部分
だったんですか〜」
矢口「そう!!!・・・・・マジで死ぬかと思ったよ・・・あのクソMSのお陰で・・・
そうだ!・・こんな目に遭わせてくれた加護に、た〜っぷりお礼しなきゃね・・」
安倍「そうだべ! 子供だからって容赦しないべ! 折檻してやるべ!!」
石川(ねえねえ2人はあんな事言ってるけど、ののちゃんはどっちの味方するの?)
辻「・・・矢口さん、アイちゃんは多分、保田さんと一緒に居ると思いますけど、
それでもヤるつもりですか〜?」
矢口「・・ヤるよ! 相手が誰であろうと、うちらが勝つためには、敵対勢力は排除か
屈服させなきゃならないんだからね・・・ね、なっち?」
安倍「おうよ! 保田圭?・・フフン、なっちの敵ではないべ!」
矢口「そうだよ!その意気だよ!・・・・ところで、辻とリカちゃんは矢口率いる
サイクロプス隊のメンバーだったよね? 覚えてる?」
521 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 07:08 ID:w0KQWX8I
石川「はい、覚えてます・・」
辻「だから、矢口さんに味方しろって言うんですか〜?」
矢口「そうしてくれると助かるんだけどね・・・・ま、無理にとは言わないけど・・・
賢い2人なら、どっちの味方すればいいかわかってると思うし・・・ね?」
安倍「なっちたちに味方しとけば、なっち達が勝ったときに悪い扱いはしないべ
この室蘭の赤い彗星を信じるがいいべ!」
辻「(・・シャアは最後の最後まで負け犬なんですよ〜)
いいですよ〜、わかりました〜、安倍さん達に協力します〜」
安倍「辻ならきっとわかってくれると思ったべ! さすがなっちの見込んだ娘だべ!」
矢口「じゃあ、リカちゃんはどうする? 辻は味方してくれるって言ってるけど?」
石川「え、あ、じゃあ、あたしも付いてきます・・・」
矢口「ホント〜? ありがとね〜 リカちゃんも良くわかってるね〜〜」
安倍「これで戦力は揃ったべ! 後は加護たちの居場所だけど・・・」
矢口「それだったら任して! あいつの居場所だったらわかるから!
・・・このミニモちゃんのバッジに、発信器を仕込んで置いたんだ・・・
で、このレーダーで場所がわかるから・・・えっと・・・」
安倍「さすが矢口、抜け目無いべ!」
石川(・・ねえ、ホントにいいの? こんな負け犬ムード満載な人達に味方して?)
辻(・・・いいんじゃない・・あわよくば話終わるかもしれないしね〜・・・(ニヤッ))
矢口「・・ここに点が3つ集まってるのが、矢口・辻・石川の居場所だから・・・
この1コだけ離れてる点が加護の居場所だね・・・近いね、すぐそこだよ」
安倍「ホントだべ・・この位置だと・・あの山かな?」
辻「あの山は元鉱山で、中が空洞になってるんですよ〜」
石川「じゃあ、保田さんとあいぼんはあの山の内部に居るのね?」
矢口「よ〜し、じゃあ行くよ?・・・08小隊、出るぞ!!」
安倍「は?」
石川「サイクロプス隊じゃなかったんですか?」
辻「言い出しっぺが放棄しないで下さいよ〜」
522 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 08:06 ID:cJtCC0uQ
現在561kb。ぼちぼちだと思われ。
523 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:12 ID:TPKIJoaQ
524 :
115:2001/06/15(金) 23:13 ID:TPKIJoaQ
(廃墟の電気店「ザムス・ガル」)
(バグ充電中)
ガチャ・・・ピー(充電完了音)
吉澤「・・・・・(イライラ)」
ガチャ・・・ピー
吉澤「・・・・・(イライライラ)」
ガチャ・・・ピー
吉澤「・・・・あ〜!もうやってらんねえっ! なんでこんな単純作業やんなきゃ
ならないんだよ!? 5時間も充電作業なんてやってられっかよ!!」
ガチャ・・・ピー
吉澤「また! ピーピーうるせえよ! だいたい、こんな地味な仕事に
耐えられるような忍耐持ってるヤツは、メンバーの中には居ないんだよ!
