一緒に暮らすならどの娘?part2(何でも有り)

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1名無し娘。suzuka
( ^▽^)<たてたよー。
2名無し娘。 : 2001/03/06(火) 17:20 ID:bu7Xz7dE
うああああ!こっちにあったの!!!???
ゴメン・・・
3名無し娘。 : 2001/03/06(火) 17:21 ID:bu7Xz7dE
ああぁ・・・
4名無し娘。 : 2001/03/06(火) 17:21 ID:lm/XXTy6
立てるときは立てると言わないと。
5ロッテ野郎 : 2001/03/06(火) 17:25 ID:bu7Xz7dE
ほんじゃ、俺の立てた方を削除依頼出しておきますです。
コテハンに戻し・・・。
ホントにすいません、ごめんなさい
6名無し娘。suzuka : 2001/03/06(火) 18:27 ID:DFLAoljA
>>4
( T▽T)<ごめんなさ―い…
7名無しさん@計 : 2001/03/06(火) 18:35 ID:bU4LomnI
矢口との絡みがある妄想ネタキボーン
8名無し娘。 : 2001/03/06(火) 18:38 ID:wn/L1k8M
さあ、気を取り直して!
つづきを、そう僕等に夢を!
9名無し娘。suzuka : 2001/03/06(火) 19:31 ID:qP8vRv0s
>>7
矢口が絡んでくるネタ、他の掲示板で書いているべ。
10名無し娘。suzuka : 2001/03/06(火) 20:23 ID:eGW7oZsw
 夕食を食べ終え2人でテレビを見ていた時のことだった、
××「(…吉澤さんって結構指が長いんだなぁ…爪も綺麗にしてある、
   やっぱり女の子だなぁ…)」
 僕の吉澤さん観賞はまだ続く、
××「(…横顔も綺麗だな…生で見る分には別に太っているとは思わないなぁ、
   TV写りでそう見えるのかな?)」
 と突然吉澤さんが僕のほうを見てこう言った、
吉澤「ねえ、何でさっきから私のことをじろじろ見ているの?」
 うっ、ばれないように見ていたつもりなのに……正直に言おう、
××「いやぁ、結構指が長いなぁ〜と思いまして…」
吉澤「そう?ありがとう。でも顔のほうも見ていなかった〜?」
 ハイ、思いっきり見ていました。
 でもあえて僕は嘘をつかせてもらいます。
××「いいえ、気のせいじゃないですか?」
吉澤「うっそ〜、絶対に見てた〜!」
××「証拠は?」
吉澤「だって私見てたも〜ん。」
 これ以上意味のない嘘をついてもしょうがない、言おう。
××「ハイ見ていました、嘘をついてすいません。」
吉澤「やっぱり〜」
 良かった、怒っていないようだ。
 しかし、
吉澤「何で私の顔を見ていたの?」
××「………吉澤さんの横顔…いいなぁ〜と思って……」
 もう全部言っちゃおう。
吉澤「やっだぁ〜!もしかして私のこと好き?」
××「はいそうです、そうです。」
 もういいや、どうにでもなれ。
吉澤「…………ホント?」
××「えっ?」
 吉澤さんの意外なリアクションに僕は戸惑った、
 今から考えると”あの”前兆だったんだな…と思った。
11名無し娘。 : 2001/03/06(火) 20:33 ID:oWOHiKdA
>>10
気になる続きが
12名無し娘。 : 2001/03/06(火) 20:39 ID:kTrbFUf6
13名無し娘。 : 2001/03/06(火) 20:44 ID:rE12AZ4.
仕事でくたくたになって深夜の帰宅。
本当はもっと早く帰れるはずなのに、俺は仕事がひとより遅いので
いつもこんな遅い時間になる。
一人暮しのボロアパート。
鍵を回しドアを開けると、真っ暗な部屋がしんと答えてくれた。
「……」
なあに。なれたことだ。
ルックスダメ、仕事できない、ギャグセンスない。
俺の帰りを待ってくれている人など、いるはずがない。
孤独。それが真っ暗な部屋から押し寄せてくる。
部屋に入り、手探りで電気のスイッチを探す。
明るくなっても気分は明るくはならない。
それどころかまぶしい光が俺をあざ笑ってるかのようだった。
「畜生っ!」
持っていた鞄を壁に投げつける。
「なに怒ってるの?」
「そうだよ〜。目がつりあがってるよ〜」
澄んであどけない声がふたつ。
「――お帰り」
振り向くとそこには加護と辻がいた。
14名無し娘。 : 2001/03/06(火) 21:17 ID:3QrTy7h2
>>1
part2は良いが、前スレのリンク位
貼っておいて欲しいものだなー。
15名無し娘。 : 2001/03/06(火) 21:33 ID:HUOZcIuo
16名無し娘。 : 2001/03/06(火) 21:39 ID:R4R0KIn6
カテキョが路頭に迷ってるぞ。前スレ。
17名無し娘。 : 2001/03/06(火) 22:24 ID:7cMz6TV2
おーいカテキョーいるかー?
18名無し娘。 : 2001/03/06(火) 22:42 ID:noFh8unM
あげ
19名無し娘。 : 2001/03/06(火) 23:12 ID:mhDvN1Jg
オナニースレならぬ69スレ
20ゴビンダ28号 : 2001/03/06(火) 23:54 ID:RZtUt4bs
>>13
創作文芸板で見たような…
21名無し娘。 : 2001/03/07(水) 00:20 ID:D5gUiDR2
えーじゃないか、えーじゃないか
どんどん続けてくれ!!
22名無し娘。 : 2001/03/07(水) 01:08 ID:HsLPCV8Q
age
23名無し娘。 : 2001/03/07(水) 03:48 ID:AfllBfk6
誰かネタ書け
24名無し娘。 : 2001/03/07(水) 05:16 ID:w5lYqBPs
六畳一間のワンルームマンション、そこで俺とひとみは暮らしている。
二人で暮らすスペースを確保するため、ベッドは置くことができない。
そのため、眠る時は収納からいちいち布団を出してひいている。
もちろん布団は一つしかない。しかも煎餅のように薄い。
そこで俺とひとみは一緒に眠る。

「今日はすごく寒いね」
ひとみは身を縮めながら俺に向かって話しかける。
「うん、ものすごく寒いな」
外はひどく寒かった。そんな日はお互いにとてもつらい。俺とひとみは共に
体が大きいため、気付かないうちにどちらかが布団からはみ出してしまうこと
があるからだ。寒さで夜中、目を覚ましてしまうこともしばしばあった。

「すまないなひとみ、金が貯まったら、もっと広いところに引っ越して
ふかふかの羽毛布団を敷き詰めたベッドを買おうな」
そう俺が言うと、ひとみは少し悲しそうな顔をして言った。
「それは嬉しいんだけど、わたし今の生活も大好きなんだ、
こうやっていつも側に寄り添っていられるから……」
ひとみは俺の胸に顔を埋め、長い足をからませてきた。

俺はそんなひとみがたまらなくいとおしくて、思わず力を入れて抱きしめた。
「ちょ、ちょっとぉ、そんなにギュッってされたらいたいよぉっ」
ひとみは俺を突き放し、まじまじとその大きな瞳で俺を見つめている。
「ふふ、でもこうしてると、とってもあったかいね」
微笑みながらそう言うと、俺の頬にそっと口づけをした。
俺は再びひとみを抱きしめる。今度はそっと優しく……。

外やフトコロは寒かったが、俺達の心の中は充分暖かかった。
重なる二つの体はぬくもりに包まれ、やがて眠りに落ちた。
25名無し娘。 : 2001/03/07(水) 05:26 ID:qOWOsEfs
>>24

つ、続き〜!!
2624 : 2001/03/07(水) 05:31 ID:w5lYqBPs
>>25
いや、とりあえずこれで終わりなんですけど
27名無し娘。 : 2001/03/07(水) 05:49 ID:tCi60ZW6
>>26
じゃ新ネタ希望。
2824 : 2001/03/07(水) 06:50 ID:4wVXBbps
その日、俺は仕事が早く終わり、早めに会社を出ることができた。
(よし、今日は早く帰れるな、真里には連絡せずにびっくりさせてやろう)
そう思いながら、俺は家路を急いだ。そして自宅近くの駅へと到着し、
家までの道のりを足早に歩いていると、後ろから聞き慣れた声がした。

「おーい!待ってくれ〜、お姫様が困っておるぞ〜」
振り返ると、そこには真里がいた。両手にはいっぱいになった袋を
ぶら下げている。どうやら、スーパーへの買い物の帰りのようだった。

「早く帰ってくるなら、連絡くれればよかったのに〜、
せっかく特別な料理を作ってびっくりさせようと思ってたのに〜!!」
少しムスっとした表情をしながら、真里はこちらに小走りに向かってきた。
「あ、あのさ、俺だって黙って早く帰って、おまえのこと
驚かせようと思ってたんだぜ」
「そっかー、それじゃあ、お互い残念だったね、あははははーっ!」
真里は無邪気に笑っている。
「それよりさ、お姫様が困ってるって言ってるじゃん!荷物持ってよ!」

俺は、いっぱいになった袋を両方持たされてしまった。
(う!?お、重い。あ、あいつこんな重い物運んでたのか、俺のために……)
俺はびっくりすると同時に、真里をとてもいとおしく思った。
「ま、真里…」そう呼びかけようとしたが、
両手の空いた真里はスキップしながら、遥か前方に行ってしまった。

「あははははーっ!家まで競争だよっ」
今度は真里は唐突に駆け出した。
俺はそんな真里の小さな後ろ姿を追いかけながら、
「俺がこいつを一生守ってやるんだ」と心に誓った。
29名無し娘。 : 2001/03/07(水) 06:55 ID:C3thz.dQ
>>28

お姫様って所で萌え〜
30名無し娘。suzuka : 2001/03/07(水) 16:59 ID:0ksjcwEs
吉澤「本当に私の事…好きなんですか?」
××「え…いや…あの…その……」
 別に吉澤さんは好きでも嫌いでもない、僕は“どうせ誰かと付き合っているんでしょ”
 って思っていたから吉澤さんを異性として意識したことはあまりない。
 だからなんて答えたらいいか見当がつかなかった。
吉澤「……どうなんですか?」
 そう言うと吉澤さんは僕に迫ってきた。
××「んんと……」
 何て答えていいのか分からないのに吉澤さんが迫ってくるからぜんぜん考えが
 まとまらない。
吉澤「ねぇ、どうして答えないんですか?」
 そう言うと吉澤さんはまた僕に迫ってきた。
××「あ…あの…………ワッ、」
 迫ってくる吉澤さんと距離をおこうと一歩下がろうとしたら手が滑り、
 僕は仰向けになってしまった。
××「いやあ、手が滑っちゃったよ…ハハハ…」
 これで少しは場が和むかと思ったが、吉澤さんはこの後思いがけない行動に出た。


31名無し娘。 : 2001/03/07(水) 17:51 ID:2IrnasOY
もゑ〜
32ロッテ野郎 : 2001/03/07(水) 21:24 ID:.bVfOk1k
「あーあ・・・帰りたくないな・・」
すっかり暗くなって、公園の時計は7時をまわっていると
いうのに一人でブランコに座っている女の子がいた。名前は加護亜依。
モーニング娘。に追加して、東京には来たけれど親類がいないから、
どこに住もうと思ってた所、リーダーで信頼があり、経済的にも裕福な
中澤裕子の家に住む事になった。

「なんだか悪いです」
「ええの、ええの。まだガキなんやから気にせんといて、仲良くやろうや」
内心ホッとした。テレビでは怖い雰囲気なのに、実際とは違かったから。
でも、この優しさが180°豹変するとは今の亜依には
到底わからなかった・・・
33ロッテ野郎 : 2001/03/07(水) 21:26 ID:.bVfOk1k
中澤で騒いでる中こういうの書くの気がひけるね(w
sage
34名無し娘。 : 2001/03/07(水) 21:33 ID:C3thz.dQ
来たかロツテ!待ってたぞ!!
35名無し娘。suzuka : 2001/03/07(水) 21:52 ID:SYOKBZL2
>>33
やっぱやめたほうがいいのかな?
36ロッテ野郎 : 2001/03/07(水) 21:56 ID:.bVfOk1k
なんか昭和天皇自粛ムード・・・

>>35
やめなくてもいいんじゃない?書け書け!
37名無し娘。 : 2001/03/07(水) 22:23 ID:E1FE9x3E
どんどん書いてくれぃ
38名無し娘。suzuka : 2001/03/07(水) 22:35 ID:ye2X0MVU
吉澤「××さん……私は××さんの事が…………好きです……」
 そう言うと吉澤さんは僕の両手をつかみ、馬乗りのような体制をとった。
 (マウントポジションを吉澤さんが取ったようになっていた)
××「へっ?」
吉澤「……………好きです、××さんの事……」
××「…………じゃ、じゃ、じゃあ僕のことが本当に好きって言うなら
   口先だけじゃなくて態度で示して欲しいな、態度で。」
 ひょっとしたら吉澤さんはその場の雰囲気に流されて好きと
 言ってしまったのかもしれない、本当に好きなら態度でも示せると
 思ったからこう僕は言った、決して苦し紛れではない。
吉澤「………何をしたら信じてもらえます?」
××「僕なら、キスをされたら信用するよ。」
 いくら好きと言ってもいきなりキスをするのはさすがに引くだろうと
 僕は思った。
吉澤「…………」
 しかし、吉澤さんは黙ってその大きな瞳を閉じて唇をゆっくりと
 僕に近づけてきた、
 僕の考えは甘かったようだ。
××「じょ、冗談ですよ、吉澤さん…」
 一瞬、躊躇したように見えたが、さっきと変わることなくゆっくりと
 唇を近づけてくる。
××「(………もうだめだ!)」
 覚悟を決めて僕も目をつぶった、
 次の瞬間―
39("O") : 2001/03/07(水) 22:45 ID:E1FE9x3E
ハァハァ・・・・・。
40名無し娘。 : 2001/03/08(木) 03:13 ID:QbK8fl9o
だれかネタ書け
41名無し娘。 : 2001/03/08(木) 04:39 ID:qXD2F.LQ
age
42名無し娘。 : 2001/03/08(木) 15:53 ID:yIZ1YURM
age
43名無し娘。 : 2001/03/08(木) 16:05 ID:YUwniDQw
誰かが加護と辻を使ってピンボール書きそうな予感
44名無し娘。 : 2001/03/08(木) 16:10 ID:d4ceGbbo
俺も書いていい?
でも既出ネタっぽいからやめた。
過去ログ見るのもめんどいし。
45名無し娘。 : 2001/03/08(木) 16:11 ID:wYc4VJ8M
>>44
だめだ書け
46名無し娘。 : 2001/03/08(木) 16:15 ID:I8G5uZME
  ▼\          /▼
       \ \      / /
        \  ~⌒~⌒⌒ \/
         (  /~⌒⌒⌒ヽ)
         ( /γノノノノ @ヽ
 |\      | |( | ∩  ∩|)|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  \ \     |从ゝ_▽_从 <  りかちゅー飼ってくれる?
  / /    /  \   ー=_ノ    \_____
  \ \   /           |
   \ \|          _)
    ●●/   \_)    /
     ●|          /
        \       ⊃⊃
           ―⊃⊃⌒
47名無し娘。 : 2001/03/08(木) 16:18 ID:5OvXEQsU
ずれてるりかちゅーはやだよ。
48名無し娘。 : 2001/03/08(木) 16:18 ID:d4ceGbbo
じゃあ今から作るから明日のっける。
バウバウ
49名無し娘。 : 2001/03/08(木) 18:33 ID:OY4fiFLo
从^▽^从<どうもー!カントリー石川でーす!
50名無し娘。suzuka : 2001/03/08(木) 19:42 ID:ediexocU
 ピンポ〜ン
吉澤「……(えっ)」
××「(誰だ?)」
 吉澤さんがインターホンに気を取られている間に僕は
 マウントポジションから脱出し、
××「誰か来たみたい、ちょっと待って、」
 と言って玄関へ向かった、後一歩遅かったら……
 ガチャ、
石川「こんばんは…」
 なんとそこには石川さんがいた。
××「何か用ですか?」
石川「あの…ちょっといいですか…?」
××「え?ん〜と……」
 中には吉澤さんがいる、さてどうしよう?
石川「……その靴…よっすぃ〜のだ………って事は…」
××「ああ…ハイ、吉澤さんがいますが…」
 なぜか気まずい、
石川「じゃあ…いいです、出直してきます。」
 そう言うと石川さんは去っていった。
××「………?」
 その後、吉澤さんは家路に着き、何事も無く(起こりかけたが)事を終えた。

 ふう〜
51世直し娘。 : 2001/03/08(木) 19:48 ID:4IapejRI
世直し!!
52名無し娘。 : 2001/03/09(金) 00:38 ID:Ny5EjJUU
期待あげ
53名無し娘。 : 2001/03/09(金) 03:27 ID:Yn/oiKDo
age
54ぺったんこ : 2001/03/09(金) 04:13 ID:SDGTfem6
横で寝てたケイがモゾモゾ動いてる。
メチャメチャ、ウザい。

「…おい…ケイ…何やってんだよ…」
「だって布団出たら寒いからさ…」
「だからって布団の中で着替えんなよ…」

しばらく止まっていたかと思うと、
今度は布団の中の右手をゴソゴソと動かし始める。
さらに、ウザい。

「あれ…」
「なんだよ…」
「…パンツない」
「知らねーよ、そんなの」
「おっかしいなぁ…」

ケイの右手が、俺の腰の辺りでピタリと止まる。

「…」
「なんだよ」
「…」
「何、人の顔じーっと見てんだよ」

そしてケイは、おもむろに布団をひっぺ返した。夜の冷たさが全身を包む。

「ちょっとアンタ、誰のパンツはいてんのよ」
「…あ…」
「…ばーか」
「…間違っちった…」
「いいから…早く脱いでよ」

同棲始めて、1年ちょっと。
ま、よくある話だわな。
55名無し娘。 : 2001/03/09(金) 04:19 ID:I9HTx5o2
ageるYO!
56名無し娘。 : 2001/03/09(金) 14:14 ID:WHEtgosA
―そしてそれからしばらくたったある日のこと、
××「あっ、矢口さん。」
矢口「ん〜、な〜に〜?」
 と僕が矢口さんに声をかけたら、
 突然、
矢口「あっ!××さんに聞きたいことがあったんだ!」
 と声を発した。
××「なんすか?」
矢口「あのさー、最近よっすぃーとなんかあった?」
××「な、な、な、なんすか急に…」
 矢口さんがこんなことを言うって事は、まさかあの事がばれたのであろうか…
矢口「あのね、最近よっすぃーの様子が変だから。」
××「へ、変?例えば?」
矢口「んーと、ボーッっとしている事が多かったりするし、
   なんか何やっていても上の空って感じでがするんで。」
 どうやらあの事はばれていないらしいが、
××「ふーん、でもさぁ、なんで俺に聞くの?」
矢口「だってさー××さんの話をするとやたら動揺するから、
   何かあったのかなーって思って。」
××「……」
 思いっきり何かありました……でもそんな事言える訳ありません……
××「い、いや…別に……」
矢口「ホントに〜(疑)」
 勘弁してください、矢口さん。
××「…無いです。」
矢口「ふ〜ん、まあおかしいのはよっすぃーだけじゃないからなぁ。」
××「へー、誰ですか?」
矢口「利華ちゃん。何か知らないけどやたら××さんの事を聞いてくるのよ。」
××「?何を聞いてくるんですか?」
57名無し娘。 : 2001/03/09(金) 14:33 ID:z.zERtY6
細かくて悪いが「利華」って誰よ。
58名無し娘。 : 2001/03/09(金) 14:47 ID:0XtxDC2c
矢口「どこに住んでいるの?とか、彼女いるんですか?とか、
   そんなこと本人に聞けよ!見たいな事を聞いてくるの。」
××「……」
 確かに石川さんの不審な行動は
 http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=982416193&ls=50の>>774
 でもあった、そのことを考えると………
矢口「フフフフ、あまり2人を困らせないでね。」
××「えっ?」
 そう言うと矢口さんは去っていった。
 吉澤さんはともかく、石川さんも僕のことを……?
 いや、まさか、まさか……ねぇ…………

 >>57
 ごめんなさい<(_ _)>梨華でした…
59名無し募集中。。。 : 2001/03/09(金) 15:13 ID:ExBfOW1o
石川と暮らすとネガティブな愚痴ばかり毎日聞かされそう。
60名無し娘。 : 2001/03/09(金) 15:21 ID:Bnt6hRro
しかも散々聞かされた後に
「でもポジティブじゃないとダメなんですよ!」とか言われそう。
61名無し娘。 : 2001/03/09(金) 15:24 ID:7c2JzIHg
そんな石川に萌え
62名無し募集中。。。 : 2001/03/09(金) 15:29 ID:ExBfOW1o
>>60
石川のポジティブは表向きだけ。心の底はずっとネガティブ。
聞く方の性格はどんどん暗くなる。
63名無し娘。 : 2001/03/09(金) 18:06 ID:GxFmiDg2
期待あげ
64江田島平八 : 2001/03/09(金) 18:17 ID:rj4MMPxo
>>61
同意、だから石川に萌える
65名無し娘。 : 2001/03/09(金) 18:20 ID:/9JEZALw
石川にしか最近萌えない
66名無し娘。 : 2001/03/09(金) 20:38 ID:cNyyRH8M
俺も。
67名無し娘。 : 2001/03/09(金) 20:44 ID:1OVXNDn.
末期の石川病です。治りません。
68名無し娘。 : 2001/03/09(金) 20:47 ID:NMtVF1CA
そんな石川と暮らすにはやっぱり6畳風呂ナシが最高の空間(藁
69名無し娘。 : 2001/03/09(金) 20:47 ID:Av1oqPoc
ネガティブでも良いと思うけどね・・・
ポジティブ・ポジティブうるさいのを止めて欲しいよ・・。
70名無し娘。 : 2001/03/09(金) 20:50 ID:EW1ICBjM
それでもいい。そばにいてほしい。
71江田島平八 : 2001/03/09(金) 20:59 ID:d1JqKgC.
う〜む、石川ヲタ多いな・・・
どれ位居るのか点呼してみるか?

末期の石川病患者点呼!

1!
72名無し娘。 : 2001/03/09(金) 21:02 ID:z.zERtY6
>>69
同意。多感な年頃なのだから落ちこんだりするのはしゃあない。
まぁ背伸びしたい年頃でもあるからポジティブ言う気持ちもわかるけどね。
73名無し娘。 : 2001/03/09(金) 21:09 ID:eRPTG5YQ
2!
74惨殺鬱 : 2001/03/09(金) 21:28 ID:YU8MeDpI
俺石川さんとの書くぞ!!
いいか!?
75江田島平八 : 2001/03/09(金) 22:32 ID:d1JqKgC.
>>74
了承! むしろ書け!
76石川ヲタ : 2001/03/09(金) 22:49 ID:z/qXslu2
3!!!
77加護ヲタ : 2001/03/09(金) 22:56 ID:EPIZtJ9U
4!!!!
78掟ポルシェ : 2001/03/09(金) 23:00 ID:UuY3M5Cg
で、まだ?
79名無し娘。 : 2001/03/09(金) 23:00 ID:Gtkahq9A
>>78
漢発見!
80名無し娘。 : 2001/03/09(金) 23:06 ID:HXSfFaMU
5!!!!!
81名無し娘。 : 2001/03/09(金) 23:33 ID:NKXeRkwk
从*~∀~*从<私のも書けコラ
82江田島平八 : 2001/03/09(金) 23:34 ID:d1JqKgC.
フォッフォッフォッ! 石川ヲタよ集え!
83名無し娘。 : 2001/03/10(土) 00:42 ID:JJeWLQus
age
84名無し娘。 : 2001/03/10(土) 01:04 ID:YhqYmm2o
10!!
85惨殺鬱 : 2001/03/10(土) 01:10 ID:WOarUcOc
ll!!!!!!!!!!!
86名無し娘。 : 2001/03/10(土) 01:11 ID:rUG.vwKM
燃え尽きるほどヒート!!
87名無し娘。 : 2001/03/10(土) 01:14 ID:H/ubbLms
あたたたたたたたたた!!うぁた!!

お前はもう萌えている!
88名無し募集中。。。 : 2001/03/10(土) 01:21 ID:MuS4xzyo
>>68
そんな貧乏暮らしは石川には似合わない。やはり、ヨーロッパ風の
洒落た家に住ませる。できれば、豪邸がよい。
 
89いつかの24 : 2001/03/10(土) 01:49 ID:8kINszB2
薄汚れた築30年の文化住宅、そこで俺と梨華は暮らしている。
トイレ、キッチン付きだが、風呂はない。
家賃は月4万円、俺のわずかな収入ではここが精一杯の状態。
部屋は薄暗く、壁は所々はげている。とても女の子が住むような所ではない。
それにもかかわらず梨華は俺から離れようとしない。
90名無し募集中。。。 : 2001/03/10(土) 01:53 ID:MuS4xzyo
>>89
石川は姫だ。そんな貧乏暮らしさせるような人間はすぐに捨てられるぞ。
91惨殺鬱 : 2001/03/10(土) 01:54 ID:WOarUcOc
>>90
こだわるね。
92いつかの24 : 2001/03/10(土) 01:57 ID:8kINszB2
不評か…、無念
93名無し娘。 : 2001/03/10(土) 01:58 ID:i4e3cBbw
>>90
石川は幸薄そうなとこがいいんだよ。
94名無し娘。 : 2001/03/10(土) 01:59 ID:zkPK/0Pc
貧乏人りかたんの方が萌える つづききぼーん
95いつかの24 : 2001/03/10(土) 02:04 ID:8kINszB2
その日、仕事で疲れていた俺は酒に酔って帰宅し、梨華に当たり散らした。

「なあ、梨華、もうこんな貧乏な俺なんかやめて、
もっといい奴見つけて幸せになれよ!!」
ふてくされた俺はいつものようにこんな台詞を吐く。
「そ、そんなこと言わないで!!わたしあなたのことが大好きなんだもの。
貧しくたっていいの、ただあなたの側にいられるだけで……」
そう言うと梨華は、膝を抱えふさぎこんでいた俺を優しく抱きしめてくれた。
「ふふ、あなたいつもそう。いつもおんなじこと言って、すねるのよね。
でも、わたしがこうやったら治っちゃう。ふふ、甘えんぼさんっ」
確かに梨華の言うとおりだった。

「さ、お風呂行こっ!!」
梨華はそう言うと俺の手をひっぱって起こしてくれた。
96名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:06 ID:6EaBda5c
書けー
97名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:10 ID:zkPK/0Pc
いいねぇ・・・・・
98いつかの24 : 2001/03/10(土) 02:12 ID:8kINszB2
銭湯からの帰り道、冷えないようにぴったりと寄り添いながら帰った。
俺の横を笑顔で歩く梨華、濡れた髪を月光が照らしている。

「ん!?なに見てるの?わたしの顔になにかついてる?」
「いや、濡れた髪が月に照らされて綺麗だなって思って」
「ふふ、変なの。でもうれしい、ありがとう」

そう言うと、梨華は俺の腰に手を回してきた。
俺は梨華の細い肩をそっと抱き、こちらに引き寄せる。
洗いたての髪からはシャンプーのいいにおいがする。

「風邪ひいちゃうから、はやく帰ろっ!!」

今度は唐突に俺の手を握り、走り出す梨華。
そうやって家まで、二人してジョギングをして帰った。
99名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:15 ID:5jR7AHog
辻だな。あのコは実際には小動物みたいな感じだと思うので
檻の中で飼ってあげるといいとおもう。餌は俺の精液を
まぶした普通のご飯。バックスタイルで一日に一回は
セックスをする。「はぅぅはぅぅ」と腰を動かすたびに鳴く辻。
言葉は喋れないように喉は薬でつぶします。いいでしょ?
100名無し募集中。。。 : 2001/03/10(土) 02:21 ID:C3nV4j0c
>>95
そこまで想っているとは、俺の完敗だ。しかし、姫がオソロで家庭訪問
したとき玉の輿ねらってるとか言ってたし、もっと華やかな生活に
憧れてると思うよ。ただ、君の小説面白いよ。
101名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:21 ID:i4e3cBbw
辻を世間知らずの娘に育てあげたい。
102惨殺鬱 : 2001/03/10(土) 02:23 ID:WOarUcOc
自分も書いてみたけど2行で止まった。
皆すごいな。
103いつかの24 : 2001/03/10(土) 02:26 ID:nNRXl2vc
銭湯から帰ると、冷えないようにそのまま布団に潜り込んだ。

「ねーねー、まだ寒いよ、梨華のこと暖めて」
突然梨華は甘えた声を出して、いたずらな瞳で俺を見つめる。
そして視線を落とすと、俺の胸に顔をうずめてきた。

そしてしばらくの沈黙の後、
「おねがい、して……」
視線を再び上げ、今度は潤んだ瞳で見つめながら呟く。
梨華のほうから行為を懇願してくるのは久しぶりだ。
「じゃ、じゃあ…」
心なしか俺の声もうわずっている。

俺は梨華のくびれた腰に手を回し、こちらに引き寄せる。
そして唇を重ね、激しく舌を求め合うと、梨華はかすかに喘いだ。
俺は梨華の唇から顎へ、そして首筋へと自分の唇を這わせると
同時に、その形の良い胸を優しく揉みしだいた。
「…あ、あぁん」
梨華は快感に耐え切れず、思わず大きな声を出した。
俺は梨華を優しく脱がすと、更なる愛撫を続けた。
そして俺の指は梨華の女の部分へと向かっていた。
104名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:26 ID:foSlA4Ts
石川はどうみても玉の輿タイプだ。男は経済力と思ってるよ。
オソロというと、誰かにインタビューする話題になったとき、
「大物なら誰でもいいです!」と抜かしたもんな。
貧乏りかっちはヲタの願望世界の住人。そうあってほしいけどさ。
105名無し募集中。。。 : 2001/03/10(土) 02:29 ID:C3nV4j0c
>>98
ただ、そんな平凡な生活もすぐに飽きが来るよ。毎日毎日同じ
ことの繰り返しで。刺激的なことが何もないくて。男は何年立っても、
出世しない。そして、あとで後悔する。こんな人と一緒にならなければ
よかったってね。
106名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:31 ID:7rHl7Snw
Moへ〜
107名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:34 ID:iNuW1xH6
ってゆうか石川だけじゃなくて世間一般の女は
年収1000万円以上の人がいいと思ってるんだよ
恋愛と結婚は別々に考えてるような風潮もあるしな
現実はそんなもんなんだよ・・・
108名無し募集中。。。 : 2001/03/10(土) 02:37 ID:C3nV4j0c
>>103
夜の生活はあまり想像したくない。結局、貧乏暮らしは、他に
楽しみがないから、快楽がそういった動物的な方向にしか往かない
。日常的な暮らしでいかに楽しくすごせるかを想像したい。
109いつかの24 : 2001/03/10(土) 02:38 ID:nNRXl2vc
「ゴ、ゴメン、ちょっと待って!!」
突然梨華は俺を振り払い、トイレへと向かった。
俺は、ちょっと冷えたから用を足すものだと思った。
しかし、そうじゃなかった。

「本当にゴメン!!アレが来ちゃった……」
梨華はトイレから出てくると、俺に謝った。
(そっか、生理の直前だったから積極的だったのか……)
俺の頭は納得しながらも、下半身の頭は不満を訴えていた。                    −Fin−
110名無し募集中。。。 : 2001/03/10(土) 02:40 ID:C3nV4j0c
>>103
とはいえ、君ほどの想像力を私は持っていない。それほど、考えたことが無い。
111名無し娘。 : 2001/03/10(土) 02:47 ID:F0O/gmHE
>>109
えー終わり?
112いつかの24 : 2001/03/10(土) 02:48 ID:nNRXl2vc
>>111
終わりですゴメソ
113名無し娘。 : 2001/03/10(土) 03:01 ID:wLqAJYQo
新ネタ待ってます!
114名無し娘。 : 2001/03/10(土) 03:17 ID:EU/aeLSU
`_?
115名無し娘。 : 2001/03/10(土) 12:03 ID:1U1xBq42
ぺったんこは長編より短編のほうが上手い
つーか、さりげなくて萌える
116名無し娘。 : 2001/03/10(土) 20:13 ID:VthZ5zeE
age
117名無し娘。 : 2001/03/11(日) 06:33 ID:bRjU7qS.
age
118名無し娘。 : 2001/03/11(日) 14:11 ID:cGVIZNz.
age
119名無し娘。 : 2001/03/11(日) 22:40 ID:3YJeKFoU
誰かネタ書いて
120名無し娘。 : 2001/03/11(日) 22:44 ID:/1Qf6FTw
どうしようもないクレくれ君が増殖してるな
甘やかすからだ
121名無し娘。 : 2001/03/11(日) 22:56 ID:uNMgG2lg
石川かわいかった〜
122名無し娘。 : 2001/03/11(日) 23:24 ID:noxgqDf.
「起きないと遅刻するよー」
ひとみ姉ちゃんの声がする。うるせぇなあ…
寝たふりを決め込んで頭から布団をかぶる。

ドタドタと階段を駆け上がる足音。
バタンと音を立てて僕の部屋のドアが開く。
「起きろー!」
ひとみ姉ちゃんの怒鳴り声。
その声と同時に、僕の布団が一気にはがされる。
「なんだよ!朝からうるせぇよ!クソひとみ!」
思わず僕も怒鳴り返す。
「んー?やんのか、コイツぅ」
そう言ってひとみ姉ちゃん、笑いながら僕の頭を小突く。

「…やんねーよ。女相手に」
「お?一人前に格好つけちゃって。…朝ご飯できてるんだから、早く降りてきな」
そう言い残して、またドタドタと階段を駆け下りる足音。

階下から母ちゃんとひとみ姉ちゃんの話し声が聞こえる。
「起こしたよー。もう、私も遅刻しちゃうよー」

いつもの、朝。
123名無し娘。 : 2001/03/11(日) 23:30 ID:.YsRA8XE
S.A.Sかきます!
124名無し娘。 : 2001/03/11(日) 23:32 ID:uHzM.u6E
がんばれぃ!
125名無し娘。 : 2001/03/11(日) 23:45 ID:hswQKKGY
よっしゃ!!行け!!
126名無し娘。 : 2001/03/12(月) 00:14 ID:e4bPEnF6
おい!まだか?
127名無し娘。 : 2001/03/12(月) 03:32 ID:xrNet0oI
128名無し娘。 : 2001/03/12(月) 16:50 ID:i0phS6.E
age
129名無し娘。 : 2001/03/12(月) 18:26 ID:mIKRwS9k
>>81

ボクのママは、
モーニングむすめ。っていうかしゅだったんだって。
すーっごいにんきものだったんだって。

ママはいつも、おもいでがいっぱいのアルバムをみながら、
ボクにはなしてくれるんだ。


ママはなぁ、モーニング娘。のリーダーやったんよ。
みんな、世話の焼ける子でなぁ。
ママがいないと何にもできひんかったんやで。
ほら、この子がなっちっていうんや。
ママと一緒にずーっと頑張っててなー。


ボクはいつも、ママのおはなしをききながらねむっちゃうんだ。
130名無し娘。 : 2001/03/12(月) 18:41 ID:lZF3IdyM
>>129
新機軸ですな
131名無し娘。suzuka : 2001/03/12(月) 21:05 ID:uTHvCQ9I
それから数日たったある日のこと、
××「(今日は何をしていようかな…)」
 今日はオフ、
 でもやることが無い。
××「(金も入ったし、大井に行くかな…確か今日やっていたよな…?)」
 ちなみにここでの”大井”は大井競馬場の事だ。

 それで仕度をし、家を出ようとした瞬間、
プルルルルル…プルルルルル…
 家の電話が鳴った。
××「チッ、誰だよ…」
 無視するのも悪いと思い渋々電話を取ると、
××「もしもし?」
 僕は相手の声を聞いてかなり驚いた、
 その声の主は―
132名無し娘。 : 2001/03/12(月) 21:08 ID:jQ8g.AG6
>>129 泣ける…
133名無し娘。 : 2001/03/12(月) 21:16 ID:ixcDBpIw
>>131

わくわく・・・
134名無し娘。suzuka : 2001/03/12(月) 21:20 ID:uTHvCQ9I
そういえば最近
( "O")
↑見ないなぁ。
135( "O") : 2001/03/12(月) 22:54 ID:H/EwKJgM
わくわく・・・・
136名無し娘。 : 2001/03/12(月) 22:56 ID:ZBTHn/j2
出た!!
137名無し娘。 : 2001/03/12(月) 22:57 ID:JrLOz3kA
>>135
死ね
138名無し娘。 : 2001/03/12(月) 23:03 ID:EyZKVQHo
>>137

お前が死ね
139名無し娘。 : 2001/03/12(月) 23:04 ID:JrLOz3kA
>>138
死ね
140名無し娘。 : 2001/03/12(月) 23:07 ID:hY9DO7pc
>>139
い〜やお前が死ね
141かおりむ : 2001/03/12(月) 23:08 ID:762L/3P2
あらしはろくじゅうよん、ろくじゅうよん
142名無し娘。 : 2001/03/12(月) 23:09 ID:JrLOz3kA
143名無し娘。 : 2001/03/12(月) 23:13 ID:JrLOz3kA
>>141
死ね
144Vシネマニア : 2001/03/12(月) 23:14 ID:jy6Gg2lM
罵り合いはいい加減やめんしゃい
145名無し娘。 : 2001/03/12(月) 23:17 ID:JrLOz3kA
>>144
死ね
146ID:JrLOz3kAの母 : 2001/03/12(月) 23:22 ID:tnYkGjyU
息子がご迷惑をかけて、本当に申し訳ございません。
実は息子は先日の交通事故で股間を強打し、男性自身が不能となって
しまいました。自分の判断ミスで起こした事故ですから、自業自得と
言えるわけですが、男としての自尊心を深く傷つけられたことは
間違いありません。健康な男子を見るだけで殺意を抱くと言います。
それゆえ、コンプレックスからこのようなレスをしているのだと思います。
私自身も、自暴自棄になり荒れる息子を間近で見ているのは本当に辛いんです。
早速明日、息子をネットのできない隔離された施設へ入れるつもりです。
もうこれ以上、皆様にご迷惑をおかけしないよう最善を尽くします。
ですから、何とぞ、何とぞ息子の今回の不祥事をお許しくださいませ。
147名無し娘。 : 2001/03/13(火) 01:41 ID:K4LzgUL.
age
148名無し娘。 : 2001/03/13(火) 01:46 ID:8g7XjGY2
マタ−リといこうぜage
149名無し娘。 : 2001/03/14(水) 01:55 ID:wDdrnjSs
あげ
150名無し娘。 : 2001/03/14(水) 01:58 ID:wDdrnjSs
↑やべ、さげてた・・・・・
151名無し娘。 : 2001/03/14(水) 09:42 ID:hOOdpbKA
カテキョさんいないのかな?
152名無し娘。suzuka : 2001/03/14(水) 20:27 ID:YLw58xWM
石川「…もしもし、××さんですか?」
 何と石川さんだった、しかしなぜ……
××「なに?何か用?」
石川「あの…今日大丈夫ですか?」
××「えっ?」
 これはもしかしてお誘い?
 いや、そんなわけない、ここは大事を取って断ろう。
××「ごめんね、今から出かけるから。プツッ。」
 失礼かもしれないがすぐに電話を切った。石川さんは携帯から電話を
 していたと思うからまぁ言い訳はつくでしょう。
××「さ〜てと、行きますかな。」
 鍵をかけおもむろに外を出ると、
××「えっ!な、な、な、何でいるの?!」
 何と僕の目の前には石川さんがいた……なぜ?

