クチュ【岩手銀行を語るスレ 10回目】クチュ

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70名無しさん
クローズアップ2012:死刑順位、基準は闇 決裁に13人関与、起案内容黒塗り
毎日新聞 2012年06月01日 東京朝刊

 死刑執行はどういう手続きを経て行われるのか。毎日新聞の情報公開請求に対し、
法務省が開示した文書の半分余は黒塗りだったが、開示された部分からだけでもベ
ールに包まれてきた流れがつかめる。一方、関係者や専門家からは開示について慎
重な意見と、さらなる情報公開を求める意見が出された。【伊藤一郎】

 死刑確定後、確定判決を出した裁判所に対応する検察庁の長(検事正や検事長)
は、法相に死刑執行の伺いを立てる「上申書」を提出する((1))。開示された
事例では、刑の確定から上申までの期間は1カ月半から5カ月半まで幅があったが、
いずれも「執行命令は6カ月以内にしなければならない」と定めた刑事訴訟法の期
間内に行われた。

 その後、数年を経て同省刑事局の起案に基づき、執行に向けた審査や決裁が行わ
れる。今回、「起案書」の開示請求に対し開示されたのは「死刑執行について」と
題された文書((2))。表紙に「起案部局・課 刑事局総務課」の記載とともに、
矯正・保護両局の幹部の押印があり、1ページ目に死刑確定者の氏名や本籍、犯罪
事実の概要を記載。だが、その後のページは黒塗りで不開示が続き、最後の「執行
命令書案」が開示されただけ。このため刑事局がどのような理由で執行対象者を選
んだのかは不明だ。