174 :
500:
99年に出た華原朋美のOne Fine Dayというアルバム、あまり知られていないが
プロデューサーがMAX松浦、作曲もエイベックス所属作家陣で構成されており
実質浜崎あゆみの1stアルバムの没曲集、
もう少し踏み込んだ言い方をすれば浜崎ブレイクのための試験体にされたアルバムなのである
(リリース自体は華原のアルバムの方が後)
そもそも初期浜崎の特徴である
「天然ボケキャラ+若者の孤独感を綴った歌詞+キーの高い歌声+ファッション性」は
華原成功のノウハウを踏襲したもの。
浜崎はこれに「自作詞」という設定を加えられ、若者の代弁者としてブレイクを果たしたのである。
後に浜崎の歌詞盗作疑惑が起こった際、元ネタとされた歌詞フレーズリストの中に
華原作品のものが含まれていたのは、
浜崎という商品の作られ方、制作スタッフの重複度からいってある意味必然と言える。