市井サンタのクリスマスプレゼント

これから、痛い小説を書きます。勘弁してください。

ども。市井っす。
今日はクリスマスイヴですね。
今年のこの日、実は市井はメチャメチャ忙しいんだ。
歌番組？
いやいや違うよ。
モーニング娘。はもう脱退したわけだし。
何かの番組に出る予定もないからね。
まぁ、昼間は去年、一昨年ほどの忙しさじゃないよ。
それとは別に、
忙しい理由があるんだよ。

実はみんなにね、隠してたことがあるんだ。
……笑わないで聞いてよ？
実はね……市井……サンタクロースなんだ。

ホラ今そこ笑っただろ！？
笑うなって言っているのに。
全く……不愉快だな。
え？
くだらない話してるんじゃない？
……ま、信じてもらえないのも仕方ないか。
でもね、これは本当なんだよ。
市井はクリスマス、サンタクロースをやるんだ。

サンタって、
白髪で白髭のフィンランド辺りの生まれのお爺さんがやるものだって思ってる人。
結構いると思う。
でもね、実際はそうでもないんだ。
若い人だっているし、女の子だっているんだよ。
と言うのも、
サンタの世界って言うのはね、
スカウト制で選ばれた人間が、
分業制で行うものなんだ。

だってさ、サンタクロース。
いくら魔法の力を持っていたとしても、
一晩で世界中の人たちにプレゼントを配るのは、
やっぱ無理そうな気がするじゃない？
だから、色々な人が担当を分けて、
活動を行うんだよ。

アメリカならアメリカ、イギリスならイギリス、
日本なら日本。
分業と言うと、そういうふうに思う人もいるかもしれない。
でも、実際はそれ以上に、ずぅっと細かいんだ。
東北地方や関東地方とか、
そう言う感じですらなく。
練馬区、港区、とか、
津市、四日市市、
みたいな感じでね。
そぉとぉ細かく分けられているんだよ。
中には、良い子、悪い子、普通の子、
みたいな感じで分けられている地区もある。
人口の多い地区なんかはね。

で、そんな中で市井は、
ものすごく特殊な振り分けで、
作業をやらされるんだよ。
どういう分け方だと思う？
聞いたら驚くよ。
笑う人もいるかもしれない。
市井の担当区分はね……、
『モーニング娘。』
なんだ。

またソコ、笑ったろ？
ひどいなぁ。
まぁ、無理はないけどね。
市井だって、最初そんなこと言われたときは笑ったよ。
だって、元モーニング娘。の市井に、
モーニング娘。へプレゼント渡せって言うんだよ。
無茶を言うよね。
まぁいいや。
市井が、そんなことをするに至った過程を説明するよ。

今年の８月ぐらいかな。
『サンタクロース協会日本支部』
の人が、市井のところへ来たのは。
怪しいでしょ？
サンタクロース協会。
名前からして胡散臭いし。
なんでも、フィンランドに本部があるらしいけどね。

そんなサンタクロース協会の人が、
突然市井を尋ねてきて言ったんだよ。
『今年のクリスマス、
モーニング娘。のメンバー達にプレゼントを配って欲しい。』
ってね。
市井も最初はそんな話、聞き耳立てなかったよ。
だけど、その協会の人（ちなみに一見サラリーマン風の男の人だよ）が、
あんまり丁寧に説明するから、
一応話だけはきいてみたんだ。

なんでもサンタってのは、
生まれ付きなれる人ってのが決まっていて、
その数はすごく少ないらしいんだ。
で、市井は、
そのサンタになれる数少ない人間なんだって。
なんでなんだかはわからないけどさ。
で、モーニング娘。を脱退したばかりの市井には、
モーニング娘。担当のサンタをやらせるのがピッタリだ、
って話になったらしい。

はっきり言ってその時市井は呆れていたよ。
何言ってんだこの人は。
頭煮立ってるのか。
って思った。実際。
でもね、全く興味がなかったわけじゃあないんだ。
サンタなんて、普通はやれるものじゃないからね。
別にクリスマスまでは何もしなくて良いし、
怪しい書類を書いたり金を払ったりもしないで、
口頭の約束と指きりだけで良い、って言うもんだから。
一応指切りしてやったわけ。