石川「ごめんなさい……どうしても今日は……」
××「えっ、っていうかさぁこの辺から電話してたの、さっき?」
石川「…はい、そうです……」
 う〜む、こうなるとこのまま石川さんを無視するわけにも行かない、
 どうしよう……?
石川「わがままなのは分かってます、でも………」
 うっ、そんな悲しそうな目(しかも上目)で僕を見ないでください…………

××「……負けましたよ、いいですよどこに行くんですか?」
石川「………えっ?いいんですか?」
××「その代わり、昼飯おごってね。」
石川「…はい!じゃあ行きましょ!」
 …………石川さん喜んでいるみたいだし、これでいいのかなぁ?
153名無し娘。 : 2001/03/14(水) 20:59 ID:vWlVaE1E
もっと書けー
154( "O") : 2001/03/14(水) 23:13 ID:ww0HY//2
いいなぁ・・・・・
155温泉旅館にて : 2001/03/14(水) 23:20 ID:8jUycUrU
「わぁ〜、気持ちいいよ〜、はやくおいでよ〜」
部屋備え付けの専用露天風呂から真希の呼ぶ声がする。
「う、うん、いますぐ行くよ」
俺はそう応えると、服を脱ぎ露天風呂へと向かった。

湯船の中では、真希が楽しそうにはしゃいでいる。
ピンク色に染まったその極上のカラダが俺を狂わせる。
俺は真希を捕まえてこちらに引き寄せ、膝の上に乗せた。

俺は後ろから真希の首筋に唇を這わせ、同時に乳房を軽く揉んだ。
「…ぁん、だめだよ……」
拒否する言葉を発しながらも、真希は腕を俺の首に回し、
こちらに振り向いた。そして激しく舌を求めてきた。
「クチュクチュ」
交互に絡み合う舌と舌が卑猥な音を立てる。
その淫靡な響きが、俺を更なる野獣へと変貌させる。
俺は真希を立ち上がらせると、囲いの石垣に手をつかせた。

「オイ、もっと尻を突き出せよ!!」
その言葉に一瞬戸惑いながらも、悦んで従う雌犬真希。
こちらに秘部を丸見えにしながら、御主人様の進入を待っている。
156温泉旅館にて : 2001/03/14(水) 23:22 ID:8jUycUrU
俺は天に向かってそそり立つ自分の愚息を真希の蜜壷に
あてがい、一気に突き刺した。
「ん、ぅあ、ぁあん……」
真希は快感のあまり、か細く声にならない声を出した。
俺は真希のいやらしくくびれた腰をつかむと、激しく動いた。
「パンパンパンパンパン」
淫らな音を立てながら、真希の尻が揺れる。まさに絶景だ。
俺は卑猥に出入りする自らの一物を見やると更に興奮を憶えた。

「く、くはぁっ、き、気持ちいい…、も、もっと激しくして…」
真希は快感に噎び、更なる刺激を求めた。
俺はそれに応え、より一層激しく一物を突き入れる。
すると真希はその快感に耐え切れず、上半身を深く折り曲げた。

「あ、あぁん、も、もうだめ…、き、きて……」
真希がそう言うと同時に、俺にも限界が訪れた。
激しく放出された白濁液は放物線を描き、真希の尻へと到達した。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
荒い息遣いで突っ伏したままの真希を、俺は優しく抱き締めた。
先程放出された白濁液が真希の大腿を伝い水面へと滑り落ちた。
157名無し娘。 : 2001/03/14(水) 23:45 ID:P81BRcQo
スゴクいい。
けどスレ違い。
158名無し娘。 : 2001/03/15(木) 01:26 ID:UPHf63pA
age
159ボブ : 2001/03/15(木) 01:30 ID:VoH463y2
>スゴクいい。
>けどスレ違い

確かに(W
160名無し娘。 : 2001/03/15(木) 03:01 ID:t3r5luxc
あげ
161157 : 2001/03/15(木) 15:49 ID:GBdxfpv6
ボブさんからレスをいただけるなんて光栄です。
ずっと・・・好きだったんです!
162名無し娘。suzuka : 2001/03/15(木) 19:54 ID:brIcXBtI
石川「ねぇねぇ、こっち!こっち!」
××「ハイハイ、今行きますよ。」
 何か石川さん、とても機嫌がいいみたいだ。
石川「これとこれ…どっちにしようかな…?」
 2着の服を手にとって僕に見せた、石川さんは何着ても綺麗だと思うけど…
××「う〜ん……これがいいんじゃない?」
 僕は苦し紛れに違う所にある真っ白いワンピースを指差した。
石川「えっ、体のラインが分かっちゃいますよ〜!」
××「まあ試着ぐらいいいでしょ?」
 僕は店員に試着を申し付けた。
石川「………う〜ん、似合います?」
××「似合いますよね?」
店員「ええ、似合うと思いますよ。」
石川「…そうですか?」
 やや不満げな石川さん、根拠は無いけど似合うと思う。

(誰か石川がワンピースを着ている画像持っていない?)
163名無し娘。suzuka : 2001/03/15(木) 20:10 ID:brIcXBtI
“サーッ”
試着を終えたらしく、カーテンを開けた。
××「………」
店員「……」
石川「どうしたんですか?黙っちゃって……?」
 あまりにも似合いすぎて僕は声が出なかった、
 店員もそうだと思う。
 (画像が無いので想像してくれ、俺は似合うと思っている)
××「…すんごくいいですよね?」
店員「…ええ、大変お似合いですよ。」
石川「そうですかぁ?他の方がいいと…」
××「いや、絶対そのほうがいいです!」
 僕の想像をはるかに超え、恐ろしいくらい似合っていた。
 他の何か目じゃない。
石川「…ホントに似合っています?」
××「絶対に似合ってます、それ買った方がいいですよ!」
 しばらく石川さんは考えて、
石川「…××さんがそこまで言うならこれにします。」
 どうやら決めたようだ、
 でも、石川さんってスタイルいいよなぁ〜
 いたずらに細くないし、だからと言って太いわけじゃないし、
 出てるとこは出てるし……
164名無し娘。 : 2001/03/15(木) 20:22 ID:YKEf2y7M
石川「ホントにこれでいいですか〜?」
僕も試着室に入っていった。
××「かわいいって言ってるだろ・・・どうしても僕を誘うんだ・・・」

僕は肩越しに石川の唇に吸い付いて塞いだ
もう後には引けない僕はぐいぐいとお尻に突き当てているうちに、
知らない間にすっぽりと右手で石川の胸をつかんでいた

「むぐぐぐぅ〜」
外に漏れそうなアニメ声が僕を狂わせた
どうしようもない右手が勝手に石川の服をくぐって、
すっかり大きくなった胸をつかんでいた

ブラを引きちぎった僕の右手は、
コリコリとした乳首を人差し指と中指でつまみながら大きく動いていた
そうして僕の彼はまくれ上がったスカートを越えて、
石川の湿ったところにぐいぐいと迫っていた
165名無し娘。 : 2001/03/15(木) 20:29 ID:YKEf2y7M
かわいい頬を右手で抑え唇を塞ぎながら
僕の右手は下に這っていった

かわいいパンツ(ピンク色だったのだろうか)を降ろして
ぴったりと僕を合わせると、石川の背筋に電流が流れたようなショックがあった
逃げ出しそうな唇にキスをしながら
僕は右手を下に下ろして同時に逞しい僕をお尻越しに押し付けた
166名無し娘。 : 2001/03/15(木) 20:34 ID:YKEf2y7M
もうぐったりと湿ってきた石川を僕はもう一度持ち上げると、
僕と僕自身と彼女をしっかりと持ち上げた

そうして僕の腕の中に石川を力一杯引き降ろすと
頑張っている僕が柔らかい彼女を一気に貫いた

「あぁぁぁ・・・」
喉を鳴らしながら固くなる石川を感じながら、
僕は精一杯彼女を突き上げ、どうしようもなく腰を左右に振った
167梨華準備室 : 2001/03/15(木) 20:37 ID:ZYzenJzk
ショートなのはダメかな。
168名無し娘。 : 2001/03/15(木) 20:38 ID:YKEf2y7M
石川は喉から「ぐぅぐぅ」と声だか分からない声を上げていた
僕は両手で固くなった石川の乳房を握り締めながら
僕の力で突き上げた
僕自身がまだ知らなかった僕の力は、多分石川の中心で、ぐぃぐぃと暴れていたと思う
169名無し娘。 : 2001/03/15(木) 20:44 ID:YKEf2y7M
「ぐはぁっ!」
僕は自分でも知らなかった声を叫んで、ドロドロになった僕を吐き出した
かかえ込んだ石川の躰がガクガクと崩れる中に
僕は最後まで僕を絞り込んだ

息の荒い僕を石川は振り返ってキスしてくれた
どんな言葉を聞き取る余裕はなかったけど、
石川は僕を大切にキスしてくれた

そうして言った
「あなた、上手よ。そうやって奪って欲しかったの・・・安全日にはまたよろしくね・・・」

僕の太腿から降りた石川は艶然と笑っていた
170名無し娘。 : 2001/03/15(木) 21:06 ID:6ECN.nu2
>>167
ショートでも何でもオッケー
171梨華準備室 : 2001/03/15(木) 22:09 ID:ZYzenJzk
>>170
ども。ポツポツ逝きます。
172名無し娘。 : 2001/03/15(木) 22:45 ID:9zlecW1c
あげ
173名無し娘。 : 2001/03/16(金) 21:29 ID:0sdcUCS2
age
174名無しでやってみよう : 2001/03/16(金) 21:58 ID:3R.RVlog
Me!!「ん、何処行ってたの?」
石川「うん、ちょっとトイレにね。」
Me!!「あっそう。あー何か俺も腹痛くなってきた、イデデデ」

俺はこうして梨華がトイレに入った後はいつも便座に頬ずりしに行く。
175名無し娘。 : 2001/03/17(土) 00:01 ID:987crHGc
>>174
しないよ
176名無し娘。 : 2001/03/17(土) 00:42 ID:pZpDTPA6
「あなた〜、お背中流しましょうか?」
シャンプーで頭を洗っている俺に、洗面所から梨華が話しかける。
「バ、バカ、いいよ、自分で出来るよ!」
俺はシャンプーが目に入り、目を開けることができずにいた。
(カチャッ)ドアの開く音がする。
「オ、オイ、いいって言ってるだろっ!」
俺と梨華が一緒に暮らしはじめてまだ3日目、俺は照れくさくて、
恥ずかしさのあまり思わず声を荒げてしまった。
「ふふ、照れ屋さんね、かわいい」
俺は頭を流すと、すぐさま振り向いた。するとそこには一糸纏わぬ
姿の梨華がいた。俺は思わず、その完璧な裸体に見とれた。
「そんなに見つめないで、わたしも恥ずかしいよっ」
そう言うと、梨華はタオルで前全体を隠してしまった。
「それじゃあ、背中流すからむこう向いて!」
俺はドキドキしながら、その指示に無言で従うしかなかった。
「わあ、広い背中、すごくたくましくてステキ」
背中を流しながら、梨華が俺に抱きついてきた。
俺の背中には、柔らかいふたつの感触があった。その感触に
俺はいてもたってもいられなくなり、そして………(以下略
177名無し娘。 : 2001/03/17(土) 00:56 ID:rwbbqYiI
>>176
略すな!!
178名無しさん@計 : 2001/03/17(土) 02:52 ID:4UoAp.y6
石川がはやってますなぁ
179 : 2001/03/17(土) 03:19 ID:r/KTjr9E
180江田島平八 : 2001/03/17(土) 03:25 ID:YY8r.Shs
>>178
わしもそう思う。
やはり石川はキャラ的に作りやすいのか?
ま、石川ヲタのわしとしては大歓迎だが(w
181名無しさん@計 : 2001/03/17(土) 03:26 ID:4UoAp.y6
何気に矢口ヲタだったりして
182名無し娘。 : 2001/03/17(土) 11:31 ID:6Kqc5LZ2
辻のカテキョって終わったっけ?
183名無し娘。 : 2001/03/17(土) 14:55 ID:mbsU2Uso
梨華準備室 まだか?
184名無し娘。 : 2001/03/17(土) 15:02 ID:TXaXYJOs
やっぱ梨華ちゃん人気あるね!
185名無しさん@計 : 2001/03/17(土) 17:13 ID:4UoAp.y6
S.A.Sの復活を切に願う
186名無し娘。 : 2001/03/17(土) 17:19 ID:tMXMUfyU
くらすんなら、やっぱ吉澤だな。
遊びにいくなら矢口だが。
187名無し娘。 : 2001/03/17(土) 22:46 ID:7h1uwP0I
あげ!
188名無し娘。 : 2001/03/17(土) 22:51 ID:RX7BXwtw
結局辻の家庭教師の話は完結した?
189名無し娘。 : 2001/03/17(土) 23:15 ID:NIEuBy12
>>188
してないと思う。続き期待
190ゴビンダ28号 : 2001/03/18(日) 02:57 ID:HcgDLyeM
そういえばなっち人気ないっすねえ。
191名無し娘。 : 2001/03/18(日) 03:04 ID:S5SHsRoQ
ネタにし難い奴

なっち・ねえさん・まりっぺ
この3人はネタが沸かない・・・

192名無し娘。 : 2001/03/18(日) 03:50 ID:i0X0JL1Q
仕事帰りの電車の中、ふと外を見ると、雨が降り出してきた。
(ちくしょう、傘忘れちまったよ、なつみに電話しよ)
俺は自宅に電話を入れた。
「プルルルルル…、プルルルルル…、プルルルルル………」
(おかしいな、なつみの奴こんな時にどこいっちまったんだよ?)

自宅近くの駅に到着し、雨どいの切れ目で虚しく雨空を見上げる俺。
すると突然後ろに人の気配を感じるや否や、俺の視界が妨げられた。

「だ〜れだ?」
間違えるはずもない、聞き慣れた声がした。
「な、なつみ!?なつみだろ…」
俺の両目を塞いでいた手が放されると、俺はすぐに振り向いた。
「へへ、雨が降ってきたから急いで傘持って来たべ!」
いたずらな瞳で俺を見つめ、得意げな顔で傘を手渡そうとする
なつみがそこにいた。
「あ、ありがとな」
そう俺が言うと、本当に嬉しそうな顔をするなつみ。
たまらなくいとおしい……。

傘は二本あったけど、相合い傘で腕を組みながら家まで帰った。
193名無し娘。 : 2001/03/18(日) 03:54 ID:WArHfJAk
>>192
やるじゃないか。もっと書きなさい。
194S.A.S : 2001/03/18(日) 11:16 ID:C9sql/Zg
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=982416193&st=777&to=778
の続き。

  母との電話を終えた僕は、亜依が寝ているベッドのそばの椅子に座った。
亜依はよく寝ている。心なしか、さっきより顔色がよくなっている。
亜依の細くて小さな左腕には点滴の針が刺さっており、点滴からポタポタと落ちてく
る栄養分が亜依の体内へと入っていっている。
 こうして寝ている亜依は本当に可愛い。もちろん、起きているときでも可
愛いがそういう時の亜依はこういう純粋な可愛さではなく、女の色気が見え隠れ
するのだ。(まだ13歳だというのに)そういう趣味のない兄の僕でさえたまに、
亜依の色っぽさにドキッとするときがある。しかし、今はそんな様子のかけらもなく
スヤスヤと寝ている。僕は亜依の頭を優しく撫でてやる。起きているときならば、
いつも目を細めて喜ぶ行為も今はなんの反応もない。
 僕は亜依の頭を撫でながら考えていた。亜依は貧血を起こすまで頑張ってたのに僕は
気づいてやることすらできなかった。中学生の亜依は仕事と学校の両立のために毎日
休む暇もない。しかし、毎日が楽しいと亜依はいつも言う。そのときは「そうなんだ」とそ
のまま受け止めていたが、亜依の細くて小さな手を見た今、とてもそんな風には思えない。
なんといっても亜依はまだ13歳、中学生になったばかりなのだ。休み無しにずっと勉強と
仕事というハードスケジュールは続けられるはずがない。そしてその結果が今日の亜依の
過労での貧血だ。「ごめんな・・・亜依、守ってやれなくて」僕はそう呟くと
僕は亜依の小さな右手を握った。ひんやりと心地よい冷たさだった。
195S.A.S : 2001/03/18(日) 11:16 ID:C9sql/Zg
どれだけそうしていたのだろう。気づけば夢を見ていた。
自分が今、夢を見ているというというのがはっきり認識できているという類の不思議な感覚だった。

『お兄ちゃんは果物のなかで、なにが好き?』
亜依が僕の部屋に遊びに来て、のんびりと雑談しているときのことだった。
「果物?スイカ以外なら大体好きだよ」
スイカは小さい頃から僕の苦手な食べ物の一つだった。
『う〜ん。"だいたい"じゃわからないよ。なにか一つにして』
亜依は執拗に迫ってきた。こんなどうでもいいようなことになんでムキになるんだろうと
僕は思ったが、深くは考えずに亜依の質問に答えた。
『そうだな〜。一つに絞るとしたら、イチゴかな。特に大きくて甘いのがいいな』

そこで夢は途切れた。
196S.A.S : 2001/03/18(日) 11:17 ID:C9sql/Zg
夢が途切れ、目が覚めた。といっても、ボーッとしているので意識はまだはっきりしていない。
なにやらと、唇に触れるているものを感じた僕はうっすらと目を開ける。
そこには亜依の顔があった。そして、僕の唇には亜依の唇が触れていた。つまり、僕と亜依はキスを
していた。(あぁ、まだ夢の続きか・・・。それにしても質の悪い夢だな)
夢だというに亜依の唇がイチゴの味だというのを妙にリアルに感じ取れた。
(そういえば最近、亜依はイチゴ味のリップクリームを使うようになったな)
そんなことを考えながら目を閉じると、意識は再び闇に落ちていった。
197名無し娘。 : 2001/03/18(日) 12:18 ID:2To1X0qw
S.A.Sマンセー!
198ゴビンダ28号 : 2001/03/18(日) 12:35 ID:Pasp7Cng
うおおおおおおおおお!!
199勝手に決めてごめん : 2001/03/18(日) 12:57 ID:z00UTOpI
四天王、S.A.S、マッテタゾ!!
200名無しさん@計 : 2001/03/18(日) 13:56 ID:6uwD.YyM
S.A.S復活マンセー
201名無し娘。 : 2001/03/18(日) 14:23 ID:htPY8Jhc
ホモの馴れ合いはキモイ
202真性ホモへ : 2001/03/18(日) 14:57 ID:p8IlMOb6
>>201

もートイレでいつも僕のチンチン見ようとするの辞めて下さいよー
203名無し娘。suzuka : 2001/03/18(日) 23:10 ID:t.YbYpO.

石川「もう7時かぁ…これからどうします?」
××「ん……(どうしよう?)」
 今日1日は石川さんの買い物に付き合って日が暮れてしまった、
 (もちろん昼飯はおごってもらった)
 これからどうするって言われてもなぁ……

 と悩んでいると石川さんが、
石川「あっそうだ、この前××さん家に行けなかったから、
   ××さん家に行きたいな。」
××「えっ?」
 僕はものすごく動揺していた、だって僕の家に行きたいだなんて言うから……
××「あ…今日はダメなんだ…」
石川「何でですかぁ?」
××「いやちょっとね…理由を話すと長くなるから言わないけど…」
石川「ふーん……じゃあ仕方ないか……」
××「(ほっ。)」
石川「今日はありがとうございました、これで帰ります。」
××「ああ…そう。」
石川「じゃあ、さようならー!」
 石川さんは去っていった。

 今考えると、何で僕は石川さんの誘いを断ってしまったのだろう?
 僕の家に行きたいだなんて…こんなチャンス滅多に無いのに……
 やっぱり連れて来るべきだったのだろうか…………どうなんでしょう、皆さん?
204名無し娘。 : 2001/03/18(日) 23:16 ID:9vQqx1cI
205名無し娘。 : 2001/03/18(日) 23:23 ID:UzqJ2iqA
>>203
連れてきなさい!
206名無し娘。 : 2001/03/18(日) 23:24 ID:fKzcfKbA
>>203
今からでも遅くない!連れ戻しなさい!
207名無し娘。 : 2001/03/18(日) 23:44 ID:0iodXGS6
S.A.S復活したんだぁ〜! あとはカテキョだな〜・・・・・・わくわく
208名無し娘。 : 2001/03/18(日) 23:59 ID:1qwTezKY
ぺッたんコ氏復活きぼんぬ
209名無し娘。 : 2001/03/19(月) 00:48 ID:IbCgX47Q
ここって男ばっかなの?
210どっちの名無しさん? : 2001/03/19(月) 02:16 ID:jOnX/Jac
カテキョさんどこ行ったの?
続きが見たいよ〜。
211名無し娘。 : 2001/03/19(月) 02:20 ID:x10laalo
かてきよ……合掌。
212名無し娘。 : 2001/03/19(月) 13:41 ID:iQkhwoHA
よいしょage
213名無し娘。 : 2001/03/19(月) 15:08 ID:tsVdA0Tc
かてきょーー
214名無し娘。 : 2001/03/19(月) 15:32 ID:Y1Axs4Vk
カテキョの作者、みんな待ってるぞage.
215名無し娘。suzuka : 2001/03/19(月) 16:17 ID:ZBc5rrV6
××「(やっぱり引きとめよう)」
 そう思い、石川さんを連れ戻そうとしたが、
××「(あれ…もういないや……)」
 すでに石川さんは居なくなっていた。
××「(しょうがない、帰るとするか…)」
 僕は失意のまま家路についた。

××「(帰ったらすぐに寝ようかな)」
 そう思いながら自分のアパートに着くと、
××「……吉澤さん?」
 なんと僕の部屋の前で吉澤さんがたたずんでいた。
××「ど、どうしたの?」
吉澤「…ちょっと用が有ったから来たんです。」
××「えっ、ずっとここに居たの?」
吉澤「はい…30分ほどですけど……」
 30分も待っていてくれた吉澤さんを追い返すのはさすがに悪いと思い、
 僕は吉澤さんを部屋に招いた。

 しかし、石川さんを家に連れて来て居たら一体どうなっていたのであろうか……………
216名無し娘。 : 2001/03/19(月) 16:35 ID:GmMRrzbU
suzuka期待
217名無し娘。suzuka : 2001/03/19(月) 20:08 ID:nN4nqtVI

 僕はお茶を出し、しばらく談笑していた。
 吉澤さんには面と向かって“好き”と言われたが、変に意識するのも
 おかしいだろうと思い、差し障りが無い程度に話していた。
××「明日は仕事あるの?」
吉澤「はい、ありますけど…」
××「ここにいていいの?もうそろそろ帰ったほうがいいんじゃないの?」
 僕は吉澤さんに早く帰るよう促した、吉澤さんは完全に親元を離れて
 生活しているわけではないらしいから、注意程度に僕はこう言ったのだ。

 ……と言うより吉澤さんと2人でいるのが何となく嫌だというのが本音だが。
吉澤「えっ……それは大丈夫です。」
××「何で?」
吉澤「…………明日の仕事の都合で、ホテルに泊まるって親に言ってあるから…」
218名無し娘。 : 2001/03/19(月) 20:15 ID:3hHd1qpY
石川がかわいそうな気もする
219名無し娘。suzuka : 2001/03/19(月) 20:37 ID:xG6HHkhg
××「ふーん、じゃあそのホテルまで送ってあげるよ。」
吉澤「………」
 あれっ?吉澤さんが黙り込んでしまった、僕何か変なこと言ったかな…?
吉澤「あの……そうじゃなくて…………」
××「えっ?」
 今日吉澤さんはホテルに泊まる、だから僕はそこまで送ると言った。
 ……何か間違っているのだろうか?分からない………
吉澤「………ホテルに泊まるというのはウソです。」
××「ええっ?!」
 何でそんなウソを僕に、そして親御さんについたのであろうか?
 じゃあどこに泊ま…………まっ、まさか…………
××「……僕の所に泊まるつもりは…無いよね?」
 ひょっとしたら僕の勘違いかもしれない、一応聞いてみよう。

吉澤「………………………ダメですか?」
××「(ど、ど、ど、ど、どうしよう……)」
 吉澤さんのその一言に僕の頭の中は真っ白になった、
 何て言って良いのか分からないくらい僕はおろおろしていた。
吉澤「……別に何もしませんよ、ただ泊まりたいだけですから………」
××「あっ…そう、じゃあ……別に構わないけど…………」
 今考えてみると“何もしませんよ”と言う言葉がものすごく引っかかるのだが、
 その時そこまで頭が回らないほど動揺していた。
 “ただ泊まりたいだけ”って言っているから……別に大丈夫………だよな…?
220名無し娘。 : 2001/03/19(月) 20:41 ID:RjFSVtqs
suzukaさん、おもしろいっす。
三角関係万歳です。僕もがんばります
221名無し娘。 : 2001/03/19(月) 21:39 ID:3jm1JfPs
suzukaさんこれからもがんばって書いてくれ。
いしよしっつーのが俺的に萌え。
222梨華準備室 : 2001/03/19(月) 21:49 ID:fwW6NGhc
>>183
前スレみたいな数行ネタしか無理っす。
223名無し娘。 : 2001/03/19(月) 22:47 ID:sQVMlQho
>>222 やっちゃえ まずやっちゃえ
224名無し娘。 : 2001/03/19(月) 23:02 ID:T3xznH7U
カテキョーふっかつしてくれ〜
225厚底を履いた名無しさん : 2001/03/19(月) 23:43 ID:uCu845wE
suzukaさんここでも書いてたんですね。
××!!俺と代われ!!
226名無し娘。suzuka : 2001/03/20(火) 00:11 ID:O5GdERgA
このままだとエロ路線に乗っかってしまう…
エロ入れないほうがいいのかなあ〜
227名無し娘。 : 2001/03/20(火) 00:17 ID:7uQfouDE
>>226 問題ナシ!このままがんばってくれぃ
228名無し娘。 : 2001/03/20(火) 00:18 ID:UX0RoDqE
やっぱ神田川だな。
229名無し娘。 : 2001/03/20(火) 01:10 ID:6dGPbC72
問題ナシ!
あと娘。のメンバーだっていう設定萌えるなあ...。
230名無し娘。 : 2001/03/20(火) 01:31 ID:24DTJpUw
( -_-)<梨華準備室、はよ書かんか〜い!
(∩ ∩)
231名無し娘。 : 2001/03/20(火) 03:00 ID:PbtjBrxk
続きをかいていいですか?
232名無し娘。 : 2001/03/20(火) 03:01 ID:pRPjezQQ
いいですよ。
233名無し娘。suzuka : 2001/03/20(火) 11:00 ID:8CRyUHv2

××「お風呂いいですよー。」
吉澤「はぁーい。」
 僕が風呂から上がり、吉澤さんの番になった。
 今考えると吉澤さんのあの荷物は着替えだったのか……
吉澤「じゃあ、入りまーす。」
××「どうぞ。」
 吉澤さんは風呂場へ行った。
××「(“何もしませんよ”って言っていたから……何も無いよな…?)」
 そう思いつつも風呂場で入念に体を洗っていた僕がいたのだが……

―しばらくすると、吉澤さんが風呂から上がった。
吉澤「はぁー、あがりましたぁー。」
××「は………」
 振り返ると吉澤さんはバスタオル1枚だけの格好だった、
 不意を付かれた格好になり、かなりドキッっとしてしまった。
××「(と、とりあえずこの場を離れよう…)風呂の火、消してきます…」
吉澤「はーい。」
 僕は風呂の種火を消し、時間を稼ぐためにトイレにもよった、
 もう着替え始めているかと思い戻ってみると―
××「(き、着替えてねぇ…)」
 吉澤さんは相変わらずバスタオル1枚のままだ、
 …しかし、艶めかしい脚をしているなぁ……
 こんな姿を見れる俺ってすっげぇ幸せかも………
234瞬殺 : 2001/03/20(火) 11:01 ID:3MFK6M4U
続行希望
235名無し娘。suzuka : 2001/03/20(火) 11:01 ID:8CRyUHv2

××「(い、いかん、そうじゃなくて…)風邪引きますよ?」
吉澤「えっ?」
××「そんな格好していると風邪引きますよ?」
吉澤「何か悪いですか?この格好?」
 はい、目のやり場に困ります…
吉澤「………ヤダ、××さんのエッチ。」
××「(うっ)」
 僕の心をまるで読んだかのように洗面台へ向かい着替えてきた、
 吉澤恐るべし…… それからしばらく時間がたった、
 吉澤さんがテレビ欄を見ているようなので、
××「何か見たいのあります?」
吉澤「いえ、別に…」
 別に僕も見たい番組は無い、今日は石川さんと歩き回ったから
 疲れた、することも無いしもう寝よう。
××「じゃあ僕寝ます。」
吉澤「…………そうですか。」
××「そっちは?」
吉澤「私も……寝ます…」
××「そうですか、じゃあ電気消しますね。」
 そういって僕が電気を消したその瞬間―
236名無し娘。 : 2001/03/20(火) 11:02 ID:SZgDXRHo
神田川がいいよ
237瞬殺 : 2001/03/20(火) 11:05 ID:3MFK6M4U
どんどん書きまくれ。
238名無し娘。suzuka : 2001/03/20(火) 11:41 ID:ZUZRZP/w
吉澤「××さん………」
 そう言って吉澤さんは背後から僕の右手を掴んだ。
 僕は大して気にせず吉澤さんの方へ振り向いた。
××「はい?なん……」
 吉澤さんは僕の言葉をさえぎるように唇を重ねてきた。
××「わっ…何ですか、いきなり……」
 僕は後ろに一歩下がって吉澤さんの唇から離れた、
 …………ものすごく柔らかかった………………
吉澤「…やっとこれで私が××さんのことを好きだって信じてくれますね?」
××「そ、それは冗談だって言ったじゃないですか……
   別にこんな事しなくても……」
吉澤「こんな事?やれと言ったのは××さんじゃないですか……
   私の………キス…そんなに嫌でしたか………?」
××「え、あ、いや…そうじゃなくて…」
 こんな時なんて言ったらいいのだろう?
 キスをされたせいで冷静に考えられない。
吉澤「…そうじゃなくて何ですか?」
××「あ…え…その………………僕寝ます…」
 話を反らす為に僕は強引に寝ようとした、
吉澤「……勝手に寝ないでください。」
 やっぱりダメだった。
 しかも>>38の時のように馬乗りの体制をとられていた、ピンチ。
239名無し娘。 : 2001/03/20(火) 11:52 ID:jVHrCo5I
ほのぼのレイプ
240名無し娘。 : 2001/03/20(火) 15:15 ID:nHxzw356
も、もっと・・・
241名無し娘。 : 2001/03/20(火) 16:25 ID:iqOcfQCI
いよいよか?!
242名無し娘。 : 2001/03/21(水) 00:05 ID:cxU5B9xI
age
243( "O") : 2001/03/21(水) 01:07 ID:b4hQSZ3o
ハァハァ・・・・・・。
244いつかの24 : 2001/03/21(水) 02:17 ID:AGIF9J3Q
今、俺の横では圭織が一生懸命掃除をしている。
俺は手伝う気など毛頭無く、こたつに入ってテレビを見ていた。
ふと見ると、圭織がテレビラックの中のビデオテープを全部出そうとしていた。
(や、やばい!そこは……)
俺はそこの奥にナイショのビデオを隠していた。
あせった俺は、なんとかごまかそうとして圭織に話しかける。

「お、おい、そんな細かいとこまで掃除しなくてもいいんじゃねえか?」
「ダメダメ!ホコリがたまってるもん!圭織気になるもん!」
「だから、もういいって、そこにいたらテレビが見えないんだよ!」
あせりから、ついつい俺は強い口調でそう言ってしまった。すると、圭織は
そんな俺の言葉を敏感に感じたのか、疑惑の目で俺を見つめた。

「あーっ!もしかして、なんかアヤシイものでも隠してるんじゃないのー?」
「バ、バカ!そんなもんねえよ!!」
「あーっ、そんなムキになるなんて、ますますあやしいなー」
そう言うと圭織はビデオテープを一気にかき出した。そして圭織は
数本のムフフなビデオを発見し、その内の一本を手に取った。
245いつかの24 : 2001/03/21(水) 02:19 ID:AGIF9J3Q
「ちょこっとFUCK、後藤まみ???」
圭織はタイトルを大きな声で読み上げた。俺は顔を真っ赤にして
うつむいていた。すると、圭織は突然怒った顔で俺を睨み付けた。

「ちょっとー、『後藤まみ』って誰よ?後藤のそっくりさん?
アンタ圭織より後藤のほうがいいって言うの?」
「い、いや、それはその〜〜、なんと言うか、出来心です……」
俺は全く言い訳になっていない反応を示すしかなかった。

「まあ、いいわ、許してあげる!それよりこれ一緒に見ようよー」
さっきとは一転、笑顔で俺にそう言う圭織。
「え!?なんでだよー、そういうのは男が一人で見るもんだよ……」
「いいの!いいの!だって圭織、こういうのあんまり見たことないから
どんなもんなのか、すごい興味あるもーん!!」
かなり興奮した様子で圭織は言った。

圭織があまりにも興奮しているので、俺は正直面食らった。
最初はもっと怒られるかと思ったが、そうではなくて俺はホッとした。
246名無し娘。 : 2001/03/21(水) 02:23 ID:ntLRF75Q
>>245
俺もこういう経験あるぞ。しかも男二人女二人で。
怖いよな、女って。
247名無し娘。 : 2001/03/21(水) 02:26 ID:e13gA2MM
も、もっとくれ・・・
248いつかの24 : 2001/03/21(水) 03:45 ID:AGIF9J3Q
ビデオテープをデッキに入れると、圭織は再生ボタンを押した。
画面には、胸にナニを放出された後藤まみが映し出されていた。

「わーっ、いきなりなにこれ?あ、もしかしてここでイッたの?」
ニヤニヤした顔をしながら、俺の顔を覗き込む圭織。
「う、うん、まあね……」
そんな圭織の視線を避けるようにして、俺は呟く。
圭織はいったん停止ボタンを押して、最初のほうまで巻き戻した。
そして再び再生すると、最初のカラミが映し出された。

「…はぁん、あ、イイ……」
後藤まみが男優の激しい舌使いに喘ぐ。そして今度は、まみのご奉仕
タイム、69、挿入と続いた。ふと圭織を見ると、画面を食い入るように
して見つめている。その頬はほんのりピンク色に染まっていた。

「か、圭織?」
俺は話しかけたが、返事はない。
249いつかの24 : 2001/03/21(水) 03:46 ID:AGIF9J3Q
「…ぁあん、イ、イク、イッちゃう〜〜」
まみの絶叫とともに男優も果てた。圭織はそれを見届けると
おもむろにビデオを取り出し、ケースにしまった。
すると、圭織はトロンとした目をしながらこちらに近づいてくる。
(お、おい、なんか様子がヘンだぞ……)

虚ろな瞳の圭織の顔が近づく、俺の鼓動も早くなる。
(圭織、ま、まさか、今ここで……?)
俺は淡い期待を抱いて目を閉じた。
「(今夜、あんなコトしてあげるね!)」
圭織は耳元でそう囁いた。俺が目を開けると、圭織は隣の
部屋の掃除に向かってしまった。
(あーあ、今ここで期待したのにな……残念)
俺はそう思いながらも、今夜のことをシミュレートして我慢した。

ビデオを発見された時はどうなることかと思ったが、
思わぬところで圭織の開発に成功したようだ……。
250名無し娘。 : 2001/03/21(水) 03:54 ID:e13gA2MM
も、も、も、もっとくれ・・・
251名無し娘。 : 2001/03/21(水) 03:56 ID:fmuMNYIg
ええじゃないかええじゃないか
252名無し娘。suzuka : 2001/03/21(水) 11:06 ID:lAR5jKk2
 どうしよう、なすすべが無い。
××「(ん゛ん゛ん゛ん゛〜ヤバイ〜!)」
 僕がそう悩んでいる隙に吉澤さんはまた唇を重ねてきた。
××「(……うそっ!)」
吉澤「ん……ぅん………」
××「(だめだ……もう逃げ道が無い……)」
 僕は覚悟を決めた、
 というより、2度目のキスで僕の理性は飛んでいた、
 今僕の頭の中にあるのは吉澤さんを抱きたいという欲望だけだ。
××「……吉澤さん!」
 吉澤さんが上になっていた体制から逆転し、今度は僕が上になった、
 もう自分を制御できない。
××「………吉澤さん……んっ………」
 今度は自分からキスをした、
 吉澤さんをしっかり抱き寄せ徐々に舌を絡めていった。
吉澤「ん……んんっ!………」
 最初吉澤さんは舌を絡めることに驚いていたようだった。
 だけど、徐々に慣れていった様でだんだん吉澤さんの方から
 舌を絡めるようになっていった。
吉澤「はぁ………はぁ………はぁ………」
 インターバルをおく為に顔を離した、
 吉澤さんの目はかなり虚ろになっていた、何だかボーっとしている……
××「(よ、よし、もう行こう……)」
 僕は吉澤さんのパジャマのボタンに手をかけた……
吉澤「……(ビクッ!)」
 その瞬間吉澤さんが“ビクッ!”とした、体が震えている……
 その時僕は我に帰り“こんなことをしていいのだろうか…?”とふと思った。
××「吉澤さん……いいんですか…僕がこんなことをして……?」

