http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030917-00001063-mai-bus_all ダイエーの福岡事業の処理問題で、米大手証券のリーマン・ブラザーズと米投資会社のリップルウッド・ホールディングスが連合して、
ドーム球場とホテルの買収に乗り出したことが、17日わかった。ドーム球場とホテルについては、ダイエーと主取引銀行は04年2月
期中の売却を計画し、今月中に売却先を絞ることを目指している。これまではリーマン、リップルウッドと米投資会社のコロニー・キャ
ピタルの3社を買い手候補にしてきたが、優先交渉権を与えるための入札はリーマン・リップル連合とコロニーの一騎打ちになる。
ドーム球場とホテルの売却が大詰めを迎える中で、リーマンとリップルが連合するのは、不動産投資のノウハウを蓄積しているリーマンと、
宮崎の大規模リゾート施設・シーガイアを買収し運営している実績があるリップルが連携することで、入札で優位に立つ狙いがあるとみられ
る。
ドーム球場やホテルと密接な関係にあるプロ野球球団「福岡ダイエーホークス」については、ダイエー本体は「継続保有」を表明しているが、
04年秋までに国内有力企業に売却する方向で調整が始まっている。(毎日新聞)
[9月17日15時18分更新]