次の瞬間驚いたね。
市井が、協会の人と指切りをしたらすぐだったよ。
市井の頭の中が、グワァッって……なんかトリップした感じ。
世界中のサンタの、サンタとしてのハウツーってやつかな？
それが、脳みそから溢れ出そうなほどに涌き出てきたんだ。
はっきり言ってビックリしたね。
マジっすかって感じだったよ。本気で。
その瞬間、サンタクロースが実在すること、
この話が嘘でないこと、確信したんだよ。

協会の人は、
クリスマスになるまでは普通にすごしておいて良い。
クリスマスイブのさらに前日、
トナカイとプレゼント袋、
渡す対象が望んでいるプレゼントのリスト、
トナカイとソリを自宅に届ける、って言った。
何考えてんだかね。
衣装とかトナカイとかソリまで用意してんの。
サンタ協会って、形からはいるの好きなんだってさ。
ま、サンタの契約を交わした瞬間、
自分が何をすればいいのかは完全に理解したからね、
実際それだけで協会のしてくれることは十分だったし。
当日どうすれば良いかも解りきっていた。
だから市井は、今日まではずっと、
普通の生活を送っていたよ。
ただ、もうクリスマスイブだからね。
昨日、衣装とかトナカイも届いたことだし。
これからプレゼントを配りにいく所なんだ。
モーニング娘。のメンバーのトコロへね。

さて、そろそろ出かけるね。
あと２、３時間で２４時回るしね。
たった１０人だけだから、
そんなに時間がかかることはないと思うけど、
念の為、ね。
じゃ、衣装に着替えてくる。
覗くなよ……なんつったりして。

ごめんごめん。
着替えに手間取った。
どう？似合うでしょ？
いわゆる世間一般のイメージのサンタクロースの服そのまんま。
何故か下がショートパンツなのが気になるけど。
ただサンタの魔法の力で寒くはないんだ。
だからってこんなに足を出すことも無いだろって感じだけど。
サンタ協会の日本支部の人が、
プッチモニのファンだったんだってさ。
ホントふざけた話。
ま、いっか。じゃ、しゅっぱーつ。

まず最初にプレゼントを渡すのは……と。
えーと、この紙に書いてあるね。
加護……か。
まぁ、
まだサンタを信じている年頃だね。
かわいいもんだ。
もう自宅で寝てるハズだから、
そこに行こうか。
渡すプレゼントは……なになに？
『今よりも歌がうまくなりたい』
……。
キッツイお願いだねぇ。
市井だって今より歌、うまくなりたいよ。
ま、いっか。
クリスマスだしね。
それぐらいのお願い、
サンタの手にかかれば叶えてあげられるよ。

加護の家に着いたね。
加護は……寝てる寝てる。
かわいい寝顔だ。
食ってやろうか……。
いや、冗談だけど。
まぁいいや。
サンタの魔法をかけてあげようね。
アパラパパラパー（適当）。
ウン、魔法は成功しました。
多分本人すぐには気付かないと思うけど、
ほんのすこしだけ、
歌がうまくなったと思うよ。
音感もリズム感も前より鋭くなった、ハズ。
多分。
いいなぁ。この魔法。
市井にもかけたい。本気で。
まぁ、サンタの魔法だからね、
自分には無理だけどね。
願った人にだけ。
それもクリスマス前後だけ。

次は……お。
裕ちゃんだ。
何々……？
『男が欲しい（ダメなら矢口でも可）』
……。
なんなんだろねこのオバハンは。
……まぁいいや。
市井に良い考えがある。

裕ちゃんの部屋に入ったよ。
ちなみにむこうには、
市井の姿は見えないからね。
……。
裕ちゃん。飲んだくれてるねぇ。
聖夜だと言うのに。
さみしぃねぇ。
まぁ、市井サンタが奇跡を起こしてあげるよ。
アパラパパラパー（適当）。

（ピーンポーン）
（ドアのチャイムが鳴る。）
（中澤：なんやねんこんな夜遅く……。）
（中澤、玄関のドアを空ける。玄関先には、矢口が立っている。）
（中澤：どうしたんや矢口！）
（矢口：大雪で電車止まっちゃったよ。今夜泊めて。）
（中澤：あ、あぁ……。別にえぇけど……。）
（中澤、矢口を中に招き入れる。）

