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名無しさん:
大阪市民球団:「設立準備室」の説明会に100社が出席
大阪でプロ野球新球団設立を目指し、近畿産業信用組合(本店・大阪市天王寺区、青木定雄会長)が作った「市民球団設立準備室」は1日、
選手の年俸を負担する協賛企業を募るための説明会を大阪市内で開いた。約100社が出席した。
青木会長の趣旨説明のほか、球団が誕生した際に、ゼネラルマネジャー兼監督に招へい予定の梨田昌孝氏(元近鉄監督)から寄せられた「斬新なアイデアは球界に一石を投じる可能性がある。
大阪の活性化、野球界の発展のために協力は惜しみません」とのコメントが披露された。
出席者は同組合や青木会長がオーナーを務めるMKグループの関係企業関係者も多く、「話を聞きに来ただけ」と途中退席する人も目立った。
設立準備室は2月下旬から賛同者がどの程度いるかをアンケートしているほか、今回同様の説明会を3月下旬ごろ開く予定。
説明会後に記者会見した青木会長は、「200程度の企業を集め、そこから(協賛企業を)選びたい」と意気込みを話した。【張智彦】
毎日新聞 2005年3月2日 大阪朝刊
大阪市民球団構想で説明会──100社、熱心に質問(3月2日)
「赤字になったらどうするのか」「参加企業の審査基準は」――。大阪の市民球団構想を打ち上げる近畿産業信用組合が1日開いたスポンサー企業向け説明会。
出席した約100社の経営者らから具体的な質問が飛び交い、タクシー大手のエムケイグループを率いる青木定雄・同信組会長の“変化球”に関心を示した。
ただ、賛同企業にはMKグループの取引先なども目立つ。具体的な内容に乏しい構想に「出資にはとても踏み切れない」との声も出ていた。
大阪市のある機械メーカーの営業部長(56)は「数千万円の年俸を出す準備もある」と後押し。
「大阪全体の活性化につながれば」と球団でなく選手をサポートするという構想に乗り気だった。
しかし、来季から参入できるかどうかはなお不透明。
「赤字になったらどうするのか」との質問にも「(初期投資のため1口1万円を出資する人が)100万人集まれば、絶対黒字にしてみせる」と答えるのが精いっぱいだった。
日経ネット関西版