そんなヤツは最初から、芸能界に入ってチヤホヤされて、その上楽して
儲けようなんて考えないんだよ!!」
ピー、ピー!、ピー!!
吉澤「やかましい!! 機械は黙ってな!!
・・・・・・・そもそも、あの鉄仮面は 何考えてんのよ? もう1年も一緒に
居るんだから、ちょっと考えりゃ、あたしにこういう作業が向いてるか
向いてないかくらいわかりそうなもんだろうに! まったく!
あれでリーダーなんだから・・・・・・・・あの人、人を見る目がないね・・・」
ピー!! ピー!!! ピピピピ・・・
吉澤「なんだ?・・音が変わったぞ?」
525 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:14 ID:TPKIJoaQ
ピピピピピピピ〜〜〜〜〜ボムッ!!
吉澤「ぐやっ!?爆発しやがった! 聞いてないぞ、こういう機能は!
ちゃんと言っとけよ!危ねえじゃないかよ!・・・・・・・・もうイヤだ!
充電なんてやってられっかっ!! これだけやれば十分だ!!
いつまで経っても、あたしの出番は来ないし、もう我慢の限界だ!!
あたしはあたしの心のままに動く!・・・・飯田さんには、置き手紙でも
置いとくか・・・・え〜と・・・・何て書こう?・・・」
吉澤「(カキカキ)・・吉澤ひとみ・・っと! これで良し・・・
フフ、このイライラを晴らしてやる!・・さ〜て、誰からヤってやろうかな〜
よりどりみどりだしね・・・・まずは・・・後藤マキ!!・・・ヤツを倒せば、
あたしが新しいエースになれる!・・・でも、ドコに居るんだろ?
あたしにヤツの居場所がわかるかな?」
飯田「わかるわよ」
吉澤「おおぅっ!? 飯田さん!? 何時の間に?・・・・」
飯田「ちょっと予定外の敵と戦っちゃってね・・・・で、それよりコレは何?
この手紙は?(ヒラヒラ)」
吉澤「いや! あの!・・それは・・・」
飯田「・・・・「拝啓 いろいろお世話になりました
アナタにはついて行けそうもありません
もう人生に疲れました 捜さないで下さい さようなら
吉澤ひとみ」・・・」
吉澤「・・・・いやそれは・・・ホンの冗談で・・・・・・」
飯田「・・生活に疲れた、子連れ再婚主婦みたいな書き置きだね・・・・
吉澤・・・アンタ、カオリと一緒に居るのイヤ?」
吉澤「いや! イヤじゃないですけど!・・・充電5時間は・・ちょっと・・・イヤ・・かな
・・・・なんて・・・(マズイ、怒らせちゃったかな?)」
526 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:15 ID:TPKIJoaQ
飯田「・・そう・・そうよね〜、いくらなんでも充電5時間はキツイよね〜・・・
ゴメンね吉澤、カオリを許してね?」
吉澤「へ? あ、はい・・・
(何だ? 妙に優しいな・・てっきり怒り狂うと思ったのに・・)」
飯田「ありがと・・じゃ、後の充電はカオリが自分でするから、吉澤には次の任務を
お願いしていい?」
吉澤「(充電に比べりゃ何でもマシだよ・・)いいですよ、どんなのですか?」
飯田「次の任務は、石川を拉致ること・・・・
そして、後藤マキをカオリの元に誘き寄せること、の二つ」
吉澤「え?・・・あの〜ガンダム誘導作戦はわかりますけど、なんでわざわざ
リカちゃんなんかを拉致するんですか?」
飯田「吉澤が納得いかないのもわかるけど、あの子の力は危険よ。
さっきもあの黒い力で、カオリのハイパー化が押さえ込まれちゃったし・・
・・あれを放置しておいて、いざというとき邪魔されたら困るからね・・・
早めに手元に置いておく方がいいと思ってさ」
吉澤「(はいぱーか?・・何それ?)・・・そうですか、わかりました・・・
ごっちんをココへ誘い出しつつ、リカちゃんを拉致ればいいんですね?」
飯田「そうよ・・お願いね? できる?」
吉澤「楽勝です、待ってて下さいよ!」
飯田「さすが吉澤、期待してるわよ?・・・あ、カオリの原付に乗っていっていいよ
乗れるでしょ?」
吉澤「ええ、無免ですけど、問題ないです、じゃ・・」
キュルキュルキュル・・ボボン! バババババ!!