ま、これでいいんじゃないかな？と。
あと裕ちゃんが矢口を食えるかどうかは、
本人の力量次第ってことでね。
お幸せにー。

え？矢口の願い事は何だったんだって？
『思いっきり楽しく騒ぎたい』
だってさ。
いやと言うほど楽しめるはずだよ。
裕ちゃんとなら。
明日二日酔いで死んでも知らないけどね。

（２時間経過）

大体のメンバーにプレゼント、
配り終わったね。
吉澤、本当にベーグルだけで良かったのかなぁ？
まぁいいや。
残りはあと一人か……後藤。
……一体何を欲しがっているのかな……。
どれどれ……。
『市井ちゃんに逢いたい』
……。
……。
……。
……。
まったく。
……仕方ないな……。
１回家に帰って着替えないと……。

（後藤、どこかにある大きなクリスマスツリーの前に座っている。）
（かなり高く肩に積もった雪を払いもしないで、虚ろな目つきで佇んでいる。）
（回りはイチャついたカップルばかりだが、誰も後藤に気がつかない。）
（イルミネーションが、とても眩しい。）
（２４：００を回った直後、市井が走ってやってくる。）
（後藤、サッと立ちあがり、市井に駆け寄る。）
（何も言わずに、後藤は市井に抱き付き、市井はそれを受けとめる。）
（そのまま二人は、手をつないで夜の街へ消えてゆく。）

（３：００ＡＭ）

あーあ。
随分長いこと付きあわせちゃって、
後藤、お母さんに怒られないかな？
ま、大丈夫だよね。
え？
二人でどこへ行って何をしていたんだって？
秘密だよ、ひ・み・つ。
深く詮索しないでね。

さ、もうプレゼントは配り終わったし、
市井も家に帰ろうかな。
さすがにそろそろ眠いしね。
じゃーねー……。
って？
まだプレゼントを渡す相手が残っている？
そんなはずは無いよ？
モーニング娘。新旧市井以外の全１２人に、
もうプレゼントは渡してきたんだから。
……？
まだリストが残ってる……。

『プレゼントを渡す相手：全国の市井ヲタ
欲しがっている物：市井の一刻も早い復帰』

……なんだよコレ。
協会の人たち……こんな変な物……。
無茶なこと言うよね……。
こんなことすぐに、出来るわけ無いじゃないか……。

……わかってる。
少しでも早く、戻ってくるから。
絶対に。ね？
だから、もう少しだけ待っていて。
今はまだ、勉強しなきゃ行けないことがたくさんあるんだよ。
もう少し……もう少しだから……待っていて……。
大丈夫……市井は絶対戻ってくるから……。

じゃ……、今日はもうサヨナラだね。
サンタの仕事が終わったら、
もう市井はいつもの、
ただの市井紗耶香に戻るんだ。
そしたら、
またみんなの元へすぐに戻れるように頑張るから。

……私が全国のファンたち（ヲタって書くな＞サンタ協会）に、
プレゼントをあげられるとすれば、
それは市井が今、アーティストとして最大限に努力することなんだと思う。

みんな、市井のこと、忘れないでね……。ＦＩＮ

と言うわけで終了です。
一気に終わらせてしまいましたが。
まぁ、書きたかったんですよ、クリスマスの小説が。
我ながら痛いなぁと思う訳ですが(藁

おお、すごい勢いだな、読まないけど

杉

市井ちゃんぽくない。

いや、市井さんっぽさは良く出ていると思うよ。
面白かったらageさせて頂きます。

>>39
いちいち、ＩＰ変えて自作自演ってカッコワルイ

つまんないね

　２４日のクリスマスイブに放送されたフジテレビの人気アニメ「サザエさん」（日曜午後６時半）に対して、視聴者から多数の抗議が寄せられていることが２５日、分かった。マスオさんがクリスマスプレゼントを買って、タラちゃんに分からないように隠すシーンなどが放送され、テレビを見た子供たちが「サンタクロースはお父さん」と分かる内容だった。放送後、同局には「子供の夢を壊すな」など５０件の抗議電話が入った。

大変ですね

12月某日　天気：晴れ

家に帰ってくるといつもどおりごまが「きゅ〜ん」と出迎えてくれた。
頭をなでてあげたら「きゅ♪」。いつもかわいいね。

いつもと違うのは、野良犬の裕子とアザラシの真希の声が聞こえない。
やな予感・・・
奥の部屋にいくが2頭の姿が見えない。勝手に出て行ったのかな？
厄介払いした安心と、世間様にまた迷惑をかけるのではとの心配で複雑。