吉澤「…(コクッ)」
 微かに吉澤さんはうなずいた。
吉澤「続けてください……………」
××「…………いいんですね?」
吉澤「……………………やさしくお願いします……」
 この言葉に僕の理性は完全に破壊された、
 僕の吉澤さんを抱きたいという欲望は止まらない………
253名無し娘。 : 2001/03/21(水) 14:39 ID:FuQUX1Vk
どこいってもレズもので飽き飽きだったんで期待スレ
254名無し娘。suzuka : 2001/03/21(水) 17:30 ID:yoPf0sW6
カ、カラミって入れるべきかな……?
どうしよう…
255名無し娘。 : 2001/03/21(水) 17:35 ID:s2n.XyKk
>>254
このあと石川がどのようにからんでくるかが気になるので
そこらへん少し考慮してもらえればどっちでもいいと思われまする。
256石熊 : 2001/03/21(水) 20:29 ID:4B0Out/g
38度5分の熱を出して学校を休んでいた俺は、
義理の妹の梨華が用意してくれたお粥にも手をつけられず、
一日中ベッドで寝たきりになっていた。

夕方の4時半頃、梨華が帰ってきた。

梨華は自分の部屋に鞄だけ置いて、
すぐに俺の部屋に入ってきた。

「お兄ちゃん大丈夫?」
と言いながらベッドの側に座り込む。

身体は大分回復していたが、
起き上がるのが面倒なので顔だけ梨華の方に向けて答えた。

「うん……大分良くなったよ。お前、今日は早いんだな」

梨華はテニス部に所属していて、それも部長で、
いつもは夕方の6時過ぎに帰ってくるのがざらだった。

「お兄ちゃんが心配だったから、
今日は休みにしてもらったの」
そう言いながら、俺に体温計をくわえさせる。

「お粥、食べてないけど今から食べる?」

俺の額に手を当てながら聞いてくる梨華。

両親はお店をやっていて夜遅くまで帰ってこない。
そんな独り寝の寂しさからか、
梨華の優しさに思わず泣きそうになる。

「どうしたの、お兄ちゃん」

「いや……うん、食べるよ」
俺は小さく何回もうなずいた。

「わかった。じゃ、温めてくる」
そう言ってパッと立ち上がる。

「あ、着替えて持ってくるから、ちょっと待っててね」
と微笑んで、部屋を出ていった。
257石熊 : 2001/03/21(水) 20:36 ID:kuSNJJzU
しばらくすると、上はTシャツ、下はスウェットという
姿に着替えた梨華がお粥を持って入ってきた。

「どう?お熱下がってる?」

梨華はお粥をテーブルの上に置くと、
そこにあった体温計を手にした。

「36度8分……うん、大分良くなったね。
もう起き上がれる?」
と、優しく聞いてきた。

また泣きそうになる。

俺は身体を起こし、ベッドにもたれかかりながら、
「ああ、大丈夫……。悪いな……」
と、かすれ声で答えた。

どうも熱を出して気弱になっていたせいか、
普段は年上というだけで威張りちらしている俺も、
この時ばかりは梨華の優しさに素直になれた。

梨華はそんな俺の様子を見て何を思ったのか、
スプーンにお粥をすくうと、
「はい、あ〜ん」
などと言いながら、スプーンを俺の口に持ってきた。

さすがにこれは恥ずかしさの方が先に立って、
「バカ、自分で食えるって!」
と、梨華をにらんだが、
「こういう時くらいは、あたしの言うことを聞きなさい」
と、半分ふざけたお姉さん口調で言ってきた。

そのニヤニヤした顔が少し憎たらしく思えたが、
まあしょうがない。

俺は素直にスプーンをくわえこんだ。

すると梨華は、
「おいし?……ふふ、かわい」
と言って俺を見つめる。

その少し笑みを浮かべた嬉しそうな顔に
なぜかドキドキしてしまった。

悔しいけど何も言い返せない。

そしてそのあと俺は、
梨華の言いなりにお粥を食べさせられることになった。
258石熊 : 2001/03/21(水) 20:41 ID:mDqi5gpg
俺はそれで兄としてのたがが外れてしまったのか、
いっそのこと、とことん甘えてやろうという気になっていた。

「なあ……梨華。俺さあ、今日ずっと一人で
寂しかったからもう少しここにいて欲しいなあ」
と、少ししおらしく言ってみる。

「ふふ……、いいよ」
と、梨華はすぐOKしてくれた。

しばらく二人でTVを見ているうちに、
俺はどうしてもすぐ横にいる梨華が気になって仕方なくなった。

心臓もドキドキしている。

そういえば、こんなに間近で梨華を見るなんて初めてだ。

横目で視線を梨華の胸の位置に移す。

Tシャツから少し透けて見えるブラとそのふくらみ。

俺はそのきゃしゃな身体の割に大きい胸を、
無性に触りたい衝動に駆られた。

触らせてなんて言っても、絶対拒否されるよな……。

でも触りたい……。見るだけでもダメかな……。

俺は口の中に乾燥を覚えつつ、
勇気を出して言ってみることにした。

「あのさあ、梨華……」

「……ん?な〜に?」
梨華はTVから目を離さずに答える。

「俺……」

「ん?」

「お前の……おっぱいが見たい……」

ついに言ってしまった。自分でも驚きだ。
259石熊 : 2001/03/21(水) 20:44 ID:7.9EiUJM
「……えっ?」
少し間を空けて梨華が振り向いた。

たぶんびっくりしたのと、
聞き間違えたのではないかと思ったのだろう。

呆気にとられた顔でこっちを見ている。

俺は一度ごくんと唾を飲みこみ、
今度はなるべくはっきりした口調で言った。

「お前の……梨華のおっぱいが見たい……」

「………!」

梨華は目を大きく見開いて少し黙っていたが、
「もう!お兄ちゃん、また熱がでたんじゃないの!?」
と、少しひきつった笑みを浮かべながら冗談ぽく答えた。

おそらく冗談で済ませたかったのだろう。

でも俺は笑わなかった。

「本気なんだ……」
もう、後戻りはできない。
260石熊 : 2001/03/21(水) 20:49 ID:.UqJTlSU
「………」

梨華はしばらく返事に困っていた様子だった。

そして仕方ないといった感じで聞いてきた。

「何で見たいの?」

「……元気になれると思うから」

しまった!バカみたいな返事をしてしまった!

今時小学生でももっとましなことを言うだろう。

急に恥ずかしくなって、思わず下を向いてしまう。

顔が熱い。たぶん真っ赤になっているだろう。

俺は心臓がバクバクして、
これ以上言葉を続けることができなかった。

でも梨華は、
いつも威張っている兄が恥ずかしそうに甘えているのを見て、
母性本能が出たのか、
「……本当に……元気が……出るの?」
と聞いてきた。

俺は何も言えず、ただうなずくしかなかった。

梨華は複雑な表情でしばし悩んだ後、
半ばあきらめたように、
「見るだけだよ……」
と、了解してくれた。
261石熊 : 2001/03/21(水) 21:10 ID:kuSNJJzU
恥ずかしくなったのでやめます。スマソ。
262名無し娘。 : 2001/03/21(水) 21:40 ID:0k.0U/nU
>>261

馬鹿野郎!絶対辞めんな!書け〜!!!
263川浜なつみファン : 2001/03/21(水) 21:58 ID:SOeRDIVM
書くんだ、JOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
264名無し娘。 : 2001/03/21(水) 22:00 ID:hoafFKPE
(;´Д`)<も、萌え〜 ハァハァ・・・
265江田島平八 : 2001/03/21(水) 22:53 ID:cxAlwtuI
>>261
書け! 書くのだ!!
266某萌ゑ系(2日目) : 2001/03/21(水) 23:02 ID:FaGdP4wE
少しヲタとしてもどかしいケドいいね。
続きキヴォーーン
267名無し娘。 : 2001/03/21(水) 23:14 ID:fB1wtxXc
「おにいちゃん・・・・・・ちょっと後ろ向いてて・・・」

「う、うん・・・わ、わかった・・・」
オレがそう答える前に梨華は後ろを向きシャーツを一気に脱いだ。
オレは露になった梨華の華奢な背中から目が離せなくなった。
後ろを向いていてなんて言われた事はもう全く頭にはない。
268名無し娘。 : 2001/03/21(水) 23:24 ID:fB1wtxXc
梨華が恥ずかしそうにこっちをチラッと見た。

「やっ、見ないでって言ったじゃない。エッチ!」

・・えっ!?俺はあっけにとられた。さっきまでの恥じらいを見せていた
女の子

やっぱ、俺にはかけねえや、こういうの
誰か、得意な人続きおねげーします
269いつかの24 : 2001/03/22(木) 00:06 ID:urDHHwXA
スカートに上半身ブラジャー姿の梨華は、恥ずかしさからか少し震えている。
俺はその姿にハッとして理性を取り戻し、話しかけた。

「ご、ごめんよ、梨華、俺ちょっと調子に乗りすぎたよ……」
しばらく沈黙が続き、二人の間に気まずい空気が流れた。
すると突然、梨華は意を決したかのように振り向いた。

「だ、だめよ!わたしお兄ちゃんに元気になってもらいたいもの!」
俺はすぐに反応を示すことができなかった。なぜなら、振り向いた梨華の
薄い水色のブラジャーに包まれたそのふくよかな谷間に目を奪われたからだ。

「だ、だから、もういいって!はやく服を着ろよ……」
俺はまたもや理性を失いかけながらも、そう応えた。
「ひ、ひどい、わたしにここまでさせといて……、それともわたしに
魅力がないって言うの?ねえ……」
梨華は悲しげな目をして俺を見つめた。

今にも泣き出しそうな梨華。俺は興奮と同情が入り交じり、混乱していた。
270名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 00:19 ID:4M/X3nq6
 梨華が恥ずかしそうにこっちをチラッと見た。
梨華「やっ、見ないでって言ったじゃない。エッチ!」
義兄「だ、だって…どうせ見るじゃん…」
梨華「そ、そうだけど……」
 俺の前には右腕で胸を隠した上半身裸の梨華がいた。
義兄「う、腕…どけろよ……」
梨華「やだ……恥ずかしい………」
義兄「全部見ないと……元気なんか出ないよ……」
梨華「…………分かった。」
 そう言うと梨華は右腕で隠していた胸をあらわにした、
義兄「……(ゴクッ)」
梨華「(いや〜、恥ずかしい〜!)」
 そこにはつかみ応え十分そうな胸があった。
 梨華は恥ずかしさのあまりか、両手で顔を抑えている。
義兄「………梨華…」
 俺は我慢できずに梨華の胸に手を伸ばした。
義兄「……(すっげぇやわらかい……)」
梨華「い、いやっ!見るだけって言ったじゃない!」
義兄「梨華、俺はお前のことが好きだ…」
 俺はとうとう禁忌の言葉を言ってしまった、
 もう後には戻れない。
梨華「何言ってるのお兄ちゃん!私たちは兄妹でしょ…」
義兄「そんなの戸籍上のことだ、俺達には関係ない…」
 俺は力任せに梨華を押し倒し、半ば強引にキスをした。
 風邪なんてもう関係ない。
梨華「ん…………やっぱりダメだよ……」
 梨華はキスから逃れこう俺に言った、
梨華「だってそんなことしたら…………」
義兄「関係ない!俺達は何の血縁関係も無いんだ!
   ………愛し合ってはいけない理由なんてどこにも無い……」
 俺はこう梨華に言い、再びキスをした。
義兄「ん……………梨華愛してるよ…………」
梨華「…………ホントいいの?後悔しない?」
義兄「もちろん…」
梨華「………………優しくしてね…」
 俺はその言葉に再び決意を固めた、
 そう、梨華と愛し合うことを―

オウ、こんなもんでいいか?
271名無し娘。 : 2001/03/22(木) 00:26 ID:0Aex5vks
>>269>>270
どちらも良いぞ。素晴らしい。同志ハラショー!
272名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 00:29 ID:4M/X3nq6
あんまりカラミ入れなかったなぁ。
入れてみていい?最近カラミ勉強したいから。
273いつかの24 : 2001/03/22(木) 00:31 ID:urDHHwXA
>>269の続き
「なあ、梨華、オマエに魅力がないだなんて、そんなことないよ。魅力的
だからこそ、俺こんなことお願いしちゃったんだよ」
俺はなんとか努めて冷静に告げた。そんな俺の言葉に、梨華は少し嬉しげな
表情を見せ、こちらに近づいてきた。

「ふふ、それならよかった。だったら、いいよ……」
俺の目の前には梨華の豊満な乳房が並んでいた。梨華は慈しむような顔で
俺を見つめている。
(こ、これは、す、すごいや……)
俺は再び理性を失い、その乳房に目を釘付けにした。
(も、もうダメだ…、我慢できない……)
俺は梨華の背中に手を回し、ブラジャーのホックに手をかけた。

「…あ」
一言梨華は呟いた。
274名無し娘。 : 2001/03/22(木) 00:34 ID:0Aex5vks
>>272
挑戦だ!ガンバレ
275名無し娘。 : 2001/03/22(木) 00:47 ID:Ixvk.QuI
名無し娘。suzukaに大爆笑!
アナタ文才あるよ!マジサイコー!!
276名無し娘。 : 2001/03/22(木) 00:53 ID:Jgc5qpac
いいよ、うん。
277いつかの24 : 2001/03/22(木) 00:54 ID:urDHHwXA
(ドキドキドキ、俺の鼓動が早まる)
ふと顔を上げると、梨華は顔を真っ赤にして目をつむっていた。
俺はホックを軽くひねり、今まさに梨華の乳房が露わになろうとした瞬間…。

「プルルルルル、プルルルルル、プルルルルル……」
突然家の電話が鳴った。我に帰った俺達は顔を見合わせた。

「…電話、出ないと……」
「う、うん、そうだね」
短い言葉を交わすと、梨華は急いでTシャツを着て、部屋を飛び出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして梨華が部屋に戻って来た。
「だ、誰から?」
「う、うん、お父さんから。急用で今から書類を届けて欲しいって……」
「そっか、じゃあ梨華、急いで行っといで」
「うん、わかった」

そう言うと、再び梨華は部屋を後にした。
(ちょっと残念だけど、これでよかったのかもしれない……)
一人になった俺は冷静にさっきのことを振り返っていた。


suzuka氏、裏バージョンはまかせた!!
278名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 00:54 ID:4M/X3nq6
 俺は梨華の胸を言われたとおり優しく愛撫をした。
梨華「…ん………」
義兄「(感じている……)」
 梨華の気を損ねないように俺はソッと梨華の右の乳頭にキスをした、
梨華「あっ………」
 梨華がわずかに声をあげた、それと同時に梨華の乳頭が硬くなっていった…
義兄「(優しく、優しく……)」
 俺は頭の中で呪文のように呟き、今度は舌の先で転がすように舐めた…
梨華「…ん……あっ………」
 俺はしばらく続け、途中でこう梨華に尋ねた。
義兄「どう?気持ちいい…?」
 そんなに愛撫に自信が無い俺は確かめるように梨華に尋ねた。
梨華「……(コクッ)」
 梨華は俺の目を見ないで恥ずかしそうにうなずいた…
義兄「続けるよ…?」
梨華「………お願い…」
 梨華は微かな声でこう答えた……
 俺は再び梨華の胸の愛撫を続けた………

 続けた方がいいかい?
279石熊 : 2001/03/22(木) 00:55 ID:gq3rFtxQ
みんなありがとう。嬉しかったので明日カラミの部分書きます。
もう眠いので寝ます。では
280名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 00:57 ID:4M/X3nq6
>>279
本人が書くって言っているからもういいかな?
281名無し娘。 : 2001/03/22(木) 00:58 ID:Ixvk.QuI
なんか展開の仕方がトランスフォーマーみたいだな。
282ゴビンダ28号 : 2001/03/22(木) 01:33 ID:PrT7y1Ac
計らずも同じシチュエーションでの競作が見れて
とってもうれしいっす。
283名無し娘。 : 2001/03/22(木) 02:09 ID:8UBjxXWo
(;゚Д゚)<萌萌萌へへ〜!! ハァハァ・・・
284名無し娘。 : 2001/03/22(木) 02:31 ID:JN.bAXzM
競作マンセー!!
285名無しさん : 2001/03/22(木) 12:09 ID:cQauzKDQ
すげぇや。
286名無し娘。 : 2001/03/22(木) 18:55 ID:7A5qM2V.
超age
287名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 19:44 ID:6dFWoc6I

××「じゃ、じゃあ…いきます……」
吉澤「はい………」
 僕は再び吉澤さんのパジャマのボタンに手をかけ、
 上から順に1つずつボタンを外していき、そしてブラも外した…
××「(ぬ、脱がしちゃった……)」
吉澤「………」
 僕の目の前には程よい大きさの胸が……
 僕はゆっくり、優しく胸を愛撫した…………
吉澤「ん……」
 数分胸を愛撫し、次に僕は右手の指先で左の乳頭を優しく愛撫した……
吉澤「ん!……」
××「(……痛いのかな………)」
 そう思った僕は右手の愛撫を止め、今度は舌で右の乳頭を舐めた…
 これなら痛くないと思う…
吉澤「ん!……………」
××「(舌でもだめかな…)」
 そう思った次の瞬間、
吉澤「……あぁ…………」
××「(声が漏れた…感じているのかな……)」
 僕はそのまま続けた…
吉澤「んっ…………………はぁ…はぁ…はぁ……」
××「(さっきよりも息遣いが荒くなったような…)」
 吉澤さんは感じているのだと思い、僕はその後も必死に愛撫を続けた……
288名無し娘。 : 2001/03/22(木) 20:05 ID:HA2LeYYs
(;゚Д゚)<萌!萌!萌!萌!(略)
289名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 20:28 ID:f/RplMts

××「いいですか……」
吉澤「はい……」
 僕はとうとうズボンを脱がしパンティー1枚の状態にした、
 無論僕も同じパンツ1枚の状態。
 そしてパンティーの上から吉澤さんの陰部に右中指を当てた…
吉澤「…(ビクッ!)」
××「(………濡れてる…)」
 吉澤さんの陰部はパンティーの上からでも分かるくらい湿っていた…
××「(よ、よし、このまま………)」
 と思ったが、
吉澤「……………」
××「(……震えている………)」
 やはり直接陰部への愛撫へとなる緊張するものだろうか?
 吉澤さんを落ち着かせるため、僕は陰部への愛撫を止めてキスをした…
××「ん…………………」
吉澤「………んん…………………」
 何となくだけど落ちつたみたいだ、
 今度は陰部の愛撫と同時にキスをしながらやってみよう、
 そうすればうまくいくかも…
××「ん……………」
吉澤「……………………んん!」
 苦しがっているようなので、今度は首筋にキスをしながら………
吉澤「あっ!………………あぁぁ…………」
 吉澤さんの喘ぎ声に僕も反応したのか、
 陰部への愛撫が徐々に激しくなっていった……


 そして僕はパンティーをおろし、吉澤さんを一糸纏わぬ姿にした……………
290名無し娘。 : 2001/03/22(木) 20:39 ID:JN.bAXzM
やらしいやら。うれしいやら
291名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 21:07 ID:ovqh5KTA
××「(僕も脱ごう……)」
 吉澤さんだけ裸というのも何だか悪いと思い、
 僕もパンツを降ろし裸になった……
吉澤「(………わっ!…あんなにおっきくなっている………………)」
 普通、肉棒を見られることに羞恥心を覚えるものだが、
 今の僕はそんなことを感じないほど興奮していた………
××「(よし、直接………)」
 僕は直接陰部に右中指を当て再び愛撫を続けた…
吉澤「……うっ………………はぁ…はぁ…………」
 僕の指の動きが激しくなるに連れて、吉澤さんの息遣いも激しくなっていった…
吉澤「……あっ……………………うぅ……………」
 ??何だか吉澤さんの様子がさっきと比べておかしい……
 あまり声を出さなくなったような…?
××「どうしたんですか吉澤さん…声が………」
吉澤「…だって声を出すと変じゃないかって…………」
××「………………別に変じゃないですよ…」
吉澤「だって…………」
××「…だって声が出るほどの快感を抑えてたら…
   だめになっちゃいますよ……」
吉澤「……そうですか…………?」
××「………っていうか、僕は声を聞きたいし………」
吉澤「えっ?」
 しまった!何て卑猥なことを……
 もっとうまく言わないと…
××「…我慢している声を聞くより、素直に感じている声を聞きたいんです……」
吉澤「………………はい、分かりました……」
 ふぅ、どうやら何とかなったようだ。 そして僕は舌を陰部に近づけ、クンニを始めた………
292石熊 : 2001/03/22(木) 21:45 ID:7tK0xuAs
>>256-260の続き

『見るだけならいい』
思いがけないその言葉にひっくり返りそうになったが、
俺は必死にうなずいた。

梨華もそうは言ったものの、
うつむいたままでどうしてよいかわからないみたいだった。

……よし。せっかく梨華が応えてくれたんだ。

ここは俺がイニシアチブをとらねば。

俺は思いっきり息を吸いこめるだけ吸いこみ、
そして静かに吐いて言った。

「梨華……、Tシャツ……脱いでくれるか?」

そう言うと梨華は、耳まで真っ赤になりながらも、
無言で顔を横にそむけTシャツに手を掛けた。

交差した腕が上がるにつれお腹、そしてブラ、
と露になっていく。

テニス焼けした小麦色の肌に薄いブルー系のブラ。

ブラの中にはやはり大き目の胸が谷間をつくっていた。

思わず唾を飲み込んでしまう。

脱いだTシャツを持つその手は小刻みに震えていて、
恥ずかしさに堪えているようだった。
293石熊 : 2001/03/22(木) 21:48 ID:Y0Hj7vss
すぐにでも触りたい俺は、早る気持ちを抑えつつ、
「ブラも……取ってくれないか?」
と頼んだ。

梨華は少しためらっていたが、
観念したのか目をつぶり後ろに手をまわしてホックをはずした。

すぐに両手で胸を隠したのだが、
一瞬見えた梨華のおっぱいはさすがに日焼けしておらず、
くっきりしたブラの日焼け線に区別されていて白かった。

それはまだ誰にも知られていない、
隠された宝石を見たような……。

何ていうか、まあそんな感じで、
未経験の俺には光って見えた。

「梨華、手も……外して」
そう言ったのだが、梨華は恥ずかしさの余り、
俺の声が届いていないらしい。

……これは、チャンスか?

俺は梨華が目を閉じているのを確かめ、
それをいいことに静かに近づいていく。

いつしか額には汗がにじんでいた。
294石熊 : 2001/03/22(木) 21:53 ID:H7PWOP12
俺は、梨華が俺の気配に気づくよりも早く、
そっと梨華の腕に触れた。

梨華はビクッとして俺を見上げたが、
特に抵抗もせず、すぐに視線を下にそらす。

感じからして、梨華は胸を隠している手と腕に
力を入れている様子はない。

俺が梨華の両腕を下げようとすると、
梨華はされるがままにその胸に添えていた手を下げた。

ゆっくりと現れた梨華のおっぱい。

身体がきゃしゃなせいか、
間近で見ると手の平に収まるくらいの大きさだ。

お椀型のきれいな形をしていて、
少し上向きで薄いピンク色の乳首が印象的だった。

やばい……。倒れそうだ。

頭がクラクラする。息も荒い。

しかし俺の視線は梨華のおっぱいから離れることはできない。

「あんまりジロジロ見ないで……恥ずかしいよぉ……」

梨華は俺のギラギラした視線に
堪えられなくなってきたらしい。
295石熊 : 2001/03/22(木) 21:59 ID:7tK0xuAs
「ねぇ、もういいでしょ……、お兄ちゃん」

「………」

「ね……お願い!お兄ちゃん」

「………」

だめだ……我慢できない。

俺は何も考えられなくなり、
無意識のうちに梨華のおっぱいを鷲掴みにしていた。

梨華はビクッと反応し、泣きそうな声で、
「ダメ……お兄ちゃん、約束が違うよ!」
と言って俺の手を振り払う。

俺はもう自分を抑えられない。

俺は、
スウェットのズボンだけになっている梨華の腕をひきよせ、
梨華の両手を後ろ手で拘束し、
右手だけでスウェットをずり下ろした。

目の前に梨華のデルタ地帯が現れる。

パンティーもブラと同じで薄いブルー系だった。
296石熊 : 2001/03/22(木) 22:06 ID:Y0Hj7vss
この先はそれなりに過激になると思うので、
反対があればやめます。
297名無し娘。suzuka : 2001/03/22(木) 22:28 ID:ovqh5KTA
俺があんなんだから別にいいのでは?
298名無し娘。 : 2001/03/22(木) 22:32 ID:8UBjxXWo
>>296
続けなさい。
299( "O") : 2001/03/22(木) 22:46 ID:c5pgmhvU
ハァハァ・・・・・・。
300名無し娘。 : 2001/03/22(木) 22:54 ID:eX1R.lN.
す、すげーよ!!
301石熊 : 2001/03/22(木) 23:32 ID:H7PWOP12
>>297
そっか。俺少しビクビクしてるんだよなあ。エロ系。
302コンロン : 2001/03/22(木) 23:35 ID:78kib4NA
続き♪続き♪
303名無し娘。 : 2001/03/22(木) 23:40 ID:WkmTdmOo
今日は寝ないで待ってるから、早く続けてくれよー!!
304名無し娘。 : 2001/03/23(金) 01:42 ID:iy79pDcA
あげ
305名無し娘。 : 2001/03/23(金) 03:10 ID:yyxd.m0s
ロケット打ちage
306江田島平八 : 2001/03/23(金) 03:15 ID:ptLIsnlM
ヤバイ・・・石熊良い、最高!
続きギボ〜ン!
307田沢慎一郎 : 2001/03/23(金) 03:45 ID:3zsU6jt6
塾長〜!なにやら股間に熱い血潮がほとばしっているのでありま〜す!
308ゴビンダ28号 : 2001/03/23(金) 04:35 ID:xnXudF7s
つ、続き見たい…
309名無し娘。suzuka : 2001/03/23(金) 10:09 ID:CMZ6WkLU
>石熊さん
期待されているぞ、がんばれ。
310名無しさん : 2001/03/23(金) 12:04 ID:CyX7brTE
(;゚Д゚)<デルタ地帯萌え〜!
311名無し娘。suzuka : 2001/03/23(金) 13:27 ID:7b/Yc54I

××「クチュ……ピチャ………」
吉澤「あっ!……あぁぁぁ………」

 刺激が強いのか、吉澤さんの声はさっきよりも大きくなった…
 さらに僕は奥の方まで舐め、最後には舌を陰部に挿入していた……

××「ん…んん………クチュ……クチュ…………」
吉澤「ああっ!………いやあぁぁぁ……………」

 奥を舐めるにしたがって吉澤さんの声も大きくなっていく…
 最後の方は叫び声に近かった……

吉澤「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ…」
××「(すごく呼吸が荒い………)」

 今ので陰部は十分に潤っている…
 僕は決意した。

××「…………いきますよ…」
吉澤「はぁはぁはぁはぁ………(コクッ)」
 乱れっぱなしの呼吸をしながら微かにうなずいた…


 それを確認した僕は、右手で自分の肉棒を持ち…そして…………

312名無し娘。suzuka : 2001/03/23(金) 14:10 ID:YWnaL9Ck
××「……ん………………………あぁぁ……」
吉澤「ん……………………………はぁ…はぁ…はぁ…(入っちゃった……)」
 僕は正常位の状態で吉澤さんを見つめた……
××「……………」
吉澤「……………」
 数秒間見つめ合った僕達は何かを確認するかのように唇を重ねた……
 そして僕はゆっくり腰を動かし始めた……
××「はぁ………はぁ………はぁ………」
吉澤「あっ………あっ………あっ………」
 吉澤さんの様子を見計らい、徐々に腰の動きを激しくしていった……
××「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
吉澤「あっ…あっ…あん…あん…あん…」
 しばらく続けると、僕は限界まで近づいた…
××「……はぁ………………イキそう………」
 僕はいったん動きをやめ、そう呟いた…
吉澤「はぁ………はぁ………はぁ………………」
××「………イッっていい………………?」
吉澤「…………いいよ……………イッても……………」
 その言葉を聞き、僕は再び腰を動かし始めた…
××「……………はぁ…はぁ…イクよ…」
吉澤「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……うん……」
 僕はイクために腰をさらに激しく動かした……
吉澤「あっ…あっ…あっ…」
××「……………………ウッ!」
 イッた……吉澤さんのお腹の上に出してしまった……………
 中に出すのは悪いと、僕の頭のどこかにあったようだ…
吉澤「……………いっぱい出たね……」
××「ご、ごめん………中に出すのはちょっとと思って…………」
吉澤「…………気持ちよかった…?」
××「うん…………」
吉澤「私も良かったよ……………とっても……」 そして後処理をし、しばらく互いに抱き合った後
 僕達はやっと眠りについた………
313名無し娘。 : 2001/03/23(金) 16:23 ID:yyxd.m0s
(;゚Д゚)<萌きゃ〜〜〜〜〜〜!!
314名無しさん : 2001/03/23(金) 20:27 ID:CyX7brTE
(;゚Д゚)<鈴鹿萌え〜!
315名無し娘。 : 2001/03/23(金) 20:29 ID:bYy2Y1tM
今夜は眠れそうにありません。
316名無し娘。 : 2001/03/23(金) 20:36 ID:TBYQRE9k
↑寂しく寝てください
317(#"O"#) : 2001/03/23(金) 23:04 ID:avkEt29w
ポッ・・・・・・・
318石熊 : 2001/03/24(土) 00:00 ID:8XGgnSCw
>>292-295の続き

「いやあっ!」

パンティーだけになってしまった梨華は、
必死になってもがく。

しかしスウェットが足元に残って巻き付き、
俺も梨華の両手を捕まえてしまっているため、
いくら身体をくねらせて逃れようとしてもうまくいかない。

「どうして……?お兄ちゃん……?」

梨華のそんな問いには答えない。

なぜなら俺は、
すぐ目の前でくねらせている梨華の下半身に、
目が釘付けだったからだ。

さすがにテニスをやっているだけあって、
引き締まったきれいな太ももをしている。
日焼けのせいでよりそう見えるのかもしれない。

そして何より、腰のラインが最高だった。

細すぎるんじゃないかと思うほどのウエストから、
徐々にふくらむ無駄のない丸み。
そのくびれは何か美術品を見ている錯覚に陥る。

やはり男としては、
かなりグッとくるものがそこにはあった。

梨華はそんな俺の視線を感じたのか、
ハッとしたように反射的に腰を引き、
内股に力を入れて太ももを閉じた。
319石熊 : 2001/03/24(土) 00:04 ID:F/jfhAoY
閉じられてしまうと余計に興奮して、
どうしてもこじ開けたくなってくる。

……というのは男のさがなのか?

そう考えている間にも、
どうしようもなく欲望が湧いてくる。

俺は本能の言うがままに、
梨華の閉じている股間に右手を割って入れようとした。

その時、俺の注意が右手に集中したため、
梨華を拘束する左手の力が弱まった。

その隙をついて、梨華は俺の手を振りほどき、
自分の股間に挟まっている俺の右手を掴む。

「お兄ちゃん、やめて……、やめよ、ね?」

見上げると、梨華が下がり眉で懇願している。

そんなこと言われても、やめれるわけがない。

「いやだ」

俺はもう一度梨華の両手の自由を奪い、
再び梨華の閉じている股間に右手を突っこむ。

そして手が根元まで入るのを確認したあと、
手のひらを強引に上に向け、
梨華の女性器全体を揉むようにしてまさぐった。
320石熊 : 2001/03/24(土) 00:08 ID:NdOW5pbc
「はあぁっ!」

梨華の身体は電気が走ったようにビクビクッと痙攣し、
それと一緒に悲鳴に近い声が飛び出した。

一旦手を止め、梨華の表情をうかがう。

目が合うとばつが悪そうに顔を横にそむけ、
下唇を噛みしめた。

おそらくこれ以上、声を上げまいとしているのだろう。

再度手を動かす。

「……お兄ちゃん、やめて……お願い……」

刺激を加えるたびに、
梨華の太ももが思いっきり俺の手を締め付けてくる。

俺も負けじと手に力をこめる。
321石熊 : 2001/03/24(土) 00:11 ID:B0SnsFks
梨華はおっぱいをさらけ出したままの姿だ。

まともに身につけているものといったら、
パンティーだけになる。

顔を見ると眉間にしわをよせ、
目をつむりながら懸命に我慢している。

そんな梨華の苦悶の表情にますます欲情する俺。

荒くなる息遣いと共に、手の動きの激しさも増していく。

「はぁ……はぁ……」
梨華の呼吸も荒くなってきた。

俺の手への締め付けも緩くなってきている。

たぶん疲れてきて腰がだるくなっているのだろう。

膝も微かに震えている。

俺も手がだるくなってきたので、
中指だけのソフトタッチに切り替えた。

もちろんビデオの受け売りだ。

中指でパンティー越しに感じる、
梨華のワレメ部分を優しくなぞる。
322石熊 : 2001/03/24(土) 00:14 ID:8tqBPHRI
「ぅん……ん……」
しばらくすると、梨華が声を漏らし始めた。

心なしか指先に湿り気を感じる。

なんか、ヌルヌルした感じだ。

……これは、濡れてきたのか?

と、いうことは……?

