★★金融債発行金融機関をとことん語るスレ★★

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156名無しさん
割引債、数十億円購入=五菱会系ヤミ金グループ−資金洗浄、ドル買いに移行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000461-jij-soci
 指定暴力団山口組五菱会のヤミ金融事件で、約1年間に同会系のヤミ金収益のうち数十億円が無記名方式の割引債購入に充てられていたことが21日、警視庁と静岡、広島、愛知県警などの合同捜査本部の調べで分かった。
 捜査本部は五菱会への上納を隠ぺいするため、割引債を使ってマネーロンダリング(資金洗浄)を行っていたとみている。
 これまでの調べによると、無記名割引債購入は「ヤミ金の帝王」と呼ばれていた五菱会幹部梶山進容疑者(54)=組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑で再逮捕=がピラミッド型のヤミ金システムを確立した
 2001年7月ごろから始まった。
 ヤミ金グループの店長らはその後の約1年間に、ヤミ金の違法収益で計数十億円分の無記名割引債を購入していた。このうち5000万円相当の割引債が、同会会長高木康男容疑者(55)=同法違反(犯罪収益等収受)
 容疑で指名手配=に渡っていたとされる。
 しかし、無記名の割引債は、マネーロンダリングや脱税の温床になっているとの批判から、金融機関の自主規制で昨年6月ごろから、購入しずらくなった。このため、ヤミ金収益のマネーロンダリングは米ドルに替える
 手口に切り替えられたという。 (時事通信)  [11月21日16時1分更新]
157名無しさん:03/11/27 08:09
割引債10億円分の明細、「ヤミ金帝王」周辺から押収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031124-00000201-yom-soci
指定暴力団山口組五菱会系のヤミ金融グループによる出資法違反事件で、警視庁が、グループ最高責任者で「ヤミ金融の帝王」と呼ばれた梶山進被告(54)
(出資法違反で公判中、組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕)の周辺関係者宅から、計約10億円分の割引金融債の購入を示す金融機関発行の明細書を押収していたことが23日、わかった。
警視庁では、梶山被告らが、巨額の売上金を持ち運びしやすい割引債に換えるよう傘下店舗に指示し、五菱会に上納していたとみて捜査を進めている。
警視庁は、都内にある同グループの関係者宅の捜索で、割引債を購入した際、金融機関が「控え」として発行する明細書を多数押収。購入総額が約10億円に上ることを突き止めた。
その後の調べで、梶山被告らが2001年夏ごろから1年間にわたり、「TOグループ」傘下の十数店舗の店長に随時、数百万―数千万円単位で、割引債を購入するように指示していたことが判明。
購入した割引債は、顧客の情報を管理する拠点「センター」に集められていたこともわかった。割引債は、いずれも500万円や1000万円券だった。
また、警視庁が押収した明細書で判明した割引債の番号をもとに捜査を進めたところ、そのうちの5000万円分が今春、静岡市内の銀行で換金されていたことがわかった。5000万円を換金したのは、
五菱会会長・高木康男容疑者(55)(組織犯罪処罰法の犯罪収益収受容疑で指名手配)だったことを突き止め、警視庁は、梶山被告らがヤミ金融の売上金で購入した割引債を高木容疑者に上納したと認定した。
割引債は無記名で購入でき、「匿名性が資産隠しにつながる」と指摘されていた。このため、昨年以降、金融機関が割引債の現物販売を中止したり、購入者の身元確認を求めたりする措置を取り始めている。
この動きに対応し、梶山被告らは昨年夏ごろ、傘下の店長に割引債の購入をやめるよう指示。その代わりとして、傘下グループに、売上金の一部を米ドルに両替し、毎月1回、1店舗あたり約1万ドルを持参するよう求めたという。
警視庁では、割引債についても、「TO」だけでなく、計27のすべての傘下グループに購入を要求していたとみて、資金の流れの解明に全力を挙げている。