タイトルの会が本年8月に設立されました。
この間、数回にわたり相談会を開催しています。くどくどと申し上げる
までもなく小泉政権は「不良債権処理」を第一の課題として取り組んでいます。
問題は、その「不良債権」の大半は、全国銀行協会長が国会で証言した
通り、中小零細企業者(個人事業者)であるということです。
このところ、金融庁からの「号令」で金融機関からの取り立ては急で
す。貸はがし、の大攻勢です。大手銀行の統合により、冷酷、無慈悲な
取り立てが加速しています。然し、「不良債権」の実態はバブル期の、
銀行の「過剰融資」が原因です。また、「騙しの手口」も数多くあります。
勿論、借り手にも責任はあります。然し、それ以上に「銀行の貸して責任」
が大です。それにマネ−ゲ−ムに無縁の真面目な企業もバブル後、10年を超す
長期不況のせいで経営が悪化しています。
銀行は肩入れどころか債権劣化を恐れて、十把一絡に回収に走っている
のが現実です。貸し剥がし、競売、取引拒絶・・・・。これが「不良債権処理」の
実態です。その挙句、零細企業は倒産ラッシュです。失業、心身障害、ホ−ムレス、
一家心中が多発しています。返せぬ金のため人間が、地域がボロボロに
なっています。司法も銀行の人がそんなアコギな事をする筈がないと、
思い込んでいる状態です。銀行性善説です。
銀行救済には国民の税金が注ぎ込まれても、零細業者には関係がありません。
放置出来ない事態です。此の侭では大阪の中小零細企業は全滅です。
それ程の危機です。そこで私どもは被害者の側に立って、
「銀行の貸し手責任を問う会・関西」を結成し広く参加を呼び掛ける事に
しました。勿論、ボランティアであり政党色は一切有りません。
ボランティア志望の方、被害に遭われた方、ご連絡お待ちしています。
書き込みも宜しく。
本会の事務所
大阪市中央区大手前1の7の31 OMMビル
大手前法律事務所 内
連絡 電話番号 (06)6632―9666