俺は無理に平静を装って聞いてみた。

「梨華、ここ……湿ってるよ……。感じてるのか?」

「………!」

梨華は真っ赤になって、必死に首を横に振って否定した。

ははっ。よっぽど恥ずかしいんだろうな。

……なんか俺、少し余裕が出てきたみたいだ。
323石熊 : 2001/03/24(土) 00:17 ID:HuD6iRyk
「でも本当、ヌルヌルしてるよ」

相変わらず梨華は、無言で首を横に振るだけだ。

調子に乗った俺は、少しふざけた感じで言った。

「……パンティー、脱ごうか?」

「いやっ……!」

梨華は恐怖のためか、反射的に身を縮こませる。

ってまあ、当たり前か……。

強引にやれば、すぐにでも脱がすことは出来る。

しかし俺もいい加減、
梨華を拘束する左手が痺れてきていた。

……とその時、俺はちょっとした計画をひらめいた。

前々からしたいと思っていたことでもある。

そこで俺は、梨華のパンティーを脱がすことも含め、
ある行動を実行に移すことにした。
324石熊 : 2001/03/24(土) 00:21 ID:4bdkpjis
はぁ……やっぱはずかしいぜ……。
皆さんありがとう。
期待に応えられるかわかんないけど続けていきます。では
325名無し娘。 : 2001/03/24(土) 00:37 ID:KDbqDQXM
今日は終わり?
326名無し娘。 : 2001/03/24(土) 00:56 ID:lxp3UVyo
りかたんがぁ・・・・・・・・でも、ハァハァ・・・・・・
327名無し娘。suzuka : 2001/03/24(土) 01:39 ID:uk.6QMu6

そして朝―
××「ん…何時だ…?」
 カーテンの隙間から漏れている朝の日差しで僕は目が覚めた。
××「8時か……吉澤さんまだ寝てるか…」
 僕は隣にいる裸の吉澤さんを見て、改めて昨晩の行為の実感を持った…
××「…飯食おう………」
 僕は吉澤さんを起こさないようにソーッと台所へ向かった。
 もちろん、服着て。

吉澤「(………ん、何…?)」
 しばらくすると台所に吉澤さんがやってきた。
××「あっ、今朝飯作ってるんで、シャワーでも浴びて待ってください。」
吉澤「……………はい。」
 そう一言だけ言うと吉澤さんは着替えを持ってバスルームへ行った。

―約30分後、吉澤さんがシャワーを終えると同時に朝食の準備も出来た。
××「あ、吉澤さんそっちね。」
吉澤「はい………」
 食卓にはご飯・味噌汁・焼鮭を並べた。
 いっつもパンなのだがたまたま無かったのである。
××「……」
吉澤「……」
 無言のまま味噌汁をすする音だけが部屋に響く、
 とうとう何の会話も無く両者綺麗に食べ終えた。
吉澤「……私…行きます。」
××「あ、行きますか?」
 そう言うと吉澤さんはサッと仕度をし、足早に玄関へ向かった。
吉澤「…それじゃあ………失礼します………」
××「ん…じゃあまたね……」
 もっと言うことがお互いあると思うのだが、口に出せず会話にならない。
 でも一つ言える事は、僕と吉澤さんは特別な関係を持ってしまったという事だ………
328名無しさんの声 : 2001/03/24(土) 01:40 ID:SVAM9ZRI
ヽ(´ー`)ノ
ついに登場、声で会話できる2ch風のチャットだYOー。
ニチャンネラの生ボイスをきかせてYO!
がんがん、みんな語っちゃオウYO。
まぢに、ニチャンネラ同士で、朝まで討論会してみないかいぃ?
最大15人くらいまで同時会話できるっぽい!
どんどん。きてくれYO!

http://2ch-voice.e412.com

329名無し娘。 : 2001/03/24(土) 03:19 ID:XsKJilSg
いいね、いいね、すんごくいいね〜
330オティンティンがー : 2001/03/24(土) 03:26 ID:wYpNSXqY
起っちまったす……
331L型 : 2001/03/24(土) 03:52 ID:U.1JaEyg
最近2年間つき合った彼女に振られた。
別に何てことはないと思っていたが、時間が経つにつれて
寂しくなり、会社の帰りに無理矢理同僚を誘って飲みに行った。
「おまえいくらなんでも飲み過ぎだぞ」
「いいんだよ、こんな時に飲まないでやってられるかよ」
散々愚痴をこぼして店を出る頃には終電の時間になっていた。
千鳥足で何とか電車に乗り、空いていたシートに座った。
寝過ごさないようにしなきゃなと思っていると突然右肩に重さを感じた。
(なんだよオレの肩を枕にしやがって・・・)横目で寄りかかってきた人間を見た。
オレの肩を枕に気持ちよさそうに寝ているのはこんな時間に電車に
乗っているには少し不自然な若い女の子だった。
(まぁいいか気持ちよさそうに寝ているし・・・)
彼女の僅かな重さを心地良く感じながらオレもいつしか眠りに落ちていた。


「あの、終点ですよ」
いきなり肩を揺すられた。
先程オレの肩を枕に寝ていた女の子がオレを見ている。
「あっ、そう・・・終点・・・!!」
もう一度眠りに落ちそうだったが、終点の一言で目が覚めた。
「どうもありがとう」
とりあえず女の子に礼を言うと電車を降りた。
久しぶりに完全に寝過ごしたな・・・明日も会社だしタクシー捕まえて帰らないと・・・
そんなことを考えながら駅のホームをトボトボと歩いていると
再び先程の女の子に声をかけられた。
「あの、もしかして寝過ごされたんですか?」
女の子がじっとオレの目を見ている。
「実はわたしもなんです・・・」

それが梨華との初めての出会いだった。
332名無し娘。 : 2001/03/24(土) 03:58 ID:FoogcW.Q
>>331
うおっ!!萌え萌えの予感!!
333名無し娘。 : 2001/03/24(土) 10:25 ID:fdTL48b6
@  @
( ´д`)<上へまぁいりまぁす。
334名無し娘。 : 2001/03/24(土) 11:25 ID:/RRDJMRI
勃っちまったよぉ。昼間だっていうのにさぁ・・・
ハァハァ・・・りかたん・・・・・・・・・・・
335名無し娘。suzuka : 2001/03/24(土) 12:38 ID:WKv8GLZw
>>334
俺のは勃たない?
336L型 : 2001/03/24(土) 13:06 ID:U.1JaEyg
「そっか、オレもなんだ・・・お互い困ったね」
なんだか変わった子だなと思いながらも何故だかオレは立ち止まり
彼女の会話のペースに乗っていた。
「どうして電車の中ってあんなに眠くなるんでしょうかね」
そう言って彼女はクスクスと笑った。 オレもつられて笑った。
彼女はひとしきり笑い終わった後、まじめな顔してオレに質問を投げかけてきた。
「これからどうするんですか?」
上目遣いにじっとこっちを見つめる彼女、よく見ると腕に大きなバックを抱えている。
(こんな時間に荷物抱えて、もしかしたら・・・家出か?)
なんとなくだけど嫌な予感がした。
「仕方がないからタクシーで帰るかな」
明日も仕事がある、いささか酔いが醒めてきたオレは
いい加減に会話を終わらせてこの場を立ち去ろうと思った。
「・・・・・・」
さっきまでオレと目を合わせていた彼女が今は何故か思い詰めたように下を向いている。
(聞いたらまずいだろうな・・・でもこのままじゃ・・・)
ここで質問を返しては絶対にまずいと頭ではわかっていながらも
この時オレは訪ねずにいられなかった。

「君はこれからどうするの?」
337名無し娘。 : 2001/03/24(土) 14:13 ID:FjtEnLgI
展開が気になるな
338名無し娘。 : 2001/03/25(日) 00:13 ID:qTCOmw.Q
>>334
(;´Д`)<勃っちゃったハァハァ・・・
339名無し娘。 : 2001/03/25(日) 00:23 ID:M4NALBl6
>>334
(;´Д`)<で・出ちゃったハァハァ・・・
340名無し娘。 : 2001/03/25(日) 00:40 ID:dkU5lXLw
(;´Д`)<い・逝っちゃった・・・
341名無し娘。 : 2001/03/25(日) 02:56 ID:T2pHfVms
続きを書いてくれ
342名無し娘。 : 2001/03/25(日) 03:03 ID:euz9IzMQ
読んだらわかるけど、鈴鹿って童貞マルだし…(///)。
がんばれーワカゾウ!!!
343名無し娘。 : 2001/03/25(日) 03:09 ID:euz9IzMQ
そんなに言葉は出ません。ビデオ見すぎー!!
実際ヤる時、女が言葉言わないから感じてないんじゃ?と思って
自信なくすなよ〜。

ちょうど石熊が書いてるようなかんじだよ。吐息とせいぜい「あっ…」くらい。
344名無し娘。 : 2001/03/25(日) 03:23 ID:9J72eH7A
それは女によると思うが?
345名無し娘。 : 2001/03/25(日) 03:45 ID:Q/tBh1uQ
>>343
ネタにマジレスすんな
346名無し娘。 : 2001/03/25(日) 03:55 ID:l8.7KQnQ
(#-_-)<作者が書きにくくなるような事言うの辞めてもらえんですかのー
(∩ ∩)

\(^▽^)/<suzuka辞めんなよ
347L型 : 2001/03/25(日) 05:51 ID:JR2nKSic
「わ・・・わたしですか?」
彼女は再びオレと目を合わせた、心なしか声が震えている。
「わかりません・・・どこにも行くあてがないから・・・」
再び嫌な予感がした、
彼女の求めている答えとオレが言いたくないことは多分一致している。
「家はどこなの?」
「あの・・・家にはどうしても帰れないんです」
(やっぱり家出か・・・)
答えを先延ばしにするための質問が嫌な予感を確実なものへと変えた。
「でも両親がきっと心配しているよ」
「私のことを心配する家族なんていない・・・私は必要とされていないから」
さっきまで笑っていたのがまるで嘘だったかのように、
彼女の表情は暗く、沈みきっていた。
そんな彼女を見てもオレには「だったら一緒に来る?」の一言を言うことができなかった。
「「・・・・・・」」
ほんの少しの間お互いに沈黙が続いた。
突然、アナウンスが流れた。
「まもなくシャッターを閉めます、駅の構内にいるお客様は駅の外に出てください」
アナウンスを聞いたオレは歩き出そうとしたが、彼女はその場から動こうとしなかった。
「とりあえず話は後だ、ここを出よう」

オレはうつむいたままの彼女の手を引き駅を出た。
348名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 10:23 ID:n/n.zJsc
ウーン……
現実的なカラミとわざとらしく声を出すカラミ、どっちにしようと思ったの
だが、読み手に分かりやすいように後者を選んだのだが、
別に前者でも読み手は伝わるんですな。

なるほど。
349名無し娘。 : 2001/03/25(日) 10:47 ID:1LC.65.M
<<343
オーイ。上から物を言ったつもりだろうがお前こそ
自らの経験の少なさorテクの無さを暴露しているだけだぞー。
350名無し娘。 : 2001/03/25(日) 11:21 ID:36KUBs1k
suzuka気にすんな。問題ないから次作頑張ってくれ。
351nono : 2001/03/25(日) 17:41 ID:QcBp8N3Y
あげ
352名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 19:14 ID:iqjP9hck
 その後、僕と吉澤さんの関係はというと、
吉澤「………おはようございます。」
××「あ、ああ、おはようございます……」
 挨拶は交わすものの、何かぎこちない、
 そのためか吉澤さんとあまり話さなくなってしまった。
 皮肉にも前よりも関係が悪化してしまったのだ、しかも、
××「ねぇ石川さん、」
 とこんな風に他の女性に話し掛けただけなのに吉澤さんが
 僕を睨むようにもなっていた。
××「(どうすればいいんだろ………)」
 このような不可思議な関係に悩み数日たったある日、
 僕と吉澤さんのこの関係に気づいたかのようにこう石川さんが口を開いた…
石川「最近、よっすぃ〜となんかあったんですか?」
××「(ドキッ)………いや、別に……」
石川「…ふ〜ん………」
 その時は何事もなく良かったのだが(もちろん、その場に吉澤さんはいない)、

 その日は早く仕事が終わり、6時ごろには家にいた、
 そしてしばらくして……

 プルルルル…プルルルル…
××「(誰かな…?)」
 ガチャ、
××「もしもし?」
石川「もしもし、石川です…」
××「石川さん?何か用?」
石川「あの…お話があるんで…今からお邪魔してもいいですか…?」
 話があるんだったら今すればいいのに…僕は一瞬そう思ったが、
××「(…電話だと何かと都合が悪いのかな?)…別に構わないよ。」
 こう思い、石川さんを招き入れることにした。
××「じゃあ、待ってるね。」
石川「はい…失礼します…」
 ガチャ、
××「んじゃあ…ちょっと片付けようか…」
 別に僕は石川さんが来る事に何も猜疑心を持たず、部屋の片付けをしていた。
353名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 19:22 ID:iqjP9hck
―そしてしばらくたって、

 ピンポ〜ン、

××「(おっ、来たか)はーい、今開けるね。」
 ガチャ、
石川「…急にすいません……」
××「別にいいよ、さぁどうぞ。」
 僕は石川さんを部屋に入れ、お茶を出し一息ついたところで、
××「で、話って何?」
 早速本題に移った。
石川「………もう一度聞きますけど、よっすぃ〜となんかありました?」
××「…だから無いって言ってるじゃん。」
 僕は石川さんがなぜこのような質問を2度も聞いてくるのか不思議でしょうがなかった。
石川「……何でそうウソをつくんですか?」
××「(ビクッ)……ついてないよ、そう言うんだったら何か根拠はあんの?」
 確かに僕は嘘をついている、だけどそれを示す証拠は何も無い。
石川「………」
××「無いんなら帰ってくんない?不愉快だからさぁ。」
 石川さんは何も答えない、心の中で“勝った”と思った、
 が…………
石川「…………何日か前の朝、よっすぃ〜が××さんの家から出て行くのを見たんです…」
××「(な、なにぃ!)…それで?」
 僕は底を見せまいと必死で切り替えした。
石川「…その日、よっすぃ〜に聞いたら友達の家に泊まったって言ってました……」
××「……それで?」
石川「…………………ここに泊まったんですか…?」
××「だったら?」
石川「…私は泊まったかって聞いているんです!泊まったんですか!?」
 珍しく石川さんが感情をあらわにした。
 その勢いに負けないよう、僕はあしらうようにこう切り替えした。
××「別にさぁ、仮に泊まったからって石川さんには関係ないでしょ?」
石川「………………」
 “今度こそ勝った”僕は勝ちを確信した。
××「話が無いんなら帰ってくんない?」
石川「……………関係あります…私は………私は………」
××「“私は……”なんだよ?」
 僕はなかなか帰らない石川さんに苛立ち、僕の言葉もやや刺々しくなっていた。
石川「……………私は……××さんが………好きだから…」
354名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 19:23 ID:iqjP9hck
××「えっ?!」
 僕はかなり度肝を抜かれた、まさかこんな答えが返ってくるなんて……
××「……………」
 予期しない返答になんて言葉を返していいか分からなかった。
石川「………泊まったんですか…?」
××「……ああ、泊まったよ。」
 なぜか石川さんに負けた気がし、僕は正直に答えた。

石川「………………付き合っているんですか…?」
××「いや、付き合ってないよ。これは本当だよ。」
 この言葉に石川さんは複雑な表情を浮かべていた。
石川「……………」
××「……………」
 お互い言葉を発しなくなり、沈黙が続いた…
××「(しょうがない…)」
 僕はこの沈黙を打開するため“ある案”を突きつけた。
××「明日仕事?」
石川「?いえ……オフですけど………」
××「じゃあさあ、明日1時までにここに来てくんないかな?」
 そう言って僕は来てもらう場所を手元の地図で指差した。
石川「…何でですか?」
××「明日僕が1時までにここに来るからその時に、吉澤さんを選ぶか、石川さんを選ぶか、両方とも選ばないかを言うよ。別に今返事が欲しいわけじゃないでしょ?」
石川「……そうですけど…」
××「他になんかある?」
石川「…………………分かりました、1時までにそこに居ればいいんですね?」
××「頼むよ。」
 何とか納得してもらい、石川さんは帰っていった。
××「しっかしどうしようかな……?」
 僕は眠るまでどうしようか悩みつづけたのは言うまでも無い。
355名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 19:24 ID:iqjP9hck
―そして次の日の朝

××「……どうしようかな………」
 僕はなかなか考えがまとまらず、朝から悩んでいた。


 そしてあっという間に1時になろうとしていた、
××「………しょうがない…ああ言おうか……」
 僕は自分自身に強引に決断させ、家を後にした。
××「(間に合うかな…)」
 僕は少々時間に不安を覚えつつも自転車に乗った。
 僕は車なんて持ってない。
××「(…さて行くか)」
 僕は自転車を漕ぎ、石川さんが待つところへ向かった。

 僕が住宅街の縁石もガードレールも無い細い道路を走っていた時のことであった、
 後ろからかなりスピードを出した車がやってきた。
××「(こんな細い道なのに……しょうがねーなー)」
 僕はなるべく左により、車が通るの警戒しながら走っていた。
 とその時、

 ドン!

××「うわっ!」
 後ろの車がスピードを緩めず、僕に追突してきた。
 僕は前に吹き飛ばされ頭から電柱にぶつかり、落下する際も頭から落ちた。
××「…(ガクッ)」
 僕はそのまま意識を失った…………
356名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 21:06 ID:JP6qfiJg
―そして翌日のこと
石川「(××さん…何で来なかったんだろう…)」
 石川は昨日××が来なかったことについて悩んでいた。
 彼女にはまだ事故の連絡は入ってはいない…
矢口「ねー、テレビ見ていい?」
メンバー8人「別にいいよ。」
 収録も終り、楽屋でメンバーは一息をついていた。

 プチッ、

矢口「今の時間はワイドショーがやっているかな。」
 と矢口がワイドショーにチャンネルを変えたときであった、
TV「次に事故のニュースです。タレントの××さんが昨日の1時ごろ
  車に追突されるという事故がありました。」
吉澤「えっ!どういうこと…」
石川「!?」
保田「えっ!ウソ―!」
矢口「しっ!聞こえないよ!」
 矢口はそう言ってみんなを静かにさせ、かたずを飲んでテレビに耳を向けた…
TV「事務所の話によりますと、頭をかなり強く打っており意識不明の重体と
  言うことです。」
357名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 21:08 ID:JP6qfiJg
メンバー「………」
 あまりにも悲惨な事実に誰も言葉を発しようとしなかった、
 いや、むしろ出来なかったといった方がいいかもしれない。
矢口「ねぇ!病院に今から行けない?!」
 と矢口が沈黙を破るかのようにこう言った。
マネージャ「だめです、この後もスケジュールが入っています。」
吉澤「何とかならないの?!」
マネージャ「なりません。」
石川「………」
 結局その日は病院に誰も行けなかった。 次の日、仕事先で偶然××のマネージャと会うことが出来た、
 お互い仕事の合間を縫って話していた。
吉澤「××さんは大丈夫なんですか?!」
マネージャ(以下マネ)「医者の話によると一命は取り留めたそうです。」
 その言葉にメンバーがホッとしたのも束の間―
マネ「ただ…脳の方にかなり障害があるらしくて…」
石川「…………どうなんですか……?」
マネ「………いつ意識が戻るかは……わからないそうです…」
矢口「いつ………って……?」
マネ「だから分からないそうです………何年先になるかも知れないと……」
 あまりにもの結果に一同は絶句した、
 そしてしばらくして…
マネ「じゃあ私はこれで……」
保田「はい、どうもありがとうございました……」
 絶望感が漂ったまま、それぞれ仕事に戻った…………
358名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 21:11 ID:JP6qfiJg

 数日後、ようやく石川と吉澤の2人が病院へ行ける事となった、
看護婦「こちらです。」
 2人は集中治療室に案内された、
吉澤「××さん……」
石川「………」
 2人の目の前には生命維持装置をつけた変わり果てた××がいた…
 集中治療室のため、ガラス越しの面会である。
看護婦「それでは失礼します…」
 案内をした看護婦は去っていった、
 と同時に担当医がやってきた。
石川「本当に…いつ意識を取り戻すか分かんないんですか……」
担当医「…ええ、」
吉澤「……まだ××さんを轢いた犯人って…」
 ××を轢いた犯人は逃走しており、まだ捕まっていなかった。
 と担当医が、
担当医「あ、今日の新聞に捕まったって書いてありましたよ。」
吉澤「見せてください!」
 そう言うと担当医は奥の部屋から新聞を取ってきた、
担当医「これです。」
石川「……タレントの××さんを轢いた犯人は都内の予備校に通う
   19歳の予備校生、この予備校生は“受験に落ちてムシャクシャ
   してたので轢いた、相手は誰でも良かった”と話している………」
吉澤「……こんなことで××さんを轢いたっていうの………」
 あまりにもの短絡的な犯行に2人は怒りをあらわにしていた、
 そのためか吉澤は持っていた新聞をクシャクシャに握りつぶした。
359名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 21:13 ID:JP6qfiJg
石川「私がいけないんだわ…××さんの誘いを受けたから……」
吉澤「えっ?」
石川「事故の前日、××さんの家に行って“明日の1時に会おう”って
   約束されたの…私が引き受けなかったら………事故に……」
吉澤「……アンタね…アンタがそんな約束しなかったら××さんが
   こんな目に会わなくて済んだのよ!どうしてくれるの!」
 怒り狂ったように吉澤は石川に掴みかかった、
石川「……ごめん…」
担当医「コラ、それは結果論だ。石川さんを責める理由なんて無いぞ。」
 担当医は冷静に2人の間に入り、仲裁をした。
吉澤「………………ごめんなさい…私どうかしてた……」
石川「仕方ないよ……だってよっすぃ〜は××さんの事…
   好きなんでしょ?」
 吉澤は驚きの顔を見せたが、
吉澤「うん……気づいていたんだ………」
石川「私も……そうなんだけどね………」
 それからお互いはいがみ合うことなく淡々と話していた。石川「もう帰ろっか……」
吉澤「……そうだね…」
担当医「そうですか、それでは……」
 担当医は持ち場に、吉澤・石川は病院を後にした。
 都内のソメイヨシノのつぼみが開き始めたころのことだった……
360名無し娘。 : 2001/03/25(日) 23:08 ID:yoDAGexQ
いいぞ!suzuka
「Boys Be」よりもおもろい。
もっと書いてくれ。
361名無し娘。 : 2001/03/25(日) 23:11 ID:8Tv2m.PU
今後の展開が気になるなー
362名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 23:18 ID:D6.th.oI

 数ヵ月後、××は集中治療室から個室へ移された。
 担当医の判断により、生命維持装置も外され
 後は意識が戻るのを待つばかりとなった。

吉澤「こんにちは、××さん」
××「……」
 見舞いに吉澤がやって来た、どうやら一人のようだ。
吉澤「こうして会うの……久しぶりだね……」
××「……」
吉澤「あの時からあまり話して無かったね……何でだろ?」
××「……」
吉澤「でもね、あの時から××さんが他の女の人と話していると
   どうしても気になっていた……私を捨てるんじゃないかって……」
××「……」
吉澤「……××さん…」
 突然吉澤は××と唇を合わせた。

吉澤「ねぇ…久々のキス……どうだった…?」
××「……」
吉澤「ねぇ、あの時みたいになんか言ってよ…」
××「……」
吉澤「ねぇ!」
××「……」
吉澤「………グスッ………××さん……」
 吉澤はその場に泣き崩れてしまった、××の意識が本当に戻ってない、
 このままの状態が続くのだろうかと考えると…
363名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 23:20 ID:D6.th.oI

 また数ヶ月がたち、事故から1年経とうとしていた。
石川「おはようございます、××さん。」
××「……」
 今日は石川がやってきたようだ、一人らしい。
石川「今日はね××さんのためにモー娘。の新曲を聞かせてあげるね。」
××「……」
石川「まだ一般には発表されて無い曲だから貴重ですよ。」
 石川は××の耳元にラジカセを置き、その新曲を流した。
 とその時、
吉澤「あ、それ聞かせているの?」
石川「あっ、よっすぃ〜。」
 そこに吉澤がやって来た。
吉澤「なんて言うかな…××さん…」
石川「そうですね……××さんのことだから“変なの”とかって
   言いそう。」
吉澤「あはは、そうかもね。」
 どうやら意識が無い××の状態を悲しんでいるばかりではないようだ。
 この2人にも笑顔が戻ったようである。
石川「そういえばもうお昼だね。」
吉澤「何か食いに行こっか。」
石川「そうだね。」
××「……」
 2人は××の病室を後にした。
364名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 23:22 ID:D6.th.oI
 2人は病院を出て、近くの喫茶店に入った。
石川「…よっすぃ〜はさあ、××さんの意識が戻ったらどうする?」
吉澤「ん…そうだなぁ……あんまし考えてないや。そういう梨華ちゃんは?」
石川「私はね…ずっと××さんを支えていこうかと思っている……」
吉澤「ずっと?」
石川「うん、元はと言えばあの事故は私が間接的に絡んでいるようなものだから…
   …だから私にできることってずーっと考えていたらこれにたどり着いたの。」
吉澤「別に梨華ちゃんが悪いわけじゃないんだから…」
石川「そうだけど、私は××さんを社会復帰させる手伝いをして、
   その後もずっと見守り続けていたいの。いちパートナーとして……」
吉澤「でもさー、それだと娘。を続けられないよ?」
石川「うん、だから辞めるつもり。」
吉澤「え゛!マジ!?」
石川「両親にもそう話したし、××さんの両親にもそう話した。
   納得してもらうのに時間は掛かったけどいいって言ってくれた、
   だからそうしようと思っているの…」
吉澤「……水をさす様で悪いけどさぁ、××さんは梨華ちゃんを
   選ぶとは限らないじゃん、…ひょっとしたら私を選ぶかも
   しれないし、他の人を選ぶかもしれないし…」
石川「…それならそれで別に構わない、××さんが誰を選ぼうと……」
吉澤「そうだったらどうするの?」
石川「別の形で支えていくよ、別にパートナーという形じゃないと
   支えられないわけじゃないし。」
吉澤「ホントにそれでいいの……?」
石川「うん……そう決めたから…」
365名無し娘。suzuka : 2001/03/25(日) 23:23 ID:D6.th.oI

 話も食べるのも終り、2人は店を出た。
吉澤「私ちょっと用事があるんだ。」
石川「そう、じゃあね。」
吉澤「ん、じゃあね。」
 吉澤は去っていった。
石川「さて、戻るかな。」

 そして石川は病室へ戻った。
石川「ごめんなさ―い、よっすぃ〜と話し込んじゃって…」
××「…」
石川「あ、そうだ、電話しないといけないんだった。
   ちょっと出てきますね。」
××「…」
石川「私が戻ってくるまで新曲でも聞いててください。」
 そう言うと石川は再び新曲を流し、出て行った。
××「…」
366名無し娘。 : 2001/03/26(月) 00:03 ID:.4DMp0TU
つづききた〜い
367名無し娘。 : 2001/03/26(月) 00:48 ID:dr96r.Cw
なんか泣けてきたぞ。
368名無し娘。suzuka : 2001/03/26(月) 00:57 ID:Ciyp3m02

石川「すいませ〜ん、また遅くなっちゃいました。」
 数分後石川が戻ってきた。
石川「あ、聞くの忘れていました。今度の新曲どうですか?」

××「……じゃない。」
 石川は思わず自分の耳を疑った、
石川「××さん!聞こえているんですか!」
××「…いいんじゃない。」
 石川は慌ててナースコールを押した、
看護婦「どうしました?」
石川「すいません!××さんの意識が戻りました!早く来て下さい!」
看護婦「えっ!は、はい分かりました、すぐに行きます!」
石川「××さん………グスッ。」
 石川は涙を流しながら××の手を握り締めた。
××「…何で泣いてるの?」
 ××は自分が1年ぶりに目覚めたということを知らないのだから無理もなかろう。
369名無し娘。suzuka : 2001/03/26(月) 00:59 ID:Ciyp3m02

 意識を取り戻した僕は1年間動かしていなかった体を動かすのに
 かなり苦労した、
 毎日毎日辛いリハビリの連続だった。
 数ヶ月リハビリを重ねた僕は松葉杖をついてようやく自分で
 動けるようになった。

××「ふぅ…やっと屋上まで来たぞ〜」
石川「もう、エレベーター使えばいいのに。」
 石川さんは事務所に辞職願を出したらしい、そのせいか
 毎日僕のところへ来てリハビリの手伝いをしてくれている。
××「ホントに辞めんの?娘。」
石川「もう辞めたって言ったじゃないですか、
   表向きは長期休暇になっているらしいですけど。」
××「ふーん……あっ、あのベンチに座らない?」
石川「そうですね、座りましょ。」
 僕達はベンチに腰をかけた。
××「ホントに1年も寝ていたのか…実感ねーや。」
石川「そうなんですよ、もう大変だったんですよ。」
××「そうだろうね…俺は事務所をクビになったし……」
石川「もう、暗いですよ!もっとポジティブに行きましょうよ!」
××「ハハ……そうだね。」
 俺が暗い顔をするたびに彼女は明るく“ポジティブに!”
 と言ってくれる。
 そう言ってくれるときの彼女の笑顔が僕はたまらない。
370名無し娘。suzuka : 2001/03/26(月) 01:00 ID:Ciyp3m02

××「でもさぁ…何でここまでしてくれるの?」
石川「……私がそうしたいからです。私、今だけでなくて、
   これからもずーっと××さんを支えていきたいと思っています。」
××「ずーっとっていつまで?」
石川「ずーっと………ずーっとです……………」
××「その言い方だとまるで“結婚してくれ”って言っているみたいだよ。」
 僕はからかうつもりでこう言ったのだが……
石川「…………………だめですか……私とだと…」
××「………」
 …どうやら彼女は本気らしい、………どうしよう。
××「…俺ね、1年前石川さんに誰を選ぶか言いに行こうとしたのね、
   あれ……“両方とも選ばない”って言うつもりだったんだ。」
石川「そうですか。」

 あれ……なんか違う………
××「何とも思わないんですか?」
石川「だって、それは1年前の話でしょ、今の話ではないじゃないですか。」
××「……そうだけどさぁ………」
石川「…今はどうなんですか?」
××「えっ?」
 どうしよう……いつのまにか追い詰められている………
371名無し娘。suzuka : 2001/03/26(月) 01:02 ID:Ciyp3m02

××「……別に僕じゃなくてもいいのでは?」
石川「1年前に言ったじゃないですか、“私は××さんが好きです”って……
   あの気持ちは今も全く変わっていませんよ…1年前と全く………」
××「……俺さぁ退院したらコンピュータ関係の専門学校に
   行こうと思っているんだ。
   退学して芸能界に入ったからなぁ…また逆戻りか……」
石川「何を言っているんですか、××さんが芸能界に入ったから今、
   私達がこうしていられるんじゃないですか。」
××「………そうだね、でも出会えて幸せかな俺達って?」
石川「幸せはこれからつかむ物ですよ、××さん……」

××「………………いいの、ホントに?」
石川「私は……………構いません………」

××「…………」
石川「…………」

 まるで僕らの結婚を決めるかのように僕達は口付けをした……
 気持ちのいい風が吹く晴天の昼下がりのことだった……
372名無し娘。suzuka : 2001/03/26(月) 01:05 ID:Ciyp3m02

―そしてかなりの月日がたった…

担当医「やっと退院ですね。」
××「いやぁ、もうちょっと長く居たかったな〜」
石川「もう、何言ってるのよ!」
 僕は退院を迎えた、ここまで長く苦しいリハビリ生活だった、
 しかし、梨華の懸命なサポートにより僕はここまでやってこれた。
 あの日の口付けを裏切るわけにはいかない…

吉澤「……よくがんばったね…」
××「……まあね。」
 吉澤さんとの仲もカタがついた、吉澤さんは今彼氏がいるらしい。

矢口「今日みんなこれなった分、このビデオテープにメッセージが
   入っているから見てね!」
××「ああ、絶対見るよ。」

保田「でもさぁ、ホントに結婚するの?」
××「予定ね、あくまで。」
石川「もう何言っているのよ!するの、絶対にするの!」
保田「フフフ……良かったね。」
××「ハイハイ。」
 その他大勢の人に見送られて僕達はタクシーに乗った。

××「すいません、ここの住所まで行って下さい。」
運転手「はいよー」
 僕は行き先の書いてある紙を渡した。
石川「どこに行くの?」
××「お前の家。両親に挨拶に行かないとな。」

石川「……うん!」
 僕と梨華の生活は今始まったばかりだ―

〜 Fin 〜
373石川ファンになった人〜! : 2001/03/26(月) 01:07 ID:uT5CXZPA
ハ〜イ!
374名無し娘。 : 2001/03/26(月) 01:08 ID:N9ZSVADY
終了か。お疲れ様でした。
……SASと辻家庭教師はどうしたんだろう?(w
375江田島平八 : 2001/03/26(月) 01:10 ID:QGKwADt6
>>suzuka
うぉぉぉぉぉっ!! 良い!!
ヤバイ、ちょっと泣きそう・・・良い話だ・・・
suzukaマンセー!!
376ななすぃ〜娘。 : 2001/03/26(月) 01:11 ID:P4BJAsog
あ〜、ええ話やな〜
377名無し娘。 : 2001/03/26(月) 01:12 ID:iUARQaRo
>>374
suzukaに遠慮したんだろ
378名無し娘。 : 2001/03/26(月) 01:18 ID:UTIS5AL2
頭くるくらい。いい話だ!>suzuka
379ゴビンダ28号 : 2001/03/26(月) 01:19 ID:fkhZZ1K.
うう…ええ話やぁ〜
380名無し娘。 : 2001/03/26(月) 01:22 ID:.1dlrGAw
俺も何か書いていいですか?
381ゴビンダ28号 : 2001/03/26(月) 01:23 ID:fkhZZ1K.
>>380
どうぞどうぞ。
ぜひ読ませていただきますです。
382名無し娘。 : 2001/03/26(月) 01:26 ID:9fuUdoAI
suzukaの小説みて、久しぶりに泣いた。
そんな幼稚な俺を藁ってくれ・・・
383江田島平八 : 2001/03/26(月) 01:28 ID:QGKwADt6
>>382
笑わん笑わんぞ!
わしもちょっと目が潤んでしまった。
384名無し娘。 : 2001/03/26(月) 01:56 ID:0fAoHxbc
suzuka最高!!!
次も期待しています。
あるのかな?
385名無し娘。 : 2001/03/26(月) 04:04 ID:S6VqdCaU
386面白い : 2001/03/26(月) 04:32 ID:.eLgCXMo
なんか色々作品があって週刊誌みたいだ
387名無し娘。 : 2001/03/26(月) 06:07 ID:dr96r.Cw
誰か新しいネタをよろ。

>>suzuka
あんた最高!
388名無し娘。 : 2001/03/26(月) 07:14 ID:ZEKJdLzk
みんな おはよう
爽やかなあさだね
389名無し娘。 : 2001/03/26(月) 12:04 ID:h8jwXpEk
ちょっとマタリしすぎじゃないか?
390名無し娘。suzuka : 2001/03/26(月) 12:48 ID:0FzHKwWs
自分で言うのもなんだが、
泣けるようなところってあったの?
意外だな……
391名無し娘。 : 2001/03/26(月) 15:12 ID:gugbNfZk
何と言うか俺的には吉澤と幸せになって欲しかった・・・・・・。
392名無し娘。 : 2001/03/26(月) 17:39 ID:V8mnjEvA
名スレ決定。保存しとこうっと。
393名無し娘。 : 2001/03/26(月) 18:02 ID:RMNXlTC.
んーと、辻のカテキョ・・・・どうなった?
まぁ、どっちにしろこれは銘スレ決定。
394名無し娘。 : 2001/03/26(月) 20:58 ID:pdORV7DQ
suzukaさん、感動しました。次回作も期待しています。
ネタ。。。。ある家庭に吉澤ひとみが「養女」としてやってくる。そしてそこの
ひとり息子と・・・・(もちろんハッピーエンド希望)。なんてのを書いてもら
えないでしょうか。
395ゆっけ : 2001/03/26(月) 21:44 ID:0KMgY2p.
そこまで決まってんならアンタが書いたほうがいいんじゃねえか?(藁
396ゆっけ : 2001/03/26(月) 21:45 ID:0KMgY2p.
ゆーか、ギャルゲーやりすぎ(w
397名無し娘。 : 2001/03/26(月) 22:17 ID:Mrmo6DVE
あ〜あ
吉澤とフィスト、中澤とディープキス、
飯田とバック、保田とSM
後藤と騎乗位、矢口と駅弁
加護とアナル、安倍とフェラチオ
石川とパイずり、辻とマットプレイ
398名無し娘。 : 2001/03/27(火) 00:50 ID:6.g9x8cA
395>
そうなんだけど文才ないし。
399L型 : 2001/03/27(火) 00:54 ID:8i7TfLl2
駅前のロータリーに出ると、近くのベンチに腰を下ろした。
「寒い?」
「平気です」
ベンチに座ってからも彼女はうつむいたままだった。
早くタクシーを捕まえないと帰りがさらに遅くなる、
だけども放っておくわけにもいかない。
「あのさ、一緒に来る?」
結局オレは言わないように、言わないようにしてきた言葉を結局言った。
「えっ・・・良いんですか?」
彼女は上目遣いに申し訳なさそうな顔でこっちを見ている。
「いいよ、そんなに広くはないけど客の一人くらいは泊めることができるから」
「本当に良いんですか、ご迷惑じゃ?」
彼女は何度も念を押している、
さっきまで面倒がっていたのが顔に出ていたかな、と少し後悔した。
「気にしなくていい、迷惑だったら誘わないから」
オレはできるだけ親切に言おうとしたが、うまく言えなかった。
「あの、よろしくお願いします」
それでも彼女に通じたらしくようやく笑顔が戻った。
そんな彼女を見てオレは人に頼りにされるのも悪くないなと思った。

話は解決したのでタクシー乗り場へ向かって歩きだした。
後ろからヒョコヒョコと彼女はついてきた、なぜか少し距離ができている
どうも荷物が重いのか足取りがおぼつかないようだ。
「ごめんな、気がつかなかった」
手ぶらだったオレは立ち止まると片手に彼女の荷物を掴んだ。
「すいません」
彼女が申し訳なさそうに頭を下げた。
彼女に謝られるとなんだか説教してるみたいで気まずかった。
「いいからほら、行こう」
気まずさを誤魔化すためオレは空いている方の手を差し出した。
「はい」

彼女は照れながらもうれしそうにオレの手を握った。
400名無し娘。 : 2001/03/27(火) 04:03 ID:pdy3Bdi2
やっすーage
401名無し娘。 : 2001/03/27(火) 04:17 ID:Qe/891wc
いいスレだ
402名無し娘。 : 2001/03/27(火) 04:34 ID:5YhwsCuE
L型期待!
403名無しさん : 2001/03/27(火) 09:27 ID:Ca5HJb2o
やばいチムポがL型になってしまいそうだ
404名無し娘。 : 2001/03/27(火) 09:54 ID:P42JTnDg
俺も書いてみたいけど書き溜めて一気に出す方法がわからない。
だれか教えてください。初心者ですいません。
405名無し娘。 : 2001/03/27(火) 10:22 ID:rV7KHfeo
ここのスレには直木賞を取れそうな作家がゴロゴロしてますな。
俺も何か書いてみようっと!
406名無し娘。suzuka : 2001/03/27(火) 12:48 ID:.L.Ny3PE
>>384 >>394
僕は他のところで小説を書いているんで次回作は
かなり後になると思います。

というわけで、
今書いている人、これから書こうとしている人、
頑張ってくださいね。
407名無し娘。 : 2001/03/27(火) 12:49 ID:We3vIbgo
>>404
メモ帳に書いたやつをコピペ。
408名無し娘。 : 2001/03/27(火) 12:59 ID:0sk7invg
遅らせながら、suzuka氏最高でした!!
L型氏も期待してます!!
409名無し娘。 : 2001/03/27(火) 14:58 ID:4tx8Zyj2
読み手が甘すぎると書き手をだめにしてしまうぞ。
410名無し娘。 : 2001/03/27(火) 15:03 ID:YQAOvw4U
>>405
いいすぎ
411三沢社長 : 2001/03/27(火) 15:32 ID:/QRrPNmU
まあ、いいじゃん。面白いんだから。
http://homepage2.nifty.com/kokorozasumono/
412名無し娘。 : 2001/03/27(火) 15:51 ID:Ptc8t4tI
>>409
確かに甘すぎると書く側は手応え感じなくなるな
413L型 : 2001/03/27(火) 16:12 ID:8i7TfLl2
タクシーに乗ってからほとんど言葉を交わさなかったが、
手を繋いだままだったためなのか、沈黙が続いても先程までのような気まずさを
感じることはなかった、オレは特に何も考えずにただぼーっと外を眺めていた。
いつの間にか雨が降り出していた。
家に近づくにつれて雨足はだんだんと強くなってきている、
彼女もそれに気が付き窓の外の様子を眺めている。
そういえばまだ彼女の名前を聞いていなかったことに気がついた。
「そういえば、名前なんていうの?」
「梨華です」
そう、それで名字は?と聞こうかと思ったが止めた。
名前を聞いた時点で下の名前しか答えなかったのだから言いたくないのかもしれないし、
知ったところでトラブルの種にしかならないだろう、ならこちらが深く詮索する必要はない
それにさきからミラー越しにタクシーの運転手が何度もこちらの様子を
ちらちらと伺っているような気がしたからだ。
別に怪しいことをしているつもりはないが、傍から見れば
お互い名前も知らない男女が一つのタクシーに乗り同じ目的地を
目指すっていうのは十分怪しいものなのだろうなと思った。
結局、家に着くまでオレはそれ以上何も訪ねず、
梨華も自分から何かを喋ろうとはしなかった。

それでもタクシーから降りるまで、繋いだ彼女の手が離れることはなかった。
414L型 : 2001/03/27(火) 16:16 ID:8i7TfLl2
suzukaさん、すみませんご挨拶が遅れました。
次回作楽しみにしています。
415名無し娘。 : 2001/03/27(火) 22:52 ID:myfDkPa.
age
416名無し娘。 : 2001/03/27(火) 23:01 ID:ttjxaJzY

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     \ヽ  .||   | "   ( ̄ ̄/           |
       w 从|l |ll ハ   /~ ̄フ⊃           |
      ヽ/  ||  / ̄ ̄  /〜|           /
    /  \ ̄||‐ l |    /\_/         /
    /     \゛= | |    /  /|         /

 
417L型 : 2001/03/27(火) 23:12 ID:8i7TfLl2
タクシーから降りると彼女の荷物を抱え部屋へと案内した。
恋人がいた頃はいくら文句を言われようが全く部屋の掃除などしなかったが、
別れた途端になぜか一生懸命掃除を始めた、もう彼女がここに来ることなどないのに。
でもそのおかげで今、突然の来客にうろたえることはなく、
別に無駄なことじゃなかったなと、この時初めて思った。
「どうぞ、汚いところだけど上がって」
オレはドアを開けると先に梨華を招き入れた。
「おじゃまします」
彼女は自分の脱いだ靴を整えると部屋の中へと入っていった。
「とりあえず紅茶でも入れるから座って」
「えっ、わたしがやりますよ」
「いいから座ってて、コーヒーのほうがいい?」
「紅茶でいいです」
彼女は言われるままにソファーに座った。
オレはお湯を沸かし、紅茶を入れる準備をした。
相変わらず彼女との間には必要以上の会話がない。
ティーカップなんて気の利いたものはなかったので
マグカップに紅茶を入れると彼女の前に差し出した。
「熱いから気をつけて」
「すいません、いただきます」
オレは彼女から少し離れたところに腰を下ろした。

時計を見ると既に三時近くになっていた。
418名無し娘。 : 2001/03/28(水) 00:12 ID:kr1w0K.2
L型さん良い感じ!