12月某日　天気：嵐みたいな風

今日も疲れて帰ってきて電気をつけたら、突然妙な声がしてびっくりした。
「お〜圭坊、やっと帰ってきたんか！また世話になんで。ガソリンくれ」
「圭ちゃんお疲れ〜後藤はお腹空いちゃった〜フグ刺しがいいなぁ〜」

・・・またこいつらかよ

12月某日　天気：寒い

とりあえず野良犬にワインを開けて、アザラシには明日の朝食用のカップ麺を上げる。
「おいおい、自分20歳になったから言うて酒の在庫こんなにあんのかい・・・
　けどメ○シャンばっかやん、しけてんなぁ、ドンペリくらい開けんかい！」
「あ〜あたしもっとお腹にたまるのがいいなぁ〜カツ丼とか出前取ってよ」
相変わらず、ずうずうしいにも程がある。明日一番で送り出そう。はて？誰に送ろうか？

12月某日　天気：曇り

家に帰ってくると、母が不思議な荷物が届いたと言う。
保田さんからの送り状の付いた宅急便の箱を開けると
「きゅ〜ん、よっすぃーだ〜、やった〜」
「あいたた、腰が痛いわ。ちょお、気付け薬に剣菱の熱燗２合ほど持ってきて」
保田さん、今日帰り際に「そのうち良いことあるわよっ」って言ってたのはこのことですか？

12月某日　天気：どんより

朝になったが、脇で野良犬とアザラシの声がする。夢じゃなかったんだ。
「あ〜よっすぃーの学校の制服かっこいいね。ね、ね、あたしもセーラー服着た〜い」
「おぅ、ごっちん、あたし似合う？ほれほれ！」
寝ぼけ眼で振り向くと、野良犬があたしの制服の上を着て、アザラシがスカートを履いてる。
一発で目が覚めたが、気絶しそうになった。

12月某日　お天気：晴れ

学校から帰ってきたら、おばあちゃんが荷物来たでって言うねん。
よっすぃーから？なんやろ？

「おろ、箱から出たらまた制服の女子中学生！姐さんが色々教えたるわ」
「あ〜加護ちゃん制服もかわいいね〜。ね、ね、学校にかっこいい先輩とかいる？」

なんやねん、これ！今日はオフちごたんか！

12月某日　お天気：曇りの気分

あの2匹、おばあちゃんに取り入ってんねん。世渡りうまいなぁ。

「まぁいつも亜衣がお世話になってまして・・・」
「いやいや、ま、うちがついてるから安心したって下さい。ほれより、ほら、熱燗もう2,3本いただけます？」
「ねぇねぇ、あたしが亜衣ちゃんの教育係なんですよ。ね、だからお刺身もう一皿欲しいなぁ〜」

世間上手っちゅうより、タカリ上手っちゅう感じやな。

12月某日　お天気：夜やから分からへん

あんな、もうひどいで。うち、泣けてきた。

「ほれほれ、どんくらい成長したか、姐さんが見たるわ。とりあえず脱ごか。さぁどれくらい生えそろったかな〜？」
「加護ちゃんＨなスタイルしてるもんね〜。ね、比べっこしようよ！あ、ブラは幾つ？」

