【証券リテール営業マンの1日】
6:30 出社
7:20 日経・株式新聞等に目を通し、客先に持っていく資料を作る。
と言っても新聞の切り抜き。PowerPointなどでもっとちゃんと資料を
作ろうものなら、上司から「無駄なことするな、ボケッ!」と殴られる。
7:30 朝の会議。「今日は○○を○○(万円)まで死んでも詰めろ!!」等の
脅迫めいた指示が支店長からだされる。昨日分の成績が発表され、課長が
殴られる。
9:00 前場スタート。客へ電話をかけまくる。手が止まると、いきなりガラス製灰皿が
投げつけられるから要注意。177番でもいいから客先に電話をかけてる
ふりをすること。もしくは自分の家の留守電にしゃべる。
10:00 1回目の手数料チェック。1人1人ずつ、「今いくらなんだよ!!」と聞かれる。
大体3年目の社員で1日30万円が目安(つまり約3000万近くの売買をしなければならない)。
このチェックで「ゼロです・・・」と言おうものなら、「テメェ!!どうすんだよ?やれよ!!」と
と恫喝されます。
11:00 2回目の手数料チェック。内容は同上。
前場終了。数字が行ってない者は昼飯ぬきで、引き続き客先へ電話を
かけまくる。
12:30 後場スタート。
14:00 3回目の手数料チェック。
15:00 後場終了。
申請した手数料と実際の手数料に乖離がある場合・・・、
「おい、お前10万って言ったんじゃねーのかよー!!この落とし前
どうつけるんだよー!!・・・、黙っててもわかんねーんだよっ!!」
と集計ボードを床に叩きつけられます。
15:30 客先へ。投信の資料をしこたまかばんに詰め込み、売り歩く。
17:00 会社に戻る気にもならないので、本屋・喫茶店・ゲームセンターで
時間をつぶす。
19:00 適当に会社へ戻ると、「今から投信2億出せやぁコラァァ!!」という支店長の
罵声の下で営業マンが必死に電話中。
20:00 「夕食時に何を考えているんだ!!」という客のもっともな罵声を聞きながら
電話をこなす。
21:00 「いくらできたんだ!!」という声に「1000万円・・・」と答えると
「ふざけてんのか!キサマァ〜!!」という怒声と共に胸倉をつかまれる。
「○○○のような素晴らしい商品が何故売れんのだ?!!殺すぞ、てめぇ!!」と恫喝される。
22:00 「投信を売れない奴は気合と根性が足りないんだ!!叩きなおしてやる!」
と言われ、何故か居酒屋に連れて行かれる。
そして延々と気合が足りない、根性が無い、と言われ続ける。
01:00 ようやく解放される。
↑
こんな厳しいとこあるんかいな。1時じゃ電車ないやんけ。どこの
田舎支店じゃ。