他の方の小説も期待してま〜す。
419L型 : 2001/03/28(水) 01:25 ID:cYsoUhJ.
「とりあえず、それ飲みながらでいいから聞いてほしいんだけど、
オレがこのソファーを使って寝るから、君は隣の部屋のベッドを使ってくれ」
「そんなの悪いです、わたしがソファーで眠りますから」
梨華は驚いて反論してきた。
「別に気にしなくていいよ、友達が来るといつもベッドを
譲ってソファーで寝てるから慣れてるし」
別にベッドで寝ようがソファーで寝ようが大した問題ではなかった。
「でも・・・」
彼女はなおも食い下がっている。
「いいから、それよりも明日も仕事なんだ、いいかげんに眠らないと
朝起きるのがつらくなる」
「すいません」
彼女が頭を下げた、そんな彼女の仕草をもう何度も見ているような気がする。
「すいません、すいません、ばかりだね、口癖?」
「そうみたいです、すいません・・・あっ」
彼女は真っ赤になって照れると俯いてしまった。
「すいませんを連発しないでくれ、何だか説教をしている気分になって困る」
オレは立ち上がると、彼女の肩をぽんっと手を置くと少し冗談まじりに言った。
「・・・はい、気をつけます」
彼女は多少はにかみながらもオレと目を合わせた。

柄でもないことを言ったなと、すこし後悔したが、
ようやく彼女に笑顔が戻ったので、どうでもよくなった。
420名無し娘。 : 2001/03/28(水) 02:29 ID:27JWDIzw
いいっすね
421石熊 : 2001/03/28(水) 02:34 ID:y.yT2cZ2
おっ。また今度エロ作文書かせてもらいます。
422名無し娘。 : 2001/03/28(水) 02:35 ID:8okwodLA
もっとやって
423名無し娘。 : 2001/03/28(水) 03:23 ID:27JWDIzw
(-_-)<石熊〜書〜け〜
(∩∩) 
424名無し娘。 : 2001/03/28(水) 15:21 ID:bQwBu0YM
age
425nbm : 2001/03/28(水) 19:09 ID:mmM9Npe2
age
426名無し娘。 : 2001/03/29(木) 01:36 ID:8/9cbxDA
L型さんまだですか?
427よっきー : 2001/03/29(木) 02:02 ID:P6nz0P8w
加護と毎日エトセトラ
428名無し娘。 : 2001/03/29(木) 02:34 ID:y3Y2k06.
ののと毎日エトセトラ♪
429L型 : 2001/03/29(木) 03:45 ID:1SeKrJjs
「ここが洗面所で・・・これ買い置きで良ければ使って」
一通り部屋の中を案内した後、棚からの歯ブラシを出して渡した。
「ありがとうございます」
梨華は自分の後、同じように横で顔を洗い、歯を磨いた。
その間にオレはソファーの上のクッションを退かして、寝る支度をしていた。
「あのっ」
彼女が急に近づいてきた。
「何?」
オレはあくびをかみ殺して尋ねた。
「気にならないんですか? わたしの素性とか」
「どういうこと?」
「だって見ず知らずわたしを泊めて、よく考えたら危険だとか思わないんですか?」
「そういえばそうだね、知ってるのは名前くらいだし」
適当に相づちを打った。今彼女のことなど、眠たかったのでどうでもよかった。
「わたしのこと気にならないんですか? どんな人間かもわからないのに・・・」
「もしかしてオレが眠った隙に金目のものでも持ちさる人なの?」
オレは再びあくびをかみ殺した。
「そんなことしません!!」
彼女はオレの服の裾を掴んだ。
「ならいいじゃん、君のことは明日の朝にでも聞くよ、
 さっきも言ったけど明日も仕事なんだ・・・もう寝かしてくれ」
オレはゆっくりと裾から彼女の手を解いていった。
「また明日な、おやすみ」
「ごめんなさい・・・おやすみなさい」
彼女はまだ何かを言いたげだったが、結局何も言わず隣の部屋に行ってしまった。
もしかしてオレに話を聞いて欲しかったのか・・・まあいいか明日で・・・

オレはソファーに横になると5分もしないうちに眠りへと落ちていった。
430名無し娘。 : 2001/03/29(木) 06:48 ID:AFRbCGPU
L型いいね
431名無し娘。 : 2001/03/29(木) 07:37 ID:37s6LlF6
いいわ。
432ai : 2001/03/29(木) 12:11 ID:p2bUe/sc
あげ
433L型 : 2001/03/29(木) 14:15 ID:1SeKrJjs
生活習慣というのは恐ろしくも便利なもので、規則正しい生活をしていれば
目覚まし時計が無くても毎日決まった時間に勝手に目が覚める。
しかし昨日の夜更かしのおかげで、今朝は普段の約三十分遅れで目が覚めた、
今日オレの体内時計は正確ではなかった。

目が覚めた瞬間、うすうす寝坊したことには気がついた。
枕元の時計を見て自分の勘を確かなものだと認識すると、
急いで飛び起き、急いでシャワーを浴びた、徐々に頭が完全に冴えてくる。
どう考えても今から梨華を起こして一緒に朝飯を食べながら
悠長に話を聞くなんて不可能だった。
とりあえずスーツを取りにおそるおそる彼女の寝ている部屋に入る。
彼女は枕を抱え気持ちよさそうに寝息を立てて眠っていた。
このまま寝かせておこうと思ったが、ふと昨日の夜に彼女が言った言葉を思い出した。
「だって見ず知らずわたしを泊めて、よく考えたら危険だとか思わないんですか?」
泊めるのはともかく留守番させるのは危険かもしれない、オレが居なければ
彼女はここでやりたい放題できる、部屋の中の物を運び出したい放題だ。
しかし今から彼女を起こしてすぐに事情を説明して部屋から
叩き出すのも時間がかかるし、かわいそうな気がする。
なにより気持ちよさそうに眠っている彼女の寝顔を見ていると、
無理矢理起こす気にはなれなかった。
結局、通帳やカードなど本当に無くなったらやばいものだけ持つと、
テーブルの上にメモを残してアパートを出ることにした。

-------------------------------------------------------------------
おはよう
気持ちよさそうに寝ているので、起こさずに会社に行きます。
腹が減ったら冷蔵庫の中にあるもの適当に食べてしまってかまわないし、
風呂でも何でも自由に使ってくれ、
それからもしインターフォンが鳴っても電話が鳴っても無視してくれ。

出ていくのならオートロックだから鍵のことは心配しなくていい、
もちろんオレが戻ってくるまで居てくれても全然かまわない。

できれば目が覚めたら一度オレの携帯に連絡が欲しい
番号は090−XXXX−XXXX

家主より
-------------------------------------------------------------------
434名無し娘。 : 2001/03/29(木) 16:37 ID:W5gj8ZrI
L型さん良い感じ!
435名無し娘。 : 2001/03/29(木) 16:51 ID:bWNHDcuE
主人公が今までのパターンと違ってクールでいいな。
436名無し娘。 : 2001/03/29(木) 16:54 ID:9f./9JAE
いい!! 続きキボンヌ
437L型 : 2001/03/29(木) 22:23 ID:1SeKrJjs
うちから駅まで走ったおかげで、なんとか無事遅刻せずに会社にたどり着いた。
会社に着いてからずっと携帯電話の気にしながら仕事をしている。
時間が経てば経つほどどうしても梨華のことが気がかりになってしまった、
しかもどんどん考えが悪い方へ向かっていく。
まだ起きていないのかもしれない・・・メモに気がついていないのかもしれない
ひょっとしたらもう出ていったのかもしれない・・・
結局、午前中の間彼女からの連絡はなかった。

12時を少し過ぎ、あまり気になるので早退してしまおうか定時まで会社に残ろうか
考えながらとりあえず飯でも食おうと会社を出て外を歩いていると携帯電話が鳴った。
あわてて取り出し画面を見ると、着信は自分の家からになっている。
「もしもし」
「あの、もしもし梨華です。今話をしても平気ですか?」
「昼休み中だから平気だけど・・・もしかして今起きた?ずいぶんよく寝てたな」
ずっと電話を待ちつづけたせいか、少し口調が不機嫌になってしまった。
「起きたのは2時間くらい前だったんですけど、お仕事中に電話したら
 迷惑かなと思ってお昼まで待ったんです」
淡々と話すその彼女の口調からはまったく嘘は感じられない、
彼女なりにこちらのスケジュールを考慮してくれたのだ。
「そっか勘違いしてた・・・ごめん」
勝手な思いこみとはいえ、自分のとった態度が恥ずかしくなり思わず彼女に謝った。
「いえいえ、それよりあの・・・」

彼女はあまり気にしていないようだが、それでもなぜか話しにくそうだった。
438L型 : 2001/03/29(木) 22:24 ID:1SeKrJjs
「どうした?何か困ったことがあった?」
「・・・メモを読みました、本当に戻ってくるまでここにいても良いんですか?」
電話越しでも梨華の声がすこし震えているのがわかる、どうやら心配なようだ。
「もちろん、嘘を書いたつもりはない、朝ゆっくり話をする間もなかったし
 オレが帰るまで居てくれてたほうがいい」
先程の負い目からか、できるだけゆっくり丁寧に彼女に言葉を返した。
「本当ですか?どうもありがとうございます、それからあの・・・」
彼女の口調が明るくなった、しかしまだ何か言いたげだ。
「どうした?」
まだ話が長くなりそうなので近くのベンチに腰掛けた。
「今日の晩御飯どうされます?」
「食わないで会社終わり次第まっすぐそっちに戻るよ」
「だったら泊めてもらったお礼にわたしが晩御飯を作って
 お待ちしても良いですか?」
彼女の意外な提案にオレは少し驚いた。
「いいけど、冷蔵庫の中にろくな物無いだろ?材料足りる?」
冷蔵庫を開ける音が聞こえた。
「はい、さっきも一度確認したんですけど、大丈夫だと思います」
「それならよろしくお願いするよ」
「料理得意なわけでもないんで、あんまり期待はしないで下さいね」
彼女の声はどこか嬉しそうだった。
「わかった、7時過ぎには帰れると思う。それじゃまたあとで」
「はい、お仕事頑張ってください、待ってます」

頑張って仕事を定時で終わらせて帰ろうと思いながらオレは電話を切った。
439名無し娘。 : 2001/03/30(金) 00:25 ID:UP6L6fN2
L型期待age
440名無し娘。 : 2001/03/30(金) 02:11 ID:tu4mMUvg
すんげーいい!
441lolo : 2001/03/30(金) 13:13 ID:fHABcUhM
age
442名無し娘。 : 2001/03/30(金) 13:52 ID:MNRA5nW2
ヘ(゚◇、゚)ノ~ アアアアアアア!!!!!
443名無しさん@計 : 2001/03/30(金) 16:35 ID:CqMNc0Eg
新たな名作家誕生ですな
444名無し娘。 : 2001/03/30(金) 16:58 ID:y8Y2TGzg
同棲を比較してみる

後藤・・・肉欲

辻・・・監禁

石川・・・清貧

445? : 2001/03/30(金) 23:16 ID:phXzcv4o
終了?
446名無し娘。 : 2001/03/31(土) 00:28 ID:svCgTEYQ
保田の小説希望。
447石熊 : 2001/03/31(土) 02:29 ID:YM6UymFE
俺、飯田の小説書くんで終了する。
どうも一人称のエロは恥ずかし過ぎるんで。
448age : 2001/03/31(土) 13:52 ID:etQtvllc
age
449名無し娘。 : 2001/03/31(土) 14:49 ID:EYyXxN6M
>>312
あっさり入っちゃってるけど、つまり吉澤はすでに処女じゃなかったと言う設定なのか?
450ロロ : 2001/03/31(土) 15:16 ID:t0KDhC8M
>449
細かい事はええがな
451名無し娘。 : 2001/03/31(土) 19:16 ID:lg/lTF1M
age
452名無し娘。 : 2001/03/31(土) 23:55 ID:PlPoumAU
おおい。L型、続きは?
453ホセと申します。 : 2001/04/01(日) 03:25 ID:CnD3NsTo
あれは1年位前だったか?俺は夜勤明けの休みで暇だった為ビデオでも借りようと思い
レンタルビデオショップに向かった。しかし、目ぼしいビデオが見つからず早々と
退散しようと思い足早に店を出て行こうとした。出口にきた時、一人の女性とぶつかった。
俺はよろめきかけたためムカッときて女性の顔を見ようとした。その時、俺はピンときた
そうモーニング娘のメンバーだったのである。だれだったけなぁと考えているうちに
その女性は申し訳なさそうに謝って店内に消えていった。

それから4日後、俺は全く同じ場所にいた。もしかしたらまた彼女と会えるかもしれない
という密かな期待を持ちながら・・・しかし、理由はそれだけでは無かった。俺は3日前に
会社からリストラを宣告されたのであった。仕事で忙しかった為見れなかったビデオでも
借りようと店内を物色して行った。そのとき、俺の視界に一人の女性が写った。
彼女は『先日はどうもスミマセンでした。』と言った。その時も俺はその場を立ち去ろうと
していた。モーニング娘のメンバーかどうか聞こうとモジモジしていたが先に
口を開いたのは彼女の方だった。『スイマセン、ちょっとお願いがあるのですが』と言った。
454名無し娘。 : 2001/04/01(日) 03:29 ID:AUc2/21M
ホセGO!!
455nono : 2001/04/01(日) 05:05 ID:CKOIkAlw
age
456ホセ : 2001/04/01(日) 12:31 ID:CnD3NsTo
彼女は笑顔でこう言った『私、最近引っ越したばかりで家具を移動するの手伝っていただけますか』と。
俺は不思議に思った。なぜ俺みたいな汚い男に声を掛けたんだろう。
そう、リストラのショックで何も手につかず髭さえ剃っていなかったのである。
しかし、彼女の笑顔の前では断るのは不可能だった。俺は「暇なんでいいですよ。」
と言い、彼女に付いていく事にした。
その日は3月だというのに小雪が舞っていた。歩いて10分くらいだったろうか。
高台の上に白いマンションが見えた。“チン”と音がなるとエレベーターがやってきた。
エレベーターの戸が閉まると、そこはお俺とって拷問の場所に変わった。
あのモーニング娘。のメンバーとこんな所にいるなんて・・・俺は信じられなくなった。
彼女は俺の気持ちを悟ったのか笑顔でこう言った『私の家、7階なんです。』と。
しかし、言葉は救いにもならなかった。ほどなくすると7階についた。
マンションの扉には不釣合いな立派な表札が掛けてあった。
俺は「すごい表札だね。」と言った。
彼女は『それ私の父から貰ったんです。最初は私の一人暮らしに
反対してたんですけどねぇ』と笑顔で応えた。
しかし、その表札をみて俺はすべてのことをのみこんだ。
その表札に書いてあったのは・・・
457L型 : 2001/04/01(日) 15:51 ID:E1dW8BTA
簡単に昼食を済ませると会社に戻り、残業を避けるために黙々と仕事をした。
三時を少し過ぎたところで携帯電話にメールが入ってきた。
----明日は会社休みだし、今晩良かったら一緒に飲みに行きませんか?----
同じ課の後輩からだった、同じフロアーにいるのだから
直接声をかけてくれればいいのにと思い、斜め後ろにある
彼女を席の方を振り返ってみると、そこには誰もいなかった。
そういえば今日は外回りだと先日彼女が言っていたのを思い出した。
----ごめん、今夜はどうしてもはずせない用事が入っているんで、また今度誘って----
彼女にメールを返した。それから5分もしないうちにまたメールが入ってきた。
----もしかして彼女さんとデートですか!? いいなぁ----
用事と言えばデートしか思いつかないのかな、この子は・・・
半ば呆れ、やれやれと思いながら再びメールを返した。
----彼女と別れたばかりでそんな相手いないよ----
すると今度は1分もしないうちに電話が鳴った。
「もしもし!? 安部ですけど、彼女さんと別れたって本当ですか!?」
メールと比べてずいぶん速いなと思った。
「ああ、振られちゃったからね」
「そうだったんですか、ごめんなさい、私知らなくって・・・」
急に彼女声のトーンが落ちた。
「気にしなくていいよ、オレから言わなかったんだから知らなくて当然だよ
 今日は大学時代の友達と飯食う約束してたから、また今度誘って」
梨華のことを正直に話すきにはなれなかったので、適当に誤魔化した。
「わかりました、今日はもう用事が終わったんですけど、会社に戻らなくても
 いいと言われているんでこのまま帰ります。それではまた」
「もう上がりか、うらやましいね、それじゃまた来週」
結局話の途中からずっと声のトーンが落ちたままだった彼女のことが
少し気にはなったが、ここで梨華を裏切って飲みに行くわけにもいかないので
放っておくことにした。

気がつくとやるべき仕事はまだたくさん残っていた、直帰の彼女がうらやましかった。
458名無し娘。 : 2001/04/01(日) 16:53 ID:RKAoKbXY
やっほーage
459L型 : 2001/04/01(日) 17:04 ID:E1dW8BTA
その後、特にこれといったトラブルもなく、仕事が順調に終わったので
定時には会社を出ることができた。折角早く終わったのだから何処かに寄って
何か買って帰ろうかとも思ったが、それで時間を費やしてしまっては意味がないので
まっすぐ家に帰ることにした。

「ただいま」
普段一人の時は何も言わないのだけれども、梨華がいるので何となく言ってみた。
「おかえりなさい、夕食もうできてますよ」
すぐに彼女が玄関まで出て、迎えてくれた。昨日とは違いおろしていた髪を
二つに分けて結んでいるせいか、心なし昨日より幼く見えた。
「何を作ったの?」
「シチューなんですけど・・・もしかして嫌いでした?」
彼女が心配そうにこっちを見ている。
「そんなことないよ、どちらかといえば好きだよ
 隣の部屋で着替えてくるから、食事の支度をしてもらえる?」
「はい、今暖め直しますから着替えたらソファーにでも座って待っていて下さいね」
彼女はキッチンに、オレは隣の部屋に向かった。
スーツを脱いで適当にシャツとズボンを選んで着替えた。
言われたとおりソファーに座ってぼーっとしていると、しばらくして
彼女が食事を運んできた。見た目も匂いも問題なさそうだ。
「いただきます」
彼女がテーブルを挟んで向かいに座ったのを確認すると、早速食事を始めた。
正直に言って彼女の作る料理に対して期待をしていなかったが、
実際に食べてみると思っていた以上においしく、かなり驚かされた。
「あの、どうですか?」
彼女はまだ自分の皿に手をつけずにこっちの様子を伺っている。
「うまいよ本当に、よくうちにあった物だけでこれだけのものを作れたな、
 すごいよ」
「本当ですか?・・・良かった」

オレのコメントを聞くと、顔を綻ばせながら彼女もようやく食事を始めた。
460名無し娘。 : 2001/04/01(日) 17:45 ID:iJ6LD08E
age
461名無し娘。 : 2001/04/01(日) 17:48 ID:1ntbQUFg
age
462名無し娘。 : 2001/04/01(日) 19:48 ID:09YGFS5U
L型、いいなぁ。
463名無し娘。 : 2001/04/01(日) 21:46 ID:5BrTT6P.
あげ
464名無し娘。 : 2001/04/01(日) 23:44 ID:JacBNKZw
ホセつづきー
465名無し娘。 : 2001/04/02(月) 00:12 ID:r5SSq.p2
L型、すばらしい。
466名無し娘。 : 2001/04/02(月) 00:20 ID:uVf2Chjw
2月11日
今日も加護ちゃんが来た、いつも学校帰りに食べ物を持ってきてくれる,
なぜ自分のような浮浪者の所に毎日来るのか分からないが彼女のおかげで
最近はたのしくなってきた。
2月14日
今日はバレンタインデーと言ってチョコを持ってきてくれた。10年前に
離婚してから始めてのチョコレートだ。涙が出そうになった。
2月20日
最近は加護ちゃんと会っていると襲いたい衝動に駆られるようになってきた。
ふと足が出ている瞬間などはほんとにやってしまおうかと考えてしまう。
2月22日
だめだ,どうしたら良いのか分からない。あんなに良い子を傷つける
わけには行かない、でも襲いたい衝動はどんどん大きくなる。
引っ越すことも考えたが彼女に会えなくなるのが怖くてそれもできない。
2月30日
穴を掘ることにした。加護ちゃんとの思いでのある、そして彼女が生きている
そばであるこの場所に。ここで誰にも知られずに眠ることが、加護ちゃんを
感じながら眠ることができるならそれが一番だ。
467名無し娘。 : 2001/04/02(月) 00:31 ID:FMueWPPY
つづききぼ〜ん
468L型 : 2001/04/02(月) 00:34 ID:qqyeJaA6
天気のことや、今日一日お互いどうしていたかなど他愛のないことを
話しながら食事は進んでいった。
オレは自分からまだ彼女自身のことについて聞くことを意識的に避けていたし
彼女もその話題に触れようとしなかった。

「ごちそうさま、本当においしかったよ」
「そう言ってもらえると嬉しいです。それじゃ洗い物やりますね」
食事が終わると、彼女は立ち上がろうとした。
「まだ座っていていいよ、洗い物はオレがやるから」
オレは彼女より先に皿をまとめると立ち上がった。
「いいですよ、わたしがやりますから」
「いいから座ってて、そのくらいはやるから」
彼女は嫌がったが、洗い物は自分でやることにした。
料理を作ってもらって洗い物までやらせるのは嫌だったし、
何より彼女の料理に感謝をしていたからだ。
「テレビでも見てな、洗い物終わったらお茶でも入れるから」
「わかりました」
彼女は渋々承知した。
それからしばらく、お互い何も喋らず、部屋にはテレビの音と
皿を洗っている音だけが響いていた。
いい加減にそろそろ彼女のことを聞かなきゃな・・・

一通り洗い物を終えると、昨日と同じように紅茶を入れる準備を始めた。
469名無し娘。 : 2001/04/02(月) 00:40 ID:r5SSq.p2
L型、ゴーゴー。
470名無し娘。 : 2001/04/02(月) 00:46 ID:wTkPymD2
ホセー
471L型 : 2001/04/02(月) 01:35 ID:qqyeJaA6
「熱いから、気をつけて」
彼女に紅茶の入ったマグカップを渡すと、ソファーに腰を下ろした。
「ありがとうございます」
彼女はマグカップを両手で持つとそのままじっと中の紅茶を見ている。
「もしかしてミルクと砂糖必要だった?」
自分が入れないものだからすっかり忘れていた。
「いいえ、別にそんなんじゃないです」
「じゃあもしかして猫舌?」
「はい・・・どちらかって言うと熱いの苦手なんです」
彼女は少し照れていた。
「そっか、別に急いで飲む必要はないから」
オレは何事もなかったように紅茶を飲み始めた。
「いえ、少しずつなら平気ですから」
そんなオレの様子を見て
彼女もふぅふぅと紅茶に息を吹きかけながら少しずつ飲み始めた。
「あの」「あのさ」
突然二人の声がほぼ重なった。
「いいよ、君から先に行って」
「そんな、いいですよ、先に言ってください」
お互い譲り合って一歩も引かない。
少しの間そんな状態が続いたが、結局彼女の方が先に折れた。
「あの・・・テレビ消してもいいですか?」
「いいよ別に、オレが見ていたわけじゃないし」
オレはリモコンを取るとスイッチをOFFにした。
「それだけ?」
「はい、それだけです」
彼女はまだ熱いのかマグカップを両手で抱えている。
「じゃ、オレの方の話をしていいかな?」
「はい」
彼女がじっと俺の目を見た。おそらく彼女は
オレが言おうとしていることに気がついている。

「昨日の夜も今朝もごたごたしていて聞きそびれたけど、
 そろそろ君のことを聞かせてもらえる?」
472名無し娘。 : 2001/04/02(月) 02:13 ID:Voy9Nn52
agenakyaikanndarou
473文才0 : 2001/04/02(月) 02:17 ID:uRaVbp2I
わしも書きたいがみんな上手いんで書けんよ・・・

474名無し娘。 : 2001/04/02(月) 02:24 ID:Voy9Nn52
suzuka様続編キボーン
475名無し娘。 : 2001/04/02(月) 03:32 ID:XozVGBlA
>>406
 そうですか。次回作気長に待ちます。
ちなみに今はどこで書かれてるんですかね。
 L型さん、すばらしい。
早く続き読みたくなる展開・・・。
476名無し娘。suzuka : 2001/04/02(月) 09:42 ID:qN2rjtdQ
>>475
直リンしては悪いと思うからヒント

実況板があるところ。
477名無し娘。 : 2001/04/02(月) 09:54 ID:DoHNzuAc
なっち
478ホセ : 2001/04/02(月) 13:44 ID:G9tdUAs6
新入りの身分で申し訳ありません。登場人物誰がいいと思いますか?
まだ文中では「彼女」としか出ていないんで誰にするのも可能です。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
479名無し娘。suzuka : 2001/04/02(月) 14:57 ID:qN2rjtdQ
>>474
エロ小説を考えていたけど、
なんか今回のヤツのエロの部分が不評だったから
止めときますわ。
(後藤が年下の主人公を性的にいじめるっていうの)
480名無し娘。 : 2001/04/02(月) 15:19 ID:mcj6X9.E
>>478
(;´Д`)<よ、よっすぃ〜で・・・
>>479
(;゚Д゚)<よ、読みてぇ・・・
481名無し娘。 : 2001/04/02(月) 16:29 ID:Sl.9QPm.
L型・・・狂おしくイイ…
482名無し娘。 : 2001/04/02(月) 16:45 ID:G9tdUAs6
L型さん 最高でーす。
483O田@狂信的加護派 : 2001/04/02(月) 17:59 ID:F/.HHswI
  ,,,,,,,,,,,,,,,∧,,∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′,,,,,,,,,,ミ,,゚Д゚彡<  ま〜、俺は加護ちゃんの事しか考えてないけどね〜。
 UU"""" U U    \_________
484名無し娘。 : 2001/04/02(月) 22:40 ID:IDhkaOYE
age
485名無しさん : 2001/04/02(月) 23:16 ID:Tj6BMC5Q
>ホセ様
よっすぃ〜ハァハァ
486ホセ : 2001/04/02(月) 23:20 ID:G9tdUAs6
ヨッスィーで逝ってみようと思います。
明日から学校が始まるんで更新が遅くなりますが期待しないで待っててください。
487名無し娘。 : 2001/04/03(火) 00:13 ID:mZ0TAkJE
きもい
488名無し娘。 : 2001/04/03(火) 00:28 ID:NISkk3AA
>ホセ様
よっすぃ〜でたのんます。
489名無し娘。 : 2001/04/03(火) 03:41 ID:7og3RuJs
         ☆
           ⊂⊃    /   .。.:*・゜☆.。
       へ ( ´D`) /
      彡  つ  つ  <てへてへ。
       〜   /
       (/ (/
490名無し娘。 : 2001/04/03(火) 08:45 ID:qyEyJd..
中学ん時の話。友だちが家に遊びに来た。
そいつはけっこう仲のいいやつでクラスの女の子で
誰が好きかなんてことも話したりした。
そのうちそいつが
「おまえ妹いるんだろ。どう?仲いいの?」
と聞いてきた。
「別に・・・。普段あんまり話とかしないし・・・。」
おれは話題をそらそうとした。
はっきりいって妹の話はしたくないのだ。
でも、そいつはしつこく聞いてきた。
「女のきょうだいってさあ、なんかいいよな。
甘えられたりしたらうれしくない?」
そのとき、急にドアが開いてあさみが顔を出した。
「おにいちゃん、お母さんがごはんできたから降りてこいって」

「・・・」
「・・・」

食事中もそいつは口数が少なかった。
友だちが帰ったあと、おれはあさみをぶん殴った。
「ドアを開けるときはノックしろって言ってるだろ!!」
あさみは泣き出すし、おふくろには怒られたが、
おれははずかしさのあまりそれどころではなかった。
学校で「あいつの妹すんげえブスなんだぜ」とか
言いふらされたらどうしようと思うと、夜も眠れなかった。

今日、そんなあさみがお嫁に行く。
あのとき殴ったりしてごめんな。
そして、おめでとう。
控え室で緊張気味に座っているあさみにそう言ってやりたかったが、
言葉にならなかった。
491名無し娘。 : 2001/04/03(火) 09:53 ID:MCW4lQkk
いいハナシだな・・・(笑)
492名無し娘。 : 2001/04/03(火) 12:30 ID:if8.yWRM
あげ
493名無し娘。 : 2001/04/03(火) 16:22 ID:ITA8ZddE
あげちゃいますぅぅぅぅ
494名無し娘。 : 2001/04/03(火) 18:59 ID:6dwRlPCM
あげ
495名無し娘。 : 2001/04/03(火) 22:23 ID:dfelMDX6
age
496ポルノ : 2001/04/03(火) 23:10 ID:iQigSKes
L型期待age
497名無し娘。 : 2001/04/04(水) 00:54 ID:pRqQVMYc
L型に期待。
498: 2001/04/04(水) 03:34 ID:8SFRuuCY
「なあ、今週の土曜に久しぶりに音合わせしないか?」
俺は友達に電話で話した。
「いいけど土曜は彼女と約束してんだよなぁ・・・」
受話器の向こうで友達の声が聞こえる。
「頼むよ、土曜しかみんな都合合わないみたいだしさ。」
俺は一応バンドをやってる。
バンドっていうよりはたまに友達と演奏するっていう方が合ってる。
楽器はギター。それなりに前からやってるだけ合ってそれなりには弾ける。
「それよりさぁ、お前まだギター練習して音楽関係の仕事に就けばモー娘。に会えるって思ってんの?」
受話器の向こうで呆れた声がした。
「そんなわけないだろ、それより土曜な。じゃ、また」
そう言って俺は受話器を置いた。
確かに「音楽関係の仕事に就けば〜」っていうのがギターを始めた切欠でもあった。
まあ始めた頃は俺もガキだったからな、無理だって解りつつもギターを始めてた。
今は違う、多分・・・。
「さ〜て、春休みだし、明日は外行ってなんか見てこようかな。」
499: 2001/04/04(水) 03:34 ID:8SFRuuCY
次の日、俺は渋谷に行く事にした。
「やっぱり混んでるなぁ、人多すぎ」
まあ春休みだから当たり前なのか。
それにしてもカップルでごった返してる中、一人身は居心地が悪い。
「特に用無いし、早めに帰るか・・・」
まだ昼を過ぎたくらいだったが、俺は駅に向かうことにした。
道路の方を眺めながら歩いてると誰かにぶつかった。
「あ、すいません・・・」
女の子だ。ぶつかったせいで帽子を落としたらしい。
「大丈夫ですか。」
「あ、はい」彼女が俺の方を見た。
「・・・あの・・もしかして、石川梨華さんですか?」
俺がそう尋ねた瞬間周りにいた大勢の人達がこっちを向いた。
「え、あ・・・ちょっといいですか」
彼女は俺を引っ張って近くにあった喫茶店に駆け込んで俺を席に座らせた。
「すいません。あんなこと聞いちゃって・・・。ってことはでも本物なんですか?」
「・・・はい。」
当たり前だが俺は夢ではないかと疑った。
しかし、このまま彼女とここに居るわけにもいかないだろう。
「すいません、色々と。お金は俺が払っとくんで・・・」
そう言って俺は席を立った。
「あの、良かったら一緒に行きませんか?」
突然彼女がそう言いだした。
「え?」俺は思わずそう口に出してしまった。
500: 2001/04/04(水) 03:35 ID:8SFRuuCY
sage忘れた。すいません
501名無し娘。 : 2001/04/04(水) 03:39 ID:AcROW5LM
続きをよろしく
502名無し娘。 : 2001/04/04(水) 06:37 ID:byjB.Mp2
>>L型
放置プレイは嫌!!
503名無し石川。 : 2001/04/04(水) 10:39 ID:MHd9OGHI
カモン!L型!!
504ポルノ : 2001/04/04(水) 12:50 ID:PkCgga2c
L型がんばれ!!
(S・A・Sと家庭教師はどこいった…)
505名無しさん : 2001/04/04(水) 14:03 ID:.d8PoaII
全レス読んだら1時間掛かった(ワラ
あと、L型さん頑張って。
あと誰でもいいからあんまりエロくないの書いて。
506名無しさん : 2001/04/04(水) 20:35 ID:ZHv5bpP.
早く書いてage
507L型 : 2001/04/04(水) 23:01 ID:an3na/ZE
「そうですよね、わたしもそろそろ話さなきゃって思ってました」
そう言って梨華はマグカップをテーブルの上に置いた。

「わたしの家、お父さんはわたしが小さい頃に亡くなって、ずっとお母さんと
二人暮らしだったんです。 お父さんがいなくて寂しくなかったと言えば
嘘ですけど、お母さんと二人で本当に仲良く暮らしていたんです」
彼女は少し冷めた紅茶を一口だけ飲んだ。
「でも2ヶ月前にお母さんが交通事故に遭ったんです、警察の人はひき逃げ
だって言ってました。わたしは学校にいるときに連絡を受けてすぐに
病院に向かったんですが、間に合わなくて病室に着いたときにはすでに
お母さんは冷たくなっていました・・・あまりに突然のことでわたしは目の前に
ある光景を信じることができず、ただ呆然としてしまいまったく涙が出ませんでした

その後、わたしは親戚の人たちに助けてもらい、お母さんのお葬式をしました。
そしてその時になって初めて本当にお母さんがもうこの世にはいない、
自分はひとりぼっちになってしまったんだって実感して泣きました」
508L型 : 2001/04/04(水) 23:05 ID:an3na/ZE
オレは黙って話を聞き続けた。
「お葬式の後、親戚の人たちは誰がわたしを引き取るかで話をしていました。
その結果、お父さんの兄にあたる、義剛おじさんがわたしを引き取ることになりました。
わたしは気持ちはありがたかったのですが、母と暮らしたアパートを出るのが嫌で
断ろうとしました。でもおじさんに『子供一人じゃ何にもできない、俺に任せろ』
って言われて結局お母さんの四十九日を終えた後、アパートを引き払っておじさんの家で
お世話になることになったんです。ちょうどおじさんの経営している牧場が
人手不足だと聞いて、わたしは学校を辞め、牧場を手伝うことにしました。
おじさんは凄く喜んでくれました。でもその頃からわたしはおじさんのことが
苦手になっていきました。仕事中何かとあるとおじさんはわたしの体に触れてくるし
それにわたしを見る視線がなんていうかいやらしい気がしてきたんです。
だけどもおじさんには自分の家族があるし、
それは自分の気のせいだって思いこもうとしました」
心なしか彼女の声が震えていた。

「でも・・・おじさんの家に住むようになって一週間目の夜、おじさんはいきなり
わたしが寝ている部屋に現れるとわたしに襲いかかってきたんです」
509名無し娘。 : 2001/04/04(水) 23:16 ID:JxbEM6ok
あああ!義剛このヤロー!!!
510名無し娘。 : 2001/04/04(水) 23:36 ID:Cw5n8.Ok
ホセ様 つづききぼ〜ん
511名無し娘。 : 2001/04/04(水) 23:40 ID:U8oY6y42
義剛…。生々しいネタだね…。
512名無し娘。 : 2001/04/04(水) 23:47 ID:gQDS7CL2
カモンL型!age
513名無し娘。 : 2001/04/05(木) 00:10 ID:9xuGCR0s
義剛・・・待ってましたと言わんばかりの
登場ですね。
514名無し娘。 : 2001/04/05(木) 01:11 ID:LhL6yYLU
義剛てめえ!!
515名無し娘。 : 2001/04/05(木) 01:16 ID:Vb78eKUM
>>509
思っていても言葉にしちゃう所がワラタ。
516名無しさん@計 : 2001/04/05(木) 01:24 ID:qFuqGm2E
>「そうですよね、わたしもそろそろ話さなきゃって思ってました」
これって二重の意味があるような・・・
517名無し娘。 : 2001/04/05(木) 01:25 ID:gK1hVglM
リカコイ。
518名無し娘。 : 2001/04/05(木) 01:30 ID:oW/L7NSA
今から義剛を殺リに逝く!
519名無し娘。 : 2001/04/05(木) 02:13 ID:lsiw1rTs
結局L型もエロなのか?
しかし義剛のイメージ下がる一方だな(w
520名無し娘。 : 2001/04/05(木) 02:14 ID:EM0cDw/Y
テレ朝のインタビューは、さすがにひいたよ
521名無し娘。 : 2001/04/05(木) 02:15 ID:GFyQ72GE
>>519
いや、元からこんなイメージ
522L型 : 2001/04/05(木) 02:41 ID:A2/c6n3M
「わたしは体をよじらせて必死に抵抗しました、でもおじさんの力は強く
どうにもできませんでした。少しでも抵抗を止めると服を脱がされそうになり、
わたしはもうすべてが嫌になって、『止めてくれなかった舌を噛んで死にます』と言って
舌を噛みきろうとしました。するとあわてておじさんはわたしから離れました。
そして『そんなに俺が嫌か?そんなに俺を拒むのか?だったらこの家から出てけ!!』
とわたしに怒鳴り部屋を出ていきました。おじさんはきっとそう言えばどこにも
行く当てのないわたしがおとなしくなると思ったのかもしれません。
でもわたしは言われるままに荷物をまとめるとおじさんが様子を見に戻ってくる前に
家を出ていきました。それからわたしはおじさんが追ってこないかびくびく
しながら牧場から駅までの道をひたすら歩き、駅に着く頃には空が明るくなっていました。
523名無し娘。 : 2001/04/05(木) 04:26 ID:GB/odhFM
age
524殺す : 2001/04/05(木) 04:34 ID:JmonlmxQ
義剛ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!
525名無し娘。 : 2001/04/05(木) 04:35 ID:KyPpsL2Q
あはははは、面白い。
526名無し娘。 : 2001/04/05(木) 06:46 ID:GB/odhFM
早く書いてage
527名無しさん : 2001/04/05(木) 07:48 ID:h6dWdjjw
このストーリーは、場所が北海道だったのか・・・
528名無し娘。 : 2001/04/05(木) 07:48 ID:Ak.MSIq6
>>518
よし一緒に行こう。
ぜってー殺す!!!!
他にいるかい?
529名無し娘。 : 2001/04/05(木) 10:03 ID:a91/DFpM
age
530ポルノ : 2001/04/05(木) 10:14 ID:exnliuuU
ぐぁおおおお!
続き早めにきぼーん
531名無しさん : 2001/04/05(木) 10:23 ID:.Q1ZROIY
L型、早く書いて。
532名無し娘。 : 2001/04/05(木) 10:25 ID:/33UalGY


  ノ     ∧     /) ∧
  彡  ノW \从/V  W \   ミ
  (  ノ        |      ノ \)
  ∩V      、、 |       >V7
  (eLL/ ̄ ̄\/  L/ ̄ ̄\┘/3)
  (┗(      )⌒(      )┛/
   ~| \__/ |  \__/ |~     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    爻     < |  ;     爻    < >>石川ってウンコするの?+加護はET
    ~爻     \_/  _, 爻~      \______
     ~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
     /    ー ̄ ̄\_ ̄\
  _一‘     < ̄ ̄\\\J
<\       ー ̄ ̄ヽ_ヽJ   ̄\_
  \     _ニニニヽ )       ~\
   \  _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\
533名無し娘。 : 2001/04/05(木) 12:27 ID:siHl.QGM
ホセ 続き早く
534名無し娘。 : 2001/04/05(木) 14:44 ID:3VBrhWGI
>>532
しないよ。
535名無し娘。 : 2001/04/05(木) 16:40 ID:PwXnXpnU
  λ  
  (  ヽ
\(^▽^)/<チャオ〜〜♪
 (____)
536名無し娘。 : 2001/04/05(木) 22:59 ID:RL./7bW.
S.A.S 続き始まりますよ
537名無し娘。 : 2001/04/05(木) 23:46 ID:KWXBrHiM
>536
なんでわかるの?
538ポルノ : 2001/04/06(金) 00:15 ID:MVL4Ouao
>>536
なら、早くはじめてくれage
539名無し娘。 : 2001/04/06(金) 01:26 ID:GEhm8bto
age
540名無し娘。 : 2001/04/06(金) 01:40 ID:tOWSxJJQ
ジリリリリリリリリ!!目覚ましが鳴る。
朝。
(もう、こんな時間か)
ようやく慣れはじめた早起き。ようやく慣れはじめた仕事。
キッチンの方からはミソ汁の匂いがする。
(あ、朝メシ作ってくれてるんだ)
何もかもが新しい生活。
でも、あの頃はここまで変化の大きいモノなのか想像だにしていなかった。
そう、あの頃は・・・・・


あれは、まだ蒸し暑さの残る9月の夜。
就職もなんとか決まり、バイトをしながらのんびりと残りの日々をただ過ごしていた、
そんなある夜。

友達とそれなりに飲んだ後、ひとりホームで終電を待つ。
さすがに夜の風は、酒で熱った頬には冷ややかで心地いい。
ふと、周りを見渡すと、ベンチに座っている人がいる。どうやら一人ではなかったらしい。
ちょっと派手めな格好をした、その女性は座っていると言うよりは、持たれかかっている。
うつむいて、動かない。

(寝てるんじゃないのか?)