いつもごめんなさい！うち、まだねんねやねん！もぅ許してぇ！

妙な続編になってるな。頑張れ、希望としては市井の（略

例のコピペを貼りたい衝動に駆られたが押さえて（ｗ
加護亜依ね

続編……なの？

放浪日記、続編希望

続きを読みたいので上げておく賢いごま

本編の市井正雪面白かったなぁ
なんかマジっぽくなくって、でも市井っぽくってさくさく面白かった
オチが面白いね、うっす

12月某日　天気：晴れ

家に帰ったらママが渋い顔で「はい、これ」って大きな箱を渡された。
ん？加護からじゃん、どうしたんだろう。たこ焼きセットでも送ってきたのかな？

「うぉーらー！登場ー！矢口の貞操はうちのもん！矢口の唇、矢口の大事なところﾊｧﾊｧ」
「じゃじゃ〜んと登場、やぐっつぁんお疲れ〜マッサージしたげるよ〜」

・・・あんまし思い出したくない2匹だ。

12月某日　天気：晴れ

とりあえずお風呂に入ってあの2匹をどうするか考えた。。。うーん、どうしようもないよね。
それでもお風呂でさっぱりしたのか、優しくして上げる気になった。

「きゃ〜誰〜？え？やぐっつぁん？お化粧落としたら誰かわかんないよぉ〜」
「ってか、マジ真澄やん。こんなん、うちの愛した矢口ちゃう！」

やっぱり人間、甘い顔見せたら駄目なんだよね。

12月某日　天気：どんより曇り空

変なこともあったけど、今日は朝一でミニモニの収録だ。
ちょっとセクシーなメイクにしちゃおっかな？

「ちょっと、やぐっつぁん、それ塗り過ぎ！眉ももう少しナチュラルにしないと別人だよ〜」
「ほんま、指でつっついたら、ほれ、ひび割れピキピキーってか？
　でな、15cm厚底は、裕ちゃん許しません！」

・・・いつのまにか右手に傘を思いっきり握ってた。
そして気がついたら傘は折れ曲がってた。あ〜あ、プロモで使った傘なのに。

12月某日　天気晴れ

やぐちさんからおにもつがとどいたのれす。
やっぱりやぐちさんは新友なのれす。はこをあけましょう、そーれ！

「アイタタ、矢口思いっきり殴ったで。」
「もう、ちっちゃい癖にあんな時は力出るんだから。。。
　あ、辻ちゃ〜ん、かわいい〜・・・って、飴もらい〜！油断したら駄目だよ！」

あれ？あれ？ののが持ってたあめはどこにいったのれすか？

12がつぼうじつ　おてんき：そとははれれすけろ、おうちのなかはあらし

２ひきはうちのなかでいちばんおおきなかおをしてるのれす。

「プッ！辻の姉ちゃん、ほんまガングロ通り越して、黒人やで」
「ね〜今時こんな格好、よくしてられるよね〜ほんと皮膚ガンになっちゃうぞ〜」

ぱぱ、まま、おねえちゃん、ののがわるいんれはないのえすよ。

>>59
真澄じゃなくて真須美ね。

放浪日記続編期待age

12月某日　天気：ロマンチック

半日だけだけど、早く帰れて、カオリお部屋でゆっくりしてたの、お香を焚いたよ。
ソファーに座って、何も考えなくて考えごとするのって、落ち着くよね。

ピンポーン！
「宅急便でーす、ハンコお願いしまーす」「あ、ご苦労様でーす」
・・・よいしょ、すごく重いよ。あれ？辻から？

「カオリっ、何くつろいどんねん！ほれ、パーティーや、酒盛りや、忘年会やんでぇ！」
「も〜カオリ一人で落ち着いちゃって〜、ぱっと大騒ぎしようよ！ね、フグ刺し出前頼んでいい〜？」

辻、あんたあたしの教えたこと分かってない！反省しなさい！

12月某日　天気：雪が降らないかな？

2頭はうるさいけど気にしちゃダメ！さぁ冬だから雪に合わせてお部屋を真っ白に模様替えしようっと。

「あんなぁ、なんぼ部屋真っ白にしても、コタツ置いたら雰囲気丸つぶれやで」
「ね〜♪それに背もたれなんかあったら全然駄目、そんなの女の子の部屋じゃないよ！」

・・・カオリのロマンチックでセンチメンタルなお部屋にこんな2匹いらない！

12月某日　天気：大雪

仕事から帰ったら、郵便受けに
「お荷物をお届けしました、ご連絡いただければご希望の時間にお持ちします」
ってあったんです。あたし、疲れてたから11時に持ってきて下さいって連絡したら、11時10分頃に来たんで文句言ったんです、あたしはＭステ終わってANNが今日は生でその後に飯田さんにちょっとお茶しようって言われて、
もっとポジティブになるにはどうしたらいいんですか、って相談したら、飯田さんは「オープンになるんだよ！」って言うから、あたしも（以下32行略）

「お前、いつまで一人で話してんねん、自閉症のガキが自己開発セミナー逝った後みたいやで！はん！」
「まぁ梨華ちゃんいっつも自分しか見てないもんね」

その後でどうしたらあたしも一人でもっと弾けられるんですか？って聞いたら、飯田さん、まず自分が本当にいい人にならなきゃって言うから、
あたしはテニス部の部長の時にも後輩から色々相談された時に、あなたはもっと（以下76行略）