吉澤「うっひょ〜! 気持ちいい〜〜! 誰か轢き殺して〜! 人はねて〜〜!
あたし かっけ〜〜〜!!」
ブ〜〜〜〜ン!
飯田「・・・フフッ・・頑張ってね・・・カオリに踊らされてるとも気付かずに・・・」
527 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:16 ID:TPKIJoaQ
(鉱山基地内)
加護「〜♪〜トントン〜トンカラリ〜〜 トントンカラリ〜トンカラリ〜♪〜」
保田(・・・どう見ても、鉄塊をトンカチで リズミカルに叩いてるだけにしか
見えないんだけど・・・あんなので本当に完成すんのかな?・・・)
加護「〜♪〜 君のクラスの 一番後ろ〜 いっちばん うしろぉ〜〜〜♪〜」
保田(・・・え?・・「パーマン」・・の終わりの歌?・・・何で?)
加護「〜♪〜ちっから仕事にぃ〜 深夜のさんっぽぉ〜〜 」
保田(歌が変わった?・・・今度は・・「怪物くん」?・・また終わりの歌?)
加護「〜♪〜 怪物料理の名コックッ!! ハイ、保田さん合いの手!」
保田「フンガー!!って何言わすのよ!? あたしゃフランケンか!?」
加護「えっ、怪物くんの親父の方がええですか?」
保田「もっとイヤよ!! だいたい、あんな半漁人みたい・・・・?」
ピピピピピピ!(警報音)
保田「何!?」
加護「敵や! 敵がココに近づいてきてる! 誰や!?」
保田「360度索敵!監視モニターチェック!」
加護「ラジャ!」
528 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:17 ID:TPKIJoaQ
(鉱山基地入り口)
矢口「どうやらココが入り口みたいだね?」
安倍「(ガンガン!)・・さすがに扉は開かないべ・・とすると他の入り口を捜すか、
ここを爆破するかのどっちかだべ」
石川「爆破は危険ですよ! 何か罠が張ってあったら誘爆するかもしれませんし?」
矢口「・・・MSが核で動いている以上、核爆発の事故は付きものではないかね?」
石川「まさか! わざと核爆発を!?」
辻「・・・星一号作戦も近い・・アイツを宇宙に上げて、レビルに笑われるのだけは
避けたい・・・わかるね?」 グィッ(肩を思い切り抓る)
石川「痛い!わかったから離して!(・・・辻、アンタいつからそっち側に
付いたのよ?変わり身速過ぎるわよ?・・・ていうかレビルって誰よ!?)」
矢口「さて、どうしようか・・・強行突破は時間が掛かりそうだし、
他の入り口を捜すのもね〜〜・・・仕方ない・・・・
おい!加護! どうせ聞こえてるんだろ!? 聞こえてるなら素直に
出てこい! そしたら今までの事は水に流してやる!」
石川(水に流すだって、矢口さん、意外と優しいね?)
辻(言葉の意味が違うよ〜、なんにも無かった事にするって意味じゃなくて、
アレはアイちゃんの身体を水に流すってことだよ〜)
石川(恐っ! そして悪ぅ! 川流しにするの?死んじゃうわよ?)
529 :
名無し娘。:2001/06/15(金) 23:18 ID:TPKIJoaQ
矢口「加護!返事しろよ!? 聞こえてんだろ!? あと10分だけ待ってやる!
10分経っても応答が無いときは、オイラの警告を無視したと見なし総攻撃を
かける! わかった!? あと10分だからな!? よ〜く考えなっ!」
安倍「・・・たぶん出てこないと思うべ、加護は」
矢口「その時はその時・・・それに素直に出てきたとしても、矢口は加護を
許したりはしないよ・・・」
安倍「え、でも水に流してやるって?」
矢口「・・矢口は、そんな事言った覚えないよ・・・フフッ・・・ジムスナイパー用意!」
辻「スナイパー1了解!」
石川「え?あたし?あたしも?・・・あ、はい、スナイパー2了解・・・」
矢口「・・さあ出てくるも良し、出てこないも良し・・・・あと10分・・・(ニヤッ)」
安倍(矢口、かなり悪いべ・・・騙し討ちにする気だべ・・・けど、それに手を貸す
なっちも同類だべ・・・・・後藤、なっちは今アコギな事をやっている・・近くに
居るなら、なっちを感じて見ろ・・・・・・って、まさか矢口は最後に なっちも
裏切るつもり?・・・いまいち信用できないべ・・・)
530 :
はんぺら:2001/06/16(土) 00:09 ID:ghj5dPHQ
アッグガイってZZに出てきたな。
変な中国っぽいコロニーで。
531 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 02:45 ID:HzxJ08gw
よっすぃ〜、かっけー。
朝晩更新ありがとう。
そろそろあっちに移動ですか?