541540 : 2001/04/06(金) 02:08 ID:qIrSmUPA
終電もそろそろだ。ベンチに向かって歩いてゆく。
顔を覗き込んでみる。完全に目を瞑っている・・・
(酔っぱらいか?)「大丈夫ですかー?終電、もう来ますよ」
「・・・ん、ううん・・・大丈夫・・大丈夫・・・」
全然大丈夫に見えない。閑散としたホームにアナウンスが響く。
「ちょっと、全然大丈夫じゃないじゃないですか。終電、乗りますよね?」
「ん・・・乗る。帰る、帰る・・・」とは言ってても、立ち上がれそうにも無い。
(仕方ないな)「すいません、失礼しますよ」
酒のせいで気が大きくなっていたのか、今思えば、余り普段の自分らしくない大胆な行動に出た。
女性の肩に手を回し、半分担ぐようにして、ちょうどホームに入ってきた列車に乗り込んだ。

見た目の感じとは裏腹に以外に、華奢なカラダ。

とにかく、ガラガラの座席にふたりでドシンと座り込む。
「どこで降りるんですか?」聞いてみる。
「ん?うーん、××・・・」おんなじ駅だ。
(こうなったら、トコトン付き合うしかないか)腹をくくった。
「ボクもそこで降りますから、寝てていいですよ」
542名無し娘。 : 2001/04/06(金) 02:20 ID:YMXxNWBo
いいねぇ
543名無し娘。 : 2001/04/06(金) 02:32 ID:soLPcwWE
期待age
544540(えいじ) : 2001/04/06(金) 03:26 ID:v.fjIKvw
「うーん・・・すまんなぁ・・・大丈夫、だいじょうぶ・・・」
彼女はそんなことを言いながら、肩に寄り掛かってきた。
(ちょっと役得かな・・・)と思いながらもこの人はなんなんだろう?
という疑問が湧いてきた。服装や、色を抜いた髪を見ると、どうやら普通のOL、
という風には見えない。(おミズのお姉さんかな?)どうも、そんな感じだ。
「はぁ・・・、もう疲れたわぁ・・もうダメやわぁ・・・・」
うわごとのように何かつぶやいている。
まぁ、酔っぱらって愚痴っぽくなるヤツは何人も見てるんで、別段気にしなかった。
「帰りたい・・・帰りたいわぁ・・・・・・グスッ・・・」
そういえば、なんか訛りがあるように聞こえる。関西弁だろうか?
自分も田舎から出てきた身だ。(苦労してるんだろうなぁ・・・)
なんとなく同情してしまった。
彼女の頭をぐっと自分の方に寄せて、髪を撫でていた。
「グスッ・・・・グスン・・・・・」

ボクはそのまま、髪を撫でつづけていた。
545ドロップキック : 2001/04/06(金) 13:35 ID:OmOuwWRk
終電ネタがはやってるの?
546名無し娘。 : 2001/04/06(金) 17:28 ID:6uzi0Dp6
wノノハw
(。^〜^。) <ベーグル、たべる?
  っ◎  
547540(えいじ) : 2001/04/06(金) 18:16 ID:sGBzFtIo
実はたまたま以前から書き始めておいたものなんですが・・・
たまたまです。>>545
気を悪くしないでください。L型さんすいません。

新人なんですケド、続けてみてもいいッスか?
548名無し娘。 : 2001/04/06(金) 19:20 ID:LzFjlq56
是非是非!お願いします!
549名無し娘。suzuka : 2001/04/06(金) 21:27 ID:0RQjfq6A
>>547
e(^。^)g_ファイト!!
550名無し娘。 : 2001/04/06(金) 23:29 ID:YMXxNWBo
やっちゃえ、まずやっちゃえ
551L型 : 2001/04/07(土) 00:49 ID:VgkycLi.
>>547
全然気にせず続けてください
自分も新人ですからお互い頑張りましょう
552名無し娘。 : 2001/04/07(土) 01:18 ID:xVbIUj6U
wノノハw
(。^〜^。) <ベーグル、ageる!!
  っ◎
553名無し娘。 : 2001/04/07(土) 02:08 ID:toOjzh6U
ホセふっかつきぼーん
554名無し娘。 : 2001/04/07(土) 02:22 ID:Acogsx7Y
なっちとやりたいべ
555名無し娘。 : 2001/04/07(土) 03:16 ID:2zUdaH0s
≫536
嘘吐き
556名無し娘。 : 2001/04/07(土) 04:02 ID:uDQ4pP/Y
L型早く書いてage
557名無し娘。 : 2001/04/07(土) 04:05 ID:hrPLrcu6
小説お願い
558えいじ : 2001/04/07(土) 04:08 ID:eU64qNv.
>>551
ありがとうございます、頑張りましょう!
それではみなさま、しばし(長くなりそうかな)お付き合いを。

てか、「タマタマ」言い過ぎですね、私。
559えいじ : 2001/04/07(土) 04:10 ID:eU64qNv.
「うーん・・・すまんなぁ・・・大丈夫、だいじょうぶ・・・」
彼女はそんなことを言いながら、肩に寄り掛かってきた。
(ちょっと役得かな・・・)と思いながらもこの人はなんなんだろう?
という疑問が湧いてきた。服装や、色を抜いた髪を見ると、どうやら普通のOL、
という風には見えない。(おミズのお姉さんかな?)どうも、そんな感じだ。
「はぁ・・・、もう疲れたわぁ・・もうダメやぁ・・」
うわごとのように何かつぶやいている。
まぁ、酔っぱらって愚痴っぽくなるヤツは何人も見てるんで、別段気にしなかった。
「帰りたい・・・帰りたいわぁ・・・・・・グスッ・・・」
そういえば、なんか訛りがあるように聞こえる。関西弁だろうか?
自分も田舎から出てきた身だ。(苦労してるんだろうなぁ・・・)
なんとなく、同情してしまった。
ボクは彼女の頭をぐっと自分の方に寄せて、髪を撫でていた。
「グスッ・・・・グスン・・・・・」

ボクはそのまま、髪を撫でつづけていた。
560名無し娘。 : 2001/04/07(土) 04:28 ID:ev3uAfzg
>>559
それは読みましたが・・・
561えいじ : 2001/04/07(土) 05:55 ID:wm9TSaCo
>>560
あ、ほんとだ!お恥ずかしい。
562えいじ : 2001/04/07(土) 05:56 ID:wm9TSaCo
駅に着いた。彼女はまだうつむいたまま。一人でも歩けないようだ。
ボクはそのまま肩を貸して、駅を出た。
「家、どっちです?」
「あっち・・・」
彼女が指差した方向を見てほっとした。(おんなじ方向だ)
正直、ボクもそこそこ飲んでいたんで相当にダルい。反対方向でなくて良かった。
「こっち・・・」「そこ左・・」
彼女に指図されるまま、静まり返った街を歩いて行く。
しかし、驚いたことにますます自分の家に近づいてゆく。
方向どころではない。

「ココ・・・」

びっくりした。なんとボクのアパートのすぐ近く。歩いて5分、というところか。
白い、ちょっとこじゃれた感じのマンション。
(やっぱいい給料もらってるんだろうな)そんなことを考えているうちに、
足のしっかりしてきた彼女に、引っ張られるようにその建物に入って行った。

最上階、いちばん端の部屋の前で立ち止まる。
ハンドバックから鍵を出し、ドアを開ける。
「じゃ、大丈夫ですね?ぼくはこれで」体を離して一人で立たせようとする。
しかし、彼女は逆に僕に抱き着くようにしてきて、「ワッ」と、泣き出した。
靴でいっぱいの玄関先、ボクはバランスを崩して倒れ込んでしまった。

ドシャッ!!

「あたたた・・・」
「エグッ・・・グスン・・・グス・・・・・」

押し倒されたような形になってしまった。(またか・・・)
仕方が無いので、僕はそのまま髪を撫でながら彼女が泣きやむのを待った。
563えいじ : 2001/04/07(土) 06:00 ID:wm9TSaCo
どれくらい経ったろうか。
「グス・・あ・・・何してるんやろ?わたし・・・」
「もう、いいですか?」
「あっ!ごめん!!」とっさに離れる彼女。
「えっと・・・、ん?」ちょっと怪訝な顔をする。
「あなたが駅のホームで・・・」
「あっ!そっか!送ってきてくれたんやな。そや!そや!」
「そうですよ。それ以上のことは何もしていませんよ」
「ごめんなぁ〜、なんかお礼しないとな・・・」
「別にいいですよ。まっ、ボクも近所に住んでるんで。また会った時にでも。」
「そっかー、とにかくゴメンな。ありがとな。」
「じゃ、ボクはこれで・・・」
立ちあがり、玄間から出ようとすると、彼女が腕を引っ張る。
「ほんとアリガト!でも、このことは誰にも話さんといてな。」
彼女はウインクしながら、舌を出して謝っている。
「はぁ、話さないでくれと言われれば、話しませんけど・・・」
「サンキュ!ありがと!!あんたエエ男や!!感謝しとく」
「はぁ、じゃあ・・・」
急にハイテンションな彼女に押されて、ちょっと戸惑いながら玄関を出ていく。
「ありがとなー」
ドアから顔を出して、手を振っている。
「話さないでくれ」って自分で言ってたくせに、
これじゃ近所の人が起きてしまうんじゃないか?
そんなことを考えながら、空を見上げるとかすかに白んできている。
まだ手を振っている彼女に、軽く会釈をしてから、階段を降りていった。
564ポルノ : 2001/04/07(土) 08:02 ID:itlJxPOI
なんか、ここのひとはみんなおもろいなあ
でも、放置してるひとは、早く書いてくれええええ!!!
565名無し娘。 : 2001/04/07(土) 09:03 ID:/U6uMKGo
家庭教師の作者さんと、S.A.Sの作者さんはもう
やめてしまったんでしょうか…。
566えいじ : 2001/04/07(土) 12:36 ID:U4S95MKM
トゥルルルルルルル!ルルルルルルル!!
電話の音で目が覚めた。「おう、まだ寝てたのか?」近所の友達からだ。
「ケータイにも掛けたんだケド、出ないからさ。んで、学校行かねーの?」
もう、昼を過ぎている。今から行ったって・・・
それに、もう授業なんかどうでもいいし・・・
「今日はいいや」「今日もだろ?」電話の向こうで笑っている。
「メシでも食いに行かねー?」「うん、腹減った」
「んじゃ、いつものとこ」「ラーメン?今日はあっさりしたもんの方が・・・」
「なんだよ。んじゃ、とにかくおまえん家行くわ」「おう」
友人が来る前に、シャワーを浴びる。髪を拭いていると、ちょうどやって来た。
「どこ行くよ」「うーん、和食系」「じゃ、あの定食屋でいいか?」
「そだね」髪を乾かすと、サイフと鍵を持って、あとケータイ、ケータイ・・・
・・・・・ケータイが無い!!
「ケータイが無い・・・」「はぁ?」どこにも無かった。
「どーりでオレが掛けても出ないわけだ」

あんまり待たせても悪いんで、とりあえずメシを食いに行く。
飲み明けに定食屋のミソ汁はうまかったけど、気になって仕方が無い。
「なんだよ、昨日そんなに飲んだのか?おまえがそんなに
 酔っぱらうなんて珍しいな。俺も行けば良かったよ」
そう、コイツは昨日の飲みに来てない。一人で帰ってきたはずだ。
別れた後、一人で昨夜のことを思い出していた。
結構飲んで、終電しか残ってなくって・・・
(そーだ、あの女(ひと)!!)思い出した。(まさかスられた!?)
いや、彼女相当酔ってたし、第一サイフじゃなくてケータイなんか・・・
(そうだ!!あの時だ!!)彼女の家の玄関先で押し倒された時!
しかし、彼女の泣き顔と、別れ際の顔を思い出して、
もうひとつ重大なことに気付いてしまった。
あの女って、TVで見たことある!モー娘。の・・・
567えいじ : 2001/04/07(土) 12:38 ID:U4S95MKM
TVは良く見る、特に音楽番組はマメにチェックする方だ。
アサヤンもたまに見てるし、
モーニング娘。がだいたいどんなものかは知っている。
印象は、「メンバーの出入りが激しい」
「カラオケで女の子が歌うと、盛りあがるよね」そんなところ。
いたって平凡なもんだと思う。
しかし、事は重大だ。昨夜のことを思い出してみる。
フツーに考えても、すごい事なのに、その女性がブラウン管の向こう側の人間。
しかも、あのモーニング娘。リーダー、中澤裕子・・・・

「とにかく、電話してみよう」(出てくれるかな?)
家の電話から、自分のケータイにダイヤルする。
トュルルル・・・トゥルルル・・・
(そういえば、必ずしも彼女が持ってるってわけでもないんだよな・・・)
(それに、まだあの人“中澤裕子”って決まったわけでもないし)不安になる。
「あ、もしもし・・・」女性の声(出た!!!)
「も、もしもし、あの、その、で、電話の持ち主なんですけど・・・」
声が上ずっている。
「あ、昨日のキミか?よかった〜、本人からで」
「やっぱり、昨日の・・・あの、それで・・・」
「ケータイなくって不便やったやろ?で、どうしよか?取りにくる?」
「あ、ハイ・・・でも、いいんですか?また家まで行っても?」
「う〜ん、まぁ、大丈夫やろ。それよりキミも大変やろ。ケータイ無いと」
「ハイ、そうですけど・・・」
「そやな・・・11時頃、階段とこで待っといてくれる?」
「わかりました。それじゃ、その頃うかがいます」「んじゃ、またなー」

手が汗ばんでいる。気が付くと正座だった。
568名無し娘。 : 2001/04/07(土) 12:52 ID:GK39xD0c
えいじ君もっと書きたまえ
569名無し娘。 : 2001/04/07(土) 13:01 ID:FSsswKv6
続きが気になる〜!
570名無し娘。 : 2001/04/07(土) 14:49 ID:2zUdaH0s
S.A.Sの続きまだ始まらないのかな〜
571名無し娘。 : 2001/04/07(土) 19:36 ID:ppZy..qs
早く書いてage
572名無し娘。 : 2001/04/07(土) 20:30 ID:muiRInx6
えいじ君グッド。
ホセカモン
573えいじ : 2001/04/07(土) 21:31 ID:0CLpc5xo
11時、時間通りにボクは昨夜のあの場所に来ていた。
マンションの入口、階段の手前で待っている。なかなか来ない・・・
10分ぐらい経ったろうか、タクシーが止まり、女性が出てきた。
「あー、ゴメン、ゴメン。ちょっと押してな」
やっぱりそうだ。“中澤裕子”本物だ。
昨夜と同じような派手な格好。目の前まで来て、サングラスを外す。
(昨日はしてなかったな)そんなことを考えていると、
「いやー、ほんとよかったわ。何回か鳴っていたみたいやけど、
 たまたま出たのが本人からの電話で。はい、コレ」電話を差し出す。
「昨日はほんとアリガトな。恥ずかしいとこ見せてもうたわ」
「いえ、全然そんなことないです。こちらこそ、わざわざ…」
「うーん、やっぱお礼したいわ。ちょっと上がってき。お茶飲んできーな」
「え!?いいんですか?まずいんじゃ、ないですか?」
「いいから、いいから。ヘーキ、ヘーキ」

(うわー!うわー!)
彼女の後をついて部屋に向かう。周りの景色が全て昨夜と違って見える。
ガチャ・・・ドアを開ける。「散らかってるけど、ゴメンなー」「いえ」
玄関先は靴でいっぱいだが、部屋はそうでもない。というか、何も無い。
TVにソファーに小さいテーブル。あまり生活感の無い部屋だ。
(寝るだけの部屋なんだろな)「紅茶でいーか?」「あ、ハイ。なんでも」
「じゃ、飲むか?」缶ビールを手にこっちを見ている。
「えっ!!」「あははは!冗談や、冗談」屈託無く笑う。
「昨日は久しぶりのオフでな。ちょっと調子に乗って飲みすぎてもーた」
関西弁を話す友人のいないボクは、彼女の一言一言が、すごく新鮮だった。
「あ、ボクも飲んでて。実は何もわかってなくって。
 今日気付いてビックリしました。ほんと、スイマセン」
「なんであやまるの?助けてもらったのはこっちやし。あやうく週刊誌ネタに
 なるとこやったわ。『娘。リーダー 駅で泥酔』ってな。あはっ」
574えいじ : 2001/04/07(土) 21:32 ID:0CLpc5xo
紅茶を持ってきて、正面に座る。「学生さん?」「はぁ、もう今年で卒業ですけど」
(やっぱり、キレイだなー)TVで見るのと、直に見るのとではやはり違う。
間近にいる彼女は、ほんとに色が白くて、肌がきれいで。
化粧も、けっしてし過ぎていたりしない。そして、結構小さく見えた。
ぼーっとそんなことを考えながら、他愛も無い話をしていた。
「彼女いんのん?」「いえ、今は」「ウチどこ?」「すぐそこの角の・・・」
自分と違う普通の生活をしている人間に興味があるのか、質問攻めだった。
そして、彼女はよく笑う。気を使ってくれているんだろうか。
ボクの緊張もだんだんとほぐれてきた。

「あ、じゃそろそろ…」小一時間も話しただろうか、12時もまわっている。
「ん、そやな。またおいで。まだお礼になってへんし」
「え!でも、マズイですよ。うれしいですけど」
「ヘーキやて!ほら近所の人、誰も知らんやん?だからといって、
 挨拶回りもでけへんし。近くに男の人の知り合いがおると、何かと心強いしな。
 キミ真面目そうやし、仲良うしてくれるか?」
「も、もちろん!あ、ありがとうございます!!」
とりあえず、自分のケータイを教えて、彼女の部屋を出た。

「またなー」
なんか、夢でも見てたようだ。帰りの足取りは、軽い、なんてもんじゃなかった。
575名無し娘。 : 2001/04/07(土) 21:41 ID:CZoqgWzo
>>えいじさん
何かいいね、こういうの。がんばってちょ。
576名無し娘。 : 2001/04/07(土) 23:09 ID:z7tDaprw
ぬぅぅぅ。先の展開が気になって仕方がないっす。
他のメンバー出ないんすか?
577名無し娘。 : 2001/04/07(土) 23:27 ID:.bVYVwTw
えいじ君頑張れ
578名無し娘。 : 2001/04/08(日) 00:06 ID:1WRiOeFo
石川と一緒に暮らしてみたいと思うが、毎日暗い日々を送らなければならないと思うとイヤだが、
暮らしてみたい。
579名無し娘。 : 2001/04/08(日) 00:11 ID:LLv6RJMU
>>578
それを小説風にして書いてみ
580名無し娘。 : 2001/04/08(日) 00:42 ID:JDsm2pOg
よっすぃ〜で書いてくれ
581オフライン作業 : 2001/04/08(日) 01:12 ID:R/5XBTCM
飯田ネタって需要あるかな?
582名無し娘。 : 2001/04/08(日) 01:35 ID:t1LEM6xY
ある!
583ポルノ : 2001/04/08(日) 01:39 ID:Igh0r.nQ
続きプリーズ
584名無し娘。 : 2001/04/08(日) 01:42 ID:YMt0sftc
公開は少なめのMY LIFE
585名無し娘。 : 2001/04/08(日) 01:42 ID:YMt0sftc
公開→後悔
586名無し娘。 : 2001/04/08(日) 06:56 ID:5MP9iZgc
早くage
587名無し娘。 : 2001/04/08(日) 10:38 ID:p3jXgyjk
いい加減誰か書いてくれ
588名無し : 2001/04/08(日) 10:48 ID:FDLCjA6s
test&#9829
589名無し : 2001/04/08(日) 10:49 ID:FDLCjA6s
?
590名無し : 2001/04/08(日) 10:51 ID:FDLCjA6s
&#9829
591名無し : 2001/04/08(日) 10:51 ID:FDLCjA6s
&#9829
592名無しさん : 2001/04/08(日) 11:15 ID:xRnQmj3U
ホセカモン
593名無し娘。 : 2001/04/08(日) 14:39 ID:ijUozD96
ageじゃ
594名無し娘。 : 2001/04/08(日) 14:47 ID:BD6gipKk
L型様 つ、つ、続きを〜
595ホセ : 2001/04/08(日) 15:03 ID:BD6gipKk
俺は,表札を見て愕然とした。そこには[吉澤ひとみ]と書いてあった。
実は、俺はモーニング娘。というのは大ファンまでも行かないが、結構好きな部類に入っていた。
CDも何枚か買ったことがある。
『ちょっと待っててくれますか?』と言うと、ひとみは、部屋の中に消えて行った。
数十分後、ひとみは、再び部屋から出てきた。豊潤な二の腕、たわわなヒップから伸びる白い足。
そう、ひとみは肌寒いと言うのに花柄のワンピースに着替えていた。きっと、部屋の中で着替えたのだろうと俺は思った。
『さぁ、どうぞ』と言うと俺を部屋に迎え入れてくれた。
さすがは女の子の部屋らしくカーテンやらなにやらが一つの色で統一されていた。
ただ、まだ引越し直後ということもあり、部屋は汚かったが・・・
「いいウチですねー。 俺の安アパートより100倍は良いですよ。」と冗談交じりで言うと
『そうですか、どうも』と笑って返した。
さらに奥の部屋に入ると、大きな鏡台があった。
『これなんですよ、とても大きくて一人では動かせないんですよ』
「すごいですね。よくこれを持ってきましたねぇ
じゃあ、どうしようか? 二人で持ち上げようか?」
『そうですね。それがいいと思います。』
「じゃあ、せーので、持ち上げますよ」
「せーの」
596ホセ : 2001/04/08(日) 16:07 ID:BD6gipKk
数時間後、結局俺は、家具を移動し終えただけでなく、ひとみの部屋の
掃除までしたのだ。
「じゃぁ、もう大体片付け終わったから帰るよ」
『あのー、もし良かったらもゴハンでも食べていきませんか?』
「別に、良いですよ。」
『私、作りますから』
「いいよ、わざわざ作るんだったら、食べに行こうよ おいしい店知ってるから」
『じゃあ、今から支度します。ちょっと待ってて下さいね。』
その後、ひとみと俺は、行きつけの食堂へ向かった。
「ごめんね。今俺あんまりかね持ってないからさぁ」と言うと
ひとみは『全然良いですよ』と嬉しそうに言った。
「あっ、そうだまだ名前言ってなかったね、俺、××って言うんだ。」と自己紹介をした。
店内に入ると、早速他愛も無い話をし始めた。
その後、俺は、調子に乗っていろいろ話始めた。
「部屋にいった時に、気づいたんだけどやっぱり
モーニング娘。の吉澤さんだよね」と聞いた。
すると、ひとみの顔が明らかに違い始めた。しかし俺は調子に乗りつづけて
「どう? モーニング娘。の同士仲は良いの?」
などと言うことまで聞いてしまった。
するとひとみは
『もうそんな事どうでも良いじゃ無いですか? 私、帰ります。』と言って
怒って帰ってしまった。
俺は、急いで、後を追おうとしたが、既に店内を出たときには間に合わなかった。
俺は、その時に、ひとみには、
何かがあるという事に気づいてあげればよかったのかもしれない
俺は、自宅に帰ってからも、その事で悩んだ。
なんであんな事を言ってしまったのだろうか?
「そうだ、明日謝りに行こう」と思った。
しかし、3日続けて行っても、会うことは無かった。
597ホセ : 2001/04/08(日) 16:09 ID:BD6gipKk
そう、ひとみとは二度と会う事は無いだろうと思った。
598名無しさん : 2001/04/08(日) 19:32 ID:xRnQmj3U
>>597
うまい!一行レス!非常にうまい!
599名無し娘。 : 2001/04/08(日) 22:02 ID:GnoULCnM
age
600オフライン作業 : 2001/04/08(日) 22:35 ID:uDSBG.lE
>>582
そっか。じゃあ書こう。今日はさわりだけ。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
「なんてこったい…」
僕は思わず愚痴を吐いてしまった。
とても天気のよい日曜の朝。ここは近所の公園。
とても自然がきれいな桜の名所でよくスケッチをしにくるお気に入りの場所だ。
しかし目の前にはうんざりするような光景が広がっている。

「ったく常識ない奴多すぎだよ」
僕はまた愚痴をこぼした。
公園の桜はもうピークを過ぎ、枝にはほとんど花びらがついていない。
桜は散るからこそ美しい。そこは問題ではないのだ。
問題は桜が舞い落ちたその先だ。
空き缶、ペットボトル、プラスチックトレイ、お菓子の袋…

そう、いつもは閑散としているこの公園に毎年この時期だけは多くの人が花見をしにくる。
桜が咲きはじめるとともに嵐のように多くの人が現れ、桜が散るとともに人は消えていった。
そして嵐の過ぎ去ったあとに残ったのは大量のゴミだった。
これではスケッチどころではない。でも今日はどうしても描きたい気分なのだ。

「しょうがない、ゴミ拾うしかないな」
そうつぶやいて僕は公園の掃除を始めた。

そのときは気付かなかったのだが公園を掃除する僕を見つめる一人の女性がいた。
今思えばあの摩訶不思議な日々の始まりはこんな感じだった。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
娘。がでてこなかった(藁。
601名無し娘。 : 2001/04/08(日) 22:46 ID:DVk/beUY
ありゃ、明日までっすか。
よし、待っとこ。
602名無し娘。 : 2001/04/08(日) 22:49 ID:tzeDCEbA
L型〜〜〜〜。
603名無し娘。 : 2001/04/08(日) 23:51 ID:fuoe6gw2
L型さ〜ん!
604名無し娘。 : 2001/04/09(月) 00:02 ID:.JuJdkvE
まってたよ、ホセ殿。まさかこれで終わったりしないよね。
605名無し娘。 : 2001/04/09(月) 04:27 ID:x.BN62wY
>>603他の皆さん
L型さんにはL型さんの都合があるだろうし、我慢して待とうじゃないか。
L型さん、無理をせずに納得のいくものを書いて下さい。
606名無し娘。 : 2001/04/09(月) 05:05 ID:fJhA3.Z.


607お願いお願い : 2001/04/09(月) 05:33 ID:aoeZbVQ6
作者さん達途中で辞めちゃイヤン
608えいじ : 2001/04/09(月) 09:22 ID:IgRnJxKU
あれから一週間が経つ。やはりモー娘。の出ている番組はチェックしてしまう。
ブラウン管の向こうの彼女、目の前にいた彼女。不思議な気持ちだ。
そんなある夜。電話が鳴った。
「あ、中澤やけど。」「ああ、どーも」やっぱり緊張する。
「ちょっと、来て欲しいんやけど」「はい。いいですよ」

彼女の部屋に行く、3回目だ。「こんばんわー」
「急にゴメンな」「いえ。で、どうしたんですか?」
「コレなんやけど・・・」
部屋に入ると、玄関にパイプのようなものがいっぱい転がっている。
「靴の収納作ろうとしてな、でもさっぱりやわ」
「なるほど」「で、キミを呼んだんやけど」「簡単ですよ」

黙々と組み立てているボクの横に彼女はしゃがみ込んでずっと見ている。
じーっと見つめる視線を感じて、すごく緊張した。

「こんな感じかな?」「お〜、さすがやわ!男の人がおると助かるなぁ」
ちょっと羨望の眼差し、でこっちを見ている。悪い気分はしない。
「なんか不都合があったら、また呼んでください」「ありがとなー」
「じゃ、ボクはこれで」「あっ、ゴメンなぁ。アタシも明日早いし・・・
 今度必ずお礼するから」「別にいいですよ。たいした事じゃないし」
「なにゆーとんのん!受けた善意は必ず返す、
 ウチはそんな薄情なオンナやないでぇ!」
「あははは。じゃ、楽しみに待ってます」

いい事した後は、気分がいい。
609名無し娘。 : 2001/04/09(月) 09:49 ID:Z8FqGnd2
いい!
610えいじ : 2001/04/09(月) 10:42 ID:sw19XjCw
二度目の、彼女からの電話。
「今日は早くあがってな、これから飲まへん?暇やったらでいんだけど…」
「あ、はい!暇です!暇です!」「じゃ、ウチで待っとるわ」
(気軽に食事にも行けないなんて、大変だよな)
当然外に飲みになんか行けない。彼女の家に行く。

「なんか、プローデューサーにな『手に入りにくい物』言うてもらってん」
テーブルの上にワインがある。
「一人で飲んでも、せっかく珍しいもんなんならな。お礼も兼ねて」
「夕飯は食べた?」「はい」「じゃ、ツマミだけでエエな」
チーズに、クラッカーに・・・次々と冷蔵庫から“ツマミ”が出てくる。

「「カンパ〜イ!」」ゴクッ・・・
「どや?」「う〜ん、いつも安酒しか飲みませんからねぇ…」
「私もわからんわ」「まぁ、酒は好きですから。おいしいです」
「お、エエなぁ。結構飲めるクチ?」「まぁ、人並みに」
「じゃ、ホラホラ・・・」ドンドン注いでくる。
「はぁ」
611えいじ : 2001/04/09(月) 10:44 ID:sw19XjCw
「でな、そん時マネージャー、なんて言ったと思う!?」「はぁ」
「もう、やっとられんっちゅーねん!!」「はぁ」
(愚痴りたかっだけなのかな。それとも飲むといつもこうなのかな?)
「やっぱあれか?学生っていうと、合コンとかすんのん?」
「まぁ、何回かは」「わぁ〜、やらし!わっかいなぁ〜」
「しょっちゅうやってるヤツもいますけど、ボクは何回かですよ」
「ボクゥ!?」「は?」「もう、いい歳して、『ボク』?」
「はぁ、いやきちんとしたとこでは、そりゃ、ちゃんと『私』って言いますよ」
「あっはっは!!『ボク』『僕』!『ボクちゃん』やな!カッワイ〜」
(酒癖悪いんじゃないかなぁ)ちょっと、ムッとした。
「あっ!怒った?ごめんねぇ〜ボクちゃん!あっははは!」」

ふと時計を見るとけっこう遅くなっている。「あっ、そろそろ」上着に手を伸ばす。
「えっ!もう帰んの?もしかして、ほんとに怒った?」
「いや、別に怒ってないですよ。もう、遅いし」「ゴメンな、ゴメンな。
 そんな怒らんといてぇな〜」「怒ってませんて」立ち上がり、玄関に行く。
「ほんまに帰るの?」「ごちそうさまでした」彼女はボクの上着の裾をつかんだ。
「まだええやん」「え?でもマズイですよ」ドアを開ける。雨が降っていた。
「ほ、ほら雨降ってるし」「すぐそこですから平気ですよ」裾を引っ張られる。
「泊まってき」うつむいてる。(え?泣いてる?)声がかすれて聞こえた。
「で、でも」「明日はウチ、午後からやし。なぁ」見上げた目が涙ぐんでいる。
(今度は泣き上戸??)「じゃあ…」「よしっ、じゃ!飲み直そ!」

泣き落とされた感じだ。(ひょっとして?)なんてことも考えたけど、
それから少しだけ飲んで彼女は寝室へ。ボクはソファを借りて寝た、
のは明るくなってきた頃だと思う。
612名無し娘。 : 2001/04/09(月) 11:37 ID:g2NMUSb6
続きが気になるな〜
613名無し娘。 : 2001/04/09(月) 12:50 ID:vTsCBNio
おもしろーい!
これからも期待大!っすね。
614名無し娘。 : 2001/04/09(月) 12:54 ID:o7X5.qUE
いいね〜こういうのも
615名無し娘。 : 2001/04/09(月) 13:05 ID:Cv6NgBCg
(・∀・)イイ!
616名無し娘。 : 2001/04/09(月) 13:06 ID:x.BN62wY
家庭教師とSASは…。
せめて放棄なら放棄と言って欲しい…。
617名無し娘。 : 2001/04/09(月) 13:17 ID:o7X5.qUE
マターリしてて良い
618test : 2001/04/09(月) 14:38 ID:aE/V5WH.
test
619オフライン作業 : 2001/04/09(月) 14:46 ID:aE/V5WH.
>>601
これは俺のへの反応?違ってたらスマソ。

今続き考え中だからもうちょい待って。
620名無し娘。 : 2001/04/09(月) 15:04 ID:vTsCBNio
そうっす、もちろん待つっす。
楽しみ〜
621オフライン作業 : 2001/04/09(月) 15:07 ID:aE/V5WH.
>>620
あのさ、レスするときはリンク貼ってね。
622名無し娘。 : 2001/04/09(月) 15:19 ID:vTsCBNio
>>621
こうするんですか?
623L型 : 2001/04/09(月) 15:41 ID:VB9e/94U
最初はもとの町に帰ろうと思ったんですけど、戻ったところでもう住むところはないから
思い切って何処かおじさんの目の届かない遠くまで行こうと思い電車に乗ったんです。
何度も電車を乗り換えたんですが、連れ戻されるんじゃないかとずっと怯えてました。

行く当てのないまま、わたしは一日中ずっと電車に乗り続けて、気がつくと
外は真っ暗になっていて、全然見知らぬ所まで来ていました。これからどうしようって
ずっと考えてたんですけど、でも何も思い浮かばなくてそのうち眠ってしまい、
気がつくとあなたの肩にもたれかかってました。本当は気がついた時点で
すぐに起きるつもりだったんですけど、すごく居心地が良くてまた寝てしまい、
次に起きた時には終点で電車が止まってました。
わたしが起きたときあなたはまだ眠っていて・・・本当に気持ちよさそうに
眠っていたんですよ、だからそのままにしておこうかと思ったんですけど、
気がつくと周りの人はもうほとんど電車から降りちゃって二人だけになっていて
一人だけ置いてけぼりだとやっぱりかわいそうだと思って結局起こすことにしたんです。

そしたら起きた瞬間にすごく慌ててたじゃないですか、だからもしかしたら
寝過ごしたのかなって思って・・・もしそうだったこの人は朝までどこか一人で
過ごすかもしれない、一緒について行ってみようって思ったんです」
624L型 : 2001/04/09(月) 15:42 ID:VB9e/94U
「そうだったんだ・・・ってことはタクシーでうちに帰るとは思わなかっただろ?」
「はい、そうですね」
「それでよくついてきたな・・・今更こんなこと言うのも何だけどあんたのやってる
ことかなり無茶だよ、もしかしたらひどい目に遭っていたかもしれないぜ」
「それはもちろん、話しかけた時点で危険だなと思ったらすぐに離れたと思いますけど
でもあのときあなたは下心とかじゃなく仕方なくでわたしを誘ってくれたじゃないですか
だからご迷惑だとは思ったんですが、へたに親切な人より安全だと思ったんです」
「あのときはだいぶ眠かったし、それに他に行くところがないって言われれば
いくらなんでもあそこに一人だけ放って帰れないだろ」
少し言い方がきつかったかなと思いつつ完全に冷めた紅茶を一気に飲み干した。
「・・・そうですよね、本当にありがとうございました、わたしもう行きますね」
いきなり彼女は立ち上がった。よく見ると今にも泣き出しそうな顔をしている。
「おい、ちょっと待って」
荷物を持って出ていこうとする彼女の手を掴んだ。
「行くって、どこか他に行く当てがあるのか?」
「ないですけど、もうこれ以上は迷惑かけられません・・・」
彼女のしゃくり上げる声が聞こえた、今にも泣き出しそうだ。
「・・・だったらずっとここにいればいいよ」

そんな彼女を見てオレはとっさに答えた。
625L型 : 2001/04/09(月) 15:42 ID:VB9e/94U
「えっ?」
梨華は驚いた顔してこっちを振り向いた。
「気にしなくても、今更こうなったら一泊の予定が一週間になろうが
一ヶ月になろうがたいして変わらないよ、それにだいたいあんたまだ
16か17歳くらいだろ? 遠慮せず、ここにいてゆっくり今後のことは考えな」
「でも・・・本当にここにいいてもいいんですか?」
少し間をおいて遠慮がちに彼女が言った。
「こんなところで良ければな、素直に甘えとけ」
「・・・ありがとうございます」
彼女はオレの体にもたれかかると、我慢しきれなくなり声をあげて泣き出した。
「随分いろいろとあったようだけどこれからは
できるかぎり力になるから遠慮しないで言ってくれ」
彼女はオレのシャツに顔を埋めたまま頷いた。

オレは彼女の体をゆっくりと抱きしめた。
626名無し娘。 : 2001/04/09(月) 16:31 ID:UfPZf4MI
続きを早く!
627名無し娘。 : 2001/04/09(月) 16:37 ID:vTsCBNio
スーテーキ!スーテーキ!
おーもしーろい!
628オフライン作業 : 2001/04/09(月) 16:49 ID:aE/V5WH.
掃除を始めてからもう一時間くらい経っただろうか。
公園全体とまではいかないが、描きたいスポットの周辺は何とかきれいになった。
ゴミ拾いで軽く汗をかいたからか、とても気分がいい。
公園の掃除なんて初めてしたけどたまにはやってみるもんだな。
「よっしゃ描くぞぉ!」
と意気込んだ矢先、あるものがなくなっていることに気がついた。
「あれっ!?スケッチブックが…、あと鉛筆も…ない」
あたりを見渡したけれど、スケッチブックどころか人影さえない。
盗まれた?でもあんなもの盗んでどうするんだろ?
考えても仕方ないのでその辺をもうちょっと探すか。
と歩き出した瞬間、女の声が聞こえた。
「やった〜!完成〜!」
声は向こうにある茂みの奥の方からだったような気がする。
ここからちょうど死角になっていて、人の姿は見えない。
駆け寄ってみると満足げな顔をした若い女性がいる。
なんと僕のスケッチブックと鉛筆を持っているではないか。
向こうも僕に気づきお互いに目を見合わせた。

629オフライン作業 : 2001/04/09(月) 16:50 ID:aE/V5WH.
「あっ!それ僕のスケッチブック…」
「ああ、これあなたのだったの?ちょっと借りてたんだ」
「借りてたって…、勝手に人のもの使わないでくださいよ」
「そうカリカリしないの。怒ってばかりいると幸せが逃げちゃうよ」
「はあ…」
何なんだこの女。肩透かしをくらったような気分だ。
「そんなことよりさ、圭織の傑作を見てよ」
いい年して自分の名前を一人称にしてるのか。
「傑作って僕のスケッチブックに描いたんですか?」
圭織という女は返事をせず僕のスケッチブックを開いて差し出した。
「ねえ、この絵けっこうスゴクない?」
スケッチブックにはかがんでいる男と木々が描かれている。

「これ…僕ですか?」
「そうだよ。ずっと描いてたんだ。」
「はあ…」
返事につまってしまった。
自分みたいなつまらない男のゴミ拾いを描いてどうするんだ?
なんだかよくわからなかったけど自分をモデルにして絵を描いてくれたのは嬉しかった。
でもこの絵、よく見てみると何か変だ。
「どーして日本の公園にパンダがいるんですか?」
「だって描きたかったんだもん」
「描きたいからって風景画はありのままを描くもんでしょうが」
「別にいいジャン。好きに描いたほうが楽しいよ」
「はあ…」
圭織の言葉には妙な説得力があった。
確かにこの絵を描きあげた圭織はとても満たされた表情をしている。
「なんかさ、絵を一枚仕上げるって気持ちいいよね」
圭織はさらに顔をほころばせて言った。
なんだろう、何か不思議なオーラに包まれているような感じだ。
この圭織という女は何者なんだろう?
630名無し娘。 : 2001/04/09(月) 17:41 ID:dbxQyTZU
L型 最高!
631石熊 : 2001/04/09(月) 18:03 ID:moRTSI.s
>>629
まじで飯田っぽい。続き期待してます。
632 : 2001/04/09(月) 19:05 ID:wD6sHth2
>>629
上手い。飯田らしさがよく出てる。
633オフライン作業 : 2001/04/09(月) 19:58 ID:SavqGYMo
>>622
それでOK!

