▼▼▼さよなら足利銀行▼▼▼

このエントリーをはてなブックマークに追加
144名無しさん

「公的資金注入」が話題の足利銀行の持ち株会社であるあしぎんFGが、25日に予
定していた9月中間期決算の発表を延期した。このドタバタの裏で首相官邸、竹中金
融相、金融庁、自民党、監査法人、そして足利銀の暗闘が繰り広げられている。

▼ 竹中大臣、金融庁、首相官邸、自民党、監査法人の思惑絡んで… ▼

 05年4月からのペイオフ全面解禁を控え、一部地銀への公的資金注入は金融庁の
既定方針。預金払い戻しに不安のある銀行が残っていては金融庁の責任が問われるか
らだ。不良債権比率が10%以上の問題地銀は10行を超す。その中で足利銀が注目
されるのは、北朝鮮絡みであり、地元(栃木県)経済への影響が大きいためだ。
 金融庁は、足利銀行に「公的資金を注入するための検査」(金融事情通)をして
「資本不足」の指摘をしたが、足利銀側は「来年3月までに600億円の増資をする」
と異議を申し立てているといわれる。決算発表の延期は、その結論が出ていないため
だ。しかし、理由はそれだけじゃない。竹中金融相、金融庁、首相官邸、自民党、監
査法人がさまざまな思惑で動き、一筋縄では結論を出せないからでもある。
「金融庁はりそな処理のように、監査法人に引導を渡させ、公的資金を注入するシナ
リオを描いています。しかし、監査法人側は、金融庁の責任回避に反発している。そ
の金融庁内も意見がまとまってなく、竹中大臣は公的資金の予防注入のための新法づ
くりにどう利用するかしか頭になく、明確な方針を打ち出してない。自民党は、株主
責任を問う厳しい処理では、地元経済はメチャクチャで、他の銀行株も売られ株価暴
落を招く、と穏便な処理を求めている。あれやこれやの思惑が絡み、結論を出せない
でいるのです」(金融事情通)