>>502 やっぱり…。じゃあ、しつこいけど
「ブロッカー軍団マシンブラスター」も知らないよね。
533 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 07:27 ID:pbH5e4lk
>>530 そういやそうだ。 タイガー・・・何とかって回に出てた。
>>531 あっち要らないかも。
>>532 知らないです。 タイトルから想像すると海外テレビドラマみたいだけど。
このスレいつになったらエラーが出るんだろ。
エラーが出たら移転しようと思ってるんだけど、なかなか出ない。
534 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 07:28 ID:pbH5e4lk
(鉱山基地内)
保田「敵は4つ・・矢口となっちと辻と石川か・・・」
加護「ウチが爆破したハズやのに!? あの洞窟から逃げられたんか!?
・・・・それに、何でココに居てるってバレたんやろ?
・・・あと、もうちょっとでアプサラスが完成やっちゅう時に!」
保田「たぶんそれよ、そのバッジ、そのバッジに発信器が仕込まれてんのよ」
加護「え?・・(ビリッ!)・・ホンマや! あのラミネート加工ばり厚化粧女め!
ただの部隊章や言うてたのに! ウチを謀ったな!?」
保田「どっちもどっちよ・・・にしても3対2か・・ちょっとキツイわね・・」
加護「3対2? 1人数え忘れてますよ?」
保田「石川の勘定は無しよ・・・
それより加護、それはあとどれくらいで完成するの?」
加護「う〜〜ん・・・あと15分くらいは掛かると思う・・・」
保田「・・・じゃあ、それまであたしが時間稼ぎしてあげる・・出るわ!」
加護「そんな! 何言うてるんですか保田さん!?
今出ていったら、危険ですよ! あの人らヤる気満々ですよ!?」
保田「構わないわよ!・・・・人の生は、何を成したかで決まる・・」
加護「へ?」
535 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 07:29 ID:pbH5e4lk
保田「・・あたしはあたしの夢の為に出るのよ・・・そして、あたし自信の夢を
立派に成し遂げて見せる!」
加護「・・そら・・まあ・・その、頑張って下さいね・・・ホンマに・・
(この人、なに急に熱く語り出してんねや? ネジ取れたんか?)」
保田「・・・・アイ(ナ)様の望みがケルゲレンの脱出なら、それを助けるのが
サブリーダーとしてのあたしの役目! 見事脱出ルートを確保して御覧に
入れる!!」
加護(・・ウチ、一言もそんな事言うてへんし、望みもしてへんねやけど?・・・
だいたい脱出ルートとか、けるげれんとか、それなんや?)
保田「・・フフッ・・アイ(ナ)様がお父上に似てくるとはな・・・」
加護(アンタ、ウチのオトン知ってんのか? ウチでさえホンマのオトンは
知らんのに・・・・アタマ大丈夫か? 熱愛発覚の余波か!?)
保田「・・加護、アプサラスが完成したら、あたしにパスしてよ?」
加護「あ、はい! それはもう、間髪入れずに渡しますよ」
保田「・・じゃあお願い、できるだけ急いでね・・・・・・出撃!!」
ガラガラガラ(扉閉音)
加護「いってらっしゃ〜〜い・・・さ、こっからが保田さんの見せ場やな・・
・・「震える保田(前編)」って感じか・・・ウチも急がんとアカン・・・
いくら保田さんでも、4対1では苦しいやろうし・・・」
536 :
名無し娘。:2001/06/16(土) 12:02 ID:W0hEe0nw
ノ…ノリス?
537 :
名無し娘。:2001/06/18(月) 01:01 ID:Ez.ADdh6
次スレは何処ですか?