「って、うちら放置って初めてやな。」
「梨華ちゃん、一人旅、入り込めないよ・・・」

12月某日　天気：吹雪

昨日は荷物が届いて開けてみたら野良犬とアザラシが出てきたんです、それであたし考えてみたら、ずっとペットが欲しいなって、だってペットがいたら全部自分で世話しなきゃいけないでしょ、そうしたら自分がどういう人なのか、
自然と現われてくるんじゃないかなって、自分がネガティブになってたらすぐに気が付くんじゃないかなって、逆にあたしがポジティブになれたら、尻尾振って喜んでくれるんじゃないかなって、あ、けどペットはやっぱり自然にあたしを写してくれる鏡みたいな、そうしてあたしが（以下、41行略）

「・・・なぁ、出て行かへん？」
「・・・裕ちゃんもそう思う？」

・・・でもペットをかわいがるってことはその飼い主のやさしさやポジティブさが正直に現れるんじゃないかなって（以下、27行略）

続いてる、上げとこう＞放浪編

このスレで続くとは思わなかった

石川（ﾜﾗ

保全させて頂く。

1月某日　天気：食欲の冬晴れだべ

家に帰ってきたら、入り口にあの野良犬とアザラシが座ってるべ！
なっちにお辞儀するんだよ？！

「なっちー、あんな、うちらひどいん目にあったんねん。もう精神攻撃ちゅうか・・・」
「梨華ちゃん、もう怖いの、眼が怖いのよ・・・ね、だから何かおいしいもの食べさせてよ♪」

おいしそうだべ（ｺﾞｸｯ）こんどこそなっちの包丁の冴えを見せてやるっしょ！

1月某日　天気：澄んだ空が食欲を刺激するべ！

新鮮な食材がころがり込んで来て、なっち、鼻歌歌いながらエプロン出してきたべさ。

「けど、よう考えたらなっちも一人で怖い時あるけどな」
「う〜ん、テンション上がっちゃった時？ちょっと入り込めない時あるよね〜」
「ま、うちらだけでもあの空騒ぎ分かったらんとな・・・
　およ？プレステとか、どこにもないでぇ？うちでもプレステ２持っとんのに」
「裕ちゃん、とぼけ過ぎっ！あれはね、お相手のところに置いてあったのよ」

・・・なっち、気が付いたら、一番大きな中華包丁振りかざしてたべ！

>>67
自己開発セミナーじゃなくて自己啓発セミナーだろ
分かったフリして自己開発セミナーとか書くなよ（ﾜﾗ

犬よりアザラシは食いたいな･･･

1月某日　天気：爽快

日課で外を走って帰ってきたら、、
玄関のところに例の野良犬とアザラシがいたんだよね。
気がつかなかった振りしてUターンしたら2頭が追いかけて来たんだよ。

「紗耶香、もうあんただけや、お願い！ここに置いて！」
「きゅ〜ん、市井ちゃ〜ん、やっぱりあたしは市井ちゃんのとこにいたいの♪」

やれやれ、世話の焼ける奴らだ、まぁちょいと遊んであげようか。

1月某日　天気：汗が引くのが気持ちいい

2頭はお腹空いてるみたい。こんな時こそ闘争心は出やすいんだよね！
「おらー、ご飯食べたかったら、あたしと勝負だー、30分1本勝負！
　そっちはタッグでいいよ！さぁ来い！」

