高木証券を集団提訴へ 元本割れ商品「違法勧誘」
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/09/20090909-014374.php 東証、大証2部上場の「高木証券」(大阪市)が販売していた不動産投資ファンド「レジデンシャル?ONE」を購入し、
大幅に元本割れした50?81歳の顧客7人が同社がリスクを説明しない違法な勧誘をしたとして、
計約4300万円の損害賠償を求め、10日にも大阪地裁に集団提訴することが8日、分かった。
弁護団は、現在も購入額の数%になった商品が次々と償還期限を迎えていることから、
今後さらに被害が拡大すると判断。金融商品取引法違反にあたる可能性が高いとして、
年内にも証券取引等監視委員会に通報する方針。
提訴を決めた大阪府内の元会社員の男性(64)は大金を失った落胆から立ち直ることができない。
営業担当者に「定期預金のような堅い商品。リスクは地震ぐらいだが、
全国の不動産に分散投資するから大丈夫」と強く勧められ、16?19年にかけ、
約40年間働いた退職金の半分近い900万円を投資した。
当初の200万円は元本を数万円上回る額が償還されたが、
20年8月以降の償還額は元本の4割以下に。
最終的な損失は600万円を上回る見込みで、
営業担当者を問いただしたが「私も知らなかった」と答えるばかりという。
男性は「高木証券とは20年来の取引があり、信用していた。
リスクの高い商品だと知っていれば買わなかった。
今後の収入は年金しかないのに、行きたかった旅行も全部奪われた」
と涙を浮かべた。
潰れろよ、こんなクソ会社