男大卒30歳で額面35〜40万(元勤務先のレベルによる)
茄子6〜8.5ヵ月/年。最近はバブルのおかげでボーナスも6ヵ月を超えました。
残業は青天上ただし課長未満。
残業こみで750〜950万。
40歳以上で役がない人でも1000万切っている人はいません
有給は部長クラス以上でなければ男だろうが営業だろうが100%消化できます。
考査にも響きません。数字さえ最低限あげていればOKです。
毎日部や支店の誰かが有給で休んでいます。へたをすると課に一人有給の人がいます。誇張ではありません。
仕事は楽で会社はぬるま湯です。女は定時とともに一斉に消えていきます。男も一部を除いて帰ります。
営業なら直行直帰と称しで家で寝てる人もたくさんいます。数字ができている人には許されます。
ただし帰る前の日にボードに 直行 静岡 とか 直行 彦根 とか書くように。
忘れても当日の朝電話を入れればそれで済みます。直帰も同じ。
交通費は新幹線を使っても飛行機を使っても領収書がいらないので家で寝ていれば
自動的に給料と交通費と残業代が手に入ります。遠距離に行っているのでどうしても残業になります。
いくらなんでも日帰りで静岡まで行って、定時に自宅に帰るという報告は無理があります。
自宅に帰るまでの残業代が支給されるシステムなので、忘れずに請求しましょう。
土産は東京駅に全国の名産物があるので、それを利用しましょう。お土産がないと疑われるというよりも
インチキ出張で寝てたくせに、土産もないのかよ、という無言の非難の目に晒されます。
みんなやっている事なので、そこさえ気をつければ阿吽の呼吸で誰も何も言いません。
出張手当てや宿泊手当ても手厚いです。飛行機や新幹線を使う宿泊ありの出張なら、
みんな5〜8割引のビジネスパックを使って3倍くらいの正規チケット代を請求します。領収書はいりません。
ホテルは3000円の貧民宿に泊まろうが、パックのこみこみホテルに泊まろうが、
3万円のホテルに泊まろうが、役職に応じて最低13000円〜上限は10万くらい?の定額で支給です。
もちろん領収書はいりません。そのほかに役職に応じて出張手当てがもらえます。
これも最低の役職で最低でも万単位でもらえます。
出張先でキャバクラとデリヘル代を接待として領収書をまわすのはごく一部の人を除いてみんなやっています。
一番ひどい人は愛人宅の家賃を領収書をわけて経費で毎月落としていました。(もう終わったそうです。)
それまで部に一台二台しかなかったパソコンを各自のデスクに導入するとき、某総務の実務折衝者がリベートを
受けていたのは社内で有名な話ですが、なんの咎めもありません。みんな後ろ暗いところがあるからです。
一斉に同時期に納入された社内のパソコンが、メーカーがなぜかバラバラなのは、そういう理由です。
どう考えても一社に絞って値段を叩いた方が、などという正論を振りかざす人はいません。
代理店が抱えていた在庫を引き受けたのですが、当時の社長がリベートを受けていた代理店なので、OKなのです。
経理はそういう領収書を処理するのに慣れているので、一切全く使途に関して文句はいいません。
どんな領収書でも、部長が決裁印を押してくれさえすれば通ります。
人事は中途採用者の寄せ集めなので、面接で人を見る目などありません。気に入られる事だけを考えて下さい。
以前は人事畑の人もいたのですが、今の採用は誰も人事の経験がない人達なので、大丈夫です。
住友信託グループですが、全くイズムが異なるので住友の苦手なあなたも大丈夫です。
過労死するような人はいません。時折経費で酒を飲みすぎて肝臓を壊す人がいるくらいです。
健康診断ではγGTPの値を競います。経費を使える=自分の社内での力量だからです。
ここで言う社内の力量とは、決して仕事ができる、ということではありません。
本店ビルの地下や近隣の飲み屋にはことごとく経費で入れたボトルが入っています。
このように素晴らしい古き良き日本の会社なので、誰も辞める人はいません。
たまに仕事ができるのに年功序列のため、報われなくて転職する優秀な営業マンはいます。
できる人達が辞めていくので、仕事はそこそこしていれば成績上位に入れます。
この会社で勤まらなかったら、あなたはどこの会社でも勤まりません。これは断言できます。
社内の方、特に住友信託関係の方へ
ここまで読んでいただいているのであれば当然ご理解いただけていると思いますが、上記は全てフィクションです。