「・・・あんたの師匠、あいかわらず暴力的？」
「市井ちゃ〜ん、市井ちゃん、あたしだよ、真希！ねぇ、ちゅう♪して」

かかって来ないので、喝を入れるために二人にサヤカ・スタナーを喰らわした。
一発で２頭とも気絶してしまった。う〜ん、物足りないなぁ〜。

1月某日　天気：夜の星座がきれい

２頭が部屋の隅でヒソヒソ話してる。

「なぁ、あんたの師匠・・・痛った！サロンパスはそっと貼ってや」
「きゅ・・あたしも手が張れてんのよ〜・・・あの頃に戻りたい・・・」

んんっ！って睨みつけたら、外に逃げ出しちゃった。

age

おもろかった

次ぎはりんねかあさみ出演きぼんぬ

ほぜむ

再開してよ〜。

一度上げてみる。

そして下げてみる。

スレあげて〜、レスつかない

大阪弁じゃ、レスつかへん♪

1月某日　今日の当番：りんね　天気：一面の雪景色

ああ、もう牧場は真っ白、さんまさんとか天王洲でのあたしが清められるみたい。
白い息を吐きながら牧場の門まで行ったら、野良犬とアザラシがいた。

「りんね〜助けてー、もううちらりんねに、すがるしかないねん」
「りんねちゃ〜ん、真希もね、メロンをお腹一杯食べたいなぁ〜って思いで歩いて来たんだよ」

ずっと前にカオリから聞いた無頼の2匹かな？
かわいそうだからお家の中へ入れてあげることにした。

1月某日　今日の当番：義剛　天気：しばれる冬だべ

昨日、りんねが妙な2匹を連れてきた。
おんや？割とかわいいなぁ、かあちゃんに内緒で飼ってやろう。

とりあえず熱い石狩鍋でも出してやったら、獣のように喰うんだな。
「あっつー、けど美味い！なんぼでも酒呑めんでぇ〜」
「ねぇねぇ、このイクラもおいしい〜義剛さんのホームメイド？さっすが〜」
おうおう、かわいいのぉ。今夜は俺の寝床であっためてやんべ。

1月某日　今日の当番：あさみ　天気：みぞれが降ってきた

この間から牧場に住み込んでる裕子と真希。
今朝、義剛さんの顔に青あざが２つあった。
訳を聞いたけど、「さっさと朝の仕事してこいっ！」だって。
ご機嫌斜めなのかな？

仕事を終えてお家に戻ってきたら、
ストーブの前をあの2匹が占領している。
何もしないくせにずうずうしい。
あたしが冷たい手を暖めようと前に行ったら

「ｺﾞﾙｧ！何しとんねん！ここはうちの場所や！
　・・・って、あさみはいつ見ても、歯並び悪くした福ちゃんみたいやなぁ〜」
「ははは、そんなこと言ったら福田さんに失礼だよ〜。真希、言いつけちゃうよ」

この2匹は一番大きな顔で言いたい放題だけど、どうして誰も何も言わないのだろう？

1月某日　今日の当番：りんね　天気：大雪山爆発！

近付いてきた犬橇レースの練習をしていたら、裕子と真希がやってきた。
あさみと一生懸命やっていたら、

「ははは！へっぴり腰でお笑いの練習かいな？」
「なんだかな〜犬橇なんて、要するに年一回でしょ、何の意味あるの？」

むかついたので、雪の玉を投げたら、
裕子が手に噛み付いて、真希のアザラシ・ヒレ・パンチをくらってしまった。
完全に頭に来たので、あさみと二人で力ずくで二匹をぐるぐる巻きにした。
さて、どこに厄介払いしようか？

ｗ

わ〜い、復活だ！

1月某日　天気：ほろ苦い雨やね

キタのいくみちゃんをようやく家に連れ込んで、えぇことしたろ思てたら、
でっかい荷物が届いてんねん。ん？花畑牧場？はっはぁ〜りんねやな

「ほれ〜これﾗｼﾞｵやっとるおぼこからの貢ぎもんやで〜
　な、ほんま俺って慕われてるやろ」

えぇとこ見せたろ思て開けてみたら、何や！野良犬とアザラシが飛び出て来てん。

「うっひゃ〜、さんまさん、ええとこやん？やることやってまんなぁ」
「きゃ〜もう、エッチ♪あ、見学してますから、続きをどうぞ〜」

ぼけっ！いくみちゃん、びっくりして帰ってもたがな、2週間通ったっちゅーのに

1月某日　天気：雨は雪に変わるんや

えらい力抜けてみたけど、お？2匹とも愛嬌あるやん
おもろい奴らやから、ええもん喰わせたろか？

「いやぁ〜うち、久し振りにキタに顔出してみたいわ〜仲えぇ子に会って見たいんよ」
「あ〜あたしも連れてって〜キレイなお姉さん達いるんでしょ〜、ね、ね、さんまさん」

しゃーないなー、ほなも一回飲み直そかー

1月某日　天気：雪から霙かい！

2時回ってんけど、2匹連れて「SYA!GIRL」逝ってん
ほしたら、2匹ともエライ人気や
「きゃ〜裕ちゃん、むっちゃ久し振りやん！もぅ人気者になって〜」
「あら？こっちは後藤真希ちゃん？うわ、かわいいやん！な、ちょおゆっくりしてきや〜」

おいおい、ねーちゃん達、俺を放っとくなやぁ！

続編発見age