>>631
>>632
どうも。あんまりプレッシャーかけすぎないでね(藁。

しかし、読み返すとクチャクチャな文章だなぁ。
634オフライン作業 : 2001/04/09(月) 20:07 ID:unCqLDOQ
>>629
あれ、省略されてる…。
ほんとは一行あいているところで投稿も分けるつもりだったんですが、
ミスしました。すいません。
635名無し娘。 : 2001/04/09(月) 20:37 ID:LFVFPNQk
みんな頑張れage
636L型 : 2001/04/09(月) 22:37 ID:VB9e/94U
「すみません、取り乱しちゃって」
ひとしきり泣いた後、梨華は頭を下げた。
「別に泣きたいときは我慢しないで思いっきり泣けばいいと思う、
その方が後々すっきりするだろ?・・ほら」
傍にあったティッシュの箱を彼女に渡した。
「そうですね、少しすっきりしました」
そう言ってティッシュで涙を拭いながら彼女は微笑んだ。
「それからしばらくここにいるつもりならもっと肩の力を抜きな、
四六時中これじゃ疲れるだろ?遠慮しなくていいから」
「・・・はい」
そう言って彼女は再びしゃくり上げた。
「どうした?」
心配になって彼女の顔をのぞき込んだ。
「ごめんなさい、こんなに優しくしてもらって・・・つい嬉しくて」
「そうか、好きなだけ泣きな」
「ごめんなさい・・・泣き虫ですね、わたし」
そういってまたしばらく彼女は泣き続けた。

話が始まってから今までどれくらいが時間が経っただろうか、
「さて、アイスでも買いにコンビニに行こうか」
いいかげんに泣きやんだ彼女の様子を見て、大丈夫だと思い立ち上がった。
好きなだけ泣けばいいと言っておきながら、これ以上部屋の中で彼女に
しんみりとされるのは正直言ってつらかった。
「ちょっと待ってください」
「どうした?」
「わたし・・・泣いたばっかで顔腫れてるじゃないですか」
「そうか、別にわからないけど・・・それじゃオレ一人で行ってくるよ」
「えっ、一緒に行きます。ちょっとだけ待ってもらえますか?今顔を洗ってきますから」

オレの返事を聞く前に彼女は洗面所の方へと向かっていった。
637名無し娘。 : 2001/04/09(月) 23:08 ID:cyJ288hg
いいっすねえ
638名無し娘。 : 2001/04/09(月) 23:59 ID:Pq3ZgkXo
>>636
(・∀・)イイ!!
639名無し娘。 : 2001/04/10(火) 00:23 ID:943Gio5M
>>636
イシカワage
640名無し娘。 : 2001/04/10(火) 01:32 ID:Qu4MfeaI
ここの作家は皆さん大好きです。これからもがんばってください。
楽しみにしています。
641名無し娘。 : 2001/04/10(火) 02:20 ID:C6y3rx7Q
みなさん頑張ってくれ〜
続きが気になるよ〜
642名無し娘。 : 2001/04/10(火) 03:10 ID:eObcBXdc
泣いた顔も可愛いよ。石川チャム・・・
643名無し娘。 : 2001/04/10(火) 08:51 ID:6EaBda5c

( `.∀´)<誰か私の小説書きなさいよ!
644名無し娘。 : 2001/04/10(火) 09:17 ID:zi2q1wlc
梨華ちゃんハァハァ
645ドロップキック : 2001/04/10(火) 09:45 ID:.AJpDt1o
ガムバレL型
泣き虫リカッチ萌え
646名無し娘。 : 2001/04/10(火) 09:47 ID:IHcCpTaw
早く3作者書いてくれ
647えいじ : 2001/04/10(火) 09:51 ID:JtY47vhM
「ちょっと、起きて!」
(ん……)激しく肩を揺すぶられる。
「もう、私出るから。キミは今日用事あんの?」
「ん…別に」「じゃ、留守番頼むわ。TVでも見てて。」
「んじゃ、夕方には帰ってくるから」彼女は走って行ってしまった。
まだ寝ぼけていたボクは、状況がよく飲み込めてない。(え!!留守番!?)
あわててドアを開け、下を見ると彼女が車に乗り込むところだった。
「な、なかざ!…」そこまで叫びかけて、言葉を飲み込む。(マズイだろ)
その車はものすごい速さで行ってしまった。仕方なくボクは部屋に戻る。
時計を見る。12時。
(もう一回寝るか)まだ寝足りなかったボクはソファーに寝転がった。

腹が減って目が覚める。(どうしよう?)鍵を掛けないで外に出れないし、
仕方なくテーブルの上にあったクラッカーの残りを食べ、
TVを見て時間を潰していた。(歯、磨きたいな……)

6時を過ぎた頃、彼女が帰ってきた。
「た・・ただいまー」「あ、おかえりなさい」
「あっ、あはは・・・ゴメンな。留守番押しつけて」
「いえ、今日は何にも無かったし」「オナカすいたやろ、いろいろ買ってきたんやけど」
彼女はビニール袋を下げている。
なかからパンやら、コンビニ弁当やら、ジュースやらが出てくる。
しかし、とてもひとり、ふたりの量ではない。「なんでもいいから、食べや」
(一日潰されたんだし、いいか)と思い、遠慮なくいただくことにした。
「いただきます」
648えいじ : 2001/04/10(火) 09:54 ID:JtY47vhM
「ごちそうさまでした。んじゃ」立ち上がろうとする。
「あ、あのな!実はな、お、お願いがあるんやけどな」「はい?」「ん、んと…」
話しづらそうにしている。
「勝手なお願いなんやけどな、もう今日のことで怒ってるかも知れへんけどな…」
「別に怒ってないですよ。なんですか?言ってみて下さい」
「・・・・・・ここに、住まへんか?」「えっ!?」
「ほ、ほら、何ていうの?ルームメイト?・・あたしも女の一人暮しで不安やし、
 仕事で忙しいからそんなに家にいるわけでもないし、
 好きに使ってくれてええから・・・」
余りに突然のことでびっくりした。ただじっと彼女の顔を眺めているだけだった。
彼女はちょっと赤くなりながら、目線を合わせずにキョロキョロしながら話している。
身振り手振りも派手で、かなり慌てているのがわかる。
「・・・やっぱりな、仕事で疲れて夜遅く帰ってきて、
 誰もいない部屋に帰ってくるのはな・・何て言うか・・・」

「良いですよ。ボクで良かったら」
田舎から出てきて数年間、一人暮しをしてみてわかる所もある。
けっこう寂しいもんだし、話相手がいるだけでもな、と思ったこともある。
(女の人だったら、余計だよな)変なファンだっているだろうし、女性であるだけで
いろいろな不安のなる事もあるだろう。
「ホンマか?ほんとにええのん?」「ハイ」
彼女は急にこっちを見る。満面の笑顔。ちょっと涙ぐんでいる。
「いや〜、良かった。変なヤツって思われたらどうしようかと思った〜」
649えいじ : 2001/04/10(火) 09:57 ID:JtY47vhM
「とりあえず、一回帰りたいんですけど。風呂入りたいし。着替えも」
「そっ、そやな・・・」「じゃ、また」
「『また』って、すぐ戻って来てくれるんやろ・・?」
うつむいてしまっている。「ええ、すぐ来ますよ」

ボクは家に帰りシャワーを浴びると、とりあえず洗面用具と着替え一式を
小さなカバンに詰めて家を出た。

インターホンを鳴らす。
「あのっ・・・」「おかえりぃ」「た、ただいま」今度は逆だ。
「よろしくなぁ」「よろしくお願いします」
ふたりとも照れくさそうに握手をした。

こうして、二人の生活が始まった。
650名無し娘。 : 2001/04/10(火) 10:24 ID:NUihz0GY
はあぁ〜ねえさん・・・
651名無し娘。 : 2001/04/10(火) 10:29 ID:4nZYGmb.
えいじ君もっと書いて
652名無し娘。 : 2001/04/10(火) 11:04 ID:nf9Vckec
えいじさんサイコ〜続き期待!!
653名無し娘。 : 2001/04/10(火) 11:12 ID:2qmZqclk
(・∀・)イイ!
654名無し娘。 : 2001/04/10(火) 11:30 ID:X3Ui1K/Q
>オフライン作業さん
飯田ものは数が少ないから、うれしいよん
655名無し娘。 : 2001/04/10(火) 12:24 ID:Ekjxa3fg
>>649
(・∀・)イイ!!
656名無し娘。 : 2001/04/10(火) 12:59 ID:PCawoWFo
ホセ つづききぼ〜ん
657ヤークト : 2001/04/10(火) 17:39 ID:gm6tDt76
いっぱい作者さんがいて賑わってますね。
658名無し娘。 : 2001/04/10(火) 19:44 ID:p6xu18L.
えいじ続ききぼーん
659オフライン作業 : 2001/04/10(火) 20:02 ID:8kxFuZw2
圭織が歩き出しながら言った。
「せっかくだからさ、そこのベンチでお喋りしようよ」
僕は「うん」とだけ答えて並んでついていく。
こうして改めて眺めてみると相当な美人だ。
背丈は僕より少し低いくらいの長身。
艶やかな栗色の長髪。印象的な大きな瞳。厚ぼったい唇。
華やかでインパクトのあるルックスだ。
トレーナーにジーンズ、それにスニーカーというラフな格好だけど、
スタイルがよいせいかサマになって見えた。
こんな可愛いコと話せるなんて今日はラッキー!
660オフライン作業 : 2001/04/10(火) 20:03 ID:8kxFuZw2
ベンチに腰掛けると圭織が切り出した。
「君は学生さんなの?」
「うん。去年、田舎から上京してきて美術大学に通ってるんだ」
「ってことは大学二年生?」
「うん」
「じゃあ圭織と同い年だね。美大生かあ…カッコイイね」
「そんな大層なもんじゃないよ。圭織さんも大学生?それとも専門学校?」
「いやそうじゃないんだけど…」
圭織の表情が曇った。
「じゃあ働いてるとか?」
「う〜ん、あんま言いたくないんだ。
君には言わせておいてズルいよね。ごめんなさい」
圭織の表情はさらに曇り、うつむいてしまった。
あちゃ〜、マズいこと聞いちゃったかな。
言えないってことは水商売でもやってるんだろうか?
どちらにせよ雰囲気は最悪だ。何とかしなきゃな…。
661オフライン作業 : 2001/04/10(火) 20:03 ID:8kxFuZw2
僕は無理に声色を明るくして言った。
「そんな謝らなくていいよ。全然気にしてないからさ!ねっ!」
「ホントに?」
「ホントだ〜ってば!」
「うん、ありがと!」
分厚い雲に覆われた空が晴れたように、圭織の表情に明るさが戻った。
さっきまで落ち込んでたのに切り替えが早いな。
すっかり元気を取り戻した圭織が意気揚々と話し始めた。
「それにしてもさ、公園の掃除をするなんてエラいよね」
「そんなことないよ、あの辺をスケッチしたかっただけなんだ」
自分で言って気がついた。僕はまだスケッチしてないじゃん。
思い出したらまた描きたくなってきた。
そうだな、よし、せっかくだから…
「あのさ僕今からあの辺のスケッチをするからさ、モデルになってよ」
662名無し娘。 : 2001/04/10(火) 20:45 ID:dnylMBe2
今、ここってかなり盛り上がってますよね。
えいじさんの話はドキドキするなぁ〜
663名無し娘。 : 2001/04/10(火) 21:59 ID:pbJwSKYc
えいじさん続ききぼーん
664名無し娘。 : 2001/04/10(火) 22:15 ID:pbJwSKYc
えいじage
665三村 : 2001/04/10(火) 22:26 ID:KFrZb9lk
飯田かよ!!!
666石熊 : 2001/04/10(火) 23:11 ID:2Ws1yIo2
>>665
いいじゃん飯田
667名無し娘。 : 2001/04/10(火) 23:24 ID:JJeWLQus
「今度は逆だ」って言葉、なんかわからんけど良いっす
668名無し娘。 : 2001/04/10(火) 23:52 ID:5Xj7fRLc
オフライン、L型、えいじ みんな頑張れ!!
669名無し娘。 : 2001/04/11(水) 00:53 ID:s9Oqx9WQ
>>668

激しく同意!
670名無し娘。 : 2001/04/11(水) 01:20 ID:I1Y5R24.
キミ最高!えいじくん。
671三村 : 2001/04/11(水) 04:03 ID:E29kwQrE
続き書かないのかよ!
672なんかすげーいい : 2001/04/11(水) 06:16 ID:YUo5pJVY
小説が複数、同時進行してるってめずらしいよね?
673えいじ : 2001/04/11(水) 08:18 ID:XbrutPz6
週3日のバイト、学校は1日か2日。
残りは家でゴロゴロしながら彼女の帰りを待つ。
プレステも持ってきた。着替えも必要なものはほとんどある。
散らかった自分の部屋はちっともやらないのに、なぜか掃除はマメにやっている。
洗濯もまとめてやっている。最初は恥ずかしかったけど、一週間で慣れた。
食事も作っている。一通りは出来たし、嫌いな方でもなかった。
やはり、食べてくれる人がいると、作り甲斐がある。
一人でいるときはコンビニ弁当で済ませていたけど、大きな変化だ。
(これが“ヒモ”ってやつか?あ、でも夜のご奉仕がないか・・・)
寝る時は彼女は寝室、ボクはリビング。
最初はそんなことも考えたけど、二人の関係はルームメイト・・・
というより、姉と弟のようだったかもしれない。
(やっぱ家政婦、家政“夫”だな・・・)

「ただいまー」「おかえり」「はぁ〜、ほんっと疲れたわぁ〜」
帰りはいつも遅い。休みも丸一日というのはほとんどない。
「はぁ〜、やっぱ風呂上りの一杯がサイコーやわ」ビールを飲む彼女。
ほとんど毎日、晩酌に付き合う。基本的には愚痴、それに付き合う。
「明日は早く終わるから、夜、どっか食べ行こ」「お、珍しいね」

一緒に暮らし始めて、先ず彼女に禁止された事。『敬語』と『遠慮』。

「どこ行こかー?いつもどんなとこ食べに行ってんのん?」
「え?学生だからねー。ファミレスとか。あ、うまいラーメン屋知ってるよ」
「お、ええなぁ。」「近所で、たまに雑誌とかに紹介されてる」「ヨシ、そこ行こ」
「いいの?ラーメン屋で?」「えーの、えーの。」
674えいじ : 2001/04/11(水) 08:20 ID:XbrutPz6
次の日、夕方早く帰ってきた彼女とラーメンを食べに行く。
メガネを掛け、ちょっと地味な格好で外に出る。店はちょっと歩いたところにある。
「うわ〜、スゴイなぁ」会社帰りのサラリーマンを筆頭に列ができている。
「まぁ、今日はすいてるほうだね」「こんな近くにあったのに、知らんかったわ」
コソコソおしゃべりしながら30分、順番が来た。
カウンターに座ると、目の前で次々とラーメンが作られていく。
身を乗り出して、厨房を覗き込む彼女。「わぁ〜、スゴイわぁ。おっ、鮮やか!」
職人が慣れた手つきで、麺を湯切りしている。たしかにそうだけど・・・
「子供みたいだよ」「ええやんかー。こういうの見てるの好きやの。スゴイやん」
ときどき、すごく無邪気なところを見せる。
普段は、世をときめくアイドルグループのリーダー。
自分よりずっと若い子の面倒見ている。それも9人。
責任感も、気苦労も相当のものだろう。
家に帰ってくれば三十路まえの疲れたOLって感じがしないでもないけど。
「はい、おまち!」目の前に湯気を上げた二つのラーメンが並ぶ。

帰り道。とりあえずあのラーメン屋は気に入ってもらえたようだ。
「やー、うまかったなぁ。なにより、兄ちゃんの威勢の良さが気に入ったわ。
 『ヘイ!ラッシャイ』てな」モノマネを交えて説明している。
「あはは。雑誌に紹介されんのもわかるでしょ」「ほんとやわ」
彼女が腕を組んできた。

「また行こなぁ」
「・・・うん」

寒くなり始めた、秋の夜道を二人で歩いていく。
675名無し娘。 : 2001/04/11(水) 08:43 ID:tZshBDz.
(;´Д`)<久しぶりにねーさんで萌えれそーです・・・
676名無し娘。 : 2001/04/11(水) 12:37 ID:lyUfLJV2
やっぱりいい!きみはいいよ!えいじくん。
677L型 : 2001/04/11(水) 13:48 ID:nOXn2SlM
「お待たせしました」
「おう」
玄関から先に梨華を出すと、部屋の鍵をかけた。
「今日は暖かいですね」
「ああ、昼間も暖かかったよ今日は」
隣を歩く彼女に相づちをうつ、まだ10時過ぎだというのに
他に歩いている人は少なかった。
「あの、手をつないでもいいですか?」
会話が止まった瞬間、彼女が聞いてきた。
「え?」
思わず彼女の方を向く。
「いえ、なんでもないです」
聞き返したことを拒否だと感じたのか、彼女は目線をそらした。
「別にいいよ、ほら」
顔をそむけた彼女の前に手を差し出した。すると彼女は一瞬驚いたが
すぐに手をつないだ。
「昨日気がついたんですけど、わたし、手つなぐの好きです」
「そう?」
「なんかいいじゃないですか」
「そうだな」
別に何とも思わないけど、と言おうとしたがあまりに彼女が嬉しそうな
顔をしていたので思わず話を合わせた。それに言われてみると確かに悪くない。
「手暖かいですね」
「そうか、そういえばそっちの手は冷たいな」
コンビニの明かりが見えてきたなと思ったところで急に彼女の手に力がこもった。
「一つお願いしても良いですか?」
「何?」
「これからはわたしのこと、ちゃんと梨華って呼んでもらえますか?
君とかあんたとか・・・二人称で呼ばれるのって好きじゃないです」
「いいよ、別にこれからは名前で呼ぶようにする」
「本当ですか?約束ですよ」

コンビニに入る少し手前のところで彼女と約束をした。
678名無し娘。 : 2001/04/11(水) 16:37 ID:j7IQhkEc
萌ふ萌ふ
679名無し娘。 : 2001/04/11(水) 17:09 ID:RgLDeRjE
>>674
>>677

(・∀・)イイ!!
680ホセ : 2001/04/11(水) 21:45 ID:Be/6okGk
L型さん 萌え萌え マンセー!!
681L型 : 2001/04/11(水) 22:33 ID:nOXn2SlM
「何ですか?それ」
「酒のつまみ」
コンビニの中に入ってから何度か自分の欲しいものを見てこいと言ったが
梨華は自分のそばを全く離れなかった。
「それじゃこのあと帰ってから飲むんですか?」
「ああ、悪い?」
「全然悪くないですよ」
あわてて彼女は手を横に大きく振って否定した。
「オレはあんたと違って未成年じゃないからな・・・えっ?」
急に梨華が立ち止まったので、つられてオレも止まった。
「あんた・・・じゃなくて梨華です」
梨華は下唇を咬んだまま恨めしそうにじっとこっちを見ている。
「悪い、さっき約束したばっかだったな・・・梨華」
「はい、それでは早く次に行きましょう♪」
言い直した途端に彼女は機嫌が良くなり、オレの手を引っ張った。
「どれにするんですか?」
彼女が引っ張ってきた先はアイス売り場がだった。
「どれでもいいよ、好きなの選びな」
「もぅ、何言ってるんですか?自分がアイス買いに行こう、って言ってたくせに」
「そうだったな、どれにしようか」
それは部屋から外に出るための言い訳だった、と今更言う訳にもいかないので
適当に選んでカゴの中に入れた。
「梨華も選びな」

今度は意識したのでしっかり名前で呼ぶことができた。
682名無し娘。 : 2001/04/11(水) 22:37 ID:SUf.Cbto
(・∀・)イイ!!
683名無し娘。 : 2001/04/11(水) 22:42 ID:zJDX.E/2
くうぅ〜、梨華っちラブラブー!
684オフライン作業 : 2001/04/11(水) 22:54 ID:fK.SkADM
「ええっ!?ヤダ、圭織恥ずかしい〜」
圭織は頬を赤らめて言った。本当に恥ずかしそうだ。
へぇ何だか意外だな。注目されることなんて慣れてそうなのに。
よし、わざとイジワルしてやる。
「人のこと勝手にモデルにしといて自分はイヤだなんてズルいんじゃないの?」
「えっ、まあそうだけど…」
圭織は困惑しているようだ。分かりやすいな〜、こいつ。
「でしょ〜!じゃあ決定ね!じゃあそこに座ってよ」
「え〜!?やっぱり恥ずかしいよ〜」
まだ渋ってるのか。こりゃ、いじり甲斐がある。
「お〜い、”また”逃げるわけ?」
「うっ…、分かった。じゃあやる!圭織腹をこさえたよ」
……こさえた??
「…それを言うなら腹を据えただろ?こさえてどーすんだよ」
「いーじゃん!ちょっと間違えただけでしょ!」
ムキになりやすいとこなんて可愛いな〜。
「はいはい分かったよ。じゃあそこのタンポポで首飾りでも作ってよ。
それを描くからさ。」
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
今日はこれだけです。すいません>読んでくれているみなさまm(_ _)m
685名無し娘。 : 2001/04/11(水) 22:59 ID:3CQbfafc
Part1からここのスレに住みついているがホントいいねー。
ここ最近のマターリ路線もなかなかどうして? 皆良いセンスしてます!
686名無し娘。 : 2001/04/11(水) 23:03 ID:SUf.Cbto
>>684
(・∀・)お疲れ!
687ホセ : 2001/04/11(水) 23:14 ID:Be/6okGk
皆、良過ぎ 良過ぎて思わず鼻血が出ちゃったYO!
688名無し娘。 : 2001/04/11(水) 23:37 ID:BxsuRpzY
誰かpart1のリンク貼って貰えませんか?
689L型 : 2001/04/11(水) 23:38 ID:nOXn2SlM
その後一生懸命どのアイスにするか悩んでいる梨華を置いて雑誌でも見に行こう
としたら困った顔をされた。仕方なく彼女が選び終わるのを待ったが一向に
決まらないようだったので、彼女の目線の先にあったものを適当に選んで
勝手にカゴの中に入れ、レジへと向かった。
「優柔不断だろ?」
「はい・・・よく言われます」
「二つとも食べればいいだろ」
「そんなにいっぺんに食べれませんよ」
そんなやりとりをしながら買い物を終え、行きと同じように手をつないだまま
帰り道を歩いた。彼女は子供の頃から自分がいかに優柔不断だったかを延々と
話し続け、オレはただそれを黙って聞いていた。

部屋に帰ると、とりあえずテーブルの上に買ってきたものを並べた。
「さあ、どれを最初に食べる?」
「ええと、ちょっと待ってください、あっ」
「ストロベリーに決定な」
またここでも悩み出しそうな勢いだったので、勝手に一つ選ぶと後は冷凍庫にしまい
彼女用にスプーンと自分に酒とショットグラス、それからつまみを入れる皿を出した。
「あの、一緒にアイス食べないんですか?」
「オレは後でいいよ、はい」
彼女にスプーンを渡すと、自分が飲み始める準備を始めた。
「それなんですか?」
彼女が物珍しそうにこっちを見ている。
「ジンっていうんだけど、知らない?」
「はい、初めて見ました」
彼女にボトルを渡すと、珍しそうにラベルを見ている。
「英語で書いてありますけど、外国のお酒なんですか?」
「そうだよ」
「何か混ぜたりしないんですか?」
「別に何かで割ってもいいけど、オレはそのままの方が好きかな」
彼女の受け答えをしながらつまみとして買ってきたピスタチオを皿に移す。
「放っておくとアイス溶けるよ」
「そうですね、忘れてました」

あわてて彼女はアイスの蓋を開けた、オレは少しずつジンを飲み始めた。
690名無し娘。 : 2001/04/12(木) 00:32 ID:h3TmByCg
>>688
過去ログ倉庫に入れられたはず
691えいじ : 2001/04/12(木) 01:12 ID:YDKwxn9s
「おう、メシ行かねぇ」友達からの電話。
「あ、いいよ」ボクは暇を持て余していた。今日も彼女は遅いらしい。
「んじゃ、おまえんち行くわ」「ちょ、ちょい待って、それはちょっと・・」
「何だよ」「いや、その・・・散らかってるし」
「すぐ飯食いに行くし、気にしないって」「いや〜、あんまりにも・・」
「そうだ!コンビニの前集合。んで良いでしょ」「ああ、良いけどさ」
もともと、隠し事をするタイプではないのだが、これはワケが違う。
ルームメイトって言っても信じてもらえないだろうし、何より相手が相手、だ。

「なんか最近、お前付き合い悪くない?」「そ、そう?そんなことないでしょ」
「うーん、飲みに誘っても来ないし」たしかに、夜は彼女の帰りを待ってるし、
毎日晩酌してるから、ことさら飲む気にもなれない。
「なんか、最近おまえに女が出来たんじゃねーかって言う噂があんのよ」
「えっ!?」思わず、ほおばったパスタを吹き出しそうになった。
「なんかさー、親しげに女性と話しながらラーメン食ってる君を目撃したという
 情報があるのだよ」「・・・マジ?しばらく行ってないよ。あそこ」
・・・ヤバイ、内心相当焦っている。
「まぁ、通りかかったってやつの話しだからな」「そっ空似、空似。それにさ、
 そう言う事、今まで隠したこと無いじゃん」「まぁ、そうだけどな」
なんとか納得してくれたようだ。
「んじゃさ、今日オレんちで飲まね?久々に集まろうって話しがあんのよ」
「え?いきなり?」「いいじゃんかよ。なんだよ、やっぱアヤシイな」
「あ〜、明日はバイトだから」これは本当だ。
「なんだよ、昔は飲みつったらすぐに来たのにな」
「こりゃ、やっぱ疑惑は拭い切れねぇな」嫌らしい目でこっちを見ている。
・・・困った。「・・・朝までは居られないよ」「そうこなくっちゃ」
そう言えば、別に彼女に遠慮する必要もないんじゃないかと思えてきた。
(そうだよな。別に彼女でもなんでもないし・・・)
692えいじ : 2001/04/12(木) 01:13 ID:YDKwxn9s
そいつのウチに行くと、しばらくして懐かしい顔が一人、二人とやってきた。
「久し振りだよなー」「おー、元気?最近どうよ?」・・・・・

久し振りの飲み会は、盛り上がった。やっぱり、友達と飲むのは楽しい。
あいつはイイヤツで、例の“噂”を酒の肴には持ち出さなかった。
「オレ、そろそろ帰るわ」「なんだよ!?」「バイトなんだと」「ワリィ」
「今度はおまえんちな」「えっ!・・まぁ、そのうち」軽いジャブだ。
「じゃあ」「おう」「またなー」
こりゃ、帰った後で肴にされてるな・・・・・・

12時もまわっている。酔ってたし、自分の家に帰っても良かったけど、
彼女「帰りは遅い」って言ってたし。
もう彼女の家のほうが居心地が良くなってしまっている。
鍵は持っている。二人で暮らし始めてすぐにもらった。
鍵を開けようとドアの前に立つ・・なんかヘンだ。ドアの隙間から光が漏れている。
(消し忘れ?おかしいな・・)試しにドアノブを回す。・・・開いた。
「なんだ、帰ってたの?あはは〜」彼女の靴がある。
TVも付けず、彼女が部屋の真ん中に座っている。着替えてもいないようだ。
「・・・・」キッと顔を上げこっちを睨む。目が赤い・・・・・・
「何よ!びっくりするでしょお!!アホー!!!!」
「へ?」
693えいじ : 2001/04/12(木) 01:18 ID:YDKwxn9s
「急に居なくなって!!どこ行ってたん?お酒飲んで帰ってきて!なんやのん!!」
ムカッときた。
「なっ、友達んちで飲んでただけだよ!第一、何してたって、勝手だろ!
 なんで怒られなきゃなんないんだよ!!」
酒のせいもあり、柄にもなく怒鳴ってしまった。
「そ、そやけど・・・どこに行ってたとかじゃなくって、
 ベ、別にええけど・・・出かけるときに、その、電話とか、
 なんか連絡のしようがあったでしょお!」
彼女はポロポロ涙を流している・・それを見て、ちょっと冷静になったボクは、
「そんなこと言ったら、コンビニにも行けないじゃん。
 それに今日は『遅くなる』って言ってたから・・・」
「思ったより早く終わって、早く帰ってきて、また二人で夕食でも食べようかと
 思って、いっくら電話しても出ぇへんし・・・
 いつまで経っても連絡ないし・・・・
 もう帰ってこないんじゃないかって・・エッ・・エッ・・・」
ついに、泣き出してしまった。
そういえば、アイツんちケータイの入り悪いんだよな。

「ご、ごめん・・・」彼女に向き合うように座って頭を下げる。
「いや、ウチも言い過ぎやわ。どうかしてた・・・・・
 最近忙しくって・・・イロイロあってな・・ゴメンなぁ・・・」
あわてて涙を拭いている。やれやれ、どうにかおさまった。
「あー、泣き疲れたら、オナカすいたわ。夕飯も食べてへんし」
「そっか、なんか食べる?って、冷蔵庫何もないし」
「食べに行こ」「この時間じゃ、ラーメン屋ぐらいしか・・・」
「あそこでええやん」
アイツ等に会ったら・・・・・・まっ、いいか、そん時はそん時だ。

「んじゃ、行こっか」
694: 2001/04/12(木) 01:28 ID:1sMZWHLk
ねえさん、かわいい・・・
695名無し娘。 : 2001/04/12(木) 01:57 ID:I20JU4tE

前スレは>>15から行ける
696ゴビンダ28号 : 2001/04/12(木) 02:44 ID:Ik6rvhHg
いろんな作家さんが書いてくれてうれしいなあ。
毎日楽しみにしております。
697三村 : 2001/04/12(木) 04:33 ID:ZNGdh4EY
あいつ等に遭うのかよ!
698えいじ : 2001/04/12(木) 04:43 ID:zB.ZUn8I
>>697
なんかウケタ
とりあえずこのお回はお終いです。
699えいじ : 2001/04/12(木) 04:47 ID:zB.ZUn8I
>>698 お回
っこういうの多いな。自分・・・
いよいよですねぇ。あと3日!サミシイばかりです。
700三村 : 2001/04/12(木) 07:23 ID:OUfgfTzs
>>698
お終いかよ!
701名無し娘。 : 2001/04/12(木) 09:37 ID:y172BVBM
>>698
終わり!?
702: 2001/04/12(木) 10:09 ID:1sMZWHLk
また一つ名作が終わっちゃった・・・
703えいじ : 2001/04/12(木) 10:16 ID:C89hYEeA
あ、何か勘違いせせるような発言をしちゃったみたいで・・・
まだまだ続きます。もうしばしお付き合いを。
704えいじ : 2001/04/12(木) 10:19 ID:C89hYEeA
あれからちょっと変わったのは、ボクのほうが少し出かけるようになった事。
「若い男の子が、一日中家で腐ってたらアカン!」
さんざん、自分で騒いだくせに・・・
夜、出かけるときには留守電にメッセージを残す。
自分の家に友達を集めて飲む、アイツとの約束も果たした。
でも、それは久し振りの我が家であったりもする。

そんなある日、バイトが終わり、休憩室で着替えていると、電話が鳴る。
「まだ帰ってへんのん?」彼女からだ。「もう終わったよ、今帰るとこ」
「んじゃ、迎えに行ったるわ」「え、マズイでしょ、それ」「大丈夫、大丈夫」
「ってか、もうそこにおるで」「えっ!?」
慌てて着替えて、「お疲れサマ」もそこそこに外に出る。
すると、反対車線から手を振っている人がいる。道路を渡り、彼女に駆け寄る。
「はは、びっくりした?」「マズイでしょ。こんなとこ来ちゃ」
「へーきやて。誰も気付いてへん。それにそんなこと言っといたら、
 どこにも行かれへんで」確かにそうだけど・・・

スーパーに寄って、夕食の材料を買い込む。
「今日は早かったね」「うん、前から言ってたやろ、明日から海外やから
 早めに帰してくれたんや」「あ、そっか」
ロケかなんかで香港に行くらしい。彼女とは3日間会えない事になる。
「だから、今日はたっぷり飲もーな」「どうせ、むこうでも飲むでしょ」
「あっはっは!それは言わないお約束」
食材と、お酒でいっぱいのスーパーの袋を下げながら、二人で歩く。

マンションに着いた。フロアに上がる。
と、彼女の部屋の前にしゃがみ込んでいる人影がある。背の小さな、女の子。
「あ、あんたどーしたん?こんなとこまで来て?」
705名無し娘。 : 2001/04/12(木) 11:04 ID:CyHB1jb6
終わっちまったと思ってびびったよ
706: 2001/04/12(木) 12:35 ID:1sMZWHLk
まだ続くんですね。
よかった・・・。
707だーす : 2001/04/12(木) 14:47 ID:EP/gGZng
誰かカテキョとSASの続き書いてくれ。
708名無し娘。 : 2001/04/12(木) 15:56 ID:djl8Nz/g
続くんだ。安心した。
続ききぼーん
709名無し娘。 : 2001/04/12(木) 16:14 ID:djl8Nz/g
つーかここの小説を読むのが1日の日課になって来てる・・・(w
710三村 : 2001/04/12(木) 16:24 ID:txoIj4II
矢口かよ!
711test : 2001/04/12(木) 16:38 ID:XH1tvXMU
test
712名無し娘。 : 2001/04/12(木) 16:56 ID:m4dHMT7E
えいじ氏の小説はいいなぁ。胸があったかくなる気がする。
713名無し娘。 : 2001/04/12(木) 18:18 ID:Pd/i6upk
age
714ホセ : 2001/04/12(木) 20:09 ID:w4mIfGMY
以前、鼻くそ程の駄作作を書いていたホセと申します
今回、また新しいのを書いても良いですか?
前回のも一応続けようと思います。
715名無し娘。 : 2001/04/12(木) 20:42 ID:Pd/i6upk
お願いします。
716名無し娘。 : 2001/04/12(木) 20:57 ID:Ar141J.Q
どういうの?
717三村 : 2001/04/12(木) 20:59 ID:QHv1n3fk
誰か続き書かないのかよ!
718名無し娘。 : 2001/04/12(木) 21:11 ID:9HTXJmCQ
三村はスパイスが効いている。
719大竹 : 2001/04/12(木) 21:36 ID:GGrK1Wow
お前なにやってんだよ!
720名無しさん@計 : 2001/04/12(木) 21:55 ID:AkKo0e/c
さま〜ずかよ
721えいじ : 2001/04/12(木) 21:58 ID:YwmZX3BQ
「裕ちゃん・・・」
背の小さい、厚底履いた、いかにも今風な女の子、矢口真里?だ・・・
ここに、モー娘。のメンバーが二人も居る。
(すっげー)何てことをのんきに考えていた。
「どーしたんや、矢口・・?」「ちょっと、相談があって・・・」
と、その矢口さんと目が合った。びっくりして、表情が固まっている。
「あ・・・・・・」「どうも」「あちゃ〜、そうや」
「・・・裕ちゃん、もしかして・・ あ、アハッ。マズかったかなぁ〜。
 こんなとこ来ちゃって・・・」「いや、矢口。違うんや、この子は・・・」

「あ、ボク親戚なんですよ」
「!?・・そ、そう!この子、私の従兄弟でな、今東京来ててん。
 で、久し振りにって事でな。なんや、娘。になる前やったから・・」
「前に会ったのは4年前だね」「そうそう!」
「・・・ふ〜ん・・じゃ、せっかくの再会を邪魔しちゃ悪いかな」
「なに言うとんの。話しがあったんやろ。いいから上がり」

部屋に上がり、荷物を置く。
「じゃ、ボクはそこらへん散歩でもしてるから」
「そっか、悪いな、助かるわ」「すいません」「いえいえ」
ボクは部屋を出た。(本屋で、立ち読みでもしてるかな)
722名無し娘。 : 2001/04/12(木) 21:58 ID:4j97N0Q2
s.a.s ffukkatu
723えいじ : 2001/04/12(木) 22:00 ID:YwmZX3BQ
週刊誌を2冊も読み終わった頃、電話が鳴った。
「もう、終わったで」「じゃ、戻っていいの」「はよ、帰ってき」
部屋に戻るとまだ矢口さんが居た。
「すいませんでした。矢口のせいで。」「いや、ほんと気にしないでください」
悩みが解消したのか、矢口さんの表情は来たときのそれと違って、
やたらと、明るいものになっていた。じっとボクのことを見つめている。
「どうしてもお礼が言いたいっちゅーてな。ほら矢口、あんたも
 明日早いんだから、もう帰り」「頑張ってくださいね」
「あ、ありがとうございますぅ!裕ちゃんをよろしくお願いします」
「なに言うとんの、じぶん」「あはは」
「じゃ、また会いましょうね。さようなら〜」
キラキラの目が印象的だった。

「大変だねぇ、リーダーは」
「うーん、まぁ、みんなカワイイ妹たちやからな」
「しっかし、アンタもすごいなぁ。とっさにあんな嘘・・ビックリしたわ」
「うまく誤魔かせたかな」「うーん、たぶん大丈夫やろ」「どうだろ」
「まっええわ、さっ!はよ飲も飲も!!」
724名無し娘。 : 2001/04/12(木) 22:18 ID:Ar141J.Q
やっぱ中澤はやめちゃうんですか?
725名無し娘。 : 2001/04/12(木) 22:20 ID:2Mg3P4ms
卒業したら[株式会社中澤建設]をつくるって言ってた。
726オフライン作業 : 2001/04/12(木) 22:25 ID:kkl5DLtA
今日は葬式で疲れたんでお休み。すんませんm(_ _)m

>L型
>帰り道を歩いた。彼女は子供の頃から自分がいかに優柔不断だったかを延々と
>話し続け、オレはただそれを黙って聞いていた。
この会話の内容、詳しく描写してほしかったなあ(藁。
727オフライン作業 : 2001/04/12(木) 22:26 ID:kkl5DLtA
>L型”さん”
の誤りでした。申し訳ありません。m(_ _)m
728名無し娘。 : 2001/04/12(木) 23:32 ID:Pd/i6upk
早く、くれ。
729L型 : 2001/04/12(木) 23:41 ID:GkGw2rto
>>726
オフライン作業さん
また梨華の一人しゃべりが多くなると思って省いちゃったんですけど、
書いておけば良かったですね、今後気をつけます。すいません。
ちなみに別に”さん”付けじゃなくていいっす、今後呼び捨てでかまいません。
730名無し娘。 : 2001/04/12(木) 23:55 ID:wgsbaOsw
・・・・・・どうでもいいけど、ここ馴れ合い過ぎじゃねえか・・・・・?
731名無し娘。 : 2001/04/13(金) 00:28 ID:SgMArX7M
たのむ!
禁断症状が、、、、、、、
は、はやく、くれ〜
732名無し娘。 : 2001/04/13(金) 01:17 ID:hW1ud0yk
S.A.S早く復活してくれ
733名無し娘。 : 2001/04/13(金) 01:51 ID:iNVcPPq6
ホセさん。やっぱりよっすぃ〜でお願いします。
734石熊 : 2001/04/13(金) 07:23 ID:QDtfpQZs
高校受験も追い込みに入った冬休み。

そんな暮れも押し迫った頃、
従姉の裕子姉さんが休みを利用して、
何年かぶりに京都から遊びにやって来た。

10才以上も年の離れた従姉。
小さい頃はよく遊んでもらった記憶がある。
話によると俺のおしめを替えたこともあるそうだ。

久し振りに見た裕子姉さんは、昔の面影とは違い、
すっかり大人の雰囲気漂うきれいな女性に変身していた。

最初目が合った時は思わずドキドキして、
挨拶がしどろもどろになってしまった。

しかし、時が経つにつれ、
また昔のように気軽に話せるようになった。

外見がどんなに大人びていても、
やっぱり裕子姉さんは裕子姉さんなんだなと、
どこか安心する部分があった。

そして正月も過ぎ、裕子姉さんが京都へ帰る前日。

いつものように、
懐かしい昔話に花を咲かせた夕食が済んだ後、
俺は部屋で深夜まで受験勉強をしていた。

日付が変わり、集中力も途切れてきたその頃、
不意にムラムラしてきた俺は、
机の引き出しの奥に隠してあるエロ雑誌を引っ張りだして、
オナニーを始めていた。

しばらく机の上に広げた裸の写真を見ながら、
一心不乱にペニスを擦っていた。

と、その時、
突然ノブを回す音と共にドアが開く音が背後から聞こえた。

「受験少年がんばってるか〜。夜食持ってきてあげたで〜」
735石熊 : 2001/04/13(金) 07:27 ID:75WRa3JA
裕子姉さんが入ってきたのだ。

真っ直ぐ俺の方に向かってくる。

余りの突然のことに俺は身動きが取れず、
勃起したペニスを握り締めたまま、固まってしまっていた。

そしてすぐ後ろまで近づいて来ていた裕子姉さんの足音が、
ビクッとしたように途中で止まった。

俺は固まったままの体で、首だけゆっくりと振り返った。

裕子姉さんは、
俺の姿を見たまま絶句して立ち尽くしている。

顔色を窺うため、恐る恐る視線を上げる。

驚きの表情の裕子姉さんと、見つめあったまま数秒。

時間が止まったかに思えたその時、
裕子姉さんは状況を把握したのか、
「……まぁ、しょうがないわなぁ。アンタも年頃やもんなぁ」
と、ため息まじりにつぶやいて、俺の横まで来た。

そして机の上に夜食をのせたお盆を置くと、
そこにあったエロ写真を見た。

「ふ〜ん。こんなんで興奮するんや。
 ……なら、まだ女の子とHしたことないんやろな」
と、俺の勃起したペニスをチラチラ見ている。

急に恥ずかしくなった俺は、手でペニスを隠し、
真っ赤な顔でうつむいているばかりだった。

その様子にクスッと一つ笑った裕子姉さんが、
不意に俺の耳元でささやいた。

「女のからだ、教えたろか?」
736名無し娘。 : 2001/04/13(金) 08:54 ID:2ft6xtpw
ハァハァ
たのむ!続きを・・・・・
737名無し娘。 : 2001/04/13(金) 09:36 ID:bJk.Y8no
>>734-735
(・∀・)イイ!
738えいじ : 2001/04/13(金) 09:58 ID:Rt7RxApM
彼女の居ない三日間、ボクもちょっとした小旅行をしていた。

鈍行電車を乗り継ぎ、寂れた小さな港町で降りた。
ただ海が広がるだけ。もう、冬も近い。浜には誰一人居なかった。
ふと、彼女のことを思い出す。(スゴイ事だよなー)
余りに突然の出来事。でももう、それに慣れてしまっている。
ふたりの関係は、相変わらずの不思議なものだったが、
とても居心地の良いものだった。

でもそんな日々もいつまで続くかわからない。
ボクが卒業し、会社に勤めるようになったら・・・・・
配属によっては、東京を離れる可能性も十分にある。
そうなったら、今のこの生活もあと、数ヶ月・・・

冷たい砂に腰を下ろし、そんなことを考えていた。
739えいじ : 2001/04/13(金) 10:01 ID:Rt7RxApM
「あんたの事、矢口が疑っとんねん」
「へ?」「ほら、従兄弟やって言う話」「あー」
確かに疑われてもしょうがないよな、とっさの嘘だし。
「でな、もう一度会わせろってうるさいねん。証拠見せろゆーて」
「へー」気の無い返事をする。
「でな、今度ウチに矢口と、あと圭・・あ、保田な、
 遊びに来る事になってん」「マジで?」
「まぁ、もともと遊びにおいでって話はしとったから」
「ふーん、ボクは別にいいけど・・・」「うーん、そうかー」
あんまり乗り気で無いらしい。ボクは、ただただ、びびっている。

来週、矢口さんと保田さんが来る事になった。
もちろん外に食事に行けないので、部屋で鍋。
(なんか、アイドルって感じじゃないな)
半分は部屋に来ることが目的だから、別にいいんだろう。

そして事前の打ち合わせ。
ボクは中澤裕子の従兄弟。
小さい頃は良く遊んでいたが、娘。が始まってからは疎遠になる。
その後、二人とも東京に出て来ては居たが、最近久し振りに会った。
ここで重要なのが、“呼び方”。ボクはいつも「中澤さん」と呼ぶ。
彼女は「キミ」とか、「あんた」とか、「じぶん」とか・・・適当だ。
とにかく、仲の良い従兄弟同士にしては不自然だ。そこで、
「わたしは名前で呼ぶわ。呼び捨てで。その方が自然やろ」
「そだね。じゃ、ボクは“姉ちゃん”かな。」「名前でええやん」
「え、なんか不自然じゃない?いくらなんでも歳離れてるし」
「う・・でも、メンバーはみんな“裕ちゃん”やで」
「まぁ、あっても“裕ちゃん”、“裕子姉ちゃん”とかかな」
「・・ま、ええわ・・・」
740名無し娘。 : 2001/04/13(金) 11:47 ID:7hYBE.4k
えいじくんの小説が楽しみで仕方ない。
741名無し娘。 : 2001/04/13(金) 15:18 ID:/cQBPdS2
ええ感じや
742くれくれ君 : 2001/04/13(金) 16:46 ID:bEL.13vg
くれくれ
743オフライン作業 : 2001/04/13(金) 17:35 ID:3gl5td9U
>>729
>L型さん
>また梨華の一人しゃべりが多くなると思って省いちゃったんですけど、
>書いておけば良かったですね、今後気をつけます。すいません。
いや冗談で半分言っただけだから気にしないで。
人の文章に干渉するなんて野暮でしょ。
ああやって省略する想像する楽しみも出てくるし。

>ちなみに別に”さん”付けじゃなくていいっす、今後呼び捨てでかまいません。
顔の見えない相手を呼び捨てするのは違和感あるのでね。

>>730
まあその通りだわな。
これまでの2chの感覚だと違和感あるよね、羊は。
まあオレの場合、これはこれで結構大丈夫なクチなんでね(藁。
いち作者としては賛の垂れ流しよりは具体的によかったところ、
つまらなかったところを指摘してもらえるとありがたいっす。
どのみちM-Sに載ってるのに比べりゃ相当格落ちしちゃうんだけど(藁。
744やす〜し。 : 2001/04/13(金) 19:35 ID:aobyKFwQ
やいやいや、横山やけど。
えいじくんな!キミなかなかええで〜
おもろいやないかい、
きみ、そら、横山もあの世から帰ってくるっちゅうねん!
つづきが気になるっちゅうねん!
はよみたいっちゅうねん!
怒るデしかし、正味の話。
745名無し娘。 : 2001/04/13(金) 21:41 ID:PWewG5jg
えいじくんのおかげでナカザー推しになってきた(藁
746名無し娘。 : 2001/04/13(金) 23:24 ID:8bp3f5hg
えいじさんの小説で、みんなが中澤好きになりつつあるのか?
俺にもその影響が・・・
747名無し娘。 : 2001/04/14(土) 00:25 ID:21mMLlLo
えいじくんの中澤ねーさんいいですねぇ 俺も推しです (藁

748えいじ : 2001/04/14(土) 00:56 ID:5j5Qh.96
「帰ったでー」「こんばんわー」「おじゃましまーす」
二人を連れて彼女が帰ってきた。「こんばんは。この前はすいませんでした」
「いえいえ」「保田です。はじめまして」
「あ、はじめまして。中澤裕子の従兄弟の――です。よろしく」
いよいよやって来た。明日はモー娘。のメンバーはほとんどが休みらしい。
忙しい年末年始、過密スケジュールの中での一休みだそうだ。

ボクは一応、早く来て準備をしていたという事になっている。
「さ、どうぞ。準備は出来てますよ」「や、ありがとな」
「あー、おなか減った―」「すっごーい!おいしそー」
(うーん・・・)目の前にモー娘。のメンバーが三人も。
ボクはまた、そんな事にただただビックリしていた。
「悪いけど飲ませてもらうでー。あんたも飲むやろ」「あ、うん」
「そや、圭ちゃんもハタチになったんやったな。ビール飲むか?」
「えっ!?いいよ、いいよ」「あ、保田さんて成人してたんだ?」
「ついこないだ誕生日迎えたばっかりなんですけどね」
「まぁまぁ、イイから飲んどきー」「ずるーい!!みんなでお酒飲んで!!」
「うっさいなぁ。未成年は黙っとき。大人の楽しみや」
一人未成年の矢口さんはだいぶ不満そうだ。

「じゃ、気合い入れてこの年末乗り切ってこーちゅう事で」
「「「カンパーイ!!」」」「いただきま〜す!」
ゴクゴク・・「あっー!ウマイ!!」
保田さんは緊張した様子でグラスに口をつけている。「うーん・・・」
「わー、おいしー」矢口さんはもうお酒の不満は忘れて鍋をつついている。
「やっぱ、冬は鍋やなぁ。それよりアンタら話があるんやろ?」
749えいじ : 2001/04/14(土) 01:00 ID:5j5Qh.96
「そうそう!矢口が裕ちゃんに彼氏ができたってうるさいんですよ」
「だから違うゆーとるやろ!わたしは矢口一筋やってー」「やー!」
「親戚だって言ってたけど絶対あやしいって。
 でも、結構かっこいいかもーって、
 矢口最近――さんの話ばっかりなんですよ」
「なんだよー!圭ちゃんだってそう言ったら目の色変えて
 見てみたーいって付いて来たくせに!!」「何よ!うっさいわねー!!」
「あはは」なんか照れくさい。「何やアンタら、結局そーいう事かい」
「でもさー、最近裕ちゃん仕事終わるとすぐ帰っちゃうしさー」
「しょっちゅう電話してるしアヤシイんだよねー」
「だから今日は本人まで来てもろて話そうゆーとるんやないか。
 ほらほら何でも聞きーや!白黒はっきりつけよーやないの!」
「よーし!」「んっとねー・・・」
どうやら質問タイムが始まったようだ。

「・・・でな、いっつも遊びに来ちゃ近所の悪ガキにいじめらて
 ビービーないとったんや。ホンマ――は泣き虫で困ったでー」
最初はスラスラと嘘の出てくる彼女に関心していた。
でもだんだんとエスカレートしてきてかなり好き勝手言っている。
だんだんむかついてきた。
「確かにそうだけどさ。必ずその後『泣かしたヤツどこや!敵とったる』って
 その子達の事泣かしてたじゃん。ちょっとやり過ぎだったよ」
「あはは!裕ちゃんらしー」「今も変わんないよねー」
「なっ!アンタよけーな事言うて・・・」
とにかく、二人は誤魔化せたようだ。たぶん・・・
750えいじ : 2001/04/14(土) 01:02 ID:5j5Qh.96
「あー・・眠くなってきた」「あたしのベッド使いや」
「ありがと。じゃ、お先に失礼しまーす」
保田さんはまだ慣れていない酒のせいか早々に寝てしまった。
彼女も眠そうだ。矢口さんだけが元気で、ずっとボクに話し掛けてくる。
「・・そんときも裕ちゃんは矢口に抱きついてきてー・・・」
グラスが空になるとすかさずお酌をしてくれる。「ありがと」
「お酒っておいしいのかなー」「ま、人それぞれなんじゃない」
「矢口も飲んでみたいなー」上目遣いで見つめてくる。
(こういうのに弱いんだよなぁ)「コラ、何ゆーとんねん未成年のくせして」
「あっ!起きてたんだ」「いいじゃんか!もーすぐ18になるんだしー」
「アカン!それよりもう寝やー、休暇にならんで」
「あっほんとだー」3時をまわっている。
「そんじゃ、矢口ももう寝まーす。あやすみなさーい」

そう言って手を振りながら、寝室に入っていく。
矢口さんは保田さんと一緒にベッドで寝る事になっている。
テーブルに突っ伏している彼女をソファーに寝かせ、毛布を掛ける。
ボクも毛布を手に、座り込んだまま眠ってしまった・・・・
751 : 2001/04/14(土) 01:06 ID:SITX1AgE
(・∀・)イイ!!
752ゴビンダ28号 : 2001/04/14(土) 01:11 ID:wKukJ5q.
いいですね〜。
あーおいらも青春したいぜ。
753やす〜し。 : 2001/04/14(土) 01:12 ID:dtEeEgPE
ええやんけ、ええやんけ。
ほんでっ、どないしてん?
754名無し娘。 : 2001/04/14(土) 01:48 ID:vVAfrBdE
いいですねぇ〜〜
他メンも登場させて長期連載きぼーん 
755えいじくんファン : 2001/04/14(土) 01:50 ID:7k1nEIrc
実はおれもねーさん好きになりました。
756 : 2001/04/14(土) 02:10 ID:SITX1AgE
上目遣いの矢口・・・萌え!
757名無し娘。 : 2001/04/14(土) 02:11 ID:qdQLTCts
誰でもいい・・・は、はやく・・続きを・・・
758三代目矢口真里 : 2001/04/14(土) 02:13 ID:WZR3ocFE
>>756
http://xcuoty.hypermart.net/upload/data257.jpg

画像たまたま持ってたからやるよ
759えいじ : 2001/04/14(土) 02:45 ID:alfcFI.w
ガチャッ!
ドアを開ける音で目が覚める。
うっすら目を開けると寝室から人影が出てくる。
(矢口さんだ・・・トイレかな・・・)眠いので、また目を閉じる。
ペタ、ペタ、ペタ・・・
(ん・・・?)なんかおかしい。トイレなら寝室の目の前なのに。
足音がこっちに近づいてくるような気がする。目の前で止まる。
(なんだ?)目を開けようとする・・・と、その瞬間

(!?・・・!!!!!!)

唇に柔らかいものが当たる。視界には矢口さんの顔。
あまりの事で声も出ない。頭は真っ白だ。
思わず、目だけを動してソファーの方を見る・・・

(!!!!!!!!!!!)

目が合った。
彼女が目だけを開けてこっちを見ている。
ますます頭が白くなる。もう気を失いそうだ。

唇が離れようとするその瞬間、目を閉じ、寝たふりをする。
矢口さんは少しの間、目の前に立っていたようだが、寝室に戻っていった。

ドアが閉まる音を聞いて、もう一度目を開けソファーの方を見る。
彼女は目を閉じている。寝息が聞こえる。(寝てる・・・見間違い?)

ほんの数分の出来事だったが、ものすごく長く感じた。
しかし、それからの時間の方がずっとずっと長く感じた・・・
760ゴビンダ28号 : 2001/04/14(土) 03:01 ID:wKukJ5q.
うおおおおおおおおお!!
しゅ、主人公と変わりたい…。
761妄想中毒 : 2001/04/14(土) 06:27 ID:vWlVaE1E
(;゚Д゚)<こ、これ以上俺を惑わすなー!!も、もっとハァハァ・・・
762: 2001/04/14(土) 09:14 ID:5Vpw54Fs
つ・・・続きを・・・
763名無し娘。 : 2001/04/14(土) 09:26 ID:J/4NMBTQ
おおっ!?まりっぺ、そーゆーことしちゃいますか?
♪恋をしーちゃいましーた♪ってか!?
764名無し娘 : 2001/04/14(土) 11:41 ID:cl4p2iO6
ホセ、よっすぃ〜でカモン
765くれくれ君 : 2001/04/14(土) 16:35 ID:779EbZ46
くれくれ
766三村娘。 : 2001/04/14(土) 17:19 ID:NQbxnGkE
続きないのかよ!
767三村 : 2001/04/14(土) 17:28 ID:GQsJ7AiY
喧嘩ってのはな、やりかたがあるんだ
768ぽんちゅ〜 : 2001/04/14(土) 19:28 ID:dtEeEgPE
たのむ!
禁断症状が、、、、、、、
は、はやく、くれ〜
769名無し娘。 : 2001/04/14(土) 19:35 ID:xXTu5MOI
石川
770三村 : 2001/04/14(土) 21:16 ID:cLHba31g
眠くなってきたから早くかけよ!
771空条丞太郎 : 2001/04/14(土) 21:27 ID:J/4NMBTQ
やれやれだぜ、三村。俺だって、やれやれ、早くやれ、って
言いたいけど、そんなに急かすもんじゃないぜ。ここは
一つ、まったりゆったりしてようぜ。
772名無し娘。 : 2001/04/14(土) 22:49 ID:RhnUtbvE
ジョジョまで出てくるなんて、ものすごいスレになったモンだ・・・。
773かぶ : 2001/04/14(土) 22:50 ID:a/0WTdrw
<よっつすぃ>できまり!!
774オフライン作業 : 2001/04/14(土) 23:34 ID:b8PCBgY.
僕の提案を聞いた瞬間、圭織はピクッと反応し戸惑ったように薄笑いを浮かべた。
「あ…う…あっ、分かった。タンポポでなにか作ってればいいんだよね」
明らかに話し方がたどたどしい。絶対、変だ。
「ねえ何か変なこと言った?妙に喋りがカタいよ」
「そんなことないって!ほら、ロボットのマネしてただけだよ」
圭織はやぶれかぶれな言い訳をすると、ロボットの動きをマネ始めた。
……シュール……
目の前にある光景の馬鹿馬鹿しさが疑惑に勝った。
「ぶわっははははは!なにそれ!そのロボット絶対故障してるだろ!」
「ウルサイ!これでいいの!」
圭織のムキになったリアクションもおかしくて、もう笑いがとまらない。
「ッハッハッ…、わかった、わかった。じゃ始めるよ」
「ちゃんと美人に描いてよね。圭織の美貌を台無しにしないよーに」
「はいはい。オレのテクでマシに描いてやるよ」
「あーっ!ムカッツクー!」
圭織が頬を膨らませた。ホントに表情が豊かだな、このコ。
「冗談だってば。ピリピリしてるると幸せが逃げちゃうんじゃないの?」
「うっ…」
「一本とられたって感じ?」
「っもう!」
二人の空気が一気に暖まった。
うまい具合に描けそうな気がしてきたぞ。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
今日もこれだけっす。m(_ _)m
いつになったら一緒に暮らし始めるのやら。
775名無し娘。 : 2001/04/14(土) 23:50 ID:mc4YIvGI
作者ではないけど、一応貼っておきます。

13歳のモーニングコーヒー(辻物)
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=986473969&ls=50
776えいじ : 2001/04/14(土) 23:58 ID:UiUhloK.
「「お邪魔しましたー」」昼を過ぎた頃、二人が帰る。

最後に「また遊んでくださいね」と矢口さんにウインクをされた。
(はぁ・・・)ほんとはうれしいことなんだろうけど、気が重い。
結局、昨晩はほとんど寝ていない。当然だ。あんな事があったんだから。
彼女は二人が帰ってから、口をきいてくれない。
それどころか、目も合わせてくれない。存在を無視されている。

彼女が食器を洗う。隣に立ち、食器を拭こうと、ナプキンに手を伸ばすと
すかさず彼女がそれを取って、一人で拭き始める。
布団を片付けようとしても、掃除機をかけようとしても一緒。

夜。彼女は自分だけ食事をすませ、TVを見ている。
堪えきれなくなったボクは
「あのさぁ、昨日のことなんだけど・・・」
「メンバーに手ぇ出さんといてな」言い終わる前に遮られる。
「はぁ・・・・」力なくうなだれる。
「そりゃ、矢口はかわいいし、ええ子やし、若いしなー。文句ないわ」
彼女はTVを消してこっちを見ている。
「4つも5つも年下じゃ、若すぎるよ」
「わたしはそんなことないで」
「えっ?」彼女が擦り寄ってくる。顔が近づく。

「――・・」二人でいるときに名前で呼ばれたのは初めてだった。

・・・・・・・・唇と唇が触れ合う


「『ゆうこ』って呼んで欲しい」耳元でささやく。「ゆうこ・・・・・」
強く抱きしめながら、もう一度、今度は深く・・・・・
777空条丞太郎 : 2001/04/15(日) 00:03 ID:wMFDLphY
イエス!イエス!やったぜえいじ!愛が燃え尽きるほど
ヒート!って感じだぜ。
778えいじ : 2001/04/15(日) 00:05 ID:4Th0m5QI
真夜中、ベッドの上で目が覚める。彼女は背を向けて寝ている。

「いいの?」「・・ええよ。・・待ってた」

つい数時間前の出来事。
一緒に暮らし初めて数ヶ月、普通に考えればちょっと奇妙な、微妙なふたり。
しかし今までの関係も、今の状況も、ふたりとってはとても自然なことだった。

正直、彼女のあまりに緊張した様子がちょっと意外だった。
そういえば、そういう話はずっと昔の事しか聞いた覚えがない。
(ひとりで、自分の夢を追っかけることで、精一杯だったんだな)
そんなことを考えていると、
「あのなぁ・・」(起きてたんだ)「なに・・・?」聞き返す。

「娘。やめることになってん」
「!!・・・・・えっ???」

「春頃には、モーニング娘。やめるんや。脱退、やな」
「ほんとに?それは決まったことなの?」
「もう、決めてもうた。決まってもーた・・」「そうか・・・・・」

それ以上は何も聞かなかった。
彼女を振り向かせ、顔を胸に抱く。
「・・・ウゥ・・ウッ・グスッ・・・グスッ・・・・」
彼女は泣き出す。そのまま、朝まで抱いていた。

翌朝シャワーを浴びると、彼女はいつものように元気に仕事に出かけた。
779ぽんちゅ〜(瞳孔ひらいてる) : 2001/04/15(日) 00:40 ID:X9CLHV02
えいじくん
サイコ〜
780えいじくんファン : 2001/04/15(日) 00:41 ID:t9pu8Sxs
ブラボー!!!!
781えいじ君頑張れ : 2001/04/15(日) 03:35 ID:g6qWwldw
今日で中澤さんも最後です。頑張って逝きましょう
782名無し娘。 : 2001/04/15(日) 04:06 ID:HWcqIxAc
今日コンサート行ったら「えいじ〜〜!!」って叫びそうだ
783えいじ : 2001/04/15(日) 10:50 ID:rmzkFCw2
「ごめんなー、間に合うと思ったんやけど、仕事が伸びて」
「ん、べつにいいよ」ボクはテーブルで居眠りをしていた。
「もう!全く何やっとるっちゅ―ねん!あのアホディレクター」
「まあまあ、そんなことより、料理温めなおさないと」

クリスマス。
当然、イヴは仕事が入っていて遅くなるのはわかっていた。
「25日でいいじゃん」「んー、でもなぁ・・しゃーないか」

そんなことを言いながら、25日も帰ってきたのは深夜1時過ぎ。
「もう、日付変わってしもーた。全然クリスマスやないやん!」
「べつにいいよ。25だろが、26だろが。変わらないじゃん」
「なにゆーとんの!ほんっと女心ってもんが・・・・」
「別にイイじゃん。二人でいられることの方が重要でしょ」
グラスを重ねる。
「そりゃ、そやけどー・・・」

「んー!おいしー!!アンタそんな事いいながら、
 結構料理張り切ってたりして、その気になっとるやないの」
「うーん、確かに・・・」
料理にはだんだん凝り出すようになってきてしまった。
確かに今日も、それなりに気合いが入っている。
(こりゃ、完璧に家政夫かな。あ、専業主夫か・・・?)
784えいじ : 2001/04/15(日) 10:51 ID:rmzkFCw2
正月、さすがにこの時期は実家に帰らないわけにもいかない。
仕方なく、久々に家族でTVを見ている。
特番のバラエティー、彼女が出ている。
「この人なんていうの?なんかひとり違う感じだけど?」
普段は歌番組やバラエティーなんて見ない母親が、妹に聞いている。
「あー、中澤?オバさんだよ、オバさん。
 ゴマキの方がずっとカワイイよ。やー、福山さんだぁ」
むかついたんで、妹をこずいてやった。「何よ!いきなりー!!」

ピリリリリ!ケータイが鳴る。彼女からだ。慌てて部屋を出る。
「おめっとさーん!!」「それはさっきも聞いたよ」
「あれ?そやったっけ?忘れてたわ。まっ、ええやないのめでたいんやし。
 んで、いつ帰ってくんのん?」
「もう、明日帰るよ。こっちいたって暇だし」
「やー、ほんとに?良かったわー。洗濯物がたまり始めて、
 どうしよ思ってたとこなんや」
「なんだよ。たまには自分でやればいいのに」
(全く人のこと何だと思っているんだ)
「そんなツレない事いわんといてーな、ダーリン!」「ハイハイ」

「とにかく、待っとるで。はよ帰ってきてや」

(なんだよ、日に何度も電話掛けて来て結局寂しがり屋なだけじゃないか)

そう思いながらも、次の日朝早くの電車に乗り込み、彼女の家を目指した。
785名無し娘。 : 2001/04/15(日) 11:06 ID:ei/Qc53A
いいっす
786空条承太郎 : 2001/04/15(日) 11:30 ID:wMFDLphY
ええなぁ、一緒に暮らしてる人がテレビの向こう側におる
なんて。あっ、ハロモニ始まったわ。
787えいじ君頑張れ : 2001/04/15(日) 11:43 ID:nJOm1wEc
今日で中澤さん最後か・・・
788えいじ君頑張れ : 2001/04/15(日) 16:04 ID:p9ZKojgc
age
789えいじ君ガンバレ : 2001/04/15(日) 17:00 ID:DliGs6YI
ageチャオ!!
790えいじ : 2001/04/15(日) 18:10 ID:WpJkaJpI
年が明けてからは、あっという間だった。
彼女の仕事はますます忙しくなり、帰りは遅く、朝は早い。
ロケだ、なんだで帰ってこれないこともしょっちゅうだった。
ボクも最後の試験に、論文の追い込み。
ふたりでゆっくりと過ごす時間は、ごくわずかだった。
「時期も時期やし、あたしの事で余計に忙しくなっているところもあるしな」
余りの多忙さに、ちょっと心配になる。

2月。
「ハイ」「なに?コレ」「『なに』ってないやろー、チョコやチョコ」
「へー、結構女の子っぽいこと好きだよね」
「うっさいなー!いらんの?じゃ、返してもらうで」
「ハイハイ、ありがたくいただきます」

「あたしからチョコもらえるなんて、
 めったに無いことなんやねんでぇ。感謝しときー」
「ハイハイ、感謝しときます」
「返事は一回でええの!!」

そんな、忙しくともささやかな日常。
しかし、ついにその日はやって来た。
791えいじ : 2001/04/15(日) 18:14 ID:WpJkaJpI
「・・ウッ・・・グスッ・・・ゴメンなぁ、今んなって涙が出てきてしもた」
「でも、カメラの前じゃ泣かなかったんでしょ。
 いつも無き虫なのに、がんばったよ」
「ウッ・・エッ・・エッ・・・・」
(今は話せないな・・)彼女の泣く声が聞こえる。

記者会見の日。電話の後、TVで彼女の姿を見た。
無数のフラッシュがたかれるなか、凛とした表情で立つ彼女は
今までで一番キレイに見えた。ほんとによく泣かなかったな、と思う。

夜遅く、彼女が帰ってくる。「ただいまー」「おかえり」
「どやった?記者会見」「すごいキレイだったよ」
「なんや急に、照れるなぁ・・でもすっごい緊張しててん。
 手ぇ震えそうやったから、両手でマイクもってな。ホンマまいったわー」
寂しさと、照れくささを誤魔化しながら、彼女は苦笑する。
「あのさ・・」「ん?なに?」
「今日、会社から通知があってさ。勤務地が決まって・・・」
「・・どこやの?」彼女の表情も硬い。

「大阪だって・・・」

「!!・・・そっ、そうかー・・・・」
それは、二人の生活の終わりを継げる言葉だった。
いつかはこの日が来る事はわかっていた。
でも、わかっていたからこそ、互いにその話題は避けていた。
ふたりともうつむいたまま、しばらく沈黙が続く。
何を話したらいいのかわからなかった・・・・・
792えいじ : 2001/04/15(日) 18:18 ID:WpJkaJpI
「あたしも、行こっかなー」

突然彼女が口を開く。思わず彼女の顔を見る。
「大阪やったら、京都も近いし。親孝行もできるわ」
「どう言うこと?娘。やめても仕事は続けるんでしょ!?」
「・・言ったやろ。走りつ続けて、もう疲れてもうてん。
 もちろん仕事はやめんで。でも、もともと娘。辞めたら、
 仕事のペース落とすつもりやったし。ちょうどええわ」

「ダメだよ、そんな!」
もちろん、彼女と離れてしまうことは嫌だ。
どうにかなるものなら、どうにかしたかった。
でも、自分のせいで彼女の夢が終わってしまうなんて事は絶対に嫌だった。

「・・娘。で夢、追っかけて。ほんとに『青春』やったわ。
 でもな、今度は、なんていうの?
 『女の幸せ』、みたいの。追っかけちゃ、アカン?」
「えっ・・・!?」
「あたしじゃ、アカン?」
「そんなことないよ。けど・・けど・・・」
「アカン言うても、追っかけてくで。・・・連れってってぇな・・」

決心した。
ボクは、目に涙を溜めている彼女をそっと抱きしめた。
793えいじ君頑張れ : 2001/04/15(日) 18:33 ID:16.NXYnE
もしかしてこれでお終いっすか?
できれば続き書いて下さい
794モーニング名無し娘。 : 2001/04/15(日) 18:47 ID:oyUQ/Xbc
これで終わりがいいな。なんかこれ以上書き続けると違う方向に進みそう。
まだあるなら書いて欲しいですが
795えいじ君頑張れ : 2001/04/15(日) 18:51 ID:88hLwMpo
最後は読んでると涙が出てくる。
何故か自分が「長かったな〜」って思って(w
796名無し娘。 : 2001/04/15(日) 19:34 ID:nFTHszhg
これでいーじゃん。
綺麗な終わり方になりそう。

いつまで続くかと楽しみにしてたけど、
4月15日で完結とはなかなか上手い
797オフライン作業 : 2001/04/15(日) 20:15 ID:9qHbG/jg
>「アカン言うても、追っかけてくで。・・・連れってってぇな・・」
この台詞いいなあ。

オレも頑張って書かんと。
798名無し娘。 : 2001/04/15(日) 21:26 ID:bHg0xLO.
綺麗な終わり方でいいけど、
伏線引いてる以上まだ終わらんだろ
799名無し娘。 : 2001/04/15(日) 21:40 ID:lfqq7DxU
えいじ君最高。マジ感動;;
800   : 2001/04/15(日) 21:41 ID:1mhTrU8E
どんな結果で終ろうと、俺達はあーだこーだ言える身分じゃない。小説を提供してもらってるんだからさ。贅沢言うのやめようぜ。
801えいじ : 2001/04/15(日) 23:01 ID:7EITJGAo
「い、今、終わったとこなんやけど・・グスッ・・・」
「ご苦労様。でもダメだよ、こんな時に電話してちゃ」
「・・ウン」
「最後なんだから仲間との時間を大切にしなきゃ」
「・・ウン」
「それに、すぐラジオあるんでしょ。いつまでも泣いてちゃダメだよ」
「・・ウン」

あれから、ボクはアパートを引き払い、少しの間実家にいた。
「親孝行はできるうちにしとかんとな」
この時期、彼女をひとりにしておくのは心もとなかったけど、
彼女の言葉に従った。
そして、4月。新しい街にやってきていた。
研修に、初めての勤務に、とても忙しかった。
今日も電話だけ。それが彼女に申し訳ない。側にいたかった。

「元気出せ!しっかりしろ!中澤裕子!!」
「・・・・・うん、わかった!ヨシ!!気合い入れていくでー。
 めちゃめちゃオモロイ放送するから、しっかり聞いててや!!」
「おう!最後まで気ぃ抜くなよ!」
「まかしときー!!」


ラジオのスイッチを入れる。彼女の声が聞こえてくる・・・・
802えいじ : 2001/04/15(日) 23:02 ID:7EITJGAo
みんな、ラジオを聞こう。
803名無し娘。 : 2001/04/15(日) 23:13 ID:9UhLTAcE
>えいじさんへ
すげぇリアルタイムな話っすね。
804空条承太郎 : 2001/04/15(日) 23:20 ID:6my1haNY
ちっきしょう。聞けねぇぜ・・・
805名無し娘。 : 2001/04/15(日) 23:44 ID:sj/gr9LQ
中澤がラジオで「えいじ愛してるよ!」とか言ったら笑えるのにな

つか大阪ではANNss聞けるのか?
806名無し娘。 : 2001/04/16(月) 00:48 ID:/LY3WrUA
そろそろ新スレ・・・
807空条承太郎 : 2001/04/16(月) 00:53 ID:VyrGnJAY
>>805
オイラ大阪。俺の家じゃ聞けなーい。
808名無し娘。 : 2001/04/16(月) 15:35 ID:GMw9wHkE
誰か新スレ立てて・・・
809名無し娘。 : 2001/04/16(月) 15:37 ID:2Uysi/G6
>>808
俺が立てようか?
810名無し娘。 : 2001/04/16(月) 15:40 ID:2Uysi/G6
次スレっス
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=987403157
ありがとございました
811名無し娘。 : 2001/04/16(月) 15:43 ID:8MBoUWvY
ダンケシェーン
812名無し娘。
L型、オフラインへ
新スレが立ったようですが、
そちらへ移行されるもよし、
別の捨てスレに移行されるもよし、
続きを期待してます。