56 :
名無しさん:
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名無しさん:2012/06/13(水) 22:07:41.61 0
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名無しさん:2012/06/13(水) 22:08:24.62 0
59 :
名無しさん:2012/06/13(水) 22:13:42.11 0
兜町オンフィデンシャル 高橋 篤史 東洋経済新報社
http://outlaws.air-nifty.com/news/2009/05/post-c5b1.html 123P
キーイングホームも私募CB銘柄として知られる会社だった。最初に発行したのは01年の9月。
当初は5億円を調達する予定だったが、入金は2億円しかなかった。
副社長の鈴木祥浩は発行前、その話を6月頃から「アイティーエム証券」とのあいだで進めてきたと語っていた。
同証券は破綻した山一証券の出身者が中心となって設立された新興の証券会社である。
その頃、関西を地盤として地道に事業を展開してきたキーイングホームは、
分譲事業やリフォーム事業を行うため、まとまった資金が必要になっていた。
ところが、「銀行は担保主義で貸してくれず、主幹事など証券会社に話を持って行っても提案がない」という八方塞がり状況に追い込まれていた。
そんななか、最後の調達手段ともいえる私募CB銘柄の面倒を見てくれるところとして手を差し伸べてくれたのがアイティーエム証券だった。
125P
中略
赤字穴埋めで会社はエクイティファイナンスの中毒にかかった。
349万株に過ぎなかった発行済株式は1億3982万株へと40倍に急膨張する。
発行企業がどんどん小さくなり、財務の中身も腐敗が進む一方なのに、乱発された新株が市場で大量に売買されるという異様な光景が現出した。
60 :
名無しさん:2012/06/13(水) 22:15:16.01 0
61 :
名無しさん:2012/06/13(水) 22:30:04.46 0
暴かれる金融無法地帯「トランスデジタル」の闇
老舗の「ハコ」企業が倒産。故高橋治則、黒木正博らグレー人種の勢ぞろいに、捜査当局は「しめた」とばかり…。
>高橋が赤坂の草月会館を拠点にしていたことから、マネーゲームを生業(なりわい)とする「高橋軍団」は「草月グループ」と呼ばれた。
>その一派が仕掛けたのが日本橋倉庫である。
>彼らは04年3月、株式時価総額が10億円でつぶれかかっていた日本橋倉庫を買収、社名を「ジェイ・ブリッジ」と変更、
>「企業再生ファンドに衣替えする」とPRして株価を沸騰させた。
>時価総額は一時1千億円を突破、ジェイ・ブリッジは「ファンド資本主義」の代表銘柄としてもてはやされ、
>「ファイ」(日本エムアイシーが社名変更)はその下にぶら下がる形となって、野村証券出身の林弘明を社長に迎えた。
>やがてファイはトランスデジタルに社名変更、ジェイ・ブリッジと同じようにM&A(企業の合併・買収)を軸に、柱となる事業を育てる戦略をとる。
>だが06年1月のライブドアショック(強制捜査)で、この種のビジネスモデルは総崩れとなる。
>ジェイ・ブリッジとトランスデジタルの株価も急落、市場の片隅に沈んだ。
>「コリンシアン」運営者も
>そのトランスデジタルに資金を投入、傘下に収めたのが「TD投資事業組合」だった。
>差配するのは投資ファンド「コリンシアン・パートナーズ」を運営する鬼頭和孝。
>コリンシアンの名には聞き覚えがあろう。
>折口雅博・グッドウィルグループ前会長が人材派遣大手クリスタルを買収した際、
>間に入って闇社会に連なる投資家グループに400億円近い利益をもたらしたことで名を知られた。
>07年3月、MSワラントの引き受けでトランスデジタルを運営するようになった鬼頭は、
>東証マザーズ上場第1号「リキッドオーディオ・ジャパン」(現ニューディール)の実質オーナーだった黒木正博や峰島一らの仲間とともに、
>トランスデジタルを「ハコ」にしたマネーゲームに着手したのである。
http://facta.co.jp/